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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

GMB

GMB CORPORATION7214 · Standard · 輸送用機器

ウォーターポンプとユニバーサルジョイントを中心とした自動車部品で、補修用と新車用の両市場に対応するグローバルメーカー。

概要

GMB株式会社は、1962年に大阪で設立された自動車部品メーカーである。ユニバーサルジョイントやウォーターポンプを主力とし、新車用(OEM)と補修用(アフターマーケット)の両市場に製品を供給する。2026年3月期の連結売上高は1,053億円、従業員数は2,499人。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、日本、米国、韓国、中国、タイ、欧州、豪州、インドの8地域で事業を展開する。

駆動・冷却・ベアリングの三本柱で構成される製品群

当社グループの製品は大きく三つに分類される。駆動・伝達及び操縦装置部品にはユニバーサルジョイント、等速ジョイント、ボールジョイントなどが含まれ、2026年3月期の売上高は475億円である。冷却装置部品はウォーターポンプ、電動ウォーターポンプ、ファンクラッチなどで構成され、売上高は428億円。ベアリングはテンショナー・アイドラーベアリングやハブベアリングなどで、売上高は146億円。冷却装置部品は電動化対応製品の販売増により前期比4.5%増加したが、ベアリングは補修用市場の減速で4.8%減少した。

新車用と補修用の二市場を両輪とする販売構造

当社グループの販売先は二つの異なる市場に分かれる。一つは自動車完成車メーカーや系列部品メーカー向けの新車用部品であり、韓国子会社のGMB KOREA CORP.が中心となって供給する。もう一つは世界中の修理・交換用として販売される補修用部品で、当社本体や北米・豪州の販売子会社がGMBブランドで展開する。補修用部品はメーカーや年式を問わない幅広い品揃えが特徴で、国内商社や海外輸入業者を通じて供給される。二つの市場の需要構造の違いにより、製品戦略も異なる対応を取っている。

8つの地域セグメントで構成されるグローバル生産販売体制

当社グループは日本、米国、韓国、中国、タイ、欧州、豪州、インドの8つの報告セグメントで構成される。日本はグループ中核として研究開発と補修用部品の販売を担う。韓国は新車用部品の主要拠点で、GMB KOREA CORP.が上場子会社として売上高の約64%を占める。中国には4つの子会社があり、製造と物流を担当する。米国では2023年に新たな製造子会社を設立し、電動化製品の現地生産を開始した。欧州ではルーマニアとロシアに拠点を持ち、インドには2024年に子会社を設立した。

売上高1,053億円、営業利益33億円の2026年3月期

2026年3月期の連結売上高は1,053億円(前期比1.5%増)、営業利益は33億円(同70.9%増)であった。営業利益の大幅増加は、韓国子会社における退職給付費用の減少(5.3億円)などによる。しかし、子会社で固定資産の減損損失19.5億円を特別損失として計上した結果、親会社株主に帰属する当期純損失は10.4億円となった。売上高は過去10年で緩やかに増加しており、2013年3月期の461億円から約2.3倍に拡大した。負債は設備投資や運転資金の増加により増加傾向にある。

業界の中での役割は自動車部品サプライヤー(冷却装置・駆動伝達部品)。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,053億円
営業利益
33億円
営業利益率
3.1%
純利益
-10億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
駆動・伝達 及び操縦 装置部品475億円45.1%
冷却装置部品428億円40.6%
ベアリング146億円13.9%
その他4億円0.4%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車補修市場(アフターマーケット)主力

世界中の自動車の補修用部品として、ウォーターポンプ、ユニバーサルジョイント、ベアリングなどを販売。当社グループの製品は、各国の販売会社を通じてアフターマーケットに供給される。

主な製品・サービス4
ウォーターポンプ
エンジンの冷却水を循環させるためのポンプ。補修用として幅広い車種に対応。
ユニバーサルジョイント
駆動軸の連結部に使用される自在継手。補修用として広く販売。
ベアリング
テンショナーなどの軸受。補修用として販売。
ファンクラッチ
冷却ファンの回転を温度に応じて自動制御する装置。

02自動車OEM(完成車メーカー・系列部品メーカー)準主力

自動車完成車メーカーやその系列部品メーカー向けに、新車用部品を供給。韓国のGMB KOREAを中心に、韓国・米国・欧州・インド・中国などに生産拠点を有し、電動車向けの電動ウォーターポンプや電動オイルポンプなども手掛ける。

主な製品・サービス7
電動ウォーターポンプ
電気自動車やハイブリッド車向けに、モーターで冷却水を循環させるポンプ。
電動オイルポンプ
電気自動車やハイブリッド車向けに、モーターでオイルを循環させるポンプ。
等速ジョイント
FF車のドライブシャフトに使用され、動力を等速で伝達。
バルブスプール
オートマチックトランスミッション内の油圧を制御する特殊形状のピン。
インテグレーテッド・サーマル・モジュール
エンジンやモーターの熱を効率的に管理するための冷却水流量を調節するモジュール。
ボールジョイント
サスペンションやステアリングに使用され、車体を支えるとともに回転運動を可能にする継手。
タイロッドエンド
ステアリングリンクを構成し、ハンドル操作を車輪に伝える部品。

製品と技術

ユニバーサルジョイントと等速ジョイントの駆動系部品

駆動・伝達及び操縦装置部品の主力製品はユニバーサルジョイント(自在継手)である。自動車の駆動軸接続部に使用される十字型の継手で、ソリッドタイプ(一般車用)、メカニックタイプ(建設重機用)、シェルタイプ(ステアリング用)の3種類がある。等速ジョイントはFF車のドライブシャフトに使用され、等速回転が可能な連結部品である。その他、ステアリングジョイント、バルブスプール、マニュアル・コントロール・シャフト、ピニオン・シャフト、油圧ピストン、ボールジョイント、タイロッドエンドなどを取り扱う。2026年3月期の部門売上高は475億円で、全社売上の45%を占める。

ウォーターポンプと電動化対応冷却装置部品

冷却装置部品の中心はウォーターポンプであり、エンジン冷却水を強制的に循環させる機能を持つ。電動ウォーターポンプはバッテリーとモーターを動力源とし、従来の機械式に代わり電動車向けに需要が拡大している。インテグレーテッド・サーマル・モジュールは冷却水の流量を効率的に調節するモジュールで、韓国子会社が開発・販売を進める。その他、ファンクラッチ(温度に応じてファン回転を制御)、電動オイルポンプ、ウォーターポンプ・ベアリングがある。2026年3月期の売上高は428億円で、前期比4.5%増加した。電動化対応製品の販売増が成長を牽引している。

テンショナー・アイドラーベアリングなど多様なベアリング製品

ベアリング部門では、テンショナー・アイドラーベアリング、オート・テンショナー・アイドラーベアリング、ボールベアリング、ハブベアリングなどを製造する。テンショナーベアリングはタイミングベルトの張りを調節し、アイドラーベアリングはベルトの掛かり代を大きくする。ハブベアリングは車輪ハブに使用され、車両の荷重を支える重要保安部品である。ブラケットは鉄板のプレス加工で製造し、ロッカー・アーム・ローラーはエンジンの動弁系で摩擦低減に寄与する。2026年3月期のベアリング売上高は146億円と、前期比4.8%減少した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

輸送用機器のなかでの位置

自動車部品の中堅、収益力改善急務

GMBは、自動車用駆動系部品やブレーキ部品を製造する中堅メーカー。同業他社にはトヨタ紡織やユニプレスといった大手が存在し、規模の差は歴然。GMBはアフターマーケット向けに強みを持ち、特定の部品でシェアを有するが、新車販売減の影響を受けやすい。売上は2024年3月期963億円から2026年3月期1053億円と緩やかな増加見込みだが、営業利益率は2025年3月期1.83%と低水準。コスト削減や高付加価値製品へのシフトが不可避。

