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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

サンワテクノス

sun-wa technos corporation8137 · Prime · 卸売業

産業用電子部品・制御機器・FAシステムを幅広く販売する商社。

概要

サンワテクノスは、半導体製造装置や産業用ロボット、電子部品などを扱う独立系技術商社である。1946年に個人企業として創業し、1949年に株式会社化。2026年3月期の売上高は1,483億円、従業員数は1,149人。電子コンポーネント、制御デバイス、産業用PC、FAソリューションの4部門を持ち、日本、アジア、欧米に19の子会社を展開する。

4部門で構成する事業ポートフォリオ

同社は2025年度より事業区分を4部門に再編した。電子コンポーネント部門は売上高891億円(構成比60%)で、自動車向け光学ユニットやFA向け電子部品を扱う。制御デバイス部門は341億円で、データセンター向けモータや太陽光向けパワーコンディショナーを供給。産業用PC部門は85億円で、半導体製造装置向け産業用PCが主力。FAソリューション部門は164億円で、検査装置や搬送設備のシステムインテグレーションを手掛ける。各部門とも独立した収益源であり、市況変動のリスクを分散する構造を持つ。

38カ国・地域に広がるグローバルネットワーク

同社はアジア、欧米に19の子会社を持つ。中国には香港、上海、深圳の3社、東南アジアではシンガポール、台湾、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インドに子会社を設立。欧州はドイツとイギリス、北米はアメリカとメキシコに拠点を持つ。これらのネットワークを通じて、日本企業の海外進出を支援するとともに、現地企業への販売も行う。物流センターは名古屋、北関東、九州、香港に設置。

低利益率ながら安定した収益基盤

同社の営業利益率は2~3%と薄利だが、長年の取引関係と広範な品揃えで安定した収益をあげる。2023年3月期には売上高1,810億円と過去最高を記録したが、その後の半導体市況悪化で2025年3月期は1,396億円に減少。2026年3月期は1,483億円に回復し、営業利益41億円、純利益33億円となった。第12次中期経営計画では2028年3月期に営業利益80億円超、ROE10%超を目標とする。

半導体・FA・自動車を中心とした顧客基盤

主要顧客は半導体製造装置メーカー、FA機器メーカー、自動車部品メーカー、太陽光パネルメーカーなど。2026年3月期は半導体業界の設備投資活発化により、半導体製造装置向け産業用PCや検査装置の販売が増加。一方、中国の太陽光関連業界では設備投資減少の影響でサーボモータやスカラロボットの販売が減少した。人手不足を背景に省力化投資は底堅く、今後も需要が見込まれる。

業界の中での役割は産業用電子部品・FA機器の商社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,483億円
営業利益
41億円
営業利益率
2.8%
純利益
33億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
電子コンポーネント部門891億円60.1%
制御デバイス部門342億円23.1%
FAソリューション部門164億円11.1%
産業用PC部門86億円5.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01電子コンポーネント主力

各種電子部品・電子機器、OA機器等の販売。国内外の顧客向けに、部品調達から組立製作まで対応。

主な製品・サービス1
電子部品・電子機器
多種多様な電子部品(半導体、コネクタ等)や電子機器の販売。

02制御デバイス主力

制御機器(PLC、サーボ等)の販売。FAシステムの構築に必要なデバイスを提供。

主な製品・サービス1
制御機器
プログラマブルコントローラ、サーボモータ、インバータ等の制御デバイス。

03FAソリューション主力

半導体関連製造設備、産業用ロボット、クリーンロボット、物流搬送装置、各種検査装置等の販売及びシステムインテグレーション。電気設備工事や生産現場の効率化支援も行う。

主な製品・サービス1
FAシステム関連設備
半導体製造装置、産業用ロボット、自動化設備、検査装置等の販売とエンジニアリング。

04産業用PC準主力

産業用パソコン及び関連機器の販売。製造現場の制御・監視用途に供給。

主な製品・サービス1
産業用PC
工場やプラントで使用される堅牢なパソコンおよび組み込み用コンピュータ。

製品と技術

電子コンポーネント:光学ユニットから液晶製品まで

電子コンポーネント部門では、多種多様な電子部品を扱う。主力は自動車関連向けの光学ユニットやFA業界向けの電子部品。社会インフラ業界向けには液晶製品を供給。半導体、コネクタ、センサーなども含め、幅広い品揃えで顧客の部品調達をワンストップで支援する。2026年3月期の部門売上高は891億円で、全社の6割を占める。特に自動車向け光学ユニットは主要顧客の生産増加で販売が伸びた。

制御デバイス:モータとパワーコンディショナーが牽引

制御デバイス部門は、PLC、サーボモータ、インバータなどの制御機器を供給。2026年3月期はデータセンター関連市場の好調を受け、マウンター業界向けモータの販売が増加。また、太陽光発電向け蓄電池用パワーコンディショナーも新規案件で伸長した。一方、中国の太陽光市場低迷でサーボモータやスカラロボットは減少。部門売上高は341億円。

産業用PC:半導体製造装置向けが主力

産業用PC部門では、工場の制御・監視に使用される堅牢なパソコンと組み込み用ボードコンピュータを販売。2026年3月期は半導体業界の設備投資拡大を背景に、半導体製造装置向け産業用PCの販売が増加。中国の自動車関連設備投資も好調で、FA業界向けボードコンピュータも伸びた。部門売上高は85億円と4部門で最小だが、成長分野。

FAソリューション:ロボットと検査装置のシステムインテグレーション

FAソリューション部門は、産業用ロボット、クリーンロボット、検査装置、搬送設備などを販売し、システムインテグレーションまで手掛ける。2026年3月期は半導体製造装置向け検査装置と搬送設備が好調。また、電気設備工事や生産現場の効率化支援も提供。売上高は164億円で、前年比16%増と4部門で最も高い成長率を記録した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

産業用電子機器・半導体商社で中堅、国内販売主体。

サンワテクノスは産業用電子機器や半導体を扱う専門商社で、売上高は1396億円(2025年3月期)と業界内で中堅規模。同業のリョーサン菱洋ホールディングス(約7000億円)と比較すると規模は小さいが、自動車やFA関連向けに強みを持つ。営業利益率は2.5%と低く、競争激化や市況変動の影響を受けやすい。近年売上高は変動しており、2025年3月期は減収となったが、2026年3月期は増収見込み。海外売上比率は低く、国内需要に依存する構造。

