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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

愛媛銀行

The Ehime Bank, Ltd.8541 · Prime · 銀行業

愛媛県を地盤とする地方銀行。銀行業務を中核に、リース・クレジットカード・ベンチャー投資等の金融サービスを展開。

概要

愛媛銀行は、愛媛県松山市に本店を置く第二地方銀行である。愛媛県内に98店の支店と12の出張所を展開し、預金業務・貸出業務・内国為替・外国為替を中核とする。グループ会社にはリース業のひめぎんリース、システム開発のひめぎんソフト、クレジットカードの愛媛ジェーシービー、保証業務の西瀬戸マリンパートナーズなどがあり、ベンチャー投資や農業支援ファンドも運営する。2026年3月期の単体当期純利益計画は72億円、連結従業員数は1,350名である。

銀行業が収益の7割超を占める報告セグメント

2026年3月期のセグメント情報によれば、銀行業の経常収益は631億15百万円で全体の約89%を占める。リース業は38億32百万円、その他(クレジットカード・保証・コンピュータ業務等)は31億62百万円である。銀行業の収益構造は、預金利息や貸出金利息による資金運用収益が主体で、2026年3月期は円金利上昇により前年比12億円増の526億76百万円となった。役務取引等収益は64億96百万円、その他業務収益は41億17百万円。一方、経常費用は預金利息の増加等により532億28百万円に達し、銀行業の経常利益は98億87百万円だった。リース業の経常利益は1億30百万円、その他は6億50百万円。

愛媛県全域をカバーする98店の店舗網

当行は愛媛県内に98の支店と12の出張所を配置する。松山市の本店を中心に、県内主要都市に網羅的に店舗を持つ。2000年10月には北温信用組合と合併し、県内でのプレゼンスを一層高めた。店舗では預金、融資、為替、保険販売などの対面サービスを提供する。また、1999年3月に郵貯ATM・CDとの提携による相互利用を開始し、同年12月にはJAバンクえひめとのATM相互利用も開始した。非対面チャネルとしては、2002年4月に個人インターネットバンキング、2005年11月に法人インターネットバンキングのサービスを開始している。

連結・非連結合わせて12社からなるグループ体制

当行グループは、当行本体並びに連結子会社5社(ひめぎんビジネスサービス、ひめぎんリース、ひめぎんソフト、愛媛ジェーシービー、西瀬戸マリンパートナーズ)及び持分法適用非連結子会社7社で構成される。非連結子会社には、ベンチャー企業への投資を行う「投資事業有限責任組合えひめベンチャーファンド2013」、農林水産業支援の「えひめアグリファンド投資事業有限責任組合」、SDGs投資の「せとうちSDGs投資事業有限責任組合」、船舶取得を目的とした金銭債権の取得・保有・処分を行う合同会社3社(コラボローン西瀬戸1,2,4)が含まれる。これらグループ全体で地域の多様な金融ニーズに対応している。

第18次中期経営計画の目標と重点戦略

2024年4月からスタートした第18次中期経営計画「変革への挑戦3rd stage」は3年間の計画で、最終年度(2026年度)の単体当期純利益目標を60億円以上、ROEを4%程度、OHRを60%台、連結自己資本比率を8%以上と設定する。基本方針は3つ:①「金融プラス1」収益力の強化(法人個人コンサルティングとグループ総合力の活用)、②強固な経営基盤の確立(新APプラットフォームによるDX推進とガバナンス強化)、③サステナビリティ経営の実践(人的資本経営と地域価値創造)。10年後(2033年度)の目標は単体純利益70億円以上、ROE5%程度である。

業界の中での役割は地域金融機関(銀行業)。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
685億円
経常利益
107億円
利益率
15.6%
純利益
72億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01銀行業主力

当行が本店・支店98店・出張所12店で預金業務、貸出業務、内国為替・外国為替業務等を行う。地域密着型の金融サービスを提供し、グループの中核。連結子会社のひめぎんビジネスサービスが付随業務を担当。

主な製品・サービス4
預金業務
普通預金、定期預金等の預金商品。
貸出業務
事業性融資、住宅ローン、カードローン等の融資。
内国為替業務
国内の振込・送金等の決済サービス。
外国為替業務
外貨預金、国際送金、貿易関連の為替取引。

02リース業準主力

ひめぎんリース株式会社がリース業務等を行う。企業向けに機械設備・車両等のリースを提供。

主な製品・サービス1
リース
機械設備・車両・OA機器等のファイナンスリース・オペレーティングリース。

03その他副次

株式会社ひめぎんソフト(コンピュータ関連業務)、株式会社愛媛ジェーシービー(クレジットカード業務)、株式会社西瀬戸マリンパートナーズ(保証業務・シップファイナンス支援)のほか、持分法適用非連結子会社でベンチャー投資・農林水産業投資・SDGs投資・船舶金銭債権取得等を行う。

主な製品・サービス2
クレジットカード業務
JCBブランドのクレジットカード発行・加盟店管理等。
保証業務
融資保証等の信用補完サービス。

製品と技術

預金・貸出・為替の銀行基本業務

当行の主力業務は預金(普通預金、定期預金等)、貸出(事業性融資、住宅ローン、カードローン等)、内国為替(振込・送金)、外国為替(外貨預金、国際送金、貿易関連取引)である。2026年3月期の貸出金残高は2兆138億円、預金・譲渡性預金は2兆7,785億円、預り資産残高は1,600億円。円金利上昇により貸出金利息が増加し、資金運用収益は526億76百万円となった。役務取引等収益は64億96百万円で、預金・貸出業務の手数料が増加した。個人向けには住宅ローンや教育ローン、法人向けには運転資金・設備資金など多様な融資商品を提供する。

ひめぎんリースが提供する企業向けリース

連結子会社のひめぎんリース株式会社は、企業向けに機械設備、車両、OA機器等のリース(ファイナンスリースおよびオペレーティングリース)を提供する。2026年3月期の経常収益は38億32百万円、経常利益は1億30百万円。リース業は銀行の貸付とは異なり、物件の賃貸借による収益を得る事業である。地域企業の設備投資を間接的に支援し、銀行本体の貸出業務と補完関係にある。

クレジットカード・保証・ITの周辺事業

連結子会社の株式会社愛媛ジェーシービーはJCBブランドのクレジットカード発行・加盟店管理業務を担当する。株式会社西瀬戸マリンパートナーズは融資保証等の信用補完サービスとシップファイナンス支援を行う。株式会社ひめぎんソフトはコンピュータ関連業務を請け負う。また、非連結子会社ではベンチャー投資(えひめベンチャーファンド2013)、農林水産業支援(えひめアグリファンド、えひめ一次産業応援投資事業有限責任組合)、SDGs投資(せとうちSDGs投資事業有限責任組合)、船舶金銭債権取得(合同会社コラボローン西瀬戸1,2,4)などの投資事業を展開している。2026年3月期のこれら周辺事業の経常収益合計は31億62百万円であった。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

銀行業のなかでの位置

地方銀行、収益安定も成長性は限定的

愛媛銀行は銀行業に属し、同業のいよぎんHD(事実上の統合先)やしずおかFG、ちゅうぎんFGと競合。売上高約660億円で安定、ただし営業利益率の開示なし。地方銀行として地元密着型の営業を展開するが、人口減少や低金利環境で収益拡大は難しい。しずおかFGやちゅうぎんFGは規模が大きく、効率的な経営が進む。愛媛銀行もいよぎんHDとの統合により、競争力強化を図る可能性がある。

強み

  • 売上高が652億→661億→685億と安定して推移し、地域での確固たる地位。
  • 愛媛県を中心にリテール・法人向けに強固な顧客基盤を有する。
  • いよぎんHDとの統合で経営資源の共有やコスト削減が見込まれる。
  • 地方銀行として保守的な融資姿勢が信用リスクを抑制。

課題

  • 長期にわたる低金利が貸出金利や運用利回りを圧迫し、収益力低下。
  • 地元の人口減少で融資需要が減退し、将来的な成長が困難。
  • しずおかFGやちゅうぎんFGと比べ収益規模で劣後し、投資余力も限定的。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

銀行の時価総額近傍。太字が愛媛銀行

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18387四国銀行1,541億円8.7倍
28344山形銀行1,453億円21.7倍
38399琉球銀行1,392億円14.6倍
48366滋賀銀行1,350億円30.4倍
57384プロクレアホールディングス1,328億円34.7倍
68541愛媛銀行1,210億円16.6倍
78550栃木銀行1,187億円13.6倍
88395佐賀銀行1,104億円12.9倍
97380十六フィナンシャルグループ997億円17.2倍
107389あいちフィナンシャルグループ959億円21.9倍
118336武蔵野銀行940億円18.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

