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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

エフ・シー・シー

F.C.C.CO.,LTD.7296 · Prime · 輸送用機器

二輪・四輪車向けクラッチで世界有数のメーカー。EV/CASE領域にも展開し、非モビリティ事業も手掛ける。

概要

エフ・シー・シー(FCC)は、1939年に静岡県浜松市で創業した自動車用クラッチの専門メーカーである。二輪車・四輪車向けクラッチの世界有数のサプライヤーであり、近年はEV/CASE領域や環境エネルギー分野へ事業を拡大している。2026年3月期の連結売上収益は2,608億円、従業員数は7,804人。国内に本社・製造拠点を持つほか、米州、アジア、欧州に22の連結子会社を擁し、グローバルに生産・販売網を展開する。

二輪と四輪を柱とする事業構成

FCCの事業は二輪事業、四輪事業、非モビリティ事業の三セグメントで構成される。2026年3月期のセグメント別売上収益は、二輪事業が1,246億円(全体の47.8%)、四輪事業が1,359億円(52.1%)、非モビリティ事業が1.6億円(0.1%)である。二輪事業ではオートバイ・スクーター・ATV向けクラッチを、四輪事業では乗用車・トラック向けマニュアル・オートマチック用クラッチを主力とする。営業利益は二輪事業が122億円、四輪事業が91億円と、両事業が収益を牽引する一方、非モビリティ事業は24億円の営業損失を計上し、育成段階にある。主要顧客にはFord Motor Company(売上高の20.1%)、General Motors Company(9.2%)、本田技研工業(3.8%)が名を連ねる。

38の国と地域に広がる生産・販売網

FCCは日本を含む北米、中南米、欧州、東南アジア、南アジア、中国に製造販売子会社を持つ。米国にはインディアナ州にFCC(INDIANA)LLC、FCC(Adams)LLC、ノースカロライナ州にFCC(North Carolina)LLCの3社を有し、四輪・二輪クラッチを生産。アジアではタイ(FCC THAILAND)、フィリピン(FCC PHILIPPINES)、インドネシア(PT. FCC INDONESIA)、ベトナム(FCC VIETNAM)、インド(FCC CLUTCH INDIA)などに拠点を置く。中国では成都永華富士離合器、上海中瑞・富士離合器、佛山富士離合器の3社が稼働。南米ではブラジルにFCC DO BRASIL、メキシコにFCC AUTOMOTIVE PARTS DE MEXICOがある。台湾には台灣富士離合器を子会社化し、グループ全体で22の連結子会社と1つの関連会社を構成する。

非モビリティ事業への挑戦と現状

FCCはクラッチ事業で培った材料技術や摩擦技術を活かし、環境・エネルギー分野への進出を進めている。非モビリティ事業は環境対応型工業製品や省エネ機器を製造・販売するが、2026年3月期の売上収益は1.6億円と全体の0.1%に過ぎず、営業損失24億円を計上するなど収益化には至っていない。同事業は東南アジアや台湾の子会社でも手掛けるが、現時点では売上規模は極めて小さい。第13次中期経営計画では「コア技術を活かし、脱炭素・エネルギー創出に繋がる製品開発を加速」する方針を掲げ、協業を含めた商品開発や販路拡大を進めるとしている。

業界の中での役割は自動車部品メーカー(クラッチ専門)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,608億円
営業利益
189億円
営業利益率
7.2%
純利益
188億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01二輪事業主力

オートバイ、スクーター、ATV等のクラッチおよびEV/CASE領域の製品を製造販売。国内外に製造販売拠点を有する。

二輪車用クラッチで世界トップクラスのシェア

主な製品・サービス2
二輪車用クラッチ
オートバイ・スクーター・ATV等に使用されるクラッチアセンブリ。
EV/CASE領域製品
電気自動車やコネクテッド等の新技術に対応した部品。

02四輪事業主力

マニュアル車、オートマチック車等のクラッチおよびEV/CASE領域の製品を製造販売。北米・アジア・南米に生産拠点を展開。

主な製品・サービス2
四輪車用クラッチ
乗用車・トラック等のマニュアルトランスミッション用クラッチ。
EV/CASE領域製品
電気自動車や自動運転関連の部品。

03非モビリティ事業副次

環境・エネルギー分野等の製品の製造販売およびサービス提供。

主な製品・サービス1
環境・エネルギー関連製品
環境対応型の工業製品や省エネ機器等。

製品と技術

二輪車用クラッチ 世界の主要メーカーに供給

FCCの二輪事業で主力となるのが二輪車用クラッチアセンブリである。オートバイ、スクーター、ATV(バギー)向けに、遠心クラッチやマニュアルクラッチを製品化している。2026年3月期の二輪事業売上は1,246億円に達し、グループ収益の約半分を占める。同製品はインドやブラジルでの販売が好調で、現地の二輪車需要拡大を捉えた。生産はタイ、フィリピン、インドネシア、ベトナム、インド、中国、ブラジルなど世界中の子会社で行われ、顧客のグローバル生産に対応している。

四輪車用クラッチ 北米ビッグスリー向けが中核

四輪事業では乗用車やトラック向けのマニュアルトランスミッション用クラッチ、オートマチック車向けクラッチを手掛ける。2026年3月期の売上は1,359億円で、グループ最大のセグメントである。主要顧客であるFord Motor Companyには売上の20.1%にあたる525億円を出荷し、General Motors Companyにも240億円を供給する。北米のICE・HEV需要の高まりが業績を下支えしている。生産拠点は米国(インディアナ、ノースカロライナ)、メキシコ、中国、インドなどに分散し、関税リスクにも対応する。

EV/CASE領域製品 電動化に対応する新技術

FCCはCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)の進展に対応し、EV/CASE領域向け製品の開発・生産を進めている。二輪・四輪の両事業で、電気自動車用の駆動系部品やコネクテッド技術に対応した製品をラインナップする。具体的な製品名は有価証券報告書に明記されていないが、グループ全体で「新たな価値提供」を目指し、第13次中期経営計画ではEV/CASE向け事業化を加速すると明記している。2026年3月期時点では収益への貢献は限定的だが、将来の成長分野と位置付けられている。

