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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ゼネラル・オイスター

General Oyster,Inc.3224 · Growth · 小売業

国内最大級のオイスターバーチェーンを展開。独自の浄化・検査体制で安全な牡蠣を供給し、卸売・加工・再生エネルギー事業まで広がる。

概要

ゼネラル・オイスターは、牡蠣を専門とする飲食チェーンを中核に、牡蠣の浄化・卸売・加工及び再生可能エネルギー事業を手がける企業グループである。2000年4月に株式会社ヒューマンウェブとして設立され、2002年に主力ブランド「ガンボ&オイスターバー」を出店。2015年3月に東京証券取引所マザーズへ上場した。2026年3月期末時点で直営30店舗、フランチャイズ3店舗を運営し、連結売上高は約43億円、従業員数は116名である。独自の厳格な安全基準による牡蠣の品質管理を強みとし、会員制度「オイスター・ピース・クラブ」の会員数は30万人を超える。近年は収益が低迷し、2026年3月期は営業損失を計上している。

牡蠣を軸にした多角事業の構成

当社グループは、店舗事業・卸売事業・加工事業・浄化事業・再生可能エネルギー事業の5つの報告セグメントで構成される。中核は飲食店舗を運営する店舗事業で、売上高の約74%を占める。卸売事業はグループ外の飲食店約900店舗に牡蠣を供給し、浄化事業は海洋深層水を用いた独自の浄化工程を担う。加工事業は岩手県大槌町の工場で冷凍カキフライなどを製造し、店舗向けセントラルキッチン機能を果たす。2024年1月からは太陽光発電を主とする再生可能エネルギー事業を開始した。

店舗事業のブランド展開と立地戦略

店舗事業では、「8TH SEA OYSTER Bar」を筆頭に、「ガンボ&オイスターバー」「オイスターテーブル」「ザ・スチーム シーフードポット&オイスター」など複数ブランドを展開する。出店は百貨店や商業施設を中心に、東京・神奈川などの首都圏に19店舗、関西に5店舗、中部・九州・東北・北陸に各1~2店舗を置く。駅立地に対応した「ステーションオイスターバー」も存在する。2026年3月期には4店舗を新規出店したが、ノロウイルス流行による牡蠣調達難や原材料高騰の影響で、同事業のセグメント利益は前年比66.5%減の約8800万円にとどまった。

会員制度とリピート率向上への取り組み

2007年2月に開始した会員制度「オイスター・ピース・クラブ(OPC)」は、2016年4月にアプリ化、2020年12月にチャージ機能を追加し、会員数は30万人を超える。来店促進とリピート率向上のための仕組みであり、業績への貢献が期待されている。しかし近年の業績低迷により、同制度の効果が十分に発揮されていない可能性がある。

安全性を核とする浄化・卸売事業

浄化事業は、広島県呉市に始まり、現在は富山県入善町の第2浄化センターに集約されている。同センターでは海洋深層水を利用し、厚生労働省基準より厳しい自社基準(一般細菌数15,000/g以下、ノロウイルス4.5コピー以下など)で牡蠣を浄化する。この安全基盤を背景に卸売事業は約900店舗と取引するが、2026年3月期はノロウイルス流行の影響で供給が不安定となり、卸売売上高は前期比3.0%減の約4.4億円、セグメント利益も6.8%減となった。

業界の中での役割は牡蠣の生産・流通・外食を一貫して手掛けるオイスターバー運営会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
43億円
営業利益
-1億円
営業利益率
-2.3%
純利益
-2億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2017/3
事業売上構成比利益利益率
直営店舗事業36億円92.3%0億円0.0%
卸売事業3億円7.7%-1億円-33.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01外食(オイスターバー)主力

首都圏を中心に「8th SEA OYSTER Bar」など複数ブランドの直営店を30店舗展開。産地や季節ごとの風味を楽しめるオイスタープレートを主力に、焼き牡蠣など多様な食べ方を提供。会員制度でリピート率向上を図る。

国内最大級のオイスターバーチェーン

主な製品・サービス1
オイスタープレート
複数産地の生牡蠣を盛り合わせた看板メニュー

02牡蠣卸売準主力

全国約900店舗の外食店に安全かつ高品質な牡蠣を卸売。独自の浄化・検査体制と豊富な仕入れ量を背景に、業界内で信頼を獲得。

主な製品・サービス1
生食用牡蠣
厚生労働省基準より厳しい独自基準を満たした生食用牡蠣

03牡蠣加工副次

岩手県大槌町の加工工場で冷凍カキフライや冷凍粒牡蠣(IQF)を製造。グループ店舗向けのセントラルキッチン機能を担い、店舗運営の効率化に貢献。

主な製品・サービス2
冷凍カキフライ
グループ店舗向けに製造される冷凍食品
冷凍粒牡蠣(IQF)
個別急速凍結された粒牡蠣。店舗で使用。

04再生可能エネルギーその他

太陽光発電所設備の開発・売買、自社保有設備による発電・売電事業。2024年1月開始、2025年8月より収益計上。

05その他その他

地域活性化のための牡蠣イベント開催や、EC通販事業(生牡蠣、牡蠣フライ、ワインなど)を行う。

製品と技術

多様な牡蠣料理と主力商品「オイスタープレート」

店舗では、複数産地の生牡蠣を盛り合わせた「オイスタープレート」を主力商品とする。産地や季節ごとに異なる風味を提供するため、広島県産、富山県産、岩手県産など複数産地の牡蠣を使用。焼き牡蠣、蒸し牡蠣、牡蠣フライなど加熱調理のメニューも充実し、家庭では再現しにくい非日常的な体験を演出する。店舗ブランドごとにメニュー構成や空間デザインを変え、顧客層に応じた差別化を図っている。

海洋深層水による独自の浄化技術

富山県入善町の浄化センターでは、海洋深層水(深度200m以降)を利用した牡蠣の浄化を行っている。海洋深層水は清浄性が高く、雑菌が表層水の1,000分の1以下であるため、厚生労働省基準より厳しい自社基準(一般細菌数15,000/g以下、ノロウイルス4.5コピー以下など)を達成する。出荷前には二次検査を実施し、基準を満たした牡蠣のみを供給する。また、産地ごとの降雨量や海水温を毎日収集し、独自のノウハウでリスクを分析する体制も整えている。

加工事業:冷凍カキフライとセントラルキッチン機能

岩手県大槌町の加工工場では、主にグループ店舗向けに「冷凍カキフライ」や「冷凍粒牡蠣(IQF)」などの加工品を製造する。この工場は店舗事業のセントラルキッチンとして機能し、取扱品目の拡充により店舗運営の効率化と生産性向上を図っている。2026年3月期の加工事業売上高は前期比34.2%増の約1.5億円に改善したが、依然としてセグメント損失は約1600万円と赤字が続いている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 外食(オイスターバー)国内最大級のオイスターバーチェーン

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

小規模外食事業、収益悪化で構造改革が焦点

小売業界で外食事業を展開するゼネラル・オイスターは、光フードサービスやまんだらけと同業とされるが、売上高はわずか40億円前後と小規模だ。売上は緩やかに増加する一方、営業利益率は0%からマイナスへ転落し、赤字に陥っている。競合他社が規模で優位に立つ中、差別化とコスト削減が急務である。

強み

  • 特定の外食分野に特化し、独自の顧客層を持つ。
  • 小規模組織で迅速な意思決定が可能。
  • 新規業態の開発に積極的で、収益改善の余地がある。
  • 地域密着のサービスでリピーターを獲得している。

課題

  • 営業赤字が続き、早期の黒字化対策が不可欠。
  • 売上高が小さく、競合他社との価格競争で不利。
  • 赤字継続で財務基盤の強化が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がゼネラル・オイスター