強み

  • 補修用部品市場で安定した需要を確保している。
  • ドライブシャフトなどで高いシェアを有する。
  • 海外拠点を持ち、地域分散が進んでいる。
  • 2026年3月期まで売上増加予測。

課題

  • 営業利益率1〜3%と低く、改善が急務。
  • 電動化で駆動系部品の需要減少リスク。
  • トヨタ紡織など大手との競争で価格競争に直面。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

輸送用機器の時価総額近傍。太字がGMB

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17291日本プラスト90億円4.4倍
27264ムロコーポレーション89億円11.5倍
36042ニッキ77億円7.5倍
47297カーメイト68億円21.7倍
57208カネミツ68億円9.1倍
67214GMB59億円
77409AeroEdge57億円45.3倍
87399ナンシン48億円17.7倍
97265エイケン工業47億円17.1倍
107217テイン46億円13.5倍
117314小田原機器42億円32.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 53件

大阪の精密機械工場として発足した1962年

1962年5月、大阪府大阪市生野区に資本金550万円で株式会社浪速精密工業所を設立した。創業当初は精密機械加工を手がけ、1963年には八尾市に第一工場を建設し、1970年までに八尾第二工場を増設して生産能力を高めた。同年12月には子会社GMB UNIVERSAL JOINTS, INC.を米国に設立し、海外展開の第一歩を踏み出す。この時期、自動車部品、特にユニバーサルジョイントの製造に特化し、後の事業基盤を築いた。

北米と韓国に進出した1970年代~1980年代

1976年の米国子会社設立に続き、1977年には関連会社GMB UNIVERSAL JOINTS (WEST) INC.を設立し、北米での販売網を強化した。同年には東大阪鍛工株式会社を子会社化し、鍛造工程を内製化する。1979年には韓国GMB工業株式会社(現GMB KOREA CORP.)を関連会社として設立し、アジアへの生産拠点を拡大した。1983年には奈良県川西町に奈良工場(現本社)を建設し、1985年に本社機能を奈良へ移転。1988年には北米の二社を合併し、GMB NORTH AMERICA INC.を設立した。

社名をGMBに変更し株式上場を果たした1989~2004年

1989年5月、社名をジーエムビー株式会社に変更。1991年には韓国ベアリング株式会社を設立し、ベアリング事業に参入。1992年には中国山東省に山東吉明美工業有限公司を設立し、中国生産を開始した。2001年にはタイにTHAI GMB INDUSTRY CO.,LTD.を設立。2002年8月に登記上の本社を奈良県川西町の現在地に変更し、同年11月には現在のGMB株式会社に社名を変更した。2004年12月、大阪証券取引所市場第二部に株式を上場し、資本市場での資金調達を可能にした。

中国・東南アジアへの生産拠点拡大(1990年代~2000年代)

1996年に青島吉明美机械制造有限公司を設立し、中国でのベアリングとユニバーサルジョイントの生産を強化。2006年には青島吉明美汽車配件有限公司を設立し、ウォーターポンプとバルブスプールの製造を開始した。2010年に山東吉明美工業有限公司の全持分を譲渡する一方、2013年には吉明美(杭州)汽配有限公司と吉明美汽配(南通)有限公司を設立し、中国での物流・品質管理とベアリング生産を拡充した。タイ子会社は2001年の設立以降、ウォーターポンプやサスペンションパーツの製造拠点として成長した。

韓国子会社上場と欧州・ロシア進出(2010年代)

2012年11月、韓国子会社GMB KOREA CORP.が韓国証券取引所に株式を上場し、独立した資金調達力を得た。2013年には大阪証券取引所市場第一部に指定され、同年の市場統合により東京証券取引所市場第一部に上場した。2014年にはルーマニアとロシアに子会社を設立し、欧州での新車用部品製造を開始。2016年にはAG TECH CORP.(現GMB AGtech Corp.)が韓国密陽市の工場を買収し、等速ジョイントの生産能力を増強した。2017年にはGMB ELPIS CORP.を設立し、電動ウォーターポンプの製造に乗り出した。

電動化対応とインド進出を加速する2020年代

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行。2023年1月には米国にGMB USA INC.を設立し、電動ウォーターポンプの現地生産を開始。2024年4月にはインドにGMB AUTOMOTIVE INDIACHENNAI PVT LTDを設立し、冷却装置部品の生産拠点を新設した。2026年3月期には大阪支店を開設し、営業機能を強化。GMB KOREA CORP.は技術研究所の専用棟を新設し、電動化対応製品の開発体制を強化した。これらの投資により、電動化とグローバル顧客対応を推進している。

年表53件を開く

1960年代

  • 1962年5月創業大阪府大阪市生野区中川町4丁目53番地にて、資本金5,500千円で株式会社浪速精密工業所設立
  • 1963年8月大阪府八尾市楠根町2丁目58番地に事務所・八尾第一工場建設
  • 1964年7月大阪府八尾市楠根町2丁目58番地へ本社移転

1970年代

  • 1970年3月大阪府八尾市山城町5丁目5番地の22に八尾第二工場を建設
  • 1976年12月子会社GMB UNIVERSAL JOINTS, INC.設立
  • 1977年8月創業関連会社GMB UNIVERSAL JOINTS (WEST) INC.設立
  • 1977年12月M&A東大阪鍛工株式会社を子会社化
  • 1979年2月創業関連会社韓国GMB工業株式会社設立

1980年代

  • 1980年1月大阪府八尾市楠根町5丁目38番地に八尾第三工場建設。プレス部門を八尾第三工場へ移設
  • 1980年5月M&A事務所・配送センターを整備するため、大阪府八尾市楠根町4丁目20番地の1の現八尾第四工場を買収
  • 1981年10月大阪府八尾市楠根町4丁目20番地の1に本社移転
  • 1983年12月奈良県磯城郡川西町大字吐田150番地3に奈良工場(現本社)を建設
  • 1985年1月本社機能を奈良県磯城郡川西町大字吐田150番地3に移転
  • 1988年4月M&A子会社GMB UNIVERSAL JOINTS, INC.と関連会社GMB UNIVERSAL JOINTS (WEST) INC.が合併し、社名をGMB NORTH AMERICA INC.に変更
  • 1989年5月商号変更ジーエムビー株式会社に社名変更

1990年代

  • 1991年12月子会社韓国ベアリング株式会社設立
  • 1992年9月子会社山東吉明美工業有限公司設立
  • 1993年6月M&A関連会社韓国GMB工業株式会社が、子会社韓国ベアリング株式会社を吸収合併することにより、韓国GMB工業株式会社を子会社化
  • 1996年3月子会社青島吉明美机械制造有限公司設立

2000年代

  • 2001年9月子会社THAI GMB INDUSTRY CO.,LTD.設立
  • 2002年8月商号変更登記上の本社を奈良県磯城郡川西町大字吐田150番地3に変更
  • 2002年11月商号変更GMB株式会社に社名変更
  • 2002年12月子会社東大阪鍛工株式会社を清算
  • 2003年12月大阪府八尾市楠根町4丁目36番地の3に八尾第五工場建設、プレス部門を集約
  • 2004年12月上場大阪証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2005年1月商号変更子会社韓国GMB工業株式会社が、GMB KOREA CORP.に商号変更
  • 2006年5月子会社GMB AUTOMOTIVE USA INC.及びGMB AUTOMOTIVE USA LLC.設立
  • 2006年8月子会社青島吉明美汽車配件有限公司設立
  • 2007年6月子会社GMB AUTOMOTIVE USA INC.及びGMB AUTOMOTIVE USA LLC.を清算
  • 2009年1月子会社GMB KOREA CORP.が、韓国忠清南道瑞山市に3番目の製造拠点となる瑞山工場建設
  • 2009年6月創業関連会社THAI KYOWA GMB CO.,LTD.設立

