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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

JNグループ

JN Group Inc.6634 · Standard · 電気機器

電子書籍、メタバース、暗号資産交換、農業ICT、物流まで手がける持株会社。デジタル分野を軸に多角展開する。

概要

株式会社ネクスグループ(旧称:本多エレクトロン、ネットインデックス、ネクス)は1984年に通信機器メーカーとして創業し、その後半導体製造装置、モデム、PHSデータ通信カードと事業を変遷させてきた。現在は持株会社として、メタバース・デジタルコンテンツ、IoT、暗号資産・ブロックチェーン、ソリューションの4事業を傘下に束ねる。本社は岩手県花巻市。東証スタンダード市場上場(2025年11月期の連結売上高は36億円)。

持株会社体制と多角化した事業ポートフォリオ

当社は2015年4月に純粋持株会社へ移行し、株式会社ネクスグループに商号変更した。連結子会社11社、持分法適用関連会社2社を擁し、グループ全体で4つの報告セグメントを運営する。メタバース・デジタルコンテンツ事業では電子書籍配信とコミッションプラットフォーム「Skeb」を展開。IoT関連事業では農業ICTブランド「NCXX FARM」によるGOLDEN BERRY生産・販売を行う。暗号資産・ブロックチェーン事業では交換所「Zaif」を中核にWeb3コンサルティングを手掛ける。ソリューション事業では物流・システム受託開発を提供する。経営管理セグメントがグループ全体を統括する。

収益規模は小さいが変動が大きく、赤字基調が続く

2025年11月期の連結売上高は35億62百万円(前期比67.2%増)だが、営業損失2億23百万円、親会社株主に帰属する当期純損失7億28百万円と赤字が続く。EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)は0.38億円と辛うじてプラス。過去の財務数値をみると、売上高は2017年11月期の122億円をピークに縮小傾向で、2022年11月期には28億円まで落ち込んだ。純損益も赤字と黒字を繰り返しており、特に2020年11月期以降は営業損失の計上が続く。経営陣は売上拡大と黒字化を当面の課題と認識している。

子会社ごとに異なる事業特性がグループ全体を形成

主要子会社はそれぞれ専門領域を持つ。株式会社実業之日本デジタルは電子書籍の取次・配信を担い、コミックシーモアやピッコマなどのプラットフォームへ作品を供給。株式会社スケブは登録者382万人のコミッションサービス「Skeb」を運営。暗号資産交換業者の株式会社Zaifは同事業の中核。株式会社ネクス(連結子会社)はIoTデバイス製造販売と農業ICTを手掛けるが、2025年11月期には株式会社CAICA DIGITALへの株式交換によりグループから離脱。その他、株式会社ケーエスピー(物流・チェーン本部代行)や株式会社ネクスソフト(システム開発)などがソリューション事業を構成する。

業界の中での役割は持株会社として、傘下企業を通じて多様なデジタルサービスを提供。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
36億円
営業利益
-2億円
営業利益率
-5.6%
純利益
-7億円
2025/11 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2020/11
事業売上構成比利益利益率
ブランドリテールプラットフォーム事業45億円69.2%-4億円-8.9%
IoT関連事業14億円21.5%2億円14.3%
インターネット旅行事業6億円9.2%-1億円-16.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01デジタルコンテンツ・メタバース主力

電子書籍事業、コンピューターソフトウェアの開発・販売、マーケティング、メタバース分野のサービス開発・運営、コミッションプラットフォーム等のWEBサービスを提供している。

主な製品・サービス2
電子書籍
電子書籍の出版・配信サービス。
メタバースサービス
メタバース分野におけるサービスや情報収集、プラットフォーム開発。

02暗号資産・ブロックチェーン主力

暗号資産交換業、暗号資産に関する投資、売買、消費貸借、派生商品の開発・運用、ファンド組成、Web3コンサルティング、ブロックチェーン技術開発等を行う。

主な製品・サービス1
暗号資産交換サービス
暗号資産の売買・交換を行うプラットフォーム。

03IoT・農業ICT準主力

農業ICT事業を展開し、センサーやデータを活用した農業支援サービスを提供している。

農業ICT分野での独自技術

主な製品・サービス1
農業ICTシステム
農業向けの情報通信技術を活用した生産管理・支援システム。

04ソリューション事業(物流・システム開発)準主力

物流業務の代行、食料品の卸売・小売、日用品雑貨の輸出入・販売、システムエンジニアリング、システムの受託開発等を提供。

主な製品・サービス2
物流サービス
物流業務全般の代行サービス。
システム開発
顧客のニーズに合わせたシステムの受託開発。

05その他副次

財務戦略、事業戦略、業務支援等の各種コンサルティング業務、その他事業。

製品と技術

コミッションプラットフォーム「Skeb」と電子書籍事業

メタバース・デジタルコンテンツ事業の中核は、株式会社スケブが運営する「Skeb」である。クリエイターに対してイラストや音声データなどを有償でリクエストできるプラットフォームで、2025年12月時点の総登録者数は382万人に達する。日本最大級のコミッションサービスとして、オフラインイベント「超メタフェス」も開催している。電子書籍分野では株式会社実業之日本デジタルが、コミックシーモア、ピッコマなど主要電子書店へのコンテンツ供給と電子図書館向け展開を手掛け、マンガ『裏切られた悪徳王女、幼女になって冷血皇帝に拾われる』がランキング入りするなどの成果を上げている。

暗号資産交換所ZaifとWeb3コンサルティング

暗号資産・ブロックチェーン事業の核は、株式会社Zaifが運営する暗号資産交換所「Zaif」である。2025年2月に連結子会社化した株式会社ネクスデジタルグループの主要子会社として、暗号資産の売買、消費貸借、派生商品の開発・運用、Web3コンサルティングを手掛ける。同グループにはチューリンガム株式会社(Web3コンサルティング)や株式会社ネクスソフト(ソフトウェアエンジニアリング)も含まれ、ブロックチェーン技術の実利用・実収益化を重視したサービス開発を進めている。規制順守と内部管理体制の強化が課題である。

農業ICT「NCXX FARM」とGOLDEN BERRY事業

IoT関連事業の一角を占める農業ICTブランド「NCXX FARM」では、特許農法による化学的土壌マネジメントとICTシステムを組み合わせた6次産業化事業を展開。主力商品はスーパーフードとして人気のGOLDEN BERRY(食用ほおずき)で、生産・加工・販売まで一貫して手掛ける。セミドライゴールデンベリーなどの加工品も展開。さらに、この農法とシステムをパッケージ化したフランチャイズ事業の事業化も推進中である。ただし、IoTデバイス事業はコモディティ化と価格競争激化により、2025年11月期にネクスをCAICA DIGITALへ譲渡する方針が決定されている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • IoT・農業ICT農業ICT分野での独自技術

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

電池受託開発、赤字規模縮小の途上

当社はリチウムイオン電池の受託開発・試作を手掛ける電気機器メーカーで、売上規模はまだ小さいが急拡大中。同業のキオクシアやイビデンが半導体・電子部品で巨大であるのに対し、当社は電池試作のニッチ領域に特化。24/11期は営業赤字ながら、25/11期は売上高70%増、赤字率も改善見込み。研究開発投資が先行するが、量産受注獲得が収益化の鍵。

