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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ダイヤモンドエレクトリックホールディングス

DIAMOND ELECTRIC HOLDINGS CO.,LTD.6699 · Standard · 電気機器

自動車用点火コイル、太陽光発電用パワーコンディショナ、家庭用着火装置を主力とする持株会社。自動車機器、エネルギーソリューション、電子機器の3セグメントで事業会社を展開。

概要

ダイヤモンドエレクトリックホールディングスは、変圧器や配電盤、計測器などの電気機器を手掛ける持株会社である。子会社のダイヤゼブラ電機などを通じ、自動車用点火コイル、太陽光発電用パワーコンディショナ、家庭用冷暖房・給湯用着火装置などを製造・販売する。2025年3月期の連結売上高は917億円、営業利益は23億円(利益率2.5%)。国内配電用変圧器でトップクラスのシェアを持ち、安定した需要を背景に事業を展開する。

持株会社体制と三つの事業セグメント

当社は純粋持株会社であり、グループ全体の経営管理と戦略立案を担う。事業は三つのセグメントに分かれる。①自動車機器事業:自動車用点火コイルや電装品の開発・製造・販売。②エネルギーソリューション事業:太陽光発電用パワーコンディショナや蓄電ハイブリッドシステム。③電子機器事業:家庭向け冷暖房・給湯用着火装置、トランス・リアクターなどの電子デバイス。主要な事業会社として、ダイヤゼブラ電機、ダイヤモンド電子、米国ダイヤモンド電機の3社を置く。各社は国内外で包括的な戦略を立案し、製品の開発から保守サービスまでを一貫して行う。

収益構造と財務の推移

2019年3月期の売上高は556億円であったが、田淵電機の連結子会社化や新規事業の拡大により、2024年3月期には933億円まで成長した。2025年3月期は917億円と微減したが、2026年3月期計画では968億円を見込む。営業利益は2025年3月期に23億円(利益率2.5%)と低水準であり、経営課題として収益性向上が掲げられている。純利益は2020年3月期に18億円の赤字を計上した後、2022年3月期に13億円の黒字に回復したが、2023年3月期・2024年3月期は再び赤字となっている。グループの財務体質改善が継続的な課題である。

国内外に広がるグループ構成

2026年3月31日現在、グループは当社を含め連結子会社21社(国内5社、海外16社)、持分法適用会社3社で構成される。海外拠点はベトナム(2018年設立)、インドネシア(2019年製造開始)、メキシコ(2023年設立)などに広がり、生産・販売のグローバル化を進めている。国内では、ダイヤゼブラ電機(2021年に田淵電機から社名変更)が中核となり、金型事業のダイヤクラフト(旧クラフト)もグループに加わる。これらの子会社は自動車機器、エネルギーソリューション、電子機器の各分野で役割を分担し、相互に連携しながら事業を展開する。

業界の中での役割は自動車部品・エネルギー機器・電子機器のサプライヤー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
968億円
営業利益
24億円
営業利益率
2.5%
純利益
2億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2022/3
事業売上構成比利益利益率
自動車機器 事業275億円36.1%-16億円-5.8%
電子機器事業268億円35.2%3億円1.1%
エネルギー ソリューション事業219億円28.7%38億円17.4%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車主力

自動車用点火コイル及び電装品の開発、製造、販売、保守サービスを提供。主に自動車メーカーや部品サプライヤーへ供給し、エンジンの点火システムに必須の部品として国内外に展開する。

主な製品・サービス2
自動車用点火コイル
エンジンの点火プラグに高電圧を供給する部品。ガソリン車に不可欠で、燃費向上や排出ガス低減に寄与する。
自動車用電装品
点火コイル以外の電装部品。各種センサーや制御ユニットなど、車両の電子制御を支える。

02再生可能エネルギー主力

太陽光発電用パワーコンディショナや蓄電ハイブリッドシステムなどを開発・製造・販売。住宅や産業用の太陽光発電設備向けに、電力変換や蓄電のソリューションを提供する。

主な製品・サービス2
太陽光発電用パワーコンディショナ
太陽光パネルで発電した直流電力を、家庭や電力網で利用できる交流電力に変換する装置。
蓄電ハイブリッドシステム
太陽光発電と蓄電池を組み合わせ、電力の効率的な利用を可能にするシステム。停電時のバックアップや電力料金の削減に貢献。

03家庭用熱機器準主力

家庭向け冷暖房・給湯用着火装置やトランス・リアクター等の電子デバイス、電子制御機器の開発・製造・販売。ガス給湯器や暖房機器の安全な着火を支え、住宅設備メーカーへ供給する。

主な製品・サービス2
家庭向け冷暖房・給湯用着火装置
ガス給湯器や暖房機器の点火・消火を確実に行う電子制御部品。安全性と省エネ性に寄与する。
トランス・リアクター等の電子デバイス
電圧変換やノイズ除去に使われる電子部品。様々な電子機器の電源回路などに組み込まれる。

製品と技術

自動車用点火コイルと次世代燃焼技術

自動車機器事業の主力製品は点火コイルである。ダイヤゼブラ電機が開発・製造し、ガソリンエンジン車向けに広く供給する。世界シェアNo.1を目標に掲げ、高電圧・高エネルギー化を追求する。特に、アンモニア専焼技術「Project A」を開発し、内燃機関のカーボンフリー燃焼を実現する次世代点火システムの研究を進める。また、EV/PHV向けのV2X製品群(V2L/V2H/V2G)も開発中であり、車と家と電力系統をつなぐ技術を事業の柱に据える。

住宅用蓄電システム「EIBS」シリーズ

エネルギーソリューション事業の中核は、太陽光発電用パワーコンディショナと蓄電ハイブリッドシステムである。特にハイブリッド蓄電システム「EIBS7」とその後継機「EIBS №8(恵比寿八)」は、災害時の家庭用電源として「レジリエンスプロダクト」と位置づけられる。住宅用蓄電システムで国内シェア1位を堅持する目標を持ち、停電時にも家電を動かせるV2L機能や、太陽光と蓄電池を組み合わせた効率的なエネルギー管理を実現する。

インバーターエアコン用リアクターと着火装置

電子機器事業では、家庭向け冷暖房・給湯用の着火装置、およびトランス・リアクターなどの電子デバイスを手掛ける。中でも国内インバーターエアコン用リアクター市場でシェア1位を目指す。リアクターはエアコンのインバーター回路に不可欠な部品であり、省エネ・小型化に貢献する。また、ガス給湯器やストーブ向けの着火装置は高い信頼性が求められ、国内主要メーカーに採用されている。これらの製品は、グループの技術基盤である電子制御技術と生産ノウハウを活かして展開される。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

半導体製造装置部材で中堅、内需依存

ダイヤモンドエレクトリックホールディングスは半導体製造装置向けの高周波部品や放熱部品を手掛ける。売上高は約900億円と業界内で中規模。近年は横ばい傾向にあり、大手のキオクシアHDやイビデンに比べ規模で劣る。営業利益率は2.5%前後と低水準で、コスト競争力や収益性の改善が課題。半導体市場の成長を取り込む一方、業績は顧客の設備投資に依存するため、内需シフトが進む中で海外展開の遅れがリスク要因となっている。

強み

  • 高放熱基板など熱対策部品で技術力を有し、先端半導体装置に採用されている。
  • 高周波対応のコネクタやケーブルで長年の供給実績があり、顧客と強固な関係を構築。
  • 半導体製造装置向けは長期需要が見込め、業績の下支えとなる。
  • 特定部品でシェアを持ち、競合の参入障壁が高い分野で事業を展開。

課題

  • 営業利益率2.5%と低く、原材料高や競争激化でさらに圧迫される懸念。
  • 内需依存度が高く、成長著しい海外半導体市場への販路拡大が急務。
  • 過去2期の売上高は横ばいで、新製品や新規顧客の獲得が伸び悩む。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気機器の時価総額近傍。太字がダイヤモンドエレクトリックホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16666リバーエレテック68億円
26840AKIBAホールディングス67億円7.6倍
36615ユー・エム・シー・エレクトロニクス66億円27.4倍
46778アルチザネットワークス65億円33.2倍
56964サンコー63億円10.2倍
66699ダイヤモンドエレクトリックホールディングス60億円25.9倍
76837京写54億円68.6倍
86612バルミューダ51億円
96599エブレン51億円13.9倍
106771池上通信機49億円11.5倍
116757OSGコーポレーション48億円42.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 9件

