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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ジャパンエンジンコーポレーション

Japan Engine Corporation6016 · Standard · 輸送用機器

舶用内燃機関(主機関)の製造販売に特化した専門メーカー。船舶エンジン市場で独自の地位を築く。

概要

ジャパンエンジンコーポレーションは、船舶の主機関となるディーゼルエンジンの製造・販売を専門とする企業である。1910年に神戸発動機製造所として創業し、1958年から三菱重工業との技術提携によりUEディーゼル機関を生産してきた。2017年には三菱重工の舶用ディーゼルエンジン事業を吸収分割で承継し、現在の商号に変更した。本社は兵庫県明石市に所在し、従業員数は394名。2026年3月期の売上高は297億円、営業利益は55億円であり、収益の約半分をアフターサービスやライセンス事業が占める。

舶用内燃機関と修理・部品等の二本柱で構成される収益構造

当社の事業は舶用内燃機関(新造エンジン)と修理・部品等(アフターサービス・ライセンス)の二つに大別される。2026年3月期の売上高297億円のうち、舶用内燃機関は141億円(構成比47.7%)、修理・部品等は155億円(同52.3%)を占めた。修理・部品等の売上高は前期比28.6%増と伸長し、収益性が高いこの分野が全体の利益を牽引している。新造エンジンは主力のLSHシリーズを中心に受注残高が豊富だが、脱炭素燃料エンジンの開発・製造に生産ラインを一部割いた影響で一時的に減収となった。ただし受注高は前期比24.7%増の193億円に達しており、中期的な成長が見込まれる。

中国を中心に拡大するUEエンジンのライセンス事業

UEディーゼル機関のライセンスビジネスは当社の重要な収益源である。特に中国の造船市場での需要が旺盛で、海外ライセンシーによるエンジン生産が急増している。ライセンス関連収入はロイヤリティーと部品供給から成り、2026年3月期は修理・部品等全体の増収に大きく貢献した。当社は2025年9月に中国上海市に子会社「傑洋極発動機(上海)有限公司」を設立し、現地での販売・サービス体制を強化している。ライセンシーの拡大に伴い、アフターサービス需要も増加しており、部品供給ビジネスの成長が期待される。

アンモニア・水素燃料エンジンの開発で将来の市場を創出

国際海運の脱炭素化に向け、当社は次世代燃料エンジンの開発を積極的に進めている。2025年10月には世界初のアンモニア燃料エンジン初号機を完成させ、顧客に納入した。続いて水素燃料エンジン初号機の製造を進め、2026年3月から水素燃料を用いた検証運転を開始している。これらの開発は国立研究開発法人NEDOの「グリーンイノベーション基金事業」の支援を受けており、研究開発費は一時的に増加しているが、将来の成長ドライバーとして位置づけられている。当社は新造エンジンの生産ラインの一部をこれらの開発に戦略的に割り当てており、短期的な生産量調整はあるものの、中長期的な競争力強化を目指している。

増収増益と自己資本の充実で財務基盤を強化

2026年3月期の売上高は前期比2.9%増の297億円、営業利益は7.2%増の55億円、経常利益は18.7%増の64億円と増収増益を達成した。純利益は43億円(前期比10.0%増)で、自己資本は183億円、総資産319億円となり、自己資本比率は57.5%に上昇した。負債合計は前期比28.9%減少し、借入金の返済が進んでいる。当社は2025年度からの第2次中期事業計画を策定し、売上高327億円、営業利益59億円など過去最高の更新を目指している。資本コストを意識した経営やサステナビリティへの取り組みも推進し、企業価値の持続的向上を図る。

業界の中での役割は舶用エンジンメーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
297億円
営業利益
55億円
営業利益率
18.5%
純利益
48億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01舶用内燃機関主力

舶用内燃機関(主機関)の製造販売を事業の中心とし、関連する部品販売・修理等も行う。単一セグメントで事業を展開している。

主要顧客造船所、海運会社

主な製品・サービス2
舶用内燃機関(主機関)
船舶の主機として使用される内燃機関。船舶の推進力を生み出す。
部品販売・修理
舶用エンジンの部品販売とメンテナンス・修理サービス。エンジンの安定稼働を支える。

製品と技術

三菱UE技術を継承する舶用主機関、電子制御化で省エネを追求

当社の中核製品は、三菱重工から承継したUEディーゼル機関である。軸流掃気式排気ターボチャージャー付2サイクル単動型を特徴とし、大型船舶の主機関として広く採用されている。最新鋭のLSHシリーズは、電子制御技術を導入し燃料消費率を大幅に改善、環境規制に対応した省エネエンジンとして受注を伸ばしている。出力範囲は数万馬力に及び、コンテナ船やバルクキャリアなどさまざまな船型に搭載される。2022年12月には累計生産馬力が4000万馬力に達し、長年にわたる信頼性の高さを示している。

NEDO支援で世界初のアンモニア燃料エンジンを実用化

国際海運の温室効果ガス削減目標に対応するため、当社はアンモニア燃料エンジンと水素燃料エンジンの開発を推進している。アンモニア燃料エンジンは2025年10月に初号機を完成し、顧客に納入。これは世界初の実用化例となった。水素燃料エンジン初号機は2026年3月から水素を用いた検証運転を開始しており、2027年3月期中の納入を計画している。これらの開発はNEDOのグリーンイノベーション基金事業の助成を受けており、研究開発費は2026年3月期に増加したが、将来の収益源として期待されている。工場の生産ラインの一部をこれらのエンジン製造に充てることで、量産技術の確立を急いでいる。

