概要
カナデビア(旧日立造船)は、ごみ焼却発電・水処理・橋梁・プラスチック機械などの社会インフラ向けプラントを手掛けるエンジニアリング企業である。1881年に大阪鉄工所として創業、1949年上場。2024年に現商号へ変更。連結従業員約12,700名、2025年3月期売上高6,105億円。環境・エネルギー分野を中核とし、海外売上高比率は約51%に達する。
環境・エネルギーを軸とする4つの事業セグメント
カナデビアの事業は環境、機械・インフラ、脱炭素化、その他の4セグメントで構成される。環境部門はごみ焼却発電施設や水・汚泥処理、海水淡水化プラントが主力で、売上高の約7割を占める。機械・インフラ部門ではプラスチック成形機、橋梁、シールド掘進機などを手掛ける。脱炭素化部門は脱硝触媒や原子力関連機器が中心。その他は寮・社宅運営など附帯業務である。
168社の連結子会社と37社の持分法適用会社
グループ全体は当社、連結子会社168社、持分法適用会社37社で構成される。環境部門ではスイスのKanadevia Inova AGがごみ焼却発電の設計・建設を担い、オーストラリアのOsmoflo Holdingsが海水淡水化・水処理システムを提供。脱炭素化部門では米国のNAC Internationalが使用済核燃料の保管・輸送機器を手掛ける。国内ではカナデビアE&Eやカナデビア環境サービスなどが施設運営を受託する。
2025年度に売上高6,105億円、営業利益269億円
2025年3月期の連結売上高は6,105億円(前期比13.7%増)、営業利益269億円(同15.8%減)であった。環境部門の売上増が寄与したが、一部案件の採算悪化で利益は減少した。2026年3月期の見通しは売上高6,452億円(同5.7%増)に対し、営業利益122億円(同54.8%減)と大幅減益を予想する。受注残高は2兆2,848億円と高水準を維持する。
大阪証券取引所上場から76年、日立グループを離れて独立
1949年5月に大阪・東京両証券取引所へ上場。1947年に日立製作所保有の全株式が持株会社整理委員会へ譲渡され、翌48年に一般公開された。上場後は日立グループから独立した立場で事業を展開。2024年には商号を日立造船からカナデビアに変更し、ブランドを刷新した。主要株主に日立製作所は含まれず、株式は広く分散している。
業界の中での役割は環境プラントエンジニアリング・機械メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01環境主力
ごみ焼却発電・リサイクル施設、水・汚泥処理施設、エネルギーシステム(発電設備)、バイオマス利用システム、海水淡水化プラント等を設計・製作・据付・運営。Kanadevia Inova AGなどがごみ焼却発電設備を、Osmoflo Holdingsが海水淡水化・水処理を担当。電力卸売も行う。
- ごみ焼却発電施設
- 都市ごみを焼却し、その熱で発電するプラント。環境負荷低減とエネルギー回収を両立。
- 水・汚泥処理施設
- 上下水処理や汚泥の脱水・乾燥・焼却処理を行う施設。
- 海水淡水化プラント
- 海水から淡水を生産するプラント。逆浸透膜法等を採用。
- エネルギーシステム(発電設備)
- 火力発電やバイオマス発電など、多様な発電設備の設計・建設。
02機械・インフラ準主力
プラスチック機械、食品機械、医薬機械、精密機器、エレクトロニクス・制御システム、橋梁、水門扉、煙突、海洋土木、シールド掘進機、防災システム、ボイラ等の設計・製作・販売。子会社㈱アイメックスがボイラ等を製造。
- プラスチック機械
- 射出成形機、押出成形機などプラスチック加工用機械。
- 橋梁
- 道路橋、鉄道橋などの鋼橋・コンクリート橋の設計施工。
- シールド掘進機
- トンネル掘削用のシールドマシン。地中工事に使用。
- ボイラ
- 産業用・発電用ボイラ。蒸気や熱供給に用いられる。
03脱炭素化副次
脱硝触媒、圧力容器等のプロセス機器、原子力関連設備、電解・PtG(Power to Gas)、風力発電関連。NAC Internationalが使用済核燃料保管・輸送機器を手掛ける。
- 脱硝触媒
- 排ガス中の窒素酸化物(NOx)を除去する触媒。火力発電所や工場向け。
- 圧力容器
- 高圧ガスを貯蔵・反応させるための容器。化学プラント向け。
- 原子力関連設備機器
- 原子力発電所の保守・補修機器や使用済燃料貯蔵・輸送用キャスク。
04その他その他
寮・社宅等施設運営管理業務、ファイナンス業務等。
製品と技術
都市ごみをエネルギーへ転換する焼却発電プラント
カナデビアの中核製品は都市ごみ焼却発電プラントである。子会社Kanadevia Inova AGが設計・建設を担い、ごみの燃焼熱で蒸気タービンを回し発電する。同社はスイス・チューリッヒに本社を置き、欧州を中心に多くの納入実績を持つ。2025年度には米国のMatrix Power Servicesを買収し、保守サービス網を拡大。また、デンマークのBabcock & Wilcox A/Sから燃焼装置の知的財産権を取得し、技術強化を図っている。
逆浸透膜で海水を淡水化する水処理システム
Osmoflo Holdings Pty Ltd(オーストラリア)を通じて、海水淡水化プラントや産業用水処理システムを提供する。同社は逆浸透膜(RO)技術を核とし、中東・オーストラリアなど水不足地域に納入実績がある。製品はコンテナ型のモジュール式で、短期間での設置が可能。カナデビアグループの水事業は、上下水処理施設や汚泥処理設備も含み、環境部門の一角を成す。
鋼鉄の架け橋からシールドマシンまでインフラ機械
機械・インフラ部門では橋梁(道路橋・鉄道橋)の設計施工を手掛けるが、2026年2月に新規案件の営業活動を停止し、2030年度中の撤退を予定している。また、トンネル掘削用のシールド掘進機や水門扉、煙突、防災システムなども製造。プラスチック機械では射出成形機・押出成形機を手掛け、食品機械・医薬機械もラインアップする。子会社アイメックスがボイラを製造する。
脱硝触媒と原子力貯蔵機器で脱炭素化を支える
脱炭素化部門の主力製品は脱硝触媒で、火力発電所や工場の排ガスから窒素酸化物(NOx)を除去する。圧力容器は化学プラント向けに高圧ガスを貯蔵・反応させる容器を供給。原子力関連ではNAC Internationalが使用済核燃料の輸送・貯蔵用キャスク(金属容器)の設計と輸送サービスを提供する。また、水電解装置やPower to Gas(電力から水素・メタンを製造)技術の開発も進めている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
