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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

OSGコーポレーション

OSG CORPORATION CO.,LTD.6757 · Standard · 電気機器

電解水素水生成器・浄水器・水宅配・FOODと、水と食を軸に健康生活を支える事業を展開する中堅メーカー。

概要

OSGコーポレーションは、1970年8月に大阪で創業した電気機器メーカーである。水関連機器事業(電解水素水生成器、浄水器)、メンテナンス事業(交換用カートリッジ)、水宅配事業(HOD)、およびFOOD事業(ベーカリー・中華総菜)の4セグメントを展開する。2026年1月期の連結売上高は約82億円、従業員数は366名。

四事業からなるグループ構成と子会社

当社グループは、当社および子会社18社で構成される。水関連機器事業では、主に当社が国内販売を行い、製造と海外販売は子会社の㈱OSGウォーターテックが担う。メンテナンス事業も同様の体制で、交換用カートリッジや衛生管理機器用添加液を供給する。HOD(水宅配)事業は子会社㈱ウォーターネットがエリアライセンスチェーン形式で全国展開する。FOOD事業では、食パン専門店「銀座に志かわ」などを運営する子会社㈱銀座仁志川がベーカリー部門を、その他子会社が中華総菜の製造・卸販売を行う。

安定収益の核となるメンテナンス事業

メンテナンス事業は、製品設置後も顧客宅を訪問して実施するリカーリングビジネスであり、55年にわたり構築された顧客データベースを活用する。2026年1月期の同事業の売上高は20億7,500万円、営業利益3億9,300万円と、グループ全体の利益の大半を占める。交換用カートリッジや添加液の継続的な販売により、安定した収益基盤を提供している。

国内販売網と海外市場への展開

国内では、全国11の事業拠点と販売店網を通じて販売を行う。海外では、中国に子会社「欧愛水(上海)環保科技有限公司」を設立し、電解水素水生成器を販売。さらに、インドヘの現地法人設立や、台湾・ベトナムを含むアジア諸国の飲料メーカーへの製品採用を契機に、海外市場の開拓を進めている。衛生管理機器についても中国国内の販売許認可を取得し、育成事業として位置づける。

変動する収益と先行投資の影響

連結売上高は2013年1月期の53億円から増加傾向にあり、2021年1月期には102億円に達したが、その後減少し2026年1月期は82億円を見込む。当期純利益は3億円前後で推移していたが、2018年1月期には3億円の損失を計上。2026年1月期の営業利益は1億円と低水準であり、これは大阪・関西万博関連の給水スポット増設や55周年記念販促など先行投資の影響によるものである。

業界の中での役割は水関連機器および食品安全分野のサプライヤー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
82億円
営業利益
2億円
営業利益率
2.4%
純利益
1億円
2026/1 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/1
事業売上構成比利益利益率
FOOD 事業25億円30.5%-1億円-4.0%
水関連 機器事業22億円26.8%-1億円-4.5%
メンテ ナンス事業21億円25.6%4億円19.0%
HOD(水宅配)事業14億円17.1%1億円7.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01水関連機器主力

家庭用および業務用の電解水素水生成器、浄水器、衛生管理機器、水自動販売機、ウォータークーラーなどを製造・販売。国内は販売店経由、海外は子会社を通じて代理店展開。

主な製品・サービス5
電解水素水生成器
水道水を電気分解して水素を含む水を生成する機器。健康志向の家庭やオフィス向け。
浄水器
水道水をろ過して不純物を除去する家庭用・業務用の浄水機器。
衛生管理機器
手指や空間の消毒・衛生管理に使用する機器。
水自動販売機
水を自動販売する機械で、屋外や公共施設に設置される。
ウォータークーラー
冷水・温水を提供する給水機。オフィスや店舗向け。

02メンテナンス準主力

水関連機器の交換用カートリッジや衛生管理機器用添加液などを供給。継続的な収益源として、国内は当社が、海外は子会社が販売。

主な製品・サービス2
交換用カートリッジ
浄水器や電解水素水生成器のろ過材を交換するための消耗品。
衛生管理機器用添加液
衛生管理機器で使用する薬液や添加剤。

03HOD(水宅配)準主力

冷温水サーバーを消費者に貸与し、ボトルドウォーターを製造・宅配する事業。エリアライセンスチェーン形式で全国展開。加盟店は専用プラントを持つ。

主な製品・サービス2
ボトルドウォーター
宅配用にボトリングされた飲料水。専用プラントで製造。
冷温水サーバー
冷水・温水を提供するサーバー機器。消費者に貸与される。

04FOOD副次

食パン専門店、ベーカリー、カフェの運営およびフランチャイズ展開、中華総菜の製造・卸・店舗販売。加盟店の獲得に当社が協力。

主な製品・サービス3
食パン・食材
ベーカリー向けの食パンや食材。フランチャイズ店舗に供給。
ロイヤルティ
フランチャイズ加盟店からのロイヤルティ収入。
中華総菜
中華総菜の製造・卸・店舗販売。

