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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

明光ネットワークジャパン

MEIKO NETWORK JAPAN CO.,LTD.4668 · Prime · サービス業

個別指導塾「明光義塾」を全国展開する学習塾運営企業。フランチャイズと直営で教室運営、日本語学校や人材紹介等も手掛ける。

概要

明光ネットワークジャパンは、個別指導塾「明光義塾」の直営およびフランチャイズ事業を中核とする教育サービス企業である。1984年創業、2003年に東証二部上場、翌年一部に指定。東京都新宿区に本社を置き、2025年8月期の連結売上高は248億円、従業員は1,208名。日本語学校や人材紹介、学童保育などへ事業を多角化し、「総合的な人材支援グループ」への転換を進めている。

直営とFCで全国に展開する明光義塾

明光ネットワークジャパンの主力事業は、個別指導塾「明光義塾」の直営とフランチャイズ(FC)である。2025年8月期末時点で、直営教室は476教室(うち当社直営259教室、連結子会社5社で217教室)、FC教室は1,184教室にのぼる。直営事業の売上高は145億円、FC事業は41億円。両事業のセグメント利益を合計すると約29億円となり、グループ全体の営業利益17億円を大きく上回る収益基盤を形成する。FC事業は加盟者への開設ノウハウ提供や教材・備品販売から継続的な運営指導までをパッケージ化しており、低資本で教室網を拡大できるビジネスモデルである。

日本語学校と多角化事業が成長を補完

連結子会社の株式会社早稲田EDUと国際人材開発株式会社が運営する日本語学校事業は、「早稲田EDU日本語学校」と「JCLI日本語学校」の2校で、2025年8月期の在籍生徒数は1,934名、売上高14.8億円、セグメント利益1.6億円と前年比倍増した。その他事業には、学童保育「キッズアフタースクール」、IT活用の個別学習塾「自立学習RED」、オールイングリッシュの「明光キッズe」、HRソリューション(人材紹介・研修)、大学入試関連事業、転職支援、マーケティングDX、児童発達支援など多岐にわたる。これらの事業はグループ全体の売上高の約3割を占め、明光義塾依存からの脱却を図っている。

18社で構成するグループ体制

当社グループは、明光ネットワークジャパン(単体)と連結子会社13社、非連結子会社2社、持分法適用関連会社2社の計18社で構成される。連結子会社には、明光義塾直営を担う株式会社MAXISエデュケーション、株式会社ケイライン、株式会社TOMONI、株式会社One link、株式会社クース・コーポレーションのほか、日本語学校の株式会社早稲田EDUと国際人材開発、人材関連のSimpuru株式会社や明光キャリアパートナーズなどが含まれる。持分法適用関連会社には、米国のNEXCUBE Corporation, Inc.と台湾の明光文教事業股份有限公司があり、海外展開の足がかりとしている。ベトナムにも子会社MEIKO NETWORK VIETNAM COMPANY LIMITEDを置く。

収益構造と財務の推移

2025年8月期の連結業績は、売上高248億円(前期比10.0%増)、営業利益16.9億円(同67.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益17.2億円(同253.1%増)と大幅増益。営業利益率は6.8%と改善した。過去の推移をみると、売上高は2012年8月期の145億円から右肩上がりで増加傾向にあるが、純利益は2020年8月期に22億円の赤字(新型コロナウイルスの影響)を計上した後、2021年以降は黒字を回復している。2025年8月期の利益増には、保有する株式会社ウィザス株式の売却益が寄与した。中期経営計画「MEIKO Transition」では、2027年8月期までに営業利益率のさらなる向上を目標に掲げている。

地域ごとの戦略とカンパニー制

明光義塾の教室運営は、直営・FC一体で地域ごとの「カンパニー制」を採用している。2025年8月期で3期目となるカンパニー制では、エリア調整を改善し、地域の競争環境や人口動態に応じた「戦略の選択と集中」を推進。首都圏の直営教室に加え、北海道・仙台・名古屋・大阪・福岡などに事務局を設置し、全国をカバーする。教室数はFCが直営の約2.5倍と多く、FC教室の在籍生徒数は65,561名と直営の34,259名を上回る。こうした地域密着型の運営により、学齢人口減少下でも一定の生徒数を維持している。

業界の中での役割は教育サービス事業者(学習塾、日本語学校、人材紹介等)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
248億円
営業利益
17億円
営業利益率
6.9%
純利益
17億円
2025/8 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01明光義塾直営事業主力

自社運営の明光義塾教室で個別指導(学習指導)を提供。教材・テスト等の商品販売も行う。対象は小学生から高校生まで。

主な製品・サービス2
明光義塾(個別指導サービス)
生徒一人ひとりに合わせた個別指導。学習計画・進捗管理も行う。
教材・テスト
自社開発の学習教材や模擬テスト。教室で使用・販売。

02明光義塾フランチャイズ事業主力

フランチャイズ加盟者に対して教室開設・運営指導、備品・機器・教材・テスト・広告物等の商品販売を行う。教室運営を継続的にサポート。

主な製品・サービス1
フランチャイズパッケージ
教室開設ノウハウ、運営指導、教材・備品供給等の一式サービス。

03日本語学校事業準主力

「早稲田EDU日本語学校」「JCLI日本語学校」の運営。留学生向けに日本語教育を提供。

主な製品・サービス1
日本語教育プログラム
留学生の日本語習得を目的としたコース。進学・就労準備にも対応。

04その他の事業その他

学童保育(キッズアフタースクール)、自立学習RED、明光キッズe、HRソリューション(人材紹介・研修)、大学入試関連事業、転職支援、マーケティングDX、保育士転職支援、ハイクラス就活支援、児童発達支援・放課後デイサービス等の多角的事業。

製品と技術

明光義塾:特許取得の「10段階学習法」と個別指導

中核サービスは、小学生から高校生を対象とした個別指導塾「明光義塾」である。特徴は、生徒の学力に応じて段階的に問題を明確化する「明光式特許10段階学習法」に基づく指導。専用教材「プラス10」を用い、一人ひとりに合わせた学習計画と進捗管理を提供する。教室では、学習管理システム「ClaMaS(クラマス)」を活用し、デジタルで学習履歴を管理。生徒・保護者向けアプリ「塾生証」、講師向け「講師証」により、コミュニケーションの効率化や業務のDXを実現している。直営教室とFC教室で同じブランド・指導法を展開するが、運営は地域ごとにカンパニー制で最適化される。

フランチャイズパッケージ:加盟者を支える運営ノウハウ

明光義塾のFC事業は、加盟希望者に対して教室開設から運営までの一式パッケージを提供する。内容は、開設ノウハウ、継続的な運営指導、教室用備品・機器、自社開発教材・テスト、広告宣伝物の販売など。加盟者は「明光義塾」のブランドと指導システムを利用でき、本部は定期的な研修やエリアサポートを通じて教室運営をバックアップする。2025年8月期のFC教室数は1,184教室、在籍生徒数65,561名。FC事業の売上高は41.7億円、セグメント利益11.1億円と、直営事業に次ぐ収益源である。FC契約により、全国規模の教室網を少ない自己資本で構築できるビジネスモデルが確立している。

日本語学校:留学生向け進学・就職支援プログラム

グループの日本語学校事業は、株式会社早稲田EDUが運営する「早稲田EDU日本語学校」と国際人材開発株式会社の「JCLI日本語学校」の2校。いずれも東京都内に所在し、留学生に対して日本語教育を提供する。特徴は、大学院・大学・専門学校への進学指導、美術基礎教育、日本留学試験(EJU)対策、就職支援(技術・人文知識・国際業務、特定技能)など多様なコースを備える点。2025年8月期の在籍生徒数は1,934名、売上高14.8億円、セグメント利益1.6億円と成長中。両校の連携による運営効率化も進めており、グループ内で人材支援の一翼を担う。

その他教育・人材サービス群

明光ネットワークジャパンは、学習塾以外にも幅広い事業を展開する。学童保育「キッズアフタースクール」、IT個別学習塾「自立学習RED」、オールイングリッシュの「明光キッズe」など教育関連サービス。HRソリューション事業では、在留外国人の人材紹介・研修、EPAに基づく訪日前日本語研修、日本人の人材紹介、特定技能外国人支援などを行う。さらに、連結子会社のSimple株式会社は保育士・栄養士の転職支援、GooGoo株式会社はマーケティングDX・インターネット広告、Reverse株式会社はハイクラス就活支援、明光ウェルネスは児童発達支援・放課後デイサービスを提供。グループ全体で幼児から社会人までをカバーする。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

