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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

ルネサンス

RENAISSANCE,INCORPORATED2378 · Prime · サービス業

フィットネスクラブ運営の国内大手。直営・業務受託・介護リハビリ等、多様な施設を全国展開。

概要

ルネサンスは、東京都墨田区に本社を置くスポーツクラブ運営企業である。全国に「ルネサンス」ブランドのフィットネスクラブ、スイミングスクール、テニス・ゴルフスクールなどを展開し、連結会計年度末で総計330施設を運営する。2026年3月期の売上高は649億円、従業員数は2,020人。介護リハビリ施設「元氣ジム」やホームフィットネス事業も手がける。

スポーツクラブを核とする事業構成

報告セグメントは「スポーツクラブ運営事業」の単一セグメント。主力のフィットネスクラブは直営141施設、業務受託86施設、運営支援4施設で構成され、小型業態2施設を加える。スクール事業としてスイミング、テニス、ゴルフを同一施設内で提供する。2026年3月期のスポーツクラブ事業の売上高は551億円で、全体の85%を占める。施設数は東急スポーツオアシスとの合併や新規出店により増加した。

介護・ヘルスケア領域への拡張

高齢化社会に対応し、2012年にリハビリ特化型デイサービス「ルネサンス リハビリセンター大船(現元氣ジム大船)」を開業。2026年3月期時点で介護リハビリ施設は直営52施設、フランチャイズ35施設の計87施設。2025年12月には通所介護施設を運営する㈱楓の風を完全子会社化し、要介護度の高い利用者へのサービスを強化。同事業の売上高は24億円で前年比22%増。

ホームフィットネスと海外展開

自宅で使える健康器具を販売するホームフィットネス事業は、ECやテレビ通販を中心に展開。「ツイストエアロステッパー Premium SP-600」が楽天ランキングで3年連続1位を獲得した。2026年3月期の売上高は39億円だが、前年比19%減。海外ではベトナムに現地法人RENAISSANCE VIETNAM, INC.を設立し、1店舗を直営運営する。その他、アウトドアフィットネスを直営3施設、業務受託6施設で実施。

業界の中での役割はフィットネスクラブ運営事業者(直営・業務受託・FC含む)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
649億円
営業利益
16億円
営業利益率
2.5%
純利益
-21億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01スポーツクラブ運営事業主力

フィットネスクラブ、スイミングスクール、テニス・ゴルフスクール等を直営・業務受託・運営支援で運営。地域・自治体向け健康づくり、企業・健保向け健康づくり、ホームフィットネス、介護リハビリ(直営・FC)、アウトドアフィットネス等の関連事業も展開。連結会計年度末で総計330施設。

主な製品・サービス4
フィットネスクラブ(ルネサンス)
マシンジム、スタジオプログラム、プール等を備えた総合スポーツクラブ。直営・業務受託で運営。
スイミングスクール
子どもから大人向けの水泳教室。ルネサンス施設内で実施。
介護リハビリ施設
高齢者向けのリハビリ特化型デイサービス。直営52施設、FC35施設。
アウトドアフィットネス
公園等の屋外施設で行うフィットネス。直営3施設、業務受託6施設。

製品と技術

総合スポーツクラブ「ルネサンス」

主力商品は「スポーツクラブ ルネサンス」ブランドの総合フィットネスクラブ。マシンジム、スタジオプログラム、温水プールを完備し、スイミング・テニス・ゴルフスクールを同一施設で提供する。24時間営業の「24」シリーズも展開。2026年3月期の在籍会員数は442,085名。価格改定により会費単価が上昇した。新規出店では「スポーツクラブ&サウナスパ ルネサンス 東札幌24」などサウナ付き施設も登場。

介護リハビリ施設「元氣ジム」

リハビリ特化型デイサービス「元氣ジム」は、高齢者の機能回復と健康維持を目的とする。直営52施設、フランチャイズ35施設の計87施設を全国展開。運動指導と脳活性化メソッド「シナプソロジー」を組み合わせたプログラムが特徴。2018年にはシナプソロジーを韓国法人と総代理店契約。2025年12月に完全子会社化した㈱楓の風は、より介護度の高い利用者向けの通所介護を提供する。

ホームフィットネス製品「ツイストエアロステッパー」

自宅で手軽に運動できるエアロステッパー「ツイストエアロステッパー Premium SP-600」は、楽天年間ランキング2025のスポーツ・アウトドアジャンルで3年連続1位を獲得。また2025年9月発売の「スタイリーフェイス」は顔のたるみケアと嚥下機能をサポートする新商品で、テレビ通販とECで好調。ホームフィットネス事業全体の売上高は39億円で、ECサイトとテレビ通販が主要チャネル。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

スポーツクラブ運営、コロナ後回復から収益安定へ

スポーツクラブや健康増進施設を全国展開するサービス企業。同業にはジンジブやダイブグループなどがあり、会員制フィットネス市場で競争する。売上高は2024/3期の436億円から2026/3期に649億円へ拡大が見込まれ、営業利益率は2025/3期の2.98%から2026/3期は2.47%とやや低下する見通し。人件費や設備投資が重く、会員獲得競争が激しい中で、高齢者向けプログラムや法人契約の強化により差別化を図る。ただし収益性は同業と比べて高くなく、コスト管理と会員定着率の向上が課題となる。

強み

  • 主要都市を中心に多数の店舗を展開し、地域密着型の会員基盤を築いている。
  • フィットネスに加え、水泳やダンスなど幅広いメニューで幅広い年齢層に対応。
  • 2024/3期から2026/3期にかけて売上高が約49%増加する見込みで、成長軌道にある。
  • 企業の健康経営支援や福利厚生サービスを通じて安定収益の獲得を目指す。

課題

  • 営業利益率が3%前後と低く、人件費や減価償却費の負担が大きい。
  • 低価格帯のフィットネスジムやオンラインサービスとの競合が激しく、会員離れ懸念。
  • 店舗の新設や改修に多額の投資が必要で、回収リスクを伴う。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がルネサンス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13548バロックジャパンリミテッド257億円68.8倍
23179シュッピン254億円15.1倍
37962キングジム249億円22.4倍
48057内田洋行240億円9.5倍
59990サックスバー ホールディングス226億円11.5倍
62378ルネサンス224億円
72930北の達人コーポレーション182億円25.9倍
83665エニグモ181億円51.6倍
96191エアトリ174億円6.4倍
106571キュービーネットホールディングス174億円22.1倍
113415TOKYO BASE155億円12.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

