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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

エスプール

S-Pool,Inc.2471 · Prime · サービス業

障がい者・シニアなどの潜在労働力活用支援と、BPO・人材派遣を組み合わせた人材サービス企業。

概要

エスプールは、人材サービスとアウトソーシングを主力とする企業である。1999年に東京都で創業し、2006年に大阪証券取引所ヘラクレス市場に上場した。障がい者雇用支援や業務請負、人材派遣などを手掛け、特に就労移行支援や職業訓練の分野で強みを持つ。2024年11月期の売上高は約256億円、営業利益率は約11%と高水準である。グループは10社の子会社で構成され、ビジネスソリューション事業と人材ソリューション事業の二軸で展開する。

二つの事業セグメントで社会課題を解決

エスプールの事業はビジネスソリューション事業と人材ソリューション事業に区分される。ビジネスソリューション事業は、障がい者雇用支援サービス(農園型)やシニア人材活用、物流・採用・販売促進のアウトソーシング、環境経営支援、広域行政BPOなど、企業や自治体の業務効率化と社会課題解決を支援する。人材ソリューション事業は、コールセンターや店頭販売、ホテル接客など多様な分野に人材派遣を提供し、フィールドコンサルタントが派遣スタッフを現場で育成・定着させる「グループ型派遣」が特徴である。両セグメントは独立した収益基盤を持ちながら、グループ全体でシナジーを創出する方針を掲げている。

売上高260億円、利益構成は二事業に依存

2025年11月期の連結売上収益は260億円、営業利益24億円、親会社所有者帰属当期利益14億円である。ビジネスソリューション事業が売上高166億円(前年比10.2%増)、営業利益36億円を計上し、グループの収益を牽引する。一方、人材ソリューション事業は売上高96億円(前年比9.8%減)、営業利益8億円と減収減益であり、コールセンター派遣の需要縮小が影響した。営業利益の87%を障がい者雇用支援サービスと人材派遣サービスの二事業で占めるため、特定事業への依存度軽減が経営課題として認識されている。

グループ会社10社、分社化による専門性の強化

エスプールは2025年11月30日時点で、当社および10社の子会社(エスプールヒューマンソリューションズ、エスプールプラス、エスプールロジスティクス、エスプールリンク、エスプールセールスサポート、エスプールグローカル、エスプールブルードットグリーン、エスプールブリッジ、CyberCrew、世霹股份有限公司)と1社の関連会社で構成される。各子会社は特定のサービスに特化して設立され、例えばエスプールプラスが障がい者雇用支援(農園型)、エスプールロジスティクスが物流アウトソーシング、エスプールグローカルが広域行政BPOを担当する。設立時期は2009年から2020年代にわたり、事業拡大に応じて分社化を進めてきた。

中期経営計画で2029年に売上高360億円を目標

エスプールは2025年1月14日に中期経営計画を発表し、2029年11月期の売上収益360億円、営業利益45億円を数値目標として掲げる。重点戦略として、障がい者雇用支援・サステナビリティ支援・地方創生支援の三つを注力事業領域に定め、オーガニック成長を継続する。また、AI・DXの活用による収益性向上、グループシナジーの創出、多様な人材の育成を掲げる。配当方針は連結配当性向30%以上を目指す。この計画は、コールセンター派遣の需要縮小という構造変化を見据えたものである。

業界の中での役割は人材サービス企業(障がい者雇用支援、BPO、人材派遣)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
260億円
営業利益
24億円
営業利益率
9.2%
純利益
14億円
2025/11 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2022/11
事業売上構成比利益利益率
人材ソリューション事業165億円62.0%17億円10.3%
ビジネスソリューション事業101億円38.0%29億円28.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ビジネスソリューション事業主力

障がい者やシニアの雇用支援、物流・採用・販売促進のアウトソーシング、環境コンサルティング、自治体BPOなど、企業や自治体の業務効率化・社会課題解決を支援。

主な製品・サービス7
障がい者雇用支援サービス(農園型)
知的障がい者向けに農園を貸し出し、採用・教育・定着までを支援するサービス。
シニア人材活用サービス
経験豊富なシニアを企業の経営・業務課題解決にマッチングするサービス。
物流アウトソーシング
通販商品の発送代行など物流業務の受託サービス。
採用代行サービス
アルバイト・パート採用業務を代行するサービス。
販売促進代行
対面型の会員獲得や販売促進業務の受託。
環境経営支援サービス
温室効果ガス排出量算定、環境情報開示コンサル、カーボンオフセット仲介等。
広域行政BPO
複数自治体の行政業務を一括受託する業務代行サービス。

02人材ソリューション事業主力

「グループ型派遣」という独自形態で、コールセンター、店頭販売、ホテル接客など様々な業務に人材派遣サービスを提供。派遣先に常駐するフィールドコンサルタントが未経験者の育成・定着を支援し、顧客満足度とシェア拡大を実現。

グループ型派遣という独自の派遣形態

主な製品・サービス1
グループ型派遣サービス
当社従業員(フィールドコンサルタント)と派遣スタッフをチームで派遣し、現場でフォローする人材派遣サービス。未経験者の短期育成と定着率向上が強み。

製品と技術

農園型障がい者雇用支援サービス「わーくはぴねす農園」

エスプールの代表的なサービスは、知的障がい者を対象とした農園型雇用支援である。株式会社エスプールプラスが運営する農園を企業に貸し出し、障がい者の採用・教育から職場定着までを一貫して支援する。農園は千葉県に集中していたが、2024年期には東京都や神奈川県など新エリアにも展開し、地域分散による採用力強化を図った。企業は農園を就労場所として提供することで、法定雇用率の達成やCSR活動に活用できる。このサービスは高い成長性と競争力を持ち、グループの営業利益の過半を占める重要事業である。

グループ型派遣「エスプールヒューマンソリューションズ」

人材ソリューション事業の中核が、株式会社エスプールヒューマンソリューションズが提供する「グループ型派遣」である。派遣先に常駐するフィールドコンサルタント(FC)が、派遣スタッフと一体となって業務を遂行し、未経験者の短期育成と定着率向上を実現する。主な業務領域はコールセンター、スマートフォン・家電の店頭販売、ホテル接客など。2024年期にはコールセンター派遣の需要縮小に対応し、高スキル業務へのシフトや施工管理技士派遣の拡大を進めた。FCのコンサルティング機能強化により、他社との差別化を図っている。

環境経営支援サービス「エスプールブルードットグリーン」

株式会社エスプールブルードットグリーンは、企業の環境経営を支援するサービスを提供する。温室効果ガス(GHG)排出量の算定、環境情報の開示コンサルティング、カーボンオフセット仲介などを手掛ける。2024年期は自治体向け入札で一部苦戦したものの、企業向けコンサルティングとカーボンクレジット販売が好調で増収増益となった。サステナビリティ支援は中期経営計画の注力事業の一つに位置づけられ、市場拡大が期待されている。

広域行政BPOサービス「エスプールグローカル」

株式会社エスプールグローカルは、複数の自治体の行政業務を一括で受託する広域行政BPOサービスを提供する。2024年期は国策関連業務の増加があったものの、受注拡大が限定的で売上・利益ともに伸び悩んだ。それでも地方創生支援の一環として、中期経営計画で注力分野に掲げられている。一括受託によるスケールメリットと、自治体の業務効率化に貢献する点が特徴である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 人材ソリューション事業グループ型派遣という独自の派遣形態

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

人材サービス大手、収益率低下課題

エスプールは、人材派遣や業務請負を主力とするサービス業界の大手企業です。売上高は約260億円で、提供データの中では最大規模ですが、直近の営業利益率は9.23%と低下傾向にあります。同業他社のジンジブやダイブグループも人材領域で競争しており、競争激化が価格や利益率に影響を与えている可能性があります。海外展開の有無はデータから不明ですが、国内市場に依存していると見られ、人材需給や景気変動の影響を受けやすいビジネスモデルです。今後は収益性改善と市場拡大への施策が重要です。

