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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

関門海

KANMONKAI CO., LTD.3372 · Standard · 小売業

とらふぐ料理専門店「玄品」を主力に、差別化された食材を低価格で提供する外食チェーン。

概要

関門海は、大阪府松原市に本社を置く、とらふぐ料理専門店「玄品」を主力とする外食企業である。1980年にふぐ料理店として創業、1989年に法人化し、2005年に東京証券取引所マザーズに上場した。2026年3月期の連結売上高は53億円、従業員数は174人。国内60店舗、海外2店舗を展開し、フランチャイズ事業も手がける。低収益体質が課題で、売上高営業利益率は5%前後で推移する。

虎河豚料理専門店「玄品」を中核とする事業構造

関門海グループの主力事業は、とらふぐ料理専門店「玄品」の店舗運営である。2026年3月期末時点で直営店41店舗、フランチャイズ店20店舗、海外店1店舗の計62店舗を運営する。店舗では、ふぐ料理に加えてうなぎ料理やはも料理も提供する。また、通信販売や食材卸売などの外部販売事業も行い、2026年3月期の売上高のうち、直営店舗売上高が41億円、フランチャイズ売上高が3.3億円、本部その他売上高が8.4億円を占める。同社は店舗運営事業の単一セグメントである。

地域別の店舗構成と海外展開

国内店舗は東日本地区と西日本地区に分かれる。直営店舗は東日本23店舗(594席)、西日本17店舗(304席)で、東日本が過半を占める。フランチャイズ店舗は20店舗で361席。海外には、シンガポールに1店舗(9席)を有する。かつて中国上海市にも進出していたが、現状は不明である。2026年3月期の来店客数は直営店で549千人、フランチャイズ店で137千人と、前期比で減少傾向にある。同社はインバウンド需要の変動や地域特性の影響を受けやすい。

収益構造と財務状況の特徴

関門海の売上高は2013年3月期の56億円をピークに減少傾向にあり、2021年3月期には26億円まで落ち込んだが、その後回復し2025年3月期には53億円となった。しかし収益性は低く、営業利益率は5.66%(2025年3月期)で、2026年3月期は3.77%に低下する見込みである。純利益は2020年3月期・2021年3月期に赤字を計上したが、その後黒字転換し2025年3月期は4億円の黒字を見込む。財務面では、有利子負債の圧縮を進めており、2026年3月期のキャッシュ・フローは営業活動で2億円の獲得、投資活動で1.4億円の使用、財務活動で6.9億円の使用となった。

業界の中での役割はとらふぐ料理を中心とする専門外食チェーン。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
53億円
営業利益
2億円
営業利益率
3.8%
純利益
1億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01外食(とらふぐ料理専門店)主力

主力事業として、とらふぐ料理専門店「玄品」を展開。食材の技術開発と調達力強化により、品質・安全面で差別化された食材を低価格で提供し、競争力を確保している。

主な製品・サービス1
とらふぐ料理専門店「玄品」
とらふぐを中心とした専門料理店。品質・安全面で差別化された食材を低価格で提供する。

02食材販売(通信販売・小売・流通)準主力

上記主力事業に該当しない事業として、通信販売や小売・流通業界向けに食材を販売している。

主な製品・サービス1
食材販売
通信販売や小売・流通業界向けに、差別化された食材を供給する。

製品と技術

とらふぐの長期低温熟成技術

関門海の競争力の根幹をなす技術が、2003年に完成した長期低温熟成技術である。この技術により、とらふぐの保存期間を延ばし、品質を維持したまま輸送が可能となった。同社はこの技術について特許を取得しており、水産物の冷凍から解凍までの一連の工程において独自のノウハウを持つ。これにより、店舗には安定した品質のふぐを供給し、フランチャイズ店への食材販売にも活用している。セントラルキッチンでの一括加工も行い、効率的な生産体制を構築している。

「玄品」ブランドの商品構成(ふぐ、うなぎ、はも)

主力の「玄品」店舗では、とらふぐ料理を中心に、うなぎ料理やはも料理も提供する。とらふぐ料理は、てっちり、てっさ、唐揚げ、ふぐ寿司など多岐にわたる。季節限定メニューや「ふぐの日」などのフェアを実施し、顧客の関心を集める。国産うなぎをほぼ全店で販売し、うなぎのコース料理も提供することで、冬場のふぐ需要の偏りを補う。また、新業態としてふぐ出汁のおでんカウンターを本町店で試験的に展開するなど、メニュー開発を継続している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字が関門海

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17694いつも35億円22.5倍
23358Trailhead Global Holdings35億円55.2倍
37129ミアヘルサホールディングス33億円16.3倍
47571ヤマノホールディングス32億円14.9倍
57640トップカルチャー32億円99.0倍
63372関門海31億円24.4倍
7138A光フードサービス31億円20.4倍
83550スタジオアタオ30億円19.7倍
92722IKホールディングス30億円12.7倍
103071ストリーム30億円19.3倍
112789カルラ29億円11.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 17件