大日本インキ化学工業のベンチャーとして創業

1979年10月、大日本インキ化学工業(現DIC)の企業内ベンチャーとして、子会社ディックプルーフィング内にスポーツ事業部を設置。閉鎖中のボーリング場に8面のテニスコートを建設し「ルネサンステニススクール幕張」を開業した。1982年8月にはDICの100%出資で㈱ディッククリエーション(現ルネサンス)を設立し、同年10月にスポーツ事業を移管。テニススクールから事業が始まった。

合併と店頭公開で規模を拡大した2000年代

2000年12月、日本たばこ産業の子会社㈱スポーツクラブトリムと合併。2003年7月に商号を㈱ルネサンスに変更し、同年12月に店頭公開。2004年には帝人からトーアスポーツ㈱の全株式を譲り受けて子会社化し、同年12月にジャスダックと東証二部に上場。2006年には住友商事グループから㈱玉島スポーツプラザを取得。M&Aによる店舗拡大を進めた。

三菱地所との合弁解消とリハビリ事業への参入

2008年8月、三菱地所の子会社㈱リーヴ・スポーツと合併。同社は1991年に設立した合弁会社で「リーヴ・ルネサンス」ブランドを展開していた。しかし2012年5月、新たな成長領域としてリハビリ特化型デイサービス事業に参入。「ルネサンス リハビリセンター大船」を開業し、介護事業の基盤を築いた。2014年にはベトナムに進出し、海外初の店舗を開業。

コロナ禍と業績の変動

2021年3月期は新型コロナウイルスの影響で売上高302億円、親会社株主に帰属する当期純損失87億円と大幅減益。2022年3月期は回復したが、2023年3月期には減損損失等で再び純損失11億円。2024年3月期は微増益。2025年3月期は東急スポーツオアシスとの合併効果で売上高637億円、営業利益19億円。しかし2026年3月期は不採算施設の退店や減損損失30億円を計上し、純損失21億円。

経営再建とM&Aによる事業ポートフォリオ変革

2022年11月、アドバンテッジアドバイザーズと資本事業提携。2023年3月に㈱東急スポーツオアシスへ資本参加し、2024年3月に完全子会社化、2025年4月に合併。2025年12月には㈱楓の風を完全子会社化。2026年3月には㈱BEACH TOWNを完全子会社化し、介護・医療分野を強化。2026年5月には中期経営計画を策定し、2030年度に売上高770億円、営業利益35億円を目標とする。

年表34件を開く

1970年代

  • 1979年10月大日本インキ化学工業㈱(現DIC㈱、以下(沿革)において「DIC」という。)の企業内ベンチャー事業として、DICの子会社であるディックプルーフィング㈱内にスポーツ事業部を設け、閉鎖中のボーリング場内に8面のテニスコートを建設し、「ルネサンステニススクール幕張」をオープン。

1980年代

  • 1982年8月DICの100%出資により、㈱ディッククリエーション(現:㈱ルネサンス)を設立し、同年10月にディックプルーフィング㈱よりスポーツ事業を移管。
  • 1989年7月伊王島スポーツリゾート開発㈱を合弁にて設立。「ルネサンス 長崎伊王島」(第3セクターリゾート)オープン。(2002年1月閉鎖)

1990年代

  • 1990年4月㈱ルネサンス棚倉を合弁にて設立。「ルネサンス棚倉」(第3セクターリゾート)オープン。
  • 1991年5月三菱地所㈱と合弁で㈱リーヴ・スポーツ設立。「リーヴ・ルネサンス」の名称でスポーツクラブを展開。
  • 1992年3月商号変更㈱ディッククリエーションを㈱ディックルネサンス(現:㈱ルネサンス)に社名変更。
  • 1992年5月本社を東京都中央区日本橋から東京都墨田区両国に移転。

2000年代

  • 2000年4月M&A指導部門の業務委託企業である㈱ルネサンス企画の営業を譲り受け、組織統合。
  • 2000年12月M&A日本たばこ産業㈱の子会社㈱スポーツクラブトリムと合併。
  • 2003年7月商号変更㈱ディックルネサンスを㈱ルネサンスに商号変更。
  • 2003年12月日本証券業協会へ株式を店頭公開。
  • 2004年4月M&A帝人㈱よりトーアスポーツ㈱の全株式を譲り受け、100%子会社化。
  • 2004年7月M&Aトーアスポーツ㈱と合併。
  • 2004年12月上場㈱ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2004年12月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 2005年1月上場㈱ジャスダック証券取引所への株式上場を廃止。
  • 2006年3月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定替え。
  • 2006年6月M&A住友商事㈱及び㈱山陽レイスポーツの子会社、㈱玉島スポーツプラザの全株式を譲り受け、100%子会社化。
  • 2006年9月M&A㈱玉島スポーツプラザと合併。
  • 2008年8月M&A三菱地所㈱の子会社、㈱リーヴ・スポーツと合併。

2010年代

  • 2012年5月リハビリ特化型デイサービス事業「ルネサンス リハビリセンター大船(現元氣ジム大船)」を開業。
  • 2014年6月創業ベトナム国においてRENAISSANCE VIETNAM, INC.設立。同年11月、1号店「スポーツクラブ ルネサンス イオンモールビンズオンキャナリー」オープン。
  • 2016年8月「ルネサンス健康経営宣言」制定。
  • 2016年9月介護リハビリ施設「元氣ジム」フランチャイズ1号店を仙台市に開業。
  • 2018年5月脳活性化メソッド「シナプソロジー」、韓国法人チャンネルファクトリーと総代理店契約を締結。
  • 2018年11月沖縄県初出店「スポーツクラブ ルネサンス・ライカム24」オープン。

2020年代

  • 2021年4月㈱BEACH TOWNと資本提携。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。
  • 2022年11月アドバンテッジアドバイザーズ㈱(現:㈱アドバンテッジパートナーズ)と資本事業提携。
  • 2023年3月㈱東急スポーツオアシスへ(以下(沿革)において「オアシス」という。)の資本参加。
  • 2024年3月M&Aオアシスを完全子会社化。
  • 2025年4月M&Aオアシスと合併。
  • 2025年12月M&A㈱楓の風の株式を100%取得し、同社を完全子会社化。
  • 2026年3月M&A㈱BEACH TOWNを完全子会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2030年度まで770億円
  • 営業利益2030年度まで35億円
  • 売上高営業利益率2030年度まで4.5%
  • ROE2030年度まで10.0%
  • 配当性向2030年度まで40.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    収支構造改革と不採算施設の早期対応

    スポーツクラブ事業において、不採算施設の退店や退店コスト低減を含む早期対応を決定。要員見直し、徹底したコスト管理、投資基準の厳格化、低採算領域の特定・廃止、DXによる業務効率化を進める。

