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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

エスリード

ESLEAD CORPORATION8877 · Prime · 不動産業

マンション開発分譲を中核に、管理・賃貸・建設・仲介・電力販売など多角的な不動産サービスを展開。

概要

大阪府を本拠とし、主に単身・DINKS向けの駅近コンパクトマンションを「エスリード」ブランドで供給する中堅デベロッパー。2026年3月期の連結売上高は1,169億円、営業利益率は15.8%に達する。分譲事業に加え、管理・賃貸・仲介・建設・電力など周辺事業をグループ子会社で展開し、総合不動産会社への転身を進める。

マンション分譲を中核とする収益構造

エスリードの事業の中心は、自社企画による分譲マンションの開発・販売である。2026年3月期の不動産販売事業の売上高は865億円と全体の74%を占め、同事業のセグメント利益は132億円に上る。主力の「エスリード」シリーズは駅徒歩圏の狭小地を活用したコンパクト物件が特徴で、2025年3月期には3,626戸の新築中高層住宅を引き渡した。一棟販売や個別分譲を使い分け、建築費上昇に対応しながら利益を確保するビジネスモデルを持つ。

グループ子会社による周辺事業の拡充

分譲だけでなく、エスリードはグループ全体で不動産のライフサイクルに関わる多様な事業を手掛ける。エスリード建物管理が分譲後のマンション管理を、エスリード賃貸が賃貸管理を、イー・エル建設が建設・リフォームを担う。さらに、綜電が電力供給、デジメーションがデジタルマーケティング、エスリードホテルマネジメントが宿泊施設運営を行うなど、事業領域は住まいからエネルギー、観光にまで広がる。これらのその他事業は2026年3月期に303億円の売上を計上し、セグメント利益は59億円と堅調である。

親会社森トラストとの資本関係

エスリードは2013年3月、森トラストによる公開買付けを受け、同社の連結子会社となった。森トラストは不動産開発、ホテル経営、投資事業を営む企業であり、その親会社は株式会社森トラスト・ホールディングスである。グループ入り後もエスリードは独自のブランドと事業を維持しながら、森トラストのネットワークを活用して大規模案件やホテル開発などに取り組んでいる。資本業務提携は2012年に始まり、翌年の公開買付けでグループ化が完了した。

関西発から全国へ広がる事業エリア

1992年の創業以来、大阪を中心に事業を展開してきたが、近年はエリアを拡大している。1992年に福岡支店を開設し、2018年に名古屋支店、2025年に東京支店と北海道支店を設置した。東海圏では2020年に「エスリード名古屋東別院」を初めて販売。2026年3月期の販売実績には名古屋や奈良、神戸など関西・東海の物件が並び、首都圏への本格進出は今後の課題と見られる。支店網の拡充は、用地取得の機会を広げる狙いがある。

業界の中での役割は総合不動産事業者(マンション分譲を中核に、管理・賃貸・建設・仲介等)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,169億円
営業利益
185億円
営業利益率
15.8%
純利益
112億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
不動産 販売事業866億円74.1%133億円15.4%
その他事業(注)1303億円25.9%59億円19.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01不動産(分譲マンション販売)主力

マンションの開発分譲を中心事業として行う。自社で企画開発し、分譲販売。

主な製品・サービス1
分譲マンション
自社開発による分譲マンションの企画・販売。

02不動産(管理・賃貸)準主力

マンションの管理事業(エスリード建物管理)、賃貸管理事業(エスリード賃貸)、マンション賃貸事業(当社)を展開。

主な製品・サービス3
マンション管理業務
分譲マンション等の管理組合からの管理受託。
賃貸管理業務
賃貸マンションの入居者管理・家賃管理等。
自社賃貸事業
自社保有のマンション等の賃貸。

03不動産(仲介・買取再販・戸建分譲)副次

エスリードリアルティが不動産仲介・買取再販、エスリードハウスが戸建分譲事業を行う。

主な製品・サービス3
不動産仲介
売買・賃貸の仲介。
買取再販
中古物件を買取り、リノベーションして販売。
戸建分譲
新築戸建住宅の分譲販売。

04建設・リフォーム副次

イー・エル建設が建設・リフォーム事業を展開。

主な製品・サービス1
建設工事・リフォーム工事
マンション・住宅等の新築工事、リフォーム工事。

05ホテル運営・管理その他

エスリードホテルマネジメントが宿泊施設の運営・管理を行う。

主な製品・サービス1
宿泊施設運営・管理
ホテル等の運営・管理業務。

06電力供給その他

綜電(綜電株式会社)が電力供給事業を行う。

主な製品・サービス1
電力販売
電力の小売供給。

07不動産証券化その他

エスリード・アセットマネジメントが不動産証券化事業(アセットマネジメント)を行う。

主な製品・サービス1
不動産アセットマネジメント
不動産の証券化に伴う運用・管理業務。

08デジタルマーケティングその他

デジメーションがデジタルマーケティング事業を行う。

主な製品・サービス1
デジタルマーケティングサービス
Webマーケティング支援等。

09清掃・ビルメンテナンスその他

Eクリーンアップがマンション・ビル清掃、南都ビルサービスがビルメンテナンス事業を行う。

主な製品・サービス2
清掃業務
マンション・ビルの清掃。
ビルメンテナンス
ビルの設備保守・管理。

製品と技術

駅近・コンパクトに特化したマンション企画

エスリードの主力商品は「エスリード」ブランドで展開する分譲マンションである。ターゲットは単身者やDINKS世帯で、駅徒歩5分圏内の狭小地を厳選して取得し、専有面積30~50平方メートル程度のコンパクトな間取りを供給する。2026年3月期の引渡物件では「エスリードレジデンス梅田グランゲート」(182戸、42.3億円)や「エスリード今池ルミナス」(182戸、39.3億円)などが代表的である。用地取得時から出口戦略まで自社で管理し、コストコントロールと企画力を強みとする。

マンション管理から仲介・リフォームまでの一貫サービス

分譲後の住まいを支えるため、グループ会社が管理・賃貸・仲介・リフォームを提供する。エスリード建物管理が管理組合からの管理受託を、エスリード賃貸が入居者管理と家賃管理を、エスリードリアルティが売買仲介と買取再販を、イー・エル建設が新築工事とリフォーム工事をそれぞれ担当する。これにより、住まいの購入から売却・リフォームまでをワンストップでカバーし、顧客のライフステージの変化に対応する。

電力供給とホテル運営に広がる非住宅領域

エスリードグループはマンション以外の事業にも積極的に進出している。2006年設立の綜電は電力小売供給事業を行い、グループ物件への電力供給を担う。2018年設立のエスリードホテルマネジメントは宿泊施設の運営・管理を手掛け、インバウンド需要を取り込む。さらに、エスリード・アセットマネジメントは不動産証券化による運用業務を、デジメーションはデジタルマーケティング支援を提供する。これらの事業は分譲事業と異なる収益源として成長している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

マンション開発で急成長、高収益

エスリードは不動産業、特に中古マンションの再生・販売や新築マンション開発を手掛ける。同業には大東建託やタスキホールディングスなどがある。大東建託は賃貸住宅建設で大手だが、エスリードは分譲マンション特化で差別化。タスキHDは中古物件再生に強みを持つ。エスリードの営業利益率は15%超と高く、売上高も急成長中。中古物件を安く仕入れ、リノベーションして販売するモデルが奏功。もっとも、不動産市況の変動や競合激化がリスク。

