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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

サックスバー ホールディングス

SAC'S BAR HOLDINGS INC.9990 · Prime · 小売業

サックスバー ホールディングスは、鞄・袋物を核とした商品販売を単一事業とし、複数のショップブランドで全国展開する小売企業グループ。

概要

サックスバー ホールディングスは、鞄・袋物の企画・製造・小売販売を手掛ける企業グループの純粋持株会社である。1974年に株式会社東京デリカとして創業し、全国のショッピングセンターや駅ビルに直営店を展開する。2026年3月期末時点の店舗数は567、グループ従業員数は590名。売上高は約513億円、営業利益は31.6億円。主要ショップブランドに「SAC'S BAR」(222店)、「GRAN SAC'S」(123店)などを持つ。グループ内に製造・卸売部門を抱え、一貫したサプライチェーンを構築している。

鞄・袋物専門店として567店舗を運営

当社グループの核となる事業は、鞄・袋物、財布、雑貨の小売販売である。株式会社東京デリカが運営する「SAC'S BAR」を旗艦ブランドとし、222店舗を展開する。さらに「GRAN SAC'S」(123店)、「LAPAX」(69店)など、顧客層や価格帯の異なる複数のショップブランドを有する。店舗は全国の大型商業施設や駅ビルにテナント出店する形態が中心で、2026年3月末の総店舗数は567店に上る。また、自社ECサイトやECモールを通じたオンライン販売も行い、百貨店や専門店への卸売、さらにはアジア地域への海外卸売も手掛ける。単一セグメントながら、多様なチャネルで売上を構成している。

持株会社の下に5つの子会社が連携

2014年に持株会社体制へ移行し、グループ各社の独立性と責任を明確化した。純粋持株会社であるサックスバー ホールディングスが経営管理と不動産管理を担い、傘下に5つの連結子会社を置く。小売事業の中核は株式会社東京デリカで、全国の直営店舗を運営する。企画・製造部門ではアイシン通商株式会社がメンズバッグ・トラベルバッグを手掛け、株式会社三香堂は「日乃本帆布」ブランドの帆布製品を製造・販売する。卸売部門の株式会社スカイルはグループ内の商品を大型量販店などに供給するほか、台湾支店を通じて東南アジアへの販路を拡大する。また、株式会社ギアーズジャムはリーズナブルな価格帯のメンズバッグ・雑貨を販売する別ブランドを運営する。この分業体制により、企画から販売までの一貫したバリューチェーンを構築している。

売上高は512.7億円、営業利益率6.2%

2026年3月期の連結売上高は51,270百万円(前期比1.9%減)、営業利益は3,163百万円(同21.8%減)であった。減少の要因は国内需要の弱含みや店舗数の減少、人件費上昇による販管費の増加である。インバウンド売上は堅調だったが全体を補えなかった。売上高営業利益率は6.2%で、中長期目標の8%には届いていない。自己資本利益率(ROE)も目標の10%を下回る水準である。直近5年の推移を見ると、2021年3月期は新型コロナの影響で売上高348億円、純損失18億円と落ち込んだが、その後回復し、2024年3月期には472億円、2025年3月期には521億円まで戻している。当期は若干の減収となったものの、営業黒字を維持している。グループは営業利益率向上に注力しており、PB商品の拡充やキャラクターコラボにより粗利率改善を図っている。

駅ビルからロードサイドまで店舗形態を多様化

出店戦略の特徴は、全国の鉄道駅ビルやショッピングセンターへのテナント出店が中心である。1977年に松戸駅ビルに駅ビル内第1号店を開設して以来、駅ビル立地を積極的に開拓してきた。1992年には千葉県船橋市にロードサイド型店舗第1号店を開設し、商圏を広げた。地域別では、関東地区を基盤としながら、1976年の九州進出を皮切りに、1980年代に東北、四国、中京、北海道、中国と全国主要エリアに順次進出している。近年は大型商業施設への出店が多く、一方で不採算店の退店や同一施設内の集約も行い、効率化を図っている。海外展開としては、東南アジア向けの卸売販売を拡大中で、台湾に支店を設置し、将来的な海外店舗展開も視野に入れている。

業界の中での役割は鞄・袋物の小売・卸売販売企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
513億円
営業利益
32億円
営業利益率
6.2%
純利益
19億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01鞄・袋物を核とする商品販売主力

鞄・袋物、財布、雑貨等の小売販売を中核とし、全国の商業施設で直営店舗をテナント出店。自社ECサイトやECモール、百貨店・専門店・海外への卸売販売も行う。子会社が企画・製造も担当。

主な製品・サービス8
SAC'S BAR(サックスバー)
MADE IN JAPANの鞄・小物を中心に、オリジナルブランドと国内外のスペシャルアイテムを展開するショップブランド。222店舗。
GRAN SAC'S(グランサックス)
自然体のおしゃれを楽しむ大人向け鞄・小物のコンセプトショップ。123店舗。
LAPAX(ラパックス)
ナショナルブランドからインポートブランドまで幅広いバッグ・アクセサリーを扱うショップ。69店舗。
DOUX SAC'S(ドゥサックス)
ファッション・ライフグッズを扱うセレクトショップ。バッグ、アクセサリー、雑貨、オリジナル商品等。27店舗。
NAUGHTIAM(ノーティアム)
オリジナルの財布やバッグ、トレンドのバッグや帽子、雑貨をセレクト。10店舗。
日乃本帆布(ひのもとはんぷ)
特殊洗い加工を施したオリジナルの帆布を使用したバッグ等を扱うショップブランド(株式会社三香堂運営)。9店舗。
GEAR's JAM(ギアーズジャム)
音楽カルチャーをイメージしたリーズナブルなファッショングッズを扱うショップ(株式会社ギアーズジャム運営)。25店舗。
JAMHOUSE(ジャムハウス)
バッグや雑貨、アクセサリーを扱うショップ。1店舗。

製品と技術

MADE IN JAPANを掲げるSAC'S BAR

グループの旗艦ブランド「SAC'S BAR(サックスバー)」は、MADE IN JAPANの鞄・小物を中心に、オリジナルブランドと国内外から厳選したスペシャルアイテムを展開するショップブランドである。2026年3月末時点で222店舗を運営し、グループの店舗数の約39%を占める。コンセプトは「職人たちの揺るぎない思いが伝わる、時代に左右されない永遠のマスターピース」であり、高品質でクラシックなデザインの鞄・財布を提供する。同ブランドは、ナショナルブランド商品に加え、自社のプライベートブランドも多数扱い、価格帯は中価格から高価格まで幅広い。店舗は主に大型商業施設や駅ビルに出店し、洗練された空間演出と接客サービスを強みとする。特に「kissora」などの革ブランドはインバウンド需要にも対応し、伝統技法を取り入れた商品も展開する。

GRAN SAC'S、LAPAX、DOUX SAC'Sなどのセグメント別ブランド

グループは多様な顧客層に対応するため、複数のショップブランドを運営する。「GRAN SAC'S(グランサックス)」は、自然体のおしゃれを楽しむ大人向けの鞄・小物コンセプトショップで123店舗。テーマは「Just feeling」で、ほどよいデザインの商品を揃える。「LAPAX(ラパックス)」はナショナルブランドからインポートまで幅広いバッグ・アクセサリーを扱う69店舗のショップ。「DOUX SAC'S(ドゥサックス)」はファッション・ライフグッズのセレクトショップで27店舗を展開。「NAUGHTIAM(ノーティアム)」はオリジナルの財布やバッグに加えトレンドアイテムをセレクトする10店舗。さらに、子会社の株式会社三香堂が運営する「日乃本帆布」は、特殊洗い加工を施したオリジナル帆布を使用したバッグを扱い9店舗。株式会社ギアーズジャムが運営する「GEAR's JAM」は音楽カルチャーをイメージしたリーズナブルな商品を25店舗で販売する。これらのブランドはそれぞれ異なるコンセプトで、グループ全体の品揃えを補完している。

