概要
NOKは、オイルシールやメカニカルシールなどのシール製品とフレキシブルサーキットなどの電子部品を手掛けるグローバルメーカーである。1939年創業の2社が1951年に合併し、現在は連結従業員約3.7万人、売上高約7384億円(2026年3月期)の規模を持つ。自動車産業向けが売上の約半分を占め、世界トップクラスのシェアを有する。東証プライム市場に上場(1961年10月)。
シール事業と電子部品事業の二本柱
NOKグループの事業は、シール事業と電子部品事業が主体である。2026年3月期の連結売上高7384億円のうち、シール事業が3674億円(構成比49.8%)、電子部品事業が3451億円(同46.7%)、その他事業が259億円(同3.5%)を占める。シール事業の主力製品はオイルシール、Oリング、防振ゴム、メカニカルシールなどで、自動車エンジンやトランスミッション、一般産業機械向けに供給される。電子部品事業ではフレキシブルサーキット(フレキシブルプリント基板)とプレシジョンコンポーネント(精密金属部品)を手掛け、スマートフォンや車載バッテリー用途が主要な需要先である。その他事業では特殊潤滑剤の製造販売を行う。
連結売上高の14%を占めるアップル向け
電子部品事業において、米国アップル社向けの販売が連結売上高の大きな部分を占める。2026年3月期のアップル向け売上高は1033億円で、連結全体の14.0%に相当する。これはフレキシブルサーキットなどがスマートフォンに採用されているためである。一方、シール事業は自動車産業への依存度が高く、日系自動車メーカーや非日系顧客向けに販売される。一般産業機械向けも建設機械や農業機械などに及ぶ。売上高の推移を見ると、2013年3月期の5409億円から緩やかに増加し、2025年3月期には7669億円に達したが、2026年3月期は減収となった。
グループ全体で99社、海外売上高が過半
NOKグループは、当社、子会社83社、関連会社15社の計99社で構成される。国内生産拠点はシール製品が当社他27社、電子部品がメクテック他1社であり、海外生産拠点はシール製品がタイNOK等17社、電子部品がメクテックマニュファクチャリングCorp.珠海等14社である。販売網も国内外に広がり、国内販売は当社他14社、海外販売はタイNOK等44社が担当する。海外生産・販売の比率が高く、売上高の多くを海外が占める。2026年4月には国内生産子会社18社を再編し、NOK東北、NOK北関東、NOK静岡、NOK鳥取、NOK九州の5社に集約した。地域別の内訳は開示されていないが、アジアが主要な市場である。
変動する収益と資本効率の向上への取り組み
NOKの収益は自動車や電子機器の需要動向に影響を受ける。2026年3月期の連結営業利益は330億円(前期比11.5%減)だったが、親会社株主に帰属する当期純利益は463億円(同52.8%増)と大幅に増加した。これは投資有価証券売却益の計上など特殊要因によるものである。経営指標として売上高営業利益率とEPS(一株当たり利益)を重視し、資本効率の向上を目指す。中長期では2026年10月に予定するイーグル工業との統合後、統合会社としての戦略を開示する予定である。2026年3月期末の自己資本比率は65.7%と高水準にある。
業界の中での役割は自動車・産業機械向けシール製品および電子部品メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| シール事業 | 3,674億円 | 49.8% | 279億円 | 7.6% |
| 電子部品 事業 | 3,451億円 | 46.7% | 40億円 | 1.2% |
| その他事業 | 259億円 | 3.5% | 11億円 | 4.2% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01シール事業主力
オイルシール、Oリング、防振ゴム、樹脂加工品、ガスケット、化学合成品、メカニカルシール等を製造販売。国内外の自動車、一般産業機械向けが主な需要先。国内生産は当社他27社、海外はタイNOK他16社が担当。
- オイルシール
- 回転軸からのオイル漏れを防ぐシール部品。自動車エンジンやトランスミッションなどに使用。
- Oリング
- 断面がO字形のシール部品。油圧・空圧機器の接合部に用いられる。
- 防振ゴム
- 振動を吸収するゴム部品。自動車のエンジンマウントやサスペンション等に使用。
- メカニカルシール
- 回転軸とケーシングの間を密封する機械式シール。ポンプ・コンプレッサ等に使用。
02電子部品事業準主力
フレキシブルサーキット(フレキシブルプリント基板)とプレシジョンコンポーネント(精密部品)を製造販売。需要先は電子・精密機器。メクテック㈱や海外子会社が生産・販売。
- フレキシブルサーキット
- 柔軟性のある絶縁基板に配線パターンを形成した電子回路。スマートフォンやデジタルカメラ等の配線に使用。
- プレシジョンコンポーネント
- 高精度な金属加工部品。コネクタやスイッチなど電子機器内部の機構部品向け。
03その他事業副次
特殊潤滑剤の製造販売。当社、NOKクリューバー、㈱エストーが担当。
- 特殊潤滑剤
- 高温・高荷重など過酷条件で使用される高性能グリースやオイル。
製品と技術
回転軸の漏れを防ぐオイルシールとOリング
オイルシールは、エンジンやトランスミッションの回転軸からオイルが漏れるのを防ぐ部品である。NOKのオイルシールは自動車用が中心であり、エンジンクランクシャフトやトランスミッション入力軸などに使用される。Oリングは断面がO字形のシールであり、油圧・空圧機器の接合部で流体を密封する。自動車だけでなく、建設機械や工作機械など幅広い産業機械で用いられる。これらのシール製品は、ゴム材料の配合設計と精密成形技術が競争力の源泉である。耐油性・耐熱性・耐摩耗性に優れた材料を開発し、長期にわたり安定したシール性能を発揮する。生産は国内外の専用工場で行われ、大量安定供給を強みとする。
振動吸収と高圧密封: 防振ゴムとメカニカルシール
防振ゴムは、自動車のエンジンマウントやサスペンションなどで振動を吸収し、乗り心地や騒音低減に貢献する。NOKはゴムの弾性と減衰特性を最適化した製品を供給する。メカニカルシールは、回転軸とケーシングの間を密封する機械式シールで、ポンプやコンプレッサの軸封に使われる。高圧・高速回転下でも漏れを防ぐ技術が求められる。これらの製品は、シール事業の中でも高い技術力を要する分野であり、イーグル工業(関連会社)とも連携して開発・生産が行われる。鳥取事業場や湘南R&Dセンターが開発拠点として機能する。