ダイヤモンド電機の単独株式移転で設立された2018年

2018年10月、ダイヤモンド電機株式会社が単独株式移転により当社を設立。同日、東京証券取引所市場第二部に上場し、ダイヤモンド電機は2018年9月に上場廃止となった。これにより持株会社体制へ移行し、グループ経営の基盤が作られた。同年12月にはベトナムダイヤモンド電機をハノイ市に設立し、海外生産拠点の第一歩を踏み出す。

田淵電機の買収と東証一部指定への飛躍(2019年)

2019年1月、完全子会社のダイヤモンド電機が田淵電機の第三者割当増資を引き受け、株式66.90%を取得。田淵電機とその子会社7社が連結子会社となった。同年3月、インドネシアダイヤモンド電機(製造)がジャワ州で稼働開始。10月には、ダイヤモンド電機が保有していた田淵電機株式を当社が取得し、株式交換により田淵電機を完全子会社化。これに伴い、当社は東証市場第二部から市場第一部に指定替えとなった。

二社統合と金型事業の取り込み(2021~2022年)

2021年10月、ダイヤモンド電機の製造以外の機能を田淵電機に統合し、田淵電機の社名をダイヤゼブラ電機に変更。これによりグループ内の重複機能を整理し、効率化を図った。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行。同年8月には金型メーカーの株式会社クラフトを完全子会社化し、社名をダイヤクラフトに変更。金型事業をグループに加え、事業ポートフォリオを拡充した。

メキシコ進出と新たな成長への布石(2023年)

2023年6月、メキシコダイヤゼブラ電機をメキシコ合衆国グアナフアト州に設立(連結子会社)。北米市場への供給体制を強化し、自動車機器事業のグローバル展開を加速させた。この間、グループは中長期経営計画「炎のスクラム」を2023年10月に策定。売上高1,500億円以上、営業利益率6%、ROE20%以上を2027年度の目標に掲げ、V2X製品群や新規事業への投資を進めている。

年表9件を開く

2010年代

  • 2018年10月創業ダイヤモンド電機株式会社が単独株式移転により当社を設立し、東京証券取引所市場第二部に株式を上場(ダイヤモンド電機株式会社は2018年9月に上場廃止)
  • 2018年12月創業ベトナムダイヤモンド電機をベトナム社会主義共和国のハノイ市に設立
  • 2019年1月M&A当社の完全子会社であるダイヤモンド電機株式会社は田淵電機株式会社の第三者割当増資を引受け、株式66.90%の取得により、同社及び同社の子会社7社は当社の連結子会社となる。
  • 2019年3月インドネシアダイヤモンド電機(製造)がインドネシア共和国ジャワ州で稼働開始。
  • 2019年10月M&A当社の完全子会社であるダイヤモンド電機株式会社保有の田淵電機株式会社(当社の孫会社)の株式を当社が取得。同時に、株式交換を行うことにより田淵電機株式会社が完全子会社となる。なお、それにより当社は東京証券取引所の市場第二部銘柄から市場第一部銘柄に指定される。

2020年代

  • 2021年10月M&A当社の完全子会社であるダイヤモンド電機株式会社の製造以外の機能を同じく完全子会社である田淵電機株式会社へ統合し、田淵電機株式会社の社名をダイヤゼブラ電機株式会社へ変更する。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行する。
  • 2022年8月M&A株式会社クラフトの株式を取得し当社の完全子会社となる。社名をダイヤクラフト株式会社とする。
  • 2023年6月メキシコダイヤゼブラ電機をメキシコ合衆国のグアナフアト州に設立(現・連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年度まで1,500億円以上
  • 営業利益率2027年度まで6%
  • ROE2027年度まで20%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    V2X製品群の開発推進

    車と家をものづくりでつなぐビジョンの下、V2L・V2H・V2GといったV2X製品群を開発し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献する。

  2. 02

    自動車機器事業の強化

    点火コイルで世界シェアNo.1を目指し、環境対応技術の開発と収益構造改革を進める。

  3. 03

    エネルギーソリューション事業の拡大

    住宅用蓄電システムの国内シェア1位を堅持し、共同販売戦線を構築して製品開発を促進する。

  4. 04

    電子機器事業でのシェア拡大

    インバーターエアコン用リアクターで国内シェア1位、主要顧客内占有率トップ3獲得を目指す。

  5. 05

    新規事業の展開

    超高エネルギー点火システム、熱電発電、マイクログリッド、バッテリー診断技術など、カーボンフリーと資源再利用の技術を確立する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 8期分

グループ全体で3,503人が働いている。

決算期連結従業員数一人当たり営業利益万円
2019年3月4,681
2020年3月4,257
2021年3月4,499
2022年3月4,156
2023年3月4,091
2024年3月3,751
2025年3月3,68162
2026年3月3,50369

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社23(国内 14 / 海外 9、うち連結子会社 15) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
ウエストバージニア本社 — 米国ウエストバージニア州2,775百万円
自動車機器
新潟工場 — 新潟県燕市1,873百万円
自動車機器 電子機器
鳥取工場 — 鳥取県鳥取市1,682百万円
自動車機器
中華人民共和国江蘇省1,668百万円
自動車機器
タイ王国 チャチューン サオ県1,572百万円
自動車機器 電子機器
ベトナム バクニン省1,037百万円
電子機器
栃木県 大田原市941百万円
電子機器 エネルギーソリューション事業
インド ハリアナ州803百万円
自動車機器
本社 — 大阪市淀川区704百万円
全社統轄業務 その他
インドネシア共和国 ブカシ619百万円
自動車機器
ほか8件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ダイヤゼブラ電機 株式会社(注)1、3、5
    大阪市淀川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ダイヤモンド電機 株式会社(注)1、3、4
    鳥取県鳥取市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ダイヤモンド電子 株式会社(注)3
    新潟県燕市 · 連結子会社
    議決権86.3%
  • 国内
    ゼブラ電子株式会社
    栃木県大田原市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ダイヤクラフト株式会社(注)3
    秋田県横手市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    米国ダイヤモンド電機(注)1、3、5
    アメリカ合衆国 ウエストバージニア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ハンガリーダイヤモンド電機(注)1、3
    ハンガリー エステルゴム市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    中国ダイヤモンド電機(蘇州)(注)1、2、3
    中華人民共和国 江蘇省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    中国ダイヤモンド電機 国際貿易(蘇州)(注)2、3
    中華人民共和国 江蘇省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    中国ダイヤゼブラ電機(上海)(注)1、2
    中華人民共和国 上海 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    インドダイヤモンド電機(注)1、2、3、5
    インド ハリアナ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    インドダイヤクラフト(注)2
    インド タミルナードゥ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社11社を開く
  • タイダイヤモンド電機(注)1、3タイ王国 チャチューンサオ県100%
  • タイダイヤゼブラ電機(注)1、2タイ王国 チャチューンサオ県100%
  • タイダイヤクラフト(注)2タイ王国 サムットプラーカーン県98%
  • 韓国ダイヤモンド電機(注)2、3大韓民国 ソウル市100%
  • インドネシアダイヤモンド電機(販売)(注)3インドネシア共和国 ブカシ98%
  • インドネシアダイヤモンド電機(製造)(注)1、3インドネシア共和国 ブカシ99%
  • ベトナムダイヤゼブラ電機(注)1ベトナム バクニン省100%
  • メキシコダイヤゼブラ電機(注)2メキシコ グアナフアト州100%
  • 韓国トランス株式会社(注)2大韓民国 ソウル市44%
  • 煙台東山電機有限公司(注)2中華人民共和国 山東省44%
  • 江西碧彩ゼブラ電機有限公司(注)2中華人民共和国 江西省50%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は968億円営業利益24億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.6%、利益が+4.3%。

売上高
+5.6%
968億円
営業利益
+4.3%
24億円
純利益
-50.0%
2億円
営業利益率
2.5%
前期比 -0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高994億円968億円
営業利益18億円24億円
純利益0億円2億円
1株あたり配当¥25¥25

