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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

未来工業

MIRAI INDUSTRY CO.,LTD.7931 · Prime · 化学

電気工事用電材・配線器具の製造販売を中核に、金型・運送・建設など周辺事業も自社グループで展開。

概要

未来工業は、電気工事用の配電管材や配線器具を主力とするメーカーである。岐阜県に本社を置き、連結従業員1,295名、売上高約451億円(2026年3月期)、営業利益率は15%を超える高収益体質を持つ。東証プライム市場に上場し、電材管材と配線器具の二事業を中核に、金型製造や運送、通信事業をグループで展開する。

電材管材と配線器具の二本柱で成る収益構造

連結売上高451億円(2026年3月期)のうち、電材及び管材事業が347億円と約77%を占め、配線器具事業が80億円(約18%)、その他事業が29億円(約6%)である。電材管材では電線管・金属ダクト・樹脂製ケーブル保護材などを手掛け、建築現場での施工性向上に重点を置く。配線器具は子会社の神保電器が製造・販売し、住宅・商業施設向けにスイッチ・コンセントなどを供給する。両セグメントとも原材料価格の上昇に直面しながらも、価格改定や新製品投入で収益を維持している。

高収益を支える経営指標と営業利益率12%目標

未来工業は売上高営業利益率12%を全社の経営目標に掲げ、2026年3月期実績は14.9%と目標を上回る。電材管材の営業利益率は17.3%、配線器具は10.9%、その他は24.5%と高水準である。この背景には「常に考える」を理念とした自主性・創造性の重視や、無駄を排した効率的な生産体制がある。また財務面では自己資本比率80.7%と極めて健全で、内部留保を原資に設備投資や新製品開発を進める。

7つの子会社が広げる事業領域と連携構造

グループは未来工業(持株会社兼電材管材製造)と7つの連結子会社から構成される。神保電器は配線器具、未来精工は省力化機械・金型、未来運輸は運送、未来技研は建設・床工事、未来化成は樹脂原料販売、ミライコミュニケーションネットワークは電気通信、アミックスコムはケーブルテレビをそれぞれ担当。各社は独立した経営を維持しつつ、グループ内で原材料調達・製造・物流・施工まで一貫したサプライチェーンを形成する。

国内5工場と台湾関連会社による生産体制

生産拠点は岐阜県内に大垣工場・養老工場・垂井工場、茨城県に茨城工場、熊本県に熊本工場、山形県に山形工場の計6工場を有する。垂井工場は2016年に養老工場の移転と物流機能集約を目的に設置された最新拠点である。また1997年設立の台湾未来国際工業股份有限公司は現在持分法適用関連会社ではなくなったが、海外展開の足がかりとして機能した。国内完結型の生産体制により、品質管理とリードタイム短縮を実現している。

業界の中での役割は電設資材・住宅設備サプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
457億円
営業利益
67億円
営業利益率
14.7%
純利益
47億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01電材及び管材主力

電気工事に使用する電線管、金属ダクト、樹脂製ケーブル保護材等を製造販売。施工現場への納入に加え、床工事も一部手掛ける。

主な製品・サービス2
電線管・金属ダクト
建物内の電線を収容・保護する金属製管材。
樹脂製ケーブル保護材
軽量で耐食性に優れた樹脂製配管材。

02配線器具主力

神保電器株式会社がスイッチ、コンセント等の配線器具を製造販売。住宅・商業施設向けに幅広い品揃え。

主な製品・サービス1
スイッチ・コンセント
壁面取付型の電灯スイッチ、コンセント等。デザイン性・機能性に優れる。

03その他(金型・運送・建設・通信等)準主力

省力化機械・樹脂成形用金型の製造販売、運送業、建設業、樹脂原料販売、電気通信事業、ケーブルテレビ事業等をグループ会社が手掛ける。

主な製品・サービス1
省力化機械・金型
生産工程自動化のための機械装置やプラスチック成形用金型。

製品と技術

電線管類:施工省力化を追求したミラフレキシリーズ

主力の合成樹脂製可とう電線管「ミラフレキ」は、軽量で曲げやすい特性を持ち、現場での配線作業を効率化する。特に「ミラフレキSS」は施工性に優れ、住宅着工減少下でも堅調に推移。「ミラフレキMF」は耐候性を高め、屋外や過酷環境でも使用可能。金属製電線管や金属ダクトも扱い、配管工事のあらゆるニーズに対応する。2026年3月期の電線管類及び附属品は増収となり、売上高の約6割を占める。

配線器具:デザイン一新のJ・ワイドスリムスクエア

子会社神保電器が製造する配線器具は、住宅・商業施設向けのスイッチ、コンセントを中心に展開。2020年代に投入した「J・ワイドスリムスクエア」はデザインを一新し、電材ルートへの積極的な営業活動により販売を伸ばした。価格改定効果も加わり、2026年3月期の配線器具売上高は80億円と前年比9.7%増加。安全性と使い勝手を両立した製品開発が、電気工事店からの支持を集めている。

給水給湯用樹脂管ミラペックスと継手技術

「ミラペックス」はポリエチレン系樹脂を用いた給水給湯用配管システムで、金属管に比べ軽量で錆びにくく、熱損失が少ない。専用継手と組み合わせることで現場での接合作業が簡略化される。しかし2026年3月期は住宅着工減少の影響を受け、ミラペックス及び継手の売上は減少。それでも樹脂配管のメリットである施工性の良さは評価されており、長期的な需要は底堅い。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