修理・部品供給とライセンス収入が安定収益を支える

当社の修理・部品等事業は、新造船向けエンジン販売とは別に、運航中の船舶向けのメンテナンスや部品供給、さらにUEエンジンのライセンス事業から成る。2026年3月期の売上高は155億円で、全体の52%を占め、営業利益の大半を稼いでいる。電子制御エンジンの普及に伴い、電子制御部品や燃焼室関連部品の需要が高まっている。また、中国を中心とする海外ライセンシーが生産するUEエンジン向けの部品供給やロイヤリティ収入も拡大している。2025年に設立した中国子会社を通じて、現地のサービスネットワークを強化し、ライセンシー製エンジンのアフターサービス需要を取り込む計画である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

輸送用機器のなかでの位置

舶用エンジン専業、増収増益で高収益

同社は舶用エンジン(特に中大型)の専業メーカーで、同業の阪神内燃機工業と競合。直近実績は2025/3期売上289億円(前年比+38%)、営業利益率17.65%と高収益。2026/3期も増収増益見込み(売上297億円、利益率18.52%)。トヨタ紡織やユニプレスは自動車部品中心で直接競合ではないが、輸送用機器セクター内では小粒。円安や船舶需要回復が追い風。

強み

  • 営業利益率18%超えと業界トップクラスの収益性を誇る。
  • 舶用エンジンに特化した設計・製造技術で信頼を獲得。
  • 船舶建造需要や補修需要の拡大が業績を押し上げている。
  • 2025/3期に大幅増収、翌期も微増ながら成長が続く見通し。

課題

  • 舶用エンジン一本足で、海運市況変動の影響を直に受ける。
  • 2025/3期の大幅伸長後に減速、売上伸び率は鈍化する見通し。
  • 阪神内燃機工業など同業との価格・技術競争が続く。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

輸送用機器の時価総額近傍。太字がジャパンエンジンコーポレーション

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17279ハイレックスコーポレーション999億円2.3倍
27241フタバ産業999億円6.2倍
37246プレス工業978億円11.6倍
46023ダイハツインフィニアース953億円12.8倍
57226極東開発工業925億円24.0倍
66016ジャパンエンジンコーポレーション889億円18.6倍
77239タチエス829億円8.7倍
87292村上開明堂824億円13.0倍
97231トピー工業742億円6.6倍
105949ユニプレス608億円
117245大同メタル工業554億円12.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

神戸発動機製造所として創業、『神戸赤』の愛称で親しまれる

当社の起源は1910年11月、神戸市兵庫区に設立された「神戸発動機製造所」である。資本金3万円でボリンダー型石油発動機の製造を開始し、1920年に株式会社へ改組、資本金53万円となった。1925年には無注水式重油発動機の製造を開始し、深紅の塗装色が「神戸赤」の愛称で親しまれた。1938年には4サイクルディーゼル機関の製造に着手し、後の船舶用ディーゼルエンジン事業の基盤を築いた。この時期、船舶職員法により逓信省認定工場に指定されている。

大洋漁業の支援と三菱UEエンジン導入で事業拡大

1952年に商号を神戸発動機株式会社に改め、1954年には大洋漁業(現マルハニチロ)の資本参加を得て資本金3000万円に増資した。1957年には三菱重工業と技術提携を結び、純国産の三菱UEディーゼル機関(軸流掃気式排気ターボチャージャー付2サイクル単動型)の製造販売権を獲得。1958年には第1号機となる6UET45/75型(2700PS)を完成させた。この提携により、当社は大型舶用ディーゼルエンジンの分野で確固たる地位を築くこととなる。

長崎工場の取得から来島どっくグループ入りまで

1960年、大洋造船の喜々津工場を買収し長崎工場とし、生産能力を拡大。1961年には大阪証券取引所に株式を上場した。1974年に長崎工場を拡張、1982年には神戸工場を西神工業団地へ移転した。1985年には来島どっくグループに入り、1988年には来島興産が親会社となった。その後グループ再編が続き、1989年には山田地建が親会社、1993年には山田地建グループとして事業を継続した。この間、1988年には子会社サンライズ(後のシンパツサンライズ)を設立し、グループ経営を強化した。

ISO認証取得と三菱重工グループとの連携強化

1998年に品質マネジメントシステムの国際規格ISO9001を取得し、品質体制を整備。2001年にはUEディーゼル機関の累計生産馬力が1000万馬力を達成した。2004年には三菱重工業、三井物産、三井住友銀行グループなどを割当先とする1500万株の第三者割当増資を実施し、資本金を221,500万円に増強した。2006年には本社を明石市に移転するとともに、神戸工場と長崎工場を明石に集約し、生産拠点を一本化した。これにより効率的な生産体制を構築した。

三菱重工マリンマシナリからの吸収分割で社名も変更

2017年4月、三菱重工マリンマシナリ(旧三菱重工舶用機械エンジン)から吸収分割契約によりディーゼルエンジン事業を承継した。同時に商号を「株式会社ジャパンエンジンコーポレーション」に改め、三菱重工系のエンジン事業を統合した。この統合により、UEエンジンに関するライセンス権や製造技術が一本化され、製品ラインアップの拡充とグローバル展開の加速が図られた。2019年にはシンパツサンライズを子会社化し、さらに2022年には吸収合併してグループ一体運営を強化した。