機械のなかでの位置
プラント・機械の中堅、収益性低く課題
当社は環境プラントや原動機などを手掛ける機械メーカー。売上高は2024/3期5558億円から2026/3期6452億円へ増加見込みだが、営業利益率は4.41%から1.89%へ急低下、収益性が低い。同業の三浦工業はボイラで高収益を誇るが、当社はプラント案件の採算悪化が懸念。日本製鋼所は大型鍛鋼品で強み、競合は多岐にわたる。受注競争激化と原価上昇が収益を圧迫している。
強み
- 環境プラントから原動機まで、多様な機械製品を提供。
- 2026/3期6452億円と売上は拡大傾向、需要は堅調。
- プラント建設で培った顧客ベースと技術力。
- 脱炭素関連のプラント需要を取り込む可能性。
課題
- 営業利益率1.89%と極めて低く、改善が急務。
- 同業との受注競争が激しく、採算が悪化。
- 材料費や人件費上昇が利益を圧迫。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
専用機・建機・農機の時価総額近傍。太字がカナデビア
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6376日機装 | 2,511億円 | 14.1倍 |
| 2 | 7994オカムラ | 2,414億円 | 10.1倍 |
| 3 | 7744ノーリツ鋼機 | 2,220億円 | 10.7倍 |
| 4 | 9678カナモト | 2,150億円 | 15.1倍 |
| 5 | 7864フジシールインターナショナル | 1,967億円 | 8.4倍 |
| 6 | 7004カナデビア | 1,952億円 | 17.3倍 |
| 7 | 6250やまびこ | 1,936億円 | 9.7倍 |
| 8 | 6395タダノ | 1,772億円 | 6.9倍 |
| 9 | 3433トーカロ | 1,646億円 | 15.9倍 |
| 10 | 6498キッツ | 1,637億円 | 13.5倍 |
| 11 | 9025鴻池運輸 | 1,635億円 | 10.7倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(専用機・建機・農機)に従っています。
会社の歴史
沿革 37件
英国人実業家の手による大阪鉄工所の創業(1881年)
1881年4月、英国人E.H.ハンターが大阪市安治川岸に大阪鉄工所を創立した。船舶の建造・修理を目的とした工場で、後に建設・機械事業へと拡大する基盤となった。1900年には桜島造船場(後の桜島工場)が操業を開始。1911年には因島船渠を買収し因島工場とし、造船能力を強化した。この時期は主に官需や海運向けの大型案件を手掛けていた。
日本産業から日立製作所の傘下へ(1934〜1936年)
1934年5月、日本産業が大阪鉄工所の全株式を取得し、資本金1,200万円で株式会社日本産業大阪鉄工所を設立。同年8月に社名を株式会社大阪鉄工所に戻した。1936年2月、日本産業保有の全株式が日立製作所に肩代わりされ、日立の経営系列下に入る。この時期に軍需向けの船舶・橋梁などの受注が拡大し、工場増設が進められた。
戦時体制下での社名変更と再編(1943〜1945年)
1943年3月、社名を日立造船株式会社に改称。同年9月に向島船渠と原田造船を吸収合併し、工場網を拡大した。戦局の悪化に伴い、12月には旧海軍の要請で彦島工場を三菱重工業に譲渡。1944年には神奈川造船所が操業を開始、ミツワ製材工業を買収して小林工場とするなど、戦時生産体制を強化した。1945年には大淀工場を開設したが、終戦により多くの工場が閉鎖された。
戦後の独立と上場、非造船分野への進出(1947〜1965年)
1947年1月、日立製作所保有の全株式が持株会社整理委員会に譲渡され、日立グループから独立。1948年12月に株式を一般公開、1949年5月に上場を果たした。1950年代には大浪工場や小林工場を閉鎖し、造船依存からの脱却を図る。1964年に福井機械(現エイチアンドエフ)を設立し、機械事業を本格化。1965年には堺工場を新設し、プラントエンジニアリングの拠点とした。
M&Aによる多角化と国内拠点の拡充(1971〜1996年)
1971年に舞鶴重工業を吸収合併し、舞鶴工場を取得。1972年には瀬戸田造船と田熊造船の統合により内海造船が発足し、持分法適用関連会社とした。1973年には有明工場が操業開始。1975年に日立造船非破壊検査(現カナデビアエンジニアリング)を設立し、検査・計測事業に進出。1977年にはアタカ工業を系列化。1987年に堺工場を一旦閉鎖したが、1993年に同地で再開。1996年には舞鶴工場内に環境総合開発センターを開設した。
2024年の商号変更と構造改革の加速
2024年に日立造船からカナデビアへ社名を変更。長期ビジョン「サステナブルビジョン」を掲げ、脱炭素化・資源循環・安全な街づくりを重点分野と位置付けた。2025年度には橋梁事業からの撤退を決定し、日立造船マリンエンジン株式の一部譲渡や全固体電池事業の譲渡を進めるなど、事業ポートフォリオの見直しを加速。2026年度には日鉄エンジニアリングとの経営統合の検討を優先課題としている。
年表37件を開く
1880年代
- 1881年4月創業英国人E.H.ハンターが大阪鉄工所(当社の前身)を大阪安治川岸に創立
1900年代
- 1900年4月桜島造船場(元桜島工場)操業開始
1910年代
- 1911年9月M&A因島船渠株式会社を買収して因島工場とする。
- —[旧株式会社大阪鉄工所時代]
- 1914年3月創業株式会社大阪鉄工所設立、前大阪鉄工所の事業一切を継承
1920年代
- 1920年12月M&A株式会社原田造船所より築港工場を買収
- 1924年6月M&A彦島船渠株式会社を買収して彦島工場とする。
- —[カナデビア株式会社(新株式会社大阪鉄工所、日立造船株式会社)時代]
1930年代
- 1934年5月創業日本産業株式会社が株式会社大阪鉄工所の全株式を取得して株式会社日本産業大阪鉄工所(資本金1,200万円)を設立(1934年5月29日)し、旧株式会社大阪鉄工所の事業一切を継承