  2. 02

    周辺領域の拡大と事業ポートフォリオ変革

    スポーツクラブ周辺のPPP事業や健康づくり事業を成長加速。ホームフィットネス事業では運動器具から休養・美容・栄養へ領域拡大、直接顧客基盤構築。介護リハビリ事業は「元氣ジム」中心に軽中度領域を拡大し、重度領域はM&Aも検討。

  3. 03

    財務体質の回復・強化と株主還元

    売上規模追求から利益・キャッシュフロー重視へ転換。新リース会計適用を見据え、多額投資不要な事業へ投資移行。投資を厳選し財務体質強化と安定配当を実施。2030年度に配当性向40%を目指す。

  4. 04

    非財務目標の達成とステークホルダー貢献

    顧客の生きがいづくりに向け、健康参加者数・満足度調査を実施。多様な人材活躍のための女性管理職比率30%等の目標設定。自治体やパートナーとの共創、健康寿命延伸施策への貢献に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,020人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は569万円で、9期前と比べて+11.0%平均年齢は38.7歳、平均勤続年数は11.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,101
2018年3月1,310
2019年3月51335.99.91,423
2020年3月50135.99.81,541
2021年3月46636.110.21,580
2022年3月45537.111.11,454
2023年3月51437.711.51,505
2024年3月53637.711.41,868
2025年3月55537.911.31,95897
2026年3月56938.711.82,02079

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率22.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)75.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
スポーツ クラブ 運営事業 — イオンモール 座間クラブ(神奈川県座間市)他 神奈川県17クラブ4,598百万円
スポーツ クラブ 運営事業 — 曳舟クラブ(東京都墨田区)他 東京都33クラブ3,054百万円
スポーツ クラブ 運営事業 — 幕張クラブ(千葉県千葉市 花見川区)他 千葉県12クラブ2,748百万円
スポーツ クラブ 運営事業 — 仙台宮町クラブ(宮城県仙台市 青葉区)他 宮城県4クラブ2,684百万円
スポーツ クラブ 運営事業 — 広島ボールパーク タウンクラブ(広島県広島市南区)他 広島県5クラブ2,015百万円
スポーツ クラブ 運営事業 — 熊本光の森クラブ(熊本県菊池郡 菊陽町)他 熊本県2クラブ1,342百万円
スポーツ クラブ 運営事業 — 札幌平岸クラブ(北海道札幌市 豊平区)他 北海道2クラブ1,281百万円
スポーツ クラブ 運営事業 — イオンタウン 吉川美南クラブ(埼玉県吉川市)他 埼玉県11クラブ1,270百万円
スポーツ クラブ 運営事業 — 住吉クラブ(兵庫県神戸市 東灘区)他 兵庫県3クラブ858百万円
スポーツ クラブ 運営事業 — 桂川クラブ(京都府京都市 南区)他 京都府1クラブ720百万円
ほか24件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱楓の風
    神奈川県 横浜市中区
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は649億円営業利益16億円前期と比べると増収減益で、売上が+1.9%、利益が-15.8%。

売上高
+1.9%
649億円
営業利益
-15.8%
16億円
純利益
-362.5%
-21億円
営業利益率
2.5%
前期比 -0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高680億円649億円
営業利益18億円16億円
純利益5億円-21億円
1株あたり配当¥13¥13

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は164億円、営業利益は4億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+57.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q105−11
2024年1Q10400.01
2024年2Q10832.81
2024年3Q11287.14
2024年4Q1120
2025年2Q31492.92
2025年4Q323103.16
2026年2Q31710.30
2026年4Q332154.5−21
2027年1Q16442.41

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は386億円から649億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は2.5%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月3862010
ベトナム国においてRENAISSANCE VIETNAM, INC.設立。同年11月、1号店「スポーツクラブ ルネサンス イオンモールビンズオンキャナリー」オープン。
2014年3月4072210
2015年3月4202614
2016年3月4352915
2017年3月4443520
2018年3月4623824
2019年3月4613624
2020年3月4503014
2021年3月302−49−87
2022年3月37165
2023年3月4083−11
オアシスを完全子会社化。
2024年3月43666
オアシスと合併。
2025年3月63719123.08
㈱BEACH TOWNを完全子会社化。
2026年3月6491682.5−21

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高649億円のうち、営業利益として残るのは16億円2.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-21億円、売上の-3.2%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金91.7%595億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金6.0%39億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.5%16億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
8.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比5.1pt
2.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比8.3pt
-3.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比31.1pt
-19.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-3.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが41億円、投資CFが−44億円で、差し引きのフリーCFは−3億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は86億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月35−18−17178
2014年3月35−20−16157
2015年3月39−21−18187
2016年3月37−31−3610
2017年3月44−38−5610
2018年3月53−28−32532
2019年3月51−25−312628
2020年3月52−27102562
2021年3月−54−2993−8371
2022年3月38−14−462449
2023年3月16−4234−2655
2024年3月48−454362
2025年3月35−3211377
2026年3月41−4412−386

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は570億円。このうち返さなくてよい自己資本が97億円で、自己資本比率は17.0%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月27010216837.6
2014年3月28611017638.5
2015年3月2916622522.7
2016年3月3077723025.2
2017年3月3359324227.6
2018年3月35714820941.6
2019年3月36715321441.6
2020年3月39816123740.5
2021年3月41710031723.9
2022年3月38210327927.0
2023年3月42311031326.0
2024年3月53211441821.5
2025年3月55412143321.8
2026年3月5709747417.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
86億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
33億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
474億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
46
/ 100
安定性自己資本比率11 / 40
収益力営業利益率5 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中393位あたり、逆に低いのはROE534社中520位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-19.3%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.5%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
17.0%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.9%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.2%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,046で、1年前と比べて-11.8%過去52週の値幅のなかでは24%の位置にある。

¥1,046-0.5%1ヶ月+1.2%1年-11.8%時価総額224億円
過去52週の値幅
安値¥967高値¥1,295

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)41.2倍
PBR2.07倍
配当利回り1.24%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月末の1,008円から上昇し、7月29日に1,085円の直近高値をつけました。8月7日は1,042円と25日線(1,049円)を下回っていますが、75日線(1,016円)は上回っており、中期的な上昇トレンドは維持。52週高値1,295円に対して19.5%安、52週安値967円からは7.8%高。RSIは47.8と中立圏。出来高は7月29日に53,600株と増加した後、8月は4万株前後とやや減少しています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 38/100)

