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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

小倉クラッチ

OGURA CLUTCH CO.,LTD.6408 · Standard · 機械

自動車用と産業用のクラッチ・ブレーキ専業メーカー。カーエアコン用クラッチで世界有数のシェアを誇る。

概要

小倉クラッチは、自動車、建設機械、農業機械向けのクラッチ・ブレーキ部品を専門に手がけるメーカーである。1938年に東京で創業し、現在は群馬県桐生市に本社を置く。連結従業員数は1,755名。2026年3月期の売上高は417億円で、輸送機器用と一般産業用の二つの事業セグメントで構成される。

輸送機器用と一般産業用の二軸で構成される事業

当社グループの事業は、カーエアコンやパワートレイン向けクラッチ・ソレノイドを扱う「輸送機器用事業」と、モーター、変・減速機、昇降・運搬機械、OA機器向けクラッチ・ブレーキを扱う「一般産業用事業」に区分される。2026年3月期の売上高は輸送機器用が288億円、一般産業用が123億円で、輸送機器用が全体の約69%を占める。セグメント利益はそれぞれ7.9億円、5.7億円であり、一般産業用の利益率が高い。

12社の子会社で構成されるグローバルグループ

連結子会社は11社、非連結子会社1社の計12社で構成される。主な子会社として、米国のオグラ・コーポレーション、フランスのオグラS.A.S.、中国の小倉離合機(東莞)有限公司、タイのオグラクラッチ・タイランドなどがある。これらの海外子会社は輸送機器用および一般産業用製品の製造販売を担い、地域ごとに生産・販売拠点を配置する。また、日本の小倉冷間鍛造や小倉電機もグループ内で加工や製造を担当する。

売上高400億円前後で推移する収益構造

2013年3月期以降の売上高は342億円から405億円の範囲で推移し、2020年には407億円に達した。しかし2021年3月期には336億円に落ち込み、16億円の最終赤字を計上。その後回復し、2024年3月期には442億円に回復したが、2025年3月期には435億円、2026年3月期には417億円とやや減少した。営業利益は2025年3月期に5億円、2026年3月期に14億円と改善傾向にある。

将来に向けた経営方針と重点課題

経営方針として、クラッチ・ブレーキの総合メーカーとして盤石な体質を築き、新たな高付加価値品を提供することを掲げる。特に自動車業界の電動化に対応し、ソレノイドやモーター用保持ブレーキ、燃料電池用ブロワなどの新製品を拡大する。また、一般産業用では協働ロボット向けの軽量・静音・小径・薄型製品を開発する。中期経営計画では「規模重視から利益志向へ」の転換を図り、2027年3月期に売上高営業利益率5.0%、ROE6.3%を目標とする。

業界の中での役割は自動車部品サプライヤー(Tier 2)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
417億円
営業利益
14億円
営業利益率
3.4%
純利益
15億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01輸送機器用事業主力

カーエアコンやパワートレインなど自動車用部品業界向けに、クラッチ・ソレノイドなどを製造・販売。世界の自動車メーカーに供給し、車両の快適性と機能性を支える。

主な製品・サービス2
カーエアコン用クラッチ世界シェア首位
エアコンコンプレッサーの断続を行う電磁クラッチ。自動車の空調システムに不可欠で、高い信頼性が求められる。
ソレノイド
電気信号により機械的な動きを生み出す電磁部品。パワートレインなどに使用される。

02一般産業用事業準主力

モーター、変・減速機、昇降・運搬機械、OA機器など幅広い産業向けに、クラッチ・ブレーキを製造・販売。工場設備や事務機器の動力伝達・制御に寄与する。

主な製品・サービス1
クラッチ・ブレーキ
動力の断続や制動を行う産業用部品。機械の起動・停止を制御し、生産設備の安全と効率を支える。

製品と技術

カーエアコン用クラッチから派生した輸送機器用製品群

輸送機器用事業の主力製品はカーエアコン用クラッチである。これは1964年に生産を開始し、1965年からは対米輸出も行われた。現在ではパワートレイン系ソレノイド、モーター用保持ブレーキ、スライドドア用クラッチなど、電動化に対応した製品群を展開する。燃料電池用ブロワも新たな製品として開発中である。これらの製品は自動車メーカーの要求に応じて設計され、高精度な摩擦材技術が活用されている。

モーター・ロボット向け一般産業用クラッチ・ブレーキ

一般産業用事業では、モーター、変・減速機、昇降・運搬機械、シャッター、ロボットなど幅広い産業機械向けにクラッチ・ブレーキを供給する。特に協働ロボットの需要拡大に対応し、軽量・静音・小径・薄型の製品を開発している。同社のクラッチ・ブレーキは5,000種類以上のラインナップを誇り、顧客の多様なニーズに応える。摩擦材の開発は同社の根幹技術であり、乾式・湿式、電磁式など様々な方式に対応する。

摩擦材技術を核とした5,000種類の製品ラインアップ

小倉クラッチの技術的な芯は摩擦材の開発にある。クラッチは動力の「つなぐ」「保持する」「変える」機能を果たす部品であり、摩擦材の性能が製品の品質を左右する。同社は80年以上にわたって摩擦材の研究開発を継続し、乾式クラッチ、湿式クラッチ、電磁クラッチなど多様な製品を生み出してきた。近年はEV向けモーターブレーキや燃料電池用ブロワなど新分野にも応用している。設計開発力と加工技術力を融合し、高付加価値製品の創出を目指す。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 世界シェア首位カーエアコン用クラッチ世界シェア約7割輸送機器用事業

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

クラッチ専業、収益性改善が急務

小倉クラッチは機械業界において、産業機械や自動車向けクラッチ、ブレーキ製品を製造する専門メーカー。同社は特定機械要素に特化し、三浦工業や日本製鋼所といった総合機械メーカーとは異なるポジション。自動車関連の需要が大きく、中国市場への依存度が高い。売上高は435億円(24/3期)から439億円(25/3期)と微増だが、営業利益率は1.14%と低水準。26/3期には3.36%への改善を見込むが、原価率高止まりや競争激化が課題。同業の前澤ホールディングスも機械要素を扱うが、小倉クラッチはクラッチ専門性で差別化。

強み

  • 機械要素の中でもクラッチ・ブレーキに特化し、高い技術蓄積を持つ。
  • 自動車、鉄鋼、建設機械など多様な産業に製品を供給。
  • 営業利益率が1.14%から3.36%へ改善見込み、コスト削減効果。
  • 中国市場向け売上が一定比率を占め、成長市場の恩恵。

