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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

村上開明堂

MURAKAMI CORPORATION7292 · Standard · 輸送用機器

自動車用バックミラーの専業メーカー。国内シェア首位級で、アジア・北米に生産拠点を広げる。

概要

村上開明堂は、自動車用バックミラーを主力とする部品メーカーである。1882年創業の鏡製造業を前身とし、1948年に法人化。トヨタ自動車を最大顧客とし、世界38拠点で生産・販売を行う。2026年3月期の連結売上高は1,157億円、従業員約3,700人。静岡県に本社を置く。

売上高の約8割を占める自動車用バックミラー

当社グループの主力事業は自動車用バックミラーの製造販売であり、連結売上高の大部分を占める。主要顧客はトヨタ自動車(2024年3月期で売上高の22.1%)、日産自動車、本田技研工業、スズキ、SUBARUなど国内全メーカーに加え、海外でも販売。バックミラーはドアミラー、フェンダーミラー、ルームミラーに分類され、電動格納式や自動防眩機能など多様な仕様に対応する。また、ヘッドアップディスプレイ用ミラーなど安全視認技術関連製品も手がける。セグメント別では日本が約44%、アジアが約29%、北米が約27%の売上構成(2024年3月期実績)。

日本・アジア・北米の三極で形成する生産販売体制

当社グループは日本、アジア、北米の三地域に生産販売拠点を持つ。日本国内では藤枝工場(静岡県)、大井川工場、築地工場、九州工場(福岡県)、東日本工場(群馬県)などで生産。アジアではタイに3社、中国に嘉興・佛山・天津の3社、インドネシア、インドに各1社の製造子会社を有する。北米では米国ケンタッキー州とメキシコに工場を設置。2024年3月期のセグメント売上高は日本51,306百万円、アジア33,104百万円、北米31,240百万円。販売数量は全体で前年並みだが、メキシコやタイの増加が北米・アジアの成長を牽引した。

グループ子会社18社による機能補完

当社グループは18の連結子会社で構成される。製造子会社として㈱村上開明堂九州、㈱村上開明堂東日本、Murakami Manufacturing U.S.A. Inc.、Murakami Manufacturing Mexico、中国3社、タイ2社、インドネシア、インドの各社がある。樹脂製品の卸販売は㈱村上開明堂化成、物流は㈱村上エキスプレスが担当。金型の製造販売はMurakami Mold Engineering (Thailand)、バックミラーの設計・生産準備はMurakami Corporation (Thailand)が行う。また、ドイツにマーケット調査拠点Murakami Germany GmbHを設置。非連結子会社には人材派遣の㈱村上開明堂ビジネスサービスがある。

売上高1,000億円超、12期連続増収の収益基盤

財務データによると、当社の売上高は2013年3月期の600億円から2026年3月期予想の1,157億円までほぼ一貫して増加。2024年3月期には1,046億円、2025年3月期には1,092億円と初の1,000億円超を達成し、12期連続の増収を見込む。営業利益は2025年3月期に89億円、純利益は59億円。ただし日本セグメントはコスト増により営業利益が減少傾向にあり、アジア・北米の成長が全体を補う構造。経常利益は2024年3月期に104億円。キャッシュフローは営業活動で約99億円のプラスを維持するが、投資活動や配当により現金残高は432億円(2024年3月期)。

業界の中での役割は自動車部品サプライヤー(バックミラー専業大手)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,157億円
営業利益
92億円
営業利益率
8.0%
純利益
61億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
日本513億円44.4%17億円3.3%
アジア331億円28.6%48億円14.5%
北米312億円27.0%19億円6.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車OEM主力

国内外の自動車メーカー向けに、バックミラー(アウトサイドミラー・インサイドミラー)を供給している。国内では高いシェアを持ち、アジア・北米に生産拠点を展開し、グローバルに供給体制を構築している。

主な製品・サービス1
自動車用バックミラー国内シェア首位
車両外装・内装に装着されるミラーであり、後方視界を確保する安全部品。電動格納式や防眩機能などを備えた高付加価値製品にも対応。

02ファインガラス準主力

自動車用ミラー以外に、ファインガラス(高精度ガラス製品)を製造販売している。主に産業用・光学用などの用途が考えられ、グループの技術を活かして多角化を図っている。

主な製品・サービス1
ファインガラス
高精度なガラス製品で、自動車用ミラー以外の産業用途に供給される。

03その他(物流・金型等)副次

グループ会社により、バックミラー製造に関連する物流サービス(一般貨物自動車運送)、金型の製造販売、樹脂製品の卸販売などを行っている。これらはバックミラー事業を支える周辺事業である。

主な製品・サービス1
金型
バックミラー部品の成形用金型を製造・販売する。

製品と技術

自動車用バックミラー:ドアミラー・フェンダーミラー・ルームミラー

主力製品は自動車用バックミラーであり、車種や法規に応じて多様なバリエーションがある。ドアミラー(サイドミラー)は電動格納式、ヒーター付き、メモリー機能付きなど高機能品が多く、フェンダーミラーはトラックやバスに採用される。ルームミラーには自動防眩タイプや、カメラ映像を映す電子ミラーもある。これらのミラーは、樹脂製ハウジングとガラス鏡面、モーターやヒーターなどの電子部品で構成され、当社グループは設計から金型製作、成形、組立まで一貫生産する。主要顧客はトヨタ、日産、ホンダ、スズキ、SUBARUなど。

ヘッドアップディスプレイ用ミラーと安全視認技術

ヘッドアップディスプレイ(HUD)用ミラーは、フロントガラスに速度やナビ情報を投影するための凹面鏡。高い反射率と形状精度が求められる。当社はこの分野でも製品を供給しており、HUDの普及に伴い需要が拡大している。また、カメラモニタリングシステム(CMS)に対応する電子ミラー技術も開発。死角低減や夜間視認性向上に寄与する。こうした安全視認技術は、自動運転の進化に伴い重要性を増しており、当社のコア技術の一つである。

ファインガラス事業(オプトロニクス):光学産業向け精密ガラス製品

1989年2月、光学産業分野の需要に応えるためファインガラス事業(現オプトロニクス事業)を開始。この事業では、デジタルカメラ、プロジェクター、半導体露光装置、医療機器などに使用される高精度な光学ガラス製品を製造する。具体的には、光学フィルター、レンズ、プリズム、ミラーなど。バックミラー事業で培ったガラス加工技術を応用しており、静岡県内の工場で生産。売上高に占める割合は小さいが、成長分野として位置づけられている。

