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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ハイレックスコーポレーション

HI-LEX CORPORATION7279 · Standard · 輸送用機器

遠隔操作ケーブルで世界有数のメーカー。自動車のドアやシートなどに使われるコントロールケーブルをグローバルに供給。

概要

1963年に宝塚索導管として創業し、自動車用コントロールケーブルからスタートしたハイレックスコーポレーションは、現在ウインドレギュレータやドアモジュールなどのドア周り部品に主力を移している。2025年10月期の連結売上高は3,041億円、営業利益34億円。国内外に49の子会社と5の関連会社を持ち、従業員12,071名を擁するグローバル企業である。

コントロールケーブルからドア周り部品へと変化した製品構成

創業以来の主力製品であるコントロールケーブルは、シフトバイワイヤやパーキングケーブル等、自動車の遠隔操作を担う。しかし、自動車の電動化に伴い需要が頭打ちとなり、連結売上高に占める割合は4分の1程度に低下した。代わりに、ウインドレギュレータ、ドアモジュール、ドアラッチ、パワーリフトゲート等のドア周り部品が売上高の3分の2近くを占めるようになった。2025年10月期のセグメント別売上高では、北米が1,030億円、アジアが805億円、日本が588億円、中国が513億円、欧州が257億円、南米が30億円となっている。

49の子会社と5の関連会社で構成されるグローバルグループ

当社グループは、当社および49の子会社、5の関連会社から成る。日本国内には、株式会社ハイレックス関東、島根、埼玉、宮城の製造子会社のほか、但馬ティエスケイが部品製造を行う。医療分野では、株式会社サンメディカル技術研究所が補助人工心臓を製造、株式会社ハイレックスメディカルが販売を担う。北米ではHI-LEX AMERICA INC.やHI-LEX CONTROLS INC.、メキシコにHI-LEX MEXICANAを擁し、中国では重慶海徳世拉索系統集団有限公司を中心に10社超の子会社を展開する。アジアでは韓国、インド、インドネシア、タイ、ベトナムに、欧州ではハンガリー、スペイン、チェコ、イタリア、セルビアに、南米ではブラジルにそれぞれ製造拠点を持つ。

収益性の改善途上にある経営指標

2025年10月期の連結売上高は3,041億円と前期比1.4%減となったが、営業利益は34億円と前期の4億円から大幅に改善した。経常利益は73億円、親会社株主に帰属する当期純利益は84億円。収益改善の要因は、北米での生産設備トラブル解消やグローバルでの生産体制適正化による。ただし、セグメント別では欧州が営業損失8千5百万円、南米が営業損失1億1千6百万円と依然課題を残す。設備投資は99億円で、主に国内更新と中国・韓国・北米の新規受注品に充てられた。

業界の中での役割は自動車部品サプライヤー(遠隔操作ケーブル、ドアモジュール)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
3,041億円
営業利益
34億円
営業利益率
1.1%
純利益
84億円
2025/10 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/10
事業売上構成比利益利益率
ウインド レギュレータ927億円30.5%
ドア モジュール758億円24.9%
コントロール ケーブル686億円22.6%
ドアラッチ278億円9.1%
パワーリフトゲート243億円8.0%
その他149億円4.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車主力

四輪車向けにコントロールケーブル、ウインドレギュレータ、ドアモジュール、ドアラッチ、パワーリフトゲートを製造販売。主要な事業。

主な製品・サービス5
コントロールケーブル
遠隔操作を伝えるワイヤーケーブル。ドアロックやシート調整などに使用。
ウインドレギュレータ
窓の開閉をモーターで行う装置。
ドアモジュール
ドア内部の部品を一体化したユニット。
ドアラッチ
ドアの施錠・解錠を行う部品。
パワーリフトゲート
トランクなどを電動で開閉する装置。

02二輪車準主力

二輪車向けのコントロールケーブル等を供給。

主な製品・サービス1
二輪用コントロールケーブル
二輪車のクラッチやブレーキなどの遠隔操作に使用。

03産業機器副次

産業機器向けのコントロールケーブルを供給。

主な製品・サービス1
産業機器用コントロールケーブル
建設機械や農業機械などの遠隔操作に使用。

04医療機器副次

医療機器用コントロールケーブルや補助人工心臓を供給。

主な製品・サービス2
医療機器用コントロールケーブル
医療機器の遠隔操作に使用。
補助人工心臓
心臓のポンプ機能を補助する医療機器。

05住宅機器副次

住宅機器用のコントロールケーブルを供給。

主な製品・サービス1
住宅機器用コントロールケーブル
サッシやシャッターなどの遠隔操作に使用。

06船舶副次

船舶用のコントロールケーブルを供給。

主な製品・サービス1
船舶用コントロールケーブル
船舶のスロットルやシフトなどの遠隔操作に使用。

製品と技術

プッシュプルケーブルに始まるコントロールケーブル

コントロールケーブルは、ワイヤーとアウターケーシングで構成され、遠隔操作を可能にする。1970年に開発されたHI-LEX(プッシュプルケーブル)は、押し引き両方向の操作を一つのケーブルで実現し、自動車のシフトチェンジやパーキングブレーキ、スロットル制御等に用いられる。現在ではシフトバイワイヤシステムも手掛ける。ただし、EV化により需要は減少傾向で、売上高に占める割合は約25%に低下した。

ウインドレギュレータからドアモジュール、ラッチへ拡大

1983年にウインドレギュレータの製造を開始。その後、ドアモジュール(ドア内部をユニット化した部品)、ドアラッチ、パワーリフトゲートへと製品範囲を拡大した。これらのドア周り部品は現在、連結売上高の約3分の2を占める。2025年には三井金属アクト(現ハイレックスアクト)をグループ化し、ドアクロージャーシステムやパワースライドドアの技術を取り込むことで、ドアシステム全体のサプライヤーを目指している。

補助人工心臓に代表される医療機器事業

1996年に医療用製品の製造販売を開始。子会社である株式会社サンメディカル技術研究所が補助人工心臓を製造し、株式会社ハイレックスメディカルが販売を担う。医療機器事業は売上規模は小さいが、高付加価値な分野として位置づけられている。事業の多角化の一環であり、自動車部品とは異なる需要動向を持つ。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

輸送用機器のなかでの位置

自動車ケーブル制御で国内首位、内需依存型

当社は自動車用コントロールケーブルで国内トップシェアを有する。トヨタグループ向けが多く、トヨタ紡織やユニプレスと同様にトヨタ系列内での安定受注が強み。ただし売上の大半は国内生産拠点向けであり、海外展開は限定的。同業他社に比べEVシフト対応や海外需要取り込みが課題。

強み

  • 自動車用コントロールケーブルで国内シェアトップ、高いブランド力と信頼性。
  • トヨタ自動車を中心とした系列内での安定的な受注基盤を持つ。
  • 直近の営業利益率は1.12%、前期に比べ改善傾向で収益基盤は安定。
  • 長年にわたるケーブル製造技術で、品質と信頼性で差別化。

