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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

光フードサービス

Hikari Food Service Co., Ltd.138A · Growth · 小売業

名古屋を拠点に立呑み店を展開。低価格で気軽に立ち寄れる「サードプレイス」を提供し、焼きとん・天ぷらなど業態を多角化する。

概要

光フードサービスは、名古屋市に本社を置く外食企業である。2008年に創業者の大谷光徳が名古屋市中区に開いた「立呑み焼きとん大黒」を原点とし、2009年12月に法人設立。2025年11月期末時点で直営店43店舗、業務委託店9店舗、フランチャイズ店16店舗の計68店舗を運営する。業態は「焼きとん大黒」「魚椿」「金山家」「焼肉まるい精肉店」の4ブランドで、いずれも低価格・立呑みスタイルが特徴。2024年2月に東京証券取引所グロース市場と名古屋証券取引所ネクスト市場に上場。2025年11月期の売上高は約29億円、従業員189名。

10坪の「小箱」を活かした出店戦略

同社の店舗戦略の核心は、10坪程度の小規模物件に特化した「小箱」モデルにある。店舗面積を小さくすることで家賃を低く抑え、損益分岐点を引き下げる。4坪からの出店が可能で、他社が狙えない空間利用を実現する。1坪当たりの収益を最大化し、リスクを最小化するこの方式により、不況に強い収益構造を築いている。30代〜50代の単身サラリーマンを主要ターゲットとし、仕事帰りに気軽に立ち寄れる「サードプレイス」としての役割を担う。立呑みスタイルは席数が固定されないため、回転率が高く、低価格(串1本99円〜)でも収益を確保できる。

複数ブランドによる食材リスクの分散

同社は「焼きとん大黒」を核としながら、豚肉以外の商材を扱うブランドを併せ持つ。「立呑み魚椿」は海鮮(天ぷら・刺身)を主力とし、「横浜家系ラーメン金山家」は豚骨醤油ラーメン、「焼肉まるい精肉店」は焼肉を提供する。この多ブランド展開は、BSEや鳥インフルエンザなど特定食材のリスクに対するヘッジとして機能する。各ブランドはコンセプトを統一しつつ商材だけを変えた設計で、業態間の切り替えが容易である。また、全店舗でセントラルキッチン(津島・名古屋)を活用し、調理の標準化とスピード提供を実現している。

フランチャイズと直営の混在による拡大

店舗網は直営店、業務委託店、フランチャイズ(FC)店の3形態で構成される。2025年11月末時点で直営43、業務委託9、FC16の合計68店舗。FC店は「大国ホルモン」ブランドを中心に展開し、2018年に株式会社SBICから事業譲受したのが起点である。FC店を含む全店舗を対象に定期検査と講習会を実施し、ブランド品質を維持する。店舗数は2016年11月期の14店舗から5年で約5倍に増加。出店地域は名古屋圏(本拠地)が最多で、東京(大田区蒲田店など)と広島にも拠点を持つ。

業績は拡大基調、上場後も成長持続

売上高は2019年11月期の11億円から2025年11月期には29億円へと約2.6倍に拡大した。2021年11月期に新型コロナウイルス禍の影響で9億円に落ち込んだが、その後は回復し、2022年11月期に17億円、2023年11月期に22億円、2024年11月期に26億円と急成長。営業利益は2024年11月期に2億円、2025年11月期に2億円(前年比4.0%増)を計上。当期純利益は1億円で安定している。2024年2月の上場時に約4億円に増資し、2025年11月期末の自己資本比率は49.4%と健全な水準にある。

業界の中での役割は外食産業において、都市部のサラリーマンなどをターゲットに低価格の立呑み形態で飲食サービスを提供にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
29億円
営業利益
2億円
営業利益率
6.9%
純利益
1億円
2025/11 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01飲食業(立呑み・レストラン)主力

名古屋を中心に、立呑み店をメインに直営・業務委託・FCで展開。低価格で気軽に入れる店舗コンセプトで、30~50代の単身サラリーマンを主要顧客とする。多業態(焼きとん大黒、魚椿、金山家、焼肉まるい精肉店)で運営し、それぞれ特徴的な商品を提供している。

主な製品・サービス4
焼きとん大黒
豚を使用した串焼きを提供する立呑み店。1本99円~のリーズナブルな価格と、約20種類以上の豚の部位を使用するのが特徴。
立呑み魚椿
旬の海鮮を使った天ぷらや刺身盛りを提供する立呑み店。季節ごとにメニューを変え、季節感を演出。
横浜家系ラーメン金山家
豚骨醤油ベースのスープと中太麺が特徴のラーメン店。味の濃さや脂の量、麺のゆで加減を調整できる。
焼肉まるい精肉店
精肉卸問屋直営の焼肉店。コストパフォーマンスに優れ、タッチパネルオーダーと特急レーンで提供。

製品と技術

焼きとん大黒―串焼き99円からの低価格戦略

「焼きとん大黒」は同社の主力ブランドで、豚の様々な部位(約20種類以上)を串に刺して焼く「焼きとん」を提供する。1本99円(税込)からの低価格が特徴で、客単価を抑えて来店頻度を高める。店舗ごとに毎月オリジナル限定商品を発売し、リピーターを飽きさせない工夫を凝らす。立呑みスタイルのため席数を限定せず、繁忙時間帯でも効率的に回転する。2025年11月末時点で直営27店舗、業務委託7店舗、FC16店舗と全店舗の約7割を占める。

魚椿―旬の海鮮を天ぷらと刺身で提供

「魚椿」は市場直送の新鮮な魚介類を使った天ぷらと刺身を主力とするブランド。通年メニューに加え、季節ごとに4回、毎月1回のメニュー改定を実施し、旬の食材を活用する。立呑みスタイルで、天丼とみそ汁だけの軽い利用も可能。2025年11月末時点で直営13店舗、業務委託1店舗。2024年9月に本店を閉店したが、名古屋駅西口の立喰い寿司業態も含めてブランドは継続している。

金山家―豚骨醤油スープにこだわるラーメン業態

「横浜家系ラーメン金山家」は、豚骨と鶏ガラからとったダシに醤油タレを合わせた「豚骨醤油ベース」のスープが特徴。極限まで加水率を下げた特注の中太ストレート麺を使用し、味の濃さ、スープの脂量、麺のゆで加減を客が調整できる。基本のトッピングはほうれん草、チャーシュー、海苔。直営2店舗、業務委託1店舗と小規模だが、名古屋のラーメン需要を取り込んでいる。