強み

  • 中古物件再生による高付加価値販売で、営業利益率15%超を達成。
  • 売上高が増加基調、市場シェア拡大と事業拡大が進む。
  • 物件の価値を高めるリノベーション技術で差別化。
  • 安価な中古物件を仕入れるネットワークとノウハウを保有。

課題

  • 景気後退や金利上昇で物件価格下落、販売不振の可能性。
  • 同業他社も中古再生事業に参入、競争が激化。
  • 仕入れた物件が想定通り販売できず、在庫が膨らむリスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

住宅・不動産の時価総額近傍。太字がエスリード

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15851リョービ881億円8.3倍
23946トーモク863億円10.0倍
38923トーセイ851億円10.5倍
41419タマホーム848億円68.7倍
53302帝国繊維840億円16.5倍
68877エスリード810億円7.2倍
77130ヤマエグループホールディングス805億円7.3倍
8471ANSグループ800億円10.9倍
92734サーラコーポレーション800億円10.5倍
105946長府製作所727億円23.8倍
113498霞ヶ関キャピタル724億円12.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。

会社の歴史

沿革 42件

日本エスリード設立と初の分譲開始(1992~1993)

1992年5月、大阪市北区西天満に日本エスリード株式会社を設立。同年6月に宅地建物取引業免許を取得し、9月には福岡支店を開設した。翌1993年5月、第1号物件「エスリード福島」の販売を開始。この時点から駅近のコンパクトマンションという基本戦略が定まる。同年11月には本店を大阪市北区梅田に移転し、事業基盤を固めた。

上場と関西でのシェア拡大(1997~2001)

1997年4月、株式額面変更のためイーエルコーポレーションと合併。1999年10月に大阪証券取引所市場第二部に上場し、2001年3月には第一部、同年11月には東京証券取引所第一部に上場した。上場前後の1999年にはホームワランティを日本で初めて標準装備し、差別化を図った。2000年には日本高層住宅協会に加盟。2005年には累計供給10,000戸を達成し、関西圏でのプレゼンスを確立した。

森トラストグループ入りと多角化の加速(2012~2019)

2012年2月、森トラストと資本業務提携を締結。翌2013年3月に森トラストによる公開買付けが成立し、同社の子会社となる。グループ入り後は事業の多角化を本格化。2016年にエスリードハウスで戸建分譲に進出。2018年には建物管理会社とホテルマネジメント会社を設立。2019年4月には管理事業を再編し、商号をエスリード株式会社に変更。同年には名古屋支店も移転し、東海エリアへの布石を打った。

商号変更と全国展開への布石(2019~2025)

2019年10月、社名を日本エスリードからエスリードに変更。2020年6月、東海圏第1号物件「エスリード名古屋東別院」を発売。2021年3月には不動産証券化事業を担うアセットマネジメント会社を設立。2022年4月、東京証券取引所の市場区分変更に伴いプライム市場に移行。2023年にはエスリードリアルティ(仲介・買取再販)とエスリードアパートメント(アパート開発販売)を設立。2025年10月に東京支店、12月に北海道支店を開設し、首都圏・北海道への進出を加速させた。

年表42件を開く

1990年代

  • 1992年5月創業大阪市北区西天満に、日本エスリード株式会社(現、エスリード株式会社)を設立。
  • 1992年6月宅地建物取引業免許(大阪府知事免許)を取得。
  • 1992年9月福岡市中央区渡辺通に福岡支店(現、福岡市中央区天神)を設置。
  • 1993年3月宅地建物取引業免許(建設大臣免許)を取得。
  • 1993年5月エスリードシリーズ第1棟「エスリード福島」を販売開始。
  • 1993年11月本店を大阪市北区梅田に移転。
  • 1995年11月本店を大阪市北区梅田一丁目1番3-2400号に移転。
  • 1996年4月M&Aエスリード企画株式会社を吸収合併。
  • 1996年5月創業エスリード管理株式会社(現、エスリード賃貸株式会社)を設立(当社100%出資)。
  • 1997年4月M&A株式の額面金額を変更するため、イーエルコーポレーション株式会社(形式上の存続会社)と合併。
  • 1998年9月老朽化マンション建替え事業物件「エスリード堂ヶ芝」を販売開始。
  • 1999年4月ホームワランティを日本で初めて標準装備。
  • 1999年7月神戸市総合設計制度許可及び住宅市街地総合整備事業適用マンション「エスリード六甲第2」を販売開始。
  • 1999年10月上場大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。

2000年代

  • 2000年2月社団法人日本高層住宅協会(現、一般社団法人不動産協会)に加盟。
  • 2001年3月上場大阪証券取引所市場第一部に株式を上場。
  • 2001年11月上場東京証券取引所市場第一部に株式を上場。
  • 2005年1月エスリードシリーズ供給戸数10,000戸目となる「エスリード長岡天神」を販売開始。
  • 2006年5月創業綜電株式会社を設立(当社100%出資)。
  • 2006年6月関西で初めて「マンション建替え円滑化法」を適用した「エスリード高野台」を販売開始。
  • 2006年6月創業イー・エル建築工房株式会社(現、イー・エル建設株式会社)を設立(当社100%出資)。
  • 2007年5月創業エスリード住宅流通株式会社を設立(当社100%出資)。
  • 2008年4月大阪市で初めて「マンション建替え円滑化法」を適用した「エスリード帝塚山」を販売開始。
  • 2009年9月本店を大阪市福島区福島六丁目25番19号(現所在地)に移転。

2010年代

  • 2012年2月森トラスト株式会社と資本業務提携契約を締結。
  • 2013年1月森トラスト株式会社による当社株式に対する公開買付けに賛同表明。
  • 2013年3月森トラスト株式会社による当社株式に対する公開買付けが成立。同社が当社の親会社となる。
  • 2016年6月創業エスリードハウス株式会社を設立(当社100%出資)。
  • 2018年10月名古屋市中村区名駅に名古屋支店を設置。
  • 2018年11月創業エスリード建物管理株式会社を設立(当社100%出資)。エスリードホテルマネジメント株式会社を設立(当社100%出資)。
  • 2019年4月名古屋支店を名古屋市中区栄に移転。
  • 2019年4月エスリード管理株式会社の不動産管理事業及び保険代理店事業をエスリード建物管理株式会社へ吸収分割。
  • 2019年4月商号変更エスリード管理株式会社の商号をエスリード賃貸株式会社に変更。
  • 2019年10月商号変更日本エスリード株式会社からエスリード株式会社に商号変更。
  • 2019年11月創業Eクリーンアップ株式会社を設立(エスリード建物管理株式会社100%出資)。

2020年代

  • 2020年6月東海圏第1号となる「エスリード名古屋東別院」を販売開始。
  • 2021年3月創業エスリード・アセットマネジメント株式会社を設立(当社100%出資)。
  • 2021年10月M&A南都ビルサービス株式会社の全株式を取得し、同社を連結子会社化(エスリード建物管理株式会社の100%子会社)。
  • 2022年4月東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行。
  • 2023年4月創業エスリード住宅流通株式会社の商号をエスリードリアルティ株式会社に変更。エスリードアパートメント株式会社を設立(当社100%出資)。
  • 2025年10月東京都千代田区丸の内に東京支店を設置。
  • 2025年12月札幌市中央区北4条西に北海道支店を設置。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    良質なマンション供給体制の維持

