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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

ユニソルホールディングス

UNISOL Holdings Corporation7128 · Prime · 卸売業

機械工具、建設資材、建設機械、IoTソリューションを販売する総合商社的企業グループ。多様な業界に製品・サービスを提供。

概要

ユニソルホールディングスは、2021年10月にフルサト工業とマルカの経営統合により設立された持株会社である。機械・工具、建設資材、建設機械、IoTソリューションの4事業を展開し、2025年12月期の連結売上高は1590億円、従業員数は1966名。大阪市中央区に本社を置く。

4事業で構成されるグループの収益構造

2025年12月期、機械・工具セグメントは売上高1049億円、営業利益21億円と全体の66%を占める最大事業である。建設資材は421億円、営業利益10億円。建設機械は82億円、営業利益1億円。IoTソリューションは39億円(残差)と推定される。グループ全体の営業利益は34億円、当期純利益19億円。売上高は前期比1.7%減、営業利益は12.4%減となり、特に建設資材が39.5%減益と大きく落ち込んだ。

全国に広がる子会社群とグループ経営

グループは連結子会社23社、非連結子会社7社で構成される。主要な事業子会社として、機械・工具の中核であるユニソル(旧マルカ)、建設資材のフルサト工業、IoTのジーネット、建設機械のマルカが存在する。2025年1月には4社の管理本部機能を統合したUNISOLビジネスパートナーズを設立し、グループガバナンスの強化を図っている。

中期経営計画「UNISOL」と成長戦略

2022年3月に策定した中期経営計画「UNISOL」は、2026年12月期を最終年度とする3カ年計画である。2025年度は「成長加速化」を掲げたが、自動車・半導体向け設備投資の減少や建設分野の資材高騰・人手不足により需要が低迷。最終年度の定量目標を下方修正した。プラットフォーム戦略やM&Aによる事業領域拡大を継続する方針である。

海外展開と現地法人の状況

機械・工具セグメントでは海外売上高が前期比14.4%増となり、北米が28.1%増と好調である一方、中国は42.7%減と低迷した。東南アジアはインドネシア・タイの大口案件により8.2%増。2026年2月にはタイのMT FOOD SYSTEMSを子会社化し、食品機械分野へ進出した。海外生産拠点はタイにMaruka Machinery (Thailand)を有する。

業界の中での役割は産業機械・工具・建設資材・建設機械の販売・レンタル、セキュリティシステムの販売・サービスにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,590億円
営業利益
34億円
営業利益率
2.1%
純利益
19億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
機械・工具1,049億円65.9%21億円2.0%
建設資材421億円26.5%10億円2.4%
建設機械82億円5.2%1億円1.2%
IoTソリューション39億円2.5%2億円5.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01機械・工具主力

工作機械、鍛圧機械、射出成型機、ロボット・物流機械などの産業機械と周辺装置の国内外向け直販、卸売、エンジニアリングを行う。また、中小型の機器、工具、消耗品等の卸売、切削工具等の自動車産業への直販も手掛ける。

主な製品・サービス5
工作機械
金属加工や部品製造に用いる工作機械の販売及び周辺装置のエンジニアリング
鍛圧機械
プレス機等の鍛圧機械の販売
射出成型機
プラスチック成形用の射出成型機の販売
ロボット・物流機械
産業用ロボットや自動倉庫などの物流機械の販売
切削工具
自動車産業向けの切削工具の直販

02建設資材準主力

鉄骨建築業者向けに鋲螺類、金物類、溶接関連資材、塗装関連資材、機械工具類等を直販し、ターンバックルブレース等を製造・直販。また、プラント配管業者向けに管工機材、鋲螺類、機器工具類等を直販し、システムキッチン、ユニットバス等の住宅設備を卸売する。

主な製品・サービス7
鋲螺類
ボルト・ナットなどの締結部品
金物類
建築用金物
溶接関連資材
溶接棒、溶接機などの溶接用資材
塗装関連資材
塗料、塗装機器などの塗装用資材
ターンバックルブレース
建築構造用のターンバックルブレースの製造及び販売
管工機材
配管工事に必要な継手、バルブ等の機材
住宅設備機器
システムキッチン、ユニットバス等の住宅設備の卸売

03建設機械準主力

クレーン、掘削機械、基礎工事用機械、高所作業車等の建設機械とその周辺装置の販売及びレンタル、オペレーター付きレンタルを提供。

主な製品・サービス4
クレーン
移動式クレーンなどの建設用クレーンの販売・レンタル
掘削機械
油圧ショベル等の掘削機械の販売・レンタル
基礎工事用機械
杭打ち機等の基礎工事用機械の販売・レンタル
高所作業車
高所作業車の販売・レンタル

04IoTソリューション副次

監視カメラシステム、防犯システム等のシステム導入・機器販売、アクセスコントロール(入退室管理)等のストック型サービスを提供。

主な製品・サービス3
監視カメラシステム
防犯・監視用途のカメラシステムの導入・機器販売
防犯システム
侵入検知等の防犯システムの導入・機器販売
アクセスコントロール
入退室管理システムなどのストック型サービス

製品と技術

工作機械からロボットまで扱う機械・工具事業

機械・工具セグメントでは、工作機械、鍛圧機械、射出成型機、産業用ロボット、物流機械などの生産ライン設備を国内外に販売し、周辺装置のエンジニアリングも手掛ける。また、中小型機器や工具、消耗品の卸売に加え、自動車産業向けに切削工具を直販している。2025年12月期の売上高は1049億円でグループの約66%を占める。

鉄骨建築から住宅設備まで扱う建設資材

建設資材セグメントでは、鉄骨建築業者向けにボルト・ナット、金物、溶接・塗装資材、機械工具類を直販し、自社製造のターンバックルブレースも供給する。プラント配管業者向けには管工機材やバルブ等を直販。住宅設備ではシステムキッチン、ユニットバスなどの卸売を行う。2025年12月期の売上高は421億円。

クレーンから高所作業車まで建設機械の販売とレンタル

建設機械セグメントでは、移動式クレーン、油圧ショベル、杭打ち機などの基礎工事用機械、高所作業車の販売とレンタルを提供する。オペレーター付きレンタルも行い、建設現場のニーズに対応。2025年12月期は需要の反動減もあり売上高82億円と前期比2.9%減となり、営業利益は26.3%減の1億円であった。

監視カメラと入退室管理のIoTソリューション

IoTソリューションセグメントでは、監視カメラシステム、防犯システムの導入・機器販売に加え、アクセスコントロール(入退室管理)などのストック型サービスを提供する。データセンター向けプロジェクトを中心に受注を積み上げ、2025年12月期の売上高は約39億円と推定される。継続的なサービス収益が事業の安定性に寄与する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

卸売業大手、売上減少で収益低迷

同社は総合商社並みの売上規模を持つ卸売業者だが、直近3期の売上高は1730億→1617億→1590億円と減少傾向にある。営業利益率も2.4%→2.1%と低位で推移し、収益力に課題を抱える。同業のリョーサン菱洋ホールディングス(167A)や高千穂交易(2676)などと競合するが、品揃えや顧客基盤では強みを持つものの、利益率向上が急務。規模を活かしたコスト競争力や新規分野への進出が求められる。

