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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

スタンレー電気

Stanley Electric Co.,Ltd.6923 · Prime · 電気機器

自動車向け照明と電子デバイスを主力とする総合光学・電子部品メーカー。ヘッドランプで世界トップクラス。

概要

スタンレー電気は1920年に自動車用電球の製造販売を目的に創業された総合電機メーカーである。現在は自動車用照明、LEDなどの光半導体、電子応用製品を三つの柱とし、車載用LEDで世界トップクラスのシェアを持つ。2026年3月期の連結売上高は5,184億円、従業員数は18,230人。東京証券取引所プライム市場に上場している。

自動車機器・コンポーネンツ・電子応用の三事業

スタンレー電気の事業は三つのセグメントで構成される。自動車機器事業は売上高の約86%を占め、ヘッドランプやリアコンビネーションランプなどの自動車用照明製品を世界の自動車メーカーに供給する。コンポーネンツ事業はLED素子や光半導体、液晶などの電子デバイスを扱い、売上高393億円。電子応用製品事業は液晶バックライト、操作パネル、LED照明などで1,125億円。各セグメントは相互に関連し、光技術を核に展開している。

44社の連結子会社で構成されるグローバル体制

グループは当社、連結子会社44社、持分法適用関連会社2社で構成される。米州ではStanley Electric U.S. Co., Inc.やII Stanley Co., Inc.など、欧州ではStanley IDESS S.A.S.やStanley Electric GmbH、アジアではThai Stanley Electric Public Co., Ltd.やVietnam Stanley Electric Co., Ltd.、中国では天津斯坦雷電気有限公司や広州斯坦雷電気有限公司などが主要な現地法人である。生産と販売を各地で行い、顧客の海外進出に対応している。

第8期中期計画の成果とROE7.0%

2023年度から2026年度までの第8期中期3ヶ年経営計画では、売上高5,900億円、営業利益率10.5%、ROE8%を目標とした。しかし中国市場の低迷や米国の通商政策などの影響で、2026年3月期実績は売上高5,184億円、営業利益率8.2%、ROE7.0%にとどまった。連結配当性向は40.1%。第9期中期計画ではROE10%を目指し、収益性と資産効率の向上を図る。

TADAS思想に基づくものづくり

スタンレーグループは「TADAS思想」をものづくりの指針とする。これは全ての機能を無駄なく使い切り、あらゆる人が価値を享受できる「安くて良いもの」を提供するという理念である。生産革新による合理化を進め、自動車用ランプシステムや非可視光製品など光の独自技術で新市場を開拓する。世界中の社員が一丸となる「One Stanley」の体制で、スピードのある価値提供を目指す。

業界の中での役割は自動車部品サプライヤー(特に照明)、電子デバイスメーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
5,185億円
営業利益
427億円
営業利益率
8.2%
純利益
328億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
自動車 機器事業4,452億円85.9%449億円10.1%
電子応用 製品事業529億円10.2%93億円17.6%
コンポーネ ンツ事業204億円3.9%29億円14.2%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車主力

自動車向けにヘッドランプ、リアコンビネーションランプなどの照明製品を供給。世界的な自動車メーカーを顧客とし、高いシェアを持つ。

主な製品・サービス1
自動車用照明製品
ヘッドランプ、リアコンビネーションランプ、フォグランプなど、自動車に搭載される各種照明器具。

02電子機器準主力

LEDや光半導体などの電子デバイスを提供。産業用途から民生用途まで幅広い分野に対応。

主な製品・サービス1
電子デバイス製品
LED素子、光半導体、水晶デバイスなど、電子機器に使用される部品。

03電子応用製品準主力

電子応用製品として、自動車向け電子モジュールや照明制御システムなどを供給。

主な製品・サービス1
電子応用製品
自動車用LEDモジュール、照明制御システムなど、電子技術を応用した製品群。

製品と技術

車載用ヘッドランプとリアコンビネーションランプ

自動車機器事業の主力製品はヘッドランプ、リアコンビネーションランプ、フォグランプなどの自動車用照明である。LED化が進む中、スタンレーは高輝度LEDを用いた製品で高いシェアを持つ。特にヘッドランプは、悪天候時の視認性を向上させる独自の光学設計が特徴。二輪車用ランプも手掛け、全世界の自動車メーカーに供給している。

