概要
関門海は、大阪府松原市に本社を置く、とらふぐ料理専門店「玄品」を主力とする外食企業である。1980年にふぐ料理店として創業、1989年に法人化し、2005年に東京証券取引所マザーズに上場した。2026年3月期の連結売上高は53億円、従業員数は174人。国内60店舗、海外2店舗を展開し、フランチャイズ事業も手がける。低収益体質が課題で、売上高営業利益率は5%前後で推移する。
虎河豚料理専門店「玄品」を中核とする事業構造
関門海グループの主力事業は、とらふぐ料理専門店「玄品」の店舗運営である。2026年3月期末時点で直営店41店舗、フランチャイズ店20店舗、海外店1店舗の計62店舗を運営する。店舗では、ふぐ料理に加えてうなぎ料理やはも料理も提供する。また、通信販売や食材卸売などの外部販売事業も行い、2026年3月期の売上高のうち、直営店舗売上高が41億円、フランチャイズ売上高が3.3億円、本部その他売上高が8.4億円を占める。同社は店舗運営事業の単一セグメントである。
地域別の店舗構成と海外展開
国内店舗は東日本地区と西日本地区に分かれる。直営店舗は東日本23店舗(594席)、西日本17店舗(304席)で、東日本が過半を占める。フランチャイズ店舗は20店舗で361席。海外には、シンガポールに1店舗(9席)を有する。かつて中国上海市にも進出していたが、現状は不明である。2026年3月期の来店客数は直営店で549千人、フランチャイズ店で137千人と、前期比で減少傾向にある。同社はインバウンド需要の変動や地域特性の影響を受けやすい。
収益構造と財務状況の特徴
関門海の売上高は2013年3月期の56億円をピークに減少傾向にあり、2021年3月期には26億円まで落ち込んだが、その後回復し2025年3月期には53億円となった。しかし収益性は低く、営業利益率は5.66%(2025年3月期)で、2026年3月期は3.77%に低下する見込みである。純利益は2020年3月期・2021年3月期に赤字を計上したが、その後黒字転換し2025年3月期は4億円の黒字を見込む。財務面では、有利子負債の圧縮を進めており、2026年3月期のキャッシュ・フローは営業活動で2億円の獲得、投資活動で1.4億円の使用、財務活動で6.9億円の使用となった。
業界の中での役割はとらふぐ料理を中心とする専門外食チェーン。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01外食(とらふぐ料理専門店)主力
主力事業として、とらふぐ料理専門店「玄品」を展開。食材の技術開発と調達力強化により、品質・安全面で差別化された食材を低価格で提供し、競争力を確保している。
- とらふぐ料理専門店「玄品」
- とらふぐを中心とした専門料理店。品質・安全面で差別化された食材を低価格で提供する。
02食材販売(通信販売・小売・流通)準主力
上記主力事業に該当しない事業として、通信販売や小売・流通業界向けに食材を販売している。
- 食材販売
- 通信販売や小売・流通業界向けに、差別化された食材を供給する。
製品と技術
とらふぐの長期低温熟成技術
関門海の競争力の根幹をなす技術が、2003年に完成した長期低温熟成技術である。この技術により、とらふぐの保存期間を延ばし、品質を維持したまま輸送が可能となった。同社はこの技術について特許を取得しており、水産物の冷凍から解凍までの一連の工程において独自のノウハウを持つ。これにより、店舗には安定した品質のふぐを供給し、フランチャイズ店への食材販売にも活用している。セントラルキッチンでの一括加工も行い、効率的な生産体制を構築している。
「玄品」ブランドの商品構成(ふぐ、うなぎ、はも)
主力の「玄品」店舗では、とらふぐ料理を中心に、うなぎ料理やはも料理も提供する。とらふぐ料理は、てっちり、てっさ、唐揚げ、ふぐ寿司など多岐にわたる。季節限定メニューや「ふぐの日」などのフェアを実施し、顧客の関心を集める。国産うなぎをほぼ全店で販売し、うなぎのコース料理も提供することで、冬場のふぐ需要の偏りを補う。また、新業態としてふぐ出汁のおでんカウンターを本町店で試験的に展開するなど、メニュー開発を継続している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
小売業の時価総額近傍。太字が関門海
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7694いつも | 35億円 | 22.5倍 |
| 2 | 3358Trailhead Global Holdings | 35億円 | 55.2倍 |
| 3 | 7129ミアヘルサホールディングス | 33億円 | 16.3倍 |
| 4 | 7571ヤマノホールディングス | 32億円 | 14.9倍 |
| 5 | 7640トップカルチャー | 32億円 | 99.0倍 |
| 6 | 3372関門海 | 31億円 | 24.4倍 |
| 7 | 138A光フードサービス | 31億円 | 20.4倍 |
| 8 | 3550スタジオアタオ | 30億円 | 19.7倍 |
| 9 | 2722IKホールディングス | 30億円 | 12.7倍 |
| 10 | 3071ストリーム | 30億円 | 19.3倍 |
