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日経平均64,167.87-158NYダウ53,061.95+295ドル円158.81+0NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+51毎時更新

コロナ

CORONA CORPORATION5909 · Standard · 金属製品

暖房機器で国内トップクラスのシェアを持つ住宅設備機器メーカー。石油暖房から空調・家電まで幅広く手がける。

概要

コロナは、石油ストーブやFF式暖房機などの暖房機器を祖業とするメーカーである。新潟県三条市に本社を置き、家庭用・業務用暖房製品で高いシェアを持つ。エアコン、給湯器、除湿機など空調・家電機器や住宅設備機器にも展開。2026年3月期の連結売上高は853億円だが、営業利益率は1.0%と低く、原材料高や競争激化の影響を受けている。

三つの製品セグメントと売上構成

コロナの事業は、暖房機器、空調・家電機器、住宅設備機器の三つに大別される。2026年3月期の売上高は、暖房機器が233億円(前期比2.1%減)、空調・家電機器が138億円(同8.3%減)、住宅設備機器が423億円(同5.7%増)である。住宅設備機器が全体の約半分を占め、中でもエコキュートなどのヒートポンプ給湯機が成長を牽引する。暖房機器は石油ファンヒーターやFF式暖房機が中心だが、需要期の気温上昇などで減少傾向にある。空調・家電機器はルームエアコンや除湿機、加湿器などを含み、競争激化や天候要因で変動が大きい。

低収益体質とコスト圧力

コロナの収益性は長年低水準にある。2026年3月期の営業利益は8.5億円、売上高営業利益率は1.0%にとどまった。経常利益は13.1億円、純利益は9.9億円である。売上原価率は78.5%と高く、原材料価格の上昇や物流費の増加が利益を圧迫する。販管費も人件費や研究開発費の増加で膨らんでいる。中期経営計画では2027年度に経常利益率1.7%を目標に掲げるが、石油燃焼機器の需要減少や競合との価格競争が課題となっている。

グループ企業と販売・サービス網

コロナは12社の連結子会社と1社の関連会社で構成される。製造は子会社の新井コロナ、今町コロナ、栃尾コロナが担当し、部品は栃尾コロナとコロナテクノが手掛ける。販売は大和興業と金辰商事を通じて行い、物流はコロナ物流と札幌コロナ物流が担う。アフターサービスはコロナサービスと関連会社のコロナセントラルサービスが行う。また、サンライフエンジニアリングは管工事や電気工事の設計・施工・メンテナンスを提供する。海外販売は中東やヨーロッパ向けに代理店経由で実施している。

業界の中での役割は住宅設備機器メーカー(暖房・空調・家電)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
853億円
営業利益
9億円
営業利益率
1.1%
純利益
10億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
住宅設備機器424億円49.6%
暖房機器233億円27.3%
空調・家電機器138億円16.2%
その他59億円6.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01一般消費者(家庭向け)主力

家庭向けに石油ファンヒーター、電気ストーブ、エアコン、空気清浄機、洗濯機などの暖房・空調・家電機器を製造・販売。中東やヨーロッパなど海外にも代理店を通じて輸出。

石油暖房機器で国内トップクラスのシェア

主な製品・サービス4
石油ファンヒーター
主力製品。強力な暖房能力と経済性で国内トップクラスのシェアを持つ。
電気ストーブ
手軽に使える電気暖房機器。安全性とデザイン性を重視した製品を展開。
エアコン
家庭用ルームエアコン。省エネ性能と快適性を追求。
空気清浄機
空気を清浄化する家電。加湿機能などを備えたモデルも展開。

02住宅関連(新築・リフォーム)準主力

住宅設備機器(給湯器、浴室暖房乾燥機、床暖房など)を新築・リフォーム市場向けに提供。子会社が施工やメンテナンスも行い、トータルで住宅の快適性をサポート。

主な製品・サービス3
給湯器
ガス・石油給湯器。高効率で省エネな給湯システムを提供。
浴室暖房乾燥機
浴室を暖房・乾燥させる設備。カビ防止や寒い季節の入浴を快適にする。
床暖房
床面を暖める暖房システム。輻射熱で部屋全体を効率的に暖める。

03業務用・事業者向け副次

業務用エアコンや換気設備、農業用ハウス暖房機などを提供。管工事・電気工事の設計施工も行い、業務施設の空調環境をサポート。

主な製品・サービス1
業務用エアコン
店舗・事務所向けの業務用空調。高い冷暖房能力と省エネ性を両立。

製品と技術

石油暖房機器:創業以来の基幹製品

コロナの原点は石油暖房機器にある。1955年に日本初の加圧式石油ストーブの生産を開始して以来、石油ファンヒーターやFF式暖房機、石油給湯機などを展開してきた。2026年3月期の暖房機器売上高は233億円で、全社売上の27%を占める。同市場は国内需要の減少が続くが、コロナは「コロナ」ブランドで高い認知度を持ち、安定したシェアを維持している。輸出も中東向けなどで順調に推移している。

エコキュート:CO2冷媒ヒートポンプ給湯機

2001年に世界で初めて自然冷媒(CO2)を使用したヒートポンプ給湯機「エコキュート」を製品化した。二酸化炭素を冷媒として用いることで高い環境性能を実現し、2002年に省エネ大賞経済産業大臣賞を受賞した。その後も高効率化を進め、2017年には「コロナプレミアムエコキュート」が省エネ大賞省エネルギーセンター会長賞を受賞している。エコキュートは住宅設備機器の主力製品であり、政府の補助金制度を活用した販売拡大が進んでいる。

コロナエコ暖:ヒートポンプ温水暖房システム

2009年2月に業界初のヒートポンプ式温水温風暖房システム「コロナエコ暖」を発売した。空気熱を利用した高効率な暖房で、灯油やガスを使わず二酸化炭素排出量を削減できる。2015年には床暖房と冷風機を組み合わせた「コロナエコ暖クール」、2019年にはエアコン機能を内蔵した「コロナエコ暖クールエアコン」を発売し、冷暖房一体型のラインアップを充実させた。2020年には同システムで省エネ大賞資源エネルギー庁長官賞を受賞した。

GeoSIS HYBRID:地中熱と空気熱のハイブリッド

2014年9月に発売された「GeoSIS HYBRID」は、地中熱と空気熱を組み合わせたハイブリッドヒートポンプ温水暖房システムである。地中熱は年間を通じて温度が安定しているため、外気温の影響を受けにくく高い効率を維持できる。2015年1月に省エネ大賞資源エネルギー庁長官賞を受賞した。2016年には冷温水システム版も追加され、暖房だけでなく冷房にも対応可能となった。同製品は環境性能の高さから住宅設備機器の高付加価値品として位置づけられる。

空調・家電機器:エアコンから加湿器まで

1979年にエアコン市場に参入し、ルームエアコンやウインドエアコンを販売している。2026年3月期の空調・家電機器売上高は138億円。除湿機は1985年に参入し、加湿器は2008年の「ナノミストサウナ」、2011年の美容健康機器「ナノリフレ」、2012年の多機能加湿装置「ナノフィール」など独自製品を展開する。これらの製品は「快適」「健康」をテーマに据え、差別化を図っている。ただし、エアコン市場では競争激化や物件需要の減少により販売が伸び悩んでいる。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