強み

  • 長年の取引で築いた顧客ネットワークが強固で、安定的な受注が見込める。
  • 幅広い商品群を取り扱い、顧客の多様なニーズにワンストップで対応可能。
  • 全国規模の物流網を保有し、効率的な配送と在庫管理を実現。
  • 売上高が大きいため、資金調達力や信用力で中小企業に勝る。

課題

  • 直近3期連続で売上高が減少しており、需要減退や競争激化が背景。
  • 営業利益率が2%台と低く、コスト削減や高付加価値化が必要。
  • 収益改善のためには不採算事業の見直しや新規事業開発が急務。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

商社・卸売の時価総額近傍。太字がユニソルホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17130ヤマエグループホールディングス805億円7.3倍
28065佐藤商事789億円11.7倍
36331三菱化工機750億円9.5倍
49274KPPグループホールディングス730億円12.4倍
58137サンワテクノス674億円19.8倍
67128ユニソルホールディングス661億円34.4倍
73153八洲電機649億円12.4倍
87508G‐7ホールディングス626億円13.0倍
97447ナガイレーベン604億円20.4倍
108052椿本興業560億円10.5倍
118081カナデン558億円13.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。

会社の歴史

沿革 13件

フルサト工業とマルカが合意した2021年の経営統合

2021年5月、フルサト工業とマルカは共同株式移転による完全親会社設立で合意。同年10月1日にフルサト・マルカホールディングスを設立し、東京証券取引所市場第一部に新規上場した。両社はともに卸売業を主力とし、統合によりスケールメリットとシナジー創出を目指した。

上場後の組織再編と中期経営計画の策定

2021年11月、取締役会でプライム市場への移行を決議。2022年3月に中期経営計画「UNISOL」を策定し、同年4月の市場区分見直しによりプライム市場に移行した。同計画ではグループビジョン「叶えたいがあふれる社会へ」を掲げ、成長戦略の具体化を進めた。

冷凍機事業への参入と精密機器子会社の取得

2023年4月、マルカはマツハシ冷熱と合弁でエムタス・レフを設立し、CO2冷凍機の輸入販売に参入。同年8月にはナブテスコの完全子会社であったティーエス プレシジョンを全株式取得し子会社化した。M&Aによる事業拡大を積極的に進めた時期である。

子会社の再編と管理機能の集約

2023年10月、フルサト工業が保有するジーネットとセキュリティデザインの全株式を当社が直接取得し完全子会社化。2025年1月には当社、フルサト工業、ジーネット、マルカの4社による共同新設分割でUNISOLビジネスパートナーズを設立し、管理機能を集約した。

建設機械部門の分社化と商号変更

2025年10月、マルカは建設機械部門を分社化するため分割準備会社としてマルカ建機を設立。2026年1月、持株会社をユニソルホールディングスに商号変更するとともに、マルカとジーネットを合併しユニソル株式会社を発足。建設機械部門はマルカ建機が承継し、同社を新たなマルカとした。

食品機械分野への進出

2026年2月、ユニソルとそのタイ子会社であるMaruka Machinery (Thailand)は、タイのMT FOOD SYSTEMSの一部株式を取得し子会社化した。これにより、食品機械の輸入販売事業に本格参入し、事業ポートフォリオを拡大している。

年表13件を開く

2020年代

  • 2021年5月創業フルサト工業株式会社と株式会社マルカは、2021年10月1日をもって、共同株式移転の方法により両社の完全親会社となるフルサト・マルカホールディングス株式会社を設立することに合意し、両社間で経営統合に係る経営統合契約を締結するとともに、株式移転に関する株式移転計画を共同で作成
  • 2021年9月上場フルサト・マルカホールディングス株式会社の東京証券取引所市場第一部への新規上場が承認
  • 2021年10月創業フルサト・マルカホールディングス株式会社設立、同日付で、東京証券取引所市場第一部へ新規上場
  • 2021年11月取締役会において、東京証券取引所の新市場移行日に所属する市場区分として「プライム市場」を選択することを決議
  • 2022年3月中期経営計画「UNISOL」を策定
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2023年4月株式会社マルカは、株式会社マツハシ冷熱と合弁でエムタス・レフ株式会社を設立し、CO2冷凍機輸入販売事業に本格参入
  • 2023年8月M&A株式会社マルカは、ナブテスコ株式会社の完全子会社であるティーエス プレシジョン株式会社の全株式を取得し、完全子会社化
  • 2023年10月M&Aフルサト工業株式会社が保有する株式会社ジーネット及び株式会社セキュリティデザインの全株式を取得し、当社直接保有の完全子会社化
  • 2025年1月当社と当社の連結子会社であるフルサト工業株式会社、株式会社ジーネット、株式会社マルカ との共同新設分割により、4社の管理本部に関する事業を継承した新会社であるUNISOL ビジ ネスパートナーズ株式会社を設立
  • 2025年10月創業株式会社マルカの建設機械部門分社化に向け、分割準備会社として株式会社マルカ建機を設立
  • 2026年1月M&Aフルサト・マルカホールディングス株式会社をユニソルホールディングス株式会社に商号変更 株式会社マルカと株式会社ジーネットの合併により、株式会社マルカをユニソル株式会社に商号変更 株式会社マルカの建設機械部門を吸収分割により株式会社マルカ建機は承継し、株式会社マルカに商号変更
  • 2026年2月M&Aユニソル株式会社と同社の連結子会社であるMaruka Machinery(Thailand)Co.,Ltd.は、MT FOOD SYSTEMS CO., LTD.の一部株式を取得し、子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    ユニーク・ソリューションの創出

    他にはない独自の解決策を生み出すため、必要な機能の確保や相互作用する仕組みの構築、多様な人材の採用・育成、豊かな発想を生み出す環境整備に注力する。

  2. 02

    プラットフォーム戦略の推進

    各事業のユーザーに最適な価値を提供する仕組みとしてプラットフォームを定義し、不足する機能やスケールを資本・業務提携等で補完することでソリューション力の強化を図る。

  3. 03

    生産性の向上

    競争力維持と収益拡大のため、製造現場の自動化やRPA・デジタルテクノロジーを活用した業務自動化を全社的に推進し、労働生産性を向上させる。

  4. 04

    人材の確保と育成

    変動の激しい環境下で柔軟な発想と事業拡大を実現するため、「オーナーシップマインドを備えたユニーク人財の育成」を方針に、多様性の活用・挑戦の促進・自律性の涵養に取り組む。

  5. 05

    サステナビリティへの取組み

    ESGの幅広いテーマに体系的に取り組み、カーボンニュートラル等の地球環境・社会課題の解決を通じて持続可能な社会の実現に貢献する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 5期分

グループ全体で1,966人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は706万円で、4期前と比べて7.1%平均年齢は40.6歳、平均勤続年数は10.4年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2021年12月76043.613.01,972
2022年12月78644.513.51,951
2023年12月78842.012.82,005
2024年12月74043.112.42,010194
2025年12月70640.610.41,966173