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13181買取王国39億円10.8倍
23536アクサスホールディングス39億円12.9倍
33133海帆39億円
4386Aみのや38億円22.3倍
53138富士山マガジンサービス38億円82.2倍
63224ゼネラル・オイスター37億円
73059ヒラキ37億円
87694いつも35億円22.5倍
93358Trailhead Global Holdings35億円55.2倍
107129ミアヘルサホールディングス33億円16.3倍
117571ヤマノホールディングス32億円14.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 26件

ウェブ関連会社からオイスターバー業へ転換した2000年

2000年4月、資本金1,600万円で東京都港区南青山に株式会社ヒューマンウェブを設立。当初の事業内容は詳細が不明だが、2001年9月に1号店「ウォーターグリル・オイスターバー」赤坂店を開業し、オイスターバー事業に参入した。この店舗は2006年7月に閉店している。

主力ブランド「ガンボ&オイスターバー」の展開と多ブランド化

2002年11月、「ガンボ&オイスターバー」新宿マイシティ店(現ルミネエスト店)を開業。以降、同ブランドが主力となる。2006年から2012年にかけて「キンカウーカ グリル&オイスターバー」「フィッシュ&オイスターバー」「シュリンプ&オイスターバー」「ステーションオイスターバー」「オイスターテーブル」など次々と新ブランドを投入。出店地域も横浜、福岡、名古屋、博多駅などへ拡大した。

安全性重視の浄化センター設立と子会社化

2006年末からのノロウイルス食中毒報道を受け、自社で安全管理を確立するため、2007年9月に広島県呉市に株式会社日本かきセンター(現・海洋深層水かきセンター)を設立。第1浄化センターを開設し、牡蠣の浄化・卸売を開始した。2014年8月には富山県入善町に第2浄化センターを開設。2016年9月には広島の機能を富山に統合し、以降は富山が唯一の浄化拠点となる。

会員制度の成長と本社移転を経た上場準備

2007年2月にオイスター・ピース・クラブ(OPC)を開始。2011年2月に会員数10万人突破、2014年9月に30万人突破。この間、本社は港区南青山から千代田区永田町、中央区京橋、中央区日本橋茅場町へと移転を繰り返した。2013年3月には新ブランド「オイスタールーム」を名古屋ラシックに開業。2015年3月、東京証券取引所マザーズに上場した。

持株会社体制への移行と加工事業への進出

上場後の2015年12月、持株会社体制へ移行するため複数の分割準備会社を設立。2016年4月、会社分割により株式会社ゼネラル・オイスターに商号変更し、持株会社となる。同時に子会社の日本かきセンターは海洋深層水かきセンターに商号変更。また、岩手県大槌町に加工工場を建設(2017年5月完成)。これは「大槌町水産業共同利用施設復興整備事業」の補助金を受けた、二次産業の拠点として位置づけられた。

2020年代の収益低迷と再生可能エネルギー事業への多角化

2020年3月期以降、売上高は36億円台から23億円台に落ち込み、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた。2022年3月期には一時的な黒字を計上したものの、2023年3月期もわずかな利益にとどまる。2024年1月、新たな収益基盤として再生可能エネルギー事業(太陽光発電)を開始。2026年3月期はノロウイルス流行や原材料高騰の影響で営業損失約9200万円、純損失約1億7500万円と赤字幅が拡大した。

年表26件を開く

2000年代

  • 2000年4月創業株式会社ヒューマンウェブ(資本金1,600万円、東京都港区南青山)を設立
  • 2001年9月1号店「ウォーターグリル・オイスターバー」赤坂店オープン(2006年7月閉店)
  • 2002年11月「ガンボ&オイスターバー」新宿マイシティ店(現新宿ルミネエスト店)オープン 当社の主力ブランドとして出店開始
  • 2004年8月本社を東京都港区南青山から東京都千代田区永田町に移転
  • 2006年8月新ブランド「キンカウーカ グリル&オイスターバー」横浜ベイクォーター店オープン
  • 2006年11月新ブランド「フィッシュ&オイスターバー」福岡キャナル店オープン
  • 2007年2月牡蠣愛好家の会員制度 オイスター・ピース・クラブ(以下、「OPC」ということがあります。)がスタート
  • 2007年9月広島県呉市に物流機能を備えた浄化センターである「株式会社日本かきセンター」(現連結子会社)を設立
  • 2007年11月「ガンボ&オイスターバー」新宿マイシティ店を増床リニューアル
  • 2008年4月子会社 株式会社日本かきセンターにて一般飲食店向けの卸売事業を本格開始
  • 2009年7月OPC会員が1万人突破

2010年代

  • 2010年4月新ブランド「シュリンプ&オイスターバー」横浜モアーズ店オープン
  • 2010年9月百貨店向け新ブランド「シュリンプ&オイスターハウス」池袋西武店オープン
  • 2011年2月本社を東京都千代田区永田町から東京都中央区京橋に移転 OPC会員が10万人突破
  • 2011年3月駅立地に対応した新ブランド「ステーションオイスターバー」博多駅店オープン
  • 2012年8月新ブランド「オイスターテーブル」銀座コリドー店オープン
  • 2012年11月OPC会員が20万人突破
  • 2013年3月「ガンボ&オイスターバー」名古屋ラシック店を増床リニューアルのうえ、新ブランド「オイスタールーム」名古屋ラシック店オープン 本社を東京都中央区京橋から東京都中央区日本橋茅場町に移転
  • 2014年8月富山県下新川郡入善町において、第2浄化センターを開設
  • 2014年9月子会社 株式会社日本かきセンターの本社を広島県呉市から富山県下新川郡入善町に移転 OPC会員が30万人突破
  • 2014年11月新ブランド「ザ・カーブ・ド・オイスター」オープン
  • 2015年3月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2015年8月ヴィレッジ事業第1弾となる「入善牡蠣ノ星」を富山県下新川郡入善町の第2浄化センターに併設する形でオープン
  • 2015年12月創業持株会社体制へ移行するため、ヒューマンウェブ分割準備株式会社、ジーオー・ストア分割準備株式会社、ゼネラル・オイスター・ヴィレッジ分割準備株式会社、ジーオー・ファーム分割準備株式会社、株式会社日本かきセンターひろしまを設立
  • 2016年2月当社六次産業化(注)に向けた二次産業の加工事業拠点として、岩手県大槌町の加工事業拠点が「大槌町水産業共同利用施設復興整備事業」の補助金交付決定を受ける
  • 2016年3月新ブランド「ザ・スチーム シーフードポット&オイスター」仙台店オープン

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    店舗事業の収益力向上

    オペレーション効率化による人時生産性向上を継続し、収益力の高い新業態の開発・展開を推進する。従業員の採用・教育体制を充実させ、安心・安全と収益性を両立した店舗づくりを行う。

  2. 02

    卸売事業の取扱高拡大

    安心・安全のプラットフォームを活かし、国内では食品展示会出展強化や紹介営業で新規取引先開拓、海外では東アジアに加えアジア全域への販路拡大を進め、取扱高と収益力の向上を図る。

  3. 03

    加工事業の収益性改善

    店舗事業向けセントラルキッチンとしての機能強化を図るとともに、製造した牡蠣加工品の外部販路開拓を進め、更なる収益性改善に取り組む。

  4. 04

    浄化事業の安定供給体制構築

    浄化設備の拡張と特許技術である牡蠣の畜養方法を活用し、供給が不安定になりやすい時期でも安定供給体制を構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で116人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は767万円で、9期前と比べて+131.9%平均年齢は46.1歳、平均勤続年数は5.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月121
2018年3月109
2019年3月33145.04.4104
2020年3月37745.04.0111
2021年3月43147.27.0114
2022年3月44446.84.1108
2023年3月46745.96.2109
2024年3月38243.14.0111
2025年3月39646.26.1940
2026年3月76746.15.5116−86