キャラクターコラボとPB商品の開発

グループはプライベートブランド(PB)戦略を強化しており、人気キャラクターやブランドとのコラボレーション商品を積極的に開発している。2026年3月期には、「モンチッチ」「TOM and JERRY」「ハローキティ」といった定番キャラクターに加え、「Harry Potter」「グレムリン」など映画作品、さらには人気ゲーム「ドラゴンクエスト」とのコラボ商品が発売され、即完売となるヒットを記録した。インフルエンサー「しなこ」とのコラボも行い、若年層の顧客獲得に貢献した。キャラクター商品を集約した「キャラクターパーク」コーナーを店舗に設置し、トラベルバッグとキャラクター雑貨を併売する「キャラトラステーション」も好調である。製造子会社のアイシン通商株式会社がこれらのPB商品の開発を担い、株式会社スカイルが卸売を担当する。また、革ブランド「kissora」では、印伝や友禅などの伝統技法を取り入れた高付加価値商品を拡充し、海外販路の拡大も目指している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

アパレル小売大手、高収益だが減収予想

同社はアパレル小売大手で、売上高約523億円(2025年3月期)。業界内では、トライアルホールディングスや光フードサービスとは異なるセグメントだが、小売業として競合する。営業利益率は7.65%と高水準だが、2026年3月期は6.24%に低下、売上高も513億円へ減少予想。高収益は自社ブランドの強さに支えられるが、市場競争の激化や消費動向の変化がリスク。まんだらけのような専門店とは異なるが、顧客層の類似性も。

強み

  • 営業利益率7%超と業界平均を上回り、ブランド力が寄与。
  • 独自ブランドで差別化し、顧客ロイヤルティが高い。
  • 全国展開により、幅広い顧客にリーチ可能。
  • 高収益と規模により、安定的なキャッシュフローを創出。

課題

  • 2026年3月期は減収予想で、市場競争の影響が懸念される。
  • 営業利益率が7.65%から6.24%へ低下、コスト増が響く。
  • ファッション需要の変化に対応できなければ、陳腐化リスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がサックスバー ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14933I-ne257億円11.5倍
23548バロックジャパンリミテッド257億円68.8倍
33179シュッピン254億円15.1倍
47962キングジム249億円22.4倍
58057内田洋行240億円9.5倍
69990サックスバー ホールディングス226億円11.5倍
72378ルネサンス224億円
82930北の達人コーポレーション182億円25.9倍
93665エニグモ181億円51.6倍
106191エアトリ174億円6.4倍
116571キュービーネットホールディングス174億円22.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

合資会社丸二商会から営業譲受で創業

当社グループの起源は1974年8月、東京都葛飾区新小岩に設立された株式会社東京デリカにある。資本金4,000万円で発足した。翌1975年2月、合資会社丸二商会から家具販売を除く鞄、袋物、革コート、毛皮、靴、雑貨の全営業を譲り受け、鞄・袋物専門店としての事業基盤を確立した。1976年9月には福岡市の天神地下街に九州地区第1号店を開設。1977年4月には千葉県松戸市の松戸駅ビルに駅ビル内第1号店を出店し、駅ビル立地の先鞭をつけた。1979年2月には靴部門を分離し、株式会社シューズデリカを設立(持株比率75%)。同年10月にはグループ全体の店舗数が50店舗に達した。

九州から北海道へ全国主要都市を席巻

1980年代に入ると、東京デリカは全国主要都市への進出を加速する。1982年4月には青森県弘前市の弘前駅ビルに東北地区第1号店、1983年10月には徳島県のショッピングセンター「アミコ」に四国地区第1号店を開設した。1983年7月には販売戦略上、関西地区を独立運営するため株式会社関西デリカを設立し、同年8月に関西地区の営業を譲渡している。1986年2月には販売部制度を導入、ブロック長職を設置し営業部門を強化。1987年6月にはグループ3社(東京デリカ、関西デリカ、シューズデリカ)の店舗数が100店舗に達した。さらに1988年中京、1989年北海道、1990年中国と順次進出し、1992年11月には千葉県船橋市にロードサイド型第1号店を開設、店舗数は200店舗となった。

合併・株式公開で経営基盤を強化

1991年2月、東京デリカは関西デリカとシューズデリカを合併し、営業力強化と管理の一元化を図った。同年12月には店舗へのコンピュータシステム導入を開始し、業務の合理化を推進。1994年8月には日本証券業協会に店頭登録し、株式を公開した。1996年4月には本社兼不動産賃貸用ビルを取得し、資産基盤を強化。1996年6月には店舗数が300店舗を達成した。1990年代後半は、バブル崩壊後の消費低迷の中で、既存店舗の収益力向上と出店戦略の見直しを迫られたが、順調に店舗網を拡大した。2001年には鞄・袋物製造卸を目的としたディレクターズ株式会社を100%子会社として設立し、製造機能の内製化に着手した。

東証一部上場とM&Aによる製造卸機能の補完

2004年12月に株式会社ジャスダック証券取引所に上場。2005年3月にはグループ店舗数が400店舗を達成。2006年4月に東京証券取引所市場第二部に上場し、2008年12月には500店舗を達成した。2010年3月には経営効率化のためディレクターズ株式会社を合併。2012年3月には東証第一部へ指定替えとなった。同年10月、メンズバッグ・トラベルバッグの企画製造会社であるアイシン通商株式会社と卸売会社の株式会社スカイルを買収し、連結子会社化した。これにより、グループは小売だけでなく、企画・製造・卸売の機能を強化し、サプライチェーン全体を掌握することが可能となった。

持株会社体制に移行し子会社の独立性を重視

2014年5月、持株会社体制への移行を実施した。純粋持株会社となるサックスバー ホールディングスを存続会社とし、会社分割により事業会社として株式会社東京デリカ(準備会社を経て商号変更)を設立した。この再編により、グループ各社の権限と責任を明確化し、グループシナジーの追求と企業価値の最大化を目指す経営体制が整った。その後も子会社の独自性を重視しながら、2026年3月期には連結売上高512.7億円、店舗数567店を有するグループへと成長している。現在も、M&Aによるメーカー部門の拡充や海外展開を経営方針に掲げ、成長を模索している。

年表33件を開く

1970年代

  • 1974年8月創業東京都葛飾区新小岩1丁目にて株式会社東京デリカ(資本金40,000千円)を設立。
  • 1975年2月合資会社丸二商会から家具販売業を除く、全部門(鞄、袋物、革コート、毛皮、靴及び雑貨)の営業を譲受。
  • 1976年9月福岡市中央区「天神地下街」に九州地区第1号店を開設。
  • 1977年4月千葉県松戸市「松戸駅ビル」に駅ビル内店舗第1号店を開設。
  • 1979年2月創業業種の相違から、靴部門を独立運営するため、株式会社シューズデリカ(資本金8,000千円、持株比率75%)を設立。
  • 1979年10月グループ2社(当社及び株式会社シューズデリカ)の店舗数が50店舗を達成。

1980年代

  • 1981年3月業務拡大に伴い、本社を東京都葛飾区新小岩2丁目に移転。
  • 1982年4月青森県弘前市「弘前駅ビル」に東北地区第1号店を開設。
  • 1983年7月創業販売戦略上、関西地区を独立運営するため、株式会社関西デリカ(資本金5,000千円、持株比率80%)を設立。
  • 1983年8月株式会社関西デリカに関西地区の営業を譲渡。
  • 1983年10月徳島県徳島市内のショッピングセンター「アミコ」に四国地区第1号店を開設。
  • 1986年2月営業部門の強化を図るため、販売部制度を導入。ブロック長職を設置。
  • 1986年8月事務の合理化と迅速化を図るため、本社にコンピュータを導入。
  • 1987年6月グループ3社(当社、株式会社関西デリカ及び株式会社シューズデリカ)の店舗数が100店舗を達成。
  • 1988年6月愛知県犬山市内のショッピングセンター「キャスター」に中京地区第1号店を開設。
  • 1989年7月札幌市北区「札幌駅ビル」に北海道地区第1号店を開設。

1990年代

  • 1990年4月広島市西区内のショッピングセンター「アルパーク」に中国地区第1号店を開設。
  • 1991年1月業容拡大に伴い、本社を商品部と管理部門とに分離し、管理部門を東京都葛飾区新小岩1丁目に移転。
  • 1991年2月M&A営業力強化及び管理の一元化のため、株式会社関西デリカ及び株式会社シューズデリカを合併。
  • 1991年12月管理強化のため、店舗へのコンピュータシステムの導入を開始。
  • 1992年11月千葉県船橋市にロードサイド型店舗第1号店を開設し、これにより店舗数が200店舗を達成。
  • 1994年8月日本証券業協会に店頭登録し株式を公開。
  • 1996年4月本社兼不動産賃貸用ビルを取得。
  • 1996年6月店舗数が300店舗を達成。

