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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

佐藤商事

SATO SHO-JI CORPORATION8065 · Prime · 卸売業

鉄鋼・非鉄金属から生活用品まで6つの事業を展開する専門商社。自動車業界を主要顧客に、素材から機械・工具まで幅広く取り扱う。

概要

佐藤商事は、鉄鋼製品を主力とする専門商社である。鋼板・鋼管・ステンレスなどの鉄鋼素材を中心に、非鉄金属、電子材料、洋食器・テーブルウェア、工作機械、環境配慮型設備まで幅広く扱う。東京都千代田区に本社を置き、従業員は1075名。1962年に東京証券取引所第2部に上場し、現在はプライム市場に所属する。2026年3月期の連結売上高は2922億円で、過去最高を更新した。24の子会社と5の関連会社からなるグループを形成し、国内24拠点に加えてアジア各地に販売網を広げる。

鉄鋼事業が売上の6割を占める事業ポートフォリオ

佐藤商事の事業は6つのセグメントで構成される。最大の柱は鉄鋼事業で、2026年3月期の売上高は1758億円と全体の60.1%を占める。表面処理鋼板、冷延鋼板、熱延鋼板、棒鋼、条鋼などの普通鋼に加え、構造用合金鋼や工具鋼などの特殊鋼を扱う。主要顧客は自動車、建設機械、建築、電機、造船、金型産業である。販売だけでなく、神奈川・栃木・郡山のコイルセンターで切断などの一次加工も手掛け、付加価値を高めている。このセグメントの営業利益は31億円と、グループ全体の約40%を稼ぐ中核事業である。

非鉄金属・電子・ライフと多様化する非鉄鋼事業

鉄鋼以外の事業も着実に成長している。非鉄金属事業(売上高407億円)ではアルミニウム、亜鉛、メタルシリコン、銅合金を自動車やダイカスト業界に供給する。電子事業(売上高527億円)はプリント配線基板用積層板や液晶・電子部材が主力で、AIサーバー需要の拡大を受けて前期比20.8%増と急成長した。ライフ営業事業(売上高115億円)は子会社・日本洋食器が製造する金属洋食器や、デンマークブランド「DANSK」、柳宗理デザイン商品を百貨店・ホテルなどに販売する。いずれも過去最高の営業利益を達成し、収益の多角化に貢献している。

アジアを中心に広がる38の海外グループ拠点

佐藤商事は2004年の香港子会社設立を皮切りに、海外展開を加速してきた。現在、中国(上海、広州)、ベトナム(ハノイ支店含む)、タイ、韓国、インドネシア、インド、シンガポール、マレーシア、台湾に拠点を持つ。特に東南アジアでは自動車・建設機械向けの販売が強みで、ベトナム現地法人SATO-SHOJI(VIETNAM)CO.,LTD.はハノイにも支店を設置した。海外売上高の比率は徐々に高まっており、グループ全体で現地調達・現地販売を推進する。2026年度からは「海外グループ事業」を新たな報告セグメントとして独立させる計画である。

堅実な収益基盤とリスク管理体制

佐藤商事の経営成績は安定的に成長している。連結売上高は2013年3月期の1602億円から2026年3月期の2922億円へと約1.8倍に拡大した。同期間の当期純利益も17億円から66億円へと増加し、2026年3月期には売上高・営業利益・経常利益・純利益すべてで過去最高を記録した。リスク管理にも注力し、与信投資委員会で大口案件のリスク評価を実施。加工品受注検討表の作成や特定取引の条件設定により、不良在庫や加工不良による損失を抑制している。自己資本比率は約35%で、財務体質も健全である。

業界の中での役割は鉄鋼・非鉄金属・電子材料・機械工具等を取り扱う専門商社。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,922億円
営業利益
77億円
営業利益率
2.6%
純利益
66億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
鉄鋼 事業1,758億円60.1%31億円1.8%
電子 事業527億円18.0%32億円6.1%
非鉄金属 事業407億円13.9%6億円1.5%
ライフ営業 事業115億円3.9%6億円5.2%
機械・工具 事業63億円2.2%0億円0.0%
営業開発 事業53億円1.8%2億円3.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01鉄鋼事業主力

表面処理鋼板、冷延鋼板、熱延鋼板、棒鋼、条鋼などの普通鋼、特殊鋼、建築資材・機材を、自動車、建設機械、農機具、建築、電機、造船、金型等の業界に販売。コイルセンターでの切断加工等の一次加工も行う。

主要顧客自動車業界、建設機械業界、建築業界

主な製品・サービス2
表面処理鋼板
亜鉛めっき鋼板、カラー鋼板等、防錆・美観性に優れた鋼板。
特殊鋼
構造用合金鋼、工具鋼等、高強度・高機能な鋼材。

02非鉄金属事業主力

アルミニウム、亜鉛、メタルシリコン、銅合金などの素材及び加工品を、自動車、機械器具製造、ダイカスト製造業等に販売。海外調達した地金や自動車部品等も国内外に販売。

主要顧客自動車業界、機械器具製造業、ダイカスト製造業

主な製品・サービス2
アルミニウム素材・加工品
アルミ地金、アルミ形材、アルミ板等。
亜鉛
亜鉛地金。

03電子事業準主力

プリント配線基板用積層板などの電子材料、液晶、電子部材を、通信インフラや自動車業界に販売。

主要顧客通信インフラ業界、自動車業界

主な製品・サービス2
プリント配線基板用積層板
スマートフォン、サーバー等の電子機器に使用される基板材料。
液晶・電子部材
液晶パネル用材料、半導体製造用部材等。

04ライフ営業事業準主力

金属洋食器、陶磁器、テーブルウェアブランド「DANSK」、自社ブランド「D&S」、柳宗理デザイン商品などを、百貨店、量販店、式場、ホテル等に販売。直営アウトレット店やSP商品の企画販売、テレビショッピング・通信販売も行う。

主要顧客百貨店、量販店、ホテル

主な製品・サービス2
金属洋食器
ナイフ、フォーク、スプーン等。
テーブルウェア
DANSKブランド等の食器・キッチン用品。

05機械・工具事業準主力

旋盤、フライス盤、マシニングセンターなどの工作機械、各種設備・装置、工場生産ライン一式、輸入機械、切削工具、研削砥石等を、自動車業界を主力に国内外へ販売。

主要顧客自動車業界

主な製品・サービス2
工作機械
マシニングセンター、NC旋盤等の金属加工機械。
切削工具
ドリル、エンドミル等の工具。

06営業開発事業副次

工場建屋改修工事(OSクール工法、カバー工法)、LED照明、各種クレーン、コンプレッサ、空調機器、太陽光発電設備などの環境配慮型商品を、自動車業界を主力に国内販売。

