本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

極東開発工業

KYOKUTO KAIHATSU KOGYO CO.,LTD.7226 · Prime · 輸送用機器

特装車、環境リサイクル施設、立体駐車装置の三本柱で社会インフラを支えるエンジニアリング企業。

概要

極東開発工業は、ダンプトラックやテールゲートリフタ、ごみ収集車などの特装車を主力とするメーカーである。連結従業員数は3,585人で、2026年3月期の売上高は1,613億円、営業利益は89億円に達する。本社は大阪市中央区に置き、特装車事業(売上高の約84%)、環境事業(同11%)、パーキング事業(同5%)の3セグメントを展開する。国内に加え、中国、インドネシア、インド、オーストラリアにも生産・販売拠点を持つ。

特装車事業が連結売上の84%を占める収益構造

極東開発工業の主力は特装車事業であり、2026年3月期のセグメント売上高は1,352億円、営業利益は62億円である。製品はダンプトラック、テールゲートリフタ、タンクローリ、ごみ収集車、トレーラ、バン、ウイングボデーなどを含む。受注生産が基本で、トラックメーカーやディーラー、運送会社、自治体などが主な販売先である。同事業は連結子会社の日本トレクス、北陸重機工業、振興自動車などが担い、海外では中国の極東開発(昆山)機械、インドネシアのPT.Kyokuto Indomobil Manufacturing Indonesia、インドのSATRAC ENGINEERING PRIVATE LIMITED、オーストラリアのSTG Global Holdings Pty Ltdが生産・販売を行う。

環境事業はリサイクル施設とバイオガスプラントを手掛ける

環境事業は、粗大ごみ処理施設、リサイクルセンター、ごみ固形燃料化(RDF)施設、バイオガスプラントなどの建設と、破砕機やガラスびん色選別装置などの設備製造販売である。2026年3月期の売上高は約178億円(推定)で、全社の約11%を占める。プラント建設に加え、運転・管理業務(ストックビジネス)にも注力しており、子会社の極東サービスエンジニアリングや株式会社モリプラントが保守・運営を担う。木質バイオマスボイラーの受注も行い、バイオマス事業を新たに展開している。

パーキング事業は立体駐車装置とコインパーキング運営

パーキング事業は、マンション向け立体駐車装置の製造・据付・販売、コインパーキングの運営、不動産賃貸、メガソーラー発電所の運営で構成される。2026年3月期の売上高は約81億円(推定)で、全社の約5%である。主力の極東開発パーキング株式会社が事業を担ってきたが、2026年4月に同社は当社に吸収合併された。また、損害保険代理店業務を行う株式会社エフ・イ・イも同事業に含まれる。立体駐車装置は限られたスペースに効率的に駐車する機械式システムであり、マンション需要を中心に販売されている。

34の子会社と2の関連会社で構成されるグローバルグループ

極東開発工業は、2026年3月末時点で連結子会社34社、持分法適用関連会社2社を有する。国内では日本トレクス、北陸重機工業、振興自動車、極東開発パーキング、極東サービスエンジニアリングなどが主要子会社である。海外では中国に極東開発(昆山)機械(製造)、インドネシアにPT.Kyokuto Indomobil Manufacturing Indonesia(製造)とPT.Kyokuto Indomobil Distributor Indonesia(販売)、インドにSATRAC ENGINEERING PRIVATE LIMITED(製造)、オーストラリアにSTG Global Holdings Pty Ltdとその子会社13社(製造・販売・アフターサービス)を持つ。また、中国の極東特装車貿易(上海)を通じて部品調達も行う。

業界の中での役割は特装車メーカー、環境プラントエンジニア、駐車設備サプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,613億円
営業利益
89億円
営業利益率
5.5%
純利益
37億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
特装車事業1,352億円83.8%63億円4.7%
環境事業181億円11.2%33億円18.2%
パーキング事業80億円5.0%10億円12.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01物流・建設・廃棄物収集主力

ダンプトラック、テールゲートリフタ、タンクローリ、ごみ収集車、トレーラなどの特装車を製造・販売。修理・部品販売も行う。

主な製品・サービス4
ダンプトラック
荷台を油圧で傾けて積荷を排出するトラック。
テールゲートリフタ
トラック後部に取り付け、荷物の昇降を補助する装置。
タンクローリ
液体や粉体を輸送するタンクを備えたトラック。
ごみ収集車
家庭や事業所のごみを収集・圧縮する特装車。

02環境・リサイクル準主力

粗大ごみ処理施設、リサイクルセンター、ごみ固形燃料化施設、バイオガスプラントなど環境プラントを建設。破砕機や選別機などの設備も製造。

主な製品・サービス3
粗大ごみ処理施設
粗大ごみを破砕・選別するための処理施設。
リサイクルセンター
資源ごみを選別・処理して再資源化する施設。
バイオガスプラント
生ごみなどを発酵させてメタンガスを回収する設備。

03駐車場・不動産副次

マンション向け立体駐車装置の製造・据付・販売、コインパーキングの運営、不動産賃貸、メガソーラー発電所の運営。

主な製品・サービス1
立体駐車装置
限られたスペースに多くの車を停められる機械式駐車システム。

製品と技術

ダンプトラックとテールゲートリフタの特装車

ダンプトラックは荷台を油圧で傾け積荷を排出するトラックで、建設現場や鉱山で広く使われる。極東開発工業は小型から大型まで多種なダンプをラインナップする。テールゲートリフタ(商標名「パワーゲート」)はトラック後部に取り付ける昇降装置で、荷役作業の効率化と省力化に貢献する。2025年10月には垂直昇降式「パワーゲート V800tilt」がグッドデザイン賞を受賞した。また、IoTを用いた車両管理支援システム「K-DaSS」も同時に受賞している。

ごみ収集車とタンクローリの特装ライン

ごみ収集車(パッカー車)は家庭や事業所のごみを収集・圧縮する特装車で、自治体や廃棄物処理企業向けが主力である。2025年4月にはBEVシャシ向け電動式ごみ収集車「eパッカー」をいすゞ・エルフEV向けに発売した。タンクローリは液体や粉体を輸送するタンクを備えたトラックで、石油・化学・食品業界などに納入される。いずれも顧客のカスタムオーダーに対応し、受注生産が基本である。

環境プラント:粗大ごみ処理からバイオガスまで

環境事業では、粗大ごみ処理施設、リサイクルセンター、ごみ固形燃料化(RDF)施設、バイオガスプラントなどを建設する。バイオガスプラントは生ごみなどを発酵させメタンガスを回収する設備で、子会社の株式会社モリプラントが手掛ける。また、破砕機やガラスびん色選別装置、突き押し式成形機などのリサイクル設備も製造する。2025年12月には木質バイオマスボイラーを納入し、バイオマス事業を拡大している。

立体駐車装置とコインパーキング運営

パーキング事業の中核は、マンション向け機械式立体駐車装置である。限られたスペースに多くの車を収容するシステムで、設置スペースに応じて多段式や昇降式などの種類がある。極東開発パーキングが製造・据付・販売・メンテナンスを行い、2026年4月に同社は当社に吸収合併された。また、コインパーキングの運営や不動産賃貸、メガソーラー発電所の運営も同事業に含まれる。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

輸送用機器のなかでの位置

清掃車・特装車の国内有力メーカー、安定成長を維持

当社は清掃車や特装車など環境関連車両を手掛ける輸送用機器メーカーです。売上高は2024年3月期1280億円から2026年3月期1613億円へ増加、営業利益率も4.77%から5.52%へ向上しています。同業のユニプレスやトヨタ紡織は自動車部品が中心で、当社は特装車・環境車で差別化を図っています。公共投資や環境規制強化の追い風を受け、需要は安定的です。ただし、国内市場は成熟しており、成長には海外展開や新製品が不可欠です。

強み

  • 清掃車など特装車で国内有数のシェアを持ち、環境分野に強い。
  • 売上高は3期連続増加、営業利益率も改善し安定的。
  • 環境規制強化で行政需要が高まり、受注が堅調。
  • 顧客ニーズに応じた特注対応で、他社との差別化を実現。

課題

  • 国内市場は需要がほぼ横ばいで、新規市場開拓が必要。
  • 海外売上比率が低く、グローバル競争に乗り遅れるリスク。
  • 売上の多くが行政関連で、予算削減の影響を受けやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