電子機器を支えるフレキシブルサーキットと精密部品
電子部品事業の中核製品はフレキシブルサーキット(FPC)である。これは柔軟な絶縁基板に配線パターンを形成した電子回路で、スマートフォンやデジタルカメラ、車載バッテリーなどの内部配線に使用される。薄くて曲げられるため、狭いスペースへの実装が可能である。プレシジョンコンポーネントは、コネクタやスイッチなどに使われる高精度な金属加工部品である。両製品とも、微細加工技術と高品質な生産管理が求められる。この事業はメクテックグループが担当し、日本、台湾、中国、タイ、ベトナムに生産拠点を持つ。2026年3月期のApple向け売上高は1033億円と同社の主要顧客である。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
輸送用機器のなかでの位置
内需依存のシール・防振部品で国内首位級
同社は輸送用機器向けのオイルシールや防振製品で国内シェア上位に位置し、自動車生産の動向に業績が連動する。近年の売上は7,500億円前後で安定し、営業利益率は4%台と自動車部品業界の平均的な水準にある。ライバルであるトヨタ紡織は内装・シートに強みを持ち、ユニプレスはプレス部品で競合するが、同社の密封技術は差別化要因。海外比率が低く、国内自動車メーカーの生産変動の影響を受けやすいのが特徴。内需依存のビジネスモデルであるため、国内市場の縮小に対する対応が課題となる。
強み
- オイルシールなどで国内首位級のシェアを持ち、自動車向けに安定供給。
- 2025年3月期は7669億円と前期比2%増で、安定的な収益基盤を維持。
- シール、防振、配管など多岐にわたり、顧客のニーズに総合対応。
- 主要顧客との長期取引で、安定的な受注を確保。
課題
- 国内自動車生産の変動で業績が左右され、海外展開が遅れている。
- 営業利益率が5%未満で、原材料高や競争激化により改善が限定的。
- 電動化や新技術への対応が遅れ、将来の成長分野への投資が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
自動車部品・電池・販売の時価総額近傍。太字がNOK
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5344MARUWA | 6,275億円 | 33.3倍 |
| 2 | 5110住友ゴム工業 | 5,682億円 | 9.2倍 |
| 3 | 5105TOYO TIRE | 5,676億円 | 9.5倍 |
| 4 | 7988ニフコ | 5,060億円 | 14.0倍 |
| 5 | 6674ジーエス・ユアサ コーポレーション | 5,007億円 | 11.9倍 |
| 6 | 7240NOK | 4,906億円 | 10.7倍 |
| 7 | 6508明電舎 | 4,862億円 | 20.5倍 |
| 8 | 6923スタンレー電気 | 4,583億円 | 15.1倍 |
| 9 | 5741UACJ | 4,138億円 | — |
| 10 | 5805SWCC | 4,125億円 | 21.0倍 |
| 11 | 4202ダイセル | 3,944億円 | 38.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(自動車部品・電池・販売)に従っています。
会社の歴史
沿革 41件
二つの前身企業の設立から合併まで(1939-1951)
NOKのルーツは1939年12月に東京都葛飾区で創業された江戸川精機株式会社と、1941年7月に神戸で設立された日本ベアリング製造株式会社の2社である。江戸川精機は1942年に東京油止工業、1948年に東京オイルシール工業と社名を変更した。一方の日本ベアリング製造は1942年に日本ユーシー工業、1944年に日本油止工業と改称した。1951年12月、この東京オイルシール工業と日本油止工業が合併し、日本オイルシール工業株式会社が誕生した。これにより、日本のオイルシール業界における基盤が形成された。
ドイツ・フロイデンベルク社との提携と上場(1960年代)
1960年3月、ドイツ連邦共和国のフロイデンベルグ社との資本提携を成立させた。この提携により、フロイデンベルグが持つ先進的なシール技術を取り込み、製品開発力を強化した。同年8月には藤沢工場(現湘南R&Dセンター)を建設し、生産能力を拡大した。1961年10月に東京証券取引所に上場し、資金調達力を高めた。その後、1964年10月に日本シールオール株式会社(現イーグル工業)を設立し、メカニカルシール事業へ進出した。1968年には米国にNOK-USAを設立し、初の海外拠点を築いた。この時期に国内生産拠点も静岡、福島、熊本と拡大した。
社名をNOKに変更しアジア展開を加速(1980年代)
1985年7月、日本オイルシール工業株式会社からNOK株式会社に商号を変更し、グローバルブランドとしての統一を図った。この頃すでに1978年には韓国の平和オイルシール工業への資本参加を果たしており、アジアへの関心を強めていた。1986年9月には台湾、1988年10月にはタイにそれぞれ生産子会社を設立し、東南アジアでの事業基盤を構築した。1989年7月には米国でフロイデンベルク社との合弁事業(フロイデンベルグNOKジェネラルパートナーシップ)を発足させ、北米市場でのプレゼンスを高めた。また、1969年に設立した日本メクトロン(後のメクテック)が電子部品事業の核として成長を始めた。
中国・インドなど新興国への進出拡大(1990年代-2000年代)
1990年代に入り、NOKは中国とインドへの進出を本格化した。1995年6月に無錫NOKフロイデンベルグ(中国)、1996年5月にPT.NOKインドネシア、1997年8月にメクテックマニュファクチャリングCorp.珠海(中国)を設立。2000年9月にはインドでシグマフロイデンベルグNOK(後にフロイデンベルグNOK)を設立した。2002年にはドイツにメクテックヨーロッパを設立し、電子部品事業の欧州展開を開始。2004年にはベトナムにNOK現地法人を設立し、低コスト生産拠点を拡大した。国内では2004年に鳥取事業場(防振ゴム事業部)を新設し、生産能力を増強した。
事業再編とイーグル工業との統合計画(2010年代以降)