- 1934年8月社名を株式会社大阪鉄工所と改称
- 1936年2月日本産業株式会社保有の当社全株式が株式会社日立製作所に肩代りされ、同社の経営系列下に入る。
1940年代
- 1943年3月社名を日立造船株式会社と改称
- 1943年9月M&A向島船渠株式会社(現向島工場)及び原田造船株式会社(元大浪工場)を吸収合併
- 1943年12月旧海軍の要請により彦島工場を三菱重工業株式会社に譲渡
- 1944年6月神奈川造船所(元神奈川工場)操業開始
- 1944年9月M&Aミツワ製材工業株式会社を買収して小林工場とする。
- 1945年3月M&A大阪市大淀区の此花商業学校校舎を買収して大淀工場とする。
- 1947年1月株式会社日立製作所保有の当社全株式が持株会社整理委員会に譲渡される。
- 1948年12月全株式を一般に放出・公開
- 1949年5月上場大阪・東京証券取引所に上場
- 1949年9月大浪工場閉鎖
1950年代
- 1950年4月技術研究所(大阪市此花区)新設
- 1950年9月小林工場閉鎖
- 1951年1月大淀工場を日立ミシン株式会社に譲渡
1960年代
- 1964年8月福井機械株式会社(現株式会社エイチアンドエフ(連結子会社))を設立
- 1965年7月堺工場操業開始
1970年代
- 1971年4月M&A舞鶴重工業株式会社(現舞鶴工場)を吸収合併
- 1972年10月創業瀬戸田造船株式会社(1944年11月設立)が、田熊造船株式会社(1951年6月設立)を吸収合併し、社名を内海造船株式会社(現持分法適用関連会社)と改称
- 1973年4月有明工場操業開始
- 1975年1月日立造船非破壊検査株式会社(現株式会社カナデビアエンジニアリング(現連結子会社))を設立
- 1977年12月アタカ工業株式会社(アタカ大機株式会社(連結子会社))を経営系列化
1980年代
- 1987年1月堺工場閉鎖
- 1989年9月M&A全額出資子会社6社(大阪プラントエンジニアリング株式会社、ニチゾウ陸機設計株式会社、ハイシステムコントロール株式会社、株式会社日立造船技術研究所、日立造船地所株式会社及び株式会社日立造船船舶設計所)を吸収合併
1990年代
- 1991年4月茨城工場操業開始
- 1993年10月旧堺工場跡地に堺工場を新設、操業開始
- 1994年3月大阪市大正区に技術研究所を新設・移転
- 1996年12月環境総合開発センターを舞鶴工場内に開設
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 受注高2026年度まで8,100億円
- 売上高2026年度まで6,400億円
- 営業利益2026年度まで255億円
- 営業利益率2026年度まで4.0%
- 営業利益率2030年まで10%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
海外事業の伸長
Waste to X(廃棄物の物質・エネルギー転換)事業、原子力関連事業、水事業を中心に海外事業を拡大。Kanadevia Inova AG.を通じたRenewable Gas事業や米国・東南アジアでのM&A・拠点開設により海外売上高比率向上を図る。
- 02
事業構造改革の推進
社会・会社のサステナビリティ観点から事業評価を行い、橋梁事業撤退や株式譲渡などを決定。日鉄エンジニアリングとの経営統合検討を優先課題とし、事業ポートフォリオの見直しを進める。
- 03
継続的事業の拡大・新設事業の収益改善
継続的事業の売上高比率向上と新設事業の黒字化を目指し、新事業モデル創出やDX推進による高付加価値化に取り組む。物価・金利上昇の影響で黒字化未達成の機種があり、生産性改善を継続。
- 04
成長事業の創出・拡大
脱炭素化、資源循環、水事業等の重点投資分野に積極投資。水電解装置事業やWaste to Energy、Power to Gas、浮体式洋上風力発電などで補助金事業を活用し事業化を加速。
- 05
持続可能な経営の推進
人的資本強化、事業活動の脱炭素化、DX戦略推進、リスク管理徹底に取り組む。ピープル&カルチャー本部新設、生成AI業務活用基盤整備、ERM室によるグループリスク管理を推進。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で12,666人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は830万円で、9期前と比べて+23.5%。平均年齢は43.9歳、平均勤続年数は15.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 10,131 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 10,377 | — |
| 2019年3月 | 672 | 41.7 | 16.2 | 10,580 | — |
| 2020年3月 | 677 | 42.4 | 16.2 | 10,707 | — |
| 2021年3月 | 684 | 42.6 | 16.1 | 11,089 | — |
| 2022年3月 | 681 | 42.6 | 16.1 | 11,540 | — |
| 2023年3月 | 693 | 42.9 | 16.2 | 11,400 | — |
| 2024年3月 | 699 | 43.6 | 16.3 | 12,148 | — |
| 2025年3月 | 792 | 43.6 | 16.0 | 12,964 | 207 |
| 2026年3月 | 830 | 43.9 | 15.8 | 12,666 | 96 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社83社(国内 43 / 海外 40、うち連結子会社 77) を有報から抽出しています。
