概要
トーアミは、1940年に大阪で創業した金属製品メーカーである。溶接金網や鉄筋加工品などの土木建築用資材を主力とし、型枠大工工事やコンクリート工事などの建設工事事業も手掛ける。売上高は約180億円、従業員406名。大阪証券取引所を経て現在は東京証券取引所市場第二部に上場する。国内に複数の生産拠点を持ち、ベトナムにも合弁会社を有する。
土木建築用資材と建設工事の二本柱
トーアミグループは、報告セグメントとして「土木建築用資材事業」と「土木・建築工事事業」の二つを有する。資材事業では、棒線加工品(溶接金網、鉄筋加工品)、コンクリート二次製品用溶接金網、メッシュフェンス等を製造・販売する。工事事業では、型枠大工工事、コンクリート工事、造成工事、駐車場整備工事、河川護岸工事、外構工事、舗装工事等を手掛ける。2026年3月期の連結売上高は183億91百万円で、うち資材事業が139億85百万円、工事事業が46億54百万円を占める。両セグメントは相互に関連し、資材供給から施工まで一貫したサービスを提供する。
全国に広がる生産拠点ネットワーク
トーアミは、関西、中部、中国、北九州、南九州、関東の各事業部に生産拠点を配置する。本社工場(関西事業部四條畷工場)をはじめ、岡山第一・第二工場、福岡工場、都城工場、千葉第一・第二工場など、各地に工場を持つ。1970年から1980年代にかけて、中国地方、九州、中部地方へ順次進出し、地域密着型の生産体制を構築した。2005年には中部事業部愛知第三工場、2008年には関西事業部奈良第二工場を新設し、能力増強を図っている。このネットワークにより、顧客への短納期対応と輸送コスト削減を実現している。
グループ会社とセグメント構成
トーアミグループは、当社のほか連結子会社5社(住倉鋼材、渡部建設、FDテクノ、中條工務店、エアード)、持分法適用関連会社1社(SMC TOAMI)、非連結子会社1社(TOAMI VIETNAM)で構成される。住倉鋼材は普通鉄線関連事業を、渡部建設・中條工務店・エアードは土木・建築工事を担当する。FDテクノは資材事業の一部を担う。2026年4月にはアラキヂ工務店をグループに迎え入れ、工事セグメントは4社体制となる。これらの子会社との連携により、資材供給から施工までの一気通貫体制を強化している。
ベトナム合弁による海外展開
海外事業としては、2015年2月にベトナムに合弁会社SMC TOAMI LIMITED LIABILITY COMPANYを設立した。2016年8月には、バリアブンタウ省フーミ工業団地内に工場を新設し、既存工場から設備を移転している。この合弁会社は各種ワイヤーメッシュの製造・販売を行い、持分法適用関連会社として位置づけられる。また、TOAMI VIETNAM LLCが同国で建築図面解析、積算請負、技術コンサルティングサービスを提供する。海外売上高は連結売上高に占める割合は小さいが、成長市場への進出として位置づけられている。
低収益率ながら安定した売上基盤
トーアミの売上高は2013年3月期の145億円から2026年3月期の184億円へと緩やかに増加しているが、営業利益率は1%前後と低く、赤字となる年度もある。2025年3月期は営業損失1億円、2026年3月期は営業利益2億円と、収益は原材料価格や市況に左右されやすい。自己資本比率は58.7%(2026年3月期)と財務体質は健全である。経営課題として、原材料価格高騰への対応、販売価格への転嫁、生産性向上などが掲げられている。中期経営計画(2024-2026年度)では、顧客価値向上、人的資本投資、環境経営を掲げ、安定的な成長を目指す。
業界の中での役割は建設資材メーカーであり、かつ建設工事の施工も手掛ける川上から川下までの一貫供給者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 土木建築用資材 | 137億円 | 74.9% | 6億円 | 4.4% |
| 土木・建築工事 | 46億円 | 25.1% | 1億円 | 2.2% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01土木建築用資材主力
溶接金網や鉄筋加工品などの棒線加工品を製造・販売する。国内では当社、住倉鋼材、FDテクノが担い、海外ではベトナムの現地法人がワイヤーメッシュを中心に供給する。コンクリート二次製品用の溶接金網やメッシュフェンスなど、土木・建築現場で必要な鋼材を幅広く扱う。
- 棒線加工品(溶接金網・鉄筋加工品)
- 鋼線を溶接して網状にした金網や、鉄筋を加工した製品。コンクリート構造物の補強や土木工事の仮設、建築現場などで広く使用される。
- コンクリート二次製品用溶接金網
- コンクリート二次製品(ヒューム管やU字溝など)の補強材として使用される溶接金網。工場製品の強度を高めるために供給される。
- メッシュフェンス
- 網状の鋼材でできたフェンス。道路沿いや工場敷地などの境界や安全対策として設置される。
02土木・建築工事準主力
子会社である渡部建設、中條工務店、エアードが型枠大工工事やコンクリート工事、造成工事などを手掛ける。土木建築用資材事業と連携し、資材の供給だけでなく施工までを一貫して提供することで、建設プロジェクト全体に対応する。
製品と技術
多極式電気抵抗溶接金網機で量産する溶接金網