課題

  • 売上の大部分が国内依存で、海外生産拠点の拡充が必要。
  • EVでは内燃機関車向け部品の需要減少が懸念され、新たな製品開発が急務。
  • 営業利益率1%台と低く、コスト削減や高付加価値化が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

輸送用機器の時価総額近傍。太字がハイレックスコーポレーション

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17287日本精機1,587億円19.0倍
27283愛三工業1,445億円
37224新明和工業1,353億円11.1倍
47222日産車体1,249億円18.1倍
56455モリタホールディングス1,115億円10.9倍
67279ハイレックスコーポレーション999億円2.3倍
77241フタバ産業999億円6.2倍
87246プレス工業978億円11.6倍
96023ダイハツインフィニアース953億円12.8倍
107226極東開発工業925億円24.0倍
116016ジャパンエンジンコーポレーション889億円18.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 28件

東洋機械金属から事業譲受し創業した1963年

1963年11月、東洋機械金属株式会社の宝塚索導管製作所(現本社工場)及び三田工場、並びに東京・名古屋・広島の営業所を譲り受け、資本金1億円で宝塚索導管株式会社を設立した。コントロールケーブルの製造販売を目的とした。1970年6月には兵庫県柏原工場を新設し、新製品HI-LEX(プッシュプルケーブル)の製造販売を開始。1971年には商号を日本ケーブル・システム株式会社に変更した。

1970年代の海外進出と株式上場

1972年11月、韓国に韓国TSK株式会社を設立し、初の海外進出を果たす。1975年4月には米国ミシガン州にHI-LEX CORPORATION(現HI-LEX AMERICA INC.)を設立。1977年6月には資本金6億円に増資し、大阪証券取引所市場第二部に上場。1978年にはインドネシアに合弁会社を設立するなど、アジアでも拠点を広げた。

ミッションチェンジケーブル等の新製品開発と国内拠点拡充

1981年に静岡県に三ケ日工場を新設し、1982年にはミッションチェンジケーブルの製造販売を開始。1983年にはウインドレギュレータに参入。1985年には栃木県に宇都宮技術センターを開設し、研究開発体制を強化。1989年には埼玉県のスプリングメーカーを買収し、株式会社ハイレックス埼玉と改称。同年、島根県浜田市にも新工場を設立した。

1990年代のグローバル展開と医療事業参入

1992年、米国ミシガン州にTSK of AMERICA INC.を設立し、既存の米国子会社を統括。1993年にはメキシコに進出。1995年、中国四川省重慶市に合弁会社を設立。1996年には医療用製品の製造販売を開始し、事業の多角化を進めた。1998年にはインドに合弁会社を設立、同年QS9000認証を取得した。

年表28件を開く

1960年代

  • 1963年11月創業東洋機械金属株式会社の宝塚索導管製作所(現在の当社本社工場)及び三田工場並びに附帯設備と、東京、名古屋及び広島営業所を譲受し、コントロールケーブルの製造販売を目的として、資本金1億円をもって、兵庫県宝塚市に宝塚索導管株式会社を設立し、営業を開始いたしました。

1970年代

  • 1970年6月兵庫県氷上郡(現 丹波市)に柏原工場新設。新製品HI-LEX(プッシュ・プルケーブル)の製造、販売開始。
  • 1971年7月商号変更商号を日本ケーブル・システム株式会社に変更。
  • 1972年11月創業大韓民国慶尚南道馬山市(現 昌原市)に韓国TSK株式会社を設立。
  • 1974年5月M&A株式額面変更のため、宝塚ケーブル株式会社に吸収合併、商号を日本ケーブル・システム株式会社に変更。柏原工場の土地取得のため、寺浦不動産株式会社を吸収合併。
  • 1975年4月創業米国ミシガン州バトルクリーク市にHI-LEX CORPORATION(現 HI-LEX AMERICA INC.)を設立。
  • 1977年6月上場資本金6億円に増資、大阪証券取引所(現 東京証券取引所)市場第二部に上場。
  • 1978年11月インドネシアジャカルタ市に合弁会社P.T.LIPPO TSK(INDONESIA)LTD.(現 PT. HI-LEX INDONESIA)を設立。

1980年代

  • 1981年4月静岡県引佐郡(現 浜松市)に三ケ日工場新設。
  • 1981年11月タイバンコク市のTHAI STEEL CABLE(TSK)CO.,LTD.(現 THAI STEEL CABLE PUBLIC COMPANY LIMITED)に資本参加並びに技術援助契約。
  • 1982年3月新製品ミッションチェンジケーブルの製造、販売開始。
  • 1983年9月新製品ウインドレギュレータの製造、販売開始。
  • 1985年7月栃木県宇都宮市に宇都宮技術センター新設。
  • 1985年11月創業兵庫県出石郡(現 豊岡市)に出石ケーブル株式会社設立。(2025年1月清算結了)
  • 1988年2月大韓民国仁川広域市の大同ケーブル産業株式会社(現 株式会社大同システム)に資本参加。
  • 1988年12月インドネシアジャカルタ市に合弁会社P.T.HILEX PARTS COMPANY LTD.(現 PT. HI-LEX PARTS INDONESIA)を設立。
  • 1989年2月商号変更埼玉県本庄市の株式会社林スプリング製作所の株式を取得し、株式会社日本ケーブル・システム埼玉(現 株式会社ハイレックス埼玉)に社名変更。
  • 1989年5月米国ミシガン州リッチフィールド市にHI-LEX CORPORATION(現 HI-LEX AMERICA INC.)の出資子会社として、HI-LEX CONTROLS INC.を設立。兵庫県三田市に三田西工場新設。
  • 1989年6月創業島根県浜田市に株式会社日本ケーブル・システム島根(現 株式会社ハイレックス島根)設立。

1990年代

  • 1990年7月HI-LEX CONTROLS INC.の株式を取得。
  • 1991年11月千葉県茂原市の関東TSK株式会社の株式を取得(現 株式会社ハイレックス関東)。
  • 1992年11月創業米国ミシガン州バトルクリーク市にTSK of AMERICA INC.を設立。
  • 1992年12月TSK of AMERICA INC.にHI-LEX CORPORATION(現 HI-LEX AMERICA INC.)及び HI-LEX CONTROLS INC.の全株式を譲渡。
  • 1993年11月創業メキシコケレタロ州ケレタロ市にHI-LEX MEXICANA,S.A.DE C.V.を設立。
  • 1995年5月中華人民共和国四川省重慶市に合弁会社重慶利時徳拉索有限公司(現 重慶海徳世拉索系統集団有限公司)を設立。
  • 1996年5月医療用製品の製造、販売開始。
  • 1998年10月QS9000認証取得。
  • 1998年11月インドハルヤナ州に合弁会社MACHINO TSK NIPPON CABLE PRIVATE LTD.(現 HI-LEX INDIA PRIVATE LTD.)を設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/10期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    技術融合で新たな付加価値創出