金属製品のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 一般消費者(家庭向け)石油暖房機器で国内トップクラスのシェア

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

金属製品で中堅、低収益体質が課題

同社は金属製品業界に属し、調理機器や金属加工品を手掛ける。売上高は2025年3月期852億円で、稲葉製作所(工作機械)や日本調理機(厨房機器)と同程度の規模だが、営業利益率1.53%と極めて低い。業界内ではコスト競争が激しく、原材料高や需要変動の影響を受けやすい。テクニスコやケー・エフ・シーといった同業と比較しても、収益性で劣後しており、コスト構造改革や高付加価値化が急務。

強み

  • 売上高800億円超と安定的で、一定の市場シェアを確保。
  • 調理機器から金属加工まで幅広くカバーし、顧客ニーズに対応。
  • 長年の取引実績により、主要顧客との強固な関係を構築。
  • 金属製品業界での長い歴史に裏打ちされた加工技術を持つ。

課題

  • 営業利益率1%台と業界水準を大きく下回り、改善が急務。
  • 原材料費や人件費の上昇が利益を圧迫し、価格転嫁が困難。
  • 同業の稲葉製作所や日本調理機との価格競争が収益性を低下。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

金属製品の時価総額近傍。太字がコロナ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15902ホッカンホールディングス362億円10.1倍
2523Aセイワホールディングス326億円24.9倍
35957日東精工310億円11.2倍
43421稲葉製作所294億円16.0倍
55981東京製綱290億円8.4倍
65909コロナ285億円28.6倍
75945天龍製鋸259億円13.8倍
85922那須電機鉄工244億円9.5倍
93443川田テクノロジーズ241億円8.2倍
105933アルインコ236億円12.8倍
115951ダイニチ工業235億円13.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

石油コンロの個人創業から法人化へ(1937〜1955年)

1937年4月、創業者の内田鐵衛が新潟県三条市で石油コンロの製造を個人で開始した。1950年7月に株式会社内田製作所を設立し、本格的な事業体となる。1955年9月には日本初の加圧式石油ストーブの生産を開始し、暖房機器メーカーとしての礎を築いた。翌1956年5月には三条工場を現在の本社所在地に移転し、生産能力を拡大した。

石油給湯機とエアコンへの進出(1973〜1985年)

1973年3月に石油給湯機の販売を開始し、住宅設備機器分野に参入した。1979年2月にはエアコン市場に参入し、空調・家電機器事業を開始した。また、1985年11月には除湿機の販売を開始し、製品ラインアップを拡充した。この時期、暖房機器に加えて多角的な事業展開を進めた。

商号変更と上場、品質認証の取得(1992〜2000年)

1992年4月、販売子会社のコロナ販売と物流子会社のコロナ物流を吸収合併し、同時に商号を株式会社コロナに変更した。1996年1月には柏崎技術開発センターを新設し、研究開発体制を強化した。同年、新潟証券取引所に株式を上場。2000年3月には東京証券取引所市場第二部に上場し、資本市場での地位を高めた。1999年1月には本社・三条工場でISO9001認証を取得した。

ヒートポンプ技術で世界初の製品を開発(2001〜2010年)

2001年4月、世界初の自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機「エコキュート」を発売し、省エネ技術で注目を集めた。翌2002年1月には同製品で2001年度省エネ大賞経済産業大臣賞を受賞した。2003年7月には新エネルギー研究センターを本社敷地内に新設し、環境技術の開発を加速。2005年11月には主要工場でISO14001認証を取得した。2006年3月には東京証券取引所市場第一部に指定された。2009年2月には業界初のヒートポンプ式温水温風暖房システム「コロナエコ暖」を発売。2010年10月には製造本部がデミング賞実施賞を受賞した。

健康・美容機器と地中熱システムの投入(2011〜2020年)

2011年10月に美容健康機器「ナノリフレ」、2012年11月に多機能加湿装置「ナノフィール」を発売し、生活家電分野を拡大した。2014年9月には地中熱・空気熱ハイブリッドヒートポンプ温水暖房システム「GeoSIS HYBRID」を販売開始。同システムは2015年1月に省エネ大賞資源エネルギー庁長官賞を受賞した。2016年1月には冷温水システム版のGeoSIS HYBRIDを発売し、冷暖房一体型の提案を強化。2017年2月には「コロナプレミアムエコキュート」が省エネ大賞を受賞した。2019年6月にはエアコン付ヒートポンプ床暖房「コロナエコ暖クールエアコン」、同年9月には自然対流形電気暖房機「NOILHEAT」を発売し、2020年1月に省エネ大賞を受賞した。

年表37件を開く

1930年代

  • 1937年4月創業新潟県三条市大字新保において創業者内田鐵衛が、個人で石油コンロの製造を開始

1950年代

  • 1950年7月新潟県三条市大字新保1134番地に㈱内田製作所を設立
  • 1955年9月わが国初の加圧式石油ストーブの生産を開始
  • 1956年5月業容拡大のため三条工場を新潟県三条市大字新保1420番地(現在の本社所在地)に移転

1970年代

  • 1973年3月石油給湯機販売開始
  • 1979年2月エアコン市場に参入
  • 石油ファンヒーター販売開始

1980年代

  • 1985年11月除湿機販売開始

1990年代

  • 1991年3月技術開発センターを本社内に新設
  • 1992年4月M&Aコロナ販売㈱、コロナ物流㈱を吸収合併し、同時に商号を㈱コロナに変更
  • 1996年1月柏崎技術開発センターを新潟県柏崎市に新設
  • 住環境試験センターを本社敷地内に新設
  • 上場新潟証券取引所に株式を上場
  • 1998年6月物流部門を分離してコロナ物流㈱を設立(現 連結子会社)
  • 1999年1月本社・三条工場ISO9001の認証を取得

2000年代

  • 2000年3月上場新潟証券取引所と東京証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所市場第二部へ株式を上場
  • 2001年4月世界初、自然冷媒(CO 2)ヒートポンプ給湯機エコキュート販売開始
  • 2002年1月自然冷媒(CO 2)ヒートポンプ給湯機エコキュートが2001年度省エネ大賞経済産業大臣賞を受賞
  • 2003年7月新エネルギー研究センターを本社敷地内に新設
  • 2005年11月本社・三条工場・柏崎工場・長岡工場ISO14001の認証を取得
  • 2006年3月東京証券取引所市場第一部に指定
  • 2008年8月家庭用ボックスタイプ「ナノミストサウナ」を販売開始
  • 遠赤外線電気暖房機「コアヒート」を販売開始
  • 2009年2月業界初、ヒートポンプ式温水温風暖房システム「コロナエコ暖」を販売開始

