概要
クラダシは、フードロス削減を目的としたソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営する企業である。2014年設立、2023年6月に東京証券取引所グロース市場に上場。本社は東京都品川区。2025年6月期の売上高は約31億円、従業員数は39名。売上の大半を「Kuradashi」が占める。
食品廃棄を減らすマーケットプレイス
主力事業はソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」の運営である。パートナー企業から「3分の1ルール」などで販路を失った食品を買い取り、自社サイトやアプリで廉価販売する。在庫型(自社倉庫から配送)とマーケットプレイス型(受注後にパートナーが直送)の2形態を持つ。売上金の一部は環境保護団体などに寄付され、消費者は「エシカル消費」を実践できる。
1.5次流通という新たな販路
クラダシは、通常の1次流通(新品)でも2次流通(中古)でもない「1.5次流通」を創出した。廃棄予定の商品を価値あるものに変え、ブランド価値や市場価格への影響を防ぎながら販売する。これによりパートナー企業は廃棄コストを削減し、CSRやSDGsの観点からもメリットを得る。フードロス削減推進法の施行も追い風となっている。
オフラインへの展開と常設店舗
「Kuradashi」の認知拡大と会員誘導を目的に、Kuradashi Hubとして実店舗展開を進める。2023年5月にたまプラーザテラスに初の常設店舗を開設。同年6月には「KISARAZU CONCEPT STORE」内に食物販コーナーを設けた。これらはオンラインとオフラインを連携させ、会員の体験価値を高める役割を果たす。
子会社取得による事業領域の拡大
2024年8月、冷凍宅配弁当「Dr.つるかめキッチン」を運営する株式会社クロスエッジを完全子会社化。2025年6月にはオンライン料理教室「L'atelier de SHIORI」を運営する株式会社L'ATELIER de SHIORIを買収した。これらの子会社は、健康志向や家庭内フードロス削減といった新たなニーズに対応するとともに、ECノウハウとのシナジーを狙う。
業界の中での役割は食品業界と消費者の間をつなぐマッチングプラットフォームにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01食品・日用品メーカー(パートナー企業)主力
食品や日用品メーカーから、3分の1ルール等で販路を失った商品を安価で買い取り、消費者に販売。在庫型とマーケットプレイス型の2形態で、ブランド価値や市場価格を保護しつつフードロス削減を実現。CSR・SDGs・ESGの観点から企業イメージ向上に貢献。
1.5次流通の創出
- 在庫型
- パートナー企業から商品を買い取り、自社倉庫から配送する取引形態。
- マーケットプレイス型
- 受注後にパートナー企業へ発注し、直接配送する取引形態。
02消費者(会員)主力
フードロス商材をオンラインで消費者に販売。会員登録制で、商品購入時に寄付先を選択でき、売上の一部が社会貢献団体に寄付される。エシカル消費を実現する「エコでソーシャルなビジネスモデル」。
- ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」
- 廃棄予定の食品などを安価で販売するECサイト・アプリ。
03小売店舗・パートナー企業のブランディング副次
実店舗でのポップアップストア運営や特設ブース設置、またパートナー企業のブランディング支援サービスを提供。オンラインとオフラインの接点強化によるシナジーを創出。
- Kuradashi Hub
- 常設店舗やポップアップストアの運営。実店舗で顧客をKuradashiに誘導。
- Kuradashi Stores(ブランドスタジオサービス)
- Kuradashi会員向けにパートナー企業のフードロス削減やSDGsへの取り組みを紹介する記事制作、メールマガジン配信、キャンペーン実施などでブランド価値向上を支援。
04健康志向の消費者副次
子会社を通じて、健康に配慮した冷凍宅配弁当サービスを提供。専門医と管理栄養士が監修し、健康食と調理省力化のニーズに応える。
- Dr.つるかめキッチン
- 専門医と管理栄養士が監修する冷凍宅配弁当。
05料理学習需要その他
子会社を通じて、月額制のオンライン料理教室を運営。料理の楽しさを発信し、家庭内フードロス削減への意識改革を促す。
- L'atelier de SHIORI Online
- オンラインで参加できる料理教室。
製品と技術
ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」
「Kuradashi」はクラダシの中核サービス。パートナー企業から買い取ったフードロス予定商品を、自社ECサイトやアプリで販売する。取引形態は在庫型とマーケットプレイス型があり、販売価格はクラダシが決定。会員登録制で、売上金の一部は社会貢献団体に寄付される。1.5次流通として、廃棄を減らしながらお得な買い物を提供する。
冷凍宅配弁当「Dr.つるかめキッチン」
「Dr.つるかめキッチン」は、専門医と管理栄養士が監修する冷凍宅配弁当サービス。健康に配慮しつつおいしさを追求したメニューが特徴で、健康志向や調理の省力化を求める消費者に支持されている。2024年8月の株式会社クロスエッジ買収によりクラダシグループに加わり、EC運営のノウハウを活用した拡大が進められている。
オンライン料理教室「L'atelier de SHIORI」
「L'atelier de SHIORI」は月額制のオンライン料理教室。料理の楽しさを発信し、多くの共感を集めてきた。2025年6月の買収によりクラダシグループに参画。クラダシのマーケティング力と融合し、消費者の家庭内フードロスに対する認識を変え、行動変容を促すことで、持続可能な社会への貢献を目指す。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
小売業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 食品・日用品メーカー(パートナー企業)1.5次流通の創出
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
小売業の小規模企業、営業赤字