2010年代

  • 2010年12月子会社山東吉明美工業有限公司の出資持分を全額譲渡
  • 2012年11月上場子会社GMB KOREA CORP.が韓国証券取引所に株式を上場
  • 2013年1月子会社吉明美(杭州)汽配有限公司設立
  • 2013年4月子会社AG TECH CORP.(現GMB AGtech Corp.)設立
  • 2013年6月大阪証券取引所市場第一部銘柄に指定
  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合により東京証券取引所市場第一部に上場
  • 2013年12月子会社GMB KOREA CORP.が、韓国京畿道安養市に研究開発拠点となる安養研究事務所設置
  • 2013年12月子会社吉明美汽配(南通)有限公司設立
  • 2014年5月子会社GMB RUS TOGLIATTI LLC(現GMB RUS AUTOMOTIVE LLC)設立
  • 2014年5月子会社GMB ROMANIA AUTO INDUSTRY S.R.L.設立
  • 2016年5月M&A子会社AG TECH CORP.(現GMB AGtech Corp.)が韓国慶尚南道密陽市の密陽工場を買収
  • 2016年7月子会社青島吉明美汽車配件有限公司が、中国浙江省杭州市に営業拠点となる杭州営業所を設置
  • 2016年8月大阪府八尾市の八尾第四工場を売却
  • 2017年9月子会社GMB ELPIS CORP.設立
  • 2019年11月子会社GMB OCEANIA PTY.LTD.設立

2020年代

  • 2020年1月GMB Sales & Marketing Officeを大阪市中央区に開設
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行
  • 2023年1月子会社GMB USA INC.設立
  • 2024年4月子会社GMB AUTOMOTIVE INDIACHENNAI PVT LTD設立
  • 2024年8月子会社GMB KOREA CORP.が、韓国慶尚南道昌原市の本社・第一工場に技術研究所の専用棟を新設
  • 2026年1月GMB Sales & Marketing Officeを廃止し、大阪市中央区に大阪支店を開設
  • 2026年3月子会社GMB USA ALABAMA INC.設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    電動化対応製品の開発と生産強化

    電動ウォーターポンプや統合熱管理モジュールなど、電動化に対応した冷却系部品の研究開発を進めるとともに、生産体制を強化する。

  2. 02

    顧客のグローバル戦略対応

    ルーマニア工場での電動ウォーターポンプ現地生産開始、米国およびインドの新工場立ち上げにより、顧客の現地納入ニーズに応える。

  3. 03

    補修用部品の拡販

    既存製品の大型車や建機への適用範囲を拡大し、新規アイテムを継続的に市場投入することで、ブランド力を活かした販売拡大を図る。

  4. 04

    OEM外注化対応による販売強化

    ユニバーサルジョイントの上位Tier部品メーカーが構成部品を外注化する受け皿となり、欧米を中心に販売を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,499人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は603万円で、9期前と比べて+23.1%平均年齢は42.0歳、平均勤続年数は17.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,714
2018年3月2,651
2019年3月49040.117.12,671
2020年3月48441.617.92,628
2021年3月46641.118.22,685
2022年3月49042.118.52,731
2023年3月54342.318.62,619
2024年3月60141.717.42,543
2025年3月61041.917.42,49476
2026年3月60342.017.72,499132

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率83.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)82.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社16(国内 4 / 海外 12、うち連結子会社 15) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
第二工場 — 韓国慶尚南道昌原市7,133百万円
韓国
本社・第一工場 — 韓国慶尚南道昌原市6,206百万円
韓国
本社・奈良工場 — 奈良県磯城郡川西町2,906百万円
日本
瑞山工場 — 韓国忠清南道瑞山市2,717百万円
韓国
本社・工場 — ルーマニア アルジェシュ県2,637百万円
欧州
本社・工場 — 中国山東省莱西市2,016百万円
中国
八尾工場 — 大阪府八尾市1,509百万円
日本
本社・工場 — 中国山東省即墨市1,444百万円
中国
本社・工場 — タイ プラチンブリ県1,433百万円
タイ
本社・工場 — 韓国慶尚南道昌原市1,096百万円
韓国
ほか11件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    GMB NORTH AMERICA INC. (注)1.2.4.
    アメリカ ニュージャージー州バーリントン · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    GMB USA INC. (注)1.2
    アメリカ ミシガン州ノバイ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    GMB USA ALABAMA INC. (注)1.2
    アメリカ アラバマ州オペライカ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    GMB KOREA CORP. (注)1.3.5
    韓国 慶尚南道昌原市 · 連結子会社
    議決権54.4%
  • 海外
    GMB AGtech Corp. (注)1.2
    韓国 慶尚南道昌原市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    GMB ELPIS CORP. (注)1.2
    韓国 慶尚南道昌原市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    青島吉明美机械制造有限公司(注)1.2
    中国 山東省莱西市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    青島吉明美汽車配件有限公司(注)1.2
    中国 山東省即墨市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    吉明美(杭州)汽配有限公司(注)1.2
    中国 浙江省杭州市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    吉明美汽配(南通)有限公司(注)1.2
    中国 江蘇省南通市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    THAI GMB INDUSTRY CO.,LTD. (注)1.2
    タイ プラチンブリ県 · 連結子会社
    議決権98.3%
  • 海外
    GMB RUS AUTOMOTIVE LLC (注)1.2
    ロシア連邦 レニングラード州サンクトペテルブルク市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社4社を開く
  • GMB ROMANIA AUTO INDUSTRY S.R.L. (注)1.2ルーマニア アルジェシュ県100%
  • GMB OCEANIA PTY.LTD.オーストラリア ニューサウスウェールズ州75%
  • GMB AUTOMOTIVE INDIACHENNAI PVT LTD (注)1.2インド タミル・ナードゥ州100%
  • THAI KYOWA GMB CO.,LTD.タイ プラチンブリ県49%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,053億円営業利益33億円前期と比べると増収増益で、売上が+1.5%、利益が+73.7%。

売上高
+1.5%
1,053億円
営業利益
+73.7%
33億円
純利益
-266.7%
-10億円
営業利益率
3.1%
前期比 +1.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,153億円1,053億円
営業利益36億円33億円
純利益10億円-10億円
1株あたり配当¥47¥47

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は273億円、営業利益は7億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+21.9%、営業利益は+40.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q231−2
2024年1Q22452.26
2024年2Q23752.12
2024年3Q25183.20
2024年4Q251−4
2025年2Q520122.34
2025年4Q51771.42
2026年2Q511132.5−2
2026年4Q542203.7−8
2027年1Q27372.64

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は461億円から1,053億円へ2.3倍に増えた。直近期の営業利益率は3.1%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合により東京証券取引所市場第一部に上場
2013年3月461154
子会社GMB RUS TOGLIATTI LLC(現GMB RUS AUTOMOTIVE LLC)設立
2014年3月587239
2015年3月649154
子会社AG TECH CORP.(現GMB AGtech Corp.)が韓国慶尚南道密陽市の密陽工場を買収
2016年3月6850−17
子会社GMB ELPIS CORP.設立
2017年3月6542514
2018年3月6602917
子会社GMB OCEANIA PTY.LTD.設立
2019年3月64342
GMB Sales & Marketing Officeを大阪市中央区に開設
2020年3月612−3−9
2021年3月574−4−3
2022年3月714207
子会社GMB USA INC.設立
2023年3月8723312
子会社GMB AUTOMOTIVE INDIACHENNAI PVT LTD設立
2024年3月963134
2025年3月1,03719181.86
GMB Sales & Marketing Officeを廃止し、大阪市中央区に大阪支店を開設
2026年3月1,05333293.1−10