2010年代以降、NOKは事業ポートフォリオの見直しを進めた。2010年4月に北茨城事業場(樹脂・ウレタン事業部)を建設し、樹脂加工品の生産能力を強化。2023年10月には特殊潤滑剤メーカーの株式会社エストーを子会社化した。一方、2026年1月にはシンジーテック株式会社ならびにその子会社の全株式を譲渡し、ロール製品事業から撤退した。2026年4月には国内生産子会社18社を5社に再編し、効率化を図った。さらに、2026年10月にはイーグル工業株式会社との統合を予定しており、両社の経営資源を結集して競争力を高める計画である。これらの動きは、厳しい経営環境に対応した構造改革と位置づけられる。
年表41件を開く
1930年代
- 1939年12月創業東京都葛飾区に江戸川精機株式会社を設立。(1942年に東京油止工業株式会社、1948年に東京オイルシール工業株式会社に社名変更)
1940年代
- 1941年7月創業神戸に日本ベアリング製造株式会社を設立。(1942年に日本ユーシー工業株式会社、1944年に日本油止工業株式会社に社名変更)
1950年代
- 1951年12月M&A東京オイルシール工業株式会社と日本油止工業株式会社が合併し、日本オイルシール工業株式会社に社名変更。
- 1954年6月本社及び工場を東京都大田区に移転。
1960年代
- 1960年3月ドイツ連邦共和国のフロイデンベルグ社と資本提携。
- 1960年8月神奈川県藤沢市に藤沢工場(現湘南R&Dセンター)を建設。
- 1961年10月上場東京証券取引所に上場。
- 1961年12月本社を東京都中央区に移転。
- 1964年10月創業日本シールオール株式会社(現イーグル工業株式会社)を設立。
- 1966年1月本社を現在地に移転。
- 1967年8月静岡県牧之原市に静岡工場(現ガスケット・ブーツ事業部)を建設。
- 1968年3月創業アメリカ合衆国にNOK-USA.,Inc.(現NOK Inc.)を設立。
- 1968年4月福島県福島市に福島工場(現オイルシール事業部)を建設。
- 1969年11月創業日本メクトロン株式会社(現メクテック株式会社)を設立。
1970年代
- 1970年4月熊本県阿蘇市に熊本工場(現精密・Oリング事業部)を建設。
- 1976年12月創業NOKクリューバー株式会社を設立。
- 1978年3月大韓民国の平和オイルシール工業株式会社に資本参加。
1980年代
- 1982年1月上場イーグル工業株式会社が東京証券取引所に上場。
- 1985年7月商号変更日本オイルシール工業株式会社よりNOK株式会社に社名変更。
- 1986年9月創業台湾にメクテックCorp.台湾(現メクテックマニュファクチャリングCorp.台湾Ltd.)を設立。
- 1988年10月創業タイ王国にタイNOKCo., Ltd.を設立。
- 1989年7月アメリカ合衆国にNOK Inc.とフロイデンベルグ社のアメリカ合衆国内の子会社との間で、フロイデンベルグ NOK ジェネラルパートナーシップを設立。
1990年代
- 1994年11月創業タイ王国にメクテックマニュファクチャリングCorp.タイLtd.を設立。
- 1994年12月創業シンガポール共和国にNOK フロイデンベルグ アジア ホールディング Co. Pte. Ltd.(現NOK フロイデンベルグ シンガポール Pte. Ltd.)を設立。
- 1995年6月創業中華人民共和国に無錫NOKフロイデンベルグCo.,Ltd.を設立。
- 1996年5月創業インドネシア共和国にP.T. NOK インドネシアを設立。
- 1997年8月創業中華人民共和国にメクテックマニュファクチャリングCorp.珠海Ltd.を設立。
2000年代
- 2000年9月創業インド共和国にシグマ Corp. インド Ltd.とNOK フロイデンベルグ アジア ホールディング Co. Pte. Ltd.との間で、シグマ フロイデンベルグ NOK Pvt. Ltd.(現フロイデンベルグ NOK Pvt. Ltd.)を設立。
- 2002年4月創業ユニマテック株式会社を日本メクトロン株式会社(現メクテック株式会社)より分割設立。
- 2002年7月創業ドイツ連邦共和国にメクテック ヨーロッパ GmbHを設立。
- 2002年8月創業中華人民共和国にメクテックマニュファクチャリングCorp.蘇州を設立。
- 2004年1月鳥取県南部町に鳥取事業場(現防振ゴム事業部)を建設。
- 2004年8月創業ベトナム社会主義共和国にベトナム NOK Co., Ltd.を設立。
- 2005年4月神奈川県藤沢市に湘南開発センター(現湘南R&Dセンター)を建設。
- 2007年4月M&A北辰工業株式会社と日東工業株式会社が合併しシンジーテック株式会社と社名変更。
2010年代
- 2010年4月茨城県北茨城市に北茨城事業場(現樹脂・ウレタン事業部)を建設。
- 2016年5月創業ベトナム社会主義共和国にメクテックマニュファクチャリングCorp.ベトナムLtd.を設立。
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
- 2023年10月M&A株式会社エストーの株式を取得し子会社化。
- 2026年1月シンジーテック株式会社ならびにその子会社の全株式を譲渡。
- 2026年4月日本国内生産子会社(18社)を再編し、NOK東北株式会社、NOK北関東株式会社、NOK静岡株式会社、NOK鳥取株式会社、NOK九州株式会社の5社を設立。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
グローバルオペレーティングモデルの最適化・高度化
グループ及び各事業の最適な経営体制を確立し、間接業務の効率化や適正な投資規模でのERP導入を進める。
- 02
収益向上策の完遂
シール事業でのプライシング戦略構築・実行、新領域開拓、コスト削減、不採算・非中核事業の見直し、間接材コスト削減に取り組む。
- 03
非連続成長のための事業創生・獲得
新規事業領域を特定し、獲得・立ち上げを通じて新たな成長ドライバーを創出する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で36,655人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は848万円で、9期前と比べて+17.6%。平均年齢は42.3歳、平均勤続年数は19.3年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 48,181 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 43,529 | — |
| 2019年3月 | 721 | 39.9 | 17.4 | 42,251 | — |