五つの無尽会社が集まった1943年の愛媛無尽設立

1916年に今治無尽株式会社が設立されたのを皮切りに、1923年8月に松山無尽株式会社、1929年5月に常磐無尽株式会社、1932年に南豫無尽金融株式会社が相次いで設立された。1943年3月、これら愛媛県内の無尽会社5社が合併し、愛媛無尽株式会社が誕生した。無尽会社は地域の相互扶助を目的とした金融組織であり、中小零細事業者や個人への融資を行っていた。1950年12月には伊豫殖産無尽株式会社の営業を譲り受け、事業基盤を拡大した。

相互銀行への転換と新本店への移転(1951〜1960年)

1951年10月、愛媛無尽は相互銀行法に基づく相互銀行に転換し、商号を株式会社愛媛相互銀行に改めた。1960年12月には松山市勝山町に本店を新築移転し、現在の本店所在地となる。同じ月に日本銀行歳入代理店業務の取扱を開始し、1968年12月には愛媛県収納代理店金融機関事務の取扱も開始した。相互銀行として預金・貸出業務を拡大し、地域公共機関との結びつきを強めていった。

大阪・東京両証券取引所への上場(1971〜1985年)

1971年4月、株式を大阪証券取引所市場第2部に上場。翌1972年2月には同取引所第1部に指定替え。さらに1985年12月、東京証券取引所市場第1部にも上場し、全国的な認知度を高めた。この間、1975年3月に外国為替公認銀行の認可を取得し国際業務に進出。1979年2月には全銀データ通信システムに加盟し、同年10月には全国相互銀行CDネットサービス(SCS)に加盟した。1983年4月には公共債の窓口販売を開始。

普通銀行転換と香港拠点の開設・閉鎖(1989〜1998年)

1989年2月、相互銀行から普通銀行に転換し、商号を株式会社愛媛銀行に変更。これにより第二地方銀行としての現在の形態となった。1990年4月には初の海外拠点として香港駐在員事務所を開設したが、1998年10月に閉鎖。1993年9月には信託代理店業務を開始。1998年12月には投資信託窓口販売業務を開始し、個人の資産運用ニーズに応える体制を整えた。1999年7月には子会社のひめぎんリースとひめぎん総合ファイナンスが合併し、ひめぎん総合リース(後のひめぎんリース)が発足した。

北温信用組合との合併とインターネットバンキング開始(2000〜2005年)

2000年10月、愛媛県内の北温信用組合と合併し、店舗網を拡充。同年12月にはJAバンクえひめとのATM相互利用を開始。2001年4月に保険窓口販売業務、2002年1月に確定拠出年金運営管理業務を開始。2002年4月には個人インターネットバンキングサービスを開始し、チャネル多様化を推進。2004年8月には関連会社として投資事業有限責任組合えひめベンチャーファンド2004を設立し、地域ベンチャー支援に乗り出した。2005年5月には証券仲介業務も開始した。

年表39件を開く

1910年代

  • 1916年創業今治無尽株式会社設立

1920年代

  • 1923年8月創業松山無尽株式会社設立
  • 1929年5月創業常磐無尽株式会社設立

1930年代

  • 1932年創業南豫無尽金融株式会社設立

1940年代

  • 1943年3月創業愛媛県内の無尽会社5社が合併し、愛媛無尽株式会社を設立

1950年代

  • 1950年12月伊豫殖産無尽株式会社の営業譲受
  • 1951年10月商号変更相互銀行に転換、株式会社愛媛相互銀行に商号変更

1960年代

  • 1960年12月松山市勝山町に本店社屋新築移転(現社屋)
  • 1960年12月日本銀行歳入代理店業務取扱開始
  • 1968年12月愛媛県収納代理店金融機関事務取扱開始

1970年代

  • 1971年4月上場株式を大阪証券取引所市場第2部に上場
  • 1972年2月上場株式を大阪証券取引所市場第1部に上場
  • 1973年1月愛媛県指定代理金融機関事務取扱開始
  • 1975年3月外国為替公認銀行の認可を取得
  • 1979年2月全銀データ通信システムに加盟
  • 1979年10月全国相互銀行CDネットサービス(略称SCS)に加盟

1980年代

  • 1983年4月公共債の窓口販売業務開始
  • 1984年8月海外の銀行とコルレス業務開始
  • 1985年12月上場株式を東京証券取引所市場第1部に上場
  • 1986年6月限定ディーリング業務開始
  • 1987年6月フルディーリング業務開始
  • 1989年2月商号変更普通銀行に転換、株式会社愛媛銀行に商号変更

1990年代

  • 1990年4月当行初の海外拠点である香港駐在員事務所を開設
  • 1991年10月松山市福音寺町にひめぎん電算センター新築
  • 1992年12月松山市南持田町に研修所を新築
  • 1993年9月信託代理店業務の取扱開始
  • 1998年10月香港駐在員事務所を閉鎖
  • 1998年12月投資信託窓口販売業務開始
  • 1999年3月郵貯ATM・CD提携による相互利用開始
  • 1999年7月M&A当行子会社「ひめぎんリース株式会社」と「ひめぎん総合ファイナンス株式会社」が合併し「ひめぎん総合リース株式会社」となる
  • 1999年12月「JAバンクえひめ」ATM・CD提携による相互利用開始

2000年代

  • 2000年10月M&A北温信用組合と合併
  • 2001年4月保険窓口販売業務開始
  • 2002年1月確定拠出年金運営管理業務の取扱開始
  • 2002年4月「個人インターネットバンキングサービス」取扱開始
  • 2002年10月生命保険窓口販売業務開始
  • 2004年8月創業当行関連会社「投資事業有限責任組合えひめベンチャーファンド2004」設立
  • 2005年5月証券仲介業務取扱開始
  • 2005年11月「法人インターネットバンキングサービス」取扱開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 当期純利益(単体)2026年度まで60億円以上
  • ROE(単体)2026年度まで4%程度
  • OHR(単体)2026年度まで60%台
  • 連結自己資本比率2026年度まで8%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    「金融プラス1」収益力の強化

    これまで培ってきたネットワークを活用し、法人・個人向けコンサルティングやグループ総合力による「金融プラス1」収益力を強化する。

  2. 02

    強固な経営基盤の確立

    新APプラットフォーム本格稼働による生産性向上(DX)および企業価値向上に資するガバナンス態勢を高度化し、強固な経営基盤を確立する。

  3. 03

    サステナビリティ経営の実践

    人的資本経営により役職員が能力・資質を最大限発揮し、地域価値を創造しながら持続可能な地域社会の実現を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,350人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は656万円で、9期前と比べて+9.3%平均年齢は38.8歳、平均勤続年数は15.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2017年3月1,454
2018年3月1,474
2019年3月60037.715.11,461
2020年3月57838.515.71,434
2021年3月59438.816.01,406
2022年3月60539.216.21,374
2023年3月62839.516.31,346
2024年3月64539.616.51,342
2025年3月64939.216.01,340
2026年3月65638.815.81,350

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率14.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)53.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
銀行業 — 愛媛県 松山市6,102百万円
銀行業 — 愛媛県 松山市 他12か所3,960百万円
銀行 業 — 愛媛県 松山市2,257百万円
銀行業 — 愛媛県 今治市1,440百万円
銀行業 — 愛媛県 松山市1,015百万円
銀行業 — 愛媛県 四国中央市1,010百万円
銀行業 — 高知県 高知市991百万円
銀行業 — 愛媛県 西条市921百万円
銀行業 — 愛媛県 宇和島市911百万円
銀行業 — 愛媛県 新居浜市437百万円
ほか38件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ひめぎんビジネスサービス㈱
    愛媛県 松山市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ひめぎんソフト
    愛媛県 松山市
    議決権50.0%
  • 国内
    ひめぎんリース㈱
    愛媛県 松山市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱愛媛ジェーシービー
    愛媛県 松山市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱西瀬戸マリンパートナーズ
    愛媛県 今治市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は685億円経常利益107億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.6%、利益が+37.2%。

売上高
+3.6%
685億円
経常利益
+37.2%
107億円
純利益
+26.3%
72億円
利益率
15.6%
前期比 +3.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高685億円
純利益65億円72億円
1株あたり配当¥48¥48