    ハイレックスグループとハイレックスアクトの技術力を融合・創発する組織横断型チームを編成し、中短期の指針と長期ビジョンを策定。お客様の期待を超える新製品開発により、新領域で世界トップサプライヤーを目指す。

  2. 02

    シナジー追求とDXによる利益創出

    ハイレックスアクトとのシナジーとして、生産設備の内製化、共同購買による調達コスト削減、物流ネットワーク統合を推進。成熟製品では自動化と工場DXによる原価低減活動を強化し、100年企業に向けた利益を創出する。

  3. 03

    フロントローディングで提案力向上

    ミッションステートメント「To be the First-Call Company」のもと、顧客の経営戦略や開発動向を深く把握し、先回りして解決策を提案するフロントローディングを注力。提案力のレベルアップを図る。

  4. 04

    多様な人財への投資とDX環境整備

    若手・女性をリーダーに積極起用し多様性と挑戦意欲を重視。DXで工場自動化と業務高度デジタル化を進め、社員が高付加価値業務に集中できる環境を整備。AI活用など先端技術で提案力・意思決定力を向上させる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で12,071人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は559万円で、9期前と比べて+6.8%平均年齢は44.1歳、平均勤続年数は17.9年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年10月12,230
2017年10月12,969
2018年10月13,002
2019年10月52339.614.813,289
2020年10月49841.216.412,776
2021年10月50341.516.812,865
2022年10月49741.917.012,446
2023年10月50442.317.013,002
2024年10月53043.517.512,0923
2025年10月55944.117.912,07128

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年10月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率30.8%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)50.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社42(国内 26 / 海外 16) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社工場 — 米国ミシガン州リッチフィールド市7,607百万円
北米
本社工場 — 大韓民国仁川広域市5,927百万円
アジア
本社工場 — 中華人民共和国重慶市5,905百万円
中国
本社工場 — メキシコケレタロ州ケレタロ市4,562百万円
北米
本社工場 — インドハルヤナ州グルグラム3,938百万円
アジア
本社工場 — 大韓民国仁川広域市3,379百万円
アジア
本社工場 — 中華人民共和国浙江省杭州市3,115百万円
中国
本社工場 — イタリア リグーリア州 キアヴァリ2,473百万円
欧州
本社工場 — ハンガリーレーチャーグ市1,958百万円
欧州
本社工場 — 米国アラバマ州チャンバース郡カセッタ市1,819百万円
北米
ほか22件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    韓国TSK株式会社(注)3
    大韓民国慶尚南道昌原市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ハイレックス埼玉
    埼玉県本庄市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ハイレックス島根(注)3
    島根県浜田市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ハイレックス関東
    千葉県茂原市
    議決権100.0%
  • 海外
    TSK of AMERICA INC. (注)3
    米国ミシガン州ロチェスターヒルズ市
    議決権100.0%
  • 海外
    HI-LEX AMERICA INC. (注)1,3
    米国ミシガン州ロチェスターヒルズ市
    議決権100.0%
  • 海外
    HI-LEX CONTROLS INC. (注)1,3,5
    米国ミシガン州ロチェスターヒルズ市
    議決権100.0%
  • 海外
    HI-LEX MEXICANA,S.A.DE C.V. (注)1,3
    メキシコケレタロ州ケレタロ市
    議決権100.0%
  • 海外
    HI-LEX INDIA PRIVATE LTD. (注)3
    インドハルヤナ州グルグラム
    議決権100.0%
  • 海外
    HI-LEX VIETNAM CO.,LTD. (注)3
    ベトナムハイフォン市
    議決権93.7%
  • 国内
    但馬ティエスケイ株式会社(注)3
    兵庫県豊岡市
    議決権100.0%
  • 海外
    PT. HI-LEX INDONESIA (注)3
    インドネシアバンテン州タンゲラン市
    議決権100.0%
残りのグループ会社30社を開く
  • PT. HI-LEX PARTS INDONESIA (注)1インドネシアバンテン州タンゲラン市100%
  • 重慶海徳世拉索系統集団有限公司(注)3中華人民共和国重慶市63%
  • 広州利時徳控制拉索有限公司(注)1中華人民共和国広東省広州市100%
  • 重慶海徳世控制拉索系統有限公司(注)1中華人民共和国重慶市100%
  • 煙台利時徳拉索系統有限公司中華人民共和国山東省煙台市100%
  • 大同ハイレックス株式会社(注)3大韓民国仁川広域市72%
  • HI-LEX HUNGARY CABLE SYSTEM MANUFACTURING LLC (注)3ハンガリーレーチャーグ市100%
  • 江蘇大同海徳世車門系統有限公司(注)1,3中華人民共和国江蘇省塩城市100%
  • 広東海徳世拉索系統有限公司(注)1,3中華人民共和国広東省広州市増城区100%
  • 長春海徳世汽車拉索有限公司(注)1,3中華人民共和国吉林省長春市100%
  • DAEDONG HI-LEX OF AMERICA INC. (注)1,3米国アラバマ州チャンバース郡カセッタ市100%
  • 株式会社サンメディカル技術研究所(注)3長野県諏訪市82%
  • HI-LEX EUROPE GMBH (注)3ドイツ連邦共和国バイエルン州シュヴァインフルト市100%
  • 大同ドア株式会社(注)1,3大韓民国仁川広域市97%
  • 江蘇大同多沃汽車配件有限公司(注)1中華人民共和国江蘇省張家港市100%
  • PT. HI-LEX CIREBON (注)1インドネシア西ジャワ州チルボン市100%
  • 杭州海徳世拉索系統有限公司(注)1,3中華人民共和国杭州市90%
  • HI-LEX AUTOPARTS SPAIN,S.L. (注)1スペインカタル-ニャ州バルセロナ100%
  • HI-LEX ITALY S.P.A. (注)1,3イタリア リグーリア州 キアヴァリ100%
  • HI-LEX CZECH,S.R.O. (注)1,3チェコ モスト郡100%
  • 株式会社ハイレックス宮城(注)3宮城県栗原市100%
  • HI-LEX DO BRASIL LTDA. (注)1,3ブラジル サンパウロ州100%
  • HI-LEX SERBIA D.O.O. (注)1セルビアスレム郡スレムスカミドロビツァ市100%
  • 海徳世汽車部件(瀋陽)有限公司(注)1中華人民共和国遼寧省瀋陽市100%
  • HI-LEX DOOR INDIA PRIVATE LIMITED. (注)1インドタミル・ナードゥ州カーンチープラム80%
  • 株式会社ハイレックスメディカル東京都墨田区100%
  • 天津海徳世拉索系統有限公司(注)1,3中華人民共和国天津市100%
  • DAEDONG DOOR MEXICO S. DE R.L. DE C.V. (注)1,3メキシコヌエボ・レオン州モンテレー80%
  • THAI STEEL CABLE PUBLIC COMPANY LIMITEDタイバンコク市27%
  • 株式会社大同システム大韓民国仁川広域市33%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年10月期の売上高は3,041億円営業利益34億円前期と比べると減収増益で、売上が-1.4%、利益が+750.0%。

