概要
OSGコーポレーションは、1970年8月に大阪で創業した電気機器メーカーである。水関連機器事業(電解水素水生成器、浄水器)、メンテナンス事業(交換用カートリッジ)、水宅配事業(HOD)、およびFOOD事業(ベーカリー・中華総菜)の4セグメントを展開する。2026年1月期の連結売上高は約82億円、従業員数は366名。
四事業からなるグループ構成と子会社
当社グループは、当社および子会社18社で構成される。水関連機器事業では、主に当社が国内販売を行い、製造と海外販売は子会社の㈱OSGウォーターテックが担う。メンテナンス事業も同様の体制で、交換用カートリッジや衛生管理機器用添加液を供給する。HOD(水宅配)事業は子会社㈱ウォーターネットがエリアライセンスチェーン形式で全国展開する。FOOD事業では、食パン専門店「銀座に志かわ」などを運営する子会社㈱銀座仁志川がベーカリー部門を、その他子会社が中華総菜の製造・卸販売を行う。
安定収益の核となるメンテナンス事業
メンテナンス事業は、製品設置後も顧客宅を訪問して実施するリカーリングビジネスであり、55年にわたり構築された顧客データベースを活用する。2026年1月期の同事業の売上高は20億7,500万円、営業利益3億9,300万円と、グループ全体の利益の大半を占める。交換用カートリッジや添加液の継続的な販売により、安定した収益基盤を提供している。
国内販売網と海外市場への展開
国内では、全国11の事業拠点と販売店網を通じて販売を行う。海外では、中国に子会社「欧愛水(上海)環保科技有限公司」を設立し、電解水素水生成器を販売。さらに、インドヘの現地法人設立や、台湾・ベトナムを含むアジア諸国の飲料メーカーへの製品採用を契機に、海外市場の開拓を進めている。衛生管理機器についても中国国内の販売許認可を取得し、育成事業として位置づける。
変動する収益と先行投資の影響
連結売上高は2013年1月期の53億円から増加傾向にあり、2021年1月期には102億円に達したが、その後減少し2026年1月期は82億円を見込む。当期純利益は3億円前後で推移していたが、2018年1月期には3億円の損失を計上。2026年1月期の営業利益は1億円と低水準であり、これは大阪・関西万博関連の給水スポット増設や55周年記念販促など先行投資の影響によるものである。
業界の中での役割は水関連機器および食品安全分野のサプライヤー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/1期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| FOOD 事業 | 25億円 | 30.5% | -1億円 | -4.0% |
| 水関連 機器事業 | 22億円 | 26.8% | -1億円 | -4.5% |
| メンテ ナンス事業 | 21億円 | 25.6% | 4億円 | 19.0% |
| HOD(水宅配)事業 | 14億円 | 17.1% | 1億円 | 7.1% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01水関連機器主力
家庭用および業務用の電解水素水生成器、浄水器、衛生管理機器、水自動販売機、ウォータークーラーなどを製造・販売。国内は販売店経由、海外は子会社を通じて代理店展開。
- 電解水素水生成器
- 水道水を電気分解して水素を含む水を生成する機器。健康志向の家庭やオフィス向け。
- 浄水器
- 水道水をろ過して不純物を除去する家庭用・業務用の浄水機器。
- 衛生管理機器
- 手指や空間の消毒・衛生管理に使用する機器。
- 水自動販売機
- 水を自動販売する機械で、屋外や公共施設に設置される。
- ウォータークーラー
- 冷水・温水を提供する給水機。オフィスや店舗向け。
02メンテナンス準主力
水関連機器の交換用カートリッジや衛生管理機器用添加液などを供給。継続的な収益源として、国内は当社が、海外は子会社が販売。
- 交換用カートリッジ
- 浄水器や電解水素水生成器のろ過材を交換するための消耗品。
- 衛生管理機器用添加液
- 衛生管理機器で使用する薬液や添加剤。
03HOD(水宅配)準主力
冷温水サーバーを消費者に貸与し、ボトルドウォーターを製造・宅配する事業。エリアライセンスチェーン形式で全国展開。加盟店は専用プラントを持つ。
- ボトルドウォーター
- 宅配用にボトリングされた飲料水。専用プラントで製造。
- 冷温水サーバー
- 冷水・温水を提供するサーバー機器。消費者に貸与される。
04FOOD副次
食パン専門店、ベーカリー、カフェの運営およびフランチャイズ展開、中華総菜の製造・卸・店舗販売。加盟店の獲得に当社が協力。
- 食パン・食材
- ベーカリー向けの食パンや食材。フランチャイズ店舗に供給。
- ロイヤルティ
- フランチャイズ加盟店からのロイヤルティ収入。
- 中華総菜
- 中華総菜の製造・卸・店舗販売。
製品と技術
電解水素水生成器と浄水器
主力製品は家庭用から業務用・産業用までの電解水素水生成器と浄水器である。アルカリイオン水を生成し、飲料用として提供する。台湾やベトナムの飲料メーカーにペットボトル飲料製造用として採用された実績がある。また、衛生管理機器として次世代殺菌水を生成する装置も開発し、中国市場での販売許認可を取得している。
交換用カートリッジと衛生管理添加液
メンテナンス事業の主要商品は、電解水素水生成器や浄水器の交換用カートリッジ、衛生管理機器用の添加液である。設置後も継続的に顧客へ販売される消耗品であり、リカーリング収益の柱となっている。国内では当社が直接販売し、海外は子会社を通じて代理店へ供給する。