環境・エネルギー関連製品 非モビリティ領域の開拓

非モビリティ事業では、環境・エネルギー分野向けの工業製品や省エネ機器を製造・販売する。FCCがクラッチ製造で培った摩擦材料や焼結技術を応用し、脱炭素やエネルギー創出に資する製品開発を進めている。2026年3月期の売上は1.6億円と小規模だが、グループは協業を含めた販路拡大を計画する。同事業は当社のほか、九州エフ・シー・シー、タイ、フィリピン、台湾、ベトナムの子会社でも手掛けられており、ポートフォリオ転換の一翼を担うとされる。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

輸送用機器のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 二輪事業二輪車用クラッチで世界トップクラスのシェア

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

自動車部品で存在感、二輪向け強く多角化途上

同社は輸送用機器、特に二輪車向けクラッチなどの部品で国内有数のメーカーである。同業他社にはトヨタ紡織、アクセルスペースホールディングス、ARCHION、ユニプレス、ジャパンエンジンコーポレーションが挙げられる。同社の売上高は約2500億円で、営業利益率は7%前後と堅調である。トヨタ紡織やユニプレスが四輪向けで規模が大きい一方、同社は二輪向けで高いシェアを持つ。また、同社は四輪向けシートや内装部品にも展開しつつあるが、自動車全体の電動化や需要変動の影響を受けやすい。海外での生産拡大や新製品開発を通じて成長を図っている。

強み

  • 二輪車用クラッチで世界トップクラスのシェアを持ち、収益の柱となっている。
  • アジアや欧州に生産拠点を持ち、現地需要に即応できる体制を構築している。
  • 摩擦材や金属加工の技術に強みを持ち、高品質・高性能な製品を供給している。
  • 四輪向けや特機向けなどにも展開し、収益源を多様化している。

課題

  • 電動化によりエンジン部品の需要減が懸念され、クラッチなどの中核製品に影響を与える。
  • 主要な二輪車メーカーへの販売依存度が高く、業績が特定顧客の動向に左右されやすい。
  • 海外メーカーとの価格競争が激しく、生産コストの低減が継続的な課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

自動車部品・電池・販売の時価総額近傍。太字がエフ・シー・シー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16995東海理化電機製作所2,797億円9.0倍
28133伊藤忠エネクス2,730億円16.4倍
35801古河電気工業2,651億円36.4倍
43186ネクステージ2,596億円14.5倍
57313テイ・エス テック2,296億円30.7倍
67296エフ・シー・シー2,212億円11.0倍
75393ニチアス2,105億円20.0倍
85186ニッタ1,947億円13.6倍
97220武蔵精密工業1,907億円151.5倍
106966三井ハイテック1,815億円53.2倍
117970信越ポリマー1,814億円18.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(自動車部品・電池・販売)に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

ベークライト樹脂から始まった1939年の創業

FCCの源流は1939年6月、静岡県浜松市佐藤町に設立された「株式会社不二ライト工業所」にある。当時はベークライト樹脂を主材料とした圧縮成形により、クラッチ板や歯車などを製造していた。1943年3月には商号を「不二化学工業株式会社」に変更。その後、自動車産業の成長とともに事業を拡大し、1984年7月に現在の「株式会社エフ・シー・シー」へと改称した。創業から約45年間の基礎固めを経て、本格的な海外展開の時代を迎える。

1980年代の国内拡大と初の海外生産拠点

1982年2月、熊本県に九州不二化学(現・九州エフ・シー・シー)を設立し、国内生産能力を拡大。1988年7月には米国インディアナ州にJAYTEC, INC.(現FCC INDIANA)を設立し、初の海外生産拠点を獲得した。1989年3月にはタイ・バンコックにFCC THAILANDを設立。同年6月には本社を現在の静岡県浜松市浜名区細江町に移転した。この時期に海外展開の基盤が築かれ、1992年には台湾の光華興工業への資本参加、1993年にはフィリピンと国内の天龍産業の子会社化を進めた。

1990年代のグローバル拡大と株式公開

1990年代に入ると、中国市場への進出が加速する。1994年12月に成都江華・富士離合器(現成都永華富士離合器)、1995年3月に上海中瑞・富士離合器を設立。同年9月には英国にFCC EUROPEを設立し、欧州にも拠点を設けた。1997年にはインドにFCC RICO LTD.(現FCC CLUTCH INDIA)を設立。1998年にはブラジルにFCC DO BRASILを設立し、南米進出を果たした。1994年8月には日本証券業協会に株式を店頭登録し、資金調達力を高めた。

2000年代の成熟と上場、新興国への拡充

2000年4月に米国ノースカロライナ州にFCC North Carolinaを設立。2001年4月にはインドネシアにPT. FCC INDONESIAを設立した。2002年12月には米国インディアナ州にFCC North AmericaとFCC INDIANAを設立。2003年2月には東京証券取引所市場第二部に上場し、翌2004年3月には第一部に指定替えとなった。2005年には台湾・光華興工業を子会社化し、同年ベトナムにFCC VIETNAMを設立。2006年には中国・佛山に佛山富士離合器を設立し、生産拠点をさらに拡大した。

2010年代の再編と新興国での深耕

2010年代は既存事業の整理と新興国での強化が進んだ。2010年11月に東北化工の株式を100%取得する一方、2012年12月には英国子会社FCC EUROPEを清算した。2013年には韓国FCC SEOJIN、メキシコFCC AUTOMOTIVE PARTS DE MEXICOを設立。インドでは2014年にFCC CLUTCH INDIAを新設し、既存のFCC RICOの株式を100%取得した上で、2015年に両社を合併させた。2017年9月には株式会社フリントを子会社化した。2018年12月には東北化工の全株式を譲渡し、事業ポートフォリオの見直しを実施した。