学習塾運営で国内中位、地域密着型

個別指導塾「明光義塾」を全国展開し、学習塾業界で中位的な規模。同業のジンジブ、イシンと比較すると収益規模は大きく、安定した基盤を持つ。直近3期の売上高は209→226→248億円と増加傾向。営業利益率は4.42%→6.85%と改善し、効率化が進む。しかし、業界内では大手予備校やオンライン教育との競争が激しく、差別化が課題。地域密着型の強みを活かし、個別指導ニーズを取り込んでいる。

強み

  • 「明光義塾」の知名度が高く、保護者からの信頼を得ている。
  • 全国に多数の教室を持ち、地域密着で安定した生徒獲得が可能。
  • 3期連続で増収、2025/8期は248億円と過去最高見込み。
  • 営業利益率が4%台から6%台へ上昇、収益性が向上。

課題

  • 低価格・高品質なオンライン塾の台頭で、差別化が困難。
  • 生徒数の減少が長期的な成長制約要因となる可能性。
  • 優秀な講師の採用・育成が難しく、人件費上昇リスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字が明光ネットワークジャパン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16086シンメンテホールディングス221億円15.6倍
26037楽待217億円15.1倍
36050イー・ガーディアン216億円29.6倍
42497ユナイテッド216億円
5372Aレント215億円7.3倍
64668明光ネットワークジャパン212億円11.5倍
76566要興業207億円13.1倍
89163ナレルグループ205億円10.7倍
92180サニーサイドアップグループ199億円
102498オリエンタルコンサルタンツホールディングス197億円8.7倍
119765オオバ195億円13.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

個別指導塾の全国チェーンを目指した1984年の創業

1984年9月、東京都中野区に「サンライト株式会社」として設立。全学年対象の個別指導型学習塾の全国フランチャイズチェーン展開を目的とし、直ちに「明光義塾」のフランチャイズおよび直営教室の運営を開始した。翌1985年5月には商号を「明光義塾株式会社」に変更し、本店を新宿区高田馬場に移転。同年12月には現在の商号「株式会社明光ネットワークジャパン」となる。創業からわずか1年余りで法人名を2度変更したのは、学習塾事業とフランチャイズ事業の両軸を明確にするためと推察される。

ヤクルト本社との資本提携と上場前の拡大

1990年2月、株式会社ヤクルト本社と資本提携し、同社の関連会社となる。これにより財務基盤を強化し、教室網の拡大を加速。1992年9月には株式額面変更のための合併を実施。1996年4月に名古屋事務局、1997年4月には日本証券業協会に株式を店頭登録した。2000年から2001年にかけて株式会社創企社や岡村製作所と相次いで提携する一方、2001年8月にはヤクルト本社との資本提携を解消。この時期、視力回復事業やスポーツ教育事業など多角化を模索するが、いずれも短期間で清算されている。2002年2月には「明光義塾」1,000教室を達成した。

東証二部上場と子会社清算による事業整理

2003年8月、東京証券取引所市場第二部に上場。同時に、不採算となっていた子会社3社(株式会社フラメンゴジャパン、株式会社アイヴィット、株式会社エフ・イー・シー)を清算し、事業の整理を行った。翌2004年8月には市場第一部に指定され、上場企業としての地位を確立。2006年3月には「明光義塾」1,500教室を達成。この間、2004年3月に岡村製作所との業務提携を解消し、2008年8月には学研ホールディングスと業務資本提携を結ぶ(2020年に解消)。上場後は学習塾以外の事業を整理し、明光義塾に経営資源を集中する方針をとった。

M&Aによる事業多角化と日本語学校への参入

2009年9月、株式会社東京医進学院の全株式を取得し連結子会社化(医進塾事業)。2010年2月に本店を現在の東京都新宿区西新宿に移転。同年8月から9月にかけて早稲田アカデミーと業務・資本提携(後に解消)。2011年1月には米国Eduplex Educationと資本提携、同年8月には「明光義塾」2,000教室を達成。2012年7月には株式会社ユーデック(教育関連)を連結子会社化。日本語学校事業への本格参入は、2014年以降に株式会社早稲田EDUや国際人材開発を子会社化したことによる。これらのM&Aにより、学習塾以外の領域へ事業ポートフォリオを拡大した。

コロナ禍での赤字と中期経営計画による再建

2020年8月期は新型コロナウイルスの影響で教室の休業や入塾減少が響き、当期純利益22億円の赤字を計上。翌2021年8月期は売上高190億円、純利益11億円と黒字回復したが、利益率は低水準にとどまった。2022年8月期には売上高197億円、純利益10億円と安定したものの、2023年8月期、2024年8月期は純利益が8億円、5億円と減少傾向にあった。これを受け、2024年10月に3ヵ年の中期経営計画「MEIKO Transition」を策定。2025年8月期を初年度とし、事業ポートフォリオの進化やグループ連携強化に着手した。

「明光義塾」2,000教室達成から現在へ

2011年8月に2,000教室を達成した明光義塾は、その後も教室網を維持・拡大してきた。2025年8月期末で直営・FC合計1,660教室(FC1,184+直営476)となり、FC教室数は減少傾向にあるものの、直営教室は増加。2010年代後半からは、学習管理システム「ClaMaS」やアプリ「塾生証」「講師証」を導入し、デジタル化を推進。2025年8月期の営業利益は17億円と前期比7割増加し、収益力が改善した。中期経営計画の最終年度2027年8月期にはさらなる成長を見込んでいる。

年表35件を開く

1980年代

  • 1984年9月創業全学年を対象とした個別指導型学習塾の全国フランチャイズチェーン展開を目的として「サンライト株式会社」を東京都中野区野方四丁目9番2号に設立「明光義塾」フランチャイズ及び直営教室による運営を開始
  • 1985年5月商号変更商号を「明光義塾株式会社」に変更
  • 1985年5月本店を東京都新宿区高田馬場四丁目11番8号に移転
  • 1986年4月本店を東京都新宿区高田馬場一丁目33番14号に移転
  • 1986年12月商号変更商号を「株式会社明光ネットワークジャパン」に変更
  • 1987年3月大阪事務局を大阪府大阪市に設置
  • 1989年8月本店を東京都豊島区池袋二丁目43番1号に移転

1990年代

  • 1990年2月株式会社ヤクルト本社と資本提携し、同社の関連会社となる
  • 1992年9月M&A株式の額面金額を変更するため、株式会社明光ネットワークジャパン(東京都練馬区所在、形式上の存続会社)と合併
  • 1996年4月名古屋事務局を愛知県名古屋市に設置
  • 1997年4月日本証券業協会に株式を店頭登録

2000年代

  • 2000年12月株式会社創企社と資本提携
  • 2001年2月株式会社岡村製作所と業務提携
  • 2001年8月株式会社ヤクルト本社との資本提携を解消
  • 2001年9月株式会社アイヴィット(100%出資子会社)を設立し、視力回復事業へ参入
  • 2001年11月M&A株式会社フラメンゴジャパンを100%出資子会社化し、スポーツ教育関連事業へ参入
  • 2001年12月M&A株式会社エフ・イー・シーの設立に参画(2002年2月、100%出資子会社化)
  • 2002年2月「明光義塾」1,000教室達成
  • 2003年2月北海道事務局を北海道札幌市に設置
  • 2003年8月上場株式会社東京証券取引所市場第二部に上場 株式会社フラメンゴジャパン、株式会社アイヴィット及び株式会社エフ・イー・シーを清算
  • 2004年3月株式会社岡村製作所と業務提携を解消
  • 2004年8月株式会社東京証券取引所市場第一部に指定
  • 2006年3月「明光義塾」1,500教室達成
  • 2008年8月株式会社学習研究社(現株式会社学研ホールディングス)と業務資本提携契約を締結(資本提携は2020年に解消)
  • 2009年9月M&A株式会社東京医進学院の全株式を取得し、連結子会社化

