概要
ジャパンクラフトホールディングスは、手芸専門店「クラフトハートトーカイ」を運営する藤久、手芸書籍出版の日本ヴォーグ社、教室運営のヴォーグ学園を傘下に持つ持株会社である。2022年1月に藤久の単独株式移転で設立され、同年10月に現社名へ変更。2025年6月期の連結売上高は140億円、従業員247名、国内214店舗を展開する。
小売と出版・教育の二軸で構成される事業
当社グループは、小売事業と出版・教育事業の2セグメントで構成される。小売事業は子会社藤久が担い、「クラフトハートトーカイ」ブランドで手芸用品や生活雑貨を販売する。2025年6月期末の店舗数は214店舗で、百円ショップとの競合や趣味の多様化を受け、不採算店舗の閉鎖を進めた。出版・教育事業では、日本ヴォーグ社が手芸関連書籍を出版し、ヴォーグ学園が店舗やオンラインでハンドメイド教室を運営する。両事業の連携により、手芸愛好家への総合的なサービスを提供する。
赤字からの脱却と収益構造の改善
2025年6月期の連結業績は、売上高140億45百万円(前期比8.8%減)、営業利益65百万円(前期は15億92百万円の損失)と黒字転換した。前連結会計年度に実施した不採算店舗の閉鎖や販管費の削減が寄与した。一方、親会社株主に帰属する当期純損失は2億57百万円と継続するが、経常損益も黒字化した。中期経営計画では2028年6月期に売上高166億40百万円、営業利益11億20百万円を目標とする。収益基盤の強化として商品価格適正化やPB「ハートプライス」の開発も進める。
M&Aと業務提携で事業領域を拡大
2022年7月、株式交換により日本ヴォーグ社とヴォーグ学園を完全子会社化し、出版・教育分野に進出した。2023年7月には株式会社IKホールディングスと業務提携契約を締結。2024年7月には合同会社ルビィを引受先とする第三者割当増資と新株予約権を発行し、M&A資金を調達した。また、株式会社エポック社との提携により「シルバニアファミリー」のワークショップを展開するなど、IPコンテンツ活用でのシナジー創出を図る。これらの取り組みにより、手芸以外の新ビジネス領域への拡大を目指す。
業界の中での役割は手芸小売・出版・教育の総合企業(持株会社)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/6期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 小売事業 | 109億円 | 77.9% | 3億円 | 2.8% |
| 出版・教育事業 | 31億円 | 22.1% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01手芸用品小売(消費者向け)主力
「クラフトハートトーカイ」の店舗やECモールサイトを通じて、手芸用品・生活雑貨等を販売。全国展開する専門店ネットワークにより、手芸愛好家から初心者まで幅広い顧客に商品を提供する。
- 手芸用品・生活雑貨
- 毛糸、布地、ビーズ、アクセサリーパーツなど手芸に必要な素材や関連用品を幅広く取り扱う。
02手芸書籍出版・教育準主力
日本ヴォーグ社による手芸関連書籍の出版、およびヴォーグ学園によるハンドメイド教室を店舗・カルチャースクール・オンラインで運営。手芸に関する知識や技術の提供を通じて、小売事業との相乗効果を図る。
- 手芸関連書籍
- 編み物、刺繍、パッチワークなど各種手芸の技法書や作品集を出版。手芸愛好家のスキル向上に貢献する。
製品と技術
「クラフトハートトーカイ」とPB「ハートプライス」
小売事業の主力は手芸専門店「クラフトハートトーカイ」である。取扱商品は編み物用具、生地、ビーズ、生活雑貨など多岐にわたる。2025年6月期には、百円ショップとの競合に対抗するため、品質と低価格を両立したプライベートブランド「ハートプライス」を開発。第1弾として推し活グッズ向けのリボン・レースを発売した。また、編み物ブームを捉え、関連商品の売上は好調に推移した。
「ダイヤモンドフィックス」とBtoB事業
2024年6月期より始動したBtoB事業では、糊付きキャンバスに専用ビーズを貼る「ダイヤモンドフィックス」が好評で、大手キャラクターグッズ専門店などに導入された。全国のホームセンターや書店への商品卸やイベント提案も行い、新たな収益の柱として育成中である。この事業は手芸初心者にも取り組みやすい製品として、手芸人口の拡大を狙う。
日本ヴォーグ社の出版物と「イトマ!」イベント
出版・教育事業の核である日本ヴォーグ社は、手芸関連書籍の老舗出版社である。2024年5月に創業70周年を迎え、特設サイトや「70周年ありがとう 日本ヴォーグ社祭」を開催。編み物ブームの追い風で既刊本の売上が伸びた。また、同社主催の糸のマーケットイベント「イトマ!」は過去最大の来場者数を記録し、コミュニティ形成にも寄与している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
小売業のなかでの位置
手芸用品小売、赤字からのV字回復途上
ジャパンクラフトホールディングスは手芸用品・クラフト材料の専門小売チェーン。同業のまんだらけや光フードサービスとは業態が異なるが、小売業としての競争環境は厳しい。2024年6月期に営業赤字(▲10.39%)を計上したが、2025年6月期には黒字転換(0.71%)と急回復。不採算店舗の整理やコスト削減が奏功したが、収益力は依然脆弱。
強み
- 手芸・クラフトに特化し、豊富な品揃えと専門知識で顧客を魅了
- 大幅赤字から1年で黒字化、経営改善策の効果が現れている
- 全国展開により手芸用品店としての知名度が高い
- オンライン販売へのシフトでさらなる成長可能性を秘める
課題
- 営業利益率0.71%と依然低く、原材料高や人件費上昇に敏感
- 手芸市場は成熟しており、大幅な拡大は期待しにくい
- ホームセンターや100均などとの競合が激しく、独自性の維持が課題
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
小売業の時価総額近傍。太字がジャパンクラフトホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2769ヴィレッジヴァンガードコーポレーション | 73億円 | 12.7倍 |
| 2 | 9903カンセキ | 72億円 | 21.9倍 |
| 3 | 9904ベリテ | 68億円 | 20.9倍 |