LED素子と光半導体のデバイス製品

コンポーネンツ事業では、LED素子、光半導体、水晶デバイスなどを提供する。1976年に高輝度発光ダイオードの製造を開始して以来、車載用を中心に産業・民生用途に展開。非可視光(紫外線・赤外線)を用いた製品も開発し、センシングや殺菌など新たな応用分野を開拓している。2026年3月期の同事業売上高は393億円。

液晶バックライトと操作パネルの応用製品

電子応用製品事業は、液晶用バックライト、操作パネル、LED照明、電子基板などを手掛ける。車載インテリア向けのタッチパネルや、PC・タブレット向けバックライトが主要な用途。同社の光技術を応用した製品群であり、自動車機器事業とも連携。2026年3月期の売上高は1,125億円で、グループ内で第2の事業セグメントである。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

車載用LEDで国内首位、海外依存高く成長持続

スタンレー電気は車載用照明・LED部品で国内首位の地位を築き、自動車向け需要を軸に安定成長を続けている。売上高は2024/3期の4724億円から2026/3期には5185億円へ増加見込みで、営業利益率も9%前後と高水準を維持。同業の日清紡ホールディングスやイビデンと比較し、電子部品専業で車載分野への特化度が高い。一方、車載需要は自動車生産動向に左右されやすく、海外売上比率が高いため為替変動の影響を受けやすい。新興EVメーカー向けや次世代照明の開発にも注力しており、技術力で競争優位を保つ。業界内ではキオクシアホールディングスなどメモリ大手と異なり、自動車電装部品というニッチ分野で高いシェアを誇るが、市場成長が鈍化した場合のリスクも内包する。

強み

  • 車載用LEDランプで国内シェア首位、自動車メーカーとの長期取引が強み。
  • 営業利益率が約9%と業界平均を上回り、安定した利益を確保。
  • 次世代LEDやセンサー技術に強み、新製品の開発に注力。
  • 海外売上比率が高く、グローバルな需要を取り込む。

課題

  • 売上の多くを車載向けが占め、自動車生産が減退すれば業績悪化。
  • 海外売上比率が高いため、円高が進むと収益が圧迫される。
  • 日清紡ホールディングスなど同業他社が価格競争を仕掛ける。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

自動車部品・電池・販売の時価総額近傍。太字がスタンレー電気

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15105TOYO TIRE5,676億円9.5倍
27988ニフコ5,060億円14.0倍
36674ジーエス・ユアサ コーポレーション5,007億円11.9倍
47240NOK4,906億円10.7倍
56508明電舎4,862億円20.5倍
66923スタンレー電気4,583億円15.1倍
75741UACJ4,138億円
85805SWCC4,125億円21.0倍
94202ダイセル3,944億円38.1倍
103105日清紡ホールディングス3,865億円14.9倍
114208UBE3,740億円14.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(自動車部品・電池・販売)に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

北野商会の創業とスタンレー電気への改組

1920年12月、北野商会を創立し、自動車用電球の製造販売を開始した。1933年5月、資本金50万円で株式会社に改組し、商号をスタンレー電気株式会社に変更。社名は当時世界的に知られていた自動車用電球ブランド「Stanley」に由来する。1940年4月にはセレン整流器の製造を始め、電子部品分野に進出した。

戦時下の改称と戦後の商号復元

1943年5月、時局の要請により北野電気工業株式会社と改称された。終戦後の1949年10月、旧商号であるスタンレー電気株式会社に復元。この時期、自動車照明以外の事業も模索し、1952年1月にはシールドビーム自動車照明器具の製造に着手した。これが後の車載用照明の基盤となる。

工場建設と上場で生産体制を強化

1960年代に入り、国内生産拠点の拡充が進む。1960年3月に浜松工場、同年12月に秦野製作所を開設し、自動車用電装品の生産を開始。1961年10月に東京証券取引所市場第二部に上場、翌1962年2月には第一部に指定された。1965年4月にはシリコン素子の製造を開始し、半導体分野に進出した。

