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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ミアヘルサホールディングス

Miahelsa Holdings Corporation7129 · Standard · 小売業

医療・子育て・介護を軸に首都圏で地域密着型サービスを展開する持株会社。

概要

ミアヘルサホールディングスは、2021年10月に単独株式移転で設立された純粋持株会社である。子会社ミアヘルサ株式会社を通じ、調剤薬局、認可保育園・認証保育所、高齢者向け介護サービス、学校給食等の食品事業を展開する。2024年8月時点で東証スタンダードと名証メインに上場し、連結従業員数1,838人、2026年3月期の売上高は249億円である。

医薬・子育て・介護の三本柱

当社グループは、医薬事業、子育て支援事業、介護事業の3セグメントを中核とし、加えて食品事業を「その他」に区分する。医薬事業では首都圏に45店舗の調剤薬局を運営し、子育て支援事業では認可保育園51園、認証保育所4園、学童クラブ等22施設を展開。介護事業ではサービス付き高齢者向け住宅やグループホームなど61拠点を有する。食品事業では公立小中学校約180校への給食用食材卸と、宅配寿司チェーン「銀のさら」3店舗のフランチャイズを手掛ける。

門前型と医療モール型の調剤薬局網

医薬事業は「日生薬局」「ミアヘルサ薬局」の屋号で、大型総合病院前の門前型調剤薬局を中心に、医療モール等への出店も進める。2026年3月期には横浜市・春日部市・杉並区に医療モール型3店舗を新設し、北区で移転、文京区で1店舗を閉鎖した。処方箋枚数は新規店舗を中心に前年比105.6%に増加したが、薬価改定と仕入原価上昇によりセグメント利益は微減した。

保育事業の拡大と公定価格改定の恩恵

子育て支援事業では、2024年9月と2025年4月に認可保育園を開設する一方、2026年3月末に1園を閉園した。待機児童減少で既存園の園児数は減少したが、新規開設の寄与と令和7年度補正予算による公定価格増額改定が追い風となり、売上高102億円(前期比5.7%増)、セグメント利益12.6億円(同17.5%増)を達成した。同事業は連結売上高の約41%を占める最大セグメントである。

介護事業の複合サービス拠点戦略

介護事業は、サービス付き高齢者向け住宅「ミアヘルサオアシス」を地域拠点とし、居宅介護支援、小規模多機能型居宅介護、認知症対応型グループホーム、訪問介護・看護など12種類のサービスを提供する。2023年8月開設のホスピス対応型ホーム(定員61名)の入居率向上と既存施設の高入居率維持により、セグメント利益は前期比506.5%増の0.55億円へ急拡大した。

業界の中での役割は医療・福祉サービスプロバイダー。行政や患者・利用者にサービスを提供。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
249億円
営業利益
8億円
営業利益率
3.2%
純利益
2億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01医薬事業主力

東京を中心とした首都圏で「日生薬局」「ミアヘルサ薬局」の屋号で調剤薬局45店舗を運営。病院前などの門前型を中心に、処方箋に基づく調剤や在宅医療支援、健康相談などの地域医療に貢献。

主な製品・サービス1
調剤薬局
医療機関が発行する処方箋に基づき医薬品を調剤・提供する薬局。服薬指導や健康相談も行う。

02子育て支援事業主力

認可保育所51園、認証保育所4園、指定管理保育園1園、学童クラブ22か所を運営。子育て家庭への支援を自治体と連携して実施。

主な製品・サービス1
保育所
児童福祉法に基づく保育施設。乳幼児の保育・教育を提供。

03介護事業主力

首都圏で介護保険法などに基づく多様な介護サービスを提供。居宅介護支援、デイサービス、訪問介護など、高齢者が住み慣れた地域で生活を続けられるよう支援。

主な製品・サービス4
居宅介護支援
ケアマネジャーが利用者の状況に応じてケアプランを作成し、介護サービスの連絡調整を行う。
デイサービス
日中に通所し、入浴・食事などの日常生活支援や機能訓練を提供するサービス。
訪問介護
ホームヘルパーが自宅を訪問し、入浴・排泄・食事などの介護や家事を提供。
グループホーム
認知症高齢者が少人数で共同生活しながら、介護や生活支援を受ける住まい。

04その他(食品事業)副次

公立小中学校への給食用食材卸売、および宅配寿司チェーン「銀のさら」のフランチャイズ展開。地域の食を支える。

製品と技術

調剤薬局と「かかりつけ薬剤師」機能

医薬事業の核は、処方箋に基づく調剤業務である。45店舗の薬局では、後発品調剤率やかかりつけ薬剤師指導料の件数をKPIとし、厚生労働省が推進する「かかりつけ薬局」の機能強化に取り組む。在宅処方件数の増加にも注力し、介護事業との連携で地域包括ケアシステムの一端を担う。2026年3月期の処方箋枚数は前期比105.6%に伸びたが、薬価改定の影響で単価は低下した。

認可保育園と認証保育所の運営ノウハウ

子育て支援事業は、児童福祉法に基づく認可保育園51園と、東京都独自の認証基準を満たす認証保育所4園を運営する。さらに公立保育園の指定管理1施設と学童クラブ22施設を手掛ける。収入の大半は国・自治体からの施設型給付(補助金)であり、公定価格の改定が業績に直結する。2026年3月期は公定価格増額改定が売上高と利益を押し上げた。

サービス付き高齢者向け住宅とホスピス対応

介護事業の代表的な商品として、サービス付き高齢者向け住宅「ミアヘルサオアシス」が9棟ある。これに加え、2023年8月に開設したホスピス対応型ホーム(定員61名)や、在宅ホスピス専用フロアを備える物件も展開。小規模多機能型居宅介護や定期巡回サービスを併設し、重度化に対応したケアを提供する。グループ全体で「地域包括ケアシステム」のモデルを構築している。

学校給食と宅配寿司フランチャイズの食品事業

食品事業は、足立区・葛飾区の公立小中学校約180校への給食用食材卸売が主体である。物価高騰による仕入単価上昇に対して価格転嫁を進め、増収・増益を達成した。また、宅配寿司チェーン「銀のさら」のフランチャイジーとして足立区内に3店舗を運営し、顧客単価の上昇により堅調に推移している。同事業は連結売上高の約4%を占める補完セグメントである。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

調剤薬局・介護のヘルスケア小売

ミアヘルサホールディングスは調剤薬局や介護事業を展開するヘルスケア関連の小売業。同業には光フードサービス(飲食)やトライアル(ディスカウントストア)などが挙げられるが、事業内容は大きく異なり、直接の競合は少ない。売上高は238億円(2025年3月期)で、年率5%前後の成長を示す。営業利益率は2.5%から3.2%へ改善傾向にあり、収益力は徐々に向上。高齢化社会を背景に需要は堅調だが、薬価改訂などの規制リスクや人材確保が課題。

強み

  • 高齢化に伴い調剤薬局や介護サービスの需要が安定的に増加している。
  • 営業利益率が2.52%から3.21%へ上昇し、経営効率が向上している。
  • 同業他社と異なり調剤・介護に特化しており、独自のポジションを確立。
  • 売上高が227億円→238億円→249億円と着実に増加している。

課題

  • 調剤薬局は薬価改訂の影響を受けやすく、収益が変動する可能性。
  • 薬剤師や介護スタッフの不足が深刻で、人件費上昇が収益を圧迫。
  • 大手調剤チェーンと比べ店舗数が少なく、スケールメリットが出にくい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がミアヘルサホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13138富士山マガジンサービス38億円82.2倍
23224ゼネラル・オイスター37億円
33059ヒラキ37億円
47694いつも35億円22.5倍
53358Trailhead Global Holdings35億円55.2倍
67129ミアヘルサホールディングス33億円16.3倍
77571ヤマノホールディングス32億円14.9倍
87640トップカルチャー32億円99.0倍
93372関門海31億円24.4倍
10138A光フードサービス31億円20.4倍
113550スタジオアタオ30億円19.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 6件

単独株式移転で持株会社体制に移行した2021年

2021年10月1日、ミアヘルサ株式会社が単独株式移転により当社を設立。同時にテクニカル上場で東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場した。これは、既存の事業会社を完全子会社とする持株会社体制への移行であり、グループ経営の効率化と事業の選択・集中を企図したものである。同日、認可保育園等を運営するライフサポート株式会社の全株式を取得し子会社化した。

東昇商事吸収合併と市場区分変更の2022年

2022年1月、ミアヘルサ株式会社を存続会社として株式会社東昇商事を吸収合併。東昇商事は食品事業の基盤であり、合併により事業の一体化を進めた。同年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行。これにより投資家層の拡大と流動性向上を図った。