課題

  • 営業利益率1%台と低水準、原価低減や高付加価値化が必要。
  • 中国経済減速や地政学リスクにより、売上変動の可能性。
  • 同業他社との価格競争が激しく、採算性を圧迫。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字が小倉クラッチ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16267ゼネラルパッカー72億円9.6倍
26433ヒーハイスト68億円
36343フリージア・マクロス68億円3.9倍
46229オーケーエム68億円8.4倍
56228ジェイ・イー・ティ68億円
66408小倉クラッチ67億円4.3倍
76360東京自働機械製作所67億円8.0倍
86380オリエンタルチエン工業64億円50.3倍
96292カワタ62億円161.2倍
106155高松機械工業59億円
116138ダイジェット工業59億円7.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

工作機械用クラッチの専業メーカーとして1938年に創業

1938年5月、創業者の小倉弘士が東京市蒲田区(現大田区)で工作機械用多板クラッチの専業メーカーとして小倉製作所を創業した。1944年4月には群馬県山田郡相生村(現桐生市)に工場を移転。戦後は自転車用発電ランプの製造も手がけるなど、事業の多角化を図った。1948年には小倉精密工業を設立し、精密部品の製造販売を開始する。

社名変更と店頭登録で軌道に乗った1960年代

1961年5月、社名を小倉クラッチ株式会社に変更。1962年10月には小倉精密工業が小倉クラッチを吸収合併し、本社を桐生市に移した。1963年5月には店頭登録銘柄となり、資本市場での資金調達が可能になった。1964年5月にはカークーラ用クラッチの生産販売を開始し、翌年には対米輸出も始める。1969年にはニューヨーク駐在員事務所を開設し、海外市場への足がかりを築いた。

国内生産拠点の拡充と出張所開設の1970年代

1970年代は国内の生産能力増強に注力した。1969年に第三工場を桐生市に新設し、1974年には赤堀工場、1985年には香林工場を群馬県内に建設した。同時に各地に営業拠点を設け、1977年までに大阪、名古屋、広島、北陸、九州の各営業所を開設。これにより日本全国の顧客への販売網を整備した。

米国から始まった海外生産子会社の設立

1988年1月、米国ミシガン州デトロイトにオグラ・コーポレーションを設立し、現地生産に乗り出した。同年10月には東京精工に資本参加し、国内でも子会社化を進めた。1996年12月にはフランスにオグラS.A.S.を設立し、欧州での販売拠点を確保。1998年には米国に販売子会社を追加し、2000年にはヒューロン・プレシジョン・パーツを設立するなど、北米事業を拡大した。

アジア・南米への生産ネットワーク展開

1999年10月にブラジルに現地法人を設立し、南米市場に参入。2001年11月にはマレーシア、2003年5月には中国東莞、2004年6月には中国無錫に生産子会社を設立した。2006年9月には東洋クラッチを子会社化し、2008年7月にはタイに新会社を設立するなど、アジアでの生産体制を強化した。これによりグローバルな供給網を構築した。

ジャスダック上場と2020年代の業績変動

2004年12月、ジャスダック証券取引所に株式を上場し、市場での認知度を高めた。その後、2013年以降の売上高は342億円から442億円の間で推移したが、2021年3月期には16億円の最終赤字、2022年3月期にも11億円の赤字を計上するなど厳しい時期があった。2023年3月期には5億円の黒字に回復したが、2025年3月期には再び6億円の赤字、2026年3月期には12億円の黒字と変動が続く。経営陣は利益志向への転換を掲げ、収益基盤の強化に取り組んでいる。

年表38件を開く

1930年代

  • 1938年5月創業創業社長小倉弘士が東京市蒲田区(現・東京都大田区)において工作機械用多板クラッチの専業メーカーとして、小倉製作所を創業。

1940年代

  • 1944年4月群馬県山田郡相生村(現・桐生市相生町)に工場移転。
  • 1946年10月自転車用発電ランプの製造開始。
  • 1948年5月工作機械用精密部品の製造販売のため小倉精密工業㈱を設立。

1950年代

  • 1952年5月小倉製作所廃業、小倉精密工業㈱休眠、朝香工芸社が事業を継承。
  • 1954年2月朝香工芸社を法人化し朝香工芸㈱を設立。
  • 1957年4月商号変更朝香工芸㈱を㈱小倉製作所に社名変更。

1960年代

  • 1960年7月㈱小倉製作所、本社を東京都中央区に移転。
  • 1961年5月商号変更㈱小倉製作所を小倉クラッチ㈱に社名変更。
  • 1962年1月大阪出張所を大阪市西区に開設。(現・大阪営業所:東大阪市)
  • 1962年10月M&A小倉精密工業㈱が小倉クラッチ㈱(実質上の存続会社)を吸収合併、社名を小倉クラッチ㈱とし、本社を桐生市相生町に移転。旧本社を東京営業所とする。
  • 1963年5月店頭登録銘柄となる。
  • 1964年5月カークーラ用クラッチの生産販売を開始。
  • 1965年2月カークーラ用クラッチの対米輸出開始。
  • 1966年1月大阪出張所広島分室を広島県広島市に開設。(広島営業所:広島市南区)
  • 1967年7月現住所に本社移転、第一工場新設。旧本社を第二工場とする。
  • 1969年9月名古屋出張所を名古屋市中区に開設。(現・名古屋営業所:名古屋市南区)
  • 1969年10月第三工場を群馬県桐生市に新設。
  • 1969年11月ニューヨーク駐在員事務所開設。

1970年代

  • 1974年9月北陸出張所を石川県金沢市に開設。(北陸営業所)
  • 1974年9月赤堀工場を群馬県佐波郡赤堀町に新設。(現・伊勢崎市赤堀鹿島町)
  • 1977年2月九州出張所を福岡市博多区に開設。(現・九州営業所)

1980年代

  • 1980年2月東洋クラッチ㈱に対し、資本参加。(持分法適用関連会社)
  • 1985年8月香林工場を群馬県佐波郡赤堀町に新設。(現・伊勢崎市香林町)
  • 1988年1月アメリカ・ミシガン州デトロイトにオグラ・コーポレーションを設立。(現・連結子会社)
  • 1988年10月東京精工㈱に対し、資本参加。(連結子会社)

