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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ツナググループ・ホールディングス

TSUNAGU GROUP HOLDINGS Inc.6551 · Standard · サービス業

採用ビッグデータとメディア購買力を武器に、RPOで企業の採用課題をワンストップで解決する人材サービス会社。

概要

ツナググループ・ホールディングスは、アルバイト・パート専門の採用コンサルティング会社として2007年に設立され、2019年に純粋持株会社へ移行した。RPO(採用業務代行)と人材派遣・紹介を主力とし、2025年9月期の連結売上高は183億円、従業員数は511名。東京証券取引所スタンダード市場に上場する。

持株会社体制と6社の連結子会社

当社グループは、純粋持株会社である当社と6社の連結子会社で構成される。傘下にはRPOサービスを担う株式会社ツナグ・ソリューションズ、派遣・紹介事業の株式会社LeafNxT、コンビニ店舗運営の株式会社チャンスクリエイターなどが名を連ねる。2024年には医療・看護業界向け人材紹介を行う株式会社ツナググループ・コンサルティングをグループに加え、事業領域を拡大した。

ヒューマンキャピタル事業が売上の7割超

ヒューマンキャピタル事業は、RPOサービス、DXリクルーティング、セグメントメディアの3領域で構成され、2025年9月期の売上高は139億円(全体の76%)、営業利益18億円を計上した。特にDXリクルーティング領域の主力サービス「Findin」は前年同期比35%増と急成長し、企業の自社採用ページへの集客需要を取り込んでいる。

スタッフィング事業は派遣とコンビニ運営

スタッフィング事業は、日総工産との合弁会社LeafNxTによる倉庫・物流向け人材派遣、コンビニ領域ではセブン-イレブン9店舗の運営を手掛ける。同事業の売上高は45億円だが、営業損失1.16億円と赤字が続く。医療・介護分野への進出により収益改善を図る方針である。

増収基調ながら純利益は変動

売上高は2013年9月期の16億円から2025年9月期には183億円へと10倍以上に拡大した。しかし、2020年9月期に6億円の純損失を計上するなど収益は不安定で、2025年9月期の親会社株主帰属純利益は5億円となっている。自己資本利益率は27.1%、自己資本比率は45.2%と財務体質は改善傾向にある。

業界の中での役割は採用アウトソーシング(RPO)と人材派遣・紹介を提供する人材サービス企業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
183億円
営業利益
9億円
営業利益率
4.9%
純利益
5億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2022/9
事業売上構成比利益利益率
ヒューマン キャピタル事業101億円78.9%2億円2.0%
スタッフィング事業27億円21.1%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01採用代行(B2B)主力

小売・飲食、製造・物流、医療・看護など人材逼迫業界の採用活動を支援。採用メディアの選定から応募者対応、面接設定まで代行し、年間300万人の応募者送客を実現。

主な製品・サービス2
RPOサービス
採用コンサルティング、採用業務代行をワンストップで提供。
TSUNAgram
採用ビッグデータを集約し、最適な採用手法を抽出する社内システム。

02デジタル採用支援準主力

採用ビッグデータとアドテクノロジーを活用した求人サービス「Findin」を提供。ターゲット設定と効果的な広告配信で採用サイトへの集客を実現。

主な製品・サービス1
Findin(ファインドイン)
メディアに依存しない採用広告配信サービス。

03人材派遣・紹介準主力

合弁会社を通じて製造・物流分野を中心に派遣・紹介を提供。また、医療・看護業界に特化した人材紹介も行う。

主な製品・サービス2
人材派遣
製造・物流などの分野での人材派遣。
人材紹介(医療・看護)
医療機関・介護施設向けに有資格者・経験者の紹介。

04コンビニエンスストア運営副次

セブン-イレブンを9店舗運営し、派遣スタッフの研修店舗としての役割を担う。採用・定着のマーケティングデータも収集。

製品と技術

RPOサービス「TSUNAgram」による採用代行

RPOサービスの中核は、自社開発システム「TSUNAgram」を活用した採用業務のワンストップ代行である。過去の採用メディアと応募者データを「地域」「ターゲット」「予算」で分析し、最適な採用手法を提案。年間300万人の応募者送客実績を持ち、多数の採用メディアを集中購買することで広告費の最適化を実現する。主に小売・飲食業の大企業を顧客とする。

DXリクルーティング「Findin」

「Findin」は、自社の採用ビッグデータとアドテクノロジーを組み合わせた求人集客サービスである。コンサルタントが顧客のターゲット像を設定し、Web広告・SNS・検索エンジン経由で効果的な広告配信を実施。従来の求人媒体掲載型から自社採用ページへの集客型へと変化する市場ニーズに対応し、2025年9月期には39.4億円の売上を達成した。

セグメントメディアとスポットワーク

セグメントメディア領域では、シニア・主婦・短期単発向けの求人メディアを運営する。すきま時間のマッチングを促すスポットワークサービスと、レギュラーワークの求人情報を提供。2025年9月期の売上高は30.1億円。ただし、RPOやFindinへの需要シフトにより、同事業の成長率は鈍化している。

派遣・紹介とコンビニ研修店舗の連携

スタッフィング事業では、日総工産との合弁会社LeafNxTが主力。倉庫・物流系への派遣を中心に、医療・介護領域へ進出済み。また、連結子会社チャンスクリエイターはセブン-イレブン9店舗を運営し、派遣スタッフの研修店舗として機能させる独自のビジネスモデルを構築。コンビニ運営を通じてアルバイト採用・定着のノウハウを蓄積し、グループ全体のサービス品質向上に活用している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

人材派遣で中堅、成長続くも収益率は低水準

同社はツナググループ・ホールディングスとして、人材派遣や業務請負を展開。サービス業のライバルであるジンジブやイシン、ダイブグループなどと競合するが、同社は売上高183億円で中堅規模。2025年9月期の売上高は前年比11.6%増と成長が続き、営業利益率は4.92%と改善傾向にあるが、ジンジブなどに比べ収益性は低い。これは一般派遣の比率が高く、単価競争の影響を受けるためと考えられる。同社は製造業や物流向けに強みを持ち、人材不足を背景に需要は堅調。ただし、人件費や採用コストの上昇が利益を圧迫しており、高付加価値サービスへのシフトが必要。