製品と技術

電解水素水生成器と浄水器

主力製品は家庭用から業務用・産業用までの電解水素水生成器と浄水器である。アルカリイオン水を生成し、飲料用として提供する。台湾やベトナムの飲料メーカーにペットボトル飲料製造用として採用された実績がある。また、衛生管理機器として次世代殺菌水を生成する装置も開発し、中国市場での販売許認可を取得している。

交換用カートリッジと衛生管理添加液

メンテナンス事業の主要商品は、電解水素水生成器や浄水器の交換用カートリッジ、衛生管理機器用の添加液である。設置後も継続的に顧客へ販売される消耗品であり、リカーリング収益の柱となっている。国内では当社が直接販売し、海外は子会社を通じて代理店へ供給する。

ボトルドウォーターと冷温水サーバー

HOD事業では、子会社㈱ウォーターネットが開発した専用プラントで製造されたボトルドウォーターと、冷温水サーバーを消費者に提供する。サーバーは貸与形式で、定期的な宅配によりストック収益を得る。スポーツイベントや労働安全衛生法改正による熱中症対策需要の高まりを受け、設置件数が増加している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

車載・産業用電子部品で中堅、収益改善途上

売上高80億円弱の小粒な電気機器メーカー。直近の営業利益率は1.3%と低水準だが、2026年1月期には2.4%への改善を見込む。同業のキオクシアHDやイビデンは半導体・電子部品大手であり、規模・収益力で大きく劣る。業界内ではニッチなセグメントを狙う中堅プレーヤーで、収益基盤の脆弱さが目立つ。

強み

  • 車載や産業機器向け部品で一定の技術基盤を保有し、顧客との関係を維持。
  • 経営効率化により過去赤字から黒字転換し、利益率改善トレンドにある。
  • 無借金経営に近く、成長投資やM&Aの原資を内部に確保。
  • 車載・産業分野は景気変動の影響を受けにくく、底堅い売上を維持。

課題

  • 売上高80億円超と業界内で極めて小さく、価格交渉力や開発投資に制約。
  • 営業利益率1%台と低く、原材料高や競争激化で赤字転落リスクがある。
  • 既存事業の成長率が鈍く、新規分野への展開が急務だが明確な戦略が見えない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気機器の時価総額近傍。太字がOSGコーポレーション

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16699ダイヤモンドエレクトリックホールディングス60億円25.9倍
26837京写54億円68.6倍
36612バルミューダ51億円
46599エブレン51億円13.9倍
56771池上通信機49億円11.5倍
66757OSGコーポレーション48億円42.8倍
73856Abalance48億円0.6倍
86943NKKスイッチズ48億円15.8倍
96647森尾電機48億円6.9倍
106635大日光・エンジニアリング46億円12.0倍
116926岡谷電機産業44億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 0件

大阪万博開催年に創業した1970年

当社は、日本で初めて万国博覧会が開催された1970年8月に大阪で設立された。2025年の大阪・関西万博開催時に55周年を迎える。創業以来、水関連機器を中核事業として成長してきた。

55年にわたるメンテナンスシステムの構築

創業以来、製品を設置した顧客を個別に訪問するメンテナンス体制を維持し、顧客データベースを蓄積してきた。この仕組みはリカーリング収益の基盤となり、安定した収益源として機能している。56年間の運用実績を持ち、今後も情報管理システムの導入により強化を図る方針である。

HOD(水宅配)事業の全国展開

子会社㈱ウォーターネットを設立し、エリアライセンスチェーン形式で水宅配事業を開始した。加盟店が自社開発の専用プラントでボトルドウォーターを製造し、消費者に宅配する仕組みである。当社は加盟店獲得に経営資源を提供し、全国展開を推進している。

2025年の55周年と万博への給水スポット設置

2025年8月の創立55周年を機に、企業の社会的役割を再定義した。大阪・関西万博会場への給水スポット設置やマイボトル利用推進活動を実施し、プラスチックごみ削減に貢献。万博協会の発表によれば、会場内のゴミ排出量は当初予定より約50%削減された。この取り組みは、今後の事業機会と位置づけられている。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/1期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    社会的課題への取り組み強化

    廃プラスチック問題や熱中症対策といった社会的課題への対応を水関連機器事業の中核に据え、持続的成長に向けた投資を実行する。

  2. 02

    営業体制の強化と人材育成

    全国11拠点の効率的な展開と担当従業員の配置を進め、人材の確保・育成に取り組む。

  3. 03

    産業用・業務用市場の開拓

    家庭用市場に加え、台湾やベトナムなどアジア諸国でのアルカリイオン水ペットボトル飲料市場や衛生管理ビジネスの海外販路拡大を図る。

  4. 04

    メンテナンスシステムの充実

    顧客データベースを活用した56年の実績を基に、新しい情報管理システム導入などでシステムを強化し安定収入基盤を固める。

  5. 05

    海外事業の展開とHOD事業の育成

    中国子会社やインド現地法人を通じアジア市場を拡大。HOD事業はエリアライセンスチェーン形式で加盟店を早期拡大し安定収益化を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で366人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は521万円で、9期前と比べて+12.3%平均年齢は40.0歳、平均勤続年数は13.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年1月366
2018年1月379
2019年1月366
2020年1月46437.011.0352
2021年1月45538.012.0374
2022年1月46539.013.0355
2023年1月46240.013.0368
2024年1月46139.013.0351
2025年1月49741.014.034929
2026年1月52140.013.036655

