概要
光フードサービスは、名古屋市に本社を置く外食企業である。2008年に創業者の大谷光徳が名古屋市中区に開いた「立呑み焼きとん大黒」を原点とし、2009年12月に法人設立。2025年11月期末時点で直営店43店舗、業務委託店9店舗、フランチャイズ店16店舗の計68店舗を運営する。業態は「焼きとん大黒」「魚椿」「金山家」「焼肉まるい精肉店」の4ブランドで、いずれも低価格・立呑みスタイルが特徴。2024年2月に東京証券取引所グロース市場と名古屋証券取引所ネクスト市場に上場。2025年11月期の売上高は約29億円、従業員189名。
10坪の「小箱」を活かした出店戦略
同社の店舗戦略の核心は、10坪程度の小規模物件に特化した「小箱」モデルにある。店舗面積を小さくすることで家賃を低く抑え、損益分岐点を引き下げる。4坪からの出店が可能で、他社が狙えない空間利用を実現する。1坪当たりの収益を最大化し、リスクを最小化するこの方式により、不況に強い収益構造を築いている。30代〜50代の単身サラリーマンを主要ターゲットとし、仕事帰りに気軽に立ち寄れる「サードプレイス」としての役割を担う。立呑みスタイルは席数が固定されないため、回転率が高く、低価格(串1本99円〜)でも収益を確保できる。
複数ブランドによる食材リスクの分散
同社は「焼きとん大黒」を核としながら、豚肉以外の商材を扱うブランドを併せ持つ。「立呑み魚椿」は海鮮(天ぷら・刺身)を主力とし、「横浜家系ラーメン金山家」は豚骨醤油ラーメン、「焼肉まるい精肉店」は焼肉を提供する。この多ブランド展開は、BSEや鳥インフルエンザなど特定食材のリスクに対するヘッジとして機能する。各ブランドはコンセプトを統一しつつ商材だけを変えた設計で、業態間の切り替えが容易である。また、全店舗でセントラルキッチン(津島・名古屋)を活用し、調理の標準化とスピード提供を実現している。
フランチャイズと直営の混在による拡大
店舗網は直営店、業務委託店、フランチャイズ(FC)店の3形態で構成される。2025年11月末時点で直営43、業務委託9、FC16の合計68店舗。FC店は「大国ホルモン」ブランドを中心に展開し、2018年に株式会社SBICから事業譲受したのが起点である。FC店を含む全店舗を対象に定期検査と講習会を実施し、ブランド品質を維持する。店舗数は2016年11月期の14店舗から5年で約5倍に増加。出店地域は名古屋圏(本拠地)が最多で、東京(大田区蒲田店など)と広島にも拠点を持つ。
業績は拡大基調、上場後も成長持続
売上高は2019年11月期の11億円から2025年11月期には29億円へと約2.6倍に拡大した。2021年11月期に新型コロナウイルス禍の影響で9億円に落ち込んだが、その後は回復し、2022年11月期に17億円、2023年11月期に22億円、2024年11月期に26億円と急成長。営業利益は2024年11月期に2億円、2025年11月期に2億円(前年比4.0%増)を計上。当期純利益は1億円で安定している。2024年2月の上場時に約4億円に増資し、2025年11月期末の自己資本比率は49.4%と健全な水準にある。
業界の中での役割は外食産業において、都市部のサラリーマンなどをターゲットに低価格の立呑み形態で飲食サービスを提供にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01飲食業(立呑み・レストラン)主力
名古屋を中心に、立呑み店をメインに直営・業務委託・FCで展開。低価格で気軽に入れる店舗コンセプトで、30~50代の単身サラリーマンを主要顧客とする。多業態(焼きとん大黒、魚椿、金山家、焼肉まるい精肉店)で運営し、それぞれ特徴的な商品を提供している。
- 焼きとん大黒
- 豚を使用した串焼きを提供する立呑み店。1本99円~のリーズナブルな価格と、約20種類以上の豚の部位を使用するのが特徴。
- 立呑み魚椿
- 旬の海鮮を使った天ぷらや刺身盛りを提供する立呑み店。季節ごとにメニューを変え、季節感を演出。
- 横浜家系ラーメン金山家
- 豚骨醤油ベースのスープと中太麺が特徴のラーメン店。味の濃さや脂の量、麺のゆで加減を調整できる。
- 焼肉まるい精肉店
- 精肉卸問屋直営の焼肉店。コストパフォーマンスに優れ、タッチパネルオーダーと特急レーンで提供。
製品と技術
焼きとん大黒―串焼き99円からの低価格戦略
「焼きとん大黒」は同社の主力ブランドで、豚の様々な部位(約20種類以上)を串に刺して焼く「焼きとん」を提供する。1本99円(税込)からの低価格が特徴で、客単価を抑えて来店頻度を高める。店舗ごとに毎月オリジナル限定商品を発売し、リピーターを飽きさせない工夫を凝らす。立呑みスタイルのため席数を限定せず、繁忙時間帯でも効率的に回転する。2025年11月末時点で直営27店舗、業務委託7店舗、FC16店舗と全店舗の約7割を占める。
魚椿―旬の海鮮を天ぷらと刺身で提供
