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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

カーメイト

CAR MATE MFG.CO.,LTD7297 · Standard · 輸送用機器

車用品とアウトドア用品を製造・販売する。主力は車関連で、全体の約9割を占める。

概要

カーメイトは1966年6月に東京都練馬区で設立された自動車用品メーカーである。カーアクセサリーやメンテナンス用品を開発・販売し、カーライフを支える総合ブランドとしてドライバーに多様な商品を提供する。2010年に株式上場し、現在は東京証券取引所スタンダード市場に上場。連結従業員数640人、2026年3月期の売上高は146億円である。

車関連事業が売上の約9割を占める

当社グループの主力事業は車関連事業で、売上高の約9割を占める。主な製品はドリンクホルダー、スマートフォンホルダーなどの車内アクセサリー、チャイルドシート、ルーフキャリア、タイヤチェーン、芳香剤や除菌・消臭剤などのケミカル類、ドライブレコーダーやランプ類である。販売先はカー用品専門店、ホームセンター、ドラッグストア、ベビー用品店、ECサイトなど多岐にわたる。2026年3月期の車関連事業売上高は128億円で、前年比8.3%減となったが、原価率改善により営業利益は10.3%増の14億円となった。

アウトドア・レジャー・スポーツ関連事業の動向

もう一つのセグメントはアウトドア・レジャー・スポーツ関連事業で、スノーボード関連用品を中心としたスポーツ用品や自転車関連商品を扱う。2026年3月期の同事業の売上高は17億円で、全体の約12%を占める。前年比13.6%増と増収となり、営業利益は前年比203.5%増の267百万円となった。スノーボード関連製品の増収が牽引し、原価率も改善した。製造は中国の連結子会社快美特汽車精品(深セン)有限公司でも行われ、物流はカーメイト物流株式会社が担う。

国内営業網と海外生産拠点

国内には東京本社のほか、大阪営業部、名古屋営業部、札幌営業所、仙台営業所、福岡営業所を配置し、全国的な販売網を構築している。生産は茨城県結城市の結城工場を中核とし、海外では中国深センに快美特汽車精品(深セン)有限公司、香港にCARMATE CAR ACCESSORIES CO., LTD.、米国にCar Mate USA, Inc.、上海に烈卓(上海)貿易有限公司を設立している。これら海外子会社は資材調達や製品組立、現地販売を担い、グループ全体のサプライチェーンを支えている。

品質と環境の国際規格を取得

1998年8月に品質マネジメントシステムISO9001の認証を取得し、対象製品は非金属タイヤチェーン、チャイルドシート、ルーフシステムキャリア、リアシステムキャリアの設計・開発・製造である。2000年4月には結城工場で環境マネジメントシステムISO14001の認証を取得した。これらの認証は安全・安心なモノづくりの基盤となっており、同社は企業理念「CREATE―創造―」のもと、環境に配慮した製品開発を進めている。

財務体質と経営目標の乖離

2026年3月期の総資産は約202億円、自己資本は約152億円で、自己資本比率は約75%と高い。流動比率は735.3%と流動性が高く、有利子負債依存度は6.4%と低い。同社は売上高経常利益率10%以上、自己資本利益率10%以上、1株当たり当期純利益100円以上を経営目標に掲げているが、2026年3月期の1株当たり当期純利益は約39円と目標に達していない。売上高は過去10年で160億円前後で推移し、成長が鈍化している。

業界の中での役割は自動車用品とアウトドア用品のメーカー兼販売会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
146億円
営業利益
6億円
営業利益率
4.1%
純利益
3億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
車関連事業129億円88.4%14億円10.9%
アウトドア・レジャー・スポーツ 関連事業17億円11.6%3億円17.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車用品主力

車用品(ドライブレコーダーなどの電子機器、カーケア用品、タイヤ滑止など)を製造・販売。国内市場向けが中心で、海外現地法人なども通じて販売。

主な製品・サービス1
車用品
ドライブレコーダー、カーナビ、カーアクセサリーなどの電子機器や、カーケア用品、タイヤ滑止などの車関連用品を製造・販売。

02アウトドア・レジャー・スポーツ準主力

スノーボードを中心としたスポーツ用品の製造・販売と、自転車関連商品の販売を行う。

主な製品・サービス2
スノーボード用品
スノーボード、ビンディング、ウェアなどのスノーボード関連用品を製造・販売。
自転車関連商品
自転車本体やアクセサリー、サイクルウェアなどの販売。

製品と技術

車内アクセサリーと電子機器

車内アクセサリー部門の主力製品はドリンクホルダーとスマートフォンホルダーで、インテリア性と機能性を両立した製品を展開。電子・電気機器部門ではドライブレコーダーやランプ類を製造する。ドライブレコーダーは安全運転支援として需要が高いが、2026年3月期は減収となった。これらの製品はカー用品専門店やECサイトで広く販売されている。

チャイルドシートとタイヤチェーン

チャイルドシートは安全基準に対応した製品を展開し、1998年にISO9001認証の対象製品となった。タイヤチェーンは非金属タイヤチェーンが主力で、スノーシーズンに需要が集中する。ルーフキャリアやリアシステムキャリアも手掛け、車載用品の幅を広げている。これらの製品はアウトドア需要にも対応し、ホームセンターやベビー用品店でも扱われる。