1990年代

  • 1996年12月フランス・ノール県ヴァランシェンヌにオグラS.A.S.を設立。(現・連結子会社)
  • 1998年1月アメリカ・ニュージャージー州サマーセットにオグラ・インダストリアル・コーポレーションを設立。(現・連結子会社)
  • 1999年10月創業ブラジル・サンパウロ州サンパウロにオグラクラッチ・ド・ブラジル・リミターダを設立。

2000年代

  • 2000年6月創業アメリカ・ミシガン州マジソンハイツにヒューロン・プレシジョン・パーツ・コーポレーションを設立。
  • 2001年11月創業マレーシア・セランゴール州シャーラムにオグラクラッチ・マレーシアSDN.BHD.を設立。
  • 2002年2月㈱コーヨーテクノ(小倉テクノ㈱)に対し、資本参加。
  • 2003年5月中華人民共和国広東省東莞市に小倉離合機(東莞)有限公司を設立。(現・連結子会社)
  • 2004年6月中華人民共和国江蘇省無錫市に小倉離合機(無錫)有限公司を設立。(連結子会社)
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2006年9月M&A東洋クラッチ㈱(持分法適用関連会社)に対し、追加出資し子会社化。
  • 2007年12月M&Aオグラ・コーポレーション(現・連結子会社)を存続会社とする吸収合併により、ヒューロン・プレシジョン・パーツ・コーポレーションは消滅。
  • 2008年7月タイ王国ラヨン県アマタシティにオグラクラッチ・タイランドCO.,LTD.を設立。(現・連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高営業利益率2027年3月期まで5.0%
  • ROE2027年3月期まで6.3%
  • 総資産回転率2027年3月期まで1.0回転
  • 売上高成長率2027年3月期まで110%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    高付加価値事業への転換と市場選択・集中

    成長市場へ新製品を投入し、協働ロボット向けユニット化製品、車載電動化対応製品と動力源非依存製品の両面で成長を図る。

  2. 02

    財務体質の強化と利益重視への転換

    棚卸資産圧縮、採算管理の精緻化、不採算商品見直し等により、外部環境に左右されにくい利益重視の体質へ転換する。

  3. 03

    人材の確保とエンゲージメント向上

    魅力ある人事制度の構築、働きやすい職場環境の実現、意識調査による改善サイクルで従業員エンゲージメントを高める。

  4. 04

    業務の効率化と管理レベルの向上

    生産管理システムの刷新、間接業務の標準化・DX推進により、ものづくりの管理レベル向上と生産性向上を両立する。

  5. 05

    サプライチェーン強靭化と品質保証高度化

    調達先多様化、重要部材安定確保、4M管理徹底等で品質保証体制を強化し、顧客信頼を高める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,755人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は553万円で、9期前と比べて+1.8%平均年齢は43.3歳、平均勤続年数は18.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,140
2018年3月2,106
2019年3月54343.520.22,158
2020年3月52843.219.82,250
2021年3月45742.619.02,016
2022年3月48441.718.72,013
2023年3月50842.819.12,011
2024年3月51642.718.81,887
2025年3月53543.219.21,77628
2026年3月55343.318.61,75580

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率85.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)76.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社11(国内 7 / 海外 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
赤堀工場 — 群馬県伊勢崎市2,602百万円
輸送機器用事業及び一般産業用事業
オグラ・コーポレーション 本社工場 — アメリカ合衆国ミシガン州1,293百万円
輸送機器用事業
香林工場 — 群馬県伊勢崎市1,192百万円
輸送機器用事業
小倉離合機(長興)有限公司 本社工場 — 中華人民共和国 浙江省1,066百万円
輸送機器用事業及び一般産業用事業
オグラクラッチ・タイランドCO.,LTD. 本社工場 — タイ王国ラヨン県1,004百万円
輸送機器用事業及び一般産業用事業
第一工場 — 群馬県桐生市867百万円
一般産業用事業
小倉電機㈱ 本社工場 — 群馬県伊勢崎市745百万円
輸送機器用事業及び一般産業用事業
オグラクラッチ・フィリピン,INC. 本社工場 — フィリピン共和国バタンガス州744百万円
輸送機器用事業及び一般産業用事業
第三工場 — 群馬県桐生市712百万円
一般産業用事業
小倉離合機(東莞)有限公司 本社工場 — 中華人民共和国 広東省595百万円
輸送機器用事業及び一般産業用事業
ほか6件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    オグラ・コーポレーション(注)1・2
    アメリカ合衆国 ミシガン州
    議決権100.0%
  • 海外
    オグラS.A.S. (注)1・3
    フランス共和国 ノール県
    議決権100.0%
  • 国内
    オグラ・インダストリアル・コーポレーション(注)2・3
    アメリカ合衆国 ニュージャージー州
    議決権100.0%
  • 国内
    小倉離合機(東莞)有限公司(注)1
    中華人民共和国 広東省
    議決権100.0%
  • 国内
    小倉離合機(長興)有限公司(注)1
    中華人民共和国 浙江省
    議決権100.0%
  • 海外
    オグラクラッチ・タイランド CO.,LTD.(注)1
    タイ王国 ラヨン県
    議決権100.0%
  • 海外
    オグラクラッチ・インディア PVT.LTD.(注)1
    インド共和国 ハリヤナ州
    議決権100.0%
  • 海外
    オグラクラッチ・フィリピン ,INC. (注)1・3
    フィリピン共和国 バタンガス州
    議決権100.0%
  • 国内
    小倉精工電子(東莞)有限公司(注)1
    中華人民共和国 広東省
    議決権100.0%
  • 国内
    小倉冷間鍛造株式会社
    群馬県伊勢崎市
    議決権100.0%
  • 国内
    小倉電機株式会社
    群馬県伊勢崎市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は417億円営業利益14億円前期と比べると減収増益で、売上が-5.0%、利益が+180.0%。

売上高
-5.0%
417億円
営業利益
+180.0%
14億円
純利益
+25.0%
15億円
営業利益率
3.4%
前期比 +2.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高430億円417億円
営業利益6億円14億円
純利益3億円15億円
1株あたり配当¥100

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は110億円、営業利益は5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.0%、営業利益は+150.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1203
2024年1Q11021.81
2024年2Q107−2−1.9−2
2024年3Q11100.0−1
2024年4Q107−4
2025年2Q22020.93
2025年4Q21931.49
2026年2Q20652.42
2026年4Q21194.313
2027年1Q11054.53