- 国内㈱カナデビアエンジニアリング大阪市 大正区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内カナデビアE&E㈱大阪市 港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内カナデビア環境サービス㈱川崎市 川崎区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内浅野アタカ㈱東京都 台東区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内関西設計㈱大阪市 西区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内大館エコマネジ㈱秋田県 大館市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内セラケム㈱広島県 世羅郡 世羅町 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内長岡環境テクノロジー㈱新潟県 長岡市 · 連結子会社議決権80.0%
- 国内御殿場小山環境テクノロジー㈱静岡県 御殿場市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内カナデビア九州サービス㈱福岡市 博多区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内カナデビア中四国サービス㈱広島県 尾道市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内カナデビアみちのくサービス㈱仙台市 青葉区 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社71社を開く
- ながの環境テクノロジー㈱長野県 長野市90%
- 水戸環境テクノロジー㈱茨城県 水戸市68%
- 大津環境テクノロジー㈱滋賀県 大津市71%
- 村上環境テクノロジー㈱新潟県 村上市100%
- 別杵速見環境テクノロジー㈱大分県 別府市100%
- カナデビア北海道サービス㈱札幌市 中央区100%
- 上越環境テクノロジー㈱新潟県 上越市100%
- ㈱はないろ山口県 萩市100%
- 松山環境テクノロジー㈱愛媛県 松山市80%
- 浅川環境テクノロジー㈱東京都 日野市85%
- 三晃工業㈱大阪市 大正区100%
- T&Iリサイクルフォレスト㈱大阪府 豊中市85%
- 高松環境テクノロジー㈱香川県 高松市100%
- Kanadevia Inova AG. ※1スイス Zurich100%
- Kanadevia Inova UK Holding Ltd.英国 Hampshire100%
- Kanadevia Inova Steinmüller GmbH ※2ドイツ Gummersbach100%
- Kanadevia Inova Denmark A/Sデンマーク Holsted100%
- Osmoflo Holdings Pty Ltd ※2オーストラリア Burton100%
- Kanadevia Inova EST Industries SASフランス Sarralbe60%
- Kanadevia Inova Schmack Biogas S.r.l.イタリア Bolzano85%
- DEM-CON HZI BIOENERGY LLC米国 Minnesota100%
- Kanadevia Inova UK Limited英国 Hampshire100%
- Kanadevia Inova Biomethan GmbHドイツ Zeven100%
- Kanadevia Inova Biogas Jönköping ABスウェーデン Växjö100%
- Kanadevia Inova UK Operations Ltd.英国 Farnborough100%
- Kanadevia Inova Deutschland GmbHドイツ Cologne100%
- Kanadevia Inova Schmack GmbHドイツ Schwandorf100%
- Kanadevia Inova Rus LLCロシア Moscow100%
- Kanadevia Inova U.S.A. LLC米国 Tnnessee100%
- Kanadevia Inova Ireland Ltdアイルランド Dublin100%
- Kanadevia Inova U.S.A. Holding Inc.米国 Tennessee100%
- Kanadevia Inova Matrix Services US LLC米国 Rhode Island100%
- Waste Treatment FZCOアラブ首長国連邦 Dubai50%
- Kanadevia Inova Italia S.r.l.イタリア Milano100%
- Kompogas SLO LLC米国 California100%
- Kanadevia Inova ESTI SASフランス Neuves Maisons100%
- Kanadevia Inova Renewable Gas Apensen GmbHドイツ Zeven100%
- Kanadevia Inova Biogas SLO Inc.米国 California100%
- Kanadevia Inova Slovensko s.r.o.スロバキア Levice100%
- Kanadevia Inova Polska Sp. z o.o.ポーランド Gliwice100%
- Kanadevia Inova Service Schweiz AGスイス Buchs100%
- 上海昱造環境技術有限公司中国 上海市60%
- Kanadevia Inova France S.a.r.l.フランス Barberey-Saint-Sulpice100%
- Kanadevia Inova Biogas Viterbo S.r.l.イタリア Viterbo90%
- Sentis Sud Atlantique SASフランス Sarralbe42%
- Kanadevia Inova Australia Pty Limitedオーストラリア North Sydney100%
- 他83社他83社
- ㈱アイメックス広島県 尾道市100%
- UFT㈱神奈川県 横須賀市100%
- 日本GPSデータサービス㈱東京都 品川区83%
- ㈱ブイテックス東京都 品川区100%
- V TEX Korea Co., Ltd.韓国 京畿道100%
- 上海韋特庫斯貿易有限公司中国 上海市100%