予想PER 41.1倍と非常に高く、業界平均22.52倍を大きく上回る。PBR 2.03倍は平均3.19倍より低いが、ROEが-19.3%と赤字で、収益性は極めて悪い。配当利回り1.25%は平均2.68%を下回る。業績は直近で赤字転落しており、割高感が強い。ただしPBRが平均より低く、資産価値に比べるとやや割安な面もある。

指標この会社業種平均
PER (予想)41.2倍
PBR2.07倍3.51倍
ROE-19.3%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

フィットネス需要は健康志向の高まりで拡大傾向にあるが、競争は激しく、売上高は伸びているものの営業利益率は3%弱と低い。強気派は、法人健康経営や高齢者向けなど新規事業の成長ポテンシャルと、会員数の安定を評価する。弱気派は、設備投資負担と人件費増が利益を圧迫し、既存店の競争力低下や解約率上昇を懸念する。さらに、2026年3月期は赤字転落予想となっており、業績悪化リスクが焦点。

プラスに働く材料7
  • 健康需要の追い風

    健康経営や介護予防への関心が高まり、市場は拡大基調

  • 法人営業強化

    法人向け健康支援サービスが売上高増に貢献し、差別化

  • 事業ポートフォリオ

    スイミングやシニア事業など複数柱で分散効果

  • 売上高649億円と2期連続増収通年影響

    売上高は436→637→649億円と増収基調が続く

  • 営業利益16億円と黒字維持通年影響

    営業利益19億円→16億円に減も黒字は確保

  • 配当利回り1.25%を確保継続影響

    最終赤字にもかかわらず配当利回り1.25%を維持

  • 1年で12.8%下落し値ごろ感継続影響

    株価は1年で-12.77%、PBR2.03倍まで調整し反発余地

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低さ

    売上高の割に利益率3%弱、人件費・減価償却費が重荷

  • 赤字転落予想

    2026年3月期は純損失21億円の予想で業績悪化

  • 競争激化

    低価格24時間ジムなど新興勢力が台頭し価格競争

  • 最終損益21億円の赤字転落通年影響

    純利益8億円→-21億円と29億円悪化し赤字転落

  • 営業利益率2.47%と低水準通年影響

    営業利益16億円、売上高649億円で利益率2.47%と低い

  • ROE-19.3%と資本効率悪化通年影響

    ROEがマイナス19.3%と大幅に低下し、資本効率が悪化

  • 予想PER41.1倍と割高不定影響

    実績PER算出不能の中、予想PER41.1倍とバリュエーションが高い

次の決算で確かめる点
会員数
会費収入の基盤であり、増減が収益に直結
解約率
会員の定着度を示し、マーケティング効率を反映
来館頻度
利用頻度が施設稼働率と満足度に影響
法人契約数
健康経営支援の成長性を測る指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり13で、前期から+8.3%いまの株価に対する利回りは1.24%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥13
1株あたり
配当利回り
1.24%
いまの株価に対して
配当性向
61.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2823.7
2018年3月3317.922.6
2019年3月356.123.9
2020年3月26−25.728.1
2021年3月2−92.3
2022年3月6200.025.7
2023年3月833.3
2024年3月1025.033.2
2025年3月1220.061.4
2026年3月138.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥13

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ26,032人。区分でいちばん多いのは個人・その他59.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.3%を占め、残る62.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他55.256.958.360.659.159.0
事業法人29.428.828.026.726.726.1
金融機関11.712.011.111.212.211.2
自己株式11.711.710.610.610.610.5
外国法人1.61.11.40.51.42.1
証券会社2.01.31.10.90.61.6
外国人個人0.00.00.00.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01DIC㈱17.50
02AAGS S3,L.P.(常任代理人㈱イントリム)9.79
03SOMPOホールディングス㈱7.50
04日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)5.56
05住友生命保険相互会社4.68
06ルネサンス従業員持株会1.98
07齋藤 敏一1.64
08SMBC日興証券㈱0.71
09斎藤フードアンドヘルス㈱0.61
10㈱日本カストディ銀行(信託口)0.57

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−336%、1株純資産は14期で−15%。直近期のROEは-19.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月4847610.515.320.9
2014年3月485149.617.129.3
2015年3月7244421.917.426.9
2016年3月10351721.412.121.7
2017年3月13262123.213.623.7
2018年3月14587619.713.422.6
2019年3月14593816.213.523.9
2020年3月859888.811.928.1
2021年3月−485527−66.8
2022年3月275465.136.325.7
2023年3月−60475−10.7
2024年3月324985.731.733.2
2025年3月395356.526.561.4
2026年3月−112406−19.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額238百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢
望月美佐緒代表取締役 社長執行役員 最高健康責任者(CHO)64
岡本利治取締役会長69
安澤嘉丞取締役 専務執行役員 最高財務責任者 管理本部長62
吉田智宣取締役 専務執行役員 スポーツクラブ事業 統括本部長58
阿部奈美取締役62
松井拓己取締役44
谷口健太郎取締役65
山平恵子取締役65
石田貴子常勤監査役59
片桐隆太常勤監査役59
小山鉄也監査役69
古川絵里監査役64
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
渡邊清76

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)513527616834
監査役2393920
社外取締役631315