専用機・建機・農機の時価総額近傍。太字が極東開発工業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16349小森コーポレーション1,074億円14.5倍
28125ワキタ1,016億円28.0倍
36287サトー943億円17.9倍
46143ソディック936億円13.3倍
56345アイチ コーポレーション934億円14.4倍
67226極東開発工業925億円24.0倍
76859エスペック912億円14.2倍
86458新晃工業897億円12.4倍
96237イワキポンプ883億円18.0倍
106517デンヨー881億円14.6倍
115851リョービ881億円8.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(専用機・建機・農機)に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

1955年に特装車販売会社として創業

1955年6月、資本金2,500千円で横浜市鶴見区に極東開発機械工業株式会社を設立し、特装車の販売を開始した。登記上の設立は1917年3月だが、実質的な創業はこの時である。1957年4月には本社を西宮市に移転し、小型ダンプやタンクローリの生産を開始。1962年には横浜工場と名古屋工場を完成させ、生産体制を拡充した。1966年には米国およびスウェーデンの企業から技術導入を行い、コンクリートポンプや粉粒体空気圧送装置の製造を開始した。

1971年に商号変更とごみ処理技術の導入

1970年3月、英国トレマッシェ社(現ジェンキンス・ニュウエル・ダンフォード社)とごみ破砕処理装置「パルパライザー」に関する技術導入契約を締結し、環境事業への足がかりを築いた。1971年6月、商号を極東開発工業株式会社に変更。同年、合併により登記上の設立年月が1917年に遡る形となった。1979年には三木工場を完成させ、コンクリートポンプの集中生産を開始した。この時期に特装車と環境機器の両軸を固めた。

1989年に大阪証券取引所第二部に上場

1989年12月、大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。1992年11月には東京証券取引所市場第二部にも上場した。1995年9月には両取引所の市場第一部銘柄に指定され、資本市場での地位を高めた。1997年1月には本社工場を三木工場に移転し、生産の集約化を進めた。1999年3月にはアフターサービス会社として極東サービスエンジニアリングを設立し、サービス網を強化した。

2000年代に中国・東南アジアへ生産拠点を拡大

2002年8月、中国に極東特装車貿易(上海)有限公司を設立し、部品調達を開始。翌2003年8月には極東開発(昆山)機械有限公司を設立し、2005年4月に昆山工場が生産を開始した。2005年10月にはパーキング事業会社を設立し、2006年4月に立体駐車装置事業を譲渡。同年8月には振興自動車を完全子会社化、2007年4月には日本トレクスを子会社化し、特装車事業の基盤を強化した。2014年2月にはインドネシア工場が生産を開始し、海外生産拠点を拡大した。

2020年代のM&Aによる海外事業の成長加速

2020年4月、連結子会社の合併により株式会社エフ・イ・オートを設立。同年9月、インドのSATRAC ENGINEERING PRIVATE LIMITEDを完全子会社化し、インド市場に本格参入した。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場へ移行。2023年2月、本社を大阪市中央区に移転。2024年12月にはオーストラリアのSTG Global Holdings Pty Ltdを完全子会社化し、オセアニア事業を拡大した。2026年2月にはインドに第二工場となるチェンナイ工場が完成した。

2025年の独占禁止法違反と課徴金命令

2025年9月、当社と連結子会社の日本トレクスが公正取引委員会から独占禁止法違反(不当な取引制限)で排除措置命令および課徴金納付命令を受けた。課徴金総額は5,925百万円(当社分2,601百万円、日本トレクス分3,323百万円)で、2026年3月期に特別損失として計上した。両社は課徴金の減額を求めて取消訴訟を提起した。この処分を受け、グループ全体でコンプライアンスの徹底と内部管理体制の強化を図るとしている。

年表38件を開く

1950年代

  • 1955年6月創業資本金2,500千円にて横浜市鶴見区に極東開発機械工業株式会社を設立し特装車の販売を開始。(株式額面変更目的で1971年4月を合併期日として合併会社(休眠会社 極東開発工業株式会社)に吸収合併されたため、登記上の設立年月は1917年3月となっている。)
  • 1957年4月本社を西宮市上甲子園に移転し、本社及び本社工場を完成。特装車部品、小型ダンプ及びタンクローリの生産を開始。
  • 1959年10月名古屋工場完成。各種特装車の生産開始。

1960年代

  • 1962年3月横浜工場完成。
  • 1962年4月本社及び本社工場を西宮市甲子園口に移転。旧本社工場は機械工場と改称。
  • 1966年5月米国チャレンジ・クック・ブラザーズ社と『スクイーズクリートコンクリートポンプ』、スウェーデン国インターコンサルト社と『粉粒体のバラ積空気圧送式運搬装置』の各製造に関する技術導入契約を締結。
  • 1968年7月名古屋工場を現在地に移転。旧名古屋工場は売却。

1970年代

  • 1970年3月英国トレマッシェ社(現ジェンキンス・ニュウエル・ダンフォード社)と『パルパライザー(ごみ破砕処理装置)』に関する技術導入契約を締結。
  • 1970年9月福岡工場完成。
  • 1971年6月商号変更商号を極東開発工業株式会社に変更。
  • 1979年8月三木工場完成。機械工場を移転し、併せてコンクリートポンプの集中生産を開始。

1980年代

  • 1987年2月株式会社エフ・イ・イを設立。(現・連結子会社)
  • 1989年12月上場大阪証券取引所市場第二部に上場。

1990年代

  • 1992年11月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 1995年9月東京証券取引所、大阪証券取引所の市場第一部銘柄に指定。
  • 1997年1月本社工場を三木工場に移転。
  • 1999年3月極東サービスエンジニアリング株式会社(現・連結子会社)、極東サービスエンジニアリング北海道株式会社(現・連結子会社)の2社を設立。

2000年代

  • 2001年4月創業株式会社エフ・イ・テックを設立。
  • 2002年8月振興自動車株式会社の株式80%を取得。(現・連結子会社)
  • 2002年8月中国に極東特装車貿易(上海)有限公司を設立。(現・持分法適用子会社)上海部品調達センターを設置し、特装車の部品、資材等の海外調達を開始。
  • 2003年8月中国に極東開発(昆山)機械有限公司を設立。(現・連結子会社)
  • 2005年4月極東開発(昆山)機械有限公司 昆山工場生産開始。
  • 2005年10月極東開発パーキング株式会社を設立。(現・連結子会社)
  • 2006年4月立体駐車装置の製造・販売等に関する事業を極東開発パーキング株式会社に譲渡。
  • 2006年8月M&A振興自動車株式会社の株式を追加取得し、100%子会社化。
  • 2007年4月M&A日本トレクス株式会社の全株式を取得し、100%子会社化。(現・連結子会社)

2010年代

  • 2012年7月創業株式会社FE-ONEを設立。
  • 2012年9月東京本部を東京都品川区東品川に移転。
  • 2012年11月創業インドネシアにPT.Kyokuto Indomobil Distributor Indonesiaを設立。(現・持分法適用関連会社)
  • 2014年2月PT.Kyokuto Indomobil Manufacturing Indonesia インドネシア工場生産開始。
  • 2016年11月M&A株式会社モリプラントの全株式を取得し、100%子会社化。(現・持分法適用子会社)
  • 2018年5月M&A北陸重機工業株式会社の全株式を取得し、100%子会社化。(現・連結子会社)

2020年代

  • 2020年4月M&A株式会社FE-ONEを存続会社、株式会社エフ・イ・テックを消滅会社として吸収合併し、株式会社エフ・イ・オートに商号変更。(現・連結子会社)
  • 2020年9月M&AインドにあるSATRAC ENGINEERING PRIVATE LIMITEDの全株式を取得し、100%子会社化。(現・連結子会社)
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
  • 2023年2月本社を大阪市中央区淡路町に移転。
  • 2024年12月M&AオーストラリアにあるSTG Global Holdings Pty Ltdの全株式を取得し、100%子会社化。(現・連結子会社)
  • 2026年2月SATRAC ENGINEERING PRIVATE LIMITEDの第二生産拠点となるチェンナイ工場がタミル・ナドゥ州に完成。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年3月期まで1,900億円
  • 営業利益率2028年3月期まで8%
  • ROE2028年3月期まで8%
  • CO2排出量削減(国内グループ会社)2028年3月期まで2013年度比△28%
  • 新環境基準(ゴールドラベル)認証取得率2028年3月期まで100%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    高付加価値製品・サービスによる社会課題解決と価値創造