子会社ライフサポートを吸収し再編を完了した2024年

2024年4月、ミアヘルサ株式会社がライフサポート株式会社を吸収合併。ライフサポートは2021年に子会社化した認可保育園運営会社であり、この統合により子育て支援事業の運営を一本化した。同年8月には名古屋証券取引所メイン市場にも上場し、西日本での認知度向上と資金調達手段の多様化を実現した。

上場から現在までの業績推移

上場初年度の2022年3月期の売上高は195億円、当期純利益は3億円。その後、2023年3月期222億円、2024年3月期227億円、2025年3月期238億円と着実に増収を続け、2026年3月期には249億円に達した。営業利益は2025年3月期に6億円、2026年3月期に8億円と改善し、経営基盤の強化が進んでいる。

年表6件を開く

2020年代

  • 2021年10月創業ミアヘルサ株式会社が単独株式移転により当社を設立、テクニカル上場により、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)上場。
  • 2021年10月M&Aミアヘルサ株式会社が、認可保育園等を営むライフサポート株式会社の株式を取得し子会社化。
  • 2022年1月M&Aミアヘルサ株式会社を存続会社、株式会社東昇商事を消滅会社とする吸収合併。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行。
  • 2024年4月M&Aミアヘルサ株式会社を存続会社、ライフサポート株式会社を消滅会社とする吸収合併。
  • 2024年8月上場名古屋証券取引所メイン市場上場。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    地域包括ケアシステムの推進

    医薬・子育て支援・介護の3事業を連携させ、行政や大手デベロッパーと協力してワンストップでサービスを提供する「地域包括ケアシステム」のまちづくりを推進。高い収益性を確保できるプロジェクトを開発する。

  2. 02

    ドミナント方式による事業展開

    サービス付き高齢者向け住宅を地域拠点とし、地域集中出店(ドミナント出店)を意識した開発を行うことで、地域の認知度を高めブランド力を強化する。

  3. 03

    新サービスの開発と収益性向上

    成長コンセプトを明確にした新サービスを開発し、国の方針への早期対応により調剤報酬・診療報酬・介護報酬の各加算項目を早期に取得することで収益性の向上を目指す。

  4. 04

    人材確保・育成と働き方改革

    薬剤師・介護福祉士・保育士の有資格者を新卒・中途問わず確保し、専門性を活かした就業体系・人事給与制度を構築。多様な管理者育成と働き方改革を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 5期分

グループ全体で1,838人が働いている。

決算期連結従業員数一人当たり営業利益万円
2022年3月1,752
2023年3月1,782
2024年3月1,741
2025年3月1,84732
2026年3月1,83844

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
保育所 — 首都圏4,274百万円
子育て 支援事業
調剤薬局 — 首都圏950百万円
医薬事業
本社(東京都 新宿区)他220百万円
全社共通
介護事業所 — 首都圏100百万円
介護事業
事業所 — 首都圏79百万円
その他(食品事業)
主な関係会社
  • 国内
    ミアヘルサ(株) (注)2.4.
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は249億円営業利益8億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.6%、利益が+33.3%。

売上高
+4.6%
249億円
営業利益
+33.3%
8億円
純利益
-33.3%
2億円
営業利益率
3.2%
前期比 +0.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高252億円249億円
営業利益6億円8億円
純利益4億円2億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は62億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+12.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q573
2024年1Q5500.00
2024年2Q5500.00
2024年3Q5935.11
2024年4Q58−1
2025年2Q11510.91
2025年4Q12354.12
2026年2Q12021.71
2026年4Q12964.71
2027年1Q6200.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 5期分

2022年3月期からの5期で、売上は195億円から249億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は3.2%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
ミアヘルサ株式会社を存続会社、株式会社東昇商事を消滅会社とする吸収合併。
2022年3月19523
2023年3月22222
名古屋証券取引所メイン市場上場。
2024年3月22740
2025年3月238662.53
2026年3月249883.22

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高249億円のうち、営業利益として残るのは8億円3.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の0.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金89.2%222億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.2%18億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.2%8億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
10.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.5pt
3.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.7pt
0.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.4pt
5.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 5期分

2026年3月期は営業CFが9億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは5億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は45億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2022年3月9−2520−1611
2023年3月10−6−4412
2024年3月16−3−61318
2025年3月10−5−9515
2026年3月9−424545

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 5期分

2026年3月期の総資産は156億円。このうち返さなくてよい自己資本が39億円で、自己資本比率は25.1%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2022年3月1423211022.5
2023年3月1413310823.6
2024年3月1383310523.9
2025年3月133389528.6
2026年3月1563911725.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
45億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
28億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
117億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
53
/ 100
安定性自己資本比率17 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中95位あたり、逆に低いのは自己資本比率322社中280位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.2%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.2%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
25.1%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.6%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.6%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,170で、1年前と比べて+5.5%過去52週の値幅のなかでは74%の位置にある。

¥1,170+0.0%1ヶ月+0.9%1年+5.5%時価総額33億円
過去52週の値幅
安値¥1,086高値¥1,200

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.3倍
PER (会社予想)9.1倍
PBR0.84倍
配当利回り2.56%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で+2.6%上昇。週足では緩やかな上昇基調を維持し、52週高値1200円に迫る展開。25日線1143円を+1.2%上回って推移。出来高は700~3100株とやや低調だが、底堅い動き。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERは16.13倍と業界平均41.06倍を大きく下回り割安。PBRも0.83倍と業界平均2.92倍を下回る。ただしROEは5.2%と低く、収益性は平均的。配当利回り2.59%と業界平均13.65%に対し低いが、配当性向77.4%と高く、利益のほぼ全額を配当に回している。収益成長は鈍いが、バリュエーションは割安圏。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.3倍39.6倍
PER (予想)9.1倍
PBR0.84倍2.44倍
ROE5.2%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

高齢化で医療・介護需要は堅調だが、人件費上昇や診療報酬・介護報酬の改定が収益を圧迫。強気派は安定需要と事業多角化を評価するが、弱気派は低収益体質と規制リスクを懸念する。

プラスに働く材料7
  • 安定した需要基盤

    医療・介護は必需サービスであり、景気変動に影響されにくい。

  • 事業ポートフォリオの分散

    調剤・介護・保育の3本柱でリスク分散が図られている。

  • 緩やかな成長トレンド

    売上高は年2-5%増で安定、新規出店で拡大余地あり。

  • PBR0.83倍の割安修正次回決算影響

    PBR0.83倍は解散価値割れ、資本効率改善策で1倍超が視野

  • 営業利益の回復基調2026/3期影響

    営業利益6→8億円と増益、介護需要拡大で上振れ余地

  • 自己株式取得の可能性不定影響

    PBR1倍割れ企業は自社株買いが有効、財務余力あれば実施

  • 安定配当利回り2.6%の下支え継続影響

    配当利回りは低めだが、減配リスク少なく株価サポート

マイナスに働く材料7
  • 低収益体質

    営業利益率2-3%と低く、コスト上昇に脆弱。

  • 人手不足と人件費増

    介護・保育は慢性的な人手不足で採用費・人件費が増加傾向。

  • 報酬改定リスク

    診療報酬・介護報酬の引き下げが業績に直結する。

  • 純利益減少リスク2026/3期影響

    純利益3→2億円減益予想、介護報酬改定などで更に減益も

  • 低ROE5.2%の改善停滞継続影響

    ROEが資本コスト下回り、PBR1倍回復にはROE向上が必須

  • 介護事業の規制リスク不定影響

    人材不足や報酬改定で収益圧迫、公定価格の引下げ懸念

  • 時価総額32億円の小型株リスク継続影響

    出来高少なく、機関投資家の関心低く株価変動大きい

次の決算で確かめる点
調剤薬局売上高
主力事業の成長性と処方箋単価の動向を確認。
訪問介護利用者数
介護事業の需要動向を示す。
営業利益率
低収益体質改善の進捗を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.56%。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
2.56%
いまの株価に対して
配当性向
77.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2023年3月30124.2
2024年3月300.079.5
2025年3月300.093.8
2026年3月300.077.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,103人。区分でいちばん多いのは個人・その他61.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.3%を占め、残る62.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他51.955.456.661.561.8
事業法人42.141.941.137.437.2
証券会社1.91.81.20.70.5
外国法人0.70.30.80.30.3
外国人個人0.10.10.10.10.1
金融機関3.30.70.10.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社スリーユ29.84
02一般社団法人ブルーツリー19.52
03グリーンホスピタルサプライ株式会社3.57
04アルフレッサ株式会社3.57
05青木 文恵2.14
06ミアヘルサ従業員持株会2.11
07門倉 優里1.43
08青木 友紀1.43
09山口 洋1.07
10銭本 政己0.75

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 5期分

1株利益は5期で−39%、1株純資産は5期で+9%。直近期のROEは5.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2022年3月1171,2879.48.668.4
2023年3月841,3416.412.0124.2
2024年3月21,3080.2474.779.5
2025年3月1141,3588.49.593.8
2026年3月721,3975.215.977.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額123百万円。

