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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ダイハツインフィニアース

DAIHATSU INFINEARTH MFG.CO.,LTD.6023 · Standard · 輸送用機器

船舶用・陸用ディーゼル機関とガスタービンを主力とし、産業機器や不動産賃貸も手がけるエンジンメーカー。

概要

ダイハツインフィニアースは、ダイハツ工業から分離したディーゼル機関メーカーである。船舶用・陸用の内燃機関を主力とし、売上高の約95%を内燃機関部門が占める。2025年3月期の連結売上高は888億円、営業利益率8.6%、従業員数1,476人。大阪市北区に本社を置き、国内外に販売・生産子会社を持つ。

売上の九割超を占める内燃機関部門

事業は内燃機関部門とその他部門に分かれる。内燃機関部門は舶用機関と陸用機関から成り、2025年3月期の部門売上高は833億円で連結全体の94.6%を占める。舶用機関は主にばら積み船やタンカー向け中小型ディーゼル機関を供給し、陸用機関は常用・非常用電源として需要がある。セグメント利益は114億円で、全体の営業利益を上回るが、これは全社費用を調整額として控除するためである。

国内外に広がる販売子会社網

国内には東日本、中日本、四国、西日本の4地域販売子会社を置き、さらに部品販売や運送を担う子会社がある。海外では北米(アメリカ)、アジア(シンガポール)、欧州(イギリス)、中国(上海)に販売子会社を設立し、各地域の代理店機能を担う。中国では安慶中船柴油機有限公司との合弁会社も持つ。これら子会社を通じて、世界中の造船所や発電事業者に製品を届ける。

親会社依存度と安定的な収益構造

親会社であるダイハツ工業への依存度は高いが、同社はトヨタグループの小型車生産を担い、安定した需要がある。一方、ダイハツインフィニアースの売上は直接的な自動車部品ではなく、船舶用・陸用機関が主体であり、独自の市場を持つ。過去10期の売上高は545億円から888億円へと増加傾向にあり、営業利益率は2025年3月期に8.6%と安定している。自己資本利益率(ROE)は2025年3月期で約8%と推計され、中長期目標としてROE12%以上を掲げる。

業界の中での役割は舶用・陸用エンジンメーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
881億円
営業利益
76億円
営業利益率
8.6%
純利益
59億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01船舶・陸用発電・産業機械主力

船舶用ディーゼル機関、陸用ディーゼル機関、ガスタービンおよびその部品を製造・販売している。国内販売会社や海外子会社を通じて販売網を構築。

主な製品・サービス3
船舶用ディーゼル機関
船舶の推進用・発電用ディーゼルエンジン。
陸用ディーゼル機関
発電や産業用に用いられるディーゼルエンジン。
ガスタービン
小型・高出力が特徴の回転機械。発電や船舶などに利用。

02自動車・輸送機器準主力

アルミホイールの販売を行っている。親会社のダイハツ工業向けなど。

主な製品・サービス1
アルミホイール
自動車用の軽量アルミホイール。

03不動産・その他副次

不動産賃貸(貸事務所)、太陽光発電事業、精密部品製造、運送・倉庫管理請負などを展開。

主な製品・サービス3
不動産賃貸サービス
オフィスビルの賃貸。
太陽光発電
太陽光による発電事業。
精密部品
ノズル等の精密部品の製造。

製品と技術

主力の舶用ディーゼル機関と環境対応

舶用ディーゼル機関は当社の最大事業で、2025年3月期の売上高は718億円(内燃機関部門の86%)。主にばら積み船やタンカー向けの中・小型機関を供給し、燃費性能と環境対応が強みである。近年はデュアルフューエル機関(LNG・重油切り替え可能)の需要が増加し、受注残高を押し上げている。メンテナンス関連売上も堅調で、機関別データ統合基盤を活用したサービス事業の拡大を計画している。

陸用ディーゼル機関とガスタービン

陸用ディーゼル機関は非常用発電機や常用電源として利用され、2025年3月期の売上高は115億円。ガスタービンもラインアップに加え、発電所や船舶の補機として供給する。三井E&Sとの技術提携によりガスエンジンの開発を進め、都市ガスを燃料とするコージェネレーションシステムにも対応。陸用部門のセグメント利益は17.6億円と安定している。

精密部品と不動産・売電のその他部門

その他部門には精密部品(子会社日本ノッズル精機のノズル部品)、アルミホイール販売、不動産賃貸、太陽光発電売電が含まれる。2025年3月期の売上高は46.9億円で全体の5.3%だが、利益率は約8.8%と内燃機関部門より低い。精密部品はディーゼル機関向け燃料噴射ノズルを製造し、グループ内だけでなく外部顧客にも供給する。不動産賃貸は本社ビルや旧本社跡地の再開発物件で構成される。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

輸送用機器のなかでの位置

自動車部品で中堅、エンジン関連に強み

ダイハツインフィニアースは、ダイハツグループに属する自動車部品メーカー。同業のトヨタ紡織やユニプレスと比べ売上規模は小さく(約888億円)、特定顧客への依存度が高い。エンジン部品や駆動系部品に特化しており、業界内では中堅のポジション。安定した収益性(営業利益率8.5%超)を誇るが、電動化シフトに伴う需要変化がリスク。また、ジャパンエンジンコーポレーションのようなエンジン専門企業ほど特化していない。

強み

  • 営業利益率8.5%超で、財務体質が比較的良好。
  • グループ企業として、安定的な受注と密接な連携が可能。
  • 内燃機関関連技術に強みを持ち、品質面で評価。
  • 生産効率化により、低コストで部品を供給。

課題

  • エンジン需要減少に備え、EV部品など新領域への展開が必要。
  • ダイハツ依存度が高く、同社の業績変動に影響を受けやすい。
  • 売上高が横ばい傾向にあり、新たな成長ドライバーが乏しい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

輸送用機器の時価総額近傍。太字がダイハツインフィニアース

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17222日産車体1,249億円18.1倍
26455モリタホールディングス1,115億円10.9倍
37279ハイレックスコーポレーション999億円2.3倍
47241フタバ産業999億円6.2倍
57246プレス工業978億円11.6倍
66023ダイハツインフィニアース953億円12.8倍
77226極東開発工業925億円24.0倍
86016ジャパンエンジンコーポレーション889億円18.6倍
97239タチエス829億円8.7倍
107292村上開明堂824億円13.0倍
117231トピー工業742億円6.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

ダイハツ工業の一部門から独立した1966年

1966年5月、ダイハツ工業株式会社は船舶用および汎用ディーゼル機関を手掛けていた大阪事業部を分離し、「ダイハツディーゼル株式会社」として独立させた。これが現法人の直接の創業である。登記上の設立日は1970年の合併により1939年4月29日とされているが、実質的な事業開始は1966年である。分離当初からディーゼル機関の製造・販売を専門とし、親会社のダイハツ工業とは異なる市場を開拓した。

生産拡大と株式上場に至る1970年代

1969年8月に滋賀県守山市に守山工場を建設し、生産拠点を確保した。1970年4月には株式額面変更のための合併を実施し、同時に四国地区の販売代理店を設立。1972年12月には中日本地域の販売子会社を設立し、国内販売網を整備した。1977年11月には大阪証券取引所市場第二部に株式を上場し、資金調達力を強化。1979年には守山第二工場を建設し、生産能力を拡大した。

海外販売網と技術提携を加速した1980年代

1981年9月に米国子会社を設立し、北米市場へ直接販売を開始。同年12月には運送・梱包子会社を設立した。1982年1月、中国の安慶中船柴油機有限公司および陜西柴油機重工有限公司とディーゼル機関の技術提携契約を締結し、中国市場への足がかりを得た。同年8月にはシンガポール子会社、1983年10月には英国子会社を設立し、アジア・欧州の販売網を完成させた。1986年には守山第二工場に精機メカトロ工場を建設し、新事業を開始。