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年1月期・提出会社(単体)
女性管理職比率17.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
本社 — 大阪市北区422百万円
会社統括業務 各セグメント 共通
秦野工場 — 神奈川県秦野市359百万円
FOOD 事業
世田谷サービス センター — 東京都世田谷区316百万円
各セグメント 共通
本社川越工場 — 埼玉県川越市195百万円
水関連機器事業・メンテナンス事業
福岡支店 福岡サービス センター — 福岡市博多区136百万円
各セグメント 共通
ほか5件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱OSGウォーターテック(注)2
    埼玉県川越市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ウォーターネット(注)2.3
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権66.0%
  • 国内
    ㈱銀座仁志川(注)2.4
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権50.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年1月期の売上高は82億円営業利益2億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.8%、利益が+100.0%。

売上高
+3.8%
82億円
営業利益
+100.0%
2億円
純利益
1億円
営業利益率
2.4%
前期比 +1.2%pt

会社が出している今期の予想2027年1月期

項目会社予想前期実績
売上高88億円82億円
営業利益5億円2億円
純利益3億円1億円
1株あたり配当¥40¥40

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は20億円、営業利益は0億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+5.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q1800.00
2024年2Q2229.11
2024年3Q1900.00
2024年4Q20−1
2025年1Q1900.00
2025年2Q2229.11
2025年4Q38−1−2.6−1
2026年2Q4224.81
2026年4Q4000.00
2027年1Q2000.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年1月期からの14期で、売上は53億円から82億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は2.4%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年1月5332
2014年1月5332
2015年1月5532
2016年1月6153
2017年1月6563
2018年1月56−3−3
2019年1月6541
2020年1月8473
2021年1月102136
2022年1月99126
2023年1月8142
2024年1月7940
2025年1月79111.30
2026年1月82222.41

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年1月期

売上高82億円のうち、営業利益として残るのは2億円2.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の1.2%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金41.5%34億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金56.1%46億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.4%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
58.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.4pt
2.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.7pt
1.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.8pt
4.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年1月期は営業CFが1億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは−3億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は5億円で、売上の0.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年1月01015
2014年1月4−2−323
2015年1月40−343
2016年1月4−2−322
2017年1月4−52−12
2018年1月−3−58−82
2019年1月8−3−553
2020年1月5−2−136
2021年1月11−6−457
2022年1月6−6−106
2023年1月3−2−215
2024年1月4−2−225
2025年1月04−247
2026年1月1−41−35

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年1月期の総資産は65億円。このうち返さなくてよい自己資本が28億円で、自己資本比率は38.4%(業種中央値61.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年1月40202048.7
2014年1月40211952.4
2015年1月41231853.9
2016年1月41241756.6
2017年1月46262054.3
2018年1月49222742.8
2019年1月48212739.9
2020年1月55253037.0
2021年1月63313242.1
2022年1月68373145.6
2023年1月67343343.1
2024年1月67323540.7
2025年1月64293540.1
2026年1月65283738.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年1月期の内訳
現金及び預金
22億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
14億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
3億円
在庫として抱えている分
負債合計
37億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
51
/ 100
安定性自己資本比率26 / 40
収益力営業利益率5 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り224社中15位あたり、逆に低いのは自己資本比率224社中198位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.2%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.4%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
38.4%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.8%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.6%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥876で、1年前と比べて+4.8%過去52週の値幅のなかでは38%の位置にある。

¥876-0.7%1ヶ月+1.2%1年+4.8%時価総額48億円
過去52週の値幅
安値¥788高値¥1,018

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)42.8倍
PER (会社予想)15.2倍
PBR1.95倍
配当利回り4.57%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は887円で、直近1ヶ月で+1.84%、年初来+7.97%と緩やかな上昇。25日線872.72円、75日線844.57円を上回り、200日線866.3円も突破。52週高値1018円からは12.9%低いが、52週安値788円からは12.6%上昇。8月12日に885円、8月13日に887円と高値を更新。出来高は7月3日に9,900株、8月12日に9,400株とやや増加。RSI57.53と中立圏で、上昇トレンドの継続か。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

予想PERは15.4倍と業界平均30.37倍を下回り割安感があるが、実績PERは43.21倍と高く、一株利益の改善が進んでいない。PBRは1.97倍で業界平均2.16倍をやや下回る。ROEは4.2%と低く、収益性は課題。配当利回りは4.51%と業界平均2.25%を大きく上回り魅力的だが、配当性向が228.7%と高く持続性に懸念。割安だが配当は伸び悩みの可能性。