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容585字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社と連結子会社の㈱楓の風 、㈱BEACH TOWN及びRENAISSANCE VIETNAM, INC.で構成されており、当社はスポーツクラブの運営及びその関連事業を営んでおります。 なお、当社グループの報告セグメントは「スポーツクラブ運営事業」のみであります。 (スポーツクラブ運営事業) 当社グループは、フィットネスクラブ、スイミング・テニス・ゴルフスクール等のスポーツクラブ事業、地域・自治体向けの健康づくり事業、企業・健康保険組合向けの健康づくり事業、ホームフィットネス事業、介護及び介護・医療周辺事業、アウトドアフィットネス事業、その他関連事業を主たる事業としており、㈱楓の風、㈱BEACH TOWN及びRENAISSANCE VIETNAM, INC.施設を含む当連結会計年度末の当社グループの施設数は、スポーツクラブ232施設(ルネサンス:直営141施設、業務受託86施設、運営支援4施設、RENAISSANCE VIETNAM, INC.:直営1施設)、小型業態2施設、介護リハビリ87施設(直営52施設、フランチャイズ35施設)、アウトドアフィットネス9施設(直営3施設、業務受託6施設)の、計330施設のスポーツクラブ及び関連施設を全国展開しております。 (事業系統図) 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,426字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社の企業理念である「わたしたちルネサンスは『生きがい創造企業』としてお客様に健康で快適なライフスタイルを提案します」という言葉には、人々のエネルギー・情熱の源泉である「心身の健康」をお客様に提供することによって、お客様の「生きがい創造」のお手伝いをするとともに、その仕事を通して従業員の生きがいをも創造することを目指すという思いが込められております。 現在のわが国は、世界に類を見ないほど急速に少子高齢化が進んでおり、人口減少による経済の停滞や社会保障負担の増大等、直面する危機に対して、果敢に挑戦することが求められております。当社の事業は、様々な社会問題の解決に役立つ高い社会価値を有していると自負しております。当社は、スポーツとヘルスケアという事業そのものを通じて、企業の存続・成長に欠かすことのできない高い収益性(事業価値)と、社会問題の解決に応えていくという広い社会性(社会価値)、そして全てのスタッフが仕事そのものに「生きがい」を感じ、自己を成長させていくという深い人間性(人間価値)の3つの価値を調和、実現させることを目指しております。 (2) 目標とする経営指標 当社は、事業環境の変化を踏まえ、2026年5月に「2026-2030中期経営計画」を策定しました。前半の2026年度から2027年度は、毀損した財務体質の回復・強化期間とし、事業ならびに収支構造改革及びキャッシュアロケーションの見直しに取り組んでまいります。後半の2028年度から2030年度にかけては、「スポーツクラブ運営事業」「ホームフィットネス事業」「介護リハビリ事業」を事業の柱に据えて事業ポートフォリオの変革に着手し、2030年度に以下の目標を目指してまいります。 <2030年度 財務目標> 売上高   770億円       ROIC   6.0% 営業利益   35億円       配当性向   40.0% 売上高営業利益率   4.5%       自己資本比率   20.5% ROE   10.0% <2030年度 非財務目標> 重要視するテーマ   主な非財務目標や取組 事業活動を通じてお客様の生きがいづくりに貢献する   ・健康を基盤とした社会参加者数(生きがいづくりの数)・顧客の満足度調査(生きがいづくりの質) 多様な人材の活躍を通じて中長期的な成長を実現する   ・中核人材の登用等における多様性確保・女性管理職比率30%/男性育休取得100%・従業員の健康づくり・定期健康診断の受診率100%/定期健康診断の事後措置100%・従業員のエンゲージメントサーベイ パートナー企業や自治体と事業を共創する   ・マルチステークホルダー方針・パートナーシップ構築宣言の制定と遵守・政府委員会、関連団体活動を通じた、国の健康寿命延伸施策への貢献・健康なまちづくりに向けた自治体との提携 (3) 中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題 今後の見通しにつきましては、国内景気は緩やかな回復が期待される一方、中東情勢をはじめとする国際情勢の不安定化や為替変動リスク、原材料価格の高止まり、構造的な人手不足等、企業を取り巻く経営環境は依然として不透明な状況が続くものと認識しております。 フィットネス業界においても、安価な無人ジムや新たな業態出店の活発化による競争環境の激化や、諸物価の上昇への対応が急務となっており、それらに伴う業界再編の動きが継続するものと考えられます。 特に、光熱費や人件費等、各種コストの高止まりが見込まれる事業環境の中、主力事業であるスポーツクラブ事業を継続させていくには、収支構造そのものを含めた、事業全体の収益性回復が急務ととらえております。このため、まずはこれまでの地域の健康拠点であるスポーツクラブの施設数は営業努力により維持するという前提を見直し、不採算施設の退店や退店コストの低減を含めた早期対応を行うことを決定し、新たに「2026-2030中期経営計画」を策定することといたしました。 ◆スポーツクラブ事業及びスポーツクラブ周辺事業 ・不採算施設における要員見直し及び徹底したコスト管理と投資基準の厳格化 ・採算性の低い領域(店舗、アイテム、オペレーション)の特定と廃止 ・事業支援機能の役割・業務の見直しによる生産性向上 ・DXによる非顧客接点業務のスリム化、ひとり当たりの業務カバー領域の拡大 ・PPP事業、地域・企業の健康づくり事業等スポーツクラブ周辺領域の成長加速 ◆ホームフィットネス事業 ・運動器具から休養・美容・栄養へ領域を拡大し、顧客層を拡張 ・売上拡大に伴い、バックヤード機能等の事業基盤を強化 ・直接アプローチできる顧客基盤を構築 ◆介護リハビリ事業 ・軽~中度領域は「元氣ジム」を中心に拡大。2027年度より積極的な出店を再開 ・重度領域は完全子会社となった楓の風のノウハウを活用し、拡大 ・事業モデルの進化と収益性向上に取り組むほか、M&Aも積極的に検討 ◆本部コストの削減 ・事業単位での業績モニタリングと要員最適化 ・スポーツオアシスとの合併に伴う一時的な費用増の早期解消 ・AIの活用による管理業務の変革並びに関連費用の削減 ◆財務戦略 ・売上規模の追求から利益とキャッシュ・フロー重視の経営へ転換 ・新リース会計の適用を見据え、多額の投資を必要としない事業に投資を移行 ・投資配分において、事業への投資を厳選し、財務体質強化及び株主還元を安定的に実施 ・株主還元は、安定的かつ継続的な配当を方針とし、2030年度に配当性向40%の水準を目指す ・株主優待制度の拡充や個人投資家向けのIR活動を強化
