概要
武蔵精密工業は、自動車用精密鍛造部品の専業メーカーである。1938年に東京で創業し、現在の本社は愛知県豊橋市。主力製品はデファレンシャルギヤアッセンブリィや等速ジョイントなどパワートレイン・サスペンション部品で、本田技研工業を筆頭顧客とする。2026年3月期の連結売上高は3,472億円、従業員数は12,227人。日本、米州、アジア、中国、欧州に37社の子会社を擁し、グローバルに生産拠点を展開する。
四輪と二輪を柱とする事業構成
武蔵精密工業の事業は大きく四輪車向けと二輪車向けに分かれる。四輪車向けはパワートレイン部品(PT)とリンケージ&サスペンション部品(L&S)の二部門で構成される。PT部門ではプラネタリィギヤアッセンブリィ、デファレンシャルギヤアッセンブリィ、ベベルギヤ、リングギヤ、カムシャフトなどを手がける。L&S部門ではサスペンションアームアッセンブリィ、ステアリングボールジョイントなどを製造する。二輪車向けはトランスミッションギヤアッセンブリィやカムシャフト、駆動系部品が主体である。同社の製品は内燃機関車(ICE)だけでなく、ハイブリッド車(HEV)や電気自動車(BEV)の駆動系にも対応している。
5地域にまたがるグローバルな生産体制
同社は日本、米州、アジア、中国、欧州の5地域に生産拠点を配置する。日本国内には植田工場、鈴鹿工場、鳳来工場、明海工場、能登工場などがあり、九州武蔵精密や武蔵キャスティングを連結子会社に持つ。米州では米国ミシガン州、カナダ、メキシコ、ブラジルに子会社を有し、米州セグメントの売上高は111,006百万円(2026年3月期)と全地域で最大である。アジアではタイ、インドネシア、インドに、中国では中山、南通、天津に会社を配置。欧州はハンガリー、ドイツ、スペインに製造子会社を持ち、売上高84,920百万円を計上する。拠点の多くは主要顧客である本田技研工業の生産拠点近くに立地する。
本田技研工業との密接な資本・取引関係
武蔵精密工業の最大の特徴は、本田技研工業との強い結びつきである。1987年2月、本田技研工業は同社の発行済株式総数の20.1%を取得し、以後継続して主要株主であり続けている。取引関係は1956年に始まり、当初は二輪車部品(カムシャフト・ギヤ)の供給からスタートした。その後四輪車向け部品へ拡大し、現在では本田技研工業が全セグメントにわたる主要顧客である。有価証券報告書でも「継続的で緊密な事業上の関係にあるその他の関係会社」と位置づけられている。この関係により、同社は本田のグローバル生産拡大に合わせて海外進出を進めてきた。
2026年3月期の収益と課題
2026年3月期の連結売上高は3,472億円(前期比横ばい)、営業利益は205億円(同4.1%増)であった。しかし、構造改革費用の計上により親会社株主に帰属する当期純利益は13億円(同83.8%減)と大幅に減少した。セグメント別では、米州が売上高1,110億円で最大だが利益は59億円と前年比6.6%減。アジアは売上高807億円、利益96億円と堅調。中国は日系車販売低迷の影響で売上高291億円と7.8%減となったが、費用管理により利益は倍増の11億円。欧州は市場低迷が続くものの、コスト改善で営業損失から2.9億円の利益に転換した。同社は収益性改善を経営課題とし、選択と集中を進めている。
業界の中での役割は自動車部品サプライヤー(パワートレイン、シャシー部品)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| PT事業 | 2,171億円 | 62.5% | — | — |
| 2輪事業 | 984億円 | 28.3% | — | — |
| L&S事業 | 317億円 | 9.1% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01自動車(四輪)主力
四輪車向けにパワートレイン部品(ギヤ類)やサスペンション・ステアリング部品(アーム、ジョイント)を供給。本田技研工業が主要顧客。
主要顧客本田技研工業株式会社
- プラネタリィギヤアッセンブリィ
- 自動変速機などに用いられる遊星歯車機構の組立品。
- デファレンシャルギヤアッセンブリィ
- 左右輪の回転差を吸収する差動歯車機構の組立品。
- サスペンションアームアッセンブリィ
- 車体と車輪を連結し、タイヤの動きを制御する部品。
- ステアリングボールジョイント
- 操舵機構に用いられる球面継手。
02二輪車準主力
二輪車向けにトランスミッションギヤ、カムシャフト、駆動系部品などを供給。本田技研工業との関係が強い。
主要顧客本田技研工業株式会社
- 二輪車用トランスミッションギヤアッセンブリィ
- 変速機の歯車組立品。
- 二輪車用カムシャフト
- エンジンのバルブ開閉を制御する軸。
製品と技術