電気設備資材で国内大手、安定収益基盤

当社は電気設備資材や樹脂製品を手掛ける化学メーカー。売上高は約450億円と中規模だが、同業他社と比較して内需依存度が高い。ライバルのクラレは機能樹脂でグローバル展開しており、売上規模は約1.7兆円と大きく異なる。東洋紡は繊維・樹脂・バイオなど多角化が進んでいる。当社はインフラ関連の安定需要に支えられ、営業利益率15%超と高収益を維持する。しかし海外比率が低く、成長の伸びしろは限定的。国内シェアは高いものの、市場自体の拡大が鈍いため、既存分野での深耕が求められる。

強み

  • 営業利益率15%超と化学業界平均を上回り、安定した収益基盤を有する。
  • 電気設備資材で国内トップクラスのシェアを確保し、長期的な取引関係を構築。
  • 内需中心のビジネスモデルにより景気変動の影響を受けにくく安定。
  • 無借金経営を維持し、自己資本比率が高く、財務体質は極めて頑健。

課題

  • グローバル競争力が弱く、成長市場へのアクセスが限定的。
  • 国内需要が横ばいで、新たな成長ドライバーの創出が急務。
  • 新製品開発やデジタル化への投資が遅れる可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

住宅・不動産の時価総額近傍。太字が未来工業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17943ニチハ1,060億円41.5倍
29997ベルーナ1,029億円8.8倍
39008京王電鉄941億円10.8倍
42353日本駐車場開発934億円17.6倍
57226極東開発工業925億円24.0倍
67931未来工業924億円12.4倍
74290プレステージ・インターナショナル886億円14.9倍
85851リョービ881億円8.3倍
93946トーモク863億円10.0倍
108923トーセイ851億円10.5倍
111419タマホーム848億円68.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

電設資材メーカーとして岐阜で創業した1965年

1965年8月、岐阜県大垣市久瀬川町に未来工業株式会社を設立。電設資材の製造販売を目的とした。当初は小規模な工場から出発し、1967年7月に大垣市楽田町へ本社を移転。創業から間もない1970年代には、電気工事現場で使われる配管資材の品揃えを拡充し、地域密着型の営業を展開した。この時期に「使い易い製品」という企業理念の原型が形成された。

国分工場と営業網の整備を進めた1980年代

1982年3月、岐阜県養老郡養老町に養老工場を設置し、本社製造部を大垣工場に組織変更。1985年7月には本社を安八郡輪之内町に移転し、大垣工場も同地へ移転、大垣営業所を開設した。続いて1987年3月に茨城工場(常陸大宮市)、1989年9月に熊本工場(菊池市)を設置。1992年には仙台・東京・大阪・福岡の4支店を開設し、全国規模の販売網が整った。この10年で工場と販売拠点の両面が強化された。

株式上場と子会社化でグループ体制を構築した1990年代

1991年11月、名古屋証券取引所市場第二部に上場。続く1993年には株式会社タイヨー(後の未来精工)に資本参加し子会社化、未来運輸を設立。1994年には神保電器を子会社化し、配線器具事業をグループに取り込んだ。1997年には台湾に子会社を設立し、海外進出を試みる。1998年から1999年にかけて未来技研、未来化成を相次いで設立。これにより電材管材・配線器具に加え、金型・運送・建設・原料販売まで傘下に収めた。

持株会社体制への再編と再上場を経た2000年代

2002年12月、未来株式会社を親会社とする株式交換を株主総会で承認。2003年3月に名古屋証券取引所の上場を廃止し、一旦非公開化された。しかし2006年9月、親会社の未来株式会社を吸収合併し、再び名証第二部に上場。同時に台湾子会社の株式一部売却や神保電器による岐阜神保電器の吸収合併を実施。この再編により持株会社機能を自社に統合し、グループ経営の効率化を図った。

東証プライム市場への移行と過去最高売上高の更新

2016年には中四国支店を高松市に開設、垂井工場を新設。2018年12月に東京証券取引所市場第一部に上場し、名古屋証券取引所も第一部銘柄に指定。2022年4月には東証プライム市場と名証プレミア市場へ移行した。2026年3月期の売上高は451億円と過去最高を記録し、自己資本比率も80%台を維持。住宅着工が減少する中でも、価格改定と新製品投入で収益を確保した。

年表34件を開く

1960年代

  • 1965年8月創業電設資材の製造並びに販売を目的として、岐阜県大垣市久瀬川町に未来工業株式会社を設立
  • 1967年7月岐阜県大垣市楽田町に本社移転

1980年代

  • 1982年3月岐阜県養老郡養老町に養老工場を設置、本社製造部を大垣工場に組織変更
  • 1985年7月岐阜県安八郡輪之内町に本社移転、同地に大垣工場移転、本社内に大垣営業所を開設
  • 1987年3月茨城県那珂郡大宮町(現 常陸大宮市)工業団地に茨城工場を設置
  • 1989年9月熊本県菊池郡(現 菊池市)泗水町に熊本工場を設置

1990年代

  • 1991年11月上場名古屋証券取引所市場第二部に上場
  • 1992年3月宮城県多賀城市に仙台支店、東京都中央区に東京支店、大阪府大阪市天王寺区に大阪支店、福岡県福岡市に福岡支店をそれぞれ設置
  • 1993年10月M&A株式会社タイヨー(現社名 未来精工株式会社)(現・連結子会社)に資本参加、子会社化
  • 1993年12月岐阜県大垣市に子会社未来運輸株式会社(現・連結子会社)を設立
  • 1994年10月M&A神保電器株式会社(現・連結子会社)に資本参加、子会社化
  • 1996年4月M&A岐阜県安八郡輪之内町に子会社岐阜神保電器株式会社(2009年1月21日付で神保電器株式会社が吸収合併)を設立
  • 1997年10月台湾に子会社台湾未来国際工業股份有限公司を設立
  • 1998年4月岐阜県安八郡輪之内町に子会社未来技研株式会社(現・連結子会社)を設立
  • 1998年6月東京都中央区に子会社花神株式会社(現社名 未来建装株式会社)(2014年2月3日に清算結了)を設立
  • 1999年7月岐阜県安八郡輪之内町に子会社未来化成株式会社(現・連結子会社)を設立
  • 1999年9月新潟県新潟市に新潟支店を設置