強み

  • 23/11期9億→24/11期21億→25/11期36億予想と倍増
  • 電池試作・開発支援に特化し、大手にはない機動性を提供
  • 電動化の流れで電池関連の開発需要が増加、受注拡大の余地大
  • 営業利益率-9.5%→-5.6%と改善、固定費回転率向上中

課題

  • 2期連続赤字、量産フェーズに移行できず投資回収のめど立たず
  • 少数の大口顧客に依存、受注変動で業績が不安定
  • キオクシアなど量産規模の大きい企業が試作領域にも進出する可能性

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気機器の時価総額近傍。太字がJNグループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16656インスペック33億円42.3倍
26969松尾電機32億円8.5倍
36633CGSホールディングス32億円29.5倍
46894パルステック工業31億円10.5倍
56803ティアック29億円35.5倍
66634JNグループ27億円
76276シリウスビジョン20億円7.2倍
86663太洋テクノレックス19億円7.7倍
96775TBグループ18億円
106867リーダー電子18億円20.7倍
116977日本抵抗器製作所18億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 48件

本多通信工業グループの一部門として1984年に創業

1984年4月、本多通信工業株式会社グループの出資により本多エレクトロン株式会社として資本金1,000万円で設立された。本店を東京都目黒区碑文谷に置き、通信回線用機器の設計・製造で事業を開始。同年6月には岩手県水沢市に水沢工場を開設し、ファクシミリ組み立てなどの一部操業を始めた。1985年8月には花巻工場第1期工事が完了し操業を開始。以降、工場集約や移転を経て、岩手県花巻市が生産拠点として定着した。

半導体製造装置とシステム・サービス事業への進出(1985~1988年)

1985年10月、富士通株式会社半導体事業部岩手工場向けにホットチャックプローバーを開発し、半導体製造装置事業に参入。続いて1986年5月には株式会社富士銀行向け回線切替装置の開発によりシステム&サービス事業を立ち上げた。1988年4月には富士通端末機事業部向けネットワーク監視システム用モデムアダプタの開発でモデム事業を開始。この時期、半導体関連と通信システムの2軸で事業基盤を固めた。

PHSデータ通信カードでモバイル事業が拡大(2002年)

2002年2月、DDIポケット株式会社(現ソフトバンク株式会社)向けにPHS方式で世界初の128Kbpsデータ通信カードを発売した。これによりモバイル&ワイヤレス事業が急拡大。同年6月には花巻R&Dセンター、2003年4月には東京R&Dセンターを開設し研究開発体制を強化。さらに2003年2月にはジェコム株式会社を子会社化し、同年4月に合併。2003年9月に本店を東京都中央区京橋へ移転した。

インデックスグループ入りと上場、商号変更の連続(2004~2007年)

2004年6月、株式会社インデックスが大株主から株式を譲り受け、出資比率64.43%で子会社化。2005年8月にはインデックスネットワークス株式会社、同年9月には株式会社ネットインデックスへ商号変更。同年9月には100%子会社として株式会社ネットモバイルを設立し、3.5G/次世代端末の開発を開始。2007年3月には新規携帯事業者イー・モバイル向けに3.5Gデータ通信カードを発売。2007年6月にはジャスダック証券取引所に株式を上場した。

フィスコ傘下で旅行事業に進出、商号をネクスに変更(2012年)

2012年7月、株式会社フィスコが当社を連結子会社化。同時にイー・旅ネット・ドット・コム株式会社の株式を取得し、同社および子会社3社を傘下に収めてインターネット旅行事業を開始。同年12月には株式会社ネクスに商号変更。2013年12月には株式会社ネクス・ソリューションズ(現株式会社実業之日本総合研究所)とCare Online株式会社(現株式会社ネクスソフト)を子会社化し、システム開発やソリューション事業を拡充した。

持株会社化と暗号資産・ブロックチェーン領域への本格参入(2015~2017年)

2015年4月、株式会社ネクスグループに商号変更し、100%子会社の株式会社ネクスを新設分割で設立。デバイス事業を承継させ持株会社へ移行した。2015年6月には株式会社SJI(現CAICA DIGITAL)を連結子会社化。2016年8月には株式会社チチカカ(現High Voltage Capital)を子会社化しブランドリテールプラットフォーム事業を開始。2016年12月には株式会社バーサタイルやFISCO International Limitedを子会社化。2017年5月には株式会社ファセッタズム、同年7月には株式会社イーフロンティア(現株式会社ピアズ)を連結子会社化し、事業領域を急拡大した。

年表48件を開く

1980年代

  • 1984年4月創業本多通信工業株式会社グループ企業が出資する本多通信工業グループ会社として本多エレクトロン株式会社を資本金1,000万円で設立、本店を目黒区碑文谷に設置、通信回線用機器の設計、製造を開始
  • 1984年6月岩手県水沢市に水沢工場開設、ファクシミリ組み立てなど一部操業開始
  • 1985年8月岩手県花巻市に花巻工場第1期工事完成、操業開始
  • 1985年10月富士通株式会社半導体事業部岩手工場向けホットチャックプローバーの開発により半導体製造装置事業を開始
  • 1986年5月株式会社富士銀行向けの回線切替装置の開発によりシステム&サービス事業を開始
  • 1986年8月創業財団法人岩手県高度技術振興機構の設立に参加
  • 1987年2月M&A花巻工場に水沢工場を統合
  • 1987年7月花巻工場第2期工事完成、操業開始
  • 1987年8月港区芝浦に本店移転
  • 1988年4月富士通株式会社端末機事業部向けネットワーク監視システム用モデムアダプタの開発によりモデム事業を開始

1990年代

  • 1998年9月北部通信工業株式会社及び同グループ会社が筆頭株主となる
  • 1998年11月中央区日本橋本町に本店移転
  • 1999年10月ISO品質認証取得(ISO9001 JQA-QM3856)

2000年代

  • 2000年6月北部通信工業株式会社及び同グループ会社保有の全当社株式をエフェットホールディング株式会社及びエフェットホールディング株式会社運用の投資ファンドに譲渡
  • 2002年2月DDIポケット株式会社(現ソフトバンク株式会社)向けにPHS方式で世界初の128Kbpsデータ通信カードを発売、モバイル&ワイヤレス事業が拡大
  • 2002年6月花巻R&Dセンターを開設
  • 2003年1月BCN AWARDモデム部門で最優秀賞受賞
  • 2003年2月M&Aモバイル&ワイヤレス事業強化を目的としてジェコム株式会社を100%子会社化
  • 2003年4月M&Aジェコム株式会社を合併
  • 2003年4月東京R&Dセンターを開設
  • 2003年9月東京都中央区京橋に本店移転
  • 2003年12月ISO環境認証取得(ISO14001 JQA-EM3575)
  • 2004年6月M&A株式会社インデックスが大株主からの株式譲受により当社を子会社化、出資比率64.43%
  • 2005年1月BCN AWARDモデム部門で最優秀賞受賞
  • 2005年6月半導体製造装置事業を芝浦メカトロニクス株式会社に営業譲渡
  • 2005年8月商号変更インデックスネットワークス株式会社に商号変更
  • 2005年9月商号変更株式会社ネットインデックスに商号変更
  • 2005年9月商号変更100%子会社である株式会社本多エレクトロン花巻工場を新設物的分割により設立、同月22日に株式会社ネットインデックス・イー・エスに商号変更
  • 2005年9月100%子会社である株式会社ネットモバイルを設立、3.5G/次世代端末の開発を開始しモバイル&ワイヤレス事業を強化
  • 2007年3月新規携帯事業者株式会社イー・モバイル向けに3.5Gデータ通信カードを発売開始
  • 2007年6月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2007年10月M&Aシステム&サービス事業の強化を目的として株式会社テック・インデックスを子会社化
  • 2009年2月子会社株式会社テック・インデックスの全株式を売却