2010年代

  • 2010年10月製造本部がデミング賞実施賞を受賞
  • 2011年10月美容健康機器「ナノリフレ」を販売開始
  • 2012年11月多機能加湿装置「ナノフィール」を販売開始
  • 2014年9月地中熱・空気熱ハイブリッドヒートポンプ温水暖房システム「GeoSIS HYBRID」を販売開始
  • 2015年1月地中熱・空気熱ハイブリッドヒートポンプ温水暖房システム「GeoSIS HYBRID」が2014年度省エネ大賞資源エネルギー庁長官賞を受賞
  • ヒートポンプ式冷温水システム「コロナエコ暖クール」を販売開始
  • 2016年1月地中熱・空気熱ハイブリッドヒートポンプ冷温水システム「GeoSIS HYBRID」を販売開始
  • 監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行
  • 壁掛型遠赤外線暖房機「ウォールヒート」を販売開始
  • 2017年2月自然冷媒(CO 2)ヒートポンプ給湯機「コロナプレミアムエコキュート」が2016年度省エネ大賞省エネルギーセンター会長賞を受賞
  • 2019年6月エアコン付ヒートポンプ床暖房「コロナエコ暖クールエアコン」を販売開始
  • 2019年9月自然対流形電気暖房機「NOILHEAT(ノイルヒート)」を販売開始

2020年代

  • 2020年1月エアコン付ヒートポンプ床暖房「コロナエコ暖クールエアコン」が2019年度省エネ大賞資源エネルギー庁長官賞を受賞

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2027年度まで87,400百万円
  • 連結経常利益2027年度まで1,500百万円
  • 連結経常利益率2027年度まで1.7%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    脱炭素社会に向けた事業ポートフォリオ再構築

    CO2排出量削減に寄与する機器の拡大と、平時・有事に健康的な生活を継続できる高いレジリエンス性を持つ機器を提供する。

  2. 02

    「楽」から「楽しい」への事業領域拡大

    家庭内の不安や家事負担軽減に寄与する商品・サービスと、アウトドアでの快適や楽しさを生み出す商品・サービスにより、提供価値と事業領域を拡大する。

  3. 03

    経営基盤の再構築

    現状の社内制度・仕組みや開発プロセス、業務の進め方をゼロベースで見直し、従業員が高い意欲を持って主体的に働き続けるための「働きがい」を向上させる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,083人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は548万円で、9期前と比べて+1.7%平均年齢は44.4歳、平均勤続年数は19.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,332
2018年3月2,322
2019年3月53943.218.52,320
2020年3月51943.418.82,304
2021年3月52143.619.12,283
2022年3月51243.719.22,240
2023年3月54443.919.52,162
2024年3月53444.420.02,138
2025年3月55444.319.82,11062
2026年3月54844.419.62,08343

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率105.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)72.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社13(国内 13 / 海外 0、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
小計7,389百万円
小計6,119百万円
柏崎工場 — 新潟県柏崎市2,475百万円
その他 — 新潟県三条市他11ヶ所2,308百万円
本社 — 新潟県三条市2,222百万円
長岡工場 — 新潟県長岡市2,123百万円
三条工場 — 新潟県三条市1,520百万円
中央物流センター — 新潟県見附市1,359百万円
柏崎技術開発センター — 新潟県柏崎市280百万円
首都圏支店 — 東京都北区276百万円
ほか12件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱新井コロナ
    新潟県 妙高市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱今町コロナ
    新潟県 見附市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱栃尾コロナ
    新潟県 長岡市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    コロナサービス㈱
    新潟県 三条市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    コロナ物流㈱
    新潟県 見附市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    コロナリビング サービス㈱
    新潟県 三条市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大和興業㈱
    千葉県 松戸市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱サンライフ エンジニアリング
    新潟県 三条市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱コロナテクノ
    新潟県 見附市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱金辰商事
    青森県 青森市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    札幌コロナ物流㈱
    北海道 石狩市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱コロナファイナンス
    新潟県 三条市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社1社を開く
  • コロナセントラル サービス㈱札幌市 白石区30%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は853億円営業利益9億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.1%、利益が-30.8%。

売上高
+0.1%
853億円
営業利益
-30.8%
9億円
純利益
-9.1%
10億円
営業利益率
1.1%
前期比 -0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高860億円853億円
営業利益6億円9億円
純利益6億円10億円
1株あたり配当¥28¥28

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は189億円、営業利益は−8億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+5.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q158−8
2024年1Q179−4−2.2−2
2024年2Q19321.02
2024年3Q302278.920
2024年4Q146−7
2025年2Q40100.01
2025年4Q451132.910
2026年2Q402−6−1.5−3
2026年4Q451153.313
2027年1Q189−8−4.2−4

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は833億円から853億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は1.1%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月8334730
2014年3月8053019
2015年3月7491610
2016年3月74096
2017年3月8062518
2018年3月8212921
2019年3月8321912
2020年3月78784
2021年3月816136
2022年3月786129
2023年3月8532315
2024年3月8201813
2025年3月85213171.511
2026年3月8539131.110

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高853億円のうち、営業利益として残るのは9億円1.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は10億円、売上の1.2%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.4%669億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.5%175億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.1%9億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
21.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.2pt
1.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.0pt
1.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.6pt
1.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−7億円、投資CFが−18億円で、差し引きのフリーCFは−25億円この組み合わせは消耗型にあたる。本業・投資・財務のすべてで現金が出ていっている。手元資金の厚みが生命線期末の手元現金は99億円で、売上の1.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月3−285−25154
2014年3月48−34−814159
2015年3月43−13−830182
2016年3月35−77−8−42132
2017年3月43−22−821144
2018年3月52−7−845181
2019年3月1−38−8−37135
2020年3月1−6−10−5120
2021年3月60−18−1042153
2022年3月36−14−822167
2023年3月37−9−828186
2024年3月−2−3−9−5172
2025年3月−4−27−8−31132
2026年3月−7−18−8−2599

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,003億円。このうち返さなくてよい自己資本が778億円で、自己資本比率は77.6%(業種中央値59.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月94969725273.4
2014年3月95271224074.8
2015年3月94372122276.5
2016年3月93670423275.3
2017年3月97271425873.4
2018年3月99773126673.3
2019年3月99472926573.3
2020年3月96171224974.0
2021年3月98673125574.1
2022年3月98372825574.0
2023年3月1,02272929371.4
2024年3月1,03375228172.8
2025年3月1,02276325974.6
2026年3月1,00377822477.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
28億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
597億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
133億円
在庫として抱えている分
負債合計
224億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
42
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率2 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

金属製品 87社との比較

同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率87社中13位あたり、逆に低いのはROE87社中78位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
1.3%/中央値 5.9%
P25 2.5%P75 8.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.1%/中央値 5.3%
P25 2.5%P75 8.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
77.6%/中央値 59.8%
P25 47.8%P75 70.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.1%/中央値 1.9%
P25 -1.7%P75 3.9%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 3.0%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥970で、1年前と比べて+6.0%過去52週の値幅のなかでは35%の位置にある。