2000年代

  • 2000年2月山形県寒河江市に山形工場を設置
  • 2001年7月岐阜県大垣市に子会社株式会社ミライコミュニケーションネットワーク(現・連結子会社)を設立
  • 2002年12月M&A未来株式会社(注1)の完全子会社となる株式交換契約書を臨時株主総会において承認 当社の子会社7社(神保電器株式会社、未来精工株式会社、未来運輸株式会社、株式会社世良製作所(注2)、未来技研株式会社、未来化成株式会社、株式会社ミライコミュニケーションネットワーク)が未来株式会社の完全子会社となる株式交換契約書を各社の臨時株主総会において承認
  • 2003年3月上場未来株式会社の完全子会社となるため、株式会社名古屋証券取引所の上場を廃止
  • 2004年2月子会社韓国未来工業株式会社の解散を決議
  • 2004年9月愛知県名古屋市に名古屋支店を設置
  • 2004年11月子会社韓国未来工業株式会社の清算結了
  • 2005年9月岐阜県恵那市に株式会社ミライコミュニケーションネットワークが子会社株式会社アミックスコム(現・連結子会社)を設立
  • 2006年9月上場親会社未来株式会社を吸収合併し、株式会社名古屋証券取引所市場第二部に上場 子会社台湾未来国際工業股份有限公司の保有株式の一部を売却し、持分法適用の関連会社とする 子会社神保電器株式会社が子会社岐阜神保電器株式会社を吸収合併

2010年代

  • 2010年9月M&A慧通信技術工業株式会社(注3)に資本参加、子会社化
  • 2011年10月持分法適用の関連会社台湾未来国際工業股份有限公司の第三者割当増資に伴い、当社の議決権の所有割合が減少したため、持分法適用の範囲から除外
  • 2013年9月子会社未来建装株式会社の解散を決議
  • 2014年2月子会社未来建装株式会社の清算結了
  • 2016年3月香川県高松市に中四国支店を設置
  • 2016年11月岐阜県不破郡垂井町に、養老工場の移転及び物流機能集約を目的として垂井工場を設置
  • 2018年12月上場株式会社東京証券取引所市場第一部に上場、株式会社名古屋証券取引所市場第一部銘柄に指定

2020年代

  • 2022年4月株式会社東京証券取引所プライム市場、株式会社名古屋証券取引所プレミア市場へ移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高営業利益率12%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    独創的な新製品の継続投入

    「ミライらしい」独創的な新製品を継続的に市場に投入し、ユーザーへの浸透度を高める。併せて既存製品の見直しによる収益拡大を図る。

  2. 02

    顧客ニーズに即した製品化の推進

    当社グループの独自性を追求し、顧客ニーズを的確に捉えた製品化を継続的に行うことで、競争力を高める。

  3. 03

    一歩先を行く次世代製品の提案

    配線器具事業において、安全性を第一に効率性と使い勝手を考慮した製品開発を通じ、ユーザーに次代の提案を行う。

  4. 04

    経営効率化による体質強化

    原材料や物流コスト上昇などの厳しい経営環境下で、効率化をさらに進め経営体質を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,295人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は658万円で、9期前と比べて1.0%平均年齢は47.0歳、平均勤続年数は23.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,187
2018年3月1,191
2019年3月1,208
2020年3月66446.022.01,221
2021年3月64747.022.01,223
2022年3月64647.023.01,219
2023年3月64347.023.01,235
2024年3月65247.023.01,252
2025年3月64547.023.01,271543
2026年3月65847.023.01,295517

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)85.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 7 / 海外 0、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
茨城工場 — 茨城県常陸大宮市2,073百万円
電材及び管材
垂井工場 — 岐阜県不破郡垂井町1,588百万円
電材及び管材
熊本工場 — 熊本県菊池市1,407百万円
電材及び管材
山形工場 — 山形県寒河江市1,397百万円
電材及び管材
大垣工場 — 岐阜県安八郡輪之内町1,318百万円
電材及び管材
本社 — 岐阜県大垣市1,179百万円
その他(電気通信)
垂井物流 — 岐阜県不破郡垂井町943百万円
電材及び管材
本社 — 岐阜県安八郡輪之内町669百万円
全社(共通)
本社 — 千葉県夷隅郡大多喜町614百万円
配線器具
輪之内工場 — 岐阜県安八郡輪之内町491百万円
電材及び管材
ほか12件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    神保電器株式会社(注)3
    千葉県夷隅郡 大多喜町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    未来精工株式会社
    岐阜県不破郡 垂井町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    未来運輸株式会社
    岐阜県安八郡 輪之内町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    未来技研株式会社
    岐阜県安八郡 輪之内町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    未来化成株式会社
    岐阜県安八郡 輪之内町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ミライコミュニケーションネットワーク
    岐阜県大垣市 · 連結子会社
    議決権71.0%
  • 国内
    株式会社アミックスコム
    岐阜県恵那市 · 連結子会社
    議決権83.3%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は457億円営業利益67億円前期と比べると増収減益で、売上が+1.3%、利益が-2.9%。

売上高
+1.3%
457億円
営業利益
-2.9%
67億円
純利益
-2.1%
47億円
営業利益率
14.7%
前期比 -0.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高485億円457億円
営業利益62億円67億円
純利益43億円47億円
1株あたり配当¥135¥135

