概要
住宅設備機器の交換工事をインターネット完結型で提供するeコマース企業。1998年11月に横浜で創業、2020年12月に東証マザーズに上場。2026年3月期の連結売上高は126億円、従業員277名。キッチン・トイレ・浴室などの機器交換に特化し、Webサイト「交換できるくん」を通じて見積りから施工までをワンストップで提供する。透明な料金体系と全品10年保証を強みとし、全国に商品センターを配置する。
住設DX事業とソリューション事業の二本柱
2026年3月期より、当社グループは「住設DX事業」と「ソリューション事業」の2セグメントで構成される。住設DX事業はWebサイト「交換できるくん」を通じた住宅設備機器の交換工事販売が中核で、売上高112億円と全体の約89%を占める。ソリューション事業は法人向けサービスで、カインズとの資本業務提携で展開する「リプラフォーム」や「交換技能アカデミー」による職人育成などが含まれ、売上高14億円。両事業とも前年比20%前後の成長を示す。
インターネット完結型ビジネスモデルの仕組み
顧客はWebサイト上の見積りフォームに写真を添付し必要項目を入力するだけで、訪問調査なしに設置可否・必要部材・オプション工事の有無を判定し、総額見積りを提示される。過去の類似案件を検索・参照する仕組みにより、営業工数を削減し低価格を実現。受注から工事日程調整まで原則ネットで完結し、支払いはクレジットカードや分割払いなど多様な方法に対応する。工事はスキルチェックを通過した正社員または契約パートナーが担当し、全品無料10年保証を提供する。
低コスト集客と成長サイクル
集客の要は「交換できるくん」Web媒体への自然流入の増加である。SEO内部施策・コンテンツマーケティング・SNS活用により検索エンジン上位表示を獲得し、サイト流入を拡大。コンテンツ力(商品紹介・施工事例・ユーザーレビュー)が強化されるほど流入が増え、見積り依頼増加に繋がる成長サイクルを形成する。さらにテレビCMや動画広告でブランド認知を高め、工事件数を重要なKPIとして売上拡大を図る。
全国の商品センターと提携による供給体制
埼玉・大阪・名古屋・福岡・札幌・西東京の6か所に商品センターを設置し、全国規模の配送・施工体制を整える。東京と大阪には実店舗としてショールームを開設し、顧客が実物を確認できる場を提供。2025年には住宅設備保証事業のIMI、システムキッチンリフォームのキッチンワークスを買収し、カインズとの資本業務提携でリフォームサービスを拡大するなど、外部リソースを活用した事業領域の拡大を進める。
業界の中での役割は住宅設備機器交換のeコマース事業者(施工会社としても機能)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 住設DX事業 | 113億円 | 89.7% | 2億円 | 1.8% |
| ソリューション事業 | 13億円 | 10.3% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01住宅オーナー(個人)主力
住宅設備機器の故障や劣化による交換ニーズに対して、Web媒体「交換できるくん」で機器と工事をセット販売。ITを活用したネット完結型で見積りから受注まで完結し、透明な料金体系と10年保証で安心を提供する。
- ビルトイン食洗機
- システムキッチンに組み込む食器洗い乾燥機。工事込みで交換。
- ビルトインガスコンロ
- システムキッチンに組み込むガスコンロ。工事込みで交換。
- レンジフード
- 調理中の油煙を吸い取る換気扇。工事込みで交換。
- IHクッキングヒーター
- 電磁誘導加熱方式の調理機器。工事込みで交換。
- トイレ
- 便器・タンクなどを含む衛生機器。工事込みで交換。
- 洗面化粧台
- 洗面台と鏡、収納を備えたユニット。工事込みで交換。
- 浴室暖房乾燥機
- 浴室を暖房・乾燥させる機器。工事込みで交換。
- ガス給湯器
- ガスを燃料とする給湯器。工事込みで交換。
- 天井埋込み型エアコン・壁掛けエアコン
- 天井や壁に設置するエアコン。工事込みで交換。
- ディスポーザー
- 生ごみを粉砕して排水する装置。工事込みで交換。
製品と技術
キッチン・トイレ・浴室など主要取扱商品
主な取扱い商品はキッチン周り(ビルトイン食洗機、ガスコンロ、レンジフード、IHクッキングヒーター、蛇口・水栓)、トイレ・洗面室・浴室周り(トイレ、洗面化粧台、浴室暖房乾燥機、ガス給湯器)、その他(天井埋込み型エアコン、壁掛けエアコン、ディスポーザー)と多岐にわたる。いずれも故障や経年劣化により交換需要が発生する機器で、顧客は商品と工事をセットで購入する。
写真見積りと訪問不要の施工判定技術
ネット完結型の核となるのは、顧客が撮影した写真と入力情報から設置可否を判定するシステム。過去の類似案件をデータベースから検索・参照し、必要部材やオプション工事の有無を自動的に確認。訪問調査を不要とすることで、見積りから受注までの期間を短縮し、営業コストを削減。見積り額がそのまま支払総額となる「透明性のある料金体系」を実現している。
SEO・コンテンツマーケティングとシステム基盤
