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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

レント

372A · Standard · サービス業

建設機械・産業機械のレンタル大手。車両から高所作業車、発電機まで約7千種を保有し、建設業以外の産業向けに強み。

概要

レントは1984年に静岡県静岡市で創業した建設機械・産業機械の総合レンタル会社である。取扱品目は約7千種・60万台超に及び、車両、高所作業車、掘削機、発電機など多岐にわたる。2025年5月期の連結売上高は491億円、従業員数は1552名。2025年6月に東京証券取引所スタンダード市場に上場した。国内に63か所の営業所を展開し、タイ、インドネシア、ベトナムでも事業を行う。

建設業以外が売上の約6割を占める顧客構造

レントの特徴は、主力顧客が建設業に偏っていない点にある。2025年5月期において、レンタル売上の約59%を建設業以外の顧客が占める。製造業、運輸業、サービス業、公共プラントなど、様々な産業向けにレンタルを提供している。これらの産業では、工場の維持メンテナンスや設備更新などで使用されることが多く、高い信頼性や厳しい品質基準が求められる。そのためレントは、建設工事向け(建機)と各種産業向け(産機)に資産を区分し、産機は13か所の管理センターで集中管理している。

付加価値サービス「バリュープラスサービス」の拡大

レントは、レンタルに付随する様々なサービスを「バリュープラスサービス」と総称し、積極的に展開している。これには、作業効率改善のための延線ボール、環境保全のための負圧集塵機やバキュームクリーナー、測量機器・トルク機器の校正サービス、クリーンルーム対応、AIカメラ式掘削機自動停止システム、技能講習などの教習サービス、バッテリー再生サービスなどが含まれる。これらのサービス売上高は2021年5月期の42.98億円から2025年5月期には68.66億円へと増加し、売上高比率も12.6%から15.1%に上昇している。

国内外の営業網とグループ構成

国内では、当社が北海道・東北エリア6か所、関東エリア19か所、東海エリア26か所、関西エリア7か所、九州エリア5か所の計63か所の営業所を展開する。関連会社の熊本中央リースが熊本県内で事業を行う。海外では、タイのRent (Thailand) Co., Ltd.、インドネシアのPT. Max Rent Indonesia、ベトナムのMaxRent Vietnam Co., Ltd.がレンタル事業を展開する。また、レンタル資産の配送を担う子会社(レント総合サービス、アテックス)、メンテナンスを行う三光塗装鈑金工業、タイで調達・運送を行うRent Trade & Service Co., Ltd.などがグループを構成する。

業界の中での役割はさまざまな産業向けに機械・機器をレンタルで提供する総合レンタル企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
529億円
営業利益
44億円
営業利益率
8.3%
純利益
29億円
2026/5 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01建設業(土木・建築)主力

土木・建築工事現場向けに、ダンプカー、高所作業車、掘削機、クレーンなどの重機をレンタル。屋外の過酷な環境に対応するため、各営業所で機動的なメンテナンスを行い、必要な機器を必要な時に供給する。

主な製品・サービス5
ダンプカー・トラック等の車両
資材運搬や土砂運搬に使用される大型車両をレンタル提供。
高所作業車・高所作業機
高所での作業を安全に行うための機械。建設現場や工場のメンテナンスで使用。
掘削機・道路舗装機械
地面の掘削や道路舗装工事に使用される機械。
クレーン・フォークリフト等の揚重運搬機械
重量物の持ち上げや運搬に使用される機械。
発電機・コンプレッサー
電源供給や空気圧縮に使用される機器。

02製造業・サービス業・プラント等(非建設)主力

建設業以外の製造工場、サービス業、公共プラント、民間プラント向けに、クリーン環境や高品質が求められる産業機械をレンタル。産機(産業機械)と建機(建設機械)を分けて管理し、専門の管理センターで統一した品質基準で整備。食品・精密機械工場などのクリーンルーム向けにも対応。

バリュープラスサービスを展開し、付加価値の高いサービスを提供

主な製品・サービス3
環境商品
集塵機、バキュームクリーナー、防塵マスクなど。有害物質の飛散防止に資する機器をレンタル提供。
測量機器・トルク機器
計測や締め付け管理に使用される精密機器。校正サービス付きでレンタル。
クリーンルーム対応機器
清浄度クラス6まで対応したレンタル資産を提供。食品・医薬品工場などで使用。

03その他(付加価値サービス)準主力

レンタルに付随する付加価値サービス(バリュープラスサービス)を提供。作業効率改善、環境保全、安全対策、教習、バッテリー再生など、顧客の現場課題を解決する。サービス対価を得ることで売上に貢献。

主な製品・サービス4
延線ボール
電力ケーブル延線工事に使用する送り出し装置。インバーター制御で張力を一定に保つ。
検知警報システム レーザーカーテン
作業現場に設置し、人の進入を検知して注意喚起する安全システム。
AIカメラ式掘削機自動停止システム AIストップ
AIカメラで人を検知し、掘削機を自動停止させる安全システム。
バッテリー再生サービス BRS
特許技術を用いてバッテリーを再生し、コスト削減と廃棄物削減に貢献。

製品と技術

ケーブル延線工事を省人化する延線ボール

延線ボールは、電力ケーブルの延線工事で使用される装置で、ゴムボールの間にケーブルを挟み回転させて送り出す。レントはインバーター制御式を採用し、複数の延線ボールを連動させることで一定のテンションでの送り出しを実現する。この工法により、ウインチによる無理な牽引や人手による引き込みが不要となり、省人化と安全性の向上に寄与する。レントは様々な種類の延線ボールを取り揃え、現場調査に基づく最適な機種選定や設置場所の提案、工事当日の立ち会いアドバイスなども提供している。

有害物質対策と環境保全のための環境商品

建設現場では、ダイオキシン、アスベスト、鉛などの有害物質が発生する場合がある。レントはこれらの対策として、負圧集塵機、バキュームクリーナー、防塵マスクなどを「環境商品」としてラインナップする。環境商品専用のメンテナンス施設を設け、特別教育・技能講習を受けた有資格者が、納入・引上げから清掃、メンテナンス、有害物質の除去・処分までを一貫して行う。これにより、顧客は安全で環境に配慮した工事を実施できる。

測量機器・トルク機器の校正とISO9001認証

レントは2006年に測機・工具センターを開設し、測量機器とトルク機器の管理を専門に行っている。国家標準にトレースされた校正設備を用いて校正を行い、校正証明書を添付してレンタルする体制を確立している。この業務は2003年にISO9001認証を取得している。また、顧客が保有する機器の校正から校正周期の管理までを一括して請け負う校正管理システムも提供する。これにより、わずかな誤差が工事に深刻な影響を与える測量や、ねじ締めのトルク管理の正確性を確保する。

クリーンルーム対応:Class6レベルの清浄度を実現

精密機器、食品、医薬品・医療器具工場などのクリーンルーム環境では、空気中の微粒子濃度に応じた清浄度管理が必要となる。レントは、ISO14644-1規格で最も高いClass1からClass9のうち、多くのクリーンルームに適するClass6レベルまでの清浄度に対応したレンタル資産を提供する。管理センター内のクリーンブースで専門作業員が都度クリーン化処理を行い、輸送中の汚れを防ぐため厳重に梱包する。これにより、顧客は自前で清浄度管理を行うことなく、必要な機器をレンタルできる。

AIカメラとレーザーで作業安全を支援するシステム

レントは、事故防止・作業安全のための独自システムを提供する。レーザーカーテンは、エリアセンサーを展開し、検知エリア内への人や物体の進入を回転灯と音声で注意喚起する。AIストップは、掘削機に設置したAIカメラで設定エリア内の「人」のみを検知し、自動停止させるシステムで、接触事故のリスクを軽減する。これらのシステムは、レンタル資産に付加することで、顧客の現場安全管理を強化する。

特許技術BRSによるバッテリー再生サービス

レントは、特許技術「BRS(Battery Reuse System)」を用いたバッテリー再生サービスを提供する。この技術は、充放電により電極に蓄積された電気を通さない結晶(サルフェーション)を、高周波パルス電流充電法で除去する。添加物や電極交換を伴わず、理論上何度でも再生可能である。再生により、フォークリフトや高所作業機、無停電装置などのバッテリー交換費用を削減し、産業廃棄物の排出も抑える。2021年4月にはBRSセンターを開設し、事業を拡大している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 製造業・サービス業・プラント等(非建設)バリュープラスサービスを展開し、付加価値の高いサービスを提供

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

売上高500億円規模で国内上位、収益性安定

同社はサービス業に属し、人材派遣・業務請負を主力とする。売上高は2026/5期に529億円と、ライバルのジンジブやイシンと比較して最大規模であり、業界内で上位に位置する。営業利益率は7.32%から8.32%と安定しており、規模の利点を活かした効率的な運営ができている。さらに、幅広い業種への人材派遣展開や、請負業務の多様化により、収益基盤が強化されている。ただし、人材不足や賃金上昇が続く中、単価上昇に限界がある。また、競合のJSHやダイブグループも売上高は小さいが、ニッチ市場で攻勢をかける可能性がある。