| 11 | 2789カルラ | 29億円 | 11.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 17件
ふぐ料理専門店から法人化へ(1980年〜1993年)
1980年9月、大阪府藤井寺市においてとらふぐ料理専門店「ふぐ半」を開店したのが始まりである。1989年5月、奈良県奈良市に株式会社さかな亭(現・株式会社関門海)を設立し、個人営業店2店舗の営業を譲り受けた。資本金は10,000千円であった。1993年5月には大阪市中央区に初の大型店舗「いけふぐ亭」(現「玄品 法善寺」)を開店し、規模拡大を図った。この時期は関西地域でのふぐ料理専門店としての基盤を固める段階であった。
関東進出と研究開発の開始(1999年〜2001年)
1999年5月、関東地区への出店を目的に大阪府松原市に株式会社阪口フーズを設立した(資本金70,000千円)。同年7月には東京都港区に関東第1号店「下関ふぐ新橋店」を開店。同時に1999年10月には「美味で健康的な本物のおいしさの追求」を目的とした研究開発活動を開始した。2001年3月に商号を株式会社関門海に変更し、同年5月には阪口フーズを吸収合併。さらに本部事務所を松原市に開設し、研究開発室・セントラルキッチン・物流センターを一体化した。
ブランド統一とフランチャイズ展開(2002年〜2005年)
2002年6月、とらふぐ料理専門店の屋号を「玄品ふぐ」に統一した。2003年12月には長期低温熟成技術が完成し、とらふぐの保存・輸送に導入を開始。2004年3月にはフランチャイズ加盟店の募集を開始し、同年11月に第1号FC店「玄品ふぐ銀座一丁目の関」を東京都中央区に開店した。同年12月にはとらふぐ宅配事業を開始。2005年6月には東京証券取引所マザーズに株式を上場し、資本市場からの資金調達を可能にした。
上場後の拡大と持株会社体制への移行(2005年〜2013年)
上場後、2008年4月に本店を大阪市西区北堀江に移転。2013年10月には自社セントラルキッチンの生産能力拡大と安全衛生面の向上のための改装を実施した。同年、第三者割当増資により資本金を897,461千円に増加。東京証券取引所市場第二部へ上場市場を変更し、持株会社体制へ移行するため、国内店舗運営事業を3社に分割継承した。また、海外展開としてシンガポールに1号店を開店し、中国の企業とマスターフランチャイズ契約を締結した。
リブランディングと海外子会社設立(2013年〜)
2013年以降、同社は「玄品ふぐ」から「玄品」へのリブランディングを実施。中国上海市に100%子会社の関門海(上海)貿易有限公司を設立し、さらに合弁会社として上海玄品餐飲管理有限公司を設立、中国第1号店「玄品 淮海」をオープンした。海外店舗はシンガポールと中国に展開したが、その後の状況は限定的である。国内では、うなぎ料理やはも料理の提供を開始し、メニュー多様化を進めた。
年表17件を開く
1980年代
- 1980年9月大阪府藤井寺市において、とらふぐ料理専門店「ふぐ半」を開店。
- 1989年5月創業奈良県奈良市において、株式会社さかな亭(現 株式会社関門海)を設立(資本金10,000千円)し、個人営業店2店舗の営業を譲受。
1990年代
- 1993年5月大阪市中央区に初の大型店舗「いけふぐ亭」(現「玄品 法善寺」)を開店。
- 1999年5月大阪府松原市に関東地区への出店のため㈱阪口フーズを設立。(資本金70,000千円)
- 1999年7月㈱阪口フーズが、東京都港区に関東地区第1号店、「下関ふぐ新橋店」を開店。
- 1999年10月「美味で健康的な本物のおいしさの追求」を目的とした研究開発活動を開始。
2000年代
- 2001年3月株式会社関門海に商号を変更。
- 2001年5月M&A㈱阪口フーズを吸収合併。
- 2001年5月大阪府松原市に研究開発室、セントラルキッチン、物流センターを兼備した本部事務所を開設。
- 2002年6月とらふぐ料理専門店の屋号を「玄品ふぐ」に統一。
- 2003年12月長期低温熟成技術が完成し、とらふぐの保存・輸送への導入を開始。
- 2004年3月「玄品ふぐ」のフランチャイズ加盟店募集を開始。
- 2004年11月東京都中央区にフランチャイズ店舗第1号店、「玄品ふぐ銀座一丁目の関」を開店。
- 2004年12月とらふぐ宅配事業を開始。
- 2005年6月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場。
- 2008年4月大阪市西区北堀江に本店を移転。
2010年代
- 2013年10月上場自社セントラルキッチンの生産能力拡大及び安全衛生面の更なる向上のための改装を実施。第三者割当増資により資本金646,391千円に増加。企業価値の向上を目的として株主優待制度の再開。第三者割当増資により資本金897,461千円に増加。東京証券取引所市場第二部へ上場市場を変更。上海頌和実業発展有限公司との間で、中国におけるマスターフランチャイズ契約を締結。海外店舗第一号として、シンガポールに「玄品(GUENPIN)シンガポール」をオープン。「玄品ふぐ」うなぎ料理の提供を開始。「玄品ふぐ」はも料理の提供を開始。株式会社関門海の国内店舗運営事業を「株式会社宗國玄品ふぐ」「株式会社東國玄品ふぐ」「株式会社西國玄品ふぐ」に分割継承し、持株会社体制に移行。中国上海市に100%子会社となる関門海(上海)貿易有限公司を設立。「玄品ふぐ」を「玄品」にリ・ブランディング。第三者割当増資により資本金997,461千円に増加。中国上海市に関門海(上海)貿易有限公司の出資により合弁会社として上海玄品餐飲管理有限公司を設立。中国上海市に中国第1号店として「玄品 淮海」をオープン。KANMONKAI-SG PTE.L