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は250億円、営業利益は6億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+13.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q2499
2024年1Q221−4−1.8−1
2024年2Q22900.0−1
2024年3Q23700.0−17
2024年4Q2460
2025年2Q44100.0−10
2025年4Q476234.814
2026年2Q466143.04
2026年4Q502102.0−2
2027年1Q25062.42

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 8期分

2019年3月期からの8期で、売上は556億円から968億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は2.5%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
当社の完全子会社であるダイヤモンド電機株式会社は田淵電機株式会社の第三者割当増資を引受け、株式66.90%の取得により、同社及び同社の子会社7社は当社の連結子会社となる。
2019年3月55641
2020年3月7101−18
当社の完全子会社であるダイヤモンド電機株式会社の製造以外の機能を同じく完全子会社である田淵電機株式会社へ統合し、田淵電機株式会社の社名をダイヤゼブラ電機株式会社へ変更する。
2021年3月706251
株式会社クラフトの株式を取得し当社の完全子会社となる。社名をダイヤクラフト株式会社とする。
2022年3月7631313
メキシコダイヤゼブラ電機をメキシコ合衆国のグアナフアト州に設立(現・連結子会社)
2023年3月911−8−11
2024年3月93313−19
2025年3月91723152.54
2026年3月96824212.52

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高968億円のうち、営業利益として残るのは24億円2.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の0.2%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.0%813億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金13.5%131億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.5%24億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
16.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.4pt
2.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.7pt
0.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比6.3pt
1.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 8期分

2026年3月期は営業CFが−14億円、投資CFが−13億円で、差し引きのフリーCFは−27億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は63億円で、売上の0.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2019年3月0−555−5113
2020年3月−18−3319−5178
2021年3月37−195518154
2022年3月−44−3932−83107
2023年3月−35−2849−6396
2024年3月21−401−1980
2025年3月36−6−383073
2026年3月−14−1313−2763

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 8期分

2026年3月期の総資産は839億円。このうち返さなくてよい自己資本が142億円で、自己資本比率は16.7%(業種中央値61.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2019年3月5388745113.3
2020年3月5126145111.7
2021年3月6417256911.0
2022年3月68710258514.7
2023年3月78710967813.7
2024年3月82010371712.4
2025年3月79311667714.4
2026年3月83914269816.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
65億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
29億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
62億円
在庫として抱えている分
負債合計
698億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
36
/ 100
安定性自己資本比率11 / 40
収益力営業利益率5 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り224社中7位あたり、逆に低いのは自己資本比率224社中222位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
1.7%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.5%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
16.7%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.6%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.9%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥513で、1年前と比べて-6.8%過去52週の値幅のなかでは20%の位置にある。

¥513-2.5%1ヶ月+7.3%1年-6.8%時価総額60億円
過去52週の値幅
安値¥451高値¥758

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)25.9倍
PER (会社予想)446.1倍
PBR0.41倍
配当利回り4.87%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価480円。1ヶ月で約2.3%上昇も、75日線(505円)を下回る。52週高値758円からは約37%下落、52週安値451円からは約6%高い。出来高は直近やや増加傾向だが、200日線(553円)から乖離しており戻り待ちの売りが出やすい。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERが5.10倍と業界平均28.27倍を大幅に下回り、PBRも0.32倍と業界平均2.11倍を大きく下回る。ROE1.71%と収益性は低いが、業績回復途上で来期PERは417.4倍と高く予想される。割安だが配当無く、収益力改善が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)25.9倍30.8倍
PER (予想)446.1倍
PBR0.41倍2.58倍
ROE1.7%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

低PER・低PBRで割安株ながら、直近の営業利益率は2.5%と低く、過去2期は純損失を計上。強気派は電力インフラ需要の安定性と業績回復期待、弱気派は収益性改善の不透明さを指摘。成長の鍵は配電用変圧器の需要とコスト管理。

プラスに働く材料7
  • 電力インフラ需要の安定性

    配電用変圧器は電力会社向けで需要が底堅い。

  • 割安指標の魅力

    PER5.1倍、PBR0.32倍と歴史的な低水準。

  • 業績回復への期待

    2026年3月期に営業利益微増予想、赤字脱却後。

  • 営業利益が黒字化、安定推移2025/3期影響

    営業利益23億円、前期比黒字化し収益改善

  • PBR0.32倍の大幅割安継続影響

    PBR0.32倍は解散価値以下、資産価値に着目した買い

  • 売上高回復傾向2026/3期影響

    売上高968億円は前期比+5.6%増、増収に転換

  • 低PER5.1倍2025/3期実績影響

    PER5.1倍は割安、業績安定なら見直し余地

マイナスに働く材料7
  • 収益性の低さ

    営業利益率2.5%と低く、コスト上昇に弱い。

  • 過去の赤字実績

    2023、2024年3月期は純損失計上、改善ペースは不透明。

  • 成長の鈍さ

    売上高は横ばい圏で、大幅な増収期待は難しい。

  • 純利益が極めて低位2026/3期影響

    純利益2億円、売上高968億円に対し利益率0.2%と低収益

  • フォワードPER417倍2026/3期予想影響

    フォワードPER417倍はバリュエーション異常、業績急落懸念

  • ROE1.71%と低収益2025/3期影響

    ROE1.71%は資本効率悪く、株主価値創造できず

  • 無配当政策継続影響

    無配当で株主還元なく、売られやすい状態

次の決算で確かめる点
営業利益率
低収益構造が改善しているかの指標。
配電用変圧器の受注高
電力会社の設備投資動向を直接反映。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり25で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは4.87%。

年間配当
¥25
1株あたり
配当利回り
4.87%
いまの株価に対して
配当性向
13.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2020年3月1839.1
2021年3月5−71.419.7
2022年3月25400.0
2023年3月250.0
2024年3月13−50.031.8
2025年3月25100.0
2026年3月250.013.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥25

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ8,283人。区分でいちばん多いのは個人・その他61.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が26.6%を占め、残る73.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他57.749.751.859.159.161.6
事業法人15.015.916.016.515.313.4
金融機関14.824.625.419.020.213.1
証券会社4.85.42.93.82.67.6
外国法人7.74.33.81.52.73.9
外国人個人0.00.10.10.10.10.4
自己株式13.01.70.40.40.40.3

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社日本カストディ銀行(信託口)6.64
02ダイヤモンドエンジニアリング株式会社5.50
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.23
04All Diamond Shareholders4.29
05大和証券株式会社2.68
06楽天証券株式会社共有口1.84
07池永 辰朗1.80
08BNP PARIBAS LONDON BRANCH FOR PRIME BROKERAGE CLEARANCE ACC FOR THIRD PARTY(常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.76
09豊栄産業株式会社1.20
10上田八木短資株式会社1.13

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近18
  • 2026-08-21
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    27.20%
    -1.20pt
  • 2026-08-19
    池永 重彦
    新規の大量保有報告
    5.24%
    -2.36pt
  • 2026-08-07
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    28.40%
    -1.21pt
  • 2026-07-13
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    29.61%
    -0.56pt
  • 2026-07-10
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    30.17%
    -1.22pt
  • 2026-06-24
    勝野 仁視
    変更報告
    4.09%
    -1.07pt
  • 2026-06-24
    勝野 仁視
    変更報告
    4.09%
    -1.07pt
  • 2026-06-22
    株式会社りそな銀行
    新規の大量保有報告
    6.55%
    -0.94pt
  • 2026-06-22
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.01%
    -2.76pt
  • 2026-06-19
    勝野 仁視
    変更報告
    4.09%
    -1.07pt
  • 2026-06-17
    勝野 仁視
    新規の大量保有報告
    4.09%
    -1.07pt
  • 2026-06-16
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    31.39%
    -1.12pt
  • 2026-06-08
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    32.51%
    -0.27pt
  • 2026-06-05
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    2.77%
  • 2026-06-04
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    32.78%
    -1.04pt
  • 2026-05-14
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    33.82%
    -0.28pt
  • 2026-04-24
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    34.10%
    -0.92pt
  • 2026-04-15
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    35.02%
    -1.12pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 8期分