主要顧客自動車業界

主な製品・サービス2
OSクール工法
工場屋根の遮熱・改修工法。
太陽光発電設備
産業用太陽光発電システム。

製品と技術

表面処理鋼板と特殊鋼が支える鉄鋼事業の中核

鉄鋼事業の主力製品は表面処理鋼板と特殊鋼である。表面処理鋼板には亜鉛めっき鋼板やカラー鋼板があり、自動車の防錆部品や建材の屋根・外壁に使用される。冷延鋼板や熱延鋼板も合わせて、自動車メーカーや建機メーカーに年間1758億円規模で供給する。特殊鋼は構造用合金鋼や工具鋼が中心で、金型や機械部品の素材として高い強度と耐磨耗性を提供する。さらに佐藤商事は、コイルセンターでの切断・スリット加工を自社で行い、顧客の要求寸法に合わせた納品を可能にしている。2026年3月期に鉄鋼事業全体で約31億円の営業利益を計上した。

AIサーバー向けプリント配線基板用積層板

電子事業の看板製品はプリント配線基板用積層板である。スマートフォン、サーバー、車載機器などに使われる基板材料で、AI市場の拡大に伴い需要が急増している。2026年3月期の同事業売上高は527億円と前期比20.8%増加し、営業利益は32億円でグループ内で最も利益率が高い。取り扱いには液晶パネル用材料や半導体製造用部材も含まれ、通信インフラ業界や自動車業界に販売される。海外子会社の香港佐藤商事やタイ法人が現地顧客への供給を担い、国際的な調達・販売網を活かしている。

「DANSK」ブランドと柳宗理デザインのテーブルウェア

ライフ営業事業は、子会社・日本洋食器が製造する金属洋食器に加え、北欧デンマークのテーブルウェアブランド「DANSK」、自社ブランド「D&S」、工業デザイナー柳宗理のデザイン商品を販売する。柳宗理の作品は文化功労者として認められた氏の代表作で、キッチン用品や食器が百貨店・ホテル・結婚式場で人気を集める。同事業は直営アウトレット店の多店舗化やテレビショッピング・通信販売にも注力し、2026年3月期の売上高は115億円(前期比18%増)と伸長した。海外生産による低価格商品の開発も進め、収益力を高めている。

工場屋根改修「OSクール工法」と環境配慮型商材

営業開発事業では、工場の屋根改修工事「OSクール工法」や「カバー工法」を主力商材として提供する。OSクール工法は遮熱塗料を用いて工場屋根の温度上昇を抑え、冷暖房費の削減に貢献する。LED照明、各種クレーン、コンプレッサ、空調機器、太陽光発電設備といった環境配慮型商品も取り扱い、自動車業界を中心に販売している。2026年3月期の売上高は53億円で、前期比18.8%増加。工事管理体制の強化により、安定した収益を確保している。これらの製品は、顧客の省エネ・脱炭素ニーズに応えるものである。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

電子部品商社、高収益だが規模課題

佐藤商事は電子部品・デバイスを中心とする専門商社。売上高2700億円超と業界内で中堅規模、営業利益率は2~3%と卸売業平均並み。同業の高千穂交易やリョーサン菱洋と競合するが、佐藤商事は半導体・電子部品に特化し、顧客との長期取引に強み。近年は営業利益率が改善傾向にあるものの、規模拡大と収益性向上の両立が課題。

強み

  • 半導体・電子部品に特化し、専門性と顧客ネットワークを構築。
  • 安定した顧客基盤を持ち、リピート率が高い。
  • 営業利益率が改善傾向にあり、効率化が進んでいる。
  • 売上高は緩やかながら増加傾向で、安定感がある。

課題

  • 営業利益率2~3%と低く、卸業界の薄利多売構造から脱却困難。
  • 同業大手と比べ売上高で劣り、スケールメリットを享受しにくい。
  • 半導体市況の循環変動に業績が左右されやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

商社・卸売の時価総額近傍。太字が佐藤商事

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13946トーモク863億円10.0倍
28078阪和興業827億円10.1倍
38075神鋼商事824億円9.9倍
47613シークス811億円19.4倍
57130ヤマエグループホールディングス805億円7.3倍
68065佐藤商事789億円11.7倍
76331三菱化工機750億円9.5倍
89274KPPグループホールディングス730億円12.4倍
98137サンワテクノス674億円19.8倍
107128ユニソルホールディングス661億円34.4倍
113153八洲電機649億円12.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。

会社の歴史

沿革 40件

佐藤ハガネ商店として個人創業した1930年

1930年2月、佐藤昌二が東京・日本橋区茅場町に「佐藤ハガネ商店」の商号で個人創業した。当時は鉄鋼・非鉄金属の販売が中心であった。1937年12月には佐藤昌二、秋元正雄、玉井弥平の3名が出資し、資本金30万円で「佐藤商事合資会社」に改組。これにより経営基盤が法人格として確立された。1949年2月には株式会社として独立し、同時に合資会社を吸収合併した。この時期、事業目的を鉄鋼・非鉄金属・金属雑貨・産業機械の販売および加工と定め、現在のビジネスモデルの原型が形成された。

戦後復興期の支店網拡大と上場

1950年代から1960年代にかけて、佐藤商事は国内販売網を急速に拡大した。1954年に大阪支店、1956年に名古屋支店、1964年に太田支店を開設。1960年には本社を中央区八丁堀へ移転した。1962年5月、東京証券取引所市場第2部に上場を果たし、資本市場からの資金調達が可能となった。さらに1966年には名古屋雑貨支店(現・名古屋ライフ支店)、1969年には大阪南支店(現・大阪ライフ支店)を開設し、雑貨・ライフ関連の販路を強化した。これらの支店網は、後の多角化の基盤となった。

子会社化による事業領域の拡大(1970年代~2000年代)

1977年2月、新潟県燕市の日本洋食器株式会社を子会社化した。同社はナイフ・フォークなどの金属洋食器を製造し、ライフ営業事業の中核となった。2003年10月にはユアサ鋼業株式会社(現・メタルアクト株式会社)を子会社化し、鉄鋼加工の体制を強化。さらに2004年に香港佐藤商事有限公司、2007年に上海佐商貿易有限公司を設立し、海外展開を本格化させた。2001年には郡山支店、2007年には苫小牧支店を新設し、国内販売網も北海道・東北へ拡大した。この間、1988年11月には東証1部へ指定替えとなり、企業規模の成長が評価された。

アジア新興国への生産拠点展開(2010年代)

2010年代に入り、佐藤商事は東南アジア・南アジアへの進出を加速した。2010年にベトナム(SATO-SHOJI(VIETNAM)CO.,LTD.)、韓国(SATO SHOJI KOREA CO.,LTD)、2012年にインドネシア(PT.SATO-SHOJI INDONESIA)、2016年にインド(SATO-SHOJI INDIA PRIVATE LIMITED)とマレーシア(SATO SHOJI MALAYSIA SDN.BHD)に現地法人を設立。タイや台湾にも関連会社を設けた。2011年には中国・蘇州に減速機製造会社を設立し、機械部門の生産拠点を確保。これらの海外ネットワークは、自動車部品や電子材料の現地調達・販売に活用されている。国内では2010年に本社を丸の内へ移転し、2013年には関西鋼材センターを新設して加工能力を強化した。