氏名役職年齢保有株数
青木文恵代表取締役社長7460,000
高橋雅彦取締役(財務担当)691,000
青木友紀取締役(事業担当)4440,000
皆川尚史取締役742,000
足立正弘取締役(常勤監査等委員)705,000
遠山典夫取締役(監査等委員)62
原正雄取締役(監査等委員)52

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)576138918
監査等委員320207
社外取締役314145

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容4,111字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、2021年10月1日に単独株式移転によりミアヘルサ株式会社の完全親会社として設立され、持株会社としてグループ会社の経営管理及びそれに付帯する業務を行っております。 また、当社グループは、当社、子会社(ミアヘルサ㈱)の2社で構成されており、医薬事業、子育て支援事業及び介護事業を中心に事業を展開しています。 当社グループの事業内容及び当社と子会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりです。 以下に示す区分は、セグメントと同一の区分です(食品事業は「その他」セグメントに含まれます)。拠点数は本書提出日現在のものです。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (1) 医薬事業 当社グループにおいて、医療分野における医薬事業として調剤薬局を営んでおります。「日生薬局」「ミアヘルサ薬局」という屋号の下で、東京都を中心とした首都圏で45店舗を運営しております。出店形態としては、大型総合病院前の門前型調剤薬局を中心としながら、医療モール等へも出店しており、地域に密着した調剤薬局を展開しております。 日生薬局及びミアヘルサ薬局においては、医療機関の発行する処方箋に基づき、患者様に医薬品の調剤を行う調剤薬局を運営しております。 また、現在、厚生労働省が進めている「かかりつけ薬局」として、服薬情報の一元管理・継続管理や、患者様個々の医薬品や一般用医薬品・健康食品の安全かつ適正使用の指導・助言・健康に対する相談を実施しております。併せて、住み慣れた地域で自分らしい生活を最期まで送ることができるように地域内でサポートし合う「地域包括ケアシステム」の実現に向けた、在宅での服薬指導や24時間の薬相談対応等、薬局が求められている機能の実現に努めております。 なお、調剤による報酬は、健康保険法に基づき、一部負担金を患者様から頂戴し、患者様の負担金以外については国民健康保険団体連合会及び社会保険診療報酬支払基金に対して請求を行っております。 医薬事業の事業系統図は、次のとおりであります。 (2) 子育て支援事業 当社グループにおいて、認可保育所を51園、認証保育所を4園、公立保育園の指定管理1園及び学童クラブ等を22ヵ所運営しております。 保育所(保育園)とは、児童福祉法に基づく制度であり、開設は各自治体からの要請及び承認により進められます。 保育所(保育園)は、認可保育所(認可保育園)と認可外保育施設の2種類に分類されており、保育の対象となる園児は、保育を必要とする乳児(満1歳未満)と幼児(満1歳小学校就学の始期に達するまで)となります。児童福祉法に基づいた厚生労働省所管の児童福祉施設である認可保育所は、国が定めた設置基準(施設の広さ、保育士等の職員数、給食設備、防災管理、衛生管理等)を満たして都道府県知事(政令指定都市の市長・中核市の市長を含む)に認可された施設であり、保育所の施設型給付(補助金)が国及び自治体の負担により支給されております。認可外保育施設は、認可保育所以外の施設のことをいいます。東京都においては、現在の認可保育所だけでは応えきれていない大都市のニーズに対応しようとする都独自の制度として、大都市の特性に着目した都独自の基準(認証基準)を設定した認証保育所を設けております。 なお、保育費の請求に関しては、認可保育所では保護者の一部負担金は各自治体から保護者に請求され、保護者は自治体に支払い、当社グループは各自治体に補助金も含めて一括請求することで支払いを受けます。 認証保育所では当社グループと保護者が契約し、保育費用を当社グループから保護者に請求して支払いを受け、補助金を各自治体に請求して支払いを受けます。 子育て支援事業の事業系統図は次のとおりであります。 (3) 介護事業 当社グループにおいて、東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県内において、介護保険法、老人福祉法、高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づく各種介護サービスを提供しております。 以下、ミアヘルサグループにおいて提供する介護サービスの種類について、種類別に説明いたします。 サービスの種類   説 明   主な規制法   拠点数 居宅介護支援   介護を必要とされる方が、自宅で適切にサービスを利用できるように、ケアマネジャー(介護支援専門員)が心身の状況や生活環境、本人・家族の希望等にそってケアプランを作成し、様々な介護サービスの連絡・調整等を行います。   介護保険法   9 サービス付き高齢者向け住宅   バリアフリー化等が施された住宅に安否確認・生活相談サービスがついた高齢者の方向けの住宅で、有料老人ホームではなく、一般の賃貸住宅扱いとなります。また、居住者の必要に応じて、食事提供、訪問介護等を受けることができる等、居住者のニーズにあった住まい方を選択できます。   高齢者の居住の安定確保に関する法律   9 小規模多機能型居宅介護   利用者の心身の状況や生活環境に応じて、利用者の選択に基づき、通いや訪問、宿泊を組み合わせて、入浴、排せつ、食事等の介護、その他日常生活上の世話、機能訓練(リハビリテーション)を行います。   介護保険法   5 地域包括支援センター   地域の高齢者の心身の健康保持や生活の安定のために必要な援助を行うことを目的としております。主な業務は、包括的支援事業(介護予防ケアマネジメント業務、総合相談支援業務、権利擁護業務、包括的・継続的ケアマネジメント支援業務)、指定介護予防支援及び要介護状態等になるおそれのある高齢者の把握等で、保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員の専門職が配置されております。   介護保険法   3 通所介護   通所介護は、日中、老人デイサービスセンター等に通っていただき、入浴、排せつ、食事等の介護その他の必要な日常生活上の支援や生活機能訓練等を日帰りで提供するサービスであり、利用者の心身機能の維持向上と、利用者の家族負担の軽減を図ります。   介護保険法   8 定期巡回・随時対応型訪問介護看護   日中・夜間を通じて、訪問介護と訪問看護が一体的にまたは密接に連携しながら、定期巡回と随時の対応を行います。   介護保険法    5 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)   要介護であり、かつ認知症の高齢者が共同で生活する住居において、入浴、排せつ、食事等の介護、その他の日常生活上の世話、機能訓練を行います。少人数(5人~9人)の家庭的な雰囲気の中で、できる限り自立した生活を送ることを目指します。   介護保険法   5 認知症対応型通所介護   居宅要介護者であり、かつ認知症の高齢者が、老人デイサービスセンターや特別養護老人ホーム等に通所する場合の、入浴、排せつ、食事等の介護や生活等に関する相談、健康状態の確認、機能訓練(リハビリテーション)等を行います。   介護保険法   2 訪問介護   介護福祉士や訪問介護員(ホームヘルパー)が、居宅を訪問して、入浴、排せつ、食事等の介護や調理、洗濯、掃除等の家事を行うサービスであります。   介護保険法   9 訪問看護   医師の指示に基づき、看護師等が居宅を訪問し、健康チェック、療養上の世話または必要な診療の補助を行うサービスであります。また、医師や関係機関と連携をとり、様々な在宅ケアサービスの使い方を提案します。   介護保険法   4 訪問入浴   自宅の浴槽での入浴が困難な方に対して、浴槽を積んだ入浴車が利用者の居宅を訪問し、看護職員や介護職員が入浴の介護を行うサービスであります。   介護保険法   1 サービスの種類   説 明   主な規制法   拠点数 高齢者福祉センター   60歳以上の方々を対象にマシントレーニングや運動教室等の介護予防、パソコンや英会話等の高齢者教養の講座・サークル活動、また、近隣の自治会、婦人会、マンション管理組合、小学校、保育園、PTA等との地域交流を図りながら運営管理を実施しております。   老人福祉法、介護保険法   1 住宅型有料老人ホーム   生活支援等のサービスが付いた高齢者向けの居住施設です。介護が必要となった場合、入居者自身の選択により、地域の訪問介護等の介護サービスを利用しながら当該有料老人ホームの居室での生活を継続することが可能であります。   老人福祉法   1 拠 点 数 合 計   62 なお、事業の種類による主なサービス対象者(介護度別)は以下のとおりであります。 当社グループでは、これら各種介護サービスを、高齢者の住まいとして開設したサービス付き高齢者向け住宅やグループホームに併設し、地域の利用者様に対しても包括的に複数のサービスを提供できる事業モデルを展開しております。 なお、介護保険による報酬は、介護保険法に基づき、一部負担金を利用者様から頂戴し、利用者様の負担金以外については国民健康保険団体連合会に対して請求を行っております。介護保険による報酬以外のサービス提供(サービス付き高齢者向け住宅の賃料、食事代、生活支援サービス費など)については、利用者様に対して対価の請求を直接行っております。 介護事業の事業系統図は、次のとおりであります。 (4) その他(食品事業) 当社グループにおいては、足立区・葛飾区の公立小中学校約180校に対する給食用食材、及び同区内外の保育園・介護施設、その他一般飲食店等に対する食材の卸売業をしております。 また、株式会社ライドオンエクスプレスの運営する宅配寿司チェーン「銀のさら」のフランチャイジーとして足立区内に3店舗展開しています。 食品事業(食品卸)の事業系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,862字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「子どもから高齢者まで全世代が繋がり、お互いを支え合う地域づくりに貢献する」のパーパスのもと、「少子高齢化社会の課題に挑戦し、地域社会を明るく元気にする」をミッションとしております。