¥970+0.0%1ヶ月-0.5%1年+6.0%時価総額285億円
過去52週の値幅
安値¥895高値¥1,110

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)28.6倍
PER (会社予想)47.3倍
PBR0.37倍
配当利回り2.89%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月29日の1050円をピークに、8月3日の966円まで下落しましたが、その後は980-995円のレンジで推移し、8月21日には995円まで戻しました。1か月では-1.58%と小幅下落、年初来では+6.36%で推移しています。25日移動平均線(999.16円)をほぼ横ばいで推移し、75日線(964.79円)を上回っています。RSIは50.86と中立圏で、52週高値1110円からは10%下落した水準です。出来高は8月4日に30,000株と増加しましたが、その後は20,000株前後で推移しています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)

PERが29.37倍と業界平均の19.34倍を約52%上回り、予想PERも48.5倍と高いが、PBRは0.378倍と大きく1倍を下回り、ROEは1.3%と低水準だ。配当利回りは2.81%で業界平均の2.87%とほぼ同水準だが、配当性向は120.5%と利益を超える配当を実施しており持続性に懸念がある。売上高は3期連続で増加し、営業利益は2025年3月期に13億円に達したものの、2026年3月期は9億円と減少見込みだ。業界平均に比べてPBRの割安感は強いが、業績の伸び悩みと高い配当性向が投資判断を難しくしている。

指標この会社業種平均
PER (実績)28.6倍49.7倍
PER (予想)47.3倍
PBR0.37倍1.13倍
ROE1.3%6.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は850億円前後で横ばいが続く。営業利益率は2025年3月期1.53%、2026年3月期1.06%と低水準。強気派はブランド力と家庭用暖房の需要の底堅さを評価し、減益は一過性で回復するとみる。弱気派は暖房機器の市場縮小と競争激化で利益率の改善は難しいとし、PBR0.38倍は安いが収益性が低すぎると懸念。

プラスに働く材料7
  • ブランド力

    「コロナ」ブランドは消費者に広く認知され、信頼がある

  • 豊富な利益余力

    売上高850億円に対し市場価格は292億円と売上の3分の1以下

  • 株主還元

    配当利回り2.81%と安定した配当を継続

  • PBR0.378倍の解散価値割れで価格修正期待継続影響

    時価総額292億円に対しPBR0.378倍。清算価値が株価を下回る状態にある。

  • 配当利回り2.81%で下値支援観測通年影響

    株価995円に対し配当利回り2.81%。低PBRと合わせ株主還元に期待。

  • 売上高853億円と2期連続増収2026年3月期影響

    売上高は820億円→852億円→853億円と増加。利益改善にはつながっていない。

  • 外国人保有比率6.91%と低く拡大余地継続影響

    外国人保有比率は6.91%。海外資金流入が起これば需給改善の余地がある。

マイナスに働く材料7
  • 市場縮小

    石油ストーブ市場は年々縮小している

  • 利益率の低さ

    営業利益率1%台では、売上変動で赤字に転落するリスク

  • 原材料高

    鋼材や原油価格の上昇がコストに直結

  • 営業利益13億円から9億円へ3割減益2026年3月期影響

    営業利益は13億円→9億円へ減少。営業利益率も1.06%に低下する。

  • 予想PER48.5倍と収益対比で割高感継続影響

    予想PER48.5倍は実績29.37倍を大きく上回り、悪化シナリオを織り込む。

  • ROE1.3%と資本効率の低さ継続影響

    ROE1.3%と極めて低く、PBR0.378倍の修正には増益が必要。

  • 純利益3期連続減益の見通し通年影響

    純利益は13億円→11億円→10億円。増益転換のメドが立たない。

次の決算で確かめる点
営業利益率
低収益体質からの脱却が進むかを見る
売上高
市場縮小の中で売上を維持できるか
在庫水準
季節商品の在庫過多で値引き販売を強いられないか
ブランド別売上構成
新規分野(エアコン等)の貢献度を確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり28で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.89%。

年間配当
¥28
1株あたり
配当利回り
2.89%
いまの株価に対して
配当性向
120.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2853.8
2018年3月280.042.6
2019年3月280.072.2
2020年3月280.0257.1
2021年3月280.0178.2
2022年3月280.0103.4
2023年3月280.065.9
2024年3月280.081.8
2025年3月280.0105.1
2026年3月280.0120.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥28

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ12,704人。区分でいちばん多いのは事業法人54.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が63.9%を占め、残る36.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人53.954.254.354.454.354.4
個人・その他26.928.929.328.429.128.4
金融機関12.410.910.811.110.69.5
外国法人6.35.54.95.25.26.9
証券会社0.50.40.70.80.80.8
自己株式0.90.70.60.60.50.3
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社コロナ興産37.68
02公益財団法人内田エネルギー科学振興財団8.04
03株式会社第四北越銀行4.48
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)3.57
05コロナ社員持株会3.26
06JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.08
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.46
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.38
09外山産業株式会社1.24
10内田 力1.09

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−68%、1株純資産は14期で+12%。直近期のROEは1.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1062,3764.410.126.7
2014年3月632,4272.616.949.1
2015年3月352,4591.432.894.0
2016年3月192,4000.857.9280.3
2017年3月622,4352.618.353.8
2018年3月722,4912.918.142.6
2019年3月432,4841.724.872.2
2020年3月132,4370.572.8257.1
2021年3月212,5120.944.4178.2
2022年3月322,4981.326.4103.4
2023年3月512,4982.017.965.9
2024年3月452,5771.821.581.8
2025年3月382,6121.524.4105.1
2026年3月342,6621.327.9120.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/3期の役員報酬は総額204百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
大桃満代表取締役社長5672,000
杵渕学代表取締役専務 上席執行役員 製造本部統括6315,000
西山昭彦常務取締役 上席執行役員 技術本部統括6615,000
稲田昭弘常務取締役 上席執行役員 総合企画部担当6516,000
内田高志常務取締役 上席執行役員 総合企画部長39259,000
髙木修哉取締役 上席執行役員 総務部統括6414,000
西村常男取締役 上席執行役員 技術本部担当・住設商 品開発グループ部長6314,000
坂上芳仁取締役 上席執行役員 購買部長5713,000
本間貴昭取締役(常勤監査等委員)62
小出忠由取締役(監査等委員)59
平石広佳取締役(監査等委員)53
奥村始史63
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢保有株数
﨑山信彦取締役58136,000
植草寛取締役(監査等委員)58
大湊由香43

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)9145132818621
取締役(社内)2110116
社外取締役27074