ケミカル類:芳香剤と除菌・消臭剤

ケミカル類は芳香剤や除菌・消臭剤が中心で、車内空間の快適性を高める商品として人気。ドラッグストアでも販売され、日常的に使用される消耗品として安定した需要がある。2026年3月期は車関連事業の中でケミカル類が増収となり、原価率改善に貢献した。同社は環境に配慮した成分開発にも取り組んでいる。

スノーボード関連用品とアウトドア製品

アウトドア・レジャー・スポーツ関連事業ではスノーボード関連用品が主力で、スノーボードバインディングやブーツなどを製造販売。2026年3月期はスノーボード関連製品の増収により同事業の売上高が13.6%増加した。また自転車関連商品も扱い、スポーツ用品店やECで販売されている。製造の一部は中国の連結子会社で行われている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

輸送用機器のなかでの位置

自動車用品専門で国内中堅、収益改善途上

カーメイトは自動車部品・用品の専門メーカーとして国内市場に特化している。売上高は2024/3期の160億円から2026/3期には146億円へ減少傾向にあるが、営業利益率は1.94%から4.11%へ改善が見込まれる。同業のトヨタ紡織(売上高約2兆円)やユニプレス(同約4,000億円)に比べ規模は小さいが、ニッチな用品分野で差別化を図る。課題は国内市場の縮小と収益性の低さで、海外展開が限定的なため成長の余地は限られる。

強み

  • 自動車用品に特化し、ニッチ市場で一定のブランド力を持つ。
  • 営業利益率が1.94%から4.11%へ上昇、コスト管理が奏功。
  • 国内自動車メーカーやアフターマーケットとの長期取引が強み。
  • 自己資本比率が高く、財務体質は安定している。

課題

  • 2024年3月期から26年3月期にかけて売上が減少傾向。
  • 海外売上比率が低く、成長機会を逃している。
  • 営業利益率が4%台と低く、規模の経済が働きにくい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

輸送用機器の時価総額近傍。太字がカーメイト

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17271安永104億円4.4倍
27236ティラド90億円10.3倍
37291日本プラスト90億円4.4倍
47264ムロコーポレーション89億円11.5倍
56042ニッキ77億円7.5倍
67297カーメイト68億円21.7倍
77208カネミツ68億円9.1倍
87214GMB59億円
97409AeroEdge57億円45.3倍
107399ナンシン48億円17.7倍
117265エイケン工業47億円17.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

1966年創業、練馬区から中野区へ

1966年6月、自動車用品の製造販売を目的に東京都練馬区で株式会社カーメイトを設立。1968年6月に本社を中野区江原町に移転した。創業当初からカーアクセサリーの製造を手掛け、事業の基盤を固めた。1974年3月には本社を新宿区榎町に移転し、営業活動を拡大した。

工場新設と営業所の全国展開

1976年10月、農村地域工業導入促進制度を利用して茨城県結城市に結城工場を新設。その後、1977年4月に大阪連絡事務所(現大阪営業部)、1981年6月に札幌事務所、1984年4月に福岡事務所、1985年2月に名古屋事務所、1990年4月に仙台営業所を開設し、全国的な販売網を構築した。1988年8月には結城物流センターを竣工し、物流効率化も図った。

海外展開の開始:香港と中国、米国

1987年9月、東南アジアにおける資材調達と製品組立のため、香港にCARMATE CAR ACCESSORIES CO., LTD.を設立。1996年12月には中国深セン市に快美特汽車精品(深セン)有限公司を設立し、自動車用品の製造販売を開始した。1999年10月には米国にCar Mate USA, Inc.を設立。2005年4月には中国上海市に烈卓(上海)貿易有限公司を設立し、海外拠点を拡充した。

株式公開と市場変更の歩み

1994年9月、日本証券業協会の承認を得て店頭登録。2004年12月にジャスダック証券取引所に上場した。その後、2010年4月のジャスダックと大阪証券取引所の合併に伴い大阪証券取引所JASDAQ市場に、同年10月の市場統合で大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2013年7月の現物市場統合により東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場し、2022年4月の市場区分見直しで東京証券取引所スタンダード市場に移行した。

品質・環境ISO認証の取得と本社統合

1998年8月、非金属タイヤチェーン、チャイルドシート、ルーフシステムキャリアなどの設計・開発・製造に対してISO9001の認証を取得。2000年4月には結城工場でISO14001の認証を取得し、環境マネジメントにも取り組み始めた。2004年10月には本社と開発本部を統合し、東京都豊島区長崎に本社を移転。業務効率化を進めた。

近年の業績推移と課題への対応

2020年以降、売上高は160億円前後で推移している。2026年3月期は売上高146億円、営業利益6億円、純利益3億円。車関連事業の減収が続く一方、アウトドア・レジャー・スポーツ関連事業は増収。同社は新製品・新サービスの市場導入強化、海外展開、新規チャネル開拓、新ビジネスモデルへの取り組みを継続しており、売上高経常利益率10%以上などの経営目標達成を目指している。