2000年代

  • 2001年10月創業鞄・袋物製造、卸売を業とするディレクターズ株式会社を設立(資本金10,000千円,持株比率100%)。
  • 2004年12月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2005年3月当社グループの店舗数が400店舗を達成。
  • 2006年4月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 2008年12月当社グループの店舗数が500店舗を達成。

2010年代

  • 2010年3月M&A経営の効率化、販売の強化のため、ディレクターズ株式会社を合併。
  • 2012年3月東京証券取引所市場第一部へ銘柄指定承認。
  • 2012年10月M&Aメンズバッグ・トラベルバッグの企画力・開発力を強化するため、企画・製造を業とするアイシン通商株式会社(資本金40,000千円)、卸売を業とする株式会社スカイル(資本金40,000千円)の株式(議決権100%)を取得し、連結子会社化。
  • 2014年5月M&A持株会社体制移行にあたり、会社分割(吸収分割)を行なうための準備会社として、株式会社東京デリカ準備会社(現 株式会社東京デリカ)を設立(資本金10,000千円、持株比率100%)し、連結子会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益率8%以上
  • 自己資本利益率(ROE)10%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    プレミアム&スタンダードストアの進化

    各ストアグループの完成形を目指し、商品ラインナップと店舗価値を向上。プレミアムストアは上質なブランド集積と洗練された空間演出で世界最高峰のバッグセレクトショップを、ニュースタンダードストアはキャラクター関連PB・NPB商品を拡大し独自性の高い売り場を推進。

  2. 02

    新業態への挑戦

    中長期的な成長ドライバーとして「キャラトラステーション」の拡大に注力。洋菓子を取り扱う新業態「キャラトラ&スイーツ」を展開し、既存顧客層とは異なるニーズへアプローチ、新規需要の取り込みと新事業領域への進出を目指す。

  3. 03

    海外卸の強化

    PBやキャラクターコラボ商品の海外卸売事業を加速。台湾支店設立や海外展示会への出展を通じて、アジアを中心とした海外市場での認知度向上と販路拡大を推進。

  4. 04

    MD・EC部門の強化

    本社近隣に「クリエイティブセンター」を開設し、商品企画・EC事業・デジタルマーケティングの3部門を集約・統合。連携強化によりPBの商品力強化とEC事業の顧客接点拡大、商品企画力向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で590人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は688万円で、9期前と比べて+29.8%平均年齢は50.9歳、平均勤続年数は18.9年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月471
2018年3月491
2019年3月53056.119.0524
2020年3月56756.119.6567
2021年3月56054.317.8578
2022年3月56255.319.4555
2023年3月60355.921.1572
2024年3月70155.622.2572
2025年3月65553.820.0582687
2026年3月68850.918.9590542

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
5331,765百万円
クリエイティブセンター(新小岩駅前ビル) — 東京都葛飾区1,495百万円
東金物流倉庫及び 賃貸不動産 — 千葉県東金市1,114百万円
本社及び賃貸不動産 — 東京都葛飾区772百万円
190708百万円
賃貸不動産 — 東京都葛飾区593百万円
商品センター他486百万円
蔵前ビル(ETiAM KURAMAE) — 東京都台東区416百万円
81292百万円
56244百万円
ほか53件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社東京デリカ(注)2、3
    東京都葛飾区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    アイシン通商株式会社
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社スカイル
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社三香堂
    東京都台東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ギアーズジャム
    東京都葛飾区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は513億円営業利益32億円前期と比べると減収減益で、売上が-1.9%、利益が-20.0%。

売上高
-1.9%
513億円
営業利益
-20.0%
32億円
純利益
-24.0%
19億円
営業利益率
6.2%
前期比 -1.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高535億円513億円
営業利益33億円32億円
純利益21億円19億円
1株あたり配当¥35¥35

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は125億円、営業利益は6億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.8%、営業利益は−25.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1424
2024年1Q12486.55
2024年2Q12897.07
2024年3Q12897.05
2024年4Q1418
2025年2Q255197.512
2025年4Q268217.813
2026年2Q245145.79
2026年4Q268186.710
2027年1Q12564.84

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は457億円から513億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は6.2%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月4573721
持株会社体制移行にあたり、会社分割(吸収分割)を行なうための準備会社として、株式会社東京デリカ準備会社(現 株式会社東京デリカ)を設立(資本金10,000千円、持株比率100%)し、連結子会社化。
2014年3月5044323
2015年3月5344728
2016年3月5704830
2017年3月5674527
2018年3月5583922
2019年3月5583822
2020年3月5252817
2021年3月348−18−18
2022年3月368−8−9
2023年3月4722713
2024年3月5213825
2025年3月52340417.625
2026年3月51332336.219

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高513億円のうち、営業利益として残るのは32億円6.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は19億円、売上の3.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金50.5%259億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金43.3%222億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.2%32億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
49.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.6pt
6.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.2pt
3.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.3pt
6.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが27億円、投資CFが−19億円で、差し引きのフリーCFは8億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は58億円で、売上の1.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月13−18−7−533
2014年3月25−931652
2015年3月27−15−131251
2016年3月20−31−10−1130
2017年3月30−13−131734
2018年3月26−9−121738
2019年3月35−25−141035
2020年3月27−12−181532
2021年3月−12−8−2−2011
2022年3月7−410324
2023年3月35−5−303024
2024年3月49−5−274441
2025年3月31−4−112757
2026年3月27−19−7858

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は417億円。このうち返さなくてよい自己資本が309億円で、自己資本比率は74.1%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月27817310562.2
2014年3月31819212660.4
2015年3月34421912563.7
2016年3月37224213064.8
2017年3月38726212567.5
2018年3月40127612568.6
2019年3月41529112469.7
2020年3月40129210972.9
2021年3月37526511070.7
2022年3月38125113065.8
2023年3月39125913266.2
2024年3月39427811670.7
2025年3月40329510873.3
2026年3月41730910874.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
58億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
234億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
129億円
在庫として抱えている分
負債合計
108億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
82
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率12 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中18位あたり、逆に低いのは売上成長率322社中268位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.3%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
6.2%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
74.1%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-1.9%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.6%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥756で、1年前と比べて-0.5%過去52週の値幅のなかでは35%の位置にある。

¥756+0.1%1ヶ月-0.5%1年-0.5%時価総額226億円
過去52週の値幅
安値¥705高値¥852

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.5倍
PER (会社予想)10.4倍
PBR0.73倍
配当利回り4.63%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+3.8%と小幅上昇。週足は25日線(756円)を上回り、75日線(744円)とのデッドクロスを回避。52週高値852円からは-9.3%の水準で、上値は重い。出来高は7月後半に増加し、下値では買い支えが見られる。RSIは52と中立圏。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)

PERが11.8倍と業界平均41.6倍を大幅に下回り割安。PBR0.73倍も業界平均2.96倍を下回り、株価純資産倍率は割安。配当利回り4.53%は業界平均13.57%を下回るが、自己資本比率を考慮すると高水準。ROE6.3%は業界平均並み。割安だが配当性向278.9%と異常に高く、無理な配当の持続性に懸念。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.5倍39.6倍
PER (予想)10.4倍
PBR0.73倍2.44倍
ROE6.3%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は低成長で2026年3月期は減収減益予想。強気派は、配当利回りの高さとPBR0.73倍の割安感を評価。弱気派は、競合との差別化不足や消費低迷による既存店売上低下を懸念。収益改善策の有無が注目点。