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は342億円から417億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は3.4%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月34231
2014年3月380115
2015年3月370104
2016年3月38752
2017年3月37863
2018年3月405128
2019年3月410107
2020年3月40753
2021年3月336−3−16
2022年3月389−8−11
2023年3月44285
2024年3月435−2−6
2025年3月439571.112
2026年3月41714143.415

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高417億円のうち、営業利益として残るのは14億円3.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は15億円、売上の3.6%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金82.5%344億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.1%59億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.4%14億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
17.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比5.3pt
3.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.4pt
3.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.3pt
8.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが16億円、投資CFが−7億円で、差し引きのフリーCFは9億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は81億円で、売上の2.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月16−8−7849
2014年3月22−15−2757
2015年3月18−120665
2016年3月11−142−362
2017年3月21−9−121262
2018年3月13−13−10051
2019年3月18−161254
2020年3月23−222158
2021年3月12−1716−568
2022年3月−27−1237−3967
2023年3月12−18−6−658
2024年3月29−203972
2025年3月28−5−242375
2026年3月16−7−4981

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は473億円。このうち返さなくてよい自己資本が199億円で、自己資本比率は42.0%(業種中央値65.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月36013023035.7
2014年3月39214324935.7
2015年3月42716326437.5
2016年3月41215925337.8
2017年3月40815924938.1
2018年3月41417024440.3
2019年3月42616925738.8
2020年3月42516526037.9
2021年3月42015326735.4
2022年3月46814132730.1
2023年3月48315133231.1
2024年3月48615433231.6
2025年3月47017729337.6
2026年3月47319927442.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
86億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
122億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
41億円
在庫として抱えている分
負債合計
274億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
65
/ 100
安定性自己資本比率28 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE209社中101位あたり、逆に低いのは自己資本比率209社中183位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.0%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
3.4%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
42.0%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-5.0%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.3%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,300で、1年前と比べて+12.6%過去52週の値幅のなかでは45%の位置にある。

¥4,300+1.7%1ヶ月+3.0%1年+12.6%時価総額67億円
過去52週の値幅
安値¥3,530高値¥5,250

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)4.3倍
PER (会社予想)20.8倍
PBR0.31倍
配当利回り2.33%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月中に4000円前後で推移していたが、8月6日に4720円まで急伸し、直近は4505円。25日移動平均線4168円を約8%上回り、200日線4046円も突破。52週高値5250円に約14%迫る水準。RSIは73.81と高水準で、短期的な過熱感が見られる。出来高は急伸時に1100株と増加し、注目を集めた。ただし、直近の4505円は高値から約4.6%反落しており、循環物色の中での値動きが続く可能性。週足では上昇基調を維持しつつ、高値圏での利益確定売りに注意が必要。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERは4.49倍と同業界平均23.75倍を大きく下回り、PBRも0.33倍と平均1.59倍の約5分の1です。ROEは8%と保守的で、配当利回り2.22%は平均2.65%をやや下回りますが、自己資本比で見ると株価純資産倍率は極めて低く、割安性は顕著です。ただし、2024年3月期は純損失を計上しており、業績の安定性には注意が必要です。割安ではあるものの、収益力の回復が確認されるまでは慎重な見方が求められます。

指標この会社業種平均
PER (実績)4.3倍22.7倍
PER (予想)20.8倍
PBR0.31倍1.50倍
ROE8.0%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、既存の機械需要の低迷と新領域(EV向け)の成長可能性の綱引き。強気派は、新製品の拡販で業績が回復し、時価総額が小さく割安(PER4.5倍、PBR0.33倍)と捉える。弱気派は、直近の赤字や売上減少を挙げ、需要回復の不確実性と新領域の寄与が小さいと懸念する。業績予想は増益だが、その実現性が焦点。

プラスに働く材料7
  • 割安なバリュエーション

    PER4.5倍、PBR0.33倍と低水準。業績改善余地を織り込んでいない。

  • 新領域の成長期待

    EV向けモーターブレーキなど新製品が今後の収益源となる可能性。

  • 財務健全性

    自己資本比率が高く、低金利環境で財務負担が軽い。

  • 純利益が黒字転換し15億円に大幅回復通年影響

    純利益はFY2024/3の▲6億円からFY2026/3に15億円。2期で21億円改善した。

  • 営業利益が5億円から14億円へ約3倍通年影響

    営業利益はFY2025/3の5億円からFY2026/3に14億円へ9億円増加し、3倍近くに拡大。

  • PBR0.33倍と純資産に比べ大幅な割安不定影響

    PBRは0.33倍で、解散価値に対して約67%割安。下落リスクが限定的。

  • 配当利回り2.22%と安定配当の継続継続影響

    配当利回り2.22%を確保し、PBR0.33倍の割安感と合わせて下値を支える。

マイナスに働く材料7
  • 需要の低迷

    2024年3月期は赤字、売上も減少傾向。主要市場の回復が遅い。

  • 競争激化

    新規参入や価格競争により収益性が圧迫される懸念。

  • 新領域の不確実性

    EV関連の売上貢献はまだ小さく、成果が出るまで時間がかかる。

  • 予想PER21.7倍は来期の大幅減益示唆決算発表後影響

    時価総額70億円を予想PER21.7倍で除すと来期純利益は約3億円。今期15億円から8割減。

  • 売上高が前期比5.0%減少し417億円通年影響

    売上高はFY2026/3に417億円と前期439億円から22億円減少し、収益基盤が縮小。

  • 時価総額70億円と小型で流動性が低い継続影響

    時価総額は70億円と小さく、外国人保有も5.01%と低い。売買高が少なく株価変動が大きい。

  • 営業利益率3.36%は依然として低水準通年影響

    営業利益率は3.36%で、売上高417億円に対する営業利益は14億円。改善途上にある。

次の決算で確かめる点
建設・農業機械向け売上
主力市場の需要動向を直接反映するため。
EV向け新製品の受注
新領域の成長性を測る指標。
営業利益率
収益性の改善度合いを確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり100で、前期から+100.0%いまの株価に対する利回りは2.33%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥100
1株あたり
配当利回り
2.33%
いまの株価に対して
配当性向
13.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月10062.3
2018年3月12020.033.6
2019年3月100−16.724.3
2020年3月1000.090.7
2021年3月1000.0
2022年3月50−50.0
2023年3月500.065.9
2024年3月500.0
2025年3月500.09.1
2026年3月100100.013.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥100