強み

  • 3期連続増収で、派遣需要の拡大を捉える。
  • 製造・物流の人材不足で安定的な求人需要。
  • 営業利益率が3.66%から4.92%へ向上。
  • 派遣だけでなく請負にも展開し多角化。

課題

  • 利益率5%未満、競争で単価が上がりにくい。
  • 派遣社員の時給上昇が原価を押し上げ。
  • 特定業界向けの需要に偏るリスクがある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がツナググループ・ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
16182メタリアル56億円114.6倍
26049イトクロ56億円21.1倍
3151Aダイブグループ56億円10.0倍
46551ツナググループ・ホールディングス55億円10.0倍
59159W TOKYO55億円20.8倍
66069トレンダーズ55億円24.5倍
72436共同ピーアール54億円11.4倍
86185SMN54億円12.4倍
99625セレスポ54億円6.8倍
109223ASNOVA54億円
11378Aヒット53億円13.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

アルバイト・パート専門コンサルとして創業

2007年2月、東京都中央区に株式会社ツナグ・ソリューションズを設立。同年8月に有料職業紹介事業の認可を取得し、アルバイト・パートの採用コンサルティングを開始した。創業から早期にプライバシーマークを取得し、2008年には大阪・仙台に支社を開設するなど全国展開の足がかりを築いた。

M&Aと新規事業で事業領域を拡大

2013年からM&Aによる成長戦略を本格化。同年、業務代行業のTSマーケティングを設立し、定着化支援のテガラミルを子会社化。2015年には求人サイト運営のインディバルを取得し、コンビニ運営のチャンスクリエイターを設立。2016年には人材派遣専業のスタッフサポーターを立ち上げ、派遣事業に参入した。

マザーズ上場と持株会社体制への移行

2017年6月に東京証券取引所マザーズ市場へ上場。上場後も積極的なM&Aを続け、外国人雇用コンサルティングのasegonia、人材派遣のスタープランニング、HR TechのRegulus Technologiesなどを傘下に収めた。2019年4月、社名をツナググループ・ホールディングスに変更し、純粋持株会社へ移行。事業会社への権限委譲を進めた。

グループ再編で経営効率を追求

2021年1月、グループ内の再編を実施。asegoniaがマーケティングを吸収合併し、インディバルがRegulus Technologiesを統合してツナググループ・イノベーションズに。さらに同年10月には、複数の子会社を統合してツナググループHCを発足させ、経営資源の集中を図った。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴いスタンダード市場へ移行している。

新たな提携と認証取得で体制強化

2022年1月、日総工産との合弁でLeafNxTを設立し、派遣事業の拡大を加速。2023年8月にはHelteと資本業務提携を締結。同年10月にはISO/IEC 27001(情報セキュリティマネジメント)の認証を取得し、データ管理体制の強化をアピールした。2024年7月にはAIGATEキャリアを子会社化し、医療・介護分野の人材紹介事業に本格参入している。

年表32件を開く

2000年代

  • 2007年2月創業アルバイト・パート専門のコンサルティング会社として東京都中央区に株式会社ツナグ・ソリューションズ設立
  • 2007年8月有料職業紹介事業について認可(厚生労働大臣)を受ける(13-ユ-302470)
  • 2008年4月一般財団法人日本情報経済社会推進協会よりプライバシーマーク認定取得
  • 2008年10月大阪市淀川区に関西支社開設
  • 2008年11月仙台市青葉区に東北支社開設

2010年代

  • 2013年4月一般労働者派遣事業について認可(厚生労働大臣)を受ける(般13-305283)
  • 2013年9月業務代行業を行う会社として連結子会社である株式会社TSマーケティング設立(2016年9月解散)
  • 2013年11月アルバイト・パートや社員の定着化支援を行う株式会社テガラミルの株式を取得し連結子会社とする
  • 2015年3月アルバイト求人サイトの企画、運営を行う株式会社インディバル及び株式会社テガラミルの全株式を取得
  • 2015年4月コンビニエンスストアを運営する会社として株式会社チャンスクリエイター(現・連結子会社)設立
  • 2015年11月仙台市青葉区に東北支社アネックス開設
  • 2016年8月創業人材派遣を行う会社として株式会社スタッフサポーター設立
  • 2017年6月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
  • 2017年9月東京都千代田区に有楽町オフィス開設
  • 2017年10月外国人雇用のコンサルティングを行う株式会社asegoniaの全株式を取得
  • 2017年10月人材派遣を行う会社として株式会社ライフホールディングスとの合弁会社である株式会社ヒトタスを設立
  • 2018年1月人材派遣を行う株式会社スタープランニングの全株式を取得
  • 2018年5月株式会社Orarioと資本業務提携
  • 2018年8月株式会社ママスクエアと資本業務提携
  • 2018年10月HR Tech製品の開発を行うRegulus Technologies株式会社の全株式を取得
  • 2019年4月商号変更株式会社ツナググループ・ホールディングスに社名変更 吸収分割により、株式会社ツナグ・ソリューションズにRPO他の事業を移管し、純粋持株会社となる
  • 2019年6月地域求人誌の発行や求人イベント運営を行うユメックス株式会社(現・株式会社ツナグ・マッチングサクセス)の全株式を取得
  • 2019年7月企業と派遣会社のマッチングを行う会社として株式会社シーアールイーとの合弁会社である株式会社倉庫人材派遣センター(現・ロジHR株式会社)を設立
  • 2019年10月創業グループ各社のサービスを総合提案する会社として株式会社ツナググループ・マーケティング設立