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率0.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)61.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
8TH SEA OYSTRBar 等 — 東京都中央区他621百万円
店舗事業
入善牡蠣ノ星 — 富山県下新川郡入善町84百万円
店舗事業
入善センター — 富山県下新川郡入善町79百万円
浄化・物流事業
本社 — 東京都渋谷区25百万円
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ヒューマンウェブ(注)3
    東京都渋谷区 恵比寿 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社海洋深層水かきセンター(注)2
    東京都渋谷区 恵比寿 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社日本かきセンター(注)4
    東京都渋谷区 恵比寿 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ジーオー・ストア(注)5
    東京都渋谷区 恵比寿 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ネクスタ
    東京都渋谷区 渋谷 · その他の関係会社
    議決権48.6%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は43億円営業利益-1億円前期と比べると増収で、売上が+10.3%。

売上高
+10.3%
43億円
営業利益
-1億円
純利益
-2億円
営業利益率
-2.3%
前期比 -2.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高44億円43億円
営業利益1億円-1億円
純利益0億円-2億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は10億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+25.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q100
2024年1Q800.00
2024年2Q1000.00
2024年3Q1119.11
2024年4Q9−2
2025年2Q19−1−5.30
2025年4Q2015.00
2026年2Q22−1−4.5−1
2026年4Q2100.0−1
2027年1Q1000.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は27億円から43億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は-2.3%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月2722
富山県下新川郡入善町において、第2浄化センターを開設
2014年3月3222
持株会社体制へ移行するため、ヒューマンウェブ分割準備株式会社、ジーオー・ストア分割準備株式会社、ゼネラル・オイスター・ヴィレッジ分割準備株式会社、ジーオー・ファーム分割準備株式会社、株式会社日本かきセンターひろしまを設立
2015年3月3922
2016年3月39−3−5
2017年3月39−5−7
2018年3月39−2−3
2019年3月370−3
2020年3月36−2−1
2021年3月23−4−6
2022年3月25−33
2023年3月3811
2024年3月380−1
2025年3月39000.00
2026年3月43−1−1−2.3−2

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高43億円のうち、営業利益として残るのは-1億円-2.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-2億円、売上の-4.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金41.9%18億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金60.5%26億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-2.3%-1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
58.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比6.0pt
-2.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比7.1pt
-4.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比20.0pt
-11.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-6.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-3.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−3億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは−6億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は8億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月3−1−123
2014年3月3−1025
2015年3月3−46−19
2016年3月−3−42−74
2017年3月−3−55−81
2018年3月−11404
2019年3月−1−1−2−21
2020年3月00001
2021年3月−307−35
2022年3月404413
2023年3月2−1−1113
2024年3月−1−3−1−49
2025年3月1−25−112
2026年3月−3−32−68

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は30億円。このうち返さなくてよい自己資本が15億円で、自己資本比率は50.8%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月113824.9
2014年3月1551035.3
2015年3月23111247.4
2016年3月2271531.5
2017年3月23122
2018年3月2461820.3
2019年3月1831512.9
2020年3月1631313.9
2021年3月15−116
2022年3月2391438.3
2023年3月24101442.7
2024年3月2291341.5
2025年3月33141941.9
2026年3月30151550.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
8億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-5億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
15億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
44
/ 100
安定性自己資本比率34 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中84位あたり、逆に低いのはROE322社中302位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-11.4%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-2.3%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
50.8%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
10.3%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.4%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥695で、1年前と比べて+0.4%過去52週の値幅のなかでは40%の位置にある。

¥695+0.0%1ヶ月+0.7%1年+0.4%時価総額37億円
過去52週の値幅
安値¥570高値¥881

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)109.1倍
PBR2.53倍
配当利回り1.44%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月5日に701円と、25日線702.2円とほぼ同水準。75日線727.12円、200日線735.24円は下回る。52週高値881円からは20.4%下落、52週安値570円からは23.0%上昇。直近1ヶ月は-0.57%と横ばい。出来高は低調で、1日数千株がほとんど。RSIは48.28と中立。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)

PERは算出不能(赤字)だが、PBRは2.42倍と業界平均2.92倍を下回るものの、ROEは-11.4%と大幅な赤字。配当利回りは1.43%で平均13.66%を大きく下回る。売上高は増加するも営業赤字が続き、直近予想も赤字拡大。業績悪化に比べ株価が高く、割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (予想)109.1倍
PBR2.53倍2.44倍
ROE-11.4%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

収益は横ばい圏で推移する一方、2026年3月期には売上高の増加が見込まれるものの営業赤字に転落する見通し。強気派は、外食需要の回復や新規取引先の開拓、物流効率化によるコスト削減を評価し、業績改善の可能性を指摘する。弱気派は、既存事業の競争激化や人件費・原材料費の上昇が収益を圧迫すると懸念し、赤字の継続や財務悪化を危惧する。投資論点は、コスト構造の改善と売上成長の両立が図れるかどうかにあるとみられる。

プラスに働く材料7
  • 外食需要回復で売上拡大

    2026年3月期の売上高は前期比で約10%増の見込みが立っている。

  • 物流効率化で利益改善

    鮮度管理や配送網の見直しにより、粗利率の改善余地があるとみられる。

  • 株主還元の維持

    配当利回り1.43%と低いが、無配転落は回避している。

  • 売上高43億円と3期連続増収2026年3月期影響

    売上高38→39→43億円と増加、前期比4億円の増収で事業規模が拡大

  • 2025年3月期に純損益0億円の黒字化決算発表後影響

    純損益は▲1億円から0億円に改善し、赤字脱却の実績を評価できる

  • 外国人保有0.47%の買い余地継続影響

    外資比率0.47%は極めて低く、新規資金の流入余地が大きい

  • 配当利回り1.43%の下支え継続影響

    配当利回り1.43%が示す株主還元は株価の下値を支援する

マイナスに働く材料7
  • 営業赤字の継続懸念

    2026年3月期の営業利益率はマイナス2.33%と悪化見通し。

  • 競争激化で価格低下

    同業他社との価格競争により、粗利率が圧迫される恐れがある。

  • 財務体質の弱さ

    自己資本比率が低く、赤字継続で財務リスクが高まる。

  • 純損益2億円の赤字拡大2026年3月期影響

    純損益が前期0億円から▲2億円に悪化し、赤字幅が拡大する

  • 営業損益も前期比1億円悪化2026年3月期影響

    営業損益は0億円→▲1億円、売上高増でも費用増が上回る

  • ROE▲11.4%の資本毀損通年影響

    ROEは-11.4%と2桁のマイナスで、自己資本が減少し続ける

  • PBR2.42倍と収益力の乖離継続影響

    PBR2.42倍に対しROEがマイナスで、割高修正のリスクがある

次の決算で確かめる点
売上高成長率
外食・小売市況の回復度合いを測るため。
営業利益率
コスト管理の巧拙と収益性改善の度合いを確認するため。
粗利率
価格競争の影響と仕入れ力の変化を見るため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.44%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
1.44%
いまの株価に対して
配当性向
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2025年3月10
2026年3月100.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,910人。区分でいちばん多いのは事業法人55.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が55.3%を占め、残る44.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人39.441.340.740.652.655.3
個人・その他58.456.857.356.540.144.0
外国法人1.61.21.21.60.70.4
証券会社0.60.70.81.16.50.2
外国人個人0.00.00.00.00.00.0
金融機関0.00.00.10.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ネクスタ(匿名組合口)42.85
02ネクスタ1号投資事業有限責任組合5.71
03小林 敏雄5.37
04amana合同会社3.75
05橋本 裕司2.97
06山本 京美2.59
07グリーンエナジー合同会社2.59
08株式会社ソレイユNC1.34
09藤田 博樹1.30
10株式会社ブライズメイドキャピタル0.88