- TANGENT Kanadevia CO., LTD.タイ Rayong49%
- 他3社他3社
- ㈱雄物川風力秋田県 秋田市100%
- ㈱いわき風力秋田県 由利本荘市100%
- NAC International Inc.米国 Georgia100%
- NIAGARA ENERGY PRODUCTS, Inc.カナダ Ontario100%
- 他2社他2社
- ㈱エーエフシー大阪市 住之江区100%
- カナデビア総合サービス㈱大阪市 西区100%
- 科納維商貿(上海)有限公司中国 上海市100%
- Kanadevia India Private Limitedインド Haryana100%
- 他6社他6社
- ㈱T&Hエコみらい東京都 港区49%
- 地中空間開発㈱大阪市 北区50%
- 東双みらい製造㈱福島県 双葉郡 楢葉町33%
- 日立造船マリンエンジン㈱熊本県 玉名郡40%
- スチールプランテック㈱横浜市 西区33%
- 内海造船㈱ ※3広島県 尾道市40%
- AUOSMOFLO WATER MANAGEMENT PTY LTD
- INKANADEVIA INDIA PRIVATE LIMITED
- CHKanadevia Inova AG
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
- 調達86.2億円グリーンイノベーション基金事業/廃棄物・資源循環分野におけるカーボンニュートラル実現CO2分離回収を前提とした廃棄物焼却処理技術の開発/酸素富化(燃焼)をベースとしたCN型廃棄物焼却施設CO2高濃度化廃棄物燃焼技術の開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2024-10-07
- 調達51.5億円平成29年度安達地方における農林業系廃棄物等処理業務(減容化処理)環境省 · 2017-05-08
- 調達7.6億円平成27年度 福島県鮫川村における農林業系副産物等処理実証事業に伴う処理施設解体撤去等工事環境省 · 2015-11-06
- 調達6.5億円皇居内ほかで使用する電気宮内庁 · 2023-11-28
- 調達4.7億円次世代火力発電等技術開発次世代火力発電基盤技術開発CO2有効利用技術開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2017-12-25
- 調達4.2億円電子基準点網の耐災害性強化(現地通信機器の更新)国土交通省 · 2023-08-02
- 調達3.4億円皇居内ほかで使用する電気宮内庁 · 2021-12-14
- 調達3.2億円GNSS連続観測システムの改造(通信機能の強化)国土交通省 · 2021-07-08
- 調達2.6億円電子基準点網の耐災害性強化(収集・配信系装置の更新)国土交通省 · 2023-09-14
- 調達2.4億円【関東地方整備局、国営昭和記念公園事務所】国営昭和記念公園事務所管内で使用する高圧電気【契約書(案)差し替え】国土交通省 · 2020-11-10
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は6,452億円、営業利益は122億円。前期と比べると増収減益で、売上が+5.7%、利益が-54.6%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 6,400億円 | 6,452億円 |
| 営業利益 | 255億円 | 122億円 |
| 純利益 | 210億円 | 111億円 |
| 1株あたり配当 | ¥38 | ¥38 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は1,417億円、営業利益は−24億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+38.2%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 1,613 | — | — | 131 |
| 2024年1Q | 1,025 | −33 | −3.2 | −19 |
| 2024年2Q | 1,297 | 44 | 3.4 | 23 |
| 2024年3Q | 1,401 | 84 | 6.0 | 56 |
| 2024年4Q | 1,835 | — | — | 130 |
| 2025年2Q | 2,700 | 32 | 1.2 | −11 |
| 2025年4Q | 3,405 | 237 | 7.0 | 232 |
| 2026年2Q | 2,677 | −78 | −2.9 | −55 |
| 2026年4Q | 3,775 | 200 | 5.3 | 166 |
| 2027年1Q | 1,417 | −24 | −1.7 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は2,968億円から6,452億円へ2.2倍に増えた。直近期の営業利益率は1.9%。売上は8期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2,968 | — | 112 | — | 74 |
| 2014年3月 | 3,334 | — | 62 | — | 37 |
| 2015年3月 | 3,593 | — | 76 | — | 51 |
| 2016年3月 | 3,870 | — | 123 | — | 58 |
| 2017年3月 | 3,993 | — | 112 | — | 59 |
| 2018年3月 | 3,764 | — | 34 | — | 22 |
| 2019年3月 | 3,781 | — | 67 | — | 54 |
| 2020年3月 | 4,025 | — | 94 | — | 22 |
| 2021年3月 | 4,086 | — | 118 | — | 43 |
| 2022年3月 | 4,418 | — | 118 | — | 79 |
| 2023年3月 | 4,927 | — | 178 | — | 156 |
| 2024年3月 | 5,558 | — | 256 | — | 190 |