差動歯車機構の中核:デファレンシャルギヤアッセンブリィ
デファレンシャルギヤアッセンブリィは、同社の四輪車用パワートレイン部門を代表する製品である。左右の駆動輪の回転差を吸収しながら動力を伝達する差動歯車機構の組立品で、自動車の走行安定性に不可欠な部品である。同社は冷間鍛造技術を活かしてギヤを高精度に成形し、軽量化と高強度を両立させている。この製品は世界トップシェアを誇るとされ、多くの完成車メーカーに採用されている。特に本田技研工業向けの供給量が多く、同社の売上の大きな部分を占める。近年ではHEVやBEVに対応したデファレンシャルも開発・量産しており、電動化時代にも対応する。
自動変速機の要:プラネタリィギヤアッセンブリィ
プラネタリィギヤアッセンブリィは、自動変速機(AT)やハイブリッド用変速機に使用される遊星歯車機構の組立品である。サンギヤ、プラネタリギヤ、リングギヤの3要素で構成され、複数の変速段を実現する。同社はこのアッセンブリを高精度で製造し、低騒音・高効率を実現している。製品は主に前輪駆動車用の横置きATや、HEV用のe-CVTに組み込まれる。同社のプラネタリィギヤは、本田技研工業の多段ATやハイブリッドシステムに広く採用されている。また、EV向けの減速機用ギヤ(リダクションギヤ)の生産も手がけており、電動ドライブユニットへの展開を進めている。
リンケージ&サスペンションの要:アームとボールジョイント
同社のL&S(リンケージ&サスペンション)部門では、サスペンションアームアッセンブリィやステアリングボールジョイントを主力製品とする。サスペンションアームアッセンブリィは、車体と車輪を連結し、タイヤの上下動を制御する部品である。アルミニウムや鋼材を鍛造・加工して製造し、軽量かつ高剛性な特性を持つ。ステアリングボールジョイントは操舵機構に用いられる球面継手で、ハンドル操作を確実にタイヤに伝える役割を果たす。これらの製品は、乗り心地や操縦安定性に直接影響するため、高い信頼性が求められる。同社は1967年のホンダNシリーズ用ボールジョイント製造開始以来、この分野で長年の実績を持つ。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
輸送用機器のなかでの位置
自動車向け精密部品で国内首位級、内需依存度高め
自動車部品市場では、トヨタ紡織やユニプレスと同業とされるが、精密機械部品に特化する点で差別化している。近年の売上は約3,500億円でほぼ横ばいであり、業界内で中位に位置する。営業利益率は5%台後半で、競合他社と同水準だが、海外展開の遅れが課題。国内自動車メーカーへの依存が強く、内需変動の影響を受けやすい構造だ。
強み
- 高精度な機械部品の加工技術を有し、自動車メーカーからの信頼が厚い。
- 特定部品で国内首位級のシェアを確保し、安定した受注基盤を持つ。
- 売上高は横ばいながらも、利益率は5%超を維持し、財務体質は健全。
- 主要自動車メーカーとの長期取引を構築し、安定した需要が見込める。
課題
- 海外売上比率が低く、成長市場であるアジアでのシェア拡大が急務。
- 国内自動車市場の縮小リスクを抱え、需要変動の影響を受けやすい。
- 営業利益率は5%台で頭打ちとなり、コスト削減や高付加価値化が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
自動車部品・電池・販売の時価総額近傍。太字が武蔵精密工業
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3186ネクステージ | 2,596億円 | 14.5倍 |
| 2 | 7313テイ・エス テック | 2,296億円 | 30.7倍 |
| 3 | 7296エフ・シー・シー | 2,212億円 | 11.0倍 |
| 4 | 5393ニチアス | 2,105億円 | 20.0倍 |
| 5 | 5186ニッタ | 1,947億円 | 13.6倍 |
| 6 | 7220武蔵精密工業 | 1,907億円 | 151.5倍 |
| 7 | 6966三井ハイテック | 1,815億円 | 53.2倍 |
| 8 | 7970信越ポリマー | 1,814億円 | 18.0倍 |
| 9 | 6632JVCケンウッド | 1,647億円 | 9.1倍 |
| 10 | 9882イエローハット | 1,529億円 | 12.9倍 |
| 11 | 6486イーグル工業 | 1,500億円 | 13.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(自動車部品・電池・販売)に従っています。
会社の歴史
沿革 33件
航空部品から始まった創業期(1938~1945年)