成長サイクルの要は、検索エンジンからの自然流入を増やすSEO施策。商品紹介・施工事例・ユーザーレビューなどの質の高いコンテンツを蓄積し、検索結果の上位表示を獲得する。リスティング広告も併用しつつ、スマートフォン対応やページ読み込み速度の改善によるUI/UX向上にも注力。システム面では基幹システムの改修を継続し、安定稼働と業務効率化を支える。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
小売業のなかでの位置
中古品買取で小規模、急速拡大中
交換できるくんは中古品の買取・販売を手掛ける小売企業。直近3期で売上高が76億円→126億円と急成長しているが、売上規模は同業他社のまんだらけ(推定100億円超)と同水準程度で、大手トライアルHDには大きく劣る。営業利益率は2%前後と低く、成長投資段階とみられる。まんだらけがサブカル特化で差別化する一方、当社は家電・ブランド品など幅広く扱うが、競争激化で収益性が課題。内需依存度が高く、個人消費動向に左右されやすい。
強み
- 直近3期で売上高が76億円→126億円と66%増加し、成長フェーズにある。
- 家電・ブランド品・おもちゃ等多岐にわたり、需要変動のリスクを分散。
- 買取専門店を中心に全国展開し、利便性の高い立地に出店。
- Web買取にも対応し、実店舗と併せて顧客接点を拡大。
課題
- 営業利益率2%未満で、買取価格上昇や販管費増が圧迫。
- まんだらけ等専門店や大手リサイクル業者との差別化が必要。
- 個人消費や景気変動の影響を直接受けやすく、海外展開なし。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
小売業の時価総額近傍。太字が交換できるくん
時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9903カンセキ | 72億円 | 21.9倍 |
| 2 | 9904ベリテ | 68億円 | 20.9倍 |
| 3 | 3187ミラタップ | 68億円 | — |
| 4 | 7695交換できるくん | 67億円 | 70.7倍 |
| 5 | 5884クラダシ | 67億円 | 110.1倍 |
| 6 | 7135ジャパンクラフトホールディングス | 67億円 | 16.4倍 |
| 7 | 2654アスモ | 65億円 | 12.5倍 |
| 8 | 7506ハウス オブ ローゼ | 65億円 | 3297.6倍 |
| 9 | 245AINGS | 64億円 | 18.2倍 |
| 10 | 7674NATTY SWANKYホールディングス | 64億円 | — |
| 11 | 9271和心 | 63億円 | 9.7倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 29件
住宅設備ECサイト「サンリフレプラザ」の開設
1998年11月、神奈川県横浜市に有限会社ケイシスとして創業。資本金300万円。2001年1月、住宅設備機器のWebサイト「サンリフレプラザ」を開設し、EC事業に参入。2004年1月には資本金1,000万円に増資し、ケイシス株式会社へ組織変更。同年5月に横浜市都筑区へ本社移転。この時期に住宅設備機器のネット販売という事業基盤を確立した。
商品センターの全国展開と資本増資
2007年10月に埼玉商品センター、2008年6月に大阪、2009年4月に名古屋、2010年1月に福岡と、相次いで全国主要都市に商品センターを開設。2010年11月には資本金3,000万円に増資。2012年4月に本社を東京都渋谷区へ移転し、同年11月商号を株式会社サンリフレホールディングスに変更。2013年5月資本金5,000万円に増資。全国展開と資本基盤の強化を進めた。
子会社によるリフォーム事業拡大と清算
2011年1月、リフォーム事業拡大のため子会社リフレホーム株式会社(後にリフレホームジャパンに商号変更)を設立。2013年6月には子会社テンダーグリーンズ、2014年5月には英国ロンドンにWAZEN Ltdを設立。しかし、これら子会社は事業拡大に貢献せず、2016年10月にリフレホームジャパン、2018年3月にテンダーグリーンズとWAZEN Ltdを清算。グループはコア事業への集中を図る。
サービス名称「交換できるくん」への統一
2018年6月、サービス名称を「交換できるくん」に変更。これに先立ち、2014年6月には東京ショールーム、2019年2月には大阪ショールームを開設し、実店舗での顧客接点を強化。2019年7月には国際的な個人情報保護認証「TRUSTe」を取得。2020年2月には商号を株式会社交換できるくんに変更し、サービスブランドと法人名を統一した。
東証マザーズに上場した2020年
2020年12月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。上場後の2022年3月期売上高は48億円、2024年3月期には76億円と拡大。2025年3月期には売上高103億円、営業利益2億円を達成。上場を機に知名度向上と事業拡大の資金調達を実現し、テレビCMなど大規模なマーケティング投資を開始した。
M&Aと資本業務提携による事業拡大
2025年8月、住宅設備保証事業に参入するため株式会社IMIの株式を取得。同年11月、システムキッチンやユニットバスリフォームを強化するため株式会社キッチンワークスを買収。2025年12月には株式会社カインズとの資本業務提携を発表。カインズの店舗網を活用した「リプラフォーム」サービスの提供や「交換技能アカデミー」による人材育成を進め、リフォーム分野での事業領域を拡大している。