金型製造技術:自社内製による品質とコスト競争力

バックミラーの樹脂部品(ハウジング、ステーなど)を成型するための金型を、グループ内で設計・製造している。タイのMurakami Mold Engineering (Thailand) Co., Ltd.は金型専門の子会社であり、高い精度と耐久性を持つ金型を供給。自社内製化により、金型のリードタイム短縮やコスト削減を実現している。また、金型技術は樹脂部品の品質安定に直結し、取引先からの信頼獲得に貢献している。グループ全体で金型の設計・製作・メンテナンスのノウハウを共有し、国際競争力を維持する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

輸送用機器のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 国内シェア首位自動車用バックミラー国内シェア首位級自動車OEM

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

自動車部品で中堅、利益率8%台安定

輸送用機器、特に自動車部品分野での中堅メーカー。売上高は約1,000億円超で、同業のトヨタ紡織に比べ規模は小さいものの、安定した収益力を誇る。営業利益率は8%前後で推移しており、自動車業界の需要変動にも耐える体質。ユニプレスなどと競合するが、特定の部品で高いシェアを持つ可能性がある。国内販売中心のため、海外展開は今後の成長余地と見られる。

強み

  • 営業利益率8%台を維持、コスト管理と高付加価値製品で安定収益を実現。
  • 売上高が3期連続で増加、自動車部品需要の取り込みが進んでいる。
  • 輸送機器分野で専門技術を有し、品質と信頼性で評価を得ている。
  • 日本国内での取引基盤が強固で、主要顧客との関係を維持。

課題

  • 国内依存が高く、海外市場でのプレゼンスが限定的と推測される。
  • 電動化に伴う部品需要の変化への適応が急務である。
  • 最新期の利益率が微減、原材料費高騰や競争激化への懸念がある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

輸送用機器の時価総額近傍。太字が村上開明堂

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17246プレス工業978億円11.6倍
26023ダイハツインフィニアース953億円12.8倍
37226極東開発工業925億円24.0倍
46016ジャパンエンジンコーポレーション889億円18.6倍
57239タチエス829億円8.7倍
67292村上開明堂824億円13.0倍
77231トピー工業742億円6.6倍
85949ユニプレス608億円
97245大同メタル工業554億円12.4倍
107102日本車輌製造524億円4.4倍
11402Aアクセルスペースホールディングス340億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

1882年創業の鏡製造業から1948年法人化へ

当社の起源は1882年創業の「開明堂」にある。開明堂は鏡の製造加工やガラス卸販売を営んでいた。1948年3月、この営業を継承する形で株式会社村上開明堂が設立された。設立当初の事業は鏡の製造加工とガラス卸販売であり、自動車部品とは無縁だった。この時点では資本金や従業員数などの詳細は不明だが、後に自動車用バックミラーメーカーへ転換する基盤となった。

トヨタからのバックミラー受注で自動車部品メーカーへ転換

1958年9月、トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)からバックミラーの受注を獲得し、生産を開始。これが自動車部品事業への本格参入となる。その後、生産拡大のため1967年11月に静岡県藤枝市に藤枝工場を設立。同年12月には三菱重工業(現三菱自動車工業)と取引を開始した。1976年12月に本田技研工業、1979年12月に日産自動車、1982年12月に鈴木自動車工業(現スズキ)と相次いで取引を開始し、国内主要自動車メーカーへの供給網を確立した。

上場とアジア進出で成長路線に乗る1990年代

1995年3月、東京証券取引所市場第二部に上場。これを機に海外展開を加速する。1996年10月には静岡県藤枝市に大井川工場を新設し、生産能力を増強。同年11月、タイに共同出資会社MURAKAMI AMPAS (THAILAND) CO., LTD.を設立し、海外生産に乗り出した。2000年6月には米国ケンタッキー州にMurakami Manufacturing U.S.A. Inc.を設立。2001年7月にはタイに第二の製造拠点、2002年11月には中国浙江省に嘉興村上汽車配件有限公司を設立し、アジア・北米への生産拠点拡充を進めた。

2000年代のグローバル拠点拡充と新事業開拓

2003年12月、富士重工業(現SUBARU)と取引開始。2004年3月、タイに金型製造拠点Murakami Saikyu (Thailand)(現Murakami Mold Engineering)を設立。2007年5月、福岡県朝倉市に㈱村上開明堂九州を設立し、国内生産体制を強化。2011年5月には物流子会社㈱村上エキスプレスを子会社化、同年12月には藤枝市に築地工場を新設。2012年11月、インドネシアのPT DELLOYD(現PT.Murakami Delloyd Indonesia)を子会社化。2013年9月、タイに設計会社Murakami Corporation (Thailand)を設立。2014年2月、メキシコに製造拠点を設立し、北米・アジア・南米でのプレゼンスを拡大した。

2016年以降の事業整理と新興国展開

2016年3月、建材事業子会社㈱村上開明堂コンフォームの全株式を譲渡し、事業の選択と集中を図る。同年9月、インドにMURAKAMI MANUFACTURING INDIA PRIVATE LTD.を設立。同年10月には中国広東省に佛山村上汽車配件有限公司、2018年1月には天津市に天津村上汽車配件有限公司を設立。2017年12月、ドイツにマーケット調査拠点Murakami Germany GmbHを設立。2022年4月、群馬県太田市の㈱大嶋電機製作所(現㈱村上開明堂東日本)を子会社化し、バックミラーとランプ事業を強化。同日、東京証券取引所の市場再編によりスタンダード市場に移行した。

年表30件を開く

1940年代

  • 1948年3月1882年創業の「開明堂」より営業を継承し、鏡の製造加工、ガラス卸販売を主たる業務として、㈱村上開明堂を設立

1950年代

  • 1958年9月トヨタ自動車工業㈱(現 トヨタ自動車㈱)よりバックミラーを受注し生産を開始

1960年代

  • 1967年11月創業バックミラーの生産拡大のため、静岡県藤枝市に藤枝工場を設立
  • 1967年12月三菱重工業㈱(現 三菱自動車工業㈱)と取引開始

1970年代

  • 1976年12月本田技研工業㈱と取引開始
  • 1979年12月日産自動車㈱と取引開始

1980年代

  • 1982年12月鈴木自動車工業㈱(現 スズキ㈱)と取引開始
  • 1983年4月合成樹脂の卸販売を目的として、㈱カイツ(現 ㈱村上開明堂化成)(現 連結子会社)を設立
  • 1989年2月光学産業分野の需要に応えるため、ファインガラス事業(現 オプトロニクス事業)を開始