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,053億円のうち、営業利益として残るのは33億円3.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-10億円、売上の-0.9%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金81.6%859億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.3%161億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.1%33億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
18.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.0pt
3.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.6pt
-0.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比10.2pt
-4.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-1.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが14億円、投資CFが−36億円で、差し引きのフリーCFは−22億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は68億円で、売上の0.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月11−3127−2033
2014年3月42−343850
2015年3月30−6431−3449
2016年3月20−5121−3137
2017年3月58−33−212541
2018年3月49−34−21555
2019年3月28−4312−1550
2020年3月44−420252
2021年3月28−192963
2022年3月−10−2518−3550
2023年3月34−326263
2024年3月22−494−2740
2025年3月68−605855
2026年3月14−3631−2268

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は962億円。このうち返さなくてよい自己資本が343億円で、自己資本比率は23.7%(業種中央値53.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月47723324437.3
2014年3月58528330235.6
2015年3月68231137133.1
2016年3月65327637729.9
2017年3月62928134831.8
2018年3月66331834534.1
2019年3月65830035833.0
2020年3月63628235431.9
2021年3月63627636031.4
2022年3月70429840630.0
2023年3月79232047227.9
2024年3月85133351826.8
2025年3月88534054626.1
2026年3月96234361923.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
76億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
170億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
108億円
在庫として抱えている分
負債合計
619億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
52
/ 100
安定性自己資本比率16 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

輸送用機器 82社との比較

同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り82社中12位あたり、逆に低いのは自己資本比率82社中80位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-4.5%/中央値 5.7%
P25 3.3%P75 9.7%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.1%/中央値 5.1%
P25 2.6%P75 7.3%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
23.7%/中央値 53.0%
P25 40.5%P75 65.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.5%/中央値 2.1%
P25 -1.4%P75 6.5%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.2%/中央値 3.2%
P25 2.4%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,112で、1年前と比べて+32.7%過去52週の値幅のなかでは80%の位置にある。

¥1,112-1.9%1ヶ月+5.4%1年+32.7%時価総額59億円
過去52週の値幅
安値¥823高値¥1,185

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)5.9倍
PBR0.26倍
配当利回り4.23%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1135円と8月10日に5.39%上昇した。直近1ヶ月の騰落率は+7.79%で、25日移動平均線(1051.52円)を約8%上回っている。52週高値1185円に接近しており、上値抵抗帯を試す展開だ。出来高は前日42500株と前日比で大幅増加し、買い気配が強い。RSIは76.79と過熱圏に入っており、短期的な調整リスクがあるものの、トレンドは上向き。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERがマイナスで評価不能だが、PBR0.24倍は業界平均1.09倍を大きく下回り、解散価値対比で割安。配当利回り3.9%は業界平均3.31%を上回る。ただしROE-4.5%と資本効率が悪く、2026/3期は最終赤字予想。高配当の持続性に懸念。

指標この会社業種平均
PER (予想)5.9倍
PBR0.26倍1.12倍
ROE-4.5%7.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は低調でROEはマイナス、PBR0.24倍と低いが、配当利回り3.9%を維持。強気派は「PBR0.24倍のディープバリュー」と「配当継続による株主還元」を評価。弱気派は「収益悪化トレンド」と「電動化による構造的な需要減少」を懸念。2026/3期の純利益赤字予想が嫌気される。

プラスに働く材料7
  • PBR0.24倍の極めて低い評価

    解散価値の4分の1。資産価値からの上昇余地は大きい。

  • 高い配当利回り

    業績悪化でも配当維持。株主還元姿勢は評価できる。

  • 商用車需要の安定

    大型トラック需要は底堅く、新興国向け輸出も堅調。

  • 営業利益33億円と大幅増益見通し2026年3月期影響

    営業利益33億円、前年比+74%増益計画

  • PBR0.24倍の極端な割安水準不定影響

    純資産の4分の1以下の株価、資産価値に着目

  • 配当利回り3.9%の安定的利回り継続影響

    3.9%の利回りは輸送用機器業界で高水準

  • 売上高1000億超で安定基盤継続影響

    売上高1053億円、微増ながら安定成長

マイナスに働く材料7
  • ROEマイナスと収益悪化

    2024/3期ROE-4.5%。2026/3期は純利益赤字予想。

  • 電動化による需要減少リスク

    エンジン部品が主力。EVシフトで長期的に需要減少は不可避。

  • 配当維持の持続性疑問

    利益水準を超える配当。キャッシュ創出に不安が残る。

  • 純利益▲10億円の赤字転落予想2026年3月期影響

    純利益-10億円、特別損失等で赤字の可能性

  • ROE▲4.5%の赤字経営継続影響

    自己資本利益率がマイナス、資本減少続く

  • 外国人持株1%未満の需給脆弱性継続影響

    1.1%と極めて低く、買い手不在リスク

  • 営業利益率3.1%は輸送機器平均を下回る2026年3月期影響

    3.13%の利益率は改善途上、コスト競争力不足

次の決算で確かめる点
営業利益率
2025/3期以降の収益改善の兆しを確認。
営業CF
配当原資となるキャッシュ創出力。
受注高
エンジン需要の先行指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり47で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは4.23%。

年間配当
¥47
1株あたり
配当利回り
4.23%
いまの株価に対して
配当性向
74.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月40821.2
2018年3月400.022.7
2019年3月400.074.4
2020年3月400.0
2022年3月20−50.0
2023年3月200.0
2024年3月3050.0
2025年3月4033.3
2026年3月400.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥47

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,058人。区分でいちばん多いのは個人・その他88.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が4.6%を占め、残る95.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他78.379.080.681.486.088.2
証券会社5.35.55.23.85.66.1
事業法人1.61.82.35.23.14.0
外国法人2.91.71.91.82.50.8
金融機関11.611.79.67.22.50.6
外国人個人0.40.40.30.60.30.3
自己株式0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位11

順位株主持ち株比率 %
01松岡 信夫18.45
02松岡 栄子4.39
03松岡 祐吉2.87
04楽天証券株式会社共有口2.51
05金本 順子2.25
06GMB従業員持株会2.05
07庄司 聖吾1.97
08槇田 重夫1.60
09具 綾子1.58
10松岡 清美1.56
11丸茂 りた1.56

有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−344%、1株純資産は14期で+26%。直近期のROEは-4.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月803,4072.513.556.5
2014年3月1693,9934.67.482.3
2015年3月704,3281.717.9
2016年3月−3263,746−8.1
2017年3月2773,8397.35.4821.2
2018年3月3344,3408.25.322.7
2019年3月434,1601.019.974.4
2020年3月−1743,876−4.3
2021年3月−603,802−1.6
2022年3月1254,0123.25.9
2023年3月2304,1725.63.8
2024年3月774,3131.814.9
2025年3月1124,3542.68.2
2026年3月−1954,279−4.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額206百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
松岡祐吉取締役社長(代表取締役)53153,842
大瀧民也取締役副社長6730,341
善田篤志専務取締役 経営企画本部長5319,139
文ヨンジュ専務取締役 R&D本部長63
伊藤孝治取締役 営業本部長658,283
嶋田高寛取締役 生産本部長593,345
梁亨恩取締役69
岡本依子取締役54
宮内誠常勤監査役6915,644
中川雅晴監査役74
平山菊二監査役753,000
森田茂樹64

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)81781219024
社外取締役410103
監査役1666