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場
  • 2010年8月東北地区に携帯電話販売店「ウィルコムプラザ」を開設し、サービス&ソリューション事業を開始
  • 2010年11月M&A子会社各社(株式会社ネットインデックス・イー・エス及び株式会社ネットモバイル)を吸収合併 岩手県花巻市に本店を移転
  • 2012年2月サービス&ソリューション事業を株式会社コスモネットに事業譲渡
  • 2012年7月M&A株式会社フィスコが当社を連結子会社化 株式会社フィスコからイー・旅ネット・ドット・コム株式会社の株式を取得し、イー・旅ネット・ドット・コム株式会社及び同社の子会社3社を子会社化するとともに、インターネット旅行事業を開始
  • 2012年12月商号変更株式会社ネクスに商号変更
  • 2013年12月M&A株式会社ネクス・ソリューションズ(現株式会社実業之日本総合研究所)及びCare Online株式会社(現株式会社ネクスソフト)を子会社化(注)2
  • 2014年2月株式会社ネクス・ソリューションズ(現株式会社実業之日本総合研究所)が株式会社SJI(現株式会社CAICA DIGITAL)のシステム開発事業の一部を吸収分割により承継
  • 2015年4月商号変更株式会社ネクスから株式会社ネクスグループに商号変更 100%子会社である株式会社ネクスを新設分割により設立。デバイス事業を承継し、持株会社へ移行
  • 2015年6月M&A株式会社SJI(現株式会社CAICA DIGITAL)を連結子会社化
  • 2016年8月M&A株式会社チチカカ(現株式会社High Voltage Capital)を子会社化するとともにブランドリテールプラットフォーム事業を開始
  • 2016年10月M&Aイー・旅ネット・ドット・コム株式会社(連結子会社)が株式会社グロリアツアーズを連結子会社化
  • 2016年12月M&A株式会社バーサタイル及びFISCO International Limitedを連結子会社化
  • 2017年5月M&A株式会社バーサタイルが株式会社ファセッタズムを連結子会社化
  • 2017年7月M&A株式会社イーフロンティア(現株式会社ピアズ)を連結子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/11期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    事業構造のデジタルシフト

    従来のハードウェア開発・量産モデルから、デジタルコンテンツ、暗号資産・ブロックチェーン関連サービスを中心とした事業構造へシフトする。

  2. 02

    成長ドライバーの育成

    暗号資産交換所Zaifを中核とする暗号資産関連事業と、電子書籍を中心としたデジタルコンテンツ事業を成長ドライバーに位置付け、安定的な収益基盤と新たな付加価値を創出する。

  3. 03

    Web3技術の実利用推進

    Web3技術について、投機的領域に留まらず実利用・実収益に結び付くサービス開発を重視し、段階的な事業拡大を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で99人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は621万円で、9期前と比べて+5.7%平均年齢は51.0歳、平均勤続年数は0.7年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年11月873
2017年11月272
2018年11月303
2019年11月58846.12.0280
2020年11月55349.44.3254
2021年11月52344.34.1197
2022年11月40038.34.222
2023年11月38837.54.324
2024年11月40343.06.634−588
2025年11月62151.00.799−202

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社16(国内 13 / 海外 3、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
東京本社 — 東京都港区33百万円
メタバース・デジタルコンテンツ事業、暗号資産・ブロックチェーン事業、全社共通
本社 — 東京都港区18百万円
メタバース・デジタルコンテンツ事業
花巻本社 — 岩手県花巻市12百万円
IoT関連事業、暗号資産・ブロックチェーン事業、全社共通
本社 — 東京都港区5百万円
ソリューション事業
本社 — 東京都千代田区0百万円
ソリューション事業
主な関係会社
  • 国内
    役員の兼務有り
    大阪府岸和田市 · その他の関係会社
    議決権48.5%
  • 国内
    役員の兼務有り
    東京都港区 · その他の関係会社
    議決権20.1%
  • 国内
    役員の兼務有り
    岩手県花巻市 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    役員の兼務有り
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    役員の兼務有り
    大阪府岸和田市 · 連結子会社
    議決権77.7%
  • 国内
    -
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権77.7%
  • 国内
    役員の兼務有り
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権77.7%
  • 国内
    役員の兼務有り
    神奈川県横浜市 · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 国内
    役員の兼務有り
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権93.7%
  • 海外
    -
    Italy · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    -
    Italy · 連結子会社
    議決権90.9%
  • 国内
    -
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権69.9%
残りのグループ会社4社を開く
  • 役員の兼務有り東京都港区100%
  • -Wanchai, Hong Kong100%
  • 役員の兼務有り東京都港区100%
  • 役員の兼務有り東京都港区100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年11月期の売上高は36億円営業利益-2億円前期と比べると増収で、売上が+71.4%。

売上高
+71.4%
36億円
営業利益
-2億円
純利益
-7億円
営業利益率
-5.6%
前期比 +4.0%pt

会社が出している今期の予想2026年11月期

項目会社予想前期実績
売上高44億円36億円
営業利益1億円-2億円
純利益1億円-7億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は15億円、営業利益は−6億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+15.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q300.00
2023年2Q1−1−100.01
2023年3Q1−1−100.0−1
2023年4Q4−7
2024年1Q3−1−33.3−1
2024年2Q2−1−50.0−1
2024年4Q1600.0−1
2025年2Q13−1−7.7−12
2025年4Q23−1−4.35
2026年2Q15−6−40.0−14

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年7月期からの15期で、売上は38億円から36億円へ95%に減った。直近期の営業利益率は-5.6%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社フィスコが当社を連結子会社化 株式会社フィスコからイー・旅ネット・ドット・コム株式会社の株式を取得し、イー・旅ネット・ドット・コム株式会社及び同社の子会社3社を子会社化するとともに、インターネット旅行事業を開始
2012年7月38−3−6
2012年11月1911
株式会社ネクス・ソリューションズ(現株式会社実業之日本総合研究所)及びCare Online株式会社(現株式会社ネクスソフト)を子会社化(注)2
2013年11月4954
2014年11月6476
株式会社SJI(現株式会社CAICA DIGITAL)を連結子会社化
2015年11月74−80
株式会社チチカカ(現株式会社High Voltage Capital)を子会社化するとともにブランドリテールプラットフォーム事業を開始
2016年11月122−8−11
株式会社バーサタイルが株式会社ファセッタズムを連結子会社化
2017年11月122−99
2018年11月1110−5
2019年11月97−7−13
2020年11月66−6−14
2021年11月48−13
2022年11月2858
2023年11月9−2−7
2024年11月21−2−2−9.5−3
2025年11月36−2−3−5.6−7