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、経常収益は176億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+4.1%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1436
2024年1Q16913
2024年2Q16112
2024年3Q15914
2024年4Q16312
2025年2Q31422
2025年4Q34735
2026年2Q33227
2026年4Q35345
2027年1Q17617

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、経常収益は416億円から685億円へ1.6倍に増えた。経常利益率は17.3%から15.6%になった。経常収益は4期、純利益は2期の連続増加。

決算期経常収益億円経常利益億円経常利益率%純利益億円
2013年3月4167217.338
2014年3月4329922.946
2015年3月43110223.756
2016年3月4359822.558
2017年3月4217517.854
2018年3月4509420.961
2019年3月4628117.556
2020年3月4788718.257
2021年3月4308720.254
2022年3月4229322.058
2023年3月5218416.154
2024年3月6527912.151
2025年3月6617811.857
2026年3月68510715.672

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益685億円のうち、経常利益として残るのは107億円15.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は72億円、売上の10.5%にあたる。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金84.4%578億円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益15.6%107億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率
15.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.0pt
10.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.8pt
5.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが941億円、投資CFが−168億円で、差し引きのフリーCFは773億円期末の手元現金は3,439億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2013年3月2,252−584−211,973
2014年3月2,043487694,573
2015年3月−630−392−713,481
2016年3月−1,333222−842,285
2017年3月1,005−181−113,098
2018年3月−274−133−142,677
2019年3月21394−132,971
2020年3月225−237−472,913
2021年3月389−395−472,860
2022年3月846−243−703,393
2023年3月−746−460−122,175
2024年3月−250130−132,043
2025年3月441208−122,680
2026年3月941−168−133,439

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は3.1兆円。このうち返さなくてよい自己資本が1,444億円で、自己資本比率は4.7%(業種中央値4.9%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2013年3月2.339072.243.9
2014年3月2.399312.293.9
2015年3月2.451,0432.344.2
2016年3月2.461,0952.354.4
2017年3月2.511,1492.394.5
2018年3月2.551,2632.424.9
2019年3月2.611,2782.484.9
2020年3月2.651,2622.534.7
2021年3月2.771,5492.615.5
2022年3月2.891,3492.754.7
2023年3月2.891,2782.764.4
2024年3月2.891,3742.754.7
2025年3月2.961,3572.834.6
2026年3月3.081,4442.944.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
1,013億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
2.9兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

銀行業 79社との比較

同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率79社中47位あたり、逆に低いのは経常収益成長率79社中75位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.2%/中央値 5.9%
P25 4.8%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
4.7%/中央値 4.9%
P25 3.9%P75 5.6%
経常収益成長率下位前期からの売上の伸び
3.6%/中央値 21.1%
P25 15.1%P75 26.1%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.6%/中央値 2.3%
P25 1.8%P75 2.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,070で、1年前と比べて+156.4%過去52週の値幅のなかでは88%の位置にある。

¥3,070-1.4%1ヶ月+17.6%1年+156.4%時価総額1,210億円
過去52週の値幅
安値¥1,120高値¥3,345

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.6倍
PER (会社予想)18.5倍
PBR0.83倍
配当利回り1.56%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で32.52%と大幅上昇し、8月13日には+7.23%の3040円と上昇した。25日移動平均線(2608.8円)を大きく上回り、75日線(2181.56円)も上回った。52週高値3045円にほぼ到達し、年初来高値圏。RSIは68.42と強気だが、やや過熱感もある。7月24日に出来高204万3100株と急増し、その後も高水準が続いた。200日線(1773.04円)も大きく上回り、中期トレンドは強い。銀行セクターの地合いが追い風。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 49/100)

PER13.59倍は同業平均16.48倍を下回るが、銀行の常態的なPBR1倍割れ(0.68倍)を踏まえれば妥当圏。ROE5.15%は平均並みで収益性に特段強みはない。配当利回り1.77%は平均2.15%を下回るが、配当性向26.85%と低く増配余地はある。増益基調だが評価は中庸。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.6倍17.5倍
PER (予想)18.5倍
PBR0.83倍1.01倍
ROE5.2%6.1%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

地元密着型の第二地銀として、愛媛県内でのシェアは高いが、人口減少と超低金利の長期化が収益の重石。強気派は、2026年3月期に純利益72億円と増益計画が順調であること、地元経済の回復と融資増加を評価。一方、弱気派は、人口減による貸出先の減少リスク、経営効率の低さ(ROE5.15%)、地銀同士の競争激化を懸念。また、金利上昇局面では貸倒れリスクも高まる可能性がある。

プラスに働く材料7
  • 増益基調の継続

    2026/3期純利益72億円と増益計画が順調、収益拡大基調。

  • 地域密着の強み

    県内シェア高く、地域経済と一体のビジネスモデルは安定。

  • 金利上昇の恩恵

    将来的な金利正常化で貸出利ざや拡大の余地あり。

  • 純利益が3期連続で増加傾向2024/3~2026/3期影響

    純利益51→57→72億円、前期比26%増の拡大基調

  • PBR0.68倍の割安修正期待継続影響

    PBR1倍未満、ROE5%超でバリュー株として再評価余地

  • 地域経済回復による貸出増加不定影響

    愛媛県内経済活性化で貸出金増加、利息収入拡大の可能性

  • 自己資本比率改善で還元拡大通年影響

    自己資本比率高く、配当増額や自社株買いの余地

マイナスに働く材料7
  • 人口減少リスク

    愛媛県は人口減少続き、貸出先・預金の減少懸念。

  • 低収益性

    ROE5%台と低く、資本効率の改善が急務。

  • 競争激化

    地銀同士の競合やネット銀行の台頭でシェア低下リスク。

  • 日銀追加利上げによる債券損失金融政策次第影響

    長期金利上昇で保有債券含み損拡大、自己資本毀損リスク

  • 地元企業の倒産増加リスク不定影響

    愛媛県内景気悪化で不良債権発生、与信費用増加の懸念

  • 株価急騰後の利益確定売り継続影響

    1年で144%上昇、過熱感から売り圧力強まる可能性

  • 人口減少による預貸減少2027年~2028年影響

    愛媛県人口減少で預金・貸出減少、収益基盤縮小の長期リスク

次の決算で確かめる点
貸出金残高
地元融資の伸びを示し、収益の基盤を確認するため。
預かり資産残高
手数料収入の拡大度合いを測る指標。
不良債権比率
金利上昇局面での貸倒リスクを監視。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり48で、前期から+35.3%いまの株価に対する利回りは1.56%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥48
1株あたり
配当利回り
1.56%
いまの株価に対して
配当性向
26.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3021.8
2018年3月326.721.6
2019年3月30−6.321.9
2020年3月300.023.2
2021年3月300.023.4
2022年3月300.021.9
2023年3月300.024.0
2024年3月326.727.7
2025年3月346.325.4
2026年3月4635.326.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥48

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ10,799人。区分でいちばん多いのは事業法人39.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が59.5%を占め、残る40.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人35.437.336.237.040.039.8
個人・その他19.520.921.724.727.327.2
金融機関31.830.829.328.022.119.7
外国法人11.99.911.08.98.510.2
証券会社1.31.01.81.42.13.0
自己株式0.30.40.40.40.40.4
外国人個人0.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.64
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.65
03愛媛銀行行員持株会3.17
04株式会社伊予鉄グループ2.86
05大王海運株式会社2.54
06大王製紙株式会社1.90
07東京紙パルプ交易株式会社1.90
08住友生命保険相互会社1.52
09JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 みずほ銀行決済営業部)1.27
10株式会社大和証券グループ本社1.16

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+759%、1株純資産は14期で+626%。直近期のROEは5.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月215084.411.429.3
2014年3月265225.08.624.5
2015年3月315845.77.720.2
2016年3月1643,0625.57.126.1
2017年3月1522,9754.98.921.8
2018年3月1583,2055.18.021.6
2019年3月1423,2404.48.021.9
2020年3月1453,1964.58.123.2
2021年3月1393,9323.97.323.4
2022年3月1483,4484.06.321.9
2023年3月1383,2644.16.124.0
2024年3月1293,5203.88.827.7
2025年3月1463,4694.27.325.4
2026年3月1853,6895.28.326.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