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容4,166字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(GMB株式会社)、連結子会社15社(GMB NORTH AMERICA INC.、GMB USA INC.、GMB USA ALABAMA INC.、GMB KOREA CORP.、GMB AGtech Corp.、GMB ELPIS CORP.、青島吉明美机械制造有限公司、青島吉明美汽車配件有限公司、吉明美(杭州)汽配有限公司、吉明美汽配(南通)有限公司、THAI GMB INDUSTRY CO.,LTD.、GMB RUS AUTOMOTIVE LLC、GMB ROMANIA AUTO INDUSTRY S.R.L.、GMB OCEANIA PTY.LTD.、GMB AUTOMOTIVE INDIACHENNAI PVT LTD)及び持分法適用の関連会社1社(THAI KYOWA GMB CO.,LTD.)により構成されており、自動車部品等の製造・販売を主たる業務としております。 当社グループの製品は、当社を中心に世界各国の補修用部品として供給されるものと、連結子会社のGMB KOREA CORP.を中心に、自動車完成車メーカーやその系列部品メーカーへ供給される新車用部品とに大きく分類され、その需要構造の違いにより、製品販売戦略も異なった対応をしております。 (1)主要取扱製品 部品分類   取扱製品名 駆動・伝達及び操縦装置部品   ユニバーサルジョイント ステアリングジョイント 等速ジョイント バルブスプール マニュアル・コントロール・シャフト ピニオン・シャフト 油圧ピストン ボールジョイント タイロッドエンド 冷却装置部品   ウォーターポンプ 電動ウォーターポンプ ウォーターポンプ・ベアリング ファンクラッチ 電動オイルポンプ インテグレーテッド・サーマル・モジュール ベアリング   テンショナー・アイドラー・ベアリング オート・テンショナー・アイドラー・ベアリング ボールベアリング ハブベアリング ブラケット ロッカー・アーム・ローラー (注)用語説明 ユニバーサルジョイント   ・・・   自動車などの駆動軸接続部に使用される十字型の「自在継手」のことをいい、用途によって以下のとおりに分かれる。 ソリッドタイプ :一般の自動車の自在継手(中荷重) メカニックタイプ:建設重機・ダンプカーなどの自在継手(高荷重) シェルタイプ :ステアリングに使用する自在継手(低荷重) ステアリングジョイント   ・・・   自動車のハンドルの回転をスムーズにインタームシャフトに伝えるためのユニバーサルジョイントの一種で低荷重用である。 等速ジョイント   ・・・   FF(フロントエンジン・フロントドライブ)車の駆動軸に取り付けられ、ドライブシャフトに動力を伝達させるための連結部品でユニバーサルジョイントに比べて、等速回転が可能である。 バルブスプール   ・・・   オートトランスミッションに入る油の圧力・流れの方向・流量を変えるためのコントロールバルブボディという装置に組み込まれた特殊形状のピンのこと。 マニュアル・コントロール・シャフト   ・・・   手動にてトランスミッションを変速操作(シフト変更)するための連結棒のこと。 ピニオン・シャフト   ・・・   ハンドル操舵の先端に位置し、回転運動を直線運動に変換させる機構部品で、ステアリングの操作を車輪(ホイール)に伝達する機能を持つ。 油圧ピストン   ・・・   オートマチック変速機(AT)の内部にて、変速機の油圧変動をコントロールするための部品。 ボールジョイント   ・・・   サスペンションやステアリングのリンク間の結合に使用し、車体の重量を支えながらピボット運動の機能を有する継手を指す。 タイロッドエンド   ・・・   ステアリングリンクを構成する部品で、リンク間を連結するためのロッドの先端に付く部品。 ウォーターポンプ   ・・・   エンジンを冷却するために、冷却水を強制的に循環させるためのポンプのこと。 電動ウォーターポンプ   ・・・   動力源をバッテリーとモーターとするウォーターポンプのこと。 ウォーターポンプ・ベアリング   ・・・   ウォーターポンプに使用されるベアリングのこと。 ファンクラッチ   ・・・   クーリングファンを駆動させる機構であるが、クーラントが低温のときはファンが低回転、クーラントが高温になればファンが高回転するようにファンの回転を温度に応じて自動的にコントロールさせるための装置。 電動オイルポンプ   ・・・   動力源をバッテリーとモーターとするオイルポンプのこと。 インテグレーテッド・サーマル・モジュール   ・・・   エンジン等の動力源とその周辺部品や装置の温度を適正に維持するために、効率的に冷却水の流量を調節するモジュールのこと。 テンショナー・アイドラー・ベアリング   ・・・   カムシャフトの駆動用のタイミングベルトの伸びを調節し絶えず張りを保つために使用する中間の軸受を指し、テンショナーベアリングはベルトに張りを与え、アイドラーベアリングはベルトの掛かり代を大きくする。ベルトの音・振動を緩和させる。 オート・テンショナー・アイドラー・ベアリング   ・・・   上記テンショナーで、チェーン及びベルトの張りを、スプリング又は油圧ダンパーにて自動に与える機構を持ったテンショナーを指す。 ボールベアリング   ・・・   転動体に鋼球を使用し、高速回転・中荷重に耐えうる軸受けで、荷重の受ける方向によりラジアル軸受け、スラスト軸受けと区分される。 ハブ・ベアリング   ・・・   車輪を構成する部品であるハブに使用されるベアリングで、車両自体の荷重を支え効率的な回転運動で車両運行の安全性と快適性の為の重要な部品。 ブラケット   ・・・   テンショナーやベアリングを本体に固定するために取り付いている突起部品のことで、主に鉄板をプレス加工して使用される。 ロッカー・アーム・ローラー   ・・・   吸・排気バルブを開閉するロッカーアームの中に入り、シャフトとの摩擦を軽減するために摺動部分に使用する。 (2)当社及び連結子会社の位置付けと事業内容 セグメント   名称   主要な事業内容 日本   当社(GMB株式会社)   自動車の冷却装置部品であるウォーターポンプ及び駆動・伝達及び操縦装置部品であるユニバーサルジョイントを中心とした部品の製造・販売及び各子会社の製品の販売を主に営んでいるとともに、グループ中核企業として先行研究開発や商品開発を行っております。また、販売上の特徴として、主に海外補修用市場向けに販売を行っております。 米国   GMB NORTH AMERICA INC.   当社グループ各社の製品を、米国を中心とした北米各国へ補修用部品として販売する販売会社であります。 GMB USA INC.   主に米国の完成車メーカー向けの新車用の電動ウォーターポンプの製造をしております。 GMB USA ALABAMA INC.   主に米国の完成車メーカー向けの新車用の電動化対応製品を中心とした製造をしております。 韓国   GMB KOREA CORP.   自動車部品等の各種ベアリング製品、冷却装置部品であるファンクラッチ・ウォーターポンプ・電動ウォーターポンプ及び駆動・伝達及び操縦装置部品であるバルブスプール・ユニバーサルジョイントを中心とした部品の製造・販売を営んでいるとともに、当社同様に先行研究開発や商品開発を行っております。また、販売上の特徴として、主に韓国国内の自動車完成車メーカー及びその系列各社への販売が中心であります。 GMB AGtech Corp.   主に韓国・欧州の完成車メーカー向けの新車用のウォーターポンプ及び等速ジョイントの製造をしております。 GMB ELPIS CORP.   主に韓国の完成車メーカー向けの新車用の電動ウォーターポンプ及び関連制御機器の製造をしております。 セグメント   名称   主要な事業内容 中国   青島吉明美机械制造有限公司   当社及びGMB KOREA CORP.の各製品のうち、主にベアリング・ユニバーサルジョイントの部品及び製品の製造をしております。また、一部中国国内販売も手掛けております。 青島吉明美汽車配件有限公司   当社及びGMB KOREA CORP.の各製品のうち、主にウォーターポンプ・バルブスプールの部品及び製品の製造をしております。また、一部中国国内販売も手掛けております。 吉明美(杭州)汽配有限公司   主に海外および中国国内の補修用部品市場へ販売する製品のうち、中国国内の協力工場から調達する製品の物流・品質管理拠点となる販売会社であります。 吉明美汽配(南通)有限公司   主に中国国内の新車用部品市場向けのベアリング製品の製造をしております。 タイ   THAI GMB INDUSTRY CO.,LTD.   当社及びGMB KOREA CORP.の各製品のうち、主にウォーターポンプ・サスペンションパーツ・バルブスプールの部品及び製品の製造をしております。また、一部タイ国内販売も手掛けております。 欧州   GMB RUS AUTOMOTIVE LLC   主に欧州の完成車メーカー向けの新車用のウォーターポンプ及び電動ウォーターポンプの製造をしております。 GMB ROMANIA AUTO INDUSTRY S.R.L.   主に欧州の完成車メーカー向けの新車用のウォーターポンプの製造をしております。 豪州   GMB OCEANIA PTY.LTD.   主にオーストラリア国内において、補修用部品を販売する販売会社であります。 