年表29件を開く
1990年代
- 1998年11月創業神奈川県横浜市青葉区に有限会社ケイシス設立(資本金300万円)
2000年代
- 2001年1月住宅設備機器のWebサイト「サンリフレプラザ」を開設
- 2004年1月資本金を1,000万円に増資、ケイシス株式会社へ組織変更
- 2004年5月神奈川県横浜市都筑区に本社を移転
- 2007年10月埼玉商品センター開設
- 2008年4月神奈川県横浜市港北区に本社を移転
- 2008年6月大阪商品センター開設
- 2009年4月名古屋商品センター開設
- 2009年6月神奈川県横浜市港北区に商品センターを開設
2010年代
- 2010年1月福岡商品センター開設
- 2010年11月資本金を3,000万円に増資
- 2011年1月商号変更リフォーム事業拡大のため子会社、リフレホーム株式会社(2013年4月 株式会社リフレホームジャパンに商号変更)を設立
- 2012年4月東京都渋谷区に本社を移転
- 2012年11月商号変更商号を株式会社サンリフレホールディングスに変更
- 2013年5月資本金を5,000万円に増資
- 2013年6月子会社 株式会社テンダーグリーンズを設立
- 2014年5月子会社 WAZEN Ltdを英国ロンドンに設立
- 2014年6月東京都渋谷区にECサイトの実店舗として東京ショールームを開設
- 2014年7月資本金を8,000万円に増資
- 2016年9月札幌商品センター開設
- 2016年10月株式会社リフレホームジャパンを清算
- 2017年5月西東京商品センター開設
- 2018年3月株式会社テンダーグリーンズ、WAZEN Ltdを清算
- 2018年3月資本金を1億1,325万円に増資
- 2018年6月商号変更サービス名称を「交換できるくん」に変更
- 2019年2月大阪府大阪市北区に大阪ショールームを開設
- 2019年7月国際的な個人情報保護第三者認証プログラム「TRUSTe」の認証を取得
2020年代
- 2020年2月商号変更商号を株式会社交換できるくんに変更
- 2020年12月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
Webマーケティング強化による新規顧客獲得
SEO対策やリスティング広告の出稿、UI/UX改善により検索エンジンからの自然流入を増やし、住宅設備交換需要を取り込み新規顧客を獲得する。
- 02
低コスト集客の実現
SEO内部施策、コンテンツマーケティング、SNS活用などにより広告費に依存しない自然流入を向上させ、集客コストを低減する。
- 03
サービスの知名度向上とユーザー数拡大
効果的な広告宣伝やメディア活動により「交換できるくん」の認知度を高め、新規ユーザーを継続的に獲得する。
- 04
システム安定稼働と強化
継続的なシステム投資と人材補強により、安定したサービス提供の基盤を強化する。
- 05
集客チャネル・販路拡大
BtoB取引の強化など、インターネット以外の集客チャネルや販路を開拓し、中長期的な成長を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 6期分
グループ全体で277人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は539万円で、5期前と比べて+4.6%。平均年齢は35.5歳、平均勤続年数は5.2年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年3月 | 515 | 36.1 | 4.6 | 74 | — |
| 2022年3月 | 515 | 36.6 | 4.7 | 82 | — |
| 2023年3月 | 499 | 35.6 | 5.1 | 79 | — |
| 2024年3月 | 504 | 36.0 | 4.8 | 144 | — |
| 2025年3月 | 519 | 35.9 | 4.9 | 170 | 118 |
| 2026年3月 | 539 | 35.5 | 5.2 | 277 | 72 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社5社(国内 4 / 海外 1、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。
- 国内㈱KDサービス(注)2東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱アイピーエス(注)2東京都北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外KOUKANDEKIRUKUN ASIA PTE. LTD. (注)2シンガポール · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱IMI (注)2東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱キッチンワークス(注)2北海道札幌市白石区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は126億円、営業利益は2億円。前期と比べると増収増益で、売上が+22.3%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 153億円 | 126億円 |
