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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

キュービーネットホールディングス

QB Net Holdings Co.,Ltd.6571 · Prime · サービス業

低価格・短時間のヘアカット専門店「QB HOUSE」を国内外に展開。直営とFCを組み合わせた運営形態が特徴。

概要

キュービーネットホールディングスは、1996年に国内初のヘアカット専門店として創業した「QB HOUSE」を運営する持株会社である。余計なサービスを省き、短時間・低価格で均一なサービスを提供する方式で成長。日本国内では「QB HOUSE」に加え、「QB PREMIUM」「FaSS」のブランドを展開し、海外ではシンガポール、香港、台湾、アメリカ、カナダ、ベトナム、マレーシアの7カ国に事業を広げる。2025年6月期の連結売上高は255億円、従業員数は2,552名。

QB HOUSE・QB PREMIUM・FaSSの3ブランドと4つの運営形態

国内事業では、「QB HOUSE」「QB PREMIUM」「FaSS」の3ブランドを展開する。QB HOUSEは1996年創業の主力ブランドで、直営・FCの店舗形態と、直轄・業務委託の運営形態を組み合わせた4種類の方式で運営される。2025年6月期末で国内にQB HOUSE 566店舗、QB PREMIUM 8店舗、FaSS 11店舗の計585店舗を有する。QB PREMIUMとFaSSは全店直営・直轄運営であり、デジタル技術を活用したサービスやシンプルな空間設計が特徴である。FC店は主に鉄道事業者の子会社が店舗を設置し、運営を当社グループまたは委託先に委ねる方式をとる。

シンガポールから7カ国へ広がる海外展開

海外事業は、シンガポール、香港、台湾、アメリカ、カナダ、ベトナム、マレーシアの7カ国で展開する。すべて直営店で運営され、2025年6月期末で計139店舗(シンガポール19、香港62、台湾38、アメリカ6、カナダ1、ベトナム1、マレーシア1)を数える。海外売上は2025年6月期に49億円と全体の19%を占める。中期経営計画では海外事業の強化を重要戦略と位置づけ、アジアでは多店舗・低価格路線、北米では少店舗・高価格路線をとる。

10期連続増収も営業利益は減少

財務データによると、売上高は2016年6月期の167億円から2025年6月期の255億円へと10期連続で増加している。しかし、営業利益は2024年6月期の21億円から2025年6月期は17億円へと減少した。国内事業のセグメント利益は26%減の15億円となり、人件費増加や出店投資が影響した。一方、海外事業のセグメント利益は2.5倍の1.6億円に改善した。総資産は342億円、自己資本は147億円。営業活動によるキャッシュフローは43億円と堅調である。

持株会社の下に9社の連結子会社

当社は持株会社としてグループ全体の経営管理を行う。連結子会社は9社で構成され、国内事業を担うキュービーネット株式会社や、海外子会社としてQB HOUSE USA INC.、QB HOUSE CANADA INC.、QB HOUSE VIETNAM COMPANY LIMITED、QB HOUSE MALAYSIA SDN. BHD.などを有する。2016年7月に新設分割で事業を移管し、持株会社体制へ移行した。また、プロフェッショナルスタイリストを育成する「ロジスカット プロフェッショナル スタイリスト スクール」を国内外に複数開校し、人材供給体制を強化している。

業界の中での役割はヘアカットサービス事業者(小売サービス業)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
272億円
営業利益
15億円
営業利益率
5.5%
純利益
8億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/6
事業売上構成比利益利益率
国内事業206億円80.8%15億円7.3%
海外事業49億円19.2%2億円4.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ヘアカット(国内)主力

日本国内でヘアカット専門店「QB HOUSE」を中心に、「QB PREMIUM」「FaSS」のブランドを直営・FC・業務委託の多様な形態で展開。「お手軽で安心なヘアカットサービス」を提供。

国内最大級のヘアカット専門店チェーン

主な製品・サービス3
QB HOUSE
1996年創業の国内初のヘアカット専門店。余計な手間を省き、短時間・低価格でヘアカットサービスを提供。直営店・FC店・業務委託店で運営。
QB PREMIUM
QB HOUSEの経験を活かしつつ、よりお客様の「らしさ」を追求するヘアカットサービス。デジタル技術も活用。全店直営・直轄運営。
FaSS
「Feel a Simple Style」をコンセプトに、シンプルで開放的な空間が特徴のヘアカットスタイリング専門サロン。全店直営・直轄運営。

02ヘアカット(海外)準主力

シンガポール、香港、台湾、アメリカ、カナダ、ベトナム、マレーシアでヘアカット専門店「QB HOUSE」を直営で展開。海外事業の強化を中期経営計画の重要戦略と位置づけ。

主な製品・サービス1
QB HOUSE
海外でも日本と同様の「お手軽で安心なヘアカットサービス」を提供。直営店で運営。

製品と技術

短時間・低価格のコアサービス

QB HOUSEは1996年に創業した国内初のヘアカット専門店ブランドである。特徴は、シャンプーやブローなどの余計なサービスを省き、カットのみに特化することで10分程度の短時間と低価格を実現した点にある。全店舗でセルフシャンプー方式を採用し、客席に設置された掃除機で刈り取った髪を吸引するシステムを導入。均一で安心感のあるサービスを提供している。2025年6月期末で国内566店舗、海外139店舗を展開する。

高付加価値路線の新ブランド

QB PREMIUMは2020年3月に誕生した、QB HOUSEの経験を活かしつつ「お客さまのらしさ」を追求するブランドである。全店直営・直轄運営で、デジタル技術を活用した予約やカルテ管理を導入。2025年6月期末で国内8店舗を展開する。FaSSは「Feel a Simple Style」をコンセプトに、シンプルで開放的な空間が特徴のヘアカットスタイリング専門サロン。全11店舗が直営・直轄で運営される。両ブランドとも、従来のQB HOUSEとは異なる顧客層の取り込みを狙う。