同社は小売業に属するが、売上高は約30億円と小規模で、2025年6月期は営業損失を計上している。競合のトライアルホールディングスや光フードサービスと比較すると、規模や収益性で大きく劣る。業界内での存在感は薄く、収益改善が急務。ビジネスモデルや差別化要因が不透明であり、現状では持続可能性に課題を抱えている。
強み
- 特定の小売セグメントに特化し、大手と差別化の可能性。
- 組織が小さく、市場変化に迅速に対応できる。
- 赤字ながら売上は維持、固定客の存在が推測される。
- 小規模で借入が少なく、財務リスクは限定的。
課題
- 2025年6月期営業損失、早期の黒字化が急務。
- 大手小売に比べ価格・品揃えで劣る。
- 売上高が30億円前後で推移、拡大が見られない。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
小売業の時価総額近傍。太字がクラダシ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9262シルバーライフ | 74億円 | 9.4倍 |
| 2 | 2769ヴィレッジヴァンガードコーポレーション | 73億円 | 12.7倍 |
| 3 | 9903カンセキ | 72億円 | 21.9倍 |
| 4 | 9904ベリテ | 68億円 | 20.9倍 |
| 5 | 3187ミラタップ | 68億円 | — |
| 6 | 5884クラダシ | 67億円 | 110.1倍 |
| 7 | 7135ジャパンクラフトホールディングス | 67億円 | 16.4倍 |
| 8 | 7695交換できるくん | 67億円 | 70.7倍 |
| 9 | 2654アスモ | 65億円 | 12.5倍 |
| 10 | 7506ハウス オブ ローゼ | 65億円 | 3297.6倍 |
| 11 | 245AINGS | 64億円 | 18.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 26件
グラウクスとして創業しKuradashi開始
2014年7月、グラウクス株式会社として設立。2015年2月、ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」のサービスを開始した。当初からフードロス削減を目的とし、インターネットを通じて廃棄予定食品を消費者に届ける仕組みを構築した。
本社移転と受賞歴の積み重ね
2016年11月に品川区西五反田、2018年11月に同東五反田へ本社を移転。2018年には環境省主催「グッドライフアワード」環境大臣賞を受賞。その後も2020年に「食品産業もったいない大賞」「日本サービス大賞」など複数の大臣賞を受賞し、社会的評価を高めた。
商号変更とB Corp認証
2019年6月、グラウクス株式会社から株式会社クラダシに商号変更。2022年6月、国際認証「B Corp(B Corporation)」を取得した。B Corpは社会・環境に配慮した企業に与えられる認証で、クラダシのミッション「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」との親和性が高い。
東京証券取引所グロース市場へ上場
2023年6月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場。上場と同時に、たまプラーザテラスに常設店舗をオープンし、オフライン展開を本格化。同年には品川区上大崎の現在地に本社を移転した。
クロスエッジ買収で冷凍弁当事業に参入
2024年8月、株式会社クロスエッジの全株式を取得し完全子会社化。同社は健康配慮型の冷凍宅配弁当「Dr.つるかめキッチン」を運営しており、クラダシのECノウハウを活用して市場シェア拡大を図る。この買収により事業ポートフォリオが広がった。
L'ATELIER de SHIORI買収と新事業開始
2025年6月、オンライン料理教室「L'atelier de SHIORI」を運営する株式会社L'ATELIER de SHIORIを完全子会社化。家庭内フードロス削減につなげる狙い。同年1月には物流サービスの提供開始と再生可能エネルギー事業への参入を決定し、事業領域を拡大している。
年表26件を開く
2010年代
- 2014年7月創業グラウクス株式会社設立
- 2015年2月ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」のサービス開始
- 2016年11月品川区西五反田に本社移転
- 2018年11月品川区東五反田に本社移転
- 2018年11月環境省主催「第6回グッドライフアワード」環境大臣賞
- 2019年2月社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」開始
- 2019年6月商号変更グラウクス株式会社から株式会社クラダシに商号変更
2020年代
- 2020年2月第7回「食品産業もったいない大賞」審査委員会委員長賞(農林水産省協賛)
- 2020年5月サービスサイト全面リニューアル
- 2020年10月第3回「日本サービス大賞」農林水産大臣賞
- 2020年11月品川区上大崎に本社移転
- 2020年11月令和2年度「気候変動アクション」環境大臣表彰
- 2020年11月第21回「グリーン購入大賞」農林水産大臣賞
- 2021年2月「食品ロス削減推進大賞」消費者庁長官賞
- 2021年3月「Japan Venture Awards 2021」JVA審査委員会特別賞
- 2021年11月「EY Entrepreneur Of The Year エクセプショナル・グロース部門」関東地区代表選出
- 2022年6月国際認証「B Corp(B Corporation)」(※1)を取得
- 2022年7月「Kuradashi」のブランドリニューアルを実施
- —「令和4年度食品ロス削減推進表彰」環境大臣賞
- 2023年5月たまプラーザテラスに常設店舗をオープン
- 2023年6月「KISARAZU CONCEPT STORE」に食物販コーナーをオープン
- 2023年6月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2024年8月M&A株式会社クロスエッジの全株式を取得し、完全子会社化
- 2025年1月物流サービスの提供を開始
- 2025年1月再生可能エネルギー事業へ参入を決定