    立地に優れ妥当な価格の土地のみを厳選取得し、培った人脈・ノウハウ・マーケティング分析と細部までの商品企画で、お客様に選ばれるマンションを供給する体制を堅持する。

  2. 02

    グループシナジーによる周辺事業の拡充

    マンション管理・長期保証・修繕維持・買取再販に加え、グループ外からの収益獲得を強化し、シナジーが見込まれる新規事業にも積極的に進出する。

  3. 03

    多様なアセットへの事業展開

    商業施設、ホテル・民泊、オフィス、高齢化対応施設、物流施設、ロードサイド店舗など、マンションに縛られない多様なアセットタイプへ事業を拡大する。

  4. 04

    脱炭素社会に向けた環境配慮事業

    ZEHなどの環境配慮型マンション開発や太陽光発電事業などクリーンエネルギー活用を推進し、持続可能な社会に貢献する。

  5. 05

    物件特性に応じた販売戦略の転換

    用地・建築原価の上昇に対応し、物件ごとに保有期間をコントロールし、個別分譲・一棟販売を適切に見極めて利益を最大化するビジネスモデルへ転換する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で476人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は893万円で、9期前と比べて+3.4%平均年齢は32.0歳、平均勤続年数は5.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月245
2018年3月280
2019年3月86432.06.0299
2020年3月89932.06.0314
2021年3月90532.05.0363
2022年3月90732.05.0380
2023年3月87233.06.0397
2024年3月83533.06.0404
2025年3月87233.05.04193,461
2026年3月89332.05.04763,887

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率21.1%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)52.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社14(国内 14 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 大阪市北区3,782百万円
その他事業
本社他 — 大阪市福島区他1,960百万円
全社資産
エスリード堂島他 17施設 — 大阪市北区他1,347百万円
その他事業
福岡支店 — 福岡市中央区19百万円
不動産販売事業
本社 — 奈良市芝辻町5百万円
その他事業
本社 — 大阪市北区4百万円
その他事業
名古屋支店 — 名古屋市中区3百万円
全社資産
本社 — 大阪市北区2百万円
その他事業
東京支店 — 東京都千代田区0百万円
全社資産
本社 — 大阪市福島区0百万円
その他事業
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱森トラスト・ホールディングス(注1)
    東京都港区
    議決権53.9%
  • 国内
    森トラスト㈱
    東京都港区
    議決権53.9%
  • 国内
    エスリード建物管理㈱
    大阪市北区
    議決権100.0%
  • 国内
    エスリード賃貸㈱
    大阪市北区
    議決権100.0%
  • 国内
    綜電㈱
    大阪市北区
    議決権100.0%
  • 国内
    イー・エル建設㈱
    大阪市北区
    議決権100.0%
  • 国内
    エスリードリアルティ㈱
    大阪市福島区
    議決権100.0%
  • 国内
    エスリードハウス㈱
    大阪市北区
    議決権100.0%
  • 国内
    デジメーション(株)
    大阪市福島区
    議決権100.0%
  • 国内
    エスリードホテルマネジメント㈱
    大阪市北区
    議決権100.0%
  • 国内
    エスリード・アセットマネジメント㈱
    大阪市福島区
    議決権100.0%
  • 国内
    エスリードアパートメント㈱
    大阪市福島区
    議決権100.0%
残りのグループ会社2社を開く
  • Eクリーンアップ㈱(注5)大阪市北区100%
  • 南都ビルサービス(株)(注5)奈良市大宮町100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,169億円営業利益185億円前期と比べると増収増益で、売上が+23.3%、利益が+27.6%。

売上高
+23.3%
1,169億円
営業利益
+27.6%
185億円
純利益
+20.4%
112億円
営業利益率
15.8%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,300億円1,169億円
営業利益205億円185億円
純利益115億円112億円
1株あたり配当¥240¥240

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は395億円、営業利益は66億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+127.0%、営業利益は+83.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q22613
2024年1Q1743620.721
2024年2Q1892312.216
2024年3Q2092512.015
2024年4Q23123
2025年2Q57410217.864
2025年4Q3744311.529
2026年2Q57710418.062
2026年4Q5928113.750
2027年1Q3956616.734

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は287億円から1,169億円へ4.1倍に増えた。直近期の営業利益率は15.8%。売上は13期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月2872011
2014年3月2993218
2015年3月3053320
エスリードハウス株式会社を設立(当社100%出資)。
2016年3月3713321
2017年3月3935131
エスリード建物管理株式会社を設立(当社100%出資)。エスリードホテルマネジメント株式会社を設立(当社100%出資)。
2018年3月4836743
Eクリーンアップ株式会社を設立(エスリード建物管理株式会社100%出資)。
2019年3月5727245
2020年3月6168051
エスリード・アセットマネジメント株式会社を設立(当社100%出資)。
2021年3月6907045
2022年3月7468654
エスリード住宅流通株式会社の商号をエスリードリアルティ株式会社に変更。エスリードアパートメント株式会社を設立(当社100%出資)。
2023年3月7999461
2024年3月80311375
2025年3月94814513715.393
2026年3月1,16918516415.8112

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,169億円のうち、営業利益として残るのは185億円15.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は112億円、売上の9.6%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.9%875億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.3%109億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益15.8%185億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
25.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+6.3pt
15.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.4pt
9.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.5pt
14.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−395億円、投資CFが−11億円で、差し引きのフリーCFは−406億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は163億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月670−3267158
2014年3月−142−26−12120
2015年3月4201942180
2016年3月88−2−3386234
2017年3月1102211266
2018年3月70−107262
2019年3月−18−1−9−19235
2020年3月−109−1375−122188
2021年3月0−8130−8310
2022年3月−94−1164−105270
2023年3月−129−48167−177260
2024年3月−322−6225−328157
2025年3月−354−10513−364306
2026年3月−395−11264−406163

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は2,685億円。このうち返さなくてよい自己資本が815億円で、自己資本比率は30.4%(業種中央値32.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月51427424053.3
2014年3月49228820458.6
2015年3月52930522457.6
2016年3月57332225156.1
2017年3月59534924658.6
2018年3月63338824561.3
2019年3月67742725063.1
2020年3月80547233358.6
2021年3月1,04951153848.8
2022年3月1,14355758648.7
2023年3月1,35961074944.9
2024年3月1,6906691,02139.6
2025年3月2,2707351,53632.4
2026年3月2,6858151,87030.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
174億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
765億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1,870億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
50
/ 100
安定性自己資本比率20 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り131社中31位あたり、逆に低いのは自己資本比率131社中78位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
14.4%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
15.8%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
30.4%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
23.3%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.6%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,240で、1年前と比べて+4.7%過去52週の値幅のなかでは17%の位置にある。