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容690字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社12社及び関連会社1社で構成され、暖房機器、空調・家電機器、住宅設備機器の製造、販売、施工を主な事業内容とし、さらにこれら事業に関する物流、サービス等の事業活動を行っております。 当社グループの事業に係る位置付けは次のとおりであります。 製品につきましては、当社を中心に子会社㈱新井コロナ、㈱今町コロナ及び㈱栃尾コロナで製造しており、部品につきましては、子会社㈱栃尾コロナ及び㈱コロナテクノで製造しております。 販売につきましては、当社のほか、子会社大和興業㈱、㈱金辰商事を通じて販売しております。不動産賃貸につきましては、主に当社で行っております。倉庫管理につきましては、子会社コロナ物流㈱及び札幌コロナ物流㈱が行っております。 子会社㈱サンライフエンジニアリングでは当社製品の販売のほか、管工事、電気工事等のシステム設計、施工、メンテナンスサービスも行っております。アフターサービスにつきましては、当社が行うほか、子会社コロナサービス㈱及び関連会社コロナセントラルサービス㈱で行っております。子会社コロナリビングサービス㈱では、不動産賃貸のほか、住宅等のハウスクリーニング・リフォーム及びメンテナンスを行っております。子会社㈱コロナファイナンスでは当社グループにおける火災保険契約等の損害保険代理店業務を行っております。 海外におきましては、中東やヨーロッパなどの地域へ、主として代理店を通じて販売を行っております。 以上に述べた事業の系統図は次のとおりであります。 (注) ※1……連結子会社 ※2……関連会社(持分法適用)
経営方針・対処すべき課題1,965字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、広く社会や環境に貢献する存在であるために、次の企業理念と企業ミッションのもと、商品・サービスなどの事業活動を通じて価値創造の実現を目指し、企業活動を進めております。 [企業理念] 『あなたと共に夢・・・新たなライフシーン・・・を実現し、お客様に喜んでいただけるコロナ』 ~快適・健康で環境にやさしい心豊かな生活になくてはならないコロナでありたい~ [企業ミッション] ■快適で心はずむ毎日 体感できる快適に加え、暮らしにゆとりや彩りを。 つかう人の心の満足も生み出します。 ■環境にやさしい暮らし 日々の暮らしを環境にやさしいものに。 毎日つかうものだから、エネルギーを効率よく利用し、地球環境に配慮します。 ■だれでもいつでも安心な社会 だれでもつかいやすく、いつでも安心を。 事業を通じて、安心でレジリエンスな社会の実現に貢献します。 (2) 中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題 今後のわが国経済は、雇用・所得環境の改善が期待されるなど、緩やかな回復基調が続くことが考えられます。一方で、中東情勢の緊迫化によるエネルギー価格の上昇や石油由来原材料の価格上昇及び部材調達難、為替影響による物価上昇などがもたらす経済活動や国民生活への影響は今後も継続することが予想されるほか、各国の通商政策などによる影響が景気を下押しするリスクとなることも想定されます。 住宅関連機器業界においては、住宅の省エネ化に関する政府の支援制度があるものの、建築費用や金利の上昇などによる新設住宅着工への影響が懸念されます。また、中長期的には世帯数の減少や住宅の長寿命化による新設住宅着工戸数の減少が予想されるほか、脱炭素社会の実現に向け、住宅や住宅関連機器は省エネ性向上など環境に対する配慮が一層求められることが見込まれます。 当社グループを取り巻く市場環境は、地球環境問題や社会課題解決に向けた関心の高まり、脱炭素社会に向けたエネルギー変化、人口減少や国内市場の成熟化、行動様式の変化やデジタル化・AIなどの技術革新、自然災害の多発など、様々な変化が生じております。加えて、原材料などの仕入価格や物流費の上昇といったコスト面での負荷も増大しており、当社グループの事業活動に対する影響が大きくなっております。 このような状況のもと、当社グループは持続可能な社会の実現に向けて、2027年に控える創業90周年を見据えた「2026ビジョン」に基づき、利益ある成長経営と新規領域への挑戦に取り組むための第10次中期経営計画を引き続き推進してまいります。 ■2026ビジョン ●脱炭素社会への貢献 レジリエンスな社会 環境問題解決への貢献、平時・有事を問わず健康的な生活を継続できるレジリエンス性の高い商品・サービスの提供 ●快適の進化 暮らしの質向上 日常の様々なシーンにおける「快適さ」「楽しさ」を生み出す商品・サービスの提供 ●利益体質への転換 経営課題である高コスト体質の改善 ■第10次中期経営計画(2025年度~2027年度) 基本戦略 1.脱炭素社会に向けた事業ポートフォリオの再構築 サステナビリティな社会の実現に貢献するためのCO2排出量削減に寄与する機器拡大と平時も有事も健康的な生活を継続できる高いレジリエンス性を持つ機器の提供 2.「楽」から「楽しい」への事業領域拡大 家庭内に潜む不安や家事負担の軽減に寄与する商品・サービスと家の外(アウトドア)での快適や「楽しさ」を生み出す商品・サービスの提供による提供価値及び事業領域の拡大 3.経営基盤の再構築 現状の社内制度・仕組みや開発プロセス、業務の進め方などゼロベースでの見直しと当社従業員が高い意欲を持って主体的に働き続けるための「働きがい(働きやすさ+やりがい)」の向上 (3) 目標とする経営指標 当社グループの目標とする経営指標は連結売上高、連結経常利益、連結経常利益率であり、第10次中期経営計画(2025年度~2027年度)において、下記のとおり数値目標を設定しております。 2027年度目標 連結売上高   87,400百万円 連結経常利益   1,500百万円 連結経常利益率   1.7% (注) 上記経営指標は、直近の業績動向及び今後の見通し等を勘案し、見直しを行ったものであります。当該経営指標は、有価証券報告書提出日現在において予測できる事情等を基礎とした合理的な判断に基づくものであり、その達成を保証するものではありません。
事業等のリスク5,443字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりであります。ただし、これらは当社グループに関するリスクを網羅したものではなく、記載した事項以外に予見しがたいリスクも存在します。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 (1) 経営環境に関するリスク ① 業績の季節変動について 当社グループの2026年3月期の製品の種類別の連結売上高構成比は、暖房機器27.3%、空調・家電機器16.2%、住宅設備機器49.6%、その他6.9%でした。暖房機器は秋から冬にかけての第3四半期に売上が集中する傾向にあります。結果、下表のとおり当社グループの売上高及び利益が第3四半期に集中する傾向にあります。また、暖房機器及び空調・家電機器の売上高は気候や気温の影響を受ける可能性があり、当該リスクが顕在化する可能性は、翌期においても常にあるものと認識しております。 当社グループでは、季節変動に対する速やかな生産・販売活動面の対応に加え、住宅設備機器の売上高構成比を高めることで、気候による業績の変動を少なくするよう努めております。 なお、当連結会計年度における四半期ごとの売上高、経常利益は以下のとおりであります。 期別   売上高(百万円)       経常利益(百万円) 構成比(%) 第1四半期   18,904   22.1   △724 第2四半期   21,315   25.0   360 第3四半期   29,028   34.0   2,443 第4四半期   16,090   18.9   △762 通期   85,338   100.0   1,316 ② 灯油価格の変動について 石油暖房機及び石油給湯機の燃料は灯油であり、灯油以外のエネルギーを熱源とする機器とも激しく競合しており、灯油価格の高騰によって灯油を熱源とする製品の買い控えや他熱源への転換が進む可能性があります。 当社グループでは、市況の変動や灯油製品を使用している顧客のライフスタイル・嗜好の変化についてのマーケティング活動を行っておりますが、灯油価格の変動が顕著になった場合は、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。灯油価格は、原料である原油価格の動向に大きく影響を受けます。