| 2020年3月 | 710 | 40.1 | 17.6 | 40,492 | — |
| 2021年3月 | 686 | 40.3 | 17.8 | 37,999 | — |
| 2022年3月 | 732 | 41.0 | 18.3 | 37,613 | — |
| 2023年3月 | 745 | 41.3 | 18.5 | 37,913 | — |
| 2024年3月 | 760 | 41.4 | 18.6 | 38,097 | — |
| 2025年3月 | 804 | 41.7 | 18.8 | 37,958 | 98 |
| 2026年3月 | 848 | 42.3 | 19.3 | 36,655 | 90 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社141社(国内 80 / 海外 61) を有報から抽出しています。
- 国内メクテック㈱ ※1東京都港区議決権100.0%
- 国内メクテック㈱ ※1東京都港区議決権100.0%
- 国内ユニマテック㈱東京都港区議決権100.0%
- 国内ユニマテック㈱東京都港区議決権100.0%
- 国内NOKクリューバー㈱東京都港区議決権51.0%
- 国内NOKクリューバー㈱東京都港区議決権51.0%
- 国内㈱エストー大阪府大阪市 生野区議決権100.0%
- 海外タイNOK Co.,Ltd. ※1タイ チョンブリ議決権100.0%
- 海外タイNOK Co.,Ltd. ※1タイ チョンブリ議決権100.0%
- 国内NOK Inc.アメリカ ネバダ州議決権100.0%
- 国内NOK Inc.アメリカ ネバダ州議決権100.0%
- 国内NOKメタル㈱ ※4宮城県遠田郡 涌谷町議決権100.0%
残りのグループ会社129社を開く
- NOKメタル㈱ ※4宮城県遠田郡 涌谷町100%
- 宮城NOK㈱ ※4宮城県加美郡 加美町100%
- 宮城NOK㈱ ※4宮城県加美郡 加美町100%
- 東北シール工業㈱ ※4福島県耶麻郡 猪苗代町100%
- 東北シール工業㈱ ※4福島県耶麻郡 猪苗代町100%
- 三春工業㈱ ※4福島県田村郡 三春町100%
- 三春工業㈱ ※4福島県田村郡 三春町100%
- TSK㈱ ※4福島県岩瀬郡 天栄村100%
- TSK㈱ ※4福島県岩瀬郡 天栄村100%
- 二本松NOK㈱ ※4福島県二本松市100%
- 二本松NOK㈱ ※4福島県二本松市100%
- 磯原ウレタン工業㈱ ※4茨城県北茨城市100%
- 磯原ウレタン工業㈱ ※4茨城県北茨城市100%
- イツシン工業㈱ ※4長野県北佐久郡 立科町100%
- イツシン工業㈱ ※4長野県北佐久郡 立科町100%
- 神奈川精機㈱ ※4福島県本宮市100%
- 神奈川精機㈱ ※4福島県本宮市100%
- ㈱MEK-J茨城県牛久市100%
- ㈱MEK-J茨城県牛久市100%
- NOKフガクエンジニアリング㈱東京都港区100%
- NOKフガクエンジニアリング㈱東京都港区100%
- NOK Industrial Sales㈱東京都新宿区100%
- NOK Industrial Sales㈱東京都新宿区100%
- 菊川シール工業㈱ ※4静岡県菊川市100%
- 菊川シール工業㈱ ※4静岡県菊川市100%
- ㈱エム・ワイ・ケー ※4静岡県牧之原市100%
- ㈱エム・ワイ・ケー ※4静岡県牧之原市100%
- TVC㈱ ※1※4鳥取県西伯郡 南部町100%
- TVC㈱ ※1※4鳥取県西伯郡 南部町100%
- NOKエラストマー㈱ ※4福岡県嘉麻市100%
- NOKエラストマー㈱ ※4福岡県嘉麻市100%
- 佐賀NOK㈱ ※4佐賀県嬉野市100%
- 佐賀NOK㈱ ※4佐賀県嬉野市100%
- 熊本NOK㈱ ※4熊本県阿蘇市100%
- 熊本NOK㈱ ※4熊本県阿蘇市100%
- 阿蘇NOK㈱ ※4熊本県阿蘇市100%
- 阿蘇NOK㈱ ※4熊本県阿蘇市100%
- 玖珠NOK㈱ ※4大分県玖珠郡 九重町100%
- 玖珠NOK㈱ ※4大分県玖珠郡 九重町100%
- クス精密㈱大分県玖珠郡 玖珠町100%
- クス精密㈱大分県玖珠郡 玖珠町100%
- 日南NOK㈱ ※4宮崎県日南市100%
- 日南NOK㈱ ※4宮崎県日南市100%
- NOKアジア Co.,Pte.Ltd.シンガポール100%
- NOKアジア Co.,Pte.Ltd.シンガポール100%
- NOKグループセールスデベロップメントチャイナCo.,Ltd.中国 無錫100%
- NOKグループセールスデベロップメントチャイナCo.,Ltd.中国 無錫100%
- P.T.NOKインドネシアインドネシア ブカシ100%
- P.T.NOKインドネシアインドネシア ブカシ100%
- P.T.NOKインドネシア セールスインドネシア ブカシ100%
- P.T.NOKインドネシア セールスインドネシア ブカシ100%
- P.T.NOKフロイデンベルグ シーリング テクノロジーズインドネシア バタム島100%
- P.T.NOKフロイデンベルグ シーリング テクノロジーズインドネシア バタム島100%
- NOK(無錫)バイブレーションコントロールチャイナ Co.,Ltd. ※1中国 無錫100%
- NOK(無錫)バイブレーションコントロールチャイナ Co.,Ltd. ※1中国 無錫100%
- ベトナムNOK Co.,Ltd. ※1ベトナム ビエンホア100%
- NOKフロイデンベルグ シンガポールPte.Ltd. ※1シンガポール2%
- 無錫NOKフロイデンベルグ Co.,Ltd. ※1中国 無錫100%
- 長春NOKフロイデンベルグ Co.,Ltd.中国 長春100%
- NOKフロイデンベルグ香港 Ltd.中国 香港100%
- NOKフロイデンベルググループセールスチャイナ Co.,Ltd.中国 上海100%
- NOKフロイデンベルググループトレーディングチャイナ Co.,Ltd.中国 上海100%
- 太倉NOKフロイデンベルグ シーリングプロダクツCo.,Ltd.中国 太倉100%
- NOK ウォータートリートメントテクノロジーCo.,Ltd.中国 無錫100%
- ユニマテックケミカルズチャイナCo.,Ltd.中国 上海100%
- ユニマテックシンガポール Pte.Ltd. ※1シンガポール100%
- ユニマテックテクノロジーズシンガポール Pte.Ltd.シンガポール100%
- ユニマテックケミカルズシンガポール Pte.Ltd.シンガポール100%