ふぐ料理専門店から法人化へ(1980年〜1993年)

1980年9月、大阪府藤井寺市においてとらふぐ料理専門店「ふぐ半」を開店したのが始まりである。1989年5月、奈良県奈良市に株式会社さかな亭(現・株式会社関門海)を設立し、個人営業店2店舗の営業を譲り受けた。資本金は10,000千円であった。1993年5月には大阪市中央区に初の大型店舗「いけふぐ亭」(現「玄品 法善寺」)を開店し、規模拡大を図った。この時期は関西地域でのふぐ料理専門店としての基盤を固める段階であった。

関東進出と研究開発の開始(1999年〜2001年)

1999年5月、関東地区への出店を目的に大阪府松原市に株式会社阪口フーズを設立した(資本金70,000千円)。同年7月には東京都港区に関東第1号店「下関ふぐ新橋店」を開店。同時に1999年10月には「美味で健康的な本物のおいしさの追求」を目的とした研究開発活動を開始した。2001年3月に商号を株式会社関門海に変更し、同年5月には阪口フーズを吸収合併。さらに本部事務所を松原市に開設し、研究開発室・セントラルキッチン・物流センターを一体化した。

ブランド統一とフランチャイズ展開(2002年〜2005年)

2002年6月、とらふぐ料理専門店の屋号を「玄品ふぐ」に統一した。2003年12月には長期低温熟成技術が完成し、とらふぐの保存・輸送に導入を開始。2004年3月にはフランチャイズ加盟店の募集を開始し、同年11月に第1号FC店「玄品ふぐ銀座一丁目の関」を東京都中央区に開店した。同年12月にはとらふぐ宅配事業を開始。2005年6月には東京証券取引所マザーズに株式を上場し、資本市場からの資金調達を可能にした。

上場後の拡大と持株会社体制への移行(2005年〜2013年)

上場後、2008年4月に本店を大阪市西区北堀江に移転。2013年10月には自社セントラルキッチンの生産能力拡大と安全衛生面の向上のための改装を実施した。同年、第三者割当増資により資本金を897,461千円に増加。東京証券取引所市場第二部へ上場市場を変更し、持株会社体制へ移行するため、国内店舗運営事業を3社に分割継承した。また、海外展開としてシンガポールに1号店を開店し、中国の企業とマスターフランチャイズ契約を締結した。

リブランディングと海外子会社設立(2013年〜)

2013年以降、同社は「玄品ふぐ」から「玄品」へのリブランディングを実施。中国上海市に100%子会社の関門海(上海)貿易有限公司を設立し、さらに合弁会社として上海玄品餐飲管理有限公司を設立、中国第1号店「玄品 淮海」をオープンした。海外店舗はシンガポールと中国に展開したが、その後の状況は限定的である。国内では、うなぎ料理やはも料理の提供を開始し、メニュー多様化を進めた。

年表17件を開く

1980年代

  • 1980年9月大阪府藤井寺市において、とらふぐ料理専門店「ふぐ半」を開店。
  • 1989年5月創業奈良県奈良市において、株式会社さかな亭(現 株式会社関門海)を設立(資本金10,000千円)し、個人営業店2店舗の営業を譲受。

1990年代

  • 1993年5月大阪市中央区に初の大型店舗「いけふぐ亭」(現「玄品 法善寺」)を開店。
  • 1999年5月大阪府松原市に関東地区への出店のため㈱阪口フーズを設立。(資本金70,000千円)
  • 1999年7月㈱阪口フーズが、東京都港区に関東地区第1号店、「下関ふぐ新橋店」を開店。
  • 1999年10月「美味で健康的な本物のおいしさの追求」を目的とした研究開発活動を開始。

2000年代

  • 2001年3月株式会社関門海に商号を変更。
  • 2001年5月M&A㈱阪口フーズを吸収合併。
  • 2001年5月大阪府松原市に研究開発室、セントラルキッチン、物流センターを兼備した本部事務所を開設。
  • 2002年6月とらふぐ料理専門店の屋号を「玄品ふぐ」に統一。
  • 2003年12月長期低温熟成技術が完成し、とらふぐの保存・輸送への導入を開始。
  • 2004年3月「玄品ふぐ」のフランチャイズ加盟店募集を開始。
  • 2004年11月東京都中央区にフランチャイズ店舗第1号店、「玄品ふぐ銀座一丁目の関」を開店。
  • 2004年12月とらふぐ宅配事業を開始。
  • 2005年6月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場。
  • 2008年4月大阪市西区北堀江に本店を移転。

