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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

ジャパンインベストメントアドバイザー

7172 · Prime · 証券、商品先物取引業

航空機リースを核としたオペレーティング・リース事業の組成・販売・管理を手掛ける金融ソリューション企業。不動産小口化や太陽光発電投資にも展開。

概要

ジャパンインベストメントアドバイザー(JIA)は、2006年に設立された金融ソリューション企業である。航空機を中心とするオペレーティング・リース事業を主力とし、不動産小口化、太陽光発電、プライベート・エクイティ投資など多角的な事業を展開する。2014年に東京証券取引所マザーズに上場、2020年に市場第一部(現プライム市場)へ市場変更。2025年12月期の連結売上高は387億円、従業員数は343名。

手数料収入を核とする金融ソリューションモデル

JIAグループの収益の大部分は、航空機オペレーティング・リース(JOL)の組成・管理・出口業務に伴う手数料である。案件ごとにSPC(特別目的会社)が航空機を取得し匿名組合を組成、投資家が出資する。JIAの子会社JLPSが私募取扱い、管理業務を受託し、アレンジメントフィー、マネジメントフィー、再販手数料を得る。2025年12月期のオペレーティング・リース事業売上高は329億円と全体の85.1%を占める。

4つの主力事業とポートフォリオ拡充の戦略

JIAは中期経営計画(2024~2026年)で、オペレーティング・リース事業、不動産事業、環境エネルギー事業、プライベート・エクイティ投資事業の4つを主力に位置づける。2025年12月期の売上構成比はオペレーティング・リース85.1%、不動産1.3%、環境エネルギー3.2%、プライベート・エクイティ1.8%、その他8.5%。同事業以外の売上構成比15%を目指し、2026年には同17%へ引き上げる計画である。

グループ子会社を通じた事業領域の多角化

JIAは子会社を通じて事業を拡大してきた。JPリースプロダクツ&サービシイズ(JLPS)が航空機・船舶リース、太陽光発電ファンド組成を担う。JIA証券(旧三京証券)は証券事業、JIA信託は運用型信託事業を展開する。2024年にはクラウドファンディング事業(CFスタートアップス)や投資運用・投資助言事業(マイルストンアセットマネジメント)、航空運送事業(パイオニアエース航空)を開始し、事業ポートフォリオを拡充している。

堅調な成長を続ける収益と財務基盤

JIAの連結売上高は2012年12月期の1億円から2025年12月期には387億円へ拡大した。同期間の当期純利益は0億円から105億円に増加。2025年12月期末の総資産は2,936億円、自己資本比率は25.0%である。2024年3月には「一部コミットメント型ライツ・オファリング」により103億円の増資を実施。同年6月には無格付け社債35億円を発行し、資金調達力を強化している。

業界の中での役割は金融ソリューションプロバイダー(リースアレンジャー・投資組成)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
387億円
営業利益
189億円
営業利益率
48.8%
純利益
105億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
オペレーティング・リース事業330億円85.1%
その他事業33億円8.5%
環境エネルギー事業13億円3.4%
プライベート・エクイティ投資事業7億円1.8%
不動産事業5億円1.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01航空業界(航空会社等)主力

航空機を対象とした日本型オペレーティング・リース(JOL)事業を展開。SPC(匿名組合営業者)が航空機を取得し、航空会社に賃貸。JLPSが組成・販売・管理・出口管理の業務を受託し手数料を得る。投資家は匿名組合員として出資し、税制メリットやキャピタルゲインを享受。

主要顧客航空会社

主な製品・サービス4
オペレーティング・リース(航空機)
航空機を取得し航空会社にリースする事業。投資家から資金を募り、リース料収入を原資に投資家へ分配。
アレンジメントフィー
リース案件の組成・私募取扱いに対する手数料。
マネジメントフィー
リース期間中の管理業務に対する定期手数料。
再販手数料/リマーケティングフィー
リース満了時の物件売却又は再リース設定に対する手数料。

02不動産(投資家・不動産オーナー)準主力

中堅・中小企業のオーナーや個人・法人投資家向けに、不動産信託受益権の小口化商品を組成・販売。SPCが不動産を取得し信託化、受益権を小口化して販売。JLPS及びJIA証券が私募取扱い、JIAが組成・運用管理を行う。

主な製品・サービス3
不動産小口化商品(信託受益権)
不動産を信託し受益権を小口化した投資商品。投資家は賃貸収入や売却益を得る。
アレンジメントフィー(不動産)
不動産信託受益権の組成手数料。
信託報酬・委託者報酬・受益者代理人報酬
信託の管理・運用・代理業務に対する定期報酬。

03再生可能エネルギー(太陽光発電)準主力

太陽光発電事業向けに、プロジェクト開発、ファイナンス組成、運営管理を提供。匿名組合スキームを用いて投資家から資金を募り、SPCが発電設備を保有・運営。売電収入を投資家に分配。JIAは開発報酬、アセットマネジメント報酬、売電収入を得る。

主な製品・サービス4
太陽光発電事業(匿名組合スキーム)
太陽光発電設備をSPCが保有し、投資家が出資。売電収入を分配。JIAが開発・運営管理を担当。
初期マネジメント報酬
太陽光発電プロジェクト開発に対する報酬。
期中マネジメント報酬
発電設備運営管理に対する定期報酬。
売電収入(JIA保有時)
JIAが買取請求権を行使し自ら保有する場合の売電収入。FIT価格に基づく。

04未上場企業(投資対象)副次

プライベート・エクイティ投資として、未上場企業に出資(プリンシパル投資)又は募集ファンドを組成し、IPOやM&Aによるキャピタルゲインを目指す。

主な製品・サービス2
プリンシパル投資
当社が直接未上場企業に出資し、株式譲渡益を狙う。
募集ファンド運営
投資家から資金を募るファンドを組成し、運営する。

製品と技術

航空機オペレーティング・リース(JOL)の仕組み

JIAの中核商品は日本型オペレーティング・リース(JOL)である。JLPSがSPCを設立し、航空機を購入、航空会社にリースする。投資家は匿名組合員として出資し、リース料収入を原資に分配を受ける。リース期間前半は定率法減価償却費が収益を上回り赤字となるが、後半は黒字化し、物件売却時にキャピタルゲインを得る可能性がある。JLPSは組成時(アレンジメントフィー)、管理期間中(マネジメントフィー)、出口時(リマーケティングフィー)の3種の手数料を得る。

不動産小口化商品(信託受益権スキーム)

不動産事業では、中堅中小企業のオーナーや個人・法人投資家向けに不動産信託受益権の小口化商品を提供する。JIAのSPCが不動産を取得し、JIA信託に信託。受益権を小口化し、JLPSまたはJIA証券が私募取扱いで販売する。JIAは組成手数料(アレンジメントフィー)、信託報酬、委託者報酬、受益者代理人報酬を得る。2023年4月から組成・販売を開始し、2025年12月期の不動産事業売上高は5億円である。

太陽光発電ファンドと環境エネルギー事業

環境エネルギー事業は主に太陽光発電所を対象とする匿名組合スキームで構成される。JIAがプロジェクト開発と建設資金の立替を行い、JLPSが私募取扱いで投資家から資金を募る。SPCが発電設備を保有し、FIT価格で売電。JIAは開発報酬、アセットマネジメント報酬を得るほか、買取請求権を行使して自ら保有する場合には売電収入も計上する。2025年12月期の同事業売上高は12億円、メガソーラーから羊を活用した除草事業(アグリ&バイオ事業)も展開する。

プライベート・エクイティ投資と上場支援

プライベート・エクイティ投資事業では、未上場企業への直接出資(プリンシパル投資)と投資家から資金を募る募集ファンドの運営を行う。IPOやM&Aによるキャピタルゲインを目指す。また、2021年7月からTOKYO PRO MarketのJ-Adviser資格を取得し、上場支援事業も展開。2024年12月には福岡PRO MarketのF-Adviser資格も取得した。2025年12月期の同事業売上高は7億円で、前期比521%増加した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

証券、商品先物取引業のなかでの位置

投資助言で独立系首位級、成長鈍化も利益率高水準

証券・商品先物取引業に分類され、投資助言・運用サービスを手掛ける。直近の売上高は218億円から311億円、387億円と拡大し、営業利益率は38.91%から48.84%へ急上昇している。同業他社と比較すると、AIフュージョンキャピタルグループやFUNDINNOなどの新興系が台頭する中、独立系としての資産運用ノウハウと顧客基盤が強み。インテグラルはプライベートエクイティで異なる戦略を採るが、同じ証券業界で競合関係にある。収益成長が続く一方で、市場全体の投資環境変化への依存度が高く、差別化が課題となる。

強み

  • 営業利益率が約49%と極めて高く、収益性で同業を大きくリードする。
  • 売上高が3期連続で増加し、直近は約387億円に到達した。
  • 特定グループに属さず、中立的な投資助言を提供できる強みがある。
  • 投資助言の専門家を抱え、高付加価値サービスを提供している。

課題

  • 株式市況や投資家心理の影響を強く受け、業績が不安定化するリスク。
  • 新興の同業他社が参入し、手数料競争が激しくなる可能性。
  • 金融規制や法令変更により、ビジネスモデルの見直しが必要になる恐れ。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

証券・カード・リースの時価総額近傍。太字がジャパンインベストメントアドバイザー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18511日本証券金融2,042億円19.0倍
28698マネックスグループ1,797億円16.5倍
38584ジャックス1,705億円10.0倍
48585オリエントコーポレーション1,468億円11.3倍
57148FPG1,414億円9.2倍
67172ジャパンインベストメントアドバイザー1,278億円10.4倍
78595ジャフコ グループ1,247億円18.6倍
88541愛媛銀行1,210億円16.6倍
98707岩井コスモホールディングス1,137億円10.2倍
108739スパークス・グループ1,076億円16.1倍
114819デジタルガレージ999億円76.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(証券・カード・リース)に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