- ユニマテックケミカルズインディア Pvt. Ltd.インド ハリヤーナー100%
- ユニマテックケミカルズアメリカ Inc.アメリカ ミシガン州100%
- ユニマテックケミカルズヨーロッパ GmbHドイツ バインハイム100%
- ユニマテックケミカルズヨーロッパ GmbHドイツ バインハイム100%
- NVCセールスアメリカ Inc.アメリカ ミシガン州100%
- NVCセールスアメリカ Inc.アメリカ ミシガン州100%
- NVCセールスメキシコ S.A. de C.V.メキシコ サン・ルイス・ポトシ州100%
- NVCセールスメキシコ S.A. de C.V.メキシコ サン・ルイス・ポトシ州100%
- 石野ガスケットノースアメリカ LLCアメリカ ミシガン州100%
- 石野ガスケットノースアメリカ LLCアメリカ ミシガン州100%
- メクテックマニュファクチャリング Corp.台湾 Ltd.台湾 高雄87%
- メクテックマニュファクチャリング Corp.台湾 Ltd.台湾 高雄87%
- メクテックマニュファクチャリング Corp. タイ Ltd.タイ アユタヤ75%
- メクテックマニュファクチャリング Corp. タイ Ltd.タイ アユタヤ75%
- メクテックマニュファクチャリング Corp. 珠海 Ltd. ※1中国 珠海100%
- メクテックマニュファクチャリング Corp. 珠海 Ltd. ※1中国 珠海100%
- メクテックマニュファクチャリング Corp. 蘇州 ※1中国 蘇州100%
- メクテックマニュファクチャリング Corp. 蘇州 ※1中国 蘇州100%
- メクテック Corp. 韓国 Ltd.韓国 ソウル100%
- NOKプレシジョンコンポーネントシンガポール Pte.Ltd.シンガポール100%
- NOKプレシジョンコンポーネントシンガポール Pte.Ltd.シンガポール100%
- P.T.NOKプレシジョンコンポーネントバタムインドネシア バタム島100%
- P.T.NOKプレシジョンコンポーネントバタムインドネシア バタム島100%
- メクテックプレシジョンコンポーネントタイ Ltd.タイ アユタヤ100%
- メクテックプレシジョンコンポーネントタイ Ltd.タイ アユタヤ100%
- メクテック Corp.シンガポール Pte.Ltd.シンガポール100%
- メクテック Corp.シンガポール Pte.Ltd.シンガポール100%
- メクテック Corp. 香港 Ltd. ※3中国 香港100%
- メクテック Corp. 香港 Ltd. ※3中国 香港100%
- メクテック Corp. 深セン Ltd.中国 深セン100%
- メクテック Corp. 深セン Ltd.中国 深セン100%
- メクテックインターナショナル Corp.アメリカ カリフォルニア州100%
- メクテックインターナショナル Corp.アメリカ カリフォルニア州100%
- メクテックトレーディング(上海) Co.,Ltd.中国 上海100%
- メクテック ヨーロッパ GmbHドイツ バインハイム100%
- メクテックマニュファクチャリング Corp.ヨーロッパ CZ s.r.o.チェコ チェスケー・ブジェヨヴィツェ100%
- メクテックマニュファクチャリング Corp.ヨーロッパ HU Kft.ハンガリー ピーセル100%
- メクテックマニュファクチャリングCorp.ベトナム Ltd. ※1ベトナム フンイエン100%
- メクテックマニュファクチャリングCorp.メキシコS.A.de C.V.メキシコ サン・ルイス・ポトシ州100%
- NOKヨーロッパ GmbHドイツ バインハイム100%
- NOKヨーロッパ GmbHドイツ バインハイム100%
- エストーノースアメリカ Co.,Ltd.アメリカ デラウェア州100%
- イーグル工業㈱東京都港区32%
- イーグル工業㈱東京都港区32%
- 潮物産㈱北海道札幌市 西区21%
- 日昇工業㈱福島県二本松市35%
- 昭和機器工業㈱埼玉県比企郡 嵐山町25%
- 昭和機器工業㈱埼玉県比企郡 嵐山町25%
- 松本産業㈱静岡県富士市20%
- 松本産業㈱静岡県富士市20%
- 東輝産業㈱大阪府八尾市25%
- 東輝産業㈱大阪府八尾市25%
- オタライト㈱福岡県春日市23%
- オタライト㈱福岡県春日市23%
- 和喜輸送㈱東京都品川区30%
- 東伸運輸㈱愛知県安城市30%
- フロイデンベルグ NOK ジェネラルパートナーシップアメリカ ミシガン州40%
- フロイデンベルグ NOK ジェネラルパートナーシップアメリカ ミシガン州40%
- フロイデンベルグNOK Pvt.Ltd.インド チェンナイ100%
- 平和オイルシール工業㈱大韓民国 大邱50%
- 平和オイルシール工業㈱大韓民国 大邱50%
- 調達6,897万円競争的な水素サプライチェーン構築に向けた技術開発事業水素ステーションの低コスト化・高度化に係る技術開発水素ステーション低コスト化・高度化基盤技術開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2023-06-28
- 調達5,474万円超高圧水素インフラ本格普及技術研究開発事業水素ステーションのコスト低減等に関連する技術開発長寿命高圧水素シール部材・継手部材及び機器開発に関する研究開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2018-08-06
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は7,384億円、営業利益は330億円。前期と比べると減収減益で、売上が-3.7%、利益が-11.5%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 7,566億円 | 7,384億円 |
| 営業利益 | 350億円 | 330億円 |
| 純利益 | 464億円 | 463億円 |
| 1株あたり配当 | ¥140 | ¥140 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は1,812億円、営業利益は77億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+10.5%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 1,698 | — | — | −2 |