| 営業利益 | 5億円 | 2億円 |
| 純利益 | 3億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は38億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+137.5%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 15 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 16 | 1 | 6.3 | 1 |
| 2024年2Q | 17 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 20 | 1 | 5.0 | 0 |
| 2024年4Q | 23 | — | — | 1 |
| 2025年2Q | 47 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 56 | 2 | 3.6 | 1 |
| 2026年2Q | 54 | −1 | −1.9 | −1 |
| 2026年4Q | 72 | 3 | 4.2 | 2 |
| 2027年1Q | 38 | 1 | 2.6 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 10期分
2017年3月期からの10期で、売上は34億円から126億円へ3.7倍に増えた。直近期の営業利益率は1.6%。売上は7期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 西東京商品センター開設 | |||||
| 2017年3月 | 34 | — | 2 | — | −1 |
| サービス名称を「交換できるくん」に変更 | |||||
| 2018年3月 | 35 | — | 1 | — | 1 |
| 大阪府大阪市北区に大阪ショールームを開設 | |||||
| 2019年3月 | 34 | — | −1 | — | −1 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 | |||||
| 2020年3月 | 40 | — | 2 | — | 1 |
| 2021年3月 | 47 | — | 3 | — | 2 |
| 2022年3月 | 48 | — | 1 | — | 1 |
| 2023年3月 | 60 | — | 3 | — | 2 |
| 2024年3月 | 76 | — | 3 | — | 2 |
| 2025年3月 | 103 | 2 | 2 | 1.9 | 1 |
| 2026年3月 | 126 | 2 | 2 | 1.6 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高126億円のうち、営業利益として残るのは2億円で1.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の0.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.8%98億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.4%27億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.6%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 8期分
2026年3月期は営業CFが2億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは1億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は16億円で、売上の1.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | −1 | 0 | −1 | −1 | 3 |
| 2020年3月 | 1 | 0 | −1 | 1 | 3 |
| 2021年3月 | 3 | 0 | 3 | 3 | 9 |
| 2022年3月 | 0 | −1 | −1 | −1 | 7 |
| 2023年3月 | 3 | −1 | 1 | 2 | 11 |
| 2024年3月 | 1 | −6 | 3 | −5 | 10 |
| 2025年3月 | 1 | −5 | 3 | −4 | 8 |
| 2026年3月 | 2 | −1 | 6 | 1 | 16 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 10期分
2026年3月期の総資産は57億円。このうち返さなくてよい自己資本が21億円で、自己資本比率は36.0%(業種中央値47.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 11 | 2 | 9 | 14.5 |