2020年代 プライム市場移行と最終子会社化

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場に移行した。同年11月には韓国子会社FCC SEOJINを清算した。同じく2022年11月、FCC VIETNAMの株式を100%取得し完全子会社化した。2025年3月期の売上収益は2,568億円まで成長し、2026年3月期には2,608億円と過去最高を更新。第13次中期経営計画では「第二の創業」を掲げ、EV/CASE領域や非モビリティ事業への資源配分を加速する方針を示している。

年表37件を開く

1930年代

  • 1939年6月静岡県浜松市佐藤町において、㈱不二ライト工業所を設立。ベークライト樹脂を主材料とした圧縮成形で、クラッチ板・歯車等の製造を開始。

1940年代

  • 1943年3月商号変更商号を不二化学工業㈱に変更。

1980年代

  • 1982年2月熊本県下益城郡松橋町(現、熊本県宇城市)に九州不二化学㈱(現、㈱九州エフ・シー・シー、連結子会社)を設立。
  • 1984年7月商号変更商号を㈱エフ・シー・シーに変更。
  • 1988年7月米国、インディアナ州にJAYTEC,INC.(現、FCC(INDIANA),LLC、連結子会社)を設立。
  • 1989年3月タイ、バンコック市にFCC(THAILAND)CO.,LTD.(現、連結子会社)を設立。
  • 1989年6月本社を現在地に移転。

1990年代

  • 1992年9月台湾、台南市の光華興工業股份有限公司に資本参加。
  • 1993年9月フィリピン、ラグナ州にFCC(PHILIPPINES)CORP.(現、連結子会社)を設立。
  • 1993年10月天龍産業㈱(現、連結子会社)の株式を取得。
  • 1994年8月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 1994年12月中国、四川省成都市に成都江華・富士離合器有限公司(現、成都永華富士離合器有限公司、連結子会社)を設立。
  • 1995年3月中国、上海市に上海中瑞・富士離合器有限公司(現、連結子会社)を設立。
  • 1995年9月創業英国、ミルトンキーンズ市にFCC(EUROPE) LTD.を設立。
  • 1997年4月インド、ハリヤナ州にFCC RICO LTD.(現、FCC CLUTCH INDIA PRIVATE LIMITED、連結子会社)を設立。
  • 1998年11月ブラジル、アマゾナス州にFCC DO BRASIL LTDA.(現、連結子会社)を設立。

2000年代

  • 2000年4月米国、ノースカロライナ州にFCC(North Carolina),INC.(現、FCC(North Carolina),LLC、連結子会社)を設立。
  • 2001年4月インドネシア、カラワン県にPT. FCC INDONESIA(現、連結子会社)を設立。
  • 2002年12月米国、インディアナ州にFCC(North America),INC.(現、連結子会社)、FCC(INDIANA),INC. (現、FCC(INDIANA),LLC、連結子会社)を設立。
  • 2003年2月上場東京証券取引所市場第二部上場
  • 2003年5月米国、インディアナ州にFCC(Adams),LLC(現、連結子会社)を設立。
  • 2004年3月上場東京証券取引所市場第一部上場
  • 2005年6月M&A光華興工業股份有限公司(現、台灣富士離合器股份有限公司、連結子会社)を子会社化。
  • 2005年11月ベトナム、ハノイ市にFCC(VIETNAM)CO.,LTD.(現、連結子会社)を設立。
  • 2006年1月中国、広東省佛山市に佛山富士離合器有限公司(現、連結子会社)を設立。

2010年代

  • 2010年11月東北化工㈱の株式を100%取得。
  • 2012年9月中国、四川省成都市に愛富士士(中国)投資有限公司(現、連結子会社)を設立。
  • 2012年12月FCC(EUROPE) LTD.の清算結了。
  • 2013年2月創業韓国、京畿道始興市にFCC SEOJIN CO.,LTD.を設立。
  • 2013年6月メキシコ、サンルイスポトシ州にFCC AUTOMOTIVE PARTS DE MEXICO,S.A.DE C.V.(現、連結子会社)を設立。
  • 2014年11月インド、ハリヤナ州にFCC CLUTCH INDIA PRIVATE LIMITED(現、連結子会社)を設立。
  • 2014年12月FCC RICO LTD.(現、FCC CLUTCH INDIA PRIVATE LIMITED、連結子会社)の株式を100%取得。
  • 2015年11月M&AFCC CLUTCH INDIA PRIVATE LIMITED がFCC INDIA MANUFACTURING PRIVATE LIMTED を吸収合併。
  • 2017年9月㈱フリント(現、連結子会社)の株式を100%取得。
  • 2018年12月東北化工㈱の全株式を譲渡。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
  • 2022年11月FCC SEOJIN CO.,LTD.の清算結了。 FCC(VIETNAM)CO.,LTD.(現、連結子会社)の株式を100%取得

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE2030年度まで9.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業構造の転換と基盤強化

    第13次中期経営計画「第二の創業 未来へ拓く、新たな価値創造へ」に基づき、クラッチ事業の構造転換と経営基盤の強化を進め、持続的な企業価値向上を目指す。

  2. 02

    二輪事業の全方位対応

    グローバル市場への全方位対応により基幹事業の圧倒的シェアを確保し、収益力を強化。電動化転換に対応可能な強固な事業基盤を構築する。

  3. 03

    四輪事業の業容転換

    基幹事業は需要変動に応じたフレキシブル生産体制で収益力を維持。EV/CASE向け事業化を加速し、業容転換を推進する。

  4. 04

    環境エネルギー事業の拡大

    コア技術を活用し、脱炭素・エネルギー創出につながる製品開発を加速。協業を含め商品開発・販路を拡大し、ポートフォリオ転換を推進する。

  5. 05

    サステナビリティ課題への対応

    特定したマテリアリティに基づきサステナビリティ関連のリスク・機会に対処し、モビリティ業界および新分野における価値創造を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で7,804人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は770万円で、9期前と比べて+14.1%平均年齢は44.6歳、平均勤続年数は19.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月8,189
2018年3月8,555
2019年3月67541.317.08,829
2020年3月68641.817.38,718
2021年3月67242.217.78,360
2022年3月67142.518.08,115
2023年3月69943.118.47,970
2024年3月71143.619.17,820
2025年3月73844.019.37,799222
2026年3月77044.619.87,804242

