概要
佐藤商事は、鉄鋼製品を主力とする専門商社である。鋼板・鋼管・ステンレスなどの鉄鋼素材を中心に、非鉄金属、電子材料、洋食器・テーブルウェア、工作機械、環境配慮型設備まで幅広く扱う。東京都千代田区に本社を置き、従業員は1075名。1962年に東京証券取引所第2部に上場し、現在はプライム市場に所属する。2026年3月期の連結売上高は2922億円で、過去最高を更新した。24の子会社と5の関連会社からなるグループを形成し、国内24拠点に加えてアジア各地に販売網を広げる。
鉄鋼事業が売上の6割を占める事業ポートフォリオ
佐藤商事の事業は6つのセグメントで構成される。最大の柱は鉄鋼事業で、2026年3月期の売上高は1758億円と全体の60.1%を占める。表面処理鋼板、冷延鋼板、熱延鋼板、棒鋼、条鋼などの普通鋼に加え、構造用合金鋼や工具鋼などの特殊鋼を扱う。主要顧客は自動車、建設機械、建築、電機、造船、金型産業である。販売だけでなく、神奈川・栃木・郡山のコイルセンターで切断などの一次加工も手掛け、付加価値を高めている。このセグメントの営業利益は31億円と、グループ全体の約40%を稼ぐ中核事業である。
非鉄金属・電子・ライフと多様化する非鉄鋼事業
鉄鋼以外の事業も着実に成長している。非鉄金属事業(売上高407億円)ではアルミニウム、亜鉛、メタルシリコン、銅合金を自動車やダイカスト業界に供給する。電子事業(売上高527億円)はプリント配線基板用積層板や液晶・電子部材が主力で、AIサーバー需要の拡大を受けて前期比20.8%増と急成長した。ライフ営業事業(売上高115億円)は子会社・日本洋食器が製造する金属洋食器や、デンマークブランド「DANSK」、柳宗理デザイン商品を百貨店・ホテルなどに販売する。いずれも過去最高の営業利益を達成し、収益の多角化に貢献している。
アジアを中心に広がる38の海外グループ拠点
佐藤商事は2004年の香港子会社設立を皮切りに、海外展開を加速してきた。現在、中国(上海、広州)、ベトナム(ハノイ支店含む)、タイ、韓国、インドネシア、インド、シンガポール、マレーシア、台湾に拠点を持つ。特に東南アジアでは自動車・建設機械向けの販売が強みで、ベトナム現地法人SATO-SHOJI(VIETNAM)CO.,LTD.はハノイにも支店を設置した。海外売上高の比率は徐々に高まっており、グループ全体で現地調達・現地販売を推進する。2026年度からは「海外グループ事業」を新たな報告セグメントとして独立させる計画である。
堅実な収益基盤とリスク管理体制
佐藤商事の経営成績は安定的に成長している。連結売上高は2013年3月期の1602億円から2026年3月期の2922億円へと約1.8倍に拡大した。同期間の当期純利益も17億円から66億円へと増加し、2026年3月期には売上高・営業利益・経常利益・純利益すべてで過去最高を記録した。リスク管理にも注力し、与信投資委員会で大口案件のリスク評価を実施。加工品受注検討表の作成や特定取引の条件設定により、不良在庫や加工不良による損失を抑制している。自己資本比率は約35%で、財務体質も健全である。
業界の中での役割は鉄鋼・非鉄金属・電子材料・機械工具等を取り扱う専門商社。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 鉄鋼 事業 | 1,758億円 | 60.1% | 31億円 | 1.8% |
| 電子 事業 | 527億円 | 18.0% | 32億円 | 6.1% |
| 非鉄金属 事業 | 407億円 | 13.9% | 6億円 | 1.5% |
| ライフ営業 事業 | 115億円 | 3.9% | 6億円 | 5.2% |
| 機械・工具 事業 | 63億円 | 2.2% | 0億円 | 0.0% |
| 営業開発 事業 | 53億円 | 1.8% | 2億円 | 3.8% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01鉄鋼事業主力
表面処理鋼板、冷延鋼板、熱延鋼板、棒鋼、条鋼などの普通鋼、特殊鋼、建築資材・機材を、自動車、建設機械、農機具、建築、電機、造船、金型等の業界に販売。コイルセンターでの切断加工等の一次加工も行う。
主要顧客自動車業界、建設機械業界、建築業界
- 表面処理鋼板
- 亜鉛めっき鋼板、カラー鋼板等、防錆・美観性に優れた鋼板。
- 特殊鋼
- 構造用合金鋼、工具鋼等、高強度・高機能な鋼材。
02非鉄金属事業主力
アルミニウム、亜鉛、メタルシリコン、銅合金などの素材及び加工品を、自動車、機械器具製造、ダイカスト製造業等に販売。海外調達した地金や自動車部品等も国内外に販売。
主要顧客自動車業界、機械器具製造業、ダイカスト製造業
- アルミニウム素材・加工品
- アルミ地金、アルミ形材、アルミ板等。
- 亜鉛
- 亜鉛地金。
03電子事業準主力
プリント配線基板用積層板などの電子材料、液晶、電子部材を、通信インフラや自動車業界に販売。
主要顧客通信インフラ業界、自動車業界
- プリント配線基板用積層板
- スマートフォン、サーバー等の電子機器に使用される基板材料。
- 液晶・電子部材
- 液晶パネル用材料、半導体製造用部材等。
04ライフ営業事業準主力
金属洋食器、陶磁器、テーブルウェアブランド「DANSK」、自社ブランド「D&S」、柳宗理デザイン商品などを、百貨店、量販店、式場、ホテル等に販売。直営アウトレット店やSP商品の企画販売、テレビショッピング・通信販売も行う。
主要顧客百貨店、量販店、ホテル
- 金属洋食器
- ナイフ、フォーク、スプーン等。
- テーブルウェア
- DANSKブランド等の食器・キッチン用品。
05機械・工具事業準主力
旋盤、フライス盤、マシニングセンターなどの工作機械、各種設備・装置、工場生産ライン一式、輸入機械、切削工具、研削砥石等を、自動車業界を主力に国内外へ販売。