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)53.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社23(国内 15 / 海外 8、うち連結子会社 19) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
UNISOL.L.C.OSAKA — 堺市堺区4,958百万円
建設資材
滋賀工場 — 滋賀県甲賀市1,458百万円
建設資材
名古屋支社 名流センター — 名古屋市中区1,250百万円
機械・工具 建設資材
本社 — 大阪市中央区1,117百万円
機械・工具 建設機械
東京本社 — 東京都大田区687百万円
建設資材
東京支社 東流センター — 東京都大田区673百万円
機械・工具 建設資材
関東配送センター — 埼玉県北足立郡 伊奈町649百万円
建設資材
本社 — 大阪市中央区598百万円
建設資材
埼玉工場 — 埼玉県北足立郡 伊奈町471百万円
建設資材
宇都宮工場 — 栃木県芳賀郡 芳賀町369百万円
建設資材
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    UNISOLビジネスパートナーズ株式会社(注)8
    大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    フルサト工業株式会社(注)2、4
    大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社マルカ(注)2、5
    大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ジーネット(注)6
    大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    岐阜商事株式会社
    岐阜県岐阜市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社セキュリティデザイン
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社マルカ建機(注)8
    大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ソノルカエンジニアリング株式会社
    大阪府茨木市 · 連結子会社
    議決権82.0%
  • 国内
    株式会社管製作所
    山形県天童市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    北九金物工具株式会社
    北九州市小倉北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ジャパンレンタル株式会社
    川崎市川崎区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    アルプラス株式会社
    長野県伊那市 · 連結子会社
    議決権97.9%
残りのグループ会社11社を開く
  • ティーエス プレシジョン株式会社山口県岩国市100%
  • MARUKA U.S.A.INC. (注)2アメリカ ミズーリ州100%
  • MARUKA (M) SDN.BHD.マレーシア シャーアラム100%
  • MARUKA MACHINERY (THAILAND) CO.,LTD. (注)7タイ バンコク49%
  • PT. MARUKA INDONESIAインドネシア ジャカルタ100%
  • 広州丸嘉貿易有限公司中国 広州100%
  • 上海丸嘉貿易有限公司中国 上海100%
  • INDUSTRIAL TOOL, INC.アメリカ ミネソタ州100%
  • MARUKA MEXICO S.A.de C.V.メキシコ アグアスカリエンテス州100%
  • MARUKA VIETNAM CO.,LTD.ベトナム ハノイ100%
  • PT. UNIQUE SOLUTIONS INDONESIAインドネシア ブカシ100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は1,590億円営業利益34億円前期と比べると減収減益で、売上が-1.7%、利益が-12.8%。

売上高
-1.7%
1,590億円
営業利益
-12.8%
34億円
純利益
-58.7%
19億円
営業利益率
2.1%
前期比 -0.3%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高1,650億円1,590億円
営業利益34億円34億円
純利益21億円19億円
1株あたり配当¥181¥181

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は825億円、営業利益は13億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+3.4%、営業利益は−13.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q438184.112
2023年2Q414143.414
2023年3Q441153.413
2023年4Q4378
2024年1Q404102.57
2024年2Q38471.822
2024年4Q829222.717
2025年2Q798151.910
2025年4Q792192.49
2026年2Q825131.610

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 5期分

2021年12月期からの5期で、売上は743億円から1,590億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は2.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
フルサト工業株式会社と株式会社マルカは、2021年10月1日をもって、共同株式移転の方法により両社の完全親会社となるフルサト・マルカホールディングス株式会社を設立することに合意し、両社間で経営統合に係る経営統合契約を締結するとともに、株式移転に関する株式移転計画を共同で作成
2021年12月7432010
2022年12月1,6247145
株式会社マルカは、ナブテスコ株式会社の完全子会社であるティーエス プレシジョン株式会社の全株式を取得し、完全子会社化
2023年12月1,7306747
2024年12月1,61739472.446
株式会社マルカの建設機械部門分社化に向け、分割準備会社として株式会社マルカ建機を設立
2025年12月1,59034422.119

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高1,590億円のうち、営業利益として残るのは34億円2.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は19億円、売上の1.2%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.5%1,328億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.3%228億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.1%34億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
16.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.1pt
2.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.2pt
1.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.5pt
2.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 5期分

2025年12月期は営業CFが55億円、投資CFが−13億円で、差し引きのフリーCFは42億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は278億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2021年12月−9−1−5−10229
2022年12月38−23−515241
2023年12月60−47−5413202
2024年12月7914−3493261
2025年12月55−13−2742278

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 5期分

2025年12月期の総資産は1,170億円。このうち返さなくてよい自己資本が739億円で、自己資本比率は62.1%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2021年12月1,08667441261.4
2022年12月1,22972150858.0
2023年12月1,20372747659.7
2024年12月1,20873447459.9
2025年12月1,17073943162.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
298億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
393億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
102億円
在庫として抱えている分
負債合計
431億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
74
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率284社中76位あたり、逆に低いのはROE284社中250位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.6%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.1%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
62.1%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-1.7%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
6.7%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,720で、1年前と比べて+25.1%過去52週の値幅のなかでは69%の位置にある。

¥2,720-0.4%1ヶ月-6.6%1年+25.1%時価総額661億円
過去52週の値幅
安値¥1,995高値¥3,045

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)34.4倍
PER (会社予想)30.9倍
PBR0.90倍
配当利回り6.65%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

前日比-0.99%と反落も、25日線(2332.3円)を+15.4%上回り強気トレンド明確。週足は52週高値2723円に迫る急上昇、7/9に出来高895,000株と急増しその後高値圏推移。短期的な過熱感あるが、勢いは継続。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)

PERは33.7倍と同業界平均の17.5倍を大きく上回り割高。PBRは0.90倍と平均1.20倍を下回るが、ROE2.6%と低収益性が評価を圧迫。配当利回り3.75%は平均2.96%より高いが、配当性向109.4%と持続可能性に懸念。売上・利益減少傾向もマイナス。

指標この会社業種平均
PER (実績)34.4倍17.9倍
PER (予想)30.9倍
PBR0.90倍1.24倍
ROE2.6%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

半導体市況の回復期待が株価を押し上げてきたが、直近は売上減少・利益減少が続く。強気派は「2025年下期以降の半導体需要回復」と「配当利回り3.75%の安定分配」を評価する。弱気派は「営業利益率2%台の低収益体質」と「2025/12期の純利益急減」を懸念。PER33倍台と割高感も弱気材料だ。

