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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

スーパーツール

SUPER TOOL CO.,LTD.5990 · Standard · 金属製品

作業工具と産業機器で知られる工具メーカー。近年は太陽光など環境関連事業を第二の柱に育てている。

概要

株式会社スーパーツールは、1942年に大阪府堺市で創業した金属製品メーカーである。プロ用作業工具(レンチ、スパナ、プライヤ類)や産業機器(吊クランプ、クレーン類)の製造販売を主力とし、連結子会社2社を通じて環境関連事業も手掛ける。2026年3月期の連結売上高は54億円、従業員95名。2010年に大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場している。

金属製品と環境関連の二つのセグメント

当社グループは、金属製品事業と環境関連事業の二つのセグメントで構成される。金属製品事業では、レンチ・スパナ・プライヤなどの作業工具と、吊クランプ・クレーン・マグネットなどの産業機器を一貫生産する。環境関連事業は連結子会社の株式会社スーパーツールECOが担当し、太陽光パネルの仕入・販売・施工と、当社による太陽光発電売電を行う。ただし、同事業は収益性の課題から撤退方針が示されており、経営資源を金属製品事業へ再配分する計画である。

製販一体化と永年保証が支える国内販売網

1965年に営業部門を独立させたスーパーツール設立後、1980年に吸収合併して製販一体の体制を構築した。現在は東京、大阪、名古屋の3支店を核に、仙台、広島、福岡など全国に営業所を配置する。1966年から自社製品に永久保証制度を実施し、鍛造から熱処理、仕上げまでの一貫生産による品質管理と合わせて、プロユーザーからの信頼を得ている。この保証制度は「スーパー印」ブランドの象徴となっている。

海外展開は韓国と中国を軸に吊クランプを強化

海外市場への本格進出は2010年に中華人民共和国に現地法人「世派機械工具貿易(上海)有限公司」を設立したことに始まる。2011年には韓国で株式会社ウエストホールディングスとの合弁でYHS株式会社を設立し、翌年に完全子会社化した。主力製品である吊クランプはアジア・欧州で堅調に推移し、米国向けの販売も強化中である。韓国市場では造船向けの吊クランプ需要が成長しており、現地法人の営業力を活用した拡販を進めている。

売上高は変動しながらも自己資本比率の高い財務体質

過去12年間の連結売上高は52億円から108億円の範囲で変動してきた。2026年3月期の売上高は54億円(前期比3.7%増)、営業利益2.87億円、親会社株主に帰属する当期純利益1.98億円であった。総資産133億円に対し負債30億円と自己資本比率は77%と高く、純資産は103億円である。キャッシュ・フローは営業活動で5.22億円のプラスを計上し、財務基盤は安定している。

業界の中での役割は作業工具・産業機器の供給者、および再生可能エネルギー関連事業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
54億円
営業利益
3億円
営業利益率
5.6%
純利益
2億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
金属製品事業46億円85.2%6億円13.0%
環境関連事業8億円14.8%1億円12.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01金属製品主力

レンチ・スパナ・プライヤ類、配管工具類、プーラ類等の作業工具と、治工具類、吊クランプ類、クレーン類、マグネット類等の産業機器の製造・販売。プロユースからDIYまで幅広い工具を供給。

主な製品・サービス7
レンチ・スパナ・プライヤ類
ボルト締め付けや配管作業に使う手工具。
配管工具類
配管の切断・接続・加工などに使う工具。
プーラ類
ベアリングやプーリーを軸から抜き取る工具。
治工具類
機械加工や組立でワークを固定・案内するための装置。
吊クランプ類
鋼材などを吊り上げるためのクランプ。
クレーン類
小型のクレーンやホイスト。
マグネット類
磁力を利用した工具・治具。

02環境関連準主力

太陽光パネル等の環境関連商品の仕入・販売・施工を子会社で行うほか、当社でも太陽光発電による売電事業を展開。再生可能エネルギーの普及に貢献。

主な製品・サービス2
太陽光パネル
太陽光を電気に変換する発電パネル。
太陽光発電による売電
自社施設に太陽光発電設備を設置し、発電した電力を売電する事業。

製品と技術

プロ用作業工具のラインアップと永久保証

金属製品事業の核となる作業工具は、レンチ・スパナ・プライヤ類、配管工具類、プーラ類など多岐にわたる。同社は1966年から自社の鍛造製品に永久保証を付けており、これは工具の信頼性を示す重要なセールスポイントである。近年では、作業効率化に寄与する機構を備えたレンチ類や、2025年12月に発売した「黒の匠」シリーズなど、独自性の高い新製品を投入している。ホームセンター向け販売も行うが、主力はあくまでプロユーザー向けである。

吊クランプとソリューション型ビジネスの展開

1977年に開発した吊クランプは、建設現場や造船所で鋼材の吊り上げに使用される安全器具である。同社はこの製品を軸に、管理アプリケーション「S・M・A・Я・T」を開発し、クランプの点検・管理をデジタル化するソリューション型ビジネスを展開している。アジア・欧州での販売は堅調で、米国市場への拡大も進めている。韓国子会社YHSは造船市場向けに強みを持ち、海外向け専用機種の開発も行っている。

クレーン類と治工具類による産業機器分野

産業機器分野では、簡易組立式クレーン(1993年開発)、特殊天井走行型クレーン(1998年開発)などのクレーン製品を製造する。2025年9月にはアルミ製ポータブル門型クレーンをリリースし、好調な販売を示している。また、工作機械用の治工具類やマグネット類も手掛け、自動車や電子部品工場の生産ラインで使用される。これらの製品は、作業現場の省人化・省力化・安全性向上に貢献することを目的としている。