| 4 | 3187ミラタップ | 68億円 | — |
| 5 | 7135ジャパンクラフトホールディングス | 67億円 | 16.4倍 |
| 6 | 5884クラダシ | 67億円 | 110.1倍 |
| 7 | 7695交換できるくん | 67億円 | 70.7倍 |
| 8 | 2654アスモ | 65億円 | 12.5倍 |
| 9 | 7506ハウス オブ ローゼ | 65億円 | 3297.6倍 |
| 10 | 245AINGS | 64億円 | 18.2倍 |
| 11 | 7674NATTY SWANKYホールディングス | 64億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 8件
藤久の単独株式移転で持株会社として発足した2022年
2022年1月、藤久株式会社が単独株式移転によりジャパンクラフトホールディングス(当時は藤久株式会社のまま)を設立。同時に東京証券取引所市場第一部と名古屋証券取引所市場第一部に株式を上場した。藤久は2021年12月に上場廃止となり、持株会社体制へ移行。同日、任意の指名・報酬委員会も設置した。
市場区分再編と子会社化で体制を整備
2022年4月、東証と名証の市場区分再編に伴い、それぞれプライム市場とプレミア市場へ移行。同年7月、株式交換により株式会社日本ヴォーグ社と株式会社ヴォーグ学園を完全子会社化。これにより手芸書籍出版と教室事業をグループに取り込み、事業の多角化を進めた。
社名変更と株式分割・業務提携
2022年10月、社名を「ジャパンクラフトホールディングス」に変更し、グループ一体感を強めた。2023年7月には普通株式を1株につき2株の割合で分割し、流動性を高めた。同時期に株式会社IKホールディングスと業務提携契約を締結し、アライアンス戦略を本格化した。
プライム市場からスタンダード市場への変更
2023年10月、東証プライム市場からスタンダード市場へ市場区分を変更した。これは業績低迷や時価総額の低下が背景にあるとみられ、同年の業績は営業損失15億円超と厳しい状況であった。市場変更後も構造改革を継続し、収益改善に注力した。
第三者割当増資でM&A資金を調達
2024年7月、合同会社ルビィを引受先とする第三者割当による株式及び第1回新株予約権を発行。これによりM&Aや資本業務提携のための資金を確保した。ルビィはその後、その他関係会社となり、グループの成長戦略を支える存在となった。
年表8件を開く
2020年代
- 2022年1月創業藤久株式会社が単独株式移転により当社を設立 東京証券取引所市場第一部および名古屋証券取引所市場第一部に株式を上場(藤久株式会社は2021年12月に上場廃止)
- 2022年1月任意の指名・報酬委員会設置
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分再編に伴い、市場第一部からプライム市場へ移行 名古屋証券取引所の市場区分再編に伴い、市場第一部からプレミア市場へ移行
- 2022年7月M&A株式交換により株式会社日本ヴォーグ社及び株式会社ヴォーグ学園を子会社化
- 2022年10月商号変更「ジャパンクラフトホールディングス」に社名変更
- 2023年7月普通株式を1株につき2株の割合で分割 株式会社IKホールディングスと業務提携契約を締結
- 2023年10月東京証券取引所プライム市場からスタンダード市場へ市場変更
- 2024年7月合同会社ルビィを引受先とする第三者割当による株式及び第1回新株予約権を発行
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/6期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2026年6月期まで145億98百万円
- 営業利益2026年6月期まで3億34百万円
- 売上高2027年6月期まで155億円
- 営業利益2027年6月期まで6億80百万円
- 売上高2028年6月期まで166億40百万円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
事業力強化(店舗・EC・商品)
不採算店舗の閉鎖や店舗網の再編を進め、EC強化と商品戦略の見直しにより事業の収益力を高める。手芸ファンの多様なニーズに応える商品・サービスを開発し、新たな顧客獲得を図る。
- 02
M&A・アライアンス推進
M&Aや業務提携を通じて新たな商品カテゴリーやサービスを取り込み、事業領域を拡大する。外部リソースを活用し、既存事業とのシナジーを創出することで成長を目指す。
- 03
経営体質強化(人材・財務・DX)
人材育成と組織力の強化、財務体質の改善、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進により、経営の効率化と持続的な成長基盤を構築する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で247人が働いている。
| 決算期 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|
| 2022年6月 | 298 | — |
| 2023年6月 | 377 | — |
| 2024年6月 | 277 | −578 |
| 2025年6月 | 247 | 40 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年6月期の売上高は140億円、営業利益は1億円。前期と比べると増収増益で、売上が+0.0%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年6月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 145億円 | 140億円 |
| 営業利益 | 7億円 | 1億円 |
| 純利益 | 5億円 | 4億円 |
| 1株あたり配当 | ¥3 | ¥3 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は73億円、営業利益は2億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+0.0%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 47 | −2 | −4.3 | −5 |