海運コンテナリースから始まった2006年の創業

JIAは2006年9月、有限会社ジャパン・インベストメント・アドバイザーからの会社分割により株式会社として設立された。分割時に承継した海運コンテナオペレーティング・リース事業を開始する。2007年1月には米国CAI Internationalと合弁でCAIJ株式会社(現フィンスパイア)を設立し、同社のコンテナポートフォリオを活用した事業へ参入。同年2月にはM&Aアドバイザリー事業も開始した。

2011年の航空機リース参入と2014年のIPO

2011年8月、JPリースプロダクツ&サービシイズ(JLPS)を設立し、航空機オペレーティング・リース事業に本格参入。これが後に主力事業となる。2013年には環境エネルギー事業を和歌山県みなべ町のメガソーラーから開始。2014年4月に現社名へ商号変更し、同年9月に東京証券取引所マザーズ市場に上場した。上場時の売上高は10億円、当期純利益4億円であった。

M&Aで事業領域を拡大した2015年

2015年はJIAのM&Aが集中した年である。8月にはプライベートエクイティファンド「JPE第1号」を活用した投資事業を開始。9月には株式会社日本證券新聞社の全株式を取得し、メディア事業・IRアドバイザリー事業を開始。10月にはJLPSが船舶オペレーティング・リース事業とパーツアウト・コンバージョン事業を開始した。同年の売上高は28億円、当期純利益8億円と前年から倍増した。

子会社の完全子会社化と市場変更(2016~2020年)

2016年3月、JIAは米国CAI Internationalが保有するCAIJ株式を取得し100%子会社化。CAIJは2017年3月にフィンスパイアに商号変更した。2017年5月には情報システム会社3社との合弁で株式会社イーテアを設立しフィンテック事業に協業。2020年10月、東京証券取引所市場第一部へ市場変更。この間、売上高は2016年の59億円から2020年には177億円へ成長した。

証券・信託事業への進出(2021~2022年)

2021年9月、JIAは三京証券株式会社の全株式を取得し証券事業を開始、JIA証券株式会社に商号変更した。2022年1月、JIA信託株式会社が運用型信託会社の免許を取得し信託事業を開始。これにより、ファンド組成から販売、管理までの一貫サービスが可能となった。2022年4月には東京証券取引所の新市場区分「プライム市場」へ移行した。

資金調達の多様化と新規事業(2023~2024年)

2023年9月、JIAは国内公募社債として初の無格付け債35億円を発行し、ロンドン証券取引所グループのDEALWATCH AWARDS 2023で「Debut Debt Deal of the Year」を受賞。2024年3月にはライツ・オファリングにより103億円を増資。同年5月にはクラウドファンディング事業、6月には投資運用・投資助言事業、航空運送事業を開始し、事業領域を急拡大した。

2024年の大型投資とグループ拡大

2024年は積極的なM&Aと新規事業立ち上げが続いた。6月にはパイオニアエース航空が航空運送事業を開始。9月にはフジマウンテンプレミアムリゾートの株式を取得し持分法適用会社化。12月には福岡証券取引所Fukuoka PRO MarketのF-Adviser資格を取得し、上場支援事業を拡大した。2025年12月期の売上高は387億円、営業利益189億円と過去最高を更新した。

年表33件を開く

2000年代

  • 2006年9月創業有限会社ジャパン・インベストメント・アドバイザーから会社分割により株式会社ジャパン・インベストメント・アドバイザーを設立し、分割時に承継した海運コンテナオペレーティング・リース事業を開始。
  • 2007年1月米国CAI International,Inc.と合弁でCAIJ株式会社(現フィンスパイア株式会社)を設立し、CAIJによる米国CAI International,Inc.が保有するポートフォリオを活用した海運コンテナオペレーティング・リース事業を開始。
  • 2007年2月株式会社ジャパン・インベストメント・アドバイザーから、CAIJ株式会社(現フィンスパイア株式会社)に海運コンテナオペレーティング・リース事業を移管。 M&Aアドバイザリー事業を開始。

2010年代

  • 2011年8月創業JPリースプロダクツ&サービシイズ株式会社を設立し、航空機オペレーティング・リース事業を開始。
  • 2012年8月有料職業紹介事業許可を得て、人材紹介事業を開始。
  • 2013年11月環境エネルギー事業を開始(和歌山県日高郡みなべ町におけるメガソーラー発電事業に取組む)
  • 2013年12月JPリースプロダクツ&サービシイズ株式会社にて海運コンテナオペレーティング・リース事業を開始。
  • 2014年4月商号変更株式会社ジャパンインベストメントアドバイザーに商号変更。
  • 2014年5月JPリースプロダクツ&サービシイズ株式会社が太陽光発電事業の第1号ファンドを組成・販売。
  • 2014年8月宅地建物取引業免許を取得し、不動産事業を開始。
  • 2014年9月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。
  • 2015年8月プライベートエクイティファンド「JPE第1号」を活用したプライベート・エクイティ投資事業を開始。
  • 2015年9月株式会社日本證券新聞社の全株式を取得し、メディア事業・IRアドバイザリー事業を開始。
  • 2015年10月JPリースプロダクツ&サービシイズ株式会社が、船舶オペレーティング・リース事業、及びパーツアウト・コンバージョン事業を開始。
  • 2016年1月上場上場支援事業開始。
  • 2016年3月M&A米国CAI International,Inc.が保有する、CAIJ株式会社(現フィンスパイア株式会社)株式を取得し、100%子会社化。(2017年3月に、CAIJ株式会社からフィンスパイア株式会社に商号変更)
  • 2017年5月上場東証上場の情報システム会社3社との合弁により、株式会社イーテア(持分法適用会社)を設立し、フィンテック事業の協業を開始。
  • 2017年11月フィンスパイア株式会社が保険代理店事業を開始。(2019年7月にフィンスパイア株式会社を吸収分割会社としてJPリースプロダクツ&サービシイズ株式会社が保険代理店事業などを承継。)
  • 2019年9月アグリ&バイオ事業を開始。(太陽光発電所の除草等の目的で羊を放牧)
  • 2019年11月JPリースプロダクツ&サービシイズ株式会社の100%子会社であるJLPS Ireland Limitedが欧州における案件組成の拠点として活動を開始。

2020年代

  • 2020年10月東京証券取引所市場第一部(現プライム市場)へ市場変更。
  • 2021年7月上場東京証券取引所が運営するプロ投資家向け株式市場「TOKYO PRO Market」に係る「J-Adviser」資格を取得し、TOKYO PRO Marketにおける上場支援事業開始。
  • 2021年9月商号変更三京証券株式会社の全株式を取得し、証券事業を開始。(JIA証券株式会社に商号変更)
  • 2022年1月JIA信託株式会社が、運用型信託会社の免許を取得し、信託事業を開始。
  • 2022年4月東京証券取引所新市場区分「プライム市場」へ移行。
  • 2022年7月グローバルに展開するファンド運営会社との合弁会社である、JIA Aviation Finance 合同会社(持分法適用会社)が航空機ファイナンス事業を開始。
  • 2023年4月不動産小口化商品の組成・販売開始。
  • 2023年9月国内公募社債初の無格付け債35億円を発行。(ロンドン証券取引所グループが運営する「DEALWATCH AWARDS 2023」において「Debut Debt Deal of the Year」受賞)
  • 2024年3月「一部コミットメント型ライツ・オファリング」により、103億42百万円の増資を実施。
  • 2024年5月株式会社CFスタートアップスの全株式を取得し、クラウドファンディング事業を開始。
  • 2024年6月マイルストンアセットマネジメント株式会社の86.2%の株式を取得し、投資運用・投資助言事業を開始。パイオニアエース航空株式会社が、運行管理施設等の検査に合格し、航空運送事業を開始。
  • 2024年9月フジマウンテンプレミアムリゾート株式会社の株式を取得し、持分法適用会社化。
  • 2024年12月上場福岡証券取引所が運営するプロ投資家向け株式市場「Fukuoka PRO Market」に係る「F-Adviser」資格を取得し、Fukuoka PRO Marketにおける上場支援事業を開始。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 2026年当期純利益2026年12月期まで130億円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益の高収益率2026年12月期まで26.6%
  • オペレーティング・リース事業以外の売上構成比2026年12月期まで17%
  • 増益率2026年12月期まで+23.3%
  • ROE2026年12月期まで16.9%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    コア事業の持続的成長

    主力の航空機オペレーティング・リース事業において、商品組成力・資金調達力の向上、キャッシュ・コンバージョン・サイクルの短縮、与信管理の強化、専門人材の登用により競争優位性を維持・強化する。

  2. 02

    事業ポートフォリオの拡充

    オペレーティング・リース事業への高い依存度を是正し、不動産、環境エネルギー、プライベート・エクイティ投資の各事業で売上拡大を図る。ワンストップサービス体制の強化や顧客ニーズに応えるソリューション提供を徹底する。

  3. 03

    サステナビリティ経営の推進

    再生可能エネルギー事業の拡大、遊休資源活用による地方創生、航空機リサイクル・リユース事業(パーツアウト・コンバージョン事業)の拡大を通じて持続可能な循環型社会に貢献する。

  4. 04

    中堅・中小企業の課題解決支援

    後継者不足や人手不足、物価上昇などの社会課題に直面する中堅・中小企業向けに、多様な金融サービスを提供し、経営課題の解決を支援する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で343人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は958万円で、9期前と比べて+3.2%平均年齢は48.1歳、平均勤続年数は3.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月60
2017年12月93
2018年12月145
2019年12月92846.12.0178
2020年12月91847.32.6194
2021年12月91748.23.1214
2022年12月91447.93.3238
2023年12月93547.63.5252
2024年12月89247.53.52974,074
2025年12月95848.13.63435,510