環境関連事業:太陽光発電とその撤退方針

環境関連事業は連結子会社スーパーツールECOが担当し、太陽光パネルの仕入・販売・施工と水上設置型太陽光発電所の建設を行う。また、当社も2014年から自社で太陽光発電による売電事業を開始したが、同事業の収益性は低く、関連事業とのシナジーも限定的であるため、撤退方針が決まっている。2026年3月期の同事業売上高は8.36億円と前年比で増加したが、これは受注済み案件の施工によるものであり、今後は縮小されていく見込みである。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

金属製品のなかでの位置

工具・金型用部品でニッチ首位、内需依存

当社は金属製品業界に属し、工具や金型向けの精密部品を主力とする小型メーカーである。売上高は50億円前後と業界内で小規模だが、特定用途向けで一定のシェアを持つと推定される。同業の日本調理機や稲葉製作所がそれぞれ調理機器や産業機器向け金属製品で規模が大きく、当社はニッチ領域に特化したポジションとみられる。内需が主体で海外展開は限定的。直近2期の営業利益率は7.7%→5.6%と低下傾向にあり、競争激化や需要変動への脆弱性がうかがえる。

強み

  • 工具・金型用精密部品に特化し、大きな競合が少ない領域で安定的な需要を確保している。
  • 長年の取引で築いた顧客基盤を持ち、リピート受注が安定収益の源泉となっている。
  • 組織が小さく、顧客の細かな要望に迅速に対応できるため、柔軟な生産が可能。
  • 売上規模は小さいが、過去の収益から見て無借金経営や自己資本比率が高いと推察される。

課題

  • ニッチ市場ゆえに成長余地が小さく、売上拡大には新規分野への進出が必要。
  • 熟練技能に依存する製造工程が多く、若手人材の確保と技術伝承が課題。
  • 国内景気や製造業の設備投資動向に業績が左右され、海外市場での収益源が乏しい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

金属製品の時価総額近傍。太字がスーパーツール

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15956トーソー58億円7.6倍
25986モリテック スチール58億円5.5倍
35997協立エアテック55億円9.8倍
43426アトムリビンテック53億円13.3倍
55900ダイケン52億円16.1倍
65990スーパーツール46億円23.3倍
75994ファインシンター44億円
83437特殊電極43億円9.4倍
95973トーアミ39億円20.0倍
105939大谷工業38億円12.6倍
113439三ツ知36億円96.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

戦中の創業と堺での鍛造工具生産開始

1942年9月、日鍛工器株式会社として大阪府堺市高須町に設立された。本社工場と第二工場で作業工具および鍛造品の製造を開始する。当時は戦時下であり、国の需要に応える形で工具生産に従事した。翌1957年には本社を堺市南清水町に移転し、第二工場を統合。鍛造から機械加工、熱処理、仕上げまでの一貫生産体制を整えた。同時期に東京営業所を開設し、販路を首都圏へ拡大している。

販売会社の設立と永久保証制度の導入

1965年3月、営業部門を独立させて株式会社スーパーツールを設立し、代理店・特約販売店制度を導入した。同年12月には本社工場を現在地の堺市見野山に移転し、無公害設備工場を完成。1966年11月には品質管理体制を整備し、自社製品に「永久保証制度」を実施した。この制度は業界でも異例の取り組みであり、ブランド価値の向上につながった。製販分離の体制は1980年の吸収合併まで続く。

吊クランプ開発と製販統合による再編

1977年9月、吊クランプを開発し販売開始した。これはのちに同社の主力製品となる。1980年3月には株式会社スーパーツールを吸収合併し、商号を現在の株式会社スーパーツールに変更。これにより東京・大阪・名古屋の営業所と、札幌・仙台など全国7か所の出張所を直接運営する体制となった。同年、プロ用工具メーカーとしての基盤を固めるとともに、1987年には相互建物株式会社との合併で経営基盤をさらに強化している。

店頭公開からJASDAQ上場への歩み

1994年3月、日本証券業協会の承認により店頭登録銘柄に指定された。2004年12月には店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場する。その後、2010年4月の大阪証券取引所との合併を経て、同年10月に大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場した。資本市場へのアクセスを拡大することで、資金調達の多様化と企業価値の向上を図った。

中国と韓国への海外子会社設立

2010年7月、中華人民共和国に現地法人「世派機械工具貿易(上海)有限公司」を設立し、中国市場への販売拠点を確保した。翌2011年4月には、株式会社ウエストホールディングスとの合弁でYHS株式会社を韓国に設立。2012年5月に同社の株式を追加取得し完全子会社化した。これにより韓国市場での販売網を自社で掌握するとともに、アジア地域でのプレゼンスを高めた。

環境関連事業への進出と撤退方針の転換

2010年代に入り、太陽光発電などの環境関連事業に進出。2014年3月から当社自身による太陽光発電売電を開始し、連結子会社スーパーツールECOが太陽光パネルの販売施工を手掛けた。しかし、当初想定した事業収益や関連事業とのシナジー創出が難しいと判断し、2020年代後半には同事業からの撤退方針を表明。投下していた経営資源を金属製品事業へ再配分し、収益基盤の強化に転換している。

年表30件を開く

1940年代

  • 1942年9月創業日鍛工器株式会社として大阪府堺市高須町に設立。本社工場(大阪府堺市高須町)、第二工場(大阪府堺市北清水町)にて、作業工具・鍛造品の製造をはじめる。

1950年代

  • 1957年1月M&A本社及び本社工場を大阪府堺市南清水町に移転、同時に第二工場を廃止し本社工場に統合。鍛造から機械・熱処理・仕上の一貫生産体制をとる。
  • 1957年12月東京都港区に東京営業所を開設する。(1961年4月東京都品川区に移転する。)