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高営業利益率10%
- 店舗ごとの償却前営業利益率20%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
玄品ブランドの価値向上と再成長
主力事業「玄品」のブランド力を磨き上げ、とらふぐ及びその他食材への展開、店舗ごとの収益性向上、フランチャイズの全国・海外拡大を推進する。
- 02
季節変動の克服と年中繁盛化
年間を通じて安定した収益を確保するため、新たな商品開発やインバウンド需要への対応を進め、売上高営業利益率10%、店舗ごとの償却前営業利益率20%を目標とする。
- 03
人的資本経営の推進
企業理念の「人づくり」に基づき、新卒採用の積極化と社内教育の強化、賃上げや福利厚生の充実により従業員満足度を高め、多様な人材が活躍できる環境を整備する。
- 04
外部販売事業の強化
外販・通販事業を主力事業に次ぐ収益の柱として強化するため、生産体制の高度化や設備投資を進め、安定的な供給体制の構築と販路拡大を図る。
- 05
財務基盤の強化
借入条件の見直しや在庫適正化によるキャッシュフロー改善に加え、内部留保の充実と収益力向上、財務体質の強化を進める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で174人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は441万円で、9期前と比べて+12.6%。平均年齢は37.5歳、平均勤続年数は7.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 151 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 149 | — |
| 2019年3月 | 392 | 41.1 | 5.7 | 137 | — |
| 2020年3月 | 407 | 41.8 | 6.1 | 148 | — |
| 2021年3月 | 394 | 39.6 | 5.6 | 139 | — |
| 2022年3月 | 371 | 41.5 | 7.9 | 131 | — |
| 2023年3月 | 370 | 30.5 | 5.2 | 134 | — |
| 2024年3月 | 420 | 38.9 | 7.3 | 152 | — |
| 2025年3月 | 409 | 37.5 | 7.2 | 167 | 180 |
| 2026年3月 | 441 | 37.5 | 7.4 | 174 | 115 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 0 / 海外 1) を有報から抽出しています。
- 海外KANMONKAI-SG PTE.LTD.(注)シンガポール議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は53億円、営業利益は2億円。前期と比べると増収減益で、売上が+0.0%、利益が-33.3%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 53億円 | 53億円 |
| 営業利益 | 2億円 | 2億円 |
| 純利益 | 1億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は8億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 15 | — | — | 3 |
| 2024年1Q | 8 | −1 | −12.5 | 0 |
| 2024年2Q | 9 | −1 | −11.1 | −1 |
| 2024年3Q | 18 | 4 | 22.2 | 3 |
| 2024年4Q | 15 | — | — | 1 |
| 2025年2Q | 18 | −2 | −11.1 | −1 |
| 2025年4Q | 35 | 5 | 14.3 | 5 |
| 2026年2Q | 19 | −3 | −15.8 | −2 |
| 2026年4Q | 34 | 5 | 14.7 | 3 |