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は128億円、営業利益は19億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+15.3%、営業利益は+18.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q1111412.610
2024年2Q1061917.913
2024年3Q1242419.417
2024年4Q10011
2025年1Q1111614.411
2025年2Q1131916.813
2025年4Q2273415.024
2026年2Q2293214.022
2026年4Q2283515.425
2027年1Q1281914.814

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は314億円から457億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は14.7%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月3143921
2014年3月3525232
2015年3月3544326
2016年3月3383924
2017年3月3364123
株式会社東京証券取引所市場第一部に上場、株式会社名古屋証券取引所市場第一部銘柄に指定
2018年3月3524329
2019年3月3603941
2020年3月3764328
2021年3月3614128
2022年3月3694025
2023年3月3964227
2024年3月4417551
2025年3月451697115.348
2026年3月457676914.747

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高457億円のうち、営業利益として残るのは67億円14.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は47億円、売上の10.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金61.3%280億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.9%109億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.7%67億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
38.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+7.4pt
14.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+4.9pt
10.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.8pt
8.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
10.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが71億円、投資CFが−41億円で、差し引きのフリーCFは30億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は197億円で、売上の5.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月31−16−1015211
2014年3月46−24−922223
2015年3月46−19−727243
2016年3月40−39−231222
2017年3月42−57−9−15199
2018年3月62−22−1040229
2019年3月44−16−928248
2020年3月54−13−13841151
2021年3月50−19−831174
2022年3月60−19−941205
2023年3月40−20−1020216
2024年3月47−32−4915181
2025年3月75−35−2640195
2026年3月71−41−2730197

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は687億円。このうち返さなくてよい自己資本が563億円で、自己資本比率は80.7%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月54642212477.0
2014年3月57744713077.2
2015年3月60546613976.7
2016年3月58446711779.6
2017年3月60348411980.0
2018年3月64151412779.7
2019年3月67354512880.7
2020年3月56643213475.6
2021年3月58846212677.9
2022年3月61047813277.5
2023年3月64250014276.9
2024年3月63550812778.9
2025年3月66553413179.2
2026年3月68756312480.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
217億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
568億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
51億円
在庫として抱えている分
負債合計
124億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
99
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率29 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り203社中14位あたり、逆に低いのは売上成長率203社中115位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.7%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
14.7%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
80.7%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.3%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.7%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,610で、1年前と比べて-1.2%過去52週の値幅のなかでは65%の位置にある。

¥3,610-2.7%1ヶ月+7.6%1年-1.2%時価総額924億円
過去52週の値幅
安値¥2,800高値¥4,045

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.4倍
PER (会社予想)13.4倍
PBR1.05倍
配当利回り3.74%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月7日に3,705円、前日比+6.77%と大幅上昇しました。週足では7月23日の3,505円から8月7日までに5.7%上昇しており、上昇トレンドが加速しています。52週高値4,045円からは8.4%下落、52週安値2,800円からは32.3%上昇しており、高値圏での推移です。出来高は7月23日に179,800株と急増し、8月7日には150,800株と高水準を維持しています。25日移動平均線は3,328円で、株価はこれを大きく上回っており、強い上昇基調を示しています。RSIは77.1と買われすぎ圏にあり、短期的な過熱感には注意が必要です。テクニカル的には、25日線を上回る展開から、強いトレンドが継続する可能性が高いです。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 11.1倍は業界平均18.3倍を下回り、PBR 0.94倍は平均1.43倍を下回る。配当利回り4.52%は平均2.69%を大きく上回り、ROEは8.7%と安定。業績は横ばいながらも高水準の配当を継続しており、低PER・低PBRを考慮すると割安と判断。配当利回りは魅力的で、株主還元に積極的。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.4倍17.8倍
PER (予想)13.4倍
PBR1.05倍1.41倍
ROE8.7%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2025年3月期は売上451億円、営業利益率15.3%と堅調だが、2026年3月期は売上457億円、営業利益率14.66%と微増ながら利益率低下予想。強気派は、建設需要の底堅さと同社の業界シェア拡大、高いROE(8.7%)、PBR1倍割れの割安感を評価。弱気派は、材料費高騰や建設投資の先行き不透明感、主力製品の需要が公共工事に依存するリスクを指摘。配当利回り4.5%は魅力だが、成長鈍化が課題。

プラスに働く材料7
  • PBR1倍割れの割安

    PBR0.94倍で解散価値割れ。株主還元強化への期待。

  • 高配当利回り

    配当利回り4.5%は安定配当の歴史があり魅力的。

  • 需要の安定性

    非住宅建設投資は堅調。同社のシェアは拡大傾向。

  • PBR1倍割れからの修正期待継続影響

    PBR0.94倍、自己資本比率高く解散価値超

  • 高配当利回り4.5%の魅力継続影響

    安定した配当、株主還元姿勢明確

  • 売上高増加基調FY2026通年影響

    売上高457億円、前期比+1.3%増収

  • 自己株式取得の可能性次回株主総会影響

    自己資本比率高く、資本効率改善余地

マイナスに働く材料7
  • 原材料高の影響

    PVC樹脂など原料価格の上昇が利益率を圧迫する可能性。

  • 建設投資の不透明感

    公共工事や民間設備投資に依存しており、景気変動の影響を受けやすい。

  • 利益率の低下予想

    2026年3月期予想営業利益率14.66%は前期から低下。

  • 営業利益の減少FY2026通年影響

    営業利益67億円へ前期比-2.9%減益

  • 純利益の減少傾向通年影響

    純利益47億円へ前期比-2.1%減

  • ROE8.7%と低収益性継続影響

    資本コストを下回る可能性

  • 株価下落トレンド継続短期的影響

    1年で-1.5%、値動き鈍く需給弱い

次の決算で確かめる点
売上高成長率
建設需要の動向を反映。低成長が続けば懸念。
原材料コスト比率
利益率に直結。原材料高の転嫁状況を確認。
営業利益率
高収益体質の維持を見極める。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり135で、前期から3.3%いまの株価に対する利回りは3.74%。