強み

  • 自動車やFA向けに強く、取引先との強固な関係を構築。
  • 半導体から電子部品まで幅広く扱い、顧客の多様なニーズに対応。
  • 自己資本比率が高く、財務体質は比較的安定している。
  • EVや産業用ロボットの普及で需要取り込みを図る。

課題

  • 営業利益率2.5%と同業に比べ低く、収益力向上が急務。
  • 半導体市況の影響を受けやすく、業績が不安定になりがち。
  • 海外売上比率が低く、成長市場へのアクセスが限定的。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

商社・卸売の時価総額近傍。太字がサンワテクノス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17613シークス811億円19.4倍
27130ヤマエグループホールディングス805億円7.3倍
38065佐藤商事789億円11.7倍
46331三菱化工機750億円9.5倍
59274KPPグループホールディングス730億円12.4倍
68137サンワテクノス674億円19.8倍
77128ユニソルホールディングス661億円34.4倍
83153八洲電機649億円12.4倍
97508G‐7ホールディングス626億円13.0倍
107447ナガイレーベン604億円20.4倍
118052椿本興業560億円10.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

電機機器販売のための個人企業として発足

戦時中に中国で電機機械の販売経験を積んだ山田徳郎が、1946年7月に個人企業として創業。1949年11月に資本金20万円で株式会社に改組し、東京都千代田区神田須田町に本社を開設。当初から建設業者登録も行い、電気設備工事にも関与。1958年に福岡出張所、1960年に大阪出張所を開設し、全国展開の基盤を築いた。

空調・物流・研究所と周辺事業を展開

1970年に子会社山田空調(現サンワトリニティ)を設立し、空調機器の販売・施工に進出。1977年には株式会社山田工業研究所(清算済)を設立。1982年には株式を店頭公開し、資金調達力を強化。1984年には名古屋物流センターを開設し、物流機能を内製化。1990年にはヤマダ流通(現サンワロジスティック)を設立し、流通管理をグループ化した。

商号をサンワテクノスに刷新し、企業イメージを一新

1993年4月、社名を山田工業からサンワテクノス株式会社に変更。同時に本社を東京都中央区八重洲へ移転。新社名は「サンワ(三和)」に「テクノス(技術)」を組み合わせ、技術商社としてのアイデンティティを強調。この時期から海外展開を本格化させ、1995年にはシンガポール、1997年には香港に子会社を設立した。

ドイツ・アメリカ・台湾に拠点を開設

1998年、ドイツにサンワテクニックヨーロッパ(現サンワテクノスヨーロッパ)、アメリカにサンワテクノスアメリカを設立。台湾には合弁会社を設立したが2001年に解消し、改めて子会社として再設立。同年には中国市場向けに上海サンワテクノスを設立。2000年にはマレーシアにも進出し、アジアネットワークを拡充した。

東京証券取引所第一部へ昇格

2003年4月、東京証券取引所市場第二部に上場。2004年にはISO14001認証、2006年にはISO9001認証を取得し、品質管理体制を強化。2005年3月には市場第一部に指定替えとなり、株式の流動性と信頼性が向上。この間、東京サービスセンター(現北関東物流センター)や九州サービスセンターを開設し、国内物流網を整備した。

本社移転と5カ国への同時進出

2014年10月、本社を東京都中央区京橋に移転。同時に子会社サンワテスコムを清算し、事業を整理。インドネシア、フィリピン、メキシコ、ベトナムの4カ国に子会社を設立し、新興国市場への展開を加速。名古屋支社を支社に昇格させ、横浜支店も開設。香港物流センターも開設し、グローバルな物流体制を強化した。

年表35件を開く

1940年代

  • 1946年7月創業故取締役相談役山田徳郎氏が戦時中(関東州大連市に本社を置き、中国を商圏に活動していた株式会社福昌公司に勤務)の電機機械の販売経験を活かし、個人企業として創業。
  • 1949年11月株式会社に改組し、資本金20万円をもって東京都千代田区神田須田町に本社を開設。

1950年代

  • 1951年8月建設業者大臣登録。(許可換えにより、現、東京都知事許可)
  • 1958年4月福岡出張所(現、九州支社福岡営業部)を開設。

1960年代

  • 1960年4月本社を東京都中央区銀座四丁目に移転。
  • 1960年8月大阪出張所(現、関西支社大阪営業部)を開設。
  • 1962年5月研究所(サンワテスコム株式会社 清算の前身)を設置。
  • 1962年10月名古屋出張所(現、中部支社)を開設。

1970年代

  • 1970年11月子会社山田空調株式会社(現、サンワトリニティ株式会社)を設立。
  • 1972年11月京都出張所(現、関西支社京都第一営業部、京都第二営業部)を開設。
  • 1977年11月子会社株式会社山田工業研究所(サンワテスコム株式会社 清算)を設立。

1980年代

  • 1982年5月当社株式を店頭売買銘柄として、日本証券業協会(東京地区協会)に登録。
  • 1984年11月名古屋物流センター(現、中部物流センター)を開設。

1990年代

  • 1990年6月子会社ヤマダ流通株式会社(現、サンワロジスティック株式会社)を設立。
  • 1993年4月商号変更社名を山田工業株式会社からサンワテクノス株式会社に変更し、併せて本社を東京都中央区八重洲へ移転。
  • 1995年5月子会社サンワテクノスシンガポールを設立。
  • 1996年3月名古屋物流センターを名古屋サービスセンター(現、中部物流センター)に名称変更し、併せて愛知県長久手市へ移転。
  • 1997年12月子会社サンワテクノスホンコンを設立。
  • 1998年4月子会社サンワテクニックヨーロッパ(現、サンワテクノスヨーロッパ)をドイツに設立。
  • 1998年7月子会社サンワテクノスアメリカを設立。
  • 1998年11月子会社サンワテクノス台湾(合弁会社)を設立。