2020年代

  • 2020年4月HR Techサービス開発におけるエンジニア集団、株式会社GEEKの全株式を取得
  • 2020年11月M&A連結子会社の株式会社スタープランニングと株式会社スタッフサポーターが合併し、新会社「株式会社ツナグ・スタッフィング」を設立
  • 2021年1月M&Aグループ会社を再編統合・株式会社asegoniaが、株式会社ツナググループ・マーケティングを吸収合併し、株式会社ツナググループ・マーケティングに社名変更・株式会社インディバルが、Regulus Technologies株式会社を吸収合併し、株式会社ツナググループ・イノベーションズに社名変更・株式会社インディバルを分割会社、ユメックス株式会社を承継会社とする吸収分割を実施し、ユメックス株式会社は、株式会社ツナグ・マッチングサクセスに社名変更
  • 2021年10月創業グループ会社の再編統合を行い株式会社ツナググループHC発足・株式会社ツナググループ・イノベーションズが、株式会社ツナグ・ソリューションズ、株式会社テガラミル、株式会社ツナググループ・マーケティング、株式会社ツナググループ・テクノロジーズ、ユメックスグループ株式会社を吸収合併し、ツナググループHCに社名変更
  • 2022年1月商号変更人材派遣・紹介を行なう会社として、連結子会社である株式会社ツナグHCサポートを日総工産株式会社との合弁会社とし、同年3月に株式会社LeafNxTに社名変更
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行
  • 2023年8月株式会社Helteと資本業務提携
  • 2023年10月BSIグループジャパン株式会社より、国際規格である ISO/IEC 27001 : 2013 / JIS Q 27001 : 2014 (ISMS)の認証を取得

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    RPO事業のサービス領域拡大

    採用代行・コンサルティングの品質向上と範囲拡大。特に労働需給ギャップが大きいサービス業、医療・介護業界で外国人材や退職者支援も含めた循環型採用モデルを構築する。

  2. 02

    DXリクルーティング事業の展開

    Web広告・SNS等を活用した採用ページ集客サービス「Findin」を提供。RPO企業への集客手段として活用し、新たな集客手法も積極的に取り入れ採用成果を最大化する。

  3. 03

    スタッフィング事業の拡大

    物流・製造・医療・介護などの人手不足業界向けに人材派遣を展開。2024年7月に医療機関向け派遣事業をグループ化し、派遣スタッフ採用強化と新規顧客開拓を両輪で推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 9期分

グループ全体で511人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は422万円で、8期前と比べて65.7%平均年齢は37.2歳、平均勤続年数は8.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年9月311
2018年9月364
2019年9月1,23146.94.9589
2020年9月86438.25.0615
2021年9月68836.55.6536
2022年9月1,20548.710.2550
2023年9月91836.67.5540
2024年9月51537.610.0586102
2025年9月42237.28.9511176

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率28.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率36.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)65.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 7 / 海外 0、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都中央区157百万円
ヒューマン キャピタル 事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社チャンスクリエイター(注)2、5
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ツナグ・マッチングサクセス
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ツナグ・ソリューションズ
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社LeafNxT (注)2、6
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権51.3%
  • 国内
    株式会社ツナググループ・コンサルティング(注)2、3
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アドバンスニュース(注)4、7
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    NISSOホールディングス株式会社(注)9
    神奈川県横浜市港北区 · その他の関係会社
    議決権18.8%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は183億円営業利益9億円前期と比べると増収増益で、売上が+11.6%、利益が+50.0%。

売上高
+11.6%
183億円
営業利益
+50.0%
9億円
純利益
+25.0%
5億円
営業利益率
4.9%
前期比 +1.3%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高205億円183億円
営業利益11億円9億円
純利益7億円5億円
1株あたり配当¥20¥20

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は45億円、営業利益は2億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+18.4%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q3937.72
2023年3Q3812.61
2023年4Q38−2
2024年1Q3912.61
2024年2Q4037.52
2024年4Q8522.41
2025年2Q9155.53
2025年4Q9244.32
2026年2Q8855.73
2026年3Q4524.42

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 13期分

2013年9月期からの13期で、売上は16億円から183億円へ11.4倍に増えた。直近期の営業利益率は4.9%。売上は4期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
業務代行業を行う会社として連結子会社である株式会社TSマーケティング設立(2016年9月解散)
2013年9月1610
2014年9月2311
コンビニエンスストアを運営する会社として株式会社チャンスクリエイター(現・連結子会社)設立
2015年9月3110
人材派遣を行う会社として株式会社スタッフサポーター設立
2016年9月5121
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
2017年9月7031
2018年9月8721
グループ各社のサービスを総合提案する会社として株式会社ツナググループ・マーケティング設立
2019年9月10620
連結子会社の株式会社スタープランニングと株式会社スタッフサポーターが合併し、新会社「株式会社ツナグ・スタッフィング」を設立
2020年9月121−6−6
グループ会社の再編統合を行い株式会社ツナググループHC発足・株式会社ツナググループ・イノベーションズが、株式会社ツナグ・ソリューションズ、株式会社テガラミル、株式会社ツナググループ・マーケティング、株式会社ツナググループ・テクノロジーズ、ユメックスグループ株式会社を吸収合併し、ツナググループHCに社名変更
2021年9月110−1−2
人材派遣・紹介を行なう会社として、連結子会社である株式会社ツナグHCサポートを日総工産株式会社との合弁会社とし、同年3月に株式会社LeafNxTに社名変更
2022年9月12725
2023年9月15041
2024年9月164663.74
2025年9月183994.95

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高183億円のうち、営業利益として残るのは9億円4.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の2.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金56.3%103億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金38.8%71億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.9%9億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
43.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.6pt
4.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.3pt
2.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+15.3pt
27.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
11.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
19.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 11期分

2025年9月期は営業CFが11億円、投資CFが1億円で、差し引きのフリーCFは12億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は11億円で、売上の0.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2015年9月0−78−74
2016年9月3−1−125
2017年9月2−24010
2018年9月4−52−111
2019年9月1−11012
2020年9月−2−42−68
2021年9月11−227
2022年9月53−3813
2023年9月7−1−1068
2024年9月6−4−129
2025年9月111−101211

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 13期分

2025年9月期の総資産は44億円。このうち返さなくてよい自己資本が21億円で、自己資本比率は45.2%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年9月51417.6
2014年9月82623.4
2015年9月1731418.3
2016年9月2141720.4
2017年9月26121446.5
2018年9月35132237.8
2019年9月61134821.7
2020年9月5374613.4
2021年9月4683818.1
2022年9月52153727.5
2023年9月46163033.6
2024年9月50193135.7
2025年9月44212445.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
11億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
9億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
24億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
70
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE534社中66位あたり、逆に低いのは営業利益率534社中360位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
27.1%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.9%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
45.2%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
11.6%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.2%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥629で、1年前と比べて-24.2%過去52週の値幅のなかでは33%の位置にある。