事業等のリスク4,269字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社が展開する事業活動において、経済情勢、政治的または社会的要因等により影響を受ける可能性があります。有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与えると認識している主要なリスクは以下のようなものがあります。なお、文中には将来に関する事項及び対応策が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 事業環境の変化について ① 施設の休業に伴う影響 当社が行うビジネスは、主にスポーツクラブへの来館を前提とした施設産業であります。したがって、自然災害により施設を休業せざるを得ない場合や感染症の拡大により国や地方自治体から当社施設に対して休業要請が出た場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。一方で、施設の休業に伴い一般消費者の運動機会が減少することで、運動不足による健康二次被害等が広がる恐れがあります。当社事業は、社会における健康インフラとして、社会の要請を受けながら営業を継続する使命があると捉えております。 この使命を全うするため、当社グループにおいては、自然災害が発生した場合において、当社施設が営業継続できるよう、最低年1回の施設点検及びメンテナンス並びに必要に応じた改修工事を実施しております。また、自然災害が発生した場合に早期復旧するため、施設保守及び管理にかかる取引先との連携を強化しております。東日本大震災や熊本地震の際には、取引先と連携し、施設の復旧をいち早く実現いたしました。なお、自然災害が発生した場合には、地域の生活インフラとしての機能を果たせるよう、プール水の生活用水としての活用や地域住民に対する浴室設備の開放等を行っています。 ② 会員数の減少に伴う影響 当社が行うスポーツクラブ事業の対象顧客は、一般的な個人消費者が中心です。したがって、競合店舗の出店や個人消費の低迷などにより、会員数が減少した場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社は「人生100年時代のWell-being共創カンパニー」を長期ビジョンに掲げ、一般的な個人消費者だけでなく企業や健康保険組合等の法人、及び自治体に向けたビジネスを展開しています。また、オンラインレッスンサービスや家庭用運動器具の開発・通販を主とするホームフィットネス事業等、施設への来館を伴わない健康づくり支援も実施しております。これらの取組により、会員数の減少にともなう売上高の減少リスクを低減しています。 (ア)スポーツクラブの魅力向上に向けた取組 フィットネス業界においては、24時間ジム等の多様なニーズに対応した小型業態の出店が相次いでおります。当社においても、総合型スポーツクラブのジムエリアを24時間営業に変更し、顧客の利便性を高める取組を進め、フィットネス会員の集客に努めております。また、「運動をする場所」から「生活を豊かにする場所」への転換として、温浴施設やコワーキングスペース等の充実等、総合型スポーツクラブの強みを生かした魅力向上施策を行っています。 (イ)自治体や企業・健康保険組合に向けた取組 当社施設が所在する周辺の自治体との連携を強化し、地域住民に向けた介護予防事業や学校の水泳授業の受託等の拡大、オンラインプログラムを活用した企業・健康保険組合の従業員に向けた健康づくり等の健康経営に関する支援に取り組んでおります。また、自治体が保有するスポーツ施設等の運営受託、健康づくり等の事業受託、健康で住みやすく魅力的なまちづくりの支援等の取組を推進しています。 (ウ)施設型でない新たな事業展開 EC販売及びTV通販を通じて家庭用運動機器等の販売を行うホームフィットネス事業や、オンライン等を活用した健康支援等、施設への来館を伴わないビジネスの創出・展開に取り組んでいます。 (2) 経済状況および資金調達状況の変化について 当社は、事業成長を実現するために一定数の新規出店を行っています。総合型スポーツクラブ出店に際し、敷金及び保証金、設備投資及び開業経費等は1クラブあたり概ね3億円以上の資金が必要となります。また、既存施設の魅力向上のための改修工事にも投資しています。計画以上に新規出店が増えた場合や、急を要する改修工事により、資金需要が大きくなる可能性があります。 ① 出店戦略への対策 (ア)総合型スポーツクラブの出店にあたっては、中期的な出店計画に基づいた資金計画を策定し、資金需要をコントロールしています。 (イ)低投資・短期で回収が可能な業態(元氣ジム等)や施設の運営受託や開業支援等の投資を伴わない拠点等、出店形態を多様化し、効率的な資本投下による成長を目指しております。 ② 資金の調達への対策 (ア)新規出店を含む新たな設備投資については、営業キャッシュ・フローの範囲内で実施しています。フリーキャッシュフローを増加させ、さらに新たな投資の実施による業績向上を図り、財務基盤を維持することにより、必要なタイミングで新たな資金を調達できるよう環境を整えてまいります。 (イ)今後の事業展開を推進していくための必要な資金需要に対して、安定的かつ機動的な資金調達体制の構築、財務基盤の一層の強化を図っております。 ③ 金利の上昇への対策 経済環境の変化等により、市場金利が大幅に上昇し、当社の業績に影響を及ぼす可能性がありますが、市場金利の上昇に対しては、長期かつ固定での借入を主とし、必要に応じて金利を抑制させる手法を取り入れるなどの対策を取ってまいります。 ④ 為替の変動への対策 当社は、子会社であるRENAISSANCE VIETNAM, INC.に対して、出資及び貸付を行っております。大幅な為替変動が生じた場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。ただし、当社グループ外への海外通貨での出資や貸し付けは行っていないため、為替変動による影響は限定的と認識しています。 (3) 固定資産の減損について ① 新規出店に伴う影響 当社は事業を成長させるために新規出店を行っています。出店判断の際、立地特性や投資額について瑕疵があった場合、減損損失の発生により業績に影響を与える可能性があります。 新規出店に際しては、収支計画を策定し、投下資本の回収に関する一定の基準を設け精査することで、確実に事業成長に寄与する案件に絞って、出店を決定しています。 (ア)過去の出店における集客実績、業績推移等を元に収支計画の精度を高めています。 (イ)建築コストを低減化することによる損益分岐点の押し下げにより、リスクの低減に努めています。 ② 計画の未達による影響 出店後、収支計画を下回って推移した場合、投資回収ができずに減損損失の発生により業績に影響を及ぼす可能性があります。これに対して、日次・月次・四半期ごとのモニタリングを通じて計画通り、もしくはそれ以上の業績を達成するよう、軌道修正を行っています。 (4) 賃貸借契約について(リース含む) ① 営業施設の建物賃貸借契約について 当社の総合型スポーツクラブの新規出店にあたっては、原則として建物を賃借しております。なお、賃貸借期間は主に10年から30年の長期に亘るため、万が一、当社都合により賃貸借契約期間満了前に契約が終了した際には、賃貸人に対し何らかの保証を行う場合があります。なお、当社は、地域の健康づくりを通じ、 長期に亘って地域貢献することを目指しており、賃貸借契約満了後も契約の更新や再契約の締結により可能な限り事業を継続することを基本的なスタンスとしております。 ② 敷金及び保証金について 土地建物賃貸借契約により賃貸人に差し入れている敷金及び保証金の残高は、当連結会計年度末で119億38百万円 であります。この資産は、賃貸人の財政状況が悪化し、返還不能になったときは、賃料との相殺が出来ない範囲において貸倒損失が発生する可能性があります。なお、当社は貸倒損失を回避するため、定期的に賃貸人と面談を実施し、賃貸人の財政状況の情報収集に努めております。 (5) 繰延税金資産について ① 繰延税金資産の回収可能性 当社では、将来の課税所得の見積りに基づき、繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の計算にあたっては、将来の業績予測を基礎として見積もっており、業績予測に含まれる将来の収益予測や営業利益予測は、様々な予測や一定の仮定に基づいて計算しております。したがって、今後経営状況の悪化等により、将来の課税所得が業績予測と異なり、繰延税金資産の一部または全部の回収ができないと判断した場合、繰延税金資産は減額され、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 情報管理について ① 個人情報管理について 当社では、スポーツクラブ等の施設の利用者様、オンラインレッスンへの参加者様、通信販売やECサイトの利用者様等の個人情報を保有しています。万が一、個人情報の漏洩や不正利用が発生した場合、社会的評価が失墜することによる、中長期的な需要の低下により、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。また、大量の個人情報が漏洩した場合、該当する会員様等への損害賠償等による影響が生じる可能性もあります。 個人情報の取り扱い及び個人情報漏洩による企業経営や社会的な信用への影響を十分に認識し、情報システムの構築、社内規程・マニュアルの整備、eラーニング(パソコン等を活用した個人学習)による従業員の教育活動の実施、及び内部統制監査室によるモニタリングを継続的に行い、情報漏洩を未然に防止するよう努めております。 (7) グローバルな事業展開について ① 海外事業に関する影響 当社グループの海外事業は、ベトナム国においてスポーツクラブを展開しております。同国における政治・経済情勢等の影響により、クラブの営業が困難となった場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 これらの影響に対しては、国内外における情報収集及び現地弁護士等との連携を通じ、その回避に努めています。 ベトナム国以外の各国においては、当社が培ってきたノウハウを現地企業と連携して事業展開を行っています。