ボトルドウォーターと冷温水サーバー
HOD事業では、子会社㈱ウォーターネットが開発した専用プラントで製造されたボトルドウォーターと、冷温水サーバーを消費者に提供する。サーバーは貸与形式で、定期的な宅配によりストック収益を得る。スポーツイベントや労働安全衛生法改正による熱中症対策需要の高まりを受け、設置件数が増加している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
電気機器のなかでの位置
車載・産業用電子部品で中堅、収益改善途上
売上高80億円弱の小粒な電気機器メーカー。直近の営業利益率は1.3%と低水準だが、2026年1月期には2.4%への改善を見込む。同業のキオクシアHDやイビデンは半導体・電子部品大手であり、規模・収益力で大きく劣る。業界内ではニッチなセグメントを狙う中堅プレーヤーで、収益基盤の脆弱さが目立つ。
強み
- 車載や産業機器向け部品で一定の技術基盤を保有し、顧客との関係を維持。
- 経営効率化により過去赤字から黒字転換し、利益率改善トレンドにある。
- 無借金経営に近く、成長投資やM&Aの原資を内部に確保。
- 車載・産業分野は景気変動の影響を受けにくく、底堅い売上を維持。
課題
- 売上高80億円超と業界内で極めて小さく、価格交渉力や開発投資に制約。
- 営業利益率1%台と低く、原材料高や競争激化で赤字転落リスクがある。
- 既存事業の成長率が鈍く、新規分野への展開が急務だが明確な戦略が見えない。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
電気機器の時価総額近傍。太字がOSGコーポレーション
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6699ダイヤモンドエレクトリックホールディングス | 60億円 | 25.9倍 |
| 2 | 6837京写 | 54億円 | 68.6倍 |
| 3 | 6612バルミューダ | 51億円 | — |
| 4 | 6599エブレン | 51億円 | 13.9倍 |
| 5 | 6771池上通信機 | 49億円 | 11.5倍 |
| 6 | 6757OSGコーポレーション | 48億円 | 42.8倍 |
| 7 | 3856Abalance | 48億円 | 0.6倍 |
| 8 | 6943NKKスイッチズ | 48億円 | 15.8倍 |
| 9 | 6647森尾電機 | 48億円 | 6.9倍 |
| 10 | 6635大日光・エンジニアリング | 46億円 | 12.0倍 |
| 11 | 6926岡谷電機産業 | 44億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 0件
大阪万博開催年に創業した1970年
当社は、日本で初めて万国博覧会が開催された1970年8月に大阪で設立された。2025年の大阪・関西万博開催時に55周年を迎える。創業以来、水関連機器を中核事業として成長してきた。
55年にわたるメンテナンスシステムの構築
創業以来、製品を設置した顧客を個別に訪問するメンテナンス体制を維持し、顧客データベースを蓄積してきた。この仕組みはリカーリング収益の基盤となり、安定した収益源として機能している。56年間の運用実績を持ち、今後も情報管理システムの導入により強化を図る方針である。
HOD(水宅配)事業の全国展開
子会社㈱ウォーターネットを設立し、エリアライセンスチェーン形式で水宅配事業を開始した。加盟店が自社開発の専用プラントでボトルドウォーターを製造し、消費者に宅配する仕組みである。当社は加盟店獲得に経営資源を提供し、全国展開を推進している。
2025年の55周年と万博への給水スポット設置
2025年8月の創立55周年を機に、企業の社会的役割を再定義した。大阪・関西万博会場への給水スポット設置やマイボトル利用推進活動を実施し、プラスチックごみ削減に貢献。万博協会の発表によれば、会場内のゴミ排出量は当初予定より約50%削減された。この取り組みは、今後の事業機会と位置づけられている。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/1期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
社会的課題への取り組み強化
廃プラスチック問題や熱中症対策といった社会的課題への対応を水関連機器事業の中核に据え、持続的成長に向けた投資を実行する。
- 02
営業体制の強化と人材育成
全国11拠点の効率的な展開と担当従業員の配置を進め、人材の確保・育成に取り組む。
- 03
産業用・業務用市場の開拓
家庭用市場に加え、台湾やベトナムなどアジア諸国でのアルカリイオン水ペットボトル飲料市場や衛生管理ビジネスの海外販路拡大を図る。
- 04
メンテナンスシステムの充実
顧客データベースを活用した56年の実績を基に、新しい情報管理システム導入などでシステムを強化し安定収入基盤を固める。
- 05
海外事業の展開とHOD事業の育成
中国子会社やインド現地法人を通じアジア市場を拡大。HOD事業はエリアライセンスチェーン形式で加盟店を早期拡大し安定収益化を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で366人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は521万円で、9期前と比べて+12.3%。平均年齢は40.0歳、平均勤続年数は13.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年1月 | — | — | — | 366 | — |