1960年代

  • 1965年3月創業営業部門を独立させ、株式会社スーパーツールを大阪府堺市南清水町に設立、代理店・特約販売店制度をとる。これに伴い同年10月に東京営業所を廃止、株式会社スーパーツールに移管する。
  • 1965年12月本社工場を大阪府堺市見野山(現在地)に移転、合理的な一貫生産体制の整備と無公害設備工場を完成する。
  • 1966年5月本社工場敷地内に本社を移転する。同年11月に品質管理体制を整備、スーパー印製品に永久保証制度を実施する。

1970年代

  • 1977年9月吊クランプを開発し、販売開始する。

1980年代

  • 1980年3月M&A製・販一体化による経営基盤強化をはかるため、株式会社スーパーツールを吸収合併し、商号を株式会社スーパーツールに変更する。これに伴い、東京・大阪・名古屋に営業所を設置、札幌・仙台・新潟(1982年12月廃止)・静岡(1985年4月廃止)・高松・広島・福岡に出張所を設置する。
  • 1982年12月群馬県高崎市に高崎出張所を設置する。
  • 1987年7月M&A経営基盤強化のため、相互建物株式会社と合併する。
  • 1988年6月東京・大阪の各営業所を支店に昇格し、各出張所を営業所とする。
  • 1989年9月富山県富山市に富山営業所を設置する。

1990年代

  • 1991年11月本社新社屋を竣工する。
  • 1993年6月簡易組立式クレーン及び住宅施工用機器を開発し、販売開始する。
  • 1994年3月日本証券業協会の承認により店頭登録銘柄に指定される。
  • 1994年6月高崎営業所を群馬県太田市へ移転し、北関東営業所に名称変更する。
  • 1997年5月横浜市都筑区に南関東営業所、新潟県新潟市に新潟営業所を設置する。
  • 1998年3月特殊天井走行型クレーンを開発し、販売開始する。
  • 1998年11月M&A富山営業所と高松営業所を大阪支店に、南関東営業所を東京支店に統合する。
  • 1999年10月名古屋営業所を支店に昇格する。

2000年代

  • 2002年12月M&A広島営業所を大阪支店に、北関東営業所を東京支店に統合する。
  • 2004年5月M&A仙台営業所を東京支店に統合する。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取り消し、株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場する。
  • 2008年10月広島市西区に広島営業所を設置する。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場する。
  • 2010年7月創業中華人民共和国に現地法人世派機械工具貿易(上海)有限公司を設立する。
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場する。
  • 2011年4月株式会社ウエストホールディングスとの合弁により、YHS株式会社を設立する。
  • 2011年12月仙台市若林区に仙台営業所を設置する。
  • 2012年5月YHS株式会社の株式を追加取得し、100%子会社とする。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    付加価値製品の開発と差別化

    他社との差別化を図るため、画期的な新製品開発と既存製品のリニューアルを中心に、特許製品の拡大を継続する。

  2. 02

    海外市場の開拓強化

    韓国子会社を軸にアジア諸国から北米を中心とした世界市場へ販路拡大を進め、吊クランプ製品の拡販と新規市場開拓を推進する。

  3. 03

    顧客目線での品揃え強化

    国内外の他メーカーとの連携や生産委託を含め、優れた品質と技術を組み合わせた徹底した品揃えを図る。

  4. 04

    コスト削減と生産性向上

    徹底したコストカットを継続し、老朽化設備の更新や最新設備導入、一気通貫生産体制構築によりQCD最適化を推進する。

  5. 05

    環境事業からの撤退と資源再配分

    環境関連事業からの撤退方針に基づき、投下していた経営資源を成長分野へ再配分し収益基盤を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で95人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は552万円で、9期前と比べて7.1%平均年齢は42.7歳、平均勤続年数は16.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月108
2018年3月104
2019年3月101
2020年3月59441.414.9115
2021年3月54341.114.7113
2022年3月52941.314.8111
2023年3月56242.416.2102
2024年3月55242.416.3102
2025年3月56042.416.5103388
2026年3月55242.716.895316

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
生産設備 — 本社工場(堺市中区)6,608百万円
金属製品事業
その他の 設備 — スーパーソーラ発電所(大阪府南河内郡河南町、大阪府柏原市)302百万円
環境関連事業
その他の 設備 — 東部物流センター(埼玉県さいたま市)153百万円
金属製品事業
その他の 設備 — 本社(同上)7百万円
その他の 設備 — 東京支店(東京都品川区)外3支店4百万円
金属製品事業
その他の 設備 — 福岡営業所(福岡市博多区)外3営業所4百万円
金属製品事業
その他の 設備 — 大阪支店(同上)3百万円
金属製品事業
その他の 設備 — 厚生施設(石川県加賀市)0百万円
本社 — 堺市中区0百万円
環境関連事業
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社スーパーツールECO
    堺市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    SUPER TOOL KOREA CO.,LTD.
    大韓民国 ソウル市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は54億円営業利益3億円前期と比べると増収減益で、売上が+3.8%、利益が-25.0%。

売上高
+3.8%
54億円
営業利益
-25.0%
3億円
純利益
2億円
営業利益率
5.6%
前期比 -2.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高55億円54億円
営業利益4億円3億円
純利益2億円2億円
1株あたり配当¥60¥60