¥629+0.2%1ヶ月+5.2%1年-24.2%時価総額55億円
過去52週の値幅
安値¥510高値¥866

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.0倍
PBR2.19倍
配当利回り3.18%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は底堅く推移し、直近では上昇基調を強めています。8月14日は+4.38%と大幅高で620円に到達し、1カ月では+9.54%の上昇です。25日移動平均線(586円)を+5.8%上回り、上昇トレンドにあります。ただし、52週高値934円からは-33.6%と大きく乖離しており、回復途上と見られます。RSIは67と買われ過ぎ圏に近く、短期的な過熱感が意識される水準です。出来高は8月14日に3.5万株と、前日比で増加しています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER9.88倍は業界平均22.98倍の半分以下で、PBR2.16倍も平均3.31倍を下回る。配当利回り3.23%は平均2.31%を上回り、株主還元も魅力的。ROE27.05%は非常に高く、収益性の高さが評価される。ただし売上高は増加傾向にあるものの、純利益は2025/9期に5億円と小幅な伸びにとどまり、営業利益率4.92%と低い。割安だが収益の質に改善余地があり、成長持続性の確認が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.0倍23.4倍
PBR2.19倍3.51倍
ROE27.1%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は拡大傾向にあるが、利益率が低く、稼働率や単価の改善が課題。強気派は、人手不足を背景に市場が拡大し、稼働率の上昇と高単価化で利益が改善するとみる。一方、弱気派は、競争激化や法定福利費の増加で利益率が低いまま、収益性が改善しないと懸念する。PERは低く、割安感があるか、成長性が乏しいかが論点。

プラスに働く材料7
  • 人手不足で市場拡大

    労働需給の逼迫で派遣需要が増加傾向

  • 稼働率の上昇余地

    売上は増加しており、稼働率改善の余地がある

  • 低PERで割安感

    PER約10倍と同業他社と比べて低水準

  • 直近期に営業益5割増を達成し収益基調が明確決算発表後影響

    売上高183億円で前期比11%増、営業益9億円と前期比50%増。利益成長がPER約9.9倍の割安感を強化する。

  • ROE27%と高水準で資本効率の高さを評価継続影響

    ROE27.05%と高く、配当利回り3.23%。自己資本利益率の水準が投資家の選好を集める。

  • 株価1年で24%下落しPER約9.9倍の割安圏不定影響

    株価は620円で1年前比24.4%下落。PER9.88倍と業績比で割安な水準にあり、反発のきっかけを待つ。

  • 外国人株主比率14%台が中小型株の需給を支え継続影響

    外国人持ち株比率14.27%と中小型では高水準で、リスク選好時に買い戻しが期待される。

マイナスに働く材料7
  • 利益率が低い

    営業利益率が5%未満で、収益性は低い

  • 競争激化

    人材派遣業界は競合が多く、価格競争になりやすい

  • 法的規制のリスク

    労働者派遣法の改正など規制強化の可能性

  • 営業利益率5%未満の低採算構造が継続通年影響

    営業利益率4.92%と5%を下回る。売上高183億円でも営業益は9億円にとどまり、採算改善には時間を要する。

  • 売上高伸び率が鈍化し成長期待が後退通年影響

    売上高は164億円から183億円と11%増だが、前期の11.6%増から伸びは微減。成長鈍化で株価の上値が重い。

  • 時価総額54億円と小型で流動性リスク不定影響

    時価総額54億円と小型。大口売りが発生すると株価変動が増幅され、現に1年で24%下落した。

  • 配当利回り3.23%でも減配懸念が重し次回株主総会影響

    配当利回り3.23%だが、利益水準が低いため減配リスクが意識されれば利回り妙味が薄れる。

次の決算で確かめる点
稼働率
派遣社員の稼働状況は収益性に直結する
派遣単価
売上高の拡大と利益率の改善に影響する
登録者数
将来の稼働可能人数と採用力の指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり20で、前期から+40.0%いまの株価に対する利回りは3.18%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥20
1株あたり
配当利回り
3.18%
いまの株価に対して
配当性向
23.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年9月229.2
2019年9月20.0
2022年9月9350.09.7
2023年9月8−11.1
2024年9月1025.024.3
2025年9月1440.023.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥20

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ2,939人。区分でいちばん多いのは個人・その他52.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が28.0%を占め、残る72.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他77.174.475.462.455.952.1
事業法人15.614.214.314.327.227.2
外国法人1.72.21.711.19.114.2
証券会社0.64.94.88.45.55.6
自己株式1.11.00.21.14.5
金融機関4.94.33.83.82.30.8
外国人個人0.00.10.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01NISSOホールディングス株式会社17.95
02米田 光宏5.02
03株式会社米田事務所5.02
04MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)4.49
05IEエンゲージメント2号投資事業有限責任組合3.07
06株式会社ばんせい総合研究所2.76
07ツナググループ・ホールディングス従業員持株会2.67
08ベル投資事業有限責任組合12.38
09矢野 孝治2.00
10大久保 雅宏1.97

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-29
    米田 光宏
    新規の大量保有報告
    5.02%
    -0.03pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 13期分

1株利益は13期で+260%、1株純資産は13期で+306%。直近期のROEは27.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年9月176033.0
2014年9月63659.2
2015年9月3515.7
2016年9月176829.1
2017年9月2116911.357.1
2018年9月131827.475.729.2
2019年9月31811.8175.8
2020年9月−7998−56.3
2021年9月−2799−27.4
2022年9月5816843.36.29.7
2023年9月151788.953.3
2024年9月4220721.715.524.3
2025年9月6124227.113.323.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/9期の役員報酬は総額62百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
米田光宏代表取締役社長56872,464
多田斎取締役71
六川浩明取締役63
中江康人取締役59
藤野賢治取締役53
矢野孝治常勤監査役52174,690
髙岡万由美監査役46
武内瑠璃子監査役41

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)13914040
社外取締役312124
監査役1666
社外監査役5441