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)75.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社21(国内 4 / 海外 17、うち連結子会社 15) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
四輪事業 — 米国 インディアナ州7,002百万円
二輪事業 四輪事業 — インド ハリヤナ州6,432百万円
浜北工場 — 静岡県浜松市浜名区4,584百万円
二輪事業 四輪事業
四輪事業 — 中国 広東省4,419百万円
鈴鹿工場 — 三重県鈴鹿市3,663百万円
二輪事業 四輪事業
二輪事業 四輪事業 — ベトナム ハノイ市3,622百万円
四輪事業 — 米国 インディアナ州3,174百万円
二輪事業 四輪事業 — 米国 ノースカロライナ州3,098百万円
渡ケ島工場 — 静岡県浜松市天竜区3,094百万円
二輪事業 四輪事業
二輪事業 四輪事業 — インドネシア カラワン県2,821百万円
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱九州エフ・シー・シー
    熊本県宇城市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    天龍産業㈱
    静岡県磐田市 · 連結子会社
    議決権80.7%
  • 国内
    ㈱フリント
    福岡県遠賀郡岡垣町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    FCC(North America),INC. (注)2
    米国 インディアナ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    FCC(INDIANA),LLC (注)2、(注)4
    米国 インディアナ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    FCC(North Carolina),LLC (注)2
    米国 ノースカロライナ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    FCC(Adams),LLC (注)2、(注)4
    米国 インディアナ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    FCC AUTOMOTIVE PARTS DE MEXICO,S.A.DE C.V. (注)2
    メキシコ サンルイスポトシ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    FCC(THAILAND)CO.,LTD.
    タイ バンコック市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    FCC(PHILIPPINES)CORP. (注)2
    フィリピン ラグナ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    愛富士士(中国)投資有限公司(注)2
    中国、四川省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    成都永華富士離合器有限公司(注)2
    中国、四川省 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社9社を開く
  • 上海中瑞・富士離合器有限公司(注)2中国、上海市100%
  • 佛山富士離合器有限公司(注)2中国、広東省100%
  • 台灣富士離合器股份有限公司(注)2台湾、台南市70%
  • FCC CLUTCH INDIA PRIVATE LIMITED (注)2、(注)4インド ハリヤナ州100%
  • PT. FCC INDONESIA (注)2、(注)4インドネシア カラワン県100%
  • PT. FCC PARTS INDONESIAインドネシア カラワン県100%
  • FCC(VIETNAM)CO.,LTD. (注)2ベトナム ハノイ市100%
  • FCC DO BRASIL LTDA. (注)2ブラジル アマゾナス州100%
  • 本田技研工業㈱(注)5東京都港区22%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業共通課題解決型基盤技術開発高速連続プラズマ成膜による耐食性に優れた低コストアルミセパレータの開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2023-07-28
    200万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,608億円営業利益189億円前期と比べると増収増益で、売上が+1.6%、利益が+9.2%。

売上高
+1.6%
2,608億円
営業利益
+9.2%
189億円
純利益
+18.2%
188億円
営業利益率
7.2%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,650億円2,608億円
営業利益220億円189億円
純利益170億円188億円
1株あたり配当¥180¥180

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は718億円、営業利益は70億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+27.3%、営業利益は+133.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q56541
2024年1Q564305.329
2024年2Q606355.831
2024年3Q605548.944
2024年4Q62818
2025年2Q1,2731007.977
2025年4Q1,293735.682
2026年2Q1,2641018.090
2026年4Q1,344886.598
2027年1Q718709.758

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,262億円から2,608億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は7.2%。売上は5期、純利益は6期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
韓国、京畿道始興市にFCC SEOJIN CO.,LTD.を設立。
2013年3月1,26213179
インド、ハリヤナ州にFCC CLUTCH INDIA PRIVATE LIMITED(現、連結子会社)を設立。
2014年3月1,454169129
FCC CLUTCH INDIA PRIVATE LIMITED がFCC INDIA MANUFACTURING PRIVATE LIMTED を吸収合併。
2015年3月1,54412172
2016年3月1,6748162
2017年3月1,57211472
2018年3月1,73214197
2019年3月1,776165118
2020年3月1,7116739
2021年3月1,4628345
2022年3月1,71011986
2023年3月2,18913696
2024年3月2,403192122
2025年3月2,5661732016.7159
2026年3月2,6081892167.2188

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2,608億円のうち、営業利益として残るのは189億円7.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は188億円、売上の7.2%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金81.5%2,126億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.3%296億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.2%189億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
18.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.2pt
7.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.5pt
7.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.9pt
9.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが228億円、投資CFが−165億円で、差し引きのフリーCFは63億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は714億円で、売上の3.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月135−114−2221236
2014年3月155−177−29−22190
2015年3月130−20341−73176
2016年3月251−174177235
2017年3月242−158−7684235
2018年3月241−191−2750252
2019年3月236−87−80149324
2020年3月251−106−90145354
2021年3月130−85−3245396
2022年3月155−96−4259446
2023年3月210−103−32107537
2024年3月354−74−48280820
2025年3月279−258−14621685
2026年3月228−165−7863714

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は2,644億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,050億円で、自己資本比率は77.5%(業種中央値53.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,24990534472.5
2014年3月1,3921,04035274.7
2015年3月1,6381,10253667.3
2016年3月1,5921,07052267.2
2017年3月1,6271,11651168.6
2018年3月1,7031,17353068.9
2019年3月1,7361,25947772.5
2020年3月1,6171,20940874.7
2021年3月1,7561,30245474.2
2022年3月1,9541,46648875.0
2023年3月2,1061,60150576.0
2024年3月2,4501,85359775.6
2025年3月2,4621,84260874.8
2026年3月2,6442,05058177.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
714億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,670億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
581億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
84
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率14 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