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は16億円、営業利益は1億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+23.1%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q1616.31
2024年2Q1516.70
2024年3Q1417.11
2024年4Q141
2025年1Q1317.71
2025年2Q14214.31
2025年4Q2514.0−4
2026年2Q2827.11
2026年4Q2613.81
2027年1Q1616.3−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は63億円から54億円へ86%に減った。直近期の営業利益率は5.6%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月6363
2014年3月9086
2015年3月8675
2016年3月10885
2017年3月8175
2018年3月6774
2019年3月7596
2020年3月8886
2021年3月7353
2022年3月8064
2023年3月7054
2024年3月5943
2025年3月52447.7−2
2026年3月54335.62

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高54億円のうち、営業利益として残るのは3億円5.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の3.7%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.2%39億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金22.2%12億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.6%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
27.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.3pt
5.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.5pt
3.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.0pt
1.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが5億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは4億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は11億円で、売上の2.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−11−16−128
2014年3月7−53212
2015年3月9−3−4614
2016年3月11−1−91015
2017年3月16−5−11126
2018年3月7−1−5626
2019年3月0−1−1−125
2020年3月0−1−8−115
2021年3月−4−515−921
2022年3月16−2−181417
2023年3月−4−24−614
2024年3月11−6−3517
2025年3月1−146−1310
2026年3月5−1−3411

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は133億円。このうち返さなくてよい自己資本が103億円で、自己資本比率は77.3%(業種中央値59.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月103564754.9
2014年3月111704163.1
2015年3月115744163.9
2016年3月114783668.2
2017年3月120823868.1
2018年3月114843073.8
2019年3月128874168.4
2020年3月123903373.4
2021年3月149925762.2
2022年3月123952877.1
2023年3月1301042680.1
2024年3月1311072481.4
2025年3月1341033176.9
2026年3月1331033077.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
11億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
44億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
30億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
81
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

金属製品 87社との比較

同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率87社中14位あたり、逆に低いのはROE87社中72位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
1.9%/中央値 5.9%
P25 2.5%P75 8.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.6%/中央値 5.3%
P25 2.5%P75 8.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
77.3%/中央値 59.8%
P25 47.8%P75 70.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.9%/中央値 1.9%
P25 -1.7%P75 3.9%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 3.0%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,956で、1年前と比べて+4.5%過去52週の値幅のなかでは27%の位置にある。

¥1,956+0.6%1ヶ月-1.5%1年+4.5%時価総額46億円
過去52週の値幅
安値¥1,917高値¥2,060

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)23.3倍
PER (会社予想)27.2倍
PBR0.45倍
配当利回り3.07%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月14日に1945円で取引され、直近1カ月で2.46%下落しています。25日移動平均線(1976円)を下回り、短期トレンドは弱含みです。RSIは21.92と売られすぎの水準にあり、反発の可能性があります。52週高値2060円からは5.6%下落、52週安値1898円からは2.5%上昇とレンジ内にあります。週足では緩やかな下降トレンドが続いており、出来高は多い日で6800株と少なめです。今後の方向性は、25日線を回復できるかが焦点となります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PER23.15倍は金属製品平均18.41倍を上回り、予想PER27倍とさらに割高感がある。PBR0.4488倍は平均1.17倍を大幅に下回り、資産価値からは割安だ。配当利回り3.08%は平均2.87%をやや上回るが、ROE1.9%と低収益性が懸念。配当性向86.2%と高いが、業績悪化で減配リスクも。割安指標と割高指標が混在し、総合的にほぼ妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)23.3倍49.7倍
PER (予想)27.2倍
PBR0.45倍1.13倍
ROE1.9%6.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は売上高減少と赤字転落で低迷しており、建て直しの真っ只中。強気派は、PBRの低さやROE持ち直しの兆し、配当利回りの安定感を評価し、ターンアラウンドの可能性に期待する。弱気派は、売上高の減少傾向が続き、収益改善の道筋が見えず、市場競争の中で生き残るのは難しいと指摘する。

プラスに働く材料7
  • 割安感による下支え

    PBR 0.45倍と解散価値割れの水準で、株価の下値は限定的とみる。

  • 業績の底入れ期待

    2026/3期は売上高・利益とも回復見込みで、最悪期は脱した可能性。

  • 安定配当の維持

    減益・赤字局面でも配当を継続しており、株主還元の姿勢は一貫。

  • 26/3期に最終損益が黒字転換通年影響

    純損益は25/3期-2億円から26/3期+2億円へ黒字化。営業利益も3億円

  • PBR0.45倍と低水準の割安感継続影響

    PBR0.45倍。時価総額46億円で下値リスクを限定

  • 配当利回り3.08%継続影響

    配当利回り3.08%。小型株でも安定配当を維持

  • 外国人保有比率20.36%継続影響

    外国人保有比率20.36%と小型株ながら高く、需給が安定

マイナスに働く材料7
  • 縮小する市場

    売上高が2022/3期の70億から2025/3期には52億へ減少、需要の縮小は構造的。

  • 収益力の低さ

    利益率は改善しているものの、絶対額が小さくROEは1.9%と低水準。

  • 競争激化

    低価格な輸入品や大手工具メーカーとの競争が厳しく、価格支配力が弱い。

  • 営業利益が前年比25%減通年影響

    営業利益は4億円→3億円、営業利益率は7.69%→5.56%へ悪化

  • 予想PER27倍と実績23倍を上回る決算発表後影響

    実績PER23.15倍、予想PER27倍。市場は今期の減益を予想

  • ROE1.9%と低資本効率継続影響

    ROE1.9%。PBR0.45倍は資本効率の低さが原因で、割安に映りにくい

  • 売上高が50億円前後で停滞通年影響

    売上高は59億円→52億円→54億円と横ばい。成長性が見込めない

次の決算で確かめる点
売上高
主力事業の需要動向を確認する基本指標。
営業利益率
赤字からの脱却と収益改善の進捗を測る。
新製品の売上比率
製品開発力と市場での競争力を判断する材料。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり60で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.07%。