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,389字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社6社の計7社で構成され、RPO(Recruitment Process Outsourcing 採用コンサルティング・採用業務代行)サービスやDXリクルーティングサービスを中心としたヒューマンキャピタル事業を株式会社ツナグ・マッチングサクセス及び株式会社ツナグ・ソリューションズで展開しております。また、派遣及び紹介事業などのスタッフィング事業を株式会社LeafNxT、株式会社ツナググループ・コンサルティング及びコンビニ店舗を運営する株式会社チャンスクリエイターにて展開しております。 (1) ヒューマンキャピタル事業 ヒューマンキャピタル事業におきましては、企業の採用活動を総合的に支援する「RPOサービス領域」、ITテクノロジーを駆使した人材マッチングサービスを提供する「DXリクルーティング領域」、シニア・主婦・短期単発といった求職者のニーズに対して様々な求人メディアサービスを提供する「セグメントメディア領域」などがあります。 RPOサービス領域は、全国に多店舗展開する小売業・飲食業等の大手企業におけるアルバイト・パートを中心とした採用活動を支援しております。また、コロナ禍以降継続して人材が逼迫しております製造・物流業界、医療・看護業界からの労働需要に対しても提案を推し進め、支援企業数を拡大しております。 アルバイト・パートの採用は、新卒採用と異なり、本部での一括採用ではなく各店舗(拠点)での採用が主流であります。そのため、採用業務の主体である各店舗(拠点)の負荷は相当なもので、店舗運営業務がある中、必ずしも効率的な採用ができていないケースが散見されます。また、本部としても、全ての店舗(拠点)を管理することが難しく、戦略的にマネジメントができていないケースがあります。このような状況において、当社では、採用手法の選定、原稿制作を含む出稿手続き、自社コールセンターでの応募者対応、面接設定などのアサイン業務をワンストップで代行することを可能とし、顧客企業の応募数や面接来社率の向上、採用広告費の削減等に取組んでおります。その最大の特徴としては、“最適な採用手法の選択”にあります。当社を通じて年間300万人の応募者送客を実施(2024年9月期実績)している当社は、そのビッグデータを『TSUNAgram』(注1)という社内システムに集約し、顧客の採用課題にとって最適な採用手法の選択から期待効果等の算出を可能にし、採用業務の効率化に役立てております。また、当社を通じて、各採用メディアの集中購買を行っていることにより、スケールメリットを活用して採用メディア運営会社と価格交渉を行い、採用費用の最適化を行ってまいります。 当該サービスの顧客は、好況時、求人難により採用効果を高めるニーズが発生し、不況時には、採用工数効率化のニーズが発生するため、景気の浮き沈みに関わらず、当社はソリューション提供の機会を得ることができます。その他、アルバイト・パート以外でも、新卒・中途における採用代行サービスも運営しております。 (注1)『TSUNAgram』当社の取り扱った過去の採用メディア、応募者データすべてをデータベース化し、「地域」×「ターゲット」×「予算」の掛け合わせで最も効果的な求人メディアを抽出できる事を可能とするシステム(登録商標取得済み) 〔RPOサービス 概要図〕 DXリクルーティング領域は、当社が保有するリアルな採用ビッグデータとアドテクノロジーを駆使した求人サービス「Findin(ファインドイン)」というメディアに依存しないサービスを中心に展開しております。採用並びにDXの知見を持つコンサルタントが、顧客企業のニーズをヒアリングの上、実績に裏打ちされたノウハウを活かしてターゲット像を設定し、広告運用ノウハウと求人に特化したビッグデータを活用した効果的な広告配信を実施することで顧客企業の採用サイトへの最適な集客を実現いたします。 〔DXリクルーティングサービス Findin(ファインドイン)概要図〕 セグメントメディア領域では、すきま時間のマッチングで生産性を向上する「スポットワークサービス」、及びアルバイト・パート求人情報メディアを運営する「レギュラーワークサービス」を提供しております。 (2) スタッフィング事業 スタッフィング事業におきましては、人材派遣及び日々紹介をおこなう派遣・紹介領域、派遣スタッフの研修店舗を兼ねたコンビニ店舗を運営するコンビニ領域があります。 派遣・紹介領域では、日総工産株式会社との合弁会社である株式会社LeafNxTにおいて、当社グループが有する人材募集ノウハウ、派遣事業・短期紹介事業並びに、派遣センターの運営ノウハウ及び実績、それらを支える自社で開発した業務システム、日総工産が有する請負事業や派遣事業・紹介事業、並びにそれら事業を担う人材育成・マネジメントのノウハウや知見等を活かし、人材領域において持続可能な循環性のある様々なサービスの提供を進めております。また、株式会社ツナググループ・コンサルティングでは、医療・看護業界に特化した人材紹介サービスを提供しており、医療機関や介護施設等に対してニーズに合った有資格者と経験者を派遣しております。 コンビニ領域では、株式会社チャンスクリエイターが株式会社セブン-イレブン・ジャパンのコンビニエンスストアを現在9店舗運営しており、派遣センターを通じて店舗に派遣するスタッフの研修店舗としての役割を担っております。このような、いわば「研修店舗を兼ねた実店舗運営」を行う中で、アルバイト・パートの採用や定着に関するマーケティング活動にも役立てております。 〔事業系統図〕
経営方針・対処すべき課題1,721字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループは企業理念として「つなぐ、つなげる、つながる。」、経営理念として「採用市場のインフラになる」を掲げ、事業を拡大する方針です。昨今の人材業界市場においては、有効求人倍率が依然として高水準で推移しており、完全失業率は前年と比較して緩やかな低下傾向にあるなど、慢性的な人手不足が顕著となっております。加えて、2030年には年間約50億時間の労働需給ギャップが生じると予測しており※1、労働力確保は社会全体の喫緊の課題となっております。当社はこの社会課題解決の大いなる一助になるべく各事業を推進しております。 また、大企業・中小企業ともに賃上げの動きが広がっており、所得水準や待遇の改善が進む中、採用活動の高度化・複雑化が進んでおります。これに伴い、採用領域におけるコンサルティングやソリューション提供のニーズが一層高まっており、当社グループが展開する各事業の社会的意義と成長機会は、今後ますます拡大していくものと考えております。 このような経営環境を踏まえ、以下を当社グループとして注力すべき課題と捉え、その対処に向けて積極的に取り組みたいと考えております。 ※1(出所)パーソル総合研究所「労働市場の未来推計2035」を基に弊社で独自算出 (1) RPO(採用代行・採用コンサルティング)事業のサービス領域拡大 国内の労働市場は、少子高齢化に伴う労働力不足、働き方の多様化、最低賃金の引き上等の影響により、採用環境が一層複雑化しております。こうした変化を背景に、企業の人材戦略は従来の手法では対応が困難となりつつあり、採用手法の見直しや再構築が継続的に求められる状況となっております。 このような市場環境を踏まえ、当社グループでは、対応スピードの向上、業務範囲の拡充、専門性の強化を推進し、高品質なサービスの提供に努めております。採用代行業に加え、採用戦略の立案や選考プロセスの最適化等を含む採用コンサルティング事業にも注力し、企業の採用力強化を支援しております。 また、特に労働需給ギャップが大きいサービス業、医療・介護業界に対しては、外国人材の活躍支援やアルムナイ(退職者)支援を推進し、あらゆるパートナーとの協業を通じて、循環型採用モデルの構築を目指しております。 (2) DXリクルーティング事業の展開 近年、求人手法の主軸は、従来の求人媒体への掲載型から、自社採用ページへの集客型へと変遷してきています。これに伴い、求人媒体の活用と自社採用ページへ集客を組み合わせた複合型の採用手法に対するニーズも高まっております。 当社グループでは、2016年より、Web広告・SNS・検索エンジン等を活用した採用ページへの集客型サービス「Findin」を展開しており、RPO事業においてコンサルティングを行っている企業に対し、集客手段として「Findin」を提供することで時流に合わせた課題解決を図ります。 また、Web集客手法の多様化と技術革新が急速に進む中、当社はこれまで培ってきたノウハウを活かしつつ、新たに登場する集客サービスやツールも積極的に取り入れ、企業の採用成果の最大化に向けた支援を継続してまいります。 (3) スタッフィング(派遣・紹介)事業の拡大 国内では少子高齢化の進行により、特定業界における人材不足が深刻化しており、特に物流・製造・医療・介護などの現場では、即戦力となる人材の安定的な確保が喫緊の課題となっております。こうした背景のもと、ターゲットとする特定業界においては即応性の高い人材供給体制の構築を求められております。 当社グループでは、これまで倉庫・物流・製造業界向けの人材派遣を中心に事業を展開してまいりましたが、2024年7月にグループインした株式会社ツナググループ・コンサルティング(旧AIGATEキャリア株式会社)が行っていた医療機関向けの人材派遣事業を新たに加え、事業領域の拡大を図っております。 今後は、派遣スタッフの採用強化と顧客企業の新規開拓を両輪で推進し、社会的ニーズの高い分野において、柔軟かつ安定的な人材供給を行って参ります。
事業等のリスク4,001字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業展開上、投資家の判断に重要な影響を及ぼす主な事項を以下に記載しております。当社グループはこれらのリスクを認識したうえで、発生の回避及び発生した場合には迅速な対応に努めてまいりますが、当社株式に関する投資判断は本項記載事項及び本項以外の記載内容も慎重に検討したうえで行われる必要があると認識しております。また、以下の記載は当社グループに関するすべてのリスクを網羅しておりません。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループではリスク管理規程を定め、想定されるリスクの発生時における迅速かつ適切な情報収集と緊急事態対応体制を整備しており、リスクが顕在化した場合の事業中断及び影響を最小限にとどめるため、事業継続マネジメント体制の整備に努めております。 (1) 人材ビジネス業界の動向について 当社グループの属する人材ビジネス業界は、産業構造の変化、社会情勢、景気変動、法改正に伴う雇用情勢の変化等に影響を受けます。当社グループでは日本国内の生産年齢人口の減少による構造的な労働力不足により、顧客企業の需要は中長期的に見ても堅調であると認識しており、現在の需要も大企業・製造業の景況感は改善傾向となり人材サービスへの需要は高まっています。また、就業者並びに求職者の働き方に対する意識の変化から雇用の流動性も高まってきております。ただし、今後、様々な要因により雇用情勢ないしは市場環境が悪化した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。景気後退に伴う新規人材需要の減少や既存の顧客企業における業務縮小・経費削減等により人材需要が大きく減退した場合、アルバイト・パートスタッフの募集業務の縮小、求人メディアにおける出稿量の減少、派遣における労働者派遣契約数の減少など、当社グループの事業運営に大きな影響を及ぼす可能性があります。 (2) 競合等について 当社グループの主要サービスであるアルバイト・パートの採用代行サービスについては競合する企業が少ないと認識しております。しかしながら、高い資本力や知名度を有する企業等の新規参入が相次ぎ、競争が激化した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。また、DXリクルーティング領域においては大手企業を含む多くの企業が事業展開しており、競争が激しい状況にあります。今後において十分な差別化や機能向上等が図られなかった場合や、新規参入等により競争が激化した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。そして、スタッフィング事業については、競合が多数存在しかつ業界特化型のサービスによる差別化を図るうえで、顧客及びスタッフの確保が難しくなった場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (3) 技術革新に関するリスクについて 当社グループでは、DXリクルーティング領域をはじめとして、インターネット技術並びにIT技術を前提とした事業展開を行っております。同領域においては、技術革新が著しく、新サービスや新技術開発に伴う仕様変更などが常に生じており、いわゆる業界標準サービスも刻々と進化しております。当社グループでは、適時、新たな技術を吸収し機能拡充に努めておりますが、改良や新技術導入に際し多額の費用が発生する場合、また、何らかの事由により当初想定したサービスの質の確保が難しい場合、期待した導入効果が得られない場合等が生じた場合、当社グループの事業運営に影響を与えるとともに、財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (4) 新規事業展開に伴うリスクについて 当社グループでは、新たなサービスの開発及び投入、他社との業務提携、出資やM&A等を通じて、常に積極的に新規事業展開を行っております。また、それに際して、多額な資金需要が発生し投下することもあります。これら新規事業が環境変化等により当初計画通りに推移しなかった場合、M&Aにおけるデューデリジェンスにて認識していない債務等が発覚した場合、関係会社株式の評価損やのれんの償却等により、当社グループの事業展開や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループでは、資金運用の効率化に向けてキャッシュマネジメントシステムの導入のほか、資金需要の規模に応じた個別借入により資金を調達しております。今後、金融システム不安、信用収縮、流動性の低下などの金融情勢の変化により、事業規模拡大に向け必要な資金調達ができない場合、当社グループの財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 社会保険制度改正について 社会保険料の料率・算出方法は、諸般の条件及び外部環境の変化等に応じて改定が適宜実施されております。当社グループにおいては、従業員に加えて派遣労働者も社会保険の加入者であるため、今後、社会保険料の料率・算出方法を含めた社会保険制度の改正が実施され、社会保険の会社負担率や社会保険の会社負担金額が大幅に変動する場合、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (6) 大規模災害及びシステム障害について 当社グループの事業は、インターネット通信網等の通信ネットワークに全面的に依存しており、自然災害や事故等によって通信ネットワークが切断された場合には、当社グループの事業及び業績は深刻な影響を受けます。また、サイトへの急激なアクセス増加や電力供給の停止等に対しては、サーバー設備の増強や自家発電設備のあるデータセンターの利用等といった対応を行っておりますが、予測不可能な様々な要因によってコンピュータシステムがダウンした場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。