強み

  • 売上規模が大きく、一定のシェア。
  • 人材関連の多様なサービスを提供。
  • 大規模な顧客基盤を有する。
  • 国内市場での知名度が高い。

課題

  • 営業利益率が低下傾向にあり、改善必要。
  • 人材業界の競争が激しい。
  • 海外展開がなく、国内依存。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がエスプール

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13984ユーザーローカル237億円14.3倍
23837アドソル日進235億円15.9倍
33788GMOグローバルサイン・ホールディングス232億円21.0倍
49332NISSOホールディングス232億円12.1倍
53921ネオジャパン230億円12.6倍
62471エスプール221億円16.6倍
73649ファインデックス219億円17.8倍
86050イー・ガーディアン216億円29.6倍
93835eBASE207億円19.1倍
103968セグエグループ205億円10.0倍
113901マークラインズ200億円12.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 25件

創業から上場まで:1999~2006年

1999年12月、東京都新宿区高田馬場に株式会社エスプールが設立され、人材関連及びマーケティング関連のアウトソーシング事業を開始した。2002年8月には本社を東京都中央区日本橋に移転した。2003年6月、マーケティング事業を分社化し、株式会社エスプール・マーケティングを設立(後に清算)。2005年7月にはアルバイトの雇用・勤怠管理アウトソーシングサービスを提供する株式会社パスカルを設立した。2006年2月、大阪証券取引所ニッポン・ニューマーケット-「ヘラクレス」市場に上場し、資本市場へのアクセスを獲得した。

事業拡大と分社化の進展:2006~2010年

上場後、エスプールは事業領域を広げた。2006年4月、パフォーマンス・コンサルティング事業を分社化し、株式会社エスプール総合研究所(現ワークハピネス)を設立。2008年8月、パスカルを株式会社GIMに社名変更し、同年10月にはシステム開発受託事業を承継。2008年12月、ロジスティクスアウトソーシングサービスを開始した。2009年12月、人材アウトソーシングサービスを分社化し、人材ソリューション事業の中核となる株式会社エスプールヒューマンソリューションズを設立。2010年4月に障がい者雇用支援サービスを開始し、同年6月に株式会社わーくはぴねす農園(後のエスプールプラス)を設立した。同年10月、大証の市場統合に伴いJASDAQ(スタンダード)に上場した。

不採算事業からの撤退と再編:2011~2015年

2011年2月、エスプール総合研究所を株式譲渡で連結除外し、同日マーケティング事業から撤退した。同年6月、障がい者雇用支援サービスをわーくはぴねす農園に統合。2011年8月にタイにS-POOL BANGKOKを設立したが、2017年に清算した。同年9月、システム事業から撤退するため株式会社GIMを株式譲渡で連結除外した。2013年2月、わーくはぴねす農園を株式会社エスプールプラスに社名変更。同年7月、東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東証JASDAQ(スタンダード)に上場。2013年12月、ロジスティクスアウトソーシングを分社化し、株式会社エスプールロジスティクスを設立。2014年11月、販売促進サービスを集約するエスプールセールスサポートを設立。2015年2月にエスプールエンジニアリングを設立したが、2018年に清算された。

新サービス開始と事業ポートフォリオの構築:2016年~現在

2015年8月に本社を現在の千代田区外神田に移転。2016年6月、採用支援サービスを開始した。以降、ビジネスソリューション事業の拡充を進め、環境経営支援サービス、広域行政BPOなどを新たに展開。人材ソリューション事業では、施工管理技士派遣など新領域に進出した。2024年11月期には売上高256億円、営業利益28億円を計上したが、2025年11月期は人材派遣の縮小や物流サービスの赤字などで減益となった。中期経営計画では、障がい者雇用支援、サステナビリティ支援、地方創生支援を柱に、2029年売上高360億円を目指す。グループは10社体制となり、社会課題解決型のポートフォリオ経営を推進している。

年表25件を開く

1990年代

  • 1999年12月創業東京都新宿区高田馬場に株式会社エスプールを設立し、人材関連及びマーケティング関連のアウトソーシング事業を開始

2000年代

  • 2002年8月本社を東京都中央区日本橋に移転
  • 2003年6月創業マーケティング事業を分社化し、株式会社エスプール・マーケティングを設立(2016年5月清算)
  • 2005年7月創業株式会社パスカルを設立し、アルバイトの雇用・勤怠管理アウトソーシングサービスを開始
  • 2006年2月上場大阪証券取引所ニッポン・ニューマーケット-「ヘラクレス」市場に上場
  • 2006年4月創業パフォーマンス・コンサルティング事業を分社化し、株式会社エスプール総合研究所(現 株式会社ワークハピネス)を設立
  • 2008年8月商号変更株式会社パスカルの社名を株式会社GIMに変更
  • 2008年10月株式会社GIMが、システム開発受託事業を吸収分割にて事業承継し、システム事業を開始
  • 2008年12月ロジスティクスアウトソーシングサービスを開始
  • 2009年12月創業会社分割により人材アウトソーシングサービスを分社化し、人材ソリューション事業を行う株式会社エスプールヒューマンソリューションズを設立

2010年代

  • 2010年4月障がい者雇用支援サービスを開始
  • 2010年6月創業株式会社わーくはぴねす農園を設立
  • 2010年10月上場大阪証券取引所の市場統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に株式を上場
  • 2011年2月株式会社エスプール総合研究所(現 株式会社ワークハピネス)を株式譲渡により連結除外
  • 2011年2月株式会社エスプール・マーケティングで行っていたマーケティング事業から撤退
  • 2011年6月M&A障がい者雇用支援サービスを株式会社わーくはぴねす農園に統合
  • 2011年8月創業S-POOL BANGKOK CO.,LTD.を設立(2017年8月清算)
  • 2011年9月株式会社GIMを株式譲渡により連結から除外し、システム事業から撤退
  • 2013年2月商号変更株式会社わーくはぴねす農園の社名を株式会社エスプールプラスに変更
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に株式を上場
  • 2013年12月創業ロジスティクスアウトソーシングサービスを分社化し、株式会社エスプールロジスティクスを設立
  • 2014年11月創業株式会社エスプールセールスサポートを設立し、グループの販売促進サービスを集約
  • 2015年2月創業株式会社エスプールエンジニアリングを設立し、フィールドマーケティングサービスを開始(2018年6月清算)
  • 2015年8月本社を現在地に移転
  • 2016年6月採用支援サービスを開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/11期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上収益2029年11月期まで360億円
  • 営業利益2029年11月期まで45億円
  • 連結配当性向30%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    主力事業のオーガニック成長

    障がい者雇用支援、サステナビリティ支援、地方創生支援の3事業を注力領域とし、成長を牽引。人材アウトソーシングはAI/DXに対応し高付加価値化で差別化。

  2. 02

    グループシナジーで企業価値向上

    各事業の強みや顧客基盤を活用し、新サービス展開やグループ連携で営業最大化。障がい者雇用支援、環境経営支援、広域行政BPOで事業領域拡大。

  3. 03

    AI/DX活用による収益性・経営効率向上

    バックオフィスのデジタル化・自動化で業務改善とコスト削減。営業面ではAIで戦略策定、顧客分析、プロセスを革新。

  4. 04

    多様な人材の育成と挑戦支援

    社員の能力発揮環境を整備し、キャリアチャレンジ制度やカンパニー制で挑戦を促進。グループ経営を担うリーダー人材の育成に注力。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,147人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は575万円で、9期前と比べて+7.2%平均年齢は34.0歳、平均勤続年数は4.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年11月205
2017年11月312
2018年11月419
2019年11月53634.02.0505
2020年11月57537.04.0625
2021年11月57436.03.0728
2022年11月57636.04.0865
2023年11月59734.04.0973
2024年11月57134.04.01,055265
2025年11月57534.04.01,147209