¥5,240-2.1%1ヶ月+4.2%1年+4.7%時価総額810億円
過去52週の値幅
安値¥4,760高値¥7,560

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.2倍
PER (会社予想)7.0倍
PBR0.98倍
配当利回り4.58%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で+3.3%上昇し、25日線(4954円)を2.3%上回る5070円。ただし75日線(5381円)を下回り、200日線(5922円)からは乖離が大きい。52週高値(7560円)からは約33%低い水準。出来高は低調で、株価は上値の重い展開。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERは7.0倍、PBRは0.96倍と指標面で大幅割安。同業界平均PER13.9倍、PBR1.71倍を大きく下回る。ROE14.4%と収益性は良好だが配当性向43.8%と保守的で、配当利回り4.62%は高いものの伸び代は限定的。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.2倍14.9倍
PER (予想)7.0倍
PBR0.98倍1.84倍
ROE14.4%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、関西マンション市場の需給動向と同社の企画力が成長をけん引するか、それとも金利上昇や建築コスト高が収益を圧迫するか。強気派は高収益性と安定した増収増益計画を評価。弱気派は不動産市況の転換リスクと競争激化を懸念。

プラスに働く材料7
  • 高収益性と成長

    営業利益率15%超で、2026年3月期も増収増益計画。

  • 関西での強固な地盤

    駅近コンパクトマンションで高いシェアを有する。

  • 財務体質の堅実さ

    PBR0.96倍と割安で、ROE14.4%と効率的。

  • 営業利益・純利益の2桁成長2026年3月期影響

    営業利益145→185億円(+27.6%)、純利益93→112億円(+20.4%)。高成長

  • PER7倍の割安評価継続影響

    PER7.0倍は不動産業平均(12倍程度)を大きく下回り、割安感

  • ROE14.4%の高収益性継続影響

    ROE14.4%と高く、自己資本を効率的に活用。株主価値創造大

  • PBR0.96倍、1倍割れ割安継続影響

    PBR0.96倍と解散価値割れ。成長が続けば是正期待

マイナスに働く材料7
  • 不動産市況の変動リスク

    金利上昇や需要減退が販売に悪影響を与える可能性。

  • 建築コストの上昇

    材料費・人件費高騰が利益率を圧迫する懸念。

  • 競争激化

    大手デベロッパーや他中堅との競合でシェア低下リスク。

  • 外国人保有比率2.97%と極低継続影響

    外国人株主比率3%未満で海外投資家不在。需給脆弱

  • 不動産市況変動リスク不透明影響

    不動産販売事業は金利上昇や需要減で業績急変のリスク

  • 高い営業利益率の持続性疑問不定影響

    営業利益率15.3%は高水準。競争激化で低下リスク

  • 配当利回り4.62%、減配リスク不定影響

    配当利回りは高いが、業績変動で減配可能性。FY2024/3純利益75→93→112と増加中だが

次の決算で確かめる点
売上高・営業利益率
収益性の動向を直接把握。
販売戸数・契約率
需要実勢と販売力を示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり240で、前期から+29.7%いまの株価に対する利回りは4.58%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥240
1株あたり
配当利回り
4.58%
いまの株価に対して
配当性向
43.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2514.1
2018年3月3020.011.8
2019年3月3516.714.1
2020年3月4014.313.9
2021年3月400.019.5
2022年3月400.014.7
2023年3月90125.030.2
2024年3月15066.739.7
2025年3月18523.341.3
2026年3月24029.743.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥240

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ37,945人。区分でいちばん多いのは事業法人54.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が60.7%を占め、残る39.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人54.554.554.354.454.354.3
個人・その他32.434.534.536.236.233.8
金融機関6.56.26.66.16.96.4
外国法人5.74.33.22.41.62.9
証券会社0.90.61.40.80.92.5
自己株式0.20.20.20.20.20.2
外国人個人0.00.00.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01森トラスト株式会社53.60
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.19
03荒牧杉夫2.00
04SMBC日興証券株式会社1.35
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.78
06STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人:株式会社みずほ銀行 決済営業部)0.43
07JP MORGAN CHASE BANK 385642 (常任代理人:株式会社みずほ銀行 決済営業部)0.31
08DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO (常任代理人:シティバンク、エ ヌ・エイ東京支店)0.28
09JPモルガン証券株式会社0.28
10増岡英男0.27

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+915%、1株純資産は14期で+198%。直近期のROEは14.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月711,7774.115.246.1
2014年3月1171,8696.49.225.6
2015年3月1291,9766.79.221.5
2016年3月1352,0846.77.721.3
2017年3月2012,2629.37.514.1
2018年3月2792,51611.77.911.8
2019年3月2902,76911.05.214.1
2020年3月3293,05911.34.213.9
2021年3月2923,3149.25.819.5
2022年3月3523,61010.24.814.7
2023年3月3983,95110.55.530.2
2024年3月4874,33411.87.239.7
2025年3月6054,76113.36.841.3
2026年3月7245,28514.48.443.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/3期の役員報酬は総額413百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
荒牧杉夫代表取締役社長70309,000
井上祐造専務取締役6714,000
戸井幸治専務取締役 事業本部長5311,000
大場健夫専務取締役 営業本部長5314,000
毎熊正徳常務取締役 事業副本部長602,000
藤野正明常務取締役63
小倉大輔取締役 営業副本部長529,000
大城元樹取締役 営業副本部長444,000
名倉功取締役 事業副本部長601,000
半田智之取締役60
大石歌織取締役49
米津均取締役(監査等委員)691,000
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢
石川宗隆取締役(監査等委員)54
廣瀬主嘉取締役(監査等委員)53
柴田直子取締役(監査等委員)55

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)10389539339
社外取締役519194
取締役(社内)1111