溶接金網はトーアミの主力製品であり、1950年に導入した多極式電気抵抗溶接金網機により量産化された。鉄筋を格子状に電気抵抗溶接したもので、建築物の床スラブや壁、道路舗装の補強等に使用される。1963年にはガラス用溶接金網を開発し、セントラル硝子株式会社への専属納入を開始。その後も自動化機械を投入し、本社工場から各地の工場へ生産を拡大した。現在は関西、中部、中国、九州、関東の各工場で生産され、建築需要に応じた多様なサイズ・強度の製品を供給する。コンクリート二次製品用溶接金網も同様の技術で製造される。
棒線加工品:鉄筋加工と切断・曲げ加工
棒線加工品は、溶接金網と並ぶ資材事業の柱である。建築現場で使用される鉄筋を、設計図面に基づいて所定の長さに切断し、曲げ加工を施した製品を提供する。トーアミの各事業部には鉄筋加工設備が配備され、JIS規格に適合した高品質な製品を納入する。近年では、鉄筋加工製品の需要は建築工事の動向に左右されるが、販売価格の維持に努めている。2026年3月期の資材事業売上高139億85百万円の大半は棒線加工品と溶接金網が占める。原材料の鋼材価格高騰が収益を圧迫するため、調達管理と価格転嫁が重要課題となっている。
メッシュフェンスと外柵用製品のラインアップ
トーアミは、外柵用フェンスや多目的建材Cパネルなどのフェンス製品も手掛ける。1988年4月、東洋技研工業株式会社宮崎工場を開設し、外柵用フェンスを開発・生産開始。同時期に多目的建材Cパネルも開発され、同工場で生産された。これらの製品は、道路や工場、住宅地の境界フェンスとして使用される。メッシュフェンスは溶接金網の応用製品であり、防錆処理や塗装を施して耐久性を高めている。現在は南九州事業部(旧宮崎工場)などで製造され、公共工事や民間施設向けに販売されている。
コンクリート二次製品用溶接金網の専用ライン
コンクリート二次製品とは、プレキャストコンクリート製品(ヒューム管、U字溝、ボックスカルバート等)のことで、その補強用に溶接金網が使用される。トーアミは、こうした専用金網を製造するラインを有する。1963年にガラス用溶接金網で培った技術をベースに、二次製品メーカーの要求に応じた寸法・形状の金網を供給する。顧客であるセントラル硝子などとの長期取引関係を背景に、安定した需要を確保している。この分野では、材料の歩留まり向上や溶接品質の管理が競争力の源泉となっている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
金属製品のなかでの位置
金属加工品、赤字からの回復途上
トーアミは金属製品業界で、自動車部品や産業機械向け金属加工品を製造。同業の日本調理機やテクニスコと比較して売上高は176億円と中規模だが、営業利益率は-0.55%と赤字に陥っている。FY26/3には営業利益率1.09%と黒字化の見込みだが、収益性は依然低い。コスト競争力や需要変動に課題を抱え、稲葉製作所のような安定した収益基盤には劣る。
強み
- 売上高180億円超の生産規模を持ち、量産によるコスト優位性を発揮。
- 自動車、産業機械など複数業界に顧客を持ち、特定業種への依存リスク分散。
- FY26/3には営業黒字転換の計画。コスト改善や生産効率化が奏功する可能性。
- 長年の金属加工技術を持ち、品質面での信頼性を構築。
課題
- 営業赤字から脱却したばかりで、利益率1.09%と低く、持続的な改善が必要。
- 原材料高や人件費上昇に対応するため、コスト削減や生産性向上が急務。
- 自動車や産業機械の需要変動に左右され、収益が不安定になりやすい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
金属製品の時価総額近傍。太字がトーアミ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3426アトムリビンテック | 53億円 | 13.3倍 |
| 2 | 5900ダイケン | 52億円 | 16.1倍 |
| 3 | 5990スーパーツール | 46億円 | 23.3倍 |
| 4 | 5994ファインシンター | 44億円 | — |
| 5 | 3437特殊電極 | 43億円 | 9.4倍 |
| 6 | 5973トーアミ | 39億円 | 20.0倍 |
| 7 | 5939大谷工業 | 38億円 | 12.6倍 |
| 8 | 3439三ツ知 | 36億円 | 96.9倍 |
| 9 | 5928アルメタックス | 35億円 | 18.9倍 |
| 10 | 5974中国工業 | 29億円 | 8.9倍 |
| 11 | 5950日本パワーファスニング | 29億円 | 56.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 35件
東洋金網として創業し金網製造を開始
1940年9月、大阪府北河内郡四条畷村に東洋金網株式会社(資本金19万9千円)を設立し、各種金網の製造加工及び販売を開始した。創業時の主力製品は金網類であり、地元需要を中心に販路を拡大した。1946年10月には第二工場を建設し、焼鈍設備やめっき設備を導入して生産能力を高めた。1950年10月には多極式電気抵抗溶接金網機を設置し、溶接金網の生産を開始。これが後の主力製品となる溶接金網事業の始まりである。1962年10月には第一工場を売却し、第二工場に統合して本社工場とし、現在の関西事業部四條畷工場の基盤が形成された。
会社更生手続きを経て再建の道
1965年3月、東洋金網は大阪地方裁判所に会社更生手続開始を申し立て、同年6月に開始決定を受けた。1966年4月には更生計画が認可され、資本金を2分の1に減資(1千5百万円)するなど再建策が実行された。1967年8月にはセントラル硝子株式会社の資本参加を受け、経営基盤の強化を図った。1969年12月に更生手続きが終結し、再建を完了。この経験は、その後の堅実な財務運営の原点となった。再建後は、ガラス用溶接金網の開発など新製品投入を進め、1970年には中国地方へ進出するなど、拡大路線に転じた。