現地市場に合わせたサービス戦略

海外事業では、すべて直営店で「QB HOUSE」ブランドを展開。アジア地域(香港、台湾、シンガポールなど)では多店舗・低価格路線を継続し、現地のニーズに合わせたサービスを提供している。北米(アメリカ、カナダ)では少店舗・高価格帯のビジネスモデルを採用。ベトナムとマレーシアは2024年11月に法人設立、2025年6月期中に1号店を出店したばかりの初期フェーズである。現地人材の育成のため、香港や台湾にもスクールを設置し、サービスの均一化を図っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • ヘアカット(国内)国内最大級のヘアカット専門店チェーン

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

QBハウスの運営、低価格志向

キュービーネットHDは、低価格理髪店「QBハウス」を運営するサービス企業。同業のジンジブやイシンとは業態が異なり、独自のポジション。営業利益率8.5%と比較的高いが、FY2025は6.7%に低下予想。低価格戦略で需要を獲得する一方、人件費上昇や競合の低価格化が収益を圧迫。店舗拡大による成長が求められる。

強み

  • 10分カットの均一価格で、顧客の支持を獲得。
  • 駅ナカ・商業施設への出店で高い認知度と利便性を実現。
  • 「QBハウス」ブランドで業界内で差別化。
  • FY2024の248億円からFY2026の255億円と堅調。

課題

  • 営業利益率が8.5%から6.7%に低下傾向で、コスト増が影響。
  • 他社も低価格カットを導入し、競争激化。
  • 理容師の確保難で人件費高騰、店舗運営に影響。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がキュービーネットホールディングス

時価総額で並べると、掲載9社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
19990サックスバー ホールディングス226億円11.5倍
22378ルネサンス224億円
32930北の達人コーポレーション182億円25.9倍
43665エニグモ181億円51.6倍
56571キュービーネットホールディングス174億円22.1倍
66191エアトリ174億円6.4倍
73415TOKYO BASE155億円12.9倍
84344ソースネクスト154億円
98011三陽商会151億円11.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

神田美土代町に第1号店をオープン

1996年、キュービーネットの前身となる事業が東京都神田美土代町に国内初のヘアカット専門店「QB HOUSE」第1号店を開店した。余計なサービスを省き、短時間・低価格のカットに特化したビジネスモデルは支持を集め、店舗数を拡大。2016年7月に持株会社体制へ移行するまでの20年間で、国内有数のヘアカットチェーンへと成長した。2015年6月期の売上高は12億円であったが、翌期には167億円まで急成長している。

新設分割による持株会社化と商号変更

2016年7月、それまでのキュービーネット株式会社(旧)からキュービーネットホールディングス株式会社に商号変更し、同時に新設分割により新たなキュービーネット株式会社を設立してヘアカット事業を移管した。これにより、持株会社体制が確立され、グループ経営の基盤が整った。同年9月にはアメリカ子会社QB HOUSE USA INC.を設立し、海外進出の第一歩を踏み出した。同年12月には人材育成機関としてロジスカットプロフェッショナルスタイリストスクール名古屋校を開校した。

東京証券取引所市場第一部に上場

2018年3月、東京証券取引所市場第一部に株式を上場した。上場を機にブランド力の向上と資金調達を図り、事業拡大を加速。同年6月には第2回「日本サービス大賞」でJETRO理事長賞を受賞した。翌2019年2月には「KAIKA Awards 2018」でKAIKA大賞を受賞するなど、外部評価も高まった。売上高は上場時の2018年6月期に193億円に達し、その後も成長を続けた。

海外拠点の拡充とQB PREMIUMの投入

2019年7月に仙台校、2020年8月に横浜校など国内のスクール網を拡大。2020年3月には新ブランドQB PREMIUMを大手町駅構内にオープンし、デジタル技術を活用した高付加価値サービスを開始した。2020年12月にはビジュアルアイデンティティと店舗デザインを刷新。2021年4月には使い捨てクシを廃止し、環境負荷低減に取り組んだ。同年10月にはスクールを香港に開校し、海外人材育成にも着手した。

プライム市場へ移行、カナダに子会社設立

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場に移行。同年5月には指名・報酬委員会を設置し、ガバナンスを強化。台湾や広島にスクールを開校する一方、2023年4月にはカナダにQB HOUSE CANADA INC.を設立し、北米市場への本格参入を開始した。同年11月には本社を東京都渋谷区渋谷から神泉町に移転した。2023年度の店舗数は前年比で増加し、海外店舗も順調に拡大した。

ベトナム・マレーシア進出とNEXUS計画

2024年6月、グループ初のサステナビリティレポートを発行。同年11月にはベトナムとマレーシアにそれぞれ現地法人を設立し、東南アジアでの事業基盤を拡大した。2025年6月期を初年度とする中期経営計画「NEXUS」を策定し、人財・DX投資を加速。2025年7月には台湾台中に、8月には札幌にスクールを開校した。2025年6月期末の総店舗数は724店舗に達し、今後も年間30~40店舗の純増を計画している。

年表29件を開く

2010年代

  • 2016年7月商号変更キュービーネット株式会社(旧キュービーネット株式会社③)からキュービーネットホールディングス株式会社に商号変更
  • 2016年7月創業新設分割によりキュービーネット株式会社を設立し、ヘアカット事業を移管
  • 2016年9月創業アメリカ合衆国に「QB HOUSE USA INC.」を100%出資により設立
  • 2016年12月ロジスカット プロフェッショナル スタイリスト スクール 名古屋校を開校
  • 2017年6月アメリカ合衆国の第1号店「QB HOUSE MIDTOWN EAST店」をニューヨークにオープン
  • 2017年10月2017年度 第17回「ポーター賞」を受賞
  • 2018年3月上場東京証券取引所 市場第一部へ株式上場
  • 2018年6月第2回「日本サービス大賞」にて「JETRO理事長賞」を受賞
  • 2018年7月ロジスカット プロフェッショナル スタイリスト スクール 福岡校を開校
  • 2019年2月「KAIKA Awards 2018」にて「KAIKA大賞」を受賞
  • 2019年7月ロジスカット プロフェッショナル スタイリスト スクール 仙台校を開校