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年11月期・提出会社(単体)
女性管理職比率23.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)69.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 9 / 海外 0、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
あいち名古屋 第二ファーム — 愛知県 名古屋市713百万円
ビジネスソリューション事業
豊洲ファーム — 東京都 江東区645百万円
ビジネスソリューション事業
東京立川 ファーム — 東京都 立川市614百万円
ビジネスソリューション事業
東大阪第二 ファーム — 大阪府 東大阪市526百万円
ビジネスソリューション事業
行田ファーム — 埼玉県 行田市431百万円
ビジネスソリューション事業
あいち豊田 ファーム — 愛知県 豊田市423百万円
ビジネスソリューション事業
横須賀 ファーム — 神奈川県 横須賀市409百万円
ビジネスソリューション事業
大阪第二 ファーム — 大阪府 大阪市394百万円
ビジネスソリューション事業
横浜ファーム — 神奈川県 横浜市374百万円
ビジネスソリューション事業
東大阪 ファーム — 大阪府 東大阪市365百万円
ビジネスソリューション事業
ほか55件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱エスプールヒューマンソリューションズ(注)3、4
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エスプールプラス(注)3、5
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エスプールロジスティクス
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エスプールリンク
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エスプールセールスサポート
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エスプールグローカル
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エスプールブルードットグリーン
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エスプールブリッジ
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱CyberCrew
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年11月期の売上高は260億円営業利益24億円前期と比べると増収減益で、売上が+1.6%、利益が-14.3%。

売上高
+1.6%
260億円
営業利益
-14.3%
24億円
純利益
-33.3%
14億円
営業利益率
9.2%
前期比 -1.7%pt

会社が出している今期の予想2026年11月期

項目会社予想前期実績
売上高268億円260億円
営業利益27億円24億円
純利益17億円14億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は127億円、営業利益は6億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+1.6%、営業利益は−25.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2022年3Q63711.14
2023年1Q6158.23
2023年2Q701014.37
2023年3Q6369.54
2024年1Q5700.03
2024年2Q64710.94
2024年4Q1352115.614
2025年2Q12586.44
2025年4Q1351611.910
2026年2Q12764.73

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年11月期からの14期で、売上は49億円から260億円へ5.3倍に増えた。直近期の営業利益率は9.2%。

決算期売上高億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
2012年11月4900
ロジスティクスアウトソーシングサービスを分社化し、株式会社エスプールロジスティクスを設立
2013年11月5400
株式会社エスプールセールスサポートを設立し、グループの販売促進サービスを集約
2014年11月6622
株式会社エスプールエンジニアリングを設立し、フィールドマーケティングサービスを開始(2018年6月清算)
2015年11月730−1
2016年11月9254
2017年11月11774
2018年11月148106
この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません
2019年11月1751611
2020年11月2102216
2021年11月2492719
2022年11月2673020
2023年11月2582617
2024年11月256282610.921
2025年11月26024219.214

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年11月期

売上高260億円のうち、営業利益として残るのは24億円9.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は14億円、売上の5.4%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金62.7%163億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.1%73億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.2%24億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
37.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.7pt
9.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.3pt
5.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.6pt
14.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年11月期は営業CFが56億円、投資CFが−21億円で、差し引きのフリーCFは35億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は36億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年11月00206
2013年11月1−1005
2014年11月3−2218
2015年11月−3−45−77
2016年11月7−51211
2017年11月8−6−1212
2018年11月7−90−211
2019年11月17−158221
2020年11月22−212125
2021年11月22−2517−339
2022年11月42−28−201432
2023年11月41−466−534
2024年11月51−34−121738
2025年11月56−21−383536

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年11月期の総資産は417億円。このうち返さなくてよい自己資本が102億円で、自己資本比率は24.5%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年11月1311211.0
2013年11月1521312.4
2014年11月2281435.1
2015年11月2671924.8
2016年11月37102728.0
2017年11月45153032.6
2018年11月58203835.2
2019年11月87305735.1
2020年11月113456839.4
2021年11月2126115128.8
2022年11月2557418129.2
2023年11月3348524925.5
2024年11月3979829924.8
2025年11月41710231524.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年11月期の内訳
現金及び預金
36億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
101億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
315億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
64
/ 100
安定性自己資本比率16 / 40
収益力営業利益率18 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率534社中206位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中492位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
14.4%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
9.2%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
24.5%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
1.6%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.6%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥280で、1年前と比べて-9.7%過去52週の値幅のなかでは43%の位置にある。

¥280-2.4%1ヶ月+5.3%1年-9.7%時価総額221億円
過去52週の値幅
安値¥222高値¥357

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.6倍
PER (会社予想)13.2倍
PBR2.25倍
配当利回り3.57%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価289円は25日移動平均線271.32円を約6.5%上回り、強い上昇トレンド。直近1ヶ月で9.06%上昇し、8月10日には284円まで上昇。52週高値357円からは約19%下だが、75日線252.29円を大きく上回る。出来高は平均60万株超と活況で、買いが継続している。RSIは70と買われ過ぎ圏だが、上昇の勢いは強い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 68/100)

PERが17.16倍と業界平均の22.9倍を下回り、予想PERも13.6倍とさらに低く、割安感があります。PBRは2.32倍で平均の3.26倍を下回っており、純資産に対して低評価です。ROEは14.4%と良好で、配当利回りは3.46%と平均の2.53%を上回ります。ただし、配当性向が83.3%と高く、内部留保が少ないため、今後の成長投資には制約がある可能性があります。収益性とバリュエーションを総合すると割安と判断します。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.6倍23.4倍
PER (予想)13.2倍
PBR2.25倍3.51倍
ROE14.4%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

障がい者雇用支援という社会貢献性の高い分野で収益を上げている。強気派は、法定雇用率の引き上げなど法規制の追い風で需要が拡大し、同社の専門性が評価されると見る。弱気派は、売上高が約250億円で頭打ちであり、競争激化や単価低下で収益性が悪化するリスクを指摘する。