中国・九州・中部への生産拠点拡大
1970年9月、中国地方への販路拡張を目的に、岡山県に中国東洋金網株式会社(現・中国事業部岡山第一工場)を設立。1972年4月には九州地方へ進出し福岡工場を設置、1974年には飯塚工業団地へ移転し九州東洋金網株式会社として独立させた。1979年12月には奈良県生駒市に本社第二工場を新設し、関西地区の生産能力を増強。1980年11月には中部地方に中部工場を設置し、1984年に中部東洋金網株式会社として独立。これらの拠点は後に当社に統合され、現在の事業部体制の基礎となった。各地域に生産拠点を置くことで、輸送コスト削減と顧客対応力の向上を実現した。
子会社統合と商号変更で株式会社トーアミに
1992年1月、東洋金網は中国東洋金網、九州東洋金網、中部東洋金網、東洋技研工業の4子会社を合併し、商号を株式会社トーアミに変更した。これにより、各地の事業部を中国事業本部、北九州事業本部、南九州事業本部、中部事業本部、技研事業本部に再編。1993年2月には中国事業本部岡山第二工場を新設するなど、統合後の拡大を進めた。この商号変更は、金網専門メーカーから総合建材メーカーへの脱皮を象徴する出来事であった。1995年12月には大阪証券取引所市場第二部に株式を上場し、資本市場からの資金調達が可能となった。
関東市場への進出と千葉工場の取得
1997年10月、関東市場への進出を目的に、千葉県の株式会社ワイ・エス・ケイより営業の全部を譲り受け、関東事業本部を開設した。併せて各種溶接金網の生産を開始。2000年5月には隣接地を取得し、関東事業本部千葉第二工場とした。これにより、首都圏での供給体制が確立された。2005年3月には中部事業部愛知第三工場を新設し、中部地区の能力増強も継続。2008年には関西事業部奈良第二工場、技研事業部の南九州事業部への統合など、拠点再編と拡充を同時に進めた。
連結子会社の取得と事業多角化
2002年10月、住倉鋼材株式会社の全株式を取得し、連結子会社化した。住倉鋼材は普通鉄線の製造販売を行い、トーアミの資材事業を補完する。2008年10月には、住倉鋼材が住金精鋼株式会社の小倉工場における普通鉄線事業を譲り受け、事業基盤を強化した。その後、建設工事事業へも拡大し、株式会社渡部建設、株式会社中條工務店、株式会社エアードを相次いでグループ化。2026年4月にはアラキヂ工務店も加わり、工事セグメントは4社体制となる。これらのM&Aにより、資材と施工の両輪で事業を展開する現在のグループ形態が形成された。
ベトナムへの海外進出と工場新設
2015年2月、ベトナムに合弁会社SMC TOAMI LIMITED LIABILITY COMPANYを設立し、東南アジア市場への本格進出を果たした。2016年8月には、バリアブンタウ省フーミ工業団地内に新工場を建設し、既存工場から設備を移転して生産体制を整えた。同社は各種ワイヤーメッシュを製造・販売し、持分法適用関連会社として位置づけられる。また、TOAMI VIETNAM LLCが建築図面解析や技術コンサルティングを提供。海外売上高はまだ小規模だが、成長市場でのプレゼンス確立を目指している。
上場市場の変更と現在の経営課題
2013年7月、東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、トーアミは東京証券取引所市場第二部に上場した。近年の売上高は180億円前後で推移するが、営業利益率は低く、2025年3月期には営業損失を計上。2026年3月期は営業利益2億円と黒字化したものの、収益体質の改善が課題である。2024年度から2026年度の中期経営計画では、DX推進、グループ連携強化、新規価値創造、人的資本投資を重点施策に掲げる。安定的な成長と高収益化を目指し、コスト構造改善と販売価格転嫁に取り組んでいる。
年表35件を開く
1940年代
- 1940年9月創業大阪府北河内郡四条畷村大字砂34番地に東洋金網株式会社(資本金19万9千円)を設立し、各種金網の製造加工及び販売を開始。
- 1946年10月大阪府北河内郡四条畷町大字中野766番地の1に第二工場を建設し、焼鈍、めっき設備を導入。
1950年代
- 1950年10月第二工場に多極式電気抵抗溶接金網機を設置し、溶接金網の生産開始。
1960年代
- 1962年10月M&A第一工場を売却、第二工場に統合して本社工場とする。(現在の関西事業部四條畷工場)
- 1963年9月ガラス用溶接金網を開発、ガラス網工場設備を新設。セントラル硝子株式会社へ専属納入開始。
- 1965年3月大阪地方裁判所に会社更生手続開始申立。
- 1965年6月大阪地方裁判所により更生手続開始決定。
- 1966年4月大阪地方裁判所により更生計画認可決定。
- 1966年5月会社更生計画の一環として、資本金を2分の1に減資。(資本金1千5百万円)
- 1967年8月セントラル硝子株式会社の資本参加を受ける。
- 1969年12月大阪地方裁判所により更生手続終結決定。
1970年代
- 1970年9月中国地方販路拡張の拠点として、岡山県邑久郡長船町に中国東洋金網株式会社として進出し、各種溶接金網の生産開始。(現在の中国事業部岡山第一工場)
- 1972年4月九州地方販路拡張の拠点として、福岡県糟屋郡粕屋町に福岡工場を設置、各種溶接金網の生産開始。