連結子会社の設立と多拠点展開

1967年10月にスタンレーいわき製作所を設立し、以降、宮城製作所(1970年5月)、鶴岡製作所(1970年8月)、伊那製作所(1970年10月)など次々と国内子会社を設立。1973年8月に広島工場、1975年2月に熊本工場を開設し、全国的な生産体制を整えた。1976年7月には高輝度発光ダイオードの製造を開始し、LED事業の基礎を築いた。

海外進出とタイ・北米拠点の設立

1979年10月、Stanley Electric U.S. Co., Inc.を設立し北米市場に参入。1980年5月にはタイにThai Stanley Electric Public Co., Ltd.を設立し、アジアの生産拠点を確保した。1984年10月にはフランスにSTANLEY-IDESS S.A.を設立し欧州戦略拠点とした。1986年11月には米国に第2の生産販売拠点II Stanley Co., Inc.を設立。1993年7月には松尾電気株式会社の株式を取得し特例子会社とした。

中国市場への本格参入と現地法人設立

1993年4月、香港にStanley Electric (Asia Pacific) Ltd.を設立し、電子機器の販売・調達拠点とした。1995年7月、中国天津市に天津斯坦雷電気有限公司を設立。同社は自動車機器と電子機器の両事業を手掛ける中国のコア拠点として機能し、その後、深圳、武漢、広州などにも生産拠点を拡大した。

年表35件を開く

1920年代

  • 1920年12月創業北野商会を創立、自動車用電球の製造並びに販売開始

1930年代

  • 1933年5月商号変更資本金50万円で株式会社に改組し、スタンレー電気株式会社に商号変更
  • 1934年12月大阪府大阪市に大阪出張所(現・大阪支店)を開設

1940年代

  • 1940年4月セレン整流器の製造開始
  • 1943年5月時局の要請により、北野電気工業株式会社と改称
  • 1949年10月旧商号スタンレー電気株式会社に復元

1950年代

  • 1952年1月シールドビーム・自動車照明器具の製造に着手
  • 1958年11月愛知県名古屋市に名古屋出張所(現・名古屋支店)を開設

1960年代

  • 1960年3月静岡県浜松市に浜松工場開設、自動車用電装品を製造
  • 1960年12月神奈川県秦野市に秦野製作所開設、自動車用電装品を製造
  • 1961年10月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 1962年2月東京証券取引所市場第一部指定
  • 1965年4月シリコン素子の製造開始
  • 1967年10月株式会社スタンレーいわき製作所を設立(現・連結子会社)
  • 1968年4月超小形電球の製造開始
  • 1969年12月神奈川県横浜市に技術研究所開設

1970年代

  • 1970年5月株式会社スタンレー宮城製作所を設立(現・連結子会社)
  • 1970年8月創業株式会社スタンレー鶴岡製作所を設立(現・鶴岡製作所 鶴岡工場 第一工場)
  • 1970年10月創業株式会社スタンレー伊那製作所を設立
  • 1973年8月広島県東広島市に広島工場(現・広島製作所)を開設、自動車用照明製品を製造
  • 1975年2月熊本県阿蘇郡に熊本工場を開設、自動車用照明製品を製造
  • 1976年7月高輝度発光ダイオードの製造開始
  • 1979年10月Stanley Electric U.S. Co., Inc.を設立し、北米事業に進出(現・連結子会社)

1980年代

  • 1980年4月カラー液晶の製造開始
  • 1980年5月タイにおける自動車用照明機器の生産拠点として Thai Stanley Electric Public Co., Ltd.を設立(現・連結子会社)
  • 1981年9月愛知県額田郡(現・岡崎市)に岡崎製作所開設、自動車用電装品を製造
  • 1984年10月欧州戦略拠点としてフランスにSTANLEY-IDESS S.A.(現・Stanley IDESS S.A.S.)を設立(現・連結子会社)
  • 1986年8月栃木県宇都宮市に宇都宮技術センター(現・宇都宮サテライトセンター)を開設
  • 1986年11月アメリカにおける第二の生産・販売拠点としてI I Stanley Co., Inc.を設立(現・連結子会社)
  • 1987年12月タイにおける電子機器の生産拠点として Asian Stanley International Co., Ltd.を設立(現・連結子会社)