品質認証と中国事業拡大の1990年代~2000年代

1990年9月に本社を大阪市中央区へ移転。1994年1月には英国LRQAからISO9001認証を取得し、品質管理体制を国際基準に適合させた。2000年5月、中国に上海販売子会社を設立し、中国事業を本格化。同年12月には守山工場がISO14001認証を取得。2004年10月には三井造船(現三井E&S)とガスエンジンの技術提携契約を結び、次世代燃料への対応を始めた。2007年7月、中国の安慶中船柴油機との合弁会社を設立し、現地生産に乗り出した。

社名変更と中長期ビジョン策定の2020年代

2023年11月、中長期ビジョン「POWER! FOR ALL beyond 2030」を公表し、カーボンニュートラル社会を見据えた次世代燃料機関の開発と収益力向上を掲げた。2025年には社名を「ダイハツディーゼル」から「ダイハツインフィニアース」に変更し、地球環境への貢献を強調。2026年5月には創立60周年を迎え、同年3月期の連結売上高は888億円、営業利益76億円と過去最高を更新した。しかし、翌期の売上高は881億円と微減を見込む。

年表29件を開く

1960年代

  • 1966年5月創業ダイハツ工業株式会社から、船舶用および汎用ディーゼル機関の製造・販売を行っていた大阪事業部を分離し、新たに「ダイハツディーゼル株式会社」を設立。
  • 1968年8月九州地区の内燃機関販売代理店として長崎マリンサービス株式会社を設立。(現ダイハツインフィニアース西日本株式会社・連結子会社)
  • 1969年8月滋賀県守山市に守山工場を建設、操業開始。

1970年代

  • 1970年4月創業株式額面金額を変更するため会社合併を行った。(登記上の設立年月日:1939年4月29日)
  • 1970年4月四国地区の内燃機関販売代理店としてダイハツディーゼル今治サービス株式会社を設立。(現ダイハツインフィニアース四国株式会社・連結子会社)
  • 1972年12月近畿・中国・山陰地区の内燃機関販売代理店として中日本ダイハツディーゼル販売株式会社を設立。(現ダイハツインフィニアース中日本株式会社・連結子会社)
  • 1977年11月上場大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 1979年1月滋賀県守山市に守山第二工場を建設、操業開始。
  • 1979年1月関東・東北・北海道地区の内燃機関販売代理店として東日本ダイハツディーゼル販売株式会社を設立。(現ダイハツインフィニアース東日本株式会社・連結子会社)

1980年代

  • 1981年9月米国に北・中米総販売代理店としてDAIHATSU DIESEL (U.S.A.) ,INC.を設立。(現DAIHATSU INFINEARTH (AMERICA) ,INC.・連結子会社)
  • 1981年12月内燃機関の塗装・梱包・運送を目的としてダイハツディーゼル輸送株式会社を設立。(現ディーエス商事株式会社・連結子会社)
  • 1982年1月中国の安慶中船柴油機有限公司および陜西柴油機重工有限公司とディーゼル機関に関する技術提携契約を締結。
  • 1982年8月シンガポールにアジア総販売代理店としてDAIHATSU DIESEL (SINGAPORE) PTE. LTD.を設立。(現DAIHATSU INFINEARTH (ASIA PACIFIC) PTE. LTD.・連結子会社)
  • 1983年8月守山第二工場に部品センター、研究工場を建設。
  • 1983年10月英国に欧州総販売代理店としてDAIHATSU DIESEL (EUROPE) LTD.設立。(現DAIHATSU INFINEARTH (EUROPE) LTD.・連結子会社)
  • 1986年9月近畿地区の部品販売会社としてディー・ディー部品サービス株式会社を設立。(現ダイハツインフィニアース部品サービス株式会社・連結子会社)
  • 1986年11月守山第二工場に精機メカトロ工場を建設、精機メカトロの生産開始。

1990年代

  • 1990年9月大阪市中央区に本社移転。
  • 1991年11月旧本社跡地に積水ハウス株式会社他2社と再開発事業を行うにあたりダイハツディーゼル梅田シティ株式会社を設立、貸事務所および駐車場業を開始。(現ダイハツインフィニアース梅田シティ株式会社・連結子会社)
  • 1993年12月中国に上海事務所を開設。
  • 1994年1月英国LRQAから国際品質標準規格のISO9001の認証を取得。

2000年代

  • 2000年5月中国に中国総販売代理店としてDAIHATSU DIESEL (SHANGHAI) CO.,LTD. (現DAIHATSU INFINEARTH (SHANGHAI) CO.,LTD.・連結子会社)を設立。
  • 2000年12月守山工場に国際環境基準ISO14001の認証を取得。
  • 2001年10月守山第一工場に技術開発センター、史料館を建設。
  • 2004年4月台湾に台湾事務所を開設。
  • 2004年10月三井造船株式会社(現・株式会社三井E&S)とガスエンジンに関する技術提携契約を締結。
  • 2005年7月大阪市北区に本社移転。
  • 2005年9月守山工場に中国船級社(CCS)工場認定を取得。
  • 2007年7月安慶中船柴油機有限公司との共同出資による合弁会社DAIHATSU DIESEL ANQING IRONWORKS.CO.,LTD.(現DAIHATSU INFINEARTH ANQING IRONWORKS.CO.,LTD.)を設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益2028年3月期まで90億円
  • ROE2028年3月期まで12.0%以上
  • 営業利益2031年3月期まで120億円
  • ROE2031年3月期まで12.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業基盤の強化(安全・品質・生産性向上)

    安全・品質の徹底を最優先に、大型設備投資を実行し生産台数増加や製品ミックス変化に対応。全社横断で業務効率化と生産性追求を進め、安定した事業運営と将来成長を支える基盤を強化する。

  2. 02

    成長領域への対応と収益体質改善

    カーボンニュートラル社会の流れを成長機会と捉え、次世代燃料対応機関の開発・市場投入を推進。原価構造見直し、内製化、調達最適化、生産性向上により収益体質を改善し、成長投資の成果を収益力向上に結びつける。メンテナンス分野ではAI/IoT活用でデータ基盤を再構築し、サービタイゼーション事業を拡大する。

  3. 03

    経営基盤の強化(DX・人材・ガバナンス)

    DXにより業務の仕組みそのものを変革し経営革新を推進。次世代人材育成と挑戦できる職場環境を整備。監査機能を核としたガバナンス体制を強化し、経営の透明性と意思決定の質向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,476人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は700万円で、9期前と比べて+15.8%平均年齢は40.3歳、平均勤続年数は13.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,188
2018年3月1,237
2019年3月60541.117.11,247
2020年3月60741.417.21,256
2021年3月60441.116.61,263
2022年3月59041.316.61,258
2023年3月62041.316.31,270
2024年3月64341.215.81,327
2025年3月60041.515.71,377552
2026年3月70040.313.61,476515

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率51.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)80.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社13(国内 9 / 海外 4、うち連結子会社 13) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
姫路工場 — 兵庫県姫路市9,824百万円
守山第一工場 — 滋賀県守山市8,306百万円
守山第二工場 — 滋賀県守山市4,309百万円
本社 — 大阪市北区2,450百万円
本社 — 埼玉県 久喜市1,345百万円
関西事業部 — 兵庫県 加古川市621百万円
主な関係会社
  • 海外
    DAIHATSU INFINEARTH (ASIA PACIFIC)PTE.LTD.
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    DAIHATSU INFINEARTH (EUROPE) LTD.
    英国 ロンドン · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    DAIHATSU INFINEARTH (AMERICA) , INC.
    米国 ニューヨーク · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    DAIHATSU INFINEARTH (SHANGHAI) CO.,LTD.
    中国 上海 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ダイハツインフィニアース部品サービス㈱
    滋賀県 守山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ダイハツインフィニアース東日本㈱
    東京都 台東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ダイハツインフィニアース中日本㈱
    広島県 福山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ダイハツインフィニアース四国㈱
    愛媛県 今治市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ダイハツインフィニアース西日本㈱
    福岡市 東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ディーエス商事㈱
    大阪市 北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ダイハツインフィニアース姫路㈱
    兵庫県 姫路市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ダイハツインフィニアース梅田シティ㈱
    大阪市 北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社1社を開く
  • 日本ノッズル精機㈱埼玉県 久喜市94%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    平成27年度 小松空港無線用発電設備外1カ所精密保守
    国土交通省 · 2015-07-17
    450万円
  • 調達
    令和5年度 福岡空港1,000kVA発電設備精密保守
    国土交通省 · 2023-10-12
    417万円
  • 調達
    平成27年度平田基地局125kVA発電設備精密保守
    国土交通省 · 2015-09-16
    185万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は881億円営業利益76億円前期と比べると減収増益で、売上が-0.8%、利益が+0.0%。