輸送用機器 82社との比較

同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率82社中8位あたり、逆に低いのは売上成長率82社中46位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.6%/中央値 5.7%
P25 3.3%P75 9.7%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
7.3%/中央値 5.1%
P25 2.6%P75 7.3%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
77.5%/中央値 53.0%
P25 40.5%P75 65.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.6%/中央値 2.1%
P25 -1.4%P75 6.5%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.2%/中央値 3.2%
P25 2.4%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,250で、1年前と比べて+42.4%過去52週の値幅のなかでは94%の位置にある。

¥4,250+0.5%1ヶ月+11.8%1年+42.4%時価総額2,212億円
過去52週の値幅
安値¥2,940高値¥4,330

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.0倍
PER (会社予想)11.9倍
PBR0.99倍
配当利回り4.24%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は4155円で、52週高値4175円に接近。直近1か月で19.2%上昇し、200日線(3432円)を大幅に上回り、上昇トレンドが明確。8月5日に4095円まで急伸し、8月7日には4155円と高値を更新。出来高も7月29日以降増加し、8月7日は327,000株と直近のピーク。RSIは81.6と過熱感を示しており、短期的な調整リスクが意識される。ただし、強気トレンドは継続しており、押し目買いが入りやすい状況。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)

PERは10.73倍で業界平均16.6倍を下回り、PBR0.97倍も1倍未満と割安。ROEは9.64%で収益性は平均的だが、配当利回り4.33%は平均3.2%を上回り魅力的。売上高・利益は拡大傾向で、業績の伸びが続く一方、配当性向52.8%は高いが、安定性はありバランスを考慮して割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.0倍16.3倍
PER (予想)11.9倍
PBR0.99倍1.12倍
ROE9.6%7.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、車載部品の安定需要と海外展開による収益拡大を評価し、業績が増益基調でROEも改善傾向にあるとみる。一方弱気派は、電動化の進展でエンジン関連部品の需要が縮小するリスクを指摘し、世界的な自動車生産の変動や為替変動が業績に影響を与えると懸念する。

プラスに働く材料7
  • 業績の拡大

    売上高が増加し、純利益も2025年3月期に159億円と過去最高水準。

  • 高ROE

    ROE9.64%と投資家が期待する資本効率の水準に近い。

  • 株主還元

    配当利回り4.33%と高く、株主への還元が厚い。

  • 純利益が3期で54%増と拡大通年影響

    純利益は122億円→188億円と3期で54%増加。収益力の向上が鮮明

  • 営業利益率が7.25%と最高水準通年影響

    営業利益189億円、利益率7.25%。前期の6.74%から0.5pt改善した

  • PER10.7倍、PBR0.97倍と割安継続影響

    PERは10.73倍、PBRは0.97倍。ROE9.64%に対してバリュエーションが低位

  • 配当利回り4.33%と安定還元継続影響

    配当利回り4.33%を確保。株主還元姿勢が株価を下支えする

マイナスに働く材料7
  • 電動化リスク

    EVシフトでエンジン車向けクラッチやトルクコンバーターの需要が減少する可能性。

  • 為替変動

    海外売上高比率が高く、円高が利益を圧迫する恐れ。

  • 依存度

    主要顧客の生産台数に業績が左右されやすい。

  • 予想PERは11.7倍と実績より悪化決算発表後影響

    予想PERは11.7倍と現在の10.73倍から上昇。市場が今後の減益を織り込んでいる

  • 売上高成長が7%から2%に減速通年影響

    売上高は2566億円→2608億円と増収率が6.8%から1.6%に低下。成長鈍化が懸念

  • ROE9.64%と2桁に届かず通年影響

    ROEは9.64%と10%未満。資本効率の改善余地を示すが、現状は物足りない

  • 株価は1年で46.9%上昇し短期的に過熱継続影響

    過去1年で46.9%上昇し、好材料出尽くし後の利益確定売りが懸念される

次の決算で確かめる点
海外売上高比率
為替感応度や成長戦略の進捗を測るため。
電動化関連売上高
将来の収益構造への転換度合いを確認するため。
主要顧客の生産計画
受注の先行指標となるため。
営業利益率
収益性の維持・改善を確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり180で、前期から4.0%いまの株価に対する利回りは4.24%。

年間配当
¥180
1株あたり
配当利回り
4.24%
いまの株価に対して
配当性向
52.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4069.1
2018年3月425.092.5
2019年3月5223.849.8
2020年3月5811.5
2021年3月40−31.0189.1
2022年3月5230.060.2
2023年3月567.787.4
2024年3月7432.159.9
2025年3月202173.085.4
2026年3月194−4.052.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥180

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ35,912人。区分でいちばん多いのは個人・その他30.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が47.3%を占め、残る52.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他24.530.329.626.530.730.8
事業法人27.127.128.028.929.429.3
外国法人20.616.217.121.418.519.8
金融機関26.524.123.521.418.518.0
自己株式5.65.65.55.57.07.0
証券会社1.32.31.81.82.92.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01本田技研工業株式会社20.90
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.01
03株式会社ワイ・エー4.91
04株式会社SMBC信託銀行(株式会社三井住友銀行退職給付信託口)4.23
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.46
06STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.31
07エフ・シ-・シ-取引先持株会1.71
08山本 惠以1.54
09DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店カストディ業務部)1.00
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.98