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ680人。区分でいちばん多いのは個人・その他44.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.2%を占め、残る55.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他52.152.953.347.846.444.5
事業法人26.426.626.528.427.727.7
金融機関19.519.418.619.216.916.6
証券会社1.40.81.11.94.86.2
外国人個人0.00.32.54.04.7
自己株式3.63.63.63.73.73.7
外国法人0.50.30.20.20.20.4

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01第一共栄ビル株式会社18.86
02小倉クラッチ取引先持株会10.36
03小倉 康宏5.34
04株式会社東和銀行4.76
05株式会社群馬銀行4.70
06黄 聖博4.57
07東海東京証券株式会社3.22
08小倉クラッチ従業員持株会2.90
09渡邉 浩司1.67
10前山株式会社1.48

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-08-31
    成成株式会社
    新規の大量保有報告
    10.71%
    +0.24pt
  • 2026-07-21
    成成株式会社
    変更報告
    1.93%
    -3.66pt
  • 2026-07-15
    成成株式会社
    新規の大量保有報告
    1.93%
    -3.66pt
  • 2026-07-15
    黄 聖博
    変更報告
    5.59%
    +1.71pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+11405%、1株純資産は14期で+1450%。直近期のROEは8.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月98561.128.151.0
2014年3月329353.610.598.3
2015年3月271,0682.712.255.0
2016年3月111,0391.128.6
2017年3月221,0392.215.062.3
2018年3月53211,1384.99.233.6
2019年3月45511,0464.16.924.3
2020年3月23110,7852.17.890.7
2021年3月−1,0559,946−10.2
2022年3月−7589,392−7.8
2023年3月34010,0503.59.065.9
2024年3月−40010,264−3.9
2025年3月77711,8317.04.19.1
2026年3月1,00413,2758.04.613.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額192百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
小倉康宏代表取締役 社長62830
猪越義彦取締役 常務執行役員 営業担当6326
秋山浩一取締役 常務執行役員 一般クラッチ生産担当6426
松本保則取締役 常務執行役員 輸送機器担当6614
竹内修取締役 執行役員 経営管理担当6510
田部井公夫取締役73
金子太一常勤監査役687
隈元慶幸監査役63
山口徹監査役76
吉田進取締役 執行役員 海外空調担当517

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)61362616327
社外取締役3131155
監査役11211414