2000年代

  • 2000年10月子会社サンワテクノスマレーシアを設立。
  • 2001年1月子会社サンワテクノス台湾(合弁会社)を解消し、新たに子会社サンワテクノス台湾を設立。
  • 2001年12月子会社上海サンワテクノスを設立。
  • 2003年4月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2004年2月ISO14001認証取得。
  • 2004年3月東京サービスセンター(現、北関東物流センター)を開設。
  • 2005年3月上場東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 2005年10月九州サービスセンター(現、九州物流センター)を開設。
  • 2006年2月ISO9001認証取得。
  • 2006年10月子会社サンワテクノスタイランドを設立。
  • 2009年1月子会社サンワテクノス深圳を設立。
  • 2009年10月八王子営業所を支店に昇格し、東京西支店(現、北関東支社八王子営業部)を開設。

2010年代

  • 2013年10月香港物流センターを開設。
  • 2014年10月子会社サンワテクノスインドネシアを設立。子会社サンワテクノスフィリピンを設立。子会社サンワテクノスメキシコを設立。子会社サンワテスコム株式会社を清算。本社を東京都中央区京橋へ移転。子会社サンワテクノスベトナムを設立。名古屋支店を支社に昇格し、名古屋支社(現、中部支社)を開設。横浜営業所を支店に昇格し、横浜支店(現、南関東支社横浜営業部)を開設。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益(最終年度)2028年3月期まで80億円超
  • ROE2028年3月期まで10.0%超
  • 営業利益(長期目標)2031年3月期まで100億円
  • PBR1.0倍超定着・更なる向上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    市場変化対応の事業構造改革

    市場環境の変化に適合するよう、事業構造の改革を行い、変化する市場環境における新たな機会を積極的に捉える。

  2. 02

    3つの成長戦略による収益力強化

    成長戦略として、技術力・提案力を活かした高付加価値商品・ソリューションの提供、DX活用による業務効率化・コスト削減、グローバルネットワークの活用を推進し、収益力の強化を図る。

  3. 03

    成長を支える投資と個別戦略の実施

    成長を支えるための投資と個別戦略を実施し、業容拡大と収益性向上を目指す。具体的には、人材育成や人事・教育制度の充実、CSR・コンプライアンスの徹底など。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,149人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は728万円で、9期前と比べて+13.8%平均年齢は40.0歳、平均勤続年数は13.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月888
2018年3月957
2019年3月64037.311.1994
2020年3月54937.711.81,030
2021年3月58938.212.21,043
2022年3月67139.313.11,039
2023年3月74739.213.41,060
2024年3月72238.712.91,071
2025年3月67639.313.31,085323
2026年3月72840.013.91,149357

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率12.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)65.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社19(国内 18 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
福利厚生施設(社宅) — 神奈川県横浜市青葉区他981百万円
日本
本社 — 東京都新宿区49百万円
その他
主な関係会社
  • 国内
    サンワトリニティ㈱
    東京都新宿区
    議決権100.0%
  • 国内
    サンワロジスティック㈱
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エムテック
    福岡県北九州市
    議決権50.5%
  • 国内
    ㈱アレックスエンジニアリング
    福岡県福岡市
    議決権50.5%
  • 海外
    サンワテクノス シンガポール
    シンガポール
    議決権100.0%
  • 国内
    サンワテクノス ホンコン
    ホンコン
    議決権100.0%
  • 国内
    サンワテクノス ヨーロッパ(ドイツ)
    フランクフルト
    議決権100.0%
  • 国内
    サンワテクノス アメリカ
    シカゴ
    議決権100.0%
  • 国内
    サンワテクノス台湾
    台北
    議決権100.0%
  • 国内
    サンワテクノス マレーシア
    クアラルンプール
    議決権100.0%
  • 国内
    上海サンワテクノス(注)1,3
    上海
    議決権100.0%
  • 国内
    サンワテクノス タイランド(注)1
    バンコク
    議決権100.0%
残りのグループ会社7社を開く
  • サンワテクノス深圳深圳100%
  • サンワテクノス インドネシアジャカルタ100%
  • サンワテクノス フィリピンマカティ100%
  • サンワテクノス メキシコケレタロ100%
  • サンワテクノス ベトナムハノイ100%
  • サンワテクノス インドベンガルール100%
  • サンワテクノス UKスウィンドン100%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    修繕(本館棟5、6階照明器具改修)
    国土交通省 · 2018-09-28
    1,394万円
  • 調達
    東京入国管理局成田空港支局照明設備等改修業務一式
    法務省 · 2018-07-03
    720万円
  • 調達
    照明設備整備役務
    防衛省 · 2020-10-14
    368万円
  • 調達
    東京拘置所鍛錬所等照明器具更新一式
    法務省 · 2018-12-07
    294万円
  • 調達
    東京拘置所庁舎照明器具更新整備一式
    法務省 · 2021-02-08
    223万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,483億円営業利益41億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.2%、利益が+17.1%。

売上高
+6.2%
1,483億円
営業利益
+17.1%
41億円
純利益
+37.5%
33億円
営業利益率
2.8%
前期比 +0.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,730億円1,483億円
営業利益60億円41億円
純利益42億円33億円
1株あたり配当¥130¥130

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は400億円、営業利益は13億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−5.4%、営業利益は−23.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q49916
2024年1Q423174.014
2024年2Q466173.617
2024年3Q392133.38
2024年4Q38011
2025年2Q694172.413
2025年4Q702182.611
2026年2Q694152.212
2026年4Q789263.321
2027年1Q400133.39

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は883億円から1,483億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は2.8%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
香港物流センターを開設。
2013年3月8832515
子会社サンワテクノスインドネシアを設立。子会社サンワテクノスフィリピンを設立。子会社サンワテクノスメキシコを設立。子会社サンワテスコム株式会社を清算。本社を東京都中央区京橋へ移転。子会社サンワテクノスベトナムを設立。名古屋支店を支社に昇格し、名古屋支社(現、中部支社)を開設。横浜営業所を支店に昇格し、横浜支店(現、南関東支社横浜営業部)を開設。
2014年3月1,0143422
2015年3月1,1133825
2016年3月1,0572617
2017年3月1,1663216
2018年3月1,4684331
2019年3月1,4543626
2020年3月1,3792113
2021年3月1,3482618
2022年3月1,5445236
2023年3月1,8107755
2024年3月1,6616650
2025年3月1,39635382.524
2026年3月1,48341482.833