主要顧客自動車業界
- 工作機械
- マシニングセンター、NC旋盤等の金属加工機械。
- 切削工具
- ドリル、エンドミル等の工具。
06営業開発事業副次
工場建屋改修工事(OSクール工法、カバー工法)、LED照明、各種クレーン、コンプレッサ、空調機器、太陽光発電設備などの環境配慮型商品を、自動車業界を主力に国内販売。
主要顧客自動車業界
- OSクール工法
- 工場屋根の遮熱・改修工法。
- 太陽光発電設備
- 産業用太陽光発電システム。
製品と技術
表面処理鋼板と特殊鋼が支える鉄鋼事業の中核
鉄鋼事業の主力製品は表面処理鋼板と特殊鋼である。表面処理鋼板には亜鉛めっき鋼板やカラー鋼板があり、自動車の防錆部品や建材の屋根・外壁に使用される。冷延鋼板や熱延鋼板も合わせて、自動車メーカーや建機メーカーに年間1758億円規模で供給する。特殊鋼は構造用合金鋼や工具鋼が中心で、金型や機械部品の素材として高い強度と耐磨耗性を提供する。さらに佐藤商事は、コイルセンターでの切断・スリット加工を自社で行い、顧客の要求寸法に合わせた納品を可能にしている。2026年3月期に鉄鋼事業全体で約31億円の営業利益を計上した。
AIサーバー向けプリント配線基板用積層板
電子事業の看板製品はプリント配線基板用積層板である。スマートフォン、サーバー、車載機器などに使われる基板材料で、AI市場の拡大に伴い需要が急増している。2026年3月期の同事業売上高は527億円と前期比20.8%増加し、営業利益は32億円でグループ内で最も利益率が高い。取り扱いには液晶パネル用材料や半導体製造用部材も含まれ、通信インフラ業界や自動車業界に販売される。海外子会社の香港佐藤商事やタイ法人が現地顧客への供給を担い、国際的な調達・販売網を活かしている。
「DANSK」ブランドと柳宗理デザインのテーブルウェア
ライフ営業事業は、子会社・日本洋食器が製造する金属洋食器に加え、北欧デンマークのテーブルウェアブランド「DANSK」、自社ブランド「D&S」、工業デザイナー柳宗理のデザイン商品を販売する。柳宗理の作品は文化功労者として認められた氏の代表作で、キッチン用品や食器が百貨店・ホテル・結婚式場で人気を集める。同事業は直営アウトレット店の多店舗化やテレビショッピング・通信販売にも注力し、2026年3月期の売上高は115億円(前期比18%増)と伸長した。海外生産による低価格商品の開発も進め、収益力を高めている。
工場屋根改修「OSクール工法」と環境配慮型商材
営業開発事業では、工場の屋根改修工事「OSクール工法」や「カバー工法」を主力商材として提供する。OSクール工法は遮熱塗料を用いて工場屋根の温度上昇を抑え、冷暖房費の削減に貢献する。LED照明、各種クレーン、コンプレッサ、空調機器、太陽光発電設備といった環境配慮型商品も取り扱い、自動車業界を中心に販売している。2026年3月期の売上高は53億円で、前期比18.8%増加。工事管理体制の強化により、安定した収益を確保している。これらの製品は、顧客の省エネ・脱炭素ニーズに応えるものである。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
電子部品商社、高収益だが規模課題
佐藤商事は電子部品・デバイスを中心とする専門商社。売上高2700億円超と業界内で中堅規模、営業利益率は2~3%と卸売業平均並み。同業の高千穂交易やリョーサン菱洋と競合するが、佐藤商事は半導体・電子部品に特化し、顧客との長期取引に強み。近年は営業利益率が改善傾向にあるものの、規模拡大と収益性向上の両立が課題。
強み
- 半導体・電子部品に特化し、専門性と顧客ネットワークを構築。
- 安定した顧客基盤を持ち、リピート率が高い。
- 営業利益率が改善傾向にあり、効率化が進んでいる。
- 売上高は緩やかながら増加傾向で、安定感がある。
課題
- 営業利益率2~3%と低く、卸業界の薄利多売構造から脱却困難。
- 同業大手と比べ売上高で劣り、スケールメリットを享受しにくい。
- 半導体市況の循環変動に業績が左右されやすい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
商社・卸売の時価総額近傍。太字が佐藤商事
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3946トーモク | 863億円 | 10.0倍 |
| 2 | 8078阪和興業 | 827億円 | 10.1倍 |
| 3 | 8075神鋼商事 | 824億円 | 9.9倍 |
| 4 | 7613シークス | 811億円 | 19.4倍 |
| 5 | 7130ヤマエグループホールディングス | 805億円 | 7.3倍 |
| 6 | 8065佐藤商事 | 789億円 | 11.7倍 |
| 7 | 6331三菱化工機 | 750億円 | 9.5倍 |
| 8 | 9274KPPグループホールディングス | 730億円 | 12.4倍 |
| 9 | 8137サンワテクノス | 674億円 | 19.8倍 |
| 10 | 7128ユニソルホールディングス | 661億円 | 34.4倍 |
| 11 | 3153八洲電機 | 649億円 | 12.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。
会社の歴史
沿革 40件
佐藤ハガネ商店として個人創業した1930年
1930年2月、佐藤昌二が東京・日本橋区茅場町に「佐藤ハガネ商店」の商号で個人創業した。当時は鉄鋼・非鉄金属の販売が中心であった。1937年12月には佐藤昌二、秋元正雄、玉井弥平の3名が出資し、資本金30万円で「佐藤商事合資会社」に改組。これにより経営基盤が法人格として確立された。1949年2月には株式会社として独立し、同時に合資会社を吸収合併した。この時期、事業目的を鉄鋼・非鉄金属・金属雑貨・産業機械の販売および加工と定め、現在のビジネスモデルの原型が形成された。