年間配当
¥60
1株あたり
配当利回り
3.07%
いまの株価に対して
配当性向
86.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月9041.5
2018年3月900.042.4
2019年3月10011.139.0
2020年3月90−10.044.8
2021年3月60−33.340.4
2022年3月600.030.8
2023年3月7016.746.1
2024年3月700.057.2
2025年3月700.064.3
2026年3月700.086.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥60

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,629人。区分でいちばん多いのは個人・その他41.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.1%を占め、残る63.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他60.157.347.946.643.441.1
事業法人12.316.029.429.637.134.2
外国法人19.719.517.715.716.820.2
証券会社5.34.92.96.00.72.5
金融機関2.32.21.91.91.91.9
自己株式2.43.02.10.90.50.2
外国人個人0.20.20.20.20.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01THE HONGKONG AND SHANGHAI BANKING CORPORATION LTD - SINGAPORE BRANCH PRIVATE BANKING DIVISION A/C CLIENTS (常任代理人 香港上海銀行東京支店)17.84
02ホライズン株式会社17.20
03トラスコ中山株式会社9.43
04平野 量夫2.20
05株式会社SBI証券2.16
06竈 利英1.90
07株式会社池田泉州銀行1.44
08株式会社スノーボールキャピタル1.27
09DAIWA CM SINGAPORE LTD(TRUST A/C) (常任代理人 大和証券株式会社)1.18
10西村 香奈枝1.14

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-05-19
    GLOBAL MANAGEMENT PARTNERS LIMITED
    新規の大量保有報告
    18.74%
    +1.02pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+95%、1株純資産は14期で+512%。直近期のROEは1.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月437156.27.441.3
2014年3月696768.86.134.1
2015年3月2203,5456.39.845.4
2016年3月2573,7557.08.140.8
2017年3月2233,9445.810.241.5
2018年3月1974,0454.912.142.4
2019年3月2924,2847.07.939.0
2020年3月2714,3946.26.744.8
2021年3月1584,5433.514.540.4
2022年3月2044,6924.410.330.8
2023年3月1624,4903.712.046.1
2024年3月1324,5492.915.657.2
2025年3月−1014,365−2.364.3
2026年3月844,3711.923.886.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額80百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
平野量夫代表取締役 社長5952,255
楠東一郎取締役 海外営業部長兼社長付654,177
赫高規取締役571,000
田中豪取締役 監査等委員57
深堀知子取締役 監査等委員58
大坪洋一取締役 監査等委員53
廣瀬主嘉53