| 2024年1Q | 1,640 | −12 | −0.7 | 23 |
| 2024年2Q | 1,902 | 61 | 3.2 | 99 |
| 2024年3Q | 2,133 | 127 | 6.0 | 89 |
| 2024年4Q | 1,830 | — | — | 105 |
| 2025年2Q | 3,937 | 191 | 4.9 | 136 |
| 2025年4Q | 3,732 | 182 | 4.9 | 167 |
| 2026年2Q | 3,594 | 157 | 4.4 | 133 |
| 2026年4Q | 3,790 | 173 | 4.6 | 330 |
| 2027年1Q | 1,812 | 77 | 4.2 | 91 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は5,409億円から7,384億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は4.5%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 5,409 | — | 352 | — | 222 |
| 2014年3月 | 5,914 | — | 423 | — | 218 |
| 2015年3月 | 6,937 | — | 808 | — | 468 |
| ベトナム社会主義共和国にメクテックマニュファクチャリングCorp.ベトナムLtd.を設立。 | |||||
| 2016年3月 | 7,461 | — | 537 | — | 301 |
| 2017年3月 | 7,131 | — | 457 | — | 273 |
| 2018年3月 | 7,293 | — | 563 | — | 353 |
| 2019年3月 | 6,695 | — | 311 | — | 34 |
| 2020年3月 | 6,268 | — | 174 | — | −22 |
| 2021年3月 | 5,964 | — | 183 | — | −14 |
| 2022年3月 | 6,825 | — | 462 | — | 258 |
| 株式会社エストーの株式を取得し子会社化。 | |||||
| 2023年3月 | 7,100 | — | 266 | — | 133 |
| 2024年3月 | 7,505 | — | 403 | — | 316 |
| 2025年3月 | 7,669 | 373 | 481 | 4.9 | 303 |
| 日本国内生産子会社(18社)を再編し、NOK東北株式会社、NOK北関東株式会社、NOK静岡株式会社、NOK鳥取株式会社、NOK九州株式会社の5社を設立。 | |||||
| 2026年3月 | 7,384 | 330 | 498 | 4.5 | 463 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高7,384億円のうち、営業利益として残るのは330億円で4.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は463億円、売上の6.3%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金82.2%6,071億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金13.3%984億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.5%330億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが682億円、投資CFが−103億円で、差し引きのフリーCFは579億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は1,567億円で、売上の2.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 357 | −534 | 46 | −177 | 653 |
| 2014年3月 | 794 | −466 | −268 | 328 | 786 |
| 2015年3月 | 806 | −432 | −181 | 374 | 1,023 |
| 2016年3月 | 885 | −657 | −240 | 228 | 940 |
| 2017年3月 | 680 | −620 | −73 | 60 | 906 |
| 2018年3月 | 695 | −587 | −130 | 108 | 894 |
| 2019年3月 | 639 | −793 | 66 | −154 | 808 |
| 2020年3月 | 714 | −504 | −175 | 210 | 824 |
| 2021年3月 | 458 | −187 | 59 | 271 | 1,204 |
| 2022年3月 | 550 | −380 | −321 | 170 | 1,112 |
| 2023年3月 | 460 | −352 | −214 | 108 | 1,041 |
| 2024年3月 | 892 | −297 | −340 | 595 | 1,363 |
| 2025年3月 | 916 | −432 | −482 | 484 | 1,361 |
| 2026年3月 | 682 | −103 | −471 | 579 | 1,567 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は9,517億円。このうち返さなくてよい自己資本が6,703億円で、自己資本比率は65.7%(業種中央値53.0%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 6,020 | 3,202 | 2,818 | 48.8 |
| 2014年3月 | 6,633 | 3,644 | 2,989 | 50.0 |
| 2015年3月 | 7,551 | 4,628 | 2,923 | 55.9 |
| 2016年3月 | 6,970 | 4,334 | 2,636 | 56.7 |
| 2017年3月 | 7,518 | 4,551 | 2,967 | 55.7 |
| 2018年3月 | 7,933 | 4,999 | 2,934 | 57.9 |