| 2027年1Q | 8 | −1 | −12.5 | −1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は56億円から53億円へ95%に減った。直近期の営業利益率は3.8%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 自社セントラルキッチンの生産能力拡大及び安全衛生面の更なる向上のための改装を実施。第三者割当増資により資本金646,391千円に増加。企業価値の向上を目的として株主優待制度の再開。第三者割当増資により資本金897,461千円に増加。東京証券取引所市場第二部へ上場市場を変更。上海頌和実業発展有限公司との間で、中国におけるマスターフランチャイズ契約を締結。海外店舗第一号として、シンガポールに「玄品(GUENPIN)シンガポール」をオープン。「玄品ふぐ」うなぎ料理の提供を開始。「玄品ふぐ」はも料理の提供を開始。株式会社関門海の国内店舗運営事業を「株式会社宗國玄品ふぐ」「株式会社東國玄品ふぐ」「株式会社西國玄品ふぐ」に分割継承し、持株会社体制に移行。中国上海市に100%子会社となる関門海(上海)貿易有限公司を設立。「玄品ふぐ」を「玄品」にリ・ブランディング。第三者割当増資により資本金997,461千円に増加。中国上海市に関門海(上海)貿易有限公司の出資により合弁会社として上海玄品餐飲管理有限公司を設立。中国上海市に中国第1号店として「玄品 淮海」をオープン。KANMONKAI-SG PTE.L | |||||
| 2013年3月 | 56 | — | 1 | — | 0 |
| 2014年3月 | 53 | — | 1 | — | 0 |
| 2015年3月 | 51 | — | 1 | — | 0 |
| 2016年3月 | 52 | — | 1 | — | 0 |
| 2017年3月 | 47 | — | 1 | — | 0 |
| 2018年3月 | 47 | — | 1 | — | 0 |
| 2019年3月 | 46 | — | 1 | — | 0 |
| 2020年3月 | 45 | — | −3 | — | −5 |
| 2021年3月 | 26 | — | −3 | — | −6 |
| 2022年3月 | 26 | — | 1 | — | 0 |
| 2023年3月 | 42 | — | 1 | — | 2 |
| 2024年3月 | 50 | — | 2 | — | 3 |
| 2025年3月 | 53 | 3 | 3 | 5.7 | 4 |
| 2026年3月 | 53 | 2 | 2 | 3.8 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高53億円のうち、営業利益として残るのは2億円で3.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の1.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金35.8%19億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金60.4%32億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.8%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが2億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは1億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は8億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0 | 3 | −3 | 3 | 12 |
| 2014年3月 | 2 | −1 | −2 | 1 | 11 |
| 2015年3月 | −1 | −1 | −1 | −2 | 8 |
| 2016年3月 | 1 | 0 | −3 | 1 | 7 |
| 2017年3月 | 2 | 0 | 2 | 2 | 10 |
| 2018年3月 | −2 | −1 | −2 | −3 | 6 |
| 2019年3月 | 3 | −1 | 1 | 2 | 9 |
| 2020年3月 | 3 | −4 | 3 | −1 | 11 |
| 2021年3月 | −8 | 0 | 10 | −8 | 14 |
| 2022年3月 | 3 | 0 | 0 | 3 | 17 |
| 2023年3月 | 11 | 0 | 0 | 11 | 28 |
| 2024年3月 | 4 | −6 | −6 | −2 | 20 |
| 2025年3月 | 6 | 3 | −16 | 9 | 14 |
| 2026年3月 | 2 | −1 | −7 | 1 | 8 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は27億円。このうち返さなくてよい自己資本が14億円で、自己資本比率は51.9%(業種中央値47.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 47 | 3 | 44 | 4.8 |
| 2014年3月 | 43 | 2 | 41 | 4.3 |
| 2015年3月 | 42 | 3 | 39 | 7.7 |
| 2016年3月 | 41 | 3 | 38 | 8.5 |
| 2017年3月 | 41 | 8 | 33 | 20.4 |
| 2018年3月 | 39 | 9 | 30 | 21.9 |
| 2019年3月 | 41 | 11 | 30 | 25.8 |
| 2020年3月 | 39 | 7 | 32 | 17.7 |
| 2021年3月 | 44 | 3 | 41 | 7.6 |
| 2022年3月 | 43 | 4 | 39 | 8.4 |