2010年代

  • 2010年2月本店を東京都新宿区西新宿七丁目20番1号に移転
  • 2010年8月株式会社早稲田アカデミーと業務提携契約を締結
  • 2010年9月株式会社早稲田アカデミーと資本提携契約を締結
  • 2010年9月株式会社ユーデックと資本提携
  • 2011年1月Eduplex Education, Inc.(現NEXCUBE Corporation, Inc.)と資本提携(現持分法適用関連会社)
  • 2011年8月「明光義塾」2,000教室達成
  • 2012年6月ライフサポート株式会社と資本提携
  • 2012年7月M&A株式会社ユーデックを連結子会社化
  • 2013年9月仙台事務局を宮城県仙台市に設置
  • 2013年12月ライフサポート株式会社と資本提携を解消

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/8期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2026年8月期まで25,500 百万円
  • 連結営業利益2026年8月期まで1,800 百万円
  • EBITDA2026年8月期まで2,150 百万円
  • ROE2026年8月期まで7.5%
  • DOE(株主資本配当率)2026年8月期まで6.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ポートフォリオの進化と新規事業創出

    明光義塾に続く成長の柱として、人材・研修事業や新規事業への投資を推進し、バランスよく利益を創出する。総合的な人材支援グループへの移行を目指す。

  2. 02

    顧客層の拡大とアライアンス戦略

    教育ニーズの多様化に応え、教育事業の顧客拡大と人材・研修事業の業種拡大を図る。行政、教育機関、民間事業者との協業を強化し、新サービスを加速する。

  3. 03

    人材の育成とグループシナジーの最大化

    グループ内のジョブローテーションや抜擢人事、タレントマネジメントシステムの活用により人材交流を進め、将来の成長を担う人材の育成・輩出に注力する。

  4. 04

    教育事業の収益力強化と品質向上

    明光義塾直営の成功事例をFCに横展開し収益構造を転換。ホスピタリティ資格取得を推進し、サービスの品質底上げと顧客・従業員満足度の向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,208人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は554万円で、9期前と比べて+12.8%平均年齢は36.9歳、平均勤続年数は7.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年8月757
2017年8月761
2018年8月814
2019年8月49236.37.9880
2020年8月49236.77.7939
2021年8月50436.77.9920
2022年8月51536.87.81,027
2023年8月53636.67.31,040
2024年8月54136.57.41,19784
2025年8月55436.97.71,208141

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年8月期・提出会社(単体)
女性管理職比率25.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率46.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)61.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 東京都新宿区366百万円
明光義塾早稲田教室他 — 全259教室227百万円
明光義塾直営事業
ほか1件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年8月期の売上高は248億円営業利益17億円前期と比べると増収増益で、売上が+9.7%、利益が+70.0%。

売上高
+9.7%
248億円
営業利益
+70.0%
17億円
純利益
+240.0%
17億円
営業利益率
6.9%
前期比 +2.4%pt

会社が出している今期の予想2026年8月期

項目会社予想前期実績
売上高255億円248億円
営業利益18億円17億円
純利益10億円17億円
1株あたり配当¥29¥29

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は56億円、営業利益は−7億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+16.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q45−5−11.1−3
2023年4Q604
2024年1Q5211.90
2024年2Q59711.95
2024年3Q48−6−12.5−4
2024年4Q67811.94
2025年2Q1221512.310
2025年4Q12621.67
2026年2Q1291511.610
2026年3Q56−7−12.5−6

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年8月期からの14期で、売上は145億円から248億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は6.9%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社ユーデックを連結子会社化
2012年8月1453720
2013年8月1533722
2014年8月1563522
2015年8月1883824
2016年8月187239
2017年8月1942820
2018年8月191167
2019年8月2001910
2020年8月1825−22
2021年8月1901111
2022年8月1971310
2023年8月209128
2024年8月22610124.45
2025年8月24817196.917

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年8月期

売上高248億円のうち、営業利益として残るのは17億円6.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は17億円、売上の6.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.6%185億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.5%46億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.9%17億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
25.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.7pt
6.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.8pt
6.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.9pt
14.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
11.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年8月期は営業CFが17億円、投資CFが2億円で、差し引きのフリーCFは19億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は89億円で、売上の4.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年8月24−10−121444
2013年8月23−3−102054
2014年8月233−242656
2015年8月24−15−9956
2016年8月91−251042
2017年8月3111−114273
2018年8月4−5−11−161
2019年8月25−3−82274
2020年8月112−211368
2021年8月717−62486
2022年8月52−7786
2023年8月6−3−6383
2024年8月7−6−9177
2025年8月172−61989

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年8月期の総資産は192億円。このうち返さなくてよい自己資本が126億円で、自己資本比率は65.7%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年8月1521015166.6
2013年8月1661184871.2
2014年8月1661323479.4
2015年8月1871464178.0
2016年8月1701323877.4
2017年8月1931444974.5
2018年8月1871434476.6
2019年8月1981445472.9
2020年8月140954567.5
2021年8月1461004668.4
2022年8月1541064868.7
2023年8月1581124670.9
2024年8月1621095467.0
2025年8月1921266665.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年8月期の内訳
現金及び預金
91億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
118億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
66億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
84
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率14 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中161位あたり、逆に低いのは営業利益率534社中290位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
14.7%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.8%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
65.7%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
9.7%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.8%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥764で、1年前と比べて+8.0%過去52週の値幅のなかでは68%の位置にある。

¥764-0.8%1ヶ月+2.5%1年+8.0%時価総額212億円
過去52週の値幅
安値¥670高値¥808

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.5倍
PER (会社予想)19.1倍
PBR1.59倍
配当利回り3.80%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7/15は770円で+8.5%の大幅高。25日線696円を+10.7%上抜け、52週高値794円に接近。出来高96.7万株と急増。1ヶ月で+13%と堅調。1年で+6.5%と緩やかな上昇。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり29で、前期から20.6%いまの株価に対する利回りは3.80%。

年間配当
¥29
1株あたり
配当利回り
3.80%
いまの株価に対して
配当性向
34.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年8月3896.1
2017年8月405.354.3
2018年8月425.0165.7
2019年8月30−28.689.4
2020年8月300.0
2021年8月15−50.054.4
2022年8月2246.771.5
2023年8月249.1152.6
2024年8月3441.776.7
2025年8月27−20.634.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥29

株主

有価証券報告書より

2025年8月期末の株主数は延べ85,634人。区分でいちばん多いのは個人・その他73.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が19.8%を占め、残る80.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年8月%2021年8月%2022年8月%2023年8月%2024年8月%2025年8月%
個人・その他64.970.572.773.777.773.3
金融機関11.610.310.89.79.810.4
事業法人13.813.814.013.810.39.3
自己株式9.88.88.88.88.88.7
外国法人8.64.82.12.11.85.3
証券会社1.10.50.30.60.21.5
外国人個人0.10.10.10.10.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.28
02渡邉 弘毅7.32
03公益財団法人明光教育研究所7.19
04奥井 世志子2.85
05ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.52
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.26
07株式会社早稲田アカデミー1.25
08奥井 雅人0.73
09ザ バンク オブ ニューヨーク メロン 140044 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.43
10大和証券株式会社0.41

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−4%、1株純資産は14期で+36%。直近期のROEは14.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年8月7136720.911.138.2
2013年8月7942719.814.633.8
2014年8月8047617.615.241.9
2015年8月8652817.114.844.3
2016年8月354946.827.596.1
2017年8月7754214.819.554.3
2018年8月255394.643.2165.7
2019年8月365426.725.589.4
2020年8月−85378−18.7
2021年8月4540011.712.654.4
2022年8月394239.415.771.5
2023年8月324457.420.1152.6
2024年8月194324.435.676.7
2025年8月6849814.710.934.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/8期の役員報酬は総額185百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山下一仁代表取締役会長6646,500
岡本光太郎代表取締役社長558,280
谷口康忠常務取締役 DX戦略本部長525,630
坂元考行取締役 経営企画部長564,400
神坐浩取締役(監査等委員)(常勤)693,500
青野奈々子取締役(監査等委員)64
熊王斉子取締役(監査等委員)56
岩瀬香奈子取締役(監査等委員)512,200
齋藤勝己常務取締役 明光義塾事業本部長623,000

役員報酬の内訳2025/8

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6120512521
監査等委員430308
社外取締役430308