戦後復興期の支店網拡大と上場
1950年代から1960年代にかけて、佐藤商事は国内販売網を急速に拡大した。1954年に大阪支店、1956年に名古屋支店、1964年に太田支店を開設。1960年には本社を中央区八丁堀へ移転した。1962年5月、東京証券取引所市場第2部に上場を果たし、資本市場からの資金調達が可能となった。さらに1966年には名古屋雑貨支店(現・名古屋ライフ支店)、1969年には大阪南支店(現・大阪ライフ支店)を開設し、雑貨・ライフ関連の販路を強化した。これらの支店網は、後の多角化の基盤となった。
子会社化による事業領域の拡大(1970年代~2000年代)
1977年2月、新潟県燕市の日本洋食器株式会社を子会社化した。同社はナイフ・フォークなどの金属洋食器を製造し、ライフ営業事業の中核となった。2003年10月にはユアサ鋼業株式会社(現・メタルアクト株式会社)を子会社化し、鉄鋼加工の体制を強化。さらに2004年に香港佐藤商事有限公司、2007年に上海佐商貿易有限公司を設立し、海外展開を本格化させた。2001年には郡山支店、2007年には苫小牧支店を新設し、国内販売網も北海道・東北へ拡大した。この間、1988年11月には東証1部へ指定替えとなり、企業規模の成長が評価された。
アジア新興国への生産拠点展開(2010年代)
2010年代に入り、佐藤商事は東南アジア・南アジアへの進出を加速した。2010年にベトナム(SATO-SHOJI(VIETNAM)CO.,LTD.)、韓国(SATO SHOJI KOREA CO.,LTD)、2012年にインドネシア(PT.SATO-SHOJI INDONESIA)、2016年にインド(SATO-SHOJI INDIA PRIVATE LIMITED)とマレーシア(SATO SHOJI MALAYSIA SDN.BHD)に現地法人を設立。タイや台湾にも関連会社を設けた。2011年には中国・蘇州に減速機製造会社を設立し、機械部門の生産拠点を確保。これらの海外ネットワークは、自動車部品や電子材料の現地調達・販売に活用されている。国内では2010年に本社を丸の内へ移転し、2013年には関西鋼材センターを新設して加工能力を強化した。
第四次中期経営計画と100年企業への布石
2022年、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、プライム市場に移行。同時に監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行し、ガバナンスを強化した。2026年度を初年度とする第四次中期経営計画では、「The power to connect ~つなぐ力~」をビジョンに掲げ、マルチステークホルダーへの還元を重視する。2026年3月期の連結業績は売上高2922億円、営業利益77億円と過去最高を更新。2028年度までにさらなる成長を目指し、海外事業の分離報告やM&Aによる販売地域拡大を戦略に据えている。2025年には103年にわたる歴史を刻むことになる。
年表40件を開く
1930年代
- 1930年2月創業旧東京市日本橋区茅場町2丁目5番地にて佐藤昌二が佐藤ハガネ商店の商号で個人創業
- 1937年12月佐藤昌二、秋元正雄、玉井弥平の3名が出資、佐藤商事合資会社に改組(資本金30万円)
1940年代
- 1949年2月創業鉄鋼、非鉄金属、金属雑貨、産業機械の販売並びに加工を事業目的とし、佐藤商事株式会社を、東京都中央区八丁堀2丁目3番地に設立(資本金500万円)
- 1949年6月M&A佐藤商事合資会社を吸収合併
1950年代
- 1954年4月大阪府大阪市南区に大阪支店新設
- 1955年10月創業日本洋食器株式会社を新潟県燕市に設立
- 1956年11月愛知県名古屋市に名古屋支店新設
1960年代
- 1960年7月東京都中央区八丁堀1丁目13番地10号に本社移転(旧住居表示東京都中央区八丁堀1丁目3番地)
- 1962年5月上場東京証券取引所市場第2部に上場
- 1964年2月群馬県太田市に太田支店新設
- 1966年1月愛知県名古屋市に名古屋雑貨支店新設(現・名古屋ライフ支店)
- 1969年12月大阪府大阪市中央区に大阪南支店新設(現・大阪ライフ支店)
1970年代
- 1970年8月神奈川県藤沢市に神奈川支店新設
- 1972年4月広島県広島市に広島雑貨支店新設(現・広島ライフ支店)
- 1973年2月新潟県長岡市に長岡支店新設
- 1973年4月埼玉県川越市に埼玉支店新設
- 1977年2月日本洋食器株式会社を子会社とする(現・連結子会社)
1980年代
- 1982年7月新潟県燕市吉田に北越支店新設(現・新潟支店)
- 1983年10月栃木県下都賀郡大平町に栃木支店新設
- 1988年11月上場東京証券取引所市場第1部に上場
1990年代
- 1992年1月新潟県西蒲原郡吉田町に新潟流通センター新設
2000年代
- 2001年10月福島県田村郡に郡山支店新設
- 2003年10月ユアサ鋼業株式会社を子会社とする(現・連結子会社メタルアクト株式会社)
- 2004年4月香港佐藤商事有限公司を設立、子会社とする(現・連結子会社)
- 2007年4月北海道苫小牧市に苫小牧支店新設
- 2007年9月上海佐商貿易有限公司を設立、子会社とする(現・連結子会社)
- 2008年11月岡山県都窪郡早島町に岡山鋼材センター新設
2010年代
- 2010年2月東京都千代田区丸の内1丁目8番地1号に本社移転
