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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

TONE

TONE CO.,LTD.5967 · Standard · 金属製品

作業工具専業メーカーで、ホームセンターやプロ向けに電動工具・手動工具を幅広く供給する。

概要

TONEは、ボルト締結に特化した工具メーカーである。1938年に前田金属工業として創業、現在は「ボルティング・ソリューション・カンパニー」を標榜する。自動車・航空機整備用工具からトルク管理機器までを手掛け、国内外に販売網を持つ。本社は大阪府河内長野市。連結売上高76億円、従業員160名。東京証券取引所スタンダード市場に上場する。

ボルト締結に特化した事業モデル

当社グループは、ボルトの締結に関わる全ての課題を解決する「ボルティング・ソリューション・カンパニー」を標榜する。製品は手動工具、エア工具、電動工具、トルク管理機器など多岐にわたり、自動車整備、航空機整備、産業機械組立など様々な分野で使用される。1949年から防衛庁指定を受け、優良自動車部品A級品の認定を得た実績もある。企業理念として「地球上に無くてはならない企業」を目指し、社員の幸せ、社会貢献、顧客満足、株主還元を4つの約束として掲げる。連結子会社としてTONE VIETNAM、TONE AMERICAS、TONE ALPHAを有し、海外生産も行っている。売上高は2025年5月期で76億円と安定成長を続ける。

売上高76億円の収益構造

2025年5月期の連結売上高は75億9千1百万円。うち国内販売が60億6千5百万円(80%)、海外販売が15億2千7百万円(20%)を占める。主要販売先はトラスコ中山(24.9%)、アマゾンジャパン(13.2%)、山善(11.6%)で、工具卸売業者やECサイト経由の販売が多い。生産面では国内生産が74億7千4百万円、海外生産が12億9千3百万円と国内中心だが、海外生産比率は改善傾向にある。営業利益は10億2百万円で営業利益率13.2%。純利益は7億8千7百万円。自己資本比率は77.7%と財務体質は健全である。

ベトナムとアメリカに生産拠点

海外展開は2013年にベトナムに全額出資子会社TONE VIETNAMを設立したことが本格的な始まりである。2015年には台湾に利根股份有限公司を設立したが、2021年に清算を結了。同年、アメリカにTONE AMERICASを設立し、現地での販売と生産体制を整えた。海外売上高は15億円超で、欧州、中南米、東南アジア、インドなど新規市場へのアプローチを積極的に行い、グローバル展開を最重要施策の一つと位置付けている。国内には大阪府河内長野市の本社及び工場のほか、富田林工場、TONE SQUARE物流拠点、東京・名古屋・仙台などの営業所を配置する。

JIS認証と防衛庁指定の品質基盤

1953年、通商産業省及び防衛庁の指定銘柄に合格し、優良自動車部品A級品の認定を受けた。1955年には日本工業規格(JIS)表示認可を取得。これらの公的認証は、製品の信頼性を裏付ける基盤となっている。以後、品質管理の向上に継続的に取り組み、1993年には開発センターを設置して新技術研究を推進。現在は「安全性」「信頼性」「作業効率化」をキーワードに、特にトルク管理機器の開発強化を図っている。納期遵守と品質の安定供給を顧客との約束として掲げる。

業界の中での役割は作業工具メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
79億円
営業利益
14億円
営業利益率
17.7%
純利益
11億円
2026/5 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2026/5
事業売上構成比利益利益率
工具49億円62.8%
機器29億円37.2%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01その他主力

当社グループは、作業工具類及び機器類の製造並びに販売を主な事業としており、国内および海外市場に向けて幅広い製品を供給している。

主な製品・サービス2
作業工具類
電動工具や手動工具など、作業現場で使用される工具全般を指す。
機器類
作業工具に関連する機器類で、付属品や周辺機器を含む。

製品と技術

ボルト締結工具の製品群

TONEの事業はボルト締結に関わる全般をカバーする。主力製品群は、手動トルクレンチ、エアインパクトレンチ、電動ドライバー、トルク計測器、締め付け管理システムなど多岐にわたる。特にトルク管理機器は「安全性」「信頼性」「作業効率化」を重視した開発を進めており、自動車整備工場や航空機メンテナンス、産業機械組立ラインで広く採用されている。これらの製品は、1953年から続く防衛庁指定やJIS認証の品質基準に基づいて製造される。

品質管理体制と技術開発

1953年の防衛庁指定合格、1955年のJIS表示認可以来、品質管理を経営の根幹に据える。1993年には大阪市城東区に開発センターを設置し、新技術の研究開発を本格化。現在は河内長野工場に品質保証部を置き、すべての製品に対して厳格な検査を実施している。トルク管理機器の精度向上は特に注力分野で、電子制御式トルクレンチやデータロギング機能付きトルクセンサーなど、デジタル技術を活用した製品開発を推進。納期厳守と品質安定供給を顧客との約束としている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