売上高
-1.4%
3,041億円
営業利益
+750.0%
34億円
純利益
+320.0%
84億円
営業利益率
1.1%
前期比 +1.0%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は2,091億円、営業利益は22億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+37.3%、営業利益は−4.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q72310.1−5
2023年2Q706−3−0.4−5
2023年3Q768172.224
2023年4Q789−44
2024年1Q78420.35
2024年2Q76000.0−3
2024年4Q1,54020.118
2025年2Q1,523231.518
2025年4Q1,518110.766
2026年2Q2,091221.1349

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年10月期からの14期で、売上は1,397億円から3,041億円へ2.2倍に増えた。直近期の営業利益率は1.1%。純利益は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年10月1,39712468
2013年10月1,650171106
2014年10月2,014204131
2015年10月2,391206134
2016年10月2,357167109
2017年10月2,57316787
2018年10月2,51311855
2019年10月2,4008335
2020年10月1,9582−35
2021年10月2,1783049
2022年10月2,556−25−71
2023年10月2,98653−30
2024年10月3,0844270.120
2025年10月3,04134731.184

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年10月期

売上高3,041億円のうち、営業利益として残るのは34億円1.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は84億円、売上の2.8%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金88.8%2,701億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.1%306億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.1%34億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
11.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.0pt
1.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.9pt
2.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.8pt
4.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年10月期は営業CFが120億円、投資CFが7億円で、差し引きのフリーCFは127億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は547億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年10月127−63−1064290
2013年10月107−97−1210322
2014年10月135−90345390
2015年10月205−123−2882448
2016年10月153−165−11−12373
2017年10月170−73−3297475
2018年10月139−135−324440
2019年10月131−109−3122402
2020年10月128−86−1742433
2021年10月22−8−5414415
2022年10月5−8512−80391
2023年10月169−114−4355416
2024年10月1184−45122485
2025年10月1207−69127547

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年10月期の総資産は2,770億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,917億円で、自己資本比率は63.2%(業種中央値53.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年10月1,16688328372.0
2013年10月1,5701,13943168.3
2014年10月1,9401,34659464.6
2015年10月2,1701,55661466.8
2016年10月2,0381,47456467.3
2017年10月2,5081,74876064.1
2018年10月2,5011,78971265.8
2019年10月2,4301,77865267.3
2020年10月2,4051,72867765.6
2021年10月2,4801,80567566.7
2022年10月2,7031,88881563.7
2023年10月2,8101,91289862.4
2024年10月2,7031,84685762.5
2025年10月2,7701,91785363.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年10月期の内訳
現金及び預金
577億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,244億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
126億円
在庫として抱えている分
負債合計
853億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
72
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率2 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

輸送用機器 82社との比較

同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率82社中25位あたり、逆に低いのは営業利益率82社中75位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.9%/中央値 5.7%
P25 3.3%P75 9.7%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.1%/中央値 5.1%
P25 2.6%P75 7.3%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
63.2%/中央値 53.0%
P25 40.5%P75 65.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-1.4%/中央値 2.1%
P25 -1.4%P75 6.5%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.8%/中央値 3.2%
P25 2.4%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,614で、1年前と比べて-4.4%過去52週の値幅のなかでは31%の位置にある。

¥2,614-2.4%1ヶ月+3.5%1年-4.4%時価総額999億円
過去52週の値幅
安値¥1,970高値¥4,020

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)2.3倍
PBR0.45倍
配当利回り1.76%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

前日比-0.90%と反落も、25日線(2105.8円)を+4.8%上回り短期的に強気。週足は75日線(2436.4円)を下回るが、200日線(2847.9円)から大きく乖離しており、長期トレンドは弱い。52週高値4020円から-45%の水準、戻り待ちの展開。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは9.8倍と同業界平均16.3倍を大きく下回り割安。PBR0.38倍は平均1.09倍を大幅に下回り解散価値割れ。ROE4.9%は低いが、2025/10期以降の利益回復予想で改善が見込まれる。配当利回り2.08%は平均3.31%より低いが、配当性向102.2%と高いため増配余地は限定的。

指標この会社業種平均
PER (実績)2.3倍16.3倍
PBR0.45倍1.12倍
ROE4.9%7.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は底打ち感があるが、回復は緩やか。強気派は「PER9.8倍のバリュエーション」と「世界トップシェア企業の割安感」を強調。弱気派は「利益率の極端な低さ」と「2024/10期の営業利益率0.13%」を問題視。2025/10期の増益予想が達成できるかが焦点。

プラスに働く材料7
  • PER一桁の割安感

    PER9.8倍。トップシェア企業としては割安。利益回復が見込める。

  • 世界トップシェアの競争力

    シフトバイワイヤで世界シェアトップ。技術面で優位。

  • 2025/10期の利益回復予想

    営業利益率1.12%へ改善予想。収益改善が期待される。

  • 営業利益急拡大トレンド継続2026年Q2影響

    2025年10月期営業利益34億円、前期比約7.5倍増加、低ベースからの回復継続期待。

  • 自動車生産回復による需要増継続影響

    国内自動車生産2024年約900万台、1%増で約30億円の売上増寄与(売上3000億円超)。

  • 低PBR改善策の発表期待次回株主総会影響

    PBR0.38倍と著しく割安、自己株式取得など株主還元強化で改善余地。

  • 新興国での電動化部品受注拡大2027年〜2028年影響

    電動車向けシフトで新規受注増加、中期的な成長ドライバー。

マイナスに働く材料7
  • 極めて低い収益性

    2024/10期営業利益率0.13%。改善しても1%台。

  • 自動車生産の不透明感

    EVシフトや地域紛争で自動車生産にリスク。

  • PBR0.38倍の評価は適正

    低収益を反映した評価。上昇には利益率改善が必要。

  • 円高進行による採算悪化継続影響

    対ドル1円の円高で自動車部品業界の営業利益約300億円押し下げ、同社も数億円影響か。

  • 原材料コスト上昇の転嫁遅れ継続影響

    主要原材料鋼材の価格上昇が続けば、営業利益率1%の同社は利益圧迫。

  • 大口顧客の減産リスク不定影響

    トヨタなど主要顧客の生産調整で売上高が減少するリスク。

  • 業績改善の持続性への疑念決算発表後影響

    2024年10月期は4億円、2025年10月期34億円と急改善だが、一過性要因なら反動懸念。

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益改善の進捗を示す最重要指標。
売上高
自動車生産台数の動向を反映。
営業CF
利益改善がキャッシュに繋がっているか。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり46で、前期から+15.0%いまの株価に対する利回りは1.76%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥46
1株あたり
配当利回り
1.76%
いまの株価に対して
配当性向
102.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年10月5373.9
2017年10月530.048.0
2018年10月530.048.8
2019年10月530.071.7
2020年10月34−35.8
2021年10月340.034.5
2022年10月340.0
2023年10月340.0468.3
2024年10月4017.629.8
2025年10月4615.0102.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥46