強み

  • 売上高529億円で、同業他社の中で最大規模を誇る。
  • 営業利益率8%前後で推移し、収益の安定性が高い。
  • 売上高が437億円から529億円へと着実に成長。
  • 多業種への派遣展開で、顧客基盤が広い。

課題

  • 賃金上昇により、人材派遣の原価が増加し利益を圧迫する。
  • 国内人材派遣市場が成熟し、成長率が鈍化する可能性。
  • 同業他社も規模拡大を図り、競争が激化。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がレント

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12471エスプール221億円16.6倍
26086シンメンテホールディングス221億円15.6倍
36037楽待217億円15.1倍
46050イー・ガーディアン216億円29.6倍
52497ユナイテッド216億円
6372Aレント215億円7.3倍
74668明光ネットワークジャパン212億円11.5倍
86566要興業207億円13.1倍
99163ナレルグループ205億円10.7倍
102180サニーサイドアップグループ199億円
112498オリエンタルコンサルタンツホールディングス197億円8.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

建設・製造業向けレンタル会社として創業した1984年

1984年6月、静岡県静岡市に建設業、製造業、サービス業等向けの各種機械・車両の総合レンタル会社として設立された。創業後、1986年6月には名古屋エリアへの進出を果たし、営業所を開設。1989年1月には藤枝サービス工場(現 静岡管理センター)を開設し、レンタル資産の集中管理と高品質化に着手した。この時期から、地域拡大と資産管理体制の構築を同時に進める方針が顕著となる。

M&Aと管理センター網の拡充で基盤を固めた2000年代

2002年6月、エヌアイ建機株式会社を吸収合併し、大手ゼネコンとの関係構築と資産調達機能の強化を図った。同年10月には横浜管理センター(現 神奈川管理センター)と三河管理センターを開設。2003年12月には測量計測機器の検査・レンタル業務でISO9001認証を取得した。2006年5月には新和機械株式会社(現 レント総合サービス株式会社)を100%子会社化し、静岡県東部での事業拡大と運送事業への業態転換を進めた。この間、福岡、神奈川、東京、千葉など営業所も相次いで開設した。

タイ進出とバッテリー再生事業への参入(2007〜2017年)

2007年4月、タイのAsian Trade & Leasing Co., Ltd.(現 Rent Trade & Service Co., Ltd.)を子会社化し、東南アジア進出の足がかりを得た。2008年2月にはRent (Thailand) Co., Ltd.を設立し、タイでのレンタル事業を本格化。2010年6月には東京日産自動車販売(現 日産東京販売)と業務提携し、レンタカーフランチャイズ「レントレンタカー」を開始した。2015年12月にはバッテリー再生技術を目的に株式会社BRSを設立(後に吸収合併)。2017年12月にはタイ子会社の商号変更とサービス拡充を行い、オペレーター派遣や運送サービスを開始した。

首都圏強化と東南アジア3カ国体制の構築(2018〜2023年)

2018年2月、メンテナンス体制強化のため株式会社三光塗装鈑金工業を子会社化。同年3月に埼玉管理センターを開設し、関東エリアの管理能力を高めた。2021年8月には関東の運送機能拡充を目的に株式会社アテックスを子会社化。2022年9月、ベトナムにMaxRent Vietnam Co., Ltd.を設立し関連会社化。2023年4月には熊本中央リース株式会社を関連会社化し、九州エリアでの事業基盤を拡大。同年9月にはインドネシアにPT. Max Rent Indonesiaを設立し子会社化し、東南アジア3カ国体制を確立した。

東証スタンダード上場を果たした2025年

2024年4月、建設・産業機械レンタル分野での協業を目的に片桐機械株式会社と業務提携。同年7月にはレンテック大敬株式会社とも同様の提携を結んだ。2025年6月、東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場。上場直前の2025年5月期の連結売上高は491億円、営業利益39億円、純利益25億円に達していた。上場により、更なる成長資金の調達と認知度向上を目指す。

年表34件を開く

1980年代

  • 1984年6月創業建設業、製造業、サービス業等に向けた各種機械、車両の総合レンタル会社として静岡県静岡市に当社を設立。
  • 1986年6月名古屋エリアにおけるレンタル需要獲得を目的として営業所を開設。
  • 1989年1月レンタル資産の集中管理、高品質化を目的として、藤枝サービス工場(現 静岡管理センター)を開設。商品管理センターの運営を開始。

1990年代

  • 1995年9月名古屋エリアにおけるレンタル資産の集中管理、高品質化を目的として、名古屋特機サービスセンター(現 名古屋管理センター)を開設。
  • 1997年5月神奈川エリアにおけるレンタル需要獲得を目的として営業所を開設。

2000年代

  • 2002年6月M&A大手ゼネコン等との関係構築及びレンタル資産調達機能の強化を目的として、エヌアイ建機株式会社を吸収合併。
  • 2002年6月福岡エリアにおけるレンタル需要獲得を目的として営業所を開設。
  • 2002年10月神奈川・東京エリアにおけるレンタル資産の集中管理、高品質化を目的として、横浜管理センター(現 神奈川管理センター)を開設。
  • 2002年10月三河エリアにおけるレンタル資産の集中管理、高品質化を目的として、三河管理センターを開設。
  • 2003年7月東京エリアにおけるレンタル需要獲得を目的として営業所を開設。
  • 2003年12月測量計測機器の検査及びレンタル業務に係るISO9001認証取得。
  • 2005年9月千葉エリアにおけるレンタル需要獲得を目的として営業所を開設。
  • 2006年4月トルク機器や測量機のレンタル及び校正・管理を目的とした測機・工具センターを開設。
  • 2006年5月M&A静岡県東部エリアにおけるレンタル事業の拡大を目的として、新和機械株式会社(現 レント総合サービス株式会社)を100%子会社化。
  • 2007年1月顧客の適法かつ安全な作業のサポートを目的として、労働安全衛生法に基づく特別教育、技能講習を行うレント教習センター静岡(都道府県労働局長登録教習機関)を開設。
  • 2007年2月千葉エリアにおけるレンタル資産の集中管理、高品質化を目的として、千葉管理センターを開設。
  • 2007年3月福岡エリアにおけるレンタル資産の集中管理、高品質化を目的として、福岡管理センターを開設。
  • 2007年4月M&Aタイにおけるレンタル事業展開の足掛かりとして、バンコクのAsian Trade & Leasing Co., Ltd.(現 Rent Trade & Service Co., Ltd.)を子会社化。
  • 2007年7月兵庫エリアにおけるレンタル需要獲得を目的として営業所を開設。
  • 2007年7月阪神エリアにおけるレンタル資産の集中管理、高品質化を目的として、阪神管理センターを開設。
  • 2007年8月大阪エリアにおけるレンタル需要獲得を目的として営業所を開設。
  • 2008年2月M&Aタイにおけるレンタル事業展開を目的として、Rent (Thailand) Co., Ltd.を設立し子会社化。
  • 2008年7月商号変更レンタル資産の物流体制の構築を目的として、新和機械株式会社をレント総合サービス株式会社に商号変更し、レンタル業から運送事業へ業態変更。

2010年代

  • 2010年6月レンタカーフランチャイズビジネスの推進を目的として、東京日産自動車販売株式会社(現 日産東京販売株式会社)と業務提携、同社東京都内41店舗にレンタカー業務を行う「レントレンタカー」拠点を併設。
  • 2011年5月創業取引先である株式会社IECとの関係強化を目的に、同社設立のThai IEC Co., Ltd.にRent (Thailand) Co., Ltd.が出資を行い、関連会社化。
  • 2011年9月仙台エリアにおけるレンタル需要獲得を目的として営業所を開設。
  • 2011年12月愛知エリアにおける教習サービスの推進を目的として、レント教習センター愛知を開設。
  • 2012年1月関東エリアの物流体制整備を目的として、株式会社マックスラインを関連会社化。
  • 2013年9月仙台エリアにおけるレンタル資産の集中管理、高品質化を目的として、仙台管理センターを開設。
  • 2015年10月乗用車レンタルの拡大に伴い、レンタカーデリバリーセンター横浜・富士・静岡・浜松・名古屋を開設。
  • 2015年12月M&Aバッテリー再生技術、知財等を当社事業に活用し、発展させることを目的として、株式会社BRSを設立し子会社化。
  • 2017年12月商号変更Rent (Thailand) Co., Ltd.におけるレンタル事業のサポート強化及び業務の効率化を目的として、Asian Trade & Leasing Co., Ltd.をRent Trade & Service Co., Ltd.に商号変更し、機械操作オペレーターの派遣サービス、レンタル資産の運送サービスを開始。
  • 2018年2月M&A商品メンテナンス体制強化を目的として、株式会社三光塗装鈑金工業を100%子会社化。
  • 2018年3月埼玉エリアにおけるレンタル資産の集中管理、高品質化を目的として、埼玉管理センターを開設。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/5期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    都市圏ネットワーク強化によるシェア拡大

    関東・中部・近畿・九州の大都市部、中核都市部、特別需要地で市場特性に応じた営業戦略を推進し、柔軟な営業所展開とバックヤード強化により顧客開拓・深耕を進め、レンタル市場シェアを拡大する。

  2. 02

    レンタルサービスの価値向上

    「バリュープラスサービス」を軸に、新規レンタル分野・顧客開拓、新サービス開発、デジタル活用による顧客利便性向上を推進。レンタル資産の保有量拡大と品質維持管理体制の強化、エリアごとの資産配備・物流最適化により、高付加価値なサービスを提供する。