2020年代

  • 2020年3月将来を見据え新たな取り組みを試す新ブランド「QB PREMIUM」を大手町駅構内にオープン
  • 2020年8月ロジスカット プロフェッショナル スタイリスト スクール サテライト横浜校を開校
  • 2020年12月ビジュアル・アイデンティティのリニューアル及び店舗デザインを刷新
  • 2021年4月使い捨てクシの廃止(廃プラスチック及び二酸化炭素排出量を削減)
  • 2021年7月QB HOUSE ブランドホームページを刷新
  • 2021年9月監査等委員会設置会社へ移行
  • 2021年10月ロジスカット プロフェッショナル スタイリスト スクールを香港に開校
  • 2021年12月「Owned Media Recruiting AWARD 2021」にて「グランプリ」を受賞
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2022年5月指名・報酬委員会を設置
  • 2022年12月ロジスカット プロフェッショナル スタイリスト スクールを台湾に開校
  • 2023年4月ロジスカット プロフェッショナル スタイリスト スクール 広島校を開校
  • 2023年4月創業カナダに「QB HOUSE CANADA INC.」を100%出資により設立
  • 2023年11月本社を東京都渋谷区渋谷から東京都渋谷区神泉町に移転
  • 2024年6月当社グループ初となる「サステナビリティレポート」を発行
  • 2024年11月創業ベトナムに「QB HOUSE VIETNAM COMPANY LIMITED」を、マレーシアに「QB HOUSE MALAYSIA SDN. BHD.」をそれぞれ100%出資により設立
  • 2025年7月ロジスカット プロフェッショナル スタイリスト スクールを台湾(台中)に開校
  • 2025年8月ロジスカット プロフェッショナル スタイリスト スクール 札幌校を開校

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上収益2029年6月期まで355億円
  • 営業利益2029年6月期まで34億円
  • 期末連結店舗数2029年6月期まで966店舗

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    人財計画の強化

    採用・育成・配置を強化し、サービス品質の向上と組織力の強化を図る。

  2. 02

    顧客接点の強化

    市場ニーズに合わせた出店ロケーションの選定、サービスクオリティ向上、DX化による店舗運営改革と顧客利便性向上。

  3. 03

    海外事業の強化

    アジアでは多店舗・低価格帯ビジネスの品質向上と新規国進出、シンガポールでは市場変化に対応したビジネスモデル転換、北米では少店舗・高価格帯展開。

  4. 04

    体系的な事業運用

    予実・KPI管理の精度向上、効率的な配員・販促による売上最大化、本社主導の海外事業支援体制構築。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 8期分

グループ全体で2,552人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,038万円で、7期前と比べて+15.4%平均年齢は47.0歳、平均勤続年数は3.3年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2018年6月1,811
2019年6月90050.84.12,014
2020年6月90051.85.12,279
2021年6月90052.26.12,236
2022年6月70047.44.12,173
2023年6月70047.55.92,248
2024年6月93453.15.22,40187
2025年6月1,03847.03.32,55267

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社15(国内 3 / 海外 12、うち連結子会社 15) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
直営店等 — 東京都渋谷区他5,915百万円
事業会社 — 香港1,141百万円
事業会社 — シンガポール600百万円
事業会社 — アメリカ405百万円
事業会社 — 台湾374百万円
本社 — 東京都渋谷区228百万円
事業会社 — カナダ91百万円
事業会社 — ベトナム20百万円
事業会社 — マレーシア19百万円
西日本支店 — 大阪府大阪市北区11百万円
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    キュービーネット株式会社(注)4、5
    東京都渋谷区 · 連結子会社
  • 国内
    キュービーネット株式会社(注)4、5
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    QB NET INTERNATIONAL HOLDINGS PTE. LTD.
    シンガポール共和国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    QB NET INTERNATIONAL PTE. LTD.
    シンガポール共和国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    QB NET INTERNATIONAL PTE. LTD.
    シンガポール共和国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    QB House (Hong Kong) Limited
    中華人民共和国香港特別行政区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    QB House (Hong Kong) Limited
    中華人民共和国香港特別行政区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    台和捷麗有限公司
    台湾台北市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    台和捷麗有限公司
    台湾台北市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    QB HOUSE USA INC.
    アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    QB HOUSE CANADA INC.
    カナダ オンタリオ州トロント市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    QB HOUSE VIETNAM COMPANY LIMITED (注)6
    ベトナム ホーチミン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社3社を開く
  • QB HOUSE VIETNAM COMPANY LIMITED (注)6ベトナム ホーチミン市100%
  • QB HOUSE MALAYSIA SDN.BHD. (注)6マレーシア クアラルンプール市100%
  • QB HOUSE MALAYSIA SDN.BHD. (注)6マレーシア クアラルンプール市100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は272億円営業利益15億円前期と比べると増収減益で、売上が+6.7%、利益が-11.8%。

売上高
+6.7%
272億円
営業利益
-11.8%
15億円
純利益
-20.0%
8億円
営業利益率
5.5%
前期比 -1.2%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高290億円272億円
営業利益17億円15億円
純利益10億円8億円
1株あたり配当¥40¥40

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は137億円、営業利益は6億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+6.2%、営業利益は−40.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q5423.71
2023年4Q626
2024年1Q63914.36
2024年2Q6046.72
2024年3Q6046.73
2024年4Q6546.22
2025年2Q12675.64
2025年4Q129107.86
2026年2Q13596.75
2026年4Q13764.43