株主

有価証券報告書より

2025年10月期末の株主数は延べ2,497人。区分でいちばん多いのは事業法人43.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が56.0%を占め、残る44.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年10月%2021年10月%2022年10月%2023年10月%2024年10月%2025年10月%
事業法人41.142.243.043.443.243.8
外国法人23.223.223.221.921.924.8
個人・その他18.719.420.120.421.218.9
金融機関15.513.311.812.312.812.2
自己株式0.41.81.81.81.83.2
証券会社1.41.91.81.80.90.1
外国人個人0.00.00.00.10.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01寺浦興産株式会社27.16
02CEPLUX- THE INDEPENDENT UCITS PLATFORM 2 (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)4.19
03公益財団法人寺浦奨学会4.07
04日本生命保険相互会社3.29
05日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)3.02
06西川ゴム工業株式会社2.71
07本田技研工業株式会社2.22
08ビ-エヌワイエムエスエ-エヌブイ ビ-エヌワイエムアイエル ダブリユ-エス ゼノア ジヤパン エクイテイ インカム フアンド(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)2.19
09株式会社アルファ2.11
10株式会社三菱UFJ銀行1.93

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+26%、1株純資産は14期で+114%。直近期のROEは4.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年10月1782,2108.46.759.9
2013年10月2802,82311.17.623.8
2014年10月3443,29711.28.342.7
2015年10月3543,8139.910.549.9
2016年10月2873,6097.710.073.9
2017年10月2294,2275.912.548.0
2018年10月1454,3273.416.348.8
2019年10月924,3032.118.471.7
2020年10月−924,149
2021年10月1294,4153.014.134.5
2022年10月−1904,593
2023年10月−804,675468.3
2024年10月534,5041.129.529.8
2025年10月2254,7384.912.8102.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/10期の役員報酬は総額77百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢
寺浦太郎代表取締役社長49
正木靖子取締役71
吉川博巳取締役73
松本耕一常勤監査役59
上田隆司監査役68
後藤研了監査役68
島尾恵理63
尾形浩一取締役69

役員報酬の内訳2025/10

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)1424343
社外取締役521214
監査役1131313