プラスに働く材料7
  • 半導体需要回復期待

    世界半導体市場は2024年から回復トレンド。2025年下期には需要が本格化する可能性。

  • 高配当利回り

    配当利回り3.75%は安定した株主還元。自己資本比率も健全。

  • PBR0.9倍の割安感

    PBR1倍割れは解散価値近辺。株価の下値は固いとの見方。

  • 配当利回り3.75%の高い株主還元継続影響

    3.75%の利回りは卸売業平均を上回る

  • PBR0.9倍の解散価値割れ不定影響

    PBR0.90倍は純資産価値を下回り、割安感

  • 外国人持株24%の安定株主基盤継続影響

    24%の外国人保有は需給安定要因

  • コスト削減で利益率改善余地2026年以降影響

    営業利益率2.1%から業界平均5%への改善で利益倍増

マイナスに働く材料7
  • 収益性の低さ

    営業利益率2%台で推移。2024/12期は売上減で利益も減少。

  • 2025/12期の大幅減益予想

    純利益が46億→19億と59%減。需要回復が思うように進まない可能性。

  • PER33倍の割高感

    同業他社と比べPERが高く、成長期待が既に織り込まれている。

  • 売上高3期連続減収の悪トレンド2025年12月期影響

    売上高1590億円、過去3年で約8%減少

  • 営業利益39→34億円と減少継続2025年12月期影響

    営業利益34億円、前年比-12.8%減益

  • ROE2.6%の低収益体質継続影響

    ROE2.6%は資本効率が著しく低い

  • 減益下でのPER34倍は割高継続影響

    PER33.7倍に対し純利益減少、バリュエーション懸念

次の決算で確かめる点
売上高推移
半導体市況の回復度合いを直接反映する。
営業利益率
低収益体質からの改善が進むかどうかを確認。
営業CF
利益減少時も安定したキャッシュ創出力があるか。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり181で、前期から5.6%いまの株価に対する利回りは6.65%。

年間配当
¥181
1株あたり
配当利回り
6.65%
いまの株価に対して
配当性向
109.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2022年12月11365.5
2023年12月66−41.632.4
2024年12月10762.149.8
2025年12月101−5.6109.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥181

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ15,374人。区分でいちばん多いのは個人・その他36.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が39.1%を占め、残る60.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他27.425.530.837.736.1
事業法人30.230.029.929.127.4
外国法人19.822.420.821.324.0
金融機関21.521.417.511.211.7
証券会社1.10.60.90.70.8
外国人個人0.00.00.00.00.0
自己株式0.00.02.53.40.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社エフアールテイ13.17
02THE SFP VALUE REALIZATION MASTER FUND LTD. (常任代理人 立花証券株式会社)12.03
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(その他信託口)5.42
04JP MORGAN CHASE BANK 385642(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)3.07
05フルサト・マルカグループ従業員持株会2.79
06日本生命保険相互会社2.04
07SINOPACSEC(常任代理人 日産証券株式会社)1.65
08神鋼商事株式会社1.59
09阪和興業株式会社1.48
10日本マスタートラスト信託銀行株式会社(投資信託口)1.48

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 5期分

1株利益は5期で+19%、1株純資産は5期で+15%。直近期のROEは2.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2021年12月672,6333.135.545.0
2022年12月1792,8166.620.165.5
2023年12月1882,9466.614.032.4
2024年12月1913,0096.413.649.8
2025年12月803,0232.628.2109.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/12期の役員報酬は総額171百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
飯田邦彦代表取締役会長6911,000
古里龍平代表取締役社長6310,000
山下勝弘取締役(専務執行役員)583,000
中務裕之取締役68
武智順子取締役54
高橋尚男取締役65
大西聡取締役(常勤監査等委員)694,000
疋田鏡子取締役(監査等委員)61
佐々木康夫取締役(監査等委員)693,000
嶋林直人652,000
大川治56
藤井武嗣取締役(常勤監査等委員)623,000

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3119912943
社外取締役529296
取締役(社内)1101010
監査役1333