| 2019年3月 | 7,851 | 4,855 | 2,996 | 56.6 |
| 2020年3月 | 7,287 | 4,472 | 2,815 | 55.9 |
| 2021年3月 | 8,030 | 5,021 | 3,009 | 57.0 |
| 2022年3月 | 8,573 | 5,544 | 3,029 | 58.6 |
| 2023年3月 | 8,628 | 5,773 | 2,855 | 60.6 |
| 2024年3月 | 9,524 | 6,390 | 3,134 | 61.5 |
| 2025年3月 | 8,987 | 6,234 | 2,752 | 64.4 |
| 2026年3月 | 9,517 | 6,703 | 2,814 | 65.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
輸送用機器 82社との比較
同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで82社中13位あたり、逆に低いのは売上成長率で82社中72位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,049で、1年前と比べて+23.1%。過去52週の値幅のなかでは63%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 10.7倍 |
| PER (会社予想) | 10.7倍 |
| PBR | 0.77倍 |
| 配当利回り | 4.59% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は3011円で、25日線(3015円)とほぼ同水準、75日線(2947円)は上回っています。1カ月でほぼ横ばい(0.1%)、年初来では25%上昇と堅調です。8月13日に3114円の高値をつけ、その後は3000円前後で推移しています。52週高値3355円からは約10%下の水準で、中期的な上昇トレンドの中での一服局面とみられます。出来高は直近20万株前後と低調で、方向感を欠いています。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PERが10.56倍と業界平均16.75倍を大きく下回り、PBRも0.756倍と平均1.15倍を下回り、割安感が強いです。配当利回りは4.65%と平均2.97%を大きく上回り、株主還元も厚いです。ROEは7.7%と収益性は中位ですが、予想PERも10.5倍と低く、業績安定が期待されます。ただし、直近の売上は減少しており、成長性には懸念がありますが、総合的に割安と判断します。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 10.7倍 | 16.3倍 |
| PER (予想) | 10.7倍 | — |
| PBR | 0.77倍 | 1.12倍 |
| ROE | 7.7% | 7.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
自動車生産の回復とシール事業の安定性を評価する強気派に対し、EVシフトによる内燃機関向け需要の減少や、原材料価格・為替変動による収益性悪化を懸念する弱気派が対立。特殊要因による純利益増加(2026/3期純利益463億円)が一過性か、事業体質の改善かも争点。一方、減収予想(売上高7384億円)でありながら利益が増える構造は、リストラや為替の恩恵とも解釈でき、今後の持続性が試される。
- 世界トップのシェアと長期取引関係
自動車向けシールで世界シェア首位級。関係構築に年数を要し安定的。
- 消耗品モデルで需要が底堅い
車両稼働と連動するリプレイス需要があり、生産変動の影響を緩和。
- 特殊要因で純利益が大幅増
2026/3期純利益463億円と前期比増。為替やリストラ効果が寄与か。
- 純利益が52.8%増の463億円決算発表後影響中
2025/3期303億円から2026/3期463億円へ増加
- 配当利回り4.63%と高水準継続影響弱
予想配当利回り4.63%、株主への還元が厚い
- PBR0.77倍と1倍割れ継続影響中
PBR0.7692倍、時価総額4,869億円
- 予想PER10.6倍と安定感決算発表後影響弱
実績PER10.63倍、予想PER10.6倍と評価は安定
- EVシフトで需要構造が変化
内燃機関向けシールが主力。電動化で搭載数減少が懸念される。
- 減収下の収益改善は一過性
2026/3期減収予想。特殊要因剥落で利益水準が低下するリスク。
- 原材料高と為替の影響
石油由来原料や金属価格上昇、円高進行が採算を圧迫する可能性。
- 売上高が前期比3.7%減通年影響中
2025/3期7,669億円から2026/3期7,384億円へ減収
- 営業利益が11.5%減の330億円通年影響中
2025/3期373億円から2026/3期330億円へ減少
- 営業利益率が4.47%に低下通年影響中
2025/3期4.86%から2026/3期4.47%へ低下
- 外国人保有比率44.87%の売りリスク不定影響弱
外国人保有比率44.87%、リスクオフで売られやすい
- 自動車生産台数
- 主要需要源。内外需動向が受注と売上に直結するため。
- シール事業の営業利益率
- 収益の要。原価管理と製品構成の改善度合いを見るため。
- 特殊要因の内訳
- 純利益増加分の質を判断し、持続可能性を検証するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり140円で、前期から+23.8%。いまの株価に対する利回りは4.59%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 50 | — | 43.6 |
| 2018年3月 | 50 | 0.0 | 33.1 |
| 2019年3月 | 50 | 0.0 | 40.7 |
| 2020年3月 | 38 | −25.0 | 34.3 |
| 2021年3月 | 25 | −33.3 | 64.7 |
| 2022年3月 | 60 | 140.0 | 46.3 |
| 2023年3月 | 75 | 25.0 | 142.4 |
| 2024年3月 | 88 | 16.7 | 37.0 |
| 2025年3月 | 105 | 20.0 | 41.4 |