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−120%、1株純資産は12期で+17%。直近期のROEは-11.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年3月173245109.8
2014年3月13243638.3
2015年3月12675418.721.7
2016年3月−325445−54.4
2017年3月−480−226.1
2018年3月−175180−124.3
2019年3月−9883−74.6
2020年3月−3977−47.9
2021年3月−219
2022年3月8221979.113.6
2023年3月3425414.532.6
2024年3月−24230−9.8
2025年3月−5293−1.8
2026年3月−35287−11.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/3期の役員報酬は総額34百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
渡邊一博代表取締役 社長53100
兼子修一代表取締役502,664,455
稲田淳史取締役46
佐藤秀樹取締役(監査等委員)49
淺枝謙太取締役(監査等委員)45
込山治郎取締役(監査等委員)71

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)218189
社外取締役416164

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容4,053字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の子会社)は、当社、100%出資子会社の株式会社ヒューマンウェブ、株式会社ジーオー・ストア、株式会社海洋深層水かきセンター、株式会社日本かきセンターの5社で構成され、牡蠣を主体とするレストラン(オイスターバー)を経営する店舗事業と、安全性の高い牡蠣の供給を目的として、牡蠣の浄化事業並びに卸売事業を展開しております。 当社グループは、店舗事業を通じて安全かつ安心な牡蠣を提供しております。卸売事業においては、牡蠣を安全に提供するため、厚生労働省が定める基準をさらに下回る当社グループ独自の基準を設定しております。また、当該基準を満たすため、独自の浄化工程を実施しております。この安全への取り組みは、当社グループのみならず、牡蠣生産者の皆様のご理解とご協力のもと構築されております。これにより、安全かつ安心な牡蠣を消費者の皆様へ提供することを可能としております。当社グループは、このような取り組みを通じて、牡蠣の安全性に対する信頼向上を図るとともに、日本の伝統食材である牡蠣の普及に貢献することを目指しております。 従来、「浄化事業」につきましては、事業セグメントとして区分しておりませんでしたが、前連結会計年度より、「浄化事業」における損益管理を経営管理上重視する方針としたことに伴い、マネジメント・アプローチに基づき、「浄化事業」を報告セグメントとして区分しております。 また、2024年1月より再生可能エネルギー事業を開始したことに伴い、前連結会計年度より、「再生可能エネルギー事業」を新たな報告セグメントとしております。 (1)店舗事業 当事業では、国内最大級のオイスターバーチェーンとして、東京を中心とする首都圏の百貨店や商業施設を中心に、「8th SEA OYSTER Bar」をはじめとした複数のブランドによる飲食店舗を展開しております。 オイスターバーは、牡蠣を生で味わうスタイルを中心としております。そのため、当社店舗では、海域の特性により、産地や季節ごとに異なる風味や味わいを楽しめる点を生かし、複数産地の生牡蠣を盛り合わせた「オイスタープレート」を主力商品として提供しております。また、外食ならではの非日常的な体験価値を提供するため、焼き牡蠣や蒸し牡蠣など、家庭では味わいにくい多様な牡蠣の食べ方を提案しております。さらに、こだわりを持ったメニュー構成や空間演出を通じて、お客様に特別な時間を提供できる店舗づくりを行っております。 また、当事業では、顧客の再来店を促進し、リピート率の向上を図る施策として、「オイスター・ピース・クラブ」という会員制度を導入しております。2016年4月にはアプリを導入し、さらに2020年12月にはチャージ機能を追加するなど、会員数の拡大及びリピート率向上に向けた取り組みを継続しております。 当社では富山県下新川郡入善町において、その高い清浄性に着目した海洋深層水(注)を活用した浄化センターを稼働しております。各店舗では、海洋深層水により浄化された清浄性の高い牡蠣を提供しております。 このような取り組みを行う店舗として、2026年3月31日現在、東北地区(宮城)1店舗、北陸地区(富山)1店舗、関東地区(東京、神奈川、千葉、茨城)19店舗、中部地区(名古屋)2店舗、関西地区(大阪、神戸)5店舗、九州地区(福岡)2店舗の計30店舗の直営店舗を運営し、顧客特性に応じてブランドを分けて展開しております。 また、フランチャイズ店舗については、2023年11月に北海道(札幌市すすきの)に1店舗を開業し、2024年11月にフランチャイズ2号店を大阪に開業いたしました。さらに、2025年5月にはフランチャイズ3号店として和歌山店をオープンしており、提出日現在において3店舗を展開しております。 (注) 海洋深層水とは、深度200メートル以深の海水であります。生活排水が流入しないこと及び太陽光が届かず光合成が行われないため植物プランクトンが活動を休止すること等から、雑菌が表層水の1,000分の1以下という清浄性を有します。 (2)卸売事業 当社では、牡蠣の安全性を確保するため、独自の浄化・検査体制を構築するとともに、店舗事業における牡蠣消費量を背景に、全国各地の牡蠣生産者から集中的な仕入れを行っております。 これらの取り組みにより、安全かつ高品質な牡蠣を当社グループ外の飲食店舗に対しても卸売しており、当連結会計年度においては、約900店舗との取引を行っております。 (3)加工事業 当社では、主に当社グループ店舗向けに「冷凍カキフライ」や「冷凍粒牡蠣(IQF)」などの牡蠣加工品を製造するため、岩手県大槌町に加工工場を開設しております(2017年5月完成)。当該加工工場は、店舗事業におけるセントラルキッチン機能を担っており、取扱品目の拡充を進めることで、店舗運営の効率化及び生産性向上を図っております。 (4)浄化事業 2006年末から2007年初めにかけて、ノロウイルスによる食中毒に関する報道が相次ぎ、牡蠣がその主な原因であるかのように取り上げられたことから、牡蠣業界には甚大な風評被害が生じました。こうした状況を受け、当社グループでは、「安全」と「安心」は自社で確立すべきものと考え、自社における安全管理体制及びトレーサビリティの確立を目的として、牡蠣の安全管理・集荷・出荷を行う施設である株式会社日本かきセンター(現 株式会社海洋深層水かきセンター)を2007年9月広島県呉市に設立し、第1浄化センターを開設しました。その後、2014年8月には富山県下新川郡入善町に第2浄化センターを開設いたしましたが、2016年9月には事業の集約化及び効率化の観点から、広島の浄化センターを富山の浄化センターへ統合しております。 現在は、店舗事業及び卸売事業向けに、安全かつ高品質な牡蠣を出荷しております。 (5)再生可能エネルギー事業 当社では、新たな収益基盤の構築を目的として、2024年1月より再生可能エネルギー事業を開始しております。 当事業では、主として太陽光発電所設備の開発・売買及び自社保有設備による発電・売電事業を行っており、2025年8月より収益を計上しております。 (6)その他 下記の事業を「その他」に区分しております。 ① イベント事業 浄化センターの所在地域において、地方活性化及び地方創生を目的として牡蠣関連イベントを開催し、全国各地の新鮮な牡蠣を提供しております。 ② EC(通販)事業 販売チャネルの拡大を目的として、2020年8月に開始しております。生牡蠣や牡蠣フライに加え、オリジナルワインや日本酒などの販売も行っております。 (7)当社の牡蠣の安全性を担保する検査体制 当社で取り扱う牡蠣は、複数の検査・管理工程を経て、初めて流通ルートへ供給しております。 具体的には、以下の検査・管理体制を実施しております。 ① 産地段階での一次検査 生食用の牡蠣について、厚生労働省が定める基準を下回る牡蠣のみを仕入れております。 ② 当社グループ集荷施設(浄化センター)での浄化 富山の浄化センターにおいて、海洋深層水で満たした水槽内で牡蠣を蓄養し、牡蠣本来の生態活動を利用した浄化を行っております。その結果、厚生労働省が定める基準よりも厳格に設定した当社グループ独自の基準を満たす生食用牡蠣として供給しております。 ③ 当社グループ二次検査 出荷前には、厚生労働省が定める基準よりも厳格な当社グループ独自の基準に基づき、再検査を実施しております。なお、厚生労働省が定める基準と当社グループ独自基準との差異は、以下のとおりであります。 (厚生労働省の指定する基準との比較) 検査項目   厚生労働省基準   自社基準 一般細菌数   50,000/g 以下   15,000/g 以下 大腸菌群(E.coli)   230/100g 以下   130/100g 以下 腸炎ビブリオ   100/g 以下   10/g 以下 ノロウイルス(注1)   10コピー未満(陰性)(注2)   4.5コピー以下 (出所:食品、添加物等の規格基準 (昭和34年厚生省告示第370号)) (注)1.ノロウイルスは、食品衛生法で定められていない自主検査です。