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 12期分

2015年6月期からの12期で、売上は12億円から272億円へ22.7倍に増えた。直近期の営業利益率は5.5%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
2015年6月12−2−7
新設分割によりキュービーネット株式会社を設立し、ヘアカット事業を移管
2016年6月16786
2017年6月1801410
東京証券取引所 市場第一部へ株式上場
2018年6月1931610
2019年6月2091913
2020年6月19111
2021年6月18932
2022年6月206139
カナダに「QB HOUSE CANADA INC.」を100%出資により設立
2023年6月2272014
ベトナムに「QB HOUSE VIETNAM COMPANY LIMITED」を、マレーシアに「QB HOUSE MALAYSIA SDN. BHD.」をそれぞれ100%出資により設立
2024年6月24821208.513
2025年6月25517156.710
2026年6月27215135.58

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高272億円のうち、営業利益として残るのは15億円5.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は8億円、売上の2.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金94.5%257億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.5%15億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比2.0pt
5.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.1pt
2.9%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 10期分

2025年6月期は営業CFが43億円、投資CFが−13億円で、差し引きのフリーCFは30億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は53億円で、売上の2.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2016年6月16−9−8719
2017年6月21−12−9920
2018年6月16−9−5720
2019年6月24−10−91425
2020年6月27−871951
2021年6月41−4−423746
2022年6月47−6−524137
2023年6月47−5−364244
2024年6月51−8−414347
2025年6月43−13−233053

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 11期分

2025年6月期の総資産は342億円。このうち返さなくてよい自己資本が147億円で、自己資本比率は42.9%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2015年6月2145316124.8
2016年6月2226315928.3
2017年6月2367416231.5
2018年6月2368714936.9
2019年6月2439814540.3
2020年6月3279822929.9
2021年6月30610220433.2
2022年6月29711418338.3
2023年6月31112918241.4
2024年6月32314218143.9
2025年6月34214719542.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
53億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
88億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
195億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中21位あたり、逆に低いのは営業利益率534社中341位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.5%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.7%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,317で、1年前と比べて+5.2%過去52週の値幅のなかでは46%の位置にある。

¥1,317-1.3%1ヶ月+3.3%1年+5.2%時価総額174億円
過去52週の値幅
安値¥1,218高値¥1,433

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)22.1倍
PER (会社予想)18.8倍
PBR1.15倍
配当利回り3.04%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

1ヶ月で+7.6%と緩やかな上昇。週足では25日線(1256円)を上回り、75日線(1269円)に接近中。52週高値1433円からは距離があるが、底値圏から徐々に買い戻し。出来高は低水準で様子見姿勢。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER 15.65倍は業界平均22.33倍を下回り割安。PBR 1.15倍も平均3.09倍より大幅に低い。配当利回り2.71%は平均並みだが、配当性向683.6%は持続可能性に疑問。ROE 7.1%は平均を下回る。割安だが、配当の過剰支払いとROE低さがリスク。

指標この会社業種平均
PER (実績)22.1倍23.4倍
PER (予想)18.8倍
PBR1.15倍3.51倍
ROE7.1%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

国内ヘアカット市場の成熟化と競合の参入で成長鈍化が懸念される。強気派は既存店の客数増加や海外展開による成長余地を評価するが、弱気派は人手不足による出店鈍化や売上低迷を警戒。ROE7.1%と安定しているが、増収率が鈍く、今後の利益伸び悩みが焦点。

プラスに働く材料7
  • 出店余地の拡大

    国内の駅前・商業施設などに出店余地がまだある。

  • ブランド力と顧客基盤

    全国900店舗で高い認知度、リピート率が高い。

  • 新サービス展開

    キッズカットやメンズ向けなどサービス拡充で客単価向上。

  • 収益性改善による利益成長2025年6月期影響

    営業利益17億→21億へ4億増加、利益率6.67%→8.47%

  • 安定配当利回りの魅力継続影響

    配当利回り2.71%、業績安定なら維持可能

  • 売上高増加基調継続2024年6月期~影響

    売上高227億→255億へ28億増加、年率約6%成長

  • サービス業の安定需要通年影響

    理髪業は景気影響を受けにくく、リピート需要が強み

マイナスに働く材料7
  • 人手不足

    美容師の採用難で出店計画に遅れが生じている。

  • 市場の成熟化

    国内ヘアカット市場はパイが限られ、成長が鈍化。

  • 競合の低価格攻勢

    1000円カットを展開する競合が増え、競争激化。

  • 人件費上昇による利益圧迫継続影響

    営業利益21億に対し、人件費1%上昇で約2.5億円影響

  • 出店競争激化で既存店減収2025年下期影響

    新規出店増で既存店売上高が2%減少するリスク

  • 新型コロナ再流行のリスク不定影響

    売上高248億が20%減の200億となり営業赤字転落

  • 外国人株主の売り持ち高増加次回決算後影響

    外国人保有25%、業績悪化で売り圧力となる可能性

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
店舗効率の変化を測る重要な指標。
出店数
成長の源泉であり、出店ペースが鈍れば減速の兆候。
客単価
サービス拡充による単価向上が収益に寄与しているか。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり40で、前期から+29.6%いまの株価に対する利回りは3.04%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥40
1株あたり
配当利回り
3.04%
いまの株価に対して
配当性向
683.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2019年6月19147.3
2022年6月2952.663.3
2023年6月20−31.0683.6
2024年6月2735.0
2025年6月3529.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥40

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ21,632人。区分でいちばん多いのは個人・その他41.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が31.7%を占め、残る68.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
個人・その他17.018.118.519.426.941.6
外国法人31.732.633.136.929.624.9
金融機関41.740.339.832.333.622.3
事業法人5.25.35.35.66.69.4
証券会社4.43.73.35.73.21.7
外国人個人0.00.00.00.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01TVC MATSU FUND (常任代理人 香港上海銀行)11.37
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.27
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)9.84
04TRIVISTA MASTER FUND (常任代理人 香港上海銀行)6.80
05インテグラル株式会社4.49
06株式会社Kzグループ4.35
07北野 泰男2.97
08野村信託銀行株式会社(投信口)1.58
09GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク)1.07
10BNP PARIBAS NEW YORK BRANCH - PRIME BROKERAGE CLEARANCE ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行)0.95