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-15
    山本 節子
    新規の大量保有報告
    0.00%
    -0.43pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+145%、1株純資産は14期で+135%。直近期のROEは9.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1581,8039.714.337.4
2014年3月2572,07213.37.119.0
2015年3月1442,1966.813.026.3
2016年3月1232,1325.715.5116.1
2017年3月1442,2246.615.569.1
2018年3月1932,3378.515.592.5
2019年3月2352,5339.710.049.8
2020年3月792,4333.220.0
2021年3月902,6213.520.7189.1
2022年3月1722,9506.27.860.2
2023年3月1923,2196.28.187.4
2024年3月2463,7257.19.359.9
2025年3月3243,8048.69.685.4
2026年3月3874,2339.68.352.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額272百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
斎藤善敬代表取締役社長52429
鈴木一人専務取締役 経営全般補佐 兼開発統括 兼リスクマネジメントオフィサー65185
向山敦浩常務取締役 四輪事業統括63162
中谷賢史常務取締役 二輪事業統括 兼中国地域統括 兼インド・アセアン地域統括 兼愛富士士(中国)投資有限公司 総経理62168
腰塚國博取締役70
小林和徳取締役68
坪井彰取締役 常勤監査等委員6260
杉山一統取締役 監査等委員57
山本真由美取締役 監査等委員55
河島多恵取締役 監査等委員47
茂原敏成取締役 常務執行役員 二輪事業統括 兼開発統括 兼ブランド戦略統括 兼インド地域統括60103
渕上禎史取締役 常務執行役員 営業統括 兼購買統括 兼新事業開発副統括 兼日本統括 兼アフリカ統括6091
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢保有株数
長坂三樹伸取締役 上席執行役員 事業管理統括 兼環境安全統括 兼リスクマネジメントオフィサー 兼チーフインフォメーション オフィサー59126
柴山和俊取締役 監査等委員53

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)612634251720434
監査等委員436369
社外取締役318186
取締役(社内)214147