プラスに働く材料7
  • 法規制の追い風

    障がい者雇用率の引き上げにより、企業の支援サービス需要が増加。

  • 専門性

    国内有数の障がい者雇用支援のノウハウがあり、大手企業との取引実績。

  • 社会貢献

    ESG投資の観点から、社会的価値の高い事業は評価されやすい。

  • 予想PER13.4倍と実績16.9倍、回復期待の先取り決算発表後影響

    実績PER16.86倍から予想13.4倍へ改善、EPSは16.8円→21.2円と約26%増の可能性

  • 外国人保有10.9%と低水準、買い増し余地継続影響

    外国人所有比率は10.93%と低く、追加投資による需給改善余地がある

  • 配当利回り3.52%が下値支え継続影響

    1株284円に対し配当10円相当、利回り3.52%が株価の下値を支える

  • ROE14.4%の高資本効率で見直し買い決算発表後影響

    自己資本利益率14.4%と高く、PBR2.28倍の水準に割高感は乏しい

マイナスに働く材料7
  • 成長鈍化

    売上高は約250億円で伸び悩み、新たな成長エンジンが不明。

  • 競争激化

    同分野に参入する企業が増え、価格競争が発生する可能性。

  • 収益悪化

    営業利益率は10%前後で低下傾向にあり、収益性の悪化が懸念。

  • 売上高260億円と伸び悩み、増収率1.6%にとどまる通年影響

    2025/11期売上高は260億円、前期256億円から約1.6%増と成長鈍化

  • 営業利益が28億円→24億円へ減益通年影響

    2025/11期営業利益は24億円、前年比4億円減少し利益率9.23%と低下

  • 純利益21億円→14億円と大幅減益決算発表後影響

    2025/11期純利益は14億円、前期の21億円から7億円減益

  • 株価1年で-11.7%と下落トレンド継続継続影響

    過去1年で株価は11.67%下落し、弱い需給環境を反映

次の決算で確かめる点
障がい者雇用支援事業の売上高
強みである事業の成長性を確認するため。
契約企業数
企業の支援サービス利用動向を示す重要な指標。
営業利益率
競争環境の変化を反映し、収益性の悪化を早期に検知。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.57%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
3.57%
いまの株価に対して
配当性向
83.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年11月016.2
2017年11月180.0164.4
2018年11月138.946.0
2019年11月2100.040.7
2020年11月365.069.4
2021年11月681.885.1
2022年11月833.3166.9
2023年11月1025.071.0
2024年11月100.074.3
2025年11月100.083.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2025年11月期末の株主数は延べ14,042人。区分でいちばん多いのは個人・その他61.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が24.5%を占め、残る75.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年11月%2021年11月%2022年11月%2023年11月%2024年11月%2025年11月%
個人・その他44.032.933.948.048.861.3
金融機関33.536.836.824.621.613.3
事業法人0.20.10.36.516.011.3
外国法人20.828.026.316.411.610.7
証券会社1.52.22.74.31.83.2
自己株式0.00.00.00.00.01.1
外国人個人0.00.00.00.10.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01浦上 壮平10.18
02株式会社UH Partners 2投資事業有限責任組合 無限責任組合員株式会社UH Partners 27.51
03株式会社UH57.50
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.22
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.87
06エスプール従業員持株会3.54
07赤浦 徹2.99
08佐藤 英朗2.51
09光通信KK投資事業有限責任組合 無限責任組合員光通信株式会社2.39
10株式会社UH Partners 31.52

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-06-19
    光通信株式会社
    新規の大量保有報告
    4.91%
    +0.10pt
  • 2026-04-07
    光通信株式会社
    新規の大量保有報告
    4.81%
    +0.34pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+255%、1株純資産は14期で+137%。直近期のROEは14.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年11月−1255
2013年11月177327.151.6
2014年11月5925235.118.629.2
2015年11月−2321976.8
2016年11月13634548.211.116.2
2017年11月279334.022.7164.4
2018年11月82635.644.546.0
2019年11月143842.851.040.7
2020年11月205642.238.069.4
2021年11月247735.753.685.1
2022年11月259428.938.0166.9
2023年11月2210821.718.171.0
2024年11月2712522.912.074.3
2025年11月1813114.415.183.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/11期の役員報酬は総額155百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
浦上壮平代表取締役 会長608,040,800
佐藤英朗取締役 管理本部 担当551,984,800
荒井直取締役 経営企画本部 担当51526,300
赤浦徹取締役(非常勤)582,362,400
宮沢奈央取締役(非常勤)44
仲井一彦取締役(非常勤)75
徐進常勤監査役58145,800
畑中裕監査役66
山下登監査役66
白川儀一代表取締役 社長56

役員報酬の内訳2025/11

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3969632
社外取締役630305
社外取締役319196
社外取締役310103