アンモニア燃料エンジン初号機納入と中国子会社設立

2022年12月にはUEディーゼル機関の累計生産馬力が4000万馬力を達成し、同年同月に環境マネジメントシステムISO14001も取得した。2025年10月には世界初のアンモニア燃料エンジン初号機を完成・納入し、水素燃料エンジン初号機の検証運転を2026年3月から開始した。海外展開では、2025年9月に中国上海市に子会社「傑洋極発動機(上海)有限公司」を設立し、急成長する中国市場での販売・サービス拠点を確保した。2026年3月期の売上高は297億円、営業利益55億円と過去最高を更新した。

年表35件を開く

1910年代

  • 1910年11月創業神戸市兵庫区東出町に㈴神戸発動機製造所創立、資本金3万円、ボリンダー型石油発動機の 製造を開始。

1920年代

  • 1920年6月神戸市兵庫区に工場及び事務所を完成、㈱神戸発動機製造所に改組、資本金53万円となる。
  • 1925年4月船舶職員法により逓信省認定工場に指定され、また無注水式重油発動機の製造を開始し、深紅の塗装色は「神戸赤」の愛称を生んだ。

1930年代

  • 1938年4サイクルディーゼル機関の製造を開始。

1950年代

  • 1952年6月神戸発動機㈱に商号を改める。
  • 1954年2月大洋漁業㈱の資本参加を得て資本金3,000万円に増資。
  • 1957年2月三菱重工業㈱と技術提携を結び純国産ディーゼル機関、三菱UEディーゼル機関(軸流掃気式 排気ターボチャージャー付2サイクル単動型)の製造販売権を獲得。
  • 1958年6月三菱重工業㈱との技術提携による第1号機6UET45/75型 2,700PSを完成。

1960年代

  • 1960年3月M&A大洋造船㈱喜々津工場を買収、当社長崎工場とする。
  • 1961年10月上場大阪証券取引所に株式を上場。

1970年代

  • 1974年8月長崎工場拡張完了。

1980年代

  • 1982年2月神戸工場を西神工業団地へ移転。
  • 1985年10月㈱来島どっくグループに入る。
  • 1987年5月本社を神戸市西区高塚台(神戸工場)へ移転。
  • 1988年2月㈱来島興産が当社の親会社となる。
  • 1988年5月創業㈲サンライズ設立。
  • 1989年3月㈱山田地建が当社の親会社となる。

1990年代

  • 1993年7月㈱山田地建グループとなる。
  • 1995年4月㈲サンライズをシンパツサンライズ㈱に組織変更。
  • 1998年11月国際規格ISO9001/JISZ9901品質システム認証を取得。

2000年代

  • 2001年2月UEディーゼル機関生産1,000万馬力達成。
  • 2004年3月三菱重工業㈱、三井物産㈱、㈱三井住友銀行グループ等を割当先として1,500万株増資、資本金221,500万円となる。
  • 2006年2月本社を兵庫県明石市二見町に移転。
  • 2006年3月神戸工場および長崎工場を兵庫県明石市二見町に集約。

2010年代

  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2014年9月鋳造工場を閉鎖。
  • 2016年1月長崎工場跡地を売却。
  • 2017年4月三菱重工マリンマシナリ㈱(旧三菱重工舶用機械エンジン㈱)から吸収分割契約により、ディーゼルエンジン事業を承継。同時に商号を㈱ジャパンエンジンコーポレーションに 改める。
  • 2019年4月M&Aシンパツサンライズ㈱を子会社化。

2020年代

  • 2022年4月M&Aシンパツサンライズ㈱を吸収合併。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第二部からスタンダード市場に移行。
  • 2022年12月UEディーゼル機関生産4,000万馬力達成。
  • 2022年12月国際規格ISO14001/環境マネジメントシステム認証を取得。
  • 2025年2月本社工場敷地の所有権取得。
  • 2025年9月傑洋極発動機(上海)有限公司(現在非連結子会社)を中国上海市に設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年3月期まで32,700百万円
  • 営業利益2027年3月期まで5,880百万円
  • 経常利益2027年3月期まで6,890百万円
  • 当期純利益2027年3月期まで5,010百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    脱炭素燃料エンジンの開発と社会実装

    アンモニア・水素燃料エンジンを世界に先駆けて開発・製造し、社会実装を推進。将来の成長ドライバーとして新たな市場創造を目指す。同時に重油エンジンの競争力も強化する。

  2. 02

    UEエンジンの世界シェア拡大

    中国を主軸にライセンスビジネスのグローバル展開を強化。ライセンス関連収入(ロイヤリティ、部品供給)とアフターサービス事業を伸長させる。

  3. 03

    企業価値の持続的向上

    成長投資を継続し、資本コストや株価を意識した経営、サステナビリティ経営の深化、人的資本への投資拡充を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で394人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は702万円で、9期前と比べて+24.4%平均年齢は41.2歳、平均勤続年数は9.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月154
2018年3月272
2019年3月56441.07.7302
2020年3月54141.08.1321
2021年3月57540.58.5331
2022年3月57941.28.7345
2023年3月58641.28.9355
2024年3月61141.19.0367
2025年3月65741.29.33821,335
2026年3月70241.29.53941,396

