概要
兼房株式会社は、1948年に名古屋で創業した工業用機械刃物メーカーである。木工用平鉋刃やチップソー、金属切断用丸鋸など、切削工具を幅広く手掛ける。連結従業員数1,135名、2026年3月期の売上高は209億円。国内の大口工場を核に、インドネシア、中国、ベトナムに生産拠点を持ち、北米、欧州、南米、インド、メキシコなど世界各地に販売子会社を配置する。
7つの地域セグメントで構成される事業体制
同社グループは、日本、インドネシア、米国、欧州、中国、ブラジル、ベトナムの7セグメントに加え、インドやメキシコの販売子会社で構成される。日本セグメントは本社が生産・販売を担い、国内向け非住宅関連刃物と海外向け自動車関連刃物などが主力。インドネシアと中国は生産子会社が現地販売とグループ内供給を行う。米国、欧州、ブラジル、インド、メキシコの各子会社は主に販売と再研磨サービスを提供。ベトナムは生産と販売の両方を手掛ける。
売上高200億円超、営業利益率は5%目標
売上高は2013年3月期の152億円から成長を続け、2026年3月期には209億円を達成した。営業利益は11億円、親会社株主に帰属する当期純利益は10億円。同社は経営指標として連結売上高営業利益率5.0%以上の継続的実現を掲げている。2026年3月期の営業利益率は約5.2%と目標を達成。海外売上比率は約24%で、欧州・ベトナムの伸びが寄与した。
生産拠点と研究開発体制
国内の本社所在地・大口工場が総合生産拠点であり、1964年から順次拡張され現在に至る。海外生産はインドネシア(1986年設立)、中国・昆山(2002年設立)、ベトナム(2015年設立)で行い、各社とも日本から原材料・半製品の供給を受ける。1996年にはテクニカルセンター(技術研究所)を本社に新設し、材料研究や切削理論の研究を集約。品質はISO9001(1999年)、環境はISO14001(2003年)の認証を取得している。
顧客産業は木工・金属加工・自動車・紙工と多岐にわたる
製品は木工用平鉋刃やチップソーを中心に、金属切断用丸鋸(コールドソー)、ベニヤナイフ、スライサーナイフ、製本紙工用刃物、チッパー、自動車部品加工用高精度刃具など多岐にわたる。用途に応じて超硬チップやダイヤ製品も提供。主要需要先は住宅関連、自動車、鉄鋼、合板・紙工、半導体・EV関連と幅広く、近年は新素材切断刃などの開発も進めている。
業界の中での役割は木材・金属加工など産業向けに切断・切削用の刃物を供給するメーカー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2020/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 日本 | 122億円 | 62.9% | 12億円 | 9.8% |
| インドネシア | 22億円 | 11.3% | 3億円 | 13.6% |
| 欧州 | 22億円 | 11.3% | 2億円 | 9.1% |
| 米国 | 17億円 | 8.8% | 1億円 | 5.9% |
| 中国 | 11億円 | 5.7% | 1億円 | 9.1% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01日本主力
当社が生産し、国内及び海外へ販売。木工用刃物を中心に、金属加工用や製本用など多様な刃物を供給。
- 平刃類
- 木工用平鉋刃、ジョインター、ベニヤナイフ、チッパーなど、木材加工や製紙・合板製造に用いる刃物。
- 精密刃具類
- 溝突・面取カッター、替刃式カッター、ルータービットなど、高精度な切削加工に用いる刃具。
- 丸鋸類
- チップソー、金属切断用丸鋸など、回転切断に用いる鋸刃。
02インドネシア準主力
PT.カネフサインドネシアが生産し、東南アジアを中心に販売。
03米国準主力
カネフサUSAが北米向けに販売・再研磨サービスを提供。
04欧州準主力
カネフサヨーロッパB.V.が欧州向けに販売。
05中国準主力
昆山兼房高科技刀具有限公司が生産し、中国市場に販売。
06ブラジル副次
カネフサ・ド・ブラジルが南米向けに販売・再研磨サービスを提供。
07ベトナム副次
カネフサベトナムが生産・販売および再研磨サービスを提供。
08その他その他
インド、メキシコ、グループ会社管理等を含むその他の地域・機能。
製品と技術
平刃類:木工から合板・紙工まで幅広いラインアップ
平刃類は木工用の平鉋刃やジョインター、製本紙工用刃物、ベニヤナイフ、スライサーナイフ、チッパーなど多岐にわたる。特に合板用のベニヤナイフは薄く均一な単板を削り出すために高い精度が要求される。これらの製品は日本、インドネシア、中国、ベトナムの各生産子会社で製造され、世界中の木材加工・紙工産業に供給されている。
精密刃具類:溝突カッターからダイヤ製品まで
精密刃具類は、溝突・面取カッター、接合用カッター、替刃式カッター、ルータービット、替刃チップ、ストレート鉋胴、ダイヤ製品などで構成される。家具や建具の精密加工、自動車部品の切削、半導体関連の高精度加工に使用される。ダイヤ製品は超硬質材料の加工に対応し、同社のコーティング技術や接合技術が活かされている。
丸鋸類:チップソーと金属切断用コールドソー
丸鋸類は、木材加工向けのチップソーと金属切断用のコールドソーが主力。チップソーは1967年に生産を開始し、超硬チップを刃先に溶接することで耐久性を向上。コールドソーは1982年に専門棟を建設して参入、鋼管や形鋼の切断に用いられる。近年は自動車や住宅関連市場での需要が大きく、グローバル戦略製品として位置づけられている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
金属製品のなかでの位置
切削工具の老舗、収益改善中
当社は金属製品セクターに属し、工業用刃物・切削工具の製造販売で業界の老舗。売上高約202億円(2025年3月期)は同業の日本調理機やテクニスコと同程度。営業利益率は3.47%から5.26%へ改善予想。国内市場を中心に安定した需要があるが、金属加工業界全体の競争が激しく、収益性は低い。海外展開や高付加価値製品へのシフトが成長に寄与する可能性。