プラスに働く材料7
  • 割安バリュエーション

    PBR0.73倍、PER11.8倍で割安水準。

  • 高い配当利回り

    4.5%超の利回りでインカム需要に合致。

  • 自己資本比率改善

    財務体質は安定しており、株主還元の余力あり。

  • 配当利回り4.53%の高配当株通年影響

    株価773円、配当利回り4.53%は市場平均を大きく上回る

  • PBR0.73倍の解散価値割れ次回株主総会影響

    PBR0.73倍は純資産価値比27%割安、資産活用策への期待

  • PER11.8倍と割安バリュエーション不定影響

    純利益19億円ベースでもPER12倍、収益改善でバリュエーション拡大

  • 収益改善への構造改革期待不定影響

    営業利益率7.65→6.24%と低下も、コスト削減で下支え策

マイナスに働く材料7
  • 減収減益トレンド

    2026年3月期は売上高・営業利益とも減少予想。

  • 競争激化

    他小売チェーンとの価格競争で収益性低下。

  • 消費低迷リスク

    個人消費の落ち込みで既存店売上高が伸び悩む。

  • 営業利益32億円・前期比20%減益2026年3月期影響

    営業利益40→32億円、利益率も悪化、減益基調が継続

  • 売上高513億円・前期比1.9%減収2026年3月期影響

    売上高523→513億円、既存店売上高の減少が顕著

  • 純利益19億円・前期比24%減2026年3月期影響

    純利益25→19億円、株価回復のハードル高い

  • 小売業界の競争激化と客数減少継続影響

    業界全体の店舗数過剰、値引き競争で収益性低下懸念

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
店舗の稼働状況を示す最重要指標。
営業利益率
収益性の変化を確認。
期末店舗数
店舗網の拡大・縮小の動向。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり35で、前期から+16.7%いまの株価に対する利回りは4.63%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥35
1株あたり
配当利回り
4.63%
いまの株価に対して
配当性向
278.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月27322.1
2018年3月270.0244.1
2019年3月3011.1226.2
2020年3月300.0170.2
2021年3月15−50.0115.2
2022年3月150.0239.6
2023年3月2350.0394.1
2024年3月3033.3169.1
2025年3月300.0228.9
2026年3月3516.7278.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥35

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ15,490人。区分でいちばん多いのは個人・その他46.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.0%を占め、残る52.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他42.846.241.941.941.546.7
事業法人29.429.829.629.929.929.7
金融機関18.120.022.421.422.118.4
外国法人8.43.54.65.05.64.2
自己株式2.72.72.72.72.72.7
証券会社1.30.41.51.91.01.0
外国人個人0.00.10.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ディーアンドケー㈱19.20
02日本マスタートラスト信託銀行㈱7.20
03㈱エムケー興産6.71
04㈱日本カストディ銀行4.73
05㈱三井住友銀行3.51
06東京デリカ取引先持株会3.25
07木山 茂年2.55
08木山 昭栄2.48
09木山 剛史1.84
10サックスバーホールディングス従業員持株会1.78

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-05-18
    SMBC日興証券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.04%
    -1.64pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−8%、1株純資産は14期で+78%。直近期のROEは6.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月7159812.511.524.2
2014年3月8166212.813.024.3
2015年3月9574413.420.460.7
2016年3月10182013.015.4148.8
2017年3月9088710.614.0322.1
2018年3月759348.315.1244.1
2019年3月749837.715.5226.2
2020年3月571,0065.710.7170.2
2021年3月−64913−6.6115.2
2022年3月−31864−3.4239.6
2023年3月448925.118.6394.1
2024年3月869589.310.3169.1
2025年3月881,0178.99.7228.9
2026年3月661,0636.311.9278.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額114百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
木山茂年代表取締役会長84761,200
木山剛史代表取締役社長 執行役員60550,800
山田陽取締役 専務執行役員66107,792
小島康弘取締役 常務執行役員5514,500
田代博泰取締役 執行役員524,550
丸山文夫取締役695,300
川邊伸之取締役 監査等委員(常勤)5619,300
遠藤恭彦取締役 監査等委員692,600
水野純取締役 監査等委員6514,050
小林登志子取締役69

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4691749223
社外取締役412123
取締役(社内)290105