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)52.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 7 / 海外 0、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
本社 — 東京都千代田区99百万円
福万B太陽光発電所 — 鳥取県米子市47百万円
福万A太陽光発電所 — 鳥取県米子市44百万円
平田村太陽光発電所 — 福島県平田村39百万円
平田村第2発電所 — 福島県平田村36百万円
日光高徳太陽光発電所 — 栃木県日光市33百万円
西日本支社 — 大阪市中央区19百万円
主な関係会社
  • 国内
    JPリースプロダクツ&サービシイズ株式会社(注)2
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    JLPS Ireland Limited
    アイルランド · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    フィンスパイア株式会社
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    JIA信託株式会社
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    JIA証券株式会社
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社日本證券新聞社
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    JIA Aviation Finance 合同会社
    東京都千代田区 · 持分法適用会社
    議決権47.5%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は387億円営業利益189億円前期と比べると増収増益で、売上が+24.4%、利益が+56.2%。

売上高
+24.4%
387億円
営業利益
+56.2%
189億円
純利益
+29.6%
105億円
営業利益率
48.8%
前期比 +9.9%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高490億円387億円
営業利益236億円189億円
純利益130億円105億円
1株あたり配当¥108¥108

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、営業収益は227億円、営業利益は126億円。前年の2025年2Qと比べると、営業収益は+9.1%、営業利益は+10.5%。

対象期間営業収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q391333.36
2023年2Q501938.011
2023年3Q5946.85
2023年4Q702
2024年1Q904853.341
2024年2Q601423.316
2024年4Q1615936.624
2025年2Q20811454.861
2025年4Q1797541.944
2026年2Q22712655.579

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年8月期からの15期で、営業収益は1億円から387億円へ387.0倍に増えた。直近期の営業利益率は48.8%。営業収益は4期、純利益は2期の連続増加。

決算期営業収益億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年8月100
2012年12月100
2013年12月532
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。
2014年12月1074
2015年12月28138
上場支援事業開始。
2016年12月592214
東証上場の情報システム会社3社との合弁により、株式会社イーテア(持分法適用会社)を設立し、フィンテック事業の協業を開始。
2017年12月864227
2018年12月1507250
2019年12月1667246
2020年12月1776138
東京証券取引所が運営するプロ投資家向け株式市場「TOKYO PRO Market」に係る「J-Adviser」資格を取得し、TOKYO PRO Marketにおける上場支援事業開始。
2021年12月1414729
2022年12月1805944
2023年12月2183724
福岡証券取引所が運営するプロ投資家向け株式市場「Fukuoka PRO Market」に係る「F-Adviser」資格を取得し、Fukuoka PRO Marketにおける上場支援事業を開始。
2024年12月31112111638.981
2025年12月38718916648.8105

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

営業収益387億円のうち、営業利益として残るのは189億円48.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は105億円、売上の27.1%にあたる。営業利益率は業種中央値19.6%を上回る水準。

営業収益を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金24.8%96億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金26.6%103億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益48.8%189億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
75.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+29.3pt
48.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+7.7pt
27.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+5.1pt
15.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが−85億円、投資CFが−97億円で、差し引きのフリーCFは−182億円期末の手元現金は648億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2012年12月3−2−11
2013年12月1013
2014年12月−111−112213
2015年12月74−6−5724
2016年12月−115−215967
2017年12月−231−28307115
2018年12月−230−18337203
2019年12月−207−18390362
2020年12月240−17−371214
2021年12月241−182−154122
2022年12月−489−93666208
2023年12月−18139213282
2024年12月−101135194515
2025年12月−85−97304648

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2025年12月期の総資産は2,936億円。このうち返さなくてよい自己資本が805億円で、自己資本比率は25.0%(業種中央値34.9%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年8月11068.8
2012年12月31234.5
2013年12月75274.6
2014年12月141141279.7
2015年12月94197520.5
2016年12月2826821423.9
2017年12月66014351721.5
2018年12月1,06832174730.0
2019年12月1,5893631,22622.7
2020年12月1,12239173134.7
2021年12月1,01841760140.8
2022年12月1,7594681,29126.0
2023年12月2,1184881,63022.6
2024年12月2,4496771,77227.3
2025年12月2,9368052,13225.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
648億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
378億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
2,132億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
47
/ 100
安定性自己資本比率17 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

証券、商品先物取引業 37社との比較

同じ証券、商品先物取引業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率37社中2位あたり、逆に低いのは自己資本比率37社中22位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
15.0%/中央値 9.9%
P25 7.7%P75 15.8%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
48.8%/中央値 19.6%
P25 8.3%P75 34.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
25.0%/中央値 34.9%
P25 12.8%P75 58.5%
営業収益成長率前期からの売上の伸び
24.4%/中央値 15.4%
P25 2.9%P75 25.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.2%/中央値 4.3%
P25 3.3%P75 5.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,095で、1年前と比べて+17.4%過去52週の値幅のなかでは45%の位置にある。

¥2,095-0.9%1ヶ月+5.4%1年+17.4%時価総額1,278億円
過去52週の値幅
安値¥1,769高値¥2,496

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.4倍
PER (会社予想)10.0倍
PBR1.58倍
配当利回り5.16%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で3.05%下落し、8月3日に1121800株の大量売りで1991円まで急落したが、その後は持ち直して2065円で推移。25日線を下回る一方、75日線・200日線は上回っており、中期トレンドは維持。52週高値2496円からは17%下落、安値1769円からは17%上昇とレンジ相場。RSIは40.22とやや売られ過ぎ圏に近く、自律反発の可能性。出来高は急落時に膨らみ、戻り局面では減少しており、需給はやや過熱感が残る。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)

PERは10.22倍と業界平均12.26倍を下回り、予想PERも9.9倍と低い。PBRは1.56倍と業界平均1.44倍をやや上回るが、ROE15%と高く、収益性を考慮すれば妥当。配当利回りは5.23%と業界平均4.15%を上回り魅力的だが、配当性向が300%を超えており持続性に懸念。証券業は市況変動が大きいが、直近の業績は好調で、収益力と株主還元の高さから割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.4倍14.3倍
PER (予想)10.0倍
PBR1.58倍1.43倍
ROE15.0%7.7%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

企業再生やM&A支援は好調で、売上高・利益ともに急拡大している。強気派は、日本企業の事業再編や後継者不在の問題が増加しており、アドバイザリー需要は今後も拡大するとみる。また、高い営業利益率が示すビジネスモデルの優位性を評価する。一方、弱気派は、成功報酬依存のため業績の変動が大きく、大型案件の有無によって収益が左右されると懸念する。直近の業績は好調だが、中長期的な成長の持続性と案件パイプラインの充実度が焦点。

プラスに働く材料7
  • 業績の急拡大

    2022年から2025年にかけて売上高は約2倍、純利益は約2.4倍に増加。

  • 高い収益性

    2025年12月期の営業利益率は約49%と非常に高く、ビジネスモデルの優位性を示す。

  • 需要の拡大

    企業再生やM&Aの需要は、景気・事業環境の変化で高まっている。

  • 営業利益189億円と前期比56%増益決算発表後影響

    営業利益は121億円→189億円、売上高も311→387億円と拡大。

  • 営業利益率48.8%と極めて高い収益性通年影響

    売上高387億円に対し営業利益189億円。

  • 予想PER9.9倍と成長対比で割安決算発表後影響

    純利益105億円に対し現在PER10.22倍、来期予想9.9倍。

  • 配当利回り5.23%と高水準の還元継続影響

    配当利回り5.23%と高利回り。

マイナスに働く材料7
  • 業績の変動性

    成功報酬型のため、大型案件の有無で収益が大きく変動する。

  • 競争の激化

    アドバイザリー市場には内外の競合が多く、案件獲得競争が激化している。

  • 高成長の持続性

    急成長後の反動減や、市場サイクルの影響で成長鈍化のリスクがある。

  • 純利益が営業利益の半分強に留まる通年影響

    営業利益189億円に対し純利益105億円、税等で84億円控除。

  • 売上高成長率が42.7%→24.4%に鈍化通年影響

    FY24は+42.7%増収、FY25は+24.4%に減速。

  • 外国人保有比率3.9%と低く需給偏る継続影響

    外国人保有比率3.93%で海外資金の流入が限定的。

  • 株価1年で13.7%上昇し達成感決算発表後影響

    前年比+13.72%と上昇、短期の利益確定売り。

次の決算で確かめる点
受注案件数
将来の売上高を占う重要な指標で、パイプラインの充実度を確認するため。
大型案件の有無
成功報酬型モデルでは、大型案件が業績を大きく左右するため。
一案件当たりの報酬額
サービス提供価値と単価動向を把握するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり108で、前期から+222.2%いまの株価に対する利回りは5.16%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥108
1株あたり
配当利回り
5.16%
いまの株価に対して
配当性向
300.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月337.3
2017年12月680.015.7
2018年12月966.77.9
2019年12月1446.713.6
2020年12月2045.534.2
2021年12月200.026.8
2022年12月200.027.4
2023年12月200.045.1
2024年12月2736.050.0
2025年12月87222.2300.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥108

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ30,273人。区分でいちばん多いのは個人・その他37.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が54.2%を占め、残る45.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他57.555.655.954.638.837.5
事業法人22.725.125.325.237.137.1
金融機関13.714.716.116.216.917.0
証券会社1.11.71.31.63.44.4
外国法人4.82.81.22.33.63.8
自己株式1.81.81.81.80.90.8
外国人個人0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社こうどうホールディングス35.53
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)10.62
03白岩 直人7.27
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.07
05石川 禎二1.03
06楽天証券株式会社共有口0.96
07株式会社SBI証券0.95
08双日株式会社0.66
09JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.63
10井上 泰輔0.62