1990年代

  • 1995年3月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1996年10月創業バックミラーの生産体制充実のため、静岡県藤枝市に大井川工場を設立
  • 1996年11月タイにバックミラーの製造販売拠点として、AMPAS INDUSTRY CO., LTD.との共同出資により、MURAKAMI AMPAS (THAILAND) CO., LTD.(現 連結子会社)を設立

2000年代

  • 2000年6月米国ケンタッキー州にバックミラーの製造販売拠点として、Murakami Manufacturing U.S.A. Inc.(現 連結子会社)を設立
  • 2001年7月タイにバックミラーの製造販売拠点として、Murakami Manufacturing (Thailand) Co., Ltd.(現 連結子会社)を設立
  • 2002年11月中国浙江省にバックミラーの製造販売拠点として、嘉興村上石崎汽車配件有限公司(現 嘉興村上汽車配件有限公司)(現 連結子会社)を設立
  • 2003年12月富士重工業㈱(現 ㈱SUBARU)と取引開始
  • 2004年3月タイに金型の製造販売拠点として、Murakami Saikyu (Thailand) Co., Ltd.(現 Murakami Mold Engineering (Thailand) Co., Ltd.)(現 連結子会社)を設立
  • 2007年5月福岡県朝倉市にバックミラーの製造販売拠点として、㈱村上開明堂九州(現 連結子会社)を設立

2010年代

  • 2011年5月M&A物流体制の強化・最適化のため、㈱村上エキスプレス(現 連結子会社)を子会社化
  • 2011年12月バックミラーの生産体制充実のため、静岡県藤枝市に築地工場を新設
  • 2012年11月M&Aインドネシアにおけるバックミラーの製造販売拠点として、PT DELLOYD(現 PT.Murakami Delloyd Indonesia)(現 連結子会社)を子会社化
  • 2013年9月タイにバックミラーの設計・生産準備を目的として、Murakami Corporation (Thailand) Ltd.(現 連結子会社)を設立
  • 2014年2月メキシコにバックミラーの製造販売拠点として、Murakami Manufacturing Mexico, S.A. de C.V.(現 連結子会社)を設立
  • 2016年3月建材事業を営む子会社㈱村上開明堂コンフォームの全ての株式をウチダ㈱へ譲渡
  • 2016年9月創業インドにバックミラーの製造販売拠点として、MURAKAMI MANUFACTURING INDIA PRIVATE LTD.を設立
  • 2016年10月創業中国広東省にバックミラーの製造販売拠点として、佛山村上汽車配件有限公司(孫会社)を設立
  • 2017年12月創業ドイツに欧州事業展開の為のマーケット調査拠点として、Murakami Germany GmbHを設立
  • 2018年1月創業中国天津市にバックミラーの製造販売拠点として、天津村上汽車配件有限公司(孫会社)を設立

2020年代

  • 2022年4月M&Aバックミラー及びランプの製造販売拠点として、群馬県太田市の㈱大嶋電機製作所(現㈱村上開明堂東日本)(現 連結子会社)を子会社化
  • 2022年4月東京証券取引所の市場再編により、スタンダード市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    サプライチェーン全体最適化と収益構造改革

    サプライチェーン全体の最適化を進めるとともに、外部環境の変化に柔軟に対応した効率的な事業運営を推進し、収益構造の変革に取り組む。

  2. 02

    選択と集中による戦略的投資と新技術創出

    将来の成長及び競争力強化に向け、選択と集中を踏まえた戦略的投資を行い、優位性を活かした新技術・新製品の創出を通じて持続的な成長を目指す。

  3. 03

    ガバナンス強化とリスク管理体制の充実

    昨年設置したリスク管理委員会の運用等を通じて、グローバルでの重要リスクの把握・評価および統制管理を進め、経営のリスク耐性向上を図り持続的成長を確保する。

  4. 04

    DX推進による業務効率向上と働き方改革

    グローバルでの業務プロセスの標準化および仕組みづくりを段階的に進め、更なる業務効率の向上に取り組む。同時に、働き方改革や人財育成に注力し、全社員がいきいきと働ける環境を実現する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,682人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は699万円で、9期前と比べて+10.0%平均年齢は43.4歳、平均勤続年数は19.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,703
2018年3月2,796
2019年3月63542.017.82,949
2020年3月63342.017.83,183
2021年3月58542.118.13,183
2022年3月62742.618.53,222
2023年3月63242.618.53,501
2024年3月64743.018.53,760
2025年3月68243.118.73,746238
2026年3月69943.419.03,682250

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率68.2%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)74.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社15(国内 8 / 海外 7、うち連結子会社 15) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
築地工場 — 静岡県藤枝市3,477百万円
日本
本社事業所 — 中華人民共和国 浙江省嘉興市3,174百万円
アジア
本社事業所 — Zacatecas Mexico2,650百万円
北米
大井川工場 — 静岡県藤枝市2,607百万円
日本
本社事業所 — Ayutthaya Thailand2,492百万円
アジア
本社事業所 — 福岡県 朝倉市1,725百万円
日本
藤枝工場 — 静岡県藤枝市1,609百万円
日本
本社事業所 — Samutprakarn Thailand1,476百万円
アジア
本社事業所 — Kentucky U.S.A.1,446百万円
北米
賃貸設備 — 静岡県静岡市葵区982百万円
全社(共通)
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱エイジー
    静岡県藤枝市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱村上開明堂九州
    福岡県朝倉市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱村上開明堂化成
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱村上エキスプレス
    静岡県焼津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱村上開明堂東日本 1
    群馬県太田市 · 連結子会社
    議決権84.2%
  • 海外
    Murakami Manufacturing U.S.A.Inc. 1、3
    Kentucky U.S.A. · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Murakami Manufacturing Mexico, S.A. de C.V. 1
    Zacatecas Mexico · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    MURAKAMI AMPAS (THAILAND)CO.,LTD. 1
    Samutprakarn Thailand · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 海外
    Murakami Manufacturing (Thailand)Co.,Ltd. 1
    Ayutthaya Thailand · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    嘉興村上汽車配件有限公司 1、3
    中華人民共和国 浙江省嘉興市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    佛山村上汽車配件有限公司 2
    中華人民共和国 広東省佛山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    天津村上汽車配件有限公司 2
    中華人民共和国 天津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社3社を開く
  • Murakami Corporation (Thailand)Ltd.Bangkok Thailand100%
  • Murakami Mold Engineering (Thailand)Co.,Ltd.Samutprakarn Thailand100%
  • PT.Murakami Delloyd Indonesia 1West Java Indonesia72%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,157億円営業利益92億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.0%、利益が+3.4%。