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-07-23
    SMBC日興証券株式会社
    新規の大量保有報告
    1.91%
    -1.61pt
  • 2026-04-07
    株式会社ポートフォリア
    新規の大量保有報告
    7.60%
    +0.27pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 12期分

1株利益は12期で+180%、1株純資産は11期で+152%。直近期のROEは7.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2015年6月−75443
2016年6月475239.3
2017年6月8562014.9
2018年6月8770212.924.360.3
2019年6月10378513.820.2147.3
2020年6月87681.1249.5
2021年6月197922.495.0
2022年6月678808.020.263.3
2023年6月11198711.913.3683.6
2024年6月991,0809.611.3
2025年6月781,1147.114.7
2026年6月60

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/6期の役員報酬は総額147百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
北野泰男代表取締役 社長57
壁谷勝吉取締役 管理本部長59
山本祐樹取締役54
江藤貴祥取締役51
菊地唯夫取締役(監査等委員)60
戸谷圭子取締役(監査等委員)62
播磨奈央子取締役(監査等委員)45
岡田奉典取締役(監査等委員)39

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)412312331
社外取締役424246

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,095字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、持株会社として当社グループの経営管理及びそれに付帯又は関連する業務等を行っております。当社グループは当社と連結子会社9社で構成されております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 なお、当社グループは従来、各国でヘアカット事業のみを展開していることから「ヘアカット事業」の単一セグメントとしておりましたが、売上総額に対する海外子会社の売上の割合は年々増加しており、また、2024年8月に発表した中期経営計画の中では海外事業の強化を重要戦略の1つとしております。 当社グループは、2024年6月期において組織体制の見直しを行い、海外事業の損益管理、人財管理及びマーケティング戦略の立案・実行を強化するための準備を進めてまいりました。また、2025年6月期を初年度とする中期経営計画では国内事業及び海外事業の戦略を明確に分けていることから、当連結会計年度より、単一セグメントから「国内事業」及び「海外事業」の2つのセグメントに区分変更することといたしました。 (1)主なサービス内容 事業区分   事業内容   当該事業に含まれるブランド 国内事業   ヘアカットサービスを国内において直営及びFCで展開   QB HOUSE、QB PREMIUM、FaSS 海外事業   ヘアカットサービスを海外において直営で展開   QB HOUSE、QB PREMIUM 各ブランドの概要は以下のとおりであります。 ① 「QB HOUSE」 1996年に国内初の「ヘアカット専門店」として、神田美土代町に第1号店をオープンいたしました。 余計な手間や無駄を省き世の中の人々に本当に必要とされる「時間のクオリティ」だけに集中した「お手軽で安心なヘアカットサービス」を国内・海外にて展開しております。 ② 「QB PREMIUM」 QB HOUSEで培ってきた「お手軽で安心なヘアカットサービス」の経験を活かしつつも、「よりお客さまの 『らしさ』を追求するヘアカットサービス」へと進化すべく、更なる工夫やデジタル技術を用いながらお客さまと共に「自分らしさ」を生み出していく場として、「QB PREMIUM」を展開しております。 ③ 「FaSS」 QB HOUSEのお手軽さを軸に、「Feel a Simple Style」というコンセプトのもと、シンプルで開放的な居心地のよい空間が特徴的なヘアカットスタイリング専門サロンとして展開しております。シンプルなサービス内容でありながらも、その人らしさを見いだすヘアスタイル提案クオリティと、無駄のないサービスクオリティを追求し続けます。 (2)店舗の形態と運営 当社グループの店舗形態は、当社グループが店舗を設置する「直営店」と、当社グループとのフランチャイズ契約に基づき、フランチャイジーが店舗を設置する「FC店」があります。(フランチャイズ契約の内容については、「第2 事業の状況 5 重要な契約等 (1)フランチャイズ契約」をご参照ください。) また、当社グループの店舗運営は、当社グループが雇用する従業員が店舗を運営する「直轄運営」と、当社グループとの業務委託契約に基づき、委託取引先が雇用する従業員が店舗を運営する「業務委託」があります。(業務委託契約の内容については、「第2 事業の状況 5 重要な契約等 (2)業務委託契約」をご参照ください。) 上述の店舗形態及び店舗運営を組み合わせた、当社グループの店舗の種類は、以下の4種類であります。 ① 直営・直轄店舗…………当社グループが店舗を設置し、当社グループが店舗を運営。 店舗設備の所有者は、当社グループであります。また、当社グループが雇用する従業員が、店舗においてヘアカットサービスの提供等を行い、店舗を運営しております。 ② 直営・業務委託店舗……当社グループが店舗設置し、店舗運営を委託取引先に業務委託。 店舗設備の所有者は、当社グループであります。また、当社グループは、委託取引先に業務委託し、委託取引先が雇用する従業員が、店舗においてヘアカットサービスの提供等を行い、店舗を運営しております。 ③ FC・直轄店舗…………フランチャイジーが店舗を設置し、当社グループが店舗を運営。 店舗設備の所有者は、フランチャイジー(主に鉄道事業者の子会社)であります。また、フランチャイジーは、当社グループに業務委託し、当社グループが雇用する従業員が、店舗においてヘアカットサービスの提供等を行い、店舗を運営しております。 ④ FC・業務委託店舗……フランチャイジーが店舗を設置し、店舗運営を委託取引先に業務委託。 店舗設備の所有者は、フランチャイジー(主に鉄道事業者の子会社)であります。また、フランチャイジーは、委託取引先に業務委託し、委託取引先が雇用する従業員が、店舗においてヘアカットサービスの提供等を行い、店舗を運営しております。 また、店舗の形態と運営の関係図は、以下のとおりであります。 