1株利益は8期で−37%、1株純資産は8期で−35%。直近期のROEは1.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2019年3月401,9722.023.19.7
2020年3月−340877−27.139.1
2021年3月141,0211.5201.519.7
2022年3月1791,38115.05.9
2023年3月−1401,287−10.3
2024年3月−2271,211−18.131.8
2025年3月491,3553.812.2
2026年3月251,2781.722.713.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額113百万円。

氏名役職年齢保有株数
小野有理代表取締役 社長 CEO兼 グループCEO51125,600
吉田夛佳志取締役821,300
岡本岳取締役581,300
小谷カオル取締役54500
笠間士郎取締役(監査等委員)712,300
奥下英己取締役(監査等委員)63500
入江正孝取締役(監査等委員)7021,200
岡本南芳取締役45
江森克治59
菊地加奈子49

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)255167136
社外取締役5220235
取締役(社内)11801919

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容879字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、持株会社体制の下、自動車機器事業、エネルギーソリューション事業、電子機器事業の各セグメントにおいて事業会社(注)を置き、各事業会社は、取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。 (注) 事業会社: ダイヤゼブラ電機株式会社 ダイヤモンド電子株式会社 米国ダイヤモンド電機株式会社 当社グループは、当社、連結子会社21社(国内5社、海外16社)、持分法適用会社3社(関連会社3社)及び持分法非適用会社5社(非連結子会社4社、関連会社1社)により構成(2026年3月31日現在)され、自動車用点火コイル・電装品、太陽光発電用パワーコンディショナ・蓄電ハイブリッドシステム等のエネルギーソリューション機器、家庭向け冷暖房・給湯用着火装置等の電子制御機器の製造・販売を主な事業内容とし、さらにそれらに関連する研究・開発及びサービス等を主たる業務としております。 オペレーティング・セグメントごとの主要な事業内容は、次のとおりであります。 ①「自動車機器事業」は、自動車用点火コイル及び電装品の開発、製造、販売及び保守サービスを行っております。 ②「エネルギーソリューション事業」は、太陽光発電用パワーコンディショナ及び蓄電ハイブリッドシステムなどの開発、製造、販売及び保守サービスを行っております。 ③「電子機器事業」は、家庭向け冷暖房用及び給湯用着火装置、トランス・リアクター等の電子デバイス及び電子制御機器等の開発、製造、販売及び保守サービスを行っております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社及び主要な関係会社の位置付けは概ね次の事業系統図のとおりであります。 なお、事業系統図内の矢印は、製品及びサービスの流れを示しております。 [事業系統図] [2026年3月31日現在]
経営方針・対処すべき課題2,077字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、前中長期経営計画<DSA2021>に則って、ダイヤモンド電機株式会社及び田淵電機株式会社、上場企業二社の同時再生に取り組み、2022年度から更に金型事業を行う株式会社クラフトをグループの一員としました。これらグループ再生の目途を立て、新たに2023年10月に、2028年3月期を最終年度とする中長期経営計画「炎のスクラム」を策定しました。 (2) 経営戦略等 新中長期経営計画「炎のスクラム」の概要 (https://www.diaelec-hd.co.jp/ir_news/17824/) ◆新ビジョン「車と家を地球環境に資するものづくりでつなぐ」 三事業のクロスチャンネル・クロスセールスの強みを活かして、カーボンニュートラル社会の実現に向けた戦略的な技術・製品開発を推進して行きます。EV/PHVや再生可能エネルギーの更なる拡大には、車・家・電力系統を「ものづくりでつなげる」ことが重要となります。 ダイヤゼブラ電機が得意とする定置型製品・車載用製品とその先端技術を組み合わせ、V2X(Vehicle-to-everything)製品群の開発を進めております。V2X、つまり、災害時に車に家電をつなぐV2L (Vehicle-to-Load)、 家の電力を丸ごとバックアップするV2H (Vehicle-to-Home)、 そして車の電池で系統を支えるV2G (Vehicle-to-Grid)により「つなげる」ことで 、持続可能な社会の実現に貢献します。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 売上高 ターゲット2,000億円 ・コミットメント1,500億円達成 ◆自動車機器事業「点火コイル世界シェアNo.1」 ・お客様要求と地球環境の要請に寄り添う技術開発を背景とした市場占有率向上と収益構造改革 ◆エネルギーソリューション事業「住宅用蓄電システム国内シェア1位の堅持」 ・お客様との信頼関係に基づき、共同販売戦線を構築し、社会インフラの確立を目指した製品開発を促進 ◆ 電子機器事業「国内インバーターエアコン用リアクター市場シェア1位」並びに「主要お客様内占有率トップ 3獲得」 ・お客様のグローバル展開への追従及び寄与により、国内エアコン用リアクター市場シェア1位/主要お客様内占有率トップ3の獲得を目指す ◆ 新規事業の展開 エネルギーミックスを意識した脱炭素の推進とともに、キー技術の確立を目指す。 ・超高エネルギー点火システム:カーボンフリーを実現する次世代燃焼技術の探求 ・熱電発電システム:多様なエネルギーの活用に関わる技術革新 ・地域脱炭素・マイクログリッド:地域エネルギー効率最適化の探求 ・バッテリー診断技術:資源の再利用に関わる技術革新 「炎のスクラム」において、目標とすべき経営指標として、以下を掲げております。 ・2027年度 売上高1,500億円以上、営業利益率6%、ROE20%以上達成 なお、当年度における進捗状況は、連結売上高967億円、営業利益率2.5%であります。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 コロナ禍に端を発した想定を上回る長期的なサプライチェーンの歪みから、かつてない原材料高や材料調達難に見舞われています。また、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化及び、イスラエル・ガザ紛争に端を発した中東問題が新たな火種となり、見通しが更に難しくなるなど、大きな課題と捉えております。また、脱炭素社会への対応、電動化を含むモータリゼーション並びにエアコンのインバーター化の世界的展開等の既存ビジネスの更なる発展、エネルギーミックスの推進を当社グループの中長期的な機会と捉え、下記事項を重点方針として取り組んでおります。 ① 品質保証更なる厚肉化、販売網再構築 ・開発初期からのお客様要求品質追求、つくりやすさ、加えて、買いやすさのつくりこみ継続、形式知化 ・ES(エネルギーソリューション事業)取引販売商社様信頼関係強化及び共同販売戦線に取り組みます。 ② 社長総点検全拠点実施、不良撲滅 ・社長総点検を受けての<Factory Match>展開継続 ・次世代燃料点火燃焼技術開発<Project A>発表推進 ③ グローバルサプライチェーン脱構築 ・ 堅固為る紐帯に依る<All Diamonds 経済圏>構築 ・ 売上高2,000億円を駆け抜ける為の事業並びに地域を縦横無尽に網羅するサプライチェーン構想及び構築 ④ ESG経営の強化 現社長により刷新された経営理念の下策定された経営計画書を憲法に、監査等委員会設置会社としての企業統治、加えて、ESG即ち、環境整備・地域共生・多面体に耀き傍楽仲間達を大切にする経営を通じて、持続的成長を目指してまいります。