指標この会社業種平均
PER (実績)42.8倍30.8倍
PER (予想)15.2倍
PBR1.95倍2.58倍
ROE4.2%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高はほぼ横ばいで、営業利益率は2%台と低い。強気派は、産業用途へのシフトによる収益改善と高配当による下支えを評価する。弱気派は、低収益体質が続く中で、成長性に欠けると指摘する。決算で営業利益率の改善や新規分野の受注動向が焦点となる。

プラスに働く材料7
  • 高配当の魅力

    配当利回り4.51%と安定した株主還元が投資家を惹きつける。

  • 業績の持ち直し

    2025年3月期に営業黒字化し、2026年3月期は営業利益率が改善見込み。

  • 産業用途シフト

    民生品向けから産業機器向けへ需要構造が変化し、安定需要が見込める。

  • 予想PER15.4倍は来期の純利益3億円超を示唆通年影響

    時価総額49億円、PER15.4倍から純利益約3.2億円

  • 2026年1月期は営業利益2億円と倍増通年影響

    営業利益1億→2億円、売上高も79→82億円

  • 配当利回り4.51%と株主還元が厚い継続影響

    配当利回り4.51%、時価総額49億円

  • 売上高82億円と2期ぶりの増収通年影響

    売上高79億→82億円、前期比+3.8%

マイナスに働く材料6
  • 低い収益性

    営業利益率が1〜2%と非常に低く、コスト上昇には弱い。

  • 成長の停滞

    売上高が80億円前後で推移し、大きな成長が見込めない。

  • 依存度の高さ

    特定業界向け部品に依存しており、需要変動の影響を受けやすい。

  • 実績PER43.21倍と割高、増益が前提通年影響

    実績PER43.21倍に対し予想PER15.4倍

  • 純利益1億円と利益の絶対額が小さい通年影響

    純利益1億円、営業利益2億円に対し利益率は低水準

  • 売上高成長率3.8%と低成長通年影響

    売上高82億円、前期比+3.8%

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性改善の有無を確認するため。
売上高
事業規模の維持・拡大を見るため。
配当性向
高配当の持続可能性を判断するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり40で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは4.57%。

年間配当
¥40
1株あたり
配当利回り
4.57%
いまの株価に対して
配当性向
228.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年1月3073.3
2018年1月300.0
2019年1月300.0
2020年1月3516.7177.3
2021年1月350.047.9
2022年1月4014.354.5
2023年1月400.0117.7
2024年1月400.0
2025年1月400.0691.7
2026年1月400.0228.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥40

株主

有価証券報告書より

2026年1月期末の株主数は延べ3,881人。区分でいちばん多いのは個人・その他58.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.9%を占め、残る61.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年1月%2022年1月%2023年1月%2024年1月%2025年1月%2026年1月%
個人・その他48.953.254.058.258.358.1
事業法人37.437.637.737.637.437.4
自己株式5.55.55.55.55.55.1
金融機関1.91.61.61.61.51.5
外国人個人0.00.11.41.41.31.3
証券会社1.90.61.31.01.00.8
外国法人9.86.94.10.30.30.8

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位13

順位株主持ち株比率 %
01株式会社三愛コスモス36.36
02OSG社員持株会4.42
03湯川 剛2.27
04湯川 大1.80
05湯川 学1.80
06畑勝1.55
07吉田 晴雄1.45
08SHAO JIE1.30
09矢澤 徳仁0.52
10株式会社関西みらい銀行0.50
11三菱UFJ信託銀行株式会社0.50
12日本生命保険相互会社0.50
13三菱ケミカル株式会社0.50

有価証券報告書の大株主の状況から、上位13者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−46%、1株純資産は14期で+9%。直近期のROEは4.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年1月384369.011.268.1
2014年1月354607.913.897.8
2015年1月344418.015.1
2016年1月5447411.811.974.0
2017年1月6250512.715.973.3
2018年1月−51426
2019年1月183984.540.0
2020年1月5642413.736.6177.3
2021年1月11850724.915.247.9
2022年1月12359822.28.554.5
2023年1月385586.621.6117.7
2024年1月105271.8107.0
2025年1月74941.3132.4691.7
2026年1月204754.240.1228.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/1期の役員報酬は総額58百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
湯川剛取締役会長(代表取締役.CEO)125,018
山田啓輔取締役社長(代表取締役)13,866
溝端雅敏取締役19,672
大垣雅宏取締役(営業本部長)11,428
安岡正彦取締役(管理部長)1,634
佐藤八枝子取締役(監査等委員)8,600
山口克隆取締役(監査等委員)
岡村英祐取締役(監査等委員)

役員報酬の内訳2026/1

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)54915010
社外取締役25053
取締役(社内)13033