原油価格は、産油国の生産動向や国際紛争、景気動向及び為替相場に左右されることから、当該リスクが顕在化する可能性は従来に比べ高まっているものと認識しております。 ③ 気候変動に関する規制について 世界的な地球温暖化に対する関心の高まりを受け、日本政府及び関連業界における脱炭素社会の実現に向けた動きが加速しております。当社グループは、石油燃焼機器の製造・販売を主力事業の一つとしているため、政府による環境問題への対応や規制強化が進むと、将来的には化石燃料を使用する製品の製造・販売が規制されるおそれがあり、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、持続可能な社会の実現へ貢献するため、再生可能エネルギーを利用する製品やエネルギー効率が高く環境負荷の低い製品の開発を積極的に進めております。また、自社の事業活動において、温室効果ガス排出量削減目標を設定し、環境負荷低減を目指した取り組みを推進しております。 (2) 事業活動に関するリスク ① 市場の競合状況について <当社グループの製品種類別競合状況> 暖房機器   :既に成熟した市場であり、各商品群で数社が競合しており、価格政策の影響を受けております。 空調・家電機器   :多国籍企業との厳しい価格競争が一段と激化しております。 住宅設備機器   :多様な競合相手が存在し、価格や機能を含む様々な要素で競争しております。また、新設住宅着工戸数やリフォーム市場、エネルギー政策及び電気・石油等の熱源に係る消費者ニーズの動向の影響を受けております。 当社グループでは、最近の省エネや節電、環境に対する消費者の関心の高まりを受け、電気・石油等を使用する暖房機器、空調・家電機器、住宅設備機器に関して、市場競争力のある高付加価値商品の研究・開発を進めるとともに、更なるコストリダクションに取り組んでおります。また、販売エリア・チャネル別の差別化戦略を推進し、シェアアップと高付加価値機種の販売強化のため、流通や販売店及びハウスメーカーやリフォーム業者などに対し積極的に提案活動を行っております。 しかしながら、今後、競合状況、市場規模又は消費者ニーズ等に大幅な変化が生じた場合には、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。日本国内の暖房機器、空調・家電機器、住宅設備機器の市場環境は厳しい状況が続いていることから、当該リスクが顕在化する可能性は翌期においても常にあるものと認識しております。 ② 製品の品質について 当社グループは、すべての製品において創業以来蓄積された技術やノウハウを基礎に、安全に配慮した商品開発を行うとともに、品質保証規定に基づいた製品の品質管理を徹底し、高い品質水準の保持に努めております。 しかしながら、将来にわたりすべての製品において予期せぬ欠陥による品質クレームが発生しない保証はありません。万が一に備えて製造物責任賠償保険に加入しておりますが、大規模なリコールや製造物責任賠償が発生した場合には、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 原材料等の価格変動及び調達について 当社グループは、原材料や部品等を複数の取引先から調達しております。原材料や部品等の価格は、主要需要国等の景気動向と需給のバランス、また世界レベルでの相場動向や為替の動き等によって変動するため、原材料価格、原油価格及び為替の変動が顕著となった場合は、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、複雑さや特殊性から購入先が少数に限定されている部品があるほか、取引先において、自然災害、感染症の流行、事故、経営状況の悪化等の影響を受けるおそれがあり、原材料及び部品等購入先からの納入遅延が発生した場合には、当社グループにおいても製品の納入に遅れが生じる等、事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、原材料の計画的な手配や材料仕様の見直し等、価格変動の影響を最小限にとどめるよう努めることに加え、部品等の調達に関しては、調達先の拡大や代替品検討等のリスク回避策を講じておりますが、原材料及び部品等の調達は、国際的な政治・経済動向、商品相場や為替変動の影響を受けることから、これらの変動が顕在化し、調達コストの上昇や調達制約が生じるリスクは従来に比べ高まっているものと認識しております。 ④ 知的財産について 当社グループは、現在の事業活動及び将来の事業展開に有用な知的財産権取得に努める一方、第三者の知的財産権についても侵害することのないよう適時適切に調査検討し、問題発生の防止を図っております。 しかしながら、当社グループが知的財産権に関し第三者から訴訟を提起される場合や、自らの知的財産権保全のために訴訟を提起しなければならない場合等により、多額の訴訟費用が費やされる可能性があります。また、当社グループが第三者の知的財産権を侵害しているとの申し立てが認められた場合には、当社グループが特定の技術を利用できない、又は多額の損害賠償責任を負うおそれがあり、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、当該リスクの極小化に努めておりますが、当該リスクが顕在化する可能性は翌期においても相応にあるものと認識しております。 (3) 災害等に関するリスク 当社グループにおける生産拠点は、当社の3工場及び子会社の5工場すべてが新潟県内に存在しております。一拠点への過度の集中を避けるため、上記各工場は新潟県内の各地域に分散させ、災害により一部工場の生産能力が低下した場合でも、他工場に人員や生産設備等を速やかに移動させ、災害による損失が軽減できるような体制を敷いております。物流面では、全国5箇所に物流センターが存在しており、製品供給におけるリスク低減を図っております。また、事業継続計画(BCP)の策定と継続的な見直しを行い、災害に対する影響を最小限にするよう努めております。 しかしながら、地震、風水害、雪害等、新潟県全域に影響を及ぼすような大規模災害が発生した場合には、生産能力が著しく低下するおそれがあります。また、被害が国内外の広範囲にわたる場合には、部品メーカーからの納入遅延や物流網の寸断等で、事業活動に大きな損失が発生することにより、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。近年、世界各地で自然災害が発生していることに加え、日本においては、地形、気象等の自然的条件から、地震、風水害、雪害等による災害が発生しやすい国土とされております。また、気候変動に起因した自然災害の激甚化傾向も高まっていることから、当該リスクが顕在化する可能性は翌期においても常にあるものと認識しております。 (4) 感染症に関するリスク 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のように未知の感染症が世界的に流行した場合には、部品メーカーからの納入遅延や物流網の寸断等で、事業活動に大きな損失が発生するほか、貴重な人的資源に重大な影響を与え、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、当該リスクが顕在化する可能性を常に認識し、政府や都道府県等関係機関の指針に沿った感染拡大防止策の徹底をはじめとして、従業員に対する安全衛生に関する意識・知識向上のための注意喚起を実施しております。また、必要に応じて、WEB会議や時差出勤、在宅勤務等の実施による感染抑制策を講じるほか、社内において感染拡大が予見される場合には、感染症対策会議を開催し、従業員と家族の安全確保、事業活動の継続に関する全社方針の決定及び速やかな対応を実施してまいります。 (5) 情報セキュリティに関するリスク 当社グループは、事業を通してお客様の個人情報を入手することがあり、また、営業上・技術上の機密情報を保有しております。これらの情報に関して、当社グループの想定を超えるウイルス感染やサイバー攻撃等により、重要データの破壊、改ざん、流出、システム停止等を引き起こす可能性があり、その脅威は年々高まっております。万が一、これらが発生した場合、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。サイバー攻撃等社外からの脅威は年々高度化、巧妙化していることから、当該リスクが顕在化する可能性は従来に比べ高まっているものと認識しております。 当社グループでは、情報セキュリティを確保するための基本方針、管理体制、従業員への教育・啓蒙活動、法令及び契約遵守等について情報セキュリティポリシーを定めるとともに、情報セキュリティに関する社内規定・社内管理体制やルールを整備し、対策の強化を行っております。