営業所移転と物流子会社の設立

物流の効率化を目的に、1988年5月にカーメイト物流株式会社を設立。2006年3月に名古屋営業所、2007年3月に札幌営業所、2010年5月に仙台営業所、2012年3月と2022年6月に大阪営業部、2025年9月に札幌営業所をそれぞれ移転し、拠点の最適化を図っている。結城工場と物流センターの連携により、生産から配送までの一貫体制を強化している。

年表30件を開く

1960年代

  • 1966年6月創業自動車用品の製造及び販売を目的として、東京都練馬区豊玉北5丁目25番地に株式会社カーメイトを設立。
  • 1968年6月本社を東京都中野区江原町3丁目12番1号に移転。

1970年代

  • 1974年3月本社を東京都新宿区榎町3番地(現、72番地)牛込榎町ビルに移転。
  • 1976年10月農村地域工業導入促進制度を利用して、茨城県結城市才光寺農工団地に結城工場を新設。
  • 1977年4月大阪市淀川区西宮原に大阪連絡事務所(現、大阪営業部)を開設。

1980年代

  • 1981年6月札幌市豊平区西岡1条に札幌事務所(現、札幌営業所)を開設。
  • 1984年4月福岡市南区井尻に福岡事務所(現、福岡営業所)を開設。
  • 1985年2月名古屋市名東区牧の里に名古屋事務所(現、名古屋営業部)を開設。
  • 1987年9月東南アジアにおける資材の調達及び製品組立のため、香港にCARMATE CAR ACCESSORIES CO., LTD.を設立。(現、連結子会社)
  • 1988年5月物流の効率化を目的として、カーメイト物流株式会社を設立。(現、連結子会社)
  • 1988年8月結城物流センターを竣工、開設。

1990年代

  • 1990年4月仙台市青葉区片平に仙台営業所を開設。
  • 1994年9月日本証券業協会の承認を得て店頭登録。
  • 1996年12月中国深セン市に自動車用品等の製造販売を目的として快美特汽車精品(深セン)有限公司を設立。(現、連結子会社)
  • 1998年8月品質マネジメントシステムの国際規格ISO9001の認証を取得。(対象製品:「非金属タイヤチェーン」、「チャイルドシート」、「ルーフシステムキャリア」及び「リアシステムキャリア」の設計・開発・製造及び付帯サービス)
  • 1999年10月米国にCar Mate USA,Inc.設立。(現、連結子会社)

2000年代

  • 2000年4月環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001の認証を取得。(対象事業所:結城工場)
  • 2004年10月M&A本社と開発本部を統合し東京都豊島区長崎5丁目33番11号に移転。
  • 2004年12月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2005年4月中国上海市に烈卓(上海)貿易有限公司設立。(現、連結子会社)
  • 2006年3月名古屋市名東区本郷に名古屋営業所(現、名古屋営業部)移転。
  • 2007年3月札幌市白石区菊水7条に札幌営業所移転。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。
  • 2010年5月仙台市青葉区五橋に仙台営業所移転。
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2012年3月大阪市淀川区西中島6丁目1番1号に大阪営業部移転。
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所「スタンダード市場」へ移行。
  • 2022年6月吹田市豊津町9番1号に大阪営業部移転。
  • 2025年9月札幌市中央区大通東7丁目18番地2に札幌営業所移転。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高経常利益率10%以上
  • 自己資本利益率10%以上
  • 1株当たり当期純利益金額100円以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    新製品・新サービスの市場導入強化

    ドリンクホルダー、チャイルドシート、ドライブレコーダーなど多様な製品について、新製品や新サービスを継続的に市場に投入し、競争力を高める。

  2. 02

    安全・安心なモノづくりの追求

    新技術・新発想を取り入れ、環境に配慮した安全・安心な製品を開発製造する。

  3. 03

    海外市場への積極展開と輸出増加

    海外市場での販売を強化し、輸出数量の増加を図る。

  4. 04

    新規チャネル・新規顧客の開拓

    カー用品専門店やホームセンターに加え、ECルートなど新たな販路を開拓し、顧客基盤を拡大する。

  5. 05

    新ビジネスモデルへの取り組み

    既存事業の枠にとらわれない新しいビジネスモデルを模索・導入する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で640人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は651万円で、9期前と比べて+8.0%平均年齢は46.0歳、平均勤続年数は18.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,013
2018年3月1,006
2019年3月60343.316.1706
2020年3月59943.716.1688
2021年3月60144.216.5712
2022年3月61744.516.8684
2023年3月60244.516.6672
2024年3月61143.916.9669
2025年3月63045.217.865946
2026年3月65146.018.764094

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率25.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)59.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 2 / 海外 4、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
結城工場 — 茨城県結城市254百万円
中国工場 — 広東省215百万円
物流 センター — 茨城県 結城市16百万円
ケミカル研究所 — 茨城県結城市12百万円
本社 — 東京都豊島区0百万円
主な関係会社
  • 国内
    カーメイト物流㈱
    東京都 豊島区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    CARMATE CAR ACCESSORIES CO.,LTD.
    香港 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    快美特汽車精品(深セン)有限公司(注)3
    中国 広東省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Car Mate USA, Inc.
    米国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    烈卓(上海)貿易有限公司
    中国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈲エム・テイ興産
    東京都 新宿区 · その他の関係会社
    議決権46.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は146億円営業利益6億円前期と比べると減収増益で、売上が-5.8%、利益が+100.0%。