当社グループのコンピュータシステムは、適切なセキュリティ手段を講じて外部からの不正アクセスを回避するように取組んでおりますが、コンピュータウイルスやハッカーの侵入等によりシステム障害が生じた場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (7) 個人情報及び機密情報の取扱いに関するリスクについて 当社グループは、求職者の応募情報等の個人情報を取得、利用しているため、「個人情報の保護に関する法律」が定める個人情報取扱事業者としての義務を課されております。当社グループは、個人情報の外部漏洩の防止はもちろん、不適切な利用、改ざん等の防止のため、個人情報の管理を事業運営上の重要事項と捉え、個人情報保護基本規程等を制定し、個人情報の取扱いに関する業務フローを定めて厳格に管理するとともに、全従業員を対象として社内教育を徹底する等、同法及び関連法令並びに当社グループに適用される関連ガイドラインを遵守するとともに、個人情報の保護に積極的に取組んでおります。しかしながら、当社グループが保有する個人情報等につき漏洩、改ざん、不正使用等が生じる可能性が完全に排除されていないため、これらの事態が起こった場合、適切な対応を行うための相当なコストの負担、当社への損害賠償請求、当社の信用の低下等によって当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (8) 知的財産権について 当社グループは、第三者の知的財産権侵害の可能性については調査可能な範囲で対応を行っておりますが、当社グループの事業分野で当社グループの認識していない知的財産権が既に成立している可能性、または新たに当社グループの事業分野で第三者により著作権等が成立する可能性があります。このような場合においては、当社グループが第三者の知的財産権等を侵害したことによる損害賠償請求や差止請求等、または当社グループに対するロイヤリティの支払い要求等を受けることにより当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (9) 法的規制等について 当社グループが運営する「人材派遣事業」は、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」に基づき、労働者派遣事業の許可を受けて行っております。また、当社グループ会社の株式会社チャンスクリエイターが運営するコンビニエンスストアにおいては、食品衛生法、酒税法及びたばこ事業法に基づき販売業務を行っております。その他、関連する主な法規として「労働契約法」等の労働関連法規、「電気通信事業法」、「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」及び「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」(以下「不正アクセス禁止法」という。)等のインターネット関連法規があります。「不正アクセス禁止法」では、努力義務ながら一定の防御措置を講ずる義務が課せられております。これら法令等に関して新たに制定されたり、既存法令等の変更等がなされたりした場合には、それに応じて、当社グループにてサービス変更等の対応が必要になるもの、規制されるもの等が生じる可能性があり、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (10) 特定の人物への依存に関するリスクについて 当社の代表取締役社長である米田光宏は当社の創業者で創業以来代表取締役を務めており、経営方針の策定や経営戦略の決定等の重要な役割を同氏に依存しております。当社グループは、一個人の属人性に頼らない組織的な経営体制を構築し、「職務権限規程」に基づく権限の委譲を推進しながら、人材の育成を進めることで同氏への依存を低下させておりますが、何らかの理由により同氏の業務遂行が困難となった場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,874字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財務状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国の経済は、雇用・所得環境に改善が見られ、国内景気は緩やかな回復傾向にて推移する一方、物価上昇による実質賃金の低迷や節約志向の高まり、米国の通商政策の影響や地政学リスク等が重なり、景気の先行きは依然として不透明な状況にあります。国内の雇用情勢につきましては、有効求人倍率は高水準で推移しており、引き続き人手不足が際立っています。労働市場においては、大企業・中小企業ともに賃上げ率が上昇しており、所得・待遇改善の傾向が見られます。 国内人口は減少傾向にあるものの、労働人口についてはシニア・パートタイム・外国人就業者等の影響により微増しておりますが、いわゆる年収の壁の影響で1人あたりの労働時間は減少傾向にあります。 このような環境のもと、当社グループは“2030年に起こる50億時間の労働需給GAP”解消の大いなる一助になることを目指し、採用領域でのコンサルティング及びソリューションの提供を行っております。 複雑化する採用環境を背景に顧客要望も高度化、顧客への提供価値を最大化すべく人的資本への強化や業務提携を積極的に行いトップラインの拡大を図る一方、コスト構造改革による原価・販売管理費の最適化を実施した結果、売上高から当期純利益までの各段階利益は過去最高の数値となっております。併せて当社重要指標である自己資本利益率は27.1%(前年同期比5.4ポイント増)、自己資本比率は45.2%と収益効率性及び財務健全性についても高い水準で推移しております。 このような事業環境の下、当連結会計年度の経営成績は、売上高18,269百万円(前年同期比11.5%増)、営業利益877百万円(前年同期比39.3%増)、経常利益897百万円(前年同期比43.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益511百万円(前年同期比42.7%増)となりました。 当社グループの各セグメント別の業績は以下のとおりであります。 (ヒューマンキャピタル事業) ヒューマンキャピタル事業におきましては、企業の採用活動を総合的に支援する「RPOサービス領域」、ITテクノロジーを駆使した人材マッチングサービスを提供する「DXリクルーティング領域」、シニア・主婦・短期単発といった求職者のニーズに対して様々な求人メディアサービスを提供する「セグメントメディア領域」などがあります。 RPOサービス領域では、大手企業を中心に高い労働力需要が継続している背景から、営業組織体制の見直し等を実施し経営資源を集中した結果、1社あたりの単価が向上。売上高は前年同期比で3.0%増加いたしました。 DXリクルーティング領域では、大手・中小企業を問わず、求人予算の投下先がペイドメディア(従来の求人広告)からオウンドメディア(自社求人WEBページ)へとシフトしてきており、その主力商品である『Findin(ファインドイン)』を中心に、取引が拡大しており、売上高は3,943百万円(前年同期比35.1%増)と大きく増加いたしました。 セグメントメディア領域では、顧客の採用課題を解決する手法として、Findinへの切り替えが発生しておりますが、売上高は3,012百万円(前年同期比6.1%増)となりました。 これらの結果、ヒューマンキャピタル事業における売上高は13,914百万円(前年同期比8.8%増)、営業利益は1,830百万円(前年同期比43.6%増)となりました。 (スタッフィング事業) スタッフィング事業におきましては、人材派遣及び日々紹介を行う派遣・紹介領域、派遣スタッフの研修店舗を兼ねたコンビニ店舗を運営するコンビニ領域があります。 