「魚椿」は市場直送の新鮮な魚介類を使った天ぷらと刺身を主力とするブランド。通年メニューに加え、季節ごとに4回、毎月1回のメニュー改定を実施し、旬の食材を活用する。立呑みスタイルで、天丼とみそ汁だけの軽い利用も可能。2025年11月末時点で直営13店舗、業務委託1店舗。2024年9月に本店を閉店したが、名古屋駅西口の立喰い寿司業態も含めてブランドは継続している。
金山家―豚骨醤油スープにこだわるラーメン業態
「横浜家系ラーメン金山家」は、豚骨と鶏ガラからとったダシに醤油タレを合わせた「豚骨醤油ベース」のスープが特徴。極限まで加水率を下げた特注の中太ストレート麺を使用し、味の濃さ、スープの脂量、麺のゆで加減を客が調整できる。基本のトッピングはほうれん草、チャーシュー、海苔。直営2店舗、業務委託1店舗と小規模だが、名古屋のラーメン需要を取り込んでいる。
セントラルキッチンと小箱モデルが支える収益性
同社の技術的な差別化要因は、10坪前後の「小箱」に最適化された運営システムにある。セントラルキッチン(名古屋・津島の2拠点)で主要食材を加工し、各店舗では簡易な調理で提供できるようにすることで、厨房面積を最小化。客席を最大限に確保し、坪効率を高める。4坪からの出店が可能なため、駅近やオフィス街の狭小物件を活用できる。また、立呑みスタイルは椅子を置かずに収容人数を増やせるため、固定費を抑えながら高回転を実現する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
小売業のなかでの位置
堅調な成長と安定収益を両立する小売企業
同社は小売業に属し、売上高が22億円(2023/11)→26億円(2024/11)→29億円(2025/11予)と堅調に成長している。営業利益率も7.69%(2024/11)、6.9%(2025/11予)と安定的な水準を維持。同業他社にはトライアルホールディングスやイオン九州といった大手が存在するが、同社は小規模ながらも確固たる収益基盤を築いている。
強み
- 売上高26億円に対し営業利益率7.69%と、小規模ながら健全な収益構造。
- 近年、売上高が年率約20%で成長しており、拡大基調にある。
- 小規模組織で効率的な店舗運営やコスト管理ができている可能性。
- 特定地域に特化したサービスで、地元顧客の支持を得ているかもしれない。
課題
- 売上高29億円と小規模で、大手との競争には規模不足。
- 小売業は競争が激しく、新規参入や既存大手の攻勢に晒される。
- 2025/11予では営業利益率が6.9%と微減傾向にあり、改善策が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
小売業の時価総額近傍。太字が光フードサービス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3358Trailhead Global Holdings | 35億円 | 55.2倍 |
| 2 | 7129ミアヘルサホールディングス | 33億円 | 16.3倍 |
| 3 | 7571ヤマノホールディングス | 32億円 | 14.9倍 |
| 4 | 7640トップカルチャー | 32億円 | 99.0倍 |
| 5 | 138A光フードサービス | 31億円 | 20.4倍 |
| 6 | 3372関門海 | 31億円 | 24.4倍 |
| 7 | 3550スタジオアタオ | 30億円 | 19.7倍 |
| 8 | 2722IKホールディングス | 30億円 | 12.7倍 |
| 9 | 3071ストリーム | 30億円 | 19.3倍 |
| 10 | 2789カルラ | 29億円 | 11.5倍 |
| 11 | 3011バナーズ | 29億円 | 10.7倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 22件
2008年、名古屋市中区に始まった立呑み業態
2008年4月、創業者の大谷光徳が名古屋市中区に「立呑み焼きとん大黒(住吉店)」を開店した。これが現在の光フードサービスの原点となる。豚の串焼き(焼きとん)を1本99円から提供する低価格・立呑みスタイルは、すぐに支持を集めた。2009年12月には法人として光フードサービス株式会社を設立(資本金900万円、3店舗)。この時点で既に複数店舗を運営しており、小規模ながらチェーン展開の基盤が整った。
セントラルキッチン導入で標準化を推進(2010〜2012年)
2010年7月、名古屋市中川区に本社兼セントラルキッチンを設置。これにより各店舗で調理する料理の品質を統一し、厨房面積を削減して客席を増やすことが可能になった。2012年6月には本社・セントラルキッチンを中区に移転。この時期、店舗運営の効率化とスケールメリットの追求が進められた。
新ブランド「魚椿」「金山家」で多角化(2011〜2015年)