強み
- 長年の実績と信頼で、国内の主要顧客との強固な関係を構築。
- 多種多様な切削工具を揃え、ワンストップ供給が可能。
- 耐摩耗性・耐久性に優れた製品開発で、品質面で優位。
- 2026年3月期は営業利益率5.26%へ改善、コスト削減効果。
課題
- 営業利益率3〜5%と低く、原材料高がさらに圧迫。
- 国内依存度高く、海外市場開拓が十分に進んでいない。
- 低価格品や海外メーカーの台頭で価格競争が激化。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
金属製品の時価総額近傍。太字が兼房
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5915駒井ハルテック | 123億円 | 34.3倍 |
| 2 | 5906エムケー精工 | 119億円 | 4.6倍 |
| 3 | 5955ワイズホールディングス | 117億円 | 29.6倍 |
| 4 | 3420ケー・エフ・シー | 117億円 | 11.2倍 |
| 5 | 5971共和工業所 | 116億円 | 12.9倍 |
| 6 | 5984兼房 | 111億円 | 10.5倍 |
| 7 | 5998アドバネクス | 111億円 | 10.7倍 |
| 8 | 5967TONE | 110億円 | 9.4倍 |
| 9 | 5903シンポ | 103億円 | 20.1倍 |
| 10 | 5940不二サッシ | 95億円 | 4.7倍 |
| 11 | 3446ジェイテックコーポレーション | 89億円 | 152.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 38件
名古屋で創業した1948年、携帯用電気鉋ブレードで小型高精度を開拓
1948年11月、名古屋市熱田区に兼房刃物工業株式会社(資本金100万円)を設立。創業当初から工業用刃物の製造を手掛け、1958年1月には携帯用電気鉋(電動工具)用ブレードの応需を開始。この分野では小型で高精度な刃物製作が求められ、同社の技術基盤を築く契機となった。
大口工場の完成とチップソー事業への参入(1964〜1967年)
1964年4月、現本社所在地に大口工場第一期工事が完成、丸カッター製造部門が移転。第二期工事は1965年9月に完了し、全製品の総合生産拠点となった。1967年5月にはチップソー(超硬チップを溶接した丸鋸)の生産を開始、新たな丸鋸分野へ進出した。
営業部門の分離と金属切断用丸鋸への進出(1968〜1982年)
1968年7月、営業部門を分離して兼房刃物販売株式会社を設立(後に1990年吸収合併)。1970年2月には工場内に研究室を設置し、材料研究・切削理論の研究環境を整備。1982年9月には金属切断用丸鋸(コールドソー)専門棟が完成し、金属切断市場へ本格参入した。
インドネシア合弁と社名変更、株式上場(1986〜1995年)
1986年7月、合弁企業「PT.カネフサインドネシア」をジャカルタに設立(現・連結子会社)。1990年3月に兼房刃物販売株式会社を吸収合併、翌4月には社名を兼房株式会社に変更。1995年4月、名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場した。1996年1月にはインドネシア工場を西ジャワ州に全面移転・拡充している。
グローバル販売網の拡充:欧米・中国・ブラジルへ(1999〜2010年)
1999年5月にカネフサUSAをアメリカ・ケンタッキー州に設立。2001年4月にはカネフサヨーロッパB.V.をオランダに、2002年9月には昆山兼房高科技刀具有限公司を中国に設立。2003年6月には昆山兼房精密刀具有限公司を設立(2011年吸収合併)。2009年8月にインド、2010年1月にブラジルへ販売子会社を設立し、新興市場を開拓した。
ベトナム進出と市場区分変更、物流センター新設(2015〜2024年)
2015年3月、ベトナムに販売子会社と生産子会社をそれぞれ設立。2022年4月の東京証券取引所の市場区分見直しにより、スタンダード市場に移行。2024年1月には本社所在地に物流センターを新設。2026年3月、子会社の大口サービス株式会社が保険代理店業務を事業譲渡し、グループ体制を整理した。
年表38件を開く
1940年代
- 1948年11月創業名古屋市熱田区六番町に兼房刃物工業株式会社(資本金100万円)を設立
- 1949年9月大阪出張所を大阪市浪速区幸町に設置(1964年大阪市浪速区桜川に移転、大阪支社に改称、2009年2月関西支社へ改称)
1950年代
- 1955年3月東京出張所を東京都千代田区神田旅籠町に移転し、東京支社に改称(1966年東京都台東区へ移転)
- 1958年1月携帯用電気鉋(電動工具)用ブレードを応需、小型で高精度な刃物製作を開始
1960年代
- 1961年4月日比野工場(名古屋市熱田区)を設置(1964年愛知県丹羽郡大口町へ移転)
- 1964年4月現本社所在地に大口工場第一期工事が完成、丸カッター製造部門が移転
- 1965年9月大口工場第二期工事が完成し、全製品の総合生産拠点とする
- 1967年5月チップソーの生産を開始、新しく丸鋸分野へ進出
- 1968年7月創業営業部門を分離して兼房刃物販売株式会社を設立
1970年代
- 1970年2月工場内に研究室を設置し、技術研究体制を集約して材料研究、切削理論の研究環境を整備
- 1973年11月大口工場本館ビル完成、併せてこの頃各地営業所を新築し営業拠点の整備を実施
1980年代
- 1982年9月金属切断用丸鋸(コールドソー)専門棟が完成、新たに金属切断の市場へ進出
- 1985年3月本社機構を愛知県丹羽郡大口町に移転、本社営業部を名古屋支社に改称
- 1986年7月合弁企業「PT.カネフサインドネシア」をインドネシア・ジャカルタ市に設立(現・連結子会社)