17名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は17名。2026/3期の役員報酬は総額305百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
西川義教頭取 代表取締役6412,000
豊田将光副頭取 代表取締役649,000
矢野紀行専務取締役6317,000
秋山剛克常務取締役577,000
松井宏治常務取締役577,000
向井正知常務取締役534,000
近藤千登世取締役70
稲葉隆一取締役76
田所知佳取締役37
服部守親取締役63
酒井良平常勤監査役644,000
黒河勝久常勤監査役626,000
残りの役員5名を開く
氏名役職年齢保有株数
片山雅央監査役68
児玉光載監査役63
中村哲也常務取締役593,000
松原文明取締役61
佐々木哲也常勤監査役601,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)9141554323927
社外取締役836365
監査役3303010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容848字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 (1) 当行及び当行の関係会社の事業の内容 当行及び当行の関係会社は、当行、当行の連結子会社5社及び非連結子会社(持分法適用)7社で構成され、銀行業務を中心に、リース業務などの金融サービスに係る事業を行っております。 当行及び当行の関係会社の事業に係わる位置づけは次のとおりであります。なお、事業の区分は「第5  経理の状況  1(1)連結財務諸表  注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 〔銀行業〕 当行の本店ほか支店98店、出張所12店において預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務等を行っており、地域金融機関として地域の皆様に親しまれ信頼される「ひめぎんグループ」の中核業務と位置づけております。また、連結子会社のひめぎんビジネスサービス株式会社において銀行業務に付随した業務を行っております。 〔リース業〕 ひめぎんリース株式会社がリース業務等を行っております。 〔その他〕 株式会社ひめぎんソフト、株式会社愛媛ジェーシービー、株式会社西瀬戸マリンパートナーズにおいて、コンピュータ関連業務、クレジットカード業務、保証業務、シップファイナンスの高度化支援業務を行っております。 〔持分法適用非連結子会社〕 投資事業有限責任組合えひめベンチャーファンド2013において、ベンチャー企業への投資業務を行っております。 えひめアグリファンド投資事業有限責任組合、えひめ一次産業応援投資事業有限責任組合において、農林水産業の支援育成を目的とした投資業務を行っております。 せとうちSDGs投資事業有限責任組合において、瀬戸内地域においてSDGsを経営に取り込む企業への経営支援を目的とした投資業務を行っております。 また、合同会社コラボローン西瀬戸1、合同会社コラボローン西瀬戸2及び合同会社コラボローン西瀬戸4において、当行顧客による船舶取得を目的とした金銭債権の取得、保有及び処分業務を行っております。 (2) 当行及び当行の関係会社の事業系統図
経営方針・対処すべき課題1,830字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当行グループ(当行及び連結子会社)の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社)が判断したものであります。 (1) 経営方針 当行は、「ふるさとの発展に役立つ銀行」、「たくましく発展する銀行」、「働きがいのある銀行」という経営理念を掲げております。 当行で受け継がれてきた精神は「思いやり」、「相互扶助」の無尽の精神であり、また、当行に求められている使命は、地域の産業と人々の暮らしを支えていくことであり、地域のお客さまに信頼され、地域の発展に尽くしていくという経営の根本は、これからも変わることはありません。 (2) 経営戦略等 当行は、2024年4月より3年間の第18次中期経営計画「変革への挑戦3rd stage」をスタートさせました。 第18次中期経営計画は、これまで行ってきた「変革への挑戦」の集大成であり、成果を最大限発揮するとともに、経営環境の変化を踏まえ、地域とともに持続可能な発展を目指します。第18次中期経営計画では、「「金融プラス1」収益力の強化」、「強固な経営基盤の確立」、「サステナビリティ経営の実践」を基本方針に掲げております。 ①「金融プラス1」収益力の強化 これまで培ってきたネットワークを活用し、法個人コンサルティングやグループ総合力による「金融プラス1」収益力を強化します。 ②強固な経営基盤の確立 新APプラットフォーム本格稼働による生産性向上(DX)および企業価値向上に資するガバナンス態勢を高度化し強固な経営基盤を確立します。 ③サステナビリティ経営の実践 人的資本経営により、当行役職員が能力・資質を最大限に発揮しながら、地域価値を創造し、持続可能な地域社会の実現をめざすサステナビリティ経営を実践します。 第18次中期経営計画の計画最終年度の主要計数目標 第18次中期経営計画(2026年度目標)   10年後(2033年度目標) 当期純利益(単体)   60億円以上   70億円以上 ROE(単体)   4%程度   5%程度 OHR(単体)   60%台   60%台 連結自己資本比率   8%以上   8%以上 (3) 経営環境及び対処すべき課題等 地域金融機関を取り巻く経営環境は、人口減少、少子高齢化、気候変動や地政学的リスクの高まり、物価上昇や金融政策変更に伴う影響などにより、先行きの不透明な状況が続いているなか、当行においては、法個人のコンサルタントを中心とした役務収益力の強化やPBRの改善、人的資本経営への対応、リスク管理の高度化等の課題があります。 こうした経営環境や課題に対応していくため、第18次中期経営計画~変革への挑戦3rd stage~を策定しました。 中期経営計画では、基本方針として、①「金融プラス1」収益力の強化、②強固な経営基盤の確立、③サステナビリティ経営の実践を掲げ、「お客さまに寄り添い 地域の発展に貢献する」ことを目指してまいります。 第1の基本方針「金融プラス1」収益力の強化では、法個人コンサルティングと、グループ総合力を重点項目としています。第2の基本方針、強固な経営基盤の確立では、生産性向上とガバナンスを、第3の基本方針、サステナビリティ経営の実践では、地域共創と人的資本経営をそれぞれ重点項目としました。 地場産業の育成を通じて、地域シェアを拡大するとともに、役務収益ビジネスの更なる強化に努め、新たな企業価値を創造することに注力します。 また、選択と集中により、人的資本分野やDX分野に引き続き戦略的投資を行いながら、業務効率化と収益化を推進し、OHR60%台の達成を目標とします。 さらに、リスクアセット対比での収益目線であるRORAの改善と財務レバレッジコントロールにより、中長期的に、自己資本利益率であるROE向上を図るとともに、地域企業への資金供給を継続的に行いながら、連結自己資本比率8%を維持します。また、配当政策は安定配当を基本とし、配当性向30%以上(単体)を目指してまいります。 第18次中期経営計画を着実に推し進め、3つの基本方針にもとづく重点戦略を組み合わせ、お客さまに寄り添いながら、地域の発展に貢献することで、地域全体の価値を高めてまいります。
事業等のリスク4,322字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当行、当行の連結子会社5社及び持分法適用非連結子会社7社(以下、本項目においては「当行グループ」という。)において、事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクには、以下のようなものがあります。当行グループは、これらのリスクを認識したうえで、リスクの抑制を図るとともに、万が一顕在化した場合には迅速かつ適切に対処してまいります。 なお、本項においては将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 特に重要なリスク 当行グループは、本店ほか支店が立地する地域のお客さまからお預けいただいた預金を貸出金や有価証券で運用していることから、貸出金における信用リスク及び有価証券運用における金利変動や株価変動等の市場リスクを特に重要なリスクと位置付けております。 a.信用リスク 当行グループは、貸出金等の資産内容について自己査定を実施し、これに基づき貸倒引当金を繰り入れるとともに、不良債権の状況を開示しております。しかしながら、わが国の経済情勢、特に当行グループが主たる営業基盤としている四国地区内の経済情勢の変動が貸出先の業況等に悪影響を及ぼし、債務者区分の下方遷移や、担保価値の下落、その他予期せざる事由の発生により、不良債権及び与信費用が増加する可能性があります。 b.市場リスク 当行グループは、余資運用や政策投資等の観点から、各種債券や市場性のある株式等を保有しています。保有債券については、市場金利の変動等によって債券ポートフォリオの価値が下落し、損失を被る可能性があります。また、保有株式等については、株価の変動によって価格が下落すれば、減損または評価損が発生する可能性があります。 当行グループでは、市場リスク管理において、株価や市場金利をリスクファクターとしたVaR(Value at Risk)計測、BPV(Basis Point Value)による金利感応度計測に加えて、ストレステストを定期的に行うことによりリスク量の定量的な把握を行っております。 (2) その他重要なリスク a.金利リスク 当行グループは、市場関連リスクの中の1つのファクターとして金利リスクを管理しております。しかしながら、貸出取引や有価証券投資等の資金運用と預金等による資金調達との金額・期間等のミスマッチが存在している状況において、当行グループの予期せぬ金利変動が生じた場合、当行グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 b.資金調達・流動性に関するリスク 当行グループは、資金調達や資金運用の状況について客観的な基準で把握し、流動性管理に万全を期しておりますが、当行グループの業績や財務状況が悪化した場合、あるいは市場環境が大きく変化した場合に、必要な資金の確保が困難になり、通常より著しく高い金利による資金調達を余儀なくされる可能性があります。 c.自己資本比率に係るリスク 当行は、「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(平成18年金融庁告示第19号)に定められた国内基準である自己資本比率4%以上を維持する必要があり、要求される水準を下回った場合、監督当局から業務の全部または一部の停止等の命令を受けることとなります。当行では適正かつ十分な水準の自己資本比率を維持することに努めておりますが、本項に示した事業等に係る各種リスクが顕在化することにより自己資本比率が低下する可能性があります。 d.繰延税金資産に係るリスク 繰延税金資産は、現時点におけるわが国の会計基準に基づき、一定の条件の下で、将来における税金負担額の軽減効果として貸借対照表に計上することが認められております。当行グループは、現時点において想定される金融経済環境等の様々な予測・仮定を前提に将来の課税所得を合理的に見積り計上しておりますが、実際の課税所得が想定と異なること等により、繰延税金資産が減額された場合には、当行グループの業務運営、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 e.格付に係るリスク 当行は、格付機関から格付を取得しております。格付の水準は、当行から格付機関に提供する情報のほか、格付機関が独自に収集した情報に基づいて付与されているため常に格付機関による見直しがなされる可能性があり、また、日本の金融システム全体に対する評価等の影響も受けます。