第四次中期経営計画と100年企業への布石

2022年、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、プライム市場に移行。同時に監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行し、ガバナンスを強化した。2026年度を初年度とする第四次中期経営計画では、「The power to connect ~つなぐ力~」をビジョンに掲げ、マルチステークホルダーへの還元を重視する。2026年3月期の連結業績は売上高2922億円、営業利益77億円と過去最高を更新。2028年度までにさらなる成長を目指し、海外事業の分離報告やM&Aによる販売地域拡大を戦略に据えている。2025年には103年にわたる歴史を刻むことになる。

年表40件を開く

1930年代

  • 1930年2月創業旧東京市日本橋区茅場町2丁目5番地にて佐藤昌二が佐藤ハガネ商店の商号で個人創業
  • 1937年12月佐藤昌二、秋元正雄、玉井弥平の3名が出資、佐藤商事合資会社に改組(資本金30万円)

1940年代

  • 1949年2月創業鉄鋼、非鉄金属、金属雑貨、産業機械の販売並びに加工を事業目的とし、佐藤商事株式会社を、東京都中央区八丁堀2丁目3番地に設立(資本金500万円)
  • 1949年6月M&A佐藤商事合資会社を吸収合併

1950年代

  • 1954年4月大阪府大阪市南区に大阪支店新設
  • 1955年10月創業日本洋食器株式会社を新潟県燕市に設立
  • 1956年11月愛知県名古屋市に名古屋支店新設

1960年代

  • 1960年7月東京都中央区八丁堀1丁目13番地10号に本社移転(旧住居表示東京都中央区八丁堀1丁目3番地)
  • 1962年5月上場東京証券取引所市場第2部に上場
  • 1964年2月群馬県太田市に太田支店新設
  • 1966年1月愛知県名古屋市に名古屋雑貨支店新設(現・名古屋ライフ支店)
  • 1969年12月大阪府大阪市中央区に大阪南支店新設(現・大阪ライフ支店)

1970年代

  • 1970年8月神奈川県藤沢市に神奈川支店新設
  • 1972年4月広島県広島市に広島雑貨支店新設(現・広島ライフ支店)
  • 1973年2月新潟県長岡市に長岡支店新設
  • 1973年4月埼玉県川越市に埼玉支店新設
  • 1977年2月日本洋食器株式会社を子会社とする(現・連結子会社)

1980年代

  • 1982年7月新潟県燕市吉田に北越支店新設(現・新潟支店)
  • 1983年10月栃木県下都賀郡大平町に栃木支店新設
  • 1988年11月上場東京証券取引所市場第1部に上場

1990年代

  • 1992年1月新潟県西蒲原郡吉田町に新潟流通センター新設

2000年代

  • 2001年10月福島県田村郡に郡山支店新設
  • 2003年10月ユアサ鋼業株式会社を子会社とする(現・連結子会社メタルアクト株式会社)
  • 2004年4月香港佐藤商事有限公司を設立、子会社とする(現・連結子会社)
  • 2007年4月北海道苫小牧市に苫小牧支店新設
  • 2007年9月上海佐商貿易有限公司を設立、子会社とする(現・連結子会社)
  • 2008年11月岡山県都窪郡早島町に岡山鋼材センター新設

2010年代

  • 2010年2月東京都千代田区丸の内1丁目8番地1号に本社移転
  • 2010年4月SATO-SHOJI(VIETNAM)CO.,LTD.を設立、子会社とする(現・連結子会社)
  • 2010年5月SATO SHOJI KOREA CO.,LTDを設立、子会社とする
  • 2010年9月佐藤ケミグラス株式会社を設立、子会社とする(現・連結子会社)
  • 2011年1月UCHIDA-SATO TECH(THAILAND)CO.,LTD.を設立、子会社とする
  • 2011年3月創業曽我部(蘇州)減速機製造有限公司を設立 国内全事業所において環境ISO14001認証取得
  • 2012年5月創業YUASA SATO(Thailand)Co.,Ltd.を設立(現・持分法適用会社)
  • 2012年7月PT.SATO-SHOJI INDONESIAを設立、子会社とする(現・連結子会社)
  • 2013年4月兵庫県三田市に関西鋼材センター新設
  • 2015年5月創業SATO TECHNO SERVICE(THAILAND)CO.,LTD.をSATO-SHOJI(THAILAND)CO.,LTD.の出資で設立
  • 2015年8月大東鋼業株式会社を設立、子会社とする(現・連結子会社)
  • 2016年1月SATO-SHOJI(VIETNAM)CO.,LTD.、ハノイ支店新設
  • 2016年2月SATO-SHOJI INDIA PRIVATE LIMITEDを設立、子会社とする 佐藤塑料玻璃(蘇州)有限公司を佐藤ケミグラス株式会社の100%出資で設立 PS Device & Material INC.を香港佐藤商事有限公司の出資で台湾に設立 広州佐商貿易有限公司を設立、子会社とする(現・連結子会社)神奈川県藤沢市に神奈川コイルセンターを移設 冨士自動車興業株式会社を設立、子会社とする(現・連結子会社) SATO SHOJI ASIA PACIFIC PTE.LTD.を設立、子会社とする(現・連結子会社) POLYHOSE SATO SHOJI METAL WORKS PRIVATE LIMITED を設立 阪神特殊鋼株式会社を子会社とする(現・連結子会社)東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行 株式会社井上マテリアルを持分法適用会社とする SATO SHOJI MALAYSIA SDN.BHDを設立、子会社とする エヌケーテック株式会社を会社分割しエヌケーテック新潟株式会社を新設

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    第四次中期経営計画の推進

    2026年度を初年度、2028年度を最終年度とする3ヵ年の計画で、「The power to connect ~つなぐ力~」をビジョンに掲げ、マルチステークホルダーへの還元を重視し、グループ一丸で成長を目指す。

  2. 02

    国内事業の販路拡大と新商材開拓

    主力顧客のニーズを捉え地域経済に密着した競争力を強化し、全社的な情報共有による迅速なサービス体制を確立。事業環境の変化に対応しながら新商材の発掘・提案を積極的に行う。

  3. 03

    海外事業の強化と海外比率向上

    アジア地域を中心としたグループ拠点を活用し、投資を伴う積極的な販売活動を推進。海外人員の育成強化と海外販売体制の充実により販売取引における海外比率の向上を目指す。