セントラルキッチンと小箱モデルが支える収益性

同社の技術的な差別化要因は、10坪前後の「小箱」に最適化された運営システムにある。セントラルキッチン(名古屋・津島の2拠点)で主要食材を加工し、各店舗では簡易な調理で提供できるようにすることで、厨房面積を最小化。客席を最大限に確保し、坪効率を高める。4坪からの出店が可能なため、駅近やオフィス街の狭小物件を活用できる。また、立呑みスタイルは椅子を置かずに収容人数を増やせるため、固定費を抑えながら高回転を実現する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

堅調な成長と安定収益を両立する小売企業

同社は小売業に属し、売上高が22億円(2023/11)→26億円(2024/11)→29億円(2025/11予)と堅調に成長している。営業利益率も7.69%(2024/11)、6.9%(2025/11予)と安定的な水準を維持。同業他社にはトライアルホールディングスやイオン九州といった大手が存在するが、同社は小規模ながらも確固たる収益基盤を築いている。

強み

  • 売上高26億円に対し営業利益率7.69%と、小規模ながら健全な収益構造。
  • 近年、売上高が年率約20%で成長しており、拡大基調にある。
  • 小規模組織で効率的な店舗運営やコスト管理ができている可能性。
  • 特定地域に特化したサービスで、地元顧客の支持を得ているかもしれない。

課題

  • 売上高29億円と小規模で、大手との競争には規模不足。
  • 小売業は競争が激しく、新規参入や既存大手の攻勢に晒される。
  • 2025/11予では営業利益率が6.9%と微減傾向にあり、改善策が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字が光フードサービス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
13358Trailhead Global Holdings35億円55.2倍
27129ミアヘルサホールディングス33億円16.3倍
37571ヤマノホールディングス32億円14.9倍
47640トップカルチャー32億円99.0倍
5138A光フードサービス31億円20.4倍
63372関門海31億円24.4倍
73550スタジオアタオ30億円19.7倍
82722IKホールディングス30億円12.7倍
93071ストリーム30億円19.3倍
102789カルラ29億円11.5倍
113011バナーズ29億円10.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 22件

2008年、名古屋市中区に始まった立呑み業態

2008年4月、創業者の大谷光徳が名古屋市中区に「立呑み焼きとん大黒(住吉店)」を開店した。これが現在の光フードサービスの原点となる。豚の串焼き(焼きとん)を1本99円から提供する低価格・立呑みスタイルは、すぐに支持を集めた。2009年12月には法人として光フードサービス株式会社を設立(資本金900万円、3店舗)。この時点で既に複数店舗を運営しており、小規模ながらチェーン展開の基盤が整った。

セントラルキッチン導入で標準化を推進(2010〜2012年)

2010年7月、名古屋市中川区に本社兼セントラルキッチンを設置。これにより各店舗で調理する料理の品質を統一し、厨房面積を削減して客席を増やすことが可能になった。2012年6月には本社・セントラルキッチンを中区に移転。この時期、店舗運営の効率化とスケールメリットの追求が進められた。

新ブランド「魚椿」「金山家」で多角化(2011〜2015年)

2011年12月、海鮮・天ぷらを主力とする「立呑み魚椿(本店)」を中村区に開店。焼きとん以外の商材で新たな客層を開拓した。2015年12月には「横浜家系ラーメン金山家(本店)」を熱田区に開店し、ラーメン業態に進出。この多ブランド化により、食材リスクの分散と事業領域の拡大を図った。魚椿本店は2024年9月に閉店したが、ブランド自体は存続している。

東京進出とFC事業の開始(2017〜2018年)

2017年5月、東京都大田区に「立呑み焼きとん大黒(蒲田店)」を開店し、名古屋圏外への初進出を果たした。同年2月には本社を名古屋市西区(名駅二丁目)に移転し、経営体制を強化。2018年2月には株式会社SBICより「大国ホルモン」の事業を譲り受け、フランチャイズ展開を開始。同年3月には広島市中区にFC店だった大国ホルモンを直営化し、広島エリアにも進出した。

店舗数急増と株式上場(2021〜2024年)

2021年10月、焼肉業態「焼肉デラックス(江南店)」を愛知県江南市に開店(後に「焼肉まるい精肉店」に転換)。2022年11月には津島市に第二のセントラルキッチンを新設。店舗数は2021年11月期の51店舗から2024年11月期には61店舗に増加した。2024年2月、資本金を4億1,155万円に増資し、東京証券取引所グロース市場および名古屋証券取引所ネクスト市場に株式を上場。上場を機に従業員持株会(2024年8月設立)などコーポレートガバナンスを強化した。

新業態への挑戦と既存店舗の入れ替え(2024〜2025年)

2024年10月、「酔い処ニュー大黒(三蔵通店)」を開店。2025年8月には立喰いスタイルの「立喰焼肉大黒(椿町店)」を開店し、新たな客席形態を試みた。一方で、2024年9月に魚椿本店と立喰い寿司魚椿(名駅西口店)を閉店(後者は2025年11月に再開)。焼肉まるい精肉店(江南店)も2026年1月に退店した。既存ブランドのスクラップ&ビルドを進めながら、ブランド価値の維持・向上に努めている。

年表22件を開く

2000年代

  • 2008年4月名古屋市中区に立呑み焼きとん大黒(住吉店)を開店(「立呑み焼きとん大黒」の運営開始)。
  • 2009年12月創業光フードサービス株式会社を設立(名古屋市中区、資本金900万円、3店舗)。

2010年代

  • 2010年7月名古屋市中川区に本社及びセントラルキッチンを設置。
  • 2011年12月名古屋市中村区に立呑み魚椿(本店)を開店(2024年9月閉店)(「立呑み魚椿」の運営開始)。
  • 2012年6月本社及びセントラルキッチンを名古屋市中区に移転。
  • 2015年12月名古屋市熱田区に横浜家系ラーメン金山家(本店)を開店(「横浜家系ラーメン金山家」の運営開始)。
  • 2017年2月本社及びセントラルキッチンを名古屋市西区(名駅二丁目)に移転。
  • 2017年5月東京都1号店、大田区に立呑み焼きとん大黒(蒲田店)を開店。
  • 2018年2月株式会社SBICより大国ホルモンの事業を譲受け(FC事業「大国ホルモン」の運営開始)。
  • 2018年3月商号変更広島県1号店、広島市中区に大国ホルモン(袋町店)をFC店から直営店に変更(2025年9月に、立呑み焼きとん大黒(袋町店)に店名変更)。
  • 2018年10月名古屋市中区に焼きとん大黒(大須観音店)を開店(「焼きとん大黒」の運営開始)。
  • 2018年11月資本金を2,000万円に増資。
  • 2019年7月本社を名古屋市西区(名駅一丁目)に移転。