    グループ間シナジーを強化し、特装車・環境・パーキングの各事業で高性能・高品質な製品とサービスを提供することで、社会的課題の解決と企業価値向上を図る。

  2. 02

    生産性向上と利益体質の強化

    継続的な製品価格改定やトラックシャシ供給改善による生産性向上を進め、営業利益率8%達成を目指す。

  3. 03

    海外事業の成長加速

    海外市場での事業拡大を積極的に推進し、売上高増加と収益基盤の多様化を図る。

  4. 04

    サステナビリティ経営の推進と魅力ある企業づくり

    CO2排出削減・廃棄物リサイクル率向上・女性役職者比率向上などの非財務目標を掲げ、持続可能な社会と企業魅力の向上を両立する。

  5. 05

    企業価値向上を実現する資本政策の推進

    成長投資(3年累計300億円)・M&A投資(同100億円)と株主還元(同150億円以上)のバランスを最適化し、資本コストを意識した経営を徹底する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,585人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は714万円で、9期前と比べて+8.0%平均年齢は42.3歳、平均勤続年数は16.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,670
2018年3月2,781
2019年3月66140.414.22,865
2020年3月66740.614.52,883
2021年3月66641.014.93,050
2022年3月67941.115.03,138
2023年3月66141.315.03,201
2024年3月67942.016.83,237
2025年3月68042.016.43,481192
2026年3月71442.316.63,585248

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率66.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)67.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社19(国内 12 / 海外 7、うち連結子会社 18) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社・事業所 — 愛知県豊川市117億円
横浜工場 — 神奈川県大和市8,551百万円
本社 — 大阪市中央区7,836百万円
工場 — インド タミル・ナドゥ州4,109百万円
流通センター(注)2 — 神奈川県厚木市3,507百万円
名古屋工場 — 愛知県小牧市3,103百万円
三木工場 — 兵庫県三木市2,609百万円
西部パーツセンター — 兵庫県三木市2,173百万円
工場 — インドネシア プルワカルタ市1,579百万円
東京営業本部 — 東京都品川区1,172百万円
ほか6件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    極東サービスエンジニアリング㈱
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    極東サービスエンジニアリング北海道㈱
    札幌市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エフ・イ・イ
    大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エフ・イ・オート
    大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    極東開発パーキング㈱(注)8
    大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    極東開発(昆山)機械有限公司(注)2、4
    中国江蘇省昆山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日本トレクス㈱(注)2、3
    愛知県豊川市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    振興自動車㈱
    北海道石狩市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PT.Kyokuto Indomobil Manufacturing Indonesia (注)2、5
    インドネシア プルワカルタ市 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    北陸重機工業㈱
    新潟市東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SATRAC ENGINEERING PRIVATE LIMITED (注)2、6
    インド カルナタカ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Kyokuto Australia Holdings Pty Ltd (注)2
    オーストラリア クイーンズランド州 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社7社を開く
  • STG Global Holdings Pty Ltd (注)2オーストラリア ヴィクトリア州100%
  • 極東特装車貿易(上海)有限公司中国上海市100%
  • ㈱エコファシリティ船橋千葉県船橋市65%
  • ささしまライブパーキング㈱名古屋市西区80%
  • 井上自動車工業㈱名古屋市南区100%
  • ㈱モリプラント大阪市阿倍野区100%
  • PT.Kyokuto Indomobil Distributor Indonesiaインドネシア ジャカルタ市49%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,613億円営業利益89億円前期と比べると増収増益で、売上が+14.9%、利益が+32.8%。

売上高
+14.9%
1,613億円
営業利益
+32.8%
89億円
純利益
-36.2%
37億円
営業利益率
5.5%
前期比 +0.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,800億円1,613億円
営業利益85億円89億円
純利益50億円37億円
1株あたり配当¥120¥120

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は387億円、営業利益は13億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+48.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q34630
2024年1Q261−1−0.42
2024年2Q335144.29
2024年3Q30792.94
2024年4Q37720
2025年2Q640274.231
2025年4Q764405.227
2026年2Q742375.0−15
2026年4Q871526.052
2027年1Q387133.49

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は767億円から1,613億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は5.5%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月7675632
2014年3月9098136
2015年3月9939343
株式会社モリプラントの全株式を取得し、100%子会社化。(現・持分法適用子会社)
2016年3月1,0399760
2017年3月1,06711081
北陸重機工業株式会社の全株式を取得し、100%子会社化。(現・連結子会社)
2018年3月1,12710372
2019年3月1,1438863
株式会社FE-ONEを存続会社、株式会社エフ・イ・テックを消滅会社として吸収合併し、株式会社エフ・イ・オートに商号変更。(現・連結子会社)
2020年3月1,2028761
2021年3月1,1729368
2022年3月1,16976143
2023年3月1,1311236
オーストラリアにあるSTG Global Holdings Pty Ltdの全株式を取得し、100%子会社化。(現・連結子会社)
2024年3月1,2805635
2025年3月1,40467694.858
SATRAC ENGINEERING PRIVATE LIMITEDの第二生産拠点となるチェンナイ工場がタミル・ナドゥ州に完成。
2026年3月1,61389955.537

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,613億円のうち、営業利益として残るのは89億円5.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は37億円、売上の2.3%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金81.5%1,315億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金13.0%210億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.5%89億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
18.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.4pt
5.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.4pt
2.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.5pt
3.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが34億円、投資CFが−73億円で、差し引きのフリーCFは−39億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は225億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月19−34−22−1565
2014年3月94−20574144
2015年3月11−42−12−31101
2016年3月69−34−935126
2017年3月120−33−3887176
2018年3月109−41−3068214
2019年3月40−32−318191
2020年3月58−27−2331201
2021年3月83−43−2840212
2022年3月69107−16176372
2023年3月−34−6851−102321
2024年3月−18−95−15−113194
2025年3月52−155112−103203
2026年3月34−7365−39225

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は2,033億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,149億円で、自己資本比率は55.7%(業種中央値53.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月97958939060.1
2014年3月1,10762847956.7
2015年3月1,19168750457.6
2016年3月1,20571748859.5
2017年3月1,28580947662.3
2018年3月1,37687949763.2
2019年3月1,38990948064.9
2020年3月1,36692644067.5
2021年3月1,4281,00642270.3
2022年3月1,5441,13141373.0
2023年3月1,5821,12046270.5
2024年3月1,7041,17752768.7
2025年3月1,8771,17370561.8
2026年3月2,0331,14988455.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
225億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
853億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
35億円
在庫として抱えている分
負債合計
884億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
68
/ 100
安定性自己資本比率37 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

輸送用機器 82社との比較

同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り82社中5位あたり、逆に低いのはROE82社中63位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.2%/中央値 5.7%
P25 3.3%P75 9.7%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.5%/中央値 5.1%
P25 2.6%P75 7.3%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
55.7%/中央値 53.0%
P25 40.5%P75 65.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
14.9%/中央値 2.1%
P25 -1.4%P75 6.5%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.2%/中央値 3.2%
P25 2.4%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,304で、1年前と比べて-13.0%過去52週の値幅のなかでは17%の位置にある。

¥2,304-1.7%1ヶ月+1.3%1年-13.0%時価総額925億円
過去52週の値幅
安値¥2,041高値¥3,550

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)24.0倍
PER (会社予想)17.7倍
PBR0.79倍
配当利回り5.21%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は2335円で、25日移動平均線(2306.96円)を上回って推移。直近1か月では約3.7%上昇し、上昇基調が継続。52週高値3550円からは約34%低い位置にあり、また200日線(2709.41円)も下回っており、中期的には戻り局面の途上と見られる。出来高は7月後半から増加傾向で、8月7日は307,900株と直近の高水準を記録。RSIは53.4と中立圏。週足では切り上がりが確認でき、25日線と75日線が接近しており、下値は固まりつつある。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 45/100)