仮に格付が引き下げられた場合には、資金調達コストの上昇や必要な資金を市場から確保できず資金繰りが困難になる可能性があります。 f.退職給付債務等の変動に係るリスク 当行グループの退職給付費用や債務は、年金資産の期待運用利回りや将来の退職給付債務算出に用いる年金数理上の前提条件に基づいて算出しておりますが、実際の結果が前提条件と異なる場合や前提条件に変更があった場合には追加損失が発生する可能性があります。また、制度内容の変更により未認識の過去勤務費用が発生する可能性があります。 g.規制変更のリスク 当行グループは、現時点の規制(法律、規則、政策、実務慣行等)に従って業務を遂行しております。将来、これらの規制の新設、変更、廃止並びにそれらによって発生する事態が、当行グループの業務運営、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 h.事務リスク 当行グループは、預金・為替・貸出などの銀行業務に加え、リース業務、クレジットカード業務など幅広い業務を行っております。これら多様な業務の遂行に際して、役職員による不正確な事務、あるいは不正や過失等による不適切な事務が行われることにより、損失が発生する可能性があります。当行グループではこのようなリスクが内在することを認識した上で、これを防止するための事務管理規程を定めて定期的な点検を行い、本部による事務指導の強化や管理者の育成を行っておりますが、仮に重大な事務リスクが顕在化した場合には、当行グループの業務運営、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 i.システムリスク 当行グループは、勘定系・決済系等のコンピュータシステムを保有しており、お客さまや各種決済機構等のシステムとネットワークで接続されています。 当行グループでは、システムリスク管理規程を定め、日々システムの安定稼働の維持に努めるとともに定期的な保守点検も励行しております。また、システムリスクのうちサイバーセキュリティリスクについては、サイバーセキュリティリスク管理方針をはじめとする諸規程・マニュアルの整備に加え、最高情報セキュリティ責任者(CISO)及びサイバーセキュリティ管理部門(CSIRT「シーサート」(Computer Security Incident Response Team))を設置し、経営主導によるセキュリティリスク事案にかかる未然防止・事案発生時の態勢を構築し、関連する外部機関とも連携のうえ運営しております。しかしながら、万が一重大なシステム障害やサイバー攻撃による不正アクセスやコンピュータウイルス感染等が発生した場合には、当行グループの業務運営、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 j.競合リスク 近年、わが国の金融制度は大幅に規制緩和されてきており、各種商品サービス等を含めた広範な分野において、他業態・他業種との競合が激しさを増しています。当行がこうした環境下において競争優位性を得られない場合、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 k.風評リスク 当行グループの業務は、預金者等のお客さまや市場関係者からの信用に大きく依存しております。そのため、当行グループや金融業界等に対する風説・風評が、マスコミ報道・市場関係者への情報伝播・インターネット上の掲示板への書き込み等により発生・拡散した場合には、お客さまや市場関係者が当行グループについて事実と異なる理解・認識をされ、当行グループの業務運営、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 l.コンプライアンスリスク 当行グループは、業務を遂行する上で様々な法令諸規制の適用を受けており、これらの法令諸規制が遵守されるよう、役職員に対するコンプライアンスの徹底に努めていますが、これが遵守できなかった場合には、当行グループの業務運営、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 m.顧客情報に係るリスク 当行グループは、多数のお客さまの情報を保有しているほか、様々な経営情報等の内部情報を有しております。これらの情報の管理については、情報管理に関するポリシーやその手続等を策定するとともに、役職員への研修等による周知徹底、システム上のセキュリティ対策等を行っております。しかしながら、これらの対策にもかかわらず、重要な情報が外部に漏洩した場合には、当行グループの信用力、業務運営、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 n.災害リスク 当行グループは、愛媛県を中心に事業を展開しており、営業拠点、電算センター等の施設、お客さま及び役職員は愛媛県に集中しております。万が一、愛媛県を含む広域に災害等が発生した場合、あるいは愛媛県を中心とする局地的な災害等が発生した場合には、地域経済及び当行の施設、役職員に甚大な被害が及ぶ可能性があり、その結果、当行グループの業績及び財政状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 o.感染症の流行に係るリスク 新型インフルエンザ等に当行グループ役職員が感染することにより、業務継続に支障をきたす可能性があります。加えて、感染症の影響が国内外の経済や金融市場に波及することにより、当行グループの信用リスクや市場リスク、流動性リスク等が顕在化することで、当行グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 当行グループでは、業務継続のために、リモートワークや勤務の交代制度を導入しております。 p.気候変動に関するリスク 当行グループは、地球規模の気候変動に関する問題について、水害等自然災害の発生により取引先の担保物件が毀損した場合や気候変動対策の規制により取引先の事業が影響を受ける場合、当行の信用や業績にも影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)18,499字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 <金融経済環境> 国内経済は、物価上昇の継続や人手不足といった構造的課題を抱えつつも、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調が続いております。一方で、地政学的リスクの長期化や海外経済の減速懸念、資源価格や為替相場の変動など、先行きには依然として不透明感が残っております。 愛媛県を中心とする地域経済は、物価上昇の影響を受けつつも、観光・個人消費・設備投資に持ち直しの動きが見られ、全体として緩やかな回復基調にあります。他方、人口減少、高齢化、事業承継、人材不足といった課題は継続しており、地域金融機関である当行の役割は、これまで以上に重要になっていると認識しております。 金融面では、日本銀行の金融政策の見直しを受け、市場金利は段階的に上昇し、いわゆる「金利のある世界」への移行が本格化いたしました。当行においても預金金利や短期プライムレートの改定を行い、環境変化へ適切に対応しております。 <財政状態> 預金・譲渡性預金は積極的な営業活動を行った結果、前連結会計年度末比760億円増加の2兆7,785億円となりました。また、預り資産残高は同比248億円増加し1,600億円となりました。貸出金は、中小企業向け貸出を中心に積極的な貸出に努めました結果、前連結会計年度末比381億円増加し、2兆138億円となりました。有価証券は、効率的な運用に努めました結果、前連結会計年度末比175億円増加し、6,027億円となりました。 連結自己資本比率は8.69%、当行単体では8.19%となりました。 <経営成績の説明> 収益面では、円金利上昇等による貸出金利息の増加により、資金運用収益が前連結会計年度比12億24百万円の増加となりました。役務取引等収益については、預金・貸出業務における手数料が増加したことで前連結会計年度比8億78百万円の増加となりました。その他業務収益については同比1億45百万円増加、その他経常収益が株式売却益の増加等により同比1億22百万円増加したことから、経常収益は同比23億71百万円増加して685億17百万円となりました。 費用面においては、国内市場金利の上昇を受けた資金調達費用が前連結会計年度比2億30百万円増加したものの、貸出金償却の減少等により経常費用は同比4億58百万円減少し578億52百万円となりました。 これらの結果、経常利益は前連結会計年度比28億29百万円増加して106億65百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は同比14億96百万円増加して72億12百万円となりました。 セグメント情報につきましては、次のとおりであります。なお、記載の金額は内部取引相殺前の金額であります。 銀行業の経常収益は、円金利上昇等による貸出金利息の増加や株式等売却益の増加により、前連結会計年度比19億53百万円増加の631億15百万円となりました。一方、経常費用は、預金利息の支払いが増加したものの、外貨調達コストが減少したことにより前連結会計年度比8億42百万円減少し532億28百万円となりました。これらの結果、経常利益は前連結会計年度比27億96百万円増加して98億87百万円となりました。 リース業では、経常収益は前連結会計年度比98百万円増加し38億32百万円、経常費用は前連結会計年度比95百万円増加し37億2百万円となり、経常利益は前連結会計年度比2百万円増加して1億30百万円となりました。 その他業務(クレジットカード業務、保証業務、コンピュータ業務運営・管理等)では、経常収益は前連結会計年度比4億16百万円増加の31億62百万円、経常費用は前連結会計年度比3億98百万円増加の25億12百万円となり、経常利益は前連結会計年度比17百万円増加して6億50百万円となりました。 連結自己資本比率は8.69%、当行単体では8.19%となり、引き続き健全性を保っております。 <キャッシュ・フロー> 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末比759億58百万円増加しました。 営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動によるキャッシュ・フローは、積極的な営業活動による預金の増加により940億85百万円(前連結会計年度比499億72百万円増加)となりました。 投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得が売却・償還を上回ったことにより△168億23百万円(前連結会計年度比376億48百万円減少)となりました。 財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払い等により△13億3百万円(前連結会計年度比53百万円減少)となりました。 この結果、現金及び現金同等物の期末残高は、3,439億27百万円となりました。 (参考) (1) 国内・国際業務部門別収支 (経営成績の説明) 国内市場金利上昇に伴い国内貸出金利息が増加したことにより、資金運用収支合計は前連結会計年度比9億93百万円増加して356億84百万円となりました。役務取引等収支合計は、前連結会計年度比8億51百万円増加し9億26百万円となりました。