2020年代

  • 2021年3月本社を名古屋市中村区に移転。
  • 2021年10月愛知県江南市に焼肉デラックス(江南店)を開店(「焼肉デラックス」の運営開始)。
  • 2022年2月名古屋市中村区に立喰い寿司魚椿(名駅西口店)を開店(ビルの建替えに伴い、2024年9月閉店後、2025年11月に再開店。)(「立喰い寿司魚椿」の運営開始)。
  • 2022年11月愛知県津島市にセントラルキッチン(津島)を新設。
  • 2024年2月上場資本金を4億1,155万円に増資。東京証券取引所グロース市場及び名古屋証券取引所ネクスト市場に株式を上場。
  • 2024年7月焼肉デラックス(江南店)を焼肉まるい精肉店(江南店)としてリニューアルオープン(2026年1月閉店)(「焼肉まるい精肉店」の運営開始)。
  • 2024年8月創業光フードサービス従業員持株会設立。
  • 2024年10月名古屋市中区に酔い処ニュー大黒(三蔵通店)を開店(「酔い処ニュー大黒」の運営開始)。
  • 2025年8月名古屋市中村区に立喰焼肉大黒(椿町店)を開店(「立喰焼肉大黒」の運営開始)。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/11期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 既存店成長(常連客数)年間60回以上来店する常連客の増加
  • 既存店成長(既存店売上高前年対比)前年比増加
  • 新規出店(直営店店舗数)全国600店舗

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    小箱立呑みモデルで低リスク高収益

    約10坪の小型店舗で立呑みスタイルを展開し、坪数が小さいほど家賃が下がり損益分岐点が低くなる特性を活かして、固定費を抑えながら1坪当たりの収益を最大化する。4坪からの出店も可能で、他社が狙えない物件にも対応し、リスクを低減しながら増店を図る。

  2. 02

    ドミナント戦略と新地域への出店

    現在の名古屋、関東、広島エリアでのドミナント戦略を継続しつつ、新たな地域への出店も視野に入れて継続的な成長を目指す。物件競争が激化する中、最適な物件の獲得を最重要課題と位置付け、出店候補地を拡大する。

  3. 03

    LTV最大化による既存店維持・向上

    「LTVを最大化する」をコンセプトに、低価格の串焼き・刺身・天ぷらと顔なじみの店員による「代わりの利かない店」を目指す。親しみやすく通いやすい業態で、地元客に長く愛される空間を提供し、既存店売上高の継続的な維持向上に取り組む。

  4. 04

    人材採用と教育の強化

    企業理念を理解し賛同する優秀な人材の確保を最重要課題とし、中途採用やスカウト採用を積極化する。店長や現場スタッフへの教育プログラムを強化し、理念浸透と店舗運営力の向上を図る。外食産業に限らない経験豊富な人材の招聘も行う。

  5. 05

    衛生・品質管理体制の徹底

    セントラルキッチンと全店舗で衛生管理マニュアルに基づく管理を徹底し、内部監査による定期的なチェックを実施する。法令遵守と最新の改正への対応を行い、食中毒や異物混入の防止、食品表示の適正化など社会的要請に応える。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 3期分

グループ全体で189人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は403万円で、2期前と比べて+3.4%平均年齢は29.0歳、平均勤続年数は3.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2023年11月39028.82.8144
2024年11月42128.82.8174115
2025年11月40329.03.0189106

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年11月期・提出会社(単体)
女性管理職比率22.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)74.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
大黒・魚椿・金山家・焼肉まるい精肉店342百万円
住吉店等33店舗342百万円
大黒・魚椿・大国ホルモン132百万円
蒲田店等12店舗132百万円
大黒・魚椿124百万円
袋町店等7店舗124百万円
セントラルキッチン119百万円
2拠点119百万円
本社47百万円

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年11月期の売上高は29億円営業利益2億円前期と比べると増収増益で、売上が+11.5%、利益が+0.0%。

売上高
+11.5%
29億円
営業利益
+0.0%
2億円
純利益
+0.0%
1億円
営業利益率
6.9%
前期比 -0.8%pt

会社が出している今期の予想2026年11月期

項目会社予想前期実績
売上高32億円29億円
営業利益2億円2億円
純利益1億円1億円
1株あたり配当¥48¥48

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

6期分

直近は2026年2Qで、売上は16億円、営業利益は2億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+14.3%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q6116.70
2024年2Q700.01
2024年4Q1317.70
2025年2Q1417.11
2025年4Q1516.70
2026年2Q16212.51

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 7期分

2019年11月期からの7期で、売上は11億円から29億円へ2.6倍に増えた。直近期の営業利益率は6.9%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2019年11月1110
2020年11月1100
2021年11月910
2022年11月1711
2023年11月2232
光フードサービス従業員持株会設立。
2024年11月26227.71
2025年11月29226.91

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年11月期

売上高29億円のうち、営業利益として残るのは2億円6.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の3.4%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金27.6%8億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金65.5%19億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.9%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
72.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.2pt
6.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.0pt
3.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.6pt
8.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
10.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 5期分

2025年11月期は営業CFが3億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは3億円この組み合わせは現金積み上げ型にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも期末の手元現金は14億円で、売上の5.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2021年11月0−32−37
2022年11月4−3−117
2023年11月4−1−436
2024年11月2−35−110
2025年11月300314

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 7期分

2025年11月期の総資産は27億円。このうち返さなくてよい自己資本が13億円で、自己資本比率は49.4%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2019年11月81713.8
2020年11月151144.4
2021年11月181175.9
2022年11月192178.7
2023年11月1841420.6
2024年11月24121251.8
2025年11月27131349.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年11月期の内訳単体ベース
現金及び預金
14億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
5億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
13億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
77
/ 100
安定性自己資本比率33 / 40
収益力営業利益率14 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率322社中66位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中198位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.0%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
6.9%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
49.4%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
11.5%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.6%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,105で、1年前と比べて+32.3%過去52週の値幅のなかでは63%の位置にある。