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近7
  • 2026-08-07
    株式会社こうどうホールディングス
    新規の大量保有報告
    34.91%
  • 2026-06-15
    白岩 直人
    新規の大量保有報告
    0.00%
    -17.10pt
  • 2026-06-10
    双日株式会社
    新規の大量保有報告
    19.95%
    +2.20pt
  • 2026-05-29
    白岩 直人
    新規の大量保有報告
    17.10%
  • 2026-05-27
    双日株式会社
    変更報告
    17.75%
  • 2026-05-26
    双日株式会社
    新規の大量保有報告
    17.75%
  • 2026-05-12
    白岩 直人
    新規の大量保有報告
    17.10%
    -0.83pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+270%、1株純資産は15期で+1222%。直近期のROEは15.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年8月479221.8
2012年12月−33167
2013年12月122654.5
2014年12月206144.747.4
2015年12月348846.326.6
2016年12月5927632.130.437.3
2017年12月10752626.029.415.7
2018年12月1761,07821.717.57.9
2019年12月1531,20913.49.913.6
2020年12月6464510.210.434.2
2021年12月486887.313.426.8
2022年12月7375710.18.027.4
2023年12月397915.017.045.1
2024年12月1331,10514.08.650.0
2025年12月1741,21415.011.7300.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2025/12期の役員報酬は総額178百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
白岩直人代表取締役社長654,434,200
石川禎二取締役 航空機 ファイナンス 事業部管掌65630,000
杉本健取締役 管理本部長6314,000
森嶬取締役8410,000
柳井俊二取締役89
前川晶取締役53
井戸清人取締役75
鞠子千春戸籍上の氏名髙木千春取締役47
佐藤秀明常勤監査役68
小松澤仁監査役836,000
伊牟田均監査役785,000
新井晃二64
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢保有株数
村上満保取締役 事業開発本部長641,500
加瀬豊取締役 監査等委員79
杉山愛取締役 監査等委員51
鞠子千春社外取締役

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)313713746
社外取締役840405
監査役1111