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,483億円のうち、営業利益として残るのは41億円2.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は33億円、売上の2.2%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金85.9%1,274億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.3%168億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.8%41億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
14.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.5pt
2.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.2pt
2.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.7pt
6.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが38億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは33億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は241億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月37−1−43669
2014年3月−14−18−1565
2015年3月14−4−51071
2016年3月−1−4−7−559
2017年3月17−2−81563
2018年3月−22040−2281
2019年3月16−201495
2020年3月32−2−930116
2021年3月16−1−315126
2022年3月82−610136
2023年3月−5−79−12137
2024年3月429−651186
2025年3月91−4−5287229
2026年3月38−5−2933241

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,014億円。このうち返さなくてよい自己資本が531億円で、自己資本比率は52.1%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月47314333030.3
2014年3月53718735034.7
2015年3月58722036737.4
2016年3月55422333140.2
2017年3月64823641236.5
2018年3月77328049336.2
2019年3月74131942243.1
2020年3月71731740044.2
2021年3月76435041445.9
2022年3月93138055140.9
2023年3月1,06644562141.7
2024年3月98748050748.6
2025年3月93149144052.8
2026年3月1,01453148352.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
246億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
372億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
483億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
71
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率284社中106位あたり、逆に低いのはROE284社中191位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.4%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.8%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
52.1%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.2%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,200で、1年前と比べて+67.2%過去52週の値幅のなかでは94%の位置にある。

¥4,200-1.8%1ヶ月+7.1%1年+67.2%時価総額674億円
過去52週の値幅
安値¥2,570高値¥4,305

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)19.8倍
PER (会社予想)15.6倍
PBR1.16倍
配当利回り3.10%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月4日から急反発し、直近は3970円。先週末には4100円の52週高値に迫ったが、8月7日は1.37%下落。1か月では3.4%上昇、1年では66%の大幅高。25日線3812.4円を上回り、上昇トレンドは継続。ただし、RSIは63.07と中立やや高めで、過熱感は限定的。出来高は7月30日に272300株と急増し、その後も高水準。200日線3241.1円を大きく上回り、中長期の上昇基調は明確。高値圏での値動きが続く。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは18.69倍で業界平均17.78倍を僅かに上回るが、予想PERは14.7倍と割安感がある。PBRは1.10倍で平均1.24倍を下回り割安。配当利回りは3.27%と平均2.99%を上回り、株主還元は良好。ROEは6.4%と低いものの、直近の売上高や利益は回復傾向にあり、業績改善が進めば評価は改善する可能性がある。配当性向は69.7%と高く、今後の増配余地は限定的かもしれない。総合的に妥当な水準と判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)19.8倍17.9倍
PER (予想)15.6倍
PBR1.16倍1.24倍
ROE6.4%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

半導体市況の回復時期が最大の投資論点。強気派は中期的な需要回復を想定し、専門商社としての技術力と顧客基盤が業績回復を牽引するとみる。一方、弱気派は2025年3月期に減収減益となった実績や、市況悪化時の業績変動の大きさ、競争激化によるマージン低下を懸念する。新規分野への拡大や市況依存からの脱却が課題。

プラスに働く材料7
  • 半導体需要の回復期待

    中期的には半導体製造装置向け需要が回復するとみる。

  • 専門性の高い商社

    FA・半導体分野に特化し、技術サポートが強み。

  • 安定した取引基盤

    国内外の主要メーカーとの長期取引がある。

  • 2026年3月期は営業利益41億円と増益計画通年影響

    2026年3月期の営業利益は前期35億円から41億円へ6億円増加し、増益転換を見込む

  • 売上高1483億円と前期比6%増の回復通年影響

    2026年3月期の売上高は1483億円と前期1396億円から87億円増加し、2年ぶり増収

  • 予想PER14.7倍と実績から4ポイント改善通年影響

    予想PER14.7倍は実績PER18.7倍から約4ポイント低下し、相対的な割安感が強まる

  • 配当利回り3.27%が株価下支え継続影響

    配当利回り3.27%が投資家の下限価格を形成し、下値リスクを限定

マイナスに働く材料7
  • 市況悪化の影響

    2025年3月期は減収減益で営業利益率も低下。

  • 薄利ビジネス

    営業利益率2%台と低く、収益性が脆弱。

  • 競争激化

    同業他社との価格競争が厳しく、マージン圧迫。

  • 売上高は2024年3月期比178億円減の水準通年影響

    2026年3月期予想売上高1483億円は2024年3月期の1661億円を178億円下回る

  • 営業利益率2.76%と低収益構造通年影響

    2026年3月期予想営業利益率は2.76%で、売上高変動により利益が大きくぶれる

  • 純利益は2024年3月期の50億円から33億円へ減少通年影響

    2026年3月期の予想純利益33億円は2024年3月期実績50億円に及ばず、水準は34%減

  • 株価は1年間で66%上昇し高値警戒感不定影響

    1年間の株価上昇率は66.19%に達し、短期的な利益確定売りが出やすい

次の決算で確かめる点
半導体市況動向
主力市場の需要が業績に直結するため。
受注高
将来の売上高を示す先行指標となるため。
営業利益率
薄利体質から改善が収益力向上の鍵となるため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり130で、前期から+1.7%いまの株価に対する利回りは3.10%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥130
1株あたり
配当利回り
3.10%
いまの株価に対して
配当性向
69.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2837.1
2018年3月307.124.1
2019年3月3413.333.8
2020年3月340.054.1
2021年3月340.048.4
2022年3月378.821.0
2023年3月90143.230.4
2024年3月955.638.5
2025年3月12026.3105.5
2026年3月1221.769.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥130

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ20,786人。区分でいちばん多いのは個人・その他53.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.5%を占め、残る58.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他33.732.232.532.047.953.1
事業法人26.131.233.133.327.026.9
金融機関29.024.622.922.316.714.6
外国法人8.58.78.79.85.73.6
自己株式1.73.73.55.85.43.0
証券会社2.73.42.92.62.61.7
外国人個人0.00.00.00.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01加賀電子株式会社11.58
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.70
03株式会社安川電機4.97
04第一生命保険株式会社4.54
05株式会社オリジン3.10
06山田 益二郎2.47
07株式会社三菱UFJ銀行2.46
08サンワテクノス社員持株会2.01
09オークマ株式会社1.25
10ケル株式会社1.22