- 2010年4月SATO-SHOJI(VIETNAM)CO.,LTD.を設立、子会社とする(現・連結子会社)
- 2010年5月SATO SHOJI KOREA CO.,LTDを設立、子会社とする
- 2010年9月佐藤ケミグラス株式会社を設立、子会社とする(現・連結子会社)
- 2011年1月UCHIDA-SATO TECH(THAILAND)CO.,LTD.を設立、子会社とする
- 2011年3月創業曽我部(蘇州)減速機製造有限公司を設立 国内全事業所において環境ISO14001認証取得
- 2012年5月創業YUASA SATO(Thailand)Co.,Ltd.を設立(現・持分法適用会社)
- 2012年7月PT.SATO-SHOJI INDONESIAを設立、子会社とする(現・連結子会社)
- 2013年4月兵庫県三田市に関西鋼材センター新設
- 2015年5月創業SATO TECHNO SERVICE(THAILAND)CO.,LTD.をSATO-SHOJI(THAILAND)CO.,LTD.の出資で設立
- 2015年8月大東鋼業株式会社を設立、子会社とする(現・連結子会社)
- 2016年1月SATO-SHOJI(VIETNAM)CO.,LTD.、ハノイ支店新設
- 2016年2月SATO-SHOJI INDIA PRIVATE LIMITEDを設立、子会社とする 佐藤塑料玻璃(蘇州)有限公司を佐藤ケミグラス株式会社の100%出資で設立 PS Device & Material INC.を香港佐藤商事有限公司の出資で台湾に設立 広州佐商貿易有限公司を設立、子会社とする(現・連結子会社)神奈川県藤沢市に神奈川コイルセンターを移設 冨士自動車興業株式会社を設立、子会社とする(現・連結子会社) SATO SHOJI ASIA PACIFIC PTE.LTD.を設立、子会社とする(現・連結子会社) POLYHOSE SATO SHOJI METAL WORKS PRIVATE LIMITED を設立 阪神特殊鋼株式会社を子会社とする(現・連結子会社)東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行 株式会社井上マテリアルを持分法適用会社とする SATO SHOJI MALAYSIA SDN.BHDを設立、子会社とする エヌケーテック株式会社を会社分割しエヌケーテック新潟株式会社を新設
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
第四次中期経営計画の推進
2026年度を初年度、2028年度を最終年度とする3ヵ年の計画で、「The power to connect ~つなぐ力~」をビジョンに掲げ、マルチステークホルダーへの還元を重視し、グループ一丸で成長を目指す。
- 02
国内事業の販路拡大と新商材開拓
主力顧客のニーズを捉え地域経済に密着した競争力を強化し、全社的な情報共有による迅速なサービス体制を確立。事業環境の変化に対応しながら新商材の発掘・提案を積極的に行う。
- 03
海外事業の強化と海外比率向上
アジア地域を中心としたグループ拠点を活用し、投資を伴う積極的な販売活動を推進。海外人員の育成強化と海外販売体制の充実により販売取引における海外比率の向上を目指す。
- 04
セグメント再編による成長性の明確化
2026年度第1四半期より「海外グループ事業」を新設し7つの報告セグメントに変更。成長性の高い海外拠点での事業を明確化し、経営資源の集中を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,075人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は877万円で、9期前と比べて+25.9%。平均年齢は43.8歳、平均勤続年数は14.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 785 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 798 | — |
| 2019年3月 | 697 | 41.8 | 12.4 | 831 | — |
| 2020年3月 | 665 | 42.1 | 12.5 | 992 | — |
| 2021年3月 | 679 | 42.4 | 13.0 | 990 | — |
| 2022年3月 | 762 | 42.8 | 13.4 | 1,012 | — |
| 2023年3月 | 846 | 43.1 | 13.4 | 1,040 | — |
| 2024年3月 | 856 | 43.5 | 13.9 | 1,031 | — |
| 2025年3月 | 796 | 43.4 | 14.1 | 1,057 | 643 |
| 2026年3月 | 877 | 43.8 | 14.3 | 1,075 | 716 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社14社(国内 6 / 海外 8、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内メタルアクト㈱(注)2名古屋市中区議決権100.0%
- 国内佐藤ケミグラス㈱大阪府堺市議決権100.0%
- 国内大東鋼業㈱神奈川県 藤沢市議決権100.0%
- 国内冨士自動車興業㈱相模原市南区議決権100.0%
- 国内阪神特殊鋼㈱大阪市西淀川区議決権100.0%
- 国内エヌケーテック新潟㈱新潟県燕市議決権100.0%
- 海外香港佐藤商事有限公司Hong Kong議決権100.0%
- 海外SATO-SHOJI(THAILAND)CO.,LTD. (注)2、3Thailand議決権99.6%