  4. 04

    セグメント再編による成長性の明確化

    2026年度第1四半期より「海外グループ事業」を新設し7つの報告セグメントに変更。成長性の高い海外拠点での事業を明確化し、経営資源の集中を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,075人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は877万円で、9期前と比べて+25.9%平均年齢は43.8歳、平均勤続年数は14.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月785
2018年3月798
2019年3月69741.812.4831
2020年3月66542.112.5992
2021年3月67942.413.0990
2022年3月76242.813.41,012
2023年3月84643.113.41,040
2024年3月85643.513.91,031
2025年3月79643.414.11,057643
2026年3月87743.814.31,075716

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率42.9%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)58.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社14(国内 6 / 海外 8、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
関東地区 神奈川支店(神奈川県藤沢市)他6店舗(注)38,215百万円
鉄鋼事業 非鉄金属事業 ライフ営業事業 機械・工具事業 営業開発事業
3,894百万円
全社共通
近畿地区 大阪支店(大阪市北区)他3店舗(注)33,518百万円
鉄鋼事業 非鉄金属事業 ライフ営業事業 機械・工具事業 営業開発事業
中部地区 名古屋支店(名古屋市中村区)他10店舗(注)32,702百万円
鉄鋼事業 非鉄金属事業 電子事業 ライフ営業事業 機械・工具事業 営業開発事業
東北地区 秋田支店(秋田県秋田市)他6店舗1,739百万円
鉄鋼事業 非鉄金属事業 機械・工具事業 営業開発事業
鉄鋼事業 非鉄金属事業 — 冨士自動車興業㈱(相模原市南区)1,725百万円
中国四国地区 広島支店(広島県安芸郡坂町)他5店舗(注)31,296百万円
鉄鋼事業 非鉄金属事業 ライフ営業事業 機械・工具事業 営業開発事業
九州地区 九州支店(福岡市博多区)他3店舗(注)3588百万円
鉄鋼事業 非鉄金属事業 ライフ営業事業 機械・工具事業 営業開発事業
鉄鋼事業 非鉄金属事業 電子事業 — SATO-SHOJI(THAILAND) CO.,LTD. (Thailand)514百万円
鉄鋼事業 — 阪神特殊鋼㈱(大阪市西淀川区)183百万円
ほか13件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    メタルアクト㈱(注)2
    名古屋市中区
    議決権100.0%
  • 国内
    佐藤ケミグラス㈱
    大阪府堺市
    議決権100.0%
  • 国内
    大東鋼業㈱
    神奈川県 藤沢市
    議決権100.0%
  • 国内
    冨士自動車興業㈱
    相模原市南区
    議決権100.0%
  • 国内
    阪神特殊鋼㈱
    大阪市西淀川区
    議決権100.0%
  • 国内
    エヌケーテック新潟㈱
    新潟県燕市
    議決権100.0%
  • 海外
    香港佐藤商事有限公司
    Hong Kong
    議決権100.0%
  • 海外
    SATO-SHOJI(THAILAND)CO.,LTD. (注)2、3
    Thailand
    議決権99.6%
  • 海外
    上海佐商貿易有限公司(注)2
    Shanghai
    議決権100.0%
  • 海外
    SATO-SHOJI(VIETNAM)CO.,LTD.
    Vietnam
    議決権100.0%
  • 海外
    SATO SHOJI ASIA PACIFIC PTE.LTD.
    Singapore
    議決権100.0%
  • 海外
    広州佐商貿易有限公司
    Guangzhou
    議決権100.0%
残りのグループ会社2社を開く
  • PT.SATO-SHOJI INDONESIA (注)3Jakarta Selatan100%
  • YUASA SATO(Thailand) Co.,Ltd.Thailand40%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,922億円営業利益77億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.7%、利益が+13.2%。

売上高
+2.7%
2,922億円
営業利益
+13.2%
77億円
純利益
+10.0%
66億円
営業利益率
2.6%
前期比 +0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高3,250億円2,922億円
営業利益103億円77億円
純利益81億円66億円
1株あたり配当¥105¥105

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は781億円、営業利益は20億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+16.9%、営業利益は+53.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q69627
2024年1Q668131.912
2024年2Q687152.216
2024年3Q703182.617
2024年4Q68220
2025年2Q1,398282.028
2025年4Q1,448402.832
2026年2Q1,424322.229
2026年4Q1,498453.037
2027年1Q781202.616

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,602億円から2,922億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は2.6%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,6022817
2014年3月1,7833322
SATO TECHNO SERVICE(THAILAND)CO.,LTD.をSATO-SHOJI(THAILAND)CO.,LTD.の出資で設立
2015年3月1,8763723
SATO-SHOJI INDIA PRIVATE LIMITEDを設立、子会社とする 佐藤塑料玻璃(蘇州)有限公司を佐藤ケミグラス株式会社の100%出資で設立 PS Device & Material INC.を香港佐藤商事有限公司の出資で台湾に設立 広州佐商貿易有限公司を設立、子会社とする(現・連結子会社)神奈川県藤沢市に神奈川コイルセンターを移設 冨士自動車興業株式会社を設立、子会社とする(現・連結子会社) SATO SHOJI ASIA PACIFIC PTE.LTD.を設立、子会社とする(現・連結子会社) POLYHOSE SATO SHOJI METAL WORKS PRIVATE LIMITED を設立 阪神特殊鋼株式会社を子会社とする(現・連結子会社)東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行 株式会社井上マテリアルを持分法適用会社とする SATO SHOJI MALAYSIA SDN.BHDを設立、子会社とする エヌケーテック株式会社を会社分割しエヌケーテック新潟株式会社を新設
2016年3月1,8393423
2017年3月1,7993926
2018年3月2,0844431
2019年3月2,1694232
2020年3月2,0623929
2021年3月1,7553328
2022年3月2,3626340
2023年3月2,7506762
2024年3月2,7407365
2025年3月2,84668722.460
2026年3月2,92277822.666

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2,922億円のうち、営業利益として残るのは77億円2.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は66億円、売上の2.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金91.8%2,682億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金5.6%163億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.6%77億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
8.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.6pt
2.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.2pt
2.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.0pt
9.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが14億円、投資CFが−14億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は60億円で、売上の0.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月34−19−91521
2014年3月61−8720
2015年3月−5−2031−2526
2016年3月50−10−444021
2017年3月44−5−413919
2018年3月21−278−621
2019年3月−5−1719−2218
2020年3月430−434319
2021年3月75−7−636824
2022年3月−126−15144−14129
2023年3月92−91133
2024年3月82−27−585531
2025年3月21−3013−939
2026年3月14−1418060

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,812億円。このうち返さなくてよい自己資本が769億円で、自己資本比率は42.3%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月94429365130.8
2014年3月1,00832068831.6
2015年3月1,10136673533.1
2016年3月1,01736065735.3
2017年3月1,07340167237.2
2018年3月1,24043780335.1
2019年3月1,27444283234.4
2020年3月1,11343268138.6
2021年3月1,15947668340.8
2022年3月1,5215091,01233.2
2023年3月1,6375611,07634.0
2024年3月1,7296521,07737.5
2025年3月1,7116851,02739.8
2026年3月1,8127691,04342.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
60億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
613億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
302億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,043億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
63
/ 100
安定性自己資本比率28 / 40
収益力営業利益率5 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE284社中105位あたり、逆に低いのは自己資本比率284社中190位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.1%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.6%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
42.3%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.7%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,620で、1年前と比べて+115.6%過去52週の値幅のなかでは80%の位置にある。