武蔵精密工業の起源は1938年4月、大塚美春が東京都品川区戸越に創業した個人経営の大塚製作所である。当時は航空発動機用気化器の部分品を製造販売していた。1944年1月には法人化し、資本金250千円で大塚航空工業株式会社を設立。本社は東京都北多摩郡武蔵野町に置かれた。第二次世界大戦終戦後の1946年10月、本社を愛知県豊橋市大崎町に移転し、商号を武蔵産業株式会社に変更した。この移転は、戦後の航空機産業の消失を受けた事業転換の第一歩であった。
ミシン部品から二輪車部品への転換(1947~1967年)
戦後、同社は1947年4月からミシン部品(天秤カム・送りカム)の製造に転換した。1956年9月、本田技研工業との取引を開始し、カムシャフトやギヤなど二輪自動車部品の製造を始める。これが後の飛躍の契機となる。1962年7月には久保田鉄工(現クボタ)との取引も開始。1963年9月、商号を武蔵精密工業株式会社に変更した。1964年2月、豊橋市植田町に植田工場を新設し、冷間鍛造部門に進出。1967年4月にはホンダNシリーズ向けボールジョイント及びエンジン部品の生産を始め、ミシン部品製造を打ち切った。同日をもって二輪・四輪車部品専業メーカーへの転換が完了した。
生産拠点の拡充と冷間鍛造技術の深耕(1964~1982年)
同社は1960年代から1970年代にかけて国内生産拠点を相次いで新設した。1965年6月に三重県鈴鹿市に鈴鹿工場、1969年9月に愛知県新城市に鳳来工場を建設。1974年12月には熊本県に本田技研工業との合弁で九州武蔵精密を設立した。1982年8月には豊橋市明海町に明海工場(現第一明海工場)を新設。これらの工場では冷間鍛造技術を軸に、ギヤやカムシャフト、ボールジョイントの量産体制を構築した。1978年7月には米フォード社とのボールジョイント取引を開始し、海外顧客への販路を広げた。
海外生産拠点の立ち上げとグローバル化(1980~2000年)
1980年8月、米国ミシガン州にムサシユーエスエー(現ムサシオートパーツミシガン)を設立し、初の海外生産拠点を確保。1987年12月にはタイに合弁でムサシオートパーツカンパニー・リミテッドを設立。1993年7月には英国サウスウエルズにティーエーピーマニュファクチャリング(現ムサシオートパーツユーケー)を設立。1996年3月にはインドネシアに、1997年6月にはカナダに、1998年3月にはブラジルに相次いで子会社を設立した。1999年10月には米国サウスカロライナ州にも工場を新設。2000年2月にはハンガリーに進出し、欧州生産拠点を構築した。この20年で同社は真のグローバル部品メーカーへと変貌を遂げた。
品質認証の取得と株式公開(1996~1998年)
グローバル展開と並行して、同社は品質管理体制の国際認証を取得した。1996年4月にISO9001、1998年8月にISO14001、1999年5月にQS9000の認証を取得。これらの認証は自動車メーカーからの要求に対応するものであり、取引拡大の基盤となった。1998年12月、日本証券業協会に店頭登録(現在のJASDAQ)を行い、株式を公開した。また1996年1月には九州武蔵精密の発行済株式を100%取得し完全子会社化するなど、グループ体制の強化も進めた。
電動化対応と新エネルギー事業への挑戦(2025~2026年)
2020年代後半、同社は自動車の電動化シフトに対応するため、BEVやHEV向け部品の受注拡大に取り組んだ。2025年10月には東京オフィスを開設し、戦略立案機能を強化。同年12月には米国テキサス州にオースティンR&Dセンターを開設した。また、新たな成長の柱としてEnergy Solution事業を育成。AIデータセンター向けのハイブリッドスーパーキャパシタ(HSC)の供給体制強化を進め、山梨県北杜工場の能力拡大と南アルプス市での新工場建設を推進した。一方、欧州市場では生産能力の適正化と拠点再編を柱とする構造改革を決定し、安定的な収益体質への転換を図っている。
年表33件を開く
1930年代
- 1938年4月創業大塚美春が東京都品川区戸越に個人経営で大塚製作所を創業、航空発動機用気化器の部分品の製造販売開始
1940年代
- 1944年1月創業個人経営を法人化し、資本金250千円で東京都北多摩郡武蔵野町に大塚航空工業株式会社を設立
- 1946年10月商号変更終戦後、本社を愛知県豊橋市大崎町に移転、商号を武蔵産業株式会社に変更
- 1947年4月ミシン部品製造に転換、天秤カム・送りカム等を製造販売
1950年代
- 1956年9月本田技研工業株式会社と取引開始、カムシャフト・ギヤなど2輪自動車部品の製造開始
1960年代
- 1962年7月久保田鉄工株式会社(現 株式会社クボタ)と取引開始
- 1963年9月商号変更商号を武蔵精密工業株式会社に変更