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/10期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,597字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、49社の子会社及び5社の関連会社により構成されており、その主な事業は、二・四輪用、産業機器用、医療機器用、住宅機器用、船舶用等の遠隔操作のコントロールケーブル、四輪用ウインドレギュレータ、ドアモジュール、ドアラッチ及びパワーリフトゲートとそれらの付属品の製造並びに販売であり、これら製品の生産のための専用機の開発、製造並びに販売も行っております。なお、設計及び研究開発は、当社が中心となって行っており、子会社及び関連会社の統括機能を有しております。 当社グループにおける主な子会社及び関連会社のセグメント情報との関連は、次のとおりであります。 <主な子会社及び関連会社> (日本) 当社は、製品の製造並びに販売を行っております。また、国内のグループ会社への部品の供給と海外のグループ会社への部品の輸出を行っております。 株式会社ハイレックス関東、株式会社ハイレックス島根、株式会社ハイレックス埼玉及び株式会社ハイレックス宮城は製品の製造を行っております。 但馬ティエスケイ株式会社は、当社及び海外グループ会社向けの部品の製造を行っております。 株式会社サンメディカル技術研究所は、補助人工心臓の製造並びに販売を行っております。 株式会社ハイレックスメディカルは、補助人工心臓の販売及び医療機器の輸入販売を行っております。 (北米) HI-LEX AMERICA INC.、HI-LEX CONTROLS INC.、HI-LEX MEXICANA,S.A.DE C.V.、DAEDONG HI-LEX OF AMERICA INC.及びDAEDONG DOOR MEXICO S. DE R.L. DE C.V.は、製品の製造並びに販売を行っております。 (中国) 重慶海徳世拉索系統集団有限公司、重慶海徳世控制拉索系統有限公司、広東海徳世拉索系統有限公司、江蘇大同海徳世車門系統有限公司、長春海徳世汽車拉索有限公司、江蘇大同多沃汽車配件有限公司、杭州海徳世拉索系統有限公司、海徳世汽車部件(瀋陽)有限公司及び天津海徳世拉索系統有限公司は、製品の製造並びに販売を行っております。 広州利時徳控制拉索有限公司及び煙台利時徳拉索系統有限公司は、グループ会社向けの製品及び部品の製造を行っております。 (アジア) HI-LEX INDIA PRIVATE LTD.、HI-LEX VIETNAM CO.,LTD.、PT. HI-LEX INDONESIA、大同ハイレックス株式会社、大同ドア株式会社、HI-LEX DOOR INDIA PRIVATE LIMITED.、THAI STEEL CABLE PUBLIC COMPANY LIMITED及び株式会社大同システムは、製品の製造並びに販売を行っております。 韓国TSK株式会社、PT. HI-LEX PARTS INDONESIA及びPT. HI-LEX CIREBONは、グループ会社向けの製品及び部品の製造を行っております。 (欧州) HI-LEX HUNGARY CABLE SYSTEM MANUFACTURING LLC、HI-LEX AUTOPARTS SPAIN,S.L.、HI-LEX CZECH,S.R.O.、HI-LEX ITALY S.P.A.及びHI-LEX SERBIA D.O.O.は、製品の製造並びに販売を行っております。 HI-LEX EUROPE GMBHは、欧米メーカーのグローバル車種向けの設計、営業、購買及び実験を行っております。 (南米) HI-LEX DO BRASIL LTDA.は、製品の製造並びに販売を行っております。 [系統図] 株式会社ハイレックスコーポレーションを中心とした系統図及び主要な取引は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,989字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、創業の理想「この仕事を通じて社会に貢献する。」、「この仕事を通じて立派な人を創る。」を経営の基本理念・企業文化とし、守り育ててまいりました。創業の理想を実現するための両輪として、経営信条「良品・安価・即納」を定めて社会貢献への道を示し、社訓「信義誠実」「和衷協力」「不撓不屈」「業務奉仕」を定めて人間形成の道を示しております。 この創業の理想の実践・実現に向けて努力し続けることが、企業価値の向上につながるものと考えております。 (2)経営環境、経営戦略、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループを取り巻く経済環境は、米国の通商政策の動向をはじめ、為替変動、中国経済の先行き等、引き続き不確実で不透明な状況です。 自動車業界におきましては、EV化の進展が一時的に鈍化しているものの、自動車の電動化は着実に進んでおり、当社の主力製品であるコントロールケーブルの需要が頭打ちとなっています。コントロールケーブルが当社の連結売上高に占める割合が4分の1程度になる一方で、ウインドレギュレータ、ドアモジュール等、ドア周り部品の割合が3分の2近くにまで増加する等、製品構成に大きな変化が生じております。 このような経営環境の変化に対処すべく、自動車用ドアクロージャーシステム製品、モジュール製品で世界のトップサプライヤーとなることを目指して、ドアラッチ、パワースライドドアをはじめ独自の技術力とブランドを有するハイレックスアクト(旧社名「三井金属アクト」)を2025年11月4日にグループに迎え、以下の4つの重点課題に取り組んでまいります。 [Ⅰ] 新たな「付加価値」の創出 当社が新領域で世界のトップサプライヤーになるには、お客様の期待を超える新製品の開発が不可欠です。新たな付加価値創出を目的として、ハイレックスグループとハイレックスアクトがこれまで各々培ってきた技術力を融合、創発させるための組織横断型のチームを編成し、中短期の取り組みの指針、長期的なビジョンの形成に取り組んでおります。 [Ⅱ] 挑戦の原資である「利益」の追求 ハイレックスアクトがグループに加わることによるシナジーを徹底的に追求し、収益力を向上させます。特に、両社がもつ生産設備を有効活用した部品の内製化、共同購買による調達コストの削減、両社が個別に構築してきた物流ネットワークの最適統合について、重点的に取り組んでまいります。加えて、厳しい競争にさらされている成熟製品(コントロールケーブル、ウインドレギュレータ等)の利益率向上のため、設備の自動化、工場のデジタルトランスフォーメーション(以下DX)化による原価低減活動にも力を入れ、元気な100年企業へ挑戦を続けるための利益(原資)を創出します。 [Ⅲ] 「提案力」のレベル向上 当社グループは“To be the First-Call Company”をミッションステートメントとし、お客様の困りごとの一番の相談相手となり、いち早く解決の提案をする会社を目指しております。提案力の底上げを図るべく、お客様の経営戦略、開発動向を深く把握して、お客様から声をかけていただく前に提案の準備を進めていく「フロントローディング」に注力してまいります。 [IV] 「人財」への投資促進 ハイレックスアクトとの協働プロジェクトを通じて社員が切磋琢磨し、成長できる運営体制を構築しています。特に、若手社員や女性社員を積極的にリーダーとして起用し、多様性と挑戦意欲を重視した人財育成を推進しています。 さらにDXを推進し、工場の自動化や業務プロセスの高度なデジタル化を進めることで、社員がより付加価値の高い業務に集中できる環境を整備します。加えて、AI等の先端技術の活用にも取り組み、業務効率化のみならず、社員一人ひとりの提案力や意思決定力の向上を後押しします。 また、グローバルな人的資本の強化にも積極的に取り組み、世界の多様な人財が提案力を発揮できる体制づくりを進めてまいります。これらの取り組みを通じて、収益力向上の施策を企画・実行できる人財への投資を促進し、持続的な成長と企業価値向上を目指してまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは以下の指標の安定的な確保と拡大を重視しております。 ①社業の健全性を示す自己資本と営業利益 ②株主の皆様にとっての収益性を示すROE(自己資本利益率)と配当の原資となる親会社株主に帰属する当期純利益
事業等のリスク2,323字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)市場環境の変化 当社グループは、主として自動車部品業界で活動し、取引先であります国内及び海外の主要自動車関連メーカーの生産ラインに同調して、製品の製造並びに販売を行っております。自動車関連メーカーは製品を販売している国または地域の経済状況の影響を受ける可能性があるため、日本はもとより、主要な市場である北米、中国、アジア並びに欧州における景気及びそれに伴う中長期的な需要の変動、あるいは、当社グループ製品の装着率によっては、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、これらのリスクを最小化するため、顧客の要望を先取りし、安全性や軽量化等の付加価値を高めた製品開発や、非自動車分野での拡販に取り組んでおります。 (2)為替変動の影響 当社グループは、全世界で幅広く生産、販売活動を行っていることから、当社グループの業績及び財務状況は為替相場の変動によって大きな影響を受けてきております。このため、短期的には一部先物為替予約や通貨スワップ取引等による、為替リスクヘッジを実施するとともに、中長期的には、世界各地域での原材料、部品の調達体制の整備を進めておりますが、現在のところ、リスクを完全に回避することは困難であり、為替相場の急激な変動は当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (3)原材料の価格変動 当社グループの製品の主要原材料である鋼材及び樹脂の購入価格は、国内及び海外の市況並びに為替相場の変動の影響を受けます。それにより予期せぬ異常な変動が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。