- 海外上海佐商貿易有限公司(注)2Shanghai議決権100.0%
- 海外SATO-SHOJI(VIETNAM)CO.,LTD.Vietnam議決権100.0%
- 海外SATO SHOJI ASIA PACIFIC PTE.LTD.Singapore議決権100.0%
- 海外広州佐商貿易有限公司Guangzhou議決権100.0%
残りのグループ会社2社を開く
- PT.SATO-SHOJI INDONESIA (注)3Jakarta Selatan100%
- YUASA SATO(Thailand) Co.,Ltd.Thailand40%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は2,922億円、営業利益は77億円。前期と比べると増収増益で、売上が+2.7%、利益が+13.2%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 3,250億円 | 2,922億円 |
| 営業利益 | 103億円 | 77億円 |
| 純利益 | 81億円 | 66億円 |
| 1株あたり配当 | ¥105 | ¥105 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は781億円、営業利益は20億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+16.9%、営業利益は+53.8%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 696 | — | — | 27 |
| 2024年1Q | 668 | 13 | 1.9 | 12 |
| 2024年2Q | 687 | 15 | 2.2 | 16 |
| 2024年3Q | 703 | 18 | 2.6 | 17 |
| 2024年4Q | 682 | — | — | 20 |
| 2025年2Q | 1,398 | 28 | 2.0 | 28 |
| 2025年4Q | 1,448 | 40 | 2.8 | 32 |
| 2026年2Q | 1,424 | 32 | 2.2 | 29 |
| 2026年4Q | 1,498 | 45 | 3.0 | 37 |
| 2027年1Q | 781 | 20 | 2.6 | 16 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は1,602億円から2,922億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は2.6%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,602 | — | 28 | — | 17 |
| 2014年3月 | 1,783 | — | 33 | — | 22 |
| SATO TECHNO SERVICE(THAILAND)CO.,LTD.をSATO-SHOJI(THAILAND)CO.,LTD.の出資で設立 | |||||
| 2015年3月 | 1,876 | — | 37 | — | 23 |
| SATO-SHOJI INDIA PRIVATE LIMITEDを設立、子会社とする 佐藤塑料玻璃(蘇州)有限公司を佐藤ケミグラス株式会社の100%出資で設立 PS Device & Material INC.を香港佐藤商事有限公司の出資で台湾に設立 広州佐商貿易有限公司を設立、子会社とする(現・連結子会社)神奈川県藤沢市に神奈川コイルセンターを移設 冨士自動車興業株式会社を設立、子会社とする(現・連結子会社) SATO SHOJI ASIA PACIFIC PTE.LTD.を設立、子会社とする(現・連結子会社) POLYHOSE SATO SHOJI METAL WORKS PRIVATE LIMITED を設立 阪神特殊鋼株式会社を子会社とする(現・連結子会社)東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行 株式会社井上マテリアルを持分法適用会社とする SATO SHOJI MALAYSIA SDN.BHDを設立、子会社とする エヌケーテック株式会社を会社分割しエヌケーテック新潟株式会社を新設 | |||||
| 2016年3月 | 1,839 | — | 34 | — | 23 |
| 2017年3月 | 1,799 | — | 39 | — | 26 |
| 2018年3月 | 2,084 | — | 44 | — | 31 |
| 2019年3月 | 2,169 | — | 42 | — | 32 |
| 2020年3月 | 2,062 | — | 39 | — | 29 |
| 2021年3月 | 1,755 | — | 33 | — | 28 |
| 2022年3月 | 2,362 | — | 63 | — | 40 |
| 2023年3月 | 2,750 | — | 67 | — | 62 |
| 2024年3月 | 2,740 | — | 73 | — | 65 |
| 2025年3月 | 2,846 | 68 | 72 | 2.4 | 60 |