| 2018年3月 | 10 | 3 | 7 | 30.1 |
| 2019年3月 | 7 | 2 | 5 | 20.8 |
| 2020年3月 | 9 | 3 | 6 | 33.7 |
| 2021年3月 | 15 | 8 | 7 | 51.9 |
| 2022年3月 | 15 | 8 | 7 | 57.2 |
| 2023年3月 | 22 | 10 | 12 | 47.3 |
| 2024年3月 | 32 | 13 | 19 | 40.1 |
| 2025年3月 | 40 | 17 | 23 | 42.3 |
| 2026年3月 | 57 | 21 | 36 | 36.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で322社中20位あたり、逆に低いのは営業利益率で322社中243位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥896で、1年前と比べて+12.3%。過去52週の値幅のなかでは83%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 70.7倍 |
| PER (会社予想) | 26.8倍 |
| PBR | 3.12倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月17日に前日比+12.5%の864円と急伸し、52週高値(873円)に迫りました。1ヶ月で+12.06%となり、25日移動平均線(744.84円)を約16%上回ります。出来高も112,200株と直近の平均を大きく上回り、買いが優勢です。RSIは79.15と過熱感が強く、短期的な調整リスクがあるものの、上昇トレンドは継続中です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)。
PER 59.0倍は業界平均41.2倍を上回り割高。PBR 2.70倍は同2.90倍を下回るがほぼ同等。配当利回り0%は平均1.45%を大きく下回り、収益力低く割高感強い。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 70.7倍 | 39.6倍 |
| PER (予想) | 26.8倍 | — |
| PBR | 3.12倍 | 2.44倍 |
| ROE | 4.9% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
リユース(中古品)市場で急成長中の買取・販売業者。売上高は過去3期で倍増し、2026年3月期も増収予想。しかし、営業利益率は1-2%と薄利で、競争激化による買取価格の上昇や販売価格の低下が収益を圧迫。強気派はリユース市場の拡大基調と同社の成長性を評価、弱気派は低収益性と競争激化による減益リスクを重視。PER60倍近くと株価は高め。
- リユース市場の成長
環境意識や節約志向でリユース市場は拡大を続けている。
- 高い売上成長
売上高は3期連続増加、2026年3月期も増収予想。
- 店舗拡大の余地
全国展開途上であり、さらなる出店で成長可能。
- 売上高拡大による固定費分散効果2026年3月期影響中
売上高126億円、前期比22%増、営業利益率改善余地
- 中古品交換市場の成長追い風継続影響中
消費者の節約志向で取引増加、業績堅調
- 新規出店・提携による成長加速2026年下期影響弱
店舗拡大で収益基盤強化、売上高増加見込み
- 自己株式取得によるEPS向上次回決算影響弱
PBR2.7倍と割高感あるが、株主還元余地
- 低収益性
営業利益率1-2%と薄利で、コスト上昇に弱い。
- 競争激化
リユース市場は参入が多く、買取価格競争が激しい。
- 割高なバリュエーション
PER約59倍と成長を織り込みすぎており、期待外れリスク。
- 営業利益率の低下継続2026年3月期影響強
営業利益率1.59%と前期比低下、コスト増加
- 競合激化による手数料低下通年影響中
同業他社の参入で交換手数料低下、利益率悪化
- 景気後退による取引減少2026年Q2影響中
消費低迷で交換需要減少、売上高下振れリスク
- PER59倍の割高感不定影響弱
成長期待が先行、業績停滞で株価調整リスク
- 売上高成長率
- 高成長が維持できるかが投資の前提。
- 営業利益率
- 薄利の中で利益率改善が収益力向上の鍵。
- 店舗数
- 出店ペースが成長の裏付けとなる。
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ2,094人。区分でいちばん多いのは事業法人で50.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.5%を占め、残る49.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 48.2 | 47.9 | 46.4 | 45.7 | 48.3 | 50.4 |
| 個人・その他 | 39.6 | 38.9 | 37.2 | 47.5 | 46.9 | 47.9 |
| 外国法人 | 5.9 | 8.3 | 3.4 | 2.2 | 2.6 | 1.0 |