1990年代

  • 1991年8月神奈川県横浜市に横浜技術センター(現・横浜サテライトセンター)を開設
  • 1993年4月香港に電子機器の販売・調達拠点、香港賜丹雷電器有限公司(現・Stanley Electric (Asia Pacific) Ltd.)を設立(現・連結子会社)
  • 1993年7月松尾電気株式会社の株式を取得し、特例子会社とする(現・連結子会社)
  • 1994年4月山形県鶴岡市に山形工場(現・鶴岡製作所 鶴岡工場 第二工場)開設、発光ダイオードを製造
  • 1995年7月自動車機器事業・電子機器事業を併せ持つ中国コア拠点として天津斯坦雷電気有限公司を設立(現・連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE10%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    TADAS思想のものづくり

    あらゆる人々に安全安心を届けるため、無駄を省き全ての機能を使い切る思想に基づき、価格を抑え「安くて良いもの」を提供する。

  2. 02

    光の独自技術で新市場開拓

    悪天候時の運転安全を高める車載ランプシステムや非可視光製品など、光の価値を追求した独自技術で差別化し、新製品・新市場を開拓する。

  3. 03

    One Stanleyでスピードのある挑戦

    世界中の社員が一丸となり、同じ方向で挑戦し成果を出すことで、グローバルに迅速な価値提供を実現する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で18,230人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は661万円で、9期前と比べて+1.0%平均年齢は41.4歳、平均勤続年数は15.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月16,244
2018年3月16,687
2019年3月65440.816.617,263
2020年3月63940.716.417,121
2021年3月59240.315.817,589
2022年3月61540.715.817,022
2023年3月59840.815.816,964
2024年3月60541.115.816,778
2025年3月64141.216.118,581264
2026年3月66141.415.518,230234