2011年12月、海鮮・天ぷらを主力とする「立呑み魚椿(本店)」を中村区に開店。焼きとん以外の商材で新たな客層を開拓した。2015年12月には「横浜家系ラーメン金山家(本店)」を熱田区に開店し、ラーメン業態に進出。この多ブランド化により、食材リスクの分散と事業領域の拡大を図った。魚椿本店は2024年9月に閉店したが、ブランド自体は存続している。
東京進出とFC事業の開始(2017〜2018年)
2017年5月、東京都大田区に「立呑み焼きとん大黒(蒲田店)」を開店し、名古屋圏外への初進出を果たした。同年2月には本社を名古屋市西区(名駅二丁目)に移転し、経営体制を強化。2018年2月には株式会社SBICより「大国ホルモン」の事業を譲り受け、フランチャイズ展開を開始。同年3月には広島市中区にFC店だった大国ホルモンを直営化し、広島エリアにも進出した。
店舗数急増と株式上場(2021〜2024年)
2021年10月、焼肉業態「焼肉デラックス(江南店)」を愛知県江南市に開店(後に「焼肉まるい精肉店」に転換)。2022年11月には津島市に第二のセントラルキッチンを新設。店舗数は2021年11月期の51店舗から2024年11月期には61店舗に増加した。2024年2月、資本金を4億1,155万円に増資し、東京証券取引所グロース市場および名古屋証券取引所ネクスト市場に株式を上場。上場を機に従業員持株会(2024年8月設立)などコーポレートガバナンスを強化した。
新業態への挑戦と既存店舗の入れ替え(2024〜2025年)
2024年10月、「酔い処ニュー大黒(三蔵通店)」を開店。2025年8月には立喰いスタイルの「立喰焼肉大黒(椿町店)」を開店し、新たな客席形態を試みた。一方で、2024年9月に魚椿本店と立喰い寿司魚椿(名駅西口店)を閉店(後者は2025年11月に再開)。焼肉まるい精肉店(江南店)も2026年1月に退店した。既存ブランドのスクラップ&ビルドを進めながら、ブランド価値の維持・向上に努めている。
年表22件を開く
2000年代
- 2008年4月名古屋市中区に立呑み焼きとん大黒(住吉店)を開店(「立呑み焼きとん大黒」の運営開始)。
- 2009年12月創業光フードサービス株式会社を設立(名古屋市中区、資本金900万円、3店舗)。
2010年代
- 2010年7月名古屋市中川区に本社及びセントラルキッチンを設置。
- 2011年12月名古屋市中村区に立呑み魚椿(本店)を開店(2024年9月閉店)(「立呑み魚椿」の運営開始)。
- 2012年6月本社及びセントラルキッチンを名古屋市中区に移転。
- 2015年12月名古屋市熱田区に横浜家系ラーメン金山家(本店)を開店(「横浜家系ラーメン金山家」の運営開始)。
- 2017年2月本社及びセントラルキッチンを名古屋市西区(名駅二丁目)に移転。
- 2017年5月東京都1号店、大田区に立呑み焼きとん大黒(蒲田店)を開店。
- 2018年2月株式会社SBICより大国ホルモンの事業を譲受け(FC事業「大国ホルモン」の運営開始)。
- 2018年3月商号変更広島県1号店、広島市中区に大国ホルモン(袋町店)をFC店から直営店に変更(2025年9月に、立呑み焼きとん大黒(袋町店)に店名変更)。
- 2018年10月名古屋市中区に焼きとん大黒(大須観音店)を開店(「焼きとん大黒」の運営開始)。
- 2018年11月資本金を2,000万円に増資。
- 2019年7月本社を名古屋市西区(名駅一丁目)に移転。
2020年代
- 2021年3月本社を名古屋市中村区に移転。
- 2021年10月愛知県江南市に焼肉デラックス(江南店)を開店(「焼肉デラックス」の運営開始)。
- 2022年2月名古屋市中村区に立喰い寿司魚椿(名駅西口店)を開店(ビルの建替えに伴い、2024年9月閉店後、2025年11月に再開店。)(「立喰い寿司魚椿」の運営開始)。
- 2022年11月愛知県津島市にセントラルキッチン(津島)を新設。
- 2024年2月上場資本金を4億1,155万円に増資。東京証券取引所グロース市場及び名古屋証券取引所ネクスト市場に株式を上場。
- 2024年7月焼肉デラックス(江南店)を焼肉まるい精肉店(江南店)としてリニューアルオープン(2026年1月閉店)(「焼肉まるい精肉店」の運営開始)。
- 2024年8月創業光フードサービス従業員持株会設立。
- 2024年10月名古屋市中区に酔い処ニュー大黒(三蔵通店)を開店(「酔い処ニュー大黒」の運営開始)。
- 2025年8月名古屋市中村区に立喰焼肉大黒(椿町店)を開店(「立喰焼肉大黒」の運営開始)。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/11期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 既存店成長(常連客数)年間60回以上来店する常連客の増加