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容890字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社12社により構成されており、事業は総合不動産事業及びマンションの開発分譲を中心として、マンションの管理事業、賃貸関連事業、電力供給事業、建設・リフォーム事業、不動産の仲介・買取再販事業、戸建分譲事業、デジタルマーケティング事業、宿泊施設の運営・管理事業、不動産証券化事業、アパートの開発・販売事業、マンション・ビルの清掃事業、ビルメンテナンス事業等を行っております。 事業内容と当社及び子会社の位置づけは、次のとおりであります。 区分   主要な事業内容   主要な会社 不動産販売事業   総合不動産事業 マンションの分譲事業   エスリード株式会社(当社) その他事業   マンションの賃貸事業   エスリード株式会社(当社) マンションの管理事業   エスリード建物管理株式会社 マンションの賃貸管理事業   エスリード賃貸株式会社 電力供給事業   綜電株式会社 建設・リフォーム事業   イー・エル建設株式会社 不動産の仲介・買取再販事業   エスリードリアルティ株式会社 戸建分譲事業   エスリードハウス株式会社 デジタルマーケティング事業   デジメーション株式会社 宿泊施設の運営・管理事業   エスリードホテルマネジメント株式会社 不動産証券化事業   エスリード・アセットマネジメント株式会社 アパートの開発・販売事業   エスリードアパートメント株式会社 マンション・ビルの清掃事業   Eクリーンアップ株式会社 ビルメンテナンス事業   南都ビルサービス株式会社 (注)1.上記の他、親会社として株式会社森トラスト・ホールディングス、森トラスト株式会社があります。 親会社の森トラスト株式会社は、不動産開発、ホテル経営及び投資事業を営んでおります。また、森トラスト株式会社の親会社である株式会社森トラスト・ホールディングスは、グループ会社の株式保有を行っております。 なお、事業内容と当社グループ及び親会社(株式会社森トラスト・ホールディングス、森トラスト株式会社)の位置づけは、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,994字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 私たちは、総合デベロッパーとしてお客様の暮らしのステージを支えたい、都市と住まいの未来を見据えたサービスをご提供したい、このような想いのもと経営理念を掲げています。 <経営理念> 総合デベロッパーとして。 都市と住まいの未来を見据えて。 ◇都市と住まいは日々の暮らしのステージです。そのステージが快適で豊かなものとなるよう、エスリードグルー プが一体となって、将来にわたり皆様の暮らしを幅広くサポートし永く快適にお住まい頂くことが、私たちの想 いです。 また、事業を通じて経営理念を実現するための経営方針を掲げています。 <経営方針> 厳選された良質なマンション供給体制を維持する。 グループ一体となりシナジーを生みながらマンション周辺事業を拡充する。 マンション事業に縛られず、多様化する社会のニーズに適合できる総合不動産会社として新たな事業領域に挑戦 する。 ◇私たちは、立地に優れ、ご納得いただける価格で供給できる土地だけを、厳選して取得してきました。また、培 ってきた人脈、ノウハウとマーケティング分析を駆使するとともに、細部まで商品企画にこだわって、マンショ ンを分譲してきました。今後もこのマンション供給体制を堅持します。 ◇お住まいの方の安心を支えるマンション管理、長期保証、修繕維持に加えて、ご転居の際には買取再販のお手伝 いも行うことで、マンションを適切に維持管理し、その価値の向上も実現してきました。今後は、シナジーが見 込まれる新規事業にも参入するなど、さらにマンション周辺事業を拡充してまいります。 ◇不動産に関する社会のニーズは多様化しています。私たちは、総合不動産会社として、マンション分譲事業に縛 られず、新たな事業領域に積極的に挑戦し、社会の多様なニーズに対応できる事業体制を実現します。 そして、経営理念及び経営方針をもって事業活動を行うことで、私たちは社会に貢献します。 <社会的使命> 総合不動産会社として都市の豊かさに貢献する。 お客様の暮らしの豊かさ向上に貢献する。 多様化する社会のニーズへの対応を通じ、持続可能な社会に貢献する。 ◇総合不動産会社として、都市の価値向上に努め、都市の豊かさに貢献します。 ◇厳選された良質な住まいは、お客様の暮らしの豊かさに貢献します。 ◇多様化する社会のニーズは、私たちが総合デベロッパーとしての力を発揮できる環境であり、中古物件再生や再 生可能エネルギーの活用などあらゆるチャレンジを通じて持続可能な社会に貢献します。 (2)経営戦略 当社グループは、創業30周年にあたる2022年5月に、グループ総力を結集し「真の総合不動産会社」になることを標榜しました。 マンション分譲事業では、建築費の値上がり等を考慮しつつ、良質なマンション供給によって着実に成長してまいります。良質なマンションを数多く供給してきた実績と、創業以来培ってきた高い用地仕入力・商品企画力を生かし、これからもお客様に選ばれるマンションづくりを徹底してまいります。 マンション周辺事業では、マンション分譲事業などの既存事業とのシナジーを生みながら、さらなる拡大・充実を目指します。マンション周辺事業は当社グループを支える収益源へと成長しましたが、今後さらなる拡大・充実を図るため、グループ外からの収益獲得を強化し、シナジーが見込まれる新規事業にも積極的に進出してまいります。 総合不動産事業については、当社グループが「真の総合不動産会社」として永続的に成長するための原動力と位置付けており、マンション事業に縛られない多岐にわたる事業の積極的な拡大成長を推し進めています。商業施設やホテル・民泊をはじめ、オフィス、ホスピスや老人ホームといった高齢化社会に対応した施設、さらには物流施設やロードサイド店舗など、多様なアセットタイプを対象とした事業展開を強化しています。 加えて、当社グループは多様化する社会のニーズへの対応を通じ、持続可能な社会に貢献することを社会的使命として掲げています。グループ一体となって積極的に新たな取り組みにチャレンジし、ZEHなどの環境配慮型マンション開発や、太陽光発電事業などのクリーンエネルギー活用といった脱炭素社会の実現に向けた事業展開を推進してまいります。 (3)経営環境 当連結会計年度におけるわが国経済は、円安が続く為替状況とそれに伴う物価上昇、地政学的リスクの高まりによる原材料価格の高騰、米国の通商政策等に注視が必要な状況が継続しているものの、雇用・所得環境の改善や高い水準にある企業収益などの要因により、緩やかな回復基調で推移しました。 当社グループの属する不動産業界においては、インバウンド需要の回復や円安の長期化を背景に、国内外の投資家の投資意欲は依然として底堅く、また、住宅市場は政府による継続的な各種支援制度等により横ばいの範囲で推移しております。一方、用地取得原価・建築原価の上昇が見込まれることから、当社は物件の特性を把握したうえで、物件ごとに保有期間をコントロールしながら適切な時期に販売するとともに、販売方法として個別分譲、一棟販売を的確に見極めることによって利益を最大化させるビジネスモデルへの転換を図ってまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 上記(3)の経営環境の中、当社は総合不動産会社として、マンション事業以外の、総合不動産事業において積極的な拡大成長を推し進めています。商業施設やホテル・民泊をはじめ、オフィス、ホスピスや老人ホームといった高齢化社会に対応した施設、さらには物流施設やロードサイド店舗など、多様なアセットタイプを対象とした事業展開を強化しています。また、当社は1992年に大阪で創業して以来、関西圏を中心に良質なマンションを提供して成長してまいりました。コスト増が見込まれるマンション分譲事業においても、引き続きお客様から選ばれるマンションづくりに努め、良質なマンション供給によって着実に成長してまいります。 マンション周辺事業ではマンション分譲事業とのシナジーを生みながら、更なる拡大充実を目指してまいります。より一層強固な収益源とするため、グループ外の収益獲得を強化してまいります。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、経常利益を採用しております。 採用理由は、当社グループの主要事業である不動産販売事業において、棚卸資産の取得を目的とした資金調達を行うことも多いことから、いわゆる稼ぐ力にあたる営業利益に加えて支払利息などの財務コスト等も含めた経常利益が、当社グループの本来の稼ぐ力を測る最適な指標だと判断したためであります。 なお、当連結会計年度における経常利益の実績は163億95百万円となり、期初に公表した業績予想の160億円を上回ることができました。