2010年代

  • 2013年10月上場自社セントラルキッチンの生産能力拡大及び安全衛生面の更なる向上のための改装を実施。第三者割当増資により資本金646,391千円に増加。企業価値の向上を目的として株主優待制度の再開。第三者割当増資により資本金897,461千円に増加。東京証券取引所市場第二部へ上場市場を変更。上海頌和実業発展有限公司との間で、中国におけるマスターフランチャイズ契約を締結。海外店舗第一号として、シンガポールに「玄品(GUENPIN)シンガポール」をオープン。「玄品ふぐ」うなぎ料理の提供を開始。「玄品ふぐ」はも料理の提供を開始。株式会社関門海の国内店舗運営事業を「株式会社宗國玄品ふぐ」「株式会社東國玄品ふぐ」「株式会社西國玄品ふぐ」に分割継承し、持株会社体制に移行。中国上海市に100%子会社となる関門海(上海)貿易有限公司を設立。「玄品ふぐ」を「玄品」にリ・ブランディング。第三者割当増資により資本金997,461千円に増加。中国上海市に関門海(上海)貿易有限公司の出資により合弁会社として上海玄品餐飲管理有限公司を設立。中国上海市に中国第1号店として「玄品 淮海」をオープン。KANMONKAI-SG PTE.L

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高営業利益率10%
  • 店舗ごとの償却前営業利益率20%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    玄品ブランドの価値向上と再成長

    主力事業「玄品」のブランド力を磨き上げ、とらふぐ及びその他食材への展開、店舗ごとの収益性向上、フランチャイズの全国・海外拡大を推進する。

  2. 02

    季節変動の克服と年中繁盛化

    年間を通じて安定した収益を確保するため、新たな商品開発やインバウンド需要への対応を進め、売上高営業利益率10%、店舗ごとの償却前営業利益率20%を目標とする。

  3. 03

    人的資本経営の推進

    企業理念の「人づくり」に基づき、新卒採用の積極化と社内教育の強化、賃上げや福利厚生の充実により従業員満足度を高め、多様な人材が活躍できる環境を整備する。

  4. 04

    外部販売事業の強化

    外販・通販事業を主力事業に次ぐ収益の柱として強化するため、生産体制の高度化や設備投資を進め、安定的な供給体制の構築と販路拡大を図る。

  5. 05

    財務基盤の強化

    借入条件の見直しや在庫適正化によるキャッシュフロー改善に加え、内部留保の充実と収益力向上、財務体質の強化を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で174人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は441万円で、9期前と比べて+12.6%平均年齢は37.5歳、平均勤続年数は7.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月151
2018年3月149
2019年3月39241.15.7137
2020年3月40741.86.1148
2021年3月39439.65.6139
2022年3月37141.57.9131
2023年3月37030.55.2134
2024年3月42038.97.3152
2025年3月40937.57.2167180
2026年3月44137.57.4174115

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率21.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率60.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)84.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 0 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
玄品等ふぐ取扱店舗 — 東日本地区直営店舗225百万円
玄品等ふぐ取扱店舗 — 西日本地区直営店舗217百万円
本社及び 西日本物流センター — 大阪府松原市88百万円
玄品等ふぐ取扱店舗 — フランチャイズ店舗3百万円
東京支社 — 東京都千代田区2百万円
主な関係会社
  • 海外
    KANMONKAI-SG PTE.LTD.(注)
    シンガポール
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は53億円営業利益2億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.0%、利益が-33.3%。

売上高
+0.0%
53億円
営業利益
-33.3%
2億円
純利益
-75.0%
1億円
営業利益率
3.8%
前期比 -1.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高53億円53億円
営業利益2億円2億円
純利益1億円1億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は8億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q153
2024年1Q8−1−12.50
2024年2Q9−1−11.1−1
2024年3Q18422.23
2024年4Q151
2025年2Q18−2−11.1−1
2025年4Q35514.35
2026年2Q19−3−15.8−2
2026年4Q34514.73
2027年1Q8−1−12.5−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は56億円から53億円へ95%に減った。直近期の営業利益率は3.8%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
自社セントラルキッチンの生産能力拡大及び安全衛生面の更なる向上のための改装を実施。第三者割当増資により資本金646,391千円に増加。企業価値の向上を目的として株主優待制度の再開。第三者割当増資により資本金897,461千円に増加。東京証券取引所市場第二部へ上場市場を変更。上海頌和実業発展有限公司との間で、中国におけるマスターフランチャイズ契約を締結。海外店舗第一号として、シンガポールに「玄品(GUENPIN)シンガポール」をオープン。「玄品ふぐ」うなぎ料理の提供を開始。「玄品ふぐ」はも料理の提供を開始。株式会社関門海の国内店舗運営事業を「株式会社宗國玄品ふぐ」「株式会社東國玄品ふぐ」「株式会社西國玄品ふぐ」に分割継承し、持株会社体制に移行。中国上海市に100%子会社となる関門海(上海)貿易有限公司を設立。「玄品ふぐ」を「玄品」にリ・ブランディング。第三者割当増資により資本金997,461千円に増加。中国上海市に関門海(上海)貿易有限公司の出資により合弁会社として上海玄品餐飲管理有限公司を設立。中国上海市に中国第1号店として「玄品 淮海」をオープン。KANMONKAI-SG PTE.L
2013年3月5610
2014年3月5310
2015年3月5110
2016年3月5210
2017年3月4710
2018年3月4710
2019年3月4610
2020年3月45−3−5
2021年3月26−3−6
2022年3月2610
2023年3月4212
2024年3月5023
2025年3月53335.74
2026年3月53223.81