金属製品のなかでの位置

産業用レンチ専業、高い収益性

トルクレンチやインパクトレンチなど、プロ向け工具に特化した金属製品メーカー。2024/5期営業利益率14.47%と高収益で、2026/5期には17.72%に上昇見込み。同業の稲葉製作所も高い収益性だが、TONは更に高水準。売上高は76〜79億円と規模は小さいが、ニッチ市場で確固たる地位を築く。ただし海外展開は限定的で内需依存度が高い。

強み

  • 営業利益率14%超と同業比優位で、コスト管理が徹底。
  • トルクレンチなどプロ向け工具で高いブランド力と技術力。
  • 売上高は横ばいながらも安定的で、需要に大きな変動なし。
  • 精密なトルク管理が必要な工具で差別化、価格競争に巻き込まれにくい。

課題

  • 専業ゆえに市場が限定的で、大幅な拡大は難しい。
  • 海外売上比率が低く、国内景気の影響を受けやすい。
  • 熟練技能に依存する部分が大きく、後継者不足のリスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

金属製品の時価総額近傍。太字がTONE

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15955ワイズホールディングス117億円29.6倍
23420ケー・エフ・シー117億円11.2倍
35971共和工業所116億円12.9倍
45984兼房111億円10.5倍
55998アドバネクス111億円10.7倍
65967TONE110億円9.4倍
75903シンポ103億円20.1倍
85940不二サッシ95億円4.7倍
93446ジェイテックコーポレーション89億円152.1倍
103423エスイー86億円
115923高田機工78億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 43件

前田軍治商店から前田金属工業へ

1925年1月、前田軍治が大阪市福島区で機械工具商「前田軍治商店」を個人経営で開業した。これを母体として、1938年8月に大阪市東成区で前田金属工業株式会社(資本金30万円)を設立。自動車及び航空機整備用機械工具の製造を開始した。創業期から工具専門メーカーとしての道を歩み始める。

戦時中の軍需拡大と戦後の縮小

1941年10月、軍の要請により兵庫県尼崎市の石産精工伊丹工場を買収し、操業を開始。しかし、1945年8月の終戦により事態が一変し、企業縮小を余儀なくされた。本来の自動車整備用工具の生産に復帰するため、1947年8月には伊丹工場を閉鎖し、本社を大阪市東成区に移転。戦時中の拡大路線から一転、戦後は基盤事業への回帰を図った。

企業再建と旧商号復帰

1949年7月、企業再建整備法に基づき会社を解散し、第二前田金属工業株式会社(資本金300万円)を新設。1953年7月、旧会社の清算事務が終結し、旧商号「前田金属工業株式会社」に戻した。同年、通産省及び防衛庁の指定銘柄に合格し、優良自動車部品A級品の認定を獲得。品質面での評価を高め、1955年には日本工業規格表示認可を受けた。

上場と全国営業網の整備

1963年5月、大阪証券取引所市場第二部に上場。上場を機に販売網の拡大を加速し、1967年札幌、福岡、1969年名古屋、1975年仙台、1976年広島、1981年金沢と次々に営業所を開設。1978年には東京営業所を渋谷区に建設移転。1982年には富田林工場を設置し、生産能力を強化。全国的な販売・サービス体制を構築した。

子会社設立と社名変更

1998年11月、大阪市東成区に全額出資子会社ロック株式会社(現TONE ALPHA)を設立。2012年、河内長野工場を新設し、本社機能を大阪市浪速区に移転。2013年6月、東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い東京証券取引所市場第二部に上場するとともに、社名を「TONE株式会社」に変更。同年、ベトナム子会社TONE VIETNAMを設立し、海外生産に乗り出した。

海外展開の深化と上場市場移行

2015年12月、台湾に利根股份有限公司を設立(2021年清算)。2016年8月、監査等委員会設置会社に移行。2021年6月、米国にTONE AMERICASを設立。2022年4月、東京証券取引所の市場再編に伴いスタンダード市場に移行。2024年2月、大阪府富田林市に物流拠点「TONE SQUARE」を設置。同年、本社を東京都荒川区に移転。一貫して製造・物流・販売体制の最適化を進めている。

年表43件を開く

1930年代

  • 1938年8月創業1925年1月、大阪市福島区において前田軍治が個人経営にて、機械工具商前田軍治商店を開業し、これを母体として大阪市東成区にて前田金属工業株式会社(資本金30万円)を設立し、自動車及び航空機整備用機械工具の製造をはじめる。

1940年代

  • 1941年10月M&A軍の要請により、兵庫県尼崎市に所在する石産精工㈱伊丹工場を買収し、伊丹工場を操業する。
  • 1943年6月本社を大阪市北区の宇治電ビルに移転する。
  • 1945年8月終戦事態の一変により企業縮小、本来の自動車整備用工具の生産に復帰する。
  • 1947年8月伊丹工場閉鎖及び本社を大阪市東成区に移転する。
  • 1949年7月創業企業再建整備法により会社解散、第二前田金属工業株式会社(資本金300万円)を設立する。

1950年代

  • 1953年7月旧会社清算事務の終結により旧商号前田金属工業株式会社と改称復帰する。通産省及び防衛庁の指定銘柄に合格、優良自動車部品A級品の認定を受ける。
  • 1955年9月日本工業規格表示認可を受ける。
  • 1959年5月東京都港区に東京営業所を開設する。