年間配当
¥135
1株あたり
配当利回り
3.74%
いまの株価に対して
配当性向
63.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2020年3月4037.6
2021年3月400.035.9
2022年3月5025.046.0
2023年3月500.040.7
2024年3月150200.057.6
2025年3月1500.059.8
2026年3月145−3.363.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥135

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,529人。区分でいちばん多いのは個人・その他65.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が31.5%を占め、残る68.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他65.265.666.064.664.865.8
自己株式29.729.729.732.832.832.8
事業法人17.917.917.917.917.917.9
金融機関15.014.714.413.314.013.6
外国法人1.71.51.63.93.12.4
証券会社0.30.20.20.30.20.3
外国人個人0.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01未来A.K.O株式会社9.30
02名古屋中小企業投資育成株式会社5.84
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・75647口)3.87
04未来社員持株会3.24
05山田雅裕2.99
06山田智絵2.99
07日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)2.98
08清水陽一郎2.76
09大澤千緒2.55
10岩田まりも2.54

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+228%、1株純資産は14期で+94%。直近期のROEは8.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月891,7645.113.140.5
2014年3月1331,8667.311.228.0
2015年3月1081,9435.715.844.2
2016年3月1042,0075.215.235.3
2017年3月1002,0814.916.037.9
2018年3月1262,2075.916.831.9
2019年3月1782,3427.814.428.7
2020年3月1582,4945.810.537.6
2021年3月1652,6656.410.735.9
2022年3月1472,7505.410.446.0
2023年3月1592,8695.79.540.7
2024年3月3053,11010.314.657.6
2025年3月3003,2649.412.759.8
2026年3月2913,4318.710.963.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額221百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
中島靖代表取締役社長6112,200
川瀬渉常務取締役 兼 経理部長674,100
山田雅裕取締役相談役63765,569
山内弘治取締役642,300
後藤茂之取締役 製造部長611,600
吉澤信幸取締役 総合企画部長639,600
磯部隆英取締役(監査等委員)721,300
竹内裕美取締役(監査等委員)54
増成邦彦取締役(監査等委員)53
弓削幸恵取締役(監査等委員)60