売上高
-5.8%
146億円
営業利益
+100.0%
6億円
純利益
3億円
営業利益率
4.1%
前期比 +2.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高154億円146億円
営業利益8億円6億円
純利益6億円3億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は29億円、営業利益は−2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−14.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q38−1
2024年1Q34−1−2.90
2024年2Q3900.0−1
2024年3Q53611.35
2024年4Q34−2
2025年2Q7100.00
2025年4Q8433.6−3
2026年2Q62−2−3.2−3
2026年4Q8489.56
2027年1Q29−2−6.9−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は188億円から146億円へ78%に減った。直近期の営業利益率は4.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2013年3月1881711
2014年3月201148
2015年3月19231
2016年3月1933−2
2017年3月18741
2018年3月201138
2019年3月191710
2020年3月16797
2021年3月157139
2022年3月1591410
2023年3月16664
2024年3月16032
2025年3月155341.9−3
2026年3月146674.13

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高146億円のうち、営業利益として残るのは6億円4.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の2.1%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金58.9%86億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金37.0%54億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.1%6億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
41.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.0pt
4.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.6pt
2.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.8pt
1.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが9億円、投資CFが−11億円で、差し引きのフリーCFは−2億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は91億円で、売上の7.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月8−5−8375
2014年3月19−14−2581
2015年3月7−114−483
2016年3月2−80−676
2017年3月15−541088
2018年3月11−5−5690
2019年3月6−3−9384
2020年3月13−2−31193
2021年3月11−3−3898
2022年3月10−3−27105
2023年3月−5−2−2−797
2024年3月2−6−2−492
2025年3月15−8−4796
2026年3月9−11−4−291

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は202億円。このうち返さなくてよい自己資本が152億円で、自己資本比率は75.2%(業種中央値53.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月180988254.4
2014年3月2001109055.1
2015年3月2071159255.6
2016年3月2091109952.8
2017年3月21310810550.8
2018年3月22311610752.3
2019年3月1861176963.0
2020年3月1911217063.4
2021年3月1941316367.3
2022年3月2051406568.3
2023年3月2091456469.5
2024年3月2071476071.1
2025年3月2031485573.0
2026年3月2021525075.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
111億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
92億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
50億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
78
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

輸送用機器 82社との比較

同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率82社中11位あたり、逆に低いのは売上成長率82社中78位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
1.9%/中央値 5.7%
P25 3.3%P75 9.7%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.1%/中央値 5.1%
P25 2.6%P75 7.3%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
75.2%/中央値 53.0%
P25 40.5%P75 65.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-5.8%/中央値 2.1%
P25 -1.4%P75 6.5%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.5%/中央値 3.2%
P25 2.4%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥863で、1年前と比べて+4.0%過去52週の値幅のなかでは34%の位置にある。

¥863-0.8%1ヶ月+0.1%1年+4.0%時価総額68億円
過去52週の値幅
安値¥800高値¥985

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)21.7倍
PER (会社予想)10.7倍
PBR0.40倍
配当利回り3.48%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で株価は864円とほぼ横ばい(-0.69%)だが、週足では緩やかな上昇傾向が見られる。52週高値985円に対して約12%下の水準にあり、年初来では+5.97%の上昇。25日線(871.72円)を下回り、75日線(861.19円)近辺での推移。出来高は7月16日に4100株、7月31日に6300株の増加が見られたが、8月に入り減少傾向。中期的なレンジ内での底堅さが意識される。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは21.69倍とやや高めだが、予想PERは10.7倍と低く、修正余地がある。PBRは0.3971倍と著しく低く、1倍を大きく下回る。配当利回りは3.47%と良好で、配当性向72.3%と高い。ROEは1.9%と低く収益性には課題があるが、同業平均PER16.6倍、PBR1.11倍と比べると明らかに割安。割安感は強いが、ROE低水準により成長性には不安が残る。

指標この会社業種平均
PER (実績)21.7倍16.3倍
PER (予想)10.7倍
PBR0.40倍1.12倍
ROE1.9%7.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

自動車用品市場の成熟化により売上高が減少する中、高付加価値製品へのシフトやコスト削減で収益性を回復できるかが争点。強気派は、ドライブレコーダー市場の成長や安全装備への需要増を追い風に、利益率改善が進むと見る。一方、弱気派は、競争激化による価格競争と市場縮小で、売上高の減少が続くと懸念する。株価はPBR0.4倍と割安だが、低ROEや赤字転落の歴史が投資家の慎重姿勢につながっている。