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/11期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,220字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、2025年11月30日現在、当社及び子会社10社(株式会社エスプールヒューマンソリューションズ、株式会社エスプールプラス、株式会社エスプールロジスティクス、株式会社エスプールリンク、株式会社エスプールセールスサポート、株式会社エスプールグローカル、株式会社エスプールブルードットグリーン、株式会社エスプールブリッジ、株式会社CyberCrew、世霹股份有限公司(Shipeee))、関連会社1社(3VOLT株式会社)により構成されております。当社グループの事業における当社及び当社子会社の位置付け、並びにセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。 [ビジネスソリューション事業] ビジネスソリューション事業では、障がい者やシニアなど潜在労働力の活用を支援するサービスのほか、企業や自治体の業務の一部を受託するアウトソーシングサービスおよびコンサルティングサービスを提供しています。 前者においては、株式会社エスプールプラスが、障がい者の就労に適した農園を企業に貸し出し、主に知的障がい者の採用・教育から定着までを支援するサービスを行っています。株式会社エスプールでは、様々な経験やノウハウを有するシニアを企業の経営課題や業務課題の解決に役立てるサービスを提供しています。 後者のアウトソーシングサービスでは、株式会社エスプールロジスティクスが、通販商品の発送を代行する物流サービスを提供しており、株式会社エスプールリンクは、アルバイトやパートの採用業務を代行するサービスを展開しており、株式会社エスプールセールスサポートでは、対面型の会員獲得業務や販売促進業務を行っています。また、株式会社エスプールブルードットグリーンは、温室効果ガス(GHG)排出量の算定や環境情報の開示に関するコンサルティング、カーボンオフセット仲介など、企業の環境経営を支援するサービスを提供しています。さらに、株式会社エスプールグローカルでは、複数の自治体の行政業務を一括で受託する広域行政BPOサービスを行っています。 [人材ソリューション事業] 人材ソリューション事業は、人材派遣サービスを主力とする株式会社エスプールヒューマンソリューションズが展開しており、コールセンター等のオフィスサポート業務をはじめ、スマートフォンや家電製品等の店頭販売支援業務、ホテル業など接客業務に関する人材サービスを展開しています。本サービスの特徴は、フィールドコンサルタント(FC)と呼ばれる同社の従業員と派遣スタッフをチームで派遣する「グループ型派遣」の形態を採用している点にあります。派遣先に常駐するFCが派遣スタッフを現場で手厚くフォローすることで、未経験者を短期間で育成できるだけでなく、定着率の向上にもつながっており、顧客満足度の向上およびシェア拡大につながっています。 (事業系統図)
経営方針・対処すべき課題2,186字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社経営の基本方針 当社グループは、「アウトソーシングの力で企業変革を支援し、社会課題を解決する」という企業理念に掲げ、事業活動を通じて社会課題を解決するソーシャルビジネスを推進することで、新たな社会的価値を創造し、社会にとって必要不可欠な存在となることを目指しています。経営面では、ポートフォリオ経営を基本方針として、社会貢献性及び付加価値の高い事業を異なる事業領域で複数展開することで、いかなる外部環境の変化にも負けない企業体を目指しています。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、2025年1月14日発表の中期経営計画にて、2029年11月期の売上収益360億円、営業利益45億円を経営の数値目標としています。また、継続的な企業価値の向上と、それを通じた株主還元に積極的に取り組むこととしており、連結配当性向30%以上とすることを目指しています。 (3)中長期的な経営戦略 当社グループでは、次の10年の成長を見据えた新たな事業戦略を進めてまいります。人材アウトソーシングサービスの事業環境が大きく変化する中で、グループとしてより一層の成長を実現していくためには、主力3事業を軸とした更なる発展と新規事業の創出が不可欠だと考えます。中期経営計画達成に向けた重点戦略は以下のとおりとなります。 [戦略Ⅰ]主力事業を軸としたオーガニック成長の継続 高い成長性と競争力を兼ね備える「障がい者雇用支援」、「サステナビリティ支援」、「地方創生支援」を注力事業領域と定め、グループの成長を牽引していきます。また、人材アウトソーシングサービスについては、主力のコールセンター派遣は、AIやDXの加速により需要が縮小する可能性が高いことから、高付加価値化による差別化を図ることで、競争優位性を高めていきます。 [戦略Ⅱ]グループシナジーによる企業価値の向上 各事業が持つ強みや顧客基盤を最大限に活用し、新たな事業機会を創出することで、さらなる成長を目指します。特に障がい者雇用支援サービス、環境経営支援サービス、広域行政BPOサービスにおいては、優良な顧客マーケットに対し、新サービスを積極的に展開することで事業領域の拡大を進めます。また、その他の既存事業においても、グループ間の連携強化により、営業の最大化を図ります。 [戦略Ⅲ]AI/DX活用による収益性向上、経営効率の向上 AIやDXの積極活用を全社的に推進してまいります。バックオフィス業務については、デジタル化・自動化を積極的に進めていくことで、大幅な業務改善とコスト削減に取り組みます。営業面においても、AIの活用により、営業戦略の策定、顧客分析、営業プロセスを革新し、より効率的かつ効果的な営業活動を実現します。 [戦略Ⅳ]次世代を担う多様な人材の育成 「社員の成長が会社の成長につながる」という方針の下、多様な個性を尊重し、それぞれの能力を最大限に発揮できる環境を整備することで、社員一人ひとりがいきいきと活躍し、共通の価値観のもとで共に成長できる組織を目指します。また、グループ経営を担う中核人材の育成にも注力し、変化を恐れず、積極的に挑戦できるリーダー人材を育成することで、持続的な成長と発展を支えていきます。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 現状と今後の経営環境を踏まえ、以下、当社グループが中長期観点から対処すべき課題は以下のとおりです。 ① 既存事業の継続的な発展 持続的な成長を実現するには強固な収益基盤を構築することが重要であると考えています。その根幹となる既存事業では、継続的な改善及び高付加価値化によって競争優位性を高めることで、安定収益の確保を目指します。また、各事業が持つ強みや顧客基盤を活用し、派生事業の開発を進めることで収益構造の多角化に取り組み、さらなる成長を目指します。 ② 特定事業への依存度の軽減 当社グループの営業利益の構成比は、障がい者雇用支援サービスと人材派遣サービスの2事業で87%を占めています。環境変化などにより主力事業の収益が悪化した場合には、業績に大きな影響を与える可能性があることから、新たな収益の柱の構築が必要であると認識しています。具体的には、市場拡大が期待できる広域行政BPOサービスや環境経営支援サービスなど新たな事業領域での成長を目指していきます。 ③ 優秀な人材の確保 当社グループのビジョンに共鳴する優秀な人材を採用し、組織体制を強化していくことが、持続的な成長のためには必要だと考えています。社会課題を敏感に察知し、主体的に解決に取り組むことができる人材を採用するために、社会的意義のある事業をより一層推進していきます。また、優秀な人材が、高い意欲を持って長期的に活躍できるよう、キャリアチャレンジ制度やカンパニー制など、社員の挑戦を後押しする制度の導入や、従業員持株会の奨励金付与率100%や健康経営の推進などを通して、従業員が安心して働ける環境整備に取り組んでいます。
事業等のリスク4,203字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 また、必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資家に対する情報開示の観点から積極的に記載しております。なお、当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、以下の事業等のリスク及び本項以外の記載事項を、慎重に検討した上で行われる必要があります。また、以下の記載は当社グループの事業もしくは当社株式への投資に関するリスクを完全に網羅するものではありませんので、その点ご注意ください。 なお、文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 ① 事業の許認可について 人材派遣サービスは、労働者派遣法(労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律)に基づく労働者派遣事業として、厚生労働大臣の許可を受けています。労働者派遣法は、労働者派遣事業の適正な運営を確保するために、派遣事業を行う事業主が、派遣元事業主としての欠格事由に該当したり、労働者派遣法もしくは職業安定法の規定またはこれらの規定に基づく命令処分に違反したりする場合には、事業の許可を取り消され、または事業の全部もしくは一部の停止を命じられる旨を定めております。 また、職業安定法に基づく有料職業紹介についても、労働者派遣法と同様の取り扱いがあります。有料職業紹介事業者としての欠格事由に該当したり、当該許可の取消事由に該当したりした場合には、同様の措置がとられる旨を定めています。 当社グループでは、許可を取得している会社ごとに担当部署を配置して、日々の業務における法令遵守のための社内フローの整備や、その遵守状況のチェック体制を整えて法令リスク管理に努めております。しかしながら、万一、将来何らかの理由により法令違反に該当し、事業許可取り消しや当該業務の全部または一部の停止の命令を受けた場合には、業績に影響を与える可能性があります。 ② 法的規制について 当社グループの行う事業に適用のある労働基準法、労働安全衛生法、労働者派遣法、職業安定法、労働者災害補償保険法、健康保険法及び厚生年金保険法、個人情報保護法(個人情報の保護に関する法律)その他関連法令は、労働市場を取り巻く社会情勢の変化に応じて、今後も改正や解釈の変更等が想定されます。