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)251146533
社外取締役415154

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容356字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社2社により構成されており、金属製品事業及び環境関連事業を主な事業として取組んでおります。 当社グループの事業における当社及び連結子会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。 (金属製品事業)   作業工具(レンチ・スパナ・プライヤ類、配管工具類、プーラ類)及び産業機器(治工具類、吊クランプ類、クレーン類、マグネット類)の製造及び販売を行っております。 (環境関連事業)   太陽光パネル等の環境関連商品の仕入、販売及び施工を株式会社スーパーツールECOにおいて行っております。また、2014年3月より当社において太陽光発電による売電事業を開始しております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,853字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは創業以来一貫して、プロ用作業工具・特殊専用工具をはじめ、特殊クレーン等のマテハン類や工作機械用の治工具類にいたるまで幅広い品揃えを行い、国内はもとより世界数十か国のあらゆる産業でご愛顧いただいております。幅広い産業を支える一翼を担わせていただいているという自負のもと、今後も省人、省力、安全、環境整備をコンセプトとして、プロ用工具、機器類の開発により産業社会に貢献したいと考えております。 また、環境関連事業である太陽光発電などの展開においては、微力ながらも、限りある資源の消費を抑制するとともにCO2などの削減を行い、次世代のための社会貢献活動として進めてまいります。 これらの事業を通じ、お客様のお役に立てる、愛されるメーカーを目指すとともに、経営の効率化に努め、より一層の経営基盤を強化し、業績向上に努めてまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、売上高経常利益率、ROE(自己資本利益率)、EPS(1株当たり当期純利益)、自己資本比率を経営の主たる指標としております。株主資本の効率的運用による投資効率の高い経営を行うことが、株主の皆様及び従業員を含めたすべての利害関係者の利益に合うものと考えております。特に売上高経常利益率を向上させることを基本におき、今後の成長が見込め、収益性の高い金属製品事業の中の産業機器の構成比率を高めていく方針であります。また、技術力と開発力を背景に、各事業領域において顧客ニーズを反映させた特色ある新製品、新事業を創出し、深耕拡大し続ける価値創造企業としてグループの連携強化を図ってまいります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは1918年の創業以来、「開発指向型」企業として、時代に応じた製品を提案し、生産工場、倉庫など広範な産業界における作業現場に関わってまいりました。 近状では、あらゆる市場において電動化や自動運転化など、技術の進展とともに省力化が進んでいます。この好機に当社の強みである多彩な製品群と高い信頼性を深化させ、ブランディングの確立と収益基盤の強化を進めてまいります。コア事業である金属製品事業については、お客様ニーズを第一に捉え、画期的で魅力ある製品開発を軸に「攻めの構造改革」として次の事項を実施してまいります。 ①付加価値を持つ製品開発と既存製品のリニューアル化を中心とし、他社製品との差別化及び特許製品の拡大を継続してまいります。 ②韓国に開設いたしました子会社を軸に販路拡大を進め、アジア諸国から北米のマーケットを中心とし、世界を視野においた海外戦略を推進いたします。 ③顧客ニーズを踏まえた顧客目線での物作りのため、優れた品質、技術を持った国内外の他メーカーとの連携や生産委託を含め、徹底した品揃えを図ってまいります。 ④徹底したコストカットを継続的に行ってまいります。 これらを着実に実行し、経営の合理化、製品グループの徹底強化を図り、時代の流れに沿った物作り、販売戦略を軸に、企業体質の転換を図ってまいります。 また、環境関連事業については、当初想定していた事業収益及び関連事業とのシナジー創出が難しい状況を踏まえ、連結子会社において当該事業からの撤退方針としております。今後は、当該事業に投下していた経営資源を成長分野へ再配分し、収益基盤の強化に取り組んでまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 次期の見通しといたしましては、国内においては雇用・所得環境の改善等を背景に緩やかな回復が期待される一方で、原材料価格やエネルギーコストの高止まり、為替変動の影響、人手不足の深刻化等により、先行き不透明な状況が続くものと見込まれます。また、海外においても、各国の政策動向や地政学的リスクの高まり等により、不確実性の高い状況が継続するものと想定されます。 このような状況の中、当社グループは、開発型企業として100年以上にわたり磨き続けた鍛造技術とアナログ 製品の製造販売を基盤としつつ、デジタル技術との融合を図ることで、より一層の顧客満足度の向上に取り組んでまいります。また、販売面においては、マーケティング及びメンテナンス体制の強化等によりブランド価値の向上と販売拡大に努めるとともに、生産面においては、老朽化設備の更新や最新設備の導入、一気通貫生産体制構築を通じて生産性の向上と品質・コスト・納期(QCD)の最適化を推進してまいります。さらに、組織力の強化及び人材育成にも継続的に取り組み、環境変化に柔軟に対応できる体制の構築を図ってまいります。 主要事業である金属製品事業の国内市場では、作業工具分野における需要動向に留意しつつ、作業効率化に寄与する機構を備えたレンチ類や新製品シリーズを中心に、製品ラインアップの拡充と販売体制の強化を進めてまいります。また、吊クランプ管理アプリケーション「S・M・A・Я・T」を核としたソリューション型ビジネスのさらなる拡大を進めるとともに、お客さまのニーズに沿った新製品をシステマチックかつ迅速にマーケットへ投入してまいります。また、一気通貫生産体制の構築によるQCD向上とコスト構造等の見直しを進めることにより、企業体質の強化に繋げてまいります。 海外市場につきましては、世界経済の動向が不透明な中、主要市場である韓国における需要は持ち直しの動きもみられることから、その動向を注視しつつ、受注が堅調に推移している吊クランプの拡販を進めるなど、現地法人の営業力を活かした販売活動の強化を図ってまいります。また、アジア・欧州を中心に堅調に推移している吊クランプビジネスのさらなる拡大に加え、米国及びその他の地域においても吊クランプ製品の拡販を推進するとともに、海外向け機種の拡充とプロモーション戦略の強化により、新規市場の開拓を推進してまいります。さらに、吊クランプの管理アプリケーションを活用したソリューション型ビジネスにつきましても、海外展開を見据えた取り組みを進めてまいります。 また、生産性向上ならびに生産技術の改善や新技術の開発向上への寄与が期待される工場拡張工事を進めてまいります。なお、当該工事に伴う既存施設の取り壊し費用の一部については、次期において計上を見込んでおりますが、新工場の建設は今後の競争力強化に資するものと考えております。 環境関連事業につきましては、自然環境への配慮や設置コスト、発電効率面で優位性のある水上設置型太陽光発 電所の施工及び関連部材の販売に取り組んでまいりましたが、連結子会社である株式会社スーパーツールECOが手掛ける環境関連事業につきましては、事業撤退方針のもと、受注済み案件の完了に向けた対応を進めてまいります。引き続き、グループ企業価値向上に向けた選択と集中を進めながら更なる成長を目指してまいります。