- 1988年4月大口サービス株式会社を設立(現・連結子会社)
1990年代
- 1990年3月M&A兼房刃物販売株式会社を吸収合併
- 1990年4月商号変更社名を兼房株式会社に変更
- 1995年4月上場名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場
- 1996年1月PT.カネフサインドネシア EJIP工場(西ジャワ州ブカシ県)第一期工事完成、ジャカルタ市より全面移転
- 1996年4月本社所在地にテクニカルセンター(技術研究所)を新設
- 1999年5月販売子会社「カネフサUSA, INC.」をアメリカ・ケンタッキー州に設立(現・連結子会社)
- 1999年9月品質システムの国際規格「ISO9001」の認証を取得
2000年代
- 2001年4月販売子会社「カネフサヨーロッパB.V.」をオランダに設立(現・連結子会社)
- 2002年9月生産子会社「昆山兼房高科技刀具有限公司」を中国に設立(現・連結子会社)
- 2003年4月環境システムの国際規格「ISO14001」の認証を取得(本社・工場)
- 2003年6月生産販売子会社「昆山兼房精密刀具有限公司」を中国に設立
- 2006年3月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
- 2008年12月名古屋支社を名古屋市熱田区内で移転、中部支社へ改称
- 2009年2月M&A東京支社と前橋出張所を統合、さいたま市北区へ移転、関東支社へ改称
- 2009年8月販売子会社「カネフサインディア Pvt.Ltd.」をインドに設立(現・連結子会社)
2010年代
- 2010年1月販売子会社「カネフサ ド ブラジル LTDA.」をブラジルに設立(現・連結子会社)
- 2011年10月M&A昆山兼房高科技刀具有限公司は昆山兼房精密刀具有限公司を吸収合併
- 2012年10月関西支社徳島出張所を香川県高松市へ移転、高松営業所へ改称
- 2013年12月販売子会社「カネフサメキシコ S.A. DE C.V.」をメキシコに設立(現・連結子会社)
- 2015年3月本社所在地にコミュニケーションセンター(事務所棟)を新設 販売子会社「カネフサベトナム CO.,LTD.」をベトナムに設立(現・連結子会社)生産子会社「カネフサベトナム マニュファクチャリングCO., LTD.」をベトナムに設立(現・連結子会社)
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行 名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、名古屋証券取引所の市場第二部からメイン市場に移行
- 2024年1月本社所在地に物流センターを新設
- 2026年3月大口サービス株式会社は保険代理店業務を事業譲渡
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結売上高営業利益率5.0%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
市場価値を高める事業展開と選択集中
自動車・住宅関連の金属切断・木工用丸鋸や合板・紙工関連の平刃などグローバル戦略製品を強化し、EV・半導体関連の高精度刃具や新素材切断刃など新市場攻略製品を開発する。北中南米やインドを重点市場と位置づける。
- 02
競争力を支えるものづくり革新とDX実装
自動化・省人化による付加価値創出型の生産体制へ移行し、製造・業務に「変化対応部門」を設置して業務平準化を図る。希少素材の微小化やコーティング、レーザクラッド等の重点技術に投資する。
- 03
人財力を引き出す成長支援型組織づくり
採用から再雇用まで幅広く人財へ投資し、人事制度を見直す。調達先の多様化とレアメタル由来の重要原材料の安定確保を進める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,135人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は595万円で、9期前と比べて−4.8%。平均年齢は41.0歳、平均勤続年数は17.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 1,143 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 1,137 | — |
| 2019年3月 | 625 | 39.5 | 17.6 | 1,162 | — |
| 2020年3月 | 608 | 39.3 | 17.5 | 1,209 | — |
| 2021年3月 | 540 | 39.1 | 17.3 | 1,200 | — |
| 2022年3月 | 584 | 39.1 | 17.3 | 1,232 | — |
| 2023年3月 | 598 | 39.7 | 16.9 | 1,248 | — |
| 2024年3月 | 555 | 39.9 | 17.1 | 1,235 | — |
| 2025年3月 | 579 | 40.0 | 17.0 | 1,167 | 60 |
| 2026年3月 | 595 | 41.0 | 17.8 | 1,135 | 97 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社10社(国内 1 / 海外 9、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。
- 海外PT.カネフサインドネシア(注)1.2.3インドネシア 西ジャワ州 ブカシ県 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外カネフサUSA, INC.(注)2.3米国 ケンタッキー州 アーランガー · 連結子会社議決権100.0%