¥3,620-2.7%1ヶ月+6.0%1年+115.6%時価総額789億円
過去52週の値幅
安値¥1,702高値¥4,095

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.7倍
PER (会社予想)9.3倍
PBR0.95倍
配当利回り2.90%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月19日に前日比-5.66%の3670円で終えたが、直近1か月では+20.92%と大幅上昇。週足では7月31日から8月14日にかけて5連騰し、8月17日には4000円の高値をつけた。25日移動平均線(3329円)を上回り、短期的な強気トレンドが継続。75日線(3167円)も上回り、中長期でも上昇基調。52週高値4095円に近づいたが、8月19日に反落。出来高は8月14日に132600株と急増し、高値圏での売りも観測。RSIは70.41と過熱気味。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERは9.6倍と業界平均の17.2倍を下回り、PBRは0.80倍と同業1.20倍より低く、割安と判断される。配当利回り2.76%は業界平均2.97%にやや劣るが、配当性向39.3%と安定配当が続く。ROE9.1%は業界平均不明だが、自己資本利益率としてはまずまず。売上高・利益とも増加基調で財務健全性も良好。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.7倍17.9倍
PER (予想)9.3倍
PBR0.95倍1.24倍
ROE9.1%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

鉄鋼市況と需要動向が業績を左右する商社。強気派は安定した取引先と加工能力による付加価値、回復基調の需要を評価。弱気派は市況変動リスクと低い利益率、競争激化による収益性の頭打ちを懸念。

プラスに働く材料7
  • 安定取引基盤

    長期取引先との強固な関係で収益が安定

  • 加工能力が強み

    切断・加工で付加価値、顧客密着度高まる

  • 需要回復期待

    自動車・建材向け需要が持ち直しの兆し

  • 営業利益77億円への増益計画2026年3月期影響

    営業利益77億円は前期68億円から+13.2%、収益改善

  • PBR0.8倍の割安水準不定影響

    PBR0.8倍と解散価値割れ、株主還元で是正期待

  • 売上高2,922億円の安定成長2026年3月期影響

    売上高2,922億円は前期比+2.7%、鉄鋼需要堅調

  • 高配当利回り2.76%の魅力継続影響

    配当利回り2.76%は安定的、株主還元姿勢評価

マイナスに働く材料7
  • 市況変動リスク

    鉄鋼価格下落で在庫評価損や売上減の恐れ

  • 低い利益率

    売上高利益率2%台、市況改善が必要

  • 競争激化

    同業他社との競合で価格競争に陥りやすい

  • 鉄鋼市況下落リスク継続影響

    鉄鋼価格下落で売上高・利益率低下、利益変動大

  • 中国経済減速の影響継続影響

    中国向け鉄鋼需要減が販売数量減少招く可能性

  • 在庫リスクと評価損継続影響

    在庫保有による価格下落リスク、評価損発生の懸念

  • 業界再編による競争激化不定影響

    鉄鋼商社間の競争激化がシェア低下や値下げ要因

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性の改善度合いを測る重要指標
鉄鋼取扱量
需要動向を反映する実需ベースの指標
在庫回転率
在庫管理の効率性と市況リスクの指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり105で、前期から+7.9%いまの株価に対する利回りは2.90%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥105
1株あたり
配当利回り
2.90%
いまの株価に対して
配当性向
39.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3031.7
2018年3月4033.336.6
2019年3月437.538.7
2020年3月430.041.6
2021年3月430.037.5
2022年3月5834.934.7
2023年3月6715.528.3
2024年3月739.028.7
2025年3月764.133.1
2026年3月827.939.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥105

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,799人。区分でいちばん多いのは事業法人39.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が59.7%を占め、残る40.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人47.144.144.042.641.439.4
個人・その他29.932.533.834.836.937.3
金融機関19.119.017.717.117.520.3
自己株式1.43.43.33.53.75.0
外国法人3.13.63.54.23.02.1
証券会社0.80.80.91.21.10.9
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)11.84
02三神興業株式会社7.29
03いすゞ自動車株式会社6.66
04佐藤商事取引先持株会2.97
05NOK株式会社2.84
06日本シイエムケイ株式会社2.81
07株式会社りそな銀行2.54
08マーシャン持株会2.44
09三原不動産株式会社2.43
10山陽特殊製鋼株式会社2.29

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-07-07
    fundnote株式会社
    新規の大量保有報告
    6.29%
    +1.13pt
  • 2026-05-22
    fundnote株式会社
    新規の大量保有報告
    5.16%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+307%、1株純資産は14期で+177%。直近期のROEは9.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月771,3366.07.528.6
2014年3月1031,4647.46.726.0
2015年3月1061,6836.77.730.6
2016年3月1061,6606.46.134.4
2017年3月1201,8536.87.331.7
2018年3月1462,0237.58.036.6
2019年3月1502,0467.46.038.7
2020年3月1331,9986.66.341.6
2021年3月1302,2016.28.437.5
2022年3月1902,4008.26.134.7
2023年3月2932,64411.74.828.3
2024年3月3073,08210.75.828.7
2025年3月2863,2479.05.233.1
2026年3月3143,7019.17.539.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額341百万円。

氏名役職年齢保有株数
野澤哲夫代表取締役 社長執行役員6918,000
浦野正美代表取締役 専務執行役員 経営部門担当689,000
須賀和徳取締役 常務執行役員 電子事業部門担当 海外グループ事業部門(電子)担当6131,000
伊藤明彦取締役 常務執行役員 非鉄金属部門担当 海外グループ事業部門(非鉄金属)担当6524,000
大栗育夫取締役(注)1761,000
佐藤元取締役(注)1694,000
森隆浩取締役 常勤監査等委員(注)1652,000
小谷健取締役 監査等委員(注)17917,000
杉山涼子取締役 監査等委員(注)171
秋元雅行取締役 上席執行役員 安全・ISO推進部担当5741,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
その他役員5951612027755
社外取締役637266411