| 2018年1月 | — | — | — | 379 | — |
| 2019年1月 | — | — | — | 366 | — |
| 2020年1月 | 464 | 37.0 | 11.0 | 352 | — |
| 2021年1月 | 455 | 38.0 | 12.0 | 374 | — |
| 2022年1月 | 465 | 39.0 | 13.0 | 355 | — |
| 2023年1月 | 462 | 40.0 | 13.0 | 368 | — |
| 2024年1月 | 461 | 39.0 | 13.0 | 351 | — |
| 2025年1月 | 497 | 41.0 | 14.0 | 349 | 29 |
| 2026年1月 | 521 | 40.0 | 13.0 | 366 | 55 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社3社(国内 3 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。
- 国内㈱OSGウォーターテック(注)2埼玉県川越市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ウォーターネット(注)2.3東京都中央区 · 連結子会社議決権66.0%
- 国内㈱銀座仁志川(注)2.4東京都中央区 · 連結子会社議決権50.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年1月期の売上高は82億円、営業利益は2億円。前期と比べると増収増益で、売上が+3.8%、利益が+100.0%。
会社が出している今期の予想2027年1月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 88億円 | 82億円 |
| 営業利益 | 5億円 | 2億円 |
| 純利益 | 3億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥40 | ¥40 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は20億円、営業利益は0億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+5.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 18 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 22 | 2 | 9.1 | 1 |
| 2024年3Q | 19 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 20 | — | — | −1 |
| 2025年1Q | 19 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年2Q | 22 | 2 | 9.1 | 1 |
| 2025年4Q | 38 | −1 | −2.6 | −1 |
| 2026年2Q | 42 | 2 | 4.8 | 1 |
| 2026年4Q | 40 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2027年1Q | 20 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年1月期からの14期で、売上は53億円から82億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は2.4%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年1月 | 53 | — | 3 | — | 2 |
| 2014年1月 | 53 | — | 3 | — | 2 |
| 2015年1月 | 55 | — | 3 | — | 2 |
| 2016年1月 | 61 | — | 5 | — | 3 |
| 2017年1月 | 65 | — | 6 | — | 3 |
| 2018年1月 | 56 | — | −3 | — | −3 |
| 2019年1月 | 65 | — | 4 | — | 1 |
| 2020年1月 | 84 | — | 7 | — | 3 |
| 2021年1月 | 102 | — | 13 | — | 6 |
| 2022年1月 | 99 | — | 12 | — | 6 |
| 2023年1月 | 81 | — | 4 | — | 2 |
| 2024年1月 | 79 | — | 4 | — | 0 |
| 2025年1月 | 79 | 1 | 1 | 1.3 | 0 |
| 2026年1月 | 82 | 2 | 2 | 2.4 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年1月期