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,115字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の企業集団は、当社(ユニソルホールディングス株式会社)、連結子会社23社、非連結子会社7社及び持分法非適用の関連会社1社で構成されており、主として、機械工具類、鉄骨建築関連資材及び建設機械の販売、セキュリティシステムの販売並びにこれらに付帯するサービス業務等を営んでおります。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、次の4事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1)機械・工具セグメント 工作機械、鍛圧機械、射出成型機、ロボット・物流機械などの生産ライン設備等の産業機械とその周辺装置の国内外向け直販、卸売及びエンジニアリング(機械事業)中小型の機器、工具、消耗品等の卸売、切削工具等の自動車産業への直販(工具事業) (2)建設資材セグメント 鉄骨建築業者向けの鋲螺類、金物類、溶接関連資材、塗装関連資材、機械工具類等の直販、及びターンバックルブレース等の製造、直販、プラント配管業者向けの管工機材、鋲螺類、機器工具類等の直販、システムキッチン、ユニットバス等住宅設備の卸売 (3)建設機械セグメント クレーン、掘削機械、基礎工事用機械、高所作業車等の建設機械、その周辺装置の販売とレンタル、及び建設機械のオペレーター付レンタル (4) IoTソリューションセグメント 監視カメラシステム、防犯システム等のシステム導入・機器販売、及びアクセスコントロール(入退室管理)等のストック型サービス 以上の当社グループについての事業系統図は以下のとおりであります。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しております。これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (注)1 ※ 連結子会社 2 持分法適用会社はありません。 3 当連結会計年度末後、有価証券報告書提出までに、以下の事象が発生しております。 2026年1月 フルサト・マルカホールディングス株式会社をユニソルホールディングス株式会社に商号変更 2026年1月 株式会社マルカと株式会社ジーネットの合併により、株式会社マルカをユニソル株式会社に商号変更 2026年1月 株式会社マルカの建設機械部門を分社化し、株式会社マルカ建機へ事業移管ならびに株式会社マルカ建機を株式会社マルカに商号変更 2026年2月 MT FOOD SYSTEMS CO., LTD.の一部株式を取得し、子会社化
経営方針・対処すべき課題2,642字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループの経営理念として、社会への宣言であるスローガンのもと、ミッション(果たすべき使命)、ビジョン(実現したい未来)、バリューズ(大切にする価値観)を掲げています。 これらを実現するため、当社グループでは他にはない独自の解決策を生み出す“ユニーク・ソリューション・カンパニー”を目指しております。ユニーク・ソリューションを生み出すための必要な機能の確保や、相互作用する仕組みの構築、ユニークな考えを持つ多様な人材の採用や育成、豊かな発想を生み出す環境の整備などに注力しております。 (2)中長期的な経営戦略 2021年10月1日にフルサト工業株式会社及び株式会社マルカは共同持株会社設立により経営統合し、フルサト・マルカホールディングス株式会社として新たな体制でのスタートを切りました。新体制では、新たな中長期的な経営戦略の策定に取組み、2022年3月に開示した中期経営計画「UNISOL」のもと、経営基盤の強化、企業価値の向上に努めております。 2025年度は、中期経営計画「UNISOL」の2ndステージ2年目として、「成長加速化」の実現に向け取組みを進めてまいりましたが、機械・工具分野においては自動車や半導体を中心とした設備投資の減少や、地政学リスク等による海外市場の回復の遅れなどが影響し、また建設分野では資材価格の高騰や人手不足、工期の遅れ等による影響により、需要は大きな落ち込みが見られました。これらの状況を鑑み、最終年度(2026年12月期)の定量目標を見直すことといたしました。詳細につきましては2026年2月13日に開示しております「中期経営計画の最終年度数値目標修正に関するお知らせ」をご参照ください。 (3)経営環境 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善に加え、各種政策の効果もあり、景気は緩やかに回復しており、個人消費や設備投資にも持ち直しの動きが見られました。先行きについては、米国の通商政策による自動車産業を中心とした影響や、物価上昇による個人消費の冷え込み、地政学リスクの顕在化など、景気を下押しする要因には引き続き注意が必要です。 また、当社グループに関係の深い統計指数は、次のようになっています。 機械工具関連において、工作機械受注は1-12月期で内需は前期比0.2%減、外需で同11.5%増となりました。鉱工業生産指数は1-12月期で同0.8%増となりました。 建設関連において、建築着工床面積は1-12月期で同6.7%減、新設住宅着工戸数は1-12月期同6.5%減となりました。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、グループ共通の理念として “「その手があったか」を、次々と。” をスローガンに掲げ、果たすべき使命として「感動提案で今を拓き、変化の先まで伴走する。」をミッションに、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指しております。足元の景気は緩やかな回復が続きましたが、地政学リスクや円安などの要因が継続しており、依然として不透明な経営環境が続くものと予想されます。そのような状況下、グループとして優先的に対処すべき課題を設定し、それらの取組みを通じて、持続可能な社会の構築と当社グループの企業価値向上につなげてまいります。 ① 法令及び社会規範の遵守 当社グループは、グループ理念の7STANDARDS(7つの判断基準)の中で、「関係法令・社会のルールを守り、高い倫理観を持ちます」とうたっています。同基準に記されている「人権の尊重」、「公平・公正の履行」とともに、社会で活動する私たちの思考及び行動における重要な判断の基準として遵守してまいります。 ② 生産性の向上 構造的なエネルギー不足や、少子高齢化の進行による今後の労働力不足等が予測される中で、競争力を維持し収益を拡大していくために、生産性の向上に取り組んでまいります。製造現場における自動化だけでなく、RPAをはじめとする様々なデジタルテクノロジーを活用した広範な業務の自動化を推進し、当社グループ全ての部署において労働生産性を向上させることにより、収益性のみならず、省エネルギーの推進や働き方改革にもつながるものと考えております。 ③ 人材の確保と育成 変動の激しい経営環境の下、柔軟な発想でビジネスを構築し、事業領域を拡大していくために、多様かつ優秀な人材の確保、発掘、育成が不可欠となっており、重要な経営課題であると認識しております。「オーナーシップマインドを備えたユニーク人財の育成」を人財育成方針に掲げ、「多様性を活かす」組織づくり、「挑戦を促す」意識の醸成、「自律性を育む」人財開発に取り組んでまいります。 ④ プラットフォーム戦略の推進 それぞれの事業におけるユーザーに最適な価値を提供するための仕組みをプラットフォームと定義し、各々のビジネス領域で不足しているピース(機能、スケール等)を補完することにより、ソリューション力の強化を図る、プラットフォーム戦略を推進しております。今後も多様な企業との柔軟な協力体制の構築(資本・業務提携等)により、最適な価値の創出に努めてまいります。 ⑤ グループガバナンスの強化 当社グループは、M&Aや業務提携等による事業領域の拡大を永続的な成長戦略と位置付け、それに伴うグループ経営における実効的なガバナンスの強化を、重要な経営課題であると認識しております。その課題への対処として、グループ各社のコーポレート機能の統合や内部統制システムの強化など、経営資源の集中投資を効率的かつ戦略的に実施し、グループガバナンスの強化を図ってまいります。 ⑥ サステナビリティへの取組み 今や地球環境や社会が抱える課題の解決は世界共通のものであり、多くの国が将来的なカーボンニュートラルの実現を表明しています。そのような中にあって、企業の果たす役割への期待も高まっております。当社グループにおいては、サステナビリティ推進課が中心となり、ESGの幅広いテーマに体系的に取り組むことで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