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,254字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社22社及び関連会社1社で構成され、二輪事業、四輪事業および非モビリティ事業を主たる事業としております。 当社グループの事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであり、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.セグメント情報」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (二輪事業) 主にオートバイ、スクーター、ATV(バギー)等のクラッチおよびEV/CASE領域の製品の製造販売を行っております。 業態   主要な会社名 販売   PT. FCC PARTS INDONESIA(インドネシア) 製造販売   当社、㈱九州エフ・シー・シー、天龍産業㈱、㈱フリント、FCC(North Carolina),LLC(米国)、FCC(THAILAND)CO.,LTD.(タイ)、FCC(PHILIPPINES)CORP.(フィリピン)、成都永華富士離合器有限公司(中国)、上海中瑞・富士離合器有限公司(中国)、台灣富士離合器股份有限公司(台湾)、FCC CLUTCH INDIA PRIVATE LIMITED(インド)、PT. FCC INDONESIA(インドネシア)、FCC(VIETNAM)CO.,LTD.(ベトナム)、FCC DO BRASIL LTDA.(ブラジル) (四輪事業) 主にマニュアル車、オートマチック車等のクラッチおよびEV/CASE領域の製品の製造販売を行っております。 業態   主要な会社名 製造販売   当社、㈱九州エフ・シー・シー、天龍産業㈱、㈱フリント、FCC(INDIANA),LLC(米国)、FCC(North Carolina),LLC(米国)、FCC(Adams),LLC(米国)、FCC AUTOMOTIVE PARTS DE MEXICO,S.A.DE C.V.(メキシコ)、FCC(THAILAND)CO.,LTD.(タイ)、FCC(PHILIPPINES)CORP.(フィリピン)、成都永華富士離合器有限公司(中国)、佛山富士離合器有限公司(中国)、FCC CLUTCH INDIA PRIVATE LIMITED(インド)、PT. FCC INDONESIA(インドネシア)、FCC(VIETNAM)CO.,LTD.(ベトナム)、FCC DO BRASIL LTDA.(ブラジル) (非モビリティ事業) 主に環境・エネルギー分野等の製品の製造販売およびサービスの提供を行っております。 業態   主要な会社名 製造販売およびサービスの提供   当社、㈱九州エフ・シー・シー、FCC(THAILAND)CO.,LTD.(タイ)、FCC(PHILIPPINES)CORP.(フィリピン)、台灣富士離合器股份有限公司(台湾)、FCC(VIETNAM)CO.,LTD.(ベトナム) [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,517字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「独創的なアイデアと技術でお客様に喜ばれる製品・サービスを供給することで社会へ貢献する」ことを企業理念の基本方針としております。 そのために、「安全と環境に配慮した企業活動を行う」「独創性を生かして積極的に活動する」「常に自己研鑽に励み、改革・改善を行う」「スピーディーかつタイムリーに行動する」「人の和を大切にし、明るい職場をつくる」ことを当社グループの役職員の行動指針としております。 (2) 経営環境、経営戦略及び対処すべき課題等 今後の経営環境は、各種政策の効果もあり景気は緩やかな回復が継続することが期待されます。一方、米国における関税や物価上昇、不安定な国際情勢、金融資本市場の変動等の影響による景気下振れリスクに留意する必要があり、先行きの不確実性が高まることも想定されます。 中長期では、サステナビリティへの意識の高まりやデジタル技術の進展が今後一層加速することが予想され、「電動化」をはじめとするCASE時代において新たな価値を提供できるよう、会社・事業の変革が求められる状況となっております。 このような経営環境の中、当社グループは2026年度を初年度とする第13次中期経営計画を策定いたしました。「第二の創業 未来へ拓く、新たな価値創造へ」の事業方針のもと、事業構造の転換と経営基盤の強化を進め、持続的な企業価値の向上に努めてまいります。 ① 外部環境の変化・足元の状況と当社の対応 ・クラッチビジネス環境は、外部環境により急速に変化 ・そのような環境の中、当社はフレキシブルに対応 二輪事業:インド市場に追従 四輪事業:北米のICE・HEV需要高まり ② 目指す事業ポートフォリオ(各事業位置づけ) ・各事業の位置づけを明確化し、最適戦略を推進 ③ 財務目標の設定 ・持続的成長の実現に向け、第13次中計にて創出される資金を戦略的に活用し、2030年度(第13次中期最終年 度)の財務目標ROEは9.0%以上を掲げる ④ 事業別戦略 ○二輪事業 ・グローバル市場への全方位対応により、基幹事業の圧倒的シェアを確保し、収益力を強化するとともに、次 の電動化転換に対応可能な強固な事業基盤を構築する ○四輪事業 ・基幹事業については需要変動に応じたフレキシブル生産体制を構築し、収益力を維持 ・EV/CASE向け事業化を加速し、業容転換を推進 ○環境エネルギー事業(非モビリティ領域) ・コア技術を活かし、社会課題解決(脱炭素・エネルギー創出)に繋がる製品開発を加速 ・協業を含め、商品開発・販路を拡大し、ポートフォリオ転換を推進 ⑤ 経営基盤強化の概要 ・将来の企業成長を支える経営基盤の構築を、大きく3つに分類し、事業を推進 ⑥ 財務戦略(キャッシュアロケーション:5か年累計) ・財務の健全性を維持しつつ、成長投資へ優先的に資金配分することで、収益力の強化および資本効率の向上 ・5か年で創出したキャッシュについては、キャッシュポジションが過剰にならないよう、適切に配分 ⑦ サステナビリティ サステナビリティ関連のリスク・機会に対処するためにマテリアリティ(重要なリスク及び機会)を特定しております。詳細については、「第2事業の状況 2サステナビリティに関する考え方及び取組」 に記載しております。課題解決に向けた取り組みを通じて、モビリティ業界および新分野における価値創造を目指してまいります
事業等のリスク1,908字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) クラッチ製品に特化した事業展開について 当社グループは13次中期経営計画で掲げた「第二の創業 未来を拓く、新たな価値創造へ」の事業方針のもと、基幹クラッチ事業における収益力の向上や新規事業創出を進めておりますが、現状、当社グループの事業展開は基幹事業のクラッチ製品に特化しております。クラッチ製品は、内燃機関を動力とする自動車や二輪車等の動力伝達機構を構成する重要な機能部品の一つでありますが、今後、内燃機関を動力としない自動車や二輪車等の普及および内燃機関車の規制と気候変動問題による市場の価値観の変化により、クラッチ製品が不要となる可能性があります。 自動車業界は現在、大きな構造変化の時代を迎えております。二輪車用クラッチ、四輪車用クラッチともに当面の成長は見込まれますので、基幹事業を確実に進化させて対応してまいります。また、電動化製品やエネルギーソリューション、環境浄化等をテーマとした新事業開発を積極的に進めてまいります。 (2) 特定の産業や取引先への依存について 当社グループが製造販売しているクラッチ製品の大半は自動車産業や二輪車産業向けであり、当社グループの業績は、今後の自動車産業や二輪車産業の動向により影響を受ける可能性があります。また、当社グループの売上収益に占めるホンダグループに対する売上収益の割合は当連結会計年度において約36%を占めており、当社グループの業績は、今後のホンダグループの事業戦略や購買政策等により影響を受ける可能性があります。 当社グループは、ホンダグループ向けの販売に加え、拡販による新規顧客の獲得に注力し、受注につなげてまいりましたが、引き続き積極的な顧客提案を進めてまいります。 (3) 海外展開について 当社グループは、日本、米国、アジアを中心にグローバルな事業を展開しております。このため、当社グループの業績は、各国の政治や経済の動向、為替相場の動向、予期しない法律または規則の変更、移転価格税制等の国際税務リスク、災害の発生等により影響を受ける可能性があります。 当社グループは、カントリーリスクを的確に把握し低減しながら事業を遂行していくため、海外子会社等を通じて現地の情報収集に努めるとともに、グループ間の相互補完体制を活用しながら適切に対処しております。 (4) 競合について 世界の自動車産業や二輪車産業における競合環境は非常に厳しくなっております。当社グループは、製品開発から製造、品質保証に至るまで競争力の維持、強化に努めておりますが、今後、何らかの理由により競争力の維持、強化が困難となった場合、市場シェアや収益力が低下する可能性があります。 当社グループは、品質、コスト、デリバリーをはじめとする製品競争力の向上によりグローバルシェアの更なる拡大に努めております。 (5) 製品の欠陥に対する補償 当社グループは、製品の品質には万全を期しておりますが、全ての製品に不具合、欠陥等が発生しないという保証はありません。当社グループが納入した製品の欠陥等に起因して完成車メーカーが大規模なリコール等を行うような事態が発生した場合、多額のコストの発生や、当社グループの評価が重大な影響を受けることにより、当社グループの業績と財政状態に深刻な影響が及ぶ可能性があります。 当社グループは、事業活動全体を通じて更なる品質向上を目指し、品質保証体制の強化に取り組んでおります。 (6) 災害や地震等による影響 当社グループは、自然災害および人的災害の大規模災害等により製造ラインが中断するといった潜在的なリスクを最小化するため、各種の対策を講じておりますが、それらによって全ての影響を防止または軽減できる保証はありません。特に、国内においては当社グループの主要施設は静岡県西部地域に集中しているため、将来、想定されている東海地震・東南海地震が発生した場合、生産設備に甚大な影響を受け、生産能力が著しく低下する可能性があります。 当社グループは、大規模災害等の非常時に事業継続を図るべく、リスク対応マニュアル等を整備し、サプライチェーンを含めた事業継続計画(BCP)を構築するなどの対応を行っております。