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,620字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社及び当社の関係会社(当社、子会社24社及び関連会社5社(2026年3月31日現在)により構成)は、鉄鋼、非鉄金属、電子、ライフ営業、機械・工具、営業開発の6つの事業を主として行っており、その取扱品は多岐にわたっております。 当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。 (鉄鋼事業) 当社は、当事業において、表面処理鋼板、冷延鋼板、酸洗鋼板、熱延鋼板、棒鋼、条鋼などの普通鋼、構造用炭素鋼、構造用合金鋼、工具鋼などの特殊鋼及び建築用の資材、機材を主に自動車、建設機械、農機具、建築、電機、造船、金型などの業界に販売しております。 また、各事業所は、倉庫を所有し、切断加工などの1次加工も行い、神奈川、栃木、郡山にはコイルセンターが存在しております。 〔主要な関係会社〕 メタルアクト㈱、大東鋼業㈱、冨士自動車興業㈱、阪神特殊鋼㈱、エヌケーテック新潟㈱、 SATO-SHOJI(THAILAND)CO.,LTD.、上海佐商貿易有限公司、SATO-SHOJI(VIETNAM)CO.,LTD.、 広州佐商貿易有限公司、PT.SATO-SHOJI INDONESIA、YUASA SATO(Thailand)Co.,Ltd. (非鉄金属事業) 当社は、当事業において、アルミニウム、亜鉛、メタルシリコン、銅合金などの素材及び加工品を主に自動車、機械器具製造、ダイカスト製造業などの業界に販売しております。また、海外で調達した地金、自動車部品等を国内外に販売しております。 〔主要な関係会社〕 佐藤ケミグラス㈱、㈱井上マテリアル、SATO-SHOJI(THAILAND)CO.,LTD.、 上海佐商貿易有限公司、SATO-SHOJI(VIETNAM)CO.,LTD.、PT.SATO-SHOJI INDONESIA (電子事業) 当社は、当事業において、AIサーバーや車載機器、各種電子・電気製品に使用されるプリント配線基板用積層板などの電子材料、液晶、電子部材などを主に通信インフラや自動車業界に販売しております。 〔主要な関係会社〕 香港佐藤商事有限公司、SATO-SHOJI(THAILAND)CO.,LTD.、SATO SHOJI ASIA PACIFIC PTE.LTD.、 広州佐商貿易有限公司 (ライフ営業事業) 当社は、当事業において、マーシャンマークで知られる日本洋食器㈱などで製造されたナイフ・フォークなどの金属洋食器、陶磁器、北欧デンマークデザインのテーブルウェアブランド「DANSK」や自社ブランドの「D&S」、日本を代表する工業デザイナーであり、文化功労者の「柳 宗理」氏のデザイン商品などを主に百貨店、量販店、式場、ホテルなどの業界に販売しており、加えて、直営アウトレット店の多店舗化をはじめとした小売事業を推進しております。また、SP(セールスプロモーション)商品の企画販売や、パーソナルカラオケ等の商品をテレビショッピングや通信販売にて販売しております。 〔主要な関係会社〕 日本洋食器㈱、上海佐商貿易有限公司 (機械・工具事業) 当社は、当事業において、旋盤、フライス盤、砥削盤、マシニングセンターなどの工作機械、各種設備・装置及び工場生産ライン一式、また、輸入機械、切削工具、研削砥石などを自動車業界を主力に国内外へ販売しております。 〔主要な関係会社〕 該当なし。 (営業開発事業) 当社は、当事業において、工場建屋改修工事(OSクール工法、カバー工法など)、LED照明、各種クレーン、コンプレッサ、空調機器、太陽光発電設備などの環境配慮型商品を自動車業界を主力に国内販売しております。 〔主要な関係会社〕 該当なし。 (事業系統図) 事業系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,643字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「流通・サービスを通じて広く社会に貢献する」ことを経営理念としており、社会・株主・取引先・社員に信頼され、働きやすい・働き甲斐のある「人を活かす企業」を目指しながら、更に経営基盤の強い、良い会社にし、「企業価値の向上」を図ります。 (2)中長期的な経営戦略 当社グループは、2026年度を初年度とし、2028年度を最終年度とした3ヵ年の第四次中期経営計画を策定しております。当計画のビジョンとして、「The power to connect ~つなぐ力~」を掲げており、来たる「100年企業」にむかって、マルチステークホルダーへの還元を重視しながら、更なる成長へとつないでいけるよう、グループ一丸となって推進してまいります。 現在、鉄鋼、非鉄金属、電子、ライフ営業、機械・工具、営業開発の各事業が、国内及び海外で営業を展開する中、国内に向けては、主力顧客のニーズをとらえながら地域経済に密着した競争力の強化と全社的な情報共有による迅速なサービス体制の確立を目指し、一層の販路拡大に努めるとともに、事業環境の変化に対応しながら、積極的な新商材の発掘と提案を行ってまいります。 海外に向けては、アジア地域を中心としたグループ拠点を活用し、投資を踏まえた積極的な販売活動を推進してまいります。また、海外人員の育成を強化し、海外販売体制を充実させることで、販売取引における海外比率の向上を目指します。その一環として、当社グループは2026年度の第1四半期連結会計期間より、成長性の高い海外拠点での事業を明確化することを目的として、従来の区分に「海外グループ事業」を新設し、7つの報告セグメントに変更するものといたします。 詳細は2026年5月8日付で公表いたしました「第四次中期経営計画(2026年度-2028年度)に関するお知らせ」をご参照ください。 (3)経営環境と対処すべき課題 当社グループを取り巻く経営環境は、AIやIoTのデジタル技術が進化し、DXの実現に向けた動きが顕在化する中、産業構造も含め、急速なスピードで事業環境の変化が進んでおります。また、世界的な自国産化や保護主義の流れが影響し、現調化の促進や取扱い商材の多様化等が求められております。 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善が進むなか、緩やかな回復傾向で推移しましたが、継続的な物価上昇による個人消費の落ち込みや、中東情勢の不安定化に伴う地政学的リスクの高まりなど、不透明感の高い状況となりました。 このような状況下におきまして、当社グループは、第四次中期経営計画にて掲げたビジョン「The power to connect ~つなぐ力~」に基づき、多様化する環境に対応し、マルチステークホルダーを意識しながら、重点課題に取り組んでまいります。 このような状況の下、当社が対応すべき当面の課題は下記のとおりです。 ①取引金額の多寡に比例する取引リスクの評価が必要な案件については、様々な角度からの検討を反映させるため、 与信投資委員会にてリスクの把握と対策を検討し、案件の進捗を管理する。 ②加工品取引が拡大する中、加工品受注検討表を作成することで、事前に加工不良等に起因する大きな損失の発生を 抑制するとともに、予め指定した特定取引については、受注時から一定の条件で制限しリスク軽減を図る。 ③鉄鋼事業では、主力顧客のニーズを捉えながら国内外のグループ拠点の販売体制を強化し、M&A等により販売地域 を拡大する。また、調達先を多様化しながら軽量化や持続性を高める商材の取り扱いを強化する。併せて、中国・ 東南アジア・南アジア地域での営業拠点の充実及び各現調化への対応により拡販する。 ④非鉄金属事業では、主力顧客のニーズを捉えながら国内外のグループ拠点の販売体制を強化し、M&A等により販売 地域を拡大する。また、海外調達先との関係を強化しながら、脱炭素や軽量化商材の拡販、アルミ等水平リサイク ル販売を推進することで、付加価値の向上に努める。 ⑤電子事業では、既存のプリント配線基板用積層板に加え、高機能材等の注力商材の取り扱いを強化し、国内外の拠 点を活かしながらグループ全体での拡販を推進する。また、国内拠点の倉庫拡充や海外グループ拠点の体制を強化 しながら、販売地域を拡大する。 ⑥ライフ営業事業では、オリジナルブランド商品開発、海外生産による低価格商品開発を行い、自社商品を中心とし た国内販売を推進する。また、国内の地域活動拠点と販売網の再編を行いながら、各販売チャネルへの拡販活動を 推進する。 ⑦機械・工具事業では、大手ユーザーグループ等の柱となる大口顧客に注力しながら、選択と集中を重視した営業活 動を推進する。また、設備メーカーやエンジニアリング企業との関係性を強化しながら、省人化やロボット自動化 等の需要を見据えた営業活動に注力する。 ⑧営業開発事業では、環境配慮型商材の販売や各セグメントのユーザーが取り扱う製品の販売等に取り組み、国内の 拠点網を活かしながら販売活動を推進する。また、工事管理体制や仕入先との関係を強化し、付加価値の向上に努 める。 ⑨積極的な海外拠点の展開やグループネットワークの強化に注力しながら、海外駐在者や現地採用社員の積極的な採 用や育成の強化を推進する。 ⑩社員教育の推進による人材育成の強化並びに女性社員やシニア社員の積極的な活用を推進する。 ⑪勤務形態の多様化や適材適所での人材活用を推進し、働きやすい職場環境をつくる。 ⑫システムデータの高度活用による効率経営及びグローバル化に対応するため、データの有効的な活用やデジタル 化による業務の合理化を図ると共に、通信環境や情報セキュリティ管理を強化して、テレワーク等による業務の 効率化を図る。 ⑬個人情報を含んだ情報資産を適切に管理するため、個人情報管理体制の構築と情報漏洩防止対策を強化する。 ⑭サステナビリティ経営に関する取り組みについて、ESG活動、人的資本の活用と投資、脱炭素に向けた活動の推進を 実施する。