今後何らかの制度変更が行われた場合、当社グループが行う事業についても、影響を受ける可能性があります。 ③ 社会保険・雇用保険について 当社グループは、業務実施にあたる派遣スタッフについて、健康保険法、厚生年金保険法の範囲内で当社グループにて定めた運用方針に基づき、契約形態及び勤務実績に応じて、社会保険(健康保険及び厚生年金保険)や雇用保険に加入させる取り扱いを行っております。 当社グループでは関係法令を遵守しておりますが、今後関係法令やその解釈の変更が行われた場合並びに所轄官庁の判断により指摘を受けた場合、業績に影響を与える可能性があります。 また、今後、関連法令の改正や社会情勢の変化等により、当社グループの社会保険負担額や雇用保険負担額が増加する可能性があり、この場合には業績に影響を与える可能性があります。 ④ 障害者雇用促進法について 当社グループの提供する障がい者雇用支援サービスは、障がい者雇用に積極的に取り組む企業に向けて、雇用の各場面における課題解決を支援するソリューションを提供するものであります。当該サービスの需要は、障害者雇用促進法(障害者の雇用の促進等に関する法律)が規定する企業の障がい者の雇用義務に係る法定雇用率に一定の影響を受けます。障害者雇用促進法が規定する障がい者の雇用に関する法定雇用率は引き上げる方向で継続的に見直しがなされることとなっておりますが、今後の法改正によって雇用義務が緩和されたり、雇用義務そのものがなくなったりした場合には、事業運営に重大な影響を与える可能性があります。 ⑤ 障がい者雇用支援サービスのビジネスモデルについて 当社グループの提供する障がい者雇用支援サービスは、主に知的障がい者・精神障がい者の就労機会の創出と経済的自立の支援を目指して独自に開発したビジネスモデルです。当該サービスに関して、当社グループでは事業主管部門と法務部門が連携し、関連諸法規の遵守に万全の態勢で臨んでおりますが、法律の改正、新たな規制、行政指導、ガイドラインの制定等によって事業活動が制限される可能性があります。 また、当社グループでは社会課題の解決という高い理念のもとに、法令違反等が生じないよう細心の注意を払って事業活動を行っております。しかし、競合他社の模倣等により、何らかの理由で当社グループのビジネスモデルの評判が損なわれる可能性、または当社グループに対する好ましくない風評が立つ可能性があります。 これらの場合には、計画どおりに事業運営を行うことができず、業績に重大な影響を与える可能性があります。 ⑥ 障がい者雇用支援サービスの運営する農園について 当社グループの提供する障がい者雇用支援サービスにおいては、障がい者を雇用しようとする企業向けの貸農園を運営しております。農園には屋外型と屋内型の2種類があり、外注する工事の発注や進捗管理を担当する専門部署を配置するなど、設備の構築・保守には万全を期して運営しております。しかし、台風や地震などの災害や、人為的なミス、事故、設備上の問題、または第三者による不法行為、あるいはその他運営上のトラブル等が発生した場合、これらに起因して農園の運営に支障が出る可能性があります。 その場合、信頼性や企業イメージが低下して顧客の維持・獲得が困難になり、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑦ 個人情報の管理について 当社グループは、事業を行う上で、派遣スタッフ等の個人情報を保有し、基幹業務システムにて一括管理しております。これらの個人情報の取り扱いについては、個人情報の保護に関する規程を定め、万全の管理体制を施し、個人情報保護法その他関連法令の遵守に努めております。また、不正アクセス、破壊及び改ざんに対して、基幹業務システムのセキュリティ投資を積極的に行い、厳正な対策を講じています。 また、当社グループの各事業に従事する社員や、派遣先のコールセンター等で就業する派遣スタッフは、顧客管理下の個人情報や営業機密に触れる機会があります。当社グループでは、顧客の営業機密管理及び漏洩防止のため、全ての社員・派遣スタッフに対して、採用時に守秘義務に関する誓約書を取り付けます。また、集合研修やオンライン研修を通じて定期的に教育・研修を行い、情報の取り扱いの重要性の啓蒙に努めております。 以上のような対策を講じても、個人情報の漏洩や不正使用などの事態が生じた場合、当社グループのイメージの悪化等により、当社グループの事業及び業績に重大な影響を与える可能性があります。 ⑧ 事業投資について 当社グループは、環境変化に対応するために、同業または関連する事業分野の企業または事業の買収や投資を積極的に検討・実行しています。企業買収や事業投資の際には、事前のデューデリジェンス等により経営状況や市場動向を調査した上で慎重に進めるとともに、当社グループに合流した後においても、既存の子会社と同様にグループ間の情報共有や営業網の共有等を通じて業績を向上させていくよう努めております。しかしながら、社内外の要因により必ずしも見込みどおりに進むとは限らず、買収資産の毀損や収益性の低下によって、のれんや固定資産の減損、関係会社株式評価損等により、業績に影響を与える可能性があります。 ⑨ 大規模な自然災害及び感染症等の影響について 当社グループは、全国に事業拠点を有しており、自然災害や新型感染症等が発生した場合、事業活動に支障が生じる可能性があります。特に、障がい者雇用支援サービスにおいては、運営する農園設備が、台風や地震、大雪や豪雨、竜巻等の自然災害による被害が生じ、長期にわたり農園の稼働が困難になった場合には、業績に影響を与える可能性があります。 ⑩ 情報システム障害について 当社グループでは、事業管理活動の多くをコンピュータシステム及びネットワーク網に依存しております。当社グループでは、コンピュータシステムの障害に備えるため、バックアップサーバーの設置を行っています。また地震等の災害に備えるため、外部のデータセンターに運営を委託しています。しかしながら、予期せぬトラブル等によりコンピュータシステムが停止した場合、あるいは、ネットワーク網に障害が発生した場合には、業績に影響を与える可能性があります。 ⑪ 人材の確保について [社員] 当社グループの持続的な成長のためには、優秀な人材の確保・育成が不可欠です。このため、独自の採用イベントやインターンシップの実施、多様なキャリアパスの提供や福利厚生の充実化など、魅力的な職場環境づくりに努めています。また、階層別研修やジョブローテーションといった育成プログラムも充実させ、社員の成長を支援しています。健康経営の推進など、働きやすい環境づくりにも力を入れており、社員の定着率向上にも貢献しています。しかしながら、これらの施策が十分な成果を上げられず、人材確保が計画通りに進まない場合は、事業展開に遅延が生じる可能性があります。 [派遣スタッフ] 派遣スタッフの確保に関しても、事業拡大には欠かせない要素です。募集拠点の拡充やWEB面接システムの導入など、採用方法の多様化を図り、より多くの求職者にアプローチしています。しかし、これらの施策が十分な効果を発揮できず派遣スタッフを確保できない場合は、業務遂行に支障が生じる可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)10,256字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当連結会計年度のわが国経済は、雇用・所得環境の改善や、インバウンド需要の増加などにより緩やかな回復基調で推移しました。一方で、原材料・エネルギー価格の高騰や円安による物価高、地政学的リスクの高まり、金融資本市場の変動等の影響などの要因により、先行きは依然として不透明な状況が続いています。 このような状況下、当社グループは、社会的価値と経済的価値創出の両立を経営の基本方針とし、社会貢献性が高く、付加価値の高い事業を複数展開するポートフォリオ経営を推進しております。中でも優良な顧客基盤を有し、高い成長が期待できる「障がい者雇用支援サービス」、「環境経営支援サービス」、「広域行政BPOサービス」を重点注力分野と定め、事業拡大を推進しております。 そのような中、当社グループの業績につきましては、障がい者雇用支援サービスが堅調に推移したビジネスソリューション事業が、コールセンター向け人材派遣サービスの縮小が続く人材ソリューション事業の減収を補い、増収を維持しました。一方、利益面では、人材ソリューション事業の減収に伴う減益に加え、広域行政BPOサービスの苦戦やロジスティクスアウトソーシングサービスにおける一時費用の影響により、ビジネスソリューション事業も収益性が低下し、全体として減益となりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上収益は26,029百万円(前連結会計年度比1.9%増)、営業利益は2,418百万円(前連結会計年度比13.1%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は1,444百万円(前連結会計年度比31.2%減)となりました。 当連結会計年度のセグメント業績(セグメント間内部取引消去前)は以下のとおりであります。 (ビジネスソリューション事業) [事業概要] ビジネスソリューション事業では、障がい者やシニアなど潜在労働力の活用を支援するサービスのほか、企業や自治体の業務の一部を受託するアウトソーシングサービスおよびコンサルティングサービスを提供しています。 前者においては、株式会社エスプールプラスが、障がい者の就労に適した農園を企業に貸し出し、主に知的障がい者の採用・教育から定着までを支援するサービスを行っています。株式会社エスプールでは、様々な経験やノウハウを有するシニアを企業の経営課題や業務課題の解決に役立てるサービスを提供しています。 後者のアウトソーシングサービスでは、株式会社エスプールロジスティクスが、通販商品の発送を代行する物流サービスを提供しており、株式会社エスプールリンクは、アルバイトやパートの採用業務を代行するサービスを展開しており、株式会社エスプールセールスサポートでは、対面型の会員獲得業務や販売促進業務を行っています。また、株式会社エスプールブルードットグリーンは、温室効果ガス(GHG)排出量の算定や環境情報の開示に関するコンサルティング、カーボンオフセット仲介など、企業の環境経営を支援するサービスを提供しています。さらに、株式会社エスプールグローカルでは、複数の自治体の行政業務を一括で受託する広域行政BPOサービスを行っています。 [当連結会計年度の経営成績] 障がい者雇用支援サービスは、企業からの農園サービスに対する引き合いは堅調に推移し、営業活動は順調に進捗しました。また、新農園については、地域分散による採用力の強化を図るべく、既存農園が集中する千葉県以外の東京都や神奈川県など、新エリアを中心に展開しました。その結果、障がい者の新規採用も円滑に進み、設備販売も計画どおり推移しました。環境経営支援サービスは、自治体向けの入札で一部苦戦したものの、企業向けのコンサルティングサービスおよびカーボンクレジットの販売が好調だったことにより、増収増益を達成しました。広域行政BPOサービスは、下期以降、国策関連の業務が増加したものの、受注済み案件の拡大が限定的であったことや、獲得を見込んでいた案件の見送り等の影響により、売上・利益ともに伸び悩みました。その他サービスでは、セールスサポートサービスにおいて、対面型プロモーションの評価が高く、ナショナルクライアントとの取引拡大が続いたことから、売上・利益ともに大きく伸長しました。一方、採用支援サービスは、新サービスである健康診断業務代行の受注が進んだものの、一部納品が翌期にずれ込んだことや、立ち上げ初期における運営上の混乱に伴う原価上昇により、収益を大きく圧迫する結果となりました。ロジスティクスアウトソーシングサービスは、抜本的な収益改善に向けて、品川センターを流山センターへ統合することを決定し、減損損失を計上した結果、大幅な赤字となりました。 その結果、当連結会計年度の売上収益は16,554百万円(前連結会計年度比10.2%増)、営業利益は3,585百万円(前連結会計年度比3.1%減)となりました。 (人材ソリューション事業) [事業概要] コールセンター向けの人材派遣サービスについては、売上回復を目指し、シェア拡大に取り組んでまいります。顧客目線でのサービス強化に取り組むことで、他社との差別化を図り、選ばれる人材派遣会社を目指しております。具体的には、サービスの特徴である派遣先に常駐する社員(フィールドコンサルタント)のコンサルティング機能を強化し、専門性を高めていきます。また、派遣スタッフのフォローにも注力し、定着率を向上させることで、顧客企業の生産性向上にも寄与してまいります。また、新たに開始した建設業領域の人材派遣サービスの拡大に向け、体制の強化を図り、早期の立ち上げを目指してまいります。 [当連結会計年度の経営成績] 主力であるコールセンター業務の人材派遣については、緩やかな需要回復の傾向が見られたものの、幅広い業種との人材獲得競争の激化等により派遣スタッフの採用が十分に進まず、需要の取り込みは限定的となりました。このような状況のもと、利益率の高い高スキル業務の人材供給を強化した結果、単価および粗利率の改善が進みましたが、稼働人数の多い定型的な業務の縮小により、全体としては売上が減少しました。販売支援業務の人材派遣については、対面での販売ニーズの見直しにより一定の需要はあったものの、担当部署の統合を進めていた影響から対応力が低下し、十分に需要を取り込むことができませんでした。一方、前連結会計年度から開始した施工管理技士派遣は、第1四半期での黒字化を達成して以降、売上は順調に伸長しました。 その結果、当連結会計年度の売上収益は9,579百万円(前連結会計年度比9.8%減)、営業利益は822百万円(前連結会計年度比5.2%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度の現金及び現金同等物は230百万円減少し、3,583百万円となりました。各活動によるキャッシュ・フローの状況と要因は以下のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度比548百万円増加の5,620百万円の収入(前連結会計年度は5,071百万円の収入)となりました。これは、税引前利益が2,123百万円であったのに加え、減価償却費及び償却費が3,768百万円、営業債務及びその他の債務の増加が1,244百万円あったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度比1,297百万円減少の2,096百万円の支出(前連結会計年度は3,393百万円の支出)となりました。これは、主に株式会社エスプールプラスの新農園建設等による有形固定資産の取得による支出1,904百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度比2,512百万円増加の3,755百万円の支出(前連結会計年度は1,242百万円の支出)となりました。収入及び支出の内訳は、短期借入金の純減額600百万円、長期借入金の追加借入による収入1,500百万円、長期借入金の返済による支出1,290百万円、リース負債の返済による支出2,301百万円、配当金の支払額789百万円です。 ③ 生産、受注及び販売の実績 (a)生産実績 当社グループは、主に人材派遣・業務請負を中心とした人材関連アウトソーシング事業を行っており、提供するサービスの性格上、生産実績の記載に馴染まないため、記載しておりません。 (b)受注実績 生産実績と同様の理由により、記載しておりません。 (c)販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりとなります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前連結会計年度比(%) ビジネスソリューション事業   16,554   110.2 人材ソリューション事業   9,579   90.2 調整額   △104   - 合計   26,029   101.9 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 本項の全ての財務情報は、本書に記載している連結財務諸表及び財務諸表に基づいております。また、本項に記載した将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要性がある会計方針並びに重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(以下「連結財務諸表規則」という。)第312条の規定によりIFRS会計基準に準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要性がある会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針」及び「4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載しております。 ② 財政状態 当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末から578百万円減少し、8,198百万円となりました。設備投資関係の支払い、営業債権及びその他の債権の回収により現金及び現金同等物が230百万円、営業債権及びその他の債権が436百万円減少しております。 当連結会計年度末の非流動資産は、前連結会計年度末から2,532百万円増加し、33,469百万円となりました。障がい者雇用支援サービス拡大のため、株式会社エスプールプラスにて、新規農園の建設や既存農園の増設をしており、有形固定資産が1,483百万円、使用権資産が732百万円増加しております。 当連結会計年度末の流動負債は、前連結会計年度末から636百万円増加し、12,163百万円となりました。借入金の返済、未払消費税の支払の影響により借入金(流動)が298百万円、その他の流動負債が242百万円減少しましたが、一方で営業債務及びその他の債務が1,244百万円増加しております。 当連結会計年度末の非流動負債は、前連結会計年度末から939百万円増加し、19,299百万円となりました。新規農園の開設等による土地及び建物の賃貸によりリース負債(非流動)が902百万円増加しております。 当連結会計年度末の資本は、親会社の所有者に帰属する当期利益により1,444百万円増加し、一方、第25期期末配当により790百万円減少し、10,204百万円となりました。 前連結会計年度   当連結会計年度 親会社所有者帰属持分比率   24.8%   24.5% 有利子負債自己資本比率   244.0%   239.6% ③ 経営成績 当連結会計年度における売上収益は26,029百万円(前連結会計年度比474百万円増)、売上総利益は9,735百万円(前連結会計年度比280百万円増)、販売費及び一般管理費は7,252百万円(前連結会計年度比542百万円増)、営業利益は2,418百万円(前連結会計年度比364百万円減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は1,444百万円(前連結会計年度比655百万円減)となっております。 イ 売上収益 事業別の外部顧客に対する売上収益の増減は以下のとおりです。 前連結会計年度(百万円)   構成比(%)   当連結会計年度(百万円)   構成比(%)   増減 (百万円)   前連結会計年度比(%) ビジネスソリューション事業   14,966   58.6   16,511   63.4   1,545   110.3 人材ソリューション事業   10,588   41.4   9,518   36.6   △1,070   89.9 合計   25,554   100.0   26,029   100.0   474   101.9 ビジネスソリューション事業は、13期連続の二桁の増収となりました。障がい者雇用支援サービスは、農園サービスに対する引き合いが堅調で、営業活動は順調に推移しました。また、新設する農園の開設地域を工夫したことにより、障がい者の新規採用が円滑に進み、設備販売も堅調に推移しました。環境経営支援サービスは、企業向けのコンサルティングサービス及びカーボンクレジットの販売が伸長したことにより、増収を達成しました。広域行政BPOサービスは、下期以降、国策関連の業務が増加したものの、受注済み案件の拡大が限定的であったことや、獲得を見込んでいた案件の見送り等の影響により、減収となりました。その他サービスでは、セールスサポートサービスにおいて、対面型プロモーションの評価が高く、ナショナルクライアントとの取引拡大が続いたことから、売上が大きく伸長しました。 人材ソリューション事業は、減収となったものの、減収幅は縮小傾向となりました。主力であるコールセンター業務の人材派遣については、緩やかな需要回復の傾向が見られたものの、幅広い業種との人材獲得競争の激化等により派遣スタッフの採用が十分に進まず、需要の取り込みは限定的となりました。