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年11月期

売上高36億円のうち、営業利益として残るのは-2億円-5.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-7億円、売上の-19.4%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金58.3%21億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金47.2%17億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-5.6%-2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
41.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比12.4pt
-5.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比25.4pt
-19.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比28.1pt
-20.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-0.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-0.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2025年11月期は営業CFが1億円、投資CFが4億円で、差し引きのフリーCFは5億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は15億円で、売上の5.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年7月2−44−23
2012年11月2−2103
2013年11月−4112−313
2014年11月14−921539
2015年11月−11−88−1929
2016年11月37−201019
2017年11月−1439−192525
2018年11月10−11−14−110
2019年11月−612−769
2020年11月−37−3410
2021年11月−26−747
2022年11月−3−43−75
2023年11月−12−115
2024年11月−4−30−711
2025年11月14−1515

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2025年11月期の総資産は1,347億円。このうち返さなくてよい自己資本が30億円で、自己資本比率は2.2%(業種中央値61.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年7月26111538.9
2012年11月22121050.8
2013年11月41271460.6
2014年11月70363448.7
2015年11月143479632.0
2016年11月135389726.7
2017年11月115457033.5
2018年11月93405334.6
2019年11月67224522.3
2020年11月488402.2
2021年11月4593618.5
2022年11月3533293.3
2023年11月3130196.0
2024年11月59431672.7
2025年11月1,347301,3172.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年11月期の内訳
現金及び預金
15億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-31億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,317億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
11
/ 100
安定性自己資本比率1 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率224社中5位あたり、逆に低いのはROE224社中215位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-20.1%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-5.6%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
2.2%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
71.4%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥72で、1年前と比べて-53.8%過去52週の値幅のなかでは19%の位置にある。

¥72-1.4%1ヶ月+7.5%1年-53.8%時価総額27億円
過去52週の値幅
安値¥50高値¥164

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)23.5倍
PBR1.34倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月21日に前日比7.14%高の75円と急伸し、1ヶ月で4.17%上昇した。25日移動平均線(69.84円)を約7.4%上回り、75日線(70.85円)も突破した。ただし52週高値214円からは65%下落しており、52週安値50円からは50%高。8月19日には28.97万株の出来高を伴って71円まで買われ、その後も取引が活発で、下値切り上げの動きが出ている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)

PERは実績がマイナスのため評価不能で、予想PERは23.5倍と業界平均29.3倍を下回るが、ROEは-20.1%と大幅な赤字で収益性が極めて悪い。PBRは1.12倍と業界平均2.20倍を下回るものの、無配かつ赤字継続で割高リスクが高い。業績回復が見込めない限り割高。

指標この会社業種平均
PER (予想)23.5倍
PBR1.34倍2.58倍
ROE-20.1%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高が急回復傾向にある一方、営業赤字が継続しており、収益性の改善が最大の焦点。強気派は、車載・産業用途へのシフトと新規顧客獲得により、2026年以降の黒字化が可能と見る。弱気派は、競争激化とコスト上昇で赤字脱却の見通しが立たず、資金繰りリスクを懸念する。また、ROEがマイナスでPBR1倍超と割高感もあり、株価のバリュエーションを巡っても見解が分かれる。

プラスに働く材料7
  • 車載・産業向けが成長

    高付加価値品シフトで粗利率改善の可能性

  • 売上高回復基調

    2025年11月期は36億円と前期比71%増

  • 新規顧客獲得進む

    大口案件の受注増が収益を押し上げる期待

  • 売上高急成長継続で黒字転換の可能性2026年Q2影響

    FY2025売上高36億円、前期比71%増。規模拡大で固定費比率低下し利益率改善余地大

  • アナリスト予想PER23.5倍に見込まれる利益回復決算発表後影響

    現在PBR1.12倍、ROE改善で株価上昇余地

  • 低時価総額で事業再編・買収期待不定影響

    時価総額27億円と小型。M&Aや構造改革でバリュエーション改善余地

  • 外国人保有比率2.5%の低水準、買い戻しによる需給改善継続影響

    外国人保有比率2.52%と低位、株価下落でバリュー株として見直しも

マイナスに働く材料7
  • 営業赤字継続

    2024年11月期-2億円、2025年予想も-2億円

  • 競争激化とコスト上昇

    原材料高や価格競争が収益を圧迫

  • 資金繰り懸念

    時価総額27億円と小さく、赤字が続けば財務リスク

  • 営業赤字継続、収益化の目途立たず通年影響

    FY2025営業損失2億円、売上高営業利益率-5.56%。黒字化時期不透明

  • 大幅な当期純損失で財務リスク2026年Q2影響

    FY2025純損失7億円、自己資本毀損懸念。PBR1.12倍も割高リスク

  • 予想PER23.5倍は業績回復織り込み済み、失望リスク次回決算影響

    現在PERなし、予想ベースで23.5倍。黒字化遅れで株価調整リスク

  • 株価急落後の不安定な需給、下振れ継続リスク継続影響

    1年間で-47%下落。出来高少なく投機的な動き。追加下落リスク

次の決算で確かめる点
売上高成長率
新規顧客獲得の進捗と需要回復の指標
営業利益率
赤字からの脱却を示す最重要指標
車載・産業向け比率
高付加価値シフトの進捗を測る
フリーキャッシュフロー
資金繰りの健全性を確認

株主

有価証券報告書より

2025年11月期末の株主数は延べ9,207人。区分でいちばん多いのは事業法人54.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が54.8%を占め、残る45.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年11月%2021年11月%2022年11月%2023年11月%2024年11月%2025年11月%
事業法人34.334.361.861.855.954.3
個人・その他62.061.235.636.139.238.5
証券会社1.92.81.51.63.44.2
外国法人1.41.10.50.41.02.2
金融機関0.30.40.60.10.20.5
自己株式0.80.80.50.50.30.3
外国人個人0.10.10.10.10.20.3

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社スケブベンチャーズ31.71
02株式会社実業之日本デジタル6.57
03投資事業有限責任組合デジタルアセットファンド6.33
04株式会社フィスコ6.24
05株式会社實業之日本社4.29
06株式会社シークエッジ・ジャパン・ホールディングス3.41
07駒田 一央2.01
08楽天証券株式会社共有口1.41
09株式会社DMM.com証券1.27
10水野 勝英0.93

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-05-12
    株式会社實業之日本社
    新規の大量保有報告
    3.30%
    -0.99pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+88%、1株純資産は15期で−26%。直近期のROEは-20.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2012年7月−162114−89.6
2012年11月101248.219.4
2013年11月4021324.117.9
2014年11月5427621.59.3
2015年11月−3309−1.1
2016年11月−72242−26.1
2017年11月6126024.26.5
2018年11月−32216−13.4
2019年11月−85100−54.0
2020年11月−917−170.3
2021年11月205664.57.2
2022年11月3412139.05.2
2023年11月−24109−21.0
2024年11月−9114−8.0
2025年11月−2084−20.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/11期の役員報酬は総額34百万円。