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容6,661字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社JPリースプロダクツ&サービシイズ株式会社(以下、JLPSという。)他23社及び持分法適用関連会社6社で構成されており、主に金融ソリューション事業を展開しております。詳細は、「4 関係会社の状況」をご参照ください。なお、当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場企業に該当しており、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については、連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社は、金融ソリューション事業のうち主要事業であるオペレーティング・リース事業のシェアが全体の収益の大部分を占めているため、単一の事業セグメントとして運営しております。その他事業においても、共通の経営基盤と戦略に基づいて展開しているため、財務報告においては、事業全体を一つのセグメントとして取り扱っております。 事業概要、収益内容等は以下のとおりです。 (事業系統図) [1]オペレーティング・リース事業について 本書における「オペレーティング・リース事業」とは、一般的に「日本型オペレーティング・リース (JOL)」と呼ばれているものです。事業概要は以下のとおりです。 (オペレーティング・リース事業の主な関係者) 匿名組合営業者 JLPSの非連結子会社である(注1)SPC(Special Purpose Company)がリース物件を取得し、リース案件ごとに設立される匿名組合の営業者(以下、「営業者」という。)となり、リース事業を遂行します。 JPリースプロダクツ&サービシイズ(JLPS) JLPSは、営業者から組成、販売、管理、出口管理といったオペレーティング・リース事業の運営、並びに事業運営に係る匿名組合契約に基づく報告、営業者の会社運営上必要とされる記帳、税務申告等の一切の管理業務を受託することで、手数料を得ます。(注2) 投資家(匿名組合員) 匿名組合事業の損益に関して、リース期間前半には定率法による減価償却費等の費用が、収益よりも先行して発生するため赤字となる傾向にあります。一方、リース期間後半には減価償却費等が減少するため、黒字となる傾向があります。 投資家は、営業者と匿名組合契約を締結し出資することで、当該事業の損益を出資割合に応じて投資家自身の決算に取り込みます。また、リース期間終了後には、営業者によって、リース物件を市場等での売却、或いは再リースが行われ、それらの代金からノンリコースローン(リミテッドリコースローン)の返済後の残余額について、出資割合に応じた現金配分を受けます。この際、リース物件売却によるキャピタルゲインを得る可能性もあります。 これらにより投資家は資金を効率的に活用することができます。 賃借人(航空会社等) 賃借人は、投資家から利息負担が低い出資金を獲得することにより、賃借人が自ら物件を購入する場合に比べ、金融機関からの資金調達額を少なくすることが可能となります。 これにより、利息負担や金融機関の与信枠の使用が少なくなり、「調達コストの低減」、「費用の平準化」、「資金調達能力の向上」などのメリットがあります。 (注1)一般社団法人を親会社とする場合もあります。 (注2)匿名組合契約に基づく権利は、金融商品取引法第2条第2項第5号の有価証券に該当するため、JLPSが行う販売行為は、金融商品取引法上の有価証券の私募の取扱い、及び有価証券の売買に該当します。そのため、JLPSは、第二種金融商品取引業者の登録(関東財務局長(金商)第2606号)を行い、各種規制を遵守するための体制を整備・構築・運用しております。 (当社グループが行う一般的な航空機オペレーティング・リース事業の事業系統図) ①   JLPSの私募の取扱いにより、投資家は、案件ごとに設立される匿名組合営業者(以下、「営業者」という。)と匿名組合契約を締結し出資します。営業開始時点において、投資家による出資が行われていない場合、JLPSは投資家に地位譲渡することを前提に、一時的に当該権利を引き受けます。 営業開始日以後、JLPSは投資家に対して、JLPSが一時的に引き受けた当該権利の地位譲渡を行います。(注2) ②   営業者は、営業者(匿名組合員含む)に訴求しないノンリコースローン(リミテッドリコースローン)契約によって、金融機関から借入れを行います。 ※ノンリコースローン(リミテッドリコースローン)契約とは、返済原資に関して、借入人(営業者)が保有する特定の資産から生ずる将来のキャッシュ・フロー(リース料や資産の売却代金を含む)に限定し、借入人の他の資産に訴求させないローン契約を指します。 ③   営業者は、投資家からの出資金と金融機関からの借入金を合わせて、購入先からリース物件を購入します。 ④   営業者は、直ちに賃借人に対してリース物件をリースし、リース事業を開始します。 ⑤   賃借人は、リース契約に基づいて、定期的にリース料を営業者に支払います。 ⑥   営業者は、リース料収入により、借入金の元金と利息を金融機関に返済します。 ⑦   JLPSは、組成、販売、管理、出口管理といったオペレーティング・リース事業の運営、並びに運営に係る匿名組合契約に基づく報告、営業者の会社運営上必要とされる記帳、税務申告等の一切の管理業務を行い、手数料を得ます。(注2) ⑧   営業者は、定期的に匿名組合事業の決算を行い、事業損益を出資割合に応じて投資家に分配します。 ⑨   リース期間終了後、営業者はリース物件を市場等での売却、或いは再リースを行い、それらの代金からノンリコースローン(リミテッドリコースローン)の返済後の残余額を出資割合に応じて投資家に配分します。 (JLPSが受け取る各種手数料の内訳) JLPSが受け取る各種手数料の内容は以下のとおりであります。ただし、原則的な方針を示しており、案件の契約条件によっては、異なる方法を採用する場合があります。 売上区分   内容   売上計上時期   手数料の決定方法 A   アレンジメントフィー   案件組成、私募の取扱い、若しくは地位譲渡に対する手数料   <私募の取扱いによる販売の場合> ・営業者が、投資家から匿名組合契約に基づく出資を受け入れ、契約を締結した時点 <地位譲渡による販売の場合> ・JLPSが一時的に引き受けた匿名組合契約に基づく権利について、投資家と匿名組合契約の地位譲渡契約を締結した時点 ※JLPSが一時的に引き受けた権利の未譲渡分は、投資家に地位譲渡するまで、貸借対照表上の「商品出資金」に計上しております。   オペレーティング・リース事業の組成に際して、賃借人、金融機関等と交渉して決定した手数料やその他の市場実勢を参考にして決定 B   マネジメントフィー   管理業務を行うことによる手数料   管理期間に対応した手数料金額を売上計上 C   再販手数料/リマーケティングフィー   物件の売却若しくは再リースの設定に対する手数料   リース契約満了時に物件を売却した時点、若しくは新たなリース契約を締結した時点 [2]不動産事業について 本書における「不動産事業」とは、全国の中堅・中小企業のオーナー様をはじめとする資産運用、及び資産承継を検討される個人や法人の投資ニーズに応えるべく、不動産信託受益権小口化商品の組成・販売による手数料収益を目的とした不動産小口化事業が主たるものです。他に、不動産仲介事業等も行っております。不動産小口化事業の概要は以下のとおりです。 (当社グループが信託受益権を活用して行う、不動産小口化事業の事業系統図) ①   JIAの非連結子会社であるSPC(Special Purpose Company)が不動産(土地・建物)を取得し、SPCは、JIA信託(受託者)に信託します。 ②   JIAは、委託者として不動産の運用の指図を行います。また、受益者代理人として、受益者である投資家のために、信託法上の受益者の権利に関する行為を行います。 ③   JIA信託は、マスターリース会社に不動産を賃貸し、賃料を受け取ります。また、不動産管理は、プロパティマネジメント会社に委託します。 ④   マスターリース会社は、テナント等に転貸し、賃料を受け取ります。 ⑤   投資家は、第二種金融商品取引業者であるJLPS及びJIA証券が行う私募の取扱い等によりSPCより信託受益権を取得し、JLPS及びJIA証券は、私募の取扱いに関する手数料等を受け取ります。 ⑥   JIAは、SPCから組成に関するアレンジメントフィーを受け取ります。 ⑦   投資家は、不動産から発生する損益(賃貸収支・売却損益等)を、信託配当として受け取ります。 JIAは、信託勘定から委託者報酬・受益者代理人報酬を受け取ります。 JIA信託は、信託勘定から信託報酬を受け取ります。 (当社グループが受け取る各種手数料の内訳) 当社グループが受け取る各種手数料の内容は以下のとおりであります。ただし、原則的な方針を示しており、案件の契約条件によっては、異なる方法を採用する場合があります。 売上区分   内容   売上計上時期   手数料の決定方法 A   アレンジメントフィー   不動産信託受益権の組成に関する手数料   SPCが保有する不動産信託受益権をJLPS、JIA証券を通じて投資家に売却された時点   不動産の組成、販売に際して、各種費用やその他の市場実勢を参考にして決定 B   信託報酬   不動産信託受益権の設定・管理・運用に関する手数料   不動産信託受益権管理期間に対応した手数料金額を売上計上 C   委託者報酬   受託者に対する信託の運用指図に関する報酬   委託者である期間に対応した手数料金額を売上計上 D   受益者代理人報酬   受益者の権利の代理行為に関する報酬   受益者代理人である期間に対応した手数料金額を売上計上 [3]環境エネルギー事業について 本書における「環境エネルギー事業」とは、主に太陽光発電事業に関連した各種手数料、及び売電収入を目的としたものです。事業概要は以下のとおりです。 (環境エネルギー事業の主な関係者) 匿名組合営業者 JLPSの非連結子会社である(注1)SPC(Special Purpose Company)が太陽光発電設備を取得し、匿名組合の営業者(以下、「営業者」という。)となり、太陽光発電事業を遂行します。 JPリースプロダクツ&サービシイズ(JLPS) JLPSは、匿名組合出資持分に関する私募の取扱い、並びに匿名組合契約に基づく報告、営業者の会社運営上必要とされる記帳、税務申告等の一切の管理業務を受託することで、手数料を得ます。(注2) 当社(JIA) JIAは、プロジェクト開発に対する報酬、建設工事費用の稼働開始までの立替に関する金利として、収益を得ます。また、アセットマネジャーとして、太陽光発電設備運営にかかる業務を受託し、手数料を得ます。なお、匿名組合契約終了時には、買取請求権を有することがあります。 投資家(匿名組合員) 投資家は、営業者と匿名組合契約を締結し、出資することで、当該事業の損益を出資割合に応じた損益分配、及び現金分配を受けます。 また、匿名組合契約期間終了後、JIAが買取請求権を行使した場合には、JIAに売却が行われ、それらの代金からノンリコースローン(リミテッドリコースローン)の返済後の残余額を出資割合に応じて現金分配を受けます。 これらにより投資家は資金を効率的に活用することができます。 電力会社 電力会社は、営業者から電力を買取り、電力料金を支払います。 (注1)一般社団法人を親会社とする場合もあります。 (注2)匿名組合契約に基づく権利は、金融商品取引法第2条第2項第5号の有価証券に該当するため、JLPSが行う販売行為は、金融商品取引法上の有価証券の私募の取扱い、及び有価証券の売買に該当します。そのため、JLPSは、第二種金融商品取引業者の登録(関東財務局長(金商)第2606号)を行い、各種規制を遵守するための体制を整備・構築・運用しております。 (当社グループが投資家から匿名組合契約に基づく出資を受け入れて行う、環境エネルギー事業の事業系統図) ①   JIAは、営業者又は自己の名義でプロジェクトを取得、建設工事費用を立て替えて、太陽光発電設備を完工させます。 ②   JLPSの私募の取扱いにより、投資家は、匿名組合営業者(以下、「営業者」という。)と匿名組合契約を締結し、出資します。(注2) ③   営業者は、営業者(匿名組合員含む)に訴求しないノンリコースローン(リミテッドリコースローン)契約によって、金融機関から借入れを行います。 ※ノンリコースローン(リミテッドリコースローン)契約とは、返済原資に関して、借入人(営業者)が保有する特定の資産から生ずる将来のキャッシュ・フロー(売電収入や資産の売却代金を含む)に限定し、借入人の他の資産に訴求させないローン契約を指します。 ④   営業者は、投資家からの出資金と金融機関からの借入金を合わせて、土地所有者との契約に伴う支払、及びJIAが稼働前に立替えている、太陽光発電設備の支払を行います。 ⑤   営業者は、電力会社に売電を行い、太陽光発電事業を開始します。 ⑥   電力会社は、電力の買取代金を営業者に支払います。 ⑦   JIAは、太陽光発電事業のアセットマネジャーとして、プロジェクト開発に関する報酬、太陽光発電事業の運営にかかる業務の受託報酬を得ます。 営業開始後の、運営管理及び保安業務委託先、並びに工事請負先に対する支払は、営業者が相手先に直接支払います。 ⑧   JLPSは、匿名組合出資持分の販売に関する私募の取扱い、並びに匿名組合契約に基づく報告、営業者の会社運営上必要とされる記帳、税務申告等の一切の管理業務を受託することで、手数料を得ます。(注2) ⑨   営業者は、定期的に匿名組合事業の決算を行い、事業損益、及び現金分配を出資割合に応じて投資家に実施します。 匿名組合期間終了後、JIAが買取請求権を行使した場合、営業者は太陽光発電事業に関する資産を売却し、それらの代金からノンリコースローン(リミテッドリコースローン)の返済後の残余額を出資割合に応じて投資家に配分します。 (当社グループが受け取る各種手数料の内訳) 当社グループが受け取る各種手数料の内容は以下のとおりであります。ただし、原則的な方針を示しており、案件の契約条件によっては、異なる方法を採用する場合があります。 売上区分   内容   売上計上時期   手数料の決定方法 A   初期マネジメント報酬   太陽光発電プロジェクトの開発に関する報酬   営業者が、投資家から匿名組合契約に基づく出資を受け入れ、契約を締結した時点   太陽光発電事業の開始に際して、土地所有者、設備等関連業者、金融機関等と交渉して決定した手数料や売電料、その他の市場実勢を参考にして決定 B   私募の取扱いに関する手数料   私募の取扱いに関する手数料 C   期中マネジメント報酬   発電設備運営業務を行うことによる手数料   運営期間に対応した手数料金額を売上計上 D   業務委託料   匿名組合管理業務を行うことによる手数料   管理期間に対応した手数料金額を売上計上 E   売電収入   JIAが買取請求権を行使し、グループで保有する場合   電力会社が購入した金額相当を売上計上   固定価格買取制度(FIT)によって規定された価格 [4]プライベート・エクイティ投資事業について 本書におけるプライベート・エクイティ投資事業とは、未上場企業に出資し、IPO若しくはM&A等による株式譲渡に伴うキャピタルゲインを目的とするものです。 当社が直接出資するプリンシパル投資と、募集ファンドを組成して投資家を募る募集ファンド運営の2種類の事業形態があります。