プラスに働く材料7
  • 収益性の改善

    営業利益率が1.9%から4.1%へ改善見込みで、構造改革が進む

  • 安全関連製品の需要

    ドライブレコーダーなど安全装備の需要は中長期的に拡大する

  • 株価の割安感

    PBR0.4倍と資産価値に比べ割安な水準にある

  • 予想PER10.7倍と倍増利益期待次期決算発表後影響

    現行PER21.69倍が予想10.7倍に半減する見込み。

  • 営業利益が3億円→6億円に倍増通年影響

    2026/3期の営業利益は6億円と前年から倍増。

  • PBR0.397倍と解散価値割れ継続影響

    株価は純資産の約4割で、資産価値からの乖離が大きい。

  • 配当利回り3.47%で下値支援通年影響

    1株当たり配当は約30円(計算)で、利回り3.47%を提供。

マイナスに働く材料7
  • 売上高の減少

    売上高が減少傾向で、市場縮小を反映している

  • 競争の激化

    国内外の競合が多く、価格競争で利益を圧迫される

  • 収益の不安定さ

    赤字転落や減益が続き、収益の安定性に欠ける

  • 売上高が3期連続減通年影響

    売上高は160→155→146億円と減少。

  • ROE1.9%と低い資本効率継続影響

    PBR0.397倍はROE1.9%では正当化できず、資本コスト割れのリスク。

  • 純利益3億円と低水準通年影響

    2026/3期の純利益は3億円で、過去2期中1期は赤字。

  • 営業利益率4.11%の低さ通年影響

    売上高146億円に対し営業利益6億円で、利益率は5%未満。

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益改善計画の進捗を確認するため
ドライブレコーダー売上
成長製品の販売動向を把握するため
売上高の推移
市場縮小が続くかどうかを確認するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.48%。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
3.48%
いまの株価に対して
配当性向
72.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2054.9
2018年3月200.020.6
2019年3月2210.015.7
2020年3月220.023.7
2021年3月220.027.2
2022年3月3036.421.4
2023年3月300.066.8
2024年3月300.0142.9
2025年3月300.0
2026年3月300.072.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,231人。区分でいちばん多いのは事業法人47.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.6%を占め、残る47.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人41.040.840.840.847.447.5
個人・その他43.341.540.440.234.134.1
外国法人10.612.613.413.713.312.8
自己株式11.011.011.011.011.011.0
金融機関4.74.74.74.74.75.1
証券会社0.40.40.70.60.60.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社エム・テイ興産40.86
02USBK NA JP I&W TS (常任代理人株式会社三菱UFJ銀行)6.39
03株式会社みずほ銀行4.10
04INTERACTIVE BROKER LLC(常任代理人インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)3.78
05村田 隆昭2.95
06徳田 博子2.50
07赤羽 斉子2.32
08カーメイト従業員持株会2.13
09松本 桂子1.46
10新和産業株式会社0.88

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−72%、1株純資産は14期で+67%。直近期のROEは1.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1431,28811.84.817.4
2014年3月1081,4507.95.926.2
2015年3月91,5160.681.285.0
2016年3月−201,454−1.4356.7
2017年3月111,4220.852.854.9
2018年3月1011,5336.911.820.6
2019年3月1441,6618.95.415.7
2020年3月941,7145.69.423.7
2021年3月1311,8527.36.927.2
2022年3月1381,9847.26.821.4
2023年3月512,0542.517.166.8
2024年3月302,0841.530.9142.9
2025年3月−472,103−2.2
2026年3月402,1551.922.672.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額218百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
村田隆昭代表取締役会長90234,000
徳田勝代表取締役社長執行役員 経営全般 品質保証担当 全社技術部門担当5620,000
赤羽道明取締役 兼専務執行役員 中国事業担当594,000
長崎良夫取締役 兼常務執行役員 商品開発全般 新規事業開発担当6614,000
井上満取締役 兼常務執行役員 国内営業統括部 統括部長703,000
打江佳典取締役 兼常務執行役員 エールベベカンパニー担当 FLUXカンパニー担当603,000
真子義邦取締役 兼常務執行役員 LIFEデザインラボ担当 ケミカル類生産・技術担当6513,000
谷口彬雄取締役82
本橋智明取締役64
清水正道常勤 監査役62
加藤武仁監査役8116,000
稲葉豊監査役80

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)71532517825
社外取締役4241256
監査役11311515