インド   GMB AUTOMOTIVE INDIACHENNAI PVT LTD   主にインドの完成車メーカー向けの新車用の冷却装置部品の製造をしております。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題1,879字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、ユニバーサルジョイント・ウォーターポンプ等の自動車部品製造・販売事業の独立系メーカーとして、いち早く海外に目を向け事業展開を進め、新車用部品供給と補修用部品供給を両輪とした営業基盤を構築してまいりました。新車用部品は韓国の自動車メーカーや自動車部品メーカーとの長年の取引関係によって培った製品開発力や品質管理能力、金属加工や冷却システムに関連する技術力を事業基盤とし、韓国を中心に日本や欧米の自動車メーカーや部品メーカーとの取引を拡大しております。補修用部品では、世界中で走っている車の修理・交換用専用の部品をメーカー、モデル、年式に関係なく幅広く品揃えし、品質・価格をバランスよく強化することで国内商社や海外の自動車部品輸入業者を通じて世界各地へGMBブランドの製品を供給しております。 創業以来の社訓「和」によりグループ内の協調を高めることを基礎とし、グローバルな市場における自動車部品メーカーとして目指すべきグループ企業理念として 「技術革新と新製品開発を通じ、自動車部品産業のオンリーワン企業として国際社会に貢献する」 を掲げております。 この企業理念のもと、「地球の成功が、私たちの未来」をスローガンに、部品を通じて、環境にやさしく、安心・安全に、より長く、モビリティ社会に貢献していく方針であります。また、そのために新車用・補修用部品の両輪でグローバルに事業の拡大を図り、研究開発と設備投資によって、新製品開発と品質・生産体制を強化してまいります。 (2)会社の経営環境および対処すべき課題 当社グループの属する自動車業界は「Connected(コネクテッド)」、「Autonomous(自動運転)」、「Shared & Services(シェアリングとサービス)」、「Electric(電動化)」といった「CASE」と呼ばれる新しい領域での技術革新が進み、各国の環境規制の高まりもあって、完成車メーカーは電気自動車やハイブリッド車などの環境に配慮した自動車の比率を高めながら、進出した地域での現地生産を拡大しております。また、補修用部品におきましては、世界の自動車保有台数が継続的に増加し市場規模も拡大しておりますが、中国を中心とした新興国メーカーとの競争が激化しております。 さらに、世界経済につきましては、中東情勢の緊張が顕在化するなど地政学的な不確実性が高まる中、エネルギー・原材料価格の高止まりや為替の変動に加え、金融環境が引き締め的な状況の継続や貿易摩擦の再燃懸念などを 背景として、依然として不透明で不確実性の高い状況が続いております。また、サプライチェーンの混乱や供給制約の影響も引き続き見られるなど、企業活動を取り巻く環境は予断を許さない状況にあります。 このような環境のもと、当社グループとして対処すべき重点課題は、次のとおりであります。 ・ 業界の技術革新に対応した製品開発力 ・ グループ連携を含めたサプライチェーンマネジメントの強化 ・ 品質と生産性の持続的改善 ・ 成長とグローバル戦略を支える人財の確保と育成 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社は3ヶ年の中期経営計画において4つの重点戦略を掲げ、各施策を着実に推進してまいりました。今後もこれまでの取り組みを基盤として重点戦略を推進するとともに、事業環境の変化に適切に対応しながら、体制の強化を図り、世界の新車用・補修用部品市場における更なる成長を目指してまいります。 ① 電動化対応 電動ウォーターポンプや統合熱管理モジュールなどの冷却系部品を中心に電動化に対応した製品の研究開発と生産体制の強化を進めます。 ② 顧客のグローバル戦略対応 既存のルーマニア工場における電動ウォーターポンプの現地生産開始と、米国およびインドの新工場の立ち上げによって、顧客の現地納入ニーズに対応します。 ③ 補修用部品の拡販 既存製品は大型車や建機などへの適用範囲を拡大し、更なる新規アイテムを継続的に市場投入することでブランド力を活かした販売拡大を図ります。 ④ OEM外注化対応 ユニバーサルジョイントの上位Tierの部品メーカーが構成部品を外注化する受け皿となることで欧米を中心に販売を強化します。
事業等のリスク3,639字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業等に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項は以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 海外市場への事業展開について 当社グループは、日本、米国、韓国、中国、タイ、欧州、豪州、インドに会社を設立してグローバルに事業展開を行っております。各国の市場において特徴があり、経済情勢、諸法令、慣行、慣例等により事業計画の大幅な変更や遅延が生じる可能性があります。 ①韓国市場での事業展開について 当社は、1979年2月に韓国GMB工業株式会社(現GMB KOREA CORP.以下、韓国GMBという。)を設立し、その後当社が1991年12月に81.7%出資・設立しておりました韓国ベアリング株式会社を、韓国GMBが吸収合併することで、当社の韓国GMBに対する持分比率が53.9%となりました。さらに2008年6月の株式追加取得、2012年11月の韓国証券取引所への株式上場と公募増資、2013年8月の株式追加取得を経て持分比率は54.4%に至りました。今後も韓国の法規則・慣行等により、当社グループの事業計画に影響を受ける可能性があります。 また、韓国GMBは現代自動車グループへバルブスプールや電動ウォーターポンプ等の自動車部品のOEM供給を行っており、現代自動車グループへの販売比率は2026年3月期連結売上高に対して、38.3%となっております。現代自動車グループは近年海外生産・販売を拡大しており、当社グループにおいても、現代自動車の海外展開とともに、海外投資を検討する案件が増加してまいります。今後の現代自動車グループの事業動向により、業績に影響を受ける可能性があります。 ②中国市場での事業展開について 中国では、青島吉明美机械制造有限公司、青島吉明美汽車配件有限公司、吉明美(杭州)汽配有限公司、吉明美汽配(南通)有限公司の4社を有しております。経済成長を続ける中国経済では、人件費の上昇などによる生産コストアップが懸念されています。さらに、外資企業に対する優遇税制の改正や環境規制強化などの政策変更によって影響を受ける可能性もあります。そのような環境の中でも、自動車産業が発展中の中国で事業活動を維持・拡大することは、グループとしての事業拡大と価格競争力強化にとって効果のあるものと判断しておりますので、引き続き中国子会社の効率的運営と販売・調達先の開拓に取り組んでまいります。このような急激な環境変化によって、当社グループの事業展開、業績に影響を受ける可能性があります。 ③米国補修用部品市場での事業展開について 米国には販売子会社GMB NORTH AMERICA INC.を有しており、補修用部品においても重要な市場と位置付けております。近年、米国では中国製の自動車部品等が、低価格を武器とした価格引下げ競争を激化させており、低価格製品を大規模に供給できる業者による寡占化が進んでおります。また、このような大手取引先との取引を継続するためには適時に納品できる在庫と品揃えを維持する必要があります。当社グループとして、生産拠点を中国やタイへ移管したり、当社の品質基準を満たす製品・部品供給先を中国内に求めたりしながら、品質と価格の水準における最適なバランスを追求しつつ適切な在庫水準の維持に努めておりますが、低価格競争の激化や寡占化が進む業界内の競合状況の進展により、今後の業績に影響を受ける可能性があります。 米国では、最終ユーザー自身で部品交換をするDIY方式も一般的であり、最終ユーザーが取り付けを円滑にできない場合、クレームと称し部品の返品をしてくる事態が多く発生いたします。米国では、大手小売業者においては一旦販売者が買取る慣行にあります。これに対応するため、製品の品質の向上に努めておりますが、大手小売業者との取引高が増加して返品数量が増加する場合には、業績に影響を受ける可能性があります。 ④海外における生産体制について 当社グループの生産部門は、生産コストを低減できる国での製造及び技術・品質面で日本の技術指導に応えられる国での生産を前提にしております。そのため、韓国、中国、タイ、欧州、米国、インドに順次生産拠点の一部を移管してまいりました。今後、各地域に生産移管を進めていく中で、当社及び韓国GMBからの十分な技術支援が出来ない場合や優秀な技術者が確保できない場合には、事業計画に影響を受ける可能性があります。 当社グループはグループ各拠点間での製品の競争力と品質の均一化に努めております。そのため海外子会社への支援・指導を強化しておりますが、機械故障などの不測の事態が発生した場合には生産遅延や納期遅延等により、業績に影響を受ける可能性があります。 グループ内での一貫生産体制の原則を保つ一方で、コスト競争力に劣ると判断する場合には、当社グループ以外から一部の製品や部品を調達することも推進しており、当社グループが認める品質水準を維持できる海外調達先を開拓しつつあります。この計画の推進状況により、業績に影響を受ける可能性があります。 ⑤海外での商標権の管理について 当社グループは特許権や商標権等の世界各国の知的財産権を当社で原則管理しており、51の国または地域において商標権の登録をしております。