  3. 03

    業務改革による生産性向上と差別化

    基幹システムの更なる活用、組織・制度の抜本見直し、DXを含む業務改革(BPR)を推進し、業務オペレーションの課題を解消して生産性向上と他社差別化を図る。

  4. 04

    人材育成と多様性推進

    グローバル人材の育成・外国人採用強化、マネジメント層の組織運営力向上、次世代リーダー養成、職種別・階層別教育の強化、心理的安全性・健康経営による働きやすい職場環境づくりを推進する。

  5. 05

    事業活動を通じた社会貢献

    CO2削減、リサイクル推進など環境負荷低減、地域清掃活動などの社会貢献活動を推進する。また同業他社とのアライアンスや関連会社との提携強化によるシナジー創出、ASEAN等海外市場の開拓、ガバナンス・コンプライアンス強化にも取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 2期分

グループ全体で1,752人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は662万円で、1期前と比べて+19.7%平均年齢は39.6歳、平均勤続年数は9.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2025年5月55339.910.01,552251
2026年5月66239.69.61,752251

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年5月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率71.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)69.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社11(国内 6 / 海外 5、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
本社(静岡市駿河区)ほか営業所69か所、レンタル資産管理・メンテナンス拠点 13か所、その他6 か所378億円
本社(タイ バンコク)他7か所3,031百万円
本社(インドネシア タンゲラン)他1か所605百万円
本社(静岡県 富士市)他2か所410百万円
主な関係会社
  • 国内
    レント総合サービス株式会社
    静岡県 藤枝市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社三光塗装鈑金工業
    静岡県 富士市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アテックス
    千葉県 佐倉市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    神奈川石油販売株式会社
    神奈川県 横浜市戸塚区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Rent (Thailand) Co., Ltd. (注)2
    タイ バンコク · 連結子会社
    議決権98.2%
  • 海外
    Rent Trade & Service Co., Ltd. (注)2
    タイ バンコク · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 海外
    PT. Rent Indonesia Asia (注)2
    インドネシア タンゲラン · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Rent Vietnam Co., Ltd. (注)2
    ベトナム ハノイ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社マックスライン
    神奈川県 横浜市泉区 · 持分法適用会社
    議決権37.5%
  • 国内
    熊本中央リース株式会社
    熊本県 合志市 · 持分法適用会社
    議決権28.6%
  • 海外
    Thai IEC Co., Ltd.
    タイ チョンブリ · 持分法適用会社
    議決権39.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年5月期の売上高は529億円営業利益44億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.7%、利益が+12.8%。

売上高
+7.7%
529億円
営業利益
+12.8%
44億円
純利益
+16.0%
29億円
営業利益率
8.3%
前期比 +0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年5月期

項目会社予想前期実績
売上高580億円529億円
営業利益50億円44億円
純利益30億円29億円
1株あたり配当¥235¥235

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

半期ごとの推移

2期分

直近は2026年下期で、売上は266億円、営業利益は16億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2026年上期2632810.618
2026年下期266166.011

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。四半期報告書の廃止(2024年)以降は半期の粒度になります。

業績の推移

有価証券報告書 6期分

2021年5月期からの6期で、売上は340億円から529億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は8.3%。売上は5期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2021年5月340139
2022年5月3551812
2023年5月4072518
2024年5月43732287.321
2025年5月49139347.925
2026年5月52944398.329

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年5月期

売上高529億円のうち、営業利益として残るのは44億円8.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は29億円、売上の5.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.4%351億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金25.3%134億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.3%44億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
33.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.8pt
8.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.4pt
5.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+4.8pt
16.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 4期分

2026年5月期は営業CFが4億円、投資CFが−32億円で、差し引きのフリーCFは−28億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は80億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2023年5月37−19−181828
2024年5月32−11−12148
2025年5月20−147661
2026年5月4−3246−2880

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 6期分

2026年5月期の総資産は682億円。このうち返さなくてよい自己資本が201億円で、自己資本比率は29.3%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2021年5月4008131919.9
2022年5月3938930422.6
2023年5月45010334722.8
2024年5月51312738623.8
2025年5月57915242725.8
2026年5月68220148129.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年5月期の内訳
現金及び預金
82億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
148億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
481億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
67
/ 100
安定性自己資本比率20 / 40
収益力営業利益率17 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中120位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中465位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
16.6%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.3%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
29.3%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
7.7%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.2%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,540で、1年前と比べて-10.0%過去52週の値幅のなかでは40%の位置にある。

¥5,540-1.9%1ヶ月+1.3%1年-10.0%時価総額215億円
過去52週の値幅
安値¥4,765高値¥6,690

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.3倍
PER (会社予想)7.1倍
PBR1.07倍
配当利回り4.24%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8/18の株価は5600円、前日比0.53%下落。直近1ヶ月では2%上昇、1年前からは8.63%下落。25日移動平均線(5450円)を2.75%上回り、75日線(5205.33円)は7.6%上、200日線(5397.26円)は3.8%上。52週高値6780円からは17.4%下、52週安値4765円からは17.5%高。出来高は7/16に55,600株と急増した後、8/18は2,400株と低調。週足では7/16に5350円まで上昇し、その後も上昇基調で7/29に5580円、8/17に5630円と高値を更新。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは7.38倍、PBRは1.08倍で、いずれも業界平均(PER22.98倍、PBR3.31倍)を大きく下回る。配当利回りは4.2%と高く、ROE18.4%と収益性も良好。直近の売上高・利益は増加傾向にあり、割安感が強い。ただし、配当性向は28.5%と低く、増配余地はあるが、今後の成長鈍化リスクはある。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.3倍23.4倍
PER (予想)7.1倍
PBR1.07倍3.51倍
ROE16.6%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

レンタル需要は企業の設備投資やイベント開催に連動し、景気変動の影響を受けやすい。強気派は、売上高が拡大し営業利益率も改善傾向にあることから、法人のアウトソーシング需要の継続を期待。弱気派は、景気後退で需要が減退するリスクや、競合の参入による価格競争を懸念。焦点は、事業の成長性と景気サイクルへの耐性のバランス。

プラスに働く材料7
  • 売上高の拡大

    売上は407億円から529億円へ増加

  • 利益率の改善

    営業利益率は7.3%から8.3%へ上昇

  • 法人需要の安定

    アウトソーシング化でレンタル需要は堅調

  • ROE18.4%に対しPBR1.08倍と割安継続影響

    ROE18.4%と高収益なのにPBR1.08倍、資本効率改善で評価是正の余地

  • 配当利回り4.17%と高水準継続影響

    配当利回り4.17%は利回り投資家にとって魅力的、株価下支え

  • 営業利益が3期連続で増加し44億円2026年5月期影響

    営業利益は32億円→39億円→44億円、直近は前期比12.8%増

  • 売上高も2期連続増収で529億円2026年5月期影響

    売上高は437億円→491億円→529億円、増収基調が持続

マイナスに働く材料7
  • 景気変動の影響

    設備投資の減速で需要が縮小する可能性

  • 競合の存在

    大手レンタル企業や新規参入が価格競争を誘発

  • 資本負担の重さ

    在庫投資が大きく、収益の変動要因

  • 株価が1年で8.14%下落継続影響

    過去1年で株価は8.14%下落、下落トレンドが続けば需給悪化

  • 売上高成長が12.4%から7.7%へ減速2026年5月期影響

    増収率は前期12.4%から7.7%へ約4.7pt低下、成長期待がしぼむ

  • 純利益率5.5%と低く収益力に懸念継続影響

    売上高529億円に対し純利益29億円、最終利益率5.5%に留まる

  • 予想PER7.3倍は実績とほぼ変わらず増益期待薄2026年5月期影響

    予想PER7.3倍と実績7.43倍の差は0.13pt、来期の大幅増益は見込みにくい

次の決算で確かめる点
契約数と更新率
既存顧客の維持とリピートが収益の柱
在庫稼働率
レンタル資産の効率性が利益に直結
売上高伸び率
需要動向と成長性を測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり235で、前期から+22.2%いまの株価に対する利回りは4.24%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥235
1株あたり
配当利回り
4.24%
いまの株価に対して
配当性向
28.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2021年5月5018.1
2022年5月5510.014.5
2023年5月7027.313.8
2024年5月8014.312.5
2025年5月180125.028.5
2026年5月22022.228.5

配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥235

株主

有価証券報告書より

2026年5月期末の株主数は延べ1,183人。区分でいちばん多いのは事業法人52.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が68.4%を占め、残る31.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2025年5月%2026年5月%
事業法人62.252.8
個人・その他20.527.8
金融機関17.315.7
外国法人2.4
証券会社1.3
自己株式1.80.7
外国人個人0.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01双日株式会社9.96
02ヤンマー建機株式会社7.20
03株式会社YUASA7.05
04レント社員持株会5.65
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.00
06株式会社AIRMAN4.32
07コベルコ建機株式会社4.07
08株式会社アイチコーポレーション3.76
09レンテック大敬株式会社2.57
10片桐機械株式会社2.38

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-04-07
    三井住友DSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    4.98%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 6期分