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高53億円のうち、営業利益として残るのは2億円3.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の1.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金35.8%19億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金60.4%32億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.8%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
64.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.1pt
3.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.6pt
1.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.6pt
9.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが2億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は8億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月03−3312
2014年3月2−1−2111
2015年3月−1−1−1−28
2016年3月10−317
2017年3月202210
2018年3月−2−1−2−36
2019年3月3−1129
2020年3月3−43−111
2021年3月−8010−814
2022年3月300317
2023年3月11001128
2024年3月4−6−6−220
2025年3月63−16914
2026年3月2−1−718

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は27億円。このうち返さなくてよい自己資本が14億円で、自己資本比率は51.9%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月473444.8
2014年3月432414.3
2015年3月423397.7
2016年3月413388.5
2017年3月4183320.4
2018年3月3993021.9
2019年3月41113025.8
2020年3月3973217.7
2021年3月443417.6
2022年3月434398.4
2023年3月4964311.8
2024年3月4693719.8
2025年3月33132038.9
2026年3月27141351.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
8億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
10億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
6億円
在庫として抱えている分
負債合計
13億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
73
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率322社中136位あたり、逆に低いのは売上成長率322社中252位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.2%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.8%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
51.9%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥220で、1年前と比べて-13.0%過去52週の値幅のなかでは6%の位置にある。

¥220+0.0%1ヶ月+0.0%1年-13.0%時価総額31億円
過去52週の値幅
安値¥217高値¥265

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)24.4倍
PER (会社予想)25.1倍
PBR2.28倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月横ばい、52週安値217円に接近。25日線(220円)とほぼ同水準で膠着。本日小反落も、220円前後のもみ合いが続く。出来高は平均5000~10000株と低調。年初来安値圏で値動き鈍く、方向感欠如。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PER 24.39倍と同業界平均41.19倍より低いが、PBR 2.14倍は同業界平均2.92倍より低く、ROE 9.2%に対してPBRがやや高め。配当利回り0%と無配で、配当によるバリューはない。過去2期の利益減少トレンドが懸念。PERは平均より低いが、無配と利益減少を考慮すると割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)24.4倍39.6倍
PER (予想)25.1倍
PBR2.28倍2.44倍
ROE9.2%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

関門海は、2026年3月期に営業利益率の低下を見込み、収益力に疑問。強気派はローカル需要の安定性や値上げによる収益改善を期待。弱気派は原材料高と競争激化で利益が圧迫されると懸念。

プラスに働く材料7
  • ローカル需要

    地元密着型で安定した来客が見込める

  • 値上げ余地

    低価格帯から適正価格への転嫁余地

  • 店舗拡大の可能性

    九州内での出店余地あり

  • 株主還元再開次回株主総会影響

    無配継続だが復配期待

  • 業界再編の恩恵不定影響

    M&Aや提携で競争力向上

  • 売上高安定通年影響

    FY2026売上53億円、前期並み確保

  • コスト削減効果通年影響

    営業利益率3.77%から改善の余地

マイナスに働く材料7
  • 原材料高騰

    魚介類や米の価格上昇が利益率低下

  • 競合との競争

    大手回転寿司チェーンとの競合激化

  • 収益性低下

    2026年3月期の営業利益率3.77%見込み

  • 営業利益減少トレンド通年影響

    FY2026営業利益2億円、前期比33%減

  • 純利益急減通年影響

    FY2026純利益1億円、前期比75%減

  • 個人消費の低迷継続影響

    消費減退で売上減少リスク

  • 競合の価格攻勢不定影響

    値下げ競争で利益率低下

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
需要動向を把握
原材料費比率
コスト圧迫度合いを確認

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ17,814人。区分でいちばん多いのは個人・その他61.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.1%を占め、残る62.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他63.563.463.963.461.061.5
事業法人35.835.535.535.637.237.1
自己株式2.22.22.22.22.22.2
証券会社0.10.30.10.41.21.1
外国人個人0.10.10.20.10.20.2
外国法人0.40.50.20.50.40.1
金融機関0.00.10.10.00.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位11