- 2025年6月M&A株式会社L'ATELIER de SHIORIの全株式を取得し、完全子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/6期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2027年6月期まで100億円
- EBITDA2027年6月期まで5億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
ソーシャルグッドマーケットの拡大
ECサイト「Kuradashi」の会員数増加、取扱商品数増加、買取価格・販売価格の最適化を通じて事業を拡大する。売上高の一部を社会貢献団体に寄付し、イミ消費の実感を提供する。
- 02
ブランド認知度向上と産官学連携
メディア戦略や産官学連携により「Kuradashi」ブランドの認知度を高め、フードロス削減の第一人者としての地位を確立する。
- 03
EC事業の拡大とCRM強化
パートナー企業とユーザーの双方向拡大、CRMによる新規会員・コアファン創出、UI/UX投資によるユーザビリティ改善を行う。在庫型とマーケットプレイス型の両方で取引拡大を図る。
- 04
サプライチェーン機能拡張
フードロス品取引と親和性の高い周辺領域で事業を創造。OMOサービス、フルフィルメントサービス、データ活用により食品流通の課題を解決し、インフラ化を目指す。
- 05
日本郵便との資本業務提携
日本郵便の販売チャネル・物流ネットワークを活用し、フードロス商品の販路拡大、物流コスト最適化、新サービス開発を推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 3期分
グループ全体で39人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は617万円で、2期前と比べて−9.9%。平均年齢は34.2歳、平均勤続年数は2.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年6月 | 685 | 35.1 | 1.7 | 39 |
| 2024年6月 | 652 | 34.6 | 2.0 | 49 |
| 2025年6月 | 617 | 34.2 | 2.9 | 39 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社クロスエッジ東京都品川区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社L'ATELIER de SHIORI東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 補助金3,509万円[第八回]事業再構築補助金(交付申請等)中小企業庁
- 補助金900万円食品ロス削減・プラスチック資源循環対策/食品ロス削減総合対策事業/食品ロス削減等課題解決事業/食品ロス削減に向けた実証事業農林水産省 · 2023-11-29
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年6月期の売上高は38億円、営業利益は1億円。前期と比べると増収で、売上が+22.6%。
会社が出している今期の予想2027年6月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 95億円 | 38億円 |
| 営業利益 | 5億円 | 1億円 |
| 純利益 | 3億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
8期分
直近は2026年4Qで、売上は21億円、営業利益は1億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+40.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 6 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 8 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 7 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 8 | — | — | 0 |
| 2025年2Q | 16 | −1 | −6.3 | −1 |
| 2025年4Q | 15 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2026年2Q | 17 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年4Q | 21 | 1 | 4.8 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
2019年6月期からの8期で、売上は5億円から38億円へ7.6倍に増えた。直近期の営業利益率は2.6%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| グラウクス株式会社から株式会社クラダシに商号変更 | |||||
| 2019年6月 | 5 | — | 0 | — | 0 |
| 2020年6月 | 6 | — | 0 | — | 0 |
| 2021年6月 | 13 | — | 1 | — | 0 |
| 2022年6月 | 21 | — | −1 | — | −1 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2023年6月 | 29 | — | −2 | — | −2 |
| 株式会社クロスエッジの全株式を取得し、完全子会社化 | |||||
| 2024年6月 | 29 | — | 0 | — | 0 |
| 株式会社L'ATELIER de SHIORIの全株式を取得し、完全子会社化 | |||||
| 2025年6月 | 31 | −1 | −1 | −3.2 | 0 |
| 2026年6月 | 38 | 1 | 1 | 2.6 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年6月期