| 2026年3月 | 2,922 | 77 | 82 | 2.6 | 66 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高2,922億円のうち、営業利益として残るのは77億円で2.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は66億円、売上の2.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金91.8%2,682億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金5.6%163億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.6%77億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが14億円、投資CFが−14億円で、差し引きのフリーCFは0億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は60億円で、売上の0.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 34 | −19 | −9 | 15 | 21 |
| 2014年3月 | 6 | 1 | −8 | 7 | 20 |
| 2015年3月 | −5 | −20 | 31 | −25 | 26 |
| 2016年3月 | 50 | −10 | −44 | 40 | 21 |
| 2017年3月 | 44 | −5 | −41 | 39 | 19 |
| 2018年3月 | 21 | −27 | 8 | −6 | 21 |
| 2019年3月 | −5 | −17 | 19 | −22 | 18 |
| 2020年3月 | 43 | 0 | −43 | 43 | 19 |
| 2021年3月 | 75 | −7 | −63 | 68 | 24 |
| 2022年3月 | −126 | −15 | 144 | −141 | 29 |
| 2023年3月 | 9 | 2 | −9 | 11 | 33 |
| 2024年3月 | 82 | −27 | −58 | 55 | 31 |
| 2025年3月 | 21 | −30 | 13 | −9 | 39 |
| 2026年3月 | 14 | −14 | 18 | 0 | 60 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は1,812億円。このうち返さなくてよい自己資本が769億円で、自己資本比率は42.3%(業種中央値50.6%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 944 | 293 | 651 | 30.8 |
| 2014年3月 | 1,008 | 320 | 688 | 31.6 |
| 2015年3月 | 1,101 | 366 | 735 | 33.1 |
| 2016年3月 | 1,017 | 360 | 657 | 35.3 |
| 2017年3月 | 1,073 | 401 | 672 | 37.2 |
| 2018年3月 | 1,240 | 437 | 803 | 35.1 |
| 2019年3月 | 1,274 | 442 | 832 | 34.4 |
| 2020年3月 | 1,113 | 432 | 681 | 38.6 |
| 2021年3月 | 1,159 | 476 | 683 | 40.8 |
| 2022年3月 | 1,521 | 509 | 1,012 | 33.2 |
| 2023年3月 | 1,637 | 561 | 1,076 | 34.0 |
| 2024年3月 | 1,729 | 652 | 1,077 | 37.5 |
| 2025年3月 | 1,711 | 685 | 1,027 | 39.8 |
| 2026年3月 | 1,812 | 769 | 1,043 | 42.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで284社中105位あたり、逆に低いのは自己資本比率で284社中190位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,620で、1年前と比べて+115.6%。過去52週の値幅のなかでは80%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 11.7倍 |
| PER (会社予想) | 9.3倍 |
| PBR | 0.95倍 |
| 配当利回り | 2.90% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月19日に前日比-5.66%の3670円で終えたが、直近1か月では+20.92%と大幅上昇。週足では7月31日から8月14日にかけて5連騰し、8月17日には4000円の高値をつけた。25日移動平均線(3329円)を上回り、短期的な強気トレンドが継続。75日線(3167円)も上回り、中長期でも上昇基調。52週高値4095円に近づいたが、8月19日に反落。出来高は8月14日に132600株と急増し、高値圏での売りも観測。RSIは70.41と過熱気味。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PERは9.6倍と業界平均の17.2倍を下回り、PBRは0.80倍と同業1.20倍より低く、割安と判断される。配当利回り2.76%は業界平均2.97%にやや劣るが、配当性向39.3%と安定配当が続く。ROE9.1%は業界平均不明だが、自己資本利益率としてはまずまず。売上高・利益とも増加基調で財務健全性も良好。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 11.7倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 9.3倍 | — |