PERが実績24.3倍と業界平均16.6倍を上回り、予想18倍でも割高感がある。PBR0.79倍は業界平均1.1倍を下回るが、ROE3.2%と資本効率が低い。配当利回り5.1%と業界平均3.2%を大きく上回るが、配当性向89.1%と高く、持続可能性に懸念。営業利益率は改善傾向にあるが、利益の伸びが鈍化しており、バリュエーションは割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)24.0倍16.3倍
PER (予想)17.7倍
PBR0.79倍1.12倍
ROE3.2%7.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、国内インフラ老朽化や環境規制強化による特装車両の更新需要、業績拡大による株主還元の充実を評価する。一方弱気派は、売上高が成長しても利益率は低水準で、原材料高や人件費増が圧迫すると見る。また、ROEが一桁台でPBRが1倍を下回ることから、資本効率の改善が課題と指摘する。

プラスに働く材料7
  • インフラ需要の拡大

    社会インフラ老朽化に伴う建て替えや補修需要で特装車両の受注が伸びる。

  • 環境規制の追い風

    排ガス規制や廃棄物処理規制が強化され、車両の更新需要が喚起される。

  • 安定した収益基盤

    売上高が3期連続で増加し、2026年3月期も一桁成長を見込む。

  • 売上高が3年で26%増と拡大基調通年影響

    売上高は1280億円→1404億円→1613億円と増加。2026/3期は前期比14.9%増

  • 営業利益が2期連続増益で利益率改善通年影響

    営業利益は67億円→89億円に32.8%増加し、営業利益率は4.77%から5.52%へ改善

  • 配当利回り5.14%と株主還元が厚い継続影響

    配当利回り5.14%は相対的に高く、PBR0.79倍と割安感を支える

  • 予想PERが18倍と現在の24.3倍から低下見込み決算発表後影響

    フォワードPERは18倍と現在の24.33倍より低く、収益力向上でバリュエーションが調整

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低さ

    営業利益率は5%前後で推移し、競争激化による価格低下が懸念される。

  • コスト上昇リスク

    鋼材や人件費の上昇が利益を圧迫する可能性がある。

  • 資本効率の悪さ

    ROE3.2%と低く、PBR0.79倍で資本効率改善が課題。

  • 純利益は営業増益にもかかわらず前期比36%減通年影響

    2026/3期の純利益は37億円と前期の58億円から36%減少。最終利益の減少が目立つ

  • ROEが3.2%と資本効率が低い通年影響

    ROEは3.2%でPBR0.79倍。資本収益性が低く株価の上値が重い

  • 株価が1年で7.9%下落しセンチメント悪化継続影響

    株価は1年で7.9%下落。配当利回り5.14%を下支え材料に売りが続く

  • 営業利益率5.52%は製造業として低位通年影響

    2026/3期の営業利益率は5.52%と輸送用機器セクターでは低め。増収効果が利益に十分反映されていない

次の決算で確かめる点
特装車両の受注残高
需要の先行指標となり、今後の売上高の予測が可能になるため。
営業利益率
収益性の改善が資本効率向上につながるかを確認するため。
自治体向け売上高
ごみ収集車などの需要動向を把握するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり120で、前期から11.4%いまの株価に対する利回りは5.21%。

年間配当
¥120
1株あたり
配当利回り
5.21%
いまの株価に対して
配当性向
89.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3425.7
2018年3月365.931.4
2019年3月385.633.7
2020年3月405.339.1
2021年3月38−5.039.4
2022年3月5442.117.1
2023年3月540.057.5
2024年3月8761.1228.9
2025年3月15881.6138.7
2026年3月140−11.489.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥120

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ17,298人。区分でいちばん多いのは金融機関35.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が47.3%を占め、残る52.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関33.933.132.531.128.935.9
個人・その他26.327.227.126.438.135.8
外国法人21.321.225.127.315.915.2
事業法人17.917.714.614.014.411.4
自己株式6.66.54.54.54.34.1
証券会社0.60.80.71.22.71.6

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)14.46
02株式会社三井住友銀行3.99
03極東開発共栄会3.94
04株式会社日本カストディ銀行(りそな銀行再信託分・株式会社みなと銀行退職給付信託口)3.73
05極東開発従業員持株会3.08
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.03
07三菱UFJ信託銀行株式会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)2.52
08宮原 幾男2.03
09株式会社日本カストディ銀行(三井住友信託銀行再信託分・鹿島道路株式会社退職給付信託口)1.64
10東プレ株式会社1.51

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+20%、1株純資産は14期で+99%。直近期のROEは3.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月801,4815.412.425.7
2014年3月921,5806.016.2141.0
2015年3月1091,7276.612.540.5
2016年3月1521,8048.67.530.9
2017年3月2052,01610.79.025.7
2018年3月1812,1918.68.731.4
2019年3月1582,2697.19.433.7
2020年3月1532,3206.77.739.1
2021年3月1702,5237.09.739.4
2022年3月3582,82613.43.917.1
2023年3月912,9113.217.857.5
2024年3月913,0533.128.4228.9
2025年3月1523,0225.015.6138.7
2026年3月962,9433.229.989.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額288百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢
布原達也代表取締役社長 社長執行役員67
則光健男代表取締役専務 専務執行役員 管理本部長68
堀本昇取締役 常務執行役員 環境事業部長61
木津輝幸取締役 常務執行役員 特装事業部長60
市村哲也取締役 執行役員 管理本部財務部長54
寺川博之取締役69
金子啓子取締役67
友廣隆宣取締役67
櫻井晃常勤監査役67
栗山裕章監査役69
藤原邦晃監査役72
浅田修宏監査役55
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
木村倫太郎50
山田陽子取締役 監査等委員69

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5901022121443
社外取締役547479
監査役2272714