事業等のリスク6,455字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは、発生しうるリスクに係る管理体制の整備、発生したリスクへの対応等を行うことにより業務の円滑な運営に資することを目的として、リスク管理規程を設け、これに基づきリスク管理委員会を開催しております。また、リスクを「事象発生の不確実性」と定義し、リスクには損失等発生の危険性のみならず、新規事業進出による利益又は損失の発生可能性等も含むものとしております。 リスク管理委員会においては、当社グループのリスク管理に関する方針、体制及び対策の検討を適時に行っております。また、各本部等のリスクに係る総合的な調整や、以下に記載する個別のリスク等の重大性、緊急性等のあるリスクの管理等を行うことで、効果的かつ効率的なリスク管理を実施しております。 なお、以下に掲げる個別のリスクについては、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に与える影響の内容を考慮し、特に重要なリスクを順に記載するとともに、その個別の対応策についても記載しております。 (1)将来の事業環境に関するリスク 少子高齢化などからくる需要の減退や社会構造の変化、顧客ニーズの多様化が進んだ場合、当社グループの主力事業である不動産販売事業のみで事業活動を永続的に発展させていくことは困難となる可能性があります。 その対応策として、当社グループの事業戦略において、マンション分譲事業以外にマンション周辺事業と総合不動産事業を展開しており、これらをさらに拡大・充実させることで、収益源の多角化を進めております。 (2)コンプライアンス違反に関するリスク 当社グループ内でハラスメントや法令違反など重大なコンプライアンス違反が発生した場合、当社グループの信用失墜や、損害賠償を請求されるなど、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 その対応策として、当社グループは、コンプライアンス体制の強化を経営上の重要課題として位置づけ、コンプライアンス経営によるリスク管理の徹底に努めております。また、これらコンプライアンス経営をより迅速に機能させるため、顧問弁護士や会計監査人等の第三者から業務遂行上の必要に応じて適宜相談を行い、助言・指導を受けております。 さらに、当社グループ内へコンプライアンスの意識を浸透させるため、「エスリードグループ行動規範」を定めており、役員及び社員は日常の業務遂行において法令・社内規程等を遵守することはもとより、社会倫理を尊重し、この規範に定める事項を誠実に実施しなければならないとしております。特に、職場内の優位性を背景にした精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為であるパワーハラスメントや、性的嫌がらせであるセクシャルハラスメント、差別的行為、インサイダー取引、個人情報保護を含む情報セキュリティなどについては、適時適切に社員教育及び注意喚起を実施しております。 (3)新規事業に関するリスク 当社グループにおいて、マンション周辺事業や総合不動産事業を担う子会社12社の拡大・充実にあたって新規事業への進出を図る際、これを取り巻く事業環境が当初の思惑から変化することやその他予見できない事象が生じた場合、それらの影響により投資の回収に至らず固定資産の減損損失や棚卸資産の評価損が発生する可能性があります。 その対応策として、当社グループは子会社が新たな事業を行う際には、その重要性に応じてエスリード株式会社における取締役会の承認も必要であるとする規程を整備・運用しており、当社グループ全体における業務の適正を確保するとともにリスクを適切に把握したうえで投資判断を行うことができるよう努めております。 (4)不動産販売事業に関するリスク 当社グループの主力事業である不動産販売事業は、景気動向、金利動向、新規供給物件動向、不動産販売価格動向、住宅税制等の影響を受けやすいため、景気見通しの悪化や大幅な金利の上昇、あるいは供給過剰による販売価格の下落の発生等の諸情勢に変化があった場合には、購買者のマンション購入意欲を減退させる可能性があり、その場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 さらに、上記経済情勢の変化は、事業用地の購入代金、建築費等の変動要因ともなり、これらが上昇した場合には、当社グループの事業利益が圧迫され、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ① 開発用地の取得について 開発用地の取得にあたり、新規供給物件の動向や不動産販売価格の動向、将来の景気見通し、宿泊事業など他の業界の活性化などからくる用地取得競争によって用地価格が高騰した場合、当社グループの事業利益が圧迫され、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 その対応策として、用地取得前のマーケティング調査により開発用地エリアの需給バランスや適正価格水準等を詳細に検討するなど、適切な価格での開発用地取得が可能となるよう努めております。 ② 建築工事について 当社グループは、多くの建築工事を外注していることから、工事中の事故、外注先の倒産や請負契約の不履行、その他予期せぬ事象が発生した場合、工事の中止又は遅延、建築コストの上昇等が生じる可能性があります。 その対応策として、品質維持及び工期遅延防止のため、当社の設計室が定期的に現場監理を行い、外注先との定例会議を随時開催し、施工図及び工期スケジュール等の確認を行い、リスクの適時適切な把握に努めております。また、関連法令の改正等についても当社設計室やリスク管理委員会等により適時に情報収集を行っております。さらに、外注先の選定にあたっては品質、建築工期及びコスト等を勘案して決定しており、特定の外注先に依存しないように努めております。 ③ 販売活動について 販売活動は、景気動向や金利動向、住宅税制等の諸情勢の変化の影響を受けやすいため、景気見通しの悪化や大幅な金利の上昇があった場合には、お客様のマンション購入意欲が減退してしまう可能性があります。特に、外的要因等により住宅ローン審査が厳格化した場合、更なる購入意欲の減退が懸念されます。 その対応策として、発売物件を無理なく完売できるだけの営業社員を採用・教育するとともに、良質な開発用地の取得からマンション竣工に至るまでの品質管理を徹底することで、契約数の維持向上に努めております。 ④ 販売エリアについて マンション市場の販売環境は、地域間によってある程度の格差があるため、当社グループのマンションプロジェクトが集中している近畿圏や東海圏のマンション市場の販売環境が他のエリアに比べて著しく悪化した場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 その対応策として、マンションの適切な維持管理に加えてマンションのみならず多様化する社会のニーズに適合した新たなサービスを提供することで、収益源の多角化を推進しております。 ⑤ 金利動向について 金利動向については、「③ 販売活動について」で示したリスクに加え、開発用地の取得資金を主として金融機関からの借入金により調達しており、他業種に比べて有利子負債への依存度が高い水準になりやすいことから、金利水準が上昇した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、事業用地の取得から物件の竣工まで約3年程度と比較的長期間にわたる資金回収が前提となっていることから、その影響は比較的長期間にわたる可能性があります。 その対応策として、マンションプロジェクトの始まりである開発用地の取得段階においては金融機関からの借入を前提としていますが、他社との競争優位性を堅持するべく、迅速な意思決定で手許資金による用地取得が可能となるよう一定以上の資金水準を保っています。また、マンション引渡による資金回収については、従来の竣工後即引渡のビジネスモデルから転換し、物件の特性を把握したうえで、物件ごとに保有期間をコントロールしながら適切な時期に販売するとともに、販売方法として個別分譲、一棟販売を的確に見極めることによって利益の最大化を図ることで、建築コストや金利分を含めたマンションプロジェクトの資金回収を当該マンションに係る事業利益で賄うことを前提とした健全な財務体質を追求しております。 当社グループ全体においては、新規事業をはじめ様々な事業拡大に向けた積極的かつ機動的な意思決定を行うべく一定以上の資金水準を維持することとしており、余剰資金は必要に応じてグループ間融資を行うなど、グループ資金マネジメントによる効率的な活用に努めております。 ⑥ 資産価値の下落による影響について 今後の景気動向や不動産市況の悪化等により、当社グループ保有の棚卸資産の資産価値が低下した場合は、棚卸資産の簿価切り下げ処理が適用され、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 その対応策として、当社グループは、「① 開発用地の取得について」「② 建築工事について」「③ 販売活動について」で示したように適切な事前調査とプロジェクト審査を経たうえで、マンション竣工に至るまで徹底した品質管理を行うことで、景気の動向や不動産市況の悪化など外部要因リスクにも耐えうるよう資産価値の維持向上に努めております。 (5)重要な訴訟に関するリスク 当社グループは、開発用地の取得、建築工事請負契約、お客様との分譲マンションの販売契約、その他さまざまな契約を締結しております。契約書の内容の不備、契約不履行、契約の取消や契約の無効、その他の苦情などのトラブルが訴訟に発展するおそれがあり、重要な訴訟が提起された場合には、訴訟費用の発生や損害賠償金の支払いなどの損失が生じる可能性があります。 その対応策として、契約の相手先からの苦情、クレーム、その他さまざまなトラブルについては、お客様相談室、総務部及び担当部署において対応をしており、お客様の声に迅速かつ適切に対応できる体制を整えております。また、クレーム台帳は全社分を総務部で一元管理して社内研修等で活用し、再発防止に努めています。 (6)情報漏洩・セキュリティに関するリスク 当社グループはマンション・戸建住宅をご購入いただいたお客様、もしくはご検討いただいたお客様、並びにマンション管理業務・電力管理業務等における区分所有者等の重要な個人情報をお預かりしており、「個人情報の保護に関する法律」に定められる個人情報取扱事業者に該当します。 サイバー攻撃や不正アクセス等により当社のシステムが正常に利用できない場合や個人情報漏洩が発生した場合は、当社グループの営業活動や業務処理の遅延、信用失墜及びそれに伴う売上高の減少や損害賠償請求など当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 その対応策として、当社グループとしましては、個人情報管理に関する基本的な方針を「プライバシーポリシー(個人情報保護方針)」として定めるとともに、個人情報の取扱に関するルール(規程・細則)を設け、体制整備を行い、社内研修等を通じて全従業員の意識を徹底させております。 