経営成績の分析 (MD&A)6,941字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度においては、スポーツクラブ事業において4月、5月の新規入会が低調なスタートとなったものの、6月以降は持ち直し、在籍者数が前年を上回って推移した結果、売上高も前年実績を超過いたしました。ホームフィットネス事業においては、新商品の「スタイリーフェイス」が好評となった一方、前連結会計年度に好調な売れ行きであったステッパーの販売が伸び悩んだこと等から売上高・営業利益ともに前年を下回りました。介護・医療周辺事業においては、12月に全国に通所介護施設を営む株式会社楓の風(以下「楓の風」といいます。)の株式を100%取得して完全子会社とし、その業績を、第4四半期連結会計期間より連結損益計算書に反映しております。コスト面においては、ホームフィットネス事業の原価が計画比で減少となったほか、効率的な費用の執行に努め、全社で計画の範囲内に収まる水準となりました。 当社は、スポーツクラブにおける事業環境が大きく変化していることを踏まえ、売上高に占める賃料負担の割合が大きい都心立地の店舗等、業績の回復が見込みにくい6店舗及び賃貸借契約期間満了による1店舗の退店を決定し、退店に係る費用を一括して計上いたしました。さらに「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、当社グループが保有する固定資産の回収可能性を慎重に検討した結果、退店施設を含む合計38施設において減損損失30億56百万円を計上いたしました。これにより、当連結会計年度末時点において減損の兆候を有する施設のうち投資回収が見込めない施設への対応を完了いたしました。 この結果、売上高649億33百万円(前年同期比1.9%増)、営業利益15億65百万円(同19.6%減)、経常利益7億95百万円(同35.1%減)、親会社株主に帰属する当期純損失21億6百万円(前年同期親会社株主に帰属する当期純利益7億66百万円)となりました。 当社グループは、2024年5月に「2024-2027中期経営計画」を策定し、①総合型スポーツクラブのリーディングカンパニーとして業界をリードすること及び ②フィットネス業界の枠を超えた中長期成長ドライバーの創出を重要テーマと位置づけ、取り組んでまいりましたが、これまでの業績進捗及び今後の見通しを踏まえると当初目標の達成は困難な見通しです。そのため、この度中期経営計画を大幅に見直し、「2026-2030中期経営計画」を策定いたしました。詳細は、2026年5月8日公表の「中期経営計画の見直し及び策定に関するお知らせ」をご覧ください。 <スポーツクラブ事業> スポーツクラブ事業では、6月以降、新規入会者数が回復基調に転じ、在籍会員数は前年を上回る水準で推移いたしました。特に、4月に合併したスポーツオアシスの店舗網を活用した、企業・健康保険組合向けのマンスリーコーポレート会員の拡大が全体の会員数増加に寄与しました。また、10月にはフィットネス会員及びスクール会員を対象とした価格改定を実施し、会費単価の上昇につながっております。 新規出店に関しましては、4月に「スポーツクラブ&サウナスパ ルネサンス 東札幌24(北海道札幌市)」、7月に「スポーツクラブ&サウナスパ ルネサンス・ビエラ明舞24(兵庫県神戸市)」を、それぞれ既存の他社運営施設を引き継ぐ形で開業いたしました。さらに、東急株式会社の完全子会社である東急スポーツシステム株式会社が運営する総合スポーツクラブ等合計8施設を、2026年7月1日付で譲り受けることを決定しております。 一方、退店につきましては、不採算施設における今後の全社収益への影響等を踏まえ、当連結会計年度において1店舗を退店し、翌連結会計年度以降の退店として5店舗を決定いたしました。また、これらの退店に伴い将来発生が見込まれる退店コストを、当連結会計年度に一括して計上しております。 この結果、スポーツクラブ事業の売上高は551億45百万円(前年同期比2.8%増)、当連結会計年度末の在籍会員数は442,085名(前年同期比1.7%増)となりました。 ※ 在籍会員数には、オンライン会員数は含まれておりません。 <介護・医療周辺事業> 介護・医療周辺事業では、リハビリ特化型デイサービス「元氣ジム」において、直営4施設、フランチャイズ2施設の計6施設を新規開設し、既存施設においても業績は安定して推移いたしました。また、今後の事業拡大に向け、2026年4月1日付で株式会社レーベンコミュニティが運営する通所介護施設「マイリハ」5施設の事業譲受を決定したほか、通所介護施設を直営で13施設、フランチャイズで23施設運営する楓の風の株式を12月1日付で100%取得し、完全子会社化いたしました。楓の風は、比較的介護度の高いご利用者の支援も行っており、今後これまで当社がアプローチできていなかった方々の健康課題解決のサポートや、介護報酬制度の改定を見据えた対応につなげてまいります。この結果、当連結会計年度における介護・医療周辺事業の売上高は24億67百万円(前年同期比22.1%増)となりました。 <ホームフィットネス事業> ホームフィットネス事業では、前連結会計年度に想定を超える売れ行きとなったステッパーのEC販売や、既存商品のテレビ通販の売れ行きが伸び悩み苦戦いたしました。一方、「ツイストエアロステッパー Premium SP-600」が「楽天年間ランキング2025」のスポーツ・アウトドアジャンルにて3年連続第1位を受賞したほか、9月に発売した顔回りのたるみケアと飲み込む力(嚥下)の両面をサポートする新商品「スタイリーフェイス」がテレビ通販及びECサイトともに好調となりました。この結果、当連結会計年度におけるホームフィットネス事業の売上高は39億38百万円(前年同期比18.6%減)となりました。 当連結会計年度においては、下表のとおり、施設の新規出店及び運営受託を開始しました。 出店・開設時期   施設名   施設形態 2025年4月   スポーツクラブ&サウナスパ ルネサンス 東札幌24(北海道札幌市)   スポーツクラブ 2025年4月   東大和市体育施設等(全6施設)(東京都東大和市)   指定管理 2025年4月   北九州市立浅生スポーツセンター(福岡県北九州市)   指定管理 2025年4月   名護市B&G海洋センタープール(沖縄県名護市)   指定管理 2025年5月   ルネサンス 元氣ジム東久留米(東京都東久留米市)   介護リハビリ(直営) 2025年6月   ルネサンス 元氣ジム目白台(東京都文京区)   介護リハビリ(直営) 2025年6月   ルネサンス 元氣ジム広島宇品(広島県広島市)   介護リハビリ(フランチャイズ) 2025年7月   スポーツクラブ&サウナスパ ルネサンス・ビエラ明舞24(兵庫県神戸市)   スポーツクラブ 2025年7月   府中市B&G海洋センター(広島県府中市)   指定管理 2025年8月   ルネサンス 元氣ジム川崎八丁畷(神奈川県川崎市)   介護リハビリ(直営) 2025年9月   ルネサンス 元氣ジムいわき小名浜(福島県いわき市)   介護リハビリ(フランチャイズ) 2025年11月   ルネサンス 元氣ジム青葉台(神奈川県横浜市)   介護リハビリ(直営) また、当連結会計年度において、退店及び運営受託を終了した施設は、下表のとおりです。 退店・受託終了時期   施設名   施設形態 2025年5月末   BEACHTOWN HIBIYA PARK(東京都千代田区)   アウトドアフィットネス(直営) 2025年6月末   Re PT GYM RENAISSANCE JAPAN Times City(ベトナム ハノイ市)   パーソナルトレーニングジム(ルネサンスベトナム) 2025年12月末   ルネサンス 元氣ジムJr.