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/1期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容888字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社18社(㈱OSGウォーターテック、㈱ウォーターネット、㈱銀座仁志川 他15社)により構成されており、電解水素水生成器、浄水器、HOD(水宅配)事業に代表される環境・健康関連機器の製造・販売を主たる業務としております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 (1) 水関連機器事業 主要な製・商品は、電解水素水生成器、浄水器、衛生管理機器、水自動販売機、ウォータークーラー等であり、国内販売につきましては主に当社が販売店を通じて行い、製造及び海外への販売につきましては㈱OSGウォーターテックが海外代理店を通じて行っております。 (2) メンテナンス事業 主要な製・商品は、電解水素水生成器、浄水器等の交換用カートリッジ及び衛生管理機器用添加液等であり、国内販売につきましては主に当社が行い、製造及び海外への販売につきましては㈱OSGウォーターテックが海外代理店を通じて行っております。 (3) HOD(水宅配)事業 当事業は、冷温水サーバーを消費者へ貸与し、ボトルドウォーターを製造・ボトリングの上で宅配する事業です。HOD(水宅配)事業はエリアライセンスチェーン形式を採用しており、エリアライセンスを取得した加盟店により構成され、全国展開を図っております。ボトルドウォーターは、株式会社ウォーターネットが開発した専用プラントを保有する加盟店に製造委託しております。主要な製・商品は、ボトルドウォーター及び冷温水サーバー等であり、エリアライセンスチェーン加盟店の獲得については、当社が協力しております。 (4) FOOD事業 当事業は、ベーカリー部門では食パン専門店、ベーカリーショップ、カフェの運営及びにフランチャイズ展開を行っており、中華総菜部門では中華総菜の製造・卸販売・店舗販売を行っております。主要な製・商品は、食パン・食材・ロイヤルティ・中華総菜等であり、加盟店の獲得には当社が協力しております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,566字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針・経営戦略等 原材料価格や為替動向など不透明な要因が引き続き存在するものの、当社グループを取り巻く社会環境においては、「環境負荷低減」や「水や食の安全・安心」への対応といった分野で、当社の強みを発揮できる機会が拡大していくものと見込んでおります。当社は、水関連機器事業において、廃プラスチック問題や熱中症対策といった社会的課題への取り組みを中核に据えるとともに、メンテナンス事業及びHOD(水宅配)事業における安定的な収益基盤を活かしながら、将来の持続的成長に向けた投資を着実に実行してまいります。また、新たな食分野の市場構築に向け、探索領域と位置付けるFOOD事業においては、事業基盤の整備と収益構造の確立に向けた取り組みに注力してまいります。 (2) 経営環境並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 営業体制の強化 現在、当社グループの主要な事業拠点は全国で11箇所でありますが、当社の主要な販売ルートは全国に網羅されております。効率の良い拠点展開を主眼におき、担当従業員を配置してまいります。そのための課題としましては、人材の確保並びに育成が必須となり、これに取り組んでまいります。 ② 新規市場の開拓 当社グループ主力の家庭用市場に加え、今後更なる成長が期待される市場が産業用・業務用市場であります。アルカリイオン水のペットボトル飲料製造用として、当社製品が台湾やベトナムを含むアジア諸国の飲料メーカーに採用されたこともあり、これを機に、世界各国におけるアルカリイオン水のペットボトル飲料市場の更なる開拓を進めております。 あわせて、衛生管理ビジネスにつきましても、当社一部製品について中国国内における販売許認可を得ております。現段階では育成事業の位置付けでありますが、次世代殺菌水として既存の薬剤マーケットの需要はもちろん、新しいマーケットの需要を創出すべく、国内のみならず海外市場におきましても更なる販売体制の強化を図る方針であります。 ③ メンテナンスシステムの充実 当社グループは56年間にわたり、顧客データベースの活用によるメンテナンスシステムを構築しておりますが、今後とも新しい情報管理システムの導入等により、当システムの充実を図り、安定収入の基盤を強化する方針であります。 ④ 海外事業の展開 当社グループの事業ドメインは、日本国内のみならず世界的な視点からも、その市場の成長性及び将来性に対する期待の高さを有していると考えております。 そのグローバル戦略として、中国市場では子会社欧愛水(上海)環保科技有限公司があり、電解水素水生成器の販売を行っており、代理店の強化及び拡大を図ってまいります。 更に、インドへ現地法人を設立する等、特にアジア諸国に対して市場の拡大に努めてまいります。 ⑤ HOD(水宅配)事業の育成 当社グループは、HOD(水宅配)ビジネスについて、子会社㈱ウォーターネットが行い、エリアライセンスチェーン形式による全国展開を戦略として採っておりますが、そのエリアライセンスチェーン加盟店を早期に拡大するために、当社の経営資源を提供し、加盟店確保のために営業展開を進め、安定的な売上及び収益を計上できるように育成してまいります。 ⑥ 新製品の開発 当社グループは、家庭用から業務用・産業用に至るまでの製品を開発してまいりました。今後もこれまでに培ってまいりました技術及びノウハウを活用し、よりよい製品を開発してまいります。