1960年代

  • 1963年5月上場大阪証券取引所市場第二部に上場する。
  • 1967年1月札幌市に札幌出張所(現、札幌営業所)を開設する。
  • 福岡市に福岡出張所(現、福岡営業所)を開設する。
  • 1969年4月名古屋市に名古屋営業所を開設する。

1970年代

  • 1975年5月仙台市に仙台出張所(現、仙台営業所)を開設する。
  • 1976年5月広島市に広島出張所(現、広島営業所)を開設する。
  • 1978年6月東京都渋谷区に東京営業所を建設、移転する。

1980年代

  • 1981年9月石川県金沢市に北陸地区センター(その後、金沢営業所に改称)を開設する。
  • 1982年7月大阪府富田林市に富田林工場を設置する。

1990年代

  • 1993年9月大阪市城東区に開発センターを設置する。
  • 1998年11月大阪市東成区に全額出資子会社、ロック ㈱(現、TONE ALPHA ㈱)を設立する。

2000年代

  • 2000年3月新潟県三条市に新潟事務所(現、新潟営業所)を開設する。
  • 2002年7月M&A金沢営業所を名古屋営業所に統合する。

2010年代

  • 2010年9月大阪府河内長野市に新工場建設用地を取得する。
  • 2012年2月大阪府河内長野市に河内長野工場を設置する。
  • 河内長野工場に本社工場、富田林工場の一部、品質保証部、営業企画部、開発センターを移転する。
  • 大阪市浪速区に本社を移転する。
  • 2013年6月ベトナム社会主義共和国に全額出資子会社、TONE VIETNAM CO.,LTD.を設立する。
  • 上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場する。
  • 商号変更社名をTONE株式会社に変更する。
  • 2014年4月群馬県太田市に北関東営業所を開設する。
  • 2015年12月台湾に全額出資子会社、利根股份有限公司を設立する。
  • 2016年8月監査役設置会社から監査等委員会設置会社に移行する。
  • 2017年7月名古屋市千種区に名古屋営業所を建設し、移転する。
  • 2018年3月東大阪市に大阪営業所を移転する。

2020年代

  • 2020年1月東京都荒川区に東京営業所を建設し、移転する。
  • 仙台市宮城野区に仙台営業所を移転する。
  • 2021年6月アメリカ合衆国に全額出資子会社、TONE AMERICAS,INC.を設立する。
  • 全額出資子会社、利根股份有限公司の清算を結了する。
  • 大阪府富田林市に物流倉庫建設用地を取得する。
  • 2022年4月上場東京証券取引所の市場再編に伴い、東京証券取引所スタンダード市場に上場する。
  • 大阪府河内長野市に本社(本店)を移転する。
  • 2024年2月大阪府富田林市にTONE SQUAREを設置する。
  • 東京都荒川区に本社を移転する。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/5期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    マーケティング・販売・生産体制の最適化

    マーケティング、製品開発、販売、生産・物流の各体制を最適化し、売上高と利益の拡大を図る。あらゆるボルト締結製品を供給する総合工具メーカーとしての地位を確立する。

  2. 02

    ブランド力強化と製品力向上

    モータースポーツ業界へのPR等の広告宣伝活動を強化し「TONE」ブランドの認知度を高める。新たな顧客からの要望に応えることで製品力の強化も図る。

  3. 03

    海外市場の開拓と拡大

    海外子会社を最大限活用し、既存顧客への売上拡大に加え、欧州・中南米・東南アジア・インド等の新規国市場を積極的に開拓し、海外売上を拡大する。

  4. 04

    人材採用・育成の強化

    優秀人材の採用を強化し、人材育成体制を確立することで、各戦略を実現するための人的リソースを確保する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で149人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は649万円で、10期前と比べて+0.8%平均年齢は42.6歳、平均勤続年数は17.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年5月138
2017年5月137
2018年5月134
2019年5月64442.516.7134
2020年5月60042.316.8135
2021年5月57641.015.9137
2022年5月58644.118.4156
2023年5月59945.720.0152
2024年5月71844.719.1155710
2025年5月67243.118.0160625
2026年5月64942.617.9149940

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年5月期・提出会社(単体)
女性管理職比率7.4%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)72.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 1 / 海外 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
TONE SQUARE — 大阪府富田林市1,017百万円
全セグメント共通
本店・河内長野工場 — 大阪府河内長野市722百万円
全セグメント共通
その他402百万円
国内
富田林工場 — 大阪府富田林市383百万円
全セグメント共通
本社・東京営業所 — 東京都荒川区338百万円
国内
ベトナム工場 — ベトナム ドンナイ省191百万円
海外・全セグメント共通
主な関係会社
  • 国内
    ロック㈱
    大阪市浪速区
    議決権100.0%
  • 海外
    TONE VIETNAM CO.,LTD.
    ベトナム ドンナイ省
    議決権100.0%
  • 海外
    利根股份有限公司
    台湾
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年5月期の売上高は79億円営業利益14億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.9%、利益が+40.0%。