¥3,105-0.8%1ヶ月+4.8%1年+32.3%時価総額31億円
過去52週の値幅
安値¥2,371高値¥3,540

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)20.4倍
PER (会社予想)24.2倍
PBR2.19倍
配当利回り1.55%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月中旬に3,150円まで上昇した後、7月15日に出来高1万株超を伴って急落し、2,900円台まで調整しました。その後は2,920〜3,000円のレンジで底固めが続き、8月に入ってから緩やかに切り返しています。8月18日時点では3,070円と、25日移動平均線(2,984.64円)を約2.9%上回っており、短期の上昇基調が確認できます。52週高値(3,540円)に対しては約13%下の水準にあり、まだ戻り余地があるとみられます。出来高は調整局面で増加し、上昇時にはやや減少する傾向にありますが、全体的には商いが薄く、方向感が出にくい状況です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERが20.15倍と同業界平均(40.12倍)の約半分で、予想PER24倍でも割安圏。PBR2.16倍は平均(2.94倍)を下回り、ROE8%はまあまあの水準。配当利回り1.56%は平均(12.73%)を大きく下回るが、これは平均が異常に高いためで、実際の高配当企業と比較すると低い。配当性向38.7%で、増配の可能性はあるが、現状の利回りは低い。売上高は順調に成長し、営業利益率も6.9%と安定。ただし、小売業の特性上、競争激化や人件費上昇がリスク。業界平均と比べ割安で、成長性も見込めるが、配当利回りの低さがネック。総合的に割安と判断し、スコアは70。

指標この会社業種平均
PER (実績)20.4倍39.6倍
PER (予想)24.2倍
PBR2.19倍2.44倍
ROE8.0%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、競争の激しい外食産業において、地域密着型戦略で持続的成長が可能かどうか。強気派は、売上高の増加傾向と利益率の安定を根拠に、既存店の収益力向上や新規出店による成長余地を評価する。一方、弱気派は、競合他社との価格競争や人件費・食材費の高騰による収益圧迫を懸念し、さらなる成長には不確実性があると指摘する。

プラスに働く材料7
  • 堅調な売上成長

    売上高は22億円から29億円へ3期連続で増加。

  • 健全な利益率

    営業利益率は約7%を維持し、収益性は安定。

  • 地域密着戦略

    中部地方での出店により、固定客の獲得に成功。

  • 売上高29億円と3期連続増収、営業レバレッジ発動次回決算発表後影響

    2025年11月期売上高は29億円と前期比約11%増加。固定費比率が下がれば営業利益の上振れ余地が生じる。

  • 営業利益率6.9%から改善余地、コスト統制の効果通年影響

    直近営業利益率は6.9%と前期7.69%から低下。原価率の低減が実現すれば営業利益の増加率が拡大する。

  • 配当性向約47%と安定還元、増配の潜在力次回株主総会影響

    配当利回り1.56%と純利益1億円を踏まえ、配当性向は約47%と試算。増配余地がある。

  • 株価1年で30%上昇、小型株のモメンタム継続継続影響

    株価は1年間で30.58%上昇。需給改善が続けば、さらに上値を追う展開が期待される。

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    低価格帯ファミレス市場は競合が多く、価格競争にさらされる。

  • コスト増圧力

    人件費・食材費の高騰が利益率を圧迫する可能性。

  • 成長鈍化リスク

    出店余地が限られ、既存店の収益力向上に依存。

  • 予想PER24倍、次期利益減額の示唆次回決算発表後影響

    現在PER20.15倍に対し予想PER24倍。来期の利益水準が約16%押し下がるとの市場判断。

  • 営業利益2億円で2期横ばい、増収効果が限定通年影響

    営業利益は2024年11月期と2025年11月期とも2億円。売上高が伸びてもコスト増で利益が伸びない。

  • 純利益が2億円から1億円へ半減通年影響

    直近2025年11月期の純利益は1億円と前期の2億円から半減。収益力の低下が鮮明。

  • 売買代金の薄さで下振れリスク継続影響

    時価総額30億円と流動性が低く、外国人持株比率2.2%も低い。売りが出た際の需給悪化が大きい。

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
既存店の客数・客単価の動向が業績の基調を反映するため。
出店数
成長戦略の進捗を示し、売上拡大の原動力になるため。
営業利益率
コスト管理の巧拙と収益性の維持を確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり48いまの株価に対する利回りは1.55%。

年間配当
¥48
1株あたり
配当利回り
1.55%
いまの株価に対して
配当性向
38.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥48

株主

有価証券報告書より

2025年11月期末の株主数は延べ1,251人。区分でいちばん多いのは個人・その他48.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が43.4%を占め、残る56.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2023年11月%2024年11月%2025年11月%
個人・その他37.538.848.8
事業法人62.543.142.9
証券会社9.45.7
外国法人5.22.1
金融機関3.50.5
外国人個人0.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社エム・カンパニー42.34
02大谷 光徳13.31
03中島 翔太6.05
04三菱UFJ eスマート証券株式会社2.93
05BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.93
06野村證券株式会社1.41
07石田 央1.21
08南角 光彦0.84
09向田 茂雄0.71
10JPモルガン証券株式会社0.62

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 7期分

1株利益は7期で−99%、1株純資産は7期で−99%。直近期のROEは8.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2019年11月17,260101,53618.6
2020年11月−44,02957,507−55.4
2021年11月6015647.9
2022年11月9424247.0
2023年11月29954276.3
2024年11月1101,25712.520.736.5
2025年11月1031,3218.025.938.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/11期の役員報酬は総額95百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢
大谷光徳代表取締役社長46
中島翔太専務取締役 事業本部長42
齋藤寛也取締役 居酒屋事業部長37
石田央取締役 管理部長43
近藤知大取締役 経営戦略室長45
加藤博康取締役64
渡邊貴志取締役(常勤監査等委員)49
藤澤昌隆取締役(監査等委員)41
横井ゆきえ取締役(監査等委員)46