事業等のリスク4,079字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 業績の変動要因 当社グループは、自動車用点火コイル・電装品の自動車機器、太陽光発電用パワーコンディショナ・蓄電ハイブリッドシステム等のエネルギーソリューション機器、家庭向け冷暖房・給湯用着火装置、トランス・リアクタ―等の電子デバイス及び電子制御機器の製造・販売を主な事業内容としております。 自動車機器事業は、世界的な自動車業界のグローバル化の進展に伴う価格競争の激化、自動車の電子化の進展に伴う新製品開発コスト増等により、製品競争力の格差に大きな変動の可能性を内包しております。より有力なメーカーの主力商品に採用されることが、当社グループの業績に直接影響いたします。また、エネルギーソリューション事業は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を始めとする政府のエネルギー政策全般及び当社グループが生産する太陽光発電関連製品の販売先や電気事業者の動向等によっては、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。電子機器事業は、成熟製品分野を多く占める家庭向け電子制御機器で、円安時における海外拠点から国内拠点への生産回帰、付加価値の高い新分野における新製品の開発が鍵となります。 当社グループ製品の主要原材料である金属・樹脂・部品等に関して、安定的かつ安価に調達できるよう努めておりますが、市況変動による価格の高騰・品不足、いくつかの原材料等については特定仕入先の生産能力の不足による納入遅延、取引先が製造した製品の欠陥、経営状態の悪化、不慮の事故、自然災害等により、当社グループの原価の上昇、生産遅延・停止がおこり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、収益力確保に向け、部品・生産設備の内製化等による合理化・生産性向上、高付加価値新製品の開発に全力で取り組んでおり、最大限の努力を傾注いたします。それにもかかわらず、想定外の事由により達成できなかった場合は、業績に影響が出る可能性があります。 (2) 特定の取引先への集中等 当社グループにおいて、売上高に占める上位10社グループの比率は63.1%となっております。特定顧客への依存度を引き下げるべく顧客基盤の拡充に努めておりますが、主要顧客の業績、顧客の海外生産シフト等生産政策の変更等により、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 (3) 海外での事業拡大に伴うリスク 当社グループは、顧客のグローバル化に対応するため海外事業を積極的に展開しており、政治・経済情勢の変動、社会環境、法制・税制の変更、人材確保の困難等、海外拠点特有のリスク要因があります。 (4) 為替変動リスク 当連結会計年度の海外売上高比率は59.1%であり、外貨建て取引や外貨建て資産の評価替えに伴う一定の為替変動リスクが存在しています。為替変動リスクに対応するため、短期的には為替先物予約の活用、中長期的には現地調達体制の整備を進めておりますが、現時点でこのリスクを完全に回避することは困難であり、為替相場の変動が当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (5) 災害等による影響 当社グループは生産設備の定期的点検等を通して生産力の低下を最小限に抑制するよう努力しておりますが、自然災害による火災・電力供給等の中断による影響を完全に防止又は軽減することができるという保証はありません。予期せぬ自然災害の発生により生産活動が中断し、結果として当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 また、ロシアによるウクライナ侵攻が現在も継続しており、新たに、中東問題という地政学リスクも高まっています。当社グループでは当該地域への拠点展開や直接投資はございませんが、米国、インド、中国等での生産拠点の操業やサプライチェーンに影響を及ぼす可能性があります。 (6) 法的規制 当社グループ各社は、知的財産権の保護に関する規制、環境規制、商取引、投資又は輸出入、公正競争、労働、租税等にかかる所在国・地域の各種法令諸規制の適用を受けております。これらの法令諸規則又はその運用にかかる変更は、当社グループの事業活動への制約、法令遵守対応にかかる費用又は法令諸規則違反による当社グループへの過料賦課等によって、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、2013年7月に当社顧客への一部自動車部品(点火コイル)の販売に関して米国独占禁止法に違反したとして米国司法省との間で司法取引契約を締結しております。当該違反行為に関連して、一部顧客と協議をすすめた結果、和解が成立し、2017年3月期において計上した訴訟損失引当金796百万円の支払いが完了しております。なお、2022年3月期で特別損失で計上した和解金74百万円の支払いをもって、今回の訴訟関連の費用は終結したと判断しております。 (7) 知財競争 当社グループは、独自の技術開発と生産工程の創出に最重点をおいておりますが、海外進出に伴い、知的財産権の侵害を受けるおそれは益々増大しています。また、顧客と市場ニーズに応えてシステム技術を開発するに当たり、全ての技術を当社でカバーしえない場合は、他社との協業等によりそのリスクを回避する所存であります。 (8) 製品品質の不具合 当社グループは「お客様要求品質第一に徹することで、世界に冠たる製造業のお客様を通じて世の中に安全・安心・感動を届け続ける。」という品質方針に基づいて、顧客に喜ばれる品質・価格・納期の実現に徹底して努力しております。しかし、全ての製品について不具合がなく、将来にリコールが発生しないという保証はありません。予期せぬ品質の不具合の発生が当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (9) 財務制限条項による影響 当社グループが締結している借入金契約には、財務制限条項が付されているものがあり、この条項に抵触し、一括返済を求められた場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 主要なリスクの分類とその対応策 リスク区分   内容   リスクへの対応策 市場動向   (自動車機器事業)・急速な自動車の電動化シフトに伴う点火コイル市場の衰退 ・グローバル化の進展に伴う価格競争激化・各国の環境規制の強化    (エネルギーソリューション事業)・エネルギー政策、規制の見直し・非化石由来のエネルギー需要の進展・市場ニーズの高まりに伴う競争激化     (電子機器事業)・グローバルに拡大するインバータエアコン需要により海外拠点の生産再編     ・主要製品である点火コイルの市場でグローバルNo.1を目指す。(市場淘汰の中残存者利益を確保する)・次世代燃料点火燃焼技術開発推進 ・お客様要求仕様に対応し、マルチ点火、エネルギー変換効率の追求など技術の深化に拠るCO2削減を実現・中国・インド・インドネシア等、海外拠点の生産拡大 ・レジリエンス(災害等危機対応)需要拡大を背景に蓄電システムへのニーズに対応・増産体制の確保、当社のハイブリッド蓄電機能により低価格・高付加価値なシステムの提供「車と家をつなぐ技術開発」V2H・V2Gへの取り組み強化 ・メキシコ・インド南部での生産拠点の確保・ダイヤゼブラ電機の独自技術の統合・プラットフォーム化 原材料の調達   ・原油・金属(鉄・銅)等の国際価格の高騰・特定仕入先の生産能力の低下・半導体等の部品の供給不足 ・需要と供給の変動に伴う物流の混乱    ・原価構造の見直しと最終製品への価格転嫁・グローバル調達による物流費の低減・半導体等の専用部品でのセカンドソースの確保・サプライチェーン再構築における強靭化 海外展開   ・為替リスク・海外拠点の脆弱な経営基盤によるトラブル・労働安全に関する現地法違反    ・生産品目の最適地生産を再検討・グループで「為替リスク管理」を徹底 ・海外拠点のコンプライアンス教育の推進 自然災害   ・災害・疫病による社会混乱・施設への被害 ・サプライチェーン停滞    ・BCP策定・リモートワークの推進等感染症対策の徹底・定期的生産能力の点検・仕入先様との強固な信頼関係構築 仕入先様とで組織するAll Diamonds強化 コンプライアンス   (法的規制)・知財・各種商取引・輸出入・公正競争等の規制・環境課題への取り組み要請        (ガバナンス)・リソースの不足(人材流出)・ハラスメント     ・契約時の徹底的な検証 ・コンプライアンスの意識を社員全員で共有2050年までにグローバルでCO2排出ゼロの「ものづくり」を目指すべく、再生可能エネルギーの導入や新工法等による省エネルギーの取り組みを行うと共に、当社グループのサプライチェーンについてもCO2排出削減に向けた活動を推進  ・継続的な採用、教育の充実、労働環境の最適化「仕事と家庭生活を両立できる雇用環境の整備、労働時間の適正化や法令に基づく適正な労務管理、ハラスメント予防に関する社員教育の徹底、内部通報制度の設置などの施策を実行」 製造物責任   ・リコールの発生・顧客からの品質不具合に関する請求     ・品質基本方針「お客様要求品質第一に徹することで、世界に冠たる製造業のお客様を通じて世の中に安全・安心・感動を届け続ける。」 の徹底・トップマネジメントによる異常発生時の即時対応、並びに継続的な品質改善活動を通したリスク源への徹底した取り組み