順位株主持ち株比率 %
01株式会社椿台29.99
02サントリー株式会社4.99
03田原久美子1.79
04笠井武史1.64
05尾家産業株式会社1.57
06関門海福株会1.25
07楽天証券株式会社1.06
08吉田福太郎0.97
09小野秀昭0.56
10金子旺子0.40
11山口晴緒0.40

有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-05-25
    株式会社椿台 代表取締役社長 田原久美子
    変更報告
    29.99%
    +0.59pt
  • 2026-05-13
    株式会社椿台 代表取締役社長 田原久美子
    新規の大量保有報告
    29.99%
    +0.59pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+410%、1株純資産は14期で+326%。直近期のROEは9.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年3月22460.5
2014年3月−420−19.9
2015年3月43316.538.5
2016年3月2355.7165.1
2017年3月−271−3.0
2018年3月3734.1153.2
2019年3月0870.41278.1
2020年3月−3954−54.5
2021年3月−4425−111.5
2022年3月0270.25675.0
2023年3月154244.015.4
2024年3月246744.611.7
2025年3月289434.48.0
2026年3月91039.224.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額26百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山口久美子代表取締役社長54250,900
大村美智也取締役 事業統括本部長609,500
松下義行取締役82
阿井公宗常勤監査役81
近藤行弘監査役68
小田利昭監査役68
関口弘一741,200