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/8期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,704字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社13社(株式会社MAXISエデュケーション、株式会社ケイライン、株式会社TOMONI、株式会社One link、株式会社早稲田EDU、国際人材開発株式会社、株式会社古藤事務所、株式会社クース・コーポレーション、Simple株式会社、Go Good株式会社、株式会社明光キャリアパートナーズ、株式会社Reverse、株式会社明光ウェルネス)、非連結子会社2社(MEIKO NETWORK VIETNAM COMPANY LIMITED、株式会社明光みらい)、持分法適用関連会社2社(NEXCUBE Corporation, Inc.、明光文教事業股份有限公司)の計18社で構成され、明光義塾直営事業として明光義塾直営教室を経営するとともに、明光義塾フランチャイズ事業として独自のフランチャイズシステムに基づき、加盟者と契約を締結し継続的な教室運営指導を行っております。 連結子会社である株式会社早稲田EDU及び国際人材開発株式会社では、日本語学校事業を行っております。 報告セグメントに含まれない事業セグメントとして、長時間預かり型学習塾「キッズ(アフタースクール)」事業、ITを活用した個別学習塾「自立学習RED」事業、オールイングリッシュの学童保育・プリスクール「明光キッズe」事業、在留外国人人材紹介サービスや研修サービスのほか、日本人人材紹介サービスや、外務省より受託したEPAに基づくベトナム人看護師・介護福祉士候補者に対する訪日前日本語研修事業等を手掛ける「HRソリューション」事業等を行っております。 また、連結子会社である株式会社古藤事務所では大学入試及び大学教育に関する事業、Simple株式会社では、保育士・栄養士の転職支援に関する事業、Go Good株式会社では、マーケティングDX及びインターネット広告事業、株式会社明光キャリアパートナーズでは、有料職業紹介事業・労働者派遣事業・登録支援機関として行う特定技能外国人支援事業、株式会社Reverseでは、戦略コンサルタント等のハイクラス向け就職活動支援事業、株式会社明光ウェルネスでは、児童発達支援・放課後デイサービス事業を行っております。 当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一区分であります。 セグメント   区分に属する主要な事業内容 報告セグメント   明光義塾直営事業   ・個別指導塾「明光義塾」直営教室における学習指導及び教材、テスト等商品販売(当社、株式会社MAXISエデュケーション、株式会社ケイライン、株式会社TOMONI、株式会社One link、株式会社クース・コーポレーション) 明光義塾フランチャイズ事業   ・個別指導塾「明光義塾」フランチャイズ教室における教室開設、経営指導及び教室用備品、教室用機器、教材、テスト、広告宣伝物等商品販売 日本語学校事業   ・「早稲田EDU日本語学校」の運営(株式会社早稲田EDU) ・「JCLI日本語学校」の運営(国際人材開発株式会社) その他   その他の事業   ・長時間預かり型学習塾「キッズ(アフタースクール)」事業 ・ITを活用した個別学習塾「自立学習RED」事業 ・オールイングリッシュの学童保育「明光キッズe」事業 ・HRソリューション事業 ・大学入試、大学教育に関する事業(株式会社古藤事務所) ・保育士・栄養士の転職支援サービス(Simple株式会社) ・マーケティングDX及びインターネット広告事業(Go Good株式会社) ・有料職業紹介事業・労働者派遣事業・登録支援機関として行う特定技能外国人支援事業(株式会社明光キャリアパートナーズ) ・戦略コンサルタント等のハイクラス向け就職活動支援事業(株式会社Reverse) ・児童発達支援・放課後等デイサービス事業(株式会社明光ウェルネス) 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題5,533字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 (経営理念) ・教育・文化事業への貢献を通じて人づくりを目指す ・フランチャイズノウハウの開発普及を通じて自己実現を支援する 上記2つの経営理念のもとに、事業活動を通じて民間教育企業としての人づくりと、フランチャイズノウハウの提供による自己実現支援企業としての役割を果たすことで社会に貢献し、社会からその存在を認められる社会的存在価値の高い企業でありたいと考えております。 (教育理念) ・個別指導による自立学習を通じて創造力豊かで自立心に富んだ21世紀社会の人材を育成する 上記の「教育理念」により多様化する教育に対する様々なニーズに応えたいと考えております。 これらの理念を「創業の精神」として、これからも変わらぬものとして引継ぎながら、社会環境の急速な変化に対応すべく、当社がこれからも選ばれ続ける企業となるために、未来社会に向けた当社の存在意義、在り方である“Purpose”、“Vision”、そして行動指針である“Values”を策定いたしました。進化の過程である明光ネットワークジャパンとその先の未来のために、改めて進化の向かう先を宣言いたしました。 (Purpose) ・「やればできる」の記憶をつくる Statement 明光ネットワークジャパンは「自分にYES」を出せる人づくりをします。 新しい“め”を育み、新しきに繋がる記憶と勇気をつくります。 創造性豊かな社会の実現のために、新しい価値を発揮し続けます。 (Vision) ・“Bright Light for the Future” 人の可能性をひらく企業グループとなり輝く未来を実現する (Values) ・隣に立つ 前でも、後ろでもない。向き合うでもない。同じ目線で、同じ方向を見る。 ・繋ぐ 点と点を繋ぎ、新たな結び目を創る。新結合によって新価値を生む。 ・自分にYES 自分にYESを出せる、自分でいる。判断行動する。社会をつくる。 (2)経営環境 日本における今後の人口動態の問題は、少子高齢化の加速だけに留まらず、生産年齢人口の減少に伴う働き手不足など、多岐にわたる課題が危惧されています。こうした社会課題に対し、当社グループでは教育を介在価値として“Purpose”「『やればできる』の記憶をつくる」を起点として「総合的な人材支援グループ」への進化を遂げることで、「人の可能性をひらく企業グループ」という“ Vision”を実現するために、2025年8月期を初年度とする3ヵ年中期経営計画「MEIKO Transition」を策定いたしました。 (3)中期経営戦略 当社グループは、中期経営計画「MEIKO Transition」の3ヵ年を、利益を創出するための投資期間と位置づ け、現状の課題解決を図り、未来を切り開く成長基盤を構築するために、「事業」と「ヒト」の両面から、 大胆なTransition(※)を断行し、持続的な成長を続け、その先の100年企業を目指してまいります。 (※)Transition:連続的な変化を遂げながら、その先のステージへ移行すること ◇ Business Transition 当社グループは、子どもたちの自立を支援する教育事業会社から、幼児からシニアまであらゆる人々の可能 性をひらき、一人ひとりのライフステージに応じた輝く未来を実現する「総合的な人材支援グループ」へと Transitionを図ります。従来の事業のみならず、新たな市場機会を積極的に捉え、“ Purpose”及び“ Vision”と親和性があり、社会課題を解決する事業を多数創出することで、安定した収益基盤を構築します。 ◇ Human Transition 当社グループの一人ひとりが新たな価値創造に果敢に挑戦し、“ Purpose” 「『やればできる』の記憶をつ くる」及び“ Vision”「人の可能性をひらく」を体現するため、従来のやり方や考え方からのTransitionを図 ります。一人ひとりがTransitionを図ることで、自らの成長を実現するとともに、グループ全体の競争力を飛 躍的に向上させます。 グループ全体戦略の基本方針 ①ポートフォリオの進化 ・明光義塾に続く成長の柱として、人材・研修事業、新規事業への投資により成長基盤を構築し、バランスよ く利益を創出します。 ②顧客層(ターゲット)の拡大 ・教育ニーズの多様化に応える教育事業の顧客拡大とともに、人材・研修事業は、顧客の幅を広げて多様な ニーズに応えます。 ③アライアンス戦略の加速 ・行政、教育機関、民間事業者をはじめとする協業の強化により、新サービスの導入を加速します。 ④グループアライアンスの実現 ・当社グループのシナジーを最大化するための人事の最適化を実現します。またグループ統括室を起点とした 運営支援を実施します。 ⑤安心・安全な環境づくり ・事業活動の継続とともに、当社グループの事業活動に従事する一人ひとりと顧客の安全を守ります。 財務目標 ポートフォリオを進化させる戦略投資を推進するとともに、資本コストを意識してレバレッジを活用し、安 定的・持続的に営業利益、EBITDA成長を図る財務収益基盤の構築を目指します。 中期経営計画2年目である2026年8月期におきましては、引き続き「MEIKO Transition」の基本方針に沿っ た戦略を実行していくとともに、2025年8月期業績のアドバンテージを活かして、事業進捗と業績の両面で一層 のTransitionを推し進めます。 Business Transitionにおいては、当社と連結子会社5社のグループ内連携を強化することで明光義塾直営事 業のさらなる収益向上を推し進めるとともに、その成果共有などを通じた明光義塾フランチャイズ事業への後 押しに取り組んでまいります。