売上高38億円のうち、営業利益として残るのは1億円で2.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の2.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金97.4%37億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.6%1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 5期分
2025年6月期は営業CFが0億円、投資CFが−13億円で、差し引きのフリーCFは−13億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は10億円で、売上の3.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年6月 | 1 | −1 | 1 | 0 | 2 |
| 2022年6月 | 0 | 0 | 6 | 0 | 8 |
| 2023年6月 | −2 | −1 | 5 | −3 | 10 |
| 2024年6月 | 0 | −1 | 1 | −1 | 10 |
| 2025年6月 | 0 | −13 | 13 | −13 | 10 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 7期分
2025年6月期の総資産は31億円。このうち返さなくてよい自己資本が10億円で、自己資本比率は33.1%(業種中央値47.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年6月 | 1 | 0 | 1 | 14.8 |
| 2020年6月 | 2 | 0 | 2 | 17.5 |
| 2021年6月 | 4 | 1 | 3 | 16.7 |
| 2022年6月 | 11 | 6 | 5 | 60.9 |
| 2023年6月 | 13 | 10 | 3 | 76.3 |
| 2024年6月 | 15 | 10 | 5 | 71.5 |
| 2025年6月 | 31 | 10 | 21 | 33.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で322社中18位あたり、逆に低いのは営業利益率で322社中208位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥613で、1年前と比べて+18.6%。過去52週の値幅のなかでは81%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 110.1倍 |
| PER (会社予想) | 24.5倍 |
| PBR | 4.66倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月14日に5.2%高の668円となり、52週高値(670円)に接近。1ヶ月で19.29%上昇し、25日線を約19.5%上回る。出来高は8月14日に21.6万株と急増し、上昇トレンドが鮮明。RSIは90と過熱感も。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)。
PER 154.82倍と業界平均41.55倍の約3.7倍と突出して高く、PBR 4.64倍も平均2.95倍を大幅に上回る。ROEはマイナス3%と収益性が低く、配当利回りは0%で株主還元が乏しい。直近の売上高は29億→31億円と増加傾向にあるものの、営業損益は赤字が続き、投資家の将来期待が先行しているとみられる。割高感が顕著で、業績の裏付けがない高バリュエーションはリスクが大きい。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 110.1倍 | 39.6倍 |
| PER (予想) | 24.5倍 | — |
| PBR | 4.66倍 | 2.44倍 |
| ROE | -3.0% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
食品ロス削減という社会的価値を持つ事業で、売上は拡大傾向にある一方、依然として赤字が続いている。強気派は、市場の成長性と同社の先駆的ポジションを評価し、今後のスケールメリットで収益化が進むとみる。また、時価総額66億円と小さく、将来の成長余地に期待する。一方、弱気派は、収益化の目途が立たず、営業損失が続くことを懸念する。また、競合の参入やビジネスモデルの持続可能性に疑問を呈する。PBR4.6倍と利益の出ない企業としては割高とみる向きも多い。決算では、売上成長と利益率の改善が焦点となる。
- 社会的価値
食品ロス削減で社会貢献、企業価値向上
- 売上成長
売上高が2022/6期の21億から31億へ増加
- 成長余地
時価総額66億円と小さく、市場拡大で利益拡大の可能性
- 純損益が2期連続で黒字化、赤字脱却決算発表後影響中
純損益は▲2億円→0億円→0億円と改善。黒字化が2期続き、財務健全性が向上
- 売上高が31億円へと増収に転換2026年Q2影響中
売上高は29億円→31億円と+6.9%増。増収基調が業績改善の原動力に
- 株価が1年で18%上昇、需給は良好継続影響弱
1年リターン+18.2%、時価総額66億円。上昇トレンドで個人投資家の関心
- 時価総額66億円の小型株、テーマ性で資金集め不定影響弱
時価総額66億円、PBR4.64倍。成長期待で大型化の思惑も
- 赤字継続
直近期も営業損失で、収益化の見通しが不透明
- 競争激化
食品ロス市場は参入が容易で競合が多数存在
- 高バリュエーション
PBR4.6倍、収益力に対して割高
- 本業の営業赤字が継続、黒字化遠い通年影響強
営業利益▲1億円、営業利益率▲3.2%。収益構造の改善が急務
- PER154.8倍と割高、失望売りリスク決算発表後影響中
PER154.8倍、PBR4.64倍。業績未達なら大幅調整の可能性
- 過去2期は売上高29億円で停滞2026年Q2影響中
2023/6期29億、2024/6期29億、2025/6期31億。増収の持続性に疑問
- ROEがマイナス、資本効率が悪化継続影響弱
ROE▲3%、PBR4.64倍。自己資本を毀損、割高感も
- 売上高成長率
- 事業の拡大ペースを測る指標
- 営業損益