事業等のリスク2,287字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであり、潜在的リスクや不確定要因はこれらに限られるものではありません。 ① 個人情報について 当社グループは、取扱い製・商品の特性による消耗品交換業務を行うため、多数の個人情報を有しております。当然のことながら、グループ全体でその管理には万全を期してはおりますが、不測の事態によりこれが漏洩した場合、それに伴う賠償責任等の費用負担及び社会的信用の低下等から、当社グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 ② 取扱い製・商品に対する医薬品医療機器等法の規制について 当社グループの取扱い製・商品である電解水素水生成器(医療用電解水生成器)、家庭用電気治療器(医療機器)の製造及び販売については、医薬品医療機器等法の規制を受けております。 これらの医療機器の製造販売を行うためには、各都道府県知事に医療機器製造販売業許可を必要とし、製造所にあっても医療機器製造業許可が必要であります。各業許可に際しては、規程及び責任者の設置等が義務付けられております。 また、販売につきましては、各都道府県に対して販売拠点の概要、販売管理責任者の届出が義務付けられており、広告等につきましても規制がなされております。 今後、当該法令等の改正により、当社グループの活動が一時的に制限された場合、経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 販売方法に対する特定商取引に関する法律の適用について 当社メンテナンス担当事業部におきましては、事前にアポイントメントを取った上、当社社員が直接エンドユーザーを訪問し、消耗品交換等の業務を行っております。年間1回のみ訪問し、消耗品交換とあわせ、消耗品以外の製・商品を販売する場合には、特定商取引に関する法律第2条における訪問販売に該当するものとなり、同法第9条におけるクーリングオフ制度(一定期間内において、無条件に解約できる制度)の適用を受けるものとなります。 当社では、前述のクーリングオフ制度の適用を受けない場合も含め、契約から1ヶ月間の期間を設け、自主的にクーリングオフ制度を導入しております。 これら法令等を遵守するためコンプライアンス体制の強化に取り組んでおりますが、もしこれらの法令等の規制を遵守できなかった場合や新たな法規制が設けられた場合、営業活動が制限されることにより、当社グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 中国及び海外市場について 中国においては、当社グループの国外子会社である欧愛水(上海)環保科技有限公司が、主に中国市場向け電解水素水生成器の販売を行っております。しかしながら、中国をはじめとして、海外においては予測不能な法律及び規制等の変更、急速な経済発展に伴う電力供給不足等のインフラ整備の遅れ、テロ、政変その他の要因による社会的混乱の発生等により、販売が困難となった場合、当社グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 製品の欠陥について 当社グループの主要製造子会社である㈱OSGウォーターテックは、国際的な品質基準に基づき生産を行っておりますが、全ての製品において欠陥が発生しないという保証はございません。また、製造物責任賠償については、保険に加入しておりますが、当保険が最終的に負担することとなる賠償総額を充足するという保証はございません。このような事象が起こった場合、当社グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 知的財産権について 当社グループは、保有する特許権、商標権、意匠権等知的財産権の管理には万全を期しておりますが、当知的財産権が第三者からの侵害を受けた場合、あるいは、意図せずして当社製品が他人の保有する知的財産権を侵害した場合、係争期間の長期化及び損害賠償請求等により、当社グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ HOD(水宅配)事業について 当社グループの国内子会社である㈱ウォーターネットは、ミネラルウォーターの製造及び宅配事業を行っております。当該事業は、エリアライセンスチェーン形式による全国展開を戦略として採っていることから、加盟店確保が事業の規模拡大に直結しております。したがいまして、加盟店の確保が計画どおりに進まなかった場合、当社グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、当該事業は水道水を原水としてミネラルウォーターを製造し、それをボトルに充填して宅配を行う事業であります。その性質上、地震や災害等により、原水である水道水の供給が止まりますと製造することができなくなります。このような事象が起こった場合、当社グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 自然災害等について 想定外の大規模地震・自然災害や火災等の事故災害、感染症の流行、その他の要因による社会的混乱等が発生したことにより、当社グループや主要取引先の事業活動の停止または事業継続に支障をきたす事態が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,539字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 イ 財政状態 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ233,451千円減少し、3,904,382千円となりました。これは主に売掛金が14,596千円増加しましたが、現金及び預金が119,356千円、流動資産その他が83,317千円、受取手形が54,990千円減少したこと等によるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べ300,832千円増加し、2,560,897千円となりました。これは主に有形固定資産が287,013千円増加したこと等によるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ58,528千円減少し、2,562,990千円となりました。これは主に短期借入金が68,000千円、未払金が57,295千円、1年内返済予定の長期借入金が33,602千円増加しましたが、契約負債が140,694千円、未払法人税等が57,683千円、支払手形及び買掛金が20,921千円減少したこと等によるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べ214,466千円増加し、1,088,444千円となりました。