1株利益は6期で+177%、1株純資産は6期で+113%。直近期のROEは16.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%配当性向%
2021年5月2762,43711.918.1
2022年5月3802,76514.414.5
2023年5月5613,34518.313.8
2024年5月6743,96718.512.5
2025年5月8004,67218.428.5
2026年5月7655,18516.628.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

25名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は25名。2026/5期の役員報酬は総額233百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
岡田朗代表取締役 会長兼社長執行役員 最高執行責任者68
岡田和久取締役 副社長執行役員 最高管理責任者60
田村繁行取締役 専務執行役員 営業本部長56
長谷川文明取締役 常務執行役員 商品本部長63
菅野健一社外取締役57
坪井孝男社外取締役 監査等委員(常勤)72
杉原賢一社外取締役 監査等委員67
木村絵美社外取締役 監査等委員45
鷲巣寿昭副社長執行役員
鈴木光取締役 専務執行役員 管理本部長5516,995
望月亮伸常務執行役員
松本達也常務執行役員
残りの役員13名を開く
氏名役職年齢保有株数
山根紘治執行役員
小久保良二執行役員
原田公彦執行役員
手束光宏執行役員
江﨑禎執行役員
八木和明執行役員
松井正文執行役員
鈴木俊之執行役員
野中嘉裕執行役員
上田晶美社外取締役66
木下あい子取締役 監査等委員(常勤)598,266
藤巻晴美社外取締役 監査等委員63600
久保田知也執行役員

役員報酬の内訳2026/5

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
その他役員592505319439
監査等委員32743110
取締役(社内)17188