事業等のリスク1,915字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。 本項における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経済動向による影響 当社グループの主要な市場である国及び地域の経済環境の動向は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループの主要な市場である国内、アジア及びヨーロッパ等の市場において、景気後退により個人消費や設備投資が減少した場合、製商品需要の減少や価格競争の激化が進展する可能性があり、売上高や収益性に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2)原材料価格の変動による影響 生産効率の向上等により徹底したコストダウンに努めていますが、需給関係の動向等で鋼材、その他原材料価格が上昇した場合、製造コストが上昇し経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)製品の品質 当社グループの製品は、徹底した品質管理のもと生産しておりますが、万一製品に品質上の問題が生じた場合、損害賠償の発生や製品品質への信頼の低下等が業績に影響を及ぼす可能性があります。なお、不測の事態に備え製造物賠償責任保険に加入しております。 (4)事故及び災害による影響 火災等による事故や災害による損害を防止するため、設備点検の実施、安全装置、消火設備等安全対策を実施していますが、これらの施策にかかわらず事故や地震等の自然災害が起こった場合、生産能力の低下による販売への影響や、生産設備修復のための多額の支出が発生する可能性があります。 (5)為替相場の変動によるリスク 当社グループは、貿易取引において外貨建て決済を行うこと等に伴い、外国為替相場の変動によるリスクを有しており、この外国為替相場の変動は当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。これらの取引に対し、先物為替予約等によるヘッジ策を講じておりますが、これにより完全に為替相場の変動によるリスクが回避される保証はありません。 (6)政府の施策による影響 当社グループは、国又は地方公共団体が支援する住宅用太陽光発電導入支援補助金の制度、エネルギー環境負荷低減推進設備の取得等による特別償却又は税額控除の税制優遇措置、電力取引の売電価格の変動等の政府の施策により、太陽光パネル等を使用するエンドユーザーの太陽光発電システムの導入意欲に変化が生じた場合、環境関連事業の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)特定販売先への依存について 当社グループの主要な販売先のうち、連結財務諸表の売上高に占める割合が10%を超える販売先は下表のとおりであり、特定販売先への依存度が高い状況にあります。これらの販売先との関係は現在良好であると認識しておりますが、同社の経営施策や取引方針の変更により、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 顧客の名称   第64期   第65期   第66期 売上高 (千円)   売上高割合 (%)   売上高 (千円)   売上高割合 (%)   売上高 (千円)   売上高割合 (%) トラスコ中山㈱   1,456,438   24.9   1,561,788   29.8   1,569,801   28.9 ㈱山善   1,039,731   17.8   1,021,998   19.5   909,117   16.7 京セラEPA(同)   -   -   -   -   609,600   11.2 (8)棚卸資産の評価に関するリスク 当社グループの棚卸資産の評価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法によっており、収益性の低下の事実を反映する方法としては、取得原価と連結会計年度末における正味売却価額のいずれか低い方の金額で評価する方法、過去の販売実績に基づいて決定した取得日からの一定の経過年数や回転期間を超える品目についてその帳簿価額を設定した評価率に基づき規則的に切り下げる方法により評価しております。 金属製品事業における製品については、市場の動向、顧客の販売戦略の転換等により、製品の販売価格が低下した場合や、販売実績が当初の予測を大きく下回った場合、棚卸資産評価損の追加計上が必要となる可能性があり、当社グループの財政状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,754字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー (以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年3月16日~2026年3月15日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の増加を背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、世界的な金融引き締めの影響や海外経済の減速懸念、地政学的リスクの高まりに加え、資源価格やエネルギーコストの高止まり、為替相場の変動等により、先行き不透明な状況が続いております。 このような経営環境のもと、当社グループにおきましては、変化する市場環境に柔軟に対応しつつ、製品の品質及び信頼性の一層の向上に努めるとともに、生産性の向上や業務改革の推進に取り組んでまいりました。 金属製品事業におきましては、吊クランプ管理アプリケーション「S・M・A・Я・T」を中核として、ブランド力の向上と販路拡大の強化により、ソリューション型ビジネスモデルの構築に取り組んでまいりました。製品開発につきましては、生産・販売・技術部門が一体となり、市場・顧客ニーズに対応できる製品開発体制を整備し、製品ラインアップの拡充を進めてまいりました。また、生産体制につきましては、製造工程の改善、新規設備投資による生産リードタイムの短縮により製品のスムーズな供給を推進してまいりました。さらには、資材価格が高騰する中、コスト低減に向けた生産・調達体制の構築に努めてまいりました。なお、競争力強化に向けて、生産性向上に加え、生産技術の改善や新技術の開発力向上に寄与する工場拡張工事を進めております。 一方、環境関連事業におきましては、連結子会社である株式会社スーパーツールECOが手掛ける環境関連事業につきましては、当初想定していた事業収益及び関連事業でのシナジーの創出が難しい状況にあることから、既に発表している環境関連事業からの撤退方針に基づき、太陽光発電所の受注済み案件の施工等を進めております。 引き続き、グループならびに各部門間の連携強化による収益の伸長とコストダウンに努めてまいります。 これらの結果、当連結会計年度における売上高は5,437百万円(前年同期比3.7%増)、営業利益は287百万円(前年同期比23.7%減)、経常利益は300百万円(前年同期比20.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は198百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失238百万円)となりました。 当連結会計年度におけるセグメント別の経営成績は次のとおりであります。 〔金属製品事業〕 国内市場の作業工具の分野につきましては、様々な機械のメンテナンスに適したプーラ類の販売が堅調に推移しましたが、治工具類やクレーン類の販売が伸び悩んだことに加え、ホームセンター市場向け売上も低調に推移するなど、国内販売は全体として弱含みで推移いたしました。引き続き、作業の効率化に寄与する機構を備えたレンチ類をはじめ、2025年9月に新たにリリースし販売が好調に推移しているアルミ製ポータブル門型クレーンの機種拡大や、2025年12月にリリースした新製品「黒の匠」シリーズとあわせ、豊富なラインアップを武器として引き続き販売強化に取り組んでまいります。また、産業機器分野におきましては、主力製品である吊クランプの管理アプリケーションである「S・M・A・Я・T」を中心としたソリューション型ビジネスの展開に継続的に取り組んでまいりました。 海外市場におきましては、当社の主要市場である韓国において不動産関連・建設業界等の内需産業の低迷の影響を受け、販売が低調に推移いたしました。なお、一部に持ち直しの動きもみられております。このような環境のもと、現地法人の強みを活かした営業活動を展開するとともに、造船市場向けに強みを持つ吊クランプ製品につきましては、ラインアップの拡充により受注が増加しており、今後の成長が期待されることから、販売強化に取り組んでまいります。また、アジア・欧州での吊クランプビジネスは堅調に推移し、米国やその他のエリアにおいても吊クランプの海外向け機種拡大のプロモーション戦略を強化し、日本製品の安全性を軸に主要取引先との関係を深めるとともに、新規市場開拓に積極的に努めてまいりました。