経営方針・対処すべき課題2,623字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)当社グループの経営理念 当社グループは「金融を通じて社会に貢献する企業でありつづける」を経営理念に掲げております。金融力を活用して、日本経済を支える中堅・中小企業の秘めた潜在力を引き出し、事業継続のサポートを行ってまいります。 経営理念の実現に向けて、ステークホルダー(利害関係者)に対して下記のように取り組んでおります。 株主様へ   確実かつスピード感のある継続的な成長を目指し、企業価値の増大を通して株主様に貢献します。 お客様へ   お客様からの支持・信頼を原点とし、当社の提供する金融商品・サービスを通じて、企業、個人の繁栄に貢献するように努めます。 お客様・ ビジネスパートナー様へ   ビジネスパートナーの支持・信頼を得て、ともに社会的責任を果たし、成長することを目指します。 役職員へ   役職員一人ひとりがプロ意識を持ち、持てる力をフルに発揮出来る環境作りに取り組みます。 自由闊達、クリエイティブで新しいことにチャレンジすることを重視する組織・企業風土を大切にします。 (2)中期的な経営戦略 当社グループは、2023年7月31日に、中期経営計画(2024年~2026年)を発表いたしました。2026年の未来図実現に向けて、コロナ禍で停滞した事業モデルの進化を進めてまいります。 これまで、主力のオペレーティング・リース事業への高い依存度が続いておりました。2026年までに、高水準のオペレーティング・リース事業の増益を継続しながら、オペレーティング・リース事業以外の売上拡大を図り、事業ポートフォリオの拡充を図ってまいります。 その主力事業は、以下4事業です。 1.オペレーティング・リース事業 2.不動産事業 3.環境エネルギー事業 4.プライベート・エクイティ投資事業 これら主力事業において、オペレーティング・リース事業(主に航空機リース)で培ったファンド管理のリソースや、顧客基盤を活用し、資産運用を目的とする多様な投資家を獲得(個人、事業法人、金融機関)し、顧客層を拡大してまいります。 (3)目標とする経営指標 前述の中期経営経計画(2024年~2026年)において、以下の目標値を設定しております。 ① 2026年当期純利益 ・・・130億円 (当初中期計画は、250億円) ② 親会社株主に帰属する当期純利益 ・・・26.6% (当初中期計画は36%)の高収益率の実現 その実現のために、以下の指標を重要な指標として位置付けております。 重要な指標   2024年   2025年   2026年 実績   実績   当初中期計画   修正計画(※2) オペレーティング・リース事業以外の売上構成比   9%   15%   約30%   17% 増益率   +241.4%   +30.9%   利益倍増   +23.3% ROE   14.0%   15.0%   25%以上   16.9% 配当性向   20.3%   (※1)50.0%   50%以上を 目指す   50.3% ※1.2026年3月26日開催予定の第20回定時株主総会に付議いたします。 ※2.2026年2月10日の2025年12月期決算開示にて修正を発表いたしました。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 昨今、日本経済を支えてきた全国の中堅・中小企業は、急速な少子高齢化により、後継者不足や慢性的な人手不足等、深刻な社会課題に直面しております。また、エネルギーをはじめとした物価上昇、急激な為替変動、及びデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展等、経営課題も山積しております。これらの課題に適応し、持続可能な成長を実現するためには、安定したキャッシュフロー、イノベーション創出、及び効率経営推進等が求められます。 そのような中、当社グループは「金融を通じて社会に貢献する企業でありつづける」という経営理念の下、全国の中堅・中小企業の経営課題解決をサポートする多様なサービスを提供しております。これらのサービス提供により、社会課題解決と当社の企業価値向上を両立させてまいります。そのために、以下の対処すべき課題に取組んでまいります。 ① コア事業の持続的な成長 当社グループは、航空機を中心としたオペレーティング・リース事業を主力事業としております。その売上高構成比は、85.1%(当連結会計年度実績)を占めております。これまでに本事業で培った当社グループの競争優位性の維持と、更なるイノベーションを両立すべく、以下の課題に取り組んでまいります。 ・ 顧客ニーズに応える、商品組成力の向上 ・ 組成を円滑に進める、資金調達力向上 ・ キャッシュ・コンバージョン・サイクルの短縮化 ・ 取引先の与信管理等、ガバナンス体制の強化 ・ 高度な事業運営を担う、専門性の高い人材の登用 ② 事業ポートフォリオの拡充 当社グループは、主に全国の中堅・中小企業の経営課題解決をサポートする多様なサービスを提供しております。顧客本位の立場に立って、経営課題解決を支援すべく、以下の課題に取り組んでまいります。 ・ ワンストップのサービス提供体制の強化 ・ 専門性を向上させる情報連携ネットワーク拡充 ・ 顧客本位のソリューション提供の徹底 ・ 顧客ニーズの本質的な課題を見極める、専門性の高い人材の登用 ③ サステナビリティ経営の推進 当社グループは、環境エネルギー事業、パーツアウト・コンバージョン事業のサービス提供、及び日常の事業活動等を通じて、持続可能な循環型社会の実現に貢献してまいります。そのために、以下の課題に取り組んでまいります。 ・ 収益性向上を伴う再生可能エネルギー事業の取組拡大 ・ 遊休資源の活用等、再生可能エネルギー事業普及による地方創生 ・ 機齢を経た旅客機のリサイクル・リユースの拡大 (パーツアウト・コンバージョン事業の拡大) ・ 自治体や教育機関など地域社会との共生の推進 ・ SDGsが示す様々な社会課題の解決に貢献する、専門性の高い人材の登用
事業等のリスク7,984字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループにおける有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の投資判断に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスク要因につきましては、以下のようなものがあります。当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。 なお、文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来発生しうる全ての事業リスクを網羅するものではありません。 (オペレーティング・リース事業に対する依存度に係るリスクについて) 当社グループは、オペレーティング・リース事業における「日本型オペレーティング・リース投資商品」のアレンジメントフィー等を売上高として計上しております。設立時からオペレーティング・リース事業を主要事業として業容拡大を図ってきたため、当該事業の売上高は当社グループ売上高の大半を占めております。また、オペレーティング・リース事業の主な対象資産は、航空機、船舶及び海上輸送用コンテナであり、とりわけ航空機が大きな割合を占めております。 したがって、航空業界の経営環境や航空機オペレーティング・リース事業の競合環境の変化が、航空機のリース需要、及び「日本型オペレーティング・リース投資商品」の需要に影響を与え、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (オペレーティング・リース事業におけるリスクについて) 当社グループのオペレーティング・リース事業におけるリスクには以下のものがあります。 ① 世界各地における紛争や感染症の流行等が及ぼすリスクについて 当社グループのオペレーティング・リース事業における「日本型オペレーティング・リース投資商品」の主な対象資産は航空機、船舶及び海上輸送用コンテナであり、世界各国の主要な航空会社、船会社及び海運会社等が主な賃借人です。 これらの賃借人の活動範囲は、世界各地に及んでおり、世界各地における紛争や感染症の流行等が生じた場合には、賃借人のリース需要の減退、投資家の投資需要の減退を招き、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 ② 賃借人(航空会社等)の倒産等が及ぼすリスクについて 当社グループは「日本型オペレーティング・リース投資商品」の組成、及び販売に際して、投資家が出資する匿名組合事業の営業者であるSpecial Purpose Company(以下、「SPC」という。)から組成、販売、管理、出口管理といったオペレーティング・リース事業の運営、並びに事業運営に係る匿名組合契約に基づく報告、営業者の会社運営上必要とされる記帳、税務申告等の一切の管理業務を受託することで、手数料を得ております。 当社グループが組成した、オペレーティング・リース事業において、賃借人である航空会社等が法的倒産手続開始等の理由により、リース料を滞納した場合には、匿名組合事業の収益が悪化して、当該事業に投資している投資家が損失を被る可能性があります。このような事象が生じた場合には、投資家の投資需要減退を招き、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 ③ 残存価額(将来のリース物件売却価格)の変動が及ぼすリスクについて 「日本型オペレーティング・リース投資商品」に係る資産のリース期間終了後、賃借人がリース資産を購入しない場合には、匿名組合事業の営業者であるSPCは、保有するリース資産を市場にて第三者に売却します。 その際、当初の想定より低価格でしか売却できない場合には、匿名組合事業の収益が悪化して、当該事業に投資している投資家の分配額が減少し、損失を被る可能性があります。このような事象が生じた場合には、投資家の投資需要減退を招き、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 ④ 商品出資金に計上している匿名組合契約に基づく権利等に関するリスクについて 当社グループは、投資家に地位譲渡することを前提に、SPCに係る匿名組合契約に基づく権利を一時的に取得することを原則としており、当該匿名組合契約に基づく権利を連結貸借対照表の「資産の部」に「商品出資金」として取得価格で計上しております。また、投資家に地位譲渡することを前提に、商品組成前に一時的に航空機等の資産を保有する場合があり、これらの資産は連結貸借対照表の「資産の部」に「前渡金」として計上する場合があります。 当社グループが保有する「商品出資金」及び「前渡金」について、何らかの理由により当社グループが継続保有せざるを得ない場合には、当該出資金の地位譲渡に伴い見込んでいたアレンジメントフィーの収受、当該出資金の回収が困難となる場合があります。また、これにより、SPCではなく当社グループがオペレーティング・リース事業の資産を保有することとなります。さらに、リース物件価格の下落等が生じた場合には、当該持分の出資金全部又は一部を回収できなくなる可能性があります。このような事象が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 ⑤ 為替変動に関するリスクについて ⅰ)新規オペレーティング・リース事業に対する為替影響について オペレーティング・リース事業では、リース期間満了時のリース物件売却は、主に外貨建てで行っているため、当該オペレーティング・リース事業組成時点の為替レートよりも円高で売却された場合、円換算後の損益が悪化し、当該事業に投資している投資家が損失を被る可能性があります。 また、リース期間満了時に投資家が受け取る出資金も主に外貨建てで行われるため、円換算時に出資時と比較して円高となった場合には、受取額が当初出資額よりも減少することにより、当該事業に投資している投資家が損失を被る可能性があります。 このように、投資家が将来、円高となってオペレーティング・リース事業の損益又は収支が悪化し、損失を被ると予測した場合には、投資家の投資意欲が減退し、当社グループが組成する新規のオペレーティング・リース事業への投資を募ることが困難となる可能性があります。