厚生労働省のガイドラインでは、10コピー未満が陰性、10コピー以上が陽性です。 2.コピーとは、ノロウイルス量の単位であります。 当社グループの提供する牡蠣は、これらの浄化、検査工程における基準を全て通過したうえで出荷されております。また、海域の細菌やウイルス状況を監視するため、産地毎の降雨量、海水温度などを毎日収集して、当社グループが長年培ったノウハウにより、これらを分析してリスク回避と事前のアラームで警告する体制を整えております。 2016年4月1日付で、会社分割方式により持株会社体制へ移行し、当社は「株式会社ゼネラル・オイスター」へ商号変更しております。また、株式会社日本かきセンターは、「株式会社海洋深層水かきセンター」へ商号変更を行うとともに、新設子会社へ卸売事業を事業譲渡しております。さらに、2017年3月には、岩手大槌町の加工工場に係る「大槌町水産業共同利用施設復興整備事業」の補助金が確定いたしました。当該加工事業は、補助金申請主体である株式会社ゼネラル・オイスターが運営しております」。 連結子会社の概要及び事業系統図は、次のとおりであります。 事業の内容   会社名 店舗事業   株式会社ヒューマンウェブ 卸売事業   株式会社日本かきセンター 浄化・物流事業   株式会社海洋深層水かきセンター 持株会社及び加工事業   株式会社ゼネラル・オイスター [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題2,435字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。連結財務諸表の作成にあたっては、一定の会計上の見積りを必要とする事項について、合理的な基準に基づき見積り及び判断を行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果がこれらの見積りと異なる場合があります。 当社連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況並びに当該経営成績等に関する経営者の視点による認識、分析及び検討内容は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 外食業界におきましては、今後も市場規模の大幅な拡大は期待しにくい状況が続くものと見込まれております。 また、顧客嗜好の多様化が進展していることから、企業間競争は今後さらに激化していくものと認識しております。 加えて、外食産業全体では、人流の回復傾向やインバウンド需要の増加がみられるものの、円安やウクライナ情勢の長期化を背景とした原材料価格及びエネルギー価格の高止まりが続いております。また、物価上昇に伴う実質賃金の低下や慢性的な人手不足などの影響もあり、経営環境は依然として厳しい状況にあります。 このような経営環境のもと、当社グループでは、以下に掲げる事項を重要な経営課題として認識し、その解決に向けて積極的に取り組んでまいります。 (1)店舗事業について 当社グループでは、これまでオペレーションの効率化を通じた人時生産性の向上に取り組んでまいりました。今後もこれらの取り組みを継続するとともに、収益力の高い新業態の開発・展開を推進してまいります。 また、従業員の採用及び教育体制の充実を図ることで、安定した接客サービスの提供に努めるとともに、安心・安全と収益性を両立した魅力ある店舗づくりを推進してまいります。 (2)卸売事業について 当社グループが保有する「安心・安全」のプラットフォームという高付加価値を活かし、国内販売においては、商社や飲食事業者が集まる食品展示会への出展を強化するとともに、既存取引先からの紹介営業を推進することで、新規取引先の開拓及び取扱高の拡大に努めてまいります。 また、海外販売においては、東アジアに加え、アジア全域への販路拡大を推進することで、取扱高の拡大及び収益力の向上を図ってまいります。 (3)加工事業について 従前の魚介類の受託加工事業から、店舗事業向けの加工品及びパスタ製造を担うセントラルキッチンへと事業を特化したことにより、収益構造は改善いたしました。しかしながら、依然として十分な収益の確保には至っておりません。今後は、店舗事業向けセントラルキッチンとしての機能強化を図るとともに、製造した牡蠣加工品の外部販路の開拓を進めることで、更なる収益性の改善に取り組んでまいります。 (4)浄化事業について 浄化事業は、当社グループが有する「安全・安心」のプラットフォームの根幹を担う事業であります。今後は、浄化設備の拡張を進めるとともに、特許技術である牡蠣の畜養方法を活用することで、これまで供給が不安定となりやすかった時期においても、安定的な牡蠣の供給体制の構築を進めてまいります。 (5)再生可能エネルギー事業について 当社グループでは、中核事業である飲食事業及び牡蠣関連事業を維持・強化しつつ、更なる企業価値の向上を目的として、2024年1月より新規事業である再生可能エネルギー事業に取り組んでまいりました。当連結会計年度より収益を計上しており、今後は当社グループの成長を支える事業の一つとなるよう、引き続き積極的な投資を行っていく方針であります。 (6)人材の確保と育成及び定着化について 当社グループでは、人材を最も重要な経営資源の一つと位置づけており、優秀な人材の確保、育成及び定着が今後の持続的な成長に不可欠であると認識しております。 引き続き、将来の幹部候補人材の育成を目的とした若手人材の採用を進めるとともに、外国籍の特定技能人材の採用についても積極的に推進してまいります。また、国内外の事業環境が大きく変化する中で、高い専門性を有し、多様な課題に柔軟に対応しながら事業を進化・発展を担う人材の育成が重要であることから、従業員一人ひとりが能力を最大限に発揮できる職場環境の整備に努めるとともに、研修制度の充実を図ってまいります。 (7)衛生管理の強化、徹底について 当社グループでは、各店舗ならびに各センター・拠点において、衛生管理マニュアルに基づく衛生管理を徹底しております。また、本社衛生管理部門による定期的な抜き打ち監査に加え、外部検査機関による各種検査も実施しております。さらに、ノロウイルス検査につきましては、当社浄化センターにおける牡蠣の入荷時及び出荷時の双方において実施し、二重の確認体制を構築しております。 今後も、全従業員の健康管理を徹底するとともに、お客様及びお取引先様に安心・安全にご利用いただけるよう、更なる衛生管理体制の強化に努めてまいります。 (8)内部統制の強化について 当社グループでは、株主の皆様をはじめとするステークホルダーから信頼され、支持される企業であり続けるためには、コーポレート・ガバナンス及び内部統制の強化が重要であると認識しております。そのため、権限に基づく意思決定プロセスの明確化を図るとともに、内部監査部門、監査等委員会及び監査法人との連携を強化し、内部管理体制の更なる充実に努めてまいります。 また、全従業員に対し、コンプライアンス意識及び内部統制に関する理解の向上を目的とした継続的な啓発・教育活動を実施していく方針であります。
事業等のリスク5,554字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、リスク要因となる可能性があると考えられる主な事項、及びその他投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性がある事項について、以下のとおり記載しております。また、必ずしもリスク要因に該当しない事項につきましても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、積極的な情報開示の観点から記載しております。 当社グループでは、これらのリスク発生の可能性を十分に認識したうえで、その発生の回避及び発生時の対応に努めております。しかしながら、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項も併せて慎重にご検討いただく必要があると考えております。 なお、本項に記載した将来に関する事項は、将来に発生し得るすべてのリスクを網羅するものではなく、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経済状況の変化について 当社グループは、牡蠣を主体とするレストラン「オイスターバー」の店舗事業を中心に展開しており、日本国内の景気動向や消費環境の変化等の影響を受ける可能性があります。特に、物価上昇等に起因する個人消費の低迷に加え、原材料価格、人件費、賃料、水道光熱費、物流費等の各種コストの上昇は、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (2)各種法的規制について ① 食品衛生管理について 当社グループの店舗事業においては、「食品衛生法」に基づき、所管保健所より飲食店営業許可を取得するとともに、全店舗に食品衛生責任者を配置しております。また、衛生管理マニュアルに基づき、厳格な衛生管理及び品質管理を徹底しております。しかしながら、食中毒などの衛生上の問題が発生した場合には、食材等の廃棄処分、営業許可の取消し、営業禁止または一定期間の営業停止処分、さらには被害者からの損害賠償請求等が発生する可能性があり、これらにより当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 また、卸売事業につきましては、「食品衛生法」に基づき、所管保健所より魚介類販売業の許可を取得し、直営店舗および一般飲食店への卸売販売を行っております。