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
男性育休取得率88.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)73.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社工場 — 兵庫県明石市4,377百万円
東京支社 — 東京都港区4百万円
今治営業所 — 愛媛県今治市2百万円
主な関係会社
  • 国内
    HyEng㈱
    兵庫県明石市二見町
    議決権33.3%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    グリーンイノベーション基金事業/次世代船舶の開発水素燃料船の開発舶用水素エンジン及びMHFSの開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-01-04
    15.6億円
  • 調達
    令和8年度 大阪空港無線施設用1250kVA発電設備外15台精密保守
    国土交通省 · 2026-04-01
    9,250万円
  • 調達
    令和4年度 那覇空港第2庁舎用2,000kVA発電設備(2号機)外9台精密保守
    国土交通省 · 2022-09-07
    6,650万円
  • 調達
    令和5年度 大阪空港1,250kVA発電設備外3台精密保守
    国土交通省 · 2023-09-29
    2,780万円
  • 調達
    平成30年度大阪国際空港無線用発電設備外3台精密保守
    国土交通省 · 2018-11-28
    2,022万円
  • 調達
    令和4年度八丈島空港無線施設用150kVA発電設備精密保守
    国土交通省 · 2022-10-26
    1,680万円
  • 調達
    令和2年度 那覇空港第2庁舎用2000kVA発電設備外4ヶ所精密保守
    国土交通省 · 2020-12-02
    1,460万円
  • 調達
    令和6年度 岡山空港無線用100kVA発電設備精密保守
    国土交通省 · 2024-07-02
    1,340万円
  • 調達
    八丈島空港庁舎外1台発電設備点検整備
    国土交通省 · 2018-09-14
    910万円
  • 調達
    東京航空交通管制部発電装置点検整備
    国土交通省 · 2025-07-24
    825万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は297億円営業利益55億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.8%、利益が+7.8%。

売上高
+2.8%
297億円
営業利益
+7.8%
55億円
純利益
+11.6%
48億円
営業利益率
18.5%
前期比 +0.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高327億円297億円
営業利益59億円55億円
純利益50億円48億円
1株あたり配当¥100¥100

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は74億円、営業利益は19億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+89.7%、営業利益は+850.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q353
2024年1Q3925.12
2024年2Q40410.04
2024年3Q66812.15
2024年4Q6514
2025年2Q1433021.027
2025年4Q1462114.416
2026年2Q1533321.627
2026年4Q1442215.321
2027年1Q741925.715

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は105億円から297億円へ2.8倍に増えた。直近期の営業利益率は18.5%。売上は6期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。
2013年3月105−6−7
2014年3月86−11−11
2015年3月118−20−21
2016年3月11101
2017年3月87−5−5
2018年3月126111
シンパツサンライズ㈱を子会社化。
2019年3月11523
2020年3月10224
2021年3月11743
シンパツサンライズ㈱を吸収合併。
2022年3月13265
2023年3月15278
2024年3月2103525
傑洋極発動機(上海)有限公司(現在非連結子会社)を中国上海市に設立。
2025年3月289515417.643
2026年3月297556418.548

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高297億円のうち、営業利益として残るのは55億円18.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は48億円、売上の16.2%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金67.3%200億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.5%43億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益18.5%55億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
32.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+13.4pt
18.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+12.5pt
16.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+23.8pt
29.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
15.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
14.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが26億円、投資CFが−31億円で、差し引きのフリーCFは−5億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は54億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−2−51−749
2014年3月3−30049
2015年3月−8−1−6−934
2016年3月−741−333
2017年3月1−51−430
2018年3月21−206136
2019年3月−5−17−636
2020年3月11−4−4739
2021年3月−1−111−1229
2022年3月17−3−21441
2023年3月25−11−131443
2024年3月4−84−443
2025年3月68−47112174
2026年3月26−31−14−554

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は320億円。このうち返さなくてよい自己資本が184億円で、自己資本比率は57.5%(業種中央値53.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月156807651.1
2014年3月151698245.8
2015年3月145489733.2
2016年3月117486941.4
2017年3月107446340.8
2018年3月1685411432.1
2019年3月152569637.0
2020年3月1705811234.1
2021年3月1696210736.8
2022年3月1746710738.3
2023年3月2047313136.0
2024年3月2509715339.0
2025年3月33013919142.1
2026年3月32018413657.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
54億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
138億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
136億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
98
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

輸送用機器 82社との比較

同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE82社中2位あたり、逆に低いのは配当利回り82社中79位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
29.5%/中央値 5.7%
P25 3.3%P75 9.7%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
18.5%/中央値 5.1%
P25 2.6%P75 7.3%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
57.5%/中央値 53.0%
P25 40.5%P75 65.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.8%/中央値 2.1%
P25 -1.4%P75 6.5%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.9%/中央値 3.2%
P25 2.4%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥10,580で、1年前と比べて+6.0%過去52週の値幅のなかでは36%の位置にある。