これは主に固定負債その他が39,208千円、退職給付に係る負債が35,408千円減少しましたが、長期借入金が193,828千円、リース債務が92,148千円増加したこと等によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ88,557千円減少し、2,813,844千円となりました。これは主に利益剰余金が105,306千円、自己株式が11,478千円、為替換算調整勘定が4,370千円増加しましたが、資本剰余金が208,494千円減少したこと等によるものであります。 ロ 経営成績 当社グループは、日本で初めて大阪万博が開催された1970年8月に設立し、大阪・関西万博が開催中の2025年8月に創立55周年を迎えました。この節目を機に、当社は企業の存在意義と社会的役割を改めて見つめ直し、大きな転換期を迎えております。その象徴的な取り組みとして行った、「大阪・関西万博会場への当社給水スポット設置及びマイボトル利用推進活動」により、想定を大きく上回る成果が生まれました。万博協会の発表によれば、会場内のゴミ排出量は当初予定よりも約50%削減されており、当社が5年前から啓発してきた「プラスチックごみ削減」への取り組みが、国の掲げる循環型社会の実現に直接貢献できることが実証されました。これは、当社グループが今後担うべき新たな社会的使命を明確に示しております。 マイクロプラスチックやナノプラスチックによる環境及び人体への影響は、喫緊かつ長期的な視点で取り組むべき社会課題であり、国においても2040年までに追加的なプラスチック汚染ゼロを目指す方針が示されております。このような社会的要請の高まりに加え、労働安全衛生法改正による熱中症対策の義務化を背景として、自治体・学校施設等からの需要は着実に拡大しており、従来当社が掲げてきた「OSGの強みを活かして社会の課題を解決していく」という姿勢が事業機会として具体化しつつあります。 このような環境のもと、当社グループは創立55周年を契機に、「廃プラスチック問題が未来に引き起こす社会的課題」に対する社会的投資を強化する経営方針を打ち出しました。あわせて、10年先を見据えた長期ビジョンのもと、「100年企業」を目指し、新たな食分野の市場構築にも注力しております。 当社グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高8,185,210千円(前期比3.2%増)、営業利益207,767千円(同55.1%増)、経常利益216,359千円(同72.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益106,689千円(同215.3%増)となりました。 セグメント別の経営成績は次のとおりであります。 【水関連機器事業】 水関連機器事業につきましては、大阪・関西万博会場への給水スポットの設置を契機として、「万博会場」から「全国の市町村」へと社会的投資を拡大する取り組みを更に推進してまいりました。本取り組みは、熱中症対策にとどまらず、「廃プラスチック問題が未来に引き起こす社会的課題」への対応として位置付けております。 当期におきましては、自治体や学校施設等からの引き合いが着実に増加し、先行受注として一定の成果を得ております。一方で、万博関連需要の本格導入時期が後ろ倒しとなったことや、大口案件の納入時期が計画より遅延したことにより、売上への寄与は限定的となりました。あわせて、大阪・関西万博の給水スポットの増設及び創立55周年による大規模な先行投資型の販売促進企画を実施したことから、販管費が大きく増加いたしました。これらは、翌期以降を見据えた社会的先行投資によるものであります。 以上の結果、先行投資の影響により、売上高2,222,406千円(同0.7%増)、営業損失106,784千円(前年同期は38,545千円の営業利益)となりました。 【メンテナンス事業】 メンテナンス事業は、創立以来55年にわたるリカーリングビジネスとして、「お取り付け頂いたその日から末永いお付き合いが始まる」というポリシーのもと、当社独自の仕組みである、「製品設置後も1軒1軒のお客様宅及び設置先に訪問してメンテナンスを実施する」という強みを活かし、安定した収益基盤を構築しております。 当期におきましても、既存顧客を中心としたメンテナンスによる売上が堅調に推移し、概ね計画どおりの業績となりました。その結果、売上高2,075,375千円(同3.3%増)、営業利益393,236千円(同16.4%増)となりました。 【HOD(水宅配)事業】 HOD(水宅配)事業につきましては、「大阪・関西万博」をはじめ、東京で開催された「デフリンピック」、滋賀での「国民スポーツ大会」などのスポーツイベントにおけるウォーターサーバーの設置を通じて、熱中症対策を推進してまいりました。また、例年以上の猛暑に加え、労働安全衛生法改正による職場での熱中症対策の義務化を背景として、ボトルドウォーターやロイヤルティ等のストック収益が順調に推移いたしました。引き続き、水分補給の重要性に関する啓発活動を行うとともに、安定した顧客基盤を活かした収益拡大に取り組んでまいります。以上の結果、売上高1,415,234千円(同8.1%増)、営業利益63,720千円(同24.7%増)となりました。 【FOOD事業】 FOOD事業は、ベーカリー部門と中華総菜の製造・販売部門で構成されております。 ベーカリー部門においては、国内では「銀座に志かわ」が「食パン専門店」としての収益改善を進めるとともに、新業態「GINZA NISHIKAWA COFFEE ROASTERY」の新規出店を進めました。海外では、昨年9月に中国初の食パン専門店レストラン「銀座に志かわ・興業太古滙店」をオープンいたしました。これにより、上海においてFC展開のモデルとなる3店舗の出店を完了。これらの店舗は、2023年・2024年・2025年の3年連続で上海の有力ライフスタイルメディアが選出する「POP Shanghai 100(上海名店100選)」に選ばれました。現在、中国全土でのFC展開に向けた整備を進めております。 また、「SAKImoto Bakery」においては、想定を上回る増収増益の実績をあげており、今後とも新規出店を具体的に計画しております。 中華総菜の製造・販売部門では、新工場の建設によりコスト増となりましたが、生産能力は従来と比較して約10倍に向上しております。これにより、従来の取引先に加え、ホテル・レストラン市場への販路拡大を進めております。また、屋号「元祖五十番神楽坂本店」においても、今後積極的なFC展開も計画しております。 