| 2026年3月 | 130 | 23.8 | 48.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥140
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ16,984人。区分でいちばん多いのは外国法人で44.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が43.3%を占め、残る56.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 40.0 | 38.7 | 40.2 | 37.7 | 37.7 | 44.9 |
| 金融機関 | 29.9 | 29.0 | 28.9 | 31.9 | 30.8 | 28.3 |
| 事業法人 | 21.4 | 22.9 | 21.7 | 17.4 | 17.1 | 15.0 |
| 個人・その他 | 7.5 | 8.6 | 8.7 | 11.4 | 12.6 | 9.5 |
| 証券会社 | 1.2 | 0.8 | 0.5 | 1.5 | 1.8 | 2.4 |
| 自己株式 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 3.2 | 4.3 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | フロイデンベルグ・エス・エー | 27.01 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 8.25 |
| 03 | 正和地所株式会社 | 5.45 |
| 04 | 第一生命保険株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 4.97 |
| 05 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 4.46 |
| 06 | NOK持株会 | 2.41 |
| 07 | 株式会社三井住友銀行 | 1.99 |
| 08 | 株式会社SMBC信託銀行(株式会社三井住友銀行退職給付信託口) | 1.86 |
| 09 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.79 |
| 10 | 損害保険ジャパン株式会社 | 1.32 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+121%、1株純資産は14期で+131%。直近期のROEは7.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 129 | 1,703 | 8.2 | 10.5 | — |
| 2014年3月 | 126 | 1,921 | 7.0 | 13.4 | 40.8 |
| 2015年3月 | 271 | 2,441 | 12.4 | 13.3 | 56.5 |
| 2016年3月 | 174 | 2,294 | 7.3 | 11.1 | 40.7 |
| 2017年3月 | 158 | 2,424 | 6.7 | 16.3 | 43.6 |
| 2018年3月 | 204 | 2,658 | 8.0 | 10.1 | 33.1 |
| 2019年3月 | 20 | 2,568 | 0.8 | 87.2 | 40.7 |
| 2020年3月 | −13 | 2,354 | −0.5 | — | 34.3 |
| 2021年3月 | −8 | 2,644 | −0.3 | — | 64.7 |
| 2022年3月 | 149 | 2,904 | 5.4 | 7.7 | 46.3 |
| 2023年3月 | 78 | 3,083 | 2.6 | 18.9 | 142.4 |
| 2024年3月 | 188 | 3,561 | 5.7 | 11.1 | 37.0 |
| 2025年3月 | 185 | 3,549 | 5.2 | 11.8 | 41.4 |
| 2026年3月 | 285 | 3,934 | 7.7 | 9.8 | 48.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額435百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 鶴正雄 | 代表取締役 社長執行役員 グループCEO | 46 | 106,100 |
| 武田睦史 | 取締役 上席執行役員 グループCFO | 63 | — |
| 渡邉哲 | 取締役 上席執行役員 特命担当 | 68 | 35,210 |
| 折田純一 | 取締役 上席執行役員 シーリングソリューションCEO | 52 | 11,800 |
| 佐藤祐樹 | 取締役 上席執行役員 グループCTO NOKグループR&Dヘッド | 59 | 3,600 |
| 渡辺英樹 | 取締役(常勤監査等委員) | 65 | 8,300 |
| 藤岡誠 | 取締役(監査等委員) | 76 | 9,300 |
| 島田直樹 | 取締役(監査等委員) | 57 | 10,000 |
| 今田素子 | 取締役(監査等委員) | 59 | 600 |
| 梶谷篤 | 取締役(監査等委員) | 58 | 3,800 |
| 林一茂 | 取締役(常勤監査等委員) | 62 | 3,500 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 217 | 80 | 370 | 74 |
| 社外取締役 | 4 | 40 | — | 40 | 10 |
| 取締役(社内) | 1 | 25 | — | 25 | 25 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,068字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,802字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,909字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,357字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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