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,272字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、2026年3月31日現在、当社及び連結子会社5社(株式会社東京デリカ、アイシン通商株式会社、株式会社スカイル、株式会社三香堂、株式会社ギアーズジャム)の計6社で構成されております。 当社は、当社グループ各社の経営管理事業及び不動産管理事業を行なっております。 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 株式会社東京デリカの主たる事業内容は、鞄・袋物及び財布・雑貨類の小売販売であり、全国のショッピングセンター・駅ビル等の商業施設にさまざまなショップブランドで直営店舗をテナント出店しております。販売経路については、店頭販売を中心に、自社ECサイト及びECモールを通じた小売販売を行なっております。また百貨店、専門店や一部アジア地域等海外への卸売販売を行なっております。 アイシン通商株式会社の主たる事業内容は、メンズバッグ・トラベルバッグの企画・製造であります。 株式会社スカイルの主たる事業内容は、アイシン通商株式会社から仕入れた商品の卸売販売であり、株式会社東京デリカ、株式会社三香堂及び大型量販店等に卸売販売を行なっております。 株式会社三香堂の主たる事業内容は、帆布製バッグ及び小物の企画・製造・販売であり、直営店舗での小売販売や、株式会社東京デリカ等への卸売販売を行なっております。 株式会社ギアーズジャムの主たる事業内容は、メンズバッグ、財布、雑貨等の小売販売であり、各種商業施設を中心に直営店舗をテナント出店しております。 なお、当社グループは、鞄・袋物を核とする商品販売の単一セグメントであります。 株式会社東京デリカの主なショップブランドの特徴及び店舗数は次のとおりであります。 2026年3月31日現在 ショップブランド   コンセプト   店舗数 SAC’S BAR(サックスバー)   職人たちの揺るぎない思いが伝わる、MADE IN JAPANの鞄・小物を幅広く展開。時代に左右されることのない永遠のマスターピースを取り揃え、一方では、オリジナルブランドと国内外から集められたスペシャルアイテムにより、常に斬新な商品と情報を提案。   222店 GRAN SAC’S(グランサックス)   ちょうどよい・ほどよい・さりげない。そんなライフスタイルが心地いい。「Just feeling」をテーマに、自然体のおしゃれを楽しむ、大人のスタイリングを提案する鞄・小物のコンセプトショップ。格好いいけど、ちょうど良い。そんな気分になれるショップです。   123店 LAPAX(ラパックス)   ファッションをもっと自由に。感性と遊び心で品揃えをした唯一無二のアイテムが見つかるショップ。心地よい空間でナショナルブランドからインポートブランドまでの幅広いジャンルとトラベルバッグ・バッグ・アクセサリーなどカテゴリーも充実のショップ。   69店 DOUX SAC’S(ドゥサックス)   快適なライフスタイルや気持ちがちょっと「ととのう」 あったら良いなと思うファッション・ライフグッズを扱うセレクトショップバッグやアクセサリー・雑貨・オリジナル商品・限定品などを揃えています   27店 NAUGHTIAM(ノーティアム)    持つだけで気分も上がるオリジナルの財布やバッグに加え、トレンド感あるバッグや帽子、雑貨などをセレクトして、毎日が楽しくなるような豊かなライフスタイルを提案します。   10店 その他   アクセサリー中心の「Amatone Accesso'rio」、オリジナルブランドの「kissora」、「吉田」のオンリーショップ「KURA CHIKA by PORTER」「PORTER」等があります。   81店 株式会社三香堂の主なショップブランドの特徴及び店舗数は次のとおりであります。 2026年3月31日現在 ショップブランド   コンセプト   店舗数 日乃本帆布(ひのもとはんぷ)   綿特有の「色落ち」や「後縮み」という弱点を補う特殊洗い加工を施し、独特な質感と扱いやすい特性の両方を備えたオリジナルの帆布に仕上げました。渋く時代に流されないこだわりの帆布は、日本ならではの感性が生み出す飽きのこない大人のベーシックです。   9店 株式会社ギアーズジャムの主なショップブランドの特徴及び店舗数は次のとおりであります。 2026年3月31日現在 ショップブランド   コンセプト   店舗数 GEAR'sJAM(ギアーズジャム)   往年の音楽カルチャーをイメージし、BGMと商品をセレクト。店舗のロケーションごとにイメージする音楽ジャンルが異なるのも楽しみのひとつ。あらゆる層にアピールするリーズナブルな価格も大変魅力で、気軽にファッショングッズを楽しむ新たなムーブメントを醸成します。   25店 JAMHOUSE(ジャムハウス)   バッグや雑貨、アクセサリーなどが、素敵なBGMと共に所狭しとセッションを繰り広げている。どこかなつかしいBGMの流れる居心地のよい店内で、“探していた何か”や“探してもいなかった何か”がきっと見つかるはずです。   1店 事業の系統図は次のとおりであります。 (注)ロジェールジャパン株式会社は、2025年4月1日付で株式会社スカイルに商号変更しております。
経営方針・対処すべき課題3,137字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は、傘下の各事業会社の独立性を高めて権限及び責任を明確にし、グループシナジーを追求することによりグループ企業価値の最大化を目指してまいります。また、各事業会社はそれぞれの責任を全うし、独自性を発揮しながら利益の拡大、資本効率の向上、ガバナンスの強化を図ってまいります。 当社グループは、「感動クリエーションカンパニー」を企業理念として掲げ、お客様に感動を提供し続けることを事業活動の根幹としております。その実現に向け、「感動接客」「感動商品」「感動売場」を3つのミッションとして定め、お客様一人ひとりのライフスタイルに寄り添いながら、サービス・商品・店舗体験を通じて新たな価値を提供することにより、お客様、株主、取引先、従業員をはじめとするすべてのステークホルダーに感動をもたらし、持続的成長と企業価値向上を目指しております。 当社グループの主たる事業内容は、鞄・袋物、財布及び雑貨等の企画・製造・小売販売であり、鞄・袋物業界に属しております。鞄・袋物業界の小売市場規模は2024年度で19,661億円、そのうち、鞄専門店の売上は5,583億円であります。(株式会社矢野経済研究所「鞄・袋物産業年鑑2026年版」による) 株式会社東京デリカは全国の有力商業施設を中心に店舗網を展開する鞄専門店として、主力業態である「SAC’S BAR」を核に、ナショナルブランド商品を主体とした幅広い品揃えと接客力を強みとしております。お客様の多様なニーズに対応するため、既存の商品領域に加え新たな商品カテゴリーの開拓及び新業態の開発・出店を積極的に進めるとともに、既存店舗の収益力向上に取り組み、事業基盤のさらなる強化を図りながら持続的な成長を目指してまいります。 株式会社三香堂は、国内で企画・製造した商品を主として「日乃本帆布」というショップブランドの店舗で小売販売しております。駅ビル、観光地、高速道路のサービスエリアなどを中心に出店しております。商品開発及び新規出店を推進するとともに、「made in Japan」の魅力を訴求し、観光客やインバウンド需要の獲得に積極的に取り組むことで、「日乃本帆布」のブランド価値向上及び事業規模の拡大を図ってまいります。 株式会社ギアーズジャムは、「GEAR’s JAM」、「JAM HOUSE」のショップブランドを有し、リーズナブルな価格帯を中心とした商品構成を展開しております。商品構成の最適化及び新たな商品カテゴリーへの展開を進めるとともに、「GEAR’s JAM」ブランドのPB商品の開発・拡充により、顧客ニーズに対応した品揃えの強化を図り、事業基盤の拡充及び収益力の向上を図ってまいります。 アイシン通商株式会社は、機能性・デザイン性に優れた商品開発に加え、有力ブランドやIPとの提携を推進することで、市場競争力の高い商品の開発に努め、事業基盤の強化及び収益力の向上を図ってまいります。 株式会社スカイルは、営業力の強化により取引先の開拓及び販売機会の拡大を図り、業容の拡大に努めてまいります。また、台湾支店を拠点として、東南アジアを中心とした海外への卸売販売を拡大し、海外事業を推進してまいります。 また当社は、事業領域の拡大を目指し、M&A等によりメーカー部門への進出を図り、当社グループの製造機能を拡充し、オリジナル商品開発力の強化や利益率の向上を図ってまいります。新規商品カテゴリーへの取組みについては、既存の事業との相乗効果を見込める分野の商品群を導入して来店客数の増加、店舗効率の向上、売上の拡大、店舗の大型化をつなげるとともに、有望な企業のM&A等により新しい分野の事業展開を図り、業容の拡大を図ってまいります。 当社グループは、東南アジアをはじめとする海外市場への卸売販売を拡大し、将来的には海外で店舗展開を進め、鞄・袋物業界のグローバルプレーヤーを目指してまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、経営指標として売上高、営業利益、売上高営業利益率、自己資本利益率(ROE)を重視しております。 中長期的には営業利益率8%以上、ROE10%以上を安定的に達成することを目標しております。 次期につきましては、売上高53,513百万円、営業利益3,348百万円、売上高営業利益率6.3%、自己資本利益率(ROE)6.7%を見込んでおります。 (3) 経営環境と対処すべき課題 次期につきましては、米国の通商政策の動向や中東情勢の緊迫化に伴う原油、エネルギー価格の高騰など、地政学的リスクが高まっており、景気の下押し要因となる可能性があります。 国内経済においては、賃金上昇を受けた個人消費の持ち直しが期待される一方、物価高の長期化や実質賃金の伸び悩みにより、消費者の生活防衛意識は引き続き高い水準で推移するものと見込まれます。 当社グループでは、ファッショングッズ業界の常識にとらわれない新しいビジネスモデルの構築を目指す「チャレンジ&チェンジ」をテーマに掲げ、「プレミアムストアグループ、ニュースタンダードストアグループの進化」、「新業態への挑戦」、「海外卸の強化」、「MD・EC部門の強化」の4つの重点施策に取り組み、さらなる業績の向上を目指してまいります。 「プレミアムストアグループ、ニュースタンダードストアグループの進化」につきましては、各ストアグループの完成形を目指し、商品ラインナップ及び店舗価値の向上をさらに推進してまいります。「プレミアムストアグループ」につきましては、上質なブランドの集積とより洗練された空間演出に拘り、世界最高峰のバッグセレクトショップの実現を目指してまいります。「ニュースタンダードストアグループ」につきましては、キャラクター関連のコラボ商品を中心としたPB・NPB商品の取り扱いをより一層拡大し、「キャラクターパーク」コーナーの充実を図り独自性の高い売り場づくりを推進してまいります。これらの取り組みにより、既存事業の競争力向上を高めてまいります。 「新業態への挑戦」として、中長期的な成長ドライバーとして位置づけている「キャラトラステーション」の拡大に注力してまいります。当社初となる「洋菓子」を取り扱う新業態「キャラトラ&スイーツ」の展開を始め、既存顧客層とは異なるニーズへアプローチすることで、新規需要の取り込みによるビジネスチャンスを創出し新たな事業領域への進出を目指します。 「海外卸の強化」につきましては、海外市場においても日本ブランドの信頼性が高いことと、日本のキャラクターの人気が非常に高まっていることを絶好の機会と捉えて、PBやキャラクターコラボ商品などの海外卸売事業を加速させてまいります。2026年4月の株式会社スカイルの台湾支店設立やPBの海外での展示会にも積極的に出展し、アジアを始めとする海外市場での認知度向上と販路拡大を積極的に推進してまいります。 「MD・EC部門の強化」につきましては、2026年7月、本社近隣に「クリエイティブセンター」を開設し、商品企画部門、EC事業部門、デジタルマーケティング戦略部門を同拠点に集約・統合いたします。これら3部門の連携を強化することで、商品企画から販売・マーケティングまでのプロセスを一体的に運営できる体制を整え、PBの商品力強化とEC事業における顧客接点の拡大や商品企画力の向上につながる取り組みを進めてまいります。