直営店   FC店 直轄運営   ① 直営・直轄店舗 当社グループが店舗を設置し、当社グループが店舗を運営       (国内:464/海外:139)   ③ FC・直轄店舗 当社グループとのフランチャイズ契約に基づき、フランチャイジーが店舗を設置し、当社グループが店舗の運営を業務受託   (国内:18/海外:-) 業務委託 (委託取引先)   ② 直営・業務委託店舗 当社グループが店舗を設置し、店舗の運営を業務委託     (国内:85/海外:-)   ④ FC・業務委託店舗 当社グループとのフランチャイズ契約に基づき、フランチャイジーが店舗を設置し、店舗の運営を業務委託   (国内:13/海外:-) (注)1.表中の括弧内の数値は、当連結会計年度末の該当店舗数であります。 2.上記の他、フランチャイジーが独自に従業員を雇用して店舗の運営を行うFC店が国内に5店舗あります。 3.「QB PREMIUM」及び「FaSS」は、すべて上記①直営・直轄店舗であります。 (3)店舗数 当社グループの当連結会計年度末及び前連結会計年度末の店舗数は、以下のとおりであります。 地域   ブランド   前連結会計年度 (2024年6月30日)   当連結会計年度 (2025年6月30日)   増減数 日本   QB HOUSE   545   566   21 QB PREMIUM   7   8   1 FaSS   11   11   - シンガポール   QB HOUSE   19   19   - その他(注)   11   11   - 香港   QB HOUSE   59   62   3 台湾   QB HOUSE   34   38   4 アメリカ合衆国   QB HOUSE   5   6   1 カナダ   QB HOUSE   -   1   1 ベトナム   QB HOUSE   -   1   1 マレーシア   QB HOUSE   -   1   1 合計   691   724   33 (注)「その他」は「QB PREMIUM」等であります。 (4)事業系統図 当社グループの事業の系統図は、以下のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,948字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 (1)経営理念 当社グループは、以下の経営理念に基づいて、企業活動を行っております。 我々はお客さまに「ありがとう」と言われる、均一で安心感のあるお手軽なサービスを提供し、世界一多くのお客さまから必要とされるヘアカットチェーン店を目指します。 共に働く仲間とは、時間の価値を高めあう存在である。 お客さま、仲間に信頼される、尊敬される人間へと成長し、最高の笑顔(感謝)で世界をなごますことのできる組織へと日々進化していきたい。 皆で選ぶ、お客さま、仲間からより強く選ばれる為に[言葉・態度・表情・思考] (2)中期的な会社の経営戦略及び優先的に対処すべき課題 当社グループは、顧客体験価値の向上をグループの持続的な成長につなげるべく、2025年6月期を初年度とする5か年を対象とした新たな中期経営計画「NEXUS」を策定いたしました(以下、「本中期経営計画」という。)。この計画名には、お客様とスタイリストとの関わりを深め、さらなる顧客体験価値の向上を実現したいという思いが込められております。 ① 中期経営計画の概要 本中期経営計画期間において実現したいことは、未来志向のテクノロジーを活用して、世界中でご利用いただいている年間2千万人のお客様の「いつもの」スタイルをデータ化し、さらにヘアカットサービス後の満足度や次の来店に向けたリクエストなどのフィードバックをデータで蓄積していくことで、利用すれば利用するほど「いつもの」ヘアスタイルが、「どこででも」、「だれでも」提供できる世界を創り出すことであります。 そして、世界各地にこのプロフェッショナルサービスの提供機会を広げ、長期にわたって安定的に企業価値を向上できる基盤を構築し、さらなる企業価値向上につなげていく考えであります。 ② 4つの重点テーマとその実現に向けた取組み 重点テーマ   取組みの概要 人財計画の強化   詳細については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (3)人的資本への投資」を参照ください。 顧客接点の強化   ・市場ニーズに合わせた出店ロケーションの選定 ・サービスクオリティの向上 ・DX化による店舗運営体制の改革、顧客利便性の向上 海外事業の強化   ・アジア地域(シンガポール以外):多店舗・低価格帯ビジネス路線を継続しながら提供品質を向上させることでシェアを拡大。さらに、既存展開国の知見、人財及び資金を活用して新規国に進出 ・シンガポール:多店舗・低価格帯ビジネスから、市場変化に対応したビジネスモデルへ転換 ・北米地域:少店舗・高価格帯ビジネスを展開 体系的な事業運用   ・予実及びKPI管理の精度向上 ・効率的な店舗運営への配員、販促計画による売上収益最大化 ・本社主導による海外事業の支援体制作り ③ 今後の見通し 当期は成長基盤づくりを行う先行投資期間でありましたが、本中期経営計画の2年目である次期(2026年6月期)は収益改善と海外事業拡大の体制構築の期間であります。 国内事業においては、当期の人財採用が順調に進んだことを受け、次期は本中期経営計画に沿った積極的な出店を計画しております。また、当期に実施した価格改定も追い風となり、増収増益を見込んでおります。さらに、本中期経営計画の重要戦略であるIT・DXの推進に関しては、「顧客利便性の向上」を目的にアプリ開発を進めております。次期には、会員登録・店舗検索・カットカルテなどの機能を備えたアプリを一部店舗にてテスト導入し、下期以降に順次導入エリアの拡大を予定しております。 海外事業においては、既存地域(香港、シンガポール、台湾及び米国)における成長戦略を着実に実行し、安定的な成長フェーズへの移行を目指してまいります。一方、新規出店地域であるカナダ、ベトナム及びマレーシアは引き続き初期投資フェーズにありますが、早期の黒字化を視野に出店を継続してまいります。海外事業全体としては、国内事業同様に増収増益を見込んでおります。 これらを踏まえた次期の連結業績見通しは、以下のとおりであります。 2025年6月期 (実績)   2026年6月期 (業績予想)   2029年6月期 (計画) 売上収益   255億43百万円   273億50百万円   355億円 営業利益   16億85百万円   22億円   34億円 期末連結店舗数   724店舗   770店舗   966店舗