売上高
-0.8%
881億円
営業利益
+0.0%
76億円
純利益
+3.5%
59億円
営業利益率
8.6%
前期比 +0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,070億円881億円
営業利益100億円76億円
純利益71億円59億円
1株あたり配当¥83¥83

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は233億円、営業利益は23億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+32.4%、営業利益は+360.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q24919
2024年1Q17652.85
2024年2Q19642.014
2024年3Q206125.87
2024年4Q24025
2025年2Q429327.521
2025年4Q459449.636
2026年2Q415256.021
2026年4Q4665110.938
2027年1Q233239.915

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は545億円から881億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は8.6%。純利益は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月5452823
2014年3月5764927
2015年3月6234730
2016年3月5705436
2017年3月5893423
2018年3月6023121
2019年3月5732618
2020年3月6012920
2021年3月567117
2022年3月5762520
2023年3月7213729
2024年3月8185551
2025年3月88876768.657
2026年3月88176808.659

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高881億円のうち、営業利益として残るのは76億円8.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は59億円、売上の6.7%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.8%668億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.6%137億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.6%76億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
24.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.5pt
8.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.0pt
6.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+7.0pt
12.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが91億円、投資CFが−135億円で、差し引きのフリーCFは−44億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は210億円で、売上の2.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月287−1035191
2014年3月99−15−1284262
2015年3月−2−15−27−17220
2016年3月34−33−151206
2017年3月50−371713234
2018年3月45−61−14−16204
2019年3月48−521−4201
2020年3月16−11−15205
2021年3月30−18−2312195
2022年3月79−13166264
2023年3月45−31−2014258
2024年3月475−2152291
2025年3月94−65−10829210
2026年3月91−13535−44210

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,105億円。このうち返さなくてよい自己資本が494億円で、自己資本比率は44.7%(業種中央値53.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月65126638540.9
2014年3月73728844939.1
2015年3月72131640543.8
2016年3月75134240945.6
2017年3月79036542546.1
2018年3月81038142947.0
2019年3月82539343247.5
2020年3月85640645047.5
2021年3月80441239251.2
2022年3月89343146248.2
2023年3月95445749747.9
2024年3月1,01450850650.1
2025年3月96144251945.9
2026年3月1,10549461144.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
233億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
536億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
216億円
在庫として抱えている分
負債合計
611億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
77
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率17 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

輸送用機器 82社との比較

同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率82社中12位あたり、逆に低いのは配当利回り82社中56位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.7%/中央値 5.7%
P25 3.3%P75 9.7%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
8.6%/中央値 5.1%
P25 2.6%P75 7.3%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
44.7%/中央値 53.0%
P25 40.5%P75 65.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
-0.8%/中央値 2.1%
P25 -1.4%P75 6.5%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.8%/中央値 3.2%
P25 2.4%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,991で、1年前と比べて-3.8%過去52週の値幅のなかでは66%の位置にある。

¥2,991-4.0%1ヶ月-1.1%1年-3.8%時価総額953億円
過去52週の値幅
安値¥1,974高値¥3,525

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.8倍
PER (会社予想)10.7倍
PBR1.55倍
配当利回り2.77%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月17日の2604円から上昇基調に転じ、8月3日には2910円まで急伸しました。その後も上昇を続け、8月6日には3090円まで達しました。8月21日には3010円で、1か月で+9.93%の上昇です。年初来では+3.75%と小幅高ですが、52週高値3525円からは15%下落しています。25日移動平均線(2867.56円)を5%上回り、短期的には上昇トレンドです。出来高は8月3日に920,700株と急増し、その後も高水準が続いています。RSIは62.31で、上昇傾向にあります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)

PERは12.92倍と業界平均16.66倍を下回り、予想PER10.8倍はさらに低い。PBR1.56倍は業界平均1.13倍を上回るが、ROE12.7%と高収益性がそれを正当化。配当利回り2.76%は業界平均2.96%に近く、配当性向31.1%で安定。総合的に割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.8倍16.3倍
PER (予想)10.7倍
PBR1.55倍1.12倍
ROE12.7%7.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、親会社ダイハツの認証不正問題による生産・販売への影響と、グループ外顧客開拓の進捗である。強気派は、ダイハツの生産正常化により部品受注が回復するとみる。また、トヨタグループ全体からの受注拡大や、電動化に伴う部品需要の変化に対応する技術力に期待する。一方、弱気派は、ダイハツの生産台数が今後横ばい以下にとどまる可能性や、電動化でエンジン部品の需要が長期的に減少すると懸念する。また、親会社依存が高く、経営の自主性が限られる点を指摘する。業績はダイハツの動向に左右されるため、同社単独の戦略に注目が集まる。

プラスに働く材料7
  • 生産回復の恩恵

    ダイハツの認証問題は2024年に沈静化し、正常生産に戻りつつある。

  • トヨタグループでの地位

    ダイハツを通じてトヨタグループに採用され、ハイブリッド車向け部品の需要も見込める。

  • 高水準の利益率

    営業利益率8.6%と業界平均並みで、コスト管理がしっかりしている。

  • 純利益59億円で2期連続増益2026年3月期影響

    純利益は51億円→57億円→59億円。増益基調が続く。

  • 営業利益76億円を2期連続維持2026年3月期影響

    営業利益は2025年・2026年とも76億円。営業利益率8.6%前後で安定。

  • 予想PER10.8倍と割安感継続影響

    実績PER12.92倍に対し予想PER10.8倍。収益拡大で評価が低下する。

  • ROE12.7%と高水準の資本効率継続影響

    ROE12.7%を維持し、PBR1.56倍とバランスが取れている。

マイナスに働く材料7
  • 親会社依存リスク

    売上高の大部分がダイハツ向けで、同社の生産計画に業績が左右される。

  • 電動化の逆風

    エンジン部品が主体で、EVシフトが進むと需要が減少する可能性がある。

  • 成長の限界

    売上高は横ばい傾向で、海外展開が遅れており、今後の大幅な成長は見込みにくい。

  • 売上高881億円と前期比7億円減2026年3月期影響

    売上高は888億円→881億円に減少。成長の伸び悩みが意識される。

  • 営業利益76億円横ばいで増益ゼロ2026年3月期影響

    前期から営業利益76億円のまま。増益が見込めず、上値が重い。

  • 外国人保有28.85%と変動リスク継続影響

    外国人保有比率28.85%と高く、海外市況悪化時に売り圧力が強まる。

  • PBR1.56倍と純資産の1.5倍超継続影響

    PBR1.56倍。ROE12.7%が維持できなければ割高感が強まる。

次の決算で確かめる点
ダイハツ向け売上比率
親会社依存度を測り、リスクの大きさを確認する。
グループ外売上比率
顧客基盤の多様化は依存度低下につながり、成長の鍵を握る。
EV向け部品売上
電動化への対応度を示す指標で、将来の競争力を占う。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり83で、前期から+11.3%いまの株価に対する利回りは2.77%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥83
1株あたり
配当利回り
2.77%
いまの株価に対して
配当性向
31.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1523.4
2018年3月150.024.5
2019年3月150.037.6
2020年3月150.032.1
2021年3月150.065.6
2022年3月150.021.8
2023年3月2886.732.0
2024年3月4975.036.2
2025年3月6226.541.5
2026年3月6911.331.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥83