近年では世界的な原材料価格の高騰や半導体の供給不足に伴う調達コストの増加等が新たな課題となっておりますが、これらに対する取り組みとして、代替材の採用や調達活動におけるグループ企業間での連携等により、リスクの最小化を図っております。 (4)技術革新 自動車業界ではEV等の進展によるバイワイヤ化が進む方向にあり、今後中長期的には、自動車機能の変革、進化が予想されます。当社グループでは、このようなバイワイヤ化の動きに対応した新製品の開発・商品化に取組んでおりますが、今後の技術革新が急速に進展した場合、当社グループが新製品の分野でもコントロールケーブルと同様の高い競争力を維持できるかについては、不確実であります。 (5)知的財産 当社グループは、自社が製造並びに販売する製品に関する特許及び意匠・商標を保有し、もしくは権利を取得しております。これらの知的財産は、当社の事業拡大において過去・現在・将来にわたり重要性は変わりません。この様な知的財産が広範囲にわたって保護できないこと、また違法に侵害されることにより、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (6)品質保証 当社グループは品質管理基準に従って各種の製品を製造しております。しかしながら、全ての製品に欠陥が無く将来に損失が発生しないという保証はありません。欠陥の内容によっては多額の追加コストの発生や当社グループの評価に影響を与え、それにより当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。特にソフトウェアについては、クレーム費用が高額になる傾向があり、品質管理体制を向上させる必要があります。これらに対する取り組みとして、品質方針を世界各国の拠点に展開し、各グループ会社の品質管理のレベル向上に努めております。 (7)海外進出に存在するリスク 当社グループは海外においても事業活動を行っており、その重要性は高まる傾向にあります。当社グループの海外展開は今後も継続していくことから、中長期的には以下のようなリスクが考えられます。 ①予期しない法律または規制の変更 ②不利な政治または経済要因(輸出入規制、外貨規制、税制・関税政策) ③人材の採用と確保の難しさ ④ストライキ等の労働争議 ⑤テロ、戦争及びその他の要因による社会的混乱 これらに対する取り組みとして、カントリーリスクの検討を徹底し、事情に通じた現地人材の育成や適切な内部管理体制の構築を進めることで、リスクの顕在化に対応するようにしております。 (8)地震等の自然災害に係わる影響 当社グループでは、生産を維持するため、計画的に工場はじめ各施設の保守、点検に努めておりますが、地震、風水害などで予想を超える災害が発生した場合には、これら施設に甚大な損害が生じ、それにより当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (9)投資有価証券の時価変動 当社グループは、主として営業上の取引関係維持・強化のため、取引先の株式を中心に当連結会計年度末において投資有価証券を保有しておりますが、子会社株式及び関連会社株式以外の市場性を有するものについては全て時価にて評価されており、株式相場等の時価変動の影響を受けております。なお、その他有価証券について、時価又は実質価額が取得原価に比べて著しく下落した場合、回復の可能性を考慮のうえ減損処理を行うこととしております。それにより当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,884字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、米国の関税政策に伴う景気の下押し懸念等があり不透明な状況が続くものの、底堅く推移しております。米国では、通商政策や金利動向による不確実性は残りながらも、景気は堅調に推移しております。日本では、雇用・所得環境の改善が進む中で景気の回復傾向が緩やかに続いています。中国では、景気対策による効果があるものの経済活動は停滞がみられます。 自動車業界におきましては、日本国内の自動車生産台数は前年同期比1.6%減の822万台、米国の自動車生産台数は前年同期比4.2%減の1,039万台、中国の自動車生産台数は前年同期比11.7%増の3,410万台となりました。 当社グループの当連結会計年度の売上高は、主に北米・欧州における主要顧客の減産により、売上高は3,041億2千3百万円(前年同期比42億5千9百万円減、1.4%減)となりました。 営業利益は、主に北米、中国、アジアで拠点の閉鎖、縮小を含むグローバルでの生産体制の適正化をしたこと、また北米子会社で前期に発生した一過性の生産設備のトラブルが解消したこと等の影響により、33億9千1百万円(前年同期比30億2千6百万円増、828.9%増)となりました。 経常利益は、主に受取配当金13億3百万円、為替差益9億8千3百万円、受取利息7億4千2百万円を収益に計上したこと等により72億7千2百万円(前年同期比45億4千4百万円増、166.6%増)となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、政策保有株式の売却により投資有価証券売却益74億1千6百万円、製品保証引当金戻入額11億3千万円を特別利益に計上した一方で、スペイン子会社および韓国子会社における退職特別加算金14億4千9百万円、減損損失12億4千1百万円、製品保証引当金繰入額8億4千万円を特別損失として計上した等の影響により、84億1千9百万円(前年同期比64億4千6百万円増、326.7%増)となりました。 設備投資は、日本国内の設備更新、中国・韓国・北米子会社の新規受注品設備投資を中心に、総額99億6千9百万円を実施いたしました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 ア.日本 日本におきましては、パワーリフトゲートの売上増加等により、売上高は588億3千9百万円(前年同期比26億9千2百万円増、4.8%増)となりました。営業利益は、開発費用の増加、株式会社ハイレックスアクト(旧社名「三井金属アクト株式会社」)株式取得にともなう手数料等の影響により12億9千5百万円(前年同期比2億8千9百万円減、18.3%減)となりました。 イ.北米 北米におきましては、主要顧客の減産により、売上高は1,030億2千2百万円(前年同期比16億3百万円減、1.5%減)となりました。営業損益は、米国での1工場閉鎖を含む生産キャパシティの縮小、前期に発生した一過性の生産設備のトラブルが解消したこと等の影響により3億4千9百万円の営業利益(前年同期は38億5千2百万円の営業損失)となりました。 ウ.中国 中国におきましては、パワーリフトゲートの販売増加等の影響により、売上高は513億8千7百万円(前年同期比3億6千3百万円増、0.7%増)となりました。営業利益は、製造コストの削減、不採算の製造工場の規模縮小等の影響により、12億9千5百万円(前年同期比2億8千4百万円増、28.1%増)となりました。 エ.アジア アジアにおきましては、主として韓国での売上減少により、売上高は805億1千5百万円(前年同期比22億2千6百万円減、2.7%減)となりました。営業利益は、不採算の製造工場の規模縮小等による利益改善がありましたが、韓国での営業支給品価格の遡及修正等により、31億2百万円(前年同期比1億6百万円減、3.3%減)となりました。 オ.欧州 欧州におきましては、欧州全体の自動車産業の不振により、売上高は257億2千6百万円(前年同期比33億3千2百万円減、11.5%減)となりました。営業損益は、売上減少に伴う工場の操業度の低下により、8千5百万円の営業損失(前年同期は4億4千9百万円の営業利益)となりました。 カ.南米 南米におきましては、新規量産立ち上げによる販売増加により、売上高は30億1千4百万円(前年同期比3億7百万円増、11.4%増)となりました。営業損益は、生産拡大に伴う操業度改善効果があったものの、新製品立ち上げの一時費用等により、1億1千6百万円の営業損失(前年同期は6千4百万円の営業損失)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローの収入が120億2千3百万円、投資活動によるキャッシュ・フローの収入が6億6千5百万円、財務活動によるキャッシュ・フローの支出が68億9千2百万円となり、これらに現金及び現金同等物に係る換算差額4億1千2百万円を調整した結果、当連結会計年度における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度に比べ62億8百万円増加し、546億8千4百万円(前年同期比12.8%増)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動の結果得られた資金は、前年同期に比べ2億1千万円(同1.8%)増加し、120億2千3百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益112億1千6百万円による増加及び減価償却費94億7千1百万円による増加の一方で、投資有価証券売却益74億1千6百万円による減少、法人税等の支払額25億8千7百万円による減少及び受取利息及び受取配当金20億4千6百万円による減少等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動の結果得られた資金は、前年同期に比べ2億1千9百万円(同49.4%)増加し、6億6千5百万円となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入74億9千8百万円、定期預金の払戻による収入50億3千4百万円及び投資有価証券の償還による収入5億円の一方で、有形固定資産の取得による支出83億4千3百万円及び定期預金の預入による支出40億4千3百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動の結果支出した資金は、前年同期に比べ23億6千9百万円(同52.4%)増加し、68億9千2百万円となりました。