事業等のリスク2,302字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、当社グループの事業及び業績等並びに投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスクとして、以下の重要項目ごとに認識しております。 (1)事業運営に関するリスク (2)外部環境変化に関するリスク (3)財務に関するリスク (4)組織体制及びシステムに関するリスク 各項目における個々のリスクの内容及び対応策は以下のとおりであります。 なお、本項において将来に関する事項を含みますが、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、以下の記載は当社株式への投資に関するリスクのすべてを網羅するものではありません。 (1)事業運営に関するリスク 項目   リスクの内容   当社グループの対応策 理美容市場   ・カットサイクルの長期化、消費者ニーズの多様化等の需要変化 ・総合サロンの低価格化等による競争環境の変化   ・「QB HOUSE」以外の複数ブランドの展開及び海外展開等によるリスク分散化 ・利便性の高い好立地への出店及びサービス品質向上のための研修実施等による差別化 ・新券売機導入及びアプリ開発等に伴うサービス拡充によるお客様の利便性向上 人財の確保   ・理容師及び美容師の資格取得者の減少、労働環境の変化等による人財確保の難化   ・教育研修施設の増設及び運営の強化 ・待遇及び労働環境の改善による定着率の向上 ・新たな採用チャネルの拡大 委託取引先   ・委託取引先が運営する店舗の業務委託契約の終了、解約及び変更等による出店政策への影響 ・法令改正による、委託取引先及びその従業員に対する行政の解釈等が変更された場合の対応   ※委託取引先との業務委託契約については、「5.重要な契約等 (2) 業務委託契約」を参照   ・委託取引先との定期的な面談及び委託取引先が雇用する従業員へのアンケート調査等により、経営状況及び労働環境等を把握 ・年に数回の内部監査により実態を把握 ・年1回以上の業務委託契約継続の審査 減損   ・店舗固定資産の減損損失 ・のれんの減損損失   (店舗固定資産) ・過去の出店における集客実績及び業績推移等を基にした収支計画の精度向上 ・出店審議会や経営会議等における出店の適切性に関する審議 ・出店後の店舗損益のモニタリング (のれん) ・綿密な事業計画の立案及び実行 ・連結業績のモニタリング IT・DX   ・IT・DXの取組みが進まないことによる顧客ニーズとの乖離 ・DX人財の確保・育成の遅延   ・DX人財の確保及び育成によるIT・DX化を実行する社内リソースの強化 ・外部業者との連携による知見及びノウハウの蓄積 海外事業   ・文化及び生活習慣の違い並びに政情、経済、法規制、租税制度及びビジネス慣習等のカントリーリスクによる事業計画の遅延 ・模倣サービスの出現   ・各国での情報収集及びリスクの洗い出し、並びにグループ内での対応策の検討及び実施によるリスク回避 ・各国での商標登録及び競合他社の早期把握 (2)外部環境変化に関するリスク 項目   リスクの内容   当社グループの対応策 経済状況、法的規制   ・経済環境の変動に伴う人件費、賃料の上昇による費用の増加 ・一般的な法令及び理容師法・美容師法等の法令の改正による、設備投資等の新たな費用の発生又は増加   ・継続的な情報収集及びリスクの洗い出し、並びに対応策の検討及び実施によるリスク回避 異常気象、自然災害及び感染症   ・異常気象及び自然災害等の発生等による一時的な営業休止及び来店客数の減少 ・新型コロナウイルスやインフルエンザ等の感染症の流行に起因する一時的な営業休止及び来店客数の減少   ・お客様及び従業員の安全を最優先とした店舗運営の徹底 ・災害及び感染症に対する対応策の検討及び実施 (3)財務に関するリスク 項目   リスクの内容   当社グループの対応策 配当   ・業績低迷による配当の不安定化   ・健全な収益及び財務状況の維持 新株予約権   ・新株予約権行使による株式価値の希釈化   ・株式市場への影響を緩和するための、行使時期及び数量の制限 資金調達   ・財務制限条項への抵触による期限の利益喪失 ・事業計画の未達等による借入金の返済計画の変更 ・金融機関の融資姿勢の変化等による借換えの難化 ・金利上昇による利息負担の増加   ・健全な収益及び財務状況の維持 ・資金調達コストの最適化の検討及び実施 ・適時かつ適切な情報提供等による取引銀行との協力関係の維持 ・財務制限条項の変更及び一部借入金の金利を固定金利に変更等によるリスク低減 (4)組織体制及びシステムに関するリスク 項目   リスクの内容   当社グループの対応策 労務関連   ・労働関連の法令違反及び事故等の発生   ・専門部署のサポート及び外部専門家の活用による法令遵守の徹底 ・役員及び従業員へのコンプライアンス研修の実施 ・内部通報制度の整備及び運用によるリスクの早期把握 個人情報保護   ・個人情報の漏洩による信用力低下   ・情報システムセキュリティの強化 ・プライバシーポリシーに基づく管理及び運用の徹底 ・役員及び従業員への情報管理に関する研修の実施 システム   ・システム障害による店舗の効率的な運営やお客様に対する適時の情報提供の阻害   ・データのクラウドへの移行及び重要データのバックアップ ・システム及びネットワークの増強及び冗長化
経営成績の分析 (MD&A)3,970字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度(2024年7月1日~2025年6月30日)における当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度は、雇用及び所得環境の改善を背景に消費活動は緩やかに回復を続けております。しかし、非製造業を中心とした人手不足や、物価上昇の継続による個人消費への影響があり、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような状況下において、当社グループは、2025年6月期を初年度とする5か年を対象とした中期経営計画「NEXUS」を策定し、人財投資とDX投資を促進することで、世界中で「いつもの」をどこででも実現できるサービスの提供ができるよう事業活動に取り組んでおります。 以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上収益は25,543百万円(前年同期比3.2%増)、営業利益は1,685百万円(同20.3%減)、税引前利益は1,478百万円(同24.8%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は1,022百万円(同21.4%減)となりました。 セグメント別の状況については以下のとおりであります。 <国内事業> 国内事業では、消費活動の回復に伴う非製造業の人員需給が依然として逼迫しており、一部地域においてスタイリストの不足が見受けられます。しかしながら、店舗人財の適正配置を進め、新たな人財採用も実施したことにより、下期は積極的に出店いたしました。これにより総稼働席数は増加し、前年同期を上回る水準を維持しております。上期の天候による影響等は残るものの、新規の出店に加え、2025年2月の価格改定実施と併せて割引制度「ツキイチキャンペーン」を全年齢に拡大したこと等から、総じてカット需要は堅調に推移し、来店客数も前年同期を上回る水準となりました。 この結果、当セグメントの売上収益は20,641百万円(前年同期比2.8%増)、セグメント利益は1,529百万円(同26.2%減)となりました。 <海外事業> 海外事業では、依然として厳しい市場環境が続いているものの、各国・地域において異なる課題と成果が見られた一年となりました。