0歳から高齢者までの健康と生活を守る企業として社会に貢献し、医薬、子育て支援、介護事業の連携により「地域包括ケアシステム」を推進し、「健康・安心・絆のライフライン」を構築し、その実現をコア・コンピタンスとして、利用者様や地域社会の信頼を確立してまいりたいと考えております。 (2) 経営環境及び中長期的な会社の経営戦略 当社グループの経営環境は「少子高齢化社会」で表現されるように、2025年には75歳以上の高齢者は全人口の約18%となり、2040年には65歳以上の人口が全人口の約35%となると推測されております。 少子化により児童数は減少していますが、共働きの子育て世代が増え東京圏に人口が集中していることから、東京圏では待機児童が発生していることに加え、2023年4月に創設された「こども家庭庁」は、こどもと家庭の福祉の増進・保健の向上等の支援、こどもの権利利益の擁護を任務としており、多様化する保育ニーズへの対応が求められております。 また、厚生労働省は高齢化社会への対応策として「地域包括ケアシステム」を推進し、医療、介護、生活支援、高齢者住宅の整備に取り組んでおり、当社グループはこうした市場環境を活かし、「地域包括ケアシステム」の担い手として、当社グループのミッションである「少子高齢化社会の課題を解決し、地域社会を明るく元気にする」の実現に向け、当社グループの医薬、子育て支援、介護事業の連携により、「地域包括ケアシステム」のまちづくりを推進し、事業の成長を実現する方針です。 地域包括ケアシステムの実践例として、当社グループはこれまでに、ミアヘルサオアシス和光(官民協働モデル)、ミアヘルサケアヴィレッジひばりが丘(団地再生モデル)の実績があります。 また、2020年8月にサービス付き高齢者向け住宅「ミアヘルサオアシス東新小岩」に「在宅ホスピス専用フロア(定員15名)」を開設、2021年9月には川崎市に「在宅ホスピス対応型ホーム(定員44名)」として住宅型有料老人ホームを開設し、2023年8月には流山市に「ホスピス対応型ホーム(定員61名)」を開設いたしました。国策に沿った複合的なサービスを一体提供することによって「地域包括ケアシステム」を実現できることは3事業を展開している当社グループの特徴であると考えております。この当社グループの特徴を活かしつつ、行政や大手デベロッパーと協力して、高い収益性を確保できる地域包括ケアシステムのさらなる開発を推進し、少子高齢化社会の課題解決をもって地域社会に貢献してまいります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、事業計画の達成状況に関するチェックと対策に月次単位で取り組んでおり、具体的には、損益報告による計画と実績の差異について検討と対策を実施し、併せて事業セグメント別に計画達成のキーとなるKPIを設定して、計画と実績の差異について検討と対策を実施しています。 以下、事業セグメント別のKPIについて説明いたします。 ①医薬事業 a 処方箋枚数 来客数を表すKPIです。 b 処方単価 客単価を表すKPIです。なお、処方単価は大きく分けて、薬剤料単価(医薬品自体の売価)と技術料単価(各種調剤加算)に分解されます。 c 後発品調剤率 調剤のうち、後発品(ジェネリック医薬品)を処方した割合です。国の方針として、80%の後発品調剤率を目指しており、診療報酬もこれに応じた設定がなされております。国が定める率を満たすことで、後発医薬品調剤体制加算がとれ、技術料単価が上昇することからKPIとしております。 d かかりつけ薬剤師指導料(件数) 国が方針として掲げる「かかりつけ薬剤師」としての調剤を行った際に得られる加算(技術料)です。勤続年数等の一定の基準を満たした薬剤師が患者様から「かかりつけ薬剤師」の同意書を得ることにより算定できます。かかりつけ薬剤師としての処方件数が増えることで、技術料の増加につながるとともに、リピーターの増加にもつながることからKPIとしております。 e 在宅処方件数 地域包括ケアシステムを推進する中では、来局した患者様に対する対応だけではなく、介護施設や患者様のご自宅へ薬剤師が訪問し、在宅処方を行うことが求められます。一定以上の在宅処方を行うことで、技術料の増加につながることからKPIとしております。 ②子育て支援事業 a 受入児童数 保育園は児童の年齢別に定員が設定されており、受入児童数が定員に近い水準で推移することが経営上も重要であるためKPIとしております。 b 保育士採用におけるエントリー数、園見学数、選考面接数 保育士の採用について、採用説明会等へのエントリーを増やし、園見学へとつなげ、選考面接・内定への成約数を向上させることで、安定的な園運営、及び保育園数の拡大が可能になるため、KPIとしております。 ③介護事業 a サービス付き高齢者向け住宅の入居率 サービス付き高齢者向け住宅(ミアヘルサオアシス)を地域拠点としたドミナント方式の事業展開を図る当社にとって、入居率の向上と安定推移は、付帯する介護サービス(デイサービス、訪問介護等)の利用者数増加につながるため、KPIとしております。 b 平均要介護度 介護報酬の金額は要介護度によって決定されるため、KPIとしております。 c デイサービス(通所介護)の利用者数 デイサービスは、施設規模に対する利用者数が適正に高い水準であることが重要になるため、KPIとしております。 (4) 事業上及び財務上の対処すべき課題 ①少子高齢化社会の到来に伴う国の財政逼迫と各種政策補助の減少 少子高齢化社会の到来による高齢化率の上昇は、医療費・介護費の増大を招くため、国は医療費・介護費を抑制しています。国の財政難による調剤報酬・診療報酬や介護報酬引き下げは、調剤薬局と介護事業を運営する当社グループの売上の減少という形で経営に大きく影響することから、国の方針への早期対応により調剤報酬・診療報酬や介護報酬の各加算項目の早期取得を志向し、医薬・子育て支援・介護事業の機能をワンストップで提供することによって、売上を伸ばす必要があるものと認識しております。また、成長コンセプトを明確にした新サービスの開発を行うことにより収益性の向上を目指します。 ②児童の減少 少子化による児童の減少によって全国的に保育園の入園希望者が減少する懸念があります。当社グループは、待機児童率が高い市区町村(特に東京圏の駅前立地)を条件として計画的に認可保育園の開園を進めつつ、公立保育園の民間委託事業の受託や学童保育といった、子育て支援サービス展開を模索し、挑戦してまいります。 また、2023年4月に「こども家庭庁」が創設されたことで、保育ニーズの多様化に対応するとともに、「保護者に選ばれる保育園」づくりに注力してまいります。 ③有資格者の確保 当社グループ事業においては、薬剤師、介護福祉士、保育士といった有資格者の確保が必要不可欠であります。新卒・中途問わず、地方における採用を強化し、各資格者の専門性を活かした事業本部別の就業体系・人事給与制度を構築し、柔軟な勤務環境を整備することで人材の育成・強化を図ります。 ④コンプライアンスへの取り組み 当社グループの事業領域に関する各種関連法令に対し、厳格に遵守するとともに、個人情報管理についても、法律に則した取り扱いを徹底しております。コンプライアンスへの取り組みとして、人事総務本部・経営企画本部・内部監査部門との連携を図り、社内規程の整備、徹底した社員教育を実施することで、コンプライアンス遵守への意識を高めてまいります。 ⑤競争力の強化 ブランディングプロジェクトを継続して推進し、各事業本部のコンセプトを明確にした活動に取り組み、地域集中出店(ドミナント出店)を意識した開発を行うことにより、地域の認知度を高め、ブランド力を強化いたします。 ⑥多様性のある管理者の育成 店舗及び施設管理のための管理者の育成と「働き方改革」を課題として掲げており、多様な能力・創造性の発揮を可能にする人事制度の構築と、多様な人材を管理者として登用するための管理者教育を積極的に進めてまいります。 ⑦業務の効率化 労働集約型の事業、併せて多店舗展開を行っている当社グループにとって、各拠点で行う業務の効率化と本社部門で行うデータの収集・分析は収益に直結することから、業務のマニュアル化及び標準化、更にはIT化による業務の効率化が課題と考えております。 ⑧財務基盤の強化 当社グループは、収益基盤の維持・拡大を図るためには、手許資金の流動性確保や金融機関との良好な取引関係が重要であると考えており、戦略的投資による成長分野の収益拡大とキャッシュ・フローの充実を行うことで、更なる財務基盤の強化を図ってまいります。
事業等のリスク10,053字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 Ⅰ.全社共通事項について 1.有資格者の採用について 当社グループの医薬事業(調剤薬局)、子育て支援事業、及び介護事業においては、資格要件を充足した従業員による役務提供を義務付けられており、かつ、法令等による人員基準の定めがあることから、事業運営上、薬剤師・介護福祉士・保育士・看護師等の有資格者の採用が継続的に必要となります。当社グループは、有資格者の積極的な採用活動を行っていますが、これら有資格者の確保が困難な状況になった場合、新規事業所開設遅延や既存事業所の運営計画の修正等が生じ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 2.個人情報管理について 当社グループは、利用者情報(病歴及び薬歴など含む)などの個人情報を個人情報保護法等に基づき取得・保管し、取り扱っております。個人情報の適正な取得及び利用管理を行うため、当社グループでは個人情報保護規程を定め、全社員への教育研修等を通して、個人情報の漏洩防止に努めております。また、プライバシーマークの取得を行い、個人情報保護についての管理水準の維持・向上を図っております。 しかしながら、当社グループにおいて、万一個人情報の漏洩があった場合、利用者に対する損害賠償の発生や当社グループに対する行政処分、それらに伴う社会的信用の低下により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 3.食品の衛生管理について 当社グループは、子育て支援事業、介護事業において園児・利用者に食事等を提供するとともに、食品事業では、食材を学校・施設等に提供しております。これらの事業においては、食品衛生法に基づき、厳正な食材管理及び衛生管理を実施し、食中毒や異物混入等の事故を起こさないよう厳格な管理をしております。 しかしながら、万一事故が発生し、当社グループの利用者である高齢者や園児を含む年少者等の症状が重篤化するなどした場合、利用者に対する損害賠償の発生や社会的信用の低下により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 4.事業所開設について 当社グループの医薬事業、子育て支援事業、介護事業においては、事業所の立地が業績を左右する重要な要素となるため、当社グループにおいては、事業所の開設にあたり緻密なマーケティングを行い、採算性の評価を十分に行った上で事業所開設の意思決定をしております。 