派遣・紹介領域につきましては、倉庫・物流系企業への派遣をメインとするものの前期M&Aを行った株式会社ツナググループ・コンサルティング(旧AIGATEキャリア株式会社)が行っている医療・介護領域への進出もあり売上高は前年同期比で27.1%増加いたしました。 これらの結果、スタッフィング事業における売上高は4,503百万円(前年同期比14.7%増)、営業損失は116百万円(前年同期は105百万円の損失)となりました。 (その他事業) その他事業におきましては、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、本社部門所管のその他の収益を獲得する事業活動等であります。 その他事業における売上高は137百万円(前年同期比72.6%減)、営業損失は837百万円(前年同期は539百万円の損失)となりました。 (2) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ230百万円増加し、1,148百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、増加した資金は1,131百万円(前連結会計年度は634百万円の増加)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益826百万円、減価償却費186百万円及び売上債権の減少額131百万円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、増加した資金は53百万円(前連結会計年度は387百万円の減少)となりました。これは、主に無形固定資産の取得による支出30百万円、有形固定資産の取得による支出25百万円及び敷金の回収による収入149百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、減少した資金は953百万円(前連結会計年度は142百万円の減少)となりました。これは、主に短期借入金の純減額390百万円及び長期借入金の返済による支出270百万円によるものです。 (生産、受注及び販売の実績) (1) 生産実績 当社グループは生産活動を行っておりませんので、記載事項はありません。 (2) 受注実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性質上、受注状況の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 (3) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) ヒューマンキャピタル事業   13,914,025   8.8 スタッフィング事業   4,503,995   14.7 その他事業   137,382   △72.6 合計   18,555,403   7.8 (注) セグメント間及び振替高を含んでおります。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 財政状態の分析 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ520百万円減少し、4,443百万円となりました。これは主に敷金及び保証金が142百万円、売掛金が130百万円及び未収入金が128百万円減少したことによるものです。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末と比べ715百万円減少し、2,381百万円となりました。これは主に短期借入金が390百万円及び長期借入金が184百万円減少したことによるものです。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末と比べ194百万円増加し、2,061百万円となりました。これは主に利益剰余金が425百万円増加したことや、自己株式の取得により194百万円減少したことによるものです。 (2) 経営成績の分析 ① 売上高 売上高は、前連結会計年度より1,880百万円増加し、18,269百万円となりました。 ② 売上総利益 売上総利益は、売上高の増加に伴い、前連結会計年度より801百万円増加し、7,970百万円となりました。 ③ 販売費及び一般管理費、営業利益 販売費及び一般管理費は、前連結会計年度より554百万円増加し、7,092百万円となりました。この結果、営業利益は前連結会計年度より247百万円増加し、877百万円となりました。 ④ 営業外損益及び経常利益 営業外収益は、前連結会計年度より32百万円増加し、40百万円となりました。営業外費用は、前連結会計年度より9百万円増加し、20百万円となりました。この結果、経常利益は、前連結会計年度より270百万円増加し、897百万円となりました。 ⑤ 特別損益、法人税等及び親会社株主に帰属する当期純利益 特別利益は、前連結会計年度より1百万円減少し、0百万円となりました。特別損失は、前連結会計年度より175百万円減少し、71百万円となりました。法人税等合計は305百万円増加し、332百万円となりました。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度より153百万円増加し、511百万円となりました。 (3) キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析については、「第2 事業の状況 4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 経営成績等の状況の概要 (2) キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 (4) 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの所有資金は、大きく分けてIT関連設備投資や、子会社・関連会社への投資資金及び経常の運転資金となっております。これらの運転資金及び投資資金については、まず営業活動によるキャッシュ・フローで獲得した資金を充当することを基本としておりますが、資金需要及び金利動向等の調達環境並びに既存の有利子負債の返済等を考慮の上、調達規模及び調達手段を適宜判断して外部資金調達を実施する場合があります。原則として、運転資金については、金融機関からの短期借入、投資資金に関しては、金融機関からの長期借入にて調達を行っております。 また、資金の流動性については、グループ各社における余剰資金の有効活用に努め、更に、運転資金の効率的な調達を行うため金融機関と当座貸越契約を締結しております。また、グループCMSを活用し、より一層、効率的な資金調達と充分な流動性を維持していく考えであります。 (5) 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。当社グループは、常に事業環境に注視するとともに、組織体制の整備、内部統制システムを強化することによりリスク要因に対応してまいります。 (6) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりましては、決算日における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析に影響を与えるような経営者の見積り及び予測を必要としております。当社は過去の実績や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、見積り及び予測を行っております。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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