その結果、匿名組合契約に基づく権利の販売減少等により、当社グループが受け取る業務受託手数料が減少し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 ⅱ)商品出資金の譲渡に関する為替影響について 当社グループは、外貨建てで取得した商品出資金を円建てで投資家に譲渡する際、オペレーティング・リース事業組成時点の為替レートに基づき、譲渡価格を決定しております。 このため、当該商品出資金の取得後に為替相場が急激に円高となった場合、当該オペレーティング・リース事業の組成時点での為替レート水準で算定される商品出資金の価格に比して割高となるため、投資家の投資意欲の減退を招き、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 ⅲ)当社グループ保有資産に関する為替影響について オペレーティング・リース事業において、関連する市場取引は主に外貨建てで行われております。したがって、当社グループがリースアレンジメントに関連する取引を行う過程で、一時的に外貨建て資産或いは外貨建て負債が発生いたします。当該外貨建て資産或いは負債残高が膨らむ場合には、リスクヘッジの対策を講じますが、為替変動のタイミングによっては、当該外貨建て資産或いは負債を決済する際、若しくは当該外貨建て資産或いは負債残高の為替評価を四半期末毎に洗替える際に、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (リース資産のトレーディング事業、パーツアウト・コンバージョン事業等におけるリスクについて) 当社グループは、リース付き機体の売却(トレーディング)、航空機エンジン等の部品売却(パーツアウト)、及び旅客機を貨物機に改造して売却(コンバージョン)等、主に航空機に関連する資産のトレーディング事業を行っております。 当該事業においては、主に航空会社やリース会社等に売却することを目的に一時的に在庫を保有する場合があります。保有期間の航空業界の経営環境や競合環境の変化により、想定した売却価格よりも低価格でしか売却できない場合等には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (環境エネルギー事業におけるリスクについて) 当社グループにおける環境エネルギー事業の主な内容は、主に太陽光発電所の運営業務受託、投資商品の組成・販売のアレンジメント、及び自社保有発電所の売電に係る収益を得るものです。 当該事業においては、発電設備、土木、構造、事業用地の法令手続き等の瑕疵が発覚し、土地の権利、発電設備の安全性、発電事業の収益性、地域との共生等に問題が生じた場合、発電事業の収益が悪化して、当該事業に投資している投資家が損失を被る可能性があります。また、当社グループで保有する発電所においては、当社グループが損失を被る可能性があります。他にも、当該事業は「再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法」等の法的規制を受けており、関係する法令の改正や新設等によって、事業上の制約を受ける可能性があります。このような事象が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (プライベート・エクイティ投資事業におけるリスクについて) 当社グループは、プライベート・エクイティ投資事業として、主にバリューアップ等によるキャピタルゲインを得ること等を目的として、投資先企業の選定及び支援を行っております。 投資にあたっては、対象企業についてデューデリジェンスを行うことにより、リスクを極力低減させることに努めておりますが、投資前に発見できなかった又は投資後に発生した法令違反、未認識債務等が顕在化した場合や、投資先の将来の業績が当社想定を下回る場合には、投資資金の回収が困難となるだけでなく、当社営業投資有価証券への減損会計の適用等により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (不動産事業におけるリスクについて) 当社グループは、不動産事業として、国内不動産を対象とした不動産小口化商品の組成・販売のアレンジメントを行っております。主に、連結子会社のJIA信託株式会社(以下、「JIA信託」という。)を受託者とする信託受益権の形で組成し、同じく連結子会社のJPリースプロダクツ&サービシイズ株式会社(以下、「JLPS」という。)、及びJIA証券株式会社(以下、「JIA証券」という。)が当該信託受益権を投資家に販売しております。 これらの不動産小口化商品の販売が停滞し、不動産市況や対象物件の周辺環境等の急激な変化により、不動産小口化商品の価値が大きく下落した場合には、評価損が発生する等、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (法的規制に係るリスクについて) ① 金融商品取引法について オペレーティング・リース事業において締結される匿名組合契約等に基づく投資家の権利、不動産信託受益権は、金融商品取引法第2条第2項の「みなし有価証券」として位置づけられるため、当社グループは金融商品取引法及び金融サービスの提供に関する法律に基づき業務を行っております。 JLPSは、オペレーティング・リース事業において、匿名組合契約に基づく権利を含む匿名組合出資持分等の私募の取扱等の業務を行っているため、金融商品取引法第29条に基づく第二種金融商品取引業者の登録を受けております。また、JIA証券は、第一種金融商品取引業者、及び第二種金融商品取引業者の登録を受けております。金融商品取引法第52条にて登録取消、業務停止等となる要件を定めており、これに該当した場合、JLPS及びJIA証券は登録の取消或いは業務の停止命令を受ける可能性があります。 当社グループでは、かかる業務を行うにあたり、法令規則の遵守を徹底しており、本書提出日現在において、かかる登録の取消事由に該当する事実はないと認識しております。しかしながら、今後、何らかの事由によりJLPS及びJIA証券が登録の取消や業務の停止命令の行政処分を受けた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 ② 信託業法について 当社グループは、投資家に譲渡することを前提に、航空機や不動産等の資産を、信託受益権として販売しております。信託受益権の取り扱いにおいては、JIA信託が運用型信託会社の免許を有し、信託業法に基づき業務を行っております。信託業法第44条にて、運用型信託会社に対する監督上の処分の要件を定めており、これに該当した場合、JIA信託は、免許の取消或いは業務の停止命令を受ける可能性があります。 JIA信託は、かかる業務を行うにあたり、法令規則の遵守を徹底しており、本書提出日現在において、かかる免許の取消事由に該当する事実はないと認識しております。しかしながら、今後、何らかの事由によりJIA信託が免許の取消や業務の停止命令の行政処分を受けた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 ③ 税務その他関連する法令 オペレーティング・リース事業は、現行の税務、会計その他当該事業に関する法令等に基づいて案件組成を行っております。 当社グループは、個々の案件を組成する際に、税理士、弁護士等から意見を聴取すること等により、関連する法令等の内容及びその法解釈について確認を行っております。しかしながら、将来、当該法令等が改正されるか、若しくは新たに制定されることにより課税の取り扱いに変更が生じた場合には、オペレーティング・リース事業に対する投資家の投資意欲が減退し、匿名組合契約に基づく地位譲渡が減少する等、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (資金調達に関するリスクについて) 当社グループは、オペレーティング・リース事業におけるSPCに係る匿名組合契約に基づく権利を、投資家に地位譲渡することを前提に一時的に取得しており、その取得資金は自己資金によるほか、金融機関から調達しております。 そのため、経済情勢及び当社グループの業績悪化等の理由により、金融機関からの調達ができず、円滑な案件組成が困難となった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (財務制限条項に係るリスクについて) オペレーティング・リース事業におけるSPCに係る匿名組合契約に基づく権利を引き受けるための資金は、自己資金、金融機関からの個別借入金によるほか、当座貸越契約及びコミットメントライン契約を締結し、必要に応じて借入を実行することで調達しております。 これらの契約には、各年度の連結決算及び中間連結決算における連結貸借対照表の純資産の部の金額を直前期の基準となる決算期の75%以上に維持することや、連結損益計算書、中間連結損益計算書の経常利益(金融機関によっては営業利益)を損失としないこと等、財政状態及び経営成績に関して一定の数値以上を維持することを取り決めた財務制限条項が含まれているものがあります。 そのため、当社グループの業績が悪化し、財務制限条項に抵触した場合には、借入金の返済義務の発生等、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (重要な訴訟事件等に関わるリスクについて) 当社グループは、オペレーティング・リース事業等の業務を展開しておりますが、これらに関連して、投資家や紹介者等より法的手続等を受ける可能性があります。当社グループが今後当事者となる可能性のある訴訟及び法的手続の発生や結果を予測することは困難ではありますが、当社グループに不利な結果が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (当社グループの非連結子会社が連結の範囲に含まれるリスクについて) 当社グループが組成する案件にて営業者となるSPCは、連結の範囲に含めることにより利害関係者の判断を大きく誤らせるおそれがあることから、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1976年大蔵省令第28号)第5号第1項第2号に基づき当社グループの連結の範囲に含めておりません。 今後、従来規則とは異なる新たな規則が制定される等、何らかの理由により、当社グループが組成する案件にて営業者となるSPCを連結の範囲に含めた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (会社組織に関するリスクについて) ① 創業者への依存について 当社グループの創業者は代表取締役社長である白岩直人であります。同氏は、当社グループ設立以来の最高経営責任者であり、経営方針や経営戦略の決定をはじめ会社の事業推進及び営業施策とその推進において重要な役割を果たしております。 当社グループでは、各業務担当取締役、執行役員及び部門長を配置し、各々が参加する定期的な会議体にて、意見等の吸い上げや情報共有等を積極的に進めております。また、取締役会の諮問機関である指名報酬諮問委員会において、後継者計画の策定に向けた議論を行っております。適宜権限の移譲も行い、同氏に依存しない経営体質の構築を進めておりますが、何らかの理由により同氏に不測の事態が生じた場合、又は同氏が退任するような事態が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 ② 人材の確保及び育成について 当社グループでは、事業を拡大していく上で、高度なビジネススキルとセンスを持つ人材確保、及び人材育成が重要な課題であると認識しております。 しかしながら、当社グループの求める人材が十分に確保できない場合、或いは現在在職している人材が流出し必要な人材が確保できなくなった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (情報セキュリティに関するリスクについて) 当社グループは、規程の整備や安全管理措置の実施により、情報セキュリティリスクの低減を図っております。 しかしながら、このような施策を講じたものの、情報セキュリティリスクの脅威は絶えず進化しており、完全に回避できない可能性があります。情報セキュリティリスクが顕在化し、情報漏えいや情報システムの稼働停止等が発生した場合には、対応に要する直接的な費用や信用棄損により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (自然災害等の大規模災害に関するリスクについて) 当社グループは、国内複数拠点及び海外の複数のグループ会社とともに、グローバルに事業展開を行っております。 各拠点においては、緊急時の対応を定めた各種規程の整備、及び安否確認システムの導入等、適切な対応を図っておりますが、地震、津波、台風等の自然災害、及び通信ネットワーク等の障害、並びに感染症の拡大等により、当社グループの事業活動が停滞或いは停止するような被害が長期間に及んだ場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (2)経営成績等の状況 当連結会計年度(2025年1月1日~2025年12月31日)における世界経済は、米国は一進一退の状況であり、個人消費は減速基調にありますが、企業の景況感は非製造業が好調を維持し、製造業は回復基調にあります。欧州では、賃金状況や物価の安定により個人消費は堅調に推移するとともに、ドイツを主とした政府投資の増加により、生産活動が活性化しつつあり、景気を押し上げていくことが見込まれます。一方、中国では、不動産投資の停滞やデフレ圧力の継続に加え、政策効果に陰りが見られ、景気減速の傾向は今後も続く見通しです。 日本経済は、景気の一部には足踏みの状態が見られ、雇用・所得環境の改善等を背景に緩やかな回復基調にありますが、製造業の生産活動は弱含みの状態です。また、日中関係の悪化に伴う訪日インバウンド需要の落ち込み等、景気の先行きには不透明な部分もあります。 