事業等のリスク1,898字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)連結業績の鉄鋼事業への依存について 当社グループの鉄鋼事業の売上高の比率は当連結会計年度で60.2%を占め、その得意先としては、商用車及び関連の自動車部品業界の割合が高く、その動向による影響は軽視できません。 セグメント売上高推移 第99期   第100期   第101期   第102期   第103期 鉄鋼(百万円)   151,570   184,916   181,785   177,897   175,823 構成比/増減率(%)   64.2   -   67.2   22.0   66.3   △1.7   62.5   △2.1   60.2   △1.2 (2)製品及び原材料に係る商品市況の変動による影響について 当社グループの鉄鋼事業・非鉄金属事業及び電子事業における主要製品及び使用される原材料は国内及び海外の商品市況により価格変動が発生します。基本的にはユーザー及びメーカーとの協議によりリスクヘッジするシステムで対応するとともにコスト削減等の対応も行っておりますが、価格変動による影響は軽視できません。また、これらの流通過程で発生しうる調達難、在庫過多等のリスクについてもユーザーの使用量及びメーカーの生産量等の情報を迅速に分析し、合理的に対応するよう努めております。 (3)外国為替レートの変動リスクについて 当社グループの事業には外国通貨による輸出・輸入取引があり、今後も引き続き海外進出が拡大することから、これらの割合も高まっていくものと予想されます。外貨建ての取引は、為替レートの変動リスクを内包しており、円換算後の価値は当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。これらに対し、当社グループは、個々の取引ごとに為替予約をしてリスクヘッジを行い、採算を確定させるように努めております。 (4)株価変動リスクについて 当社グループは、取引先を中心として株式を保有しており、これらは株価の変動リスクを有しております。これらのリスクに対しては、随時取引上のメリット、配当利回り等を考慮し、株式を整理するなどのリスク軽減施策を講じておりますが、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (5)金利変動リスクについて 当社グループは、金利スワップを用いるなど借入金に係る金利の変動によるリスクの軽減に努めておりますが、急激な金利の変動は当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (6)信用リスクについて 当社グループの取引には、国内及び海外の取引先に対する売上債権等についての信用リスクが存在しております。「信用限度管理規定」に基づき、また、多額な取引については「与信投資委員会規定」に基づき、「与信投資委員会」での検討を踏まえた上で慎重に与信管理を行っておりますが、取引先の信用状態が悪化し、当社グループに対する債務の履行に問題が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (7)事業投資リスクについて 当社グループは、新たな事業展開及び既存事業の拡充・強化を図る為、国内及び海外で新会社の設立や既存の会社への投資等を行っております。これらの投資については、社内諸規定に基づき、また、「与信投資委員会」での検討を踏まえた上で審査を実施するなど慎重を期しておりますが、投資先企業の企業価値が低下した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (8)自然災害のリスクについて 当社グループは、自然災害や事故災害、感染症の流行、その他の要因による社会的混乱等が発生したことにより、当社グループや主要取引先の事業活動に支障をきたす事態が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (9)気候変動に係るリスクについて 当社グループの事業環境では、世界的な気候変動の要因とされる温室効果ガスの削減への取り組みが進められている中、気候変動の影響により炭素税の導入やその他環境関連法規制の強化が進んだ場合には、更に多くの費用が必要となり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,943字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッ シュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績等の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善が進むなか、緩やかな回復傾向で推移しましたが、継続的な物価上昇による個人消費の落ち込みや、中東情勢の不安定化に伴う地政学的リスクの高まりなど、不透明感の高い状況となりました。 このような状況下におきまして、当社グループは、第三次中期経営計画で掲げた経営目標の進捗状況を管理し ながら各重点課題に取り組んだ結果、通期の連結業績は、売上高は2,921億9千1百万円(前年同期比2.7%増)、営業利益は76億7千3百万円(前年同期比12.6%増)、経常利益は81億6千2百万円(前年同期比13.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、65億6千8百万円(前年同期比9.2%増)で、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益いずれも過去最高となり、第三次中計における最終年度の連結業績目標を達成いたしました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 鉄鋼事業においては、主要取引業界である商用車業界や建産機業界向けの販売が堅調に推移したものの、材料 価格の下落による影響があったこと等により、売上高は1,758億2千3百万円(前年同期比1.2%減)、営業利益は30億9千5百万円(前年同期比8.0%減)となりました。 非鉄金属事業においては、商用車業界の東南アジア向け販売が低調に推移したことによる影響等により、売上高は406億5千7百万円(前年同期比3.1%減)となりましたが、建産機業界向けの部品販売が堅調に推移したこと等により、営業利益は5億7千7百万円(前年同期比42.8%増)となりました。 電子事業においては、生成AI市場の拡大を背景とした通信インフラ分野における需要の増加に伴い、素材・部品の販売が好調に推移したことに加え、半導体・液晶・HDD向け部材の輸出及び部品・加工品の新規案件の販売が大幅に増加したことにより、売上高は526億8千9百万円(前年同期比20.8%増)、営業利益は32億1千8百万円(前年同期比44.0%増)となりました。 ライフ営業事業においては、自社商品の販売が堅調に推移したこと等により、売上高は114億9千8百万円(前年同期比18.0%増)、営業利益は6億3千4百万円(前年同期比47.4%増)となりました。 機械・工具事業においては、国内外の拠点網を活用しながら、取引先への販売活動を積極的に推進しましたが、前期に大型物件があったこと等により、売上高は62億5千4百万円(前年同期比9.2%減)、営業損失は4百万円(前年同期は営業利益2億2千7百万円)となりました。 