- 海外カネフサヨーロッパB.V.(注)3オランダ アイントホーフェン市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外昆山兼房高科技刀具有限公司(注)2中国 江蘇省 昆山市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外カネフサインディアPvt.Ltd. (注)1インド グルガオン · 連結子会社議決権100.0%
- 海外カネフサ ド ブラジルLTDA. (注)2ブラジル サンパウロ · 連結子会社議決権100.0%
- 海外カネフサメキシコS.A. DE C.V. (注)1メキシコ シラオ · 連結子会社議決権100.0%
- 海外カネフサベトナム マニュファクチャリングCO., LTD. (注)2ベトナム ビンフック省 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外カネフサベトナムCO., LTD.ベトナム ドンナイ市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内大口サービス㈱愛知県丹羽郡大口町 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は209億円、営業利益は11億円。前期と比べると増収増益で、売上が+3.5%、利益が+57.1%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 220億円 | 209億円 |
| 営業利益 | 11億円 | 11億円 |
| 純利益 | 9億円 | 10億円 |
| 1株あたり配当 | ¥23 | ¥23 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は57億円、営業利益は4億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+14.0%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 45 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 50 | 4 | 8.0 | 4 |
| 2024年2Q | 51 | 3 | 5.9 | 3 |
| 2024年3Q | 53 | 1 | 1.9 | −1 |
| 2024年4Q | 47 | — | — | 3 |
| 2025年2Q | 101 | 4 | 4.0 | 0 |
| 2025年4Q | 101 | 3 | 3.0 | 10 |
| 2026年2Q | 98 | 4 | 4.1 | 3 |
| 2026年4Q | 111 | 7 | 6.3 | 7 |
| 2027年1Q | 57 | 4 | 7.0 | 3 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は152億円から209億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は5.3%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 販売子会社「カネフサメキシコ S.A. DE C.V.」をメキシコに設立(現・連結子会社) | |||||
| 2013年3月 | 152 | — | 11 | — | 7 |
| 2014年3月 | 172 | — | 14 | — | 5 |
| 本社所在地にコミュニケーションセンター(事務所棟)を新設 販売子会社「カネフサベトナム CO.,LTD.」をベトナムに設立(現・連結子会社)生産子会社「カネフサベトナム マニュファクチャリングCO., LTD.」をベトナムに設立(現・連結子会社) | |||||
| 2015年3月 | 185 | — | 21 | — | 13 |
| 2016年3月 | 183 | — | 12 | — | 7 |
| 2017年3月 | 184 | — | 13 | — | 9 |
| 2018年3月 | 195 | — | 16 | — | 10 |
| 2019年3月 | 202 | — | 19 | — | 14 |
| 2020年3月 | 190 | — | 13 | — | 8 |
| 2021年3月 | 160 | — | 6 | — | 4 |
| 2022年3月 | 197 | — | 19 | — | 13 |
| 2023年3月 | 211 | — | 17 | — | 13 |
| 2024年3月 | 201 | — | 14 | — | 9 |
| 2025年3月 | 202 | 7 | 7 | 3.5 | 10 |
| 2026年3月 | 209 | 11 | 13 | 5.3 | 10 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高209億円のうち、営業利益として残るのは11億円で5.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は10億円、売上の4.8%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%をちょうど並ぶ水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金69.9%146億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.9%52億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.3%11億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが11億円、投資CFが−9億円で、差し引きのフリーCFは2億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は79億円で、売上の4.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 16 | −20 | −2 | −4 | 28 |