しかし、アジア地域などではGMBの偽ブランドの自動車部品等も出回っております。今後も商標権保護を積極的に実施してまいります。 (2) 為替変動について 当社グループの2026年3月期連結売上高に占める海外売上高の比率は90.9%となっております。当社におきましても、直接輸出による売上高は51.4%と高い比率であります。当社は、為替変動への対策として、取引通貨バランスの改善、円建て取引の増加、海外調達の拡大、生産の海外移転の推進や為替予約等により、総体的な為替リスクの軽減を図っております。グループ各社においても取引通貨バランスの改善や現地生産・調達の強化等の為替リスク軽減を図っております。しかしながら、急激な為替変動により、業績に影響を受ける可能性があります。 (3) 製品の品質について 当社グループは、お客様に信頼される製品の品質保証体制を構築することで品質の維持と向上に努めております。しかしながら、すべての製品に欠陥がなく、将来にリコールや製造物責任賠償が発生しないという保証はありません。また、万一のリコールや製造物責任賠償が発生した場合に備え保険に加入しておりますが、最終的に負担する賠償額を十分にカバーできるという保証はありません。大規模なリコールや製造物責任賠償につながるような製品の欠陥は、多額のコスト負担や当社グループの社会的評価の悪化により、業績に影響を受ける可能性があります。 (4) 自然災害・戦争・テロ・感染症等について 当社グループおよび主要な取引先の拠点の所在地域において、予期せぬ自然災害・戦争・テロ・感染症等が発生した場合、生産・調達・販売などの事業活動の停滞や中断による影響を受ける可能性があります。事業継続計画の整備等の対策を通じてリスク低減に努めておりますが、完全にリスクを回避することは困難であり、業績に影響を受ける可能性があります。 また、当社グループはロシアに連結子会社を有しており、2022年2月に開始されたロシアによるウクライナへの軍事侵攻により翌3月以降、工場の稼働を停止しておりましたが、顧客が事業を現地企業に譲渡したことに伴い、譲渡先に対して納入契約が残存する部品の供給を継続するため、2024年より限定的な稼働を再開いたしました。引き続き、顧客動向や現地の社会経済状況を慎重に注視しながら慎重に対応を進めますが、今後の戦闘地域の拡大や紛争の長期化、ロシアに対する経済制裁等により業績に影響を受ける可能性があります。 (5) 情報セキュリティリスクについて 当社グループは、サイバー攻撃やインターネット環境に大きな影響を与えるような事象等により、社内システムに障害が発生し、基幹システムや通信システムが停止する場合は、生産・販売・財務経理などの業務活動が中断し、顧客に製商品を供給できないなど、業績に影響を受ける可能性があります。また、取引先情報や技術情報等の重要情報が漏洩した場合は、顧客等に対する賠償責任の発生や信頼性の低下など、業績に影響を受ける可能性があります。このような事態に備えて、ウイルス対策ソフトの導入、ネットワーク環境のセキュリティ強化、挙動検知に関する製品やバックアップシステムの導入など被害拡大防止と迅速な復旧体制の確保、従業員に対する教育等の対策を実施しております。
経営成績の分析 (MD&A)7,349字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における当社グループは、韓国でインテグレーテッド・サーマル・モジュールなどの電動化対応製品の開発と販路拡大を進め、補修用部品市場では販売価格の見直しを継続するなどをしたほか、生産性の改善やコスト削減などの競争力強化に努めました。しかしながら、売上高については米国市場で販売先を見直すなどの対応を行ったことによる減少や新車用部品市場における等速ジョイントや海外補修用部品市場におけるテンショナー・アイドラー・ベアリングなどの販売が減少したことによる影響がありました。損益面については韓国で人件費や輸出コストが増加するなどした他、米国拠点において物流の最適化を図るために実施した倉庫の集約にかかる費用の一時的な増加等の影響がありました。 この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高が105,280百万円(前期比1.5%増)、韓国において退職給付債務の数理計算上の影響による退職給付費用の減少529百万円(前期は追加発生811百万円)の影響もあり、営業利益は3,320百万円(同70.9%増)となりました。さらに、主に外貨建て資産・負債の換算による為替差益等については前期よりも減少したものの為替差益を559百万円計上するなどして、経常利益は2,948百万円(同66.8%増)となりました。しかしながら、子会社において固定資産の減損損失1,947百万円を特別損失として計上したことなどにより、親会社株主に帰属する当期純損失は1,035百万円(前期は592百万円の利益)となりました。 主要な品目分類別の販売状況を説明しますと、次のとおりであります。 駆動・伝達及び操縦装置部品は、韓国の新車用部品市場における等速ジョイントの販売が減少した一方で、欧州の新車用部品市場及び海外の補修用部品市場におけるユニバーサルジョイントの販売が増加したことなどにより、売上高は47,503百万円(前期比1.4%増)となりました。 冷却装置部品は、米国の補修用部品市場におけるウォーターポンプの販売が減少した一方で、韓国・中国の新車用部品市場における電動化対応製品のインテグレーテッド・サーマル・モジュールなどの販売が増加するなどした結果、売上高は42,792百万円(同4.5%増)となりました。 ベアリングは、海外補修用部品市場におけるテンショナー・アイドラー・ベアリングの販売が減少したことなどにより、売上高は14,587百万円(同4.8%減)となりました。 セグメントの業績は次のとおりであります。 当社は、製造、販売体制を基礎とした拠点の所在地域別のセグメントから構成されており、「日本」、「米国」、「韓国」、「中国」、「タイ」、「欧州」、「豪州」及び「インド」の8つを報告セグメントとしております。各報告セグメントでは、自動車部品を製造、販売しております。 (a) 日本 欧州の新車用部品市場におけるユニバーサルジョイントの他、海外における補修用部品市場でのユニバーサルジョイントやウォーターポンプの販売が増加したことに加えて、販売価格の見直しを継続しました。また、輸入においてもグループ間を含めた価格の見直しによる輸入コストの低下の影響を受けたことなどの結果、売上高17,611百万円(前期比10.1%増)、セグメント利益508百万円(前期は48百万円の損失)となりました。 (b) 米国 2023年1月に設立した製造拠点である連結子会社GMB USA INC.において販売が増加した一方で、連結子会社のGMB NORTH AMERICA INC.において売上高については米国市場で販売先を見直すなどの対応により販売が減少し、損益面については関税負担の増加や物流の最適化を図るために実施した倉庫の集約にかかる費用の一時的な増加等の影響がありました。以上の結果、売上高5,635百万円(同24.3%減)、セグメント損失854百万円(前期は282百万円の損失)となりました。 (c) 韓国 連結子会社のGMB KOREA CORP.において新車用部品市場における等速ジョイントや海外補修用部品市場におけるテンショナー・アイドラー・ベアリングなどの販売が減少し、損益面については輸出コストが増加するなどしたものの、電動化対応製品のインテグレーテッド・サーマル・モジュールなどの販売が増加したことに加えて、退職給付債務の数理計算上の影響による退職給付費用の減少529百万円(前期は追加発生811百万円)の影響を受けるなどした結果、売上高67,530百万円(前期比0.1%増)、セグメント利益2,883百万円(同45.0%増)となりました。 (d) 中国 製造拠点である連結子会社3社及び調達・物流拠点の連結子会社1社において、中国市場についてもインテグレーテッド・サーマル・モジュールなどの電動化対応製品に加えて、新車用部品市場におけるウォーターポンプなどの販売が増加したことなどの結果、売上高7,745百万円(同5.4%増)、セグメント利益939百万円(同43.4%増)となりました。 (e) タイ タイ国内向けの販売が増加したことに加えて、グループ間の製品の生産・出荷量が増加するなどした結果、売上高1,289百万円(同8.3%増)、セグメント利益162百万円(同202.4%増)となりました。 (f) 欧州 欧州の新車用部品市場における販売の増加に加えて、前連結会計年度に事業活動を限定的に再開し在庫評価も見直したロシア拠点において採算が改善するなどした結果、売上高4,479百万円(前期比18.9%増)、セグメント利益73百万円(前期は104百万円の損失)となりました。 (g) 豪州 補修用部品市場でのウォーターポンプなどの販売が減少したことなどの結果、売上高538百万円(前期比7.0%減)、セグメント損失13百万円(前期は8百万円の利益)となりました。 (h) インド 前連結会計年度に設立した新拠点において、本格稼働前で関連経費の支出が先行しているなどの結果、売上高375百万円(前期は23百万円)、セグメント損失141百万円(前期は71百万円の損失)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前当期純利益が995百万円(前期比42.5%減)、減価償却費が4,244百万円(同6.7%増)、短期・長期借入金、社債、リースを合わせた有利子負債残高の増加額が3,567百万円(同320.5%増)、減損損失が1,947百万円(前期は34百万円)となるなどの一方で、設備投資による有形固定資産の取得による支出が3,903百万円(前期比37.1%減)、売上債権の増加額が3,283百万円(同165.7%増)、棚卸資産の増加額が1,426百万円(前期は3,306百万円の減少)、法人税等の支払額が849百万円(前期比8.0%減)となったことなどの結果、期末残高は1,323百万円増加して6,815百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は1,405百万円(同79.4%減)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益が995百万円(前期比42.5%減)、減価償却費が4,244百万円(同6.7%増)、減損損失が1,947百万円(前期は34百万円)となるなどの一方で、売上債権の増加額が3,283百万円(前期比165.7%増)、棚卸資産の増加額が1,426百万円(前期は3,306百万円の減少)、法人税等の支払額が849百万円(前期比8.0%減)となったことなどによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は3,591百万円(前期比40.2%減)となりました。これは主に、設備投資による有形固定資産の取得による支出が3,903百万円(同37.1%減)となったことなどによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果獲得した資金は3,139百万円(同505.5%増)となりました。これは主に、短期・長期借入金、社債、リースを合わせた有利子負債残高の増加額が3,567百万円(同320.5%増)となるなどの一方で、配当金の支払額が212百万円(同14.6%増)、非支配株主への配当金の支払額が215百万円(同49.4%増)となったことなどによるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 当社グループは自動車部品のメーカーとして、自動車部品事業以外に事業の種類がないため、投資情報の有用性の観点から拠点の所在地域別セグメントに代えて、事業の種類別に記載しております。 (a)生産実績 当連結会計年度の生産実績を事業の種類別に示すと、次のとおりであります。 事業の種類の名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 自動車部品事業(千円)   68,169,349   105.4 合計(千円)   68,169,349   105.4 (注)金額は製造原価によっております。 (b)商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績を事業の種類別に示すと、次のとおりであります。 事業の種類の名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 自動車部品事業(千円)   17,786,995   100.0 合計(千円)   17,786,995   100.0 (注)金額は仕入価格によっております。 (c)受注実績 当連結会計年度の受注実績を事業の種類別に示すと、次のとおりであります。 事業の種類の名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 自動車部品事業   103,772,169   100.9   5,168,601   77.4 合計   103,772,169   100.9   5,168,601   77.4 (注)金額は販売価格によっております。 (d)販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントに代えて、製品の品目分類ごとに示すと、次のとおりであります。 品目分類の名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 駆動・伝達及び操縦装置部品(千円)   47,503,168   101.4 冷却装置部品(千円)   42,792,562   104.5 ベアリング(千円)   14,587,933   95.2 その他(千円)   396,905   69.2 合計(千円)   105,280,570   101.5 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりで あります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 現代自動車株式会社   8,433,121   8.1   9,326,725   8.9 現代トランシス株式会社   6,764,365   6.5   7,982,441   7.6 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績や現状を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針、会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定は 「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)、(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a)経営成績 当連結会計年度における世界経済は、エネルギー価格の高止まりの他、ウクライナや中東情勢の不確実性を始めとする地政学リスクの長期化に加えて中東情勢の混迷も加わるなど、不透明な環境が続きました。 このような環境の中、当連結会計年度の経営成績は次のとおりであります。 売上高 当連結会計年度の売上高は、105,280百万円と前連結会計年度に比べ1,568百万円の増加となりました。これは主に、新車用部品市場におけるインテグレーテッド・サーマル・モジュールなどの電動化対応製品の開発と販路拡大を進め、補修用部品市場では販売価格の見直しを継続したことなどによるものであります。 営業利益 当連結会計年度の営業利益は3,320百万円と前連結会計年度に比べ1,377百万円の増加となりました。これは主に売上の増加に加え、販売価格の見直しや生産性の改善、コスト削減に努めた他、韓国における退職給付債務の数理計算上の影響による退職給付費用の減少が529百万円(前期は追加発生811百万円)の影響などによるものであります。 経常利益 当連結会計年度の経常利益は2,948百万円と前連結会計年度に比べ1,180百万円の増加となりました。これは主に、為替差益が559百万円と前連結会計年度に比べ196百万円減少したものの、営業利益が増加したことなどによるものであります。 親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純損失は1,035百万円(前連結会計年度は592百万円の利益)となりました。これは主に、経常利益は増加したものの、子会社において固定資産の減損損失1,947百万円を特別損失として計上したことなどによるものであります。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 なお、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 また、今後の経営戦略等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 (b)財政状態 資産の部 当連結会計年度末の資産合計は96,153百万円と前連結会計年度に比べ7,604百万円の増加となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が3,790百万円、棚卸資産が2,033百万円、現金及び預金が1,437百万円、それぞれ増加したことなどによるものであります。 負債の部 当連結会計年度末の負債合計は61,870百万円と前連結会計年度に比べ7,301百万円の増加となりました。これは主に、社債が2,756百万円減少した一方で、短期借入金が6,653百万円、リース債務が1,728百万円、長期借入金が1,135百万円、それぞれ増加したことなどによるものであります。 純資産の部 当連結会計年度末の純資産合計は34,283百万円と前連結会計年度に比べ303百万円の増加となりました。これは主に、利益剰余金が1,248百万円減少した一方で、非支配株主持分が624百万円、為替換算調整勘定が709百万円、退職給付に係る調整累計額が208百万円、それぞれ増加したことなどによるものであります。 (c)キャッシュ・フロー 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入費用のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入および社債による調達を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は40,143百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は6,815百万円となっております。

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開示資料

出典

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