当該許可は、子会社である株式会社海洋深層水かきセンターの富山入善センターで取得しておりますが、万一、許可が取り消された場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② 労働関連法令について 当社グループでは、店舗および浄化センターにおいて、多数の短時間労働者を雇用しております。今後、短時間労働者に対する厚生年金等の社会保険適用範囲の拡大が進んだ場合には、当社グループにおける社会保険料負担の増加等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (3)主要食材(牡蠣)への依存について 当社グループは、主力食材を牡蠣という特定食材に依存しており、また、生牡蠣を主力商品とするオイスターバー店舗の売上構成比が高い状況にあります。そのため、ノロウイルス等による食中毒の発生、食品衛生上の問題、ブランドイメージの毀損、風評被害による消費者の購買意欲低下等が発生した場合には、牡蠣の販売数量が減少し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (4)出退店政策について 当社グループは、直営店舗による店舗展開を行っており、2026年3月31日現在、30店舗を運営しております。新規出店につきましては、高い集客効果が見込まれる都心部や主要ターミナル駅周辺を中心に行っておりますが、出店にあたっては、立地条件、賃貸条件および店舗の採算性などを総合的に勘案して決定しております。そのため、当社グループの出店条件に合致する物件を十分に確保できない可能性があります。また、出店に係る賃貸借契約の多くは定期建物賃貸借契約であることから、採算性が確保されている店舗であっても、期間満了に伴い退店を余儀なくされる可能性があります。さらに、不採算店舗の退店を含めて、退店時には減損損失の計上、各種契約解除に伴う違約金、原状回復費用等が想定を上回って発生する可能性があります。これらの事象が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (5)フランチャイズ店の店舗展開について 当社グループは、加盟店との間で「フランチャイズ契約」を締結し、フランチャイズ方式による店舗展開を行っております。当社グループは、当該契約に基づき、スーパーバイザー等を通じて加盟店に対する店舗運営指導及び経営支援等を実施しております。しかしながら、当社グループの指導・支援の及ばない範囲において、加盟店における不適切な運営や、当社グループ及びブランドイメージに悪影響を及ぼす事象が発生した場合には、当社グループの信用やブランド価値が毀損され、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (6)差入敷金について 当社グループでは、店舗出店にあたり賃借方式を基本方針としており、全店舗において貸主に対して敷金を差し入れております。当該敷金については、退店時に貸主より返還される契約となっておりますが、貸主の財政状態の悪化等により、差入敷金の一部又は全部が返還されない可能性があります。このような事象が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (7)減損損失について 当社グループは、今後も継続的な収益性の向上に努めてまいりますが、店舗業績の低迷や牡蠣加工食品の販売不振等により、固定資産の収益性が低下した場合には、減損会計の適用に伴う減損損失を計上する可能性があります。このような減損損失を計上した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (8)主要食材(牡蠣)の調達について 当社グループは、主要食材である牡蠣について、全国各地の生産者及び漁業協同組合等から直接仕入を行っております。高品質な牡蠣を安定的に調達するため、生産者と連携した養殖支援等を通じて、仕入先の分散化及びリスク低減に努めております。しかしながら、天候不順、海域環境の変化及び汚染等、自然環境の悪化により、必要量の牡蠣を十分に確保できなくなった場合には、当社グループの事業運営に支障をきたし、経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (9)人材の確保及び育成について 当社グループにおいて、優秀な人材の継続的な確保及び育成は、重要な経営課題の一つであります。このため、採用体制の整備を進めることで、人材の確保に努めるとともに、各種研修や教育制度を通じた人材育成を行っております。しかしながら、必要な人材の十分な確保及び育成ができなかった場合には、新規事業開発の遅延や店舗における接客サービスの水準の低下等を招き、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (10)新規事業の展開について 当社グループは、店舗事業を主力事業としておりますが、牡蠣という食材を軸に収益源の多様化を図るため、EC通販事業等の新たな販売チャネルの展開を進めております。また、加工事業においては、岩手県大槌町の加工場において、海産物の委託加工や牡蠣の加工食品の製造を行い、早期の収益化を目指しております。しかしながら、これらの施策が計画通りに進捗しなかった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 さらに、当社グループでは、今後、再生可能エネルギー事業をはじめとした複数の成長事業を育成することで、持続的な成長の実現及び企業価値の向上を図ってまいります。 (11)商標管理について 当社グループは、「8th SEA OYSTERBar」や「オイスターテーブル」をはじめとする複数の店舗ブランドについて、商標登録を行っております。現時点において、当社グループが保有又は使用する商標が第三者の商標権等を侵害している事実は認識しておりません。しかしながら、第三者の商標権を侵害していると認定された場合には、商標権の使用差止請求、使用料の支払い、損害賠償請求等が発生する可能性があります。このような事象が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (12)個人情報の保護について 当社グループでは、店舗事業において会員向けポイントサービスや各種イベント等を実施しており、会員の個人情報を保有しております。これらの情報の管理にあたっては、「個人情報保護に関する法律」を遵守し、データへのアクセス制限や外部からの不正侵入防止策を講じる等、適切な安全管理措置を実施しております。また、「個人情報保護方針」及び「個人情報管理規程」を制定し、個人情報を取り扱う役職員に対して情報漏洩防止に関する啓発・教育を継続的に行っております。 しかしながら、内部管理体制上の問題や外部からの不正アクセス等により、個人情報が漏洩した場合には、社会的信用の低下や損害賠償責任の発生等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (13)売上高の季節変動について 当社グループは、牡蠣を主力食材とする店舗事業及び卸売事業を展開していることから、消費者の季節的な需要動向により、冬場である11月から3月にかけて売上高が偏重する傾向にあります。また、牡蠣の需給バランスが比較的安定する冬場は仕入原価も低減する傾向にあるため、利益面においても下半期に偏重する傾向があります。 当社グループでは、夏場における岩牡蠣等の旬商材を活用した新たな食べ方の提案を行うことで需要喚起を図るとともに、加工事業等を通じて外食市場以外の収益源の確保に努めることにより、年間を通じた売上及び収益の平準化に取り組んでおります。 第26期(2026年3月期)における当社グループの四半期別売上高及び営業損益の構成は次のとおりであります。 区分   売上高(千円)   構成比(%)   営業利益又は営業損失 (千円)   構成比(%) 第1四半期   766,002   17.79   △79,199   85.83 第2四半期   1,386,424   32.21   △8,369   9.07 上期合計   2,152,426   50.00   △87,569   94.90 第3四半期   1,293,381   30.04   54,694   △59.27 第4四半期   859,119   19.96   △59,401   64.37 下期合計   2,152,500   50.00   △4,707   5.10 通期合計   4,304,927   100.00   △92,276   100.00 (14)自然災害等について 当社グループは、2026年3月31日現在、全国で30店舗を展開しておりますが、このうち19店舗を関東エリアで展開しております。このため、地震・台風等の自然災害や、大雪等の局地的な気象状況の影響により、店舗の営業休止または営業時間短縮、電力・ガス・水道等の使用制限、さらには消費者の消費意欲低下が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。また、天候不順に加え、感染症等の疫病がまん延し、営業制限等の経済活動上の制約が生じた場合には、売上高の減少等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 さらに、当社グループの再生可能エネルギー事業においては、太陽光発電所の工事完了後、顧客への引き渡しを行い、顧客による検収が完了した時点で売上計上しております。そのため、自然災害等の影響により工事の進捗が遅延し、引き渡しに支障が発生した場合、当該期間における売上高が減少し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (15)競合について 外食業界は、参入障壁が低く新規参入が多い一方で、少子高齢化の進展に伴い、外食市場全体は横ばい傾向にある中で激しい競争状態が続いております。その中で当社グループは、取扱食材として極めて高いレベルでの安全性が求められる牡蠣を扱っておりますが、その安全性は、ノウハウ等のソフト面及び浄化施設を自社保有するハード面の双方を備えることにより確保しており、競争優位性の確保を図っております。しかしながら、今後、当社グループと同レベルのソフト及びハード機能を有する競合他社が出現した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (16)配当政策について 当社は、株主の皆様への利益還元を経営上の重要課題の一つと認識しております。利益配分につきましては、経営成績及び財政状態を総合的に勘案するとともに、将来の事業展開及び財務基盤強化に向けた内部留保の充実とのバランスを図りながら、安定性を重視しつつ業績に連動した株主還元を実施することを基本方針としております。具体的には、連結配当性向30%を目安としつつ、短期的な利益変動の大きな局面があった場合においても、1株当たり10円を目安とした安定的な配当の実施に努めてまいります。 (17)継続企業の前提に関する重要事象等 該当事項はありません。