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+79%、1株純資産は14期で+204%。直近期のROEは6.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1191,11711.36.821.9
2014年3月1631,29913.25.319.7
2015年3月1721,52912.26.822.9
2016年3月1181,5517.66.034.6
2017年3月1141,7066.99.937.1
2018年3月2232,02012.08.524.1
2019年3月1641,9918.85.333.8
2020年3月842,0114.29.754.1
2021年3月1132,2205.49.548.4
2022年3月2282,4629.85.921.0
2023年3月3552,87313.35.530.4
2024年3月3303,17410.87.238.5
2025年3月1613,2355.013.2105.5
2026年3月2123,3986.414.769.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

22名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は22名。2026/3期の役員報酬は総額387百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
田中裕之取締役会長(代表取締役)69133,000
松尾晶広取締役社長(代表取締役)社長執行役員 営業本部長6558,000
上坂秀昭取締役 常務執行役員 営業本部制御デバイス部門担当 営業本部FAソリューション部門担当6437,000
平野隆士取締役 上席執行役員 イノベーション本部長5530,000
西田勝幸取締役 執行役員 営業本部電子コンポーネント部門長5415,000
的場孝成取締役 執行役員 管理本部長 経営企画部長5515,000
草薙一郎取締役701,000
坂本敦子取締役63
花山一八取締役(常勤監査等委員)6512,000
山口章取締役(監査等委員)682,000
康理惠取締役(監査等委員)54
鈴木信幸取締役(監査等委員)59
残りの役員10名を開く
氏名役職年齢
宮崎一彦上席執行役員
玉木克也上席執行役員
遊佐浩司執行役員
安室利行執行役員
喜多村修寛執行役員
犬飼勉執行役員
西野亘執行役員
山下哲執行役員
下村高慶執行役員
前田伸悟執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)7173788233448
社外取締役533337
取締役(社内)1202020