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容910字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社12社(連結子会社11社、非連結子会社1社)で構成され、自動車用部品及び産業用部品の製造販売を主な事業内容としております。各々の製造販売する業界を基礎として事業を明確に区分しており、カーエアコンやパワートレインをはじめとする自動車用部品業界向けクラッチ・ソレノイド等の製造販売を「輸送機器用事業」で、モーター、変・減速機、昇降・運搬機械業界及びOA機器業界向け等のクラッチ・ブレーキ等の製造販売を「一般産業用事業」で行っております。連結子会社11社(オグラ・コーポレーション、オグラS.A.S.、オグラ・インダストリアル・コーポレーション、小倉離合機(東莞)有限公司、小倉離合機(長興)有限公司、オグラクラッチ・タイランドCO.,LTD.、オグラクラッチ・インディアPVT.LTD.、オグラクラッチ・フィリピン,INC.、小倉精工電子(東莞)有限公司、小倉冷間鍛造株式会社、小倉電機株式会社)はいずれも「輸送機器用事業」または「一般産業用事業」関連の外注加工または製造販売を行っております。 (注) ※印は連結子会社であります。 主な子会社は次のとおりであります。 子会社 オグラ・コーポレーション   輸送機器用製品の製造販売 オグラS.A.S.   輸送機器用及び一般産業用製品の販売 オグラ・インダストリアル・コーポレーション   輸送機器用及び一般産業用製品の販売 小倉離合機(東莞)有限公司   輸送機器用及び一般産業用製品の製造販売 小倉離合機(長興)有限公司   輸送機器用及び一般産業用製品の製造販売 オグラクラッチ・タイランドCO.,LTD.   輸送機器用及び一般産業用製品の製造販売 オグラクラッチ・インディアPVT.LTD.   輸送機器用及び一般産業用製品の販売 オグラクラッチ・フィリピン,INC.   輸送機器用及び一般産業用製品の製造販売 小倉精工電子(東莞)有限公司   一般産業用部品の製造販売 小倉冷間鍛造株式会社   輸送機器用及び一般産業用部品の冷間鍛造加工 小倉電機株式会社   輸送機器用及び一般産業用製品・部品の製造販売
経営方針・対処すべき課題3,627字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 2025年度は以下のとおりに経営方針を掲げております。 ①クラッチ・ブレーキの総合メーカーとして盤石な企業体質を築き上げお客様から愛される企業を目指す。 自動車業界が100年に一度の変革期と言われる今、安定した利益を確保して人・設備・開発に投資することで、クラッチ・ブレーキの総合メーカーとして新たな高付加価値品を提供して行く。世界的に地政学リスクが高まる中で、当社の強みであるフレキシブルな対応力でお客様のビジネスを支え、必要とされる企業となる。 ②総合的な品質力を高め顧客満足を向上する。 製品設計や製造はもちろん、営業活動や管理業務などあらゆる仕事の側面において品質を高めることでお客様の信頼を獲得することができる。品質力の向上に近道は無い。4M(Man:人、Machine:機械、Material:材料、Method:方法)管理を徹底して標準を遵守し、更にその標準をレベルアップさせることで一歩一歩着実に地力を上げる。 ③技術力を結集し積極的に新分野へ進出する。 設計開発力や加工技術力などものづくりに係るあらゆる技術力を最大限に発揮し、一般産業用と輸送機器用の垣根を越え、80年を超えて培ってきたものづくり技術を融合することで、新製品開発や新市場開拓にチャレンジし、小倉クラッチの次代を担う事業を創出する。 ④次世代を担う人財を育成し適切な人員配置で組織を活性化する。 激変する事業環境の中で生き残れるのは変化する企業である。企業の変革には、それを構成する社員一人ひとりの変革が不可欠であり、当社の次代を支える人材=人財を計画的に育成する。その人財が力を発揮できるよう効果的に配置することで、組織を活性化する。 ⑤スピーディーな報・連・相で情報共有を徹底し一元化された組織を運営する。 縦の情報伝達はもちろん、その情報を横へもスピーディーに展開し、各階層において同じ情報が共有されることで組織は同じ方向を向ける。情報共有は手段であり、情報共有によって自分たちの置かれた状況を正しく捉え、適切に組織を運営して行く。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、経済的価値に基づく次のマテリアリティ(重要課題)に注力し取り組みます。財務目標として、 2027年3月期に、売上高営業利益率5.0%、ROE6.3%、総資産回転率1.0回転、売上高成長率110%の向上を目指しております。一方で、足元の事業環境の変化等により、これら指標の達成に向けた進捗は当初計画に対して遅れが生じております。当該乖離は主として外部環境の影響によるものであり、当社としては引き続き現行の経営戦略に基づき、収益性の改善および資本効率の向上に取り組んでまいります。 (3) 中期的な会社の経営戦略 近年の自動車業界は、カーボンニュートラルに向けた電動化の流れが継続する一方、地域や用途により普及スピードや規制・補助制度が変動しており、内燃機関・BEV・HV・PHEV・合成燃料等の多様な技術が並存する局面にあります。加えて、中国等の現地メーカーとの競争激化や、地政学リスクを背景としたサプライチェーン再編等により、事業環境の不確実性が非常に高まっています。このような環境認識のもと、輸送機器用事業においては全方位での事業展開を基本方針とし、電動化の進展に対応したパワートレイン系ソレノイド、モーター用保持ブレーキ、燃料電池用ブロワ等の製品群を拡大するとともに、スライドドア用クラッチ等の動力源の変化に左右されにくい製品の開発を強化してまいります。また、既存事業であるカーエアコン用クラッチについても、性能向上とコスト改善を継続し、顧客の要求水準の高度化に応えてまいります。一般産業用事業においては、当社技術の根幹である摩擦材開発への投資を継続しつつ、労働力不足を背景とした自動化需要の高まりを捉え、協働ロボット等の成長市場をターゲットに、軽量・静音・小径・薄型など差別化を軸とした製品開発と拡販を進めてまいります。当社の開発したクラッチ・ブレーキは5,000種類以上ものラインナップがあります。しかし、世の中にはこれ以外にもまだまだ、動力を「つなぐ」「保持する」「変える」といった機能を必要とする場面は数多くあり、そこには新たなビジネスチャンスが存在します。お客様のニーズに柔軟に対応することで、ポテンシャル案件を1つ1つ着実に獲得いたします。 加えて、当社は中期経営計画の基本方針である「規模重視から利益志向へ」の価値観転換を踏まえ、製品・市場の選択と集中、採算管理の高度化、外部環境の変化に強い収益体質の確立を図ってまいります。併せて、人事制度改革等を通じた人的資本の強化、並びに生産管理システムの更新や間接業務のDX推進等により、仕事の質と効率を高め、企業体質の強化を進めてまいります。 当社はこれからも、クラッチ・ブレーキの総合メーカーとしてのプライドを持ってお客様の要求にお応えして行くことで、100年企業の実現を目指してまいります。 (4) 会社の対処すべき課題 当社グループを取り巻く事業環境は、自動車業界におけるEV偏重の見直し、海外部品メーカーとの競争環境の激化、資源・エネルギー価格や金利・為替の変動、米国の関税政策や中東情勢の不安定化といった地政学リスクの高まり等により不確実性が高まっています。この外部環境の変化により、当社グループの中期財務目標の実現には当初計画に対して一定の遅れが生じております。こうした状況下においても、当社グループは持続的な成長と社会的責任を果たすため、中期課題への基本的な戦略は維持しつつ、重点課題への取り組みを継続・強化し、以下の諸課題に計画的・積極的に取り組んでまいります。 ①高付加価値事業への転換と市場の選択・集中 長年培った設計開発力・加工技術力を活かし、付加価値の高い新製品を開発し、成長市場へタイムリーに投入してまいります。一般産業用事業では協働ロボット等の自動化市場に向けた製品開発を強化し、単一機能部品にとどまらず、ユニット化・システム化を含む製品領域の拡大を進めてまいります。輸送機器用事業では、動力源の多様化を前提に、ドアやシート、駆動系等の製品群の拡大・強化を進め、電動化対応製品と動力源非依存製品の両面で成長を図ってまいります。 ②財務体質の強化と利益を生む体質への転換 棚卸資産の圧縮、不良損失の削減、キャッシュフローの健全性の維持管理等により、外部環境変化に左右されにくい財務体質を構築してまいります。製品価格とは本来、技術と信頼の対価であると考えます。従って、高付加価値の製品を開発し、培ったものづくり技術に裏付けられた安定した品質で、中堅企業の強みである柔軟さとスピードを活かしてお客様にご提供することで、適正な価格でのビジネスにより利益を獲得してまいります。商品別・顧客別の採算管理の精緻化と迅速化、不採算商品の見直し等により、利益重視への体質転換を加速してまいります。また、投資効率の向上や資本コストを意識した経営を推進し、資本効率の改善に取り組むとともに、安定的な配当の維持・向上を通じた株主還元の充実を図ってまいります。 ③人材の確保とエンゲージメントの向上 メーカーとしての競争力の源泉であるものづくりのノウハウを維持・発展させて行くには、人材の確保と育成が不可欠です。やる気のある社員に活躍と成長の機会を与えられる魅力ある人事制度を構築し、将来の小倉クラッチを担う人材を育てると共に、多様な従業員が活躍できる働きやすい職場環境を実現して行きます。また、社員への意識調査等を通じて課題を把握し、改善するというサイクルを回してエンゲージメント向上を図ってまいります。 ④業務の効率化と管理レベルの向上 製造部門においては、サイクルタイムの短縮や設備稼働率の向上はもちろん、工場の情報基盤を再構築して生産管理システムを一新し、物と情報の流れを含めたものづくりの管理レベルを向上させます。同時に、間接業務の標準化・見える化・DX推進により業務効率を高め、働き方改革と生産性向上を両立してまいります。 ⑤サプライチェーン強靭化・品質保証の高度化 地政学リスクや供給制約が顕在化する中において、調達先の多様化、重要部材の安定確保等を推進してまいります。また、製造に関わる人材・設備・材料・作業方法の管理を強化するとともに、定められた作業手順を徹底することで、品質保証体制の高度化により顧客信頼を強化してまいります。 株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。