売上高
+6.0%
1,157億円
営業利益
+3.4%
92億円
純利益
+3.4%
61億円
営業利益率
8.0%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,170億円1,157億円
営業利益87億円92億円
純利益59億円61億円
1株あたり配当¥240¥240

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は298億円、営業利益は19億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+22.6%、営業利益は+11.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q21818
2024年1Q243177.012
2024年2Q274248.817
2024年3Q277217.616
2024年4Q25214
2025年2Q530407.528
2025年4Q562498.731
2026年2Q544488.836
2026年4Q613447.225
2027年1Q298196.416

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は600億円から1,157億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は8.0%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
タイにバックミラーの設計・生産準備を目的として、Murakami Corporation (Thailand) Ltd.(現 連結子会社)を設立
2013年3月6005240
メキシコにバックミラーの製造販売拠点として、Murakami Manufacturing Mexico, S.A. de C.V.(現 連結子会社)を設立
2014年3月6215535
2015年3月6476748
インドにバックミラーの製造販売拠点として、MURAKAMI MANUFACTURING INDIA PRIVATE LTD.を設立
2016年3月6576441
ドイツに欧州事業展開の為のマーケット調査拠点として、Murakami Germany GmbHを設立
2017年3月6997650
中国天津市にバックミラーの製造販売拠点として、天津村上汽車配件有限公司(孫会社)を設立
2018年3月7228553
2019年3月7377749
2020年3月7777650
2021年3月7415737
バックミラー及びランプの製造販売拠点として、群馬県太田市の㈱大嶋電機製作所(現㈱村上開明堂東日本)(現 連結子会社)を子会社化
2022年3月7365739
2023年3月9066454
2024年3月1,0469359
2025年3月1,09289998.259
2026年3月1,157921048.061

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,157億円のうち、営業利益として残るのは92億円8.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は61億円、売上の5.3%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.1%973億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金8.0%93億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.0%92億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
15.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.9pt
8.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.6pt
5.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.9pt
6.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが99億円、投資CFが−85億円で、差し引きのフリーCFは14億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は432億円で、売上の4.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月86−45−341118
2014年3月57−18−339166
2015年3月61−36−925188
2016年3月67−43−1324195
2017年3月91−39−952235
2018年3月89−79−1910228
2019年3月88−39−1149262
2020年3月77−45−2332273
2021年3月84−26−1458316
2022年3月60−26−2234337
2023年3月78−26−2352376
2024年3月119−30−6289413
2025年3月98−45−3153452
2026年3月99−85−4014432

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,222億円。このうち返さなくてよい自己資本が981億円で、自己資本比率は77.6%(業種中央値53.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月50534316265.3
2014年3月58340318065.7
2015年3月65747318468.3
2016年3月66649017670.0
2017年3月70353317071.7
2018年3月75458516973.8
2019年3月78361217174.6
2020年3月80465215277.8
2021年3月84967517476.6
2022年3月89272017278.1
2023年3月1,00479021475.8
2024年3月1,06886120777.7
2025年3月1,15592323377.0
2026年3月1,22298124177.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
465億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
755億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
16億円
在庫として抱えている分
負債合計
241億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
86
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

輸送用機器 82社との比較

同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率82社中7位あたり、逆に低いのはROE82社中39位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.6%/中央値 5.7%
P25 3.3%P75 9.7%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
8.0%/中央値 5.1%
P25 2.6%P75 7.3%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
77.6%/中央値 53.0%
P25 40.5%P75 65.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.0%/中央値 2.1%
P25 -1.4%P75 6.5%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.5%/中央値 3.2%
P25 2.4%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥6,810で、1年前と比べて+0.8%過去52週の値幅のなかでは55%の位置にある。

¥6,810-1.6%1ヶ月+4.8%1年+0.8%時価総額824億円
過去52週の値幅
安値¥6,190高値¥7,310

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.0倍
PER (会社予想)13.4倍
PBR0.83倍
配当利回り3.52%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で-1.49%と弱含み。8月6日終値6630円は25日線(6661.6円)を約0.5%下回るが、75日線(6712.4円)・200日線(6588.21円)は上回っており、中期トレンドは維持。52週高値7310円から約9.3%下、安値6190円からは+7.1%。7月2日に6360円まで急落したが、その後は6600円台で安定。出来高は概ね3000-7000株で推移し、方向感は乏しい。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは12.63倍と業界平均の16.89倍を下回り、PBRも0.81倍と1倍割れで、両指標とも割安感が明確です。配当利回りは3.62%と業界平均の3.13%を上回り、株主還元も充実しています。ただし、ROEは6.6%と低く、資本効率の改善余地があります。また、配当性向が70.3%と高く、今後の増配余地は限定的と考えられます。割安だが、成長性と資本効率の面では留意が必要です。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.0倍16.3倍
PER (予想)13.4倍
PBR0.83倍1.12倍
ROE6.6%7.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

自動車のEV化や自動運転化に伴い、ミラーの役割が変化する中で、既存のミラー事業の将来性が争点。強気派は、ミラー需要は当面堅調で、カメラ技術との融合により高付加価値化が可能とみる。また、安定した高営業利益率と配当利回りの高さを評価する。一方、弱気派は、自動運転の進展でミラーが廃止される可能性や、カメラなどの代替技術の台頭により、中長期的に需要が減少するリスクを指摘する。また、業績が自動車生産に依存しており、自動車産業の構造変化に脆弱とみる。