氏名役職年齢保有株数
石原直樹代表取締役 社長51
秋山司取締役 会長61
深見修取締役54
齊藤洋介取締役 管理本部本部長52
駒田一央取締役61766,000
北村克己取締役53
佐々木弘常勤監査役72
浦野充敏監査役51
長渕数久監査役53

役員報酬の内訳2025/11

役員の区分人数固定報酬百万円ストックオプション百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5281286
監査役1333
社外取締役3331

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/11期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容851字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社11社、持分法適用関連会社2社の計14社で構成されております。 当連結会計年度末における当社グループのセグメントの事業内容及び当社と主な関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 セグメントの名称   事業内容   担当会社 経営管理   グループ経営管理   ㈱ネクスグループ メタバース・デジタルコンテンツ事業   電子書籍事業コンピューター・ソフトウェアの開発・販売及びマーケティングメタバース分野におけるサービス・情勢の情報収集コミッションプラットフォーム及びWEBサービスの開発、運営   ㈱実業之日本デジタル㈱スケブ IoT関連事業   農業ICT事業   ㈱ネクスグループ 暗号資産・ブロックチェーン事業   暗号資産交換業暗号資産に関する投資暗号資産の売買、消費貸借暗号資産に関する派生商品の開発、運用暗号資産に関するファンドの組成Web3コンサルティングブロックチェーン技術の開発   ㈱ネクスグループ㈱Zaifチューリンガム㈱ ソリューション事業   物流業務並びにチェーン本部代行業務食料品の卸売、小売日用品雑貨の輸出入、販売システムエンジニアリングシステムの受託開発   ㈱ケーエスピー㈱ネクスソフト その他   財務戦略、事業戦略、業務支援等の各種コンサルティング業務その他   ㈱ネクスグループ㈱ネクスファームホールディングスITAL-J JAPAN㈱㈱ネクスデジタルグループ㈱web3テクノロジーズDigital Credence Technologies Limited㈱フィスコ㈱CAICA DIGITAL また、当連結会計年度末における事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,509字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 経営方針 当社グループでは、異なる価値、文化、技術、資本を結びつける「結節点」として、社会に新たな可能性を提供することを社是としております。単なるサービス提供者に留まらず、領域を越えてつながる機会を創出し、人・情報・資源・文化の循環を通じて、次世代の豊かさと発展に貢献してまいります。 また、当社グループの取り組みは、デジタル資産、コンテンツ、ソリューションなど多様な領域を横断的に結びつけ、社会に新しい価値や経験を提供することを目指しております。既存の境界や慣習にとらわれず、国や業界を超えた「つながり」を創造することで、持続的な成長と社会貢献の両立を追求し、変化し続ける世界において、新しい可能性を次々と結びつける企業を目指してまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループでは、持続的な成長と収益性の向上を重視しており、売上高、営業利益、営業利益率を主要な経営指標として考えております。 また、M&Aの実施に伴い、のれん償却等の一時的な会計要因が業績に影響を与えることから、本業の収益力及びキャッシュ創出力を補足的に把握する指標として、EBITDA(営業利益に減価償却費等を加算した指標)を重要な経営指標の一つとして活用しております。 今後も、各経営指標を総合的に勘案しながら、資本効率と財務健全性の両立を図ってまいります。 (3) 中長期的な経営戦略 当社グループでは、従来のハードウェア開発・量産を前提とした事業モデルから転換し、デジタルコンテンツ、暗号資産・ブロックチェーン関連サービスを中心とした事業構造へのシフトを進めております。 特に、暗号資産交換所Zaifを中核とする暗号資産関連事業、並びに電子書籍を中心としたデジタルコンテンツ事業を成長ドライバーと位置付け、安定的な収益基盤の構築と新たな付加価値創出に取り組んでまいります。 Web3技術については、投機的な領域にとどまらず、実利用・実収益に結び付くサービス開発を重視し、段階的な事業拡大を図ってまいります。 (4) 経営環境等 デジタルコンテンツ市場は、電子書籍を中心に引き続き堅調な成長が見込まれており、国内外における日本コンテンツへの需要拡大を背景に、中長期的な市場成長が期待されております。 また、暗号資産市場は価格変動性が高いものの、金融インフラとしての整備や関連サービスの多様化が進展しており、暗号資産交換所を含む周辺事業においては、規制動向を踏まえた健全な事業運営が求められる環境にあります。 (5) 対処すべき課題等 当社グループは営業利益の黒字化並びに売上拡大を目指すことが当面の対処すべき課題であると認識しており、以下に示す取り組みを推進してまいります。 ① 暗号資産・ブロックチェーン事業の安定運営 暗号資産交換所事業においては、法令・自主規制の遵守を前提とした内部管理体制の強化、システムの安定稼働及び顧客資産の適切な管理に注力してまいります。 ② 新たな事業収益の確保 既存事業の収益性改善に加え、成長分野への投資やM&Aを通じて、早期に収益貢献が見込める事業の育成を進めてまいります。 ③ 財務体制の強化 資本政策の見直しや財務規律の徹底により、事業環境の変化に耐えうる財務基盤の構築を図ります。 ④ 事業ポートフォリオの最適化 事業の選択と集中を進め、経営資源を成長性・収益性の高い分野へ重点的に配分してまいります。 ⑤ ブランド及び信頼性の向上 透明性の高い情報開示と積極的な広報活動を通じて、投資家・顧客からの信頼向上に努めてまいります。
事業等のリスク1,677字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性のある事項は以下のとおりです。 なお、以下は将来発生し得る可能性を示したものであり、すべてのリスクを網羅するものではありません。 (1) 事業ポートフォリオに関するリスク 当社グループは、電子書籍、コミッションサービスを中心としたデジタルコンテンツ事業、暗号資産交換所事業、物流・ソリューション事業など、多様な領域で事業を展開しております。そのため、各市場の需要動向、競争環境、法制度及び規制の影響を受ける可能性があります。 (2) 暗号資産交換所事業に関する規制等のリスク 株式会社Zaif(以下「Zaif」)は、資金決済法に基づく暗号資産交換業者の登録を受け、金融庁の監督及び自主規制機関である一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)が定める自主規制規則の対象となります。将来的な法令、規制、税制または自主規制の変更、あるいは行政指導等が行われた場合、Zaifの事業運営に制約が生じ、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) AML/CFT及びKYCに関するリスク 暗号資産交換所事業は、犯罪による収益の移転防止及びテロ資金供与対策(AML/CFT)の観点から、本人確認(KYC)等に関する法令及び自主規制の対象となっています。これらの対応が不適切であると判断された場合、行政処分、改善命令等が行われる可能性があり、当社グループの信用及び事業に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 顧客財産の管理に関するリスク Zaifでは、顧客から預かった法定通貨及び暗号資産と自己資産を分別管理しておりますが、管理体制に不備が生じた場合、顧客資産の返還が困難となり、信用低下、行政処分及び損害賠償責任等が発生する可能性があります。 (5) サイバーセキュリティ及び資産流出リスク 暗号資産は電子データであるため、サイバー攻撃、不正アクセス、マルウェア、ハッキング等により顧客資産及び自己資産が流出する可能性があります。当社グループでは必要なセキュリティ対策を講じておりますが、万一資産流出等が発生した場合には、多額の補償や信用低下により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 暗号資産の保有及び市場変動に関するリスク 暗号資産市場は価格変動性が高く、当社グループが保有する暗号資産の価値が市場環境により変動する可能性があります。