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率80.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)73.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社46(国内 17 / 海外 29、うち連結子会社 23) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
自動車機 器事業 — Banklang Pathumthanee Thailand343億円
秦野 製作所 — 神奈川県 秦野市287億円
自動車機器事業、コンポーネンツ事業、電子応用製品事業、全社
自動車機 器事業、電子応用 製品事業 — London Ohio U.S.A.228億円
岡崎 製作所 — 愛知県 岡崎市152億円
自動車 機器事業
広島 製作所 — 広島県 東広島市139億円
自動車 機器事業
鶴岡 製作所 — 山形県 鶴岡市107億円
コンポーネンツ事業
自動車機 器事業 — 中華人民 共和国 広東省 広州市101億円
自動車機 器事業、電子応用 製品事業 — Battle Creek Michigan U.S.A.9,819百万円
秦野 テクニ カルセ ンター — 神奈川県 秦野市9,561百万円
自動車機器事業、全社
自動車機 器事業、電子応用 製品事業 — Lagos de Moreno Jalisco Mexico9,281百万円
ほか11件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱スタンレー いわき製作所
    福島県いわき市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱スタンレー 宮城製作所
    宮城県登米市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱スタンレー ウェル
    神奈川県秦野市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱スタンレー 新潟製作所
    新潟県新潟市 南区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    松尾電気㈱
    広島県三原市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    スタンレーモビリティ エレクトリック㈱
    東京都目黒区 · 連結子会社
    議決権66.0%
  • 国内
    ㈱スタンレーパル
    東京都目黒区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Stanley Electric U.S. Co., Inc.
    London Ohio U.S.A. · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    HexaTech, Inc.
    Morrisville North Carolina U.S.A. · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    I I Stanley Co., Inc.
    Battle Creek Michigan U.S.A. · 連結子会社
    議決権86.0%
  • 海外
    Stanley Mobility Electric U.S. Co.,Inc.
    London Ohio U.S.A. · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Stanley Electric Sales of America, Inc.
    Irvine California U.S.A. · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社34社を開く
  • Stanley Electric Holding of America, Inc.Battle Creek Michigan U.S.A.100%
  • Stanley Electric do Brasil Ltda.Limeira São Paulo Brasil96%
  • Stanley-Angstrom Electric da Amazonia Ltda.Manaus Amazonas Brazil75%
  • Stanley Electric Manufacturing Mexico S.A. de C.V.Lagos de Moreno Jalisco Mexico100%
  • Stanley Mobility Electric Mexico, S.A. de C.V.Lagos de Moreno Jalisco Mexico100%
  • Stanley Electric Hungary Kft.Gyongyos Hungary100%
  • Stanley IDESS S.A.S.Courbevoie France100%
  • Stanley Mobility Electric GmbHMörfelden - Walldorf Germany100%
  • Stanley Electric GmbHMörfelden - Walldorf Germany100%
  • Stanley Electric (U.K.)Co., Ltd.Bracknell Berkshire U.K.100%
  • Stanley Electric Holding Europe Co., Ltd.Bracknell Berkshire U.K.100%
  • Stanley Electric Philippines Inc.Silang Cavite Philippines100%
  • Asian Stanley International Co., Ltd.Ladlumkaew Pathumthanee Thailand93%
  • Thai Stanley Electric Public Co., Ltd.Banklang Pathumthanee Thailand50%
  • Stanley Mobility Electric (Thailand) Co.,Ltd.Ladlumkaew Pathumthanee Thailand100%
  • THPI Co., Ltd.Bangrak Bangkok Thailand49%
  • PT. Indonesia Stanley ElectricBanten Indonesia70%
  • Vietnam Stanley Electric Co., Ltd.Hanoi Vietnam70%
  • Stanley Electric (Asia Pacific) Ltd.Tsimshatsui Kowloon Hong Kong100%
  • Stanley Electric Korea Co., Ltd.Seoul Korea100%
  • Stanley Electric Sales of India Pvt. Ltd.Chennai India100%
  • Stanley Electric Holding Asia- Pacific Pte. Ltd.Singapore100%
  • 蘇州斯坦雷電気 有限公司中華人民共和国江蘇省蘇州市100%
  • 深圳斯坦雷電気 有限公司中華人民共和国広東省深圳市100%
  • 天津斯坦雷電気 有限公司中華人民共和国天津市100%
  • 天津斯坦雷電気 科技有限公司中華人民共和国天津市100%
  • 武漢斯坦雷電気 有限公司中華人民共和国湖北省武漢市85%
  • 広州斯坦雷電気 有限公司中華人民共和国広東省広州市60%
  • 斯坦雷電気科技(深圳)有限公司中華人民共和国 広東省深圳市100%
  • 上海斯坦雷電気 有限公司中華人民共和国上海市100%
  • 斯坦雷電気貿易(深圳)有限公司中華人民共和国広東省深圳市100%
  • 斯坦雷電気(中国)投資有限公司中華人民共和国上海市100%
  • Lumax Industries Ltd.New Delhi India38%
  • Hella-Stanley Holding Pty LtdMentone Victoria Australia50%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は5,185億円営業利益427億円前期と比べると増収減益で、売上が+1.7%、利益が-12.9%。

売上高
+1.7%
5,185億円
営業利益
-12.9%
427億円
純利益
+2.2%
328億円
営業利益率
8.2%
前期比 -1.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高6,220億円5,185億円
営業利益550億円427億円
純利益340億円328億円
1株あたり配当¥111¥111

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,459億円、営業利益は88億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+30.6%、営業利益は+137.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1,169124
2024年1Q1,117373.323
2024年2Q1,1451049.157
2024年3Q1,29213310.358
2024年4Q1,170127
2025年2Q2,4401927.9114
2025年4Q2,65629811.2207
2026年2Q2,4851857.4102
2026年4Q2,7002429.0226
2027年1Q1,459886.041

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は2,631億円から5,185億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は8.2%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月2,631301178
2014年3月3,293401243
2015年3月3,598406252
2016年3月4,041394255
2017年3月3,886457287
2018年3月4,422577360
2019年3月4,341610403
2020年3月3,916300186
2021年3月3,597413229
2022年3月3,826367214
2023年3月4,396449265
2024年3月4,724481265
2025年3月5,0964905559.6321
2026年3月5,1854275098.2328