シンガポールでは来店客数が回復傾向に転じ、厳しい競争下でも一定の成果を上げました。香港では新規出店と価格改定が寄与し増収となりました。台湾では人財供給体制の強化を背景に新規出店が継続し、事業規模が着実に拡大しています。また、米国では約3年ぶりとなる新規出店を行い、カナダ、ベトナム及びマレーシアでは当地で1号店の出店を果たし、立ち上げコストが先行したものの、今後の成長に向けた基盤を築きました。 この結果、当セグメントの売上収益は4,908百万円(前年同期比4.8%増)、セグメント利益は156百万円(同254.4%増)となりました。 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度 売上収益   セグメント利益   売上収益   セグメント利益 国内事業   20,078   2,071   20,641   1,529 海外事業   4,683   44   4,908   156 ② 財政状態の状況 当連結会計年度末における資産、負債及び資本の状況は次のとおりであります。 流動資産は、前連結会計年度末に比べ401百万円増加し、6,884百万円となりました。これは主として、現金及び現金同等物の増加569百万円、棚卸資産の減少111百万円等によるものであります。非流動資産は、前連結会計年度末に比べ1,512百万円増加し、27,327百万円となりました。これは主として、有形固定資産の増加189百万円、使用権資産の増加1,204百万円等によるものであります。その結果、資産は、前連結会計年度末に比べ1,914百万円増加し、34,211百万円となりました。 流動負債は、前連結会計年度末に比べ946百万円減少し、6,135百万円となりました。これは主として、借入金の減少700百万円、未払法人所得税等の減少231百万円等によるものであります。非流動負債は、前連結会計年度末に比べ2,347百万円増加し、13,392百万円となりました。これは主として、借入金の増加1,307百万円、リース負債の増加893百万円等によるものであります。その結果、負債は、前連結会計年度末に比べ1,401百万円増加し、19,528百万円となりました。 資本は、前連結会計年度末に比べ512百万円増加し、14,683百万円となりました。これは主として、資本剰余金の減少333百万円、利益剰余金の増加1,022百万円等によるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ569百万円増加し、5,271百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により増加した資金は、4,299百万円(前連結会計年度は5,058百万円の増加)となりました。これは主として、税引前利益1,478百万円、減価償却費及び償却費3,570百万円等の計上に対し、法人所得税の支払額706百万円等の資金減少要因があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により減少した資金は、1,306百万円(前連結会計年度は846百万円の減少)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出1,049百万円、差入保証金の差入による支出225百万円等の資金減少要因があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により減少した資金は、2,263百万円(前連結会計年度は4,116百万円の減少)となりました。これは主として、長期借入れによる収入2,000百万円等の資金増加要因に対し、短期借入金の返済による支出600百万円、長期借入金の返済による支出800百万円、リース負債の返済による支出3,067百万円等の資金減少要因があったことによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 (イ)生産実績及び受注実績 当社グループは、最終消費者へ直接ヘアカットサービスを提供しておりますので、生産実績及び受注実績は記載しておりません。 (ロ)販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメント毎に示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)   前年同期比(%) 国内事業(百万円)   20,634   102.8% 海外事業(百万円)   4,908   104.8% 合計(百万円)   25,543   103.2% (注)1.金額は外部顧客に対する売上収益を示しております。 2.IFRSに基づく金額を記載しております。また、上記金額は百万円未満を切り捨てて記載しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要性がある会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表等は、IFRSに基づき作成されております。IFRSに準拠した連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行うことが義務付けられております。実際の業績は、これらの見積りとは異なる場合があります。 重要性がある会計方針及び見積りの詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針、4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載しております。 ② 経営成績等に関する分析 経営成績等に関する分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりです。 ③ 資本の財源及び資金の流動性について 当社グループの資金需要は、営業活動に係る資金支出では、店舗スタッフ及び本社社員等の人件費、店舗賃料、広告宣伝費及び求人費等があります。また、投資活動に係る資金支出では、出店及びリニューアルに伴う店舗設備投資等があります。 当社グループの資金の源泉は主として、営業活動によるキャッシュ・フロー及び金融機関からの借入れによる資金調達であります。なお、当社グループの当座貸越契約1,000百万円と証書貸付契約を合わせた融資枠は3,000百万円となります。当該融資枠の当連結会計年度末における借入実行残高は2,000百万円であります。 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。 ⑤ 経営者の問題認識と今後の方針について 当社の経営者は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案し、当社が今後さらなる成長と発展を遂げるため、厳しい環境の中様々な課題に対処しております。 具体的には、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。

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