以上の結果、損益面の改善が進み、売上高2,512,535千円(同3.1%増)、営業損失135,572千円(前年同期は287,256千円の営業損失)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動による資金の増加が94,670千円、投資活動による資金の減少が416,090千円、財務活動による資金の増加が121,137千円に加え、現金及び現金同等物に係る換算差額3,658千円を調整した結果、前連結会計年度末に比べ199,506千円減少し、当連結会計年度末におきましては521,593千円(前年同期比27.7%減)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の増加は94,670千円(前期は796千円の減少)となりました。これは主に法人税等の支払額176,617千円、契約負債の減少額140,694千円がありましたが、減価償却費178,746千円、税金等調整前当期純利益150,487千円、その他97,802千円の計上によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の減少は416,090千円(前期は399,204千円の増加)となりました。これは主に有形固定資産の売却による収入132,488千円がありましたが、有形固定資産の取得による支出434,097千円、定期預金の純増加額79,209千円の計上によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の増加は121,137千円(前期は227,684千円の減少)となりました。これは主に配当金の支払額210,767千円、長期借入金の返済による支出70,748千円がありましたが、長期借入れによる収入298,017千円、非支配株主からの払込みによる収入99,003千円の計上によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 イ 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 令和7年2月1日至 令和8年1月31日)   前期比(%) 水関連機器事業(千円)   660,848   106.2 メンテナンス事業(千円)   515,666   96.0 合計(千円)   1,176,514   101.5 ロ 製・商品仕入実績 当連結会計年度の製・商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 令和7年2月1日至 令和8年1月31日)   前期比(%) 水関連機器事業(千円)   26,613   84.8 メンテナンス事業(千円)   151,848   119.5 HOD(水宅配)事業(千円)   748,909   108.3 FOOD事業(千円)   1,225,208   100.1 合計(千円)   2,152,579   103.8 ハ 受注実績 当社グループは、見込み生産を行っているため、該当事項はありません。 ニ 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 令和7年2月1日至 令和8年1月31日)   前期比(%) 水関連機器事業(千円)   2,222,406   100.7 メンテナンス事業(千円)   2,075,375   103.3 HOD(水宅配)事業(千円)   1,415,234   108.1 FOOD事業(千円)   2,512,535   103.1 調整額(千円)   △40,341   126.2 合計(千円)   8,185,210   103.2 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等に関する分析 イ 財政状態 当該事項につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 イ 財政状態」に記載のとおりであります。 ロ 経営成績 (売上高) 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 ロ 経営成績」に記載のとおりであります。 (売上原価) 当連結会計年度における売上原価率は41.2%となり、前連結会計年度に比べ0.1ポイント減少いたしました。これは主に、売上高構成における仕入商材の減少等によるものであります。 (販売費及び一般管理費) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は4,606,798千円となり、前連結会計年度に比べ1.9%増となりました。これは主に、人件費の増加等によるものであります。 (営業外収益) 当連結会計年度における営業外収益は92,509千円となり、前連結会計年度に比べ38.9%増となりました。これは主に、協賛金収入14,762千円の増加等によるものであります。 (営業外費用) 当連結会計年度における営業外費用は83,917千円となり、前連結会計年度に比べ11.2%増となりました。これは主に、イベント費用関連費用や支払利息15,380千円の増加等によるものであります。 (特別利益) 当連結会計年度における特別利益は86,224千円となりました。これは、主に固定資産売却益75,224千円及び事業譲渡益11,000千円によるものであります。 (特別損失) 当連結会計年度における特別損失は152,096千円となりました。これは、主に減損損失61,660千円及び創立記念関連費用52,296千円等によるものであります。 ハ キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの概況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの資金需要のうち主なものは、製品製造のための費用、販売費及び一般管理費等の営業費用や、金型等の生産設備、顧客管理システム等への設備投資であります。 これらの資金需要に対応するための財源は、営業活動によるキャッシュ・フローで得られる自己資金により調達することを基本としておりますが、必要に応じて金融機関からの借入等により調達していく考えであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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