プラスに働く材料7
  • 高収益体質の維持

    営業利益率は約8%と高く、安定した収益力を示す

  • 高い配当利回り

    配当利回り3.62%と3%超で、株主還元が手厚い

  • 技術応用の可能性

    ミラー技術をカメラやディスプレイに応用し、新たな収益機会を開拓

  • 売上高が3期連続で増加通年影響

    売上高は1046→1092→1157億円。前期比5.9%増収と安定成長

  • 配当利回り3.62%の高水準継続影響

    予想配当利回りは3.62%。株価下支え効果を見込める

  • PBR0.81倍と純資産割れ圏不定影響

    PBR0.81倍と1倍を下回る。純資産の裏付けがあり下値が堅い

  • ROE6.6%と安定した資本効率通年影響

    ROE6.6%。PBR0.81倍と合わせ、純資産価値に見合う収益性

マイナスに働く材料7
  • ミラー廃止のリスク

    自動運転技術の進展でミラーが不要になり、事業が縮小する可能性

  • 自動車生産への依存

    自動車メーカーの減産やEVシフトが部品需要に影響

  • 成長鈍化

    売上高は横ばい傾向で、成長市場とは言いにくい

  • 売上高が増えても営業利益はほぼ横ばい決算発表後影響

    売上高は65億円増加したが営業利益は3億円増。増収効果が薄い

  • 純利益が3期連続60億円前後で停滞通年影響

    純利益は59→59→61億円。成長鈍化でPER12倍台の評価が定着

  • 営業利益率が8.15%から7.95%へ低下決算発表後影響

    営業利益率は8.15%→7.95%と小幅低下。収益性改善が止まっている

  • 予想PER13倍と実績並みで成長期待が薄い不定影響

    会社予想PER13倍は実績PER12.63倍とほぼ同水準。業績上振れ期待なし

次の決算で確かめる点
国内自動車生産台数
ミラー需要が自動車生産に連動するため
海外売上比率
グローバル需要の取り込み状況を確認するため
カメラ・ディスプレイ関連売上
新技術への対応が将来の成長に直結するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり240で、前期から+14.3%いまの株価に対する利回りは3.52%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥240
1株あたり
配当利回り
3.52%
いまの株価に対して
配当性向
70.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3212.4
2018年3月3612.511.9
2019年3月4422.215.1
2020年3月489.117.1
2021年3月504.221.4
2022年3月5510.019.6
2023年3月8452.732.7
2024年3月16090.551.1
2025年3月21031.356.5
2026年3月24014.370.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥240

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,817人。区分でいちばん多いのは個人・その他29.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.6%を占め、残る51.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他25.928.130.230.029.329.1
事業法人28.827.025.125.525.424.9
金融機関24.624.623.624.323.223.7
外国法人16.316.716.615.417.818.5
自己株式3.65.47.24.44.34.3
証券会社4.43.74.54.74.33.8
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社豊英社15.37
02村上太郎12.07
03NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC(常任代理人 香港上海銀行東京支店 セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ)5.93
04株式会社三菱UFJ銀行4.81
05株式会社中島屋ホテルズ3.80
06株式会社静岡銀行3.79
07立花証券株式会社3.56
08東京中小企業投資育成株式会社3.32
09明治安田生命保険相互会社2.87
10スルガ銀行株式会社2.79

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-04-08
    ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンド(NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC)
    新規の大量保有報告
    5.94%
    +0.13pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+70%、1株純資産は14期で+221%。直近期のROEは6.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月3082,54913.04.411.3
2014年3月2682,9579.75.39.2
2015年3月3753,47111.75.411.1
2016年3月3153,6088.94.711.5
2017年3月3893,91710.35.812.4
2018年3月4094,3259.97.911.9
2019年3月3784,5748.56.515.1
2020年3月3884,9008.25.317.1
2021年3月2915,1485.811.021.4
2022年3月3095,6255.77.819.6
2023年3月4386,2607.46.532.7
2024年3月4947,1767.410.351.1
2025年3月5147,6826.910.256.5
2026年3月5258,1886.612.770.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

24名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は24名。2026/3期の役員報酬は総額428百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
村上太郎代表取締役社長681,461,000
長谷川猛専務取締役 経理財務本部長 兼同本部経理財務部長679,000
糟谷篤常務取締役 グローバル調達本部長602,000
平沢方秀取締役684,000
松田裕昭取締役 グローバル営業本部長608,000
島村昌宏取締役 コーポレート本部長 兼同本部コーポレートサービス部長6417,000
前田健太取締役 経営統括本部長兼同本部経営企画部長602,000
力石晃一取締役691,000
足羽由美子取締役671,000
後藤康雄取締役77
増井邦夫監査役(常勤)725,000
櫻井透監査役732,000
残りの役員12名を開く
氏名役職年齢
興津哲雄監査役76
石垣株式会社村上開明堂化成代表取締役社長(現任)
星野当社知財法務リスク管理本部長(現任)
青島当社品質保証本部長(現任)
大澤当社車載事業部長(現任)
池ヶ谷当社グローバル監査部長(現任)
曲渕当社経営統括本部ITデジタル推進部長(現任)
幅舘嘉興村上汽車配件有限公司董事長(現任)
藤本当社経営統括本部事業化推進部長(現任)
山木Murakami Manufacturing India Private Limited取締役社長(現任)
杉山当社車載事業部副事業部長兼同事業部車載事業戦略部長兼同事業部藤枝製造部長(現任)
長倉雅彦監査役(常勤)64

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)93234737141
社外取締役534347
監査役1232323