- 既存店成長(既存店売上高前年対比)前年比増加
- 新規出店(直営店店舗数)全国600店舗
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
小箱立呑みモデルで低リスク高収益
約10坪の小型店舗で立呑みスタイルを展開し、坪数が小さいほど家賃が下がり損益分岐点が低くなる特性を活かして、固定費を抑えながら1坪当たりの収益を最大化する。4坪からの出店も可能で、他社が狙えない物件にも対応し、リスクを低減しながら増店を図る。
- 02
ドミナント戦略と新地域への出店
現在の名古屋、関東、広島エリアでのドミナント戦略を継続しつつ、新たな地域への出店も視野に入れて継続的な成長を目指す。物件競争が激化する中、最適な物件の獲得を最重要課題と位置付け、出店候補地を拡大する。
- 03
LTV最大化による既存店維持・向上
「LTVを最大化する」をコンセプトに、低価格の串焼き・刺身・天ぷらと顔なじみの店員による「代わりの利かない店」を目指す。親しみやすく通いやすい業態で、地元客に長く愛される空間を提供し、既存店売上高の継続的な維持向上に取り組む。
- 04
人材採用と教育の強化
企業理念を理解し賛同する優秀な人材の確保を最重要課題とし、中途採用やスカウト採用を積極化する。店長や現場スタッフへの教育プログラムを強化し、理念浸透と店舗運営力の向上を図る。外食産業に限らない経験豊富な人材の招聘も行う。
- 05
衛生・品質管理体制の徹底
セントラルキッチンと全店舗で衛生管理マニュアルに基づく管理を徹底し、内部監査による定期的なチェックを実施する。法令遵守と最新の改正への対応を行い、食中毒や異物混入の防止、食品表示の適正化など社会的要請に応える。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 3期分
グループ全体で189人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は403万円で、2期前と比べて+3.4%。平均年齢は29.0歳、平均勤続年数は3.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年11月 | 390 | 28.8 | 2.8 | 144 | — |
| 2024年11月 | 421 | 28.8 | 2.8 | 174 | 115 |
| 2025年11月 | 403 | 29.0 | 3.0 | 189 | 106 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年11月期の売上高は29億円、営業利益は2億円。前期と比べると増収増益で、売上が+11.5%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2026年11月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 32億円 | 29億円 |
| 営業利益 | 2億円 | 2億円 |
| 純利益 | 1億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥48 | ¥48 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
6期分
直近は2026年2Qで、売上は16億円、営業利益は2億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+14.3%、営業利益は+100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 6 | 1 | 16.7 | 0 |
| 2024年2Q | 7 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2024年4Q | 13 | 1 | 7.7 | 0 |
| 2025年2Q | 14 | 1 | 7.1 | 1 |
| 2025年4Q | 15 | 1 | 6.7 | 0 |
| 2026年2Q | 16 | 2 | 12.5 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 7期分
2019年11月期からの7期で、売上は11億円から29億円へ2.6倍に増えた。直近期の営業利益率は6.9%。売上は4期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年11月 | 11 | — | 1 | — | 0 |
| 2020年11月 | 11 | — | 0 | — | 0 |
| 2021年11月 | 9 | — | 1 | — | 0 |