| 2023年3月 | 49 | 6 | 43 | 11.8 |
| 2024年3月 | 46 | 9 | 37 | 19.8 |
| 2025年3月 | 33 | 13 | 20 | 38.9 |
| 2026年3月 | 27 | 14 | 13 | 51.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で322社中136位あたり、逆に低いのは売上成長率で322社中252位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥220で、1年前と比べて-13.0%。過去52週の値幅のなかでは6%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 24.4倍 |
| PER (会社予想) | 25.1倍 |
| PBR | 2.28倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月横ばい、52週安値217円に接近。25日線(220円)とほぼ同水準で膠着。本日小反落も、220円前後のもみ合いが続く。出来高は平均5000~10000株と低調。年初来安値圏で値動き鈍く、方向感欠如。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)。
PER 24.39倍と同業界平均41.19倍より低いが、PBR 2.14倍は同業界平均2.92倍より低く、ROE 9.2%に対してPBRがやや高め。配当利回り0%と無配で、配当によるバリューはない。過去2期の利益減少トレンドが懸念。PERは平均より低いが、無配と利益減少を考慮すると割高と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 24.4倍 | 39.6倍 |
| PER (予想) | 25.1倍 | — |
| PBR | 2.28倍 | 2.44倍 |
| ROE | 9.2% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
関門海は、2026年3月期に営業利益率の低下を見込み、収益力に疑問。強気派はローカル需要の安定性や値上げによる収益改善を期待。弱気派は原材料高と競争激化で利益が圧迫されると懸念。
- ローカル需要
地元密着型で安定した来客が見込める
- 値上げ余地
低価格帯から適正価格への転嫁余地
- 店舗拡大の可能性
九州内での出店余地あり
- 株主還元再開次回株主総会影響弱
無配継続だが復配期待
- 業界再編の恩恵不定影響弱
M&Aや提携で競争力向上
- 売上高安定通年影響弱
FY2026売上53億円、前期並み確保
- コスト削減効果通年影響中
営業利益率3.77%から改善の余地
- 原材料高騰
魚介類や米の価格上昇が利益率低下
- 競合との競争
大手回転寿司チェーンとの競合激化
- 収益性低下
2026年3月期の営業利益率3.77%見込み
- 営業利益減少トレンド通年影響強
FY2026営業利益2億円、前期比33%減
- 純利益急減通年影響強
FY2026純利益1億円、前期比75%減
- 個人消費の低迷継続影響中
消費減退で売上減少リスク
- 競合の価格攻勢不定影響中
値下げ競争で利益率低下
- 既存店売上高前年比
- 需要動向を把握
- 原材料費比率
- コスト圧迫度合いを確認
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ17,814人。区分でいちばん多いのは個人・その他で61.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.1%を占め、残る62.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 63.5 | 63.4 | 63.9 | 63.4 | 61.0 | 61.5 |
| 事業法人 | 35.8 | 35.5 | 35.5 | 35.6 | 37.2 | 37.1 |
| 自己株式 | 2.2 | 2.2 | 2.2 | 2.2 | 2.2 | 2.2 |
| 証券会社 | 0.1 | 0.3 | 0.1 | 0.4 | 1.2 | 1.1 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.2 | 0.1 | 0.2 | 0.2 |
| 外国法人 | 0.4 | 0.5 | 0.2 | 0.5 | 0.4 | 0.1 |
| 金融機関 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.0 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位11者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社椿台 | 29.99 |
| 02 | サントリー株式会社 | 4.99 |
| 03 | 田原久美子 | 1.79 |
| 04 | 笠井武史 | 1.64 |
| 05 | 尾家産業株式会社 | 1.57 |
| 06 | 関門海福株会 | 1.25 |
| 07 | 楽天証券株式会社 | 1.06 |