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容924字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社18社により構成され、その主な地域は、日本(自動車用バックミラー、ファインガラスの製造販売)とアジア(自動車用バックミラー、ファインガラスの製造販売)と北米(自動車用バックミラーの製造販売)であります。 当社グループの事業の系統図は次のとおりであります。(主な子会社を記載しています。) 子会社及び関連会社の事業内容は次のとおりです。 区別   社名   事業の内容   区別   社名   事業の内容 連結 子会社   ㈱村上開明堂九州   バックミラー製造販売   非連結 子会社   ㈱村上開明堂  ビジネスサービス   人材派遣 ㈱村上開明堂化成   樹脂製品卸販売   MURAKAMI MANUFACTURING INDIA PRIVATE LTD.   バックミラー製造販売 ㈱エイジー   バックミラー製造販売   Murakami Germany GmbH   マーケット調査及び分析 ㈱村上エキスプレス   一般貨物自動車運送事業 ㈱村上開明堂東日本   バックミラー・ ランプ製造販売 Murakami Manufacturing U.S.A. Inc.   バックミラー製造販売 Murakami Manufacturing Mexico, S.A. de C.V.   バックミラー製造販売 嘉興村上汽車配件有限公司   バックミラー製造販売 佛山村上汽車配件有限公司   バックミラー製造販売 天津村上汽車配件有限公司   バックミラー製造販売 Murakami Manufacturing (Thailand) Co., Ltd.   バックミラー製造販売 MURAKAMI AMPAS (THAILAND) CO., LTD.   バックミラー製造販売 Murakami Mold Engineering (Thailand) Co., Ltd.   金型製造販売 Murakami Corporation (Thailand) Ltd.   バックミラー設計・ 生産準備の請負業務 PT.Murakami Delloyd Indonesia   バックミラー製造販売
経営方針・対処すべき課題1,129字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 当社グループは「人の役に立つ」を経営理念に、自動車用バックミラーやヘッドアップディスプレイ用ミラーをはじめとする安全視認技術の「ものづくり」を通じて、グローバルに安全・安心・快適な社会の実現に貢献します。また、持続的成長に向けて、新たな事業領域の開拓、事業の多角化にも積極的に取り組んでまいります。 そして、「健康・信頼・親和」の社是の下、従業員をはじめステークホルダーとの信頼関係を築き、社会とともに発展できる企業であり続けられるよう、すべての企業活動において社会的責任を果たしてまいります。 (2)経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標 当社グループは売上高、営業利益及び経常利益を、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として用いております。 (3)経営環境・中期的経営戦略と優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 今後の事業環境につきましては、地政学リスクの常態化に伴う国際秩序の不安定化に加え、通商政策の動向やエネ ルギー・原材料価格の高騰、物流面での不安定要因などにより、コスト面への影響が継続すると予測されます。 また、サプライチェーンの分散化や現地生産体制の強化、投資の選別といった動きが、一層進展するものと見込まれます。 このような状況のもと、当社では中長期的な視点に立ち、サプライチェーン全体の最適化を進めるとともに、外部 環境の変化に柔軟に対応した効率的な事業運営を推進し、収益構造の変革に取り組んでまいります。あわせて、将来 の成長及び競争力強化に向け、選択と集中を踏まえた戦略的投資を行い、当社の優位性を活かした新技術・新製品の 創出を通じて、持続的な成長の実現を目指してまいります。 経営基盤強化につきましては、経営理念である「人の役に立つ」の実践を通じて、持続可能な社会への貢献を 図ってまいります。また、ガバナンス強化の一環として、昨年、新たにリスク管理委員会を設置いたしました。同 委員会の運用等を通じて、グローバルでの重要リスクの把握・評価および統制管理を進めることで、経営のリスク 耐性向上を図り、不確実な環境下における持続的成長の確保につなげてまいります。 また、DXの推進においては、グローバルでの業務プロセスの標準化および仕組みづくりを段階的に進め、更なる 業務効率の向上に取り組んでまいります。あわせて、働き方改革や人財育成への取り組みに注力し、全ての社員が いきいきと働ける企業環境の実現を目指してまいります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
事業等のリスク4,555字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの業績、株価及び財務状況等に関するリスクのうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある項目を以下に記載します。ただし、これらのリスクは当社グループに関するすべてのリスクを網羅したものではなく、記載した項目以外にも予見しがたいリスクが存在し、当社グループの業績、株価及び財務状況等に悪影響を与える可能性があります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、現段階においてリスクが高いと思われる項目を優先的に記載しております。 (1)自動車業界の動向と価格競争に関するリスク 当社グループでは、自動車業界向け製品が売上高の9割以上を占めており、事業活動及び業績は自動車生産量の変動等、自動車業界の動向に左右される一面があります。また、世界的に自動車の販売競争が激化するなかで、当社グループを含む部品メーカーにおいても原価低減への対応等が求められており、価格低減要請への対応、または価格面で有効に競争できない場合の収益性悪化が、事業活動及び業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。加えて、中東地域を含む地政学的情勢の変化により、自動車メーカーにおいて生産計画の見直しや生産調整が行われ、その結果、当社グループの生産量が変動する可能性があります。これにより、事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、特定の地域や顧客への依存度を低減する顧客ポートフォリオの多様化、先進視認技術領域等の成長分野への製品拡充に取り組んでおります。また、原価低減活動の推進(設計段階からのVA/VE、グローバル調達改革、生産自働化等)により価格競争力の一層の強化に努めております。 (2)グローバルな事業展開に伴うリスク グローバル化の進展とともに各地域市場に即した事業活動の重要性は年々高まっており、当社グループでは日本のほか、タイ、インドネシア、中国、米国、メキシコ、インドで生産及び販売等の事業活動を行っております。これらの国・地域における事業活動においては、各国・地域間の貿易に関する協定や通商上の枠組み、関税制度等の変更を含む政策動向や政治・経済情勢の変化、及び景気変動や為替変動等のマクロ経済環境の変化に伴うリスクがあります。また、関連法規の改正やそれに伴うコンプライアンス対応、文化や慣習の違いに起因する労務問題や訴訟等の法的リスクが生じる可能性があります。さらに、感染症のまん延、自然災害、戦争やテロ等の地政学上の不測の事態が発生した場合には、生産活動の縮小・停止や販売活動の停滞を余儀なくされ、事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、グループ各拠点における内部統制及びガバナンス体制によりリスクの早期把握と対応力向上を図るとともに、グループのコンプライアンス体制を通じて、法令遵守に関する教育訓練を定期的に実施しております。また、為替変動に対しては、現地生産・現地調達の推進や為替ヘッジ政策等の運用により影響の抑制に努めております。 (3)製品品質に関するリスク 当社グループの提供する製品において、万一、品質上の欠陥が生じた場合や、それによるリコールが起きた場合は、多額のコストが発生するだけでなく、信用の失墜を招き将来的な売上高が減少する等、当社グループの事業活動及び業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、IATF16949等に準拠した品質マネジメントシステムの継続的改善、設計・製造段階における未然防止活動(FMEA、PPAP等)を実施しております。また、不具合の発生においては、トレーサビリティを強化し不具合情報の迅速な共有と是正を行うと同時に、グループ横断の品質監査等を通じて再発防止を図っております。 (4)調達に関するリスク 当社グループは、原材料や部品の複数購買を進め、各サプライヤーとは基本取引契約のもと、品質・コスト・納期面における相互努力を通じて、安定的な取引関係の構築に努めております。しかしながら、需要の急増等による供給不足、市況の変化による価格高騰、供給者の被災や事故等による供給停止が生じた場合には、原材料や部品の安定的な確保が困難となり、当社グループの生産体制及び業績に影響を及ぼす可能性があります。加えて、中東地域を含む地政学的情勢の変化により、主要部品に使われるプラスチックの原料であるナフサをはじめ、原材料価格の高騰や調達の不安定化、エネルギー価格の上昇や供給制約が生じた場合には、製造コストの増加や生産活動の停滞により当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、グローバル最適調達の推進、重要部材に関する代替調達先の確保等により供給途絶リスクの低減を図っております。また、主要サプライヤーに対しては、物流、在庫情報の収集を含めたリスク評価及び事業継続対策の確認を実施しております。 (5)新製品及び新技術開発に関するリスク 自動車用バックミラーの次世代技術開発をはじめとして、新製品及び新技術の開発に積極的な投資を行っております。しかしながら、市場ニーズに対してタイムリーに新製品を提供できなかった場合、新製品が市場ニーズに適合しなかった場合、自動車のEV化に伴う電機メーカーなど異業種メーカーの参入によるサプライチェーンの再編や予期せぬ新技術の台頭があった場合は、収益性や成長性が低下する等、当社グループの事業活動及び業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、技術ロードマップに基づく要素技術開発に加え、市場動向の継続的な把握により開発テーマを選定し、電動化や視認技術高度化への投資、外部企業や大学等との連携を通じた技術基盤の増強などを推進しております。これらの取り組みにより顧客ニーズに合った製品開発と収益化につなげてまいります。 (6)知財に関するリスク 当社グループは、技術的差別化による収益貢献を目的として技術特許の取得と活用に努めておりますが、特定の地域では当社グループの知的財産権が完全に保護されず、第三者が当社グループの知的財産を使用して類似製品を製造することを効果的に防止できない場合があります。一方で、当社グループが第三者の知的財産権を侵害していると主張される可能性もあり、和解交渉のための費用、損害賠償やロイヤリティーの支払いのための多額の費用が生じた場合、当社グループの事業活動及び業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、知財教育と特許調査(先行技術調査および侵害予防調査)を行い第三者権利侵害のリスク低減を図るとともに、侵害案件発生時には関係部署・外部専門家と連携した迅速な対応体制を整備し、損害の抑制に努めております。 (7)情報セキュリティに関するリスク 当社グループでは、事業活動の各プロセスにおいて情報システムを活用しており、その安全かつ安定的な稼働は事業活動の継続に重要な要素となっております。同時に、顧客の技術情報等の重要な機密情報や、顧客その他関係者の個人情報を取り扱っていることから、情報セキュリティ体制の強化及び情報システムの適切な管理・運用に努めております。しかしながら、コンピューターウイルスやサイバー攻撃、不正アクセス等により、情報漏洩、改ざん、消失等のセキュリティ事故が発生した場合、または情報システムの停止や障害等により事業活動の継続に支障が生じた場合には、賠償金の支払い、法的罰則、信用・社会的評価の低下、復旧費用の増加、操業・生産・物流の停滞や停止等を通じて、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、情報セキュリティポリシーに基づき、技術的対策及び教育訓練の両面からセキュリティ強化を図っております。また、定常的にグループ全体の情報システムネットワークを監視し、異常や脆弱性が検知された場合は迅速に対策を実施しております。加えて、インシデント発生時に備え、対応計画及び復旧体制を整備し、影響の最小化と早期復旧に努めております。 (8)事業買収や資本提携等に関するリスク 当社グループでは、事業拡充や技術開発の促進等を目的として、事業買収や資本提携等の投資を行うことがあります。しかしながら、買収した事業や資本提携先との事業活動が、当社グループの事業戦略や経営方針と十分に整合せず、想定した成果を上げられない場合、または出資先の業績悪化や事業環境の変化等が生じた場合には、当社グループの事業活動に影響を及ぼす可能性があります。これらの場合、のれんの減損、持分法による投資損失の計上、事業売却損その他の費用の発生等を通じて、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、投資実行前に外部専門家を交えたデューデリジェンスを行い、買収に関するシナジーの検証及びリスクの評価を実施しております。投資実行後はPMI(統合プロセス)計画に基づく全社プロジェクトにより運営体制を整え、戦略実行の進捗をモニタリングし、成果の最大化に努めております。 (9)自然災害等に関するリスク 当社グループでは、日本国内に5拠点、海外6か国で工場が稼働しており、生産及び調達活動を分散し事業継続性の確保に努めております。しかしながら、本社及びグループの中核工場は静岡県の中部地域に集中して立地していることから、この地域で大規模地震等の災害が発生した場合、本社機能を含め、生産・調達・販売・開発の企業活動が停止し、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、事業継続計画(BCP)の策定と継続的な見直し、及び訓練等の実施により災害時にも早期復旧ができる体制の構築を図っております。また、重要拠点・設備に対する耐震・防災対策の強化、データの遠隔バックアップ等を実施しております。 (10)気候変動に関するリスク 物理的なリスクとして、異常気象による台風や洪水等の大規模災害が発生した場合、当社グループや取引先の従業員、工場設備、サプライチェーンが被害を受け、生産・販売活動が停止し、当社グループの資産にも損害を及ぼす可能性があります。 低炭素社会への移行リスクとして、温室効果ガスの排出規制強化や市場ニーズの変化への対応のための投資負担やコストが増加する可能性があり、適合に遅れが生じた場合には、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、カーボンニュートラルを推進する分科会を中心に、気候変動に関するリスクの洗い出し・評価を行い、性質や重要性に応じて経営戦略及び事業戦略に反映して、対策を実施しております。具体的な活動の一つとして、2035年までに村上開明堂本体(本社・築地・藤枝・大井川)の工場・事務所のCO2排出量(Scope1,2の総排出量)を実質ゼロとする目標を設定し、太陽光パネルの設置や再生可能エネルギーの導入を進めております。