また、システム上においては、個人情報のファイル保管の厳重化、社内ネットワークの常時監視及び異常の検知、適切な権限に基づくアクセスコントロールを行っており、個人情報以外の情報の取扱いも含めて情報管理全般にわたる体制強化を図っております。 そして、万一の情報漏洩等の事故発生に備え、サイバー保険を付保しております。 (7)気候変動に関するリスク 気候変動によって慢性的な気温上昇や急性的な自然災害の激甚化などが発生した場合、進行中のマンションプロジェクト建設現場やその他当社グループの管理・保有する物件等において物理的・人的な損害を受ける可能性があります。また、気候変動への対策として低炭素社会へ移行していく過程において、消費者の嗜好の変化による売上の減少や、環境問題に関する法令規制の強化によるコストの増加等が生じた場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 その対応策として、当社グループはTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言に基づく情報開示を行い、将来的な気候変動が事業にもたらすリスクと機会に関するシナリオ分析や戦略策定等を行っております。戦略の進捗についてはリスク管理委員会においてモニタリングを実施し、必要に応じて見直しを行う体制を構築しております。 (8)感染症や疫病の拡大に関するリスク 新型コロナウイルス感染症をはじめとする感染症や疫病(以下、「感染症等」という。)の拡大が発生した場合に、当社の事業活動全体を停止若しくは休止せざるを得なくなる可能性があります。また、建築工事の外注先等の当社取引先の事業活動の停止や、顧客との対面販売の機会の減少などにより、売上高及び利益水準が低下する可能性があります。 その対応策として、当社グループは、感染症等に対し、平常時からの対策、感染症等拡大時の体制、対応、行動基準等の必要な事項を定めることにより、社員の安全及び事業の継続を確保しております。また、取引先と緊密に連携し工期に遅れが生じないよう計画的に行動すること、オンラインでの商談に対応できる体制を整え販売活動の機会を確保することなどで、当社グループの経営成績への影響の抑制に努めております。 (9)大規模地震や気候変動などの自然災害等に関するリスク 大規模地震や気候変動などの自然災害等(以下、「地震等」という。)が発生した場合に、進行中のマンションプロジェクト建設現場やその他当社グループの管理・保有する物件等において物理的・人的な損害を受ける可能性があり、また、社会インフラの機能不全やこれに伴う経済環境の悪化も想定され、そのような場合には当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 その対応策として、当社グループは、地震等に対し、平常時からの対策、地震等発生時の体制、対応、行動基準等の必要な事項を定めることにより、当社グループの地震等による人的・物的被害を最小限にとどめ、社員の安全及び事業の継続を確保するとともに、地震等発生後の復旧活動を迅速に行うことを目的として事業継続計画(BCP)及び各状況に応じたマニュアルを策定しております。 (10)法的規制に関するリスク 当社グループが事業活動を行うにあたり、「宅地建物取引業法」、「国土利用計画法」、「建築基準法」、「都市計画法」、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」、「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」、「建設業法」などの法的規制があります。これらの法規制に基づき、不動産販売、不動産賃貸、不動産管理、マンションの建設等の事業を行っており、規制の改廃や新たな法的規制が設けられる場合に、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 その対応策として、当社グループは、各種業界団体へ加入するとともに、同団体主催の研修会に参加するなどして事前に業界動向の把握や規制の改廃その他新たな法的規制等についての情報収集に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)6,825字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、円安が続く為替状況とそれに伴う物価上昇、中東情勢等の地政学的リスクの高まりによる原材料価格の高騰、米国の通商政策等に注視が必要な状況が継続しているものの、雇用・所得環境の改善や高い水準にある企業収益などの要因により、緩やかな回復基調で推移しました。 当社グループの属する不動産業界においては、用地代・建築コストの値上がりに伴う不動産販売価格の上昇及び高止まりが続いているものの、堅調なインバウンド需要や円安の長期化を背景に、国内外の投資家の投資意欲は依然として高い水準を維持しております。一方で、住宅市場については、政府による継続的な各種支援制度等が継続されているものの、開発コストの高騰や施工体制の制約等の影響により、住宅建設は弱含みの状況となっております。 当社グループは創業当初のマンション専業体制から事業領域を着実に拡大し、現在では「真の総合不動産会社」としての確かな基盤を構築しております。当社グループは、マンションをはじめ、商業施設、事業施設、ホテル、オフィスビル等、多様な不動産アセットを対象とした事業を展開しており、大阪・関西万博(Expo 2025 Osaka)のシンガポールパビリオン建設、ラウンドワン三宮駅前店の取得、冷凍冷蔵倉庫やヘルスケア関連施設の開発、ホテル開発、オフィスビル取得などを手掛けることで、商業・事業施設分野や総合建設分野へと事業領域を拡充してまいりました。 これらのアセットタイプの拡充を基盤として、当社グループは、開発・取得・運用を一体的に推進することで収益機会の最大化を図る事業モデルを構築しております。自社開発物件における売却によるキャピタルゲインの獲得に加え、当社及びグループ会社による保有・運用管理等を通じた安定したインカムゲインの確保を組み合わせることで、開発を起点として創出される不動産価値を継続的に循環・拡張させる「開発価値循環型事業」を展開しております。当事業においては、開発・売却で完結することなく、売却後はグループ会社による運用・管理を通じたストックビジネスを展開することにより、持続的なインカムゲインの創出と安定的な収益基盤の構築を実現しております。 さらに、新規事業領域の創出に加え、既存物件の取得及び運用管理を通じた不動産価値の最大化にも取り組むことで、開発領域に依存しない多層的な収益基盤の構築を推進しております。これにより、市況変動への耐性を高めつつ、安定的かつ持続的な収益成長の実現を図っております。 今後も、開発領域に限定されない多様な事業展開を通じて事業ポートフォリオの高度化を進め、持続的な企業価値の向上に努めてまいります。 これらの結果、当社は創業以来最高の売上高・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益を達成しました。連結売上高は1,169億20百万円(前期比23.4%増)、連結営業利益は185億2百万円(前期比27.2%増)、連結経常利益は163億95百万円(前期比19.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は111億71百万円(前期比19.7%増)となりました。 当社グループは、経営目標の達成状況を判断するための客観的な指標として経常利益を採用しています。当連結会計年度における経常利益の実績は163億95百万円となり、期初に公表した業績予想の160億円を上回ることができました。 ② セグメント別販売実績 (1)不動産販売事業 不動産販売事業においては、当社の強みである個人法人顧客や国内外の機関投資家等を対象にした充実した出口戦略を活かした結果、おおむね計画通りに推移し、外部顧客への売上高は865億94百万円(前期比31.8%増)、セグメント利益は132億84百万円(前期比16.0%増)となりました。 (2)その他事業 当社グループ会社の事業が堅調に推移し、外部顧客への売上高は303億26百万円(前期比4.4%増)、セグメント利益は59億36百万円(前期比10.8%増)となりました。 ③ 不動産販売事業における販売実績 最近2連結会計年度の不動産販売事業の販売実績は次のとおりであります。 区分   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 物件名   引渡戸数   金額(千円)   物件名   引渡戸数   金額(千円) 中高層住宅   エスリード神戸三宮ヒルズ   172   3,676,389   エスリードレジデンス梅田グランゲート   182   4,230,000 エスリード神戸兵庫駅ミッドポート   189   3,207,254   エスリード今池ルミナス   182   3,931,702 エスリードレジデンス大阪福島シティウエスト   196   3,098,000   エスリード上前津LIVIA   163   3,036,328 エスリードレジデンスグラン神戸三宮シティ   112   2,590,000   ブレイズ奈良新大宮   72   2,716,516 ファステート名古屋駅前アルティス   126   2,396,535   エスリードザ・グレア大阪   148   2,683,225 エスリード新大阪ラヴァーグ   126   2,288,944   エスリードザ・グラン大阪サウス   133   2,595,310 レジデンシャル御堂筋あびこ   53   2,111,000   エスリードレジデンス梅田マークス   100   2,590,000 アドバンス神戸マーレ   149   2,104,123   エスリード神戸ラ・コスタ   148   2,544,510 エスリードレジデンス大阪桜ノ宮   119   2,050,000   ザ・千里丘プライムレジデンス   50   2,537,935 サンメゾンなかもず駅前Ⅱ   47   2,049,970   エスリード長居公園PARK AVENUE   126   2,507,525 その他   1,883   36,376,980   その他   2,322   46,121,065 小計   3,172   61,949,198   小計   3,626   75,494,118 中古マンション   55   1,050,263    中古マンション   106   1,729,963 土地建物    土地建物   -   1,082,114    土地建物   -   6,999,065 その他   -   -   2,697,507   -   -   4,133,115 合計   -   66,779,084   合計   -   88,356,262 (注)区分「その他」は一部の棚卸資産から収受した賃貸料収入等であります。 ④ 不動産販売事業における契約実績 最近2連結会計年度の不動産販売事業の契約実績は次のとおりであります。 区分   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 期中契約高   期末契約残高   期中契約高   期末契約残高 戸数   金額(千円)   戸数   金額(千円)   戸数   金額(千円)   戸数   金額(千円) 中高層住宅   2,986   59,611,086   2,457   49,671,373   4,107   87,366,768   2,832   59,814,059 土地建物   -   4,003,694   -   2,921,580   -   9,071,183   -   4,993,698 計   2,986   63,614,780   2,457   52,592,953   4,107   96,437,951   2,832   64,807,757 ⑤ 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて414億72百万円増加して2,685億1百万円となりました。これは主に販売用不動産の増加279億11百万円、仕掛販売用不動産の増加259億53百万円、現金及び預金の減少138億42百万円によるものです。 (負債) 当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べて333億82百万円増加して1,869億52百万円となりました。これは主に長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)の増加314億86百万円、電子記録債務の増加19億80百万円、短期借入金の減少13億53百万円によるものです。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べて80億89百万円増加して815億49百万円となりました。この結果、自己資本比率は30.4%となりました。 ⑥ キャッシュ・フローの状況 (1)キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ142億30百万円減少し、当連結会計年度末には163億38百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果減少した資金は395億31百万円(前年同期は354億40百万円の減少)となりました。これは主に棚卸資産の増加540億75百万円、法人税等の支払額51億79百万円、税金等調整前当期純利益163億92百万円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果減少した資金は10億95百万円(前年同期は10億47百万円の減少)となりました。これは主に定期預金の預入による支出8億71百万円、有形固定資産の取得による支出3億12百万円、定期預金の払戻による収入4億84百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果増加した資金は263億96百万円(前年同期は513億39百万円の増加)となりました。これは主に長期借入れによる収入810億34百万円、長期借入金の返済による支出495億47百万円によるものです。 (2)キャッシュ・フロー指標の推移 2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率   39.6%   32.4%   30.4% 時価ベースの自己資本比率   32.3%   28.1%   35.1% キャッシュ・フロー対 有利子負債比率   -   -   - インタレスト・カバレッジ・レシオ   -   -   - (注)各指標の基準は以下のとおりであります。いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 1)自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い 2)株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 3)営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。また、利払いにつきましては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 4)各期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率とインタレスト・カバレッジ・レシオにつきましては、営業キャッシュ・フローがマイナスのため記載しておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (1) 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績 「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 (2) 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因 「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (1)当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フロー 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ⑥ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (2) 当社グループの資本の財源及び資金の流動性 (契約債務) 2026年3月31日現在の契約債務の概要は次のとおりであります。 年度別要支払額(千円) 合計   1年以内   1年超3年以内   3年超5年以内   5年超 短期借入金   2,656,840   2,656,840   -   -   - 社債   1,400,000   600,000   700,000   100,000   - 長期借入金   165,623,623   34,147,886   104,205,053   18,060,870   9,209,814 リース債務   1,116,201   135,934   249,728   680,922   49,615 その他有利子負債 (支払委託)   671,484   618,224   53,260   -   - 合計   171,468,149   38,158,884   105,208,042   18,841,792   9,259,429 上記の表において、連結貸借対照表の1年内返済予定の長期借入金は、長期借入金に含めております。 (財務政策) 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、不動産販売事業における事業用地の取得を目的とした資金であります。事業用地は、その取得から物件の竣工まで約3年程度と比較的長期間にわたる資金回収が前提となっております。このような中でマンションプロジェクトの始まりである開発用地の取得段階においては金融機関からの借入を前提としつつも、迅速な意思決定によって同業他社との競争優位を図るべく手許資金での用地取得が可能となるよう一定以上の資金水準を保っております。当該資金のうち、借入による資金調達に関しましては、主として変動金利の長期借入金で調達しております。 また、マンション引渡による資金回収については、従来の竣工後即引渡のビジネスモデルから、物件の特性を把握したうえで、物件ごとに保有期間をコントロールしながら適切な時期に販売するとともに、販売方法として個別分譲、一棟販売を的確に見極めることによって利益を最大化させるビジネスモデルへの転換を図ってまいります。 当社グループ全体においては、新規事業をはじめ様々な事業拡大に向けた積極的かつ機動的な意思決定を行うべく一定以上の資金水準を維持することとしており、余剰資金は必要に応じてグループ間融資を行うなど、グループ資金マネジメントによる効率的な活用に努めています。 株主還元については、企業価値の向上に応じて配当総額を持続的に高めることを基本方針としており、成長投資や必要な手許資金を考慮したうえで決定しています。 なお、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は163億38百万円であります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

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