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/5期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容6,292字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社8社、持分法適用関連会社3社の合計12社で構成されております。産業機械、建設機械及び産業車両等のレンタルを事業としており、約7千種・66万台超のレンタル資産を取り揃えて、グループの中核会社である当社が日本国内に69か所(北海道・東北エリア7か所、関東エリア21か所、東海エリア26か所、関西エリア9か所、九州エリア6か所)の営業所を展開しております。同じく国内では、関連会社の熊本中央リース株式会社が主として熊本県内に営業所を展開しております。海外においては、子会社のRent (Thailand) Co., Ltd.がタイ国内にて、PT. Rent Indonesia Asiaがインドネシア国内にて、Rent Vietnam Co., Ltd.がベトナム国内にて、それぞれレンタル事業を行っております。 このほか、レンタル事業を補完する役割として、国内においては、子会社のレント総合サービス株式会社及び株式会社アテックス、関連会社の株式会社マックスラインがレンタル資産の配送を行っており、子会社の株式会社三光塗装鈑金工業及び神奈川石油販売株式会社がレンタル資産のメンテナンスや修理を行っております。海外においては、Rent Trade & Service Co., Ltd.がタイ国内にてレンタル資産の調達・配送、機械オペレーターの派遣等を行っております。 なお、タイ国内の関連会社であるThai IEC Co., Ltd.に対する出資は、機械器具の販売及び据付を行っているIECグループとの関係強化を主たる目的としております。 当社グループのレンタル事業の特徴といたしましては、レンタルが広く一般に普及している土木・建築等の建設工事全般、及び製造業・運輸業・サービス業など様々な業界のレンタルニーズに対応すべく、ダンプカー・トラック等の車両、高所作業車や高所作業機、掘削機や道路舗装機械、クレーン・フォークリフト等の揚重運搬機械、発電機・コンプレッサーなどの大型機械に加え、集塵機等の環境商品(※)、各種工具類、電設・測量機材、照明・保安機器、台車等の資材類、その他様々な小型機械器具に至るまで、準広域大手レンタル会社としての事業規模を活かし、豊富なサイズ、種類、数量のレンタル資産を取り揃えております。なお、レンタル資産の分類別保有比率は以下のとおりであります。 レンタル資産分類   保有比率 車両   28% 高所作業車、高所作業機   23% 掘削機、道路舗装機械   16% 揚重運搬機械   11% 発電機、コンプレッサー、環境商品(※)   10% 工具類、電設・測量機材   6% 照明・保安機器、資材類   6% (注)2026年5月末時点で保有しているレンタル資産の購買額を基に、比率を算出しております。 (※)有害物質の飛散、ばく露を防止するための対応機器。 後述の当社バリュープラスサービス(労働衛生・現場周辺の環境保全に資するレンタルサービス)を参照。 さらには、顧客のニーズに対応するためにメーカーとの連携により独自仕様のレンタル資産の企画なども行いながら、現場において必要となる機器をまとめて当社からのレンタルで賄うことができるワンストップサービス体制を整備しております。 また、同業他社と大きく異なる点といたしまして、主力となる顧客の構成が異なること、レンタルに付随した様々な付加価値サービスの提供を行っていることの二点が挙げられるものと認識しております。 一点目として、顧客の構成につきましては、当社グループは各種製造業やサービス業、運輸業、発電・水処理・ごみ処理等の公共プラント、石油・ガス・金属等の民間プラントなど、建設業以外の様々な産業向けのレンタルに大きなウエイトを置いております。建設業界に比べて機器のレンタル活用が進んでいない業界に対し、「所有するよりレンタルする」という発想のもと、必要な物を、必要な時に、必要なだけ使用することができるレンタルのメリットを提案し、精力的にレンタル市場の新規開拓に取り組んできた結果、2026年5月期現在では、レンタルに係る売上の約61%を建設業以外の顧客が占めるまでに拡大しております。 建設業以外の各種産業向けにレンタルされる機器は、主として工場施設の更新、維持メンテナンス等における作業、設備の運搬設置などで使用されることが多く、稼働を停止させることのできない施設であったり、食品や精密機器等の製造施設のような高度なクリーン環境への対応が必要であったり、また、適正なトルク管理・入出力値管理、正確な測量値が要求されるなど、一般的に土木・建築工事などの屋外かつ過酷な環境で使用される機器に比べ、高い信頼性や厳しい品質基準が求められます。 そこで当社においては、レンタル資産を土木・建築等の建設工事業向け(建機)と、各種産業向け(産機)とに区分し、それぞれ別管理を行う体制を整備しており、特に高い信頼性や厳しい品質基準が求められる産機については、各地にある合計13か所の管理センター及び測機・工具センターにて機器を集中管理することで、専門の整備員による統一された品質基準、高度な整備レベルを確保し、様々な業種の顧客ニーズに的確に対応しております。 一方、建機については、屋外の過酷な使用環境に耐えられるよう原則として各営業所の整備員が必要十分なメンテナンスを行い、機動的にレンタル資産を提供できる体制を整えております。例えば、建設業と各種産業の両方でニーズが高い高所作業機やフォークリフト等は、混同してレンタル運用した場合、高度なクリーン環境が求められる工場内に土や汚れを持ち込む危険性が有ります。そのため、同一の機種であっても建機と産機とに区分し、それぞれ適切に管理運用することにより顧客のニーズにきめ細やかに対応しております。 二点目として、付加価値サービスの提供につきましては、当社グループがレンタル事業を通じて蓄積し続けてきた多種多様な機器の有効な活用ノウハウ、及びレンタル資産の修理・メンテナンスを通じて築き上げてきた機械整備力を活かし、レンタルに付随した様々なサービスを提供しており、これを「バリュープラスサービス」と名付けて積極的に展開しております。この「バリュープラスサービス」の提供により総合的に顧客の事業の効率化に寄与することができ、多数のレンタル会社の中から当社を選ぶメリットの訴求力に繋がることから、サービス対価の獲得に加え、単純な価格競争の回避、及び顧客との強固な関係構築にも資するものと考えております。なお、本サービスを通じて獲得した売上高は以下のとおりであります。 2022年5月期   2023年5月期   2024年5月期   2025年5月期   2026年5月期 バリュープラスサービス に係る売上高(百万円)   4,773   5,250   5,987   6,885   7,702 売上高比率(%)   13.5   13.8   14.7   15.1   15.9 (注)1.バリュープラスサービスに係る売上高は、基幹システムより取得した売上データに基づき、下記に記載の各サービスに該当する商品及びサービスの売上を集計しております。 2.売上高比率は、バリュープラスサービスに係る売上高を各事業年度の単体売上高にて除したものであります。 以下に、当社が展開する「バリュープラスサービス」の事例について記載いたします。 (「スマイルあーと」うごく美術館プロジェクト) アート事業の一環として、障がいのある方のアート作品「スマイルあーと」のマグネットシートをレンタル車両や仮囲いなどに貼付けて顧客に利用いただく、「うごく美術館プロジェクト」を展開し、料金の一部をアーティストの方に寄付するなど、創作及び社会参加の支援に加え、顧客の社会貢献を後押ししております。 (作業の効率改善、省力化・省人化に資するレンタルサービス) ■延線ボール(インバーター制御式) 延線ボールは、電力ケーブルの延線工事の際に現場に設置し、ゴムボールの間に電力ケーブルを挟み回転させて送り出す装置であります。これを、インバーター制御にて連動させることにより、ケーブルを一定のテンションで送り出すことができます。 ケーブル延線工事は、ウインチによる牽引や人の手による引き込みが主流となっておりますが、ウインチによる無理な牽引がケーブルの損傷に繋がるほか、複雑な延線経路での使用が困難な場合があります。また、電力ケーブルは長尺のものや非常に重いものも多く、作業現場も高所や狭所などであったりすることから、人の手による引き込み作業には、多くの作業員を要することに加え、作業に危険が生じることがあります。このような延線工事においては、適切な大きさと能力を持った延線ボールを、適切な場所に設置し、インバーター制御による連動送り出し工法を採用することが、省人化及び安全性の確保の観点から大変有効であります。 そこで当社では、様々な種類の延線ボールを多数取り揃え、単にこれをレンタルするのみでなく、専門の知識を持った営業マンが現場の調査を実施し、その特性に応じた最適な機種の選定、必要な数量と設置場所の提案を行い、更には必要に応じて工事当日に立ち会いによるアドバイスを行うなど、経験のない顧客でも安心して延線ボールを使用できる体制を整備しております。 (労働衛生・現場周辺の環境保全に資するレンタルサービス) 各種建設工事現場においては、土壌や建築物等からダイオキシン、アスベスト、鉛といった有害物質が発生する場面もあり、そのような現場では作業員の安全の確保は基より、現場及び周辺の環境汚染対策は必須のものとなります。そこで当社では、顧客が安全と環境に配慮したクリーンな工事を行うことができるよう、有害物質の飛散、暴露を防止するための負圧集塵機やバキュームクリーナー、防塵マスクなどの対応機器を「環境商品」と位置付け、多数のラインナップを取り揃えるとともに、汚染現場で使用される環境商品専用のメンテナンス施設を設け、特別教育、技能講習を受けた有資格の専属作業員により、環境商品の納入・引上げから、清掃、メンテナンス、残留していた有害物質の除去・処分までを一貫して行う体制を整備しております。 (正確かつ適切な作業の実現に資する測量機器・トルク機器 検査校正サービス) 工事現場における様々な作業の基準となる測量に使用される測量機器は、その性質から、わずかな誤差が工事に深刻な影響を及ぼす可能性があります。 また、ねじ締め等の多くの場面で使用されるトルク機器は、適正なトルク値で使用しなかったことが重大な事故に発展する危険性があります。 当社では、測量機器、トルク機器の管理を専門に行う「測機・工具センター」を設置しており、専門の整備員による適切な維持管理体制、及び顧客からの注文を受けた後に、国家標準にトレースされた校正設備により商品の校正を実施し、校正証明書を添付した上でレンタルを行う体制を確立しており、ISO9001の認証を取得しております。また、当該センターの機能を活用し、顧客が保有する機器の校正から校正周期の管理までを一括して請け負う校正管理システムも整備しております。 (高度な衛生管理に資するクリーンルーム対応サービス) 半導体、精密機器、食品、医薬品・医療器具工場等は、取り扱う製品の性質上、徹底した衛生管理や、空気中の微粒子濃度で測定される清浄度の管理がなされるクリーンルーム環境である場合が多く、それらの工場で使用される機器やメンテナンス機器等についても、同様の清浄度が必要とされることも珍しくありません。クリーンルームの清浄度は、ISO14644-1の規格により、最も高いClass1からClass9までにカテゴライズされていますが、当社では、半導体、精密機械・薬品・食品工場など多くのクリーンルーム環境に適するClass6レベルまでの清浄度に対応したレンタル資産を提供できる体制を整備しております。 顧客よりクリーンルーム対応の要望があった場合、当社が管理センター内に保有するクリーンブースにて専門の作業員が都度レンタル資産のクリーン化を行い、顧客のニーズに応じた清浄度に仕上げた上で、輸送中の汚塵付着を防止するため厳重に梱包し、商品を納入しております。 (事故防止・作業の安全性向上に資するレンタルサービス) ■検知警報システム レーザーカーテン レーザーカーテンは、作業現場にエリアセンサーを展開し、センサーの検知エリア内に人や物体が進入した際に回転灯と音声で注意喚起を行い、事故や施設の損傷を防止する当社独自の検知システムです。 ■AIカメラ式掘削機自動停止システム AIストップ AIストップは、掘削機に設置するAIカメラにより、設定したエリア内の「人」のみを検知して掘削機を自動停止させ、接触事故のリスクを軽減するシステムです。 (法令遵守・安全に資する教習サービス) 当社が取り扱うレンタル資産の中には、労働安全衛生法に基づき、その運転操作や作業を行うに当たり一定の特別教育・安全衛生教育を受けなければならないものや、資格要件として都道府県労働局長登録教習機関による技能講習を修了しなければならないものが多数あります。そこで当社は、それらのレンタル資産を提供するのみにとどまらず、労働局登録機関として「教習センター」を設置し、顧客が適法かつ安全に事業を行うことができるよう、以下の技能講習・特別教育・安全衛生教育・建築物石綿含有建材調査者講習を実施しております。 (資源有効活用・環境保護・コスト削減に資するバッテリー再生サービス) 携帯電話等の電気機器や車両、大型機械設備に至るまで、現代社会において、バッテリーはあらゆる場面で利用されております。このバッテリーは一般的に3年から5年程度で性能が劣化し、最終的には廃棄処分、交換となりますが、バッテリー内には鉛など多くの有害物質が含まれているため、産業廃棄物として有償にて適切に処分する必要があるほか、特にフォークリフトや高所作業機のような大型の機械設備や、病院・空港・鉄道等に設置される無停電装置などのバッテリーの交換費用は非常に高額であり、企業にとっては大きな負担となります。そこで当社では、特許技術「BRS(Battery Reuse System)」によるバッテリー再生サービスの提供、又は再生済バッテリーの販売を行い、顧客のコスト低減と廃棄物の削減(ゼロ・エミッション)をサポートしております。 この「BRS」は、充放電によって繰り返される化学反応により電極に蓄積される電気を通さない結晶(サルフェーション)を、高周波パルス電流充電法を用いて除去する技術であり、添加物等の使用や電極の交換といった物理的な行為を伴わないこと、また、理論的には何度でも再生が可能であることなど、優れた点を持ち合わせております。 なお、当社グループの事業は、レンタル事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 事業系統図は、次のとおりであります。 (注)無印 連結子会社 ※ 持分法適用会社