売上高82億円のうち、営業利益として残るのは2億円で2.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の1.2%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金41.5%34億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金56.1%46億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.4%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年1月期は営業CFが1億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは−3億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は5億円で、売上の0.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年1月 | 0 | 1 | 0 | 1 | 5 |
| 2014年1月 | 4 | −2 | −3 | 2 | 3 |
| 2015年1月 | 4 | 0 | −3 | 4 | 3 |
| 2016年1月 | 4 | −2 | −3 | 2 | 2 |
| 2017年1月 | 4 | −5 | 2 | −1 | 2 |
| 2018年1月 | −3 | −5 | 8 | −8 | 2 |
| 2019年1月 | 8 | −3 | −5 | 5 | 3 |
| 2020年1月 | 5 | −2 | −1 | 3 | 6 |
| 2021年1月 | 11 | −6 | −4 | 5 | 7 |
| 2022年1月 | 6 | −6 | −1 | 0 | 6 |
| 2023年1月 | 3 | −2 | −2 | 1 | 5 |
| 2024年1月 | 4 | −2 | −2 | 2 | 5 |
| 2025年1月 | 0 | 4 | −2 | 4 | 7 |
| 2026年1月 | 1 | −4 | 1 | −3 | 5 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年1月期の総資産は65億円。このうち返さなくてよい自己資本が28億円で、自己資本比率は38.4%(業種中央値61.0%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年1月 | 40 | 20 | 20 | 48.7 |
| 2014年1月 | 40 | 21 | 19 | 52.4 |
| 2015年1月 | 41 | 23 | 18 | 53.9 |
| 2016年1月 | 41 | 24 | 17 | 56.6 |
| 2017年1月 | 46 | 26 | 20 | 54.3 |
| 2018年1月 | 49 | 22 | 27 | 42.8 |
| 2019年1月 | 48 | 21 | 27 | 39.9 |
| 2020年1月 | 55 | 25 | 30 | 37.0 |
| 2021年1月 | 63 | 31 | 32 | 42.1 |
| 2022年1月 | 68 | 37 | 31 | 45.6 |
| 2023年1月 | 67 | 34 | 33 | 43.1 |
| 2024年1月 | 67 | 32 | 35 | 40.7 |
| 2025年1月 | 64 | 29 | 35 | 40.1 |
| 2026年1月 | 65 | 28 | 37 | 38.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
電気機器 224社との比較
同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで224社中15位あたり、逆に低いのは自己資本比率で224社中198位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥876で、1年前と比べて+4.8%。過去52週の値幅のなかでは38%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 42.8倍 |
| PER (会社予想) | 15.2倍 |
| PBR | 1.95倍 |
| 配当利回り | 4.57% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は887円で、直近1ヶ月で+1.84%、年初来+7.97%と緩やかな上昇。25日線872.72円、75日線844.57円を上回り、200日線866.3円も突破。52週高値1018円からは12.9%低いが、52週安値788円からは12.6%上昇。8月12日に885円、8月13日に887円と高値を更新。出来高は7月3日に9,900株、8月12日に9,400株とやや増加。RSI57.53と中立圏で、上昇トレンドの継続か。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
予想PERは15.4倍と業界平均30.37倍を下回り割安感があるが、実績PERは43.21倍と高く、一株利益の改善が進んでいない。PBRは1.97倍で業界平均2.16倍をやや下回る。ROEは4.2%と低く、収益性は課題。配当利回りは4.51%と業界平均2.25%を大きく上回り魅力的だが、配当性向が228.7%と高く持続性に懸念。割安だが配当は伸び悩みの可能性。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 42.8倍 | 30.8倍 |
| PER (予想) | 15.2倍 | — |
| PBR | 1.95倍 | 2.58倍 |