その他業務収支は、前連結会計年度比4億16百万円増加し△38億83百万円となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前連結会計年度   25,003   9,687   -   34,690 当連結会計年度   25,990   9,693   -   35,684 うち資金運用収益   前連結会計年度   27,505   24,576   629   51,452 当連結会計年度   32,580   21,617   1,520   52,676 うち資金調達費用   前連結会計年度   2,501   14,889   629   16,761 当連結会計年度   6,589   11,923   1,520   16,992 役務取引等収支   前連結会計年度   319   △244   -   75 当連結会計年度   1,213   △286   -   926 うち役務取引等収益   前連結会計年度   5,516   101   -   5,618 当連結会計年度   6,393   102   -   6,496 うち役務取引等費用   前連結会計年度   5,196   346   -   5,542 当連結会計年度   5,180   388   -   5,569 その他業務収支   前連結会計年度   2,877   △7,177   -   △4,300 当連結会計年度   979   △4,863   -   △3,883 うちその他業務収益   前連結会計年度   3,970   0   -   3,971 当連結会計年度   4,036   81   -   4,117 うちその他業務費用   前連結会計年度   1,093   7,178   -   8,271 当連結会計年度   3,056   4,944   -   8,001 (注) 1 「国内業務部門」は、当行及び子会社の円建取引、「国際業務部門」は当行及び子会社の外貨建取引であります。 ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。 2 「相殺消去額」は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。 (2) 国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況 (経営成績の説明) 資金運用勘定平均残高(相殺消去後)は、積極的な貸出金の増強や資金運用の多様化を進めた結果2兆7,809億55百万円(前連結会計年度比166億1百万円増加)となり、うち国内業務部門は2兆5,734億2百万円(前連結会計年度比1億7百万円減少)、国際業務部門は6,256億85百万円(前連結会計年度比158億25百万円減少)となりました。運用利回りは、合計で前連結会計年度比0.03%上昇し1.89%となりました。資金調達勘定平均残高(相殺消去後)は、預金等平均残高の増加を主因に2兆7,075億59百万円(前連結会計年度比128億68百万円増加)となり、うち国内業務部門は2兆5,037億10百万円(前連結会計年度比32億41百万円増加)、国際業務部門は6,219億81百万円(前連結会計年度比229億6百万円減少)となりました。合計の調達利回りは前連結会計年度比変わらずの0.62%となりました。 ① 国内業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   2,573,509   27,505   1.06 当連結会計年度   2,573,402   32,580   1.26 うち貸出金   前連結会計年度   1,635,083   21,566   1.31 当連結会計年度   1,675,792   25,079   1.49 うち商品有価証券   前連結会計年度   24   0   0.50 当連結会計年度   4   0   0.52 うち有価証券   前連結会計年度   296,726   3,797   1.27 当連結会計年度   297,490   3,834   1.28 うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   1,057   5   0.50 当連結会計年度   4,926   30   0.62 うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引 支払保証金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   142,560   330   0.23 当連結会計年度   135,202   793   0.58 資金調達勘定   前連結会計年度   2,500,469   2,501   0.10 当連結会計年度   2,503,710   6,589   0.26 うち預金   前連結会計年度   2,248,929   2,054   0.09 当連結会計年度   2,300,590   5,792   0.25 うち譲渡性預金   前連結会計年度   211,553   316   0.14 当連結会計年度   135,460   450   0.33 うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   13,549   36   0.26 当連結会計年度   10,238   56   0.54 うち売現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   4,537   21   0.46 当連結会計年度   29,306   175   0.59 うちコマーシャル・ ペーパー   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   21,614   24   0.11 当連結会計年度   27,850   70   0.25 (注) 1 「国内業務部門」は、当行及び子会社の円建取引であります。 ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。 2 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。 3 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度572百万円、当連結会計年度2,029百万円)を、控除して表示しております。 ② 国際業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   641,510   24,576   3.83 当連結会計年度   625,685   21,617   3.45 うち貸出金   前連結会計年度   312,384   9,585   3.06 当連結会計年度   307,656   7,223   2.34 うち商品有価証券   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち有価証券   前連結会計年度   314,872   14,626   4.64 当連結会計年度   305,371   13,687   4.48 うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   6,488   319   4.92 当連結会計年度   5,067   203   4.02 うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引 支払保証金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   311   0   0.23 当連結会計年度   352   1   0.50 資金調達勘定   前連結会計年度   644,887   14,889   2.30 当連結会計年度   621,981   11,923   1.91 うち預金   前連結会計年度   171,856   3,788   2.20 当連結会計年度   194,429   3,619   1.86 うち譲渡性預金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   17   0   4.72 当連結会計年度   32   1   4.21 うち売現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うちコマーシャル・ ペーパー   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   21,919   1,177   5.37 当連結会計年度   9,261   435   4.70 (注) 1 「国際業務部門」は、当行及び子会社の外貨建取引であります。 ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。 2 国際業務部門の外貨建取引の平均残高は月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。 3 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度―百万円、当連結会計年度―百万円)を、控除して表示しております。 ③ 合計 種類   期別   平均残高(百万円)   利息(百万円)   利回り (%) 小計   相殺 消去額 (△)   合計   小計   相殺 消去額 (△)   合計 資金運用勘定   前連結会計年度   3,215,020   450,666   2,764,353   52,081   629   51,452   1.86 当連結会計年度   3,199,087   418,132   2,780,955   54,197   1,520   52,676   1.89 うち貸出金   前連結会計年度   1,947,468   -   1,947,468   31,151   -   31,151   1.59 当連結会計年度   1,983,449   -   1,983,449   32,303   -   32,303   1.62 うち商品有価証券   前連結会計年度   24   -   24   0   -   0   0.50 当連結会計年度   4   -   4   0   -   0   0.52 うち有価証券   前連結会計年度   611,598   -   611,598   18,423   -   18,423   3.01 当連結会計年度   602,862   -   602,862   17,522   -   17,522   2.90 うちコールローン 及び買入手形   前連結会計年度   7,546   -   7,546   324   -   324   4.30 当連結会計年度   9,993   -   9,993   234   -   234   2.34 うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち債券貸借取引 支払保証金   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   142,872   -   142,872   331   -   331   0.23 当連結会計年度   135,554   -   135,554   795   -   795   0.58 資金調達勘定   前連結会計年度   3,145,357   450,666   2,694,690   17,390   629   16,761   0.62 当連結会計年度   3,125,692   418,132   2,707,559   18,513   1,520   16,992   0.62 うち預金   前連結会計年度   2,420,785   -   2,420,785   5,842   -   5,842   0.24 当連結会計年度   2,495,019   -   2,495,019   9,411   -   9,411   0.37 うち譲渡性預金   前連結会計年度   211,553   -   211,553   316   -   316   0.14 当連結会計年度   135,460   -   135,460   450   -   450   0.33 うちコールマネー及び売渡手形   前連結会計年度   13,567   -   13,567   37   -   37   0.27 当連結会計年度   10,270   -   10,270   57   -   57   0.55 うち売現先勘定   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   4,537   -   4,537   21   -   21   0.46 当連結会計年度   29,306   -   29,306   175   -   175   0.59 うち コマーシャル・ ペーパー   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   43,534   -   43,534   1,201   -   1,201   2.76 当連結会計年度   37,111   -   37,111   506   -   506   1.36 (注) 1 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度572百万円、当連結会計年度2,029百万円)を、控除して表示しております。 