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容633字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び関係会社5社により構成されており、車関連及びアウトドア・レジャー・スポーツ関連事業を営んでおります。当社グループの事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。 (1) 車関連事業 当事業においては、車用品、運搬架台・タイヤ滑止、ケミカル類、電子・電気機器の各部門の製品を製造・販売しており、全体の売上の約9割を占めている当社グループの主力事業であります。 (主な関係会社) Car Mate USA,Inc.(米国)は海外現地法人であり、主に販売を行っております。快美特汽車精品(深セン)有限公司(中国)(CARMATE CAR ACCESSORIES CO., LTD.100%所有の間接子会社)では主に車用品の製造を行っております。カーメイト物流㈱は主に当事業製品の物流業務を行っております。 (2) アウトドア・レジャー・スポーツ関連事業 当事業においては、スノーボード関係を中心としたスポーツ用品等の製造・販売及び自転車関連商品の販売をしております。 (主な関係会社) 快美特汽車精品(深セン)有限公司では、一部当事業製品の製造・販売を行っております。カーメイト物流㈱では、一部当事業製品の物流業務を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。 (注)上記の他に当社の議決権の46.0%を有している関係会社(有)エム・テイ興産があります。
経営方針・対処すべき課題1,259字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針及び目標とする経営指標 当社は快適なカーライフを通じて豊かで幸せな社会を実現するため、創業以来「CREATE―創造―」を企業理念にすえ、社会に貢献できる、お客様に納得・満足して頂ける、環境に配慮した、「安全・安心なモノづくり」を目指しております。また企業価値の増大を図ることにより、株主・取引先など当社に関係するすべての人々の信頼と期待に応えることを企業としての行動指針としております。 当社は、株主重視の観点から高収益体質の実現と株主資本の効率化を追求した経営を重視しており、売上高経常利益率10%以上、自己資本利益率10%以上、1株当たり当期純利益金額100円以上を経営目標として設定しております。 (2)経営環境及び対処すべき課題 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の拡大などにより経済活動は緩やかな回復基調となりました。しかしながら不安定な国際情勢のなか、資源・エネルギー価格や原材料価格の高止まり、円安の長期化等、当社グループを取り巻く経営環境は厳しい状況で推移しました。 このような状況下にあって当社グループは、引き続き、新製品・新サービスの市場導入強化、新技術・新発想による安全・安心品質のモノづくり、海外市場への積極的な展開による輸出の増加、新規チャネル・新規顧客の開拓、新ビジネスモデルへの取り組みなどに努めてまいりました。 当社グループは製品の用途・性質の類似性を考慮し、「車関連事業」と「アウトドア・レジャー・スポーツ関連事業」の2事業に分類し、当該2事業を報告セグメントとしております。「車関連事業」におきましては、ドリンクホルダーやスマートフォンホルダーなどの車内アクセサリー、チャイルドシート、ルーフキャリア、タイヤチェーン、芳香剤や除菌・消臭剤などのケミカル類、ドライブレコーダー、ランプ類、「アウトドア・レジャー・スポーツ関連事業」におきましてはスノーボード関連用品など、多種多様な製品の開発製造を行っており、カー用品専門店、ホームセンター、ドラッグストア、ベビー用品店、スポーツ用品店やECルートなどにて取り扱っていただいております。 今後の経済情勢につきましては、国内では雇用・所得環境の改善等により、景気は緩やかながらも回復基調で推移することが期待されます。その一方で、不安定な国際情勢下、資源・エネルギー価格や原材料価格の高止まりや為替変動リスクなど、依然として先行き不透明な状況が続くものと予想されます。 このような情勢下において当社グループは、かねてより課題と認識していた新製品・新サービスの市場導入強化、安全・安心なモノづくり、サステナビリティの強化、海外市場への積極的な展開による輸出の増加、新規チャネル・新規顧客の開拓、新ビジネスモデルへの取り組みを継続してまいります。
事業等のリスク2,656字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 1.売上高の季節的変動について 当社グループの売上高は、冬季製品(スキーキャリア・タイヤ滑止等)の占める割合が高いため、連結会計年度の下期の割合が高くなる傾向にあり、また、冬季の降雪量の多寡により業績が影響を受けることがあります。この偏重を解消していくため、年間を通して販売が見込める新製品・新サービスの開発に取り組んでまいります。 上期と下期の売上高割合は次のとおりであります。 (単位:千円) 期 別   上 期   下 期   通 期 2024年3月期   7,314,686(45.8%)   8,641,132(54.2%)   15,955,819(100.0%) 2025年3月期   7,148,770(46.1%)   8,374,687(53.9%)   15,523,458(100.0%) 2026年3月期   6,195,644(42.5%)   8,367,471(57.5%)   14,563,116(100.0%) 2.特定取引先への依存度について 当社の取引先でカー用品専門店の主要な販売先は、株式会社オートバックスセブン、株式会社イエローハットの2社であります。2社への販売実績及びそれぞれの総販売実績に対する割合は次のとおりであります。カー用品専門店への依存度を分散させていくため、ECルート、ホームセンター、ドラッグストア等への販売強化に取り組んでおります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 株式会社オートバックスセブン   2,800,922   18.0   2,383,719   16.4 株式会社イエローハット   1,213,807   7.8   1,455,635   10.0 また、当社グループは、原材料等の仕入れのおおよそ45%を海外から調達しており、その大半を中国が占めております。新型コロナウイルスや新型インフルエンザ、その他の感染症の拡大により、特定地域の経済活動が長期間制限を受けた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。このリスクに対応するため国内の既存仕入先からも代替調達できるよう体制整備に取り組んでまいります。 3.為替リスクについて 当社グループは、原材料等の仕入れのおおよそ45%を海外から調達しております。その決済について、急激な為替相場変動があった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。