| ROE | 4.2% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高はほぼ横ばいで、営業利益率は2%台と低い。強気派は、産業用途へのシフトによる収益改善と高配当による下支えを評価する。弱気派は、低収益体質が続く中で、成長性に欠けると指摘する。決算で営業利益率の改善や新規分野の受注動向が焦点となる。
- 高配当の魅力
配当利回り4.51%と安定した株主還元が投資家を惹きつける。
- 業績の持ち直し
2025年3月期に営業黒字化し、2026年3月期は営業利益率が改善見込み。
- 産業用途シフト
民生品向けから産業機器向けへ需要構造が変化し、安定需要が見込める。
- 予想PER15.4倍は来期の純利益3億円超を示唆通年影響中
時価総額49億円、PER15.4倍から純利益約3.2億円
- 2026年1月期は営業利益2億円と倍増通年影響中
営業利益1億→2億円、売上高も79→82億円
- 配当利回り4.51%と株主還元が厚い継続影響弱
配当利回り4.51%、時価総額49億円
- 売上高82億円と2期ぶりの増収通年影響弱
売上高79億→82億円、前期比+3.8%
- 低い収益性
営業利益率が1〜2%と非常に低く、コスト上昇には弱い。
- 成長の停滞
売上高が80億円前後で推移し、大きな成長が見込めない。
- 依存度の高さ
特定業界向け部品に依存しており、需要変動の影響を受けやすい。
- 実績PER43.21倍と割高、増益が前提通年影響中
実績PER43.21倍に対し予想PER15.4倍
- 純利益1億円と利益の絶対額が小さい通年影響弱
純利益1億円、営業利益2億円に対し利益率は低水準
- 売上高成長率3.8%と低成長通年影響弱
売上高82億円、前期比+3.8%
- 営業利益率
- 収益性改善の有無を確認するため。
- 売上高
- 事業規模の維持・拡大を見るため。
- 配当性向
- 高配当の持続可能性を判断するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり40円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは4.57%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年1月 | 30 | — | 73.3 |
| 2018年1月 | 30 | 0.0 | — |
| 2019年1月 | 30 | 0.0 | — |
| 2020年1月 | 35 | 16.7 | 177.3 |
| 2021年1月 | 35 | 0.0 | 47.9 |
| 2022年1月 | 40 | 14.3 | 54.5 |
| 2023年1月 | 40 | 0.0 | 117.7 |
| 2024年1月 | 40 | 0.0 | — |
| 2025年1月 | 40 | 0.0 | 691.7 |
| 2026年1月 | 40 | 0.0 | 228.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥40
株主
有価証券報告書より
2026年1月期末の株主数は延べ3,881人。区分でいちばん多いのは個人・その他で58.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.9%を占め、残る61.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年1月% | 2022年1月% | 2023年1月% | 2024年1月% | 2025年1月% | 2026年1月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 48.9 | 53.2 | 54.0 | 58.2 | 58.3 | 58.1 |
| 事業法人 | 37.4 | 37.6 | 37.7 | 37.6 | 37.4 | 37.4 |
| 自己株式 | 5.5 | 5.5 | 5.5 | 5.5 | 5.5 | 5.1 |
| 金融機関 | 1.9 | 1.6 | 1.6 | 1.6 | 1.5 | 1.5 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.1 | 1.4 | 1.4 | 1.3 | 1.3 |
| 証券会社 | 1.9 | 0.6 | 1.3 | 1.0 | 1.0 | 0.8 |
| 外国法人 | 9.8 | 6.9 | 4.1 | 0.3 | 0.3 | 0.8 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位13者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社三愛コスモス | 36.36 |
| 02 | OSG社員持株会 | 4.42 |
| 03 | 湯川 剛 | 2.27 |
| 04 | 湯川 大 | 1.80 |
| 05 | 湯川 学 | 1.80 |
| 06 | 畑勝 | 1.55 |
| 07 | 吉田 晴雄 | 1.45 |
| 08 | SHAO JIE | 1.30 |
| 09 | 矢澤 徳仁 | 0.52 |
| 10 | 株式会社関西みらい銀行 | 0.50 |
| 11 | 三菱UFJ信託銀行株式会社 | 0.50 |
| 12 | 日本生命保険相互会社 | 0.50 |