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,245字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(サンワテクノス株式会社)、子会社19社及び関連会社1社により構成されております。 当社グループでは当連結会計年度より事業区分を見直し、新たに[電子コンポーネント部門][制御デバイス部門][産業用PC部門][FAソリューション部門]の4部門とし、各部門の取扱製品の販売を主たる業務としております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 なお、次の4区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 セグメント 区分   所在国   主要な会社   主要な事業の内容 日本   日本   当社   ㈱エムテック   ㈱アレックスエンジニアリング   ・産業用エレクトロニクス・メカトロニクス関  連の装置・機器・部品の販売 ・各種電子部品・電子機器、各種OA機器、F  Aシステム、通信・情報機器等の販売 ・半導体関連製造設備、産業用ロボット、クリ  ーンロボット、FA産業関連設備装置、基板関  連装置、物流搬送装置、車載製品、各種検査装  置等の販売 ・電気設備工事業及び生産現場の効率化のためのトータルエンジニアリングサポート ・ロボットシステムの開発、自動化設備の設計・製造、コーティング技術の開発・製造 ・機械設計、制御盤の設計・製作・販売、機械制御に関するソフトウエアの開発・販売 アジア   中国     シンガポール 台湾 マレーシア タイ インドネシア フィリピン ベトナム インド   サンワテクノスホンコン 上海サンワテクノス サンワテクノス深圳 サンワテクノスシンガポール サンワテクノス台湾 サンワテクノスマレーシア サンワテクノスタイランド サンワテクノスインドネシア サンワテクノスフィリピン サンワテクノスベトナム サンワテクノスインド   ・電子機器、電気機械、機械器具及び電子部品等、国内製品の海外進出企業及び現地企業への販売 ・海外製品の調達及び組立製作並びに日本国内企業及び現地企業への販売 ・メンテナンスサービスの提供 欧米   ドイツ アメリカ メキシコ イギリス   サンワテクノスヨーロッパ サンワテクノスアメリカ サンワテクノスメキシコ サンワテクノスUK   ・電子機器、電気機械、機械器具及び電子部品等、国内製品の海外進出企業及び現地企業への販売 ・海外製品の調達及び組立製作並びに日本国内企業及び現地企業への販売 ・コネクタの輸入及び販売、ワイヤーハーネス、制御盤等の製造販売 その他   日本   サンワトリニティ㈱   サンワロジスティック㈱   ・空調機器等の販売、施工及びサービス業務 ・クリーンエネルギー関連設備の施工 ・商品在庫及び流通管理並びに仕入業務 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,283字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 社是「人を創り 会社を興し 社会に尽くす」に基づく経営理念のもとに、独立系技術商社として市場動向を的確に捉え、グローバルネットワークを活用して顧客への「最新の情報」「価値を生む商品」そして「安全安心を保証するサービス」を提供し続け、提携メーカーとの協業により、産業の振興、社会の繁栄に奉仕してまいります。 (2)経営戦略等 当社グループでは、2026年3月期から2028年3月期までの3ヶ年を対象とする第12次中期経営計画「SGP2027(SUN-WA Growth Plan 2027)」の2年目を迎えております。以下の基本方針を実行し、変化する市場環境における新たな機会を積極的に捉え、業績の拡大と収益性の向上に努めてまいります。 (基本方針) 1.市場環境の変化に適合する事業構造改革 2.3つの成長戦略による収益力の強化 3.成長を支える投資と個別戦略の実施 なお、「SGP2027」の詳細は、以下のURLからご覧いただくことができます。 https://www.sunwa.co.jp/ir/management/strategy/ (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは、2031年3月期営業利益100億円を目指し、2026年3月期から2028年3月期までの3ヶ年を対象とする第12次中期経営計画「SGP2027」の最終年度営業利益80億円超、ROE10.0%超を目標に掲げ、PBR1.0倍超の定着及び更なる向上を目指してまいります。 (4)経営環境 世界経済及び当社グループの関連している産業用エレクトロニクス・メカトロニクス業界は、今後とも先行き不透明な状況が続くものと予測されるなか、さまざまな産業分野で技術の多様化とグローバル化が急速に進展する時代の変化に対応してまいります。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社は、業容の拡大及び収益性の向上に加え、グローバルな独立系技術商社として、昨今の厳しい経営環境下でも、その環境に即応できる人材の育成と組織の構築が重要課題であると認識しております。 収益性の向上につきましては、お取引先様の信頼と満足を得られるよう、国内外の子会社とのネットワークを駆使するとともに、技術力・提案力を活かし、高品質・高付加価値の商品と技術そしてソリューションを提供すること、更に、DXの活用で業務の効率化を図り、コスト削減を推進するなど、徹底して収益力の強化を進めてまいります。 また、人材育成につきましては、人事制度及び教育制度の更なる充実を図り、価値観の多様化に対応できる自立型人材及び海外事業の展開に対応する人材の育成を推進してまいります。加えて、CSR(企業の社会的責任)を強く意識し、社会や地球環境との調和に努め、コンプライアンスの徹底をはじめ内部統制システムを更に推進してまいります。
事業等のリスク4,118字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 (1)当社のリスクマネジメント体制 当社では、リスク管理を経営の重要課題の一つとして捉え強化に取り組んでおり、サステナビリティ委員会にてシナリオ分析を行い、リスクを定性・定量の両面で総合的に評価し、優先順位の高いリスクを選定しております。重要リスクについては、取締役会に報告し重要リスクの状況や見直しを審議し、全社的なリスク管理体制の構築、維持、向上を図っております。 (2)事業等のリスク 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①経済動向・市場環境 当社グループの事業は「電子コンポーネント」、「制御デバイス」、「産業用PC」、「FAソリューション」の4区分に分類しており、主な取扱い品目は電子部品、モーションコントロール(機械制御)、ファクトリーオートメーション機器(FA機器)、産業用ロボットなどの生産設備です。その需要先は主に産業用エレクトロニクス・メカトロニクス業界であるため、当社グループの業績は、この業界の需要動向、並びに設備投資動向に影響を受けます。 ②主要な取引先との関係 当社グループの仕入先は多岐にわたっておりますが、主要な仕入先である株式会社安川電機からの連結ベースによる仕入高割合は、2024年3月期において7.4%、2025年3月期において7.9%、2026年3月期において7.6%となっております。したがって、株式会社安川電機の経営方針及び販売政策に変更等があった場合には、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、引き続き主要仕入先との取引関係維持・強化を図り、パートナー企業として協業し、顧客へ安全・安心のサービスを提供してまいります。 (単位:百万円) 仕入品目   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 金額   割合   金額   割合   金額   割合 ㈱安川電機   制御機器、各種モータ、 サーボ機器、各種ロボット     10,611   % 7.4     9,181   % 7.9     9,642   % 7.6 ③為替・金利変動 当社グループは、グローバルに事業を展開し、外貨による取引が含まれております。今後も海外シェア拡大を進めており、大幅な為替レートの変動があった場合は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、運転資金につきましても一部を金融機関から調達しており、金融機関からの調達金利が上昇した場合は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、為替予約や金利スワップ等を利用してリスクを低減するように努めております。 ④人材確保・育成 当社グループは、産業用メカトロニクス・エレクトロニクス業界向けに製品を販売しており、多岐にわたる取引先や取扱商品に関しての様々な知識や豊富な経験を持った人材こそが経営資源であり、その採用や教育を継続的に推進していくことが重要であると認識しております。事業発展のための優秀な人材の確保及び雇用の維持ができなくなった場合には、今後の事業計画に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、新卒採用に限らず、中途採用についても採用活動の強化に努めるとともに、人材育成方針に基づき各現場でのOJT教育をはじめ、階層別研修を軸に、グローバル人材の育成、担当業務に応じた技能研修、ビジネススキルアップなど多様な切り口から「人を創る」教育制度の充実を図っております。