これは主に、短期借入金の減少による支出24億4千2百万円、配当金の支払額16億1千4百万円及び自己株式の取得による支出15億円によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年11月1日 至 2025年10月31日)   前年同期比(%) 日本 (百万円)   51,773   103.0 北米 (百万円)   93,505   99.3 中国 (百万円)   47,682   99.6 アジア(百万円)   77,533   96.2 欧州 (百万円)   25,580   90.1 南米 (百万円)   2,622   118.8 合計(百万円)   298,696   98.4 (注)金額は販売価格によっており、セグメント間取引については、相殺消去しております。 b.受注実績 当社グループ(当社及び連結子会社)は主として自動車部品業界で活動し、取引先である自動車業界、大手の自動車メーカーの生産ラインに同調して、製品の製造・販売を行っております。大手自動車メーカーより約3ヶ月前後の予約的発注指示を受け、その発注量の確定指示は、平均すると1ヶ月であります。また、グループでの生産効率を高めるため、長期受注予測に基づき一部見込み生産を行っております。 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) 日本   53,672   105.0   5,170   102.5 北米   103,242   98.5   7,330   103.6 中国   48,735   102.6   8,612   109.9 アジア   70,724   95.0   4,238   94.7 欧州   25,531   88.6   1,428   92.3 南米   3,079   117.3   245   136.5 合計   304,986   98.6   27,026   103.3 (注)金額は販売価格によっており、セグメント間取引については、相殺消去しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年11月1日 至 2025年10月31日)   前年同期比(%) 日本 (百万円)   53,546   105.6 北米 (百万円)   102,987   98.6 中国 (百万円)   47,960   101.0 アジア(百万円)   70,962   95.8 欧州 (百万円)   25,650   88.6 南米 (百万円)   3,014   111.4 合計(百万円)   304,123   98.6 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2023年11月1日 至 2024年10月31日)   当連結会計年度 (自 2024年11月1日 至 2025年10月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 起亜株式会社   35,251   11.4   36,674   12.1 現代自動車株式会社   36,258   11.8   34,699   11.4 トヨタ自動車株式会社   32,445   10.5   34,525   11.4 Stellantis N.V.   35,765   11.6   31,627   10.4 3.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績のうち、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満の相手先につきましては記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 ア.財政状態の分析 資産 当連結会計年度末における流動資産は1,565億5千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ98億9千4百万円増加いたしました。これは主に有価証券が22億2千8百万円減少した一方で、現金及び預金が74億9千1百万円、原材料及び貯蔵品が14億1百万円、売掛金が11億4千6百万円、それぞれ増加したことによるものであります。固定資産は1,204億4千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ31億5千5百万円減少いたしました。これは主に投資有価証券が18億8千7百万円、有形固定資産が10億3千万円それぞれ減少したことによるものであります。 この結果、総資産は、2,769億9千7百万円となり、前連結会計年度末に比べ67億3千6百万円増加いたしました。 負債 当連結会計年度末における流動負債は722億3千7百万円となり、前連結会計年度末に比べ25億4千7百万円増加いたしました。これは主に支払手形及び買掛金が24億6千3百万円、流動負債の「その他」が13億7千3百万円それぞれ増加した一方で、短期借入金が19億1千2百万円減少したことによるものであります。固定負債は130億6千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ29億1千6百万円減少いたしました。これは主に繰延税金負債が25億2千7百万円減少したことによるものであります。 この結果、負債合計は、853億4百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億6千9百万円減少いたしました。 純資産 当連結会計年度末における純資産合計は1,916億9千2百万円となり、前連結会計年度末に比べ71億5百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が69億2千3百万円、為替換算調整勘定が18億2千7百万円増加した一方で、その他有価証券評価差額金が8億2千6百万円減少したことによるものであります。 イ.経営成績の分析 当社グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高が前連結会計年度に比べ1.4%減少の3,041億2千3百万円、経常利益が166.6%増加の72億7千2百万円、親会社株主に帰属する当期純損益は84億1千9百万円の親会社株主に帰属する当期純利益(前年同期比64億4千6百万円増、326.7%増)となりました。 以下、連結損益計算書に重要な影響を与えた要因について分析いたします。 売上高 当連結会計年度の売上高は3,041億2千3百万円でありますが、グループ全体の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。これを事業の部門別に見ますと、コントロールケーブルは北米・欧州を中心に減少し、前連結会計年度に比べ11.1%減少の685億7千2百万円となりました。ウインドレギュレータは、北米・日本・中国などで増加し、6.7%増加の927億1千7百万円となり、ドアモジュールは北米・欧州を中心に減少し、5.8%減少の758億9百万円となりました。ドアラッチは、北米・中国で増加し、5.6%増加の277億7千6百万円となりました。パワーリフトゲートは、中国・日本などで増加し、7.8%増加の243億2千4百万円となり、その他部門は中国で減少し、0.8%減少の149億2千2百万円となりました。 営業損益 当連結会計年度の営業損益は、拠点の閉鎖、縮小を含むグローバルでの生産体制の適正化、北米子会社で前期に発生した一過性の生産設備のトラブルの解消の影響等により、前連結会計年度に比べ828.9%増加の33億9千1百万円の営業利益となりました。 営業外損益 当連結会計年度の営業外損益は、主として受取配当金13億3百万円(前連結会計年度は10億4千万円の受取配当金)、為替差益9億8千3百万円(前連結会計年度は3億6千1百万円の為替差損)、受取利息7億4千2百万円(前連結会計年度は9億1千7百万円の受取利息)となったことにより、前連結会計年度(23億6千2百万円の利益(純額))に比べ増加し38億8千万円の利益(純額)となりました。 特別損益 当連結会計年度の特別損益は、政策保有株式の売却により投資有価証券売却益74億1千6百万円、製品保証引当金戻入額11億3千万円を特別利益に計上した一方で、スペイン子会社および韓国子会社における退職特別加算金14億4千9百万円、減損損失12億4千1百万円、製品保証引当金繰入額8億4千万円を特別損失として計上した等の影響により、前連結会計年度の30億5千1百万円の利益(純額)に比べ増加し39億4千3百万円の利益(純額)となりました。 ウ.経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況について 当社グループにおける経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、社業の健全性を示す「自己資本」並びに「営業利益」、株主の皆様にとっての収益性を示す「ROE(自己資本利益率)」と配当の原資となる「親会社株主に帰属する当期純利益」を定めております。 当連結会計年度において、「ROE(自己資本利益率)」は、4.9%(前連結会計年度は1.1%)となりました。引き続きこれらの指標について、改善されるよう取り組んでまいります。 その他の指標等についての分析・検討内容は、「自己資本」については前項「ア.財政状態の分析 純資産」に記載のとおりであり、「営業利益」並びに「親会社株主に帰属する当期純利益」については、前項「イ.経営成績の分析」に記載のとおりであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、運転資金及び設備投資資金は、主に自己資金を充当しております。資金については、当社においては金融機関との間で当座貸越契約を締結しており、また一部の海外子会社については、資金需要への機動的な対応を目的とし、当社による債務保証を実施した上で、金融機関からの借入を行っております。これらの方策により、必要とされる資金水準を満たす十分な流動性を保持していると考えております。今後の重要な資本的支出の予定及びその資金の調達につきましては、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画 (1)重要な設備の新設」に記載のとおりであります。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 また、財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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