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ8,411人。区分でいちばん多いのは個人・その他33.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が32.9%を占め、残る67.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他11.913.718.916.832.833.8
外国法人26.727.121.624.828.628.8
事業法人46.846.245.845.825.822.6
自己株式0.30.30.90.620.320.1
金融機関13.211.612.611.310.910.3
証券会社1.31.41.11.31.94.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01今治造船株式会社15.70
02PERSHING-DIV.OF DLJ SECS.CORP.(常任代理人 シティバンクエヌ・エイ東京支店)8.38
03株式会社三菱UFJ銀行2.32
04BNP PARIBAS SYDNEY/2S/JASDEC/AUSTRALIAN RESIDENTS(常任代理人 香港上海銀行東京支店)2.11
05株式会社りそな銀行1.85
06楽天証券株式会社共有口1.67
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ証券銀行)1.46
08JAPAN ABSOLUTE VALUE FUND(常任代理人 立花証券株式会社)1.19
09DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.15
10NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE U.S. TAX EXEMPTED PENSION FUNDS SEC LENDING(常任代理人 香港上海銀行)1.15

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+226%、1株純資産は14期で+132%。直近期のROEは12.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月718358.96.816.6
2014年3月869059.96.610.1
2015年3月9499110.08.19.6
2016年3月1131,07410.95.915.2
2017年3月731,1446.69.523.4
2018年3月661,1955.613.224.5
2019年3月571,2324.710.937.6
2020年3月631,2765.06.332.1
2021年3月221,2961.722.465.6
2022年3月621,3554.78.221.8
2023年3月931,4476.65.832.0
2024年3月1631,60510.79.236.2
2025年3月1811,73812.09.541.5
2026年3月2331,94212.78.831.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額374百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
堀田佳伸代表取締役 社長60127,700
森本国浩代表取締役 副社長6117,800
佐長利記取締役 専務執行役員5645,900
浅田英樹取締役 専務執行役員5739,300
水科隆志取締役 常務執行役員5652,500
早田陽一取締役 常務執行役員5740,400
竹田千穂取締役53
佐藤宏明取締役66
酒井田浩之取締役60
菅野秀夫取締役682,000
正田敦己常勤監査役637,900
松原佳弘監査役65
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
小堀孝一監査役67

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)62733831152
社外取締役532326
監査役1181818
社外監査役313134