2 「相殺消去額」は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息であります。 (3) 国内・国際業務部門別役務取引の状況 (経営成績の説明) 役務取引等収益合計は預金・貸出業務手数料等の増加を主因に前連結会計年度比8億78百万円増加の64億96百万円となりました。役務取引等費用合計は、支払手数料の増加等に伴い前連結会計年度比26百万円増加の55億69百万円となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前連結会計年度   5,516   101   -   5,618 当連結会計年度   6,393   102   -   6,496 うち預金・貸出業務   前連結会計年度   2,319   -   -   2,319 当連結会計年度   2,557   -   -   2,557 うち為替業務   前連結会計年度   889   101   -   990 当連結会計年度   947   102   -   1,050 うち証券関連業務   前連結会計年度   489   -   -   489 当連結会計年度   528   -   -   528 うち代理業務   前連結会計年度   820   -   -   820 当連結会計年度   873   -   -   873 うち保護預り・ 貸金庫業務   前連結会計年度   26   -   -   26 当連結会計年度   23   -   -   23 うち保証業務   前連結会計年度   70   -   -   70 当連結会計年度   69   -   -   69 役務取引等費用   前連結会計年度   5,196   346   -   5,542 当連結会計年度   5,180   388   -   5,569 うち為替業務   前連結会計年度   116   346   -   462 当連結会計年度   133   388   -   522 (注) 1 「国内業務部門」は、当行及び子会社の円建取引であります。 2 「国際業務部門」は、当行及び子会社の外貨建取引であります。 (4) 国内・国際業務部門別預金残高の状況 ○ 預金の種類別残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金合計   前連結会計年度   2,360,718   181,648   -   2,542,367 当連結会計年度   2,471,501   205,882   -   2,677,383 うち流動性預金   前連結会計年度   1,389,109   -   -   1,389,109 当連結会計年度   1,453,338   -   -   1,453,338 うち定期性預金   前連結会計年度   960,756   -   -   960,756 当連結会計年度   1,005,594   -   -   1,005,594 うちその他   前連結会計年度   10,852   181,648   -   192,501 当連結会計年度   12,568   205,882   -   218,451 譲渡性預金   前連結会計年度   160,153   -   -   160,153 当連結会計年度   101,191   -   -   101,191 総合計   前連結会計年度   2,520,872   181,648   -   2,702,520 当連結会計年度   2,572,692   205,882   -   2,778,575 (注) 1 「国内業務部門」は、当行及び子会社の円建取引、「国際業務部門」は、当行及び子会社の外貨建取引であります。 ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は、国際業務部門に含めております。 2 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 3 定期性預金=定期預金+定期積金 (5) 国内・国際業務部門別貸出金残高の状況 ① 業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別   前連結会計年度   当連結会計年度 金 額(百万円)   構成比(%)   金 額(百万円)   構成比(%) 国内 (除く特別国際金融取引勘定分)   1,975,795   100.00   2,013,899   100.00 製造業   155,468   7.87   159,183   7.91 農業、林業   2,210   0.11   2,068   0.10 漁業   5,447   0.28   4,109   0.21 鉱業、採石業、砂利採取業   91   0.00   74   0.00 建設業   55,287   2.80   51,369   2.55 電気・ガス・熱供給・水道業   20,497   1.04   25,296   1.26 情報通信業   5,792   0.29   5,916   0.29 運輸業、郵便業   292,437   14.80   326,689   16.22 卸売業、小売業   103,522   5.24   99,278   4.93 金融業、保険業   110,225   5.58   115,181   5.72 不動産業、物品賃貸業   144,430   7.31   161,493   8.02 各種サービス業   195,741   9.91   190,366   9.45 地方公共団体   135,334   6.85   143,026   7.10 その他   749,309   37.92   729,843   36.24 特別国際金融取引勘定分   ―   ―   ―   ― 政府等   ―   ―   ―   ― 金融機関   ―   ―   ―   ― その他   ―   ―   ―   ― 合計   1,975,795   ―   2,013,899   ― (注) 1 「国内」とは、当行及び子会社で特別国際金融取引勘定分を除いたものであります。 2 当行には海外店及び海外に本店を有する子会社はありません。 ② 外国政府等向け債権残高(国別) 該当事項はありません。 (6) 国内・国際業務部門別有価証券の状況 ○ 有価証券残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前連結会計年度   49,986   -   49,986 当連結会計年度   80,173   -   80,173 地方債   前連結会計年度   99,809   -   99,809 当連結会計年度   68,557   -   68,557 短期社債   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - 社債   前連結会計年度   36,154   -   36,154 当連結会計年度   36,546   -   36,546 株式   前連結会計年度   44,203   -   44,203 当連結会計年度   46,094   -   46,094 その他の証券   前連結会計年度   63,277   291,694   354,971 当連結会計年度   58,690   312,662   371,352 合計   前連結会計年度   293,431   291,694   585,125 当連結会計年度   290,061   312,662   602,723 (注) 1 「国内業務部門」は、当行及び子会社の円建取引、「国際業務部門」は、当行及び子会社の外貨建取引であります。ただし、円建外国証券は国際業務部門に含めております。 2 「その他の証券」には、外国債券を含んでおります。 (自己資本比率等の状況) (参考) 自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。 なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。 連結自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2026年3月31日 1.連結自己資本比率(2/3)   8.69 2.連結における自己資本の額   1,427 3.リスク・アセットの額   16,419 4.連結総所要自己資本額   656 単体自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2026年3月31日 1.単体自己資本比率(2/3)   8.19 2.単体における自己資本の額   1,336 3.リスク・アセットの額   16,316 4.単体総所要自己資本額   652 (資産の査定) (参考) 資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1  破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2  危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3  要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4  正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(億円)   金額(億円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   25   22 危険債権   245   240 要管理債権   79   76 正常債権   19,708   20,146 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態の分析 (ⅰ)預金等 預金・譲渡性預金は、積極的な営業活動を行った結果、前連結会計年度末比760億円増加の2兆7,785億円となりました。また、預り資産残高は前連結会計年度末比248億円増加し1,600億円となりました。 前連結会計年度(百万円)   当連結会計年度(百万円)   増減(百万円) 預金等残高   2,702,520   2,778,575   76,054 うち個人預金   1,483,268   1,487,220   3,951 前連結会計年度(百万円)   当連結会計年度(百万円)   増減(百万円) 国 債   13,399   19,881   6,482 投資信託   67,101   80,690   13,589 保 険   54,670   59,492   4,822 合 計   135,171   160,064   24,893 (注) 保険は、当連結会計年度より「販売累計額」から「有効契約残高」に変更しております。過去についても遡り変更しております。 (ⅱ)貸出金等 貸出金は、中小企業向け貸出を中心に積極的な貸出に努めました結果、前連結会計年度末比381億円増加し、2兆138億円となりました。 <参考>中小企業等貸出金(単体) 前事業年度(百万円)   当事業年度(百万円)   増減(百万円) 貸出金残高   1,982,671   2,020,785   38,113 うち中小企業等貸出残高   1,454,088   1,434,212   △19,875 中小企業等貸出残高比率   73.33%   70.97%   △2.36% リスク管理債権は、前連結会計年度末比9億円減少の344億円となり、総与信残高に対するリスク管理債権の比率は前連結会計年度比0.09%低下し、1.68%となりました。 <リスク管理債権残高> 前連結会計年度(百万円)   当連結会計年度(百万円)   増減(百万円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   2,818   2,543   △274 危険債権   24,788   24,294   △493 三月以上延滞債権   -   -   - 貸出条件緩和債権   7,875   7,649   △226 リスク管理債権合計   35,482   34,487   △994 総与信残高(末残)   1,998,742   2,041,594   42,851 <対総与信残高比率> 前連結会計年度(%)   当連結会計年度(%)   増減(%) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   0.14   0.12   △0.02 危険債権   1.24   1.18   △0.06 三月以上延滞債権   -   -   - 貸出条件緩和債権   0.39   0.37   △0.02 リスク管理債権合計   1.77   1.68   △0.09 (ⅲ)有価証券 有価証券は、効率的な運用に努めました結果、前連結会計年度末比175億円増加し、6,027億円となりました。 前連結会計年度(百万円)   当連結会計年度(百万円)   増減(百万円) 有価証券   585,125   602,723   17,597 株式   44,203   46,094   1,890 債券   185,950   185,276   △673 国債   49,986   80,173   30,186 地方債   99,809   68,557   △31,252 社債   36,154   36,546   392 その他   354,971   371,352   16,380 (ⅳ)資本金等 自己資本比率は、前連結会計年度比0.16%上昇し、8.69%となりました。 前連結会計年度(百万円)   当連結会計年度(百万円)   増減(百万円) 自己資本比率   8.53%   8.69%   0.16% 自己資本の額   135,011   142,703   7,692 リスク・アセットの額   1,582,276   1,641,941   59,664 連結所要自己資本額   63,291   65,677   2,386 ②経営成績に重要な影響を与える要因 当行グループの経営成績に重要な影響を与える要因は、「第2事業の状況 3事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ③資本の財源及び資金の流動性 当行グループは、本店ほか支店が立地する地域のお客さまからお預けいただいた預金を貸出金や有価証券で運用しております。 今後も地域の成長につながる資金供給を一層強化してまいります。一方で、地方銀行として、良質な金融サービスを提供していくためには、一定の自己資本を確保しておく必要があり、効率的な資金運用等を行い、財務体質の一層の強化に努めてまいります。 なお、当面の設備等への投資は自己資金で対応しており、今後の固定資産の取得や株主還元も同様に自己資金で対応する予定であります。 ④経営成績の分析 収益面では、国内市場金利上昇に伴い国内貸出金利息が増加したことにより資金運用収益は、前連結会計年度比12億24百万円増加しました。また、役務取引等収益は、預金・貸出業務手数料等の増加により同比8億78百万円増加しました。その他経常収益は株式売却益の増加等により同比1億22百万円増加し、経常収益は同比23億71百万円増加して685億17百万円となりました。 費用面においては、国内市場金利の上昇により資金調達費用が増加したものの、貸出金償却等が減少したことにより経常費用は前連結会計年度比4億58百万円減少し578億52百万円となりました。 これらの結果、経常利益は前連結会計年度比28億29百万円増加して106億65百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は72億12百万円となりました。 <損益の概況> 前連結会計年度(百万円)   当連結会計年度(百万円)   増減(百万円) 連結粗利益   30,465   32,727   2,261 資金利益   34,690   35,684   993 役務取引等利益   75   926   851 その他業務利益   △4,300   △3,883   416 営業経費(△)   25,464   25,992   527 貸倒償却引当費用(△)   929   609   △319 貸出金償却(△)   1,642   454   △1,187 個別貸倒引当金 純繰入額(△)   -   △645   △645 その他の債権 売却損等(△)   49   19   △29 一般貸倒引当金 繰入額(△)   -   782   782 貸倒引当金戻入益   760   -   △760 償却債権取立益   1   2   0 株式等関係損益   3,415   4,105   689 その他   348   434   86 経常利益   7,835   10,665   2,829 特別損益   △122   △254   △132 税金等調整前当期純利益   7,713   10,411   2,697 法人税、住民税及び 事業税(△)   2,156   3,396   1,240 法人税等調整額(△)   △166   △220   △53 法人税等合計(△)   1,989   3,176   1,186 当期純利益   5,723   7,234   1,511 非支配株主に帰属する 当期純利益   7   22   14 親会社株主に帰属する 当期純利益   5,715   7,212   1,496 ⑤中期経営計画の進捗状況 当行は、2024年4月より3年間の第18次中期経営計画をスタートさせ、役職員一丸となって推進しております。第18次中期経営計画の最終年度(2026年度)の計数目標と2025年度の実績は以下のとおりとなっております。 項目   2026年度計数目標   2025年度実績 当期純利益(単体)   60億円以上   66億円 ROE(単体)   4%程度   5.24% OHR(単体)   60%台   67.6% 連結自己資本比率   8%以上   8.69% ⑥次期の業績見通し 第18次中期経営計画の3年目として、2027年3月期は経常利益94億円、親会社株主に帰属する当期純利益65億円をそれぞれ見込んでおります。 ⑦重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当行グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表作成に当たっては、連結財務諸表の報告額に影響を及ぼす会計上の見積り及び仮定を用いております。当行グループでは、過去の実績等を分析し合理的であると考えられる見積り及び仮定を使用しておりますが、見積り及び仮定に基づく数値は、実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成において特に重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、貸倒引当金に関するものであり、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 その他、以下の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定が、連結財務諸表の作成において重要なものと考えております。 a.繰延税金資産 当行グループは、将来の合理的な期間内の課税所得に関する見通しをはじめとする様々な見積り及び仮定に基づき、将来の税金負担額を軽減する効果を有していると判断した将来減算一時差異について、繰延税金資産を計上しております。 繰延税金資産の計上に関する判断は、毎決算期末時点において実施しておりますが、実際の課税所得の推移等により、前連結会計年度に計上した繰延税金資産の一部、又は全額の回収ができないと判断した場合には、当行グループの繰延税金資産を取り崩し、同額を費用として計上することとなります。また、将来の課税所得は十分見込めるとしても、将来の税金負担額の軽減の要件を充足することが見込めない場合には、同様に当行グループの繰延税金資産を取り崩し、同額を費用として計上することとなります。 b.有価証券の減損 当行グループが保有している有価証券には、市場価格又は合理的に算定された価額のある有価証券と市場価格のない有価証券が含まれます。当行グループでは、市場価格又は合理的に算定された価額のある有価証券の時価が取得原価に比べて著しく下落しており、取得原価まで回復する見込みがないものと判断したものについては、当該時価をもって連結貸借対照表価額とするとともに、評価差額を当該連結会計年度において損失処理を行っております。また、市場価格のない有価証券において、当該有価証券の発行会社の財政状態の悪化により実質価額が著しく低下した場合には、相当の減額を行い、同様に評価差額を当該連結会計年度において損失処理しております。 将来の市況悪化や投資先の業績不振等により、現在の帳簿価額に反映されていない損失又は帳簿価額の回収不能が発生した場合には、追加的な減損処理が必要となる可能性があります。 c.退職給付に係る負債 当行グループは、従業員の退職給付に備えるため、連結会計年度末における退職給付債務の見込額に基づき、退職給付に係る負債を計上しております。退職給付費用及び退職給付債務は、割引率、予定昇給率、退職率及び死亡率等の数理計算において用いる前提条件に基づいて算出されております。 実際の結果が前提条件と異なる場合、又は前提条件が変更された場合、その影響は数理計算上の差異あるいは過去勤務費用として累積され、将来にわたって規則的に認識されるため、将来期間において認識される費用及び計上される債務に影響を及ぼします。 d.固定資産の減損会計 当行グループは、収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなった固定資産の帳簿価額を、回収可能価額まで減額する会計処理を適用しております。 同会計処理の適用に当たっては、営業活動から生ずる損益の継続的低下や地価の著しい下落等によって減損の兆候が見られる場合に減損の有無を検討しております。減損の検討には将来キャッシュ・フローの見積額を用いており、減損の認識が必要と判断された場合には、帳簿価額が回収可能価額を上回る金額を減損しております。なお、回収可能価額は将来キャッシュ・フローの見積額の現在価値、又は正味売却価額のいずれか高い金額によって決定しております。 将来の営業活動から生ずる損益の悪化、使用範囲又は方法についての変更、経営環境の著しい悪化、市場価格の著しい下落等により減損の認識が必要となった場合、また、見積りの前提条件の変更等により将来キャッシュ・フローの見積額が減少することとなった場合には、追加的な減損処理が必要となる可能性があります。

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開示資料

出典

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