| 2022年11月 | 17 | — | 1 | — | 1 |
| 2023年11月 | 22 | — | 3 | — | 2 |
| 光フードサービス従業員持株会設立。 | |||||
| 2024年11月 | 26 | 2 | 2 | 7.7 | 1 |
| 2025年11月 | 29 | 2 | 2 | 6.9 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年11月期
売上高29億円のうち、営業利益として残るのは2億円で6.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の3.4%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金27.6%8億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金65.5%19億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.9%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 5期分
2025年11月期は営業CFが3億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは3億円。この組み合わせは「現金積み上げ型」にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも。期末の手元現金は14億円で、売上の5.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年11月 | 0 | −3 | 2 | −3 | 7 |
| 2022年11月 | 4 | −3 | −1 | 1 | 7 |
| 2023年11月 | 4 | −1 | −4 | 3 | 6 |
| 2024年11月 | 2 | −3 | 5 | −1 | 10 |
| 2025年11月 | 3 | 0 | 0 | 3 | 14 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 7期分
2025年11月期の総資産は27億円。このうち返さなくてよい自己資本が13億円で、自己資本比率は49.4%(業種中央値47.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年11月 | 8 | 1 | 7 | 13.8 |
| 2020年11月 | 15 | 1 | 14 | 4.4 |
| 2021年11月 | 18 | 1 | 17 | 5.9 |
| 2022年11月 | 19 | 2 | 17 | 8.7 |
| 2023年11月 | 18 | 4 | 14 | 20.6 |
| 2024年11月 | 24 | 12 | 12 | 51.8 |
| 2025年11月 | 27 | 13 | 13 | 49.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で322社中66位あたり、逆に低いのは配当利回りで322社中198位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,105で、1年前と比べて+32.3%。過去52週の値幅のなかでは63%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 20.4倍 |
| PER (会社予想) | 24.2倍 |
| PBR | 2.19倍 |
| 配当利回り | 1.55% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月中旬に3,150円まで上昇した後、7月15日に出来高1万株超を伴って急落し、2,900円台まで調整しました。その後は2,920〜3,000円のレンジで底固めが続き、8月に入ってから緩やかに切り返しています。8月18日時点では3,070円と、25日移動平均線(2,984.64円)を約2.9%上回っており、短期の上昇基調が確認できます。52週高値(3,540円)に対しては約13%下の水準にあり、まだ戻り余地があるとみられます。出来高は調整局面で増加し、上昇時にはやや減少する傾向にありますが、全体的には商いが薄く、方向感が出にくい状況です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PERが20.15倍と同業界平均(40.12倍)の約半分で、予想PER24倍でも割安圏。PBR2.16倍は平均(2.94倍)を下回り、ROE8%はまあまあの水準。配当利回り1.56%は平均(12.73%)を大きく下回るが、これは平均が異常に高いためで、実際の高配当企業と比較すると低い。配当性向38.7%で、増配の可能性はあるが、現状の利回りは低い。売上高は順調に成長し、営業利益率も6.9%と安定。ただし、小売業の特性上、競争激化や人件費上昇がリスク。業界平均と比べ割安で、成長性も見込めるが、配当利回りの低さがネック。総合的に割安と判断し、スコアは70。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 20.4倍 | 39.6倍 |