事業等のリスク7,319字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 (1)リスク管理の基本的な考え方 当社は、コンプライアンスを重視し、当社グループにおける業務の有効性及び効率性、並びに財務報告の適正性を確保するために、適切なリスク管理を実現することを目的とした体制を整備し、全社的リスク管理を推進しております。 (2)リスク管理体制 当社では、社内規程に基づき、代表取締役社長の下に「リスク管理委員会」を設置しております。同委員会は、当社グループにおけるリスク情報の収集やリスクコントロール、年度における全社重要リスクの取組み方針やリスク低減に向けた対策、事業部門への必要な指示や支援等、リスク管理活動の全般を統括しております。また、取締役会では全社重要リスクの報告を通じ、リスク管理の有効性を監督しております。 全社的リスク管理体制図 各機関の役割 当社グループのリスク管理体制は、組織内の役割を明確化し、3線モデルを機能化させることで、「リスク管理委員会」を中心とした全社的リスク管理を実践し、実効性を高めております。また、リスクマネジメントプロセスの運用を強化し、それらの機能を取締役会によるモニタリングと適切に連携させる体制にしております。 機関・部門   役割内容 取締役会   HDリスク管理委員会から上程された優先順位の高いリスクを経営者の視点で全社重要リスクとして認識し、必要となる統制活動を指示しております。 HDリスク管理委員会   事務局が集約した事業固有の全社重要リスクについて、全社的な経営の観点からグループとして影響度が大きなリスクを総合的に評価し、発生可能性を踏まえて優先順位の高いリスクを審議しております。 委員会の審議を経た全社重要リスクを取締役会に報告しております。 HDリスク管理委員会 事務局 (リスク統括部門)   第1線のリスク情報と第2線の管轄するリスク情報を集約し、リスクを管轄する主管部署を明確化したうえで、ディスカッションを行い、リスクコントロールの強化を図っております。 子会社の リスク管理委員会・事務局   各社固有のリスクへの対応状況の報告を受けるとともに、全社重要リスクの情報を共有する目的で開催しております。 新たな重要リスクを中心にディスカッションを実施し、議論を深めております。 第1線 (リスクオーナー) 子会社の 工場や事業部門   事業部門における戦略・事業遂行上のリスクや重大なクライシスに転ずる可能性のあるリスクを検討、抽出し、抽出したリスクに「影響度」と「発生可能性」を指標として一次評価を行い、統制活動を実施しております。 第2線 HD・子会社の コーポレート部門   第1線が行っている一連のリスク管理のモニタリングと、第1線のリスク情報・第2線の管轄するリスク情報を集約し、HDリスク管理委員会事務局に報告や相談を行う等、相互に連携することで全社的リスク管理を推進・強化しております。 第3線 HD内部監査室 子会社の内部監査部門 (又は担当者)   第1線によるリスクコントロール状況や第2線によるサポートが有効に機能しているか等、全社的リスク管理の推進状況を検証し、社長及び取締役会、監査等委員会に報告しております。 (3)事業活動に伴う主なリスク(全社重要リスク) 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況(以下「経営成績等」という。)に重要な影響を与える可能性があると認識している主なリスクは、以下のとおりであります。 当社グループは、これらのリスクの発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。またこれらの他にも様々なリスクが存在しており、ここに記載したリスクが当社グループの全てのリスクではありません なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 市場動向に関するリスク   影響度:大   発生可能性:高 (リスクの内容) 当社グループの主要市場である民間設備投資の動向は、事業に重要な影響を及ぼします。米国通商政策を背景とした景気の下振れリスクやインフレ継続による個人消費の減退など、引続き不透明な状況が続く可能性があり、特に自動車、産業・工作機械、鉄骨建築、建設機械、セキュリティ業界における設備投資動向を主要なリスク要因と認識しております。 また、当社グループが関連するそれぞれの事業分野において、競合会社との競争激化により、経営成績等に重要な影響を与える可能性があります。特に、価格競争の激化、低価格品等への需要シフト等をリスクと捉えております。 (対応策) 当社グループでは、安定的な収益性の確保と確実な成長性の実現を目指し、事業変動リスクの分散を目的として、事業ポートフォリオ経営を推進してまいります。 また、製造現場における自動化だけでなく、デジタルテクノロジーを活用した広範な業務の自動化の推進、多様な働き方ができる環境の整備を行い、労働生産性を向上させることにより、品質を高めつつ、原価を低減させ価格競争力を高めてまいります。 エンドユーザーの製造業向けDXソリューションまで踏み込んだ高付加価値の商品を提供することで、売価を下げることなく顧客満足を獲得してまいります。 ② サステナビリティに関するリスク   影響度:大   発生可能性:高 (リスクの内容) 気候変動をはじめとした環境問題や、貧困、格差、人権侵害といった社会問題の深刻化を背景として、あらゆるステークホルダーのサステナビリティへの関心が高まると同時に、企業への対応要請も強まっております。 当社グループのサステナビリティに関する取組みが、ステークホルダーから不十分とみなされた場合、企業価値の毀損や、販売先からの選別による競争力の低下等が生じる可能性があります。 (対応策) 当社グループは、理念体系「UNISOL」で目指す“「叶えたい」があふれる社会へ。”というビジョン実現のために、経済的価値と社会的価値の両立を目的として「サステナビリティ基本方針」を策定しております。 このサステナビリティ基本方針のもと、果たすべき社会的責任として、5つの重要課題(マテリアリティ)を設定し、それぞれのマテリアリティについて、目標やアクションプランを策定し、対応を進めております。 なお、サステナビリティをめぐる活動の推進にあたっては、代表取締役社長を委員長として設置したサステナビリティ委員会を中心に、全社的に課題への対応を協議・決定しております。 こうした活動の取組み状況については、当社グループのホームページや統合報告書等を通じて、ステークホルダーに対して情報開示を行っております。 (注)第一部 第2 2「サステナビリティに関する考え方及び取組」も併せてご参照ください。 ③ 法的規制等に関するリスク   影響度:大   発生可能性:高 (リスクの内容) 当社グループは、国内外でビジネスを展開しており、関連法令・規制等を遵守する必要があります。例えば、事業活動を行う上で、国家安全保障上の輸出入制限、通商規制、独占禁止規制、人事関係(雇用関連、人権等)、環境関連法等の適用を受けております。 当社グループでは、コンプライアンスの実践に尽力しておりますが、予期せずこれらの規制を遵守できなかった場合、社会的信頼を失墜し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (対応策) 当社グループでは、役職員が社会的責任を果たすために、法令や社会のルールを遵守しつつ高い倫理観を持って行動するという観点からグループ理念やコンプライアンス・マニュアルを定め、定期的に法令遵守状況と法規制の動向をモニタリングし、適時の把握に努め、法改正への対応等、必要な対策を講じております。 また、研修等を通じて当社グループ全体のコンプライアンス意識の向上を図るとともに、違法行為、社会規範や企業倫理に反する行為を防止・是正するために、社内は総務部長を、社外は外部弁護士事務所を窓口とする「コンプライアンスライン」を設置し、相談窓口に通報した者が、それを理由に不利益な取扱いを受けないよう「内部通報規程」で定めております。 ④ 情報セキュリティに関するリスク   影響度:大   発生可能性:高 (リスクの内容) 当社グループの情報セキュリティを構築する上で、適切な対策が講じられていなければ、ⅰ)悪意を持った第三者による攻撃により、当社グループ各社のシステムの停止やセキュリティ上の問題・損害が発生する、ⅱ)攻撃により自社サーバが悪用され、意図せず他社を攻撃する等、社会に悪影響を及ぼし当社グループの価値を毀損してしまう、ⅲ)当社グループの商品に重大な情報セキュリティの問題が検出され、お客さまから排除される等、ビジネス機会を喪失する等のリスクが高まる可能性があります。 (対応策) 当社グループでは、グループ内の基本方針「情報セキュリティポリシー」を始めとする関連規程の整備により会社の情報資産に関する行動規範を規定し、加えて情報セキュリティに関するeラーニングや標的型攻撃メール訓練を役職員等に対して定期的に実施する等、ITリテラシーの向上を図りつつ、一定水準の情報セキュリティ確保に努めております。 また、コンピュータウィルス等のサイバー攻撃や秘密情報の漏洩・改ざんを防止するために社内外からのアクセス制御システムを強化するとともに、バックアップ体制の構築、機器の高性能化等、技術的な対策等を実施し、テレワーク環境等、情報システム利用環境の多様化に応じた情報セキュリティの強化も図っております。 ⑤ 情報漏洩に関するリスク   影響度:大   発生可能性:高 (リスクの内容) 当社グループは、業務遂行上、顧客や仕入先の生産や開発情報あるいは商品や価格情報を、あらゆる場面で情報伝達しておりますが、これらの営業上極めて重要な情報が、不測の事態により漏洩する事故、事件が発生した場合には、当社グループの信頼の低下や損害賠償請求等が発生することが想定され、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (対応策) 当社グループは、すべての役職員が例外なく守らなければならない基本原則の「コンプライアンス・マニュアル」で、お取引先に対する遵守事項を定め、毎年セキュリティ研修を実施し、セキュリティに関する意識と知識の向上に努めております。 また、「情報管理規程」・「文書管理規程」・「グループ情報システム管理規程」「情報セキュリティポリシー」を定め、情報の取り扱い・機密文書の取り扱い等、情報漏洩が発生しないよう安全確保に努めております。 ⑥ 人財確保に関するリスク   影響度:大   発生可能性:高 (リスクの内容) 商社である当社グループの中長期的な成長は、従業員個々の力量に大きく依存している中、少子高齢化に伴う労働人口の不足により人財獲得競争が激しくなり、ⅰ)適切な時期に優秀な人財を計画通り確保できない、ⅱ)優秀な人財がグループ外へ流出してしまう等のリスクが高まる可能性があります。 (対応策) 当社グループでは、新卒採用だけでなく、DX人財等、専門性を持った人財を確保するためのキャリア採用の強化を進めるほか、アルムナイ採用やリファラル採用なども積極的に行っております。 また、外国籍人財の確保にも注力して、人数の確保のみならず社員の多様化を進めるとともに、ITの積極活用による業務の効率化、人事制度や教育研修制度の見直し、福利厚生の充実等、ワークライフバランスを支えるための職場環境改革を推進し、多様な労働力に対応できる仕組み作りを進めております。 ⑦ 災害等に関するリスク   影響度:大   発生可能性:高 (リスクの内容) 当社グループの事業拠点が所在する地域において、大規模な災害等(※)が発生した場合、役員・従業員及びその家族を含む人的、物的被害、ビジネス機会の喪失により業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (※)自然災害(地震、津波、洪水、暴風雨、竜巻、大雪等)、事故(火災、爆発等)、感染症等 (対応策) 当社グループでは、お取引先様、従業員並びにご家族の安全を最優先と捉え、災害等の発生を防止し、万が一、災害等が発生した場合の被害を最小限に抑えるため、必要とされる安全対策や事業継続のための対策に取り組んでおります。 また、大規模な災害、事故、感染症等の重大な危機事象発生の情報を入手した場合は、代表取締役社長指揮下の危機対策本部を設置して対応する体制構築を「危機管理規程」で定めております。 今後も引き続き、被災時でも重要な事業を継続し、早期に事業復旧できるようBCPの構築を推進するとともに、事業所間の協力体制の強化等の対策を行ってまいります。 ⑧ 戦略的投資に関するリスク   影響度:大   発生可能性:高 (リスクの内容) 当社グループでは、お客様のニーズの変化に対応して様々な製品・サービスを提供するために、必要に応じて製造・物流施設の高度化の他、企業買収・提携、事業譲受等の戦略的投資を行っております。 経営資源を有効に活用し、タイムリーに新技術・新製品を開発・販売する上で有効な手段と考えておりますが、様々な理由により、ⅰ)検討における情報が十分では無い事等により、思い通りの戦略的投資にならない、ⅱ)当事者間で利害の不一致が起こることによる提携等の解消、ⅲ)事業、技術、製品及び人財等の統合について期待する成果や効果が得られない等の状況に陥るリスクが考えられます。 (対応策) 当社グループでは、多様化する投資案件について、資本コストも踏まえた財務的視点での妥当性、事業戦略視点での収益性や成長性リスク等の観点で投資計画の検証を行っております。 プロジェクトチームを組成し、専門的なメンバーが事前に協議することにより経営戦略との整合性や投資効果を高め、投資判断のスピードと的確性の向上を図っております。 また、リスクが顕在化した場合は、その経緯や状況の把握・分析に努め、実効性のある打ち手を講じるとともに、将来のアライアンスや企業買収の実行に際しノウハウとして役立ててまいります。 ⑨ 事業戦略・経営計画に関するリスク   影響度:大   発生可能性:高 (リスクの内容) 当社グループは、持続的成長を支える経営基盤確立を目指し、2022年3月に中期経営計画「UNISOL」を策定しました。 本計画では、2026年12月期の定量目標、収益目標達成のロードマップ並びに基本戦略等を示しておりますが、これらのガイドラインは策定時において適切と考えられる情報収集、及び分析に基づき策定されております。 従いまして、事業環境の変化の読み違いや本「事業等のリスク」に記載の内容を含む様々な要因により、変更を余儀なくされるものであり、その結果、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (対応策) 当社グループでは、事業セグメントごとに経営戦略並びに収益計画を作成し、これらに紐づくKPIを定めて中期事業戦略の推進・進捗管理体制を強化しております。 万が一、戦略遂行に遅れが生じたり、修正が必要となった場合には、先んじて経営資源の投下や組織体制の強化を図ることで、戦略実現と計画数値達成の蓋然性を高めるよう努めております。 ⑩ 関係会社管理に関するリスク   影響度:大   発生可能性:高 (リスクの内容) 当社グループでは、国内外にビジネスを展開しているため、グループ統制の組織設計、各種制度設計が適切に行われないことにより、権限が不明確になり、事前に承認を受けずにグループ企業が重要な決定を実施することで、事業パフォーマンスの低下や内部統制上の問題を起こすリスクが考えられます。 (対応策) 当社グループでは、グループ企業を統制するため、コーポレートガバナンス基本方針を定め、当社から事前承認を受けるべき事項に関しては、グループ経営管理規程、関係会社管理規程等で定めております。また、運用面においては、確実に事前承認がなされるよう、グループ企業を統括する当社主管部門においてグループ各社の担当部門と連携し、指導に当たっております。 また、当社の内部監査室が内部監査規程に基づき、グループ各社の内部監査部門と連携し、当社グループのガバナンス、リスクマネジメント、内部統制及び業務活動全般を対象として監査を実施しております。 ⑪ 労働災害・重大交通事故に関するリスク   影響度:大   発生可能性:高 (リスクの内容) 当社グループの製造業務で使用する主要設備において労働災害の主要な原因となる、挟まれ・巻き込まれ事故等が発生した場合、また、営業業務における重大交通事故を発生させた場合は、当社グループの社会的信用の失墜、ブランドの毀損とともに人財の喪失や金銭面での補償、訴訟等に繋がることで、生産活動、営業活動等に支障をきたし、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (対応策) 当社グループでは、製造業務において職場の潜在的な危険性や有害性を見つけ出し、事前に的確な安全衛生対策を講ずるリスクアセスメントを実施し、機械・設備、作業行動や環境などについて災害が発生しないよう事前に対策を講じております。 また、営業業務においては、人命の尊重を最優先に、安全確保のための設備・システムの整備によるモニタリング、過去に発生した交通事故内容の分析、交通事故発生率の高い若年層営業担当を中心にした安全運転講習会の実施や個別指導の徹底、交通安全意識の浸透等、交通事故防止に取り組んでおります。
経営成績の分析 (MD&A)6,283字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策により緩やかな回復傾向で推移しました。設備投資は「機械受注統計調査報告」による製造業において、7-9月期まで4四半期連続で前年同期を上回り持ち直しの動きがみられ、10月も前年同月比プラスとなったものの11月はマイナスに転じました。生産は「鉱工業生産指数」において、10-12月期まで4四半期連続で前年同期を上回りました。建設は「建築着工統計調査」において、建築着工床面積は4-6月期以降前年同期を下回る状態が続いており、新設住宅着工戸数も同様の動きとなっています。 先行きについては、米国の通商政策による自動車産業を中心とした影響や、物価上昇による個人消費の冷え込み、中国との地政学リスクの顕在化など、景気を下押しするリスクには引き続き注意が必要です。 また、海外経済においては、米国では景気の緩やかな拡大が続き設備投資は増加傾向がみられるものの、関税率引き上げに伴う不透明感が続いています。中国では景気は足踏み状態が続いており、東南アジアでは持ち直しの兆しがみられます。 このような状況の下、実現したい未来としてのVISIONに「『叶えたい』が、あふれる社会へ。」を掲げ、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けて、経済的価値と社会・環境的価値それぞれの向上を目指した取組みを進めております。また、シナジーの早期極大化に向け、機械・工具セグメントの中核会社として、ユニソル株式会社を2026年1月に発足させました。これら10年後のありたい姿を目指した取組みにより中長期的な企業価値向上を実現してまいります。 これらの状況を鑑み、計画策定時に比べ市況の悪化が顕著であると判断し、最終年度(2026年12月期)の定量目標を見直すことといたしました。詳細につきましては2026年2月13日に開示しております「中期経営計画の最終年度数値目標修正に関するお知らせ」をご参照ください。 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 1)財政状態 (資産合計) 当連結会計年度末における流動資産は82,534百万円、固定資産は34,485百万円となり、その結果、資産合計は117,020百万円となり、前連結会計年度末と比較して3,801百万円減少しました。現金及び預金が2,227百万円、退職給付に係る資産が719百万円増加し、受取手形及び売掛金が5,955百万円、商品及び製品が606百万円減少したことなどによります。 (負債合計) 当連結会計年度末における流動負債は40,706百万円、固定負債は2,437百万円となり、その結果、負債合計は43,144百万円となり、前連結会計年度末と比較して4,303百万円減少しました。契約負債が317百万円、繰延税金負債が481百万円増加し、支払手形及び買掛金が2,504百万円、電子記録債務が1,778百万円、未払法人税等が1,164百万円減少したことなどによります。 (純資産合計) 当連結会計年度末における株主資本は69,225百万円、その他の包括利益累計額は3,460百万円となり、その結果、純資産合計は73,876百万円となり、前連結会計年度と比較して502百万円増加しました。その他有価証券評価差額金が305百万円、退職給付に係る調整累計額474百万円増加し、利益剰余金が親会社株主に帰属する当期純利益、剰余金の配当により715百万円減少したことなどによります。 