| 08 | 吉田福太郎 | 0.97 |
| 09 | 小野秀昭 | 0.56 |
| 10 | 金子旺子 | 0.40 |
| 11 | 山口晴緒 | 0.40 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-25株式会社椿台 代表取締役社長 田原久美子変更報告29.99%+0.59pt
- 2026-05-13株式会社椿台 代表取締役社長 田原久美子新規の大量保有報告29.99%+0.59pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+410%、1株純資産は14期で+326%。直近期のROEは9.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2 | 24 | — | 60.5 |
| 2014年3月 | −4 | 20 | −19.9 | — |
| 2015年3月 | 4 | 33 | 16.5 | 38.5 |
| 2016年3月 | 2 | 35 | 5.7 | 165.1 |
| 2017年3月 | −2 | 71 | −3.0 | — |
| 2018年3月 | 3 | 73 | 4.1 | 153.2 |
| 2019年3月 | 0 | 87 | 0.4 | 1278.1 |
| 2020年3月 | −39 | 54 | −54.5 | — |
| 2021年3月 | −44 | 25 | −111.5 | — |
| 2022年3月 | 0 | 27 | 0.2 | 5675.0 |
| 2023年3月 | 15 | 42 | 44.0 | 15.4 |
| 2024年3月 | 24 | 67 | 44.6 | 11.7 |
| 2025年3月 | 28 | 94 | 34.4 | 8.0 |
| 2026年3月 | 9 | 103 | 9.2 | 24.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額26百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 山口久美子 | 代表取締役社長 | 54 | 250,900 |
| 大村美智也 | 取締役 事業統括本部長 | 60 | 9,500 |
| 松下義行 | 取締役 | 82 | — |
| 阿井公宗 | 常勤監査役 | 81 | — |
| 近藤行弘 | 監査役 | 68 | — |
| 小田利昭 | 監査役 | 68 | — |
| 関口弘一 | — | 74 | 1,200 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 17 | 17 | 9 |
| 社外取締役 | 3 | 5 | 5 | 2 |
| 監査役 | 1 | 4 | 4 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容216字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,382字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,626字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,685字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第38期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-22
- 半期報告書半期報告書-第38期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第37期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第37期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第36期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-25
- 四半期報告書四半期報告書-第36期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第36期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第36期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第35期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第35期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第35期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第35期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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