経営方針・対処すべき課題5,244字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「必要な時に」「必要なものを」「必要な分だけ」使用できるレンタルを通じて、お客様の事業の効率化、コストダウン、環境保護、安心安全な作業環境の整備などに繋がる様々なノウハウやサービス=“価値”を提供し続け、また、当社が保有するレンタル資産を多くの方々に繰り返しご利用いただくことにより、限りある資源を有効に活用する循環型経済実現の一端を担い、社会へ、そして世界へ貢献することを使命としております。 これを体現する経営の基本方針として、以下のとおり「企業理念」「経営方針」「行動指針」「スローガン」を掲げ、事業活動を行っております。 「企業理念」 私たちは限りある資源を有効に活用し 新鮮な提案力と高度なサービス力を通して 豊かな社会創りに貢献し続けていくことを使命とします 「経営方針」 私たちは、「新しい価値を創るワンストップコーディネーター」として、「持続可能な社会への貢献」と「持続的な企業価値の向上」の両立を目指します 1.高付加価値なレンタルサービスを提供することにより、お客様の満足と、バリューチェーン全体の相互発展を実現します 2.人権と人財の多様性を尊重するとともに、安心・安全で働き甲斐のある職場づくり、社会に貢献できる人づくりを行い、あわせてステークホルダーとの信頼関係強化に努めます 3.循環型社会の実現に寄与するとともに、インフラレジリエンスの強化や、環境保全などに関わり、地域との共存共栄を図ります 「行動指針」 1.柔軟な発想・工夫・実行力をもってお客様の信頼獲得を目指します 2.環境・安全・効率をキーワードとして、お客様により満足いただけるサービスを常に提供します 3.より多くの分野のお客様にレンタルシステムを活用していただくことを目指します 4.強い結束力を持ち、組織力を最大限に発揮します 「スローガン」 Progressive As We Go    常に前向きであれ (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、「成長性」、「収益性」、「健全性」に関するそれぞれの指標の達成により、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指します。 指標   選定した理由 成長性   売上高   寡占化が進むレンタル業界において、持続的な成長・市場シェアの拡大が重要と考えるため。 収益性   経常利益 経常利益率   売上高の拡大とともに、収益力の向上を図ることが重要と考えるため。 EBITDA EBITDAマージン   設備投資による減価償却費のウエイトが高い業態であるため、投資の増減に左右されない収益力の向上を図ることが重要と考えるため。 EBITDA:営業利益+減価償却費(一括償却資産を含む)+リース料 健全性   ネットD/Eレシオ   設備投資による有利子負債のウエイトが高い業態であるため、持続的な成長に向けた投資と安定した財務体質のバランスが重要と考えるため。 (3)経営環境 ① レンタル業界の動向 土木・建設機械、産業機械等を主力としている総合レンタル業の売上高合計は、2010年には1兆円程度でありましたが、震災復興や東京オリンピック等の大型投資、社会インフラ老朽化対策、防災減災投資、都市部再開発などの増加を背景に2011年以降拡大を続けており、直近では約2倍の2兆円超(※1)の規模となっております。 このような状況の中、業界内におけるシェアとしては、大手が大きな割合を占めており、中でも上位5社の直近事業年度の売上高合計は、約1兆円・全体の半分程度(※2)となっております。 当社は上位5社に次ぐ規模となっており、当連結会計年度の売上高は529億円、全体の2%強であります。 (※1)経済産業省 特定サービス産業動態統計調査に基づく当社集計 URL:https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/tokusabido/result/result_1.html (※2)官報及び有価証券報告書、会社ホームページ開示情報に基づく当社集計 ② 経営環境の見通し 今後の経営環境につきましては、雇用・所得環境の改善が景気の緩やかな回復を支えることが期待されるものの、中東情勢の影響や金融資本市場の変動の影響に注意が必要なところであります。(※1) 当社事業に関連する建設投資の2026年度の見通しといたしましては、民間では住宅投資の持ち直しや設備投資と改装・改修の継続、公共では土木建築投資の増加を背景として、全体では5.4%の増加が予測されており、今後も底堅く推移することが期待されます。(※2) 中でも、国土強靭化基本計画に基づく、河川・道路施設・ライフライン(電気、ガス、水道等)・公共施設等に関する防災減災・老朽化対策に向けた工事の増加や、2050年カーボンニュートラルの実現に向けたグリーン成長戦略の一環として、半導体工場、自動車のEV化に伴うリチウムイオン電池工場、再生エネルギー施設、送電網等の新設や増強の動きの加速が引き続き期待されるほか、都市部再開発、データセンター及び物流施設の新設・改装・改修等の需要により、設備投資は堅調に推移することが見込まれております。(※3) そのほか、当社が展開するASEANにおける経済見通しといたしましては、直近においては外需が足かせとなり一部の国で成長率が鈍化する可能性があるものの、各国の財政・金融政策が景気の下支えとなり、底堅く推移することが想定されております。(※4) (※1)内閣府「令和8年6月 月例経済報告」 URL:https://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei/2026/0630getsurei/main.pdf (※2)建設経済研究所「2026年4月 建設経済モデルによる建設投資の見通し」 URL:https://www.rice.or.jp/wp-content/uploads/2026/04/20260413-model.pdf (※3)内閣官房「国土強靭化年次計画2026」 URL:https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokudo_kyoujinka/kihon.html 経済産業省「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」 URL:https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/global_warming/ggs/index.html (※4)大和総研「2026年のASEAN5経済見通し」 URL:https://www.dir.co.jp/report/research/economics/emg/20260116_025525.pdf (4)中長期的な会社の経営戦略及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 このような見通しのもと、当社グループは、持続的な成長により事業規模及び収益力を拡大させ、顧客の認知度の一層の向上を図ること、並びに業界内における確固たる地位を築くことが重要であると考えております。 そこで、これまで磨き上げてきたビジネスノウハウ、並びにステークホルダーからの信頼をより一層高めるために新たな挑戦を続け、持続的な成長により実りある未来を創造するための経営戦略として、前年度に掲げた運営基本方針及びこれを実現するための重点施策をさらに進化させ、この度、再設定いたしました。 ■ 経営戦略 ■ ≪ 運営基本方針 ≫ 新しい価値を創造するワンストップコーディネーターとして 高付加価値なレンタルサービスの提供を通じ 「持続可能な社会への貢献」と「持続的な企業価値の向上」の両立を目指す ≪ 運営基本方針に基づく重点施策 ≫ 1.レンタル資産の増強、レンタル価格の適正化及び稼働率の向上 ◎ レンタル需要を確実に取り込むべく、市場環境の変化と顧客ニーズの動向を見極めながら、レンタル資産の計画的な増強と適切な入替を推進し、強固な資産基盤を構築してまいります。 ◎ 物価高に伴うコスト上昇が続く事業環境のもと、投下資本に対する適正な収益確保を行うために、より高品質・高付加価値なサービスを提供するとともに、レンタル価格の継続的な見直しを図ってまいります。 ◎ レンタル資産の品質の維持管理体制を強化し、タイムリーな供給と品質向上の両立を図るとともに、各エリアにおけるレンタル資産配備及び物流体制の最適化を図り、更なる効率運用を推進してまいります。 2.バリュープラスサービスの強化、新規分野の開拓 ◎ 当社は、多種多様な物品のレンタルに係るノウハウと、長年にわたるレンタル資産のメンテナンスにより培ってきた整備力、技術力を存分に活かし、環境・安全・効率をキーワードとした独自性、特長を持つ高付加価値なサービスを顧客に提供することを使命としており、これを「バリュープラスサービス」と名付けております。このバリュープラスサービスを軸に、単なる「物貸し」から顧客の課題解決に寄与する情報・知識・技術等を提供するソリューション事業への更なる進化を図ってまいります。 ◎ これまでレンタルが十分に活用されてこなかった新たな市場の創出に取り組むことに加え、新サービスの開発、並びにデジタルを活用した顧客利便性の向上を推進することで、提供するサービスの更なる価値向上を図ってまいります。 3.都市圏のネットワーク強化・市場シェア拡大 ◎ 関東・中部・近畿・九州を中心とした大都市部、中核都市部、及び特別需要地(大型工場、発電所等)において、市場特性に応じた最適な営業戦略の推進、無人や小型など従来の枠にとらわれない柔軟な営業所の展開を図り、顧客の開拓深耕を強力に推進することにより、レンタル市場におけるシェアを拡大させてまいります。 4.アライアンス戦略・国内外グループ機能の強化拡大 ◎ 特定の地域及び分野に強みを持つ同業他社とのアライアンス形成及び経営資源の相互活用を推進し、シナジー効果を創出してまいります。 ◎ 国内外グループ会社の強化拡大により、レンタル事業を支える各種機能(貸す・運ぶ・直す・買う・売るなど)を高め、グループ全体の競争力向上を図ってまいります。 5.海外レンタル事業の拡大発展 ◎ タイにおける市場シェアNo.1の獲得に向けた事業基盤強化を加速するとともに、新経営体制による主体的かつ迅速な意思決定のもと、ベトナム及びインドネシアの収益基盤の確立を図り、経営資源のグローバル活用及びASEAN諸国におけるレンタル事業の更なる拡大発展に努めてまいります。 6.デジタル・AIを活用した事業展開・業務改革 ◎ 顧客サービスの高度化及び業務効率の改善を目的として、BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)をキーワードに、基幹システムの更なる有効活用を図るとともに、組織及び制度の抜本的な見直しを推進してまいります。 ◎ DX(デジタルトランスフォーメーション)・AX(AIトランスフォーメーション)による業務改革を推進し、顧客利便性の向上及び全社的な生産性の向上を図ってまいります。 7.持続的成長を担う次世代人材の育成 ◎ 次世代を担う優秀なリーダーの養成、多様な人材の能力最大化のための教育体制強化を図るとともに、企業成長の原動力となる人材を確保するため、採用活動の多角化・強化に努め、持続可能な社会への貢献と持続的な成長を担う人づくりを推進してまいります。 ◎ 心理的安全性の向上、健康経営の推進により、働きやすくチャレンジしやすい職場環境づくりに努めてまいります。 8.ガバナンスの一層強化、適時・正確・公平な情報発信 ◎ コンプライアンス体制、リスクマネジメント体制、及び内部統制機能を一層強化することにより、持続的かつ健全な成長力を高めるとともに、社会的信用力及びブランド力の向上に努めてまいります。 ◎ 株主・投資家の皆様をはじめとするステークホルダーに対し、適時・正確・公平な情報発信を行い、IR活動の積極化により当社の認知度向上と株式価値の向上に努めてまいります。 9.事業活動を通じた社会貢献 以上の施策を着実に推進し、事業を通じた資源の有効活用と社会課題の解決により、ステークホルダーへの価値創出と企業価値の向上を図り、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