| PBR | 0.95倍 | 1.24倍 |
| ROE | 9.1% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
鉄鋼市況と需要動向が業績を左右する商社。強気派は安定した取引先と加工能力による付加価値、回復基調の需要を評価。弱気派は市況変動リスクと低い利益率、競争激化による収益性の頭打ちを懸念。
- 安定取引基盤
長期取引先との強固な関係で収益が安定
- 加工能力が強み
切断・加工で付加価値、顧客密着度高まる
- 需要回復期待
自動車・建材向け需要が持ち直しの兆し
- 営業利益77億円への増益計画2026年3月期影響中
営業利益77億円は前期68億円から+13.2%、収益改善
- PBR0.8倍の割安水準不定影響強
PBR0.8倍と解散価値割れ、株主還元で是正期待
- 売上高2,922億円の安定成長2026年3月期影響弱
売上高2,922億円は前期比+2.7%、鉄鋼需要堅調
- 高配当利回り2.76%の魅力継続影響弱
配当利回り2.76%は安定的、株主還元姿勢評価
- 市況変動リスク
鉄鋼価格下落で在庫評価損や売上減の恐れ
- 低い利益率
売上高利益率2%台、市況改善が必要
- 競争激化
同業他社との競合で価格競争に陥りやすい
- 鉄鋼市況下落リスク継続影響強
鉄鋼価格下落で売上高・利益率低下、利益変動大
- 中国経済減速の影響継続影響中
中国向け鉄鋼需要減が販売数量減少招く可能性
- 在庫リスクと評価損継続影響中
在庫保有による価格下落リスク、評価損発生の懸念
- 業界再編による競争激化不定影響弱
鉄鋼商社間の競争激化がシェア低下や値下げ要因
- 営業利益率
- 収益性の改善度合いを測る重要指標
- 鉄鋼取扱量
- 需要動向を反映する実需ベースの指標
- 在庫回転率
- 在庫管理の効率性と市況リスクの指標
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり105円で、前期から+7.9%。いまの株価に対する利回りは2.90%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 30 | — | 31.7 |
| 2018年3月 | 40 | 33.3 | 36.6 |
| 2019年3月 | 43 | 7.5 | 38.7 |
| 2020年3月 | 43 | 0.0 | 41.6 |
| 2021年3月 | 43 | 0.0 | 37.5 |
| 2022年3月 | 58 | 34.9 | 34.7 |
| 2023年3月 | 67 | 15.5 | 28.3 |
| 2024年3月 | 73 | 9.0 | 28.7 |
| 2025年3月 | 76 | 4.1 | 33.1 |
| 2026年3月 | 82 | 7.9 | 39.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥105
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ6,799人。区分でいちばん多いのは事業法人で39.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が59.7%を占め、残る40.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 47.1 | 44.1 | 44.0 | 42.6 | 41.4 | 39.4 |
| 個人・その他 | 29.9 | 32.5 | 33.8 | 34.8 | 36.9 | 37.3 |
| 金融機関 | 19.1 | 19.0 | 17.7 | 17.1 | 17.5 | 20.3 |
| 自己株式 | 1.4 | 3.4 | 3.3 | 3.5 | 3.7 | 5.0 |
| 外国法人 | 3.1 | 3.6 | 3.5 | 4.2 | 3.0 | 2.1 |
| 証券会社 | 0.8 | 0.8 | 0.9 | 1.2 | 1.1 | 0.9 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 11.84 |
| 02 | 三神興業株式会社 | 7.29 |
| 03 | いすゞ自動車株式会社 | 6.66 |
| 04 | 佐藤商事取引先持株会 | 2.97 |
| 05 | NOK株式会社 | 2.84 |
| 06 | 日本シイエムケイ株式会社 | 2.81 |
| 07 | 株式会社りそな銀行 | 2.54 |
| 08 | マーシャン持株会 | 2.44 |
| 09 | 三原不動産株式会社 | 2.43 |
| 10 | 山陽特殊製鋼株式会社 | 2.29 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-07fundnote株式会社新規の大量保有報告6.29%+1.13pt
- 2026-05-22fundnote株式会社新規の大量保有報告5.16%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+307%、1株純資産は14期で+177%。直近期のROEは9.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 77 | 1,336 | 6.0 | 7.5 | 28.6 |
| 2014年3月 | 103 | 1,464 | 7.4 | 6.7 | 26.0 |
| 2015年3月 | 106 | 1,683 | 6.7 | 7.7 | 30.6 |
| 2016年3月 | 106 | 1,660 | 6.4 | 6.1 | 34.4 |