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,592字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社及び当社の関係会社(子会社34社及び関連会社2社)は、特装車事業(ダンプトラック、テールゲートリフタ、タンクローリ、ごみ収集車、トレーラ、バン、ウィングボデーなどを始めとする特装車の製造販売)、環境事業(リサイクル施設の製造販売)並びにパーキング事業(立体駐車装置の製造・据付・販売、コインパーキングの運営、不動産賃貸)を主な事業内容とし、各事業に関するサービス業務を展開しております。 当社グループが営んでいる主な事業内容と当該事業における位置付けは次のとおりです。なお、セグメントと同一の区分です。 <特装車事業> 主として自動車の特別装備の製造、架装及び販売、特別装備用の部品の製造及び販売並びに特別装備車(特装車)の修理を当社、日本トレクス株式会社及び北陸重機工業株式会社が行っております。 また、株式会社エフ・イ・オートは中古特装車の販売、特装車の一部製造及びアフターサービスを、振興自動車株式会社は特装車の一部製造及びアフターサービスを、井上自動車工業株式会社及び株式会社九州特殊モータースは特装車のアフターサービスを行っております。 北陸重機工業株式会社は鉄道車両の製造及び販売並びにアフターサービスを行っております。 極東開発(昆山)機械有限公司は中国において、PT.Kyokuto Indomobil Manufacturing Indonesiaはインドネシアにおいて、SATRAC ENGINEERING PRIVATE LIMITEDはインドにおいて特装車の製造及び販売を行っております。 Kyokuto Australia Holdings Pty Ltdはオーストラリア国内における当社グループ会社の管理・運営を、STG Global Holdings Pty Ltd(同社子会社13社を含む)は同国において特装車の製造及び販売並びにアフターサービスを、Kyokuto Australia Pty Ltdは同国において特装車の販売及びアフターサービスを行っております。 極東特装車貿易(上海)有限公司を通じて、中国国内から特装車の部品、資材等の調達を行っております。 なお、持分法適用関連会社であるPT.Kyokuto Indomobil Distributor Indonesiaはインドネシアにおいて特装車の販売を行っております。 <環境事業> 粗大ごみ処理施設、リサイクルセンター、ごみ固形燃料化(RDF)施設、バイオガスプラント等の各種リサイクル施設の建設や破砕機、ガラスびん色選別装置、突き押し式成形機などのリサイクル設備の製造・販売、並びにこれら施設及び設備の部品の製造・販売・サービス業務全般を当社が行っております。 これら施設及び設備のサービス業務及び運転・管理業務の一部を極東サービスエンジニアリング株式会社、極東サービスエンジニアリング北海道株式会社、株式会社エコファシリティ船橋、株式会社エコファシリティ西宮が行っております。また、株式会社モリプラントは、バイオガスプラントの建設、メンテナンス及び環境設備の製造・販売を行っております。 <パーキング事業> 極東開発パーキング株式会社は、マンション向け立体駐車装置の製造、据付、販売、メンテナンス並びにコインパーキングの運営を行っております。 また、資本の効率的運用、不動産の有効活用の一環として当社が所有する不動産の一部を賃貸しているほか、メガソーラー発電所の運営を行っております。 株式会社エフ・イ・イは、損害保険代理店業務等を行っており、当事業に含めております。 なお、極東開発パーキング株式会社は、2026年4月1日を効力発生日として、当社を存続会社とする吸収合併を行いました。 以上述べました事項を事業系統図によって示しますと、次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題5,060字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 ・会社の経営の基本方針 当社グループは、「技術と信用を重んじ 一致協力して企業の生々発展に努力し広く社会に奉仕する」ことを経営理念としております。 お客様や取引先をはじめ株主・従業員・地域社会などの数多くの人々との関係の中で、企業としての社会的役割、責任を自覚した経営を行い、公正で健全な企業活動を通じて、安全で高性能・高品質な製品とサービスを提供して、社会への貢献と企業価値の拡大を図ることを経営の基本方針としております。 このような方針のもと、当社グループは特装車事業、環境事業、パーキング事業の3つを展開しております。 ・中長期的な会社の経営戦略 2030年度を見据えた長期経営ビジョン ~Kyokuto Kaihatsu 2030~及び、本長期経営ビジョン実現に向けた第2ステップである中期経営計画(3カ年計画)2025-27 [ Creating The Future As One (Ⅱ) ](2025年4月1日~2028年3月31日)では、前中期経営計画期間中に実施した過去最大の成長投資及び各種取り組みの果実をベースに、グループ間シナジーをさらに強化することで、財務・非財務の両面で高度化を図り企業価値の向上を目指すとともに、以下の通り具体的数値目標や方針を掲げております。 <中期経営計画2025-27 [ Creating The Future As One (Ⅱ) ]> 長期経営ビジョンでは、「サステナブル社会の実現・発展に貢献し業界をリードするグローバルな総合インフラメーカー」を目指しておりますが、その実現に向けた第2ステップとして策定した本計画では、5つの基本方針を定め、確実な計画実行により極東開発グループの基盤確立を図ります。また、これまでの事業活動で得た資金と当中期経営計画の期間において獲得するキャッシュ・フローをメインに効率的調達も含め「成長への積極的投資」と「社会・ステークホルダーへの還元」とのバランスのとれた戦略によって投資・還元のキャッシュアロケーションを最適化し、最重要課題の一つである企業価値のさらなる向上を図ります。 1.基本方針 (1)高付加価値製品・サービスを通じた社会的課題解決と価値創造 (2)生産性の向上と利益体質の強化 (3)海外事業の成長加速 (4)サステナビリティ経営の推進による魅力ある企業づくり (5)企業価値向上を実現する資本政策の推進 2.財務方針 ・戦略投資:3ヵ年累計で、成長投資に300億円、新規M&A投資に100億円 ・株主還元:3ヵ年累計で、総額150億円以上 ≪配当≫DOE(株主資本配当率)4%以上の安定的な利益還元 3.業績目標 2027年度目標値   ≪ご参考≫ 長期経営ビジョン 売上高   1,900億円   2,000億円 営業利益率   8%   10% ROE   8%   10% 4.サステナビリティ目標 2027年度目標値   ≪ご参考≫ 長期経営ビジョン CO2排出量削減(※1)   2013年度比 △28%   2013年度比 △38% 新環境基準(ゴールドラベル) 認証取得率(※3)   100%   100% 生産時の廃棄物リサイクル率(※2)   99%以上   99%以上 役職者(係長級以上) における女性比率(※1)   3%   4% 総労働時間削減(※1)   2024年度比 △5%   - 休業災害削減(※2)   休業災害度数率 (※4) = 1.16 (2023年度 製造業平均:1.29)   - (※1)対象:国内グループ会社 (※2)対象:極東開発工業・日本トレクス (※3)・ゴールドラベル: 日本自動車車体工業会の定める認証で、認定要件のひとつに「製品の素材リサイクル率95%」がある。 ・対象:  極東開発工業・日本トレクスの日本自動車車体工業会 分科会該当の新製品。 それ以外の製品はゴールドラベル要件に準じる。 (※4)度数率=(休業者数÷総労働時間)×1,000,000 5.資本コスト(2026年3月末) ・株主資本コスト :約6~7%と推定 ・WACC(加重平均資本コスト):約6%と推定 ・目標とする経営指標 長期経営ビジョン ~Kyokuto Kaihatsu 2030~では、連結ベースで売上高200,000百万円、営業利益率10%、ROE10%とすることを経営目標としております。 また、中期経営計画 2025-27 [ Creating The Future As One (Ⅱ) ] (2025年4月1日~2028年3月31日)の最終年度である2027年度(2028年3月期)に連結ベースで売上高190,000百万円、営業利益率8%とすることを経営目標としております。 ・経営環境及び対処すべき課題 当社グループの展開する事業セグメントには、特装車事業、環境事業、パーキング事業の3つがあります。各セグメントの連結売上高に占める割合は、主力の特装車事業が約84%、環境事業が約11%、パーキング事業が約5%となっております。 特装車事業について 当社グループの特装車事業の売上高の大半は、主に極東開発工業株式会社と日本トレクス株式会社によって構成されております。製品の主な販売先として、トラックメーカー、トラックの販売会社(ディーラー)、レンタル会社、建機商社、自治体、ユーザー(運送会社や廃棄物処理企業等)への直接販売等があります。 受注生産を基本としており、一部の例外を除き先行生産や在庫を保有することはなく、顧客からの注文を受けて製造に着手します。 主要な製品群は次のとおりです。これらに大型・中型・小型の分類があり、かつ仕様についても顧客のカスタムオーダーを細かく織り込んで生産していくため、「多品種少量生産」が当社グループにおける特装車事業の特徴となっております。 1.建設系車両(ダンプトラック、コンクリートポンプ車) 2.物流・省力関連車両(トレーラ、ウイング、バン、テールゲートリフタ、タンクローリ、散水車、給水車、粉粒体運搬車、車輛運搬車) 3.環境関連その他(ごみ収集車、脱着ボデー車、その他特殊車) 次に主要な生産拠点は次のとおりです。工場ごとに担当製品を定め、それに応じた設備を設け生産活動を行っております。 神奈川県大和市 横浜工場 ダンプトラックなど 愛知県小牧市 名古屋工場 テールゲートリフタなど 兵庫県三木市 三木工場 コンクリートポンプ車、ごみ収集車など 福岡県飯塚市 福岡工場 ダンプトラックなど 愛知県豊川市 日本トレクス本社工場 トレーラ、バンなど 愛知県豊川市 日本トレクス音羽工場 ウイングなど 愛知県豊川市 日本トレクス御津工場 スワップボデーなど 新潟市東区 北陸重機工業本社工場 保線用鉄道車両など 特装車事業における各製品の需要動向は基本的に、1.