2)経営成績 当連結会計年度の売上高は、159,036百万円と前連結会計年度に比べ2,679百万円減(1.7%減)となりました。利益につきましては、営業利益は3,380百万円と前連結会計年度に比べ479百万円減(12.4%減)となりました。経常利益は4,179百万円と前連結会計年度に比べ480百万円減(10.3%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は1,906百万円と前連結会計年度に比べ2,706百万円減(58.7%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 (機械・工具セグメント) 国内機械分野の売上高は前年比10.4%減となりました。これは、国内直需事業にて一部の好調な自動車メーカーとそのサプライヤーを中心とした省人化・省力化投資などにより受注は前年を上回ったものの期中に売上計上した案件数が少なかったため同14.3%減となり、国内卸売事業でも受注は前年比プラスとなりましたが大口案件の計上が翌期にずれ込むなどの要因により売上が同5.3%減となったためです。 海外機械分野の売上高は同14.4%増となりました。北米においては自動車および一般産業向け設備投資などにより受注とともに売上は好調に推移し同28.1%増となり、中国においてはインド向け設備案件などにより受注は前年を上回ったものの日系ユーザーの不振などにより売上は同42.7%減、東南アジアにおいてはインドネシアやタイにおける大口案件の計上などにより売上は同8.2%増となりました。 工具分野の売上は前年比0.9%増となりました。これは直需事業において一部の好調な自動車メーカーの安定的な生産を背景に売上は同1.2%減に留まり、卸売事業において環境・省エネ設備が堅調に推移したことなどにより売上は同1.4%増となったためです。 以上の結果、売上高は104,904百万円と前連結会計年度に比べ136百万円増(0.1%増)、営業利益は2,104百万円と前連結会計年度に比べ85百万円増(4.2%増)となりました。 (建設資材セグメント) 鉄構資材分野の売上高は前年比10.3%減となりました。機械販売や基礎施工の拡大などに注力したものの、建設業の働き方改革による工期延長の影響は続いており、期間内の施工件数の減少による資材販売の減少分を補うことができませんでした。 配管資材分野の売上高は前年比1.6%減となりました。プラント配管において大型案件の延期等の影響により西日本を中心に受注が減少しました。 住宅設備分野の売上高は前年比7.5%増となりました。卸を中心に主力メーカー品の販売増や施工店向け販売の強化などにより増収を維持しました。 以上の結果、売上高は42,070百万円と前連結会計年度に比べ2,876百万円減(6.4%減)、営業利益は953百万円と前連結会計年度に比べ623百万円減(39.5%減)となりました。 (建設機械セグメント) 基礎工事向け機械など受注は堅調であったものの、値上前需要が一巡したことによる反動減の影響で後半売上は失速し減収となりました。 以上の結果、売上高は8,165百万円と前連結会計年度に比べ247百万円減(2.9%減)、営業利益は147百万円と前連結会計年度に比べ52百万円減(26.3%減)となりました。 (IoTソリューションセグメント) データセンターを中心とする大小プロジェクト案件の確実な受注と、機器販売の堅調な推移などにより増収を確保しました。 以上の結果、売上高は3,896百万円と前連結会計年度に比べ308百万円増(8.6%増)、営業利益は246百万円と前連結会計年度に比べ58百万円増(30.8%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、27,792百万円で、前連結会計年度と比較し1,662百万円の増加となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は、5,503百万円(前連結会計年度は7,863百万円の獲得)となりました。この主な要因は、税金等調整前当期純利益の計上3,493百万円、減価償却費1,671百万円、売上債権の減少6,479百万円、仕入債務の減少5,054百万円、法人税等の支払額2,938百万円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、1,261百万円(前連結会計年度は1,433百万円の獲得)となりました。この主な要因は、定期預金の預入による支出2,730百万円、定期預金の払戻による収入2,011百万円、有形固定資産の取得による支出957百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、2,652百万円(前連結会計年度は3,368百万円の使用)となりました。この主な要因は、配当金の支払額2,602百万円、自己株式の取得による支出1,647百万円、自己株式処分による収入1,652百万円等によるものであります。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標 第1期 (2021年12月期)   第2期 (2022年12月期)   第3期 (2023年12月期)   第4期 (2024年12月期)   第5期 (2025年12月期) 自己資本比率(%)   61.4   58.0   59.7   59.9   62.1 時価ベースの自己資本比率(%)   56.1   74.0   53.4   44.7   46.2 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   -   0.3   0.2   0.1   0.2 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   -   262.2   204.7   449.1   429.0 自己資本比率=自己資本÷総資産 時価ベースの自己資本比率=株式時価総額÷総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率=有利子負債÷営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ=営業キャッシュ・フロー÷利払い (注)1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 3.営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 4.2021年12月期は、営業キャッシュ・フローがマイナスであるため、キャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオの記載は省略しております。 ③ 生産、受注及び販売の実績 1)生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 機械・工具(百万円)   6,202   102.3 建設資材(百万円)   4,586   95.1 建設機械(百万円)   -   - IoTソリューション (百万円)   1,511   127.1 合計(百万円)   12,300   101.9 (注)1.金額は、製造原価で表示しております。 2.セグメント間の取引については相殺消去しておりません。 2)商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 機械・工具(百万円)   83,700   99.7 建設資材(百万円)   28,323   92.7 建設機械(百万円)   7,319   96.0 IoTソリューション (百万円)   1,204   114.0 合計(百万円)   120,547   97.9 (注)1.金額は、仕入価格で表示しております。 2.セグメント間の取引については相殺消去しておりません。 3)受注実績 当社グループは、一部受注生産を行っておりますが、販売実績に占める受注販売実績割合の重要性が乏しいため、記載を省略しております。 4)販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 機械・工具(百万円)   104,904   100.1 建設資材(百万円)   42,070   93.6 建設機械(百万円)   8,165   97.1 IoTソリューション (百万円)   3,896   108.6 合計(百万円)   159,036   98.3 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度における財政状態及び経営成績につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローにつきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、各セグメントでの商材購入、製造における資材調達、及び一般管理費等があります。設備資金需要としては、事業所建造物、生産効率向上に資する製造設備更新、情報処理システム、及び当社グループ事業の成長戦略への投資があります。 当社グループの事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保し、より機動的かつ戦略的に資金投下を行っていくために、グループ各社の資金を一括管理し、事業会社へ恒常的に集約・配布する仕組みを導入しております。また、資金需要に備えて、金融機関において当座貸越や資産流動化枠のほかコミットメントラインを設定しており、流動性の補完にも対応が可能となっております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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