さらには、これまで整備を進めてきた製品開発体制を基盤とした海外向け吊クランプのリリースに向けたプロモーション戦略を推進するとともに、管理アプリケーションを活用したソリューション型ビジネスの海外展開に向けた準備を進めており、今後の展開を見据えた取り組みを強化しております。 これらの結果、当セグメントの売上高は4,600百万円(前年同期比5.9%減)、セグメント利益は600百万円(前 年同期比21.0%減)となりました。 [環境関連事業] 連結子会社である株式会社スーパーツールECOにおきましては、事業撤退方針のもと、水上設置型太陽光発電 所の受注済み案件の施工等を進めております。 これらの結果、当セグメントの売上高は836百万円(前年同期比137.5%増)、セグメント利益は90百万円(前年 同期比63.9%増)となりました。 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度比0.1%減の13,345百万円(前連結会計年度は、13,356百万円)となり前連結会計年度末に比べ10百万円減少しました。 この主な要因は、流動資産では、その他に含まれる未収消費税等の減少154百万円、現金及び預金の増加104百万円、仕掛品の増加90百万円等であり、固定資産では、建設仮勘定の増加55百万円、投資有価証券の増加55百万円、建物及び構築物(純額)の減少94百万円、機械装置及び運搬具(純額)の減少119百万円等であります。 当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度比1.9%減の3,022百万円(前連結会計年度は、3,079百万円)となり前連結会計年度末に比べ57百万円減少しました。 この主な要因は、流動負債では、前受金の増加192百万円、1年内返済予定の長期借入金の減少22百万円、未払法人税等の減少33百万円、支払手形及び買掛金の減少174百万円等であり、固定負債では、再評価に係る繰延税金負債の増加30百万円、長期借入金の減少137百万円等であります。 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度比0.5%増の10,322百万円(前連結会計年度は、10,276百万円)となり前連結会計年度末に比べ46百万円増加しました。 この主な要因は、利益剰余金の増加33百万円、自己株式の減少16百万円等によるものであります。 ②キャッシュ・フローの状況 (単位:百万円) 当連結会計年度   前連結会計年度   増減 営業活動によるキャッシュ・フロー   522   132   390 投資活動によるキャッシュ・フロー   △92   △1,354   1,262 財務活動によるキャッシュ・フロー   △325   582   △908 現金及び現金同等物の期首残高   1,017   1,657   △639 現金及び現金同等物の期末残高   1,122   1,017   104 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、1,122百万円となりました。当連結 会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動においては、棚卸資産の増加165百万円により資金の減少がありましたが、税金等調整前当期純利益298百万円、減価償却費282百万円、前受金の増加額192百万円等により522百万円資金が増加となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動においては、有形固定資産の取得による支出84百万円、投資有価証券の取得による支出8百万円等に より、92百万円資金が減少となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動においては、配当金の支払額165百万円、長期借入金の返済による支出160百万円により、325百万 円資金が減少となりました。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) 金属製品事業   5,110,840   1.7 環境関連事業   -   - 合計   5,110,840   1.7 (注)環境関連事業における生産はありません。 b.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   仕入高(千円)   前年同期比(%) 金属製品事業   227,624   △9.0 環境関連事業   47,409   560.8 合計   275,033   6.9 (注)各セグメントの金額にはセグメント間取引を含んでおります。 c.受注実績 当社グループは、受注生産を行っておりませんので、受注実績に関する記載は行っておりません。 d.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 金属製品事業   4,600,363   △5.9 環境関連事業   836,902   137.5 合計   5,437,265   3.7 (注)1 各セグメントの金額にはセグメント間取引を含んでおります。 2 主な相手先別の販売実績及びそれぞれの総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) トラスコ中山㈱   1,561,788   29.8   1,569,801   28.9 ㈱山善   1,021,998   19.5   909,117   16.7 京セラEPA(同)   -   -   609,600   11.2 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。この連結財務諸表作成にあたって、見積りが必要となる事項については合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績の分析 当連結会計年度の売上高は5,437百万円(前連結会計年度は5,241百万円)となりました。セグメント別の分析につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載しております。 当連結会計年度の売上総利益は1,535百万円(前連結会計年度は1,662百万円)となり、原材料や仕入価格の上昇による影響の結果、売上総利益率は28.2%となりました。 人件費の減少などにより販売費及び一般管理費が減少し1,247百万円(前連結会計年度は1,285百万円)となったことから、当連結会計年度の営業利益は287百万円(前連結会計年度は377百万円)となりました。営業利益率については、売上総利益が前連結会計年度に比して大きく減少したため、5.3%となりました。 当連結会計年度の経常利益は300百万円(前連結会計年度は378百万円)となりました。特別利益から特別損失を差し引いた純額は、△1百万円(前連結会計年度は△490百万円)となりました。 当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は298百万円(前連結会計年度は111百万円の損失)となりました。 b.資本の財源及び資金の流動性について 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、当社製品製造のための材料及び部品の購入費、その他の製造費用、販売費及び一般管理費、連結子会社が環境関連商品を仕入れるための購入費等の営業費用によるものであります。 c.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について、当社グループは、①売上高経常利益率9.2%以上、②ROE(自己資本利益率)・EPS(1株当たり当期純利益金額)・自己資本比率の向上を目標としております。 当連結会計年度におきましては、自己資本比率は前期と比較して増加いたしました。 全ての指標について目標を達成するため、さらなる企業価値向上に努めてまいります。 (参考)売上高経常利益率、ROE(自己資本利益率)・EPS(1株当たり当期純利益金額)・自己資本比率の状況 (連結)   売上高経常利益率   ROE (自己資本利益率)   EPS (1株当たり当期純利益金額)   自己資本比率 2025年3月期   7.2%   △2.3%   △101.39円   76.9% 2026年3月期   5.5%   1.9%   84.05円   77.3%

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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