国内のトラックの需要動向と、2.上記のそれぞれの製品分野の景気動向に影響を受けます。必ずしも一概には言えませんが、一例として建設・土木需要が好調な際は建設系車両の需要が相応に高まり、物流ニーズが強いときは物流関連車両の需要も高まります。他の製品群と比べますとごみ収集車など環境関連は比較的変動が少なく安定した分野です。 当社グループは上記の製品の中で、コンクリートポンプ車やトレーラなど複数の製品で国内トップシェアを確保しておりますが、2位、3位の製品もあります。 同業他社と比較した当社グループの特徴は、総合的に各種特装車のラインナップを備えている点と、連結業績における特装車事業の比率が高い点が挙げられます。 特装車事業は、国内のトラックに関する排気ガス等の環境法規制や車両重量規制、あるいは自動車の型式変更のタイミングなどにおいて駆け込み需要や反動減などが生じる業界です。 ここ数年の国内のトラック需要は比較的安定しており、特にウイングなど物流関連の車両が非常に高水準で推移した後、やや落ち着きを取り戻しましたが、直近の数年においてはトレーラ需要の高まりが見られます。建設関連は東日本大震災後の復興需要で増加したのち、近年は低調でしたが、その後やや回復しております。2026年3月期においては国内・海外ともに受注は底堅く、好調に推移しました。また継続的に取り組んできた製品価格改定の効果が表れたことや、トラックシャシの供給が徐々に改善してきたこと等に伴う生産性の向上により、売上高・利益共に増加しました。 なお、特装車事業においては2026年3月末現在で約1,171億円の受注残高を有しており、これは連結特装車事業売上高の10カ月分以上に相当します。 環境事業について 当社グループの環境事業は、主に地方自治体向けの廃棄物処理施設の設計施工(建設業)と、これら施設の運転受託及びメンテナンス・サービス等によって構成されております。 一般的に廃棄物処理施設の市場全体の中では焼却炉の分野が多くを占めますが、当社グループでは主に廃棄物の選別及び再資源化等のリサイクル分野を中心に手掛けており、その中ではトップクラスのシェアを確保しております。最近ではごみ中継施設やバイオガス事業の分野にも進出し、関連する事業領域の拡大を図っております。 環境事業の販売先の多くは地方自治体又は自治体が組成する清掃組合等となりますが、同業他社や建設会社がこれらの販売先から直接施設の建設を受注した際に当社がその一部の再委託先として参入する商流もあります。一部民間の産業廃棄物処理企業等にも販売しております。 当社グループでは、施設の建設から竣工後の運転、メンテナンスやサービスなど、顧客の要求する一連のサービスを網羅的に提供し、リサイクルや環境整備等の社会貢献を通じて事業の拡充に努めております。 国内の廃棄物処理施設に関する市場は、少子高齢化や地方自治体の財政難及び統廃合等を背景として今後大きな増加を期待することは困難ですが、国民の生活に必要不可欠の施設であることから、今後も施設の更新や再投資など一定の需要は継続する分野です。 足元では継続的に新規受注を確保し、一定の受注残高を維持しながら複数の建設工事を同時並行で進めております。2026年3月期の環境事業は、プラント建設では期中に2物件が竣工したほか、グループの重要な収益基盤と位置付けている運転受託やメンテナンス等のストックビジネスの分野も引き続き堅調に推移しました。 パーキング事業について 当社グループのパーキング事業は、駐車場事業と、一部の保有不動産の賃貸による有効活用の分野に大別されます。 駐車場事業は、機械式立体駐車装置の製造(建設業)と、時間貸駐車場(コインパーキング)の運営で構成されております。 機械式立体駐車装置の販売先は、マンションのデベロッパーや建設会社、管理会社、管理組合、あるいは自動車の販売会社等です。近年マンション等の駐車場設置率は徐々に低下しておりますが、駐車場のリニューアル工事や定期点検、アフターサービスの分野に注力しております。 時間貸駐車場(コインパーキング)は、土地を所有者から賃借し駐車場設備を設置の上、一般利用の顧客から収益を得ております。稼働状況により時間貸と月極を組み合わせた運営を行うほか、地方自治体や商業施設の駐車場の運営を受託する商流もあります。大手同業他社もある中で当社グループでは特に採算性を重視した事業運営を行っております。 駐車場事業全体では、時間貸駐車場(コインパーキング)の分野と機械式立体駐車装置の新規販売及びこれらのメンテナンス・アフターサービス等の分野共に底堅く推移しております。 2026年3月期においては、機械式立体駐車装置はリニューアル及びメンテナンス等のストックビジネスに注力し収益の確保を図ったほか、新規物件の積極的な受注活動にも注力しました。時間貸駐車場(コインパーキング)は稼働率の向上と採算性重視の事業展開を進め、売上・利益の確保を図りました。
事業等のリスク3,988字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループにおける事業等のリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項を以下に記載しております。これらは有価証券報告書提出日(2026年6月23日)現在において当社グループが妥当と判断したものです。ただし、以下はすべてのリスクを網羅したものではなく、記載されたリスク以外のものも存在します。 なお、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの業績等に与える影響については合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。 (リスクマネジメントについて) 当社グループでは、事業運営において備えるべき様々なリスクを分析し管理しております。代表取締役社長が委員長を務める「リスク管理・コンプライアンス委員会」を設置し、リスクに関わる重要事項は同委員会において抽出・報告のうえでその対策を決定し、特に重要と判断される事項は取締役会に報告します。グループ内におけるそれぞれのリスクについては、同委員会の監督のもと、関連の事業部門及び関係会社にて監視し対策を実施しており、リスクをコントロールしながら収益機会の創生と最大化に努めております。 (リスクが顕在化した際の組織体制) 当社グループでは、リスクの顕在化に備え「経営危機管理規定」を制定しております。本規定では、経営に関わる重大なリスクが顕在化した場合に、代表取締役社長が本部長を務める対策本部を設置する手順を定めております。対策本部は迅速に対応方針を決定し、事態の収拾、被害の軽減、再発の防止をはかります。また、対策本部はこれらの活動を速やかに取締役会に報告します。 (当社グループが想定する事業等のリスク) ① 業界特有の需要動向の変化及び法規制等 特装車事業は、各種の特装車を国内外のトラックメーカー及び系列のディーラー、商社、自治体、ユーザー等へ販売しておりますが、国内外のトラック需要のほか、建設、物流、環境その他の景気・市場動向に大きく影響を受けることがあり、これらによって当社グループの業績等に影響が生じることがあります。 またこれらの製品は、道路交通法、道路運送車両法などトラックに関連する法規制等の適用を受けます。これらが制定又は改定されることにより、基準に適合しない製品は使用又は保有が認められなくなることがあるため、適用期日前の駆け込み需要や、適用後の反動による需要減少等が発生し、当社グループの業績等に影響が生じる可能性があります。 環境事業は、全国の地方自治体や清掃施設組合及び産業廃棄物処理業者向けに各種のごみ処理プラントの建設、アフターサービスや運転受託等の事業を行っております。ごみ処理プラントの建設及び運転受託等は、建設業法や廃棄物関連法規等の規制の対象となり、管轄の行政機関より許認可を得て事業を展開しておりますが、これらの規制が制定又は改定される場合や、廃棄物行政及び公共投資の動向、人口及び廃棄物排出量の増減等も、業績等に影響を与える可能性があります。 ② リコール及び製造物責任 当社グループが提供する製品やサービスにおいて、平時より品質基準に基づいた管理を徹底しているものの、想定外の不具合や欠陥が生じるリスクがあります。大規模なリコールや製造物責任が発生した場合は、当社グループのブランド価値や信用の低下を招くほか、損失の発生等により当社グループの業績等に影響が生じる可能性があります。 ③ サプライチェーン等 特装車事業では、トラックのシャシに架装物を設置する性質上、トラックメーカー側の事情によってシャシの供給が遅延することがあり、当社グループの生産が遅延する等によって業績等に影響が生じる可能性があります。 また、各事業において、生産に必要な原材料や部品等の多くを外部から調達しており、複数の競合する仕入先から安定的に調達する方針を取っていますが、当社グループの製品の特殊性や希少性から、他の仕入先への代替が難しいものもあり、特定の仕入先に依存しているケースもあります。これら仕入先からの調達が、国際情勢や災害その他の事象によって遅延又は不能となった場合は、生産に支障が発生し当社グループの業績等に影響が生じる可能性があります。 ④ 原材料価格の高騰等 当社グループでは、生産に必要な鋼材をはじめとする原材料や部品等の多くを外部から調達しております。これらの調達に係る価格が、国際情勢や為替の影響、災害その他の事象によって高騰した場合は、製造原価の上昇等により当社グループの業績等に影響が生じる可能性があります。 ⑤ 販売先の信用リスク 当社グループでは、国内外において複数の多様な販売先に製品及びサービスを提供しておりますが、これらの販売先の信用不安や貸倒れリスクが顕在化した場合、損失の発生あるいは引当金の計上が必要となる場合があり、当社グループの業績等に影響が生じる可能性があります。 ⑥ 海外における事業活動、カントリーリスク 当社グループでは、諸外国に対して製品の輸出や、現地法人による生産・販売並びに部品の調達等を行っております。予期し得ない景気の変動、為替の変動、法規制の改定、経済的に不利な要因の発生、テロ、戦争、その他の要因による社会的又は政治的混乱等のリスクが存在します。こうしたリスクの顕在化により、当社グループの業績等に影響が生じる可能性があります。 ⑦ 脱炭素及び気候変動 当社グループでは、長期及び中期の経営計画において、製品、サービス、ものづくりにおける脱炭素に向けた取り組みを計画的に進めておりますが、これらの活動が予定通り進捗しない場合において、エネルギーの調達コスト増加等により業績等に影響が生じる可能性があります。 また、当社グループにおける気候変動のリスクには、台風、洪水、竜巻など突発的な気象変化に起因する影響と、温暖化など長期的な気象変化による影響が含まれます。これらが当社グループの事業運営に影響を及ぼし、業績等に影響が生じる可能性があります。 ⑧ 法令違反 当社グループにおいて、国内外の各法令や規則に違反又は適合しない状況が発生した場合には、企業としての社会的信用が大きく低下するほか、法令等に基づく会社及び関係者の処分、課徴金、過料、指名停止等が科されることがあり、これらによって当社グループの業績等に影響が生じる可能性があります。 当社と連結子会社である日本トレクス株式会社は、2025年9月25日付で公正取引委員会から独占禁止法に基づく排除措置命令及び課徴金納付命令を受けました。今後はこのような問題を二度と起こさぬよう、グループを挙げてコンプライアンスの徹底を図るとともに、内部管理体制を強化し再発防止に努め信頼の回復に取り組んでまいります。 ⑨ 情報セキュリティ、情報漏洩等 当社グループでは、機密情報を含む電子データ等を処理するため、または研究開発、サプライチェーン管理、製造、販売、会計などの事業活動における活動を推進・サポートするために、各種の情報技術やネットワークを利用しております。これらには必要なセキュリティが施されているものの、サイバー攻撃、不正アクセス、コンピュータウィルス、不正使用、誤用、災害などによって被害を受け、事業活動が停止し、あるいは機密情報を流出させてしまう可能性があります。このような場合、当社グループの業績等に影響が生じる可能性があります。 ⑩ 人材不足への対応と多様な人材の確保 採用難や人材流出は少子高齢化、人口減少の環境下において今後さらに深刻化していくとみられ、人材不足を起因とした品質やサービスの低下によって当社グループの業績等に影響が生じる可能性があります。 当社グループでは、連結全体での採用や人材育成を強化するとともに、グループ内の人材活用を促進することで労働力の確保を行っていきます。加えて人事制度の改善と処遇や福利厚生の強化を図り、多様かつ柔軟な働き方を実現してエンゲージメントの向上にも努めていきます。 ⑪ 重大な労働災害 当社グループにおいて、万が一重大な労働災害が発生した場合は、操業停止を余儀なくされることがあるほか、指名停止処分や損害賠償請求等により、当社グループの業績に影響を及ぼす場合があります。 ⑫ 固定資産の減損 当社グループでは、事業の用に供する様々な資産を有していますが、「固定資産の減損に係る会計基準」及び「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」等の適用により、このような資産においてその収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなることによって減損処理が必要となる場合があります。減損損失が発生した場合、当社グループの業績等に影響が生じる可能性があります。 ⑬ 資本・業務提携、M&A 当社グループでは、持続的な成長に向けた競争力強化の一環として、国内外の他社との事業・資本提携やM&Aを行うことがありますが、今後の市場及び事業環境の変化などにより、当初想定していた効果を得ることができない場合や、提携・出資先の事業において経営及び資産状況の悪化等が生じた場合には、当社グループの業績等に影響が生じる可能性があります。 ⑭ 大規模自然災害、感染症の流行等 当社グループでは、大規模な地震や台風等の自然災害の発生を想定し、事業継続のための各種対策を講じておりますが、実際にこれら大規模災害が発生し、施設・設備の損壊、人的被害、事業の中断等が発生した場合には、当社グループの業績等に影響が生じる可能性があります。 また、社会的影響の大きな感染症の拡大が発生した場合、当社グループの業績等に影響が生じる可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,586字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善や堅調な企業収益等を背景として景気は緩やかに回復した一方で、諸物価の高騰や、米国の通商政策、中東情勢の急速な緊迫化等により、先行きは依然として不透明な状況が続いております。 このような状況下、当社グループは2031年3月期(2030年度)を見据えた長期経営ビジョン ~Kyokuto Kaihatsu 2030~の実現に向けた第2ステップである中期経営計画(3カ年計画)2025-27 [ Creating The Future As One (Ⅱ) ](2025年4月1日~2028年3月31日)の初年度として、高付加価値製品・サービスを通じた社会的課題解決と価値の創造や生産性向上による利益体質の強化、企業価値向上を実現する資本政策の推進など諸施策の実行に努めました。 なお、当社と連結子会社である日本トレクス株式会社(以下、両社)は、2025年9月24日付「公正取引委員会からの排除措置命令及び課徴金納付命令について」で公表いたしました通り、公正取引委員会から独占禁止法に基づく排除措置命令及び課徴金納付命令を受けました。 今回の処分による課徴金額である5,925百万円(当社:2,601百万円、日本トレクス株式会社:3,323百万円)につきましては、独占禁止法関連損失として同額を特別損失に計上しております。 一方で、各命令の内容を精査・確認してまいりましたところ、課徴金納付命令の内容には、事実認定と法解釈において公正取引委員会との間で一部見解の相違があることから、2026年3月17日付「公正取引委員会からの課徴金納付命令に対する取消訴訟の提起について」で公表いたしました通り、両社は課徴金の減額を求めることを目的として課徴金納付命令に対する取消訴訟を提起しました。 今後は、本件取消訴訟において両社の見解について主張及び立証を行い、司法の公正な判断を求めてまいりますが、本件取消訴訟の結果に関わらず、グループを挙げてコンプライアンスの徹底を図るとともに、内部管理体制を強化し再発防止に努め信頼の回復に取り組んでまいります。 この結果、当連結会計年度末の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の財政状態は前連結会計年度末と比較して、総資産は15,549百万円(8.3%)増加して203,297百万円、負債合計は17,917百万円(25.4%)増加して88,393百万円、純資産合計は2,368百万円(2.0%)減少して114,903百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の業績は、売上高は前連結会計年度と比較して(以下、前期比)20,882百万円(14.9%)増加し161,332百万円となりました。営業利益は前期比2,221百万円(33.4%)増加し8,877百万円、経常利益は前期比2,587百万円(37.5%)増加し9,478百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比2,128百万円(36.6%)減少し3,692百万円となりました。 次に連結ベースでのセグメントの概要を前連結会計年度と比較してご説明申しあげます。 ・特装車事業 国内需要は底堅く受注が堅調に推移したほか、製品価格の改定及び生産性の向上に向けた取り組みの効果が現れたことに加えてトラックシャシの供給が改善したこと等に伴い、売上高・利益共に増加しました。 また、2025年4月には特装車の一部製品及び特装車向け補修用部品について販売価格の改定を行いました。 新製品に関しては、2025年4月にBEVシャシ向け電動式ごみ収集車「eパッカー®」の「いすゞ・エルフEV」向け架装の発売と、最長10年の専用フルメンテナンスパックも新設定したほか、10月には当社独自の仕様となる垂直昇降式テールゲートリフタ「パワーゲート® V800tilt」及びIoTを利用した車両管理支援システム「K-DaSS®」が「2025年度グッドデザイン賞」を受賞しました。さらに2026年3月には建設現場のカーボンニュートラル推進と生産性向上に貢献する電動定置式 ピストンクリート®「PT110-20M」を発売しました。 その他、兵庫県三木市の西部パーツセンターを移転拡張し2025年7月に竣工した新西部パーツセンターにおいて、2025年12月に高さ約20メートルの高層ラックを備えた大型自動倉庫を導入しました。同センターについては、2026年1月に愛知県小牧市の中部パーツセンターを統合した上で本格稼働を開始し、部品供給体制のさらなる効率化とサービス品質の大幅な向上を図りました。 さらに、当社のブランド認知向上施策の一環として、兵庫県西宮市でKCJ GROUP株式会社が企画・運営するこどもの職業・社会体験施設である「キッザニア甲子園」に、オフィシャルスポンサーとして「特装車設計会社」パビリオンを2025年7月にオープンしました。 今後に向けた取り組みについては、IoT・AI等の新技術をはじめ、カーボンニュートラルに向けた社会的変革に対応する研究開発体制の強化を目的として建設を進めている当社グループ研究開発拠点(極東開発グループテクニカルセンター)の2026年6月の竣工に向けた準備を進めました。 海外事業では、インドのSATRAC ENGINEERING PRIVATE LIMITEDにおける第二生産拠点となる「チェンナイ工場」が2026年2月に竣工しました。今後、同社の重要顧客であり製品OEM供給先である現地トラックメーカへの製品供給体制の強化をはじめとしたインド市場における一層の事業拡大を図ります。 また、インドネシアのPT. Kyokuto Indomobil Manufacturing Indonesiaにおいて建設している新工場の2026年7月の竣工に向けた準備や、2024年12月にグループ化したオーストラリアのSTG Global Holdings Pty Ltdの運営体制の整備・再構築など、中期経営計画の基本方針でもある海外事業の成長加速に向けた取り組みも併せて実施しました。 当セグメントの売上高は前期比16,556百万円(13.9%)増加し135,265百万円となりました。営業利益は前期比1,622百万円(34.7%)増加し6,298百万円となりました。 ・環境事業 プラント建設では受注済物件の建設工事を進めたほか、新規物件の受注活動を進めました。