- 1964年2月愛知県豊橋市植田町に植田工場を新設、冷間鍛造部門に進出
- 1965年6月三重県鈴鹿市平田町に鈴鹿工場を新設
- 1966年1月本社を愛知県豊橋市植田町に移転
- 1967年4月ホンダNシリーズのボールジョイント及びエンジン部品の製造開始、ミシン部品製造打ち切り
- 1968年9月川崎重工業株式会社と取引開始、カムシャフトを受注
- 1969年9月愛知県新城市長篠に鳳来工場を新設
1970年代
- 1974年12月熊本県球磨郡錦町に本田技研工業株式会社との合弁で九州武蔵精密株式会社(現 連結子会社)を設立
- 1978年7月フォード社とボールジョイント取引開始
1980年代
- 1980年8月アメリカ ミシガン州にムサシユーエスエー・インコーポレーテッド(現 連結子会社 ムサシオートパーツミシガン・インコーポレーテッド)を設立
- 1982年8月愛知県豊橋市明海町に明海工場(現 第一明海工場)を新設
- 1987年2月本田技研工業株式会社が当社の発行済株式総数の20.1%を取得
- 1987年12月タイ パツムタニにエー・ピーホンダカンパニー・リミテッド、他3社との合弁でムサシオートパーツカンパニー・リミテッド(現 連結子会社)を設立
1990年代
- 1991年3月石川県羽咋郡志賀町の能登中核工業団地に能登工場を新設
- 1993年3月ムサシ梱包運輸株式会社の発行済株式総数の100%を取得
- 1993年7月イギリス サウスウエルズにティーエーピーマニュファクチュアリング・リミテッド(現 非連結子会社 ムサシオートパーツユーケー・リミテッド)を設立
- 1996年1月九州武蔵精密株式会社の発行済株式総数の100%を取得
- 1996年3月インドネシア ブカシにピーティー・フェデラルモータースとの合弁でピーティー・ムサシオートパーツインドネシア(現 連結子会社)を設立
- 1996年4月ISO9001の認証取得
- 1997年6月カナダ オンタリオ州にムサシオートパーツカナダ・インコーポレーテッド(現 連結子会社)を設立
- 1998年3月ブラジル イガラスのモトギアノルテインダストリア・デ・エングレナジェンズ・リミターダ(現 連結子会社 ムサシドブラジル・リミターダ)に資本参加
- 1998年8月ISO14001の認証取得
- 1998年12月日本証券業協会店頭登録
- 1998年12月M&Aモトギアノルテインダストリア・デ・エングレナジェンズ・リミターダ(現 連結子会社 ムサシドブラジル・リミターダ)を子会社化
- 1999年5月QS9000の認証取得
- 1999年10月創業アメリカ サウスカロライナ州にムサシサウスカロライナ・インコーポレーテッドを設立
2000年代
- 2000年2月ハンガリー エルチにムサシハンガリーマニュファクチャリング・リミテッド(現 連結子会社)を設立
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
多様なパワートレインで収益基盤強化
ICE・HEV・BEV全パワートレイン領域で強みを活かし、4輪事業ではリンケージ&サスペンション事業の高機能品受注拡大、2輪事業では東南アジア・インドでの成長とEV駆動ユニット拡販を加速する。
- 02
AIデータセンター向けHSC事業の育成
生成AI普及に伴い需要拡大するハイブリッドスーパーキャパシタ(HSC)について、北杜工場の能力拡大と南アルプス新工場建設により2027年以降の本格需要に備え、Energy Solution事業を新たな成長柱に育てる。
- 03
マーケットドリブンへの商品戦略転換
技術起点のプロダクトアウトから、市場変化と顧客ニーズ起点のマーケットドリブンへ転換。提案力・コスト・スピードを磨き、グローバル競争力を強化する。
- 04
AI・デジタルによる業務変革
業務自動化やエンジニアリングチェーン連動化を推進し意思決定を高速化。従業員が創造的業務に注力できる環境を整え、データ利活用で新価値を創出する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で12,227人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は701万円で、9期前と比べて+11.3%。平均年齢は42.3歳、平均勤続年数は17.2年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 12,493 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 12,595 | — |
| 2019年3月 | 630 | 39.5 | 15.2 | 12,990 | — |
| 2020年3月 | 621 | 39.9 | 15.5 | 12,853 | — |