- 1974年6月地域振興整備公団の誘致企業として、福岡工場を飯塚工業団地内(福岡県嘉穂郡穂波町)に移転するとともに、九州東洋金網株式会社として独立させる。(現在の北九州事業部福岡工場)
- 1979年12月奈良県生駒市に本社第二工場を新設し、各種溶接金網の生産開始。(現在の関西事業部奈良第一工場)
1980年代
- 1980年6月技術部を東洋技研工業株式会社に移管し、機械製造部門を独立、強化させる。
- 1980年11月中部地方販路拡張の拠点として、愛知県額田郡額田工業団地内に中部工場を設置、各種溶接金網の生産開始。
- 1984年11月中部工場を中部東洋金網株式会社として独立させる。(現在の中部事業部愛知第一・第二工場)
- 1985年10月本社工場の溶接金網部門を本社第二工場に集結し、最新自動化機械を投入し増産体制を図る。
- 1988年4月宮崎県都城市に東洋技研工業株式会社宮崎工場を開設。外柵用フェンスを開発、宮崎工場にて生産開始。
- 1988年8月多目的建材C-パネルを開発、宮崎工場にて生産開始。
1990年代
- 1990年6月宮崎県都城市に九州東洋金網株式会社都城工場を開設。(現在の南九州事業部都城工場)
- 1992年1月M&A中国東洋金網株式会社、九州東洋金網株式会社、中部東洋金網株式会社及び東洋技研工業株式会社を合併、商号を株式会社トーアミに変更するとともに、それぞれ中国事業本部、北九州事業本部、南九州事業本部、中部事業本部及び技研事業本部に組織変更。(現在の中国事業部、北九州事業部、南九州事業部及び中部事業部)
- 1993年2月中国事業本部岡山第二工場を新設。(現在の中国事業部岡山第二工場)
- 1995年12月上場大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。
- 1997年10月関東市場への進出を目的として、千葉県印旛郡白井第一工業団地内に生産拠点を置く株式会社ワイ・エス・ケイより営業の全部を譲り受け、新たに関東事業本部を開設、各種溶接金網の生産開始。(現在の関東事業部千葉第一工場)
2000年代
- 2000年5月関東事業本部の隣接土地、建物を取得し、関東事業本部千葉第二工場とする。(現在の関東事業部千葉第二工場)
- 2002年10月M&A住倉鋼材株式会社(現:連結子会社)の全株式取得。
- 2005年3月愛知県岡崎市に中部事業部愛知第三工場を新設。
- 2008年2月M&A技研事業部を、宮崎地区における生産性の向上と合理化ならびに業務の効率化を図るため南九州事業部へ統合するとともに、同事業部内の研究開発部を独立させる。
- 2008年5月関西事業部奈良第一工場の近接地に、関西事業部奈良第二工場を新設。
- 2008年10月当社連結子会社である住倉鋼材株式会社が、住金精鋼株式会社の小倉工場における普通鉄線に関する事業を譲受ける。
2010年代
- 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。
- 2015年2月ベトナムに合弁会社(SMC TOAMI LIMITED LIABILITY COMPANY(現:持分法適用関連会社))設立。
- 2016年8月SMC TOAMI LIMITED LIABILITY COMPANYが、ベトナムのバリアブンタウ省フーミ工業団地内に工場新設、既存工場から設備を移転する。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
DX推進と業務効率化
ビジネスオペレーションセンターにシステムエンジニアを配置し、AIを活用した「バイブコーディング」によるシステム開発を開始。業務の自動化・効率化を現場レベルで実現し、社員が創造的業務に集中できる環境を整備する。
- 02
グループ連携と拠点機能強化
グループ会社間や事業部間のシナジー深化のため、拠点機能を強化。出張所を営業所に格上げし、地域密着型の営業・施工体制を構築。九州ブロック統括本部との連携により情報共有と協働の質を向上させる。
- 03
新たな価値創造と事業拡大
関東エリアの型枠工事会社をグループに迎え入れ、工事セグメントを4社体制に強化。関東事業部や工場との連携により、資材供給から施工までの一気通貫サポートを首都圏で深化させる。
- 04
サステナビリティ経営と人的資本投資
持続可能な社会への貢献を目指すサステナビリティ経営を推進。執行役員制度に伴う譲渡制限付株式報酬制度の付与対象をグループ会社代表や高度専門職人材に拡大し、企業価値向上と株主との価値共有を強化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で406人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は551万円で、9期前と比べて+6.2%。平均年齢は46.4歳、平均勤続年数は16.7年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 254 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 240 | — |
| 2019年3月 | 519 | 44.0 | 16.0 | 240 | — |
| 2020年3月 | 524 | 44.0 | 15.0 | 246 | — |
| 2021年3月 | 513 | 44.0 | 15.0 | 249 | — |