| 2014年3月 | 22 | −4 | −2 | 18 | 45 |
| 2015年3月 | 7 | −13 | −2 | −6 | 39 |
| 2016年3月 | 32 | −34 | −4 | −2 | 32 |
| 2017年3月 | 26 | −21 | −2 | 5 | 36 |
| 2018年3月 | 29 | −13 | −3 | 16 | 49 |
| 2019年3月 | 23 | −24 | −3 | −1 | 44 |
| 2020年3月 | 22 | −30 | −5 | −8 | 31 |
| 2021年3月 | 27 | −6 | −3 | 21 | 49 |
| 2022年3月 | 19 | −8 | 9 | 11 | 72 |
| 2023年3月 | 22 | −23 | −5 | −1 | 68 |
| 2024年3月 | 14 | −25 | −5 | −11 | 55 |
| 2025年3月 | 26 | −18 | 14 | 8 | 81 |
| 2026年3月 | 11 | −9 | −6 | 2 | 79 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は384億円。このうち返さなくてよい自己資本が313億円で、自己資本比率は81.6%(業種中央値59.8%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 224 | 184 | 40 | 82.4 |
| 2014年3月 | 253 | 196 | 57 | 77.5 |
| 2015年3月 | 266 | 215 | 51 | 80.9 |
| 2016年3月 | 271 | 217 | 54 | 80.2 |
| 2017年3月 | 263 | 221 | 42 | 83.8 |
| 2018年3月 | 278 | 230 | 48 | 82.8 |
| 2019年3月 | 286 | 235 | 51 | 82.4 |
| 2020年3月 | 282 | 237 | 45 | 84.1 |
| 2021年3月 | 275 | 237 | 38 | 86.0 |
| 2022年3月 | 316 | 255 | 61 | 80.8 |
| 2023年3月 | 339 | 274 | 65 | 80.9 |
| 2024年3月 | 348 | 284 | 64 | 81.8 |
| 2025年3月 | 385 | 306 | 79 | 79.4 |
| 2026年3月 | 384 | 313 | 71 | 81.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
金属製品 87社との比較
同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で87社中8位あたり、逆に低いのはROEで87社中63位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥776で、1年前と比べて+19.9%。過去52週の値幅のなかでは41%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 10.5倍 |
| PER (会社予想) | 12.0倍 |
| PBR | 0.34倍 |
| 配当利回り | 2.96% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
AI分析は準備中です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり23円で、前期から+4.0%。いまの株価に対する利回りは2.96%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 20 | — | 56.0 |
| 2018年3月 | 23 | 12.5 | 36.6 |
| 2019年3月 | 30 | 31.1 | 31.1 |
| 2020年3月 | 17 | −42.4 | 29.3 |
| 2021年3月 | 12 | −29.4 | 69.4 |
| 2022年3月 | 29 | 141.7 | 32.0 |
| 2023年3月 | 28 | −3.4 | 27.8 |
| 2024年3月 | 23 | −19.6 | 36.4 |
| 2025年3月 | 25 | 11.1 | 27.7 |
| 2026年3月 | 26 | 4.0 | 52.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥23
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ2,523人。区分でいちばん多いのは個人・その他で70.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が23.5%を占め、残る76.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 69.2 | 70.4 | 70.9 | 70.7 | 71.6 | 70.5 |
| 事業法人 | 21.6 | 21.7 | 21.4 | 21.4 | 21.4 | 20.9 |
| 外国法人 | 1.9 | 2.1 | 2.1 | 2.5 | 3.2 | 5.3 |
| 自己株式 | 2.9 | 2.9 | 2.9 | 2.9 | 2.9 | 2.9 |