| 2021年3月 | 598 | 40.3 | 15.5 | 12,868 | — |
| 2022年3月 | 612 | 40.6 | 16.0 | 12,832 | — |
| 2023年3月 | 626 | 40.7 | 16.2 | 12,957 | — |
| 2024年3月 | 652 | 41.6 | 16.8 | 12,830 | — |
| 2025年3月 | 685 | 42.0 | 17.2 | 12,420 | 159 |
| 2026年3月 | 701 | 42.3 | 17.2 | 12,227 | 168 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社37社(国内 13 / 海外 24) を有報から抽出しています。
- 国内九州武蔵精密 株式会社(注)1熊本県 球磨郡錦町議決権100.0%
- 国内武蔵キャスティング株式会社京都府 福知山市議決権100.0%
- 国内武蔵エナジーソリューションズ株式会社山梨県 北杜市議決権100.0%
- 国内Musashi AI株式会社愛知県 豊橋市議決権51.0%
- 国内武蔵ワイヤード株式会社新潟県 三条市議決権60.0%
- 国内ムサシオートパーツミシガン・インコーポレーテッド(注)1アメリカ ミシガン議決権89.5%
- 海外ムサシオートパーツカナダ・インコーポレーテッド(注)1カナダ オンタリオ議決権100.0%
- 海外ムサシオートパーツメキシコ・エス・エー・デ・シー・ブイ(注)1メキシコ サンルイスポトシ議決権100.0%
- 海外ムサシドブラジル・リミターダ(注)1ブラジル ペルナンブコ議決権74.9%
- 海外ムサシダアマゾニア・リミターダ(注)1ブラジル アマゾナス議決権100.0%
- 海外Musashi AIノースアメリカ・インコーポレーテッド(注)1、2カナダ議決権80.9%
- 国内ムサシエナジーソリューションズ ノースアメリカ・インコーポレーテッドアメリカ ミシガン議決権100.0%
残りのグループ会社25社を開く
- ムサシオートパーツカンパニー・リミテッド(注)1タイ パツムタニ82%
- ピーティー・ムサシオートパーツ インドネシア(注)1インドネシア ブカシ80%
- ムサシオートパーツインディア・プライベートリミテッド(注)1インド ハリアナ100%
- ムサシオートパーツベトナムカンパニー・リミテッド(注)1ベトナム フンイエン100%
- 武蔵精密汽車零部件(中山)有限公司(注)1、2中国 広東100%
- 武蔵精密汽車零部件(南通)有限公司(注)1、2中国 江蘇100%
- 武蔵精密企業投資(中山)有限公司(注)1中国 広東100%
- 武蔵汽車零部件(天津)有限公司(注)1、2中国 天津100%
- ムサシボッケナウ・ゲーエムベーハー・ウント・コー・カーゲー(注)1、2ドイツ ラインランド・プファルツ100%
- ムサシバートゾーベルンハイム・ゲーエムベーハー・ウント・コー・カーゲー(注)2ドイツ ラインランド・プファルツ100%
- ムサシリュッホ・ゲーエムベーハー(注)2ドイツ ラインランド・プファルツ100%
- ムサシハンミュンデンホールディング・ゲーエムベーハー(注)1、2ドイツ ニーダーザクセン100%
- ムサシハンミュンデンフォージング・ゲーエムベーハー・ウント・コー・カーゲー(注)1、2ドイツ ニーダーザクセン100%
- ムサシハンミュンデンマシニング・ゲーエムベーハー・ウント・コー・カーゲー(注)2ドイツ ニーダーザクセン100%
- ムサシライネフェルデマシニング・ゲーエムベーハー・ウント・コー・カーゲー(注)2ドイツ ニーダーザクセン100%
- ムサシライネフェルデフォージング・ゲーエムベーハー・ウント・コー・カーゲー(注)2ドイツ チューリンゲン100%
- ムサシハンガリーフゼザボーニー・カーエフテー(注)2ハンガリー フゼザボーニー100%
- ムサシスペインビジャルバ・エスエル(注)1、2スペイン マドリード100%
- ムサシハンガリー マニュファクチャ リング・リミテッド(注)1ハンガリー エルチ100%
- ムサシホールディングスヨーロッパ・ゲーエムベーハー(注)1ドイツ バイエルン100%
- ムサシヨーロッパ・ゲーエムベーハー(注)2ドイツ ラインランド・プファルツ100%
- 株式会社Waphyto愛知県 豊橋市49%
- 634AI・リミテッドイスラエル20%
- ムサシデルタイーアクスルインディアプライベー ト・リミテッドインド51%
- 本田技研工業 株式会社(注)東京都港区25%
- DEMusashi Europe GmbH
- USMUSASHI AUTO PARTS MICHIGAN, INC.