| 2025年3月 | 6,105 | 269 | 243 | 4.4 | 221 |
| 2026年3月 | 6,452 | 122 | 136 | 1.9 | 111 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高6,452億円のうち、営業利益として残るのは122億円で1.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は111億円、売上の1.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.1%5,361億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.0%969億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.9%122億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが116億円、投資CFが−480億円で、差し引きのフリーCFは−364億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は773億円で、売上の1.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 96 | −135 | −78 | −39 | 564 |
| 2014年3月 | 3 | −87 | −5 | −84 | 500 |
| 2015年3月 | 91 | −147 | 122 | −56 | 608 |
| 2016年3月 | 81 | −37 | −159 | 44 | 497 |
| 2017年3月 | 173 | −70 | −84 | 103 | 508 |
| 2018年3月 | −34 | −107 | −40 | −141 | 327 |
| 2019年3月 | −54 | −76 | 150 | −130 | 344 |
| 2020年3月 | 328 | 62 | −314 | 390 | 416 |
| 2021年3月 | 227 | −138 | −53 | 89 | 458 |
| 2022年3月 | 269 | 9 | −88 | 278 | 660 |
| 2023年3月 | 280 | −25 | −78 | 255 | 849 |
| 2024年3月 | 5 | −215 | −26 | −210 | 698 |
| 2025年3月 | 248 | −566 | 302 | −318 | 687 |
| 2026年3月 | 116 | −480 | 415 | −364 | 773 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は7,186億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,034億円で、自己資本比率は27.4%(業種中央値65.3%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 3,663 | 1,151 | 2,512 | 26.9 |
| 2014年3月 | 3,794 | 1,176 | 2,618 | 26.4 |
| 2015年3月 | 4,088 | 1,175 | 2,913 | 26.6 |
| 2016年3月 | 4,016 | 1,207 | 2,809 | 28.4 |
| 2017年3月 | 3,936 | 1,178 | 2,758 | 29.4 |
| 2018年3月 | 3,919 | 1,190 | 2,729 | 29.8 |
| 2019年3月 | 4,290 | 1,204 | 3,086 | 27.8 |
| 2020年3月 | 4,095 | 1,195 | 2,900 | 28.8 |
| 2021年3月 | 4,293 | 1,282 | 3,011 | 29.4 |
| 2022年3月 | 4,612 | 1,329 | 3,283 | 28.5 |
| 2023年3月 | 4,797 | 1,413 | 3,384 | 29.1 |
| 2024年3月 | 5,336 | 1,689 | 3,647 | 30.5 |
| 2025年3月 | 6,097 | 1,979 | 4,118 | 31.1 |
| 2026年3月 | 7,186 | 2,034 | 5,152 | 27.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
機械 209社との比較
同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで209社中78位あたり、逆に低いのは自己資本比率で209社中202位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,147で、1年前と比べて+17.0%。過去52週の値幅のなかでは39%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 17.3倍 |
| PER (会社予想) | 9.2倍 |
| PBR | 0.98倍 |
| 配当利回り | 3.31% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月21日時点で1,189円と、25日移動平均線(1,209.88円)を約1.7%下回っています。直近1カ月では3.41%下落し、調整局面にあります。75日移動平均線(1,288.63円)も下回っており、中期のトレンドは弱含みです。52週高値1,515円からは約21.5%下落した水準で、戻り待ちの売り圧力が継続しています。出来高は8月19日に1,719,800株と急増しましたが、株価は下落しており、売り優勢の展開です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 74/100)。