しかしながら、当社グループの事業所開設基準を満たす立地が確保できない場合、新規事業所の開設が進まないことにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、保育園の開設については、自治体からの公募を受け新園の開設を行っているため、待機児童数の減少等、需要の減少により、自治体からの公募が減少し、当社グループの事業所開設計画に大幅な乖離が生じた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、医薬事業における売上は、処方箋を発行する医療機関に依存する割合が高く、応需率の高い医療機関の動向や休廃業等が、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 5.長期賃貸借契約の締結について 介護事業におけるサービス付き高齢者向け住宅・グループホーム等の開設、及び子育て支援事業における保育園の開設にあたっては、土地及び建物等の設備投資リスクを抑制するために、長期にわたる賃貸借契約を締結しております。 今後、事業環境の変化等により、当社グループの施設利用者が減少し、運営事業所の採算が計画を下回る等の事象の発生により、事業所の閉鎖を余儀なくされる場合、当該契約の中途解約による違約金などの支払いが発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 6.減損会計の適用について 当社グループの保有する固定資産は、その大半が事業所の運営に供されておりますが、事業環境の変化や経済的要因により、収益性が著しく低下し、事業所ごとの投資回収が不可能となった場合、固定資産の減損会計の適用に伴う損失処理が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社は株式取得による会社の買収に伴いのれん等の計上をしております。今後、当初の想定に比べ事業運営が計画どおり進まない場合には、のれん等の減損処理を行うことにより当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 7.消費税等の影響について 医薬事業・介護事業における保険売上は消費税法により非課税となる一方で、医薬品等の仕入は同法により課税されております。このため、当社グループは消費税等の最終負担者となっておりますが、今後、消費税率が改定され、調剤報酬がその消費税率の上昇分に連動する形で改定されない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 8.業績の季節変動について 当社グループにおいては、医薬事業の調剤売上が全体の40%超を占めております。調剤売上はその性質上、インフルエンザや花粉症等疾患の流行する時期に偏重する傾向にあり、これらの疾患の流行状況によって処方箋が増減するため、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループにおける保育所の園児数は、前年度末に卒園した5歳児に代わり、期首より、新生児(0歳児)及び、1歳児の受入れが始まりますが、月を追うごとに園児数が増加し、毎年7月~8月くらいから増加する傾向にあります。そのため、第1四半期(4月~6月)の収益性が低くなる傾向にあり、第2四半期(7月~9月)以降から収益性が高くなる傾向にあります。このため、新生児等の受入が遅れた場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 9.資金調達について 当社グループは、新規事業所の開設資金・内装改装費等の設備投資資金の大部分を金融機関からの借入金によって調達しております。したがって、急激な金利変動など金融情勢の変化が生じ、金利負担が増加した場合や、計画通りの資金調達ができない場合には、新規事業所の開設ができないことにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社の完全子会社が取引金融機関との間で締結しているシンジケートローン契約及びコミットメントライン契約については、財務制限条項が付されております。これに抵触した場合、貸付人の請求があれば期限の利益を失うため、直ちに債務の弁済をするための資金が必要になり、当社グループの財政状態及び資金繰りに影響を及ぼす可能性があります。 10.金利の上昇について 当社グループは、主に金融機関からの借入により資金を調達しております。キャッシュ・フローの改善や収益性の向上に取り組み、有利子負債の圧縮に努めておりますが、今後金利が大幅に上昇した場合には、当社グループの業績及び財政状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 11.新リース会計基準の適用について 当社グループは、各事業(医薬・子育て支援・介護・食品)において一定規模の不動産をオペレーティング・リース取引により賃借し、事業を展開しております。新リース会計基準の適用により使用権資産およびリース負債が著しく増加した場合には、当社グループの経営成績および財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 12.情報セキュリティについて 当社グループは、事業運営において顧客情報や取引情報、機密情報などの重要な情報を取り扱っております。これらの情報を保護するため、情報セキュリティ対策を講じ、システムの強化や従業員への教育を実施しております。しかしながら、サイバー攻撃や不正アクセス、情報漏洩、システム障害などの予期せぬ事象が発生した場合には、当社グループの事業運営に支障をきたす可能性があります。また、これにより顧客や取引先からの信頼が損なわれ、当社グループの経営成績および財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 13.風評等の影響、地域との関係について 当社グループのサービスは、利用者やその家族のみならず、地域の方々からの信頼のもとに成り立っているものと認識しており、日頃から従業員に対して経営理念の浸透や高品質なサービス提供をするよう指導や教育を行っております。しかしながら、当社グループが事業を展開する業界において、介護施設や保育園における事故等、安全性をおびやかすような事象が発生し、当社グループに不利益な風評が流れた場合には、当社グループのサービスに対して、報道等により消費者の不安心理が高まり、利用者が減少する等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 14.大株主について 当社子会社のミアヘルサ株式会社取締役会長であった青木勇氏は、2026年5月28日逝去されました。故人の財産保全会社である株式会社スリーユ、一般社団法人ブルーツリー及び親族の所有株式数を含めると、本書提出日現在で発行済株式総数の54.4%を所有しております。 提出日現在、主要株主の異動等につきましては、相続人と遺産分割協議を行っており、その結果によっては当社経営に影響を及ぼす可能性があります。 15.感染症等の流行について 新型コロナウイルス感染症を含む感染症の流行に対して当社グループは、対策本部を立ち上げ、各事業に課せられた社会的意義を全うしながら、患者様、ご利用者様および社員の安心安全を守るために社内連絡体制の見直しと強化、感染防止策の徹底を敢行しております。 こうした感染症の流行や拡大による影響としては、介護事業の通所介護の利用者の利用自粛による利用者数の減少があり、子育て支援事業では、保護者の就業率低下による一時的な保育ニーズの減少等、今後の経過によっては当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 16.気候変動に伴う自然災害等について 気候変動に伴い、介護事業において、ご入居者様が酷暑の影響で体調を崩し、長期入院のまま退去・ご逝去することにより空室が発生する可能性や、大型台風による事業所の一時休止を余儀なくされる可能性があります。 なお、当社グループは、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県内に事業拠点を有しており、地震や水害等の大規模な自然災害が発生した場合に備えて、リスク管理規程を制定し、また、BCP(事業継続計画)を策定しております。しかしながら、当社グループの想定を上回る規模で自然災害が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 Ⅱ.医薬事業(調剤薬局)について 1.医薬事業の法的規制等について 当社グループの医薬事業においては、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(医薬品医療機器等法)、健康保険法、薬剤師法に基づく各種許認可、免許、登録、届出等により、厚生労働省及び都道府県保健福祉部の監督の下、保険薬局及び調剤薬局を営業しております。当社グループは、手順書・マニュアルの整備・運用、法令研修の実施を行い、関連法令の遵守に努めておりますが、関連法令に違反した場合、または関連法令が改正された場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 関連法令の主な内容は下表のとおりであります。 許可、登録、指定、免許の別   関連する法令   登録等の交付者 薬局開設許可   医薬品医療機器等法   各都道府県知事 保険薬局指定   健康保険法   各地方厚生局長 麻薬小売業者免許   麻薬及び向精神薬取締法   各都道府県知事 生活保護法指定医療機関指定   生活保護法   各都道府県知事 被爆者一般疾病医療機関指定   原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律   各都道府県知事 結核指定医療機関指定   結核予防法   各都道府県知事 労災保険指定薬局指定   労働者災害補償保険法   各労働局長 指定自立支援医療機関指定   障害者自立支援法   各都道府県知事 高度管理医療機器販売業許可   医薬品医療機器等法   各都道府県知事 2.薬価基準及び調剤報酬の改定について 調剤薬局の売上高は、健康保険法に定められた薬価基準に基づく薬剤収入と、同法に定められた調剤報酬点数に基づく調剤技術に係る収入を主として構成されております。したがって、薬価基準の改定によって薬価が引き下げられた場合、当社グループでは、仕入価格においても引き下げを実現すべく、医薬品卸業者との協議を講じておりますが、協議動向により仕入価格の引き下げ幅と薬価引き下げ幅が乖離し、薬価差益が減少することになる可能性があります。