また、社内環境整備方針に基づき社員一人ひとりの人権を尊重し快適に働くことができる職場環境を整備することで、優秀な人材の確保・育成に取り組んでおります。 ⑤コンプライアンス・法規制 当社グループは、事業を遂行する上で各種法令を遵守し、また全社員がコンプライアンスに対する理解度を深め、実践していくため、コンプライアンス委員会を設け内部管理体制の強化を図るとともに、専門分野に精通した弁護士や監査法人のアドバイスを適時受けることで、一層の充実化を図っております。しかしながら、近年、訴訟に対する意識が変化し、世の中の趨勢として訴訟事件も増加してゆく傾向にあると思われ、事業を遂行する上で訴訟を提起されるリスクが考えられます。当社グループが訴訟を提起された場合、また訴訟の結果によっては、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥情報セキュリティ 当社の事業活動においては、情報セキュリティに関するリスクとして、システムへの不正アクセス、従業員の操作ミスによる機密情報・個人情報の外部流出、サプライチェーン上の脆弱性を突いたサイバー攻撃によるシステムやデータの損傷、身代金目的による暗号化(ランサムウェア)、マルウェアの侵入、並びにオフィスやデータセンター等への不正侵入や盗難が発生する可能性があります。 これらのリスクに対し、当社では情報セキュリティ管理に関する規程を整備し、不正アクセスや情報漏えいの防止を目的として、システムの脆弱性対策、アクセス権限の適切な管理、端末・通信の安全対策、データの保全措置等を講じるとともに、管理体制の整備を進めております。 また、脆弱性診断や標的型攻撃を想定した訓練、情報セキュリティに関する社内教育及び自己点検等を定期的に実施し、リスクの低減に努めております。 なお、これらの取り組みにもかかわらず、情報セキュリティ上のリスクが顕在化した場合には、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦製造物・品質責任 当社グループでは、仕入先との関係を強化し、品質や信頼性の維持に努めておりますが、当社取り扱い商品の品質不良などにより得意先から求償を受けた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 品質不良については、仕入先を含めた得意先との協議により求償金額の軽減やメーカからの補填を受けるよう努めており、また、海外からの輸入品も含めた商品の欠陥に備えて製造物責任保険(PL保険)に加入し、損失の軽減を図っております。 ⑧在庫 当社グループでは、商社の重要な機能として顧客への安定供給を目的とした一定水準の在庫を保有しております。顧客の生産計画の変更、所要見込みの減少により、滞留在庫又は過剰在庫となった場合、キャッシュ・フローに影響を与える可能性があります。加えて、棚卸資産の廃棄損や評価損を計上する場合には、業績及び財政状態に影響する可能性があります。 このようなリスクに対して当社では「在庫管理担当部門」を業務本部内に設置し、各部署の「在庫管理専任担当者」と定期的に会議を実施の上、各部署の適正在庫目標を定めて進捗を確認しております。リスク軽減の主な活動として、顧客との取り決め内容の確認や生産計画に変更があった場合は、仕入先への発注数や納期調整の実施又は顧客との交渉により滞留在庫及び過剰在庫防止に取り組んでおります。また、在庫運用スキル向上のため、階層別に「在庫運用教育研修」を実施してリスク軽減に努めております。 ⑨固定資産の減損について 当社グループでは減損会計を適用しておりますが、当社グループの保有する固定資産について収益性の低下等により減損処理が必要となった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは当連結会計年度末現在、582百万円ののれんを計上しております。当該のれんは将来の超過収益力を適切に反映したものと考えておりますが、将来の経営環境の変化等により超過収益力が毀損していると判断された場合には、減損処理を行うことがあり、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 ⑩気候変動・自然災害 当社グループが置かれた事業環境においても、異常気象の激甚化などの気候変動の影響を受ける可能性、あるいは脱炭素化に関するビジネスへの対応の遅れなどにより業績へ悪影響を及ぼす可能性があります。 当社では、気候変動問題をサステナビリティ経営における重要課題と認識し、サステナビリティ委員会主導で重点的に取り組みを進めており、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の枠組みをもとに気候変動が当社に与える影響をリスクシナリオ別に定性・定量の両面で総合的に評価し、対策及び情報公開に努めております。また、パリ協定目標にも整合する施策として、温室効果ガス排出量(Scope1,2)を2030年度までに20%削減(2020年度比)することに加え、脱炭素化をビジネスの機会と捉え、環境にやさしい商品の販売を通じて2050年度までに温室効果ガス排出量(Scope1,2,3)の100倍以上(2020年度比)の排出削減効果をもたらす取り組み「SUN-WA Decarbonized society Approach」を策定し、リスクの低減とともに機会の最大化に向けた活動を推進しております。 ⑪カントリーリスク・地政学リスク 当社グループは、国内のみならず海外15法人(40拠点)に事業展開しており、今後においても海外への事業展開を図る方針であります。そのため、関係する諸外国の予期しない政治・経済・社会の変動や法律・税制の改正、テロ等による治安の悪化が起きた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、海外子会社を担当する部門において、現地責任者と連携し、定期的に現地の最新情報を収集しており、テロ等の有事の際には、「危機管理規程」の定めに従って対策本部が設置され、迅速な情報収集と適切な対応が実現できる体制を確立しております。
経営成績の分析 (MD&A)5,801字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国の経済は、エネルギー・資源価格の高止まりが続く中、インバウンド需要の回復や企業の設備投資の増加が見られ、回復基調で推移しました。世界経済については、米国の通商・関税政策や地政学的リスクの不確実性が継続したものの、AIの普及・発展を背景としたデータセンターや電力インフラ関連の投資が拡大し、景気を下支えする要因となりました。 当社グループが関連する産業用エレクトロニクス・メカトロニクス業界においては、市況低迷による設備投資の減少や手配調整が一巡したことに加え、AI関連の設備投資の増加を背景に、各業界からの需要は堅調に推移しました。一方で、人手不足の深刻化を背景とした省力化・効率化投資も継続しており、これらの投資需要は今後も底堅く推移するものと見込まれます。 このような環境の中、当連結会計年度の業績は、売上高1,483億29百万円(前年同期比6.3%増)、営業利益40億58百万円(前年同期比15.7%増)、経常利益47億76百万円(前年同期比25.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益32億65百万円(前年同期比33.7%増)となりました。 部門別の業績は次のとおりであります。 なお、当社グループでは当連結会計年度より事業区分を見直し、新たに[電子コンポーネント部門][制御デバイス部門][産業用PC部門][FAソリューション部門]の4部門としております。 [電子コンポーネント部門] 電子コンポーネント部門では、主要顧客の生産増加を背景に、自動車関連業界向けの光学ユニットやFA業界向け電子部品の販売が増加しました。また、新規案件の獲得により、社会インフラ業界向け液晶製品の販売が増加しました。この結果、当部門の売上高は891億46百万円(前年同期比7.9%増)となりました。 [制御デバイス部門] 制御デバイス部門では、データセンター関連市場の好調を背景に、マウンター業界向けモータの販売が増加しました。また、新規案件の獲得により、太陽光関連業界向け蓄電池用パワーコンディショナーの販売が増加しました。一方、中国における太陽光関連業界の設備投資減少の影響により、太陽光関連業界向けサーボモータ及びスカラロボットの販売は減少しました。この結果、当部門の売上高は341億75百万円(前年同期比1.9%減)となりました。 [産業用PC部門] 産業用PC部門では、半導体業界における設備投資の活発化を背景に、半導体製造装置業界向け産業用PCの販売が増加しました。また、中国の自動車関連での設備投資が好調に推移したことから、FA業界向けボードコンピュータの販売も増加しました。この結果、当部門の売上高は85億77百万円(前年同期比7.7%増)となりました。 [FAソリューション部門] FAソリューション部門では、半導体業界における設備投資の活発化を背景に、半導体製造装置業界向け検査装置及び搬送設備の販売が増加しました。この結果、当部門の売上高は164億29百万円(前年同期比16.0%増)となりました。 セグメントの業績は次のとおりであります。なお、売上高については、セグメント間の内部売上高又は振替高を含めた売上高で表示しております。 a.