| 2023年4Q | 40 | — | — | −16 |
| 2024年1Q | 36 | −5 | −13.9 | −5 |
| 2024年2Q | 38 | −4 | −10.5 | −7 |
| 2024年3Q | 45 | −3 | −6.7 | −5 |
| 2024年4Q | 35 | −4 | −11.4 | −4 |
| 2025年2Q | 67 | −1 | −1.5 | −4 |
| 2025年4Q | 73 | 2 | 2.7 | 1 |
| 2026年2Q | 67 | −1 | −1.5 | −1 |
| 2026年4Q | 73 | 2 | 2.7 | 5 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 5期分
2022年6月期からの5期で、売上は157億円から140億円へ89%に減った。直近期の営業利益率は0.7%。純利益は3期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 藤久株式会社が単独株式移転により当社を設立 東京証券取引所市場第一部および名古屋証券取引所市場第一部に株式を上場(藤久株式会社は2021年12月に上場廃止) | |||||
| 2022年6月 | 157 | — | −22 | — | −27 |
| 2023年6月 | 170 | — | −21 | — | −33 |
| 2024年6月 | 154 | −16 | −17 | −10.4 | −21 |
| 2025年6月 | 140 | 1 | 0 | 0.7 | −3 |
| 2026年6月 | 140 | 1 | 0 | 0.7 | 4 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年6月期
売上高140億円のうち、営業利益として残るのは1億円で0.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の2.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金99.3%139億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.7%1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 4期分
2025年6月期は営業CFが−5億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは−7億円。この組み合わせは「先行投資型」にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型。期末の手元現金は23億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年6月 | −23 | −3 | −3 | −26 | 13 |
| 2023年6月 | −9 | 7 | −6 | −2 | 21 |
| 2024年6月 | −15 | −1 | 14 | −16 | 19 |
| 2025年6月 | −5 | −2 | 11 | −7 | 23 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 4期分
2025年6月期の総資産は116億円。このうち返さなくてよい自己資本が37億円で、自己資本比率は31.8%(業種中央値47.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2022年6月 | 102 | 62 | 40 | 61.1 |
| 2023年6月 | 127 | 50 | 77 | 39.5 |
| 2024年6月 | 113 | 30 | 83 | 26.3 |
| 2025年6月 | 116 | 37 | 79 | 31.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで322社中184位あたり、逆に低いのは営業利益率で322社中271位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥180で、1年前と比べて-19.6%。過去52週の値幅のなかでは13%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 16.4倍 |
| PER (会社予想) | 13.3倍 |
| PBR | 1.70倍 |
| 配当利回り | 1.67% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月12日に前日比16.44%安の183円と急落し、52週安値近辺まで沈んだ。直近では219円前後で推移していたが、出来高は49万2000株と通常の約10倍に急増。25日線217.88円を大きく下抜け、200日線216.55円からも乖離。RSIは13.73と売られ過ぎ圏に入った。52週高値240円からは約24%下落しており、下値支持線が試される展開。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)。
PBRが2.21倍と業界平均の2.95倍を下回るものの、ROEが-7.8%と赤字状態で、2025/6期も純利益が-3億円と改善が鈍い。配当利回りは1.36%と低く、業界平均の13.61%を大きく下回る。PERは赤字のため算出不能で、収益力の弱さが株価に反映されていない。割高と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 16.4倍 | 39.6倍 |
| PER (予想) | 13.3倍 | — |
| PBR | 1.70倍 | 2.44倍 |
| ROE | -7.8% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高は減少傾向で、営業利益率は改善したが赤字が続いている。強気派は、営業利益率がわずかに黒字化し、リストラやコスト削減の効果が出始めていると見る。弱気派は、業績悪化のトレンドが続き、競争優位性がないことから回復は難しいと考える。
- 利益率改善
営業利益率は2024/6期の-10.4%から2025/6期は0.7%へ改善。