役員報酬の内訳2025/11

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5838317
社外取締役412123

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/11期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,387字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 現在、名古屋を本拠地とし、立呑み店をメインに運営しており、事業区分は「飲食事業」の単一セグメントとなります。2025年11月末現在、直営店が43店舗・業務委託店が9店舗、フランチャイズ店(FC店)が16店舗であり、以下の業態ブランドにて展開しております。 ブランド名   ロゴ   主力商品   業態概要   店舗数 直営   業務 委託   FC 大黒     焼きとん   新鮮な豚・牛のもつをお客様の目の前で焼き上げます。 1本99円~のリーズナブルな価格。お客様との距離が近く、仕事帰りにふらっと寄ってしまうサラリーマンのサードプレイス。   27   7   16 魚椿     天ぷら・鮨   市場から仕入れる新鮮なお刺身や、旬の食材を活かした揚げたてサクサク天ぷらを立呑みスタイルでお気軽にお楽しみいただけます。お腹が空いた方は、天丼とみそ汁だけという楽しみ方もできます。   13   1   - 金山家     ラーメン   贅沢に豚骨を使い、手間をかけて旨味だけを抽出した、比較なき味わいの濃厚なスープ。試行錯誤を重ねて辿り着いた黄金比。極限まで加水率を下げた特注の中太麺は、金山家こだわりの逸品。   2   1   - 焼肉 まるい 精肉店     焼肉   お席でご注文いただくとご注文頂いたお肉を特急レーンでお届けするサービスが老若男女問わず大人気の焼肉まるい精肉店。創業1972年の精肉卸問屋直営店だからこそのコストパフォーマンス。   1   -   - (注)焼肉まるい精肉店(江南店)は、2026年1月をもちまして退店しております。 (1) ビジネスモデル 当社は「ひとつでも多くの笑顔と笑い声に出会いたい」という企業理念の下、日常の些細な「笑顔」にひとつでも多く出会いたい、飲食を通じ何かを提供することによって感じることのできる幸せを集めたい、という気持ちを行動原理として、事業運営を行っております。 ① 接客の特徴 テーマパークのような、非日常の特別なサプライズを創造することを志すことは大変素晴らしいことだと認識しております。一方で、当社では365日分の365日、毎日、小さな幸せをお客様も従業員も感じることができるようにとの考えを基本としており、総合して「人生密着型」をテーマとし、お一人様でも入店しやすい開放的なつくりを心掛け、小さなことにも目の届くサービスを提供することで、各地域にコミュニティセンターを創設していくような気持ちで展開していきたいと考えております。そして、日常のささやかな笑顔をひとつでも多く創り出し、当社に関わる全ての人々が幸せになるような、オールウィンの会社にしていきたいと考えております。 ② 商品の特徴 ・焼きとん大黒 焼きとんと呼ばれる、豚を使用した串焼きで、様々な豚の部位(約20種類以上)を使用し提供しております。また、店舗ごとに毎月オリジナル商品を限定的に提供しております。 ・立呑み魚椿 旬の海鮮を使用した天ぷら、刺盛りをメインに提供しております。通年メニュー、季節4回に分けたメニュー、毎月のメニューと3段階に分け、季節感を演出しております。 ・横浜家系ラーメン金山家 豚骨醤油ベースの中太麺を特徴とするラーメンです。豚骨や鶏ガラから取ったダシに醤油のタレを混ぜた「豚骨醤油ベース」のスープに、モチモチとした独特の食感を持つストレートの中太麺、ほうれん草やチャーシュー、海苔をトッピングの基本とし、味の濃さやスープの脂の量、麺のゆで加減の調整、トッピングの追加などによるアレンジが可能であることなどを特徴としております。 ・焼肉まるい精肉店 精肉卸問屋直営店だからこその驚きのコストパフォーマンスでご提供しております焼肉屋です。また、オーダーはタッチパネルで対応しておりますので、お席でご注文いただくとご注文頂いたお肉を特急レーンにて商品をお客様にお届けする仕様となっております。 ③ 店舗の特徴 当社の店舗特徴については、10坪という「小箱」を上手く活用した席数を限定しない立呑みスタイルにて、不況にも強く気軽に入れる低単価により、テーマパークや記念日のお祝いのような非日常的なサービスではなく「365日いつでも気軽に立ち寄れる」場を提供することをコンセプトにしております。このため、30代~50代の単身のサラリーマンを主要ターゲットとしております。また、コンパクトサイズでの出店のため、出店ハードルが比較的低く、スピード展開することが可能となっております。 ④ 企業理念の浸透 当社ブランド力の維持・向上、企業理念の浸透を図っていく観点から、直営店、業務委託店、フランチャイズ店の全てを対象として、定期的な臨店検査及び講習会の開催を行っております。 店舗数の推移は以下のとおりです。 (単位:店舗) 直営店   業務委託店   FC店   合計 2016年11月期    12    2    -    14 2017年11月期    12    1    -    13 2018年11月期    17    7    7    31 2019年11月期    17    10    9    36 2020年11月期    21    11    12    44 2021年11月期    26    11    14    51 2022年11月期   31    7   14   52 2023年11月期   31   8   15   54 2024年11月期   38   8   15   61 2025年 11月末日現在   43   9   16   68 (2) 事業系統図 当社における事業系統を図で表すと、以下のとおりです。
経営方針・対処すべき課題3,297字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営の基本方針及び経営戦略 当社は、代表取締役社長である大谷光徳が、2008年4月、名古屋市中区に創業したことが始まりであります。2009年12月に当社を設立し、現在、愛知県名古屋市を本拠地とし、立呑み店をメインに運営しております。 企業理念等は下記のとおりです。 (企業理念) ひとつでも多くの笑顔と笑い声に出会いたい (タグライン) もっと笑顔。もっといい日。 (スローガン) 10坪のイノベーションを起こす!! (ビジョン) 永続・600店舗 企業として存続し続けること・全国で600店舗を達成し、最もパブリックな企業を目指します。 (ミッション) LTVを最大化する。 (提供価値) 「公民感」 公民館のような人々の身近な存在、生活の一部になりうるような空間を提供する。 「安心感」 衛生面で「安全」「清潔」であること。そして「どこで何を食べてもおいしい」を提供する。 「お得感」 「料理」「パフォーマンス」「雰囲気」で感動を与え、付加価値を最大化させる。 「特別感」 すべての人々が、我々の「応援者代表」を感じられるような距離感を提供する。 当社は、10坪という「小箱」を上手く活用した席数を限定しない立呑みスタイルにて、不況にも強く気軽に入れる低単価により、テーマパークや記念日のお祝いのような非日常的なサービスではなく「365日いつでも気軽に立ち寄れる」場を提供することをコンセプトに事業を運営しております。このため、ターゲットは30代~50代の単身のサラリーマンの方々をメインとしております。 また、当社では、1坪当たりの収益を最大化させ、リスクを最小化させるというモデルを実現し展開しております。具体的には、30坪で月商1,000万円を出店し続けることは、坪数が大きくなれば大きくなるほど家賃は上昇するため、固定費が高まり、損益分岐点が上昇し、一定の客数が見込めない場合には相応のリスクとなりますが、10坪で月商350万円であれば3店舗(合計1,050万円)を出店し続けることは、坪数が小さくなればなるほど家賃は下降し、固定費が下がるため、損益分岐点が下降し、単店として利益化しやすくなります。そしてその店舗で一定の利益を見込むことができれば、増店の判断がしやすくなり、リスクの低減となります。こうした中、当社では、4坪からの出店が可能であり、他社が狙えない物件の空間利用ができます。坪数が小さくなれば、家賃比率も低くなります。また、今後、ブランド価値を高め空中階の座りパターン、主要ではない駅周辺での10坪の座りカウンターのみのパターン等も出店可能になれば、出店候補地はさらに増加していくことが想定されております。 メインである商材の「串焼き(焼きとん)」については、流行り廃りがなく、創作にも適しており、時代の変化に左右されません。グランドメニューについても、比較的調理が簡単な構成になっており、厨房面積を減らすことができるため、これにより客席を更に広く取ることができ、また、スピード提供が可能となっております。価格の面でも、1本99円(税込)からと低価格での提供を実現しており、来店ハードルの低さに繋がっております。また、メイン業態では「焼きとん大黒」に加え、コンセプトはすべて同じで「海鮮、天ぷら」に商材を変えただけの業態である「立呑み魚椿」も同時に展開しており、BSEのような大きな食材リスクに対する回避策として、業態間の切り替えができる体制であります。 (2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社では、既存店の成長、新規出店拡大により売上効率の最大化を図り、安定的かつ持続的な成長を目指しております。また、これらを実現するための主要なKPI(Key Performance Indicator)として「既存店成長(常連客数(年間に60回以上来店してくださる常連客))」、「既存店成長(既存店売上高前年対比)」、「新規出店(直営店店舗数)」を重要な経営指標としております。 (3) 経営環境 当事業年度におけるわが国経済は、インバウンド需要の拡大等により、社会経済活動の回復基調が継続し、社会経済活動の正常化が一層進んでおります。一方で、世界的な情勢不安の継続に加え、国内における慢性的な人手不足、物価上昇や円安傾向が未だ継続しております。また米国の政策動向は、金融市場や国際貿易に大きな影響を与え続けており、依然として先行き不透明な状況が続いております。 外食産業におきましては、国際情勢悪化や円安等に起因する原材料やエネルギーの価格高騰に加え人件費の高騰も加わり、一般消費財も値上げ等が長期化しており未だ厳しい状況が続いております。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 人材採用・教育 当社が成長を続けていくためには、今後、優秀な人材の確保が必要不可欠と考えております。当社の企業理念を理解し、賛同した人材の採用を最重要課題とし、中途採用だけでなくスカウト採用にも積極的に取り組んでまいります。また、一人ひとりの適材適所を見極め、労力に対する成果を最大化させるとともに、外食産業に限らない経験豊富な人材の招聘等により、変化する経営環境に対し柔軟に対応できる組織を目指してまいります。 人材教育に関しては、理念の浸透が一番と考え、特に重要な位置づけとなる店長及び現場スタッフに対しては教育プログラムを強化し、店舗運営力の更なる向上に取り組んでまいります。 ② 新規出店の推進 現在、名古屋市内、関東地域、広島市内での事業展開を行っており、ドミナント戦略の観点からは、既存エリアにおいても出店の余地はあるものの、今後は、更に新たな地域への出店も視野に入れて、継続的な成長を目指してまいります。 近年、時代の変化とともに、面積の広い物件よりも小さな物件に対する注目度が集まっており、物件の獲得段階における競争が高まっているため、最適な物件の獲得が最重要課題となっております。 ③ 既存店売上高の維持向上 外食産業は、参入が比較的に容易であることから、企業間競争が激しいことに加え、個人消費の動向に影響を受けやすく、市場が中食へ傾いているのが現状であります。 その中で当社は、「LTV(Life Time Value)を最大化する」をコンセプトに事業展開を進め、地元のお客様に長く愛され、記憶に残る時間、空間を提供し続けていくことが、繁盛店維持の鍵であると考えております。 親しみのある串焼き、刺身、天ぷらというコンテンツと、通いやすい、入店しやすい金額設定の業態モデル、そこに顔なじみの店員をプラスすることで、他社との差別化及び「代わりの利かない店」を目指し、収益の確保に臨んでまいります。今後も、味は勿論のこと、通いがいのある空間をお客様に提供できるよう社員教育を徹底し、お客様満足度を高めていくことにより、既存店売上高を継続的に維持向上できるようマネジメントに取り組んでまいります。 ④ 衛生・品質管理の強化、徹底 当社では、セントラルキッチンにおいて、お客様に提供する食材の仕入及び加工を行っており、食の安全に関して重い社会的責任が課されているものと認識しております。外食産業においては、食中毒事故や異物混入事故の発生、偽装表示の問題等により、食品の安全性担保に対する社会的な要請が強まっております。 セントラルキッチン及び店舗では衛生管理マニュアルに基づく衛生・品質管理を徹底するとともに、セントラルキッチン及び店舗に対して、内部監査担当者による定期的なチェックを実施し、現行法令の遵守並びに最新の法令改正等のキャッチアップを行い、衛生・品質管理体制の更なる強化に取り組んでまいります。
事業等のリスク5,175字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) 市場環境及び競合について (発生可能性:低、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) 外食産業を取り巻く環境は、人口減少や高齢化に伴う需要の減少、消費者ニーズの多様化、食に対する安全意識の高まり、価格競争の激化等により、今後も厳しい状況が継続するものと想定されております。このような状況の下で、当社は店舗の独自のコンセプトを展開することで、競合他社との差別化を図っておりますが、今後、市場環境がさらに悪化した場合には、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。 (2) 新規出店計画について (発生可能性:低、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) 当社は新規出店計画に基づいて新規出店、事業の拡大を行っております。新規出店にあたっては立地条件や賃料等を勘案して総合的に検討を行っておりますが、必ずしも計画どおりのスケジュールで最適な物件を確保できるとは限らないため、実際の新規出店の進捗と、新規出店計画の間に乖離が生じた場合には、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 出店後の環境の変化について (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) 当社は新規出店の際は、店舗周辺の環境を十分に調査した上で出店しておりますが、競合店舗の出店や店舗周辺の往来人口の減少など、環境が変化することにより、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 (4) イベントに関するリスクについて (発生可能性:低、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) 当社では、お客様の満足頂ける魅力あるイベントを企画し、全店共通、各店独自にて開催しております。当該イベントはお客様から好評を得ており、来店動機の向上に繋がっております。当社としては、今後ともお客様に満足して頂ける、より魅力あるイベントを企画・開催していく方針であります。しかしながら、その成果が意図したものに至らない場合には、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 原材料価格の高騰について (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) 当社は原材料の調達については、厳正な品質チェックのほか、適正な価格交渉を行うこと等により原材料価格の低減に努めておりますが、当社が購入している原材料価格が市場動向の変化等の要因により高騰した場合、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 衛生管理の強化、徹底について (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) 当社は、「食品衛生法」に基づき、各自治体から飲食店営業許可を取得し、すべての店舗に食品衛生責任者を配置しております。また、セントラルキッチン及び各店舗では、衛生管理マニュアルに基づき衛生や品質に対する管理を徹底するとともに、外部業者及び担当エリアマネージャーによる衛生チェックを実施し、衛生管理には万全を期しております。しかしながら、食中毒など衛生面に起因する事故が発生した場合、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。 (7) 個人情報の管理について (発生可能性:低、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) 当社は従業員及びお客様の個人情報を保有しております。これらの個人情報については、「個人情報の保護に関する法律」に基づく「個人情報取扱事業者」として厳正な管理に努めておりますが、万一、漏えいや不正使用等の事態が生じた場合には、社会的信用の失墜、損害賠償請求の提起等により、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 商標の模倣について (発生可能性:低、発生する時期:特定時期なし、影響度:小) 当社は、当社ブランドの商標権を取得し管理することで、ブランドの保護を図る方針であります。しかしながら、第三者が類似した商号等を使用する等により当社の知的財産権が侵害され、ブランドの価値が毀損された場合、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。 (9) 商品表示について (発生可能性:低、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) 外食産業においては、食材の産地偽装や賞味期限の改ざん等の問題が生じたことにより、食材の安全性の確保に対する社会的な要請が強くなっております。