| 2017年3月 | 120 | 1,853 | 6.8 | 7.3 | 31.7 |
| 2018年3月 | 146 | 2,023 | 7.5 | 8.0 | 36.6 |
| 2019年3月 | 150 | 2,046 | 7.4 | 6.0 | 38.7 |
| 2020年3月 | 133 | 1,998 | 6.6 | 6.3 | 41.6 |
| 2021年3月 | 130 | 2,201 | 6.2 | 8.4 | 37.5 |
| 2022年3月 | 190 | 2,400 | 8.2 | 6.1 | 34.7 |
| 2023年3月 | 293 | 2,644 | 11.7 | 4.8 | 28.3 |
| 2024年3月 | 307 | 3,082 | 10.7 | 5.8 | 28.7 |
| 2025年3月 | 286 | 3,247 | 9.0 | 5.2 | 33.1 |
| 2026年3月 | 314 | 3,701 | 9.1 | 7.5 | 39.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額341百万円。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 野澤哲夫 | 代表取締役 社長執行役員 | 69 | 18,000 |
| 浦野正美 | 代表取締役 専務執行役員 経営部門担当 | 68 | 9,000 |
| 須賀和徳 | 取締役 常務執行役員 電子事業部門担当 海外グループ事業部門(電子)担当 | 61 | 31,000 |
| 伊藤明彦 | 取締役 常務執行役員 非鉄金属部門担当 海外グループ事業部門(非鉄金属)担当 | 65 | 24,000 |
| 大栗育夫 | 取締役(注)1 | 76 | 1,000 |
| 佐藤元 | 取締役(注)1 | 69 | 4,000 |
| 森隆浩 | 取締役 常勤監査等委員(注)1 | 65 | 2,000 |
| 小谷健 | 取締役 監査等委員(注)1 | 79 | 17,000 |
| 杉山涼子 | 取締役 監査等委員(注)1 | 71 | — |
| 秋元雅行 | 取締役 上席執行役員 安全・ISO推進部担当 | 57 | 41,000 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| その他役員 | 5 | 95 | 161 | 20 | 277 | 55 |
| 社外取締役 | 6 | 37 | 26 | — | 64 | 11 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,620字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,643字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,898字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,943字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第103期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-19
- 半期報告書半期報告書-第103期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第102期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-19
- 半期報告書半期報告書-第102期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第101期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-19
- 四半期報告書四半期報告書-第101期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-07
- 四半期報告書四半期報告書-第101期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-08
- 四半期報告書四半期報告書-第101期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-03
- 有価証券報告書有価証券報告書-第100期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-20
- 四半期報告書四半期報告書-第100期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-06
- 四半期報告書四半期報告書-第100期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-09
- 四半期報告書四半期報告書-第100期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-02
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 中期経営計画第四次中期経営計画(2026 年度~2028 年度)における最終年度の業績目標見直し(上方修正)に関するお知らせ2026-07-31
TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。
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