また、薬価以外においても、調剤技術に係る報酬が法改正によって引き下げられた場合、調剤技術に係る収入が減少する可能性があり、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 2014年4月1日以降の薬価の改定は下表のとおり実施されております。 改定年月日   2014年4月1日   2016年4月1日   2018年4月1日   2019年10月1日   2020年4月1日   2022年4月1日   2024年4月1日   2026年4月1日 改定率(%)   △5.64   △5.57   △7.48   △4.35   △4.38   △6.69   △4.67   △4.02 (注)1.2014年4月の薬価改定率は、消費税率の引上げ分(+2.99%)を差引いて表示しております。 2.2019年10月の薬価改定率は、消費税率の引上げ分(+1.95%)を差引いて表示しております。 3.調剤過誤について 当社グループでは調剤過誤の防止のため、調剤過誤の自動チェックシステムを導入する等の対策を講じているとともに、危険薬剤等については薬剤師が重点的に鑑査を実施しております。また、万一に備え「薬剤師賠償責任保険」に加入することで当社グループの業績への影響を緩和する措置を講じております。 しかしながら、万一重大な調剤過誤が発生した場合、賠償金の支払いや、それに伴う利用者の信用及び社会的信用の低下を招くことにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 4.他社との競合等について 当社グループが運営している調剤薬局は、大型総合病院前に開局される門前型調剤薬局を主としております。今後、当社が処方箋を応需している大型総合病院の敷地内に他社が薬局を開局した場合や、大型総合病院の外来患者が減少した場合、当社グループの調剤薬局の来店者数が減少し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 Ⅲ.子育て支援事業について 1.子育て支援事業の法的規制等について 当社グループの子育て支援事業において運営する認可保育園、東京都認証保育園、地域子育て支援拠点事業、学童クラブ等は、主に児童福祉法に基づく児童福祉施設となります。 今後、同法に基づく許認可の基準、人員・運営基準、公定価格、補助金制度などの変更等が行われた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、子育て支援事業に関する主な法的規制は次のとおりであります。 事業内容   法令名   目的及び内容   監督官庁 子育て支援事業   子ども・子育て支援法   子育て支援を総合的に支援するために財政や給付の制度運営について定められている。   こども家庭庁、都道府県及び市町村 児童福祉法   児童の健やかな育成のための児童福祉施設の種類、国・地方公共団体の施策、費用負担等が定められている。   こども家庭庁、都道府県及び市町村 食品衛生法   飲食に起因する衛生上の危害の発生防止及び公衆衛生の向上、増進を図る見地から食品の規格・添加物・衛生管理・営業許可等が定められている。   厚生労働省及び都道府県・政令指定都市・特別区の保健所 2.園児の安全管理について 当社グループがサービスを提供する園児は乳幼児であることから、転倒や異物誤飲、窒息等によって生命に関わる重大な事故に発展する可能性があります。また、保育園においては食事の提供が行われており、食中毒、集団感染等の危険性が相対的に高いと考えられます。当社グループは、保育手順や事故防止対策等については、安全計画を基に職種別・階層別研修による従業員の訓練や職種別委員会の開催、業務マニュアルの遵守による業務の実施を行っておりますが、万一、事故や食中毒等が発生し当社グループの管理責任が問われた場合、当社グループの社会的信用が低下するとともに、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 3.少子化や待機児童数等の環境について 当社グループでは、女性の就業率上昇が進むことを念頭に政府が掲げた待機児童ゼロの達成目標を受けて、今後も自治体による待機児童解消に向けた取り組みが継続するものと考えております。 しかしながら、少子化、待機児童の減少等の理由により、入園する児童数が当初の見込みを下回った場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 4.他社との競合等について 保育園の開設は自治体の審査基準によって選ばれます。したがって、競合他社が同自治体への保育園開設申請を行うことにより、当社グループの保育園開設計画が予定通り進捗しない場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、児童育成事業においては、新規受託及び受託期間の満了に伴う再選定があり、自治体の審査基準によって選ばれます。競合他社が新規受託及び現在受託している事業所においても再選定により、受託できない可能性があります。 Ⅳ.介護事業について 1.介護事業の法的規制等について 当社グループの介護事業の主要なサービスである在宅介護事業(サービス付き高齢者向け住宅の併設サービス含む)は、「介護保険法」並びに「健康保険法」の適用を受けるサービスであるため、「介護保険」並びに「医療保険」の影響を受けることになります。 「介護保険」並びに「健康保険」は、3年毎に介護保険法の改正と共に介護報酬の改定が行われており、また、これに合わせて3年を1期とする市区町村における介護保険事業計画の策定が行われております。したがって、法令の改正により事業内容の変更を余儀なくされる場合や、介護報酬の引き下げ、介護サービス料金の自己負担割合の引き上げ等、介護給付費の伸びを抑えるための制度改正や報酬改定が行われた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 2.訪問看護サービス事業に必要な指定に係るリスク 当社グループが行っている訪問看護サービス事業を行ううえで以下のとおり、必要な指定を都道府県知事等あるいは地方厚生局長から受けております。それぞれの指定には、運営基準、人員基準、設備基準及び資格要件等が規定されており、また、療養費算定や加算請求においてもそれぞれの要件規定があり、訪問看護サービス事業はこれらの規定に従って事業を運営し、各種申請を適切に行うことが非常に重要です。 (訪問看護事業者としての指定等の状況) 取得事業所   所管官庁   許認可等の名称   許認可の内容   有効期限   主な指定取消事由 全事業所   都道府県等   訪問看護・介護予防訪問看護事業所の指定   介護保険法に基づく訪問看護事業者として訪問看護の請求が可能となる   6年ごとの更新   介護保険法第77条(指定の取消し等)、115条の9(指定の取消し等)に抵触した場合 全事業所   厚生労働省地方厚生局   訪問看護ステーションの指定   医療保険法に基づく訪問看護事業者としての訪問看護療養費の請求が可能となる   介護保険の指定・更新により自動更新される   健康保険法第95条第1項第1号(指定訪問看護事業者の指定取消し)に抵触した場合 当社グループは常に上記指定に基づく運営基準、人員基準、設備基準及び資格要件等、定められた基準に従って管理運営を行っております。看護師及びリハビリ職の入退職、及び事業所の開設・移転時には、必要な変更届や更新手続きに漏れがないよう社内の手続きやフローを整備した管理体制を構築し、細心の注意を払って運営しております。また、毎年、内部監査において、これらの手続きに不備がないか、重点的に監査を実施しております。 しかし、何らかの手違いにより、万が一、これらの指定要件を満たさなくなった場合、また報酬を不正に請求していることが発覚した場合等においては、指定の取消または停止処分を受ける可能性があります。指定の取消または停止処分を受ける場合、財政状態及び経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 なお、現時点において、指定の取消事由、更新欠落に該当する事実はありません。 3.訪問介護サービス事業に必要な指定に係るリスク 当社グループが行っている訪問介護サービス事業を行ううえで以下のとおり、必要な指定を都道府県知事から受けております。それぞれの指定には、運営基準、人員基準、設備基準及び資格要件等、運営要件が規定されており、また、療養費算定や加算請求においてもそれぞれの要件規定があり、訪問介護サービス事業はこれらの規定に従って事業を運営し、各種申請を適切に行うことが非常に重要です。 (訪問介護事業者としての指定等の状況) 取得事業所   所管官庁   許認可等の名称   許認可の内容   有効期限   主な指定取消事由 全事業所   都道府県等   訪問介護事業所の指定   介護保険に基づく訪問介護事業者として訪問介護費の請求が可能となる   6年ごとの更新   介護保険法第77条(指定の取消し等)に抵触した場合 当社グループは常に上記指定に基づく運営基準、人員要件、設備基準及び資格要件等運営要件等、定められた基準に従って管理運営を行っております。事業所の開設・移転時には、必要な変更届や更新手続きに漏れがないよう社内の手続きやフローを整備した管理体制を構築し、細心の注意を払って運営しております。また、毎年、内部監査において、これらの手続きに不備がないか、重点的に監査を実施しております。 しかし、何らかの手違いにより、万が一、これらの指定要件を満たさなくなった場合、また報酬を不正に請求していることが発覚した場合等においては、指定の取消または停止処分を受ける可能性があります。指定の取消または停止処分を受ける場合、財政状態及び経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 なお、現時点において、指定の取消事由、更新欠落に該当する事実はありません。 4.利用者の安全管理・健康管理について 当社グループがサービスを提供する利用者は、介護度の高い高齢者が多いことから、転倒や誤嚥、誤薬、離設等によって生命に関わる重大な事故に発展する可能性があります。また、デイサービス、グループホーム及びサービス付き高齢者向け住宅等においては、食事等の介護サービスが行われており、食中毒、集団感染等の危険性が相対的に高いと考えられます。当社グループは、介護手順や事故防止対策等については長年の実績に基づいて従業員の訓練や業務マニュアルの遵守による業務の実施を行っておりますが、万一、事故や食中毒等が発生し当社グループの管理責任が問われた場合、当社グループの社会的信用が低下するとともに、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 5.他社との競合等について 当社グループの事業所の近隣地域に同種サービスの他社事業所が増加した場合、サービスの需要が飽和状態となり、当社グループ事業所の稼働率が低下し、利用者の増加が見込めなくなる等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 Ⅴ.