| 2022年3月 | 513 | 45.0 | 15.0 | 254 | — |
| 2023年3月 | 523 | 45.7 | 15.9 | 314 | — |
| 2024年3月 | 545 | 46.3 | 16.2 | 338 | — |
| 2025年3月 | 559 | 46.2 | 17.0 | 402 | −25 |
| 2026年3月 | 551 | 46.4 | 16.7 | 406 | 49 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社6社(国内 5 / 海外 1、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。
- 国内住倉鋼材株式会社北九州市小倉北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社渡部建設浜松市中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内FDテクノ株式会社福岡県宮若市 · 連結子会社議決権85.1%
- 国内株式会社中條工務店福岡県中間市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社エアード静岡県牧之原市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外SMC TOAMI LIMITED LIABILITY COMPANYベトナム社会主義共和国 バリアブンタウ省 · 持分法適用会社議決権50.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は184億円、営業利益は2億円。前期と比べると増収で、売上が+1.7%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 210億円 | 184億円 |
| 営業利益 | 6億円 | 2億円 |
| 純利益 | 3億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥18 | ¥18 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は45億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+2.3%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 39 | — | — | −1 |
| 2024年1Q | 44 | 1 | 2.3 | 1 |
| 2024年2Q | 43 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 48 | 2 | 4.2 | 1 |
| 2024年4Q | 41 | — | — | 0 |
| 2025年2Q | 86 | −1 | −1.2 | −1 |
| 2025年4Q | 95 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2026年2Q | 91 | 1 | 1.1 | 1 |
| 2026年4Q | 93 | 1 | 1.1 | 1 |
| 2027年1Q | 45 | 1 | 2.2 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は145億円から184億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は1.1%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。 | |||||
| 2013年3月 | 145 | — | 2 | — | 2 |
| 2014年3月 | 151 | — | 4 | — | 4 |
| ベトナムに合弁会社(SMC TOAMI LIMITED LIABILITY COMPANY(現:持分法適用関連会社))設立。 | |||||
| 2015年3月 | 152 | — | 4 | — | 3 |
| SMC TOAMI LIMITED LIABILITY COMPANYが、ベトナムのバリアブンタウ省フーミ工業団地内に工場新設、既存工場から設備を移転する。 | |||||
| 2016年3月 | 135 | — | 4 | — | 4 |
| 2017年3月 | 112 | — | 4 | — | 3 |
| 2018年3月 | 118 | — | 0 | — | −1 |
| 2019年3月 | 127 | — | 0 | — | −1 |
| 2020年3月 | 131 | — | 2 | — | 2 |
| 2021年3月 | 118 | — | 5 | — | 3 |
| 2022年3月 | 123 | — | 1 | — | 1 |
| 2023年3月 | 154 | — | −1 | — | −1 |
| 2024年3月 | 176 | — | 3 | — | 2 |
| 2025年3月 | 181 | −1 | 0 | −0.6 | 0 |