また、キッズ事業におけるアフタースクール分野、人材・研修事業、そして、 通信制高校サポート校事業やフリースクール事業による多様な学びの提供を目的として、2025年7月1日に設 立した「株式会社明光みらい」など、今後の成長期待分野での事業伸長に取り組みます。加えて、これらの既 存事業はもとより、M&Aや新しい事業の創出など、事業活動への積極的な投資を行ってまいります。 Human Transitionにおいては、グループ内でのジョブローテーションや抜擢人事、タレントマネジメントシ ステムの活用などにより人材交流を推し進め、将来の当社グループの成長を担う人材の育成・輩出に注力して まいります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 ポートフォリオを進化させる戦略投資を推進するとともに、資本コストを意識してレバレッジを活用し、 安定的・持続的に営業利益・EBITDAの成長を図る事業・財務収益基盤の構築を目指します。 ①売上、利益 (単位:百万円) 2026年8月期 計画   2027年8月期 目標 連結売上高   25,500   26,500 連結営業利益   1,800   2,000 EBITDA   2,150   2,500 (注)売上、利益予想につきましては、2025年10月14日公表の適時開示「2025年8月期通期連結業績予想と実績 値との差異および中期経営計画(2025年8月期-2027年8月期)における経営指標(計画)の修正に関する お知らせ」に記載の通り、2024年10月10日に発表いたしました中期経営計画(2025年8月期-2027年8月期) の最終年度にあたる2027年8月期の経営指標(計画)を修正いたしました。 中期経営計画(2025年8月期-2027年8月期)における経営指標(目標)の修正 当初経営指標(目標)と修正経営指標(目標)の差異 (単位:百万円) 中期経営計画最終年度 (2027年8月期) 連結売上高   中期経営計画最終年度 (2027年8月期) 連結営業利益 当初経営指標(A)(2024年10月10日発表)   24,000   1,500 修正経営指標(B)   26,500   2,000 増減額(B-A)   +2,500   +500 増減率(%)   +10.4%   +33.3% (参考)2025年8月期連結実績   24,827   1,691 ②効率性、安全性・レバレッジ 2026年8月期 計画   2027年8月期 目標 ROE   7.5%   8.0% 財務レバレッジ   1.52   1.70以上 ③株主還元 2026年8月期 計画   2027年8月期 目標 DOE(株主資本配当率)   6.0%   5.0%~7.0% (注)上記KPIについては有価証券報告書提出日現在において予測できる事情等を基礎とした合理的な判断に 基づくものであり、その達成を保証するものではありません。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 (1)及び(3)に記載の、会社の経営の基本方針及び中期経営戦略を実行していくうえで、当社グループが優先 的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりであります。 (特に優先度の高い対処すべき事業上及び財務上の課題) (1)事業戦略 ①教育:明光義塾事業 ・高収益を実現しているトップランナーの成功事例を、直営から開始しFCに横展開し、収益構造を転換、 底上げすることによって、利益体質を強化します。 ・ホスピタリティをすべての根幹に据えて、「ホスピタリティ・コーディネータ」「アソシエイト・ホスピタ リティ・コーディネータ」の資格取得を推進しております。 現在までにグループ全体で累計802名が取得いたしました。 ホスピタリティの実践によって、提供サービスの品質底上げを実施し、顧客満足度のみならず従業員満足度 も高め、継続したくなる体験価値「ずっと明光」を実現します。 (2)財務投資戦略・組織人事戦略 ①キャピタルアロケーション ・既存事業の成長投資、人材育成、システム・DXなどへの基盤投資だけでなく、将来の主力事業になり得る 成長可能性の高い人材・研修事業、新規事業に手元資金、営業及び財務キャッシュフローを原資とする 30億円から50億円程度の規模で戦略投資を推進します。 ②Human Transition 基本方針 ・人材を資源(リソース)ではなく資本(キャピタル=能力)と捉え、一人ひとりの個性と多様性を尊重し、 人材と組織を活性化いたします。そして個々の多様な視点・経験・スキルが生み出す化学反応によるイノ ベーション、失敗を恐れずにワクワクしながら挑戦する意欲、主体性を発揮できる環境を整備します。 ・多様性ある人材の採用を継続し、またグループ内でジョブローテーションを通じて人材育成、交流を図り、 数多くの事業を創出する、当社グループを支えるタレントプールをつくり、次世代経営幹部を輩出します。 (3)非財務目標 ①マテリアリティ ・Purpose、Vision、中期経営計画「MEIKO Transition」が目指す総合的な人材支援グループへ「Transition」 を図るため、ステークホルダー及び自社にとって重要な社会課題をステークホルダーと専門家と協議した上 で、マテリアリティとして特定しました。中でも「社会課題の解決への挑戦」「学びのインフラ」について は、自社にとって特に大切な項目としました。なお、今後もサステナビリティ委員会で検討し、適宜見直し ます。 ②人権方針 ・当社は、人権擁護を重要な経営上の課題の一つと認識しています。そこで当社の人権尊重に関する考え方を 改めて整理し、明確にした上で取組を推進するべく、「人権方針」を制定いたしました。 (その他の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題) ①教育:キッズ事業 ・私立小学校のみならず、アセットを所有するアライアンス先を開拓し、協業を強化します。 ②教育:自立学習RED事業 ・ICTを活用したヒトに頼らないビジネスモデルである強みを活かし、フランチャイジーを拡大するとともに、 講師不足である自治体との協働や町営塾の運営受託を強化します。 ③教育:日本語学校事業 ・日本語学校事業の2校にて、グループ内アライアンスを強化し、シナジーを追求します。 ④人材・研修:人材事業(特定技能) ・市場ニーズの高い外食業界を中心として展開してきましたが、今後は業種領域を拡大します。 またホスピタリティを根幹とした研修を実施し、差別化した人材を輩出します。 ⑤人材・研修:人材事業(人材紹介) ・市場ニーズの高い業種に絞り、人材紹介先及び求職者との関係性を構築してきましたが、今後は業種領域を 拡大します。 ⑥人材・研修:研修事業 ・個人向けリスキリングを新規導入し、リスキリングから人材紹介までをMIXしたハイブリッドモデルにより 差別化を図ります。 当社グループは今後においても、環境変化に柔軟に対応しながら、収益機会を創造し、持続的な成長の実現 を目指してまいります。
事業等のリスク4,184字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)フランチャイズ契約について 当社は、全国に個別指導塾「明光義塾」のフランチャイズチェーン展開を図るために、加盟者とフランチャイズ契約を締結し、教室開設及び継続的な教室経営指導並びに教室用備品、教室用機器、教材、テスト及び広告宣伝物等の商品販売を行っております。 当社は、フランチャイズ加盟者への経営指導により、顧客満足度の向上、生徒募集及び教室数の増加に注力しております。また、フランチャイズオーナー・教室を定期的に巡回し、教室運営オペレーションの徹底を図るとともに、フランチャイズ加盟者とその社員に対するコンプライアンス意識の向上を目的とした現場指導を行っております。 しかしながら、何らかの事情によりフランチャイズ加盟者は、当社とのフランチャイズ加盟契約を解消する可能性があります。また、当社の指導の及ばない範囲で、フランチャイズ加盟者の契約違反等が発生する可能性があります。 上記のような事態が発生した場合、当社の経営成績に影響を及ぼすだけでなく、ブランドイメージにも影響を与え、事業展開及びフランチャイズ展開に重要な影響を及ぼす可能性があります。 なお、フランチャイズ契約の内容は、「5 重要な契約等」をご参照下さい。 (2)業界動向について 当社が属する学習塾業界は、小学生の英語教科化、プログラミング教育の導入、「大学入学共通テスト」への移行を柱とした大学入試改革、2022年度からは高等学校で新学習指導要領が実施されたほか、2024年度には文部科学省が高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)をスタートするなど、教育改革が進んでおります。また、通信インフラの整備やデジタル化の急速な進展を背景として、AIやIoTの活用による新たな学習形態やそれに対応したコンテンツが求められております。 また、個別指導塾においては、当社が経営する「明光義塾」、株式会社東京個別指導学院が経営する「東京個別指導学院」、株式会社リソー教育が経営する「TOMAS」、株式会社スプリックスが経営する「森塾」等が有力塾とされており、その他に集団指導塾が併営する個別指導塾等があり、競争が激化しております。 当社は小学生・中学生・高校生・既卒生まで全学年を対象としており、全国47都道府県すべてに教室を展開する業界シェアトップの個別指導塾として、ホスピタリティを中心に据えた一人ひとりの目的・ニーズに合わせたオーダーメイドの対話型個別指導を提供することで、優位性を維持できるものと考えております。 しかしながら、今後、少子化が更に進行した場合や、競合他社の事業拡大、他業種からの新規参入等により、当社個別指導へのニーズが低下した場合には、教室数及び在籍生徒数の減少等により業績に影響を与える可能性があります。 (3)個人情報管理及び情報セキュリティについて 当社は、学習塾を経営するとともに、独自のフランチャイズシステムに基づき、加盟者とフランチャイズ契約を締結し、継続的な教室運営指導を行っております。なお、教室運営の過程において、生徒、保護者及び講師等の個人情報を入手する立場にあります。当社では、これらの個人情報はデータベースにて管理しており、万全の管理体制の下、個人情報の漏洩防止に努めるほか、「個人情報保護規程」に則り、「リスク管理委員会」による情報漏洩未然防止策の検討、施策の運用状況の検証等を行い、個人情報の保護に努めております。また、全従業員に定期的に個人情報保護の重要性や情報の取り扱いについて指導を行っております。 外部からのアクセスや環境の変化に耐えうる情報セキュリティを構築し、個人情報に限らず、センシティブな情報を取り扱う企業として、プライバシーを守り、安心して利用できるサービスを提供しております。 しかしながら、様々な要因によりこれらの情報が漏洩する可能性があります。 上記のような事態が発生した場合、顧客及びステークホルダーからの信用が失墜するとともに、営業機会の損失及び損害賠償の請求等、業績に影響を与える可能性があります。 (4)有価証券の価格変動リスクについて 当社グループが所有する有価証券の会計処理については、「金融商品に係る会計基準」を適用しております。 市場性のあるその他有価証券は時価評価を行い、時価と取得原価との差額については、税効果会計適用後、純資産の部にその他有価証券評価差額金として表示しております。 満期保有目的の債券、関連会社株式及び市場性のないその他有価証券は、償却原価法又は原価法等により連結貸借対照表価額としております。 市場性のあるその他有価証券は、市場価格の変動リスクについて、定期的に把握された時価が取締役会に報告されております。また、市場性のないその他有価証券については定期的に財務諸表を入手し、財政状態等を把握しております。 満期保有目的の債券は、格付の高い債券のみを対象としているため、信用リスクは僅少であります。 なお、これら有価証券の将来における市場価額及び実質価額が著しく下落し、回復可能性があると判断できないものについては、減損処理が必要となります。 (5)人材の確保・育成について 当社グループは、競争が激化する教育業界において継続的に事業を成長させるには、多様化した顧客ニーズに合致した質の高い教育サービスを提供する人材の確保・育成こそが最も重要な経営資源であり、コミュニケーション能力等に優れた人材の獲得、育成を推進していくことが重要であると捉えております。 教育サービスならではの価値を訴求し人材確保に努めておりますが、今後、少子高齢化に伴い生産年齢人口が減少するなかで、競合他社との人材の獲得競争が激しくなることも想定され、計画通りの人材確保が困難となる場合や、優秀な人材が社外に流出してしまう可能性があります。人材の安定的な確保が困難になった場合、教育サービスの質が低下し、業績に影響を及ぼす可能性があります。 今後は、従業員の個性と多様性を尊重し、人材と組織を活性化すること、個々の多様な視点・経験・スキルが生み出す化学反応によるイノベーション、失敗を恐れずにワクワクしながら挑戦する意欲、主体性を発揮できる環境を整備して人材の定着を推進してまいります。 (6)自然災害等のリスク 当社グループが展開している地域において、大規模な地震等の自然災害や、新型コロナウイルス感染症及びインフルエンザ等の感染症の大規模な流行が発生した場合、業務遂行が困難になる可能性があります。当社グループにおきましては、感染症の感染拡大防止策を徹底しておりますが、非常事態が発生した場合においては、生徒・保護者及び従業員の安心・安全を最優先として、オンラインによる生徒と講師間の双方向での個別指導による授業を展開し、自宅に居ながら対面授業と変わらない個別指導サービスの提供も出来る体制を採用しております。また、チェーン内で実施している各種研修会・フランチャイズオーナー会議などもオンラインで実施し、提供する情報の質と量についても、従前と変わらない体制を整えております。 当社グループでは、このように有事に備えた危機管理体制の整備に努め対策を講じておりますが、これら自然災害等が想定を大きく上回る規模で発生した場合には、教育サービスの提供が困難となり、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (7)労務関連について 当社グループはアルバイト・パート社員を多数雇用しております。 昨今の労働行政を鑑みると、労働基準法等の法令や労働条件等諸制度の変更等や長時間労働等に対する監督官庁による指導・監督の強化への対応が必要不可欠であり、雇用者へのよりきめ細やかな労務管理と衛生管理等が企業に求められております。 更に、ハラスメントの防止やSNS等を介した個人情報の流失事故を未然に防ぐことを目的として「危機管理コンプライアンスマニュアル」を改定し、チェーン内に配布の上、定期的に教育を実施しております。このように当社グループとしては、現在、法令等に抵触する事実は無いものと認識しておりますが、今後の規制強化等があった場合、当社グループの人件費等が増加し、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)外国人留学生受入れにかかる法的規制及びカントリーリスク 当社グループが展開している日本語学校事業において、日本語教育機関の運営に関する基準や在留資格など、外国人留学生受け入れにかかる厳格な法的規制が存在しております。 コンプライアンスを重視し法的規制を厳守しておりますが、出入国在留管理庁及び国により法的規制が強化された場合、計画通りの外国人留学生の受け入れが認められず、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、新型コロナウイルス感染症のように想定外の事態が顕在化した場合においても、入国制限及び行動制限措置を受けて事業の存続に大きな影響を与えることがあります。 世界情勢が複雑化しているなかで継続的に事業を推進していくために、オフラインでの教育サービスの質を向上させるだけでなく、オンラインでの提供など、新たな教育サービスの開発に努めております。 (9)投資の減損について 当社は、企業価値向上のため事業領域の拡大や新規事業の開発を経営上重要な施策としており、その一環としてM&Aを推進していく方針であります。M&A実施に際しては、対象企業の財務・法務・事業等について詳細な事前審査を行い、リスクの把握や正常収益力を分析した上で決定しております。 しかしながら、買収後の事業環境の変化等により、当初想定した事業計画どおり進まなかった場合、のれんの減損損失や株式の評価損が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)10,025字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 a.経営成績 当連結会計年度(2024年9月1日~2025年8月31日)におけるわが国経済は、物価高と実質賃金の伸び悩みで個人消費は低調でしたが、企業の設備投資に支えられ、後半には消費が持ち直し緩やかに回復基調に転じました。先行きについても、賃金上昇の継続で景気回復が期待されております。 近年、当社グループの属する教育サービス業界は、学齢人口の減少が進むマクロ環境下ながら、私立高校の授業料無償化のような教育に関わる政策面の動き、大学入試における総合型・学校推薦型選抜の増加といった学校などのキープレイヤーの動き、教育を含む社会活動や消費活動におけるIT技術の浸透など、様々な事業環境の変化に伴うビジネス上の機会も多く見いだす状況となっています。また、教育による産物である人材という面では、日本は生産年齢人口の減少という社会課題に直面しており、外国人人材の活用やリカレント教育、リスキリングなどを通じた労働力不足の解決が求められております。 当社グループは、このような環境のもと、“Purpose”「『やればできる』の記憶をつくる」を起点として「総合的な人材支援グループ」への進化を遂げることで、「人の可能性をひらく企業グループとなり輝く未来を実現する」という“Vision”を実現するために、2025年8月期を初年度とする3ヵ年中期経営計画「MEIKO Transition」(※)を策定いたしました。中期経営計画「MEIKO Transition」の3ヵ年を、利益を創出するための投資期間と位置づけ、現状の課題解決を図り、未来を切り開く成長基盤を構築するために、「Business Transition」と「Human Transition」という2つのTransitionを断行することで、持続的な成長を続け、その先の100年企業を目指してまいります。 (※)Transition:連続的な変化を遂げながら、その先のステージへ移行すること。なお、中期経営計画「MEIKO Transition」につきましては、2024年10月10日に開示いたしました「中期経営計画(2025年8月期-2027年8月期)策定に関するお知らせ」にてご確認いただけます。 中期3ヵ年計画初年度となる当連結会計年度の教育サービス業界においては、物価の上昇に加えて、物価上昇に見合った賃金水準実現のための政策誘導等が展開された影響から、価格戦略をはじめとしてバランスの取れた事業運営が求められております。加えて、後発の参入事業者を含め、教育サービスやそのコンテンツはバリエーションを増やしつつあり、消費者動向などは予測し難い状況です。 こうした中、当社グループでは、中期経営計画「MEIKO Transition」を推進し、主力事業である明光義塾事業における在籍生徒数の回復を起点とした収益力の改善や、グループ会社に対するガバナンスの整備といったグループ運営力の向上に取り組んでまいりました。 また、2025年6月25日に公表した「公開買付への応募および特別利益(投資有価証券売却益)の計上に関するお知らせ」に記載のとおり、当社が保有する株式会社ウィザス(証券コード9696)の普通株式の全てについて売却いたしました。 