食品事業について 1.商品の品質評価について 当社グループは、利用者に安心・安全な食品をお届けするために、食品衛生法及び関連法令の遵守並びにJAS法等の基準に基づいた商品の販売を行っております。しかしながら、予期せぬ商品のトラブル等が発生し、当該商品を販売した当社グループに対する風評等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,630字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績及び財政状態の状況 当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)におけるわが国経済は、企業業績の回復に伴う設備投資の増加や雇用・所得環境の改善等を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。 一方、米国の通商政策の動向や原材料価格の高騰や物価上昇に加え、中東情勢の緊迫化や金融市場の変動要素等、景気の先行きは不透明な状況が続いております。 このような状況の中、当社グループは、2024年6月10日付で公表しました中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)の2年目となる2026年3月期におきましても、中期経営計画の基本方針である「国の2大福祉政策である「子育て支援」・「高齢者支援」を地域に展開する」を具現化すべく、事業部間連携によるシナジー効果を発揮することで成長戦略の加速、及び営業利益率の向上による経営基盤の強化を図ってまいりました。 業績につきましては、子育て支援事業において、令和7年人事院勧告に伴う国家公務員給与改定を踏まえた令和7年度補正予算における公定価格の増額改定の実施に加え、介護事業において、2023年8月に開設した「ホスピス対応型ホーム(定員61名)」の入居者数が安定的に推移したことにより採算性が向上いたしました。 また、医薬事業において、新規店舗を中心に処方箋枚数が増加いたしましたが、2025年4月に実施された薬価改定の影響や医薬品の仕入原価の上昇等により、増収・減益で推移いたしました。 なお、ミアヘルサ株式会社において、医薬事業、子育て支援事業及び、介護事業の一部事業所における収益性の低下等に伴い、固定資産の減損損失(特別損失)を計上いたしました。 この結果、売上高24,850百万円(前年同期比4.3%増)、営業利益824百万円(前年同期比28.6%増)、経常利益827百万円(前年同期比28.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益200百万円(前年同期比33.0%減)となりました。 <セグメントごとの経営成績> セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (医薬事業) 当連結会計年度において、医療モール型薬局3店舗(2025年4月1日:神奈川県横浜市・2025年6月16日:埼玉県春日部市・2025年7月1日:東京都杉並区)の出店と面対応型薬局1店舗(2025年5月1日:東京都北区)の移転、門前薬局1店舗(2025年4月30日:東京都文京区)の閉鎖を実施いたしました。 業績につきましては、処方箋枚数は、新規店舗(2025年3月期、及び2026年3月期に開設)を中心に処方箋枚数が増加したことで前年同期比105.6%となりました。 処方箋単価につきましては、2025年4月に実施された薬価改定の影響に加え、当社グループの調剤薬局の構成割合が、処方箋単価の低い医療モール型薬局が増加したことで低下いたしました。 また、医薬品の仕入原価が上昇したことで、売上原価が増加いたしました。 この結果、売上高9,947百万円(前年同期比3.8%増)、セグメント利益502百万円(前年同期比3.2%減)となりました。 なお、当連結会計年度末における調剤薬局店舗数は、45店舗(前連結会計年度末比+2店舗)となりました。 (子育て支援事業) 当連結会計年度において、認可保育園1園を開設いたしました。また、児童館(週末施設開放業務)1施設の受託を開始いたしました。また、2026年3月末で認可保育園1園を閉園いたしました。 業績につきましては、待機児童の減少に伴い、既存保育園の園児数が減少いたしましたが、2024年9月及び、2025年4月に開設した認可保育園を中心に園児数の増加が寄与したほか、令和7年人事院勧告に伴う国家公務員給与改定を踏まえた令和7年度補正予算における公定価格の増額改定が行われたことで、増収・増益で推移いたしました。 この結果、売上高10,294百万円(前年同期比5.7%増)、セグメント利益1,257百万円(前年同期比17.5%増)となりました。 なお、当連結会計年度末における運営事業所数は、78事業所(前連結会計年度末比+1事業所)となりました。 (介護事業) 当連結会計年度において、2事業所(訪問看護事業所1事業所、居宅介護支援事業所1事業所)の閉鎖を実施いたしました。 業績につきましては、2023年8月に開設した「ホスピス対応型ホーム(定員61名)」の入居者数の拡大が図れたことで採算性が向上したことに加え、入居営業活動の体制強化により、既存事業所のサービス付き高齢者向け住宅の入居率が高い水準で運営できた結果、併設事業所の利用者数も安定的に推移いたしました。 この結果、売上高3,538百万円(前年同期比0.1%減)、セグメント利益55百万円(前年同期比506.5%増)となりました。 なお、当連結会計年度末における介護事業所数・施設数は、61事業所(前連結会計年度末比△2事業所)となりました。 (その他(食品事業)) 学校給食部門において、物価高騰による仕入単価の上昇の影響があったものの価格転嫁が図られたことで、増収・増益で推移いたしました。 また、当社がフランチャイジーとして店舗展開している銀のさら(3店舗)の業績につきましては、物価高騰による仕入コスト高の影響があったものの、価格改定により顧客単価の上昇を図ることができたことに加え、顧客数も前期並みで推移したことで、堅調に推移いたしました。 この結果、売上高1,069百万円(前年同期比11.0%増)、セグメント利益37百万円(前年同期比134.7%増)となりました。 <財政状態の状況> (資産) 当連結会計年度末における流動資産は、8,396百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,937百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が2,897百万円増加したことによるものであります。 固定資産は、7,197百万円となり、前連結会計年度末に比べ620百万円減少いたしました。これは、有形固定資産が542百万円減少したことによるものであります。 この結果、総資産は、15,594百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,317百万円増加いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は、8,440百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,965百万円増加いたしました。これは主に、未払法人税等が351百万円、賞与引当金が121百万円減少したものの、短期借入金が2,191百万円増加、買掛金が135百万円増加、1年内返済予定の長期借入金が114百万円増加したことによるものであります。 固定負債は、3,239百万円となり、前連結会計年度末に比べ232百万円増加いたしました。これは主に、長期借入金が233百万円増加したことによるものであります。 この結果、負債合計は、11,679百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,197百万円増加いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、3,914百万円となり、前連結会計年度末に比べ119百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金が、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により200百万円増加したことと、資本金及び資本剰余金が、新株予約権の行使により、それぞれ1百万円増加したこと、及び配当金の支払いによる83百万円の減少によるものであります。 この結果、自己資本比率は25.1%(前連結会計年度末は28.6%)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、4,483百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、得られた資金は905百万円(前連結会計年度は1,010百万円の収入)となりました。主な増加要因は、税金等調整前当期純利益437百万円、減価償却費548百万円、減損損失454百万円、仕入債務の増加額135百万円であり、主な減少要因は、賞与引当金の減少額121百万円、設備補助金収入63百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は363百万円(前連結会計年度は455百万円の支出)となりました。主な減少要因は、有形及び無形固定資産の取得による支出392百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、得られた資金は2,408百万円(前連結会計年度は853百万円の支出)となりました。主な増加要因は短期借入による収入2,191百万円、長期借入による収入800百万円であり、主な減少要因は、長期借入金の返済による支出452百万円、配当金の支払額83百万円であります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   第5期連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 医薬事業(千円)   6,657,954   103.3 子育て支援事業(千円)   284,241   110.3 介護事業(千円)   166,658   98.7 その他(千円)   733,190   113.0 合計   7,842,045   104.3 (注) 1.金額は、仕入価格によっております。 2.「その他」には食品事業が含まれます。 b.