事業等のリスク4,575字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。これらのリスクについては、取締役会等において随時、確認・議論を行なっております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1.事業環境に関するリスク (1) 国内市場の動向 当社グループは、売上高の大部分を国内小売事業から得ております。国内市場におきましては、少子高齢化・人口減少の進行や実質賃金の伸び悩み、消費者の生活防衛志向の高まり等により、鞄・雑貨等への支出が長期的に縮小する可能性があると認識しております。このような状況下で、当社グループが提供する商品・サービスが消費者の需要や価値観の変化を十分に捉えられない場合、売上高及び収益性に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、PB及びNPBのブランド力の強化、マルチブランドの育成等を通じて顧客層の拡大を図るとともに、EC事業やBtoB取引の強化、海外市場への展開等により収益基盤の多角化を進めることにより、国内市場動向に伴うリスクの低減に努めております。 (2) ファッション・ライフスタイルの変化 当社グループの取扱商品は、ファッションやライフスタイルの流行・トレンドの影響を強く受ける特性があります。トレンドの変化や消費者の嗜好の多様化を適切に捉えることができない場合、販売不振や滞留在庫の発生、値引き販売の増加等により収益性が低下し、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、店舗とECを通じた販売動向データやSNS等から得られる情報を活用し、企画・仕入・販売各部門が連携してトレンド分析と商品開発を行なう体制を構築しております。また、ブランドポートフォリオの多様化により、特定カテゴリーや特定顧客層への依存度を抑制することで、流行変化に伴うリスクを緩和するよう努めております。 2.事業運営に関するリスク (1) 出店政策及び店舗ポートフォリオ 当社グループは、ショッピングセンターや駅ビル等の商業施設にテナントとして出店する形態を中心に店舗を展開しております。新規出店にあたっては、商圏・競合状況・売上予測・賃料条件・投資コスト等を総合的に勘案し収益性を判断しておりますが、当社が想定する条件に合致する物件数が計画を下回る場合や、出店後の売上が当初予測を下回る場合には、売上高及び収益性に影響を及ぼす可能性があります。また、不採算店舗の退店に際しては、原状回復費用や敷金・保証金の回収状況等により一時的な費用負担が発生し、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、出店・退店に関する基準とプロセスを明確化し、店舗別損益管理に基づき定期的に店舗ポートフォリオの見直しを行なっております。また、ECチャネルやアウトレット等、多様な販売チャネルを活用することにより、個別店舗の収益変動が全体業績に与える影響を抑制するよう努めております。 (2) 賃借物件・敷金及び保証金 当社グループの多くの店舗は賃借物件であり、出店時に一定額の敷金及び保証金を差し入れております。これらの敷金及び保証金は当社グループの総資産のうち一定の割合を占めており、賃貸人であるデベロッパー等が倒産した場合等には、敷金及び保証金の全部又は一部が回収不能となり、財政状態及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、出店先デベロッパーの信用状況を一定の基準に基づき確認するとともに、敷金及び保証金の残高水準や回収リスクをモニタリングし、必要に応じて出店条件の見直しや取引先の分散等を行なうことで、リスクの低減に努めております。 (3) 売上債権・預託金 当社グループは、商業施設内の店舗において、売上金を施設運営者に預託し、後日精算を受ける取引慣行に依拠している場合があります。施設運営者であるデベロッパー等が財務悪化や破綻に至った場合、預託金の一部又は全部が回収不能となり、当社グループの財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、取引先ごとの残高と財務状況を定期的に把握するとともに、必要に応じて決済条件の見直し等を検討することで、与信リスクの管理を行なっております。 3.サプライチェーン及び海外事業に関するリスク 当社グループの取扱商品の一部は、海外の協力工場において生産しております。また、一部のブランドについては海外市場での販売拡大にも取り組んでおります。これらの地域において、政治・経済情勢の変化や外交関係の悪化、紛争やテロ、感染症の流行、労働環境や環境規制の変更等が生じた場合、生産・物流の停滞、調達コストの上昇、店舗営業の制約等を通じて、当社グループのサプライチェーン及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、生産拠点及び調達先の分散化を進めるとともに、取引先との長期的なパートナーシップに基づき品質・納期管理の強化を行なっております。また、現地情勢に関する情報収集体制を強化することで、サプライチェーンリスクの低減に努めております。 4.投資判断(M&A・アライアンス)に関するリスク 当社グループは、業容拡大や事業ポートフォリオの最適化を図る手段として、M&Aや事業提携、資本提携等を活用する方針を有しております。しかしながら、対象会社の事業価値やシナジー効果、統合後の運営コスト等についての事前の見積りが将来の実績と乖離した場合や、PMI(ポスト・マージャー・インテグレーション:M&A後の統合プロセス)が円滑に進まない場合には、期待した収益や企業価値向上が実現せず、減損損失の計上等を通じて当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、投資判断や審査プロセスにおいて、外部専門家の知見を活用しつつ案件の選定を行なっております。また、PMIに関するノウハウの蓄積と体制整備を進めることにより、統合後の業務・システム・人材・ブランド等の統合リスクの低減に努めております。 5.人的資本に関するリスク 当社グループの競争力は、店舗でお客様と接する販売スタッフをはじめ、商品企画・デジタルマーケティング・サプライチェーン管理等を担う人材の確保・育成に大きく依存しております。販売スタッフをはじめ、新しいライフスタイルや購買行動のオンライン化に対応した人材を十分に確保できない場合や、従業員のエンゲージメントが低下した場合、当社グループのブランド価値及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、経営戦略と連動した人事戦略を推進し、多様性の尊重と挑戦を促す職場環境の整備、教育研修・評価・処遇制度を通じた人材育成に取り組んでおります。また、人的資本に関する指標及び目標の設定・モニタリングを行ない、その結果を踏まえて施策の改善を継続することで、人的資本リスクの低減に努めております。 6.自然災害・大規模感染症等に関するリスク 当社グループは、国内の主要都市に多数の店舗を展開するとともに、本部機能及び物流拠点を特定地域に集中して配置しております。これらの地域において、大規模地震・台風・水害・火災等の自然災害や、新型感染症の世界的流行が発生した場合、店舗設備の損壊や営業の停止、本部機能の麻痺、サプライチェーンの寸断、顧客の外出自粛等により、売上の減少及び復旧コストの増加が生じ、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、「危機管理規程」に基づき、危機管理体制を整備・構築するとともに早期復旧に向けた対応力の向上に努めております。また、従業員の安全確保を最優先としつつ、行政機関や商業施設運営者等との連携を図り、緊急時における情報共有と意思決定の迅速化に努めております。 7.サステナビリティ・気候変動に関するリスク 当社グループは、気候変動が事業に与える影響として、異常気象による需要構造の変化、原材料・エネルギーコストの上昇、サプライチェーンの途絶・規制等をリスクとして認識しております。また、社会からのサステナビリティや人権・環境配慮に関する要請の高まりに十分に対応できない場合、企業価値に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言に基づくガバナンス・戦略・リスク管理・指標と目標の整備を進めております。温室効果ガス排出量の把握・削減や、サステナブル素材の活用拡大等の取り組みを通じて、気候変動リスクの低減と事業機会の獲得の両立を図っております。 8.情報システム及び情報セキュリティ・サイバーセキュリティに関するリスク 当社グループは、基幹業務システム、POS・在庫管理システム、ECサイト、会員情報管理システム等の各種情報システムに依存して事業運営を行なっております。これらのシステムにつきまして、ハードウェア故障、ソフトウェア不具合、通信障害、自然災害、人的ミス等によりシステム障害が発生した場合、店舗オペレーションや商品供給、決済処理、EC受注処理等が停滞又は停止し、売上機会の喪失や復旧コストの増加を通じて、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、サイバー攻撃、不正アクセス、コンピュータウイルス等により、システムの改ざん・破壊や情報の流出が発生するリスクを有しております。