- PBR2.2倍
株価は純資産を上回っており、市場の期待は残る。
- 配当維持
赤字にもかかわらず配当利回り1.37%を維持。
- 営業損益が-16億円から+1億円へ黒字転換決算発表後影響強
営業利益は前期比17億円改善。時価総額82億円の約2割に相当するインパクト
- 最終赤字が3期連続で縮小通年影響中
純損益は-33億、-21億、-3億円。2026年6月期黒字化ならROE改善余地
- 配当利回り1.37%が下値を支える継続影響弱
予想配当利回り1.37%。赤字局面でも配当を維持する姿勢を評価
- 売上高の減収ペースが縮小不定影響中
減収幅は16億円から14億円へ縮小。売上高140億円で営業黒字を確保
- 赤字継続
3期連続の純損失。2025/6期も最終赤字。
- 売上減少
売上高は157億円から140億円へと減少。
- 競争劣位
小売業界は大手との競争が激しく、差別化が困難。
- ROE-7.8%なのにPBR2.2倍不定影響中
自己資本利益率がマイナスの一方、株価純資産倍率は2.2倍に達する
- 売上高が3期連続で減少通年影響強
売上高は170→154→140億円と減少。市場縮小が続けば営業赤字再転落が懸念
- 営業利益率0.71%と薄い収益構造決算発表後影響中
売上高140億円に対し営業利益は1億円。売上減少でも赤字転落が懸念
- 外国人株主比率0.09%と需給が細い継続影響弱
外国人持ち株比率は0.09%。売りが出た際に買い手不在で値下がりしやすい
- 営業利益率
- 黒字化の定着度を見る。
- 既存店売上高
- 店舗の収益力の推移を確認。
- 負債比率
- 財務安定性の改善が課題。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり3円。いまの株価に対する利回りは1.67%。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥3
株主
有価証券報告書より
2025年6月期末の株主数は延べ25,742人。区分でいちばん多いのは個人・その他で53.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.6%を占め、残る53.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年6月% | 2023年6月% | 2024年6月% | 2025年6月% |
|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 51.3 | 61.0 | 63.0 | 53.2 |
| 事業法人 | 40.3 | 32.7 | 32.9 | 44.9 |
| 金融機関 | 7.7 | 5.0 | 3.8 | 1.7 |
| 証券会社 | 0.3 | 0.8 | 0.1 | 0.1 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
| 外国法人 | 0.3 | 0.4 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 合同会社ルビィ | 33.37 |
| 02 | GOTO 株式会社 | 9.04 |
| 03 | 後藤薫徳 | 8.70 |
| 04 | 瀨戸信昭 | 3.36 |
| 05 | ジャパンクラフトホールディングス取引先持株会 | 3.03 |
| 06 | ジャパンクラフトホールディングス従業員持株会 | 2.21 |
| 07 | 冠達実 | 1.70 |
| 08 | 瀨戸高信 | 1.56 |
| 09 | 徳永信 | 1.30 |
| 10 | 瀨戸みどり | 1.26 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 5期分
1株利益は5期で+111%、1株純資産は4期で−61%。直近期のROEは-7.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% |
|---|---|---|---|
| 2022年6月 | −109 | 253 | −34.6 |
| 2023年6月 | −108 | 165 | −58.3 |
| 2024年6月 | −69 | 97 | −52.3 |
| 2025年6月 | −7 | 99 | −7.8 |
| 2026年6月 | 12 | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
経営陣
5名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は5名。2025/6期の役員報酬は総額34百万円。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 堀孝子 | 代表取締役社長 | 60 | 5,800 |
| 後藤邦仁 | 取締役 | 38 | 10,000 |
| 永安吉太郎 | 取締役(常勤監査等委員) | 59 | 16,400 |
| 西江章 | 取締役(監査等委員) | 76 | — |
| 福海照久 | 取締役(監査等委員) | 56 | — |
役員報酬の内訳2025/6期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 21 | 21 | 11 |
| 社外取締役 | 2 | 9 | 9 | 5 |
| 取締役(社内) | 1 | 4 | 4 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/6期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容580字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,568字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,567字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,548字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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