これらの結果、当連結会計年度の業績につきましては、売上高は24,827百万円(前年同期比10.0%増)、営業利益1,691百万円(同67.4%増)、経常利益1,868百万円(同60.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,727百万円(同253.1%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (明光義塾直営事業・明光義塾フランチャイズ事業) 主力である明光義塾事業(直営事業・フランチャイズ事業)につきましては、3期目となる「カンパニー制」についてエリア調整などの改善を織り交ぜつつ一層の推進を図り、地域ごとの環境・状況に合わせた「戦略の選択と集中」を、各カンパニーを中心として直営・フランチャイズが一体となって推し進めてまいりました。 教室運営においては、教室環境の面で、椅子などの生徒の学習環境に直接影響するものをはじめとした什器・備品の更新や教室リニューアルに取り組んだほか、生徒の学習指導の面で、生徒の学力に応じて取り組むべき問題が明確にわかる「明光式特許10段階学習法」に基づくプラス10教材の活用や、研修と資格取得推進を通じた教室長・講師によるホスピタリティを軸とした生徒に寄り添う力と指導力の強化に努めるなど、ハードとソフトの両面で顧客満足度の向上を推進してまいりました。 また、生徒とその保護者とのコミュニケーション・ツールである「アプリ塾生証」、講師のエンゲージメント向上と業務効率化を担う「アプリ講師証」、教室運営のDXを実現する当社独自の学習管理システムである「ClaMaS(クラマス)」を活用したビジネスプロセスのDXにより、教室運営の効率化や上級学校進級時の継続通塾促進など顧客のリテンションに取り組んでまいりました。 これらの結果、明光義塾直営事業における当連結会計年度の売上高は14,504百万円(当社売上高7,943百万円、連結子会社5社売上高計6,561百万円)(前年同期比8.6%増)、セグメント利益(営業利益)は1,819百万円(当社営業利益1,216百万円、連結子会社5社営業利益計603百万円)(同45.1%増)となりました。教室数は476教室(当社直営259教室、連結子会社5社計217教室)、在籍生徒数は34,259名(当社直営19,859名、連結子会社5社計14,400名)となりました。 また、明光義塾フランチャイズ事業における当連結会計年度の売上高は4,173百万円(前年同期比0.7%増)、セグメント利益(営業利益)は1,111百万円(同0.5%減)、教室数は1,184教室(連結子会社5社除く。)、在籍生徒数は65,561名(連結子会社5社除く。)となりました。 (日本語学校事業) 連結子会社である株式会社早稲田EDU(早稲田EDU日本語学校)及び国際人材開発株式会社(JCLI日本語学校)による日本語学校事業につきましては、「進学教育(大学院・大学・専門学校)」「美術基礎教育」「EJU(日本留学試験)対策」「就職支援(在留資格:技術・人文知識・国際業務、特定技能)」などの強み・特色を活かした学生募集活動・事業運営を進める一方、両校の連携による生産性の向上にも取り組んでまいりました。 これらの結果、日本語学校事業における当連結会計年度の売上高は1,486百万円(前年同期比9.9%増)、セグメント利益(営業利益)は168百万円(前年同期比の111.7%増)となり、校舎数は2校(早稲田EDU日本語学校1校、JCLI日本語学校1校)、在籍生徒数は1,934名(早稲田EDU日本語学校863名、JCLI日本語学校1,071名)となりました。 (その他) 自立学習RED事業につきましては、AIタブレットを活用した個別最適化された学習カリキュラムにより、自分から勉強する力を育む自立学習塾として、株式会社スプリックスと緊密に連携を取りながら、直営教室による運営ノウハウの確立と、フランチャイズ教室の増加により、収益基盤の確立に取り組んでまいりました。 これらの結果、自立学習RED事業における当連結会計年度の教室数は110教室(当社直営26教室、フランチャイズ84教室)となりました。 キッズ事業につきましては、アフタースクール分野において、直営スクールの「明光キッズ」、私立小学校等からの運営受託、民間学童クラブ(助成型)、公設民営、フランチャイズ等、様々な運営形態のスクールで、お客様から信頼される質の高いサービス提供に取り組んでまいりました。また、オールイングリッシュの学童保育・プリスクール「明光キッズe」におきましては、学童保育と幼児英語教育の2つのニーズを持つ顧客層の満足度向上に向けたオペレーションの充実に取り組んでまいりました。 これらの結果、キッズ事業(アフタースクール)における当連結会計年度のスクール数は36スクール(直営6スクール、フランチャイズ及び運営受託等30施設)、また、明光キッズe分野のスクール数は9スクール(当社直営3スクール、フランチャイズ6スクール)となりました。 外務省より受託したEPA(経済連携協定)に基づくベトナム人看護師・介護福祉士候補者に対する訪日前日本語研修事業につきましては、4年連続で受託しており、日越の文化交流活動なども交えながら、当社が「明光義塾」で培ってきた教育ノウハウを活かした研修の提供に取り組んでまいりました。 連結子会社である株式会社明光キャリアパートナーズにつきましては、日本人の新卒・第2新卒に特化した人材紹介事業や、外国人材紹介事業(特定技能人材等)に加え、外国人材向け教育・研修事業を推進してまいりました。経済産業省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の補助対象事業者としての採択や、茨城県による「茨城県日本語学習支援e-ラーニングシステム」の2期連続の受託に加え、福井県による「外国人材の職場定着支援の研修事業」を受託するなど、「教育系」の人材会社としての取組を進めてまいりました。 連結子会社であるSimple株式会社による保育士・栄養士の転職支援サービスにつきましては、人材紹介事業に加え、新たに人材派遣事業をスタートいたしました。サービスの幅を広げることで、求職者と求人企業双方にとってのより良いマッチングを通じた高いお客様満足の実現と収益力の強化に取り組んでまいりました。 連結子会社であるGo Good株式会社につきましては、中核であるデジタル広告・動画広告事業の成長を推し進めるとともに、AR技術を活用したい事業者向けのソリューション提供など、デジタル領域でのBtoB事業の企画開発を推進してまいりました。 連結子会社である株式会社古藤事務所による学校支援事業(入試問題ソリューション)につきましては、業務の質の向上と確実な遂行により、堅調な業績推移となりました。 連結子会社である株式会社明光ウェルネスにつきましては、児童発達支援・放課後等デイサービス「ハッピーキッズスペースみんと」事業に加えて、障害をお持ちの成人を対象とした生活介護のための「ライフサポートみんと」事業をスタートいたしました。ドミナント展開により運営の効率性を高めながら地域における顧客利便性を両立することで、地域のインフラとして顧客満足の実現に取り組んでまいりました。 これらの結果、明光ウェルネスにおける当連結会計年度の運営施設数は15施設となりました。 その他の事業の当連結会計年度の業績合計は、上記以外の事業も含めて売上高は4,662百万円(前年同期比25.1%増)、セグメント利益(営業利益)は468百万円(前年同期比716.0%増)となりました。 <ご参考> 明光義塾教室数、明光義塾在籍生徒数及び明光義塾教室末端売上高等の推移 回次   第40期   第41期 連結会計年度   自 2023年9月1日 至 2024年8月31日   自 2024年9月1日 至 2025年8月31日 経営成績他   前年同期 比較   経営成績他   前年同期 比較 明光義塾(当社直営)教室数       274   35   259   △15 明光義塾(MAXISエデュケーション)教室数       91   △7   88   △3 明光義塾(ケイライン)教室数       41   1   41   - 明光義塾(TOMONI)教室数       43   1   40   △3 明光義塾(One link)教室数       20   △1   21   1 明光義塾(クース・コーポレーション)教室数       20   2   27   7 明光義塾直営教室数計       489   31   476   △13 明光義塾フランチャイズ教室数       1,216   △80   1,184   △32 明光義塾教室数合計       1,705   △49   1,660   △45 明光義塾(当社直営)教室在籍生徒数   (名)   19,580   2,588   19,859   279 明光義塾(MAXISエデュケーション)教室在籍生徒数   (名)   6,340   △199   6,249   △91 明光義塾(ケイライン)教室在籍生徒数   (名)   2,919   89   2,978   59 明光義塾(TOMONI)教室在籍生徒数   (名)   2,274   134   2,111   △163 明光義塾(One link)教室在籍生徒数   (名)   1,016   145   1,177   161 明光義塾(クース・コーポレーション)教室在籍生徒数   (名)   1,336   153   1,885   549 明光義塾直営在籍生徒数計   (名)   33,465   2,910   34,259   794 明光義塾フランチャイズ教室在籍生徒数   (名)   64,092   △1,084   65,561   1,469 明光義塾在籍生徒数合計   (名)   97,557   1,826   99,820   2,263 明光義塾直営事業売上高   (百万円)   13,355   674   14,504   1,149 明光義塾フランチャイズ事業売上高   (百万円)※1   4,145   △120   4,173   27 日本語学校事業売上高   (百万円)   1,352   231   1,486   134 その他の事業売上高   (百万円)   3,726   923   4,662   935 売上高合計   (百万円)   22,579   1,708   24,827   2,247 明光義塾直営教室売上高   (百万円)   13,355   674   14,504   1,149 明光義塾フランチャイズ教室末端売上高   (百万円)   22,352   △744   23,191   838 明光義塾教室末端売上高合計   (百万円)※2   35,707   △69   37,696   1,988 ※1 明光義塾フランチャイズ事業売上高は、ロイヤルティ収入及び商品売上高等を記載しております。 