¥10,580-0.8%1ヶ月+10.9%1年+6.0%時価総額889億円
過去52週の値幅
安値¥6,910高値¥17,090

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.6倍
PER (会社予想)17.7倍
PBR13.31倍
配当利回り0.95%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で12.49%上昇した一方、年初来では4.9%安となっています。株価9730円は25日線9307.2円、75日線9119.33円を上回っており、短期的な上昇トレンドにあります。ただし、52週高値17090円からは約43%低く、52週安値6910円からは約41%の戻りです。8月18日には10190円まで上昇しましたが、8月19日には4.51%下落。RSIが65.45とやや過熱気味で、高値圏での変動に注意です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは17.14倍と業界平均の16.36倍に近く、予想PERも16.3倍と妥当圏内。PBRは12.24倍と非常に高く、平均の1.09倍を大きく上回るが、ROEが29.5%と高収益を反映。配当利回りは1.03%と平均の3.02%を下回る。業績は増収増益で、利益率も17%超と良好。高PBRは収益力に見合う面もあるが、配当は伸び悩む。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.6倍16.3倍
PER (予想)17.7倍
PBR13.31倍1.12倍
ROE29.5%7.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

造船需要の回復で受注が伸び、業績は好調に推移している。強気派は環境規制対応など高度な技術要求が高まる中、同社の技術力と国内シェアが成長を後押しするとみる。また、価格改定や高付加価値エンジンで利益率が改善している点を評価する。一方、弱気派は船舶エンジン市場の周期性や、新規受注の変動、競争激化のリスクを挙げ、現状の高水準な利益率が持続可能か疑問視する。

プラスに働く材料7
  • 高収益体質が確立

    2025年3月期の営業利益率は17.65%と高い水準

  • 造船需要の回復

    新造船の受注増がエンジン需要を牽引する要因

  • 技術で優位

    環境規制対応など高度な技術で差別化できる

  • 2026/3期営業利益55億円と過去最高を更新決算発表後影響

    売上高297億円、営業利益55億円、営業利益率18.5%と高水準

  • 純利益48億円と2期連続で最高益決算発表後影響

    純利益は43→48億円と増加、前年比11.6%増益

  • 来期予想PER16.3倍と成長期待が続く通年影響

    実績PER17.14倍から予想PER16.3倍へ低下、市場の増益期待を反映

  • ROE29.5%の高資本効率で株主価値が拡大継続影響

    ROE29.5%はPBR12.2倍の高評価を裏付け、成長が続けばさらに評価上昇

マイナスに働く材料7
  • 受注の周期性

    造船市況の変動により、業績が大きく上下する可能性

  • 競争激化リスク

    新興国メーカーの台頭で価格競争が激しくなりうる

  • 利益率の持続性

    過去の低利益率から改善したが、一過性の可能性がある

  • 売上高伸びが前年比2.8%と急減速決算発表後影響

    前期は37.6%増も当期は289→297億円、伸び率が2.8%に鈍化

  • PBR12.24倍と高バリュエーション調整リスク継続影響

    PBR12.24倍はROE29.5%を反映するが、期待先行で下振れ時に調整が大きい

  • 配当利回り1.03%と株主還元が薄い通年影響

    配当利回り1.03%は高成長株の特徴だが、利回り重視層の買いは見込みにくい

  • 株価が1年で4.9%下落、モメンタム弱い継続影響

    業績好調でも株価は前年比▲4.9%、既に悪材料を織り込む可能性

次の決算で確かめる点
受注残高
将来の売上を左右するため、需要の先行指標として重要
営業利益率
収益性の持続性を確認するため
海外売上比率
海外需要の取り込みが成長の鍵となるため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり100で、前期から+15.8%いまの株価に対する利回りは0.95%。増配か配当維持が6年続いている。

年間配当
¥100
1株あたり
配当利回り
0.95%
いまの株価に対して
配当性向
15.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
6年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月7
2018年3月1049.97.8
2019年3月5−50.013.3
2020年3月50.014.0
2021年3月620.016.0
2022年3月722.211.4
2023年3月1381.913.8
2024年3月43225.114.3
2025年3月7675.414.7
2026年3月8815.815.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥100

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,922人。区分でいちばん多いのは事業法人54.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が61.8%を占め、残る38.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人57.056.756.456.953.154.4
個人・その他32.433.634.428.033.220.9
外国法人2.30.93.25.64.014.5
金融機関2.93.03.15.56.67.4
証券会社5.25.52.63.83.02.8
自己株式0.20.20.20.20.20.2
外国人個人0.00.00.00.10.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01三菱重工業株式会社14.80
02株式会社名村造船所10.00
03株式会社シーケービー5.68
04株式会社カナックス5.19
05株式会社新来島どっく4.44
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.37
07J.P. MORGAN BANK LUXEMBOURG S.A. 384513 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)2.93
08株式会社赤阪鐵工所2.68
09株式会社山田クラブ212.56
10株式会社三井住友銀行1.79

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近6
  • 2026-08-05
    JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    6.76%
    -0.83pt
  • 2026-07-21
    JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    6.27%
  • 2026-06-18
    JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    6.27%
    -0.01pt
  • 2026-06-03
    JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    6.28%
    -0.03pt
  • 2026-05-08
    JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    6.31%
    -0.04pt
  • 2026-04-20
    JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    6.35%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+2393%、1株純資産は14期で+669%。直近期のROEは29.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−25285−8.3
2014年3月−3882,468−14.6
2015年3月−7541,722−36.0
2016年3月281,7341.625.63.6
2017年3月−1661,563−10.1
2018年3月3831,92821.93.17.8
2019年3月1132,0105.76.613.3
2020年3月1282,0756.23.214.0
2021年3月397415.49.416.0
2022年3月657958.55.011.4
2023年3月9687611.64.413.8
2024年3月3041,16329.813.014.3
2025年3月5161,65636.66.614.7
2026年3月5682,19429.521.515.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額203百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
川島健取締役社長(代表取締役)564,500
進藤誠二常務取締役(代表取締役)641,500
柴田健常務取締役571,500
寺田明史取締役 執行役員 製造統括部長63600
竹内郁夫取締役74
黒瀬久敏取締役67
鈴木純取締役58
松井克人監査役(常勤)59
藤田正樹監査役69
西尾和幸監査役55
中島史絵取締役58
大桃崇監査役51