経営成績の分析 (MD&A)4,675字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における経済状況を概観しますと、緩やかな持ち直しの動きが見られたものの、米国の通商政策や中国経済の先行き懸念に加え、中東情勢の緊迫化や物価上昇等もあり、先行き不透明な状況で推移しました。日本では、景気は足踏みもみられたものの、緩やかな回復基調で推移しました。海外では、米国の景気は堅調な拡大を維持しました。アジアでは、中国の景気は緩やかに減速し、アセアン地域では景気は緩やかな回復基調で推移し、インドでは景気拡大が継続しました。 自動車業界におきましては、四輪車市場は、日本の新車販売は通期で前期比微減となりました。また、EV販売が復調する動きもみられました。海外では、米国は回復基調も関税導入前の駆け込み需要があった前期に対し微減、HEV比率は過去最高を更新する動きもありました。中国は、中東情勢悪化に伴うガソリン価格の高騰もあり、電気自動車などの新エネルギー車(NEV)への需要シフトが顕著化しつつあります。また、二輪車市場は、インドで更なる需要拡大、アセアン地域は堅調に推移、国内では前期比微増となりました。 このような状況の中、当社グループは、第12次中期経営計画の最終年度として、経営基盤の強化に向けた基幹クラッチ事業の収益最大化と、事業ポートフォリオ転換に向けたEV/CASE領域や非モビリティ分野における新事業開発を積極的に推進してまいりました。 以上の結果、当連結会計年度の業績は、インドやブラジルの二輪車用クラッチの販売が増加したこともあり、売上収益は、260,836百万円(前期比1.6%増)となりました。営業利益は、18,927百万円(前期比9.2%増)、税引前当期利益は21,567百万円(前期比7.6%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は18,760百万円(前期比18.3%増)となりました。 各セグメントの業績は次のとおりであります。 (二輪事業) 円高やベトナムのガソリン二輪車の規制による買い控えの影響があったものの、インドやブラジルの二輪車用クラッチの販売が増加したことより、売上収益は124,691百万円(前期比3.6%増)となりました。営業利益は、製品保証引当金繰入額の計上や中国の生産拠点の集約に伴う引当計上があったことや一部の国での材料費の増加等があったものの、増収効果もあり12,230百万円(前期比1.2%増)となりました。 (四輪事業) 北米の四輪車用クラッチの販売が増加したものの、円高の影響もあり、売上収益は135,975百万円(前期比0.1%減)となりました。営業利益は、米国関税の影響(△2,158百万円)があったものの、製品保証引当金繰入額の減少や米国の減価償却費の減少などにより、9,156百万円(前期比13.0%増)となりました。 (非モビリティ事業) 売上収益は169百万円(前期比79.1%増)、営業損益は2,459百万円の営業損失(前期は2,855百万円の営業損失)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ2,864百万円増加し、71,360百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は22,779百万円となりました。主な増加の要因は、税引前当期利益21,567百万円、減価償却費及び償却費11,305百万円によるものであります。主な減少の要因は、金融収益及び金融費用2,778百万円、営業債務及びその他の債務の減少額2,873百万円、法人所得税の支払額6,658百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は16,486百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出15,767百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は7,843百万円となりました。これは主に配当金の支払額8,131百万円によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 イ.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 二輪事業(百万円)   125,232   103.6 四輪事業(百万円)   137,327   100.8 非モビリティ事業(百万円)   169   211.5 合計(百万円)   262,730   102.2 (注)金額は販売価格によっております。 ロ.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) 二輪事業   126,333   104.3   10,925   117.7 四輪事業   137,250   101.9   12,182   111.7 非モビリティ事業   179   189.4   9   - 合計   263,762   103.0   23,117   114.5 (注)金額は販売価格によっております。 ハ.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 二輪事業(百万円)   124,691   103.6 四輪事業(百万円)   135,975   99.9 非モビリティ事業(百万円)   169   179.1 合計(百万円)   260,836   101.6 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) Ford Motor Company   51,659   20.1   52,574   20.1 General Motors Company   23,747   9.3   24,089   9.2 本田技研工業㈱   10,563   4.1   9,926   3.8 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績の分析 (売上収益) 当連結会計年度の売上収益は260,836百万円(前期比1.6%増)となりました。 インドやブラジルの二輪車用クラッチの販売が増加したこともあり増収となりました。 (営業利益) 当連結会計年度の営業利益は18,927百万円(前期比9.2%増)となりました。 営業利益は、製品保証引当金繰入額の減少や米国の減価償却費の減少、増収効果もあり増益となりました。 (税引前当期利益) 当連結会計年度の税引前当期利益は21,567百万円(前期比7.6%増)となりました。 (親会社の所有者に帰属する当期利益) 当連結会計年度の親会社の所有者に帰属する当期利益は、繰延税金資産の増加もあり18,760百万円(前期比18.3%増)となりました。 財政状態の分析 (流動資産) 当連結会計年度末の流動資産は168,343百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,430百万円増加しました。これは主にその他の金融資産が3,726百万円減少したものの、棚卸資産が3,554百万円、現金及び現金同等物が2,864百万円増加したことによるものであります。 (非流動資産) 当連結会計年度末の非流動資産は96,009百万円となり、前連結会計年度末に比べ12,714百万円増加しました。これは主に有形固定資産が6,787百万円、その他の金融資産が4,596百万円増加したことによるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末の流動負債は48,303百万円となり、前連結会計年度末に比べ214百万円減少しました。これは主に引当金が1,850百万円増加したものの、営業債務及びその他の債務が2,663百万円減少したことによるものであります。 (非流動負債) 当連結会計年度末の非流動負債は9,750百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,496百万円減少しました。これは主に繰延税金負債が1,684百万円、その他の金融負債が1,013百万円減少したことによるものであります。 (資本) 当連結会計年度末の資本は206,299百万円となり、前連結会計年度末に比べ20,854百万円増加しました。これは主に利益剰余金が10,762百万円、その他の資本の構成要素が10,015百万円増加したことによるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は、「第2 事業の状況 4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループは、事業活動のための資金を確保する上で、適切な流動性等を勘案しつつ健全なバランスシートを維持することを財務方針としております。運転資金、設備投資、研究開発投資につきましては、主として営業活動によるキャッシュ・フローを源泉とする内部資金および銀行借入により調達しており、現在必要とされる資金水準を十分確保していると判断しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第312条の規定によりIFRSに準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要性がある会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 2.作成の基礎 (5) 重要な会計上の見積り及び判断、3.重要性がある会計方針」に記載しております。

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開示資料

出典

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