| 証券会社 | 5.0 | 1.3 | 4.4 | 2.9 | 1.5 | 0.6 |
| 金融機関 | 1.2 | 3.6 | 8.7 | 1.6 | 0.7 | 0.1 |
| 外国人個人 | — | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
| 自己株式 | — | — | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社CRESCUNT | 40.17 |
| 02 | 栗原 将 | 15.46 |
| 03 | 栗原 剛 | 4.34 |
| 04 | 伊藤忠エネクスホームライフ株式会社 | 4.02 |
| 05 | 株式会社カインズ | 4.02 |
| 06 | 松田 健太郎 | 1.90 |
| 07 | 栩本 泰輝 | 0.92 |
| 08 | 榊原 暢宏 | 0.80 |
| 09 | 株式会社KWホールディングス | 0.80 |
| 10 | 柏木 大助 | 0.77 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 10期分
1株利益は10期で+100%、1株純資産は10期で−100%。直近期のROEは4.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | −416,346 | 782,967 | — | — |
| 2018年3月 | 337,794 | 1,404,116 | 30.2 | — |
| 2019年3月 | −66 | 75 | — | — |
| 2020年3月 | 65 | 139 | 60.2 | — |
| 2021年3月 | 97 | 351 | 38.2 | 64.6 |
| 2022年3月 | 10 | 126 | 7.8 | 131.4 |
| 2023年3月 | 27 | 154 | 19.5 | 44.5 |
| 2024年3月 | 34 | 187 | 19.8 | 21.4 |
| 2025年3月 | 13 | 236 | 6.1 | 68.7 |
| 2026年3月 | 13 | 274 | 4.9 | 61.4 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額118百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 栗原将 | 代表取締役社長 | 50 | 4,155,000 |
| 佐藤浩二 | 取締役副社長 コーポレート本部長 | 57 | — |
| 吉田正弘 | 取締役 アドバイザリー セールス本部長 | 54 | — |
| 吉野登 | 取締役(注)1 | 76 | — |
| 鈴木謙吾 | 取締役(監査等委員) (注)1 | 52 | — |
| 野田優子 | 取締役(監査等委員) (注)1 | 53 | — |
| 服部道子 | 取締役(監査等委員) (注)1 | 57 | — |
| 中川憲亮 | 取締役(注)1 | 67 | — |
| 金森英之 | 取締役(監査等委員) | 52 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 82 | 16 | 99 | 33 |
| 社外取締役 | 4 | 19 | — | 19 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,516字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,605字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,649字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,711字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第28期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第28期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第27期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第27期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-25
- 四半期報告書四半期報告書-第26期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第26期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第26期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第25期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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