また、ウイルス対策、脆弱性管理等の技術的対策と、従業員への訓練・教育等の人的対策を組み合わせた多層的な対策を継続的に推進してまいります。 (6) 人財に関するリスク 当社グループは、従業員を“かけがえのない財産”であると捉え、それぞれの従業員が持っている能力、多様性を発揮してもらうことで新たな価値を創造し、企業・従業員の成長に繋がると考えております。 当社グループでは、新規採用、中途採用を通じて人財の確保に努めるとともに、仕事と家庭生活を両立させ「安心して健康に働ける職場づくり」を進めておりますが、優秀な人財を採用することができない場合や、人財の流出を防止できない場合、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 資金運用に関するリスク 当社は、当社グループ資金の有効活用の観点から、運用を行っております。 運用に当たっては、当社内の資金運用管理規定を遵守し、当社ポートフォリオの範囲内で安全性の高い国内外の債券等で運用しております。なお、外国債券に関しましては、リスクの分散と安定的な運用を基本方針とし、仕入債務に対する為替変動リスクの軽減も図っております。 当社では、資金運用リスクを最小限に抑えるため、取締役会の決議により運用限度額(運用枠)、リスク許容範囲、売却判断基準等を定めるリスク管理を行っております。しかしながら、為替リスク、金利リスク及び信用リスク等により、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当該リスクは国内外の経済・金融環境の影響を受けることから、当該リスクが顕在化する可能性は翌期においても常にあるものと認識しております。
経営成績の分析 (MD&A)6,846字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 ① 当期の経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境が緩やかに改善した一方で、原材料・エネルギー価格の高止まり、物価上昇等による経済活動や国民生活への影響が続きました。また、各国の通商政策などによる景気の先行き不透明な状況が継続しております。さらに、中東情勢の緊迫化に伴う世界的な原油価格の高騰やサプライチェーンの混乱により、国内でもエネルギー価格の上昇、石油由来原材料の価格上昇及び部材調達難等が企業活動及び生活に影響を及ぼしております。 住宅関連機器業界においては、新設住宅着工戸数は前年を下回るなど引き続き弱含みで推移しました。 このような状況の中、当社グループは持続可能な社会に向けた「2026ビジョン」の実現を目指し、第10次中期経営計画のもと、3つの基本戦略「脱炭素社会に向けた事業ポートフォリオの再構築」「『楽』から『楽しい』への事業領域拡大」「経営基盤の再構築」の取り組みを進めました。「脱炭素社会に向けた事業ポートフォリオの再構築」においては、エコキュートなどヒートポンプ機器の生産合理化及び設備増強に取り組んだほか、高効率なヒートポンプを熱源とし、快適性と省エネ性を両立した温水暖房システム「コロナエコ暖システム6.0」をラインアップに追加しました。「『楽』から『楽しい』への事業領域拡大」においては、コンパクトサイズで寝室などでも使いやすいハイブリッド式加湿器「HSシリーズ」中能力タイプに加え、「OUTFIELD」ブランドの新シリーズ「ナイトブラックエディション」の暖房機器を発売しました。「経営基盤の再構築」においては、DX人財育成に向けた取り組みやデータ活用による業務効率化の取り組みを推進しました。 これらの取り組みにより、当連結会計年度における経営成績は、売上高85,338百万円(前期比0.1%増)、売上原価66,975百万円(前期比0.2%増)、販売費及び一般管理費17,510百万円(前期比2.7%増)、営業外収益475百万円(前期比23.5%増)、営業外費用11百万円(前期比53.1%減)、特別利益12百万円(前期比76.0%増)、特別損失9百万円(前期比3.1%減)、法人税等合計328百万円(前期比45.1%減)となりました。営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、それぞれ852百万円(前期比36.6%減)、1,316百万円(前期比22.8%減)、991百万円(前期比10.2%減)となりました。 (製品の種類別売上高) 最近5連結会計年度における製品の種類別売上高の推移   (単位:百万円) 区分   製品の種類別売上高   合計 暖房機器   空調・家電機器   住宅設備機器   その他 2022年3月期   25,110   15,494   31,553   6,489   78,648 2023年3月期   27,532   14,012   36,993   6,797   85,335 2024年3月期   26,398   13,231   35,870   6,545   82,046 2025年3月期   23,802   15,067   40,095   6,248   85,214 2026年3月期   23,300   13,816   42,367   5,853   85,338 <暖房機器> 暖房機器の売上高は、23,300百万円(前期比2.1%減)となりました。 前年に比べ流通在庫が適正水準に戻ったこともあり暖房機器の初回導入は順調に進んだほか、石油暖房機の輸出も順調に推移したものの、需要期の気温が全国的に高く推移したことなどが影響し、暖房機器全体は前期を下回りました。 <空調・家電機器> 空調・家電機器の売上高は、13,816百万円(前期比8.3%減)となりました。 ルームエアコンは、セパレートタイプがメーカー間の販売競争激化などの影響を受けたことや、ウインドタイプの物件需要が減少したこともあり前期を下回りました。また、新モデルを加えた加湿器は感染症の流行などもあり好調に推移したものの、除湿機については梅雨明けが早かったことなどが影響し販売が伸び悩み、空調・家電機器全体は前期を下回りました。 <住宅設備機器> 住宅設備機器の売上高は、42,367百万円(前期比5.7%増)となりました。 エコキュートは、政府の補助金制度を活用した積極的な販売活動を進めたことで順調に推移しました。また、石油給湯機や電気温水器の価格転嫁が進んだことなどにより、住宅設備機器全体は前期を上回りました。 (売上原価) 売上原価につきましては、原価低減や生産性向上の取り組みを進めたものの、原材料価格の上昇などが影響し、売上原価率は前期と比較して0.1ポイント上昇し78.5%となりました。 (販売費及び一般管理費) 販売費及び一般管理費の主な増加要因につきましては、人件費が196百万円、雑費が161百万円、研究開発費が51百万円それぞれ増加したことによるものであります。 (営業外損益) 営業外収益の主な増加要因につきましては、受取利息が51百万円、受取配当金が24百万円それぞれ増加したことによるものであります。営業外費用の主な減少要因につきましては、前期に計上した有価証券売却損17百万円が当期は発生しなかったことによるものであります。 (特別損益) 特別利益の主な増加要因につきましては、投資有価証券売却益が8百万円増加したことによるものであります。特別損失の主な減少要因につきましては、固定資産除却損が0百万円減少したことなどによるものであります。 当社グループは持続可能な社会の実現に向けて、2027年に控える創業90周年を見据えた「2026ビジョン」に基づき、利益ある成長経営と新規領域への挑戦に取り組むための第10次中期経営計画(2025年度~2027年度)を推進しております。 当連結会計年度におきましては、住宅設備機器が順調に推移したものの、暖房機器や空調・家電機器の販売減少、原材料などの仕入価格や人件費、業務合理化に向けた関連費用などの販売費及び一般管理費の上昇もあり、連結経常利益、連結経常利益率はいずれも前年度を下回る結果となりました。 当社グループを取り巻く市場環境は、第2[事業の状況]1[経営方針、経営環境及び対処すべき課題等](2)中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題に記載のとおり、様々な変化が生じております。また、競合他社メーカーとの販売競争の激化や、石油燃焼機器の需要減少、原材料をはじめとした仕入価格の高騰等が見込まれるなど、計画策定当初より市場環境が変化しております。 このような状況や最近の業績動向等を受け、第10次中期経営計画の最終年度の数値目標である連結売上高87,800百万円、連結経常利益2,000百万円、連結経常利益率2.3%につきまして、第2[事業の状況]1[経営方針、経営環境及び対処すべき課題等](3)目標とする経営指標に記載のとおり見直しております。 