| PER (予想) | 24.2倍 | — |
| PBR | 2.19倍 | 2.44倍 |
| ROE | 8.0% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、競争の激しい外食産業において、地域密着型戦略で持続的成長が可能かどうか。強気派は、売上高の増加傾向と利益率の安定を根拠に、既存店の収益力向上や新規出店による成長余地を評価する。一方、弱気派は、競合他社との価格競争や人件費・食材費の高騰による収益圧迫を懸念し、さらなる成長には不確実性があると指摘する。
- 堅調な売上成長
売上高は22億円から29億円へ3期連続で増加。
- 健全な利益率
営業利益率は約7%を維持し、収益性は安定。
- 地域密着戦略
中部地方での出店により、固定客の獲得に成功。
- 売上高29億円と3期連続増収、営業レバレッジ発動次回決算発表後影響中
2025年11月期売上高は29億円と前期比約11%増加。固定費比率が下がれば営業利益の上振れ余地が生じる。
- 営業利益率6.9%から改善余地、コスト統制の効果通年影響中
直近営業利益率は6.9%と前期7.69%から低下。原価率の低減が実現すれば営業利益の増加率が拡大する。
- 配当性向約47%と安定還元、増配の潜在力次回株主総会影響弱
配当利回り1.56%と純利益1億円を踏まえ、配当性向は約47%と試算。増配余地がある。
- 株価1年で30%上昇、小型株のモメンタム継続継続影響弱
株価は1年間で30.58%上昇。需給改善が続けば、さらに上値を追う展開が期待される。
- 競争激化
低価格帯ファミレス市場は競合が多く、価格競争にさらされる。
- コスト増圧力
人件費・食材費の高騰が利益率を圧迫する可能性。
- 成長鈍化リスク
出店余地が限られ、既存店の収益力向上に依存。
- 予想PER24倍、次期利益減額の示唆次回決算発表後影響強
現在PER20.15倍に対し予想PER24倍。来期の利益水準が約16%押し下がるとの市場判断。
- 営業利益2億円で2期横ばい、増収効果が限定通年影響中
営業利益は2024年11月期と2025年11月期とも2億円。売上高が伸びてもコスト増で利益が伸びない。
- 純利益が2億円から1億円へ半減通年影響中
直近2025年11月期の純利益は1億円と前期の2億円から半減。収益力の低下が鮮明。
- 売買代金の薄さで下振れリスク継続影響弱
時価総額30億円と流動性が低く、外国人持株比率2.2%も低い。売りが出た際の需給悪化が大きい。
- 既存店売上高前年比
- 既存店の客数・客単価の動向が業績の基調を反映するため。
- 出店数
- 成長戦略の進捗を示し、売上拡大の原動力になるため。
- 営業利益率
- コスト管理の巧拙と収益性の維持を確認するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり48円。いまの株価に対する利回りは1.55%。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥48
株主
有価証券報告書より
2025年11月期末の株主数は延べ1,251人。区分でいちばん多いのは個人・その他で48.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が43.4%を占め、残る56.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年11月% | 2024年11月% | 2025年11月% |
|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 37.5 | 38.8 | 48.8 |
| 事業法人 | 62.5 | 43.1 | 42.9 |
| 証券会社 | — | 9.4 | 5.7 |
| 外国法人 | — | 5.2 | 2.1 |
| 金融機関 | — | 3.5 | 0.5 |
| 外国人個人 | — | 0.0 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社エム・カンパニー | 42.34 |
| 02 | 大谷 光徳 | 13.31 |
| 03 | 中島 翔太 | 6.05 |
| 04 | 三菱UFJ eスマート証券株式会社 | 2.93 |