| 13 | 三菱ケミカル株式会社 | 0.50 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位13者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−46%、1株純資産は14期で+9%。直近期のROEは4.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年1月 | 38 | 436 | 9.0 | 11.2 | 68.1 |
| 2014年1月 | 35 | 460 | 7.9 | 13.8 | 97.8 |
| 2015年1月 | 34 | 441 | 8.0 | 15.1 | — |
| 2016年1月 | 54 | 474 | 11.8 | 11.9 | 74.0 |
| 2017年1月 | 62 | 505 | 12.7 | 15.9 | 73.3 |
| 2018年1月 | −51 | 426 | — | — | — |
| 2019年1月 | 18 | 398 | 4.5 | 40.0 | — |
| 2020年1月 | 56 | 424 | 13.7 | 36.6 | 177.3 |
| 2021年1月 | 118 | 507 | 24.9 | 15.2 | 47.9 |
| 2022年1月 | 123 | 598 | 22.2 | 8.5 | 54.5 |
| 2023年1月 | 38 | 558 | 6.6 | 21.6 | 117.7 |
| 2024年1月 | 10 | 527 | 1.8 | 107.0 | — |
| 2025年1月 | 7 | 494 | 1.3 | 132.4 | 691.7 |
| 2026年1月 | 20 | 475 | 4.2 | 40.1 | 228.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/1期の役員報酬は総額58百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 湯川剛 | 取締役会長(代表取締役.CEO) | — | 125,018 |
| 山田啓輔 | 取締役社長(代表取締役) | — | 13,866 |
| 溝端雅敏 | 取締役 | — | 19,672 |
| 大垣雅宏 | 取締役(営業本部長) | — | 11,428 |
| 安岡正彦 | 取締役(管理部長) | — | 1,634 |
| 佐藤八枝子 | 取締役(監査等委員) | — | 8,600 |
| 山口克隆 | 取締役(監査等委員) | — | — |
| 岡村英祐 | 取締役(監査等委員) | — | — |
役員報酬の内訳2026/1期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 49 | 1 | 50 | 10 |
| 社外取締役 | 2 | 5 | 0 | 5 | 3 |
| 取締役(社内) | 1 | 3 | 0 | 3 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/1期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容888字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,566字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,287字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,539字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第56期(2025/02/01-2026/01/31)2026-04-24
- 半期報告書半期報告書-第56期(2025/02/01-2025/07/31)2025-09-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第55期(2024/02/01-2025/01/31)2025-04-28
- 半期報告書半期報告書-第55期(2024/02/01-2025/01/31)2024-09-13
- 四半期報告書四半期報告書-第55期第1四半期(2024/02/01-2024/04/30)2024-06-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第54期(2023/02/01-2024/01/31)2024-04-30
- 四半期報告書四半期報告書-第54期第3四半期(2023/08/01-2023/10/31)2023-12-15
- 四半期報告書四半期報告書-第54期第2四半期(2023/05/01-2023/07/31)2023-09-14
- 四半期報告書四半期報告書-第54期第1四半期(2023/02/01-2023/04/30)2023-06-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第53期(2022/02/01-2023/01/31)2023-04-28
- 四半期報告書四半期報告書-第53期第3四半期(令和4年8月1日-令和4年10月31日)2022-12-15
- 四半期報告書四半期報告書-第53期第2四半期(令和4年5月1日-令和4年7月31日)2022-09-14
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