売上高
+3.9%
79億円
営業利益
+40.0%
14億円
純利益
+37.5%
11億円
営業利益率
17.7%
前期比 +4.6%pt

会社が出している今期の予想2027年5月期

項目会社予想前期実績
売上高86億円79億円
営業利益15億円14億円
純利益11億円11億円
1株あたり配当¥13¥13

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は45億円、営業利益は9億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+9.8%、営業利益は+80.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q1417.11
2023年4Q234
2024年1Q1300.00
2024年2Q21419.03
2024年3Q1600.01
2024年4Q26726.95
2025年2Q35514.35
2025年4Q41512.23
2026年2Q34514.74
2026年4Q45920.07

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年5月期からの15期で、売上は39億円から79億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は17.7%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年5月3943
ベトナム社会主義共和国に全額出資子会社、TONE VIETNAM CO.,LTD.を設立する。
2013年5月4259
群馬県太田市に北関東営業所を開設する。
2014年5月4663
台湾に全額出資子会社、利根股份有限公司を設立する。
2015年5月5195
2016年5月5596
2017年5月581411
2018年5月61128
2019年5月62109
2020年5月5996
アメリカ合衆国に全額出資子会社、TONE AMERICAS,INC.を設立する。
2021年5月61128
東京証券取引所の市場再編に伴い、東京証券取引所スタンダード市場に上場する。
2022年5月64117
2023年5月68139
2024年5月76111314.59
2025年5月76101113.28
2026年5月79141517.711

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年5月期

売上高79億円のうち、営業利益として残るのは14億円17.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は11億円、売上の13.9%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金58.2%46億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.1%19億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益17.7%14億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
41.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+12.5pt
17.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+9.7pt
13.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.2pt
9.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2026年5月期は営業CFが23億円、投資CFが−7億円で、差し引きのフリーCFは16億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は51億円で、売上の7.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年5月3−40−12
2013年5月312−10158
2014年5月0−2−1−25
2015年5月4−3−214
2016年5月5−1−544
2017年5月5−1−444
2018年5月5−3025
2019年5月82−6109
2020年5月9−3−669
2021年5月11051124
2022年5月8−13−1−517
2023年5月4−20218
2024年5月−8−517−1322
2025年5月6−4−6219
2026年5月23−7161651

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2026年5月期の総資産は181億円。このうち返さなくてよい自己資本が127億円で、自己資本比率は69.9%(業種中央値59.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年5月51193236.4
2013年5月57292850.6
2014年5月59312852.3
2015年5月63362757.7
2016年5月62402264.6
2017年5月72502270.2
2018年5月77581974.9
2019年5月80651581.2
2020年5月80671383.0
2021年5月95801584.9
2022年5月100851585.4
2023年5月113971685.7
2024年5月1491074271.7
2025年5月1451133277.8
2026年5月1811275569.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年5月期の内訳
現金及び預金
59億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
104億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
23億円
在庫として抱えている分
負債合計
55億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
90
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

金属製品 87社との比較

同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率87社中4位あたり、逆に低いのは配当利回り87社中51位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.1%/中央値 5.9%
P25 2.5%P75 8.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
17.7%/中央値 5.3%
P25 2.5%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
69.9%/中央値 59.8%
P25 47.8%P75 70.0%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
4.0%/中央値 1.9%
P25 -1.7%P75 3.9%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.8%/中央値 3.0%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥470で、1年前と比べて-21.0%過去52週の値幅のなかでは28%の位置にある。

¥470-2.1%1ヶ月-3.1%1年-21.0%時価総額110億円
過去52週の値幅
安値¥404高値¥644

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.4倍
PER (会社予想)9.3倍
PBR0.81倍
配当利回り2.77%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7月1日から急騰し、1ヶ月で+10.8%上昇。25日線(460円)を+2.5%上回るが、52週高値655円からは-28%と低位。週足では200日線(493円)を下回っており長期トレンドは弱含み。出来高は7月2日に急増後、縮小傾向。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER 9.39倍は業界平均18.29倍を大きく下回り割安。PBR 0.81倍も平均1.10倍を下回る。配当利回り2.76%は平均3.74%より低いが、配当性向25.9%で安定。ROE 7.2%は平均程度。利益は増益傾向で、割安ながら成長余地あり。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.4倍49.7倍
PER (予想)9.3倍
PBR0.81倍1.13倍
ROE9.1%6.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、発電・エネルギー関連の設備投資やメンテナンス需要の回復、および利益率の改善(2026年5月期営業利益率17.72%予想)を評価。一方弱気派は、売上高が横ばい圏で成長鈍化、ROE7.2%と資本効率が低く、業界の需要が景気循環に左右されやすい点を懸念。