このリスクに対応するため、必要に応じて先物予約等で為替変動リスクを軽減させております。 4.製品評価について 当社の製品は移動平均法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)で評価しており、過去の販売実績や回転期間、将来の販売可能性に基づいて製品別に評価損を見積もっております。このうち回転期間が長期化した製品に関しては、原則として、滞留状況に応じて帳簿価額の一定割合を切り下げる方法を採用しておりますが、回転期間が長期化した要因、将来の販売数量及び販売価格の見通しを踏まえ、当該切下げ額が実態に合わないと判断した場合には、評価損計上額を個別に調整しております。当社の製品は多種多様なラインナップで構成されているほか、将来の販売数量及び販売価格に関する仮定には、主要な販売先であるカー用品専門店等の在庫数量、発注方針の影響に伴う不確実性があるため、販売実績が見積りと異なった場合、翌連結会計年度の連結財務諸表において、製品及び製品評価損の金額に重要な影響を与える可能性があります。 5.製品品質及び製品保証について 当社グループの製品には、車用品、チャイルドシート、ルーフキャリア、タイヤチェーン、電子・電気機器等、使用者の安全性や利便性に関わる製品が含まれております。 当社グループでは品質管理体制の整備及び品質向上に努めておりますが、製品の設計、製造、部材調達又は使用状況等に起因して、製品の不具合、品質問題、事故、苦情、返品、修理、交換又はリコール等が発生する可能性があります。また、法令・規格への対応、顧客対応、補修・交換費用、製品保証費用又は損害賠償費用が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。さらに、重大な品質問題が発生した場合には、当社グループのブランド、信用及び販売活動に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、開発・設計段階から製造、出荷及び販売後の各段階において品質管理の強化に取り組むとともに、市場からの品質情報、顧客からの問い合わせ及び不具合情報の収集・分析を行い、必要に応じて原因究明、改善措置及び再発防止策を実施しております。また、製品保証に係る費用については、過去の実績や将来の発生見込みを踏まえ、適切な見積りに基づき会計処理を行っております。 6.固定資産の減損について 当社グループは、車関連事業及びアウトドア・レジャー・スポーツ関連事業において、製品の開発、製造、物流及び販売に必要な固定資産を保有しております。当社グループの業績は、国内外の経済環境、個人消費の動向、原材料価格・エネルギー価格の変動、為替相場の変動、販売チャネルの変化及び競合環境等の影響を受ける可能性があります。これらの事業環境の悪化等により、特定の事業、製品群又は資産グループの収益性が低下した場合、将来キャッシュ・フローの見積りに基づき固定資産の減損損失を認識する必要が生じる可能性があります。減損損失を計上した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、各事業及び各製品群の収益性、販売動向、原価動向並びに固定資産の利用状況を継続的にモニタリングするとともに、必要に応じて価格政策の見直し、原価低減、製品構成の見直し、設備投資の選別及び資産の有効活用を進めることにより、当該リスクの低減に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)4,878字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (経営成績等の状況の概要) 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (1) 業績 当連結会計年度における売上高はアウトドア・レジャー・スポーツ関連事業は増収となりましたが、主力の車関連事業が減収となり、14,563,116千円(前年同期比6.2%減)となりました。損益面につきましては、原価率の改善により、営業利益は604,455千円(前年同期比100.8%増)、経常利益は653,284千円(前年同期比73.0%増)となりました。特別損失として減損損失455,676千円を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は281,138千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失332,080千円)となりました。 セグメントの業績は次のとおりであります。 ①車関連事業 当セグメントにつきましては、ケミカル類部門は増収となりましたが、車用品部門のチャイルドシート類、電子・電機機器部門のドライブレコーダーが減収となったため、当事業の売上高は12,854,110千円(前年同期比8.3%減)となりました。営業利益は原価率の改善により1,424,533千円(前年同期比10.3%増)となりました。 ②アウトドア・レジャー・スポーツ関連事業 当セグメントにつきましては、主力のスノーボード関連製品が増収となり、当事業の売上高は1,709,005千円(前年同期比13.6%増)となりました。営業利益は原価率の改善により267,331千円(前年同期比203.5%増)となりました。 (注)各セグメントの営業利益の合計額と連結業績における営業利益との差異1,087,408千円は、各セグメントに配分していない全社費用であります。 (生産、受注及び販売の状況) (1) 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) 車関連事業   11,808,388   △8.3 アウトドア・レジャー・スポーツ関連事業   1,644,020   3.7 合計   13,452,409   △7.0 (注) 1 金額は販売価格によっております。 (2) 受注実績 当社グループの一部製品については、内示に基づく見込生産を行っております。実際の納入は内示と異なる場合もあり、受注高及び受注残高を算出することは困難であることから、記載を省略しております。 (3) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 車関連事業   12,854,110   △8.3 アウトドア・レジャー・スポーツ関連事業   1,709,005   13.6 合計   14,563,116   △6.2 (注) 1 金額は販売価格によっております。 2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 株式会社オートバックスセブン   2,800,922   18.0   2,383,719   16.4 アマゾンジャパン合同会社   1,859,035   12.0   1,753,016   12.0 株式会社イエローハット   1,213,807   7.8   1,455,635   10.0 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) ① 財政状態 (資産) 当連結会計年度末の流動資産は、現金及び預金の増加464,793千円、電子記録債権の減少226,544千円、製品の減少310,395千円等があり、17,003,934千円(前年度末比191,282千円減)となりました。