2 明光義塾教室末端売上高合計は、直営教室の授業料、教材費、テスト料等の全売上高と、フランチャイズ教室の授業料等の売上高を合計したものであり、フランチャイズ教室の教材費、テスト料等の売上高は含んでおりません。 b.財政状態 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,909百万円増加し、19,150百万円となりました。 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,208百万円増加し、6,564百万円となりました。 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,700百万円増加し、12,585百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、8,926百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は1,734百万円(前年同期比133.5%増)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益2,588百万円があった一方、法人税等の支払額627百万円あったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果得られた資金は151百万円(前年同期は使用した資金595百万円)となりました。 これは主に、投資有価証券の売却による収入が867百万円、投資有価証券の取得による支出が300百万円、有形固定資産の取得による支出が338百万円あったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は636百万円(前年同期は使用した資金863百万円)となりました。 これは主に、配当金の支払額631百万円があったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは、生徒に対しての授業を行うことを主たる業務としておりますので、該当事項はありません。 b.商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   仕入高(百万円)   前年同期比(%) 明光義塾直営事業   536   107.3% 明光義塾フランチャイズ事業   1,314   105.8% 日本語学校事業   0   - その他   409   110.3% 合計   2,259   107.0% (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.金額は、実際仕入価格で表示しております。 c.受注実績 当社グループは、生徒に対しての授業を行うことを主たる業務としておりますので、該当事項はありません。 d.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 明光義塾直営事業   14,504   108.6% 明光義塾フランチャイズ事業   4,173   100.7% 日本語学校事業   1,486   109.9% その他   4,662   125.1% 合計   24,827   110.0% (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度と比較して2,247百万円増加(10.0%増)し24,827百万円となりました。これは主に、明光義塾直営事業における在籍生徒数の増加により当該事業の売上高が1,149百万円増加したことによるほか、その他の事業の増収により、当該事業の売上高が935百万円増加したことによります。 (売上原価、販売費及び一般管理費) 当連結会計年度の売上原価は、前連結会計年度と比較して1,225百万円増加(7.1%増)し18,540百万円となりました。これは主に、明光義塾直営事業の売上増加に伴う雑給の増加や、日本語学校事業における入学者増加に伴う支払手数料などで、経費が増加したことによります。 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前連結会計年度と比較して340百万円増加(8.0%増)し4,595百万円となりました。これは主に、人件費等が増加したことによります。 (営業利益) 上記の営業損益計算の結果、当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度と比較して681百万円増加(67.4%増)し1,691百万円となりました。 (営業外収益、営業外費用) 当連結会計年度の営業外収益は、前連結会計年度と比較して27百万円増加(16.5%増)し192百万円となりました。 当連結会計年度の営業外費用は、前連結会計年度と比較して3百万円増加(29.2%増)し15百万円となりました。 (経常利益) 上記の経常損益計算の結果、当連結会計年度の経常利益は、前連結会計年度と比較して705百万円増加(60.6%増)し1,868百万円となりました。 (特別利益、特別損失) 当連結会計年度の特別利益は、前連結会計年度と比較して765百万円増加(1,854.9%増)し806百万円となりました。これは主に、投資有価証券売却益が746百万円増加したことによります。 当連結会計年度の特別損失は、前連結会計年度と比較して148百万円減少(63.3%減)し86百万円となりました。これは主に減損損失が137百万円減少したことによります。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 上記の結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度と比較して1,238百万円増加(253.1%増)し、1,727百万円となりました。1株当たり当期純利益は、前連結会計年度の19円41銭に対し、当連結会計年度は68円44銭となりました。 (注) セグメントごとの分析等につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 a.経営成績」をご参照下さい。 b.財政状態 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度末と比較して1,674百万円増加(15.9%増)し12,210百万円となりました。これは主に、現金及び預金、有価証券がそれぞれ1,255百万円及び200百万円増加したことによります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は、前連結会計年度末と比較して1,235百万円増加(21.7%増)し6,939百万円となりました。建物及び構築物、投資有価証券がそれぞれ、141百万円、896百万円増加したことによります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は、前連結会計年度末と比較して1,032百万円増加(23.1%増)し5,512百万円となりました。これは主に、未払法人税等及び未払費用がそれぞれ、389百万円及び464百万円増加したことによります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は、前連結会計年度末と比較して175百万円増加(20.1%増)し1,051百万円となりました。これは主に、繰延税金負債266百万円及び増加した一方、その他が104百万円減少したことによります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末と比較して1,700百万円増加(15.6%増)し12,585百万円となりました。これは主に、利益剰余金及びその他有価証券評価差額金がそれぞれ1,078百万円及び582百万円増加したことによります。 c.キャッシュ・フロー 「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、税金等調整前当期純利益2,588百万円あった一方、法人税等の支払額627百万円及び配当金の支払額631百万円あったこと等により、1,248百万円増加し、当連結会計年度末は8,926百万円となりました。 当社は、運転資金の効率的な調達を行う目的として、取引銀行2行と当座貸越契約(極度額25億円)を締結しております。これにより当社グループの成長に寄与する将来必要な運転資金を適宜調達しております。 なお、配当政策については、「第4 提出会社の状況 3配当政策」をご参照ください。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

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開示資料

出典

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