また、市場流動性が低下した場合、暗号資産の売却等が困難となる可能性があります。これらにより、評価損等が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 個人情報及び情報管理に関するリスク 当社グループは、事業を通じて個人情報を取り扱うため、情報漏洩等が発生した場合には、法令違反、損害賠償請求及び信用低下等の影響を受ける可能性があります。 (8) 投融資及びM&Aに関するリスク 当社グループは、成長分野の事業拡大に向けて投融資及びM&Aを行う場合があり、当初想定した投資回収が達成されなかった場合、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 親会社との関係について 株式会社シークエッジ・ジャパン・ホールディングスは本報告書提出日現在において、当社の議決権総数の52.66%を保有しており、当社の親会社に該当いたします。 当該会社の経営方針の変更等が、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 災害等に関するリスク 自然災害、疫病、事故、物流の停滞等が発生した場合、当社グループの事業運営に影響を及ぼす可能性があります。特に農業ICT事業及びサプライチェーン関連事業では、原材料調達や加工・流通に影響が生じる可能性があります。 (11) 制度・政策変更に関するリスク 政府又は自治体による政策変更、税制改正、補助金制度等の変更により、当社グループの事業環境に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)10,684字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営成績等の状況の概要 (1) 当期の経営成績の概況 当連結会計年度におけるわが国経済は、経済活動の正常化が進み、景気は緩やかな回復基調で推移しております。しかしながら、欧米・中国経済の先行き不安、物価上昇、中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動などにより、依然として不透明な状況が続いております。 このような事業環境のもと、当社グループは中期経営計画に基づき、デジタルコンテンツ領域及びWeb3関連領域の事業拡大に取り組むとともに、M&Aを含む収益力強化施策の推進を図ってまいりました。 当期においては、2025年2月に株式会社ネクスデジタルグループ(旧株式会社ZEDホールディングス、以下「ネクスデジタルグループ」)を連結子会社化し、同社主要子会社として暗号資産交換業者である株式会社Zaif(以下「Zaif」)、Web3のコンサルティング企業であるチューリンガム株式会社(以下「チューリンガム」)、ソフトウェアエンジニアリング業務を行う株式会社ネクスソフト(以下「ネクスソフト」)等が新たに当社グループへ加わりました。 また、当社は同年7月に、ネクスデジタルグループに対する貸付債権の一部放棄及び増資の引受を決議し、同社の財務基盤の健全化を図りました。さらに、同年9月には、同社の商号を「株式会社ネクスデジタルグループ」へ変更するとともに、本店所在地を移転し、ブランド戦略の強化及び業務効率化を推進いたしました。 なお、ネクスデジタルグループの支配関係に関して、当社及び当社子会社と株式会社HODL1(旧株式会社クシム)との間で、複数の訴訟・紛争案件が係属しており、当社は係属中の訴訟案件に係るリスク評価及び財務影響の把握を継続して進めておりますが、当連結会計年度において重要な財務影響は発生しておりません。 加えて、IoT関連事業子会社である株式会社ネクス(以下「ネクス」)においては、同社の事業特性及び成長戦略を踏まえ、株式会社CAICA DIGITAL(以下「CAICA」)を株式交換完全親会社、ネクスを株式交換完全子会社とする株式交換を実施し、グループ経営の最適化に向けた施策を実行しております。 上記の結果、売上高においては、3,562百万円(対前期比67.2%増)となりました。それに伴い、営業損失は223百万円(前期は営業損失246百万円)、経常損失は250百万円(前期は経常損失230百万円)、税金等調整前当期純損失は966百万円(前期は税金等調整前当期純損失258百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は728百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失289百万円)となりました。 また、M&Aに伴うのれん償却額を加味した参考指標としてのEBITDA*1は、38百万円となりました(前期はEBITDA△70百万円)。 *1 EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却額 当連結会計年度におけるセグメントごとの業績は以下のとおりであります。 (メタバース・デジタルコンテンツ事業) 株式会社実業之日本デジタル(以下「実日デジタル」)は、いわゆる電子書店(電子書籍配信サイト、Web漫画サイト、漫画アプリ、雑誌読み放題サイトなど)及び電子取次を主な取引先としております。電子書籍市場は、コロナ禍における巣ごもり需要が一巡したものの、引き続き堅調に推移するなか、当年度はマンガ領域において主要電子書店との取り組みを強化し、露出拡大及び新規読者層の獲得に注力いたしました。その結果、国内最大級の電子コミック書店であるコミックシーモアにおいて『裏切られた悪徳王女、幼女になって冷血皇帝に拾われる』が総合ランキング入りするなど、重点施策が具体的成果として表れております。 また、ピッコマでは当社全作品を対象に100%ポイント還元フェアを実施し、既刊の再活性化と読者接点の拡張を図りました。今後も、各プラットフォーム特性に応じた販促施策の実施と、話題化を促す企画展開を継続してまいります。 文芸・実用書領域においては、電子図書館向けの展開を強化し、安定的な提供先の拡充を推進いたしました。当年度は新たなプラットフォーマーへの作品提供を開始したことにより、ほぼすべての電子図書館において当社作品が取り扱われる体制となり、利用者接点の拡大と継続的な利用機会の創出につながっております。 今後も、提供ラインナップの拡充と流通チャネルの最適化を進め、収益基盤の強化に取り組んでまいります。 株式会社スケブ(以下「スケブ」)は、クリエイターにイラストや音声データなどを有償でリクエストすることができるコミッションサービス『Skeb』を提供しています。2025年11月には7周年を迎え、総登録者数が382万人(2025年12月現在)を突破、日本最大級のコミッションプラットフォームと言えるまでに成長いたしました。 また、2025年5月に開催いたしましたオフラインイベント「超メタフェス~VRC大交流会~」は延べ1万人以上の来場者数を記録する等、リアル、バーチャル双方で予想を上回る結果となりました。2026年5月にも秋葉原にて開催が決定しており、引き続き来場者数の増加並びに『Skeb』の登録者数増加へ繋がるプロモーションを強化してまいります。 この結果、当連結会計年度の売上高は583百万円(対前期比84.0%増)、営業損失は14百万円(前期は営業損失5百万円)となりました。 (IoT関連事業) 株式会社ネクス(以下「ネクス」)は、培ってきた自動車テレマティクスをはじめとする様々な分野に対するIoT技術をベースに「IoT×ブロックチェーン技術」、「IoT×AI技術」など、「IoT×新技術」を活用した新たなサービスの提供を目指しておりましたが、ネクスが手掛けるIoTデバイス(ハードウェア)製品の製造販売事業については、近年、製品のコモディティ化や価格競争の激化により、市場環境は年々厳しさを増しており、当社グループの成長領域との親和性も限定的となっております。 そのような状況を踏まえ、ネクスの更なる事業発展を図るには、ソフトウェア領域に強みを持つ他社との連携による製品力・競争力の強化が不可欠であると判断し、ネクスをCAICAへ譲渡することといたしました。 CAICAは、システム開発やWeb3関連の技術に強みを有しており、ネクスのIoTハードウェア事業との間で技術的・事業的なシナジーが強く見込まれます。ネクスがCAICAの傘下で新たな事業展開を進めることで、製品の付加価値の向上、新たな市場の開拓など、企業価値の一層の向上が期待されます。 農業ICT事業(NCXX FARM)では、農作物の生産、加工、販売を行う6次産業化事業と、特許農法による化学的土壌マネジメント+ICTシステムによるデジタル管理のパッケージ販売を行うフランチャイズ事業の事業化を推進しております。 6次産業化事業では、スーパーフードとして人気の高いGOLDEN BERRY(食用ほおずき)の生産、販売を行っております。加工品としてセミドライゴールデンベリーに加え、今年度リニューアル商品となったGOLDEN BERRYプレミアムアイスを販売しております。2025年11月からは新たにゴールデンベリーリキュール「アウレア・トロピカ」720mlと200mlの2種類の販売を開始しております。 