予想PERが9.5倍で機械業界平均の23.18倍を大幅に下回り、PBRも1.02倍と同業界平均1.54倍より低い。配当利回り3.2%は業界平均2.66%を上回る。ROEは5.8%で収益性は中程度だが、直近で営業利益が減少しており、割安ではあるが業績悪化リスクに注意が必要。配当性向は42%と安定しており、株主還元は健全。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 17.3倍 | 22.7倍 |
| PER (予想) | 9.2倍 | — |
| PBR | 0.98倍 | 1.50倍 |
| ROE | 5.8% | 7.0% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績は売上高の拡大が続く一方、2026年3月期の営業利益率は1.89%と大幅な減益見通しで、採算性の悪化が最大の争点。強気派は環境規制強化や老朽化インフラ更新需要を背景に、大型案件の受注と中期的な収益回復を期待する。弱気派は建設コスト上昇やプロジェクト遅延、一過性の低採算案件が足元の利益を圧迫し、既存事業の収益性改善が遅れると警戒する。株価は過去1年で上昇しているが、PBRは1倍程度で、ROEの低さを踏まえた資本効率の改善が課題。
- 環境需要の拡大
廃棄物発電や水処理など環境規制強化で案件増の余地
- インフラ老朽化更新
国内の上下水道・交通設備の更新需要が安定的
- サービス事業の成長
メンテナンス契約が増え、安定収益基盤を強化
- 売上高が6,452億円まで3期連続増収通年影響中
売上高は5,558→6,105→6,452億円と拡大。
- 予想PER9.5倍と収益回復期待決算発表後影響中
実績PER17.96倍に対し予想PER9.5倍。
- 外国人持株比率36.5%と高水準継続影響中
外国人持株比率36.49%。
- 配当利回り3.2%の株主還元継続影響弱
配当利回り3.20%。
- 採算性の悪化
2026年3月期の営業利益率が1.89%まで低下の見通し
- 建設コスト上昇
資材費や人件費高騰でプロジェクト利益が圧迫
- 大型案件のリスク
工期遅延や追加工事で採算が悪化する可能性
- 営業利益が269億円から122億円へ半減通年影響強
営業利益は269億円から122億円へ147億円減少。
- 純利益も221億円から111億円へ減益通年影響中
純利益は221億円から111億円へ。
- ROE5.8%と低い資本効率継続影響中
ROEは5.8%に留まる。
- 株価1年25.9%高の利益確定売り不定影響弱
株価は1年で25.87%上昇。
- 営業利益率
- 採算性改善の進捗を示す重要指標
- 受注残高
- 将来の売上高と収益の先行指標
- サービス事業売上比率
- 安定収益の拡大度合いを確認するため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり38円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは3.31%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 12 | — | 68.8 |
| 2018年3月 | 12 | 0.0 | — |
| 2019年3月 | 12 | 0.0 | 26.3 |
| 2020年3月 | 12 | 0.0 | 342.9 |
| 2021年3月 | 12 | 0.0 | 51.4 |
| 2022年3月 | 12 | 0.0 | 117.4 |
| 2023年3月 | 18 | 50.0 | 37.6 |
| 2024年3月 | 23 | 27.8 | 49.6 |
| 2025年3月 | 25 | 8.7 | 37.9 |
| 2026年3月 | 25 | 0.0 | 42.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥38
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ58,701人。区分でいちばん多いのは外国法人で36.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.6%を占め、残る66.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 28.1 | 24.6 | 32.2 | 33.6 | 32.7 | 36.5 |
| 金融機関 | 30.2 | 37.5 | 34.9 | 37.0 | 37.9 | 32.3 |
| 個人・その他 | 34.8 | 31.5 | 27.3 | 24.9 | 24.9 | 23.9 |
| 証券会社 | 4.3 | 4.3 | 3.5 | 2.6 | 2.8 | 6.0 |
| 事業法人 | 2.6 | 2.1 | 2.0 | 1.9 | 1.7 | 1.3 |
| 自己株式 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.0 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
| 政府・自治体 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 17.09 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 5.28 |
| 03 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505301 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 3.26 |
| 04 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 3.15 |
| 05 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 3.11 |
| 06 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 2.36 |
| 07 | HSBC-FUND SERVICES HSBC - 006 MF EFM (常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 1.82 |