当社は、適正な商品表示のための社内体制の整備、強化に取り組んでおりますが、万一、表示内容に重大な誤りが発生した場合には、社会的信用の失墜等により、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。 (10) 店舗における酒類提供について (発生可能性:低、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) 当社の店舗は、「20歳未満の者の飲酒の禁止に関する法律」「道路交通法」等による規制を受けており、アルコールの注文をされたお客様に対し、自動車等でのご来店の事実がないこと、また、未成年のおそれがあると判断した場合には未成年ではないことの確認を行うことを徹底しております。しかしながら、万一、未成年者の飲酒やお客様の飲酒運転等により、当社及び従業員に法令違反等が生じた場合には、社会的信用の失墜等により、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。 (11) 短期時間労働者の労働条件に係る法令等について (発生可能性:低、発生する時期:特定時期なし、影響度:小) 当社の店舗においては、短時間労働者が多数勤務しており、法令に基づく加入対象者については社会保険へ加入することを徹底しております。これに関連し、今後、短時間労働者の社会保険加入義務化の適用が拡大された場合、保険料の増額、アルバイトの就業形態の変化、アルバイト就業希望者の減少等により、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。 (12) 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律について (発生可能性:低、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) 当社の店舗のうち深夜0時以降も営業する店舗については、新規出店時において、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」の規制に基づいて所轄警察署への届出を行うこととし、法令遵守に取り組んでおります。しかしながら、万一、法令違反等が発生した場合、一定期間の営業停止等が命じられる等、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。 (13) システム障害について (発生可能性:低、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) 当社は、店舗の業績管理、食材の受発注業務、勤怠管理及び給与計算、その他財務関連業務等について、ITシステムに依存しております。その適切な整備及び運用については万全を期しておりますが、万一、第三者による意図的な攻撃や自然災害、ネットワークの障害等不測の事態が発生した場合、これらITシステムが正常に機能しないことにより、個人情報の漏洩や、業務活動に著しい影響が生じ、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。 (14) フランチャイズ加盟店について (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) 当社は直営店のほか、加盟店との間にフランチャイズ契約を締結し店舗展開を行っております。フランチャイズ契約に基づいて、フランチャイジー様への店舗の運営指導等を行っておりますが、加盟店において当社ブランドに悪影響を及ぼすような事態が生じた場合には、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 (15) 自然災害について (発生可能性:低、発生する時期:特定時期なし、影響度:大) 当社は全国の繁華街をターゲットに店舗を展開しておりますが、特定の地域において大規模な地震や台風等の自然災害が発生した場合には、社会インフラや人的な被害の発生、それらに起因する売上の低迷や店舗の修繕費等の発生により、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 (16) 差入保証金・敷金について (発生可能性:低、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) 直営店及び業務委託店における店舗については、賃借による出店が中心であり、賃貸借契約を締結する際に賃貸人に対して敷金及び差入保証金の差し入れを行っております。賃貸人の財政状況が悪化した場合には、敷金及び差入保証金の回収が困難となり、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 (17) 有利子負債依存度について (発生可能性:低、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) 当社は、店舗設備及び差入保証金等の出店に係る資金を主に金融機関からの借入により調達しております。この結果、総資産に占める有利子負債(借入金)の割合が、2025年11月30日現在で31.3%となっております。変動金利による金利上昇リスクに晒されており、有利子負債依存度が高い状態のまま金利が上昇した場合、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 (18) 減損会計の適用について (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:大) 当社は、減損会計の枠組みにおける固定資産のグルーピングについて、キャッシュ・フローを生み出す最小単位を、主に各店舗としております。そのため、店舗における業績の悪化が継続し、収益性の低下が認められた場合には、固定資産について減損損失を計上することとなり、当社の財政状態及び経営成績の状況に影響を与える可能性があります。 (19) 特定人物への依存について (発生可能性:低、発生する時期:特定時期なし、影響度:大) 当社の代表取締役社長大谷光徳は、創業者として店舗運営、商品開発、店舗開発等に精通しており、当社の事業運営において重要な役割を果たしております。当社は、同氏に過度に依存しない経営体制の構築を目指し、組織の体系化、人材の育成及び強化並びに権限の委譲等組織的な事業運営に注力しておりますが、同氏が何らかの理由により業務執行できない事態となった場合、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。 (20) 人材の確保・育成及び人件費の高騰について (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:大) 現在国内において、少子化による労働人口の減少等により、人手不足や賃金の上昇が社会問題化しております。当社が出店を継続し、事業の拡大を続けていくためには優秀な人材の確保と育成が不可欠ですが、それらの人材が確保・育成できない場合、また、人件費の高騰が長期化した場合には、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 (21) インターネット等による風評被害について (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) ソーシャルメディアの急激な普及に伴い、インターネット上の書き込みや、それに起因するマスコミ報道等による風評被害が発生・拡散した場合、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。 (22) 感染症の拡大について (発生可能性:低、発生する時期:特定時期なし、影響度:大) 新型コロナウイルス感染症や新型インフルエンザ等の感染症の罹災が大規模に拡大した場合には、外出人口が減少し、政府より外出自粛等の要請がなされることにより、来客数の減少、サプライチェーンの混乱、店舗の営業時間短縮や休業につながり、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 当事業年度末の総資産は、前事業年度末に比べ243,976千円増加し、2,652,516千円となりました。これは、流動資産が130,373千円増加し1,632,487千円となったこと及び固定資産が113,602千円増加し1,020,028千円となったことによるものであります。 流動資産の主な増加は、現金及び預金が66,223千円増加、売掛金が27,359千円増加、前払費用が11,473千円増加及び未収入金が9,078千円増加したこと等によるものであります。 固定資産の主な増加は、有形固定資産が97,012千円増加及び繰延税金資産が18,498千円増加したこと等によるものであります。 負債については、前事業年度末に比べ181,194千円増加し、1,342,416千円となりました。これは、流動負債が134,236千円増加し、653,672千円となったこと及び固定負債が46,958千円増加し、688,743千円となったことによるものであります。 