事業等のリスク5,846字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性がある事項には、以下のようなものがあります。 また、必ずしもリスク要因には該当しない事項につきましても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に記載しておりますが、当社に関するすべてのリスクを網羅するものではございません。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 (1)経済情勢について(発生可能性:低、影響度:中) 産業機械、建設機械レンタル業界の事業環境は、国及び地方公共団体の公共事業投資や、建設投資をはじめとした民間設備投資の動向に大きく左右される傾向があります。当社グループにおきましては、顧客構成を建設業及び建設業以外の様々な業種に分散し、リスクの低減を図っておりますが、経済情勢の変化等により事業環境が著しく変動した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2)事業環境について(発生可能性:低、影響度:中) 産業機械、建設機械レンタル業界においては、大手による同業他社のグループ化が活発になっており、業界内の淘汰、寡占化が進展しております。 このような状況下、産業界全般におけるDX・GXへの対応や競合による価格対応などの面において資本力に勝る大手が優位性を持つことにより、当社グループの競争力の低下が懸念されます。 そのため、当社グループにおきましては、成長戦略の重要な要素として、M&Aや同業他社とのアライアンスに積極的に取り組み、業界内における競争力の維持向上に努めておりますが、競争力を維持できないほど急激に大手による寡占化が進んだ場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3)業績の季節変動について(発生可能性:中、影響度:中) 当社グループは建設業以外の様々な産業向けレンタルに大きなウエイトを置いておりますが、顧客企業における設備投資全般の傾向として、例年10月頃から3月頃にかけて投資額が増加する傾向にあります。レンタル需要もこれに合わせて増加するため、当社グループの売上高は、年間の内、この期間に最も高くなる傾向があります。 従いまして、当社グループの売上高及び営業利益は、第2四半期連結会計期間及び第3四半期連結会計期間に偏重する傾向があります。 なお、2026年5月期における、各四半期連結会計期間の売上高及び営業利益は下記のとおりであります。 (単位:百万円) 第1四半期 連結会計期間 自 2025年6月1日 至 2025年8月31日   第2四半期 連結会計期間 自 2025年9月1日 至 2025年11月30日   第3四半期 連結会計期間 自 2025年12月1日 至 2026年2月28日   第4四半期 連結会計期間 自 2026年3月1日 至 2026年5月31日   通期 連結会計期間 自 2025年6月1日 至 2026年5月31日 売上高   12,667   13,626   13,626   13,024   52,945 売上原価   8,333   8,754   8,809   9,262   35,159 販売費及び 一般管理費   3,208   3,215   3,309   3,670   13,403 営業利益   1,126   1,657   1,507   91   4,382 (4)レンタル資産の保有に伴う業績の変動について(発生可能性:低、影響度:中) 産業機械、建設機械レンタル業界は、大量のレンタル資産を保有し、顧客に貸し出すことを事業としております。そのため、当業界に属する企業においては、保有するレンタル資産を固定資産計上することにより発生する減価償却費等の固定費が売上原価に計上され、売上原価に占める固定費の割合が、他の業界に属する企業に比べて高くなる傾向にあります。 当社グループは、市場動向、レンタル資産の稼働状況、予想される売上高、減価償却費の推移等を勘案し、適時適量な設備投資を行う体制としているほか、レンタル資産のメンテナンスを適切に行うことにより運用可能期間の長期化を図り、減価償却費等の固定費抑制に注力しておりますが、予期せぬ急激な事業環境の変動等により、固定費を吸収できないほどの売上高減少に至った場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5)人材の確保及び育成について(発生可能性:中、影響度:中) 当社グループは、産業機械、建設機械等のレンタル事業を通じて企業の経営合理化及び効率化の一端を担い、社会へ貢献することを使命として事業活動を行っております。そのためには、様々な業界の知識やレンタル資産の知識、資格等を有し、また、柔軟な発想を持ちつつ、自ら率先して物事に取り組む自発的行動力を有した優秀な人材の確保及び育成が不可欠であります。 当社グループでは年度単位での採用計画に基づく新卒及びキャリア人材の確保、職種別・階層別の教育研修による人材の育成に努めております。しかしながら、これらの計画が予定通りに進捗しない場合には、当社グループの事業運営に影響を及ぼす可能性があります。 (6)事業運営に係る許認可等について(発生可能性:低、影響度:中) 当社グループは、レンタル事業を行うに当たり主として、古物商、一般建設業、指定自動車整備事業、自動車特定整備事業、自家用自動車有償貸渡業等の許認可を取得しております。 これらの許認可については、当社総務部門が関連法令等に照らし、維持管理に係る要件や更新期限等を網羅的に管理した上で、それぞれの許認可に係る管轄部門を定め、当該管轄部門が適切にその維持管理に当たることとしております。本書提出日現在において取消し又は失効事由に該当する事実はありませんが、何らかの理由により、これらの許認可が取消し又は失効となった場合には、当社グループの事業運営に影響を及ぼす可能性があります。 (7)重要な訴訟事件等について(発生可能性:低、影響度:中) 当社グループが保有するレンタル資産は、その特性や維持管理の難易度等により、商品管理センターの高度な設備及び専門整備員による最適なメンテナンス、各営業所の整備員による適切かつ、きめ細やかなメンテナンスを施すことにより、常に万全の状態で顧客に提供される体制となっております。しかしながら、万が一、当社レンタル資産の予期せぬ不具合等に起因して顧客に多大な損害が生じ、重大な訴訟が提起された場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、現時点において重要な訴訟事件等はございません。 (8)法的規制及び会計基準等について(発生可能性:低、影響度:中) 当社グループは、レンタル事業の展開に当たって、労働関連法令、道路運送車両法、道路運送法、古物営業法等の様々な法的規制や会計基準を遵守しております。そのため、法的規制や会計基準の新設、改正及び解釈の変更等が有った場合には、その対応に時間や費用を要するなどして、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループがリースにより調達しているレンタル資産の大半はファイナンス・リースですが、一部についてはオペレーティング・リースにより調達しております。また、営業所及びヤードに係る土地・建物の一部を不動産所有者から賃借しております。オペレーティング・リースにより調達しているレンタル資産並びに賃借している営業所及びヤードに係る土地・建物については当該契約内容を踏まえ、貸借対照表に計上されておりません。しかしながら、リース会計基準等の改正によりオペレーティング・リース対象資産及び負債を計上することとなった場合には、資産及び負債に使用権資産相当額が計上されることになります。その結果、当社グループの自己資本比率の低下等、関連する経営指標に影響を及ぼす可能性、並びに将来において使用権資産の減損損失が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9)多額の借入金、リース債務について(発生可能性:低、影響度:高) 産業機械、建設機械レンタル業界は、大量のレンタル資産を保有し、顧客に貸し出すことを事業としているため、継続的な事業拡大に向け多額の設備投資が必要となります。 当社グループにおきましては、その投資資金を、原則として借入金又はリース契約により調達しており、積極 的な情報開示及び対話により、金融機関及びリース会社との良好な関係維持に努めておりますが、経済情勢の変化や当社グループの信用悪化等により、資金調達が困難となった場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10)金利動向について(発生可能性:中、影響度:低) 当社グループは資金調達に際し、銀行借入においては、変動金利借入と固定金利借入の残高バランスの調整や金利の固定化等を図り、リース契約においては、リース会社の集約による関係強化及びボリュームディスカウント、リース料の相見積りによる金利交渉等を行い、安定調達・金利抑制・金利変動の影響軽減に努めております。しかしながら、大幅な市場金利の変動等が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (11)借入金の財務制限条項について(発生可能性:低、影響度:高) 当社グループにおける借入金の一部には財務制限条項が付されており、各年度の決算日の連結貸借対照表における純資産の部の金額を、契約で基準と定める決算日の連結貸借対照表における純資産の部の金額の75%以上に維持すること、各年度の連結損益計算書における経常損益が2期連続して損失とならないようにすることの取り決めがなされております。現時点においてこれに抵触するような状況は発生しておりませんが、抵触した場合には期限の利益を喪失し、借入金の一括弁済を要請されるなどして、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (12)固定資産の減損会計について(発生可能性:中、影響度:中) 当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しております。今後、経営環境の著しい悪化等により固定資産の収益性が悪化し、減損損失を計上した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (13)自然災害等の発生について(発生可能性:中、影響度:中) 当社グループがレンタル事業を展開している地域において、大規模な自然災害や疫病、戦争、テロ、ストライキ、政情不安、国際情勢の変化等、予期せぬ事象が発生し、営業を継続することが困難となった場合や、復旧、修復に多額の費用、長期間を要する事態となった場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (14)M&Aについて(発生可能性:中、影響度:中) 当社グループは、レンタル事業を強化、補完するための手段のひとつとして、必要に応じてM&Aの実施を検討することとしております。 M&Aの実施に際しては、対象企業の事業内容、財務内容及び法令遵守状況等に係る詳細なデューデリジェンスを行い、各種リスクの低減を図ってまいりますが、M&A実施時点で想定されなかった事象が発生した場合や、M&A実施後の事業展開が計画通りに進捗しなかった場合には、当社グループが期待した事業上のシナジー効果が得られない可能性があることに加え、M&A実施時点で生じたのれんを含む資産について減損損失が発生するなどして、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (15)パートナー企業との共同事業運営における意思決定及び体制の変動について(発生可能性:中 影響度:低) 当社グループは、適宜、パートナー企業との業務提携や共同出資により合弁会社を設立するなどして、パートナー企業の持つ情報、資産、人的リソースなどを有効活用し、事業展開の効率化を図っております。その一方で、経営上の意思決定については、パートナー企業の意向も十分に考慮し、協議のうえで行う必要があります。そのため、当社グループとパートナー企業の経営上の考え方に相違が生じる場合には、当事者間の合意形成に時間を要し、意思決定を速やかに行うことができない可能性があります。また、パートナー企業の事情等により、共同運営体制を維持することが困難となる場合には、当社グループが単独で事業を継続する、新たなパートナー企業を選定する、又は撤退する必要が生じ、当社グループの事業運営及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (16)情報セキュリティについて(発生可能性:低、影響度:中) 当社グループは、事業活動における重要情報や、顧客及び社員から入手した個人情報などの機密情報を保有しており、IT資産の盗難・紛失などによる情報漏洩や、サイバー攻撃による改ざん・流出・システム停止等の被害を防ぐため、外部からの不正侵入防止、データの暗号化による情報漏洩防止などのセキュリティ対策を実施しています。さらに、情報セキュリティ管理規程の制定及び情報セキュリティ委員会の設置による、継続的な管理運営体制を構築しております。しかしながら、想定を超えるサイバー攻撃や、予期せぬ不正利用などにより、重要情報や個人情報の漏洩、事業活動停止などの被害が発生する場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (17)海外展開について(発生可能性:中、影響度:低) 当社グループは、国内に加え、ASEAN諸国においてもレンタル事業を展開しており、今後も海外展開を拡大させる方針であります。