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)61023620434
社外取締役417174

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容518字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社7社で構成され、電材及び管材事業、配線器具事業及びその他の事業を行っております。 当社グループの事業の位置付けは、次の通りであります。なお、報告セグメントと同一の区分であります。 電材及び管材事業   …   当社が製造販売しております。また、当社が製造工程において樹脂成形のために使用する金型等を未来精工株式会社より、樹脂原料等を未来化成株式会社より購入し、製品等の輸送については、未来運輸株式会社がその一部を行い、工場等建築物の設計監理、営繕等については、未来技研株式会社がその一部を行っております。なお、当事業に関連する床工事の一部を未来技研株式会社が施工しております。 配線器具事業   …   神保電器株式会社が製造販売しております。 その他の事業   …   未来精工株式会社が省力化機械及び樹脂成形用金型の製造販売を、未来運輸株式会社が運送業を、未来技研株式会社が建設業を、未来化成株式会社が樹脂原料等の販売を、株式会社ミライコミュニケーションネットワークが電気通信事業を、株式会社アミックスコムがケーブルテレビ事業を行っております。 事業の系統図は、次の通りであります。
経営方針・対処すべき課題1,166字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、「常に考える」を社業の企業理念とし、ユーザーの使い易い製品を提供するために「絶え間ない新製品の開発」、「ユーザーに対する迅速な対応」、「社員の自主性及び創造性の重視」、「地域社会への貢献」など、創業以来時代を先取りした経営を行い、各事業の拡大を目指しております。 また、当社グループ各社の基盤強化を図るため、当社を中心に、経営の効率化及び各グループ企業の独自性を生かした経営による継続的な成長と収益の拡大を図り、企業価値の最大化を目的としております。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは、継続的な収益の拡大はもとより、売上高営業利益率を当社グループ各事業の収益性が的確に表れた指標として位置づけ、この経営指標の目標を12%に設定しております。また、特定の事業の利益率に頼ることなく、いずれの事業もこの目標に向け経営の効率化を図っております。 (3)経営環境及び経営戦略等 当社グループの電材及び管材事業、配線器具事業の属する住宅建築業界では、政府による住宅取得支援策等が継続しているものの、長期金利上昇の影響や建築単価高騰による住宅取得マインドの低下等から新設住宅着工戸数は弱含みで推移する懸念があります。また、原材料や物流をはじめとするさまざまなコストのさらなる上昇に加え、先行き不透明な国際情勢を受けて原材料のなかには安定した供給状況が不確定なものもあり、厳しい経営環境が続くことが予想されます。当社グループは、激しい生存競争を勝ち抜くため、より一層効率化を進めることによる経営体質の強化を図りながら、当社グループの独自性の追求と顧客ニーズの適確な製品化を継続的に行うことにより、社業の向上を目指しております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは上記の現状認識を踏まえ、住宅建築業界における製品群を充実させるとともに当社の認知度をより一層高めることが重要な課題であると考えております。 電材及び管材事業については、独創的な製品を豊富に取り揃えておりますが、ユーザーへの浸透度はまだまだ不十分であると思われます。「ミライらしい」と形容される独創的な新製品を継続的に市場に投入すると同時に、数年前より発売した既存の製品の見直しによる収益の拡大を図ることを方針としております。 配線器具事業については、安全性を第一に、効率性と使い勝手を考えた製品の開発を通じて、ユーザーに一歩先を行く次代の提案を行います。
事業等のリスク2,939字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 全事業分野に関するリスク リスク   会社がとっている経営方針について 発生頻度   小   影響度   中 内容   当社グループの主たる事業である電材及び管材事業や配線器具事業の基本ビジネスモデルとしては、当社及び各子会社の開発・製造した製品を中心に「ミライ」「JIMBO」ブランドにて、少数の特約代理店制度を採ることなく全国の電材・管材問屋に直接販売を進め、特定顧客への売上依存の回避と同時に与信面のリスク低減を図っております。 しかしながら、販売店数の増大は、製品受注単位の小口化及び即納体制に伴う物流費負担の増加原因でもあり、既存の物流会社に物流の多くを依存していることから、物流市況動向によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   共同配送の利用などによる物流効率の向上や運賃交渉、物流拠点・倉庫の集約などにより物流費用の低減に努めております。 前回からの変化   前回から変更ありません。   前回からの重要性の変化   同水準 リスク   財政状態及び経営成績の変動について 発生頻度   小   影響度   中 内容   当社は、連結子会社を7社擁しておりますが、その各子会社の業績が上昇しない場合、子会社個々の外販比率と当社グループにおけるその事業の機能を見極め、事業の譲渡及び清算等を含めた企業編成再構築を行った場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   「子会社管理規程」を定め、子会社の経営成績・財政状態の把握のため、損益を主とした月次報告や四半期毎決算書類等の提出を求め、適宜指導を行っております。 前回からの変化   前回から変更ありません。   前回からの重要性の変化   同水準 リスク   製造物責任について 発生頻度   中   影響度   大 内容   当社グループの全ての製品において全く予期せぬ欠陥が生じない保証はないため、潜在的に製造物責任を負う可能性があります。当該責任を負う場合には多大な費用が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当該リスクへの対応策として、当社グループの製品におけるその品質は、電気用品安全法、水道法等の各種法令に定められた品質基準及び社内品質基準に基づき、万全を期して製造及び販売しております。 前回からの変化   前回から変更ありません。   前回からの重要性の変化   同水準 (2) 外部環境の変化によるリスク リスク   新設住宅着工状況の動向について 発生頻度   中   影響度   大 内容   当社グループの主たる事業である電材及び管材事業や配線器具事業は、ともに住宅建築業界に大きく依存しており、なかでも新設住宅着工状況の増減により、当該事業の業績に影響を受ける可能性があります。 対応策   ビルや工場などの住宅建築業界以外向けの新商品の開発や既存商品の新たな市場の開拓を推し進めることにより販路の拡大を図っております。 前回からの変化   2025年4月1日施行の建築基準法改正により全建築物の省エネ基準適合義務化等がなされ、設計・確認申請の厳格化とコスト増加等から新設住宅着工戸数は減少傾向であります。   前回からの重要性の変化   同水準 リスク   原材料の調達及びその市況の動向について 発生頻度   中   影響度   大 内容   当社グループの主たる事業である電材及び管材事業や配線器具事業は、プラスチック成形加工品の製造及び販売を主に営んでおり、現状は生産活動のためのプラスチック原材料を国内商社から調達しております。しかし、購入先からの供給が中断した場合やポリエチレンをはじめとしたプラスチック原材料の価格が当社グループの想定以上に上昇し、かつ製品販売価格に転嫁できなかった場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当該リスクへの対応策として、使用量の多い原材料等につきましては、ナフサ連動型を採用することにより市場価格に連動した価格安定化を図っております。また、製品販売価格への転嫁については、市場動向等を勘案しながら必要に応じて行ってまいります。 前回からの変化   中東情勢の悪化により安定調達とコスト増加のリスクが高まっております。   