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容672字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社および子会社等18社より構成され、内燃機関・産業機器の製造販売事業および不動産賃貸事業等を展開しています。 事業内容と当社および関係会社の当該事業に係る位置づけは、次のとおりであります。 区 分       主要製品(事業)   主要な会社 内 燃 機 関 部 門   舶用・陸用機 関 関 連   船舶用ディーゼル機関 陸用ディーゼル機関 ガスタービン 同上の部品の製造   当社、ダイハツインフィニアース姫路㈱ 船舶用ディーゼル機関陸用ディーゼル機関ガスタービン同上の部品の販売   当社、ダイハツインフィニアース東日本㈱、ダイハツインフィニアース中日本㈱、ダイハツインフィニアース四国㈱、ダイハツインフィニアース西日本㈱DAIHATSU INFINEARTH (ASIA PACIFIC)PTE.LTD.DAIHATSU INFINEARTH (EUROPE)LTD.DAIHATSU INFINEARTH (AMERICA) ,INC.DAIHATSU INFINEARTH (SHANGHAI)CO.,LTD. 運送業 倉庫内管理請負業   ディーエス商事㈱ ダイハツインフィニアース部品サービス㈱ その他の部門   産業機器関連   アルミホイールの販売   当社 不動産賃貸関連   貸事務所業   当社、ダイハツインフィニアース梅田シティ㈱ 売電関連   太陽光発電事業   当社 精密部品関連   精密部品   日本ノッズル精機㈱ 以上の関連を概要図に示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,269字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)会社の経営の基本方針 当社は「たくましい創造性とすぐれた技術を磨きあげ、社会を豊かにする価値を提供し、人々との共生を願い、限りなく前進する」ことを企業理念として掲げております。 この企業理念のもと、『①お客様に満足いただける新しい商品とサービスの提供、②地球環境との調和のとれたグローバルな事業展開、③企業環境の変化に迅速に対応して適正な利益を確保できる、強靱で柔軟性のある企業体質と、活力に満ちた明るい企業風土の確立』を経営方針としております。この経営方針を実践することで、グループ各社が一体となった事業活動を展開し、顧客、株主、取引先そして従業員等当社に関わる皆様にとって大きな存在価値を認めていただける企業グループとして、さらなる発展・繁栄を目指していく所存であります。 (2)目標とする経営指標 当社グループでは、収益性と資本効率を重視する観点から、売上高営業利益率、自己資本利益率(ROE)を経営数値目標として掲げて企業経営に取り組んでおります。 現状評価で認識した当社課題を踏まえ2028年3月期までに営業利益90億円、ROE12.0%以上の達成、2031年3月期までに営業利益120億円、ROE12.0%以上の達成を目指します。 (3)中長期的な会社の経営戦略および対処すべき課題 当社グループは、2023年11月に公表した中長期ビジョン「POWER! FOR ALL beyond 2030」のもと、持続的な成長と企業価値の向上に取り組んでおります。 当連結会計年度においては、受注残高の増大やDX推進基盤の整備など、将来の成長に向けた進展がありました。一方で、受注を着実に収益へ転換し、持続的な成長につなげていくためには、安全、品質、収益力および生産性をより高い水準で実現していくことが不可欠であることも、一層明確になりました。また、地政学リスクの高まりをはじめ、事業環境の不確実性は増しており、外部環境の変化に左右されにくい事業基盤と経営基盤の確立がこれまで以上に重要となっております。 こうした認識のもと、当社グループは、事業基盤の強化を土台に、成長領域への対応を着実に進めるとともに、収益体質の改善とそれを支える経営基盤の強化を通じて、中長期的な企業価値の向上を図ってまいります。そのため、以下の課題に重点的に取り組んでまいります。 ① 安全・品質・生産性の向上による事業基盤の強化 安全および品質は、事業継続と競争力を支える基盤であり、お客様からの信頼を維持し、安定した供給責任を果たしていくうえでも不可欠です。そのため、これらの徹底を最優先で進めてまいります。あわせて、大型設備投資を着実に実行し、生産台数の増加や製品ミックスの変化に的確に対応できる体制を整備してまいります。さらに、開発、生産、営業および管理の各領域が一層緊密に連携し、全社横断で業務の効率化と生産性の追求を進めることにより、安定した事業運営と将来の成長を支える事業基盤の強化を図ってまいります。 ② 成長領域への対応と収益体質の改善 カーボンニュートラル社会の実現に向けた潮流は、当社グループにとって中長期的な成長機会であると捉えております。この成長機会を着実に取り込むため、次世代燃料対応機関の開発および市場投入に向けた取り組みを進めてまいります。あわせて、機関の提供にとどまらず、メンテナンスや各種ソリューションの提供を通じて、お客様への新たな付加価値の創出を図ってまいります。 そのうえで、持続的な企業価値向上に向け、受注の拡大を着実に収益の増大へ結びつけることを重要課題と位置づけ、原価構造の見直し、内製化の推進および調達の最適化を進めるとともに、生産性をより高い水準で実現することにより、収益体質の改善を進めてまいります。加えて、成長投資の成果を着実に収益力の向上へつなげることにより、成長性と収益性を両立できる事業運営の確立を目指してまいります。 メンテナンス分野では、AIやIoTの活用により、これまで営業活動への活用が中心であった機関別データ統合基盤を生産・調達・販売・財務・アフタサービスの各プロセスにも拡張し、再構築することで、バリューチェーン全体の競争力向上を図ってまいります。さらに、このデータ基盤を活用し、包括メンテナンス契約等を通じて、お客様への価値提供の機会を増やし、サービタイゼーション事業の拡大につなげてまいります。 ③ DX・人材・ガバナンスを通じた経営基盤の強化 持続的成長を実現するためには、事業面の取り組みに加え、それを支える経営基盤の強化が不可欠であると考えております。DXについては、単なるデジタル化ではなく、業務の仕組みそのものの変革へとつなげることで、経営革新を進めてまいります。また、次世代を担う人材の育成と成長支援を進めるとともに、従業員一人ひとりが自律的に考え、挑戦できる職場環境を整え、その実践を支えてまいります。 さらに、監査機能を核としたガバナンス体制の強化に取り組み、経営の透明性および意思決定の質を高めるとともに、事業環境の変化に的確に対応できる経営基盤を構築することで、持続的成長と健全な企業統治の両立を実現してまいります。 これら3つの取り組みを着実に実行することにより、当社グループは、事業基盤、収益体質および経営基盤を一段と強固なものとし、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上につなげてまいります。
事業等のリスク8,340字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業の状況および経理の状況等に関する事項のうち、経営者がリスクとなる可能性があると認識している主要な事項(事業等のリスク)は以下のとおりであります。 事業等のリスクの洗い出しに際して、事業遂行上に起こりうるリスクの発生要因に基づき、ビジネスリスクとオペレーションリスクに分類し、各リスクに応じた対策を立案・遂行し、リスク管理の実効性を検証し、対応しております。 ビジネスリスク(Business)    事業環境の不確実性がある中、事業戦略を策定・遂行することで、事業成果を獲得するために、意思決定を通じ健全な範囲で負担することを選択したリスク オペレーションリスク(Operation)    外生的事象が生起することから事業オペレーション上で発生可能性がある事象および損失であり、対策を講じて一定水準以下になるよう管理するリスク 主要なビジネスリスク、オペレーションリスクの内容と対策は以下のとおりです。 リスク   内容   対応 Business(1)カーボンニュートラルに向けた開発リスク   ・国際海運の2050年の温室効果ガス(GHG)排出ネットゼロ(実質ゼロ)が求められ、削減目標は前倒しされています。 ・海運・造船業界におけるカーボンニュートラルは、舶用機関の開発を中心に実現されるというのが主流の見方ではあるものの、どの次世代燃料が主流となるかについては見解が分かれています。 ・開発リソースの投入・開発時期次第では、当社の研究開発テーマが実用化されず、新製品の開発が著しく遅延または断念される場合には、競争力が低下し、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・舶用機関メーカーとしてどの燃料にも対応できるよう、研究開発を進めていますが、選択肢が多岐に渡る中、次世代燃料の技術開発には一定の投資が必要であるため、動向を見ながら開発テーマの絞込みや優先順位付けを今後進めております。 ・次世代燃料対応機関の組立・試運転工程の追加に向け、姫路工場のエリア拡張を行い、既存燃料機関と次世代燃料機関(メタノール・アンモニア等)の生産に対応できるよう設備投資を行っております。 ・自前主義にこだわらず、産官学との連携を通じ、研究リソースの適正な配分に努めてまいります。 Business(2)中国市場リスク   ・中国の造船所では建造能力を拡大しながら受注を伸ばし、世界シェアを近年急拡大しています。当社機関も納入を伸ばしておりますが、市況の急激な変化による反動により、機関納入が落ち込む可能性があります。 ・当社は中国ライセンシー2社と技術提携関係を40年以上継続しており、連結販売子会社・ライセンシーを通じ、中国市場での当社ブランドの拡販施策を実施しております。しかし、想定外の事情で中国市場が縮小し、中国ライセンシーのエンジン生産量が急減した場合、当社の成長戦略に齟齬が生じる可能性があります。   ・当社との関係の深い船主が発注する新造船案件での、当社機関の受注確保に注力しております。また、当社は中国の造船所との長期に亘る関係をこれまで構築してきており、主要造船所からの受注確保に取り組んでおります。 ・中国での市場性を想定したライセンス機種の検討や生産・品質面での支援を含めた技術供与のあり方をライセンシーと適宜協議しながら進めております。 ・中国ライセンシーの機関生産の原価低減に向けた支援を行っております。 リスク   内容   対応 Business(3)調達リスク   ・当社製品の開発・生産は、仕入先からの一定数の部材やサービスの供給に依存しており、当社事業において、これらが必要に応じて、適正なコストでタイムリーに入手可能なことが重要となります。自然災害や事故、または仕入先の経営悪化、後継者不在による廃業など様々な要因での供給の遅滞や停止、コストアップ等で当社製品に関する開発や生産に遅滞や停止が発生した場合、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・仕入先との良好な取引関係の確立・維持に努め、また、調達の停止リスク回避を考慮した仕入先の複数確保、必要在庫の保有等の対策を講じてまいります。 