日本 国内では、半導体業界における設備投資の活発化を背景に、半導体製造装置業界向け産業用PC、半導体関連業界向け検査装置及び搬送設備の販売が増加しました。また、AIサーバー市場の好調を背景にマウンター業界向けモータ、主要顧客の生産増加を背景にFA業界向け電子部品の販売が増加しました。この結果、売上高1,143億65百万円(前年同期比12.4%増)、営業利益29億12百万円(前年同期比34.0%増)となりました。 b.アジア アジア地域では、半導体業界における設備投資の活発化を背景に、半導体製造装置業界向けの電子部品及び産業用PCの販売が増加しました。また、主要顧客の生産増加を背景に、FA業界向けの電子部品及びボードコンピュータの販売が増加しました。一方、中国における太陽光関連業界の設備投資減少の影響により、太陽光関連業界向けサーボモータ及びスカラロボットの販売は減少しました。この結果、売上高462億79百万円(前年同期比1.3%減)、営業利益10億12百万円(前年同期比10.0%減)となりました。 c.欧米 欧米では、半導体業界における設備投資の活発化を背景に、半導体製造装置業界向けのケーブルの販売が増加しました。一方、市況悪化により設備投資が減少し、自動車関連業界向けの産業用ロボットの販売が減少しました。この結果、売上高64億37百万円(前年同期比1.0%増)、営業利益50百万円(前年同期比8.7%増)となりました。 d.その他 売上高8億54百万円(前年同期比1.0%減)、営業利益32百万円(前年同期比192.1%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ12億20百万円増加し、当連結会計年度末には240億89百万円となりました。 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は37億61百万円(前年同期比58.6%減)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益(46億92百万円)、仕入債務の増加(35億44百万円)等による増加がある一方で、売上債権の増加(20億10百万円)、その他の資産の増加(26億41百万円)、法人税等の支払(10億25百万円)等により一部減少したものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は4億63百万円(前年同期比18.9%増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出(1億29百万円)等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は28億85百万円(前年同期比44.7%減)となりました。これは主に、短期借入金の純減額(7億58百万円)、配当金の支払(19億76百万円)等によるものであります。 ③仕入、受注及び販売の実績 a.商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 日本(百万円)   94,045   116.2 アジア(百万円)   29,349   94.3 欧米(百万円)   3,161   94.2 報告セグメント計(百万円)   126,556   109.7 その他(百万円)   612   107.3 合計(百万円)   127,169   109.7 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高 (百万円)   前年同期比(%)   受注残高 (百万円)   前年同期比(%) 日本   111,005   129.9   40,113   130.2 アジア   40,863   100.8   13,104   107.0 欧米   5,493   92.0   2,013   87.2 報告セグメント計   157,362   119.2   55,230   121.7 その他   780   85.8   275   85.0 合計   158,142   119.0   55,506   121.5 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 日本(百万円)   101,705   112.0 アジア(百万円)   40,005   94.6 欧米(百万円)   5,788   102.8 報告セグメント計(百万円)   147,499   106.3 その他(百万円)   829   100.2 合計(百万円)   148,329   106.3 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度の業績は、売上高1,483億29百万円(前年同期比6.3%増)、営業利益40億58百万円(前年同期比15.7%増)、経常利益47億76百万円(前年同期比25.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益32億65百万円(前年同期比33.7%増)となりました。 部門別の業績は次のとおりであります。 なお、当社グループでは当連結会計年度より事業区分を見直し、新たに[電子コンポーネント部門][制御デバイス部門][産業用PC部門][FAソリューション部門]の4部門としております。 [電子コンポーネント部門] 電子コンポーネント部門では、主要顧客の生産増加を背景に、自動車関連業界向けの光学ユニットやFA業界向け電子部品の販売が増加しました。また、新規案件の獲得により、社会インフラ業界向け液晶製品の販売が増加しました。この結果、当部門の売上高は891億46百万円(前年同期比7.9%増)となりました。 [制御デバイス部門] 制御デバイス部門では、データセンター関連市場の好調を背景に、マウンター業界向けモータの販売が増加しました。また、新規案件の獲得により、太陽光関連業界向け蓄電池用パワーコンディショナーの販売が増加しました。一方、中国における太陽光関連業界の設備投資減少の影響により、太陽光関連業界向けサーボモータ及びスカラロボットの販売は減少しました。この結果、当部門の売上高は341億75百万円(前年同期比1.9%減)となりました。 [産業用PC部門] 産業用PC部門では、半導体業界における設備投資の活発化を背景に、半導体製造装置業界向け産業用PCの販売が増加しました。また、中国の自動車関連での設備投資が好調に推移したことから、FA業界向けボードコンピュータの販売も増加しました。この結果、当部門の売上高は85億77百万円(前年同期比7.7%増)となりました。 [FAソリューション部門] FAソリューション部門では、半導体業界における設備投資の活発化を背景に、半導体製造装置業界向け検査装置及び搬送設備の販売が増加しました。この結果、当部門の売上高は164億29百万円(前年同期比16.0%増)となりました。 当連結会計年度における財政状態は次のとおりであります。 (資産) 当連結会計年度末の資産合計は1,013億86百万円となり前連結会計年度末に比べ83億7百万円増加しました。現金及び預金、売掛金及び契約資産、投資有価証券の増加が主な要因であります。 (負債) 当連結会計年度末の負債合計は482億62百万円となり前連結会計年度末に比べ42億96百万円増加しました。支払手形及び買掛金の増加が主な要因であります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産合計は531億24百万円となり前連結会計年度末に比べ40億11百万円増加しました。利益剰余金、その他有価証券評価差額金の増加が主な要因であります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は37億61百万円(前年同期比58.6%減)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益(46億92百万円)、仕入債務の増加(35億44百万円)等による増加がある一方で、売上債権の増加(20億10百万円)、その他の資産の増加(26億41百万円)、法人税等の支払(10億25百万円)等により一部減少したものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は4億63百万円(前年同期比18.9%増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出(1億29百万円)等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は28億85百万円(前年同期比44.7%減)となりました。これは主に、短期借入金の純減額(7億58百万円)、配当金の支払(19億76百万円)等によるものであります。 当社グループは運転資金については、手元の現金及び現金同等物、営業活動から得た現金を財源としており、不足する場合には、手形割引及び短期借入金にて調達しております。なお、長期運転資金及び設備資金については、手持流動性資金を勘案の上、長期借入金にて調達しております。 当連結会計年度におきましては、手元の現金及び現金同等物、営業活動から得た現金を財源としております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」をご参照下さい。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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