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4849818246
社外取締役521214

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容178字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループの企業集団は、当社、子会社1社及び関連会社1社により構成されており、舶用内燃機関(主機関)の製造販売を主な事業内容として、当事業に係わる部品販売・修理等の事業活動を展開しております。 なお、舶用内燃機関及びこれらの付随業務の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,955字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 <経営理念> ○伝統と革新スピリットを融合 「永くに亘る歴史と伝統を基盤にし、革新的スピリットの融合で、機動的かつ柔軟な経営を推進する」 ○社会と業界の発展に貢献 「環境対応と経済性を両立した技術と品質向上への飽くなき挑戦で、社会、海運・造船業界の発展に 貢献する」 ○総合力を発揮し、世界へ飛躍 「社員の力を結集し、開発・設計・製造・販売・サービスの一貫体制で、世界に伍していける企業を 目指す」 ○無災害職場の確立 「危険予知の徹底と闊達なコミュニケーションで、災害ゼロを目指す」 <経営ビジョン> 「世界的視野に立ち、伝統と革新を融合させ、日の丸舶用エンジンをお客様とともに育て、次代を拓く」 (2)経営戦略等 当社は、2022~2024年度の「第1次中期事業計画」期間中に、外部環境の変化に柔軟に対応しながら、攻めの経営を推進し、将来の飛躍に向けた成長戦略を適時・適切に遂行したことで、「新たな成長ステージ」へと突入し、全ての事業領域において、想定を大きく上回る活動成果を得ました。これらを踏まえて、2025年度からの3ヶ年を対象に、「第2次中期事業計画」を策定しており、主に以下の3点の取り組みを進めることで、持続的な事業成長と企業価値の向上に努めてまいります。 ①環境対応への取り組み深化 国際海運における脱炭素・環境保全の取り組みは前進を続けており、当社は、環境規制の進展や環境意識の高まりにあわせ、社会・業界の需要に応える新製品を開発し、市場へ投入しております。当社は、GHG(温室効果ガス)排出量削減に向け、ファーストムーバーとして世界に先駆けて、次世代脱炭素(アンモニア・水素)燃料エンジンの開発、製造、社会実装を押し進めることで、将来の成長ドライバーの育成と新たな市場創造を目指してまいります。また、足元では引き続き、堅調な需要が見込まれる重油燃料エンジンについても、全方位で製品競争力強化を図り、高品質製品の安定供給を実現してまいります。 ②UEエンジン世界シェアの更なる拡大 ライセンスビジネスは、造船市場の発展が著しい中国を主軸に、グローバル展開を強化することで、UEエンジン世界シェアの更なる拡大を具体化してまいります。これにより、ライセンス関連事業(ロイヤリティー収入および部品供給ビジネス)を伸長させるとともに、急増する海外ライセンシー製エンジンのアフターサービスについても、新たな市場として取り込みを進めることで、アフターサービス事業も伸長させてまいります。 ③企業価値の持続的な向上 当社は、「新しい成長ステージ」に突入することで「収益力」も向上しております。厚みを増してきた経営資源をもとに、中長期での事業伸長を見据えた成長投資を間断なく実行するとともに、資本コストや株価を意識した経営の実現、サステナビリティ経営の深化、人的資本への投資の拡充なども推進し、当社企業価値を持続的に向上させてまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営指標としては、「経常利益」を重視し、安定した収益体質の確立を目指してまいります。 (4)経営環境 当事業年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調で推移しましたが、インフレ圧力の継続が個人消費に及ぼす影響や、地政学的リスク緊迫化等もあり、先行きは依然として不透明な状況が続いております。 当社と関連性が高いわが国海運・造船業界は、海運業界では、米国の安全保障・通商政策等に起因するグローバルサプライチェーンの混乱や、トレードパターンの変化、更には中東情勢の影響などを背景に、不安定な市況が継続しました。一方、造船業界では、造船業の再生・強化を目的とした官民連携投資や、サプライチェーン強化等による船舶建造体制の強靭化および規模拡大に向けた各種政府支援策が公表される中、将来の海上荷動きの伸長や、環境対応船への代替需要などを見据えた発注が堅調に推移し、造船所は先行きまで豊富な受注量を確保しています。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 2027年3月期の通期業績につきましては、第2次中期事業計画で策定した打ち手を適時・適切に講じることで、売上高・利益ともに続伸させ、過去最高を4期連続で更新していく計画です。 売上高は、32,700百万円で、前期比2,992百万円(10.1%)の増加、営業利益は、5,880百万円で、同421百万円(7.7%)の増加、経常利益は、6,890百万円で、同456百万円(7.1%)の増加、当期純利益は、5,010百万円で、同251百万円(5.3%)の増加を見込んでおります。 売上高および損益の詳細は以下の通りです。 <売上高> 舶用内燃機関では、新造船市場での旺盛な需要を背景に、最新鋭省エネ主機関であるLSHシリーズを中心に、豊富な受注残高を抱えており、操業を引き続き高位に保ちながら同型主機関を連続で生産していく計画です。水素燃料エンジン初号機の検証運転は、前期から継続して実施しますが、2027年3月期中に完了させ、造船所へ納入を予定しております。なお、これにより、操業負荷調整は順次解消し、生産台数は回復に転じる見通しです。これらの結果、売上高は前期比で増加となる見通しです。 修理・部品等のうち、アフターサービスでは、船舶の高稼働運航の継続で、引き続き堅調な推移を見込んでおります。こうした中で、これまで市場への浸透を進めてきた電子制御エンジンについて、販売台数が増加する中、稼働年数も積み上がることで、アフターサービス需要の高まりが見込まれております。