このような経済情勢の中、当社グループは、「金融を通じて社会に貢献する企業でありつづける」を経営理念として、主力4事業(オペレーティング・リース事業、不動産事業、環境エネルギー事業及びプライベート・エクイティ投資事業)を中心に企業価値向上に努めてまいりました。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度と前連結会計年度との増減額、増減率は下表のとおりです。 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   増減率(%) 売上高   31,129   38,738   7,608   24.4 営業利益   12,110   18,884   6,773   55.9 経常利益   11,635   16,625   4,989   42.9 親会社株主に帰属する 当期純利益   8,055   10,542   2,486   30.9 (売上高) 当連結会計年度における売上高は38,738百万円となり、前連結会計年度に比べて7,608百万円、24.4%増収となりました。 オペレーティング・リース事業の売上高は、32,974百万円(前期比16.7%増)となりました。投資家の需要が旺盛である中、十分な品揃えが用意できていたこと等により、商品出資金販売額は、150,247百万円(前期比33.0%増)と好調に推移しました。また、商品組成額は、542,388百万円(前期比88.9%増)と組成環境も引き続き良好であり、過去最高額の商品出資金残高を確保しております。 不動産事業の売上高は、518百万円(前期比87.7%増)となりました。主に、不動産小口化商品として信託受益権を販売したことに伴う収入を計上しております。 環境エネルギー事業の売上高は、1,256百万円(前期比19.1%増)となりました。主に、太陽光発電所のマネジメント収入や発電設備賃料収入の他、当社が保有する太陽光発電所の一部を流動化した私募取扱い商品1,200百万円を販売したことに伴う収入を計上したことによるものです。 プライベート・エクイティ投資事業の売上高は、713百万円(前期比521.4%増)となりました。当社グループが運営するファンドの投資先のうち、IPOを実現した投資先の株式を一部売却したことによる収入を計上しております。 その他事業の売上高は、3,275百万円(前期比129.2%増)となりました。グループ子会社の証券事業をはじめとした金融ソリューションサービスにかかる手数料収入等を計上しております。 (売上総利益) 売上原価は、商品出資金等の評価を含めて9,597百万円となり、前連結会計年度に比べて699百万円、6.8%減となりました。 この結果、当連結会計年度における売上総利益は29,140百万円となり、前連結会計年度に比べて8,307百万円、39.9%増となりました。 (営業利益) 当連結会計年度における営業利益は18,884百万円となり、前連結会計年度に比べて6,773百万円、55.9%増となりました。 販売費及び一般管理費は、人件費4,409百万円(前連結会計年度比6.1%増)、その他の費用5,846百万円(前連結会計年度比28.1%増)等を計上したことにより10,256百万円となり、前連結会計年度に比べて1,534百万円、17.6%増となりました。 (経常利益) 当連結会計年度における経常利益は16,625百万円となり、前連結会計年度に比べて4,989百万円、42.9%増となりました。 営業外収益は、商品出資金売却益1,284百万円(前連結会計年度比63.1%増)、受取利息331百万円(前連結会計年度比178.6%増)等を計上及び為替差益1,267百万円、持分法による投資利益391百万円が減少したこと等により1,912百万円となり、前連結会計年度に比べて1,020百万円、34.8%減となりました。 営業外費用は、支払利息2,055百万円(前連結会計年度比9.8%増)、支払手数料1,405百万円(前連結会計年度比6.6%増)、持分法による投資損失270百万円(前連結会計年度は持分法による投資利益)、為替差損159百万円(前連結会計年度は為替差益)等を計上したことにより4,172百万円となり、前連結会計年度に比べて762百万円、22.4%増となりました。 (特別利益) 当連結会計年度において、関係会社株式売却益33百万円を計上した結果、特別利益33百万円となりました。 (特別損失) 当連結会計年度において、投資有価証券評価損152百万円を計上した結果、特別損失152百万円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は10,542百万円となり、前連結会計年度に比べて2,486百万円、30.9%増となりました。 法人税、住民税及び事業税は6,908百万円、法人税等調整額が△1,164百万円となりました。 ② 財政状態の分析 当連結会計年度末の財政状態は、前連結会計年度末と比較して総資産が48,725百万円増加し、負債が35,955百万円増加しました。また、純資産は12,770百万円増加いたしました。その結果、当連結会計年度末における自己資本比率は、25.0%となりました。 当連結会計年度末における財政状態の状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (総資産) 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比較して48,725百万円増加の293,632百万円となりました。 流動資産は、前連結会計年度末と比較して48,405百万円増加の270,049百万円となりました。これは主に、商品出資金が19,599百万円、現金及び預金が13,268百万円、短期貸付金が8,588百万円及び預け金が4,089百万円それぞれ増加し、立替金が1,741百万円減少したことによるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末と比較して321百万円増加の23,477百万円となりました。これは主に、投資有価証券が3,277百万円及び繰延税金資産が1,142百万円それぞれ増加し、長期貸付金が4,258百万円減少したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して35,955百万円増加の213,166百万円となりました。 流動負債は、前連結会計年度末と比較して36,786百万円増加の197,284百万円となりました。これは主に、短期借入金が31,690百万円、契約負債が5,107百万円及び未払法人税等が2,663百万円それぞれ増加し、1年内償還予定の社債が1,850百万円減少したことによるものであります。 固定負債は、前連結会計年度末と比較して830百万円減少の15,882百万円となりました。これは主に、長期ノンリコースローンが1,960百万円減少し、長期借入金が704百万円及び社債が568百万円それぞれ増加したことによるものであります。 (純資産) 純資産は、前連結会計年度末と比較して12,770百万円増加の80,465百万円となりました。これは主に、利益剰余金が6,913百万円及び非支配株主持分が6,122百万円それぞれ増加し、為替換算調整勘定が604百万円減少したことによるものであります。 この結果自己資本比率は前期末の27.3%から25.0%となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」といいます。)は前連結会計年度末に比べて13,268百万円増加し、64,763百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、使用した資金は8,524百万円(前連結会計年度は10,114百万円の使用)となりました。主な使用要因は、商品出資金の増加19,599百万円及び棚卸資産の増加4,930百万円によるものであります。一方、主な獲得要因は、税金等調整前当期純利益の計上16,506百万円及び契約負債の増加5,011百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は9,750百万円(前連結会計年度は13,492百万円の獲得)となりました。主な使用要因は、貸付けによる支出16,791百万円及び投資有価証券の取得による支出6,660百万円によるものであります。一方、主な獲得要因は、貸付金の回収による収入12,041百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、獲得した資金は30,372百万円(前連結会計年度は19,419百万円の獲得)となりました。主な獲得要因は、短期借入による収入186,863百万円によるものであります。一方、主な使用要因は、短期借入金の返済による支出155,172百万円によるものであります。 ④ 組成及び販売の実績 (ⅰ)組成実績 当社グループにおけるオペレーティング・リース事業及び環境エネルギー事業の当連結会計年度の組成金額は次のとおりであります。 当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前期比(増減率)% オペレーティング・リース組成金額(百万円)   542,388   88.9 オペレーティング・リース組成件数(件)   58   38.1 環境エネルギー組成金額(百万円)   4,429   539.2 環境エネルギー組成件数(件)   1   - (注)1.金額は、事業開始日時点におけるSPCの金融機関からの借入額と匿名組合出資金の合計額であり、物件価額、専門家費用及び支払手数料の合計額であります。 2.外貨建のオペレーティング・リース事業の組成金額の本邦通貨への換算は、組成時の為替レートを採用しております。 (ⅱ)販売実績 当連結会計年度の販売(売上)実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。 事業部門の名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前期比(増減率)% オペレーティング・リース事業(百万円)   32,974   16.7 不動産事業(百万円)   518   87.7 環境エネルギー事業(百万円)   1,256   19.1 プライベート・エクイティ投資事業(百万円)   713   521.4 その他事業(百万円)   3,275   129.2 合計(百万円)   38,738   24.4 (3)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)経営成績等の状況 ①経営成績の状況、②財政状態の分析」に記載のとおりであります。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (キャッシュ・フローの状況) 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)経営成績等の状況 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (資金調達及び流動性) 当社グループは、オペレーティング・リース事業を展開する上で、当該事業に係る出資(匿名組合契約に基づく権利)を、投資家に地位譲渡することを前提に一時的に当該出資金(匿名組合契約に基づく権利)を引き受けます。当社グループは、その引き受けた出資金を「商品出資金」として貸借対照表に計上し、投資家の需要を勘案しながら販売(地位譲渡)しております。 環境エネルギー事業においては、発電施設の設備や権利を取得するため、事業開始以前に立替金として資金拠出が必要となります。 また、航空機を対象としたパーツアウト・コンバージョン事業においては、機体や部品の購入資金及び機体の改造費用が必要となります。 当該出資金(匿名組合契約に基づく権利)を引き受けるための資金及び発電施設の設備・権利を立替取得するための資金並びにパーツアウト・コンバージョン事業における機体や部品の購入及び機体の改造費用に要する資金は、自己資金のほか、金融機関からの借入により資金調達を行っております。 当社グループの資金調達につきましては、金融機関より短期借入金157,335百万円、長期借入金8,673百万円、長期ノンリコースローン4,328百万円及び総額9,220百万円の社債の発行により構成されております。その結果、当連結会計年度末の当社グループの借入金及び社債の残高は、179,558百万円となりました。 当社グループは、投資家のニーズに対応して幅広い金融サービスを提供するため、資金調達については安定性の確保とコストの抑制を図るよう努めております。 また、運転資金の流動性の確保及び効率的な調達を行うため、取引銀行66行と極度額203,237百万円の当座貸越契約及びコミットメントライン契約(シンジケート方式含む)を締結しており、当連結会計年度末における未使用借入枠は58,564百万円であり、資金の流動性は十分に確保されております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりましては、資産及び負債又は損益の状況に影響を与える会計上の見積りは、過去の実績等の連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき、合理的に判断して行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 ④ 経営指標の実績 当連結会計年度における経営指標の実績につきましては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)目標とする経営指標」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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