| 2026年3月 | 184 | 2 | 3 | 1.1 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高184億円のうち、営業利益として残るのは2億円で1.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の1.1%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.2%153億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.8%29億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.1%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが16億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは11億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は20億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 6 | −2 | 0 | 4 | 16 |
| 2014年3月 | −12 | −1 | 7 | −13 | 9 |
| 2015年3月 | 10 | −3 | −3 | 7 | 13 |
| 2016年3月 | 15 | −2 | −3 | 13 | 23 |
| 2017年3月 | 7 | −2 | −2 | 5 | 26 |
| 2018年3月 | −4 | 1 | 0 | −3 | 23 |
| 2019年3月 | 2 | −4 | 0 | −2 | 21 |
| 2020年3月 | 11 | −2 | −2 | 9 | 28 |
| 2021年3月 | 8 | −3 | −13 | 5 | 21 |
| 2022年3月 | −13 | −9 | 18 | −22 | 16 |
| 2023年3月 | −7 | −14 | 18 | −21 | 14 |
| 2024年3月 | 13 | −20 | 2 | −7 | 9 |
| 2025年3月 | 9 | −1 | 1 | 8 | 18 |
| 2026年3月 | 16 | −5 | −8 | 11 | 20 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は188億円。このうち返さなくてよい自己資本が111億円で、自己資本比率は58.7%(業種中央値59.8%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 150 | 98 | 52 | 65.1 |
| 2014年3月 | 149 | 102 | 47 | 68.3 |
| 2015年3月 | 152 | 105 | 47 | 69.5 |
| 2016年3月 | 147 | 107 | 40 | 72.9 |
| 2017年3月 | 146 | 110 | 36 | 75.5 |
| 2018年3月 | 149 | 108 | 41 | 72.3 |
| 2019年3月 | 152 | 105 | 47 | 69.1 |
| 2020年3月 | 151 | 106 | 45 | 70.2 |
| 2021年3月 | 141 | 110 | 31 | 77.7 |
| 2022年3月 | 159 | 110 | 49 | 69.1 |
| 2023年3月 | 184 | 108 | 76 | 58.6 |
| 2024年3月 | 195 | 110 | 85 | 56.2 |
| 2025年3月 | 191 | 108 | 83 | 56.4 |
| 2026年3月 | 188 | 111 | 78 | 58.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
金属製品 87社との比較
同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで87社中45位あたり、逆に低いのは営業利益率で87社中77位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥613で、1年前と比べて+17.4%。過去52週の値幅のなかでは59%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 20.0倍 |
| PER (会社予想) | 11.6倍 |
| PBR | 0.31倍 |
| 配当利回り | 2.94% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は52週高値689円から下落し、600円で推移。25日線(605.4円)を下回り、75日線(615.3円)との乖離が拡大。週足では緩やかな下降傾向。出来高は直近で10800株と増加し、売り圧力が強まった可能性がある。52週安値505円からは+18.8%の位置。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)。
PER 19.6倍は業界平均18.1倍とほぼ同水準だが、PBR 0.31倍は平均1.07倍を大きく下回り解散価値割れ。配当利回り2.83%は平均3.75%より低い。ROE 1.6%と低収益で配当性向129.7%と持続性に疑問。割安だが財務リスク注意。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 20.0倍 | 49.7倍 |
| PER (予想) | 11.6倍 | — |