このため、電子制御エンジンを含め、個船ごとに、交換推奨部品の提案営業を強化することで、燃焼室関連や電子制御部品を中心とする活発なメンテナンス需要をしっかりと取り込んでまいります。また、海外ライセンシー製主機関についても、中国・上海に設立した現地法人(J-ENG上海)と連携することで、アフターサービス需要をしっかりと取り込んでまいります。ライセンス関連では、海外ライセンシーの大躍進が継続し、当社UEエンジンの受注・製造・販売の好循環サイクルが拡大する見通しです。そして、中国における当社リーディングライセンシーが前期に建設を完了した新工場については、生産台数が漸増しており、2027年3月期は、通期で、ライセンス関連事業の伸長に寄与する見通しです。これらの状況を踏まえ、修理・部品等の売上高は前期比で更なる増収を見込んでおります。 <損益> 当社は、中長期での事業成長を見据え、引き続き、先行投資として、研究開発投資を高水準で継続していく計画です。こうした中でも、収益性に優れる修理・部品等の事業を伸長させることで、2027年3月期の利益については、全ての利益段階で、前期比増益を達成する計画です。
事業等のリスク981字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)受注環境について 今後の世界景気、船腹需給及び海運市況の動向等によっては、新造船需要や、アフターサービス需要の変動が予想され、当社の受注・販売ひいては経営成績が影響を受ける可能性があります。 (2)特定の取引先への依存について 当社の主力製品である主機関の構成部品の多くは、社外調達に依存しており、主要な部品の一部には特定供給元に依存しているものがあります。これらについて、供給元の状況によっては調達が不安定になる可能性があります。 (3)原材料・購入部品等価格の変動について 当社製品は、製造原価に占める原材料費・購入部品費の比率が高く、国内での廉価調達や海外を含めた新たな調達先開拓など、継続的に調達コストの低減に取り組んでおりますが、将来の原材料・購入部品等の価格高騰が今後の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (4)為替の変動について 当社は、購入部品の一部を海外から調達しており、また、顧客との間で、米ドルやユーロ等の外貨建てにて取引を行うことがあります。為替予約等によりリスクをヘッジする場合もありますが、将来の為替の変動が今後の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (5)売掛債権回収リスクについて 当社は取引先に対して売掛債権を有しております。 金融情勢の変化や景気の動向等を勘案し、与信先の業況を常に把握し、不良債権や貸倒損失の発生を防ぐ対策をしておりますが、市場環境の急速な変化や突発的な取引先の信用不安等により、今後の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (6)工事量について 当社の工場では、主力製品である主機関と並んで、他製品向けの部品の機械加工・組立工事も取り込むことで、工事量の確保・平準化に努めております。これらの工事量が、所期の計画値を大きく下回る場合、工事量不足による作業レート悪化等により、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,112字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当事業年度の売上高は、29,707百万円となり、前期比844百万円(2.9%)の増収となりました。 このうち舶用内燃機関は、14,170百万円で、前期比2,610百万円(△15.6%)の減収となりました。 舶用内燃機関では、最新鋭省エネ主機関であるLSHシリーズを中心に、豊富な受注残高を確保しており、同型主機関を連続生産することで、操業を高位に保ちつつ、効率的な生産を継続しております。こうした中で、当社は、持続的な成長と飛躍を実現するため、次世代脱炭素燃料エンジンを世界に先駆けて開発・製造しており、工場生産ラインの一部を、これらエンジンの製造・実証運転に戦略的に割り当てております。 当事業年度の上半期には、アンモニア燃料エンジン初号機を世界に先駆けて成功裏に完成させ、客先要求納期通り、2025年10月に納入を完了しました。そして、下半期には、水素燃料エンジン初号機の製造を進め、2026年3月から、水素燃料を使用した検証運転を開始しております。 当事業年度は、これらにより生じた操業負荷調整と、客先要求納期に応じた売上計上期のばらつきの影響などもあり、売上高は前期比で減収となっております。 修理・部品等は、15,536百万円となり、前期比3,454百万円(28.6%)の増収となりました。アフターサービスでは、船舶の高稼働運航の継続で、電子制御部品や燃焼室関連部品などを中心としたメンテナンス需要が旺盛となり、売上高は前期比で伸長しました。また、ライセンス関連では、海外ライセンシーが大躍進しており、当社UEエンジンの受注・製造・販売の好循環サイクルが拡大したことで、部品供給・ロイヤリティー収入ともに、売上高が前期比で伸長しました。 損益面では、舶用内燃機関では、前期比で減収となりましたが、収益性に優れている修理・部品等が増収となることで、アンモニア・水素燃料エンジンの開発・製造に伴う先行投資の研究開発費が増加する中でも、その影響を吸収し、各利益段階で、前期比で増益を確保しました。 なお、アンモニア・水素燃料エンジンの開発・製造は、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業」によるご支援を受けていることから、研究開発の進捗に応じて交付金を受け取っており、経常利益に反映しております。 これらの結果、営業利益は5,458百万円となり、前期比367百万円(7.2%)の増益、経常利益は6,433百万円となり、前期比1,011百万円(18.7%)の増益、当期純利益は4,758百万円となり、前期比432百万円(10.0%)の増益となりました。 流動資産は、前事業年度末に比べ6.2%減少し、21,376百万円となりました。これは主として売掛金が786百万円増加、現金及び預金が1,978百万円減少したことなどによるものであります。 固定資産は、前事業年度末に比べ4.0%増加し、10,580百万円となりました。