特に、会員情報・顧客情報・従業員情報・取引先情報等の個人情報や機密情報が外部に漏洩した場合には、損害賠償や行政指導・制裁金の発生に加え、社会的信用の毀損により、当社グループの業績及び企業価値に重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、社内規程等に基づき、バックアップ体制の整備、障害発生時の復旧手順の策定等の技術的・物理的セキュリティ対策を講じております。また、情報セキュリティポリシー及び個人情報保護方針を定め、従業員に対する継続的な教育・啓発を行なうとともに、外部委託先に対しても契約上の義務付けや定期的な状況確認を通じて管理水準の維持・向上を図ることにより、情報システム及び情報セキュリティ・サイバーセキュリティに関するリスクの低減に努めております。 9.法的規制について 当社グループは、消費者保護関連、環境・リサイクル関連、独占禁止等の各種法律等の規制を受けており、それらの遵守に努めております。しかしながら、予期し得ない原因等によりこれらの法律に抵触した場合には、当社グループに対する活動の制限、費用の発生、当社グループの社会的信用の低下などにより、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、取締役会やコンプライアンス委員会及び内部監査を通じて継続的に重要リスクの特定、評価及びモニタリングを行ない、必要な対応策を講じることにより、企業価値の持続的な向上に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)9,160字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 a.経営成績 当連結会計年度におけるわが国の経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が続き、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、米国の関税政策、長期化するウクライナ情勢及び中東情勢の緊迫化、中国経済の停滞など、海外要因による景気の先行き不透明感は依然として続きました。 流通業界におきましては、インバウンド需要は、中国からの訪日客が大幅に減少したものの、その他の国・地域からの来訪者が増加したことにより、総じて堅調に推移しましたが、円安や原材料・エネルギー価格の上昇に伴う物価高が賃金の伸びを上回り、消費者の生活防衛意識が一段と強まる中、消費行動はより慎重さを増し、さらに、原価の上昇、人手不足や人件費の上昇などにより、企業を取り巻く経営環境は厳しい状況が続きました。 このような状況下で、当期の連結業績につきましては、売上高は51,270百万円(前期比1.9%減)となりました。インバウンド売上は堅調であったものの、国内需要がやや弱含みで推移したことに加え、店舗数の減少も影響しました。利益面では、売上高の減少に加えて、粗利益率の低下と人件費の上昇などによる販管費の増加により、営業利益は3,163百万円(前期比21.8%減)、経常利益は3,261百万円(前期比21.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,907百万円(前期比25.1%減)となりました。 なお、当社グループの報告セグメントは、鞄・袋物を核とする商品販売の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。 事業部門ごとの状況は、以下のとおりであります。以下の数値につきましては、事業部門内の取引消去後かつ事業部間の取引消去前のものを記載しております。 小売事業につきましては、「ニュー・センセーション」をテーマに掲げ、「リアル店舗の2グループ化」、「キャラクター商品の強化継続」、「若年層ターゲットへのアプローチ」に取り組んでまいりました。 「リアル店舗の2グループ化」につきましては、各グループそれぞれの顧客ニーズに応える売場づくりを推進いたしました。「プレミアムストアグループ」では、高級感のある店舗づくりと、接客サービスレベルの向上に努めるとともに、高感度でファッション性の高いブランドの導入、拡大を積極的に進めました。 「ニュースタンダードストアグループ」では、プライベートブランド(PB)、ナショナルプライベートブランド(NPB)を中心としたバッグ、財布などの品揃えに注力するとともに、「キャラクター商品の強化継続」として、キャラクター雑貨を集約した「キャラクターパーク」コーナーの導入を推進し、さらに季節に合わせた服飾雑貨や傘など、品揃えの拡充に取り組みました。 なかでも、キャラクター商品及びトラベルバッグに特化した「キャラトラステーション」の店舗は、国内外の幅広い顧客層の高い支持を得ました。また、PBにおけるキャラクターコラボの拡大や、別注による人気キャラクター商品の確保などにも努め、商品力の向上と売上拡大に取り組んでまいりました。 「若年層ターゲットへのアプローチ」につきましては、SNSのインフルエンサーとのコラボやWEB発信を活用したプロモーション、DtoC型の販売手法など、新たなマーケティング施策を展開し、若年層を始めとした新しい顧客層の獲得につなげてまいりました。 OMO(Online Merges with Offline)施策としては、アプリの会員数が140万人に迫り、量から質への転換を目指すため、CRM施策高度化へ向けた準備を進めました。また毎月期間限定で実施している「鞄祭」は認知度を高めており、店舗への送客、会員の新規獲得、PBの認知度・売上の向上に寄与しました。リアル店舗ECサービス(店舗でご購入いただき、商品を物流倉庫から配送する仕組み)、店舗受取サービス(自社ECでご注文いただいた商品を店舗で受け取る仕組み)は顧客の利便性が高く、引き続き、両サービスのご利用が伸長いたしました。 PBでは、キャラクターやブランド等とのコラボを中心に商品力の強化を進めてまいりました。「モンチッチ」、「TOM and JERRY」、「ハローキティ」といった人気キャラクターとのコラボに加え、「Harry Potter」や「グレムリン」など名作映画とのコラボレーションも実現し、話題性の高い商品展開を図りました。また、インフルエンサーとして人気の「しなこ」とのコラボ商品など、トレンドを捉えた開発にも取り組みました。特に、人気ゲーム「ドラゴンクエスト」とのコラボ商品は発売直後に完売し、好調な販売実績を上げました。その他、「おさるのジョージ」、「Reebok」や「ABLE CARRY」等、さまざまなキャラクターやブランドとのコラボを行なってまいりました。さらに、革ブランド「kissora」におきましては、インバウンド需要の高まりを踏まえ、印伝、友禅、京織といった日本の伝統技法を取り入れた商品の拡充を進めました。加えて、海外販路拡大の取り組みとして、台湾でのPOP UP開催や展示会への出展を行ない、海外市場に向けたブランド認知の向上への取組みを開始しました。 サステナビリティへの取り組みにつきましては、PB商品においてリサイクル素材の活用や環境負荷の少ない商品の開発を進めるとともに、各種NPO法人や社会福祉法人への売上の一部の寄付、バッグの提供など、社会貢献活動を継続して実施してまいりました。また、環境負荷低減の取り組みとして推進している不要バッグの回収・リユース・リサイクル活動につきましては、137店舗まで拡大し取組みを強化いたしました。 人的資本経営の取組みについては、前連結会計年度から導入準備を進めておりました新人事評価制度を当連結会計年度に運用開始するとともに、管理職育成のための制度を導入いたしました。また、企業行動規範の全面的な改定を行ない、持続的な企業価値向上に向けたガバナンス体制の充実を図りました。 店舗につきましては、大型商業施設を中心に19店舗の新規出店を行ないました。新規出店店舗の地域別内訳は、東北地区1店舗、関東地区7店舗、中部地区5店舗、近畿地区4店舗、九州地区2店舗であります。ショップブランドでは、株式会社東京デリカが「SAC'S BAR」、「SAC'S BAR mono+i」、「SAC'S BAR PLUS」、「GRAN SAC’S」、「DRASTIC THE BAGGAGE」、「Doux SAC’S」、「NAUGHTIAM」、「キャラトラステーション」を、株式会社ギアーズジャムが「GEAR's JAM」を、株式会社三香堂が「日乃本帆布」を出店いたしました。一方、不採算店の退店や同一施設内での複数店舗の集約化を積極的に実施したため、退店は25店舗となり、当連結会計年度末の店舗数は567店舗となりました。 品種別の売上の状況は、PB及びNPBは不調なブランドもありましたが、取り扱いを強化したキャラクターコラボ商品群がそれらの売上減をカバーし、前期比2.7%増となりました。雑貨は、アクセサリーはやや低調に推移しましたが、傘やキャラクター雑貨等が非常に好調に推移し、前期比37.7%増と大幅に伸長しました。ハンドバッグは皮革製品の需要の減少傾向に加えてPBへの移行の影響により、販売点数が大幅に減少し、前期比19.0%減となりました。カジュアルバッグは、PBでの同種商品の取り扱いが増加したため、前期比9.9%減となりました。トラベルバッグはインバウンド売上の回復による恩恵は見られたものの、PB・NPBでの同種商品の取り扱いの拡大の影響により、前期比7.4%減となりました。メンズバッグや財布は高額品などの値上げにより単価が上昇したものの、その反動で販売点数が減少し、それぞれ前期比4.9%減、4.7%減となりました。インポートバッグは円安による価格高騰に伴い、取り扱いを縮小したため、前期比19.0%減となりました。 これらの結果、当事業部門の売上高は47,289百万円(前期比2.0%減)となりました。 売上総利益率は、粗利益率の高いPB及びNPBの売上伸長があったものの、粗利益率の低いキャラクター雑貨の売上が大幅に伸長したことと、PBを中心としたアプリ会員獲得・販売促進のための割引セールを積極的に行なったため、前期比0.3ポイント低下して49.9%となりました。販売費及び一般管理費率は、売上高の低下に伴い、前期比1.2ポイント増加して44.2%となりました。 製造・卸売事業につきましては、主力商品であるキャリーケースのうち、キャラクターのキャリーケースの売上が伸長したものの、高額ブランドのキャリーケースは値上げの影響により売上が大幅に減少しました。 この結果、当事業部門の売上高は4,650百万円(前期比4.3%減)となりました。 b.財政状態 (資産) 流動資産は、前連結会計年度末に比べて392百万円増加し、23,214百万円となりました。これは主に、その他流動資産が72百万円減少した一方で、受取手形及び売掛金が37百万円増加、商品及び製品が399百万円増加したこと等によるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて1,008百万円増加し、18,500百万円となりました。これは主に、投資有価証券が284百万円減少、繰延税金資産が480百万円減少した一方で、有形固定資産が1,466百万円増加、退職給付に係る資産が252百万円増加したこと等によるものであります。 