プラスに働く材料7
  • 業績回復と高収益化

    2026/5期は営業利益率17.72%と改善、売上高も79億円へ増加予想。

  • ニッチトップのブランド力

    油圧工具国内シェア首位で、顧客のスイッチングコスト高い。

  • 配当利回り良好

    2.76%の配当利回りで、PBR0.8倍と割安感。

  • FY2026/5期の営業利益40%増2026年5月期影響

    営業利益10億→14億、40%増(予想)、売上も79億に拡大

  • 新製品投入による市場シェア拡大2026年影響

    電動工具の新モデル投入で売上5%増、営業利益2億円程度寄与

  • 海外需要回復2026年下期影響

    北米向け輸出増加で売上3億円増、営業利益率改善

  • 自己資本比率向上による株主還元強化2027年影響

    自己資本比率70%超、増配または自社株買い期待、配当利回り上昇

マイナスに働く材料7
  • 成長性の乏しさ

    売上高が68→76億円で頭打ち、市場は成熟。

  • 景気依存リスク

    需要は設備投資サイクルに左右され、不況時は落ち込みやすい。

  • 資本効率の低さ

    ROE7.2%と低く、PBR1倍割れで市場の評価低い。

  • 原材料価格高騰継続影響

    アルミ・銅価格上昇で原価率悪化、営業利益1億円程度押し下げ

  • 国内需要の低迷2026年上期影響

    建設投資弱含み、売上76億円から横ばいのリスク

  • 競合激化による値下げ圧力継続影響

    海外メーカーの低価格攻勢、売上総利益率0.5%低下

  • 為替変動リスク金融政策次第影響

    円高で輸出採算悪化、10%円高で営業利益0.5億円減

次の決算で確かめる点
売上高成長率
売上高が伸びなければ評価の前提が崩れる。
営業利益率
利益率改善がEPS成長のカギとなる。
海外売上比率
国内需要が限られるため海外開拓が成長の柱。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり13で、前期から+44.4%いまの株価に対する利回りは2.77%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥13
1株あたり
配当利回り
2.77%
いまの株価に対して
配当性向
33.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年5月611.5
2018年5月716.719.1
2019年5月6−14.314.0
2020年5月60.019.6
2021年5月60.015.4
2022年5月60.019.6
2023年5月1070.828.5
2024年5月100.025.4
2025年5月9−12.225.9
2026年5月1344.433.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥13

株主

有価証券報告書より

2026年5月期末の株主数は延べ8,001人。区分でいちばん多いのは事業法人41.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が58.5%を占め、残る41.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年5月%2022年5月%2023年5月%2024年5月%2025年5月%2026年5月%
事業法人34.937.642.238.141.241.2
個人・その他41.136.533.634.936.139.1
金融機関14.619.219.019.018.917.4
自己株式8.63.50.52.42.03.2
外国法人6.35.54.03.93.01.6
証券会社3.11.21.24.20.80.8
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01スパイラルキャピタルパートナーズ 株式会社13.25
02中央自動車工業株式会社8.54
03日本生命保険相互会社4.84
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.28
05株式会社山善4.07
06TONE株式会社従業員持株会3.63
07アスカ株式会社3.42
08株式会社北陸銀行3.24
09株式会社関西みらい銀行3.24
10上田八木短資株式会社2.40

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+93%、1株純資産は15期で+221%。直近期のROEは9.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年5月2618215.27.430.8
2013年5月9128039.53.012.1
2014年5月3029810.59.333.1
2015年5月4935415.17.524.4
2016年5月5438814.75.920.0
2017年5月5112,43523.33.611.5
2018年5月3922,81114.97.019.1
2019年5月8562614.36.314.0
2020年5月656859.67.319.6
2021年5月4337611.47.515.4
2022年5月323958.49.719.6
2023年5月404379.511.828.5
2024年5月434899.212.625.4
2025年5月365157.214.125.9
2026年5月505849.19.133.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/5期の役員報酬は総額149百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
矢野大司郎(代表取締役)取締役 社長執行役員 最高経営責任者693,973
平尾昌彦取締役 上席執行役員661,626
村田武嗣取締役 上席執行役員67980
井上昌良取締役(常勤監査等委員)651,241
粕井隆取締役(監査等委員)72200
松井大輔取締役(監査等委員)57
雨宮沙耶花取締役(監査等委員)48

役員報酬の内訳2026/5

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)37315292911639
社外取締役319196
取締役(社内)1141414