経営成績の分析 (MD&A)7,810字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」といいます。)の状況の概要は以下のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)におけるわが国の経済は、穏やかな回復基調である一方で、物価上昇や各国の金利政策に伴う為替変動、ウクライナ情勢の長期化や中東地域における地政学的リスクの高まりなどにより、原材料価格やエネルギー価格の上昇圧力が継続し、依然として先行き不透明な状態が続いております。 外食産業におきましては、食材仕入価格や光熱費、人件費等の高騰に加え、コロナ禍を契機としたライフスタイルの変化により、大人数の宴会需要や夜間利用客の減少など、厳しい経営環境が継続しております。 このような環境の中、当社グループでは、原価低減及びモバイルオーダーシステムの導入による少人数で運営可能な体制の構築に引き続き取り組んでまいりました。 新規出店につきましては2025年5月に「8TH SEA OYSTER Bar 和歌山店」(和歌山県和歌山市友田町)、2025年11月「8TH SEA OYSTER Kitchen 虎ノ門店」(東京都港区)、2026年3月「L’ECAILLER 8TH SEA OYSTER 高輪店」(東京都港区)、「Mare & Oyster 大井町トラックス店」(東京都品川区)オープンいたしました。 しかしながら、前連結会計年度末頃(2025年1月~3月)から当連結会計年度の夏場にかけて、ノロウイルスの流行拡大により、当社グループの安全基準を満たした牡蠣の調達が十分に行えず、店舗事業及び卸売事業において繁忙期の機会損失が発生いたしました。また、主力産地である広島県産牡蠣についても、生産・出荷動向や品質面の変化により市場全体の需給バランスが変動し、当社の仕入及び販売に大きな影響が生じました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末における総資産は3,011,309千円となり、前連結会計年度末と比較して328,985千円の減少となりました。 当連結会計年度末における負債は1,462,357千円となり、前連結会計年度末と比較して466,690千円の減少となりました。 当連結会計年度末における純資産は1,548,952千円となり、前連結会計年度末と比較して137,705千円増加しました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高4,304,927千円(前期比9.6%増)、営業損失92,276千円(前期は営業利益3,454千円)、経常損失90,604千円(前期は経常利益2,008千円)、親会社株主に帰属する当期純損失175,011千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失20,827千円)となりました。 なお、セグメントの概況は以下のとおりであります。 当社グループは、前連結会計年度においてセグメント区分を変更しており、セグメント別業績の比較・分析については、変更後のセグメント区分に組み替えて記載しております。 さらに、2024年1月より再生可能エネルギー事業を開始したことに伴い、前連結会計年度より「再生可能エネルギー事業」を新たな報告セグメントとして区分しております。 なお、以下に記載する売上高の数値は、セグメント間取引消去前の金額であります。 各報告セグメントと事業内容の関係性は、次のとおりであります。 (a)「店舗事業」 直営店舗事業及び富山入善ヴィレッジ事業における店舗運営から構成されております。 (b)「卸売事業」 当社グループの店舗事業を除く外部飲食店等に対する牡蠣関連商品の国内卸売事業から構成されております。 (c)「加工事業」 店舗事業向けのセントラルキッチン機能及び外部からの受託加工事業から構成されております。 (d)「浄化事業」 富山県下新川郡入善町の浄化センターにおいて、牡蠣の浄化を行う事業から構成されております。 (e)「再生可能エネルギー事業」 太陽光発電設備の開発・売買及び自社保有設備による発電・売電事業から構成されております。 (f)「その他」 イベント事業及びECサイト事業から構成されております。 (a)「店舗事業」 当連結会計年度においては、2025年5月にFC第3号店として「8TH SEA OYSTER Bar和歌山店」(和歌山県和歌山市友田町)、2025年11月「8TH SEA OYSTER Kitchen虎ノ門店」(東京都港区)、2026年3月「L’ECAILLER8TH SEA OYSTER TAKANAWA店」(東京都港区)、「Mare & Oyster 大井町トラックス店」(東京都品川区)をオープンいたしました。この結果、2026年3月末現在の直営店舗数は30店舗、FC3店舗となっております。 一方、業績面においては、前連結会計年度末(2025年1月~3月)から当連結会計年度の夏場にかけて、ノロウイルスの感染拡大の影響を受け、当社の厳しい品質基準を満たす牡蠣の調達が十分に行えず、繁忙期において機会損失が発生いたしました。また、人件費の高騰に加え、主力商材である牡蠣の主要産地である広島県産牡蠣について、生産・出荷動向や品質面での環境変化を背景として市場全体の需給バランスが変動したことにより、原材料価格が大幅に上昇し、収益性の低下を招きました。 以上の結果、店舗事業における売上高3,174,032千円(前期比4.5%減)、セグメント利益87,864千円(前期比66.5%減)となりました。 (b)「卸売事業」 当連結会計年度においては、商社や飲食店向けの食品展示会への出展や取引先からの紹介による営業活動を強化し、販売先数の拡大に努めました。その結果、当第3四半期連結累計期間までは売上高は堅調に推移いたしました。一方、当第4四半期連結会計期間においては、ノロウイルス感染拡大の影響により牡蠣の供給が不安定になったことに加え、一部取引先において牡蠣の販売を一時的に停止する動きが見られたことから、機会損失が発生いたしました。 以上の結果、卸売事業における売上高443,312千円(前期比3.0%減)、セグメント利益107,047千円(前期比6.8%減)となりました。 (c)「加工事業」 当連結会計年度においては、直営及びFC店舗向けの加工品及びパスタ製造に特化したセントラルキッチンとして効率的な運営を行った結果、収益性が向上し、業績は大幅に改善いたしました。 以上の結果、売上高146,835千円(前期比34.2%増)、セグメント損失16,057千円(前期はセグメント損失59,252千円)となりました。 (d)「浄化事業」 当連結会計年度においては、収益の改善に向けて直営店舗に対する販売価格の見直しを行いました。以上の結果、売上高920,827千円(前期比8.1%増)、セグメント損失28,025千円(前期はセグメント損失33,507千円)となりました。 (e)「再生可能エネルギー事業」 当連結会計年度においては、開発を進めていた太陽光発電所の売買契約を第2四半期連結会計期間以降に順次締結したことにより、売上高及び利益を計上いたしました。一方、一部の大型案件については引き渡し時期変更等により翌連結会計年度へ計上がずれ込む結果となりました。今後につきましては、市場環境及び収益性を慎重に見極めながら、当社グループ全体の収益基盤の拡充に向けて事業の拡大に取り組んでまいります。なお、本セグメントは前連結会計年度中に事業を開始したことから、前期比の記載は省略しております。 以上の結果、売上高613,649千円、セグメント利益23,092千円となりました。 (f)「その他」 当連結会計年度においては、イベント事業及びECサイト事業での売上高が計上されました。 以上の結果、その他の事業における売上高61,644千円(前期比11.6%減)、セグメント損失416千円(前期セグメント損失7,454千円)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」 という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ440,945千円減少し、779,539千円となりました。 