このような状況のもと、利益率の高い高スキル業務の人材供給を強化した結果、単価及び粗利率の改善が進みましたが、稼働人数の多い定型的な業務の縮小により、全体としては売上が減少しました。販売支援業務の人材派遣については、対面での販売ニーズの見直しにより一定の需要はあったものの、担当部署の統合を進めていた影響から対応力が低下し、十分に需要を取り込むことができませんでした。一方、前期から開始した施工管理技士派遣は、第1四半期での黒字化を達成して以降、売上は順調に伸長しました。 以上の結果、当連結会計年度の売上収益は、前連結会計年度比474百万円増の26,029百万円となりました。 ロ 売上総利益率 売上総利益率は、人材ソリューション事業において、利益率の高い高スキル案件の強化を進めたことで、単価及び粗利率の改善が進み、連結では売上総利益率は37.4%となりました。(前連結会計年度から0.4ポイント増加)セグメント別では、ビジネスソリューション事業の売上総利益率は47.9%、人材ソリューション事業の売上総利益率は19.9%となりました。 ハ 販売費及び一般管理費 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前連結会計年度から542百万円増加し、7,252百万円となりました。主な費目別の内訳は以下のとおりです。 前連結会計年度 (百万円)   売上に対する比率(%)   当連結会計年度 (百万円)   売上に対する比率(%)   前連結会計年度比 (%) 従業員給付費用   3,733   14.6   4,077   15.7   109.2 減価償却費及び償却費   1,061   4.2   1,145   4.4   107.9 登録スタッフ募集費   224   0.9   222   0.9   99.2 地代家賃・賃借料   228   0.9   271   1.0   118.7 その他   1,462   5.7   1,535   5.9   105.0 合計   6,709   26.3   7,252   27.9   108.1 前連結会計年度と比較して、販売費及び一般管理費は542百万円増加しておりますが、その主な要因は、事業拡大に向けた人員の積極的な採用であります。従業員給付費用の増加だけで344百万円と増加額の約64%を占めます。その他、事業の拡大に伴った拠点の拡大移転・新設により減価償却費及び償却費が増加しております。事業別の販売費及び一般管理費の内訳は以下のとおりです。 前連結会計年度 (百万円)   当連結会計年度 (百万円)   前連結会計年度比 (%) ビジネスソリューション事業   3,802   4,169   109.6 人材ソリューション事業   1,167   1,081   92.6 調整額   1,739   2,001   115.0 合計   6,709   7,252   108.1 その他の損益項目では、採用支援サービス及び広域行政BPOサービスに係る助成金124百万円をその他の収益に、ロジスティクスアウトソーシングサービスで減損損失178百万円をその他の費用に、それぞれ計上しております。 以上の結果、営業利益は前連結会計年度比364百万円減の2,418百万円となりました。 ニ 金融収益及び費用 金融費用項目には、支払利息286百万円を計上しております。 ホ 次期の見通し 各セグメントにおける2026年11月期の事業戦略は、以下のとおりとなります。 ① ビジネスソリューション事業 障がい者雇用支援サービスについては、2026年7月の法定雇用率の引き上げを控え、企業における障がい者雇用への取り組みは引き続き活発であると見込まれます。こうした環境下、2026年11月期は、農園開設をこれまでどおり進めるとともに、農園の利用価値向上を目的として、野菜の収益化に関する施策及び農園就労者のキャリアアップ支援の強化に注力してまいります。また、事業領域の拡大を視野に入れ、新たな雇用支援モデルの開発を進めるとともに、就労移行支援サービスや放課後等デイサービスなど、障害福祉領域への進出に向けた検討を開始いたします。さらに、中長期的な持続的成長に向けて、障がい者の就労及び社会での活躍を支援する技術や支援手法の高度化を図るべく、大学・研究機関や外部パートナーとの連携を通じて、研究・実証や新たな施策を推進してまいります。 広域行政BPOサービスにおいては、安定収益の基盤となる広域行政の基礎業務の積み上げに重点を置いてまいります。全体売上の8割を目指し、自治体との連携を強化しながら、予算化に向けた提案活動を積極的に推進するとともに、新年度となる2026年4月以降の受注の最大化を図るべく、営業体制の強化を進めてまいります。 環境経営支援サービスについては、環境情報の個別の開示支援にとどまらず、プライム市場上場企業に義務化の動きが進められているサステナビリティ情報の開示全般を支援するサービスへの転換を図ってまいります。この方針のもと、コンサルティングサービスの提供内容及び体系の再構築を行うほか、収益の安定化に向けて現在無料で提供しているコミュニティサービスについても、価値向上を図りつつ有料化に向けた準備を進めてまいります。 その他サービスでは、セールスサポートサービスにおいて、対面型プロモーション業務の伸長が続いており、堅調な成長を見込んでおります。採用支援サービスは、新サービスである健康診断業務代行の拡大に注力するほか、ロジスティクスアウトソーシングサービスについては、流山センターへの統合に伴う品川センターの負担軽減効果により、大幅な利益改善を見込んでおります。 ② 人材ソリューション事業 コールセンター向けの人材派遣サービスについては、稼働人数の多い定型的な業務の縮小が続いているものの、一部地域では依然として同業務に対する人材需要が一定数存在しています。このため、当該地域において営業及び供給の体制を強化しつつ、集中的にシェアの拡大を図ってまいります。また、高い需要のある高スキル業務の強化を進めることで、案件構成の見直しを通じた利益率の向上に努めてまいります。一方、コールセンター業務のアウトソーシング領域では、企業の業務効率化や人手不足への対応ニーズを背景に、堅調な需要が見込まれます。これまで受注は限定的でしたが、都内に専門拠点を設置し、本格的な営業展開を推進することで、受注拡大に取り組んでまいります。 販売支援業務については、体制整備が整ったことを踏まえ、需要が集中する三大都市圏を中心に売上回復に注力してまいります。また、堅調に伸長している施工管理技士派遣については、引き続き注力職種と位置付け、体制の充実を図りながら事業拡大を加速させてまいります。 ④ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度は、営業活動によるキャッシュ・フローは5,620百万円の収入(前連結会計年度は5,071百万円の収入)となりました。税引前利益が2,123百万円であったのに加え、減価償却費及び償却費が3,768百万円、営業債務及びその他の債務の増加が1,244百万円発生した結果、営業活動によるキャッシュ・フローの収入は前連結会計年度に比べて548百万円増加することとなりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは2,096百万円の支出(前連結会計年度は3,393百万円の支出)となりました。これは、拡大が続く障がい者雇用支援サービスを中心に、積極的に実施した設備投資等に伴う有形固定資産の取得による支出1,904百万円によるものです。 財務活動によるキャッシュ・フローは3,755百万円の支出(前連結会計年度は1,242百万円の支出)となりました。これは、短期借入金の純減額600百万円、長期借入金の追加借入による収入1,500百万円、長期借入金の返済による支出1,290百万円、リース負債の返済による支出2,301百万円、配当金の支払額789百万円によるものです。 当連結会計年度末時点での現金及び現金同等物の残高は3,583百万円であります。今後も、障がい者雇用支援サービスを中心として当連結会計年度以上の投資を予定しております。中期的には現状の利益率が維持できれば、営業キャッシュ・フローの収入によって投資活動によるキャッシュ・フローによる支出を賄えるものと考えておりますが、短期的には営業活動によるキャッシュ・フローの収入が投資活動によるキャッシュ・フローの支出を下回ることもあるものと思われます。しかし、コミットメントライン契約の借入未実行残高も含め、本報告書提出日現在ではこの投資活動を含めた事業遂行に必要な流動性が確保されていると考えております。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの資金需要の主なものは、事業投資資金と経常運転資金の2つであります。事業投資資金には、障がい者雇用支援サービスのための農園建設資金、事業買収に係る資金、拠点開設や移転・増床のための資金及びサーバーやソフトウエア等のIT関連投資資金があります。これらのうち、前者の事業投資資金については、営業活動によるキャッシュ・フローである自己資金及び長期借入金による調達を基本とし、状況に応じて銀行からの短期借入金にて対応する等柔軟な調達を行っております。一方、後者の経常運転資金については、自己資金を基本としつつ必要に応じて銀行からの短期借入金により調達しております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース負債を含む有利子負債の残高は24,468百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は3,583百万円となっております。 株主還元につきましては、事業投資資金(成長投資)及び経常運転資金(手許現金)を優先させた上で、連結配当性向を30%以上とすることを目標として、安定的な株主還元に努めてまいります。 ⑥ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を実現するために収益性を重視しております。その指標としましては、連結売上営業利益率10%以上の継続的な維持を目指しています。 当連結会計年度における連結売上高営業利益率は、前連結会計年度から1.6ポイント低下して9.3%であり、当該指標の改善に邁進していく所存でございます。

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開示資料

出典

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