前回からの重要性の変化   増加 (3) その他のリスク リスク   災害等に関するリスク 発生頻度   中   影響度   中 内容   当社グループの主たる事業である電材及び管材事業や配線器具事業の事業拠点は、日本各地に展開しており、気候変動等による自然災害やテロ行為等により人的被害や事業拠点の崩壊、インフラ停止などが発生した場合には、当社グループの事業活動に大きな支障をきたす可能性があります。また、事業拠点の移転や損害を被った設備等の修復等に多大な費用が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当該リスクへの対応策として、主要事業所において事業継続計画(BCP)を策定し、気候変動等による自然災害やテロ行為等が発生した場合の緊急対応と早期の事業復旧へ向けた方策を遂行する体制を整えております。 なお、当社グループは、Scope1,2,3等の環境データの算定及びCO2削減に向けた設備導入等を継続的に行っており自社事業の省エネ化を進めております。 前回からの変化   前回から変更ありません。   前回からの重要性の変化   同水準 リスク   基幹システムに関するリスク 発生頻度   小   影響度   大 内容   当社の基幹システム及び周辺システムにおいて、重大な障害、プログラムの不具合、マスタの不整合、外部インフラの停止等が発生した場合、受注・生産・物流・会計処理等の業務が停滞又は停止し、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼすおそれがあります。 対応策   当社ではAIとクラウド技術を活用しパソコンやサーバー等のエンドポイントをサイバー攻撃から守るセキュリティーソフトを導入しております。従来のウイルスソフトでは検知できない未知の脅威やランサムウエアを自動検知・防御し、24時間365日の監視と高速なインシデント対応を行っております。また、従業員に対してはメールの添付ファイルやURLへのアクセスについて適切な対応を取るよう啓蒙を図っております。万が一システム障害が発生した場合には一定時点へのデータ回復を可能とするためのバックアップを行っております。 前回からの変化   サイバー攻撃等のリスクは増大しているため、対策を強化しております。   前回からの重要性の変化   同水準
経営成績の分析 (MD&A)6,465字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次の通りであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 イ.当期の経営成績の概況 当連結会計年度における我が国の経済は、雇用・所得環境に改善が続くなか緩やかな回復傾向で推移いたしました。しかしながら、国際情勢が緊迫するなかで資源価格の高騰、為替相場の変動等、先行きは不透明で不安が高まる状況で推移しております。 当社グループの事業関連である建築業界では、新設住宅着工戸数は物価高によるコスト増加や2025年4月に施行された建築基準法改正による昨年の駆け込み着工からの反動により大幅な減少が続いております。また、非住宅建築物の着工状況につきましても前年同期に比べ棟数、床面積ともに減少傾向が続いており、厳しい状況で推移しております。 このような状況のもと、当社グループは継続的な新製品の市場投入に加え、活発な営業活動を展開してまいりました。当連結会計年度におきましては、住宅着工件数の減少等の影響はあったものの電材及び管材に加え配線器具の価格改定が浸透したこと等により、売上高は前連結会計年度に比べ増収となり、過去最高の売上高を更新いたしました。利益につきましては、増収効果があったものの原材料単価の上昇が収益を圧迫したことにより、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益ともに前連結会計年度に比べ減益となりました。 (売上高) 当社グループの連結売上高は主要セグメントにおいて増加したことにより、45,673百万円と前連結会計年度に比べ559百万円(1.2%)の増収となりました。 電材及び管材につきましては、建築工事現場において技能労働者の不足が叫ばれるなか、作業の省力化を目指した製品づくりとともに、さまざまな現場に適した多種多様な製品展開を進めることにより、業界の支持を得ております。電材では、住宅着工件数の減少の影響があったものの施工性に優れた合成樹脂製可とう電線管「ミラフレキSS」等が堅調に推移したことに加え、耐候性に優れた合成樹脂製可とう電線管「ミラフレキMF」等が増加したことや一部製品の価格改定を実施したこと等により電線管類及び附属品が増加しました。一方、管材では、「ミラペックス」等の給水給湯用の樹脂管とその継手が減少した結果、売上高が34,733百万円と前連結会計年度に比べ50百万円(0.1%)の減収となりました。 配線器具につきましては、電材ルートへの活発な営業活動により、デザインを一新した「J・ワイドスリムスクエア」等の配線器具が堅調に推移したことや価格改定が浸透したことによる効果等により、売上高が8,037百万円と前連結会計年度に比べ708百万円(9.7%)の増収となりました。 その他につきましては、電気通信の「ミライレンタルサーバ」が堅調に推移したものの「省力化機械及び樹脂成形用金型」が減少した結果、売上高が2,902百万円と前連結会計年度に比べ97百万円(3.2%)の減収となりました。 (営業利益) 当社グループの連結営業利益は、増収効果があったものの原材料単価の上昇が収益を圧迫したことにより、6,723百万円と前連結会計年度に比べ173百万円(2.5%)の減益となりました。 電材及び管材の営業利益は一部製品の価格改定効果等があったものの原材料単価の上昇が収益を圧迫したことにより、5,993百万円と前連結会計年度に比べ407百万円(6.4%)の減益となりました。 配線器具の営業利益は原材料単価の上昇に加え人件費の増加等があったものの増収効果により、872百万円と前連結会計年度に比べ174百万円(25.0%)の増益となりました。 その他の営業利益は「ケーブルテレビ」のコスト削減効果等により、711百万円と前連結会計年度に比べ140百万円(24.5%)の増益となりました。 (経常利益) 当社グループの連結経常利益は営業利益と同様の要因により、6,899百万円と前連結会計年度に比べ168百万円(2.4%)の減益となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 親会社株主に帰属する当期純利益につきましては4,696百万円と前連結会計年度に比べ136百万円(2.8%)の減益となりました。 ロ.財政状態の概況 当連結会計年度末における自己資本比率は80.7%となっており、財務体質については健全性を確保しているものと考えております。また、当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べて2,147百万円増加し、68,697百万円となりました。連結貸借対照表の主要項目毎の前連結会計年度末との主な増減要因等は、以下の通りであります。 (資産) 内部留保により現金及び預金が625百万円増加したことにより、流動資産は前連結会計年度末に比べ472百万円(1.1%)増加し、42,950百万円となりました。 生産設備等の取得により有形固定資産が828百万円増加、時価評価により投資有価証券が440百万円増加、退職給付に係る資産が543百万円増加したことにより、固定資産は前連結会計年度末に比べ1,675百万円(7.0%)増加し、25,746百万円となりました。 (負債) 支払手形及び買掛金が266百万円減少、未払法人税等が164百万円減少、流動負債のその他が298百万円減少したことにより、流動負債は前連結会計年度末に比べ823百万円(7.8%)減少し、9,688百万円となりました。 長期借入金が67百万円減少、株式付与引当金が38百万円増加、役員株式付与引当金が36百万円増加、固定負債のその他が96百万円増加したことにより、固定負債は前連結会計年度末に比べ122百万円(4.7%)増加し、2,745百万円となりました。 (純資産) 親会社株主に帰属する当期純利益を源泉とする利益剰余金が2,115百万円増加、その他有価証券評価差額金が313百万円増加、退職給付に係る調整累計額が302百万円増加したことにより、純資産は前連結会計年度末に比べ2,848百万円(5.3%)増加し、56,262百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ235百万円増加し、当連結会計年度末には19,710百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次の通りであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は7,081百万円と前連結会計年度に比べ449百万円(6.0%)の減少となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が6,899百万円と前連結会計年度に比べ168百万円(2.3%)減少(資金減)、減価償却費が2,605百万円と前連結会計年度に比べ318百万円増加(資金増)、仕入債務の増減額が前連結会計年度は329百万円の増加であったものが、当連結会計年度は360百万円の減少となり、その差額690百万円得られた資金が減少、未払金の増減額が前連結会計年度は318百万円の増加であったものが、当連結会計年度は311百万円の減少となり、その差額629百万円得られた資金が減少、法人税等の支払額が2,209百万円と前連結会計年度に比べ601百万円減少(資金増)したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は4,148百万円と前連結会計年度に比べ601百万円(17.0%)の増加となりました。これは主に、定期預金の預入による支出が550百万円と前連結会計年度に比べ556百万円減少(資金増)、定期預金の払戻による収入が161百万円と前連結会計年度に比べ113百万円減少(資金減)、有形固定資産の取得による支出が3,528百万円と前連結会計年度に比べ821百万円(30.3%)増加(資金減)したことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は2,697百万円と前連結会計年度に比べ54百万円(2.1%)の増加となりました。これは主に、長期借入による収入が200百万円と前連結会計年度に比べ80百万円(28.5%)減少(資金減)、長期借入金の返済による支出が267百万円と前連結会計年度に比べ32百万円(10.9%)減少(資金増)したことによるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 イ.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年3月21日 至 2026年3月20日)   前年同期比(%) 電材及び管材(百万円)   34,830   100.3 配線器具(百万円)   9,168   107.6 報告セグメント計(百万円)   43,999   101.7 その他(百万円)   462   95.9 合計(百万円)   44,462   101.7 (注)金額は販売価格によっており、セグメント内の取引については、消去しておりますが、セグメント間の取引については消去しておりません。 ロ.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年3月21日 至 2026年3月20日) 受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) 電材及び管材(百万円)   105   102.0   10   207.6 報告セグメント計(百万円)   105   102.0   10   207.6 その他(百万円)   952   99.1   457   102.2 合計   1,058   99.3   468   103.4 (注)1.セグメント内の取引については、消去しておりますが、セグメント間の取引については消去しておりません。 2.当社グループの受注生産品は、電材及び管材の電線管類及び附属品、配線ボックス類、支持部材の一部並びにその他(省力化機械及び樹脂成形用金型)の金型・機械のみであり、他は見込生産であります。 ハ.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年3月21日 至 2026年3月20日)   前年同期比(%) 電材及び管材(百万円)   34,733   99.9 配線器具(百万円)   8,037   109.7 報告セグメント計(百万円)   42,771   101.6 その他(百万円)   2,902   96.8 合計(百万円)   45,673   101.2 (注)セグメント間の取引については、相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しており、この作成にあたり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 また、当社の連結財務諸表作成において、損益及び資産の状況に影響を与える見積り及び判断については、過去の実績や当該取引の状況に照らして合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性から業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 イ.財政状態及び経営成績の分析 当連結会計年度における財政状態及び経営成績の状況に関する分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照下さい。 ロ.資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの事業活動における運転資金需要のうち主なものは、生産活動に必要な原材料費、外注加工費、人件費等や営業活動等に伴う販売費及び一般管理費、新製品開発のための研究開発費であります。設備資金需要のうち主なものは、事業伸長や生産性向上を目的とした設備投資によるものであります。これらの資金需要につきましては、主に自己資金や営業活動によるキャッシュ・フローにより創出することを基本とし、不足する場合は金融機関からの借入れにより調達しております。 当社グループは、金融機関からの借入れについて、事業運営に必要な資金調達環境を十分確保しており、長期・短期のバランスを考慮して安定的に資金調達をしております。また、グループ会社の資金については、必要に応じて当社より資金を融通しております。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、機動的かつ効率的な運用を図っております。 今後につきましても、事業伸長や生産性向上を目的とした設備投資を行ってまいりますが、従前と同様に自己資金等を充当することとしており、営業活動によるキャッシュ・フローの拡大に努め財務体質の向上を目指してまいります。 なお、キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。 ③財政状態及び経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの財政状態及び経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」をご参照下さい。 ④経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは、「常に考える」の企業理念のもと、継続的な収益の拡大はもとより、売上高営業利益率を当社グループ各事業の収益性が的確に表れた指標として位置づけ、この経営指標の目標を12%に設定しております。当連結会計年度は、売上高45,673百万円、営業利益6,723百万円となり、売上高営業利益率は14.7%となりました。電材及び管材事業に加え配線器具事業の価格改定が浸透したこと等により、売上高は前連結会計年度に比べ増収となり、過去最高の売上高を更新いたしました。営業利益につきましては、原材料単価が難燃剤の高騰やユーティリティコストの高止まりが継続する等により収益を圧迫し減益となったものの増収効果により目標を達成いたしました。 当社グループの電材及び管材事業、配線器具事業の属する住宅建築業界では、政府による住宅取得支援策等が継続しているものの、長期金利上昇の影響や建築単価高騰による住宅取得マインドの低下等から新設住宅着工戸数は弱含みで推移する懸念があります。また、原材料や物流をはじめとするさまざまなコストのさらなる上昇に加え、先行き不透明な国際情勢を受けて原材料のなかには安定した供給状況が不確定なものもあり、厳しい経営環境が続くことが予想されます。当社グループは、激しい生存競争を勝ち抜くため、より一層効率化を進めることによる経営体質の強化を図りながら、当社グループの独自性の追求と顧客ニーズの適確な製品化を継続的に行うことにより、社業の向上を目指しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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  • 中期経営計画「中期経営計画2027」の策定に関するお知らせ2026-07-23

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