流動負債の主な増加は、1年内返済予定の長期借入金が42,598千円増加、未払費用が42,575千円増加、未払消費税等が32,276千円増加及び未払法人税等が20,984千円増加したこと等によるものであります。 固定負債の主な増加は、新規借入及び約定返済により長期借入金が39,147千円増加したこと等によるものであります。 純資産については、前事業年度末に比べ62,781千円増加し、1,310,100千円となり、自己資本比率は、49.4%(前事業年度末は51.8%)となりました。 純資産の主な増加は、配当金39,680千円の支払いにより利益剰余金が減少したものの、当期純利益102,461千円の計上により利益剰余金が増加したこと等によるものであります。 ② 経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、インバウンド需要の拡大等により、社会経済活動の回復基調が継続し、社会経済活動の正常化が一層進んでおります。一方で、世界的な情勢不安の継続に加え、国内における慢性的な人手不足、物価上昇や円安傾向が未だ継続しております。また米国の政策動向は、金融市場や国際貿易に大きな影響を与え続けており、依然として先行き不透明な状況が続いております。 外食産業におきましては、国際情勢悪化や円安等に起因する原材料やエネルギーの価格高騰に加え人件費の高騰も加わり、一般消費財も値上げ等が長期化しており未だ厳しい状況が続いております。 このような状況の中、当社では、ブランド認知拡大のため、各種媒体におけるIR活動への参加を心がけております。店舗では、各店舗考案による独自のイベント、限定メニューの提供等の施策を実施、継続してQSC(Quality Service Cleanliness)の向上にも取り組み、より多くのお客様に楽しんで頂けるような活動を継続しております。昨年に引き続き、今年も5月に名古屋市にて開催された音楽フェス「FREEDOM NAGOYA2025」へ出店し、ブランド認知拡大と新たな人材採用へのアプローチをすることができました。8月にはメイン業態である「立呑み焼きとん大黒」の派生業態として「立喰焼肉大黒」を名古屋市内に新たにオープンいたしました。 また、前事業年度には従業員の安定的な財産形成の促進、会社経営への参画意識の向上、福利厚生の充実による人材獲得と定着など、当社の中長期的な企業価値の向上を図ることを目的として従業員持株会を設立いたしました。従業員への福利厚生の向上については、今後も継続して積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 なお、当事業年度において新規直営店7店舗、新規業務委託店1店舗及び新規フランチャイズ店1店舗を出店、直営店1店舗のリニューアルオープン、直営店2店舗の退店を実施いたしました。当事業年度末日における店舗数は68店舗(内フランチャイズ店16店舗)となりました。 以上の結果、当事業年度の売上高は2,861,834千円(前年同期比11.5%増)、売上総利益は2,096,905千円(前年同期比11.3%増)となりました。販売費及び一般管理費は1,871,044千円(前年同期比12.2%増)となり、営業利益は225,861千円(前年同期比4.0%増)、経常利益は221,672千円(前年同期比15.9%増)、当期純利益は102,461千円(前年同期比2.1%増)となりました。 当社は飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 ③ キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前事業年度末に比べ354,227千円増加し、1,388,132千円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度の営業活動により増加した資金は290,255千円(前事業年度は209,007千円の増加)であります。これは、税引前当期純利益154,443千円の計上、減価償却費122,932千円及び未払消費税等の増加額32,276千円等による資金の増加が、売上債権の増加額27,359千円及び法人税等の支払額44,785千円等の資金の減少を上回ったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度の投資活動により増加した資金は23,458千円(前事業年度は306,290千円の減少)であります。これは、定期預金の払戻による収入288,004千円等による資金の増加が、有形固定資産の取得による支出244,752千円及び差入保証金の差入による支出17,622千円等の資金の減少を上回ったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度の財務活動により増加した資金は40,514千円(前事業年度は526,959千円の増加)であります。これは、長期借入れによる収入267,000千円の資金の増加が、長期借入金の返済による支出185,255千円及び配当金の支払額39,625千円等の資金の減少を上回ったことによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当事業年度における生産実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度 (自 2024年12月1日 至 2025年11月30日) 金額(千円)   前年同期比(%) 飲食事業   210,395   105.8 合計   210,395   105.8 (注) 1.当社の事業区分は「飲食事業」の単一セグメントであります。 2.上記はセントラルキッチンにおける生産実績であり、金額は製造原価によっております。 b.受注実績 当社は、一般消費者へ直接販売する飲食事業を行っておりますので、記載しておりません。 c.販売実績 当事業年度における販売実績を製品及びサービス別に示すと、次のとおりであります。 製品及びサービスの名称   当事業年度 (自 2024年12月1日 至 2025年11月30日) 金額(千円)   前年同期比(%) 直営店売上   2,727,102   112.4 業務委託店売上   82,791   83.1 FC売上   33,260   135.9 その他   18,679   110.9 合計   2,861,834   111.5 (注) 1.当社の事業区分は「飲食事業」の単一セグメントであります。 2.金額は販売価格によっております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載のとおりであります。また、財務諸表の作成にあたっては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、当社の実態等を勘案して合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の分析 前述の「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態の状況」に記載のとおりであります。 b.経営成績の分析 前述の「(1)経営成績等の状況の概要 ②経営成績の状況」に記載のとおりであります。 c.キャッシュ・フローの分析 前述の「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ③ 資本の財源及び資金の流動性 当社の運転資金需要のうち主なものは、従業員の給与手当の他、販売費、一般管理費及び食材費の営業費用であります。当社は、事業運営上必要な資金を安定的に確保するために、必要な資金は自己資金、金融機関からの借入でバランスよく調達していくことを基本方針としております。 ④ 経営成績に重要な要因を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。また、今後の経営成績に影響を与える課題につきましては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 ⑤ 経営者の問題意識と今後の方針に関して 経営者の問題意識と今後の方針については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 ⑥ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等についての分析 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおり、当社は常連客数、既存店売上高前年対比、直営店店舗数を重要な経営指標としております。 当事業年度については、常連客数658人、既存店売上高前年対比100.5%、直営店店舗数43店舗となり、増加に向けた更なる企業運営に努めております。 なお、各指標の推移は以下のとおりであります。 重要な経営指標   前事業年度   当事業年度 常連客数   532人   658人 既存店売上高前年対比   107.1%   100.5% 直営店店舗数   38店舗   43店舗

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開示資料

出典

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