当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況及び主な増減の要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により使用した資金は339,773千円(前連結会計年度は、128,591千円の獲得)となりました。これは主として、前渡金の減少197,755千円及び減価償却費93,075千円があった一方、前受金の減少480,234千円及び税金等調整前当期純損失116,700千円を計上したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動から使用した資金は335,051千円(前連結会計年度は、237,292千円の使用)となりました。これは主として、補助金収入による受取額5,000千円及び預り保証金の受入による収入1,500千円があった一方、有形及び無形固定資産の取得による支出300,254千円並びに敷金及び保証金の差入による支出41,430千円があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により獲得した資金は233,879千円(前連結会計年度は、473,452千円の獲得)となりました。これは主として、株式の発行による収入349,337千円及び新株予約権の発行による収入11,105千円があった一方、長期借入金の返済による支出80,028千円及び配当金の支払額46,535千円があったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.仕入実績 当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 店舗事業(千円)   1,127,119   △0.03 卸売事業(千円)   298,759   △0.42 加工事業(千円)   92,598   △9.95 浄化事業(千円)   670,744   +11.02 再生可能エネルギー事業(千円)   560,833   - その他(千円)   34,857   △21.19 合計(千円)   2,784,912   +27.82 (注) 金額は仕入価格であり、セグメント間の内部振替前の数値となります。 b.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 店舗事業(千円)   3,174,032   △4.52 卸売事業(千円)   443,312   △3.01 加工事業(千円)   146,835   +34.23 浄化事業(千円)   920,827   +8.11 再生可能エネルギー事業(千円)   613,649   - その他(千円)   61,644   △11.65 計(千円)   5,360,301   +11.39 調整額(千円)   △1,055,374   - 合計(千円)   4,304,927   +9.64 (注)1.金額は販売価格であり、セグメント間の内部振替前の数値となります。 2.総販売実績に対する割合が100分の10以上の相手先がありませんので、主要な販売先の記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び会計上の見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づいて作成されております。 連結財務諸表の作成に当たっては、経営者による会計方針の選択及び適用のほか、資産、負債、収益及び費用の報告金額並びに開示に影響を与える会計上の見積りを行っております。これらの見積りは、過去の実績や入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果はこれらの見積りとは異なる場合があります。 当社グループが採用している重要な会計方針については、後記「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の分析 (資産の部) 当連結会計年度末における総資産は3,011,309千円となり、前連結会計年度末と比較して328,985千円の減少となりました。これは主として、現金及び預金が440,945千円減少し、前渡金が197,755千円減少した一方、有形固定資産及び無形固定資産の取得等により固定資産が242,585千円増加したこと等によるものです。 (負債の部) 当連結会計年度末における負債は1,462,357千円となり、前連結会計年度末と比較して466,690千円の減少となりました。これは主として、前受金が480,234千円減少し、長期借入金が80,028千円減少した一方、資産除去債務が34,566千円増加したこと等によるものです。 (純資産の部) 当連結会計年度末における純資産は1,548,952千円となり、前連結会計年度末と比較して137,705千円増加しました。これは主として、資本金から剰余金への振替え及び新株式発行により資本金が1,377,580千円減少し、資本剰余金が184,311千円増加した一方で、当期純損失の計上及び資本金から剰余金へ振替等の結果、利益剰余金が1,324,988千円増加したこと等によるものです。 b.経営成績の分析 (a)売上高 当連結会計年度の売上高は4,304,927千円(前連結会計年度比9.6%増加)となりました。当社グループの報告セグメントごとの内訳は、店舗事業が3,174,032千円、卸売事業が443,312千円、加工事業が146,835千円、浄化事業が920,827千円、再生可能エネルギー事業が613,649千円、その他が61,644千円となっております。 店舗事業においては、新型コロナウイルス感染症による経済活動への影響の収束に伴い、外食需要は回復基調で推移したものの、食材価格、光熱費及び人件費の高騰に加え、コロナ禍を経たライフスタイルの変化により、大人数での宴会需要や夜間利用客の減少傾向が継続するなど、依然として厳しい事業環境が続いております。 このような環境の中、当社グループでは、原価低減及びモバイルオーダーシステムの導入による少人数で運営できる体制作りに引き続き取り組んでまいりました。新規出店については、2025年5月にFCとして3号店となる「8TH SEA OYSTER Bar 和歌山店」(和歌山県和歌山市友田町)、2025年11月「8TH SEA OYSTER Kitchen 虎ノ門店」(東京都港区)、2026年3月「L’ECALLER 8TH SEA OYSTER TAKANAWA店」(東京都港区)、「Mare & Oyster 大井町トラックス店」(東京都品川区)をオープンいたしました。 しかしながら、前連結会計年度末から当連結会計年度の夏場にかけてのノロウイルス感染拡大の影響により、当社の厳しい安全基準を満たす牡蠣の調達が十分に行えず、繁忙期において機会損失が発生しました。 その結果、店舗事業の売上は前年対比4.5%の減少となりました。 卸売事業についても、店舗事業と同様に、ノロウイルス感染拡大の影響による機会損失が発生しました。売上高は前年対比3.0%の減少となりました。 加工事業については、直営及びFC店舗向けの加工品及びパスタ製造を担うセントラルキッチン機能に特化したことにより収益性は改善し、売上高は前年対比34.2%の増加となりました。 浄化事業については収益改善に向けて直営店舗向け販売価格の見直しを実施した結果、売上高は前年対比8.1%の増加となりました。 その他においては、浄化センター所在エリア内でのイベント事業に加え、ECサイト事業等により売上高を計上いたしました。 (b)営業利益 当連結会計年度の営業損失は92,276千円(前連結会計年度は営業利益3,454千円)となりました。 これは主として再生可能エネルギー事業において利益を計上したものの、店舗事業においてノロウイルス 感染拡大の影響による機会損失が発生したことに加え、人件費及び原材料価格の上昇により収益性が低下したことによるものであります。 当社グループの報告セグメントごとの内容は、以下のとおりであります。 店舗事業 セグメント利益87,864千円(前連結会計年度比66.5%減) 卸売事業 セグメント利益107,047千円(前連結会計年度比6.8%減) 加工事業 セグメント損失16,057千円(前連結会計年度はセグメント損失59,252千円) 浄化事業 セグメント損失28,025千円(前連結会計年度はセグメント損失33,507千円) 再生可能エネルギー事業 セグメント利益23,092千円 その他 セグメント損失416千円 以上の結果、報告セグメント利益173,505千円となっております(営業損失との差額は、全社費用となります)。 (c)経常利益 当連結会計年度の経常損失は90,604千円(前連結会計年度は経常利益2,008千円)となりました。これは主として、営業外収益として受取協賛金3,028千円を計上した一方、営業外費用として支払利息4,869千円を計上したことによるものであります。 (d)親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純損失は175,011千円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失20,827千円)となりました。これは主として、減損損失13,508千円を特別損失として計上したこと等によるものであります。 c.キャッシュ・フローの分析 キャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記しております。

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