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   第5期連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 医薬事業(千円)   9,947,519   103.8 子育て支援事業(千円)   10,294,623   105.7 介護事業(千円)   3,538,647   99.9 その他(千円)   1,069,893   111.0 合計   24,850,683   104.3 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.「その他」には食品事業が含まれます。 ④ 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、決算日における資産・負債の報告及び報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行わなければなりません。経営者は、以下に関する見積り及び判断について、継続して評価を行っており、過去の実績や状況に応じて合理的と思われる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行っています。また、その結果は資産・負債の簿価及び収益・費用の報告数字についての判断の基礎となります。見積りには特有の不確実性が存在するため、実際の結果は、これら見積りと異なる場合があります。当社グループが採用している会計方針(「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載)のうち、重要なものは以下のとおりです。 ・固定資産の減損処理 当社グループは、「固定資産の減損に関する会計基準」(「固定資産の減損に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業会計審議会 2002年8月9日)及び「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第6号 2003年10月31日))を適用しています。 将来の予測不能な事業上の前提条件の変化によって見積りが変更されることにより、将来キャッシュ・フローや回収可能価額が減少し、減損損失が発生する可能性があります。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローの状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度の売上高につきましては、子育て支援事業において、令和7年人事院勧告に伴う国家公務員給与改定を踏まえた令和7年度補正予算における公定価格の増額改定が行われ、増収に寄与いたしました。また、医薬事業において新規店舗の処方箋枚数が増加、介護事業において2023年8月に開設した「ホスピス対応型ホーム(定員61名)」の利用者数の増加により、24,850百万円(前年同期比4.3%増)となりました。 以下、各事業における経営指標(KPI)の分析です。 (医薬事業) 以下の5つをKPIとしております。 (a) 処方箋枚数、(b) 処方単価は外部環境・行政方針に影響を受けるものであり、(c) 後発品調剤率、(d) かかりつけ薬剤師指導料(件数)、(e) 在宅処方件数は企業努力により向上が図れる指標です。 処方箋枚数については、大学病院の逆紹介による門前薬局の処方箋枚数の減少があったものの、新規出店効果による処方箋枚数の増加に伴い、前連結会計年度の実績を上回る実績となりました。 処方箋単価につきましては、後発医薬品調剤体制加算の強化及び、「かかりつけ薬局」としてのサービスの充実等の調剤技術料の加算獲得を図ってまいりましたが、処方箋単価の低いクリニック処方の割合が増加したことと、2025年4月に実施された薬価改定の影響により、前連結会計年度の実績を下回る結果となりました。 (a) 処方箋枚数 当連結会計年度の処方箋枚数は731,726枚(前連結会計年度は692,917枚)となりました。 これは、1店舗閉鎖の影響があったものの、新規出店効果により大幅に処方箋枚数が増加したことによるものです。 (b) 処方単価 当連結会計年度の処方箋単価は13,515円(前連結会計年度は13,749円)となりました。 これは、2025年4月に実施された薬価改定の影響に加え、当社グループの調剤薬局の構成割合が、処方箋単価の低い医療モール型薬局が増加したことによるものです。 (c) 後発品調剤率 当連結会計年度の後発品調剤率(年間平均)は89.0%(前連結会計年度は87.6%)となりました。 (d) かかりつけ薬剤師指導料(件数) 当連結会計年度のかかりつけ薬剤師指導料の算定件数は6,034件(前連結会計年度は8,882件)となりました。 (e) 在宅処方件数 当連結会計年度の在宅処方件数は17,265件(前連結会計年度は16,682件)となりました。 (子育て支援事業) 以下の2つをKPIとしております。 (a) 受入児童数は、自治体からの園児の受け入れに影響を受けるものです。 人材確保が保育所運営に大きな影響を及ぼすため、(b) 保育士採用におけるエントリー数、園見学数、選考面接数という指標を設けて、企業努力により人材の確保を行っております。 受入児童数については、新園の開園により園児数が増加したものの、不採算事業所の閉鎖および既存保育園の園児数の減少により、受入児童数が落ちております。 また、エントリー数、選考面接数は、前事業年度を上回る実績となったことで、人材の確保ができました。 (a) 受入児童数 当連結会計年度の受入児童数は36,735人(前連結会計年度は36,209人)となりました。 これは主に、新規認可保育園の園児数の増加によるものであります。 (b) 保育士採用におけるエントリー数、園見学数、選考面接数 当連結会計年度の保育士採用におけるエントリー数(中途採用)は2,910名(前連結会計年度は3,028名)、園見学数(新卒)は455名(前連結会計年度は437名)、選考面接数(新卒)は137名(前連結会計年度は145名)となりました。 (介護事業) 以下の3つをKPIとしております。 2025年4月にオアシス東新小岩の定員拡大をおこなったことにより、一時的に入居率は低下したものの、入居営業活動の継続的な強化により入居率が前期と同水準まで回復しております。 デイサービス(通所介護)の利用者数につきましては、サービス付き高齢者向け住宅の入居率が高稼働で推移したことにより、併設のデイサービスの稼働率が安定的に推移いたしました。 その結果、これらの指標については以下のとおりとなりました。 (a) サービス付き高齢者向け住宅の入居率 当連結会計年度のサービス付き高齢者向け住宅(特定施設含む)の平均入居率は94.6%(前連結会計年度は95.3%)となりました。 (b) 平均要介護度 当連結会計年度のサービス付き高齢者向け住宅(特定施設含む)の平均介護度は1.9(前連結会計年度は1.9)となりました。 (c) デイサービス(通所介護)の利用者数 当連結会計年度のデイサービス(認知症対応型含む)の利用者数は66,686人(前連結会計年度は63,569人)となりました。 (売上原価、販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度の売上原価は、医薬事業の売上高増加に伴う仕入高の増加、子育て支援事業・介護事業における新規事業所・保育園の開設に伴うコスト増加の要因等もあり、22,181百万円(前連結会計年度は、21,433百万円)となりました。 なお、売上原価率は、89.3%(前連結会計年度は、90.0%)となりました。 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、1,845百万円(前連結会計年度は、1,750百万円)となりました。増加要因の主な内容は、人件費・採用等のコストが増加したことによるものであります。 なお、売上高販管費率は、7.4%(前連結会計年度は、7.3%)となりました。 以上の結果、当連結会計年度の営業利益は、824百万円(前連結会計年度は、641百万円)となりました。 (営業外収益、営業外費用、経常利益) 当連結会計年度の営業外収益は、112百万円(前連結会計年度は、104百万円)となりました。主な内容は、賃貸収入69百万円、その他35百万円であります。 当連結会計年度の営業外費用は、109百万円(前連結会計年度は、101百万円)となりました。主な内容は、賃貸原価61百万円、支払利息44百万円であります。 以上の結果、当連結会計年度の経常利益は827百万円(前連結会計年度は、644百万円)となりました。 (特別利益、特別損失、法人税等、当期純利益) 当連結会計年度の特別利益は、64百万円(前連結会計年度は、268百万円)となりました。主な内容は、設備等補助金収入63百万円であります。 当連結会計年度の特別損失は、455百万円(前連結会計年度は、426百万円)となりました。主な内容は、減損損失454百万円であります。 法人税等は、236百万円となり、税金等調整前当期純利益に対する負担税率は、54.0%となりました。 以上の結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、200百万円(前連結会計年度は、299百万円)となりました。 b.財政状態の分析 当連結会計年度の財政状態の分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績及び財政状態の状況」に記載のとおりであります。 c.キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 d. 経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 e.資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原価に係る人件費、商品の仕入れ、販売費及び一般管理費の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、薬局・保育園・介護施設等の開設に伴う設備投資によるものであります。 当社グループの基本的な資金調達手段は、短期の運転資金ニーズについては、金融機関からの短期借入で行い、設備投資や長期の運転資金ニーズについては、金融機関からの長期借入で行う方針です。また、運転資金の効率的な調達を行うため、取引銀行8行と当座貸越契約及びコミットメントライン契約(極度額3,300百万円(本書提出日現在))を締結しております。

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出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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