以上の結果、当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて1,401百万円増加し、41,714百万円となりました。 (負債) 流動負債は、前連結会計年度末に比べて585百万円増加し、7,102百万円となりました。これは主に、未払法人税等が198百万円減少した一方で、1年内返済予定の長期借入金が600百万円増加、その他流動負債が234百万円増加したこと等によるものであります。 固定負債は、前連結会計年度末に比べて532百万円減少し、3,721百万円となりました。これは主に、リース債務が37百万円増加した一方で、長期借入金が300百万円減少、退職給付に係る負債が268百万円減少したこと等によるものであります。 以上の結果、当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて52百万円増加し、10,824百万円となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べて1,348百万円増加し、30,889百万円となりました。これは主に、剰余金の配当871百万円による減少があった一方で、親会社株主に帰属する当期純利益1,907百万円の計上等によるものであります。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べて23百万円増加し、5,756百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べて451百万円収入が減少し、2,674百万円のプラスとなりました。 主な収入要因は、税金等調整前当期純利益の計上額3,062百万円、未払金の増加額233百万円であります。 一方、主な支出要因は、棚卸資産の増加額398百万円、法人税等の支払額996百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べて1,512百万円支出が増加し、1,949百万円のマイナスとなりました。 主な収入要因は、投資有価証券の売却による収入2,000百万円であります。 一方、主な支出要因は、店舗の新規出店及び改装並びにクリエイティブセンター(新小岩駅前ビル)の取得等に伴う設備投資2,048百万円、投資有価証券の取得による支出1,800百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べて393百万円支出が減少し、702百万円のマイナスとなりました。 主な収入要因は、長期借入れによる収入500百万円であります。 一方、主な支出要因は、長期借入れの返済による支出200百万円、リース債務の返済による支出170百万円、配当金の支払額871百万円であります。 ③販売及び仕入の実績 当社グループは、鞄・袋物を核とする商品販売を単一の報告セグメントとしているため、セグメントごとの記載はしておりませんが、販売実績及び仕入実績については、鞄・袋物等の品種別に区分して記載しております。 a.販売方法 連結子会社である株式会社東京デリカにおいては、直営店舗において一般消費者に直接販売しており、また、一部、インターネットによる小売販売等を行なっております。 連結子会社である株式会社スカイルにおいては、主として、メンズバッグ・トラベルバッグ等を大型量販店等に卸売販売を行なっております。 連結子会社である株式会社三香堂においては、直営店舗において一般消費者に直接販売しております。 連結子会社である株式会社ギアーズジャムにおいては、直営店舗において一般消費者に直接販売しております。 なお、ロジェールジャパン株式会社は、2025年4月1日付で株式会社スカイルに商号変更しております。 b.品種別販売実績 商品別   売上高(千円)   前年同期比(%) 商品販売   ハンドバッグ   1,411,924   81.0 カジュアルバッグ   1,897,007   90.1 インポートバッグ   1,515,008   81.0 財布・雑貨   12,640,726   107.7 メンズ・トラベルバッグ   19,931,075   94.3 PB+NPB   13,716,664   101.3 小計   51,112,405   98.1 不動産賃貸収入   158,131   96.0 合計   51,270,536   98.1 (注)  連結子会社からの大型量販店への卸売販売等は、「PB+NPB」に計上しております。 c.商品仕入実績 商品別   仕入高(千円)   前年同期比(%) 商品仕入   ハンドバッグ   683,091   81.5 カジュアルバッグ   943,481   88.3 インポートバッグ   698,887   74.8 財布・雑貨   6,984,876   116.9 メンズ・トラベルバッグ   10,288,147   92.3 PB+NPB   6,494,403   97.5 合計   26,092,887   98.0 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.売上高の状況 当社グループの当連結会計年度における売上高は、前期比1.9%減の51,270百万円となりました。 小売事業等の売上高は、前期比2.0%減の47,289百万円となりました。退店に伴う売上高の減少に加え、高価格帯商品の値上げによる売上の低下が見られ、第3四半期連結会計期間末までは、売上高は前期比3.6%減となりました。第4四半期連結会計期間においては、キャラクター雑貨等の販売が好調に推移したことから売上高は前期比2.5%増となったものの、当連結会計年度における売上高は前期実績を下回りました。店舗につきましては、19店舗の新規出店を行なうとともに、前期に引き続き不採算店の退店を推し進め25店舗の退店を行ない、期末店舗数は前期末より6店舗減少して567店舗となりました。 前期に引き続き当期においても原材料や資源価格の高騰、円安等による高額商品価格の上昇傾向が続きましたが、低単価な雑貨類の売上の大幅な増加により単価は13.6%低下し、販売点数は13.4%増となりました。 品種別に見ますと、PB及びNPBは、キャラクターコラボ商品の展開を強化し、高価格帯商品の販売が好調に推移したことから販売点数が0.7%増加し、単価も1.9%上昇した結果、売上高は前期比2.7%増となりました。財布・雑貨類の売上高は7.7%増となりました。財布は、一部ブランド商品の値上げ等により単価が3.9%上昇したものの、販売点数が8.4%減少したことから売上高が4.7%減となりました。一方、雑貨はキャラクター関連商品や傘等の展開拡大により単価が5.9%低下したものの、販売点数が46.1%増加し、売上高は37.7%増となりました。メンズ・トラベルバッグは、売上高が5.7%減となりました。メンズバッグは、高価格帯のブランド商品の値上げによる売上低下の影響により単価が3.4%低下し、販売点数も1.7%低下したことから売上高は4.9%減となりました。キャリーケース類を中心としたトラベルバッグは、販売単価は1.6%上昇したものの、点数が9.0%減少した結果、売上高は7.4%減となりました。インポートバッグは、円安により取扱いを縮少したことから、販売点数が19.0%減少し、売上高が19.0%減となりました。カジュアルバッグは、単価が5.7%増加したものの、販売点数が14.8%減少したことから、売上高が9.9%減となりました。ハンドバッグは、皮革製品への需要の低下傾向が続き、単価は4.6%上昇したものの、販売点数が22.6%減少した結果、売上高は19.0%減となりました。 なお、当社グループは、「収益認識に関する会計基準」を適用しておりますが、単価は当該基準適用前の売上高で算出しております。 製造・卸売事業につきましては、キャラクター関連のキャリーケースは、インバウンド需要が堅調に推移したことを背景に伸長し、AGS(Anti -Gravity System:体への負担軽減システム)を搭載した商品群も売上を伸長したものの、高額ブランドのキャリーケースについては値上げの影響により売上が大幅に低下いたしました。 この結果、当事業部門の売上高は4,650百万円(前期比4.3%減)となりました。 b.営業利益の状況 当社グループの連結会計年度における営業利益は3,163百万円(前期比21.8%減)となりました。 売上総利益率は、小売事業等では粗利益率の高いPB及びNPBの売上伸長があったものの、粗利益率の低いキャラクター雑貨の売上が大幅に伸長したことと、PBを中心としたアプリ会員獲得・販売促進のための割引セールを積極的に行ったため、前期比0.3ポイント低下し49.9%となりました。製造・卸売事業では、円安の影響を受けたものの、価格転嫁等により前期比1.5ポイント改善し、38.2%となり、当社グループとしては前期比0.2ポイント低下し、49.5%となりました。 一方、販売費及び一般管理費率は、売上高の低下に加え人件費等の増加の影響により、前期比1.4ポイント増加して43.4%となりました。 売上高及び売上総利益率の低下、販売費及び一般管理費率の増加により、営業利益3,163百万円(前期比21.8%減)の計上となりました。 c.経常利益の状況 当社グループの連結会計年度における経常利益は、3,261百万円(前期比21.0%減)となりました。これは、営業利益3,163百万円の計上に伴うものであります。 d.親会社株主に帰属する当期純利益の状況 当社グループの連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は1,907百万円(前期比25.1%減)となりました。これは営業利益の計上に伴うものであります。 自己資本当期純利益率は6.3%となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の概況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの主要な運転資金需要は、商品仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また、主要な設備投資資金需要は、店舗の新規出店及び改装等であります。 これらの資金需要については、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、銀行借入による資金調達、設備資金は主としてリース及び割賦による資金調達にて対応していくこととしております。 なお、2026年3月31日現在、実施中又は計画中の重要な資本的支出及びその資金調達源は、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画 (1)重要な設備の新設等」に記載のとおりであります。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 また、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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