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は3,472億円、営業利益は205億円。前期と比べると増収増益で、売上が+0.0%、利益が+4.1%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 3,350億円 | 3,472億円 |
| 営業利益 | 185億円 | 205億円 |
| 純利益 | 65億円 | 13億円 |
| 1株あたり配当 | ¥40 | ¥40 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は892億円、営業利益は49億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+8.3%、営業利益は+113.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 838 | — | — | 23 |
| 2024年1Q | 824 | 23 | 2.8 | 18 |
| 2024年2Q | 872 | 44 | 5.0 | 18 |
| 2024年3Q | 878 | 48 | 5.5 | 28 |
| 2024年4Q | 925 | — | — | 15 |
| 2025年2Q | 1,734 | 78 | 4.5 | 30 |
| 2025年4Q | 1,738 | 119 | 6.8 | 48 |
| 2026年2Q | 1,685 | 85 | 5.0 | 43 |
| 2026年4Q | 1,787 | 120 | 6.7 | −30 |
| 2027年1Q | 892 | 49 | 5.5 | 18 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は1,260億円から3,472億円へ2.8倍に増えた。直近期の営業利益率は5.9%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,260 | — | 26 | — | 25 |
| 2014年3月 | 1,488 | — | 96 | — | 68 |
| 2015年3月 | 1,582 | — | 119 | — | 64 |
| 2016年3月 | 1,644 | — | 114 | — | 68 |
| 2017年3月 | 1,805 | — | 103 | — | 63 |
| 2018年3月 | 2,379 | — | 159 | — | 104 |
| 2019年3月 | 2,559 | — | 148 | — | 99 |
| 2020年3月 | 2,364 | — | 71 | — | −69 |
| 2021年3月 | 2,047 | — | 83 | — | 74 |
| 2022年3月 | 2,419 | — | 94 | — | 54 |
| 2023年3月 | 3,015 | — | 70 | — | 24 |
| 2024年3月 | 3,499 | — | 156 | — | 79 |
| 2025年3月 | 3,472 | 197 | 180 | 5.7 | 78 |
| 2026年3月 | 3,472 | 205 | 202 | 5.9 | 13 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高3,472億円のうち、営業利益として残るのは205億円で5.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は13億円、売上の0.4%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.0%2,917億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.1%349億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.9%205億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが330億円、投資CFが−279億円で、差し引きのフリーCFは51億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は339億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 141 | −278 | 122 | −137 | 95 |
| 2014年3月 | 190 | −263 | 77 | −73 | 114 |
| 2015年3月 | 176 | −203 | 3 | −27 | 101 |
| 2016年3月 | 230 | −102 | −76 | 128 | 143 |
| 2017年3月 | 194 | −412 | 409 | −218 | 327 |
| 2018年3月 | 268 | −143 | −205 | 125 | 257 |
| 2019年3月 | 267 | −198 | −66 | 69 | 271 |
| 2020年3月 | 264 | −187 | −109 | 77 | 232 |
| 2021年3月 | 183 | −122 | −69 | 61 | 249 |
| 2022年3月 | 58 | −201 | 148 | −143 | 283 |
| 2023年3月 | 194 | −179 | −45 | 15 | 268 |
| 2024年3月 | 316 | −160 | −178 | 156 | 267 |
| 2025年3月 | 319 | −161 | −77 | 158 | 342 |
| 2026年3月 | 330 | −279 | −80 | 51 | 339 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は3,016億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,313億円で、自己資本比率は40.5%(業種中央値53.0%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,334 | 594 | 740 | 39.1 |
| 2014年3月 | 1,552 | 710 | 842 | 39.5 |
| 2015年3月 | 1,695 | 840 | 855 | 42.5 |
| 2016年3月 | 1,552 | 779 | 773 | 43.1 |
| 2017年3月 | 2,485 | 883 | 1,602 | 28.8 |
| 2018年3月 | 2,478 | 1,004 | 1,474 | 33.5 |
| 2019年3月 | 2,445 | 1,083 | 1,362 | 37.4 |
| 2020年3月 | 2,073 | 825 | 1,248 | 34.5 |
| 2021年3月 | 2,261 | 959 | 1,302 | 37.7 |
| 2022年3月 | 2,600 | 1,123 | 1,477 | 38.7 |
| 2023年3月 | 2,693 | 1,144 | 1,549 | 38.1 |
| 2024年3月 | 2,903 | 1,254 | 1,649 | 39.9 |
| 2025年3月 | 2,851 | 1,240 | 1,612 | 40.3 |
| 2026年3月 | 3,016 | 1,313 | 1,704 | 40.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
輸送用機器 82社との比較
同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で82社中30位あたり、逆に低いのは配当利回りで82社中75位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,908で、1年前と比べて-8.3%。過去52週の値幅のなかでは8%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 151.5倍 |