| 05 | BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.93 |
| 06 | 野村證券株式会社 | 1.41 |
| 07 | 石田 央 | 1.21 |
| 08 | 南角 光彦 | 0.84 |
| 09 | 向田 茂雄 | 0.71 |
| 10 | JPモルガン証券株式会社 | 0.62 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 7期分
1株利益は7期で−99%、1株純資産は7期で−99%。直近期のROEは8.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年11月 | 17,260 | 101,536 | 18.6 | — | — |
| 2020年11月 | −44,029 | 57,507 | −55.4 | — | — |
| 2021年11月 | 60 | 156 | 47.9 | — | — |
| 2022年11月 | 94 | 242 | 47.0 | — | — |
| 2023年11月 | 299 | 542 | 76.3 | — | — |
| 2024年11月 | 110 | 1,257 | 12.5 | 20.7 | 36.5 |
| 2025年11月 | 103 | 1,321 | 8.0 | 25.9 | 38.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/11期の役員報酬は総額95百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 大谷光徳 | 代表取締役社長 | 46 |
| 中島翔太 | 専務取締役 事業本部長 | 42 |
| 齋藤寛也 | 取締役 居酒屋事業部長 | 37 |
| 石田央 | 取締役 管理部長 | 43 |
| 近藤知大 | 取締役 経営戦略室長 | 45 |
| 加藤博康 | 取締役 | 64 |
| 渡邊貴志 | 取締役(常勤監査等委員) | 49 |
| 藤澤昌隆 | 取締役(監査等委員) | 41 |
| 横井ゆきえ | 取締役(監査等委員) | 46 |
役員報酬の内訳2025/11期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 83 | 83 | 17 |
| 社外取締役 | 4 | 12 | 12 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/11期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,387字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,297字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,175字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,606字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第17期(2025/12/01-2026/11/30)2026-07-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(2024/12/01-2025/11/30)2026-02-24
- 半期報告書半期報告書-第16期(2024/12/01-2025/11/30)2025-07-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第15期(2023/12/01-2024/11/30)2025-02-27
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第2四半期(2023/12/01-2024/05/31)2024-07-12
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第1四半期(2023/12/01-2024/02/29)2024-04-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(2022/12/01-2023/11/30)2024-02-29
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2026年11月期 第2四半期決算説明資料2026-07-14
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