仕入先の事業継続に関しても定期的に精査し、適宜代替となる仕入先の検討を実施してまいります。取引先の状況次第では事業継続へ向けた支援等も検討してまいります。 ・当社グループでは最適な部材やサービスをグローバルに調達しておりますが、リスク回避検討の一つとして、付加価値取り込みも視野に入れた内外製の検討も進めております。 Business(4)一部調達先への技術依存がもたらすリスク   ・主要な部品の一部には、特定の高度な技術を有し、調達先に依存するため調達先の供給不足、納入遅延等の発生により、販売機会損失発生や、適正な在庫水準を維持できない状況が想定されます。また、特定材料の値上げ要請を受ける状況があった場合、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・基幹部品の内製化投資および生産能力増強や調達先の多様化により、調達の安定化を図るとともに、原価低減に結びつけてまいります。 ・次世代燃料対応機関開発において、調達先を見極めるとともに、知財戦略に基づき重要技術の自社保有を目指してまいります。 Business(5)知財リスク   ・当社グループは、製品開発の中で技術あるいはノウハウを蓄積し、それらを保護するための知的財産権の取得に努めておりますが、第三者が当社グループの知的財産権を使用して類似製品を製造、販売することを防止できない可能性があり、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・当社グループでは他社の権利を侵害しないように製品の開発を進めておりますが、意図せず、または見解の相違等により第三者の知的財産権を侵害することにより、訴訟その他解決に係る費用の増加、製品差し止めによる事業損失、損害賠償責任、当社グループの評判、ブランド価値の毀損を引き起こす可能性があります。 ・現在当社グループがライセンスを受けている第三者の知的財産権の使用が将来差し止められる、あるいは不当な条件に変更される可能性があります。   ・当社グループでは、知財専門部門を設置し、新規製品開発時には要件として、他社の知的財産権を侵害していないことの調査実施を規定に定め、チェック機能を働かせております。 ・パテントマップに基づく戦略の立案等、知財戦略を当社グループの競争力の維持、成長戦略の牽引役として強化に努めてまいります。 ・次世代燃料対応の機関開発では委託契約の内容を充分に精査し、知的財産権の保全に努めてまいります。 Business(6)為替変動のリスク   ・以下の2点で当社グループの財政状態・経営成績に影響を及ぼしています。①当社の連結財務諸表は日本円で表示のため、為替換算による差損益が生じます。②外貨建ての製品販売、材料等の調達では、為替変動の影響により販売・仕入額の円貨額が変動します。特に海外調達が増加する中、為替変動が材料費等に影響を与える可能性があります。   ・円建取引を基本とし、外貨建の取引については以下の方法でリスクヘッジを行っております。①事業活動を通じて得た外貨を、同一の外貨建ての支払いに充当。②事業計画や事業見通しに基づき、通貨ごとに外貨建て為替予約枠を設定。③国内調達や内製化投資により為替変動リスクを低減。 リスク   内容   対応 Business(7)通商政策による海運市場リスク   ・米国の通商政策の影響による海上荷動き停滞が当面は予想されており、船主の船舶メンテナンス支出予算の削減により当社のメンテナンス売上への影響を受ける可能性があります。 また、海上市況の不安定化により、新造船発注の抑制や一部造船所による建造時期の延期等が発生する可能性があります。 ・さらに、船主の意向により建造造船所が中国から他国の造船所に変更する場合もあり、当社機関販売の営業活動に影響を及ぼす可能性があります。   ・当面、米中間貿易で影響を受ける船舶は、コンテナ船や自動車運搬船等になると想定しており、これらに関するメンテナンス需要にも一定の影響が見込まれます。ただし、当社製の機関を搭載し、世界で稼働中の船舶数(稼働隻数)は、ばら積み船等を中心に現在約9,000隻あり、当該影響は限定的と想定しております。 ・舶用業界は地政学的影響により、新規受注船舶の船種構成が年々変化し、それを受け当社の船舶用機関の大型、中小型の受注構成も年々変化します。当社は大型、中小型の機関受注の構成変化にフレキシブルに対応できる生産体制を構築し、稼働隻数を年々増加させることで安定的なメンテナンス売上に繋がるよう営業活動を推進しております。 Operation(1)自然災害による操業リスク   ・当社グループの主要製品である機関製造工場は守山工場と姫路工場の2拠点があります。加えて子会社である日本ノッズル精機㈱には埼玉工場と加古川工場の2拠点があります。巨大地震や風水害等の自然災害や火災等が発生した場合に、当該工場での直接被害により生産活動が阻害される可能性があります。さらに、これらの災害・事故等が、部品等の供給業者や製品納入先等といった当社グループのサプライチェーンにおいて発生した場合には、供給業者からの部品等の供給不足・中断、製品納入先における生産活動の休止または低下等により当社グループの生産活動・販売活動等が大きな影響を受ける可能性があります。   ・以下の対策を実施して、速やかな事業復旧をはかります。①避難訓練の実施、安否確認システムの運用、帰宅困難者用備品の拡充、防災マニュアルの見直しと教育の実施を通じ、従業員の安全を確保。②危機管理体制やBCP整備による、緊急時の被災状況等の情報収集体制の確立、お客様や従業員等の安全確保と事業継続に向けた体制の構築。③賠償責任保険、企業財産包括保険等の付保。④建物・構築物・製造設備の耐性診断および補強、被災拠点機能の代替体制構築、本社機能不全時の代替体制構築。⑤供給業者の複社発注化によるサプライチェーン寸断による被害拡大抑止。 Operation(2)人材確保・流出リスク   ・当社グループの競争力は、研究・開発・技術・製造・管理等各職種における優れた専門的知識や技能を持った従業員により支えられています。グローバルな事業活動を進める中で、優秀な人材確保における競争は高まっております。また、在籍している従業員の退職や有能な人材の獲得ができない場合は、当社グループの将来の業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・専門性の高い多様な人材の採用を進めております。 ・人事制度の見直しや業績連動賞与の導入など、従業員のやりがいを促進する人事施策を実施しております。 ・人材投資をおこない、社員のリスキリングをはかってまいります。 ・幹部人材を確保、育成するプロセスの強化を進めております。 ・その他、社員のエンゲージメントを高める諸施策を検討、実行してまいります。 Operation(3)資金調達リスク   ・当社グループは資金調達を現行は間接金融としているため、様々な外的要因により金融市場が不安定化もしくは悪化した場合に、資金調達が制約されたり、資金調達コストが上昇するなど、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・自己資金の創出を図るべく、事業計画時点で資金計画を策定し、キャッシュ・フローを見極めます。 ・資金予測精度を高め、必要資金確保のための方策を検討します。 ・コミットメントラインを設定し、万が一の場合の流動性を確保しております。  ※コミットメントライン: 金融機関との間で、期間・融資枠の範囲内で融資を受けることを可能とする旨、予め約定する契約 リスク   内容   対応 Operation(4)情報セキュリティー面のリスク   ・当社グループは事業活動を通じて、お客様や取引先から営業機密・個人情報を入手することがあります。また、当社グループの事業活動でも営業機密・個人情報を作成・保管しております。これらの機密情報に対する悪意を持った行為や過失によりグループ外に流出する可能性や改竄・利用不可状態に陥ることにより事業活動が制限される可能性があります。 ・当社グループとしては、保有する機密情報を台帳等により記録・管理すると共に、サイバー攻撃・不正行為から守るためセキュリティー対策に取り組んでおります。しかし、IT機能の不備や予期せぬ侵入・窃盗、不正操作などにより、グループ外への情報流出、製造・開発・エンジニアリングサービスの停止などが発生した場合には、お客様や関係者に対して損害賠償責任を負うことや、インシデント対応費用の発生、社会的信用の毀損等で当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・当社グループは機密管理委員会を通じて、機密管理活動に取り組んでおります。具体的には、役員、従業員、取引先に対し、機密管理教育を徹底しております。 ・事業活動を支えるIT機能に対しても万全な防御機能を整備運用するとともに、外部からの不正アクセスと外部への不正 流出を常時監視する機能を運用し、有事の際の検知と迅速な初動対応を開始しております。 ・情報セキュリティー委員会を発足させ、セキュリティー対策、インシデント対応に特化した組織的対応を図っております。 Operation(5)コンプライアンスリスク・訴訟リスク   ・当社グループでは、世界各国に販売・サービス網を構築し事業活動を行っており、国内外の様々な法令、諸規制の適用を受けております。これらに対する違反等が発生する可能性は皆無とは言えず、発生した場合には、社会的信用を毀損する等、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・当社グループが事業活動を展開する中で、知的財産権、製造物責任、環境、労務等、様々な訴訟の当事者となるリスクがあります。重大な訴訟提起の場合、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・当社では、倫理行動基準および諸規程を整備するとともに、法令遵守に基づき、業務遂行の徹底ならびに、役員・従業員へのコンプライアンス研修を実施しております。 ・子会社等に関しましても各事案に関する内部統制や法令遵守項目について実施状況のチェック・指導を定期的に行っております。 ・当社グループでは、コンプライアンス委員会ならびに法務、内部監査等の統制部門を設置し、関連法令、規制、内部基準等の遵守状況を適宜モニタリングしております。 ・訴訟や法的な手続きが必要となる事案が発生した場合に、弁護士等の外部専門家と対策を検討することが出来る体制を構築し、社内の関連部署のスキルや専門知識の強化に努めております。また、訴訟等による予期せぬ損失に備えて保険の付保等をおこなっております。 ・社内通報ホットラインと取引先向けにコンプライアンスホットラインを開設、運用し、モニタリング機能を強化しております。 リスク   内容   対応 Operation(6)輸出管理規制によるリスク   ・当社製品ならびにアフター部品・サービスは広く世界各国へ販売されており、また、製品開発時には各国のメーカー、研究機関との共同・委託開発をおこなっております。 上記は外為法の規制を受ける為、製品・アフター部品・サービス・共同開発行為がリスト規制の対象となる可能性があり、また取引先がキャッチオール規制の対象である可能性があります。