| PBR | 0.31倍 | 1.13倍 |
| ROE | 1.6% | 6.3% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
低収益体質からの脱却が最大の論点。売上高は安定しているが営業利益率が1%前後と低迷。2025年3月期は営業赤字に転落し、2026年3月期も微益予想。PBR0.3倍台と割安だが、ROEも1.6%と低く、株主価値創造の見通しが立たない。強気派は設備稼働率改善やコスト削減による収益回復を期待するが、弱気派は原材料高や市況変動への脆弱性を指摘。配当利回り2.8%が下支え材料となるか。
- 割安指標からの反発期待
PBR0.3倍と解散価値割れ。資産価値に比べ株価が低位。
- コスト削減による収益改善
原材料高を価格転嫁し、コスト削減で利益率回復の余地あり。
- 安定配当による下支え
配当利回り2.8%と安定的。株主還元姿勢が株価を下支え。
- 営業黒字転換、2026年3月期営業利益2億円2026年3月期影響中
前年営業赤字1億から黒字転換、収益改善が評価
- PBR0.31倍、資産価値下の割安感継続影響中
PBR0.31倍で解散価値割れ、株主還元余力あり
- 売上高堅調、184億円予想2026年3月期影響弱
売上高は微増傾向、収益安定化の基盤
- 金属製品需要回復の恩恵不定影響弱
景気回復で需要増、売上高185億円超の可能性
- 低収益体質が継続
営業利益率1%前後と脆く、2025/3期は赤字。
- 市況変動に脆弱
原材料価格や需要変動の影響を受けやすく収益が不安定。
- 成長性の欠如
売上高は横ばいで、新たな成長ドライバーが見えない。
- 営業利益率1%と低収益体質通年影響強
営業利益率1.09%と低く、収益性改善には時間
- 純資産減少リスク、ROE1.6%継続影響中
ROE低く、自己資本減少懸念、配当維持困難
- 受注減少で業績再悪化のリスク不定影響中
競争激化で売上・利益下振れ、再び赤字も
- PBR低いがPER高く割高感通年影響弱
PER19.6倍と業績に対して高め、成長期待乏しい
- 営業利益率
- 収益性の改善度合いを測るため。1%未満から脱却できるか。
- 原材料コスト動向
- 鉄鋼価格等の変動が直接収益に影響するため。
- 受注高
- 需要の先行指標。自動車・機械業界の設備投資動向を把握。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり18円で、前期から+6.3%。いまの株価に対する利回りは2.94%。増配か配当維持が3年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 20 | — | 40.9 |
| 2018年3月 | 15 | −25.0 | — |
| 2019年3月 | 15 | 0.0 | 338.6 |
| 2020年3月 | 15 | 0.0 | 87.0 |
| 2021年3月 | 15 | 0.0 | 34.4 |
| 2022年3月 | 15 | 0.0 | 97.3 |
| 2023年3月 | 15 | 0.0 | — |
| 2024年3月 | 16 | 3.3 | 51.9 |
| 2025年3月 | 16 | 3.2 | 336.8 |
| 2026年3月 | 17 | 6.3 | 129.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥18
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ1,096人。区分でいちばん多いのは個人・その他で62.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が31.9%を占め、残る68.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 62.7 | 62.7 | 61.9 | 59.9 | 62.4 | 62.8 |
| 事業法人 | 28.9 | 29.1 | 28.5 | 28.4 | 28.4 | 29.3 |
| 自己株式 | 2.7 | 2.4 | 5.9 | 10.7 | 10.4 | 11.4 |
| 証券会社 | 2.0 | 1.8 | 3.2 | 5.5 | 3.4 | 3.6 |
| 金融機関 | 4.0 | 4.0 | 4.1 | 4.1 | 3.9 | 2.6 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 1.1 | 1.2 | 1.2 | 1.2 |
| 外国法人 | 2.4 | 2.5 | 1.2 | 0.9 | 0.8 | 0.6 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 東洋物産株式会社 | 9.66 |
| 02 | 北川 芳仁 | 6.09 |
| 03 | 阪和興業株式会社 | 5.91 |
| 04 | 伊藤忠丸紅住商テクノスチー ル株式会社 | 5.75 |
| 05 | 小野建株式会社 | 5.75 |
| 06 | トーアミ従業員持株会 | 4.92 |
| 07 | 細川 幸祐 | 4.69 |
| 08 | 北川 麻理子 | 1.80 |
| 09 | 佐々木 裕紀子 | 1.80 |