経営成績の分析 (MD&A)12,375字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 先ず以て、能登半島での被災から生活を取り戻そうとする方々、世界中の紛争地域にて家族や生活を損なわれた方々、其之総ての方々が安全安心な日々を迎えられること衷心より願いて止みません。 同時に、それでも揺蕩えど沈まず、諦めずに苦難の中で活路を探っておられる方々の孤軍奮闘、そしてそれを支え続ける公務、民間に関わらず義侠心を発揮する方々の御心寄せに私たちもまた大いなる勇気を得ています。 なればこそ、幾度でも述べることでありますが、幾何かでも、特に、「レジリエンスプロダクト:生活を取り戻す力を、みなさまの御家庭に」を謳う我が社のエネルギーソリューション事業におけるものづくり、具体的には我が社製品ハイブリッド蓄電システム「EIBS7」、延いては、いよいよ発進した其之後継機「EIBS №8」=〈恵比寿八(通称:エビハチ)〉により、困難の中にある人々が一日でも早く御家族みなさまで心温かな生活を取り戻せるよう、公器として社会の安寧に寄与すべき企業として、全身全霊連日連夜連打連撃連戦猛進して参ります。 さて、当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)における世界経済は、既に幾度も述べておるように、ディールを標榜する米国トランプ大統領の逆八面六臂の対内外共の大活動による混迷もいよいよ年を越え、漸く高止まりしたと想うたのも束の間、ベネズエラ侵攻、イラン戦争、ホルムズ海峡封鎖に因る原油高、グローバルサプライチェーン再崩落の危機等、ふたたび世界を大混乱に陥れていることは御諸賢方々御存知の通りで御座います。 但し、述べ続けてきたように、市場は既に其之大混迷すら常態として受け止め、為替が一定の平穏を保ち、株価も当然のように上下し乍らも上昇傾向にあることは世界中の市場関係者、経済人が此之事態を少なくとも予見し、備えていたことだと、人々の叡智あるいは其之落ち着きを、経済人経営者のはしくれとして頼もしく想うもので有ります。他方、ひとときの金先物価格上昇等向後のリスクマネーの行き先についても更なる視界不良を想定してのことと捉えて注視、注意を怠らぬよう目を凝らし、耳を傾けています。 此之一年、重石のように我が社に伸し掛かり続けた米国関税の影響、レアアース供給問題は未だ残り続けるものの、我が社の世の為人の為荒ぶる闘魂表す理念並びに姿勢は決然と不全、報告済み乍ら、中国蘇州政府との、女性取締役候補でもある現地副董事長の丁寧かつ徹底した更に緻密で緊密な接点創造によって構築された信頼関係、延いては彼女の其之真っ直ぐで忠実な全身全霊連日連夜連打連撃連戦猛進で伐り拓かれた中国北京商務部との信頼関係に依るレアアース戦略遂行、サプライチェーン保全は大いに奏功し走行、また当然乍ら、我が国日本の経済産業省自動車課を中心に、製造産業局其之ものの後押しをも真っ向から受け、幾度も申し上げたハンガリーは無論(以下順不同)日本、タイ、インドネシア、そしてなんとアメリカはウェストバージニア、加えて、それこそなんと、と云うべき、緊張関係有るインド、加えて、今度はお客様別に述べたとしても、所謂リストに載るお客様にさえ、其之供給が叶い続けています。レアアースが無くて困るのは、内燃機関上等米国自動車産業も御同様で有ることはもはや自明ノ理、即ちProject A=アンモニア燃焼(専焼)技術開発で点火コイル延いては内燃機関に於ける技術革新を起こした我が社の利は無論のことではありますが、卑小ながらも米、中、印の大きな大きな経済圏、加えてその最前線で働く多くの人々に寄与が叶うておること、小職聊か誇りに想うところで有ります。而して、Like a bridge over troubled water、此之世界の荒波のただなかで、小さくとも確かな明日への架け橋で有り続けよう、左様幾重にも心得ております。 重ねて、終わらぬ戦争、ゆえなく喪われ続ける無辜の命、それでも繰り広げられる利己的な権謀術数、その、光無き闇に一条の光明を「探る」ではなく「描く」、今以上に経営の意思が問われる時代は無いかもしれません。トランプ大統領の政策は米国第一及びそれを標榜する大統領自身の影響力増幅、其之レガシー作り、また、その遂行の為の強大な力を背景とした強者の交渉を行うものだと、起こり続ける様々な事象に囚われず、斯様受け止め、其之対策に留まらぬ施策を練ることが肝要と、揺らがず心得ています。 また、レアアース問題のような政治的争いの影響についても、特に我が社のような世界に展開するものづくり企業は、地政学に基づいた臨機応変かつ合理的な世界最適生産に、それでも、世界中の傍楽仲間達と其之家族が暮らす国々の平和の中で得られる生活の安定及び向上をこそ想い、斯様殺伐たる時だからこそ文化の煌めき、経営理念を掲げて真摯に緻密に丁寧に取り組み続けなければなりません。我が社においても原材料高、物価高(進行期では有りますが、此之ゴールデンウィークも東奔西走、九日間北米横断往復長征で垣間見たガソリン代は1ガロン6ドル以上=1リットル256円!)は全く以て他と変わらず大いに影響を受けるなかで、レアアース戦略遂行は、お客様の先々を見据え乍らだからこその一定の在庫上昇局面を迎えるを余儀無くされることでも有り、これらを見越した資金繰と金融機関様の巨大な御理解賜る財務戦略が不可欠、其之為にも当然ながら真っ正直で緊密で丁寧なコミュニケーションを取りつつ、此之目まぐるしい世界情勢の変動を更に厳しく認識、注視し、但し、凝視はするも時に大局観を見詰め直しマイオピア(近視眼的)に陥らぬ、転ばぬ先の杖と其之また先の杖と捉え、爾後も先触れ根回し含め、多方面の多くの方々と打ち痺れる程のコミュニケーションを取り乍ら先手を打ち続けて参ります。 幾度も述べますように、常態化した原材料高、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化及び膠着化もはや定着化、更にイスラエル・ガザ戦争、ベネズエラ侵攻、イラン戦争、ホルムズ海峡封鎖…等と、平和な時代の日本に育った我々にとってはまるで歴史の教科書を眺めるような、と言っていいような戦争、紛争、地政学危機の高まりで、世界経済の見通しを立てることは年々歳々処か、四半期毎、否、日々、難しくなっていると実感せざるを得ません。なればこそ、変わらずグローバルサプライチェーンに於ける綿密なコミュニケーションと精密な舵取りを期す我が社に於いては、何もかもが分断される現代だからこそ、蘇生から始めねば為らなんだ企業再生の局面を終えたがゆえの安定という名の油断が許されぬ成長局面だからこそ、世界中の拠点から得続けている生々しい情報、其之分析の分量、精度の抜本的な向上とともに、最善を望みながらも最悪に備え続け、率先垂範指揮官先頭にて全身全霊連日連夜連打連撃連戦猛進して参ります。 国内経済におきましても、高市総理の元、此之一年幾度も日経平均最高値を記録するものの、長らくの国内経済の混迷に端を発した物価高に対しては未だ無策、有刺鉄線で首を締めるかのような日常生活は消費者、即ち、私達を苦しめ続けています(米は落ち着いたものの、生活実感としての物価はもはや常に従前の倍、否、3倍以上に感じる、まさに生活苦)。だからこそ、今も暮らし向きの改善が見出だせぬ中で、引続き回復どころか大挙して押し寄せ日本各地の観光地も都市部をも埋め尽くす外国人観光客の方々の笑顔と財布、すなわちインバウンドとインバウンド価格(私達日本の消費者にはもはや手が出ない、では無く見向きもしない)がもたらすはずの景気回復が、一消費者一消費者へ還元されることを、少しずつでもいい、一刻も早く還元されることを、心から、切に、切に、切に、本当に切に願いてやみません。せめて日本居住の生活に苦しむ納税者には、幾許かでも其之利益が還元されるようになればと想うばかりに御座います。 さて、地元大阪では「大阪・関西万博」の閉幕後、其之総括も為されぬまま大義無き選挙が無理矢理行われたことは前回述べました。ひとびとの暮らし、世界に緊張感張り詰めるなかでの此之大義無き選挙の向こうにもうひとつ大義無き「勝つまでじゃんけん」が人々の実生活にもたらすものが何かは分かりませんが、私の、そして我が社の、世の為人の為荒ぶる闘魂以てみんなで取り組むものづくりによって、分断され続ける世界、社会の架け橋とならんとす其之理念並びに姿勢が揺らぐことは決して有りません。 斯様不安定、不透明な激動の時代のまっただなかだからこそ、当社グループは、2023年10月4日に策定した「中長期経営計画〈炎のスクラム〉」に全身全霊連日連夜連打連撃連戦猛進しております。くどいようですが、下記にその「〈炎のスクラム〉策定趣旨及び宣言」「〈炎のスクラム〉のあとがきにかえて」を再び記し、此処に我が社の弛まぬ意志と意欲を表し続けます。無論、上記現状認識が有るからこそ、凄まじい速度、或いは想定されぬ角度で変化する世界の対応に追われるだけでは無い、幾つかの打ち手についても言及して参ります。 先ず以て「This is the Innovation」→「Project A=アンモニア燃焼技術」は従前お伝え致しましたように日刊工業新聞様2024年4月16日火曜日付朝刊一面に取り上げられた其之後もメディアに取り上げ続けられ(我が社ホームページで都度御報告しております)、無論、お客様他各方面と其之用途についての〈炎のスクラム〉も当然緊密に推進、現在は「Project A to H」(日刊工業新聞様2024年10月22日火曜日自動車・モビリティー面初掲載は既報の通り)、其之社会浸透の早い水素の安定燃焼にも力を発揮しつつ有ります。