社内に輸出管理体制を構築し、対策を講じておりますが、違反等が発生する可能性が皆無とは言えず、発生した場合には、社会的信用を毀損し、当社グループの事業、業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・社内に貿易管理委員会を設け、輸出管理事務局・監査部門における定期的監査・モニタリングを実施しております。また、輸出管理業務が円滑かつ正確におこなえるよう専用の輸出管理システムを構築し、運用しております。 ・輸出管理に係る規程・マニュアルを整備し、当該業務の関係者への定期的研修を実施しております。また、役員および管理職へは別途研修実施を講じております。 ・関連法令の制定・改正等の情報を適時に事業活動に反映できる社内体制を強化しております。判断が難しい場合には政府当局やCISTEC等の関係団体に確認するなどの対応を実施しております。 ・CISTECが主催する能力検定試験制度を活用し、社員の知識向上を図っております。  ※CISTEC: 一般財団法人 安全保障貿易情報センター Operation(7)感染症リスク   ・感染症の感染地域・感染者数の拡大による、工場の操業度低下、人流や物流制限による販売や調達活動への制約、世界経済悪化に伴う受注量の停滞など、当社グループを取り巻く事業環境への影響が懸念されます。 ・今後も動向を注視しながら適宜対策を講じてまいりますが、感染拡大等、想定を超えるような事態が発生する場合には、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・当社グループでは、社会インフラを支える当社グループの製品・サービス等の提供を途切れさせることがないよう、お客様、そして地域の皆様の安心・安全を第一と考え、対策本部を設置し、対応マニュアルを定め、周知徹底をし、感染症の流行状況に応じた感染拡大防止策をはじめとする各種施策を実施してまいります。 ・従業員やその家族の健康を守る為、職場での感染予防・拡大防止策として、衛生管理の徹底や各部署における在宅勤務や時差出勤、WEB会議の活用等に取り組んでおります。 Operation(8)環境関連リスク   ・急激な気候変動、資源枯渇、有害化学物質の流出等により、大気汚染、水質汚濁等、環境における様々なリスクに対し法令に基づき社内規程を整備し発生防止に努めておりますが、事業活動を通じて環境汚染等が発生した場合には、社会的信用の棄損や浄化処理、補償等により、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・事業活動に伴う温室効果ガス排出量の 削減目標が未達となった場合、社会的信用の低下やペナルティー発生により、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・ISO14001による環境マネジメントシステムを運用しているほか、独自に重大災害規定や各種対応マニュアルを整備し防災訓練、教育を実施しております。 ・有害物質・汚染物質の流出に向けた設備施工も実施しております。 ・今後の投資時に生産設備等に使用する危険物質等を勘案し、流出抑止の設備投資を随時検討してまいります。 ・事業活動に伴う温室効果ガス排出量の削減に向けて環境目標を設定し、状況を定期的にモニタリングするとともに、関連投資等を含めた対策を講じております。 リスク   内容   対応 Operation(9)労務関連リスク   ・労働環境の維持・向上が経営戦略に重要な影響を及ぼすと認識し、働きやすい職場環境の維持・向上に努めております。 しかしながら、万が一労働災害や健康被害、ハラスメント等が発生した場合には、労災補償、社会的信用の毀損等により当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。   ・安全教育プログラムを定期的・随時実施し、リスクアセスメントの実施、設備面の維持管理ルールの設定と遵守状況の確認、変化点管理や危険予知活動を実施しております。 ・ハラスメント教育を実施し、相談窓口を設置し、外部機関の活用も行っております。ハラスメントについては就業規則への織り込みを行っております。 ・産業医面談を定期的に実施し健康管理を実施しております。 本項に記載した予想、予見、見込み、見通し等の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであり、将来生じる実際の結果と大きく異なる可能性もあります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (業績等の概要) (1) 企業集団の業績 当連結会計年度における我が国経済は、企業収益の改善を背景とした設備投資の拡大や、雇用・所得環境の改善を受けて個人消費に持ち直しの動きがみられました。一方で、米国の通商政策を巡る動向や中東地域をはじめとする地政学的リスクの高まりに加え、資源価格および為替相場の変動等を背景に、先行きについては依然として不透明な状況が続いております。 世界経済におきましては、全体として緩やかな回復基調を維持したものの、地域ごとに回復の度合いや景気動向に差がみられました。中国では、政府による財政・金融政策の効果により一部持ち直しの動きがみられたものの、政策効果の一巡や不動産投資の低迷が長期化する中で、景気回復の勢いは鈍化しました。米国においては、通商政策にともなう関税引き上げの影響から個人消費の一部に減速感がみられたものの、堅調な株式市場による資産効果やAI関連投資を背景に、企業の設備投資は底堅く推移し、景気は総じて緩やかな成長を維持しました。欧州では、関税政策等を背景に輸出や製造業に停滞感がみられた一方、実質賃金の改善や良好な雇用環境を背景に個人消費は底堅く推移しました。 当社の主要な販売先である造船・海運業界におきましては、燃費性能および環境対応性能に優れた新造船への需要が引き続き底堅く推移し、受注は順調に増加しました。これを受け、既存船の更新需要や次世代燃料船を含む環境対応型新造船の建造が進み、国内外の造船所は引き続き高水準の手持ち工事量を確保しております。 このような企業環境下、当社グループにおきましては、ばら積み船やタンカー向けを中心とした中小型機関の販売が伸長するとともに、メンテナンス関連売上も引き続き堅調に推移しました。一方で、中小型機関の構成比率上昇により平均売価が低下した結果、前期より減収となっております。 機関受注につきましては、コンテナ船向けを中心とする大型機関やデュアルフューエル機関の需要を着実に取り込むことで、受注残高は前年同期を大きく上回る水準で推移しました。 持続的な成長を見据え、次世代燃料に対応する機関開発および生産体制構築のための設備投資を計画的に進め、生産効率の向上およびコスト競争力の強化を図ることで、収益基盤の強化に取り組んでおります。 その結果、当連結会計年度における連結売上高は88,066百万円(前期比0.8%減)となり、営業利益は7,621百万円(前期比0.2%減)、経常利益は7,959百万円(前期比4.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は5,920百万円(前期比3.6%増)となりました。 なお、当連結会計年度の当社および連結グループのセグメント別の業績は次のとおりであります。 (単位:百万円) 区分   売上高   セグメント利益 前連結会計年度   当連結会計年度   前年同期増減率(%)   前連結会計年度   当連結会計年度   前年同期増減率(%) 内燃機関部門   舶用機関関連   72,950   71,829   △1.5   9,223   9,690   5.1 陸用機関関連   11,543   11,545   0.0   1,712   1,767   3.2 その他の部門   4,287   4,691   9.4   477   412   △13.6 調整額   ―   ―   ―   △3,780   △4,248   ― 計   88,781   88,066   △0.8   7,634   7,621   △0.2 (注) セグメント利益の調整額は全社費用であり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 <内燃機関部門> イ)舶用機関関連 機関売上は減少したものの、メンテナンス関連売上の増加ならびに為替の影響等により、売上高は71,829百万円(前期比1.5%減)、セグメント利益は9,690百万円(前期比5.1%増)となりました。 ロ)陸用機関関連 機関売上およびメンテナンス関連売上は前期と同水準で推移したものの、物件の収益性が改善したこと等により、売上高は11,545百万円(前期比0.0%増)、セグメント利益は1,767百万円(前期比3.2%増)となりました。 従いまして、当部門の売上高は83,375百万円(前期比1.3%減)、セグメント利益は11,458百万円(前期比4.8%増)となりました。 <その他の部門> イ)産業機器関連 アルミホイール部門に関しましては、売上構成の変化および原材料費の高騰により売上高は増加となり、セグメント利益は減少となりました。 ロ)不動産賃貸関連 不動産賃貸関連に関しましては、売上高は微減となり、セグメント利益は増加となりました。 ハ)売電関連 売電関連に関しましては、売上高は増加となり、セグメント利益は減少となりました。 ニ)精密部品関連 精密部品関連に関しましては、売上高は増加となり、セグメント利益は減少となりました。 従いまして、当部門の売上高は4,691百万円(前期比9.4%増)、セグメント利益は412百万円(前期比13.6%減)となりました。 当社グループは、「TECHNOLOGY FOR THE EARTH -技術は地球を守るために-」をパーパスに掲げ、技術を通じて地球環境との調和を図り、サステナブルな社会の実現に貢献できる企業を目指し、2023年11月に中長期ビジョン「POWER! FOR ALL beyond 2030」を策定しました。このビジョンではエネルギー供給の安定化と環境負荷低減の両立を図りつつ、次世代の技術プラットフォームを確立することを目的としております。 これらのビジョンを早期に実現するため、事業基盤の強化を基軸として、成長領域への機動的な対応および収益力の向上を推進するとともに、成長投資を着実に実行しております。あわせて、持続的な競争力の強化を図ることで、グローバル市場における確固たる存在感を確立し、中長期的な企業価値の向上を目指してまいります。 2026年5月に当社グループは創立60周年、ならびに社名変更から1周年の節目を迎えました。創業から100年以上にわたり、「社会インフラの一端を担う」という社会的使命のもと、舶用機関による海上物流の支援や、陸用機関による常用・非常用電源および動力の提供を通じて、海と陸の両面から人々の安心・安全な暮らしを支えてまいりました。 今後も、事業を取り巻く環境変化へ的確に対応しながら、経営基盤の強化を着実に進め、持続的な成長と社会的使命の両立を図ってまいります。新たな社名に込めた「Infinity」と「Earth」の理念を融合させることで、技術を通じて地球環境に新たな価値を提供し、グローバルに通用する競争力を備えた、持続可能な企業として責任を果たしてまいります。 (2) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の増減は、営業活動によるキャッシュ・フローは9,113百万円の増加、投資活動によるキャッシュ・フローは13,517百万円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローは3,523百万円の増加となりました。