| 金融機関 | 6.7 | 5.2 | 4.9 | 4.6 | 2.9 | 2.6 |
| 証券会社 | 0.5 | 0.6 | 0.6 | 0.8 | 0.8 | 0.7 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 大口興産株式会社 | 16.07 |
| 02 | 渡邉 裕子 | 9.55 |
| 03 | 太田 万佐子 | 9.27 |
| 04 | 兼房従業員持株会 | 5.26 |
| 05 | 渡邉 久修 | 4.49 |
| 06 | 信太 万希子 | 4.14 |
| 07 | 太田 正志 | 2.82 |
| 08 | 渡邉 將人 | 2.80 |
| 09 | BNYM RE BNYMLB RE GPP CLIENT MONEY AND ASSETS AC(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.67 |
| 10 | 渡邉 美奈子 | 1.63 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+45%、1株純資産は14期で+70%。直近期のROEは3.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 51 | 1,325 | 4.0 | 11.3 | 42.1 |
| 2014年3月 | 36 | 1,409 | 2.6 | 16.5 | 46.8 |
| 2015年3月 | 95 | 1,545 | 6.4 | 12.1 | 56.3 |
| 2016年3月 | 49 | 1,561 | 3.2 | 13.6 | 30.2 |
| 2017年3月 | 67 | 1,587 | 4.3 | 11.0 | 56.0 |
| 2018年3月 | 75 | 1,654 | 4.6 | 13.5 | 36.6 |
| 2019年3月 | 99 | 1,694 | 5.9 | 9.4 | 31.1 |
| 2020年3月 | 56 | 1,708 | 3.3 | 10.3 | 29.3 |
| 2021年3月 | 32 | 1,703 | 1.9 | 19.6 | 69.4 |
| 2022年3月 | 97 | 1,838 | 5.5 | 7.2 | 32.0 |
| 2023年3月 | 92 | 1,971 | 4.8 | 7.9 | 27.8 |
| 2024年3月 | 64 | 2,045 | 3.2 | 11.5 | 36.4 |
| 2025年3月 | 71 | 2,198 | 3.3 | 9.6 | 27.7 |
| 2026年3月 | 74 | 2,255 | 3.3 | 10.2 | 52.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額217百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 渡邉將人 | 代表取締役 会長 | 71 |
| 磯谷岳摩 | 代表取締役 社長執行役員 | 64 |
| 渡邉久修 | 取締役 常務執行役員 東南アジア拠点担当 | 36 |
| 佐築賢治 | 取締役 常務執行役員 管理本部長 | 59 |
| 今泉宏一 | 取締役 常務執行役員 営業本部長 | 60 |
| 中島康貴 | 取締役 常務執行役員 事業部門担当 兼研究開発部担当 | 54 |
| 山内敏男 | 取締役(監査等委員) | 63 |
| 山崎裕司 | 取締役(監査等委員) | 59 |
| 岡部真記 | 取締役(監査等委員) | 45 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 169 | 22 | 192 | 32 |
| 取締役(社内) | 1 | 13 | 1 | 14 | 14 |
| 社外取締役 | 3 | 11 | — | 11 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,399字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,682字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,315字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,093字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第78期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-22
- 半期報告書半期報告書-第78期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第77期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第77期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第76期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第75期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第75期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第75期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-09
- 四半期報告書四半期報告書-第75期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
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