| 08 | HSBC BANK PLC A/C M AND G(ACS)VALUE PARTNERS CHINA EQUITY FUND (常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 1.81 |
| 09 | カナデビア職員持株会 | 1.55 |
| 10 | THE BANK OF NEW YORK MELLON 140042 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 1.54 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-23野村證券株式会社新規の大量保有報告0.26%-0.92pt
- 2026-07-07みずほ証券 株式会社新規の大量保有報告0.25%-0.02pt
- 2026-07-06マラソン・アセット・マネジメント・リミテッド(Marathon Asset Management Limited)新規の大量保有報告5.11%
- 2026-06-22M&Gインベストメント・マネジメント・リミテッド(M&G Investment Management Limited)新規の大量保有報告7.83%-1.42pt
- 2026-06-05野村證券株式会社新規の大量保有報告1.18%-0.44pt
- 2026-05-12オアシス マネジメント カンパニー リミテッド(Oasis Management Company Ltd.)新規の大量保有報告5.44%
- 2026-04-07野村證券株式会社新規の大量保有報告1.62%+1.44pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+42%、1株純資産は14期で+86%。直近期のROEは5.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 47 | 628 | 7.6 | 16.5 | 24.0 |
| 2014年3月 | 24 | 641 | 3.7 | 20.7 | 35.8 |
| 2015年3月 | 31 | 651 | 4.9 | 20.3 | 31.5 |
| 2016年3月 | 35 | 677 | 5.2 | 15.3 | 70.6 |
| 2017年3月 | 35 | 686 | 5.1 | 18.2 | 68.8 |
| 2018年3月 | 13 | 694 | 1.9 | 42.3 | — |
| 2019年3月 | 32 | 709 | 4.6 | 10.5 | 26.3 |
| 2020年3月 | 13 | 700 | 1.9 | 26.7 | 342.9 |
| 2021年3月 | 25 | 750 | 3.5 | 35.4 | 51.4 |
| 2022年3月 | 47 | 779 | 6.1 | 15.9 | 117.4 |
| 2023年3月 | 92 | 828 | 11.5 | 9.4 | 37.6 |
| 2024年3月 | 113 | 965 | 12.6 | 11.7 | 49.6 |
| 2025年3月 | 131 | 1,126 | 12.6 | 7.0 | 37.9 |
| 2026年3月 | 66 | 1,170 | 5.8 | 15.2 | 42.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
15名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/3期の役員報酬は総額308百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 桑原道 | 代表取締役 取締役社長 グループCEO | 63 | 27,000 |
| 小木均 | 取締役 専務執行役員 営業、営業企画部担当 | 66 | 24,000 |
| 橋爪宗信 | 取締役 常務執行役員 ICT推進本部長 | 62 | 1,000 |
| 宮﨑寛 | 取締役 | 63 | 6,000 |
| 坂田信以 | 取締役 | 69 | — |
| 庄司哲也 | 取締役 | 72 | — |
| 堀口明子 | 取締役 | 63 | — |
| 宮崎眞紀 | 取締役 | 62 | — |
| 大倉雄一 | 常勤監査役 | 68 | 7,000 |
| 安田俊彦 | 常勤監査役 | 66 | 6,000 |
| 稲田浩二 | 監査役 | 66 | — |
| 安原裕文 | 監査役 | 70 | — |
残りの役員3名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 高坂佳郁子 | — | 49 |
| 大嶋幸一郎 | 代表取締役 専務執行役員 企画管理本部長兼グループCFO兼品質不正再発防止推進室長 | 60 |
| 宮﨑秀樹 | 取締役 | 68 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 139 | 30 | 8 | 178 | 30 |
| 社外取締役 | 6 | 68 | — | — | 68 | 11 |
| 監査役 | 4 | 62 | — | — | 62 | 16 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容970字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,611字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク9,518字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,265字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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- 半期報告書半期報告書-第129期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
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