三ツ境(神奈川県横浜市)   介護リハビリ(直営) 2025年12月末   フィットネス&ヨガ ルネサンス イオンモール ビンズオンキャナリー(ベトナム ホーチミン市)   スポーツクラブ(ルネサンスベトナム) 2026年2月末   スポーツクラブ&サウナスパ ルネサンス 天王町(神奈川県横浜市)   スポーツクラブ 2026年3月末   OASIS RAFEEL 恵比寿24Plus(東京都渋谷区)   スポーツクラブ 2026年3月末   アウトドアフィットネス泉南ロングパーク(大阪府泉南市)   アウトドアフィットネス(業務受託) <財政状態について> 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ16億8百万円増加し、570億43百万円となりました。これは主に、現金及び預金が増加したこと等により流動資産合計が15億21百万円増加したことによるものです。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ40億37百万円増加し、473億54百万円となりました。これは主に、短期借入金が増加したこと等により流動負債合計が17億74百万円増加したこと、長期借入金及び資産除去債務が増加したこと等により固定負債が22億62百万円増加したことによるものです。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ24億29百万円減少し、96億89百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純損失21億6百万円を計上したこと、配当金2億65百万円を支払ったこと等により利益剰余金が23億72百万円減少したことによるものです。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ8億90百万円増加し、85億70百万円となりました。 当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りです。 営業活動により得られた資金は、41億22百万円(前連結会計年度比17.4%増)となりました。これは主に減価償却費33億90百万円(同8.2%増)、長期預り保証金の増加額5億16百万円、売上債権の減少額2億19百万円によるものです。 投資活動に使用した資金は、43億99百万円(前連結会計年度比39.3%増)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出37億26百万円(同16.6%増)、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出5億92百万円、無形固定資産の取得による支出2億56百万円(同9.7%増)、敷金・保証金の回収による収入1億58百万円(同71.5%減)によるものです。 財務活動により得られた資金は、11億90百万円(前連結会計年度比9.6%増)となりました。これは主に長期借入れによる収入38億62百万円(同28.7%増)、短期借入金の純増加額12億96百万円(同28.0%減)、長期借入金の返済による支出26億57百万円(同5.7%増)、リース債務の返済による支出9億68百万円(同3.1%減)によるものです。 なお、主要な財務指標のトレンドは以下のとおりです。 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 (当連結会計年度) 自己資本比率   (%)   27.0   26.0   21.5   21.8   17.0 時価ベースの 自己資本比率   (%)   48.9   41.5   36.6   35.7   35.2 債務償還年数   (年)   4.9   14.0   5.7   8.2   7.5 事業収益インタレスト・ カバレッジ・レシオ   (倍)   2.5   1.5   2.2   2.6   1.9 (注)1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値を用いて、以下の計算式により計算しております。 ・自己資本比率 :自己資本/総資産 ・時価ベースの自己資本比率 :株式時価総額/総資産 ・債務償還年数 :有利子負債/営業キャッシュ・フロー ・事業収益インタレスト・カバレッジ・レシオ:(営業利益+受取利息+受取配当金)/支払利息 2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 3.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている転換社債型新株予約権付社債、短期及び長期借入金並びにリース債務を対象としております。営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。また、支払利息については、連結損益計算書の支払利息を使用しております。 ③ 生産、受注及び販売の状況 当社グループは、会員制フィットネスクラブ及びスイミングスクール、テニススクール等のスポーツスクール運営事業、さらにスポーツクラブ施設の運営受託を主たる事業としているため、生産及び受注の内容は記載しておりません。 なお、当社グループの報告セグメントは「スポーツクラブ運営事業」のみであり、外部顧客への売上高を分解した情報は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」をご参照ください。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する知識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a)経営成績等の状況 (i)当連結会計年度の財政状況及び経営成績の状況 当連結会計年度の財政状況及び経営成績の状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりです。 (ⅱ)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 (b)当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループの経営成績に影響を与える主たる事業は、フィットネスクラブ、スイミング・テニス・ゴルフスクール等のスポーツクラブ事業となります。そのため、継続的かつ安定的な収益確保にあたっては、スポーツクラブの既存店舗の発展と新規店舗の出店が大きな要因となります。また、そのほかの要因につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」及び「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりです。 (c)当社グループの資本の財源及び資金の流動性 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、事業活動にかかる資金需要において、短期的な運転資金は、主に銀行借入により調達し、長期的な設備資金は、自己資金、建物リース、転換社債型新株予約権付社債の発行及び金融機関からの借入金により調達しております。 ② 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 当社グループは、連結財務諸表の作成に際し、決算日における資産及び負債の報告数値並びに報告期間における収入及び支出の報告数値に与える見積り及び仮定設定を行わなければなりません。当社グループは、売掛債権、前受金、法人税等、退職給付費用、偶発事象等に関する見積り及び判断に対して、過去の実績や状況に応じて合理的であると考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行っております。なお、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 なお、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」及び「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

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