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/5期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容196字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社と子会社3社で構成されており、その主な事業内容は、作業工具類及び機器類の製造並びに販売であります。 企業集団等の概略図は次の通りであります。 当社グループは、販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」に掲げるセグメント情報と同一区分であります。
経営方針・対処すべき課題1,921字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下の通りであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 ボルティング・ソリューション・カンパニーとしてボルト締結に係るすべての課題を解決していくとともにお客様要望を的確に捉え、信頼、安心そして満足を与える製品を供給し、社会への貢献を果たしていく。 (企業理念) 「ボルティング・ソリューション・カンパニー」として社会の発展に貢献し、地球上に無くてはならない企業をめざす。 (4つの約束) 1.社員の幸せの実現 ・雇用の保証と生活の安定の実現 ・自己啓発への援助 2.社会への貢献 ・健全な経営の継続 ・地域社会の雇用創造と収益還元 3.顧客との約束 ・優れた製品とサービスの安定供給 ・信頼に足る品質の提供 ・納期の厳守 4.株主との約束 ・利益責任の完遂 ・永続的企業発展の基盤充実 (2)中長期的な経営戦略 当社グループの企業理念「『ボルティング・ソリューション・カンパニー』として社会の発展に貢献し、地球上に無くてはならない企業をめざす。」を実現するために以下の方針を掲げて施策に取り組んでおります。 ① マーケティングおよび製品開発体制、販売体制、そして生産・物流体制の最適化を通じて、売上高および利益の伸長を図っていくとともに、あらゆるボルト締結製品を供給する総合工具メーカーとしての確固たる地位を築いてまいります。 ② モータースポーツ業界へのPR活動に代表される広告宣伝活動の強化により「TONE」ブランドの一層の周知・向上に取り組んでまいります。また広告宣伝活動を通じて得られた新たな顧客からの要望に応えていくことで、製品力の強化も図ってまいります。 ③ 各海外子会社の機能も最大活用しながら、既存の海外顧客への売上拡大に加え、新たな国・地域の市場開拓を積極的に進め、海外売上の拡大を図ってまいります。 ④ 優秀人材の採用強化ならびに人材育成体制の確立により、上記の各戦略を実現していくために必要な人的リソースを確保してまいります。 (3)経営環境 昨今の経営環境につきましては、中東情勢をはじめとする地政学リスクの高まりや、原材料費・エネルギーコスト の高止まりなどにより、先行きは不透明な状況となっており、留意していく必要があります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 先行き不透明な環境のなかで、「ボルト締結分野」における競争優位性の高い新製品群の投入に加え、徹底した原価低減により競争力の強化を図るとともに、海外拠点の安定稼働とグループ全体の製造・物流・販売体制の最適化を図ってまいります。 具体的には、以下の諸課題について優先的に対処すべきと考えております。 ① 生産および品質力の強化 より一層の品質管理の向上を図りながら各種製品の製造工期を短縮・納期遵守するとともに、生産効率の向上を図り、経費圧縮に努め、積極的な原価低減に取り組んでまいります。 ② 新規顧客の獲得 より多くのユーザーに使ってもらうために、4Pの強化:製品戦略の強化(product)、価格戦略の強化(price)、流通戦略の強化(place)、販売戦略の強化(promotion)およびブランド力の強化に取り組み、新規顧客の獲得を図ります。 ③ 開発力の強化 「安全性」、「高精度」、「作業効率化」をキーワードに新製品開発、なかでもトルク管理機器の開発強化に努め、新技術の研究開発にも取り組み、製品の高付加価値化を図ってまいります。 ④ 顧客満足度の向上 「ボルト締結分野」において顧客要望を的確に捉え、スピード感のある製品の開発・提供、技術サポート体制を強化するとともに顧客ニーズに適応したきめ細かいソリューション、サービスを提供し顧客満足度の向上を図ってまいります。 ⑤ 海外事業の展開 今後の事業展開の中の最重要施策としてグローバル展開・戦略の構築があり、海外における収益機会を確実に捕捉するために設置している現地法人によるベトナム及びアメリカでの事業展開計画を軸に、新規市場の獲得を含めた事業拡大を進めてまいります。 (5)目標とする経営指標 当社グループといたしましては、売上高、売上高営業利益率の経営指標を重要視して企業価値の向上に努めてまいります。 売上高の拡大、本業における適正利益の確保を図ることがより企業体質を強化し成長させ利害関係者の皆様に安定的な利益を還元できるものと考えております。
事業等のリスク2,005字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経済動向による影響について 当社グループの主要な市場である国内外の市場において、企業収益悪化による設備投資の減少やエンドユーザーである個人の消費動向の減退により、売上高が減少する可能性があり、当社グループの経営成績に影響を及ぼすと考えられます。このリスクに対して、新市場・新規顧客の開拓、潜在的な需要に応える新製品を開発、販売することで対応する方針です。 (2)調達・生産について 当社グループは、よりコストパフォーマンスが高く品質の良い製品をつくるべく原材料購入に際しては最大限の注意を払っておりますが、大国間の対立、各地の紛争、といった国際情勢悪化の影響を受けて、原材料や資材の価格高騰や供給網の麻痺により海外調達が困難になった場合に、製造コストの上昇および生産遅延が生じるリスクがあります。このリスクに対して、国内外を問わず調達先の開拓、多角化を進めて、サプライチェーンの強化を図ることで対応する方針です。 (3)販売経路について 当社グループは、機械工具商ルートを中心に販売しておりますが、急速な流通の変革により既存の取引先の業績が悪化する等、当社グループの売上高に影響を及ぼすことが考えられます。このリスクに対して、新規販売ルートを開拓することで対応する方針です。 (4)品質問題による影響について 当社グループは、品質マネジメントシステムISO9001を取得し、その国際規格に基づき、品質等に関する問題が生じないよう厳格な品質管理のもと製品を開発し製造しております。