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)217179
社外取締役3552
監査役1444

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容216字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、主に食材に関連する技術開発及び調達力の強化により、品質面及び安全面において差別化された食材をより低価格で提供することを競争力として、主力事業であるとらふぐ料理専門店「玄品」の店舗展開等を行っております。また、上記に該当しない事業として、通信販売や小売り・流通業界等への食材販売等の事業を行っております。 当社グループは、店舗運営事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
経営方針・対処すべき課題2,382字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「人間の宇宙をも一体化する可能性を確信し、本当のやさしさ・高い理想・信念・行動力を併せ持つ、主体性ある進化する個人を育て、愛に満ちた社会を創造する」という企業理念を基本方針としております。 (2)経営戦略等 当社グループは、主力事業である「玄品」の価値向上を目的としたブランドの向上を進めており、これを基礎とした再成長・収益性向上に取り組んでまいります。 関門海の強みである ・ 「玄品」がとらふぐ料理業界でNO.1の店舗数(国内60店舗・海外2店舗)であり、安定してとらふぐの調達が可能なこと ・  水産物の冷凍から解凍までの一連の工程における特許技術を有していること ・ 「玄品」の店舗オペレーションがシンプルであり、ノウハウの習得が比較的容易であることから、店舗展開しやすいモデルであること 等を踏まえ、今後は ① 「玄品」の価値を最大限にまで磨き上げ、当社グループの「強み」を活かしたとらふぐ及びその他食材への展開 ② とらふぐ料理業界でのシェア拡大並びに年中繁盛する「玄品」を目指し、各店舗の収益性向上 ③ フランチャイズの日本全国及び海外への拡大等を推し進めてまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、店舗ごとの売上高営業利益率を重要な経営指標と考えております。具体的には、売上高営業利益率10%、店舗ごとの償却前営業利益率20%の達成を継続してまいりたいと考えております。 (4)経営環境 当社グループの主力事業である「玄品」が属するとらふぐ料理業界は、景気動向、とらふぐ相場、インバウンド旅行客に大きな影響を受けます。とらふぐは高級食材であるため、消費意欲動向により来客数、客単価等が左右されます。当社グループでは、引き続き徹底した衛生管理を行いながら、従業員の安全確保、新たなメニュー開発、インバウンド旅行客の動向把握、新たな販売チャネルの開拓等、経営環境の変化に対応してまいります。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループを取り巻く経営環境は、社会経済活動の正常化に伴い回復基調が見られる一方で、国際情勢や各国の政策動向の影響等により、インバウンド需要は地域・時期により変動が見られるなど、引き続き不確実性を内包しております。 加えて、原材料費、エネルギーコスト及び人件費の上昇が継続しており、収益環境は厳しさを増しております。また、人手不足の深刻化や、気候変動・資源問題、少子高齢化の進行といった中長期的な社会課題も、当社の事業運営に影響を及ぼす要因となっております。 このような状況のもと、当社グループはこれらの外部環境の変化に的確に対応しつつ持続的な成長と企業価値の向上を実現するため、経営基盤の強化が重要であると認識しており、以下の課題に取り組んでまいります。 ① 「玄品」ブランドの成長 当社グループの売上高営業利益率が低い要因として、主力事業である「玄品」における季節変動による収益の偏りが挙げられます。加えて、訪日外国人客の動向変化への対応も重要な課題であると認識しております。 当社グループは、年間を通じて安定した収益を確保できる事業モデルへの進化を図るべく、「美味で健康的な本物のおいしさ」を追求した商品開発を推進し、国内顧客に加え、多様化するインバウンド需要も見据えた商品・サービスの提供に努めてまいります。 また、事業の効率性及び生産性の向上を通じて収益性の改善を図り、「玄品」ブランドの価値向上を推進することで、中長期的な収益基盤の強化に取り組んでまいります。 ② 人的資本経営の推進 少子高齢化の進行に伴い人材確保が一層困難となる中、当社が持続的に成長していくためには、優秀な人材の確保及び育成が重要な課題であると認識しております。当社の企業理念の根幹である「人づくり」に基づき、新卒採用を中心とした若手人材の積極採用と社内教育の強化に取り組むとともに、賃上げや福利厚生の充実を通じて従業員満足度の向上を図ってまいります。 また、多様な人材が活躍できる環境整備を進めるとともに、働き方改革や女性活躍推進等にも取り組み、持続的な成長を支える組織基盤の構築に努めてまいります。 ③ 外部販売事業の強化 外部環境の変動リスクに対応するため、外販・通販事業を主力事業に次ぐ収益の柱として引き続き強化してまいります。生産体制の高度化や必要な設備投資を進め、安定的な供給体制の構築と販路拡大を図り、安定的な収益基盤の構築に取り組んでまいります。 ④ 財務基盤の強化 当社グループは、これまで借入条件の見直しや返済の推進、在庫の適正化等によりキャッシュ・フローの改善に努めてまいりました。一方で、原材料費やエネルギーコストの上昇、人手不足の深刻化等により、引き続き厳しい経営環境が想定されることから、安定的な事業運営及び将来の成長投資並びに株主還元を見据え、内部留保の充実を図るとともに、更なる収益力の向上及び財務体質の強化に取り組んでまいります。 ⑤ 内部管理体制の強化 当社グループは、継続的な事業成長を支えるためには、業務運営の効率化及びリスク管理体制の強化が重要な課題であると認識しております。このため、内部統制システムの適切な運用及び社内教育の充実を通じて組織体制の整備を進めるとともに、コーポレート・ガバナンスの一層の充実を図り、経営の公正性及び透明性の確保に努めてまいります。
事業等のリスク1,626字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 以下において、当社グループの将来的な事業展開その他に関し、リスク要因の可能性があると考えている主な事項を記載しております。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を確認した上で、その発生の予防、回避及び発生した場合の早期対応に努める方針であります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)とらふぐ料理専門店「玄品」について 当社グループの主力事業であるとらふぐ料理専門店「玄品」は、とらふぐの調達や食の安全性に関する問題等が当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループといたしましては、養殖事業者との取組みを強化し、比較的安定した価格にてとらふぐの必要調達数の確保に努めるとともに、当社独自の冷解凍技術によりいつでも美味しいとらふぐが提供できる環境を整えております。また、安全性に関しましても、養殖業者への指導徹底、検査体制の整備等のほか、加工に関してもHACCP認証を取得するなど、高品質かつ安全なとらふぐを提供することで、単一食材への依存による当社リスクを管理しております。 (2)売上高の季節変動について 「玄品」の店舗売上高は、業態の特性上、冬場である11月から3月に売上が偏重する傾向にあります。 当社グループといたしましては、閑散期需要開拓のため、うなぎ等のとらふぐ以外の食材の提供、テイクアウトやデリバリーの活用、季節メニューの提供やフェアの実施等を行っております。 なお、当社グループの2025年3月期及び2026年3月期における四半期別の売上高は次のとおりです。 (単位:百万円) 区 分   2025年3月期   2026年3月期 金額   構成比   金額   構成比 上半期売上高   1,801   34.2%   1,891   35.9% 第1四半期売上高   920   17.5%   954   18.1% 第2四半期売上高   880   16.7%   936   17.8% 下半期売上高   3,462   65.8%   3,380   64.1% 第3四半期売上高   1,915   36.4%   1,904   36.1% 第4四半期売上高   1,547   29.4%   1,476   28.0% 通期売上高   5,264   100.0%   5,272   100.0% (3)減損会計について 当社グループにおいて、今後、店舗業績の不振の要因により固定資産の減損会計による損失を計上する場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)法的規制について ① ふぐ調理師免許制度について ふぐの毒に起因する食中毒を未然に防止し、食品の安全性を確保することを目的として、ふぐを事業として取り扱う場合、都道府県知事へふぐ調理師免許保持者及び事業所の登録が必要となります。 当社グループにおきましては、ふぐ調理師免許の取得・登録に注力しておりますが、出店地域におけるふぐ調理師免許保持者が不足した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 食品衛生法について 当社グループは、飲食店及び食品の製造・販売業者として、食品衛生法の規制を受けております。 当社グループでは、過去において食中毒等の衛生管理上の問題は発生しておりませんが、万が一何らかの要因で食中毒等の問題が発生した場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)借入金の返済について 当社グループの当連結会計年度末の借入については、短期借入金及び1年内返済予定の長期借入金の残高が営業活動によるキャッシュ・フローを上回る状況となっておりますが、今後の返済資金の調達については、取引金融機関から一定の理解をいただける状況となっております。
経営成績の分析 (MD&A)5,685字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 なお、当社グループは店舗運営事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。 ① 財政状態及び経営成績の状況 a. 財政状態 当連結会計年度末の財政状態について、資産は、前連結会計年度末と比較して606百万円減少し2,710百万円となりました。これは、主に流動資産の「その他」に含まれる未収消費税等の増加20百万円、有形固定資産の取得等による増加14百万円、商品及び製品の増加17百万円、売掛金の増加9百万円等の増加要因はあったものの、現金及び預金の減少629百万円、差入保証金の減少14百万円、繰延税金資産の減少11百万円等の減少要因によるものです。 負債は、前連結会計年度末と比較して723百万円減少し1,303百万円となりました。これは、賞与引当金の増加4百万円等の増加要因はあったものの、短期借入金の純減額550百万円、長期借入金の返済による減少139百万円、買掛金の減少36百万円等の減少要因によるものであります。 純資産は、前連結会計年度末と比較して117百万円増加し1,407百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加123百万円等によるものであります。 b. 経営成績 当連結会計年度におきましては、個人消費に回復は見られるものの物価上昇の継続による消費者マインドの下振れ等もある中、中東情勢の悪化により外食需要にも先行き不透明感が見られます。 「玄品」店舗においては、国産うなぎのほぼ全店での販売開始や玄品45周年フェアの投入、6月の京都四条店、11月の京都烏丸店の新規開店、本町店での新業態ふぐ出汁のおでんカウンターをオープンしたほか、2025大阪・関西万博のORA外食パビリオン内にて出店を行いふぐ料理の魅力を世界中の方々に発信いたしました。本社工場においては、外部への販路拡大のほか店舗負担軽減のための本社工場での一括加工にも注力するため、人員の拡充を図り生産体制強化に取り組んでまいりました。 当社グループの主力事業である「玄品」等の直営店舗の売上高は、4,105百万円(前期比0.0%減)となりました。45周年フェアや「ふぐの日」などの節目に開催した各フェアや天然とらふぐコース、「うなぎ」を含むコース料理が売上高増加に寄与いたしましたが、中国本土からの旅行客の来店減少などもあり前期とほぼ同額となりました。 なお、直営既存店売上高は3,977百万円(前期比1.0%減)、当連結会計年度末の「玄品」直営店舗数は、新規開店2店舗、閉店2店舗により前期末と変わらず41店舗となりました。 「玄品」フランチャイズ事業におきましては、とらふぐ等の食材販売、ロイヤリティ等によるフランチャイズ売上高は328百万円(前期比4.7%減)、フランチャイズ店舗における国内既存店末端売上高は924百万円(前期比1.1%減)と前期を下回る結果となりました。なお、当連結会計年度末の「玄品」フランチャイズ店舗数は、3店舗減少し21店舗となっております。 その他の業態の当連結会計年度末の店舗数は6月に契約満了により店舗を閉店したため0店舗となりました。本部に係る売上高も含めた当連結会計年度の売上高は、本部の小売り・流通業界や食材卸業者への食材販売が増加したこと等により、売上高は837百万円(前期比3.2%増)となりました。 これらの結果、当連結会計年度の売上高は、5,272百万円(前期比0.2%増)となりました。 利益面においては、売上高は増加したものの、原材料費の高騰、45周年フェア等や本部に係る売上高の割合増加などによる原価率上昇に伴い、売上総利益は3,434百万円(前期比2.1%減)となりました。販売費及び一般管理費については、継続的な採用難の中、従業員待遇向上のための人件費や人手不足を背景とした臨時雇用者の人件費及び採用費高騰によるコスト増加やフェア等に伴う広告宣伝費、SEO・MEO費用が増加したため、3,244百万円(前期比2.0%増)となりました。以上の結果、営業利益は189百万円(前期比42.2%減)、経常利益は176百万円(前期比41.1%減)となりました。また、特別損失として減損損失31百万円、固定資産売却損6百万円等を計上したこと等のほか繰延税金資産の取崩しに伴う法人税等調整額(損)11百万円を計上したこと等により親会社株主に帰属する当期純利益は、123百万円(前期比67.3%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ629百万円減少し、774百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は203百万円(前期は604百万円の獲得)となりました。