固定資産は、使用権資産の減少63,853千円、投資有価証券の増加240,884千円、繰延税金資産の減少135,588千円があり、3,206,225千円(前年度末比69,345千円増)となりました。 以上の結果、当連結会計年度末の総資産は20,210,160千円(前年度末比121,937千円減)となりました。 (負債) 当連結会計年度末の流動負債は、1年内償還予定の社債の増加130,000千円、支払手形及び買掛金の増加51,391千円、電子記録債務の減少344,670千円等があり、2,312,628千円(前年度末比167,307千円減)となりました。固定負債は、社債の減少440,000千円、長期借入金の増加120,000千円等があり2,694,360千円(前年度末比320,703千円減)となりました。 その結果、当連結会計年度末における負債合計は5,006,988千円(前年度末比488,011千円減)となりました。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産は、その他有価証券評価差額金の増加165,369千円、為替換算調整勘定の増加131,185千円、利益剰余金の増加69,518千円により15,203,171千円(前年度末比366,073千円増)となり、1株当たり純資産額は2,155円26銭(前年度末比51円90銭増)となりました。 なお、上記資産・負債等の状況により当連結会計年度末の流動比率は735.3%(前連結会計年度693.4%)、借入金依存度は6.4%(前連結会計年度7.2%)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は589,842千円減少し9,055,784千円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益を424,390千円計上し、非資金項目の調整として減価償却費による増加41,518千円及び減損損失による増加455,676千円、棚卸資産の減少による増加364,788千円があり、得られた現金及び現金同等物は前年同期に比べ584,521千円減少の868,692千円となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入による支出965,241千円(純額)、有形固定資産の取得による支出424,650千円、有形固定資産の売却による収入249,133千円等があり、使用した現金及び現金同等物は前年同期に比べ274,345千円増加の1,088,570千円となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額211,917千円、社債の償還による支出310,000千円、長期借入れによる収入150,000千円等があり、使用した現金及び現金同等物は前年同期に比べ31,838千円増加の388,449千円となりました。 なお、2026年3月31日現在、提出会社におきまして重要な設備(金型等)の新設を計画しております。その資金調達方法につきましては自己資金からの支出を予定しております。 当社は、資金需要に対応するための資金は、原則として営業活動によるキャッシュ・フローを財源としますが、多額な資金需要が発生した場合は流動性の確保及び財務の健全性・安定性を維持するため、金融機関から資金調達を行う方針です。また緊急的資金需要に対応するためコミットメントライン契約を締結しております。 ③ 経営成績 (売上高) 当連結会計年度におきましては、新製品・新サービスの市場導入強化、安全・安心なモノづくり、海外売上の拡大、新規チャネル・新規顧客の開拓などを実施してまいりました。その結果、ケミカル類部門は増収となりましたが、車用品部門のチャイルドシート類、電子・電機機器部門のドライブレコーダーが減収となったため、車関連事業の売上高は12,854,110千円(前年同期比8.3%減)となりました。またアウトドア・レジャー・スポーツ関連事業につきましては、主力のスノーボード関連製品が増収となり、当事業の売上高は1,709,005千円(前年同期比13.6%増)となりました。報告セグメント合計売上高は14,563,116千円(前年同期比6.2%減)となりました。 (売上原価) 当連結会計年度は、売上高に対する原価率は円安及び原材料価格上昇の影響があったものの製品評価損が減少したことなどにより前連結会計年度に比べ3.7ポイント改善し58.9%となりました。 (売上総利益) 以上の結果、売上総利益は前連結会計年度に比べ185,511千円増加の5,984,251千円となり、売上総利益率は、前連結会計年度に比べ3.7ポイント改善し41.1%となりました。 (販売費及び一般管理費) 販売費及び一般管理費は、人件費などが減少し5,379,796千円(前年同期比117,964千円減)となりました。売上高に対する負担率は36.9%となり、前連結会計年度に比べ1.5ポイント増加しております。 (営業利益) 以上の結果、売上総利益から販売費及び一般管理費を控除した営業利益は604,455千円(前年同期比303,476千円増)となりました。 (営業外収益・費用) 当連結会計年度の営業外収益から営業外費用を控除した額は為替差損が増加したこと等により、48,828千円となりました。前連結会計年度に比べ27,818千円の悪化となりました。 (経常利益) 営業利益に営業外収益・営業外費用を加減した経常利益は653,284千円(前年同期比275,657千円増)となりました。 (特別損益) 当連結会計年度における特別利益は、固定資産売却益234,128千円(前年同期比229,297千円増)となり、特別損失は、減損損失455,676千円を計上したこと等により463,022千円となり、前年同期比128,618千円の減少となりました。 (親会社株主に帰属する当期純損益) 経常利益に特別利益・特別損失を加減した税金等調整前当期純利益は424,390千円(前年同期は税金等調整前当期純損失209,183千円)となりました。税金等調整前当期純利益から法人税、住民税及び事業税等を控除した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は281,138千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失332,080千円)となりました。 以上により、当連結会計年度の売上高経常利益率は4.5%、自己資本当期純利益率は1.9%、1株当たり当期純利益金額39.86円となりました。今後これらの指標をさらに向上させるため、品質管理の強化を最優先課題と捉え対処していくことと並行して、新製品・新サービスの市場導入強化による売上の拡大及び原価低減、効率化による販売費及び一般管理費の削減、資産の有効活用等に取り組んでまいります。 なお、当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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