- 赤字縮小・黒字転換の進捗を確認
- 取扱商品数
- プラットフォームの規模と稼働状況を示す
株主
有価証券報告書より
2025年6月期末の株主数は延べ12,354人。区分でいちばん多いのは事業法人で53.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が53.7%を占め、残る46.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年6月% | 2024年6月% | 2025年6月% |
|---|---|---|---|
| 事業法人 | 57.2 | 54.4 | 53.7 |
| 個人・その他 | 35.4 | 43.7 | 44.1 |
| 証券会社 | — | 0.6 | 1.4 |
| 外国法人 | 3.4 | 1.1 | 0.7 |
| 外国人個人 | 0.2 | 0.1 | 0.1 |
| 金融機関 | 3.8 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位11者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社Social Good | 46.19 |
| 02 | ACTWELL合同会社 | 4.68 |
| 03 | 新生ベンチャーパートナーズ2号投資事業有限責任組合 | 3.47 |
| 04 | HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND投資事業有限責任組合 | 2.78 |
| 05 | 髙杉 慧 | 2.41 |
| 06 | ロート製薬株式会社 | 1.39 |
| 07 | 冨山 毅 | 1.36 |
| 08 | 大沢 亮 | 0.83 |
| 09 | 徳山 耕平 | 0.83 |
| 10 | 池森ベンチャーサポート合同会社 | 0.69 |
| 11 | SGインキュベート第1号投資事業有限責任組合 | 0.69 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で−100%、1株純資産は6期で−100%。直近期のROEは-3.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% |
|---|---|---|---|
| 2019年6月 | 15,721 | 48,884 | 38.3 |
| 2020年6月 | 6,572 | 43,724 | 21.0 |
| 2021年6月 | 4 | 8 | 62.2 |
| 2022年6月 | −9 | — | −22.5 |
| 2023年6月 | −17 | 95 | −20.1 |
| 2024年6月 | 1 | 96 | 1.2 |
| 2025年6月 | −3 | 94 | −3.0 |
| 2026年6月 | 6 | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/6期の役員報酬は総額37百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 関藤竜也 | 代表取締役 会長 | 55 | 5,035,000 |
| 河村晃平 | 代表取締役 社長CEO | 40 | 513,200 |
| 髙杉慧 | 取締役 CFO | 40 | 263,200 |
| 柏木彩 | 取締役(注)1 | 43 | — |
| 田上沙織 | 常勤 監査役(注)2 | 43 | — |
| 小川敬介 | 監査役(注)2 | 45 | — |
| 堀口拓也 | 監査役(注)2 | 36 | — |
役員報酬の内訳2025/6期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 27 | 27 | 7 |
| 社外監査役 | 3 | 9 | 9 | 3 |
| 社外取締役 | 1 | 1 | 1 | 1 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/6期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,639字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題10,611字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク9,872字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,343字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第12期(2025/07/01-2026/06/30)2026-02-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第11期(2024/07/01-2025/06/30)2025-09-26
- 半期報告書半期報告書-第11期(2024/07/01-2025/06/30)2025-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第10期(2023/07/01-2024/06/30)2024-09-26
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第3四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-09
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第2四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-08
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第1四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第9期(2022/07/01-2023/06/30)2023-09-28
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