これは、仕入債務の減少31百万円、棚卸資産の増加16百万円、未払金の減少12百万円等の減少要因があったものの、税金等調整前当期純利益の計上137百万円、減価償却費96百万円、減損損失の計上31百万円等の増加要因によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は137百万円(前期は332百万円の獲得)となりました。これは、差入保証金の回収による収入12百万円等の増加要因あったものの、有形固定資産の取得による支出127百万円、長期前払費用の取得による支出13百万円、差入保証金の差入による支出9百万円等の減少要因によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は689百万円(前期は1,557百万円の使用)となりました。これは、短期借入金の返済による純減額550百万円、長期借入金の返済による支出139百万円の減少要因によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.収容実績 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)     前年同期比 地域別   期末店舗数 (店)   客席数 (千席)   来店客数 (千人)   期末店舗増 減数(店)   客席数 (%)   来店客数 (%) 「玄品」等ふぐ取扱店舗   61   1,269   687   △1   100.3   96.5 直営店舗   41   907   549   -   100.3   97.3 東日本地区   23   594   344   △1   97.8   95.7 西日本地区   17   304   202   1   105.5   99.9 海外店舗   1   9   3   -   100.3   119.7 フランチャイズ店舗   20   361   137   △1   100.2   93.2 その他   0   8   7   △1   21.0   20.7 合計   61   1,278   694   △2   97.7   92.9 (注)期末店舗数は、3月末日時点の閉店や業態変更は含めておりません。また、客席数は、各店舗の座席数に連結会計年度の営業日数を乗じて算出しております。なお、フランチャイズ店舗に中国国内の店舗は含めておりません。 b.生産実績 該当事項はありません。 c.仕入実績 当社グループは、店舗運営事業の単一セグメントであり、当連結会計年度の原材料の仕入実績を品目別に記載しております。 品目別の名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) とらふぐ(千円)   1,006,443   178.3 飲料(千円)   176,650   99.4 その他食材(千円)   695,345   94.5 合計(千円)   1,878,439   127.1 d.販売実績 当社グループは、店舗運営事業の単一セグメントであり、当連結会計年度の販売実績を事業部門別に記載しております。 事業部門別の名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) とらふぐ料理(千円)   4,105,968   100.0 その他(千円)   1,166,218   100.8 合計(千円)   5,272,187   100.2 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高5,272百万円、営業利益189百万円、経常利益176百万円、親会社株主に帰属する当期純利益123百万円となりました。当期においては物価上昇の継続や中東情勢の悪化等により、外食需要にも先行き不透明感が見られ売上高は上回ったものの、利益は前期を下回りました。 売上高が前期より増加した主な要因として、夏場の「うなぎ」へ注力したことにより認知度が高まり好調であること、天然とらふぐが好評を得ていること、また45周年フェアが好評であったことなどの商品力が向上していることや接客力の向上によるお客様満足度の向上などがあげられます。本部においても、小売り・流通業界等への様々な規格、商品への対応を進め、とらふぐ等の食材や加工品の販売量が増加しており、今後においても継続して安心安全な商品の販売を進めてまいります。 利益面では、原価面において使用食材の高騰のほか45周年フェア等でのお客様への感謝も含め高原価率の商品等の販売により原価率が上昇しました。また、関西での物流内製化が整い軌道に乗ってきたほか本部・店舗間での作業のDX化などによる経費の削減効果は出ておりますが、人づくり予算として計上していた、賞与や福利厚生関連費等の従業員満足度向上のための経費や採用コストなど人的関連のコストやフェア等に伴う広告・販促費は増加しております。業績予想上でも利益は減少する見込みでしたが、上記の想定以上の原価高騰などにより、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに前年を下回る結果となりました。 当社グループの中心的な食材であるとらふぐの相場は年・月によって大きく変動するため、他のとらふぐ料理専門店は相場変動により損益に大きな影響を及ぼす場合がありますが、その点当社グループは、養殖事業者と連携し、当社特許技術などを活用した協力を行うことにより育成したとらふぐを主に使用しておりますので、今後、とらふぐ相場が大きく変動した場合にもその影響を最小限に抑えることができます。なお、その他の当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 当社グループは、売上高営業利益率を重要な経営指標と考えており、売上高営業利益率10%、店舗ごとの償却前営業利益率20%を目標として掲げております。なお、当期の直営店舗全体での償却前営業利益率は21.1%となっており前連結会計年度に引き続き目標値を上回っておりますが様々なコストの増加により前年を約3.7ポイント下回っております。目標数値達成のための主要施策は、店舗においては引き続き閑散期対策とコスト管理の強化、加えて、本部費用の圧縮を考えております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりであります。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは商品の仕入のほか販売費及び一般管理費等の営業に係る費用や本部の管理コストであります。投資を目的とした資金需要は、主に店舗設備の改装や本社工場の設備増設等によるものであります。当社グループは、資金調達を金融機関からの借入又は新株発行による方針であります。 短期運転資金は、自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入や新株発行等を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金を含む有利子負債の残高は返済により740百万円となっており前連結会計年度末の1,430百万円から大幅に減少しております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は774百万円となっております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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出典

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