結果として、資金は19百万円の減少(前連結会計年度は8,095百万円の減少)となりました。 ・営業活動によるキャッシュ・フロー 舶用内燃機関を中心とした売上の計上により、税金等調整前当期純利益7,917百万円を確保し、減価償却費の計上(3,080百万円の増加)、売上債権の減少(1,746百万円の増加)がありましたが、棚卸資産の増加(4,684百万円の減少)、法人税等の支払額(2,151百万円の減少)、仕入債務の減少(1,499百万円の減少)等により、営業活動によるキャッシュ・フローは9,113百万円の増加(前連結会計年度は9,354百万円の増加)となりました。 ・投資活動によるキャッシュ・フロー 姫路工場における次世代燃料対応機関の生産能力強化を目的としたエリア拡張、守山工場における機関需要への対応及び生産性向上を目的とした工程改善、ならびに子会社における精密部品の生産拠点移転に向けた投資を実施したこと等による、有形固定資産の取得による支出(11,372百万円の減少)等により、投資活動によるキャッシュ・フローは13,517百万円の減少(前連結会計年度は6,513百万円の減少)となりました。 ・財務活動によるキャッシュ・フロー 短期借入金の純増による収入(5,900百万円の増加)がありましたが、配当金の支払(1,567百万円の減少)、長期借入金の返済による支出(743百万円の減少)等により、財務活動によるキャッシュ・フローは3,523百万円の増加(前連結会計年度は10,797百万円の減少)となりました。 (生産、受注及び販売の状況) (1) 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   数  量   金  額 前年同期増減率 馬力   百万円   % 内燃機関部門 舶用機関関連   1,037,984   71,829   △1.5 陸用機関関連   55,989   11,545   0.0 その他の部門   ―   4,064   11.0 合       計       87,439   △0.8 (注) 1 金額は、販売価格によっております。 2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2) 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受  注  高   受  注  残  高 数  量   金  額   前年同期 増減率   数  量   金  額   前年同期 増減率 馬力   百万円   %   馬力   百万円   % 内燃機関部門 舶用機関関連   1,713,686   107,508(72,998)   29.0   2,481,669   102,284(64,932)   53.6 陸用機関関連   86,308   13,905(389)   19.7   97,743   9,518(567)   33.0 その他の部門   -   4,461(-)   13.8   ―   1,697(-)   30.5 合       計       125,875(73,388)   27.3       113,500(65,500)   51.2 (注) 1 金額は、販売価格によっております。 2 ( )内は輸出受注高、輸出受注残高を示し、内数であります。 3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (3) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   数 量   金 額   輸出比率   前年同期増減率 馬力   百万円   %   % 内燃機関部門 舶用機関関連   1,037,984   71,829(45,404)   63.2   △1.5 陸用機関関連   55,989   11,545(190)   1.7   0.0 その他の部門 (注)3   ―   4,691(-)   -   9.4 合 計       88,066(45,595)   51.8   △0.8 (注) 1 ( )内は輸出高を示し、内数であります。 2 主要な輸出地域およびその割合は次のとおりであります。 アジア(71.9%)、欧州(18.7%)、中南米(5.5%)、北米(2.9%)、その他(1.0%) 3 「その他の部門」には精密機器関連(2,828百万円)、産業機器関連(1,235百万円)および不動産賃貸関連等(627百万円)を含んでおります。 4 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) (1) 財政状態についての分析 当連結会計年度末における資産の部では、前連結会計年度末に比べ現金及び預金が1,808百万円増加しました。受取手形、売掛金及び契約資産は、前連結会計年度末に比べ1,591百万円減少し、売掛債権回転日数は83.6日(前連結会計年度は87.2日)となっております。一方で、棚卸資産は、前連結会計年度末に比べ4,685百万円増加し、棚卸資産回転日数は79.8日(前連結会計年度は71.0日)となっております。有形固定資産は、次世代燃料対応機関の製造を目的とした姫路工場の増設工事等に伴い、8,897百万円増加となりました。その結果、資産の部合計が、前連結会計年度末に比べ14,390百万円増加し、110,498百万円となりました。 負債の部では、支払手形及び買掛金と電子記録債務の合計が前連結会計年度末に比べ1,157百万円減少し、買掛債務回転日数は48.8日(前連結会計年度は59.4日)となっております。一方で、借入金の合計は、主に運転資金への充当を目的として5,156百万円増加しました。契約負債は、主に前受金の増加により6,598百万円増加となりました。その結果、負債の部合計が、前連結会計年度末に比べ9,164百万円増加し、61,066百万円となりました。 純資産の部では、利益剰余金が前連結会計年度末に比べ4,346百万円増加し、53,644百万円となりました。その結果、純資産の部合計が、前連結会計年度末に比べ5,226百万円増加し、49,432百万円となりました。当連結会計年度末における自己資本比率は44.7%(前連結会計年度は45.9%)となりました。 (2) 当期の経営成績の分析 ① 為替変動の影響について 当連結会計年度の為替レート変動により、売上高は前連結会計年度に比べ125百万円増加し、営業利益は51百万円増加したと試算されます。この試算は当連結会計年度の外貨建て売上高、売上原価、販売費及び一般管理費を、前連結会計年度の換算レートで再計算したものであり、為替変動に対応した財務政策等の影響は考慮されておりません。 ② 当期の経営成績について 機関販売台数は前連結会計年度とほぼ横ばいであったものの、ばら積み船やタンカー向けを中心とした中小型機関の構成比率が上昇し、平均売価が減少した影響等により当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ0.8%減少の88,066百万円となりました。 当連結会計年度の売上原価は、前連結会計年度の67,879百万円に比べ1,150百万円減少し、66,729百万円となりました。なお、売上高原価率は、前連結会計年度から0.7ポイント低下して75.8%となっております。また、販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ448百万円増加し、13,715百万円となりました。売上高販管費率は、前連結会計年度から0.6ポイント上昇して15.6%となっております。 この結果、営業利益は、前連結会計年度の7,634百万円から0.2%減益の7,621百万円となり、売上高営業利益率は、前連結会計年度から0.1ポイント上昇して8.7%となりました。経常利益は、前連結会計年度の7,603百万円から4.7%の増益となる7,959百万円となり、売上高経常利益率は、前連結会計年度から0.5ポイント上昇して9.0%となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度の5,717百万円から203百万円の増益となる5,920百万円となりました。なお、1株当たり当期純利益は、前連結会計年度の180.92円に対し、当連結会計年度は232.90円となりました。自己資本利益率(ROE)は、前連結会計年度から0.6ポイント上昇して12.7%となっております。目標とする経営指標の推移につきましては、以下のとおりであります。 決算年月   第62期   第63期   第64期   第65期   第66期 2022年3月   2023年3月   2024年3月   2025年3月   2026年3月 売上高営業利益率(%)   3.6   5.0   6.4   8.6   8.7 売上高経常利益率(%)   4.4   5.1   6.8   8.6   9.0 自己資本利益率(ROE)(%)   4.7   6.6   10.7   12.0   12.7 (3) キャッシュ・フローの分析 当社グループのキャッシュ・フローの分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源および資金の流動性につきましては、以下のとおりであります。 当社グループは現在、必要な運転資金および設備投資資金につきましては、自己資金または金融機関からの借入金を基本としております。今後も原価低減等により利益確保に努め、併せて在庫の適正化や取引条件の改善等を通じて、営業活動によるキャッシュ・フローを生み出すことで、事業運営上必要な資金の流動性を高めていく考えであります。 なお、当連結会計年度末における借入金およびリース債務を含む有利子負債の残高は前連結会計年度末に比べ、5,129百万円増加し、19,478百万円となりました。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ19百万円減少し、20,996百万円となりました。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。連結財務諸表の作成にあたっては、会計上の見積りを行う必要があり、特に以下の事項は、経営者の会計上の見積りの判断が財政状態および経営成績に重要な影響を及ぼすと考えております。 (棚卸資産の評価) 「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (繰延税金資産の回収可能性) 「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (固定資産の減損処理) 当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識および測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、減損処理が必要となる可能性があります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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