事業等のリスク2,015字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には以下のようなものがあります。なお、当該事項は当連結会計年度末現在において提出会社が判断した記載となっております。 (1) 経済情勢 当社グループの売上高は国内・海外の景気動向による影響を受けるため、経済情勢の変化による景気悪化に伴い主要製品の出荷額が減少した場合、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。また、ロシア・ウクライナ情勢や、その影響等によりヨーロッパ及び各地域の取引先の事業に影響を及ぼす可能性があり、予測しえない事象の発生により当社の受注・売上に影響を及ぼす可能性があります。特に継続性が不安定な取引先に依存していることはありませんが、取引先の倒産や経営不安等により貸倒引当金が発生する場合があります。更に、大幅なデフレ傾向は主要製品の単価下落により収益を低下させたり、大幅なインフレ傾向は金利上昇による借入利息を増加させるなど、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2) 為替変動 当社グループの連結売上高に占める海外売上比率は、前連結会計年度が57.1%、当連結会計年度が52.2%となっており、今後とも海外事業のウェイトは高くなることと思われます。そのため、為替変動によるリスクをヘッジする目的で、常時為替予約等で対策を講じておりますが、為替相場変動の影響を緩和することは可能であっても、影響をすべて回避することは不可能であり、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 (3) 製品の価格競争力 多くの部品メーカーがコスト削減、事業の合理化及びグローバル化、並びに事業構造の再編により競争力を強化すべく大規模な企業改革を行っております。また、製品及びサービスの高付加価値化をもって、市場の価格引き下げ要請に対応しております。グローバル市場で勝ち残るため、当社グループは世界主要拠点での生産体制を構築して参りましたが、競合他社による画期的なコスト低減策や強力な価格政策等により当社グループの製品が価格競争力を失う場合には、経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 (4) 原材料価格 当社グループの使用する主要な原材料には、その価格が市場の状況により変動するものがあります。それらの主要原材料が高騰することにより、売上原価が上昇し、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5) 製品の品質 当社グループは世界的に認められている品質管理基準に従って各種の製品を製造しております。しかし、すべての製品について欠陥がなく、将来的にクレームが発生しないという保証はありません。万が一、多額のクレーム補償費用が発生する場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6) 特定の製品への依存 当社グループの売上高は電磁クラッチへの依存度が高い状態で推移しております。予測不能な何らかの技術革新等で電磁クラッチが陳腐化する場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 (7) 法的規制 当社グループは、事業展開する各国において、事業・投資の許可、国家安全保障又はその他の理由による輸出制限、関税をはじめとする他の輸出入規制等、様々な政府規制の適用を受けております。また、通商、特許、消費者、租税、為替管理、環境・リサイクル関連の法規制も受けております。これらの法規制が改正されることにより、当社グループの活動が制限され、コストの増加につながる可能性があります。従いまして、これらの規制は当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8) 自然災害やパンデミック 当社グループの製造及び営業拠点等が、地震や気候変動に起因する自然災害によって多大な損害を受けたり、強毒性感染症のパンデミック等により通常の事業活動が困難になった場合、生産活動の停止や配送の遅延等により、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。更に、当社グループが直接的に損害を受けなくても、お客様や取引先が損害を受けることにより生産・物流・販売等が計画どおりに実行できず、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (9) 国際情勢の変化 当社グループはグローバルに事業を展開しており、国際情勢の変化や政治・軍事的緊張の高まり等により地政学的リスクが増大した場合、原材料・部品の調達遅延や調達コストの上昇、物流の停滞、輸出入規制や経済制裁等を通じて、生産活動及び販売活動に重大な影響を及ぼし、経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,780字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における日本経済は、資源やエネルギー価格の高止まりや継続的な物価上昇の影響は受けつつも、企業収益や雇用・所得環境などの改善を背景に景気は緩やかな回復基調となりました。世界経済につきましては、米国による関税政策の影響や中国経済の減速懸念に加え、中東地域の緊迫化による地政学リスクの高まり等により、先行きが不透明な状況が続きました。 このような状況のもとで、当社グループはグローバル市場で積極的な販売活動を行ってまいりました。その結果、当連結会計年度における売上高は41,664百万円と前年同期と比べ2,242百万円の減少(前年同期比5.1%減)となりましたが、営業利益は1,381百万円と前年同期と比べ916百万円の増加(前年同期比197.3%増)、経常利益は1,405百万円と前年同期と比べ655百万円の増加(前年同期比87.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,502百万円と前年同期と比べ340百万円の増加(前年同期比29.3%増)となりました。 セグメントの経営成績は次のとおりであります。 (輸送機器用事業) 輸送機器用事業においては、日本市場における売上は増加しましたが、米国、アジア市場等における売上の減少により輸送機器事業全体でも売上が減少しました。 その結果、売上高は28,866百万円と前年同期と比べ2,782百万円の減少(前年同期比8.8%減)となりましたが、セグメント利益は789百万円と前年同期と比べ501百万円の増加(前年同期比174.1%増)となりました。 (一般産業用事業) 一般産業用事業においては、主要業種であるモータ、昇降・運搬、変・減速機、シャッター、ロボット等への売上が増加したため、一般産業用事業全体でも売上が増加しました。 その結果、売上高は12,308百万円と前年同期と比べ485百万円の増加(前年同期比4.1%増)となり、セグメント利益は574百万円と前年同期と比べ396百万円の増加(前年同期比221.8%増)となりました。 (その他) その他では、売上高が490百万円と前年同期と比べ53百万円の増加(前年同期比12.2%増)となり、セグメント利益は17百万円(前年同期は1百万円のセグメント損失)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 キャッシュ・フロー計算書 要約 科目   前連結会計年度(百万円)   当連結会計年度(百万円) 現金・現金同等物期首残高   7,199   7,470 営業活動によるキャッシュ・フロー   2,794   1,614 投資活動によるキャッシュ・フロー   △495   △683 財務活動によるキャッシュ・フロー   △2,445   △413 現金・現金同等物に係る換算差額等   417   112 現金・現金同等物増減額   270   629 現金・現金同等物期末残高   7,470   8,100 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ629百万円増加し、8,100百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は1,614百万円(前年同期比1,179百万円減)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益1,738百万円と減価償却費1,821百万円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は683百万円(前年同期比188百万円増)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出1,173百万円と投資有価証券の売却による収入398百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は413百万円(前年同期比2,031百万円減)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出によるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 イ. 