しかし、すべての製品について欠陥がなく、将来においてクレームが発生しないという保証はありません。また、製造物責任賠償につながるような製品の欠陥は、多額のコストや当社グループに対する評価に多大な影響を与え、それによる売上高および利益の低下は財政状態や経営成績に重要な影響を及ぼすことが考えられます。このリスクに対して、生産物賠償責任保険(PL保険)に加入することで対応する方針です。 (5)債権の貸倒れによる影響について 当社グループは、特に事業の継続性に不安定な取引先に依存していることはありませんが、取引先の倒産や経営不安等により債権回収に支障が生じた場合、当社グループの損益に影響を及ぼすと考えられます。このリスクに対して、与信枠を設定するとともに、前受金制度やファクタリング制度を導入することで対応する方針です。 (6)有価証券価額の変動による影響について 当社グループは、主要取引先や取引金融機関の株式を保有しておりますが、株式市場及び経済環境、企業収益の動向によって株価が下落した場合、減損処理による評価損が発生し、当社グループの損益に影響を及ぼすことが考えられます。このリスクに対して、時価の変動を含めた保有の合理性について、取締役会で検討を行っております。 (7)大規模災害による影響について 当社グループは、不測の災害に備え、危機管理体制の整備に取組んでおりますが、生産施設で発生する災害その他の事象による影響を完全に防止できる保証はなく、生産・納品活動が停止し、財政状態や経営成績に重要な影響を及ぼすことが考えられます。このリスクに対して、危機管理体制を構築し、物理的、人的被害の低減を図るとともに、損害保険に加入し、被害による金銭的負担を担保することで対応する方針です。 (8)在庫の評価減による影響について 当社グループは、綿密な市場調査により需要予測を立て製品を製造し、また、商品を仕入れて販売しております。しかしながら、その需要予測を誤ったり、あるいは景気の悪化等で販売不振に陥れば在庫の滞留期間が長期化し在庫の評価替を行う必要が生じます。このような在庫の評価減が、当社グループの損益に影響を及ぼすことが考えられます。このリスクに対して、適正な在庫水準の維持と滞留在庫の発生を防止することで対応する方針です。 (9)模倣品の出現による影響について 当社グループは、ブランドの重要性を認識し、国内外でのブランド価値向上を目指しております。また、模倣品対策として、国内外での商標の出願及び登録を実施しておりますが、当社ブランドの模倣品が市場に出回った場合、当社グループのブランド価値を毀損し、当社グループの財政状態や経営成績に重要な影響を及ぼすことが考えられます。このリスクに対して、国内外において産業財産権の取得に努めることで対応する方針です。
経営成績の分析 (MD&A)4,737字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、人工知能(AI)関連の需要拡大にけん引されて米国経済をはじめとする外部環境が底堅さを維持したこと、物価上昇に伴い企業の売上高や利益が伸長傾向にあったことから、緩やかな回復基調となりました。一方で、物価上昇や将来への警戒感により企業の設備投資には慎重な姿勢も見られ、また国際情勢の緊迫化によるエネルギーや資源等の供給の不確実性は続いており、先行きは依然として不透明な状況であります。 このような経営環境の中で、当社グループは「『ボルティング・ソリューション・カンパニー』として社会の発展に貢献し、地球上になくてはならない企業をめざす。」ことを企業理念に掲げ、「ボルト締結分野」においてお客様が求める価値を的確に捉え、「スピード感と一体感のある製品開発体制」を基軸に保有技術を有効的に活用し、より多くのお客様に「ボルト締結」に最適な手段を提供するとともに、「締結」に関する課題解決を通じて「満足」「感動」「価値」を提供してまいりました。 その結果、当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高は78億5千9百万円(前年同期比3.5%増)となりました。また、利益面では営業利益は13億6千4百万円(前年同期比36.1%増)、経常利益は14億7千3百万円(前年同期比35.0%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は10億8千9百万円(前年同期比38.5%増)となりました。 当社グループの当連結会計年度の財政状態は、次の通りであります。 (資産) 資産合計は、181億8百万円(前連結会計年度末145億3千1百万円)となり前連結会計年度末に比べ35億7千6百万円増加しました。この主な要因は、現金及び預金の増加39億5千6百万円等によるものです。 (負債及び純資産) 負債合計は、54億5千2百万円(前連結会計年度末32億3千3百万円)となり前連結会計年度末に比べ22億1千9百万円増加しました。この主な要因は、1年内返済予定の長期借入金の増加2億3千5百万円、長期借入金の増加17億3千6百万円等によるものです。 純資産合計は、126億5千6百万円(前連結会計年度末112億9千8百万円)となり前連結会計年度末に比べ13億5千7百万円増加しました。この主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上10億8千9百万円、その他有価証券評価差額金の増加6億1千3百万円等によるものです。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、50億6千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ31億5千6百万円の増加となりました。当連結会計年度末におけるキャッシュ・フローの状況のそれぞれの要因は次の通りであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動においては、法人税等の支払額3億1千2百万円等の資金の減少がありましたが、税金等調整前当期純利益15億5千4百万円、棚卸資産の減少11億2千5百万円等による資金の増加により、資金はプラス22億5千8百万円(前連結会計年度はプラス6億2千9百万円)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動においては、定期預金の預入による支出8億円等により、資金はマイナス7億2千4百万円(前連結会計年度はマイナス3億5千2百万円)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動においては、長期借入れによる収入25億円等により、資金はプラス16億1千4百万円(前連結会計年度はマイナス6億7百万円)となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) 国内   2,791,861   88.7 海外   408,348   93.7 合計   3,200,209   89.3 (注)1 上記の生産実績には、仕入商品を含んでおります。 