そのため、当該国の経済情勢の変化や法令・規則等に変更があった場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,881字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要並びにこれらの状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益及び雇用情勢の改善に伴い、個人消費・設備投資が緩やかに持ち直しましたが、物価動向や中東情勢の影響、金融資本市場の変動などから、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。 当社事業に関連する建設投資の状況といたしましては、民間の建築投資は横ばいであるものの、民間の土木投資並びに公共の建築・土木投資が増加したことから、全体としては前年を上回る状況で推移いたしました。その一方で、建設資材価格の高止まりや供給不足、人手不足による工事の着工遅れ、設備投資計画の見直しなどの影響が発生いたしました。 このような状況のもと、当社グループは、大都市部・中核都市部及び特別需要地(大型工場・発電所等)において、顧客の開拓深耕に努めるとともに地場の建設・設備工事需要の獲得に注力し、顧客の環境・安全・効率をキーワードとした独自性・特長を持つ高付加価値なサービスを提供する「バリュープラスサービス」を軸に、売上高の拡大並びに同業他社との差別化を図ってまいりました。 また、成長の原動力となるレンタル資産保有量の増強を図るとともに、レンタル単価の見直しに係るお客様のご理解の促進にも努め、さらにはアライアンスの推進、新規出店によるネットワーク拡充、国内外グループ会社の強化、新規商品・サービスの拡充並びに人材の増強など、成長投資を推進いたしました。 その結果、当連結会計年度の業績は、売上高は529億45百万円(前期比38億56百万円、7.9%増)となりました。利益面では、営業利益は43億82百万円(同4億76百万円、12.2%増)、経常利益は39億46百万円(同5億2百万円、14.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は29億1百万円(同4億2百万円、16.1%増)となりました。 なお、当社グループの事業は、レンタル事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ38億56百万円増加し、529億45百万円(前期比7.9%増)となりました。これは主に、民間の土木投資並びに公共の建築・土木投資が前年を上回る状況で推移する中、大都市部・中核都市部及び特別需要地(大型工場・発電所等)において、顧客の開拓深耕に努めるとともに地場の建設・設備工事需要の獲得に注力し、顧客の環境・安全・効率をキーワードとした独自性・特長を持つ高付加価値なサービスを提供する「バリュープラスサービス」を軸に、売上高の拡大並びに同業他社との差別化に努めたことによるものであります。 (売上原価、売上総利益) 売上原価は、前連結会計年度に比べ17億49百万円増加し、351億59百万円(前期比5.2%増)となり、売上総利益は21億7百万円増加し、177億86百万円(前期比13.4%増)となりました。これは主に、レンタル資産保有量の増強や新規商品・サービスの拡充に努めたことによるものであります。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ16億31百万円増加し、134億3百万円(前期比13.9%増)となりました。これは、物価上昇の影響もありましたが、主に、新規出店によるネットワーク拡充、国内外グループ会社の強化や人材の増強及び育成強化等の成長投資を積極的に推進したことによるものであります。その結果、営業利益は前連結会計年度に比べ4億76百万円増加し、43億82百万円(前期比12.2%増)となりました。 (営業外損益、経常利益) 営業外収益は、前連結会計年度に比べ91百万円増加し、3億6百万円(前期比42.8%増)となりました。また、営業外費用は、前連結会計年度に比べ65百万円増加し、7億42百万円(前期比9.7%増)となりました。その結果、経常利益は前連結会計年度に比べ5億2百万円増加し、39億46百万円(前期比14.6%増)となりました。 (特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益) 特別利益は前連結会計年度に比べ32百万円増加し、48百万円(前期比214.8%増)となりました。また、特別損失は前連結会計年度に比べ31百万円増加し、38百万円(前期比404.6%増)となりました。 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ4億2百万円増加し、29億1百万円(前期比16.1%増)となりました。 ② 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における総資産は682億1百万円となり、前連結会計年度末に比べ102億91百万円増加いたしました。主な要因として、流動資産において、現金及び預金が19億97百万円、受取手形及び売掛金が4億93百万円それぞれ増加いたしました。また、固定資産において、自己所有・リースを含めたレンタル用資産が45億96百万円、土地が15億90百万円、それぞれ増加いたしました。 (負債) 負債合計は481億35百万円となり、前連結会計年度末に比べ54億60百万円増加いたしました。主な要因として、長期・短期を合わせた有利子負債において、借入金が65億29百万円、リース債務が6億35百万円、それぞれ増加いたしました。また、有利子負債を除く流動負債において、未払金が3億43百万円増加した一方で、電子記録債務が31億10百万円減少し、有利子負債を除く固定負債において、繰延税金負債が4億62百万円増加いたしました。 (純資産) 純資産合計は200億66百万円となり、前連結会計年度末に比べ48億31百万円増加いたしました。主な要因として、当社株式の東京証券取引所スタンダード市場への上場に伴う一般募集増資及び第三者割当増資(オーバーアロットメントによる売出しに関連した第三者割当増資)による新株式発行にあたり、資本金及び資本剰余金がそれぞれ12億48百万円増加いたしました。また、利益剰余金が23億24百万円増加した一方で、非支配株主持分が1億88百万円減少いたしました。なお、利益剰余金の増加につきましては、親会社株主に帰属する当期純利益を29億1百万円計上した一方で、配当金を5億76百万円支払ったことによるものであり、非支配株主持分の減少につきましては、丸紅グループが保有する、PT. Max Rent Indonesia(現 PT. Rent Indonesia Asia)の株式を当社が取得したことによるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて18億65百万円増加し、79億65百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、4億10百万円の収入(前連結会計年度は19億97百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益39億55百万円、減価償却費87億14百万円、レンタル資産の取得による支出93億41百万円、仕入債務の減少額31億95百万円をそれぞれ計上したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、31億63百万円の支出(前連結会計年度は13億75百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出17億2百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出11億34百万円をそれぞれ計上したことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、45億82百万円の収入(前連結会計年度は6億82百万円の収入)となりました。これは主に、短期借入金の純減少額10億73百万円、長期借入れによる収入113億20百万円、長期借入金の返済による支出54億98百万円、リース債務の返済による支出18億12百万円、株式の発行による収入24億96百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出1億62百万円、配当金の支払額5億76百万円をそれぞれ計上したことによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループが提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 b.受注実績 当社グループが提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績は、次のとおりであります。なお、当社グループはレンタル事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年6月1日 至 2026年5月31日) 金額(百万円)   前期比(%) レンタル事業   52,945   107.9 (注)主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績に対する割合が100分の10以上を占める相手先がいないため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの財政状態及び経営成績は、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況、 ② 財政状態の状況」に記載のとおりであります。また、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 なお、当社グループの目標とする経営指標の実績値は、下表のとおりであります。 成長性については、売上高の拡大を続けてまいりました。 収益性については、レンタル用資産の増強を計画的に行ったことにより、経常利益率を高めつつ、EBITDAマージンを維持することができました。 健全性については、積極的な成長投資を推進する一方で、収益力改善による純資産の増強及び上場に伴う新株式発行により、ネットD/Eレシオは改善いたしました。 指標   2022年5月期 実績   2023年5月期 実績   2024年5月期 実績   2025年5月期 実績   2026年5月期 実績 成長性   売上高(千円)   37,354,522   40,650,969   43,690,004   49,088,449   52,945,301 収益性   経常利益(千円)   1,933,786   2,459,593   2,795,868   3,444,175   3,946,636 経常利益率(%)   5.2   6.1   6.4   7.0   7.5 EBITDA(千円)   15,076,491   16,319,189   17,151,918   19,360,582   20,862,761 EBITDAマージン(%)   40.4   40.1   39.3   39.4   39.4 健全性   ネットD/Eレシオ(倍)   2.4   2.1   1.7   1.5   1.4 (注)1.2022年5月期の数値については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づくEY新日本有限責任監査法人の監査を受けておりません。 2.EBITDA:営業利益+減価償却費(一括償却資産を含む)+リース料 EBITDAマージン:EBITDA÷売上高 ネットD/Eレシオ:((有利子負債-現預金)÷自己資本) ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当社グループのキャッシュ・フローの状況の分析については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.資本の財源及び資金の流動性 当社は、安定的かつ機動的で金利優位性のある調達手段の確保と財務健全性の向上を重視し、資金調達を行っております。 当社の主たる資金需要は、レンタル事業に係る各種仕入費用や販売費及び一般管理費等の運転資金及びレンタル資産の増強、営業所・レンタル資産メンテナンス拠点の新設や改修、業務システムの改修、M&Aによる株式取得などの持続的な成長に向けた投資に必要な設備等投資資金であります。 主たる資金調達手段として、運転資金につきましては、営業活動によるキャッシュ・フローに加え、当座借越枠による短期借入金を活用し、安定的かつ機動的に調達を行っております。また、設備等投資資金につきましては、金融機関からの長期借入金やリース契約を中心に、金利優位性や財務安全性などを考慮し、最適な調達を行っております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表作成に当たって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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  • 決算説明資料2026年5月期 決算説明会資料2026-08-03
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