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 輸送機器用事業(百万円)   27,148   93.65 一般産業用事業(百万円)   11,085   107.31 報告セグメント計(百万円)   38,233   97.24 その他(百万円)   282   115.26 合計(百万円)   38,516   97.35 (注) 金額は販売価格によります。 ロ. 受注実績 当社グループの生産・販売品目は広範囲かつ多種多様であり、同種の製品であっても構造等は一様でありません。また当社グループの販売高の多数を占める自動車業界向け部品については、納入先から指示される生産計画を基に、当社グループの生産能力等を勘案して生産を行っております。 ハ. 販売実績 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 輸送機器用事業(百万円)   28,866   91.21 一般産業用事業(百万円)   12,308   104.11 報告セグメント計(百万円)   41,174   94.72 その他(百万円)   490   112.24 合計(百万円)   41,664   94.89 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.総販売実績に対して10%以上に該当する販売先はありません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において提出会社が判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。当社グループの連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度末における資産、負債の報告金額及び収益、費用の報告金額に影響を与える見積り、判断及び仮定を使用することが必要となります。当社グループの経営陣は連結財務諸表作成の基礎となる見積り、判断及び仮定を過去の経験や状況に応じ合理的と判断される入手可能な情報により継続的に検証し、意思決定を行っております。しかしながら、これらの見積り、判断及び仮定は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表の作成のための重要な会計基準等は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しておりますが、特に以下の重要な会計方針が連結財務諸表における重要な見積りの判断に大きく影響を及ぼすと考えております。 (固定資産の減損処理) 当社グループは、概ね独立したキャッシュ・フローを生み出し、継続的に収支の把握がなされる最小の管理会計上の単位に基づきグルーピングを行っており、当社においては部門別に、連結子会社については規模等を鑑み会社単位をグルーピングの基礎としております。 減損の兆候が認められる資産グループについては、当該グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合、固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。なお、固定資産残高のうち、当連結会計年度末において減損の兆候があると判断した固定資産残高は2,821百万円(当社分2,667百万円、連結子会社分154百万円)であります。 回収可能価額は、将来キャッシュ・フローの割引現在価値により算定される使用価値と正味売却価額とのいずれか高い方の金額としており、正味売却価額については、不動産鑑定士による鑑定評価額から処分費用見込額を控除して算出しております。 将来キャッシュ・フローの算出に用いた主要な仮定は、過去の実績データ、統計や将来の市場データ、業界の動向等を織り込んだ各資産グループの営業収支予測等であります。 また、正味売却価額の見積りに用いた主要な仮定は、鑑定評価額のうち重要な割合を占める機械装置の再調達原価及び現価率であります。現価率については、物理的減価、機能的減価及び経済的減価等を考慮しておりますが、経済的減価を示すものとして市場性修正率が特に重要な仮定であります。再調達原価は、生産用機器市況等により左右され、また、市場性修正率は、市場の景気動態等から想定される将来における工場の生産稼働状況等により左右されます。 これらの見積りには不確実性があり、市況の変化等により、見積りの前提とした仮定に変更が生じた場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。 (繰延税金資産の回収可能性) 当社グループは、将来減算一時差異等に対して、将来の収益力に基づく課税所得の見積りにより繰延税金資産の回収可能性を判断し、来期以降の課税所得の見積額に基づいて繰延税金資産を算定しております。 将来の収益力に基づく課税所得の見積りは、事業計画を基礎として見積っており、当該事業計画に含まれる将来の予測は不確実性を伴うため、その見積りの前提となる条件や仮定に変更が生じた場合には、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、以下のとおりであります。 経営成績の分析 (売上高及び営業損益) 当連結会計年度における売上高は前連結会計年度に比べ、2,242百万円減少し、41,664百万円となりました。当連結会計年度における売上原価は2,805百万円減少し、34,354百万円(前年同期比7.5%減)となりました。当連結会計年度における販売費及び一般管理費は前連結会計年度に比べ、353百万円減少し、5,928百万円(前年同期比5.6%減)となりました。その結果、当連結会計年度の営業利益は916百万円増加し、1,381百万円(前年同期比197.3%増)となりました。 (為替変動の影響) 当社グループの海外売上高は21,733百万円で、連結売上高に占める海外売上比率は52.2%となっており、そのほとんどを米ドル・ユーロ・中国元・タイバーツ建てで取引しております。また、在外子会社の財務諸表は外貨建てで作成されているため、外国通貨に対する円高は売上の減少、円安は売上の増加に影響する傾向があります。 (営業外損益及び経常損益) 当連結会計年度における営業外損益は、前連結会計年度に比べ261百万円利益(純額)が減少し、23百万円の利益(純額)となりました。これは主として為替差益の減少によるものであります。その結果、経常利益は、前連結会計年度に比べ655百万円増加し、1,405百万円の経常利益(前年同期比87.4%増)となりました。 (特別損益) 当連結会計年度における特別損益は、前連結会計年度に比べ47百万円利益(純額)が増加し、333百万円の利益(純額)となりました。これは主として投資有価証券売却益の増加によるものであります。 (親会社株主に帰属する当期純損益) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、1,502百万円(前年同期比29.3%増)となりました。 財政状態の分析 (資産の部) 当連結会計年度末の資産につきましては、流動資産は主に、現金及び預金の増加等により31,334百万円(前期末比215百万円増)となりました。固定資産は主に、退職給付に係る資産の増加等により15,952百万円(前期末比57百万円増)となりました。その結果、総資産は47,286百万円(前期末比272百万円増)となりました。 (負債の部) 負債につきましては、流動負債は主に、電子記録債務の減少等により20,752百万円(前期末比1,335百万円減)となり、固定負債は主に、社債の減少等により6,676百万円(前期末比547百万円減)となりました。その結果、負債合計は27,428百万円(前期末比1,883百万円減)となりました。 (純資産の部) 純資産につきましては、利益剰余金の増加等により19,857百万円(前期末比2,156百万円増)となりました。 キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況  4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、材料仕入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用です。投資を目的とした資金需要は設備投資等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。短期資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における社債残高は1,140百万円、借入金及びリース債務を含む有利子負債残高は17,493百万円となっており、現金及び現金同等物の残高は8,100百万円となっております。 経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況  3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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