営業開発事業においては、主力の商材及び工事案件を適宜受注したこと等により、売上高は52億6千7百万円(前年同期比18.8%増)となりましたが、売上原価の増加等により、営業利益は1億5千1百万円(前年同期比1.8%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は前連結会計年度に比べ20億6千5百万円増加し、59億7千7百万円となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローにつきましては、税金等調整前当期純利益が88億1千9百万円、売上債権の増加額16億8千1百万円、棚卸資産の増加額3億1千1百万円、仕入債務の減少額44億1千6百万円、減価償却費13億9千1百万円、法人税等の支払額25億4千8百万円等により、13億8千6百万円の収入となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローにつきましては、有形固定資産の取得による支出22億8千8百万円、投資有価証券の売却による収入10億5千万円等により、13億7千3百万円の支出となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローにつきましては、短期借入金の純増額86億1千4百万円、長期借入金の返済による支出45億1千1百万円、配当金の支払額16億8千2百万円等により、17億7千4百万円の収入となりました。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 鉄鋼事業   7,852   20.2 ライフ営業事業   558   3.5 合計   8,411   18.9 (注)当社の連結子会社(日本洋食器㈱、大東鋼業㈱、冨士自動車興業㈱、エヌケーテック新潟㈱)の生産実績であります。 b.受注実績 受注実績と販売実績との差異は僅少なため、受注実績の記載は省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 鉄鋼事業   175,823   △1.2 非鉄金属事業   40,657   △3.1 電子事業   52,689   20.8 ライフ営業事業   11,498   18.0 機械・工具事業   6,254   △9.2 営業開発事業   5,267   18.8 合計   292,191   2.7 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、当連結会計年度末における資産、負債の報告金額及び収益、費用の報告金額に影響を与える見積り、判断及び仮定を使用することが必要になります。当社グループの経営陣は連結財務諸表作成の基礎となる見積り、判断及び仮定を過去の経験や状況に応じ合理的と判断される入手可能な情報により継続的に検証し、意思決定を行っております。しかしながら、これらの見積り、判断及び仮定は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。特に、売上債権の評価については重要な会計上の見積りが必要となります。 なお、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積りのうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載されているとおりであります。 ②当連結会計年度の経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、以下のとおりであります。 当連結会計年度は、2023年度~2025年度の第三次中期経営計画の最終年度であり、雇用・所得環境の改善が進むなか、緩やかな回復傾向で推移しましたが、継続的な物価上昇による個人消費の落ち込みや中東情勢の不安定化に伴う地政学的リスクの高まりなど、不透明感の高い状況となりました。このような状況下におきまして、当社グループは第三次中期経営計画で掲げた経営目標の進捗状況を管理しながら各重点課題に取り組んだ結果、売上高は2,921億9千1百万円、営業利益は76億7千3百万円、経常利益は81億6千2百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は65億6千8百万円となり、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益いずれも過去最高となり、第三次中計における最終年度の連結業績目標を達成いたしました。 なお、セグメント別の分析等の詳細につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載しております。 経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度における売上高は2,921億9千1百万円(前年同期比2.7%増)となりました。鉄鋼事業及び非鉄金属事業の主要取引業界である商用車業界や国内の建産機業界向けの販売が堅調に推移したことに加え、電子事業において生成AI市場の拡大を背景とした通信インフラ分野における需要の増加に伴い、素材・部品の販売が好調に推移した事によるものであります 。 (営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ3億4千3百万円増加し、162億9千8百万円(前年同期比2.2%増)となりましたが、売上高対販売費及び一般管理費比率は、前期5.6%、当期5.6%と横ばいとなりました。以上の結果、当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度に比べ8億5千5百万円増加し、76億7千3百万円となりました。 (経常利益) 当連結会計年度における営業外収益は、前連結会計年度に比べ7千7百万円増加し、10億3千1百万円(前年同期は9億5千4百万円)となりました。営業外費用は、前連結会計年度に比べ3千7百万円減少し、5億4千2百万円(前年同期は5億7千9百万円)となりました。以上の結果、経常利益は、前連結会計年度に比べ9億7千万円増加し、81億6千2百万円(前年同期比13.5%増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における特別利益は、前連結会計年度に比べ6億1千2百万円減少し、7億4千3百万円(前年同期は13億5千6百万円)となりました。特別損失は、前連結会計年度に比べ5千8百万円減少し、8千6百万円(前年同期は1億4千5百万円)となりました。以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ5億5千3百万円増加し、65億6千8百万円(前年同期比9.2%増)となりました。 財政状態の分析 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高につきましては、前連結会計年度末に比べ35億7千4百万円増加し、 1,291億7千1百万円となりました。その要因の主なものは、売掛金が47億5千万円増加したこと等によるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高につきましては、前連結会計年度末に比べ64億9千万円増加し、520億3千7百万円となりました。その要因の主なものは、投資有価証券が49億2千1百万円増加したこと等によるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高につきましては、前連結会計年度末に比べ48億2千8百万円増加し、970億8千6百万円となりました。その要因の主なものは、短期借入金が91億3千3百万円増加したこと、電子記録債務が36億9千6百万円減少したこと等によるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高につきましては、前連結会計年度末に比べ32億5千4百万円減少し、71億7千6百万円となりました。その要因の主なものは、長期借入金48億3千4百万円減少したこと等によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高につきましては、前連結会計年度末に比べ84億9千万円増加し、769億4千5百万円となりました。その要因の主なものは、株主資本において、利益剰余金が48億8千6百万円増加したこと、その他の包括利益累計額において、その他有価証券評価差額金が34億2千9百万円増加したこと等によるものであります。 (3)資本の財源及び資金の流動性 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」及び「第3 設備の状況 1 設備投資等の概要」をご参照下さい。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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IR資料の開示履歴 (TDnet)
  • 中期経営計画第四次中期経営計画(2026 年度~2028 年度)における最終年度の業績目標見直し(上方修正)に関するお知らせ2026-07-31

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