| PER (会社予想) | 29.3倍 |
| PBR | 1.52倍 |
| 配当利回り | 1.38% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月19日に3380円まで下落し、前日比6.63%安となりましたが、直近1か月では8.33%上昇しています。25日移動平均線(3311円)を2%上回っており、短期的な上昇トレンドは維持されています。一方、75日線(4710円)を大きく下回り、200日線(3581円)も下回るなど、中長期では弱含みです。52週高値10550円からは約68%下落しており、依然として高値圏からの調整が続いています。出来高は直近で84万株と、7月の高水準からは減少傾向にあります。RSIは61.26とやや強気圏ですが、急落で売られすぎにはなっていません。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 10/100)。
PERが178倍と同業界平均の16.8倍を大きく上回り、予想PERでも36倍と依然高水準。PBRは1.9倍と平均1.14倍を上回るが、ROEが1.07%と低く収益性に見合わない。配当利回りは1.12%と平均3.25%を下回る。直近の業績は営業利益が増加傾向にあるものの、当期純利益は低調で、成長性に疑問が残る。割高な水準にあり、投資判断は慎重にすべき。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 151.5倍 | 16.3倍 |
| PER (予想) | 29.3倍 | — |
| PBR | 1.52倍 | 1.12倍 |
| ROE | 1.1% | 7.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
自動車の電動化が進む中、駆動系部品の需要構造が変化している。強気派は、電動車向け部品の開発進展や、既存の技術を応用した新製品の可能性を評価する。また、売上高が高水準で安定し、財務体質も健全。一方、弱気派は、電動化により従来のギヤ需要が減少するリスクを指摘。さらに、原材料費高騰や為替変動が収益を圧迫する可能性がある。PBRは1.9倍で割高感も。
- 技術力
高精度ギヤ加工技術で電動車部品にも対応できる。
- 安定収益
売上高が3400億円超で、営業利益率5%台を維持。
- 電動化対応
EV向け部品の開発を進め、新たな需要を開拓。
- 26/3期営業利益205億円へ増益、利益率5.9%改善決算発表後影響中
営業利益は前期比8億円増の205億円、売上高3472億円で利益率も5.67%から5.9%へ上昇。
- 最終損益の特別要因剥落で正常化期待2026年Q2影響強
25/3期純利益78億円に対し26/3期13億円。特別損失が剥落すれば利益水準が戻る可能性。
- 外国人保有37.77%と市場参加者の厚さ継続影響弱
外国人保有比率37.77%と高く、大型株並みの物色が続く可能性がある。
- 1年で14.71%上昇、相対的に株価が強い継続影響弱
株価は1年で14.71%上昇。業績悪化にもかかわらず需給は強さを見せている。
- 電動化リスク
EVシフトでギヤ需要が減少する可能性がある。
- 低収益性
ROEが1.1%と非常に低く、資本効率が悪い。
- 株価割高
PERが178倍と高く、業績に対する評価が過大。
- 純利益13億円に急減、ROE1.07%へ悪化通年影響強
純利益は78億円から13億円へ減少し、ROE1.07%。株主資本に対する収益性が著しく低下。
- PER178倍と異常な高評価継続影響中
時価総額2341億円、純利益13億円でPER178.14倍。予想PER36倍でも割高感がある。
- 最終利益率0.37%と極めて低い通年影響中
純利益13億円を売上高3472億円で割ると0.37%。最終損益は特別損失の影響を受けやすい。
- 配当利回り1.12%と株主還元不足継続影響弱
配当利回り1.12%と低く、株主還元策が乏しい印象を与えている。
- EV関連売上比率
- 電動化への適応度を測る指標となる。
- 営業利益率
- 収益性の安定・改善を見るため。
- 主要顧客の生産台数
- 自動車メーカーの生産動向が直接業績に影響。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり40円で、前期から−20.0%。いまの株価に対する利回りは1.38%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 26 | — | 61.4 |
| 2018年3月 | 33 | 26.9 | 38.1 |
| 2019年3月 | 63 | 90.9 | 61.6 |
| 2020年3月 | 32 | −50.0 | — |
| 2021年3月 | 20 | −36.5 | 55.7 |
| 2022年3月 | 45 | 125.0 | 71.1 |
| 2023年3月 | 30 | −33.3 | 40.3 |
| 2024年3月 | 40 | 33.3 | 31.3 |
| 2025年3月 | 50 | 25.0 | 34.0 |
| 2026年3月 | 40 | −20.0 | 25.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥40
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ6,533人。区分でいちばん多いのは外国法人で37.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が51.9%を占め、残る48.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 34.4 | 31.1 | 29.5 | 27.9 | 29.5 | 37.8 |
| 事業法人 | 33.1 | 33.2 | 33.0 | 35.1 | 35.1 | 35.2 |
| 金融機関 | 21.9 | 23.1 | 24.9 | 21.0 | 21.4 | 16.7 |
| 個人・その他 | 10.0 | 11.7 | 11.9 | 11.2 | 8.9 | 8.7 |
| 証券会社 | 0.5 | 0.9 | 0.8 | 4.7 | 5.0 | 1.6 |
| 自己株式 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 本田技研工業株式会社 | 24.95 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 7.59 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 6.63 |
| 04 | 合資会社大塚ホールディングス | 3.97 |
| 05 | MISAKI ENGAGEMENT MASTER FUND (常任代理人 香港上海銀行東京支店セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ部) | 3.90 |
| 06 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 3.72 |
| 07 | 大塚 浩史 | 2.31 |
| 08 | BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC/FIM/LUXEMBOURG FUNDS/UCITS ASSETS (常任代理人 香港上海銀行東京支店セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ部) | 2.21 |
| 09 | CGML PB CLIENT ACCOUNT/COLLATERAL(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店カストディ業務部) | 2.20 |