| 10 | 株式会社りそな銀行 | 1.56 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−4%、1株純資産は14期で+22%。直近期のROEは1.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 32 | 1,592 | 2.0 | 14.6 | 51.3 |
| 2014年3月 | 69 | 1,656 | 4.2 | 9.4 | 25.4 |
| 2015年3月 | 50 | 1,711 | 2.9 | 11.1 | 36.3 |
| 2016年3月 | 59 | 1,744 | 3.4 | 8.4 | 27.8 |
| 2017年3月 | 55 | 1,792 | 3.1 | 10.0 | 40.9 |
| 2018年3月 | −10 | 1,744 | −0.6 | — | — |
| 2019年3月 | −12 | 1,701 | −0.7 | — | 338.6 |
| 2020年3月 | 35 | 1,708 | 2.0 | 10.6 | 87.0 |
| 2021年3月 | 48 | 1,762 | 2.8 | 11.3 | 34.4 |
| 2022年3月 | 11 | 1,754 | 0.6 | 38.7 | 97.3 |
| 2023年3月 | −12 | 1,787 | −0.7 | — | — |
| 2024年3月 | 41 | 1,918 | 2.3 | 14.0 | 51.9 |
| 2025年3月 | −1 | 1,879 | −0.1 | — | 336.8 |
| 2026年3月 | 31 | 1,950 | 1.6 | 20.0 | 129.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額102百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 北川芳仁 | 代表取締役社長 兼管理本部長 | 57 | 390,000 |
| 下田修一 | 取締役 上席執行役員 業務統括本部長 | 61 | 24,000 |
| 古田貴久 | 取締役 上席執行役員 グループ統括本部長 | 60 | 19,000 |
| アレキサンダー・キャンベル・ベネット | 取締役 | 56 | — |
| 德渕弘司 | 取締役(常勤監査等委員) | 65 | 4,000 |
| 藤木晴彦 | 取締役(監査等委員) | 77 | — |
| 小礒ゆかり | 取締役(監査等委員) | 55 | — |
| 内海二郎 | 取締役(監査等委員) | 72 | — |
| 佐々木利昭 | 上席執行役員 | — | — |
| 斉藤克実 | 執行役員 業務統括本部関東事業部長 | — | — |
| 奥村清憲 | 執行役員 業務統括副本部長兼研究開発部長 | — | — |
| 美和裕一郎 | 執行役員 兼 株式会社渡部建設代表取締役社長 兼 株式会社中條工務店代表取締役社長 | — | — |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 中西彰生 | 執行役員 内部監査室長 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 84 | 2 | 86 | 29 |
| 社外取締役 | 5 | 9 | — | 9 | 2 |
| 取締役(社内) | 2 | 7 | — | 7 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容703字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,231字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,224字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)9,092字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第87期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第87期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第86期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第86期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第85期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第85期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第85期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第85期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第84期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-30
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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