我が社が足掛け十年掛けて取り組んできた技術革新が、我が社のビジョン「車と家を地球環境に資するものづくりでつなぐ」を必ずや実現させると、心密かにアンモニアを、水素を、そして、斗いの炎を燃やしています。 同じく既報では有りますが、我が社が〈Project A〉に次いで進める〈Free as a Bird〉即ちマイクログリッド、誤解を恐れずに正しくお伝えするなれば「地域脱炭素」は、〈車と家を地球環境に資するものづくりでつなぐ〉大いなる試みであると同時に、日本に於ける「ものづくり」の力の源泉である地方の復活、其之底力を喚起する取組みでもあります。鳥取市との合弁企業漸進は無論、鳥取での雇用を取り戻すだけで無く、先ず以て我が社の工場が在る新潟三条、栃木大田原、秋田横手にて同様に産業創出延いては雇用創出に取組み、此之国の地方の底力を呼び醒ましたい、斯様に考えています。極度の円安、物価高、そして何れの人口減を想えば、「夫れ大事を済すは必ず人を以て本と為す」、我が社の〈人々の再生物語〉が更に多くの人々の心温まり勇気湧く豊かな物語につながることを、衷心より願いて止みません。 また、これらの地域連携の取り組みは、「地域占有率ナンバーワン」を掲げるエネルギーソリューション事業の成長戦略の次の要で有る「EIBS №8」=〈恵比寿八(通称:エビハチ)〉の浸透にも相乗効果、無念にも進行期ではメモリー半導体の供給問題等課題は山積しておりますが、必ずや、当取り組みと当新製品が、事業戦略のみならず、大いなる経営戦略遂行を叶えてゆくと信じております。 株式について、我が社は東証プライム市場からスタンダード市場へ区分変更されたものの、当社御仕入先様持株会組織、堅固為る紐帯〈炎のスクラム〉の同志〈All Diamond Shareholders〉様の当社株式保有比率は昨夏5%超となりましたが、其之後も増え続けています。〈All Diamond Shareholders〉様はコロナ惨禍でのグローバルサプライチェーン再構築、グローバルサプライチェーン脱構築に於いても、その中心的役割を果たして下さり、無論、現在も、サプライチェーン保全延いては発展のみ為らず、我が社のビジョンを信じ、安定株主様として引き続き長期保有目的に毎月定額での株式買付も行って下さっており、堅固為る紐帯結ぶ我らが炎のスクラムは銀塊砕く、東証プライム市場復帰の意志が揺らぐこともまた、決して有り申しませぬ。当然、実行済みの有償ストック・オプションに加え、社長筆頭に幹部達の株式累積投資も浸透、引き続きその拡大、そして傍楽仲間達(従業員)には傍楽仲間達持株会(従業員持株会)への参画をこれからこそしつこく強く促して参ります。また、既報のマーケット・経済専門チャンネルである日経CNBCで放送された、社長出演の「~攻めのIR~Market Breakthrough」は再生一万回を超えました。これも引き続き東証プライム市場復帰に向けて、総てのステークホルダー方々との接点創造を徹底強化していく決意の表れ、其之証左と捉えて下さりますれば幸いに存じます。 傍楽仲間達から登用する女性取締役については、間も無く二人目を迎えることとなります。十ヶ国十四工場を飛び廻る社長総点検に随行します。移動も現場での滞在も長時間に渡り体力的にも精神的にも厳しい此之組織戦略にしてものづくり戦略に喰らいついています。女性の取締役こそ、長い歴史を裏打ちするような旧弊がゆえに変革成らず潰えた典型的な倒産企業群で有った我がグループの元々の其々の企業の一隅で、それでも闘志を秘め、歯を食いしばって奮闘してきた傍楽仲間達からこそ抜擢すべき、左記理由の正当性が証明されています。重ねて、社長が、此之「女性取締役候補傍楽仲間達抜擢プロジェクト」を通じて最も大切にしていることは、旧弊なロールモデルとしての「女性のリーダー」を育成することではなく、多様で新たな時代の「リーダー」そのものを世に送り出してゆくということです。 改めて、此処に、私達ダイヤモンドエレクトリックホールディングスグループは、己にこそ厳しい鍛錬並びに勉励を積み重ね、環境整備に勤しみ、足らざるには情熱溢るる訓練を施し、「現場、現場、現場、相手の立場に立つ、本当に立つ」、お客様、金融機関様、All Diamonds企業様並びに御仕入先様方々、地方地域含む行政機関、そして株主の皆様方々との接点創造に執念を燃やし、其之結果としての喜びを皆様からの投票と想い定め、全身全霊連日連夜連打連撃連戦猛進することを御盟い申し上げます。引続き堅固為る紐帯〈炎のスクラム〉にて御指導御鞭撻御愛顧御連携の程宜しく御願い申し上げます。 〈炎のスクラム〉策定趣旨及び宣言 〈DSA2021再点火反転攻勢版〉の炎を潰えさせぬまま、我が社は、過去に例無く他に類見ぬ上場企業二社同時再生+1、其之最終局面に直面しています。苦闘しています。間も無くのはずの夜明け、其之直前の闇を駆け抜けるに、息が上がり、足ももつれんばかりです。夜明け前の闇が最も暗い事は自明の理、或いは試合終了直前、逆転の許されぬ自陣スクラムが筆舌に尽くし難く苦しい事も言うを待たず、で有ります。されど、足掛け八年闘い抜いてきた「類い希なる強靭な意志と意欲」は更に烈しく炎立つ。再生端緒驚くほど鮮やかに天空に描いたように、此之夜明け前の闇を駆け抜けた時にこそ我が社と我が社の傍楽仲間達が未来に燦然と耀く、左様確信しています。ゆえに「Whatever it takes」、歯を食い縛り、刀を振り回し、一歩でも一寸でも前に出る、連戦猛進しています。此処に、グローバルサプライチェーン崩壊の難局を斬り抜け、真の公器を目指し「サステイナブル=持続可能」な成長を描く新たなビジョン〈車と家を地球環境に資するものづくりでつなぐ〉を掲げ、新中長期経営計画〈炎のスクラム〉を組上げます。 〈炎のスクラム〉のあとがきにかえて 此之新たな中長期経営計画〈炎のスクラム〉を、約一週間の北米出張からの帰国の途上、機上にて策定、執筆しています。文字通り機上の空論ですが机上の空論に非ず、必ずや遂行する所存です。 昨夏から海外渡航が可能に為り、既存御取引の継続御礼及び新規受注を企図してのお客様訪問が漸く叶いました。そして、待ちに待った社長総点検に由る傍楽仲間達との再会。改めて、人と人が共に在ることの大切さ、有難さが身心に深く沁み入ります。 逢えない時間を、我が社のていたらくも有り、きっと心を戸惑わせながらもWEBや電話やメールを駆使して一緒に乗り越えてくださったお客様、御仕入先様方々に衷心より感謝申し上げます。待ちに待ってくれていた世界中の傍楽仲間達におおきに!であります。無論、惨禍の間隙を縫い慎重に丁寧に苦慮と配慮を幾重にも重ねてでも面談を実施して、此之困難之季を更に近い処で一緒に闘って下された金融機関様、All Diamonds企業様方々にも、今一度重ねて衷心より御礼申し上げます。誠に以て有難う御座います。旅の終わり、旅愁のなか、万感胸に迫る想いです。 さて、2017年に投資を決断し、足掛け7年取組んできた〈Project A=アンモニア燃焼技術〉は現在、更なる研究の深化と共に、既報の通り世界初の技術を具現化すべく、チャンピオン試作品を今年度末、2024年3月の完成を目指して我が社のむくつけきエンジニア達が鋭意作成中です。 また、既存の事業同様〈Project A=アンモニア燃焼技術〉をどまんなかに据えた〈車と家を地球環境に資するものづくりでつなぐ〉新たな闘いに於いても、既に連携、御協力賜りております企業様や研究機関様に加えて、日本を手始めに、世界の各地で焔(ほむら)立つ堅牢な〈炎のスクラム〉を組みたい、左様に考えています。 いつの日か、世界中の公道を地球環境に資する我が社の技術を搭載した自動車が走る前に、田畑や海上で御役に立てないか、少しでも早く人々と地球の未来に役立てないか、此之、過去に例無く他に類見ぬ上場企業二社同時再生+1の完遂を足腰に、確かな収益構造を有した筋肉質の会社へと生まれ変わるのは勿論のこと、世界中の人々から在って佳かった、左様仰って頂ける公器へと昇華すべく、少しずつ少しずつ漸進して参ります。 また、我が社が〈Project A〉に次いで進める〈Free as a Bird〉即ちマイクログリッドは、〈車と家を地球環境に資するものづくりでつなぐ〉大いなる試みであると同時に、日本に於ける「ものづくり」の力の源泉である地方の復活、其之底力を喚起する取組みでもあります。今少し先にはなりますが、此之マイクログリッドを追求するということは、其之町で雇用が生まれるということ。鳥取での雇用を取り戻すだけで無く、先ず以て我が社の工場が在る新潟三条、栃木大田原、秋田横手にて同様に産業創出延いては雇用創出に取組み、此之国の地方の底力を呼び醒ましたい、斯様に考えています。極度の円安、物価高、そして何れの人口減を想えば、「夫れ大事を済すは必ず人を以て本と為す」、我が社の〈人々の再生物語〉が更に多くの人々の心温まり勇気湧く豊かな物語につながることを、衷心より願いて止みません。今後も当グループは、中長期経営計画〈炎のスクラム〉に掲げた新ビジョン〈車と家を地球環境に資するものづくりでつなぐ〉に基づき、公器としてお客様の発展に寄与し社会の豊かさに貢献するべく、挙社一致で連戦猛進して参ります。 当連結会計年度の売上高は967億68百万円(前年同期比5.5%増)、営業利益は24億31百万円(前年同期比7.1%増)、経常利益は20億62百万円(前年同期比40.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2億17百万円(前年同期比47.2%減)となりました。