これは主として機械及び装置が983百万円減少、建設仮勘定が739百万円、投資有価証券が732百万円それぞれ増加したことなどによるものであります。 この結果、総資産は、前事業年度末に比べ3.0%減少し、31,957百万円となりました。 流動負債は、前事業年度末に比べ29.2%減少し、10,655百万円となりました。これは主として電子記録債務が2,471百万円、未払金が1,213百万円、その他の流動負債が1,192百万円それぞれ減少したことなどによるものであります。 固定負債は、前事業年度末に比べ27.6%減少し、2,912百万円となりました。これは主として長期借入金が1,222百万円減少したことなどによるものであります。 この結果、負債合計は、前事業年度末に比べ28.9%減少し、13,567百万円となりました。 純資産合計は、前事業年度末に比べ32.5%増加し、18,389百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物は、前事業年度末に比べ1,978百万円減少し、5,433百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 税引前当期純利益6,419百万円、仕入債務の減少による支出2,413百万円などがあり、営業活動によるキャッシュ・フローは2,551百万円の収入(前年同期は6,750百万円の収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 有形固定資産の取得による支出2,802百万円などがあり、投資活動によるキャッシュ・フローは3,113百万円の支出(前年同期は4,702百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 長期借入金の返済による支出922百万円、配当金の支払額635百万円などがあり、財務活動によるキャッシュ・フローは1,416百万円の支出(前年同期は1,082百万円の収入)となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 当社の事業は、舶用内燃機関及びこれらの付随業務の単一セグメントであるため、「生産、受注及び販売の実績」については、事業区分別に記載しております。 a.生産実績 当事業年度における生産実績を事業区分別に示すと、次のとおりであります。 事業区分   生産高(千円)   前期比(%) 舶用内燃機関   14,324,082   93.8 修理・部品等   15,536,724   128.6 合計   29,860,806   109.2 (注)金額は、販売価格によっております。 b.受注実績 当事業年度における受注実績を事業区分別に示すと、次のとおりであります。 事業区分   受注高   受注残高 金額(千円)   前期比(%)   金額(千円)   前期比(%) 舶用内燃機関   19,334,382   124.7   26,659,400   124.0 修理・部品等   17,469,899   123.2   7,794,633   133.0 合計   36,804,281   124.0   34,454,033   125.9 c.販売実績 当事業年度における販売実績を事業区分別に示すと、次のとおりであります。 事業区分   販売高(千円)   前期比(%) 舶用内燃機関   14,170,384   84.4 修理・部品等   15,536,724   128.6 合計   29,707,108   102.9 (注)最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前事業年度 (自  2024年4月 1日 至  2025年3月31日)   当事業年度 (自  2025年4月 1日 至  2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) Guangzhou Diesel Engine Factory Co., Ltd.   2,896,406   10.0   4,294,416   14.5 ㈱大島造船所   3,193,200   11.1   4,145,555   14.0 ㈱名村造船所   8,321,150   28.8   -   - (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社は、「開発から、設計、製造、販売、アフターサービスまでの一貫体制」を有するグローバルライセンサーとしてのメリットを活かしつつ、外部環境の変化に柔軟に対応しながら、サステナビリティ経営を深化させ、持続的な成長と企業価値の向上に努めております。当社は、中期事業計画のもと、主機関、アフターサービス、ライセンス、部品供給の全ての事業領域で、適時・的確に打ち手を講じて売上高・利益を伸長させ、「新たな成長ステージ」に突入しております。また、GHG(温室効果ガス)排出量削減の取り組みを進める顧客や業界、社会の要請に応えるべく、ファーストムーバーとして世界に先駆けて、次世代アンモニア・水素燃料エンジンの開発、製造、社会実装に取り組むことで、新たな価値創出を進め、社会課題の解決と事業成長を両立させております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社の資本の財源及び資金の流動性について、運転資金の需要は、舶用内燃機関およびアフターサービス用の部品の購入、製造・販売・一般管理の諸経費、人件費などであり、長期性の資金の需要は、生産設備の取得などであります。必要資金は、自己資金及び金融機関からの調達などで確保しており、加えて、資金の効率性・安定性を盤石とするべく、取引銀行との間でコミットメントライン契約も締結していることから、資金については、十分に流動性を有していると考えております。 なお、当事業年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は3,962百万円となっております。また、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高5,433百万円となっております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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