参照:https://www.instagram.com/p/DRrFWL9kUE-/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA== また、GOLDEN BERRYの栽培時に発生する葉の残渣を活用した「ほおずきエキス」を開発し、化粧品の原材料として活用されております。 このほか新しい取り組みとして農産物加工品とNFTカードを組み合わせたふるさと納税返礼品の販売も開始しております。 参考:https://item.rakuten.co.jp/f032051-hanamaki/14301-30022289/ フランチャイズ事業では、引き続き自社試験圃場での栽培実績をもとに、自社独自の特許農法(多段式ポット)とICTシステムの提供に加えて、お客様の要望に沿った多種多様な農法・システム・農業関連製品の提供を行う農業総合コンサルティングサービスを展開しております。 この結果、当連結会計年度の売上高は348百万円(対前期比57.6%減)、営業損失は56百万円(前期は営業利益86百万円)となりました。 (ソリューション事業) 株式会社ケーエスピー(以下「ケーエスピー」)は、外食チェーン店や介護施設等における、物流を含めた食材、副資材、消耗品等のトータルサプライヤー業を柱として、その他にもコスメティックショップ等の物販チェーン店舗における、各種パッケージやSPツールの企画・制作を行っております。取引社数と商品販売数の二軸を継続的に増やし続けていくストック型の販売モデルのため、急激な売上・利益の拡大等は見込めませんが、確実に安定した売り上げと利益の積み上げのビジネスモデルを特長としております。 当連結会計年度も、前期に引き続き、新規販売先及び新規取り扱い商品が順調に増えてきております。 さらに今期は、商社機能を活かした仕入先への販売等、双方向の売買の強化、また、商品力のある商品を使ったフック営業からのクロスセル等により、1社あたりの取引額を増加させるための施策等も開始しております。 今後も、引き続き取引社数の拡大と、商品販売数の拡大を図り、さらなるストックを積み上げていくことを主としながらも、環境問題や世界的な人口増加における原料不足といった社会問題においても、商社機能を活かしたソリューションを多面的に提供し、フードテックを組み合わせた加工食品の開発をはじめ、川上(一次・二次産業)及び川下(三次産業)に対して、新たな領域への事業化の展開を進めていく予定です。 ネクスソフトは、システムエンジニアリングサービス事業(SES事業)としてニーズの高いオープン系を中心とした顧客システム開発の支援やエンジニア派遣と、受託開発事業としてシステム新規開発のほか開発後の運用保守対応や既存顧客からのシステム改修を行っております。 当連結会計年度は、SES事業においては参画中のプロジェクト取引の継続が大半の中で、中途採用の入社が計画比で8か月以上遅延してしまったこと及び協力会社との連携案件が伸び悩んだことから、目標としていた576百万円に達せず437百万円に留まりました。また、受託開発事業においてはASTERIA Warp案件の拡大が一部あったものの、新規開発見込み案件が積みあがらず、目標としていた71百万円に達せず65百万円に留まりました。 一方で、中間連結会計期間終了時から採用活動と営業活動の両輪にリソース投下したことにより、第4四半期連結会計期間から社員数は年間の計画人数に達し、大規模受託の見込み案件も積みあがりました。今後においては、SES事業における案件拡大と受託開発事業における案件受注は見込みが高まり回復していくことと、引き続きリソース投下をすることで回復から拡大へと転換するよう努めてまいります。 この結果、当連結会計年度の売上高は1,820百万円(対前期比116.9%増)、営業利益は73百万円(対前期比23.8%増)となりました。 (暗号資産・ブロックチェーン事業) Zaifは、暗号資産交換業者として2016年から10年近いサービス展開をし、老舗プレイヤーとして業界を牽引してまいりました。時代のニーズに合わせた柔軟なサービス展開は新たな顧客層獲得へと寄与しております。 Zaifは、「暗号資産で資産形成ならZaif」をコンセプトに、個人投資家の資産形成ニーズと、大口顧客の取引ニーズの双方に対応するサービス拡充を進めております。 特にライフカード株式会社と提携した「Zaifカード」、顧客の資産形成を目的とした「ステーキングサービス」は、他社との差別化のサービスとして認知が広がりつつあります。 当連結会計年度においては、まず暗号資産の大口取引優遇サービス「Zaif Prime Desk」を新たに開始し、大口顧客向けに個別見積りによる約定価格や手数料条件を提供する枠組みを整備いたしました。これにより、店頭取引(OTC)に近い形でスプレッドや流動性の面で有利な条件を提示できる体制を構築し、大口取引需要の取り込みを図っております。 ステーキングサービスでは、ステーキング報酬を暗号資産のみならず日本円でも受け取ることができる機能を導入し、価格変動リスクを抑えながら暗号資産を活用した資産形成を行いたいお客様に向けた選択肢を拡充いたしました。当該サービス開始にあわせてキャンペーンも実施し、ステーキングサービスの認知向上と利用促進に取り組んでおります。 積立サービスでは、「Zaifコイン積立」においてZaifカード決済及び自動入金機能をリリースしたのち、銀行口座振替による自動入金にも対応するなど、入金から積立までを自動化する仕組みの整備を進めております。これにより、事前入金の手間を軽減し、より多くのお客様が継続的に少額から暗号資産積立を行いやすい環境を整備いたしました。 また、ビットコイン保有者向けの新たな運用手段の提供に向け、Babylon Bitcoin Stakingプロトコルを活用したビットコインステーキングサービスの構築に向けたプロジェクトを、Bflux社との共同で開始しております。今後、同プロジェクトの進捗に応じて、暗号資産の長期保有ニーズに対応する商品ラインアップの拡充を図ってまいります。 一方で、当連結会計年度の暗号資産市況は一部期間で下落局面となり、現物取引及びステーキングを含む各サービスの取引量は想定をやや下回る推移となりました。その結果、取引手数料収入及びステーキング関連収入は計画を下回りましたが、人件費やシステム関連費用などのコスト最適化を進めたことにより、損失水準は概ね想定の範囲内に留まっております。今後も、サービスラインアップの拡充とコストコントロールを両立させつつ、市場環境の変動に左右されにくい収益構造の構築を目指してまいります。 この結果、当連結会計年度の売上高は727百万円(前期は売上高20百万円)、営業利益は157百万円(前期は営業損失98百万円)となりました。 (2) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下資金)の期末残高は、前連結会計年度末と比べて322百万円増加し、1,467百万円となりました。なお、当期増加額のうち、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入は727百万円、連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少が35百万円となります。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により獲得した金額は59百万円(前年同期は352百万円の資金支出)となりました。これは主に、資金の増加要因としてのれん償却額242百万円、売上債権の減少額269百万円があり、減少要因として税金等調整前当期純損失966百万円、棚卸資産の増加額85百万円があったことによります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により獲得した金額は391百万円(前年同期は296百万円の資金支出)となりました。これは主に、増加要因として連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入727百万円があり、減少要因として投資有価証券の取得による支出211百万円、無形固定資産の取得による支出58百万円があったことによります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により支出した金額は91百万円(前年同期は28百万円の資金獲得)となりました。これは主に、減少要因として長期借入金の返済による支出130百万円、社債の償還による支出14百万円があったことによります。 (3) 生産、受注及び販売の実績 ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) IoT関連事業   487,478   76.9 (注) 1 メタバース・デジタルコンテンツ事業、暗号資産・ブロックチェーン事業、ソリューション事業及びその他事業については、提供するサービスの性質上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 2 金額は、製造原価によっております。 ② 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) IoT関連事業   67,325   6.6   -   - ソリューション事業   289,878   -   60,299   - (注) 1 メタバース・デジタルコンテンツ事業、暗号資産・ブロックチェーン事業、その他事業については、提供するサービスの性質上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 2 金額は、販売価格によっております。 3 IoT関連事業において、株式会社ネクスを連結の範囲から除外したため、受注残高は記載しておりません。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) IoT関連事業   348,773   42.4 メタバース・デジタルコンテンツ事業   583,230   184.0 暗号資産・ブロックチェーン事業   727,904   3,499.9 ソリューション事業   1,820,066   216.9 その他   82,206   62.7 合計   3,562,181   167.2 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 当連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度(自 2023年12月1日  至 2024年11月30日)   当連結会計年度(自 2024年12月1日  至 2025年11月30日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) ラッシュジャパン合同会社   190,675   8.90   376,681   10.50 NTTドコモビジネス株式会社   332,816   15.60   22,095   0.60 (4) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。なお、キャッシュ・フローの状況については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2) キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成しております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案して合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況1 連結財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 財政状態 (資産) 資産の残高は、前連結会計年度末と比較して128,771百万円増加し、134,712百万円となりました。この主な要因は、現金及び預金が322百万円増加、利用者暗号資産が119,308百万円増加、投資有価証券が3,272百万円増加、仕掛品が511百万円減少、のれんが478百万円減少したことによります。 (負債) 負債の残高は、前連結会計年度末と比較して130,074百万円増加し、131,684百万円となりました。この主な要因は、預り暗号資産が119,308百万円増加、借入金残高(※)が3,886百万円増加、預り金が6,265百万円増加したことによります。 (純資産) 純資産の残高は、前連結会計年度末と比較して1,302百万円減少し、3,028百万円となりました。この主な要因は、その他有価証券評価差額金が52百万円増加し、利益剰余金が1,037百万円減少ことによります。 (※)1年内返済予定の長期借入金、長期借入金残高の合計 ③ 経営成績の分析 当社グループの当連結会計年度における経営成績は、以下のとおりであります。 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、3,562百万円(前期比67.2%増)となりました。 詳細につきましては「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 当期の経営成績の概況」に記載したとおりであります。 (売上総利益) 売上高総利益率は、前連結会計年度より13.5ポイント増加し、41.6%となり、売上総利益は、1,482百万円(前期比147.3%増)となりました。 (営業損益) 販売費及び一般管理費は、前連結会計年度より増加し、1,706百万円(前期比101.6%増)となりました。 以上の結果、売上高営業利益率は、前連結会計年度より5.3ポイント増加し、△6.3%となり、営業損失は223百万円(前期は246百万円の営業損失)となりました。 (経常損益) 営業外収益は40百万円(前期比42.6%増)となりました。これは主に受取利息、倒産防止共済解約手当金の増加によるものであります。営業外費用は67百万円(前期比434.0%増)となりました。これは主に支払利息の増加によるものであります。 以上の結果、経常損失は250百万円(前期は230百万円の経常損失)となりました。 (特別損益) 特別利益は791百万円(前期は8百万円の特別利益)となりました。これは主に持分変動利益の増加よるものであります。特別損失は1,507百万円(前期は36百万円の特別損失)となりました。これは主に減損損失の増加によるものであります。 (税金等調整前当期純損益) 以上の結果、税金等調整前当期純損失は966百万円(前期は258百万円の税金等調整前当期純損失)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純損益) 以上の結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純損失は728百万円(前期は289百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 ④ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループは現在、必要な運転資金、設備投資及び投融資資金については、自己資金、借入、社債の発行及び保有株式の売却といった資金調達方法の中から、諸条件を総合的に勘案し、最も合理的な方法を選択して調達していく方針であります。当連結会計年度末におきましては短期借入金365百万円、1年内返済予定の長期借入金75百万円、長期借入金3,728百万円、1年内償還予定の社債9百万円、社債20百万円となりました。 当社グループは、今後も営業活動により得られるキャッシュ・フローを基本に将来必要な運転資金等を調達していく方針であります。 ⑤ 戦略的現状と見通し及び今後の方針について 当社グループは、電子書籍やコミッションサービス等のデジタルコンテンツ領域、暗号資産交換所事業等のWeb3事業を戦略的注力分野として位置付け、M&Aを含む事業構造の再編及び収益基盤の強化に取り組んでおります。 デジタルコンテンツ領域の電子書籍では、電子コミックを中心に引き続き堅調に推移しており、出版社及び電子書店等の流通チャネルにおける作品取扱いが拡大しております。加えて、クリエイターエコノミー領域においては、個人クリエイターがデジタルコンテンツ及び表現物を提供し、ユーザーが対価を支払うコミッションサービスが拡大しており、当社グループが展開する『Skeb』は、リクエスト及びコミッションを通じた個人間課金需要を取り込むことで、クリエイターとユーザー双方における新たな付加価値の形成が進んでおります。これらの領域では、個人課金(BtoC)やコミュニティ活性化を基点とした継続利用が市場特性として見られ、持続的な市場成長が見込まれます。 Web3領域においては、ブロックチェーン技術を活用した暗号資産、NFT、ステーキング等を含む新たな経済圏の整備が進み、国内外における制度整備や企業導入が進行するなか、金融投資領域のみならず実需領域における活用可能性も広がりを見せております。 暗号資産交換所事業においては、個人投資家による暗号資産の保有及び資産形成需要が進展し、現物取引に加えて積立及びステーキング等の長期保有型商品・サービスの整備が進んでおります。また、大口顧客向けに店頭取引(OTC)及びスプレッド優遇サービス等の整備が進むことで、事業法人及び機関投資家による暗号資産の取扱いや財務活用の余地も生まれつつあります。 当社グループは、これらの市場環境を踏まえ、グループ内のアセット及び顧客レコードの活用によるシナジーの実現、ストック型収益の拡充、及び規制対応と内部管理の強化に取り組むことで、中長期的な収益力の向上を目指してまいります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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