営業利益の改善は、主にものづくりにおける部材調達の改善や省人化が進み、さらに全社的な生産性の改善が進んだことによるものであります。 ・連結   売上高   967億68百万円   (前年同期比5.5%増) 営業利益   24億31百万円   (前年同期比7.1%増) 経常利益   20億62百万円   (前年同期比40.5%増) 親会社株主に帰属する当期純利益   2億17百万円   (前年同期比47.2%減) セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 [自動車機器事業] 自動車機器事業は、米国及び中国での電動車の需要減速による内燃機関搭載車の増産の影響を受け、売上高は404億68百万円(前年同期比15.9%増)となりました。利益面では、米国関税の影響を受けながらも、ものづくりにおける生産性ならびに材料費率の改善が進み、セグメント利益は10億38百万円(前年同期比173.0%増)となりました。 [エネルギーソリューション事業] エネルギーソリューション事業は、蓄電ハイブリッドシステム(EIBS7)の本年度、海外メーカーの本格参入により市場での競争が激化及びお客様での在庫調整等の影響により、大幅な販売回復とならず、売上高は241億42百万円(前年同期比1.6%減)となりました。利益面では、海外メーカーの本格参入による販売価格の下落影響及び新機種開発による販管費の増加により、セグメント利益は22億92百万円(前年同期比18.8%減)となりました。 [電子機器事業] 電子機器事業は、アジア地域での事務機器市場の低迷や米国関税措置による販売面での苦戦により、リアクター販売が低調に推移いたしました。PCBA(基板実装)では、欧州市場に底打ち感が見られ、一部で復調の兆しがあったものの、インド地域における冷夏の影響が響き、売上高は309億56百万円(前年同期比0.1%減)となりました。利益面では、生産工程における省人化施策の進展等により製造原価低減の効果がみられ、セグメント利益は13億8百万円(前年同期比24.3%増)となりました。 [その他] 金型成型事業等を行うダイヤクラフト株式会社、インドダイヤクラフト及びタイダイヤクラフトの事業セグメントの売上高は12億1百万円(前年同期比5.9%減)、セグメント損失は31百万円(前年同期はセグメント損失1億81百万円)となりました。 生産、受注及び販売の実績は次のとおりであります。 ① 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 自動車機器事業   41,519   16.9 エネルギーソリューション事業   24,725   △0.5 電子機器事業   30,642   △0.1 その他   1,186   △6.2 合計   98,074   6.2 (注) 金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 ② 受注実績 当社グループ(当社及び連結子会社)の製品は、自動車機器事業においては、得意先から1~3ヶ月前より指定部品の生産計画内示を受け生産の予測をたてますが、実際の納入は、得意先の生産に合わせた提示によりラインに納入している状況であります。従って、内示と実際とは異なる場合もあり、受注高及び受注残高を算出することは困難であるため、受注実績の記載は省略しております。 また、エネルギーソリューション事業及び電子機器事業においては、得意先からの生産計画の提示を受け、過去の実績及び将来の予測と生産能力を勘案して見込み生産を行っているため、受注実績の記載は省略しております。 ③ 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 自動車機器事業   40,468   15.9 エネルギーソリューション事業   24,142   △1.6 電子機器事業   30,956   △0.1 その他   1,201   △5.9 合計   96,768   5.5 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) ダイキン工業株式会社   14,765   16.1   15,407   15.9 (2) 財政状態 当連結会計年度末の総資産は839億43百万円となり、前連結会計年度末に比べ46億65百万円増加しました。主な増加は、原材料及び貯蔵品20億52百万円、売掛金14億75百万円、長期前払費用8億61百万円、仕掛品6億86百万円であり、主な減少は、電子記録債権6億24百万円であります。 負債は697億75百万円となり、前連結会計年度末に比べ20億50百万円増加しました。主な増加は、短期借入金16億75百万円、契約負債6億52百万円であり、主な減少は、リース債務4億52百万円であります。 純資産は141億68百万円となり、前連結会計年度末に比べ26億15百万円増加しました。主な増加は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等による利益剰余金27億89百万円であります。 この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の14.4%から16.7%となりました。 (3) キャッシュ・フロー 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は63億12百万円となり、前連結会計年度末に比べ9億58百万円減少しました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により使用した資金は、13億79百万円(前年同期は35億88百万円の獲得)となりました。主な要因は、支払利息が11億14百万円、税金等調整前当期純利益が10億22百万円あったものの、棚卸資産の増加額が21億87百万円、法人税等の支払額が13億45百万円あったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により使用した資金は、12億70百万円(前年同期は6億38百万円の使用)となりました。主な要因は、有形固定資産の売却による収入が1億32百万円あったものの、有形固定資産の取得による支出が13億45百万円、無形固定資産の取得による支出が49百万円あったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により得られた資金は、13億15百万円(前年同期は37億75百万円の使用)となりました。主な要因は、長期借入金の返済による支出が30億51百万円あったものの、長期借入れによる収入が29億2百万円、新株予約権の行使による株式の発行による収入が15億1百万円あったことによるものであります。 当社グループの財政状態に関する指標のトレンドは下記のとおりであります。 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   14.7   13.7   12.4   14.4   16.7 時価ベースの自己資本比率(%)   11.1   9.1   7.4   6.4   7.4 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   △7.7   △11.6   19.7   10.7   △28.6 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   △19.2   △7.8   4.1   4.3   △1.4 (注) 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い Ⅰ. 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 Ⅱ. 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 Ⅲ. 営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、決算日における資産・負債の報告数値、報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行っております。主なものは貸倒引当金、繰延税金資産、賞与引当金、退職給付に係る資産及び負債、製品保証引当金、関係会社株式、製品補償引当金、減損損失、棚卸資産の評価、のれんであり、その見積り及び判断については継続して評価を行っております。 なお、見積り及び判断・評価については、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づき行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果とは異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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