経営成績の分析 (MD&A)4,576字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度は、地政学リスクの常態化により、国際情勢の不確実性が高い状況が継続しました。米国における追加関税や関税引き上げの動向、米中関係及び中東地域等における緊張の高まりを背景に、コスト面や価格戦略への影響が見られました。 このような状況の中、当社グループ全体ではバックミラーの販売数量は前年並みとなりました。 追加関税の影響や原材料価格の高騰、賃上げ等によるコスト増加が続く中、費用回収に向けた交渉を継続しております。 また、日本国内においては、中長期的な成長を見据えた投資に着手いたしました。 セグメントごとの業績は次のとおりであります。 (日本) 主力の自動車用バックミラーの販売数量は前年並みに推移し、売上高は前連結会計年度に比べて181百万円(0.4%)増加し、51,306百万円となりました。営業利益は、将来への投資増加に加え、インフレーションや円安に よる原価高騰について価格転嫁が限定的にとどまったことから、1,726百万円となり、前連結会計年度に比べて1,069百万円(38.2%)の減少となりました。 (アジア) タイ国内における自動車用バックミラーの販売数量が増加した結果、売上高は前連結会計年度に比べて2,480百万円(8.1%)増加し、33,104百万円となりました。営業利益は、売上増加の影響などにより、4,750百万円となり、前連結会計年度に比べて580百万円(13.9%)の増加となりました。 (北米) メキシコにおける自動車用バックミラーの販売数量増加と為替換算の影響により、売上高は前連結会計年度に比べて3,784百万円(13.8%)増加し、31,240百万円となりました。営業利益は、売上高増加の影響などにより、1,935百万円となり、前連結会計年度に比べて481百万円(33.1%)の増加となりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は115,651百万円となり、前連結会計年度に比べて6,445百万円(5.9%)の増加となりました。 また、営業利益は9,156百万円となり、前連結会計年度に比べて294百万円(3.3%)の増加、経常利益は10,408百万円となり、前連結会計年度に比べて502百万円(5.1%)の増加、親会社株主に帰属する当期純利益は6,079百万円となり、前連結会計年度に比べて135百万円(2.3%)の増加となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度と比較して1,960百万円減少し、当連結会計年度末には43,218百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況につきましては次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動による資金の増加は、9,938百万円(前連結会計年度は9,842百万円の増加)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益10,133百万円、減価償却費4,452百万円、売上債権の増加323百万円、棚卸資産の増加202百万円、利息及び配当金の受取額504百万円、法人税等の支払額2,717百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動による資金の減少は、8,536百万円(前連結会計年度は4,501百万円の減少)となりました。これは、主に定期預金の預入による支出4,681百万円、定期預金の払戻による収入4,358百万円、有形固定資産の取得による支出5,744百万円、有形固定資産の売却による収入100百万円、投資有価証券の取得による支出2,198百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動による資金の減少は、3,961百万円(前連結会計年度は3,051百万円の減少)となりました。これは、主に配当金の支払額2,601百万円、非支配株主への配当金の支払額1,220百万円によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 日本   49,989   0.0 アジア   34,207   9.5 北米   31,226   13.3 報告セグメント計   115,423   6.1 合計   115,423   6.1 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 b.受注実績 当社は見込生産を行っているため、記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 日本   51,306   0.4 アジア   33,104   8.1 北米   31,240   13.8 報告セグメント計   115,651   5.9 合計   115,651   5.9 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) トヨタ自動車㈱   26,640   24.4   25,536   22.1 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。 なお、採用している重要な会計方針及び見積りに関しましては、「第5 経理の状況」にて記載のとおりであります。また、当社グループは、一定の仮定に基づき、将来の事業計画を策定したうえで、固定資産の減損、繰延税金資産の回収可能性の評価等を行っております。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものにつきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」にて記載のとおりであります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1)財政状態 資産、負債、純資産の状況 当連結会計年度末における資産の残高は、122,183百万円となり、前連結会計年度末に比べて6,657百万円増加いたしました。これは、主に現金及び預金が1,057百万円減少、退職給付に係る資産が568百万円増加、有形固定資産が1,433百万円増加、投資有価証券が3,197百万円増加したことなどによるものであります。 負債の残高は、24,075百万円となり、前連結会計年度末に比べて810百万円増加いたしました。これは、主に支払手形及び買掛金が144百万円減少、電子記録債務が260百万円増加、未払法人税等が214百万円減少、長期リース債務が71百万円減少、繰延税金負債が637百万円増加したことなどによるものであります。 純資産の残高は、98,108百万円となり前連結会計年度末に比べて5,847百万円増加いたしました。これは、主に親会社株主に帰属する当期純利益が6,079百万円、為替換算調整勘定が1,337百万円増加、剰余金の配当が2,605百万円、その他有価証券評価差額金が685百万円増加したことなどによるものであります。 2)経営成績 当連結会計年度の業績につきましては、主にタイ・メキシコにおけるバックミラーの販売数量の増加と為替影響などにより、売上高は前連結会計年度に比べて6,445百万円増加し、115,651百万円となりました。 営業利益は、主に日本セグメントにおける利益の低下により、9,156百万円となり、前連結会計年度に比べて294百万円の増益にとどまりました。経常利益は10,408百万円となり、前連結会計年度に比べて502百万円の増益、親会社株主に帰属する当期純利益は6,079百万円となり、前連結会計年度に比べて135百万円の増益となりました。 3)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 2025年5月14日に公表いたしました業績予想(以下、「業績予想」という。)との分析は以下のとおりです。 当連結会計年度の売上高は、海外拠点での自動車用バックミラー販売数量の増加および為替影響などにより、業績予想に対しては9,651百万円(9.1%)の増加となりました。 営業利益は、売上増加などにより、業績予想と比べて1,156百万円(14.5%)の増加となりました。経常利益は業績予想と比べて1,108百万円(11.9%)の増加、親会社株主に帰属する当期純利益は業績予想と比べて279百万円(4.8%)の増加となりました。 なお、車載事業部は近年、自動車メーカーの現地生産化の拡大に対応すべく国内外拠点の拡充を図っております。当連結会計年度は、連結売上高に占める海外向け売上高が56.4%と海外拠点の重要性が高く、今後も安定した売上確保の為に能力増強に伴う設備投資が増加することが予想されます。日本においては、新分野・新製品に対する研究開発関連費用、自動工程及びDX推進などへの投資も増加する傾向にあり、これらは当社グループの連結業績に重要な影響を与える要因と考えております。 c.資本の財源及び資金の流動性 当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、車載事業部とオプトロニクス事業部により構成される製造業に関わる原材料購入費及び製造経費、一般管理費等があります。また、設備資金需要としては各事業部における生産性向上のための合理化改善、並びに品質管理、新製品対応の生産準備等を目的とした設備投資等があります。 当社グループは、設備投資計画に照らして、必要となる資金を主として自己資本を基本としておりますが、必要に応じて銀行借入及びリース契約により調達しております。 なお、配当政策等に関しましては、「第4 提出会社の状況 3配当政策」にてご確認ください。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。