| 10 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505301 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.88 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-12グランサム、マヨ、ヴァン オッテルロー アンド カンパニー エルエルシー(Grantham, Mayo, Van Otterloo & Co. LLC)新規の大量保有報告5.12%
- 2026-07-07野村證券株式会社新規の大量保有報告0.08%-1.22pt
- 2026-06-22野村證券株式会社新規の大量保有報告1.30%
- 2026-06-22モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社新規の大量保有報告0.25%
- 2026-06-19三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社新規の大量保有報告1.73%-0.57pt
- 2026-06-04三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社新規の大量保有報告2.30%-0.08pt
- 2026-06-04モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社新規の大量保有報告—
- 2026-05-27グランサム、マヨ、ヴァン オッテルロー アンド カンパニー エルエルシー(Grantham, Mayo, Van Otterloo & Co. LLC)新規の大量保有報告4.09%-1.02pt
- 2026-05-14三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社新規の大量保有報告2.38%+0.43pt
- 2026-04-21三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社新規の大量保有報告1.95%+0.20pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−76%、1株純資産は14期で+11%。直近期のROEは1.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 81 | 1,672 | 5.1 | 25.8 | 72.9 |
| 2014年3月 | 219 | 1,966 | 12.0 | 9.7 | 53.8 |
| 2015年3月 | 102 | 1,155 | 9.6 | 12.4 | 109.8 |
| 2016年3月 | 109 | 1,071 | 9.8 | 10.2 | 56.3 |
| 2017年3月 | 101 | 1,147 | 9.1 | 14.1 | 61.4 |
| 2018年3月 | 166 | 1,330 | 13.4 | 10.8 | 38.1 |
| 2019年3月 | 156 | 1,405 | 11.3 | 9.6 | 61.6 |
| 2020年3月 | −106 | 1,096 | — | — | — |
| 2021年3月 | 113 | 1,305 | 9.4 | 16.7 | 55.7 |
| 2022年3月 | 83 | 1,541 | 5.8 | 18.2 | 71.1 |
| 2023年3月 | 37 | 1,573 | 2.4 | 50.0 | 40.3 |
| 2024年3月 | 121 | 1,768 | 7.3 | 13.9 | 31.3 |
| 2025年3月 | 119 | 1,752 | 6.8 | 20.6 | 34.0 |
| 2026年3月 | 19 | 1,862 | 1.1 | 135.9 | 25.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額392百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約13倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 大塚浩史 | 代表取締役社長 CEO(最高経営責任者) | 61 | 1,514,000 |
| トレーシー・シビル | 代表取締役副社長 CFO(最高財務責任者)CHO(最高人事責任者) | 62 | — |
| 森崎健司 | 代表取締役副社長 COO(最高執行責任者)日本地域CEO リスクマネジメントオフィサー | 59 | 26,000 |
| 宗像義恵 | 取締役 取締役会議長 | 68 | 19,000 |
| 神野吾郎 | 取締役 | 66 | 45,000 |
| ハリ・ネアー | 取締役 | 66 | — |
| 富松圭介 | 取締役 | 52 | 115,000 |
| 小野塚惠美 | 取締役 | 52 | 10,000 |
| 山本麻記子 | 取締役(監査等委員) | 55 | — |
| 大久保和孝 | 取締役(監査等委員) | 53 | 3,000 |
| 渡辺尚 | 取締役(監査等委員) | 61 | — |
| 岡本篤始 | — | 40 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 145 | 51 | 67 | 265 | 88 |
| 社外取締役 | 8 | 70 | 15 | 36 | 122 | 15 |
| 取締役(社内) | 1 | 5 | — | — | 5 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,787字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,637字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,344字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,382字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第99期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-22
- 半期報告書半期報告書-第99期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第98期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-20
- 半期報告書半期報告書-第98期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第97期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-21
- 四半期報告書四半期報告書-第97期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-08
- 四半期報告書四半期報告書-第97期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-06
- 四半期報告書四半期報告書-第97期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第96期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-23
- 四半期報告書四半期報告書-第96期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-08
- 四半期報告書四半期報告書-第96期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-08
- 四半期報告書四半期報告書-第96期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
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