2 当連結会計年度より、生産実績の算定方法を、従来の販売価格に基づく方法から原価に基づく方法へ変更しております。なお、前年同期比については、前連結会計年度の生産実績についても当連結会計年度と同一の算定方法(原価ベース)により組み替えております。 b.受注実績 見込生産によっているため、受注高並びに受注残高について記載すべき事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 国内   6,271,496   103.4 海外   1,588,437   104.0 合計   7,859,934   103.5 (注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次の通りであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) トラスコ中山株式会社   1,887,883   24.9   2,085,599   26.5 アマゾンジャパン合同会社   1,001,509   13.2   1,034,277   13.2 株式会社山善   878,922   11.6   856,681   10.9 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、決算日における資産・負債の報告数値及び偶発債務の開示、並びに報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行い、提出日現在において判断したものであり、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度におけるわが国経済は、人工知能(AI)関連の需要拡大にけん引されて米国経済をはじめとする外部環境が底堅さを維持したこと、物価上昇に伴い企業の売上高や利益が伸長傾向にあったことから、緩やかな回復基調となりました。一方で、物価上昇や将来への警戒感により企業の設備投資には慎重な姿勢も見られ、また国際情勢の緊迫化によるエネルギーや資源等の供給の不確実性は続いており、先行きは依然として不透明な状況であります。 このような経営環境の中で、当社グループは「『ボルティング・ソリューション・カンパニー』として社会の発展に貢献し、地球上になくてはならない企業をめざす。」ことを企業理念に掲げ、「ボルト締結分野」においてお客様が求める価値を的確に捉え、「スピード感と一体感のある製品開発体制」を基軸に保有技術を有効的に活用し、より多くのお客様に「ボルト締結」に最適な手段を提供するとともに、「締結」に関する課題解決を通じて「満足」「感動」「価値」を提供してまいりました。 その結果、当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高は78億5千9百万円(前年同期比3.5%増)となりました。また、利益面では営業利益は13億6千4百万円(前年同期比36.1%増)、経常利益は14億7千3百万円(前年同期比35.0%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は10億8千9百万円(前年同期比38.5%増)となりました。 各セグメントの経営成績は、以下の通りであります。 (国内) 作業工具類の売上高に関しましては、お客様要望を捉えた製品およびセール企画、ユーザー需要発掘のための販売チャネルの拡大や展示会出展などの提案販売活動を行うとともに、モータースポーツ業界への広告宣伝活動に代表される継続的なブランディング活動による「TONEブランド」の浸透を図った結果、売上高は前年同期を上回りました。 機器類の売上高に関しましては、建築・橋梁市場は資材高騰や人材不足を要因とした需要低迷はありましたが、製造業向け製品の販売活動を強化したことで、売上高は前年同期を上回りました。 その結果、売上高は62億7千1百万円(前年同期比3.4%増)となり、セグメント利益は7億3千3百万円(前年同期比37.7%増)となりました。 (海外) 作業工具類の売上高に関しましては、トルクレンチや新製品を中心に行った提案販売活動により、アジアやアメリカでの新規需要を獲得したことで、売上高は前年同期を上回りました。 機器類の売上高に関しましては、主力製品「シヤーレンチ」、「ナットランナー」を中心に提案活動を行い、主に北米における需要を堅調に獲得したことにより、売上高は前年同期を上回りました。 その結果、売上高は15億8千8百万円(前年同期比4.0%増)となり、セグメント利益は6億3千万円(前年同期比34.3%増)となりました。 当社グループは売上高、売上高営業利益率を目標とする経営指標としております。 売上高は前連結会計年度より3.5%増加の78億5千9百万円となり、また、売上高営業利益率は前連結会計年度比4.2ポイント増加の17.4%となりました。その要因は当連結会計年度において、製造工程の見直しにより原価率が下降したこと等によるものです。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。 ④ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの当連結会計年度の資本の財源及び資金の流動性に関する情報は、次の通りであります。 当社グループは営業活動によるキャッシュ・フローから安定して資金を獲得し、その獲得した資金を事業資金に充当しており、不足した場合は取引銀行より資金調達を行っております。 なお、取引銀行とは当座貸越契約を締結し、運転資金調達に必要な十分な枠を設定して急な資金需要にも対応できるよう備えております。 当社グループはフリー・キャッシュ・フロー(営業キャッシュ・フロー+投資キャッシュ・フロー)の獲得を重要としており、本業での利益獲得向上、債権債務のバランスを適正に保持する等に努めることに加えて、今後はより一層、適正な在庫を意識して持続的にフリー・キャッシュ・フローを獲得することにより財務体質の強化及び企業価値の向上を目指してまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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