数値目標の達成に向けては、第2[事業の状況]1[経営方針、経営環境及び対処すべき課題等](2)中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題に記載しているとおり、持続可能な社会の実現、利益ある成長経営と新規領域への挑戦に取り組むための各戦略を推進してまいります。また、経営環境下において生じた課題については、迅速に対応してまいります。 ② 生産、受注及び販売の実績 当社グループは、住宅関連機器事業のみの単一セグメントとなるため、生産、受注及び販売の実績については、セグメント情報ではなく、製品の種類別区分ごとに記載しております。 a. 生産実績 当連結会計年度における生産実績は、次のとおりであります。 製品の種類別区分   金額(百万円)   前期比(%) 暖房機器   23,086   △2.2 空調・家電機器   12,595   △12.5 住宅設備機器   40,238   8.3 その他   1,300   7.4 合計   77,221   1.1 (注) 金額は平均販売価格によって表示しております。 b. 受注実績 当社グループは、概ね見込生産方式を採用しているため、受注の状況については記載を省略しております。 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。 製品の種類別区分   金額(百万円)   前期比(%) 暖房機器   23,300   △2.1 空調・家電機器   13,816   △8.3 住宅設備機器   42,367   5.7 その他   5,853   △6.3 合計   85,338   0.1 (注) 当連結会計年度には、販売実績が総販売実績の10%以上を占める相手先はありません。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループは、経営成績に重要な影響を与える可能性のある事象として、気候や気温の変動、市場における競合状況の変化等を事業等のリスクとしております。なお、詳細につきましては、第2[事業の状況]3[事業等のリスク]をご覧ください。 ④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するに当たって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは第5[経理の状況]1[連結財務諸表等](1)[連結財務諸表][注記事項](重要な会計上の見積り)に記載しております。 (2) 財政状態 (流動資産) 当連結会計年度末の流動資産の残高は、前連結会計年度末と比べ1,616百万円減少し、50,919百万円となりました。これは電子記録債権が1,714百万円増加した一方、現金及び預金が713百万円、受取手形が940百万円、有価証券が1,079百万円、商品及び製品が403百万円それぞれ減少したことが主な要因であります。 電子記録債権につきましては、手形決済から電子記録債権への移行などに伴い増加しております。現金及び預金につきましては、仕入債務の減少などにより減少しております。なお、現金及び預金の詳しい内容につきましては、第5[経理の状況]1[連結財務諸表等](1)[連結財務諸表]④[連結キャッシュ・フロー計算書]をご覧ください。受取手形につきましては、主に電子記録債権への移行に伴うものであります。有価証券につきましては、主に償還期限が1年未満になった債券の振替及び債券の購入により増加した一方、譲渡性預金の減少に伴い減少しております。商品及び製品につきましては、主に住宅設備機器の在庫が増加した一方、空調・家電機器及び暖房機器の在庫が減少しております。 (固定資産) 当連結会計年度末の固定資産の残高は、前連結会計年度末と比べ345百万円減少し、49,345百万円となりました。これは投資その他の資産が355百万円減少したことが主な要因であります。 投資その他の資産につきましては、主に退職給付に係る資産が年金資産の時価上昇などにより1,224百万円増加した一方、投資有価証券が償還期限が1年未満になった債券の振替などにより1,617百万円減少しております。 (流動負債) 当連結会計年度末の流動負債の残高は、前連結会計年度末と比べ3,852百万円減少し、18,838百万円となりました。これは支払手形及び買掛金が3,880百万円減少したことが主な要因であります。 支払手形及び買掛金につきましては、主に支払サイトの短縮によるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末の固定負債の残高は、前連結会計年度末と比べ327百万円増加し、3,580百万円となりました。これは繰延税金負債が332百万円増加したことが主な要因であります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産の残高は、前連結会計年度末と比べ1,563百万円増加し、77,845百万円となりました。株主資本においては、利益剰余金が配当金の支払により818百万円、自己株式処分差損の振替により3百万円それぞれ減少した一方、親会社株主に帰属する当期純利益により991百万円増加しております。また、自己株式が処分などにより35百万円増加しております。その他の包括利益累計額においては、その他有価証券評価差額金が592百万円、退職給付に係る調整累計額が765百万円それぞれ増加しております。 (3) キャッシュ・フロー 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ3,303百万円(25.0%)減少し、9,930百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果使用した資金は、731百万円(前期比308百万円増)となりました。 これは、主に税金等調整前当期純利益1,319百万円、減価償却費2,068百万円、空調・家電機器及び暖房機器等の棚卸資産の減少額540百万円により資金が増加した一方、住宅設備機器等の売上債権の増加額641百万円、支払サイト短縮などによる仕入債務の減少額3,880百万円により資金が減少したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、1,753百万円(前期比995百万円減)となりました。 これは、主に定期預金の減少額1,510百万円、投資有価証券の取得、売却及び償還による収支差額205百万円により資金が増加した一方、有価証券の取得による支出705百万円、有形固定資産の取得による支出2,481百万円、無形固定資産の取得による支出164百万円により資金が減少したことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、818百万円(前期比0百万円増)となりました。 これは、主に配当金の支払によるものであります。 キャッシュ・フローの指標 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 キャッシュ・フロー対有利子 負債比率   ―   ―   ―   ―   ― インタレスト・カバレッジ・ レシオ   981.4   1,048.5   △62.7   △80.0   △85.2 (注) キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い ※各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 ※営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、運転資金及び設備投資等の資金需要に対しましては自己資金で賄うことを基本としております。なお、当連結会計年度末における主要な設備投資の計画につきましては、第3[設備の状況]3[設備の新設、除却等の計画](1)重要な設備の新設等の項目をご覧ください。また、前連結会計年度末及び当連結会計年度末において金融機関等からの借入残高はなく、現在必要とされる資金水準を十分満たす流動性を確保しております。 株主還元につきましては、第4[提出会社の状況]3[配当政策]をご覧ください。

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開示資料

出典

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