併せて、メンテナンス・運転受託等のストックビジネスにも注力しました。 新たに取り組んでいるバイオマス事業においては、株式会社中外燐寸社様より受注し岡山市南区にて建設を進めておりました木質バイオマスボイラーが竣工したほか、千葉市様より千葉市動物公園のバイオマスボイラー整備工事を受注しました。 また、2025年12月にはダイハツ工業株式会社様のグループ会社である株式会社ダイハツメタル様の出雲工場(島根県出雲市)においてキュポラ溶融炉で使用される「バイオブリケット」の製造設備一式を納入したほか、2025年5月には長野県北安曇郡松川村様と北アルプス森林組合様との間で締結した協定に基づき取り組んでまいりました熱エネルギー供給事業を、2026年1月より松川村老人福祉プラザ「松香荘」の温浴施設向けに開始しました。 当セグメントの売上高は前期比3,883百万円(27.4%)増加し18,077百万円となりました。営業利益は前期比562百万円(20.3%)増加し3,334百万円となりました。 ・パーキング事業 立体駐車装置はリニューアル及びメンテナンス等のストックビジネスに加え、新規物件の積極的な受注活動に注力しました。 コインパーキングは稼働率の向上と採算性重視の事業展開を進め、売上・利益の確保を図りました。 新規事業であるEV用充電設備設置・充電管理サービス「Charge-mo® (チャージモ)」は、認知向上の活動を進めた結果、2026年2月に沖縄県宮古島市様とEV充電サービスの設備導入に向けて協定を締結しました。同市内8カ所に「Charge-mo®」対応の充電設備を設置し、2026年度内に供用を開始する予定です。 当セグメントの売上高は前期比450百万円(5.5%)増加し8,638百万円となりました。営業利益は前期比118百万円(14.0%)増加し965百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて2,206百万円(10.9%)増加して、22,460百万円となりました。 その主な内訳は次のとおりです。 ・営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動による資金収支は、3,374百万円(前期比△1,850百万円)となりました。資金の主な増加要因は、税金等調整前当期純利益の計上によるものであり、主な減少要因は、法人税等の支払いによるものです。 ・投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動による資金収支は、△7,292百万円(前期比+8,179百万円)となりました。資金の主な増加要因は、投資有価証券の売却によるものであり、主な減少要因は、固定資産の取得によるものです。 ・財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動による資金収支は、6,549百万円(前期比△4,650百万円)となりました。資金の主な増加要因は、長期借入金の増加によるものであり、主な減少要因は短期借入金の返済によるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 特装車事業   135,212   +13.9 環境事業   18,077   +27.4 パーキング事業   8,042   +6.2 合計   161,332   +14.9 (注) 金額は、販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前期比(%)   受注残高(百万円)   前期比(%) 特装車事業   150,758   +12.1   117,190   +17.7 環境事業   20,429   △6.3   49,863   +5.0 パーキング事業   4,128   +10.8   2,403   +22.6 合計   175,315   +9.6   169,456   +13.7 (注)1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2 パーキング事業に含まれるコインパーキング及び不動産賃貸につきましては、継続取引のため除いております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 特装車事業   135,212   +13.9 環境事業   18,077   +27.4 パーキング事業   8,042   +6.2 合計   161,332   +14.9 (注) セグメント間の取引については、相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、決算日における資産、負債の計上金額及び偶発資産、偶発負債の開示及び報告期間における収益・費用の計上金額に影響を与えるような見積り、判断、仮定を必要とします。 当社グループは、継続的に過去の実績あるいは状況に応じ合理的と判断される範囲での様々な仮定に基づき、その見積りと予測を評価しております。これらの評価の結果は、資産、負債、収益及び費用の計上金額についての判断の基礎となります。 これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なる場合があります。当社グループは会社の財政状態及び経営成績に重要な影響を与え、かつその適用にあたってマネジメントの重要な判断や見積りを必要とするものを重要な会計方針であると考えており、その具体的な内容につきましては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、以下のとおりです。 経営成績の分析 ・売上高 当連結会計年度における売上高は、主に特装車事業において国内トラックシャシの供給が回復傾向となったことやオーストラリア STG Global Holdings社のグループ化、環境事業においてプラントが2物件竣工した等により、前連結会計年度と比較して、20,882百万円(14.9%)増加して161,332百万円となりました。各報告セグメントの外部顧客に対する売上高の連結売上高に対する割合は、特装車事業が83.8%、環境事業が11.2%、パーキング事業が5.0%となりました。 ・売上総利益 当連結会計年度における売上総利益は売上高の増加等により前連結会計年度と比較して、5,088百万円(20.6%)増加して29,840百万円となりました。 ・営業利益 当連結会計年度における営業利益は特装車事業における製品価格の改定や生産性向上による効果の現出等により前連結会計年度と比較して、2,221百万円(33.4%)増加して8,877百万円となりました。 ・経常利益 当連結会計年度における経常利益は営業利益の増加や為替差益の計上等により前連結会計年度と比較して、2,587百万円(37.5%)増加して9,478百万円となりました。 ・親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度における親会社株主に属する当期純利益は投資有価証券売却益を計上した一方、独占禁止法関連損失を計上したこと等により前連結会計年度と比較して、2,128百万円(36.6%)減少して3,692百万円となりました。 財政状態の分析 当連結会計年度末の財政状態は、前連結会計年度末と比較して、総資産は15,549百万円(8.3%)増加して203,297百万円となりました。 流動資産につきましては、売上債権及び棚卸資産の増加等により9,626百万円(9.9%)増加して106,560百万円となりました。 固定資産につきましては、投資有価証券の売却を行った一方、土地の取得等により5,922百万円(6.5%)増加して96,736百万円となりました。 負債につきましては、流動負債は短期借入金の減少等により1,054百万円(2.0%)減少して50,968百万円、固定負債は長期借入金の増加等により18,971百万円(102.8%)増加して37,425百万円となりました。 純資産につきましては、配当金の支払い等により、2,368百万円(2.0%)減少して114,903百万円となりました。 なお、当連結会計年度末現在の自己資本比率は55.7%(前連結会計年度末61.8%)となりました。 キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3  事業等のリスク」に記載のとおりです。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、以下のとおりです。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、鋼材や部品等をはじめとした材料の仕入れのほか、外注費、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用です。投資を目的とした資金需要は、設備投資、子会社株式の取得等によるものです。 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、自己資金及び金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は41,998百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は22,460百万円となっております。 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、次のとおりです。 2030年度を見据えた長期経営ビジョン ~Kyokuto Kaihatsu 2030~では、連結ベースで売上高200,000百万円、営業利益率10%、ROE10%とすることを経営目標としております。 また、本長期経営ビジョンの実現に向けた第2ステップである中期経営計画 2025-27 [ Creating The Future As One (Ⅱ) ](2025年4月1日~2028年3月31日)の最終年度である2027年度において連結ベースで売上高190,000百万円、営業利益率8%、ROE8%の達成を経営目標としており、本目標を達成すべく諸施策を実行してまいります。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりです。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。