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高5,185億円のうち、営業利益として残るのは427億円8.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は328億円、売上の6.3%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金79.2%4,106億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.6%652億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.2%427億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
20.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.4pt
8.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.4pt
6.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.0pt
7.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが783億円、投資CFが−489億円で、差し引きのフリーCFは294億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は1,359億円で、売上の3.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月332−262−4970689
2014年3月413−324−7789731
2015年3月444−318−92126811
2016年3月540−330−113210862
2017年3月649−479−113170903
2018年3月824−394−1744301,154
2019年3月611−386−1222251,261
2020年3月632−584−217481,052
2021年3月466−417−130491,014
2022年3月369−203−1351661,120
2023年3月763−564−381991,309
2024年3月656−316−2603401,471
2025年3月666−649−200171,284
2026年3月783−489−3172941,359

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は8,093億円。このうち返さなくてよい自己資本が5,719億円で、自己資本比率は56.1%(業種中央値61.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月3,5472,56298566.2
2014年3月3,9222,8231,09965.7
2015年3月4,4873,3221,16567.2
2016年3月4,3113,2161,09568.0
2017年3月4,5803,4821,09869.2
2018年3月4,9453,7871,15869.4
2019年3月5,0964,0901,00672.5
2020年3月4,9443,98096472.5
2021年3月5,4104,44796373.8
2022年3月5,8544,89096474.2
2023年3月6,2965,36193575.6
2024年3月7,0835,8941,18974.0
2025年3月7,4965,9891,50764.8
2026年3月8,0935,7192,37356.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
2,270億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
3,007億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
563億円
在庫として抱えている分
負債合計
2,373億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
83
/ 100
安定性自己資本比率37 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り224社中64位あたり、逆に低いのは売上成長率224社中146位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.0%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.2%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
56.1%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.8%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,637で、1年前と比べて+24.4%過去52週の値幅のなかでは84%の位置にある。

¥3,637-1.4%1ヶ月+6.6%1年+24.4%時価総額4,583億円
過去52週の値幅
安値¥2,746高値¥3,802

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.1倍
PER (会社予想)13.2倍
PBR0.97倍
配当利回り3.05%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヵ月で2.57%上昇し、25日移動平均線を1.35%上回る水準で推移。8月19日に3525円まで調整したが、8月20日から反発し、8月21日は3596円で終了。52週高値3802円に対して約5.4%の水準にあり、高値圏でのもみ合いが続く。出来高は7月30日に142万株と急増した後、8月に入り30万〜60万株台とやや縮小しており、需給は一服感。RSIは59.46と中立圏で、過熱感はない。25日線、75日線、200日線がすべて上向きで、中期トレンドは堅調。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERは14.91倍と同業界平均の30.92倍を大幅に下回り、PBRも0.96倍と1倍を割り込み割安。配当利回りは3.1%と平均2.29%を上回り、株主還元も充実。ROEは7%と低いものの、予想PERは13倍とさらに低下し、収益安定性が評価されていない。割安だがROEが低く、資本効率の改善が今後の焦点。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.1倍30.8倍
PER (予想)13.2倍
PBR0.97倍2.58倍
ROE7.0%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

自動車の電動化・知能化に伴い、LEDライトの需要は今後も成長が見込まれる。強気派は、同社が車載LEDで圧倒的なシェアを持ち、光半導体など新規分野の拡大で成長余地が大きいと指摘。一方、弱気派は、自動車生産の変動や競合との価格競争、新技術への対応遅れを懸念。両者は成長の持続性と収益性の維持をめぐって対立している。

プラスに働く材料7
  • 車載LEDの世界的リーダー

    高い技術力と品質で、世界の主要自動車メーカーに採用されている。

  • 成長市場への展開

    光半導体やセンサーなど、車載以外の分野でも需要拡大が見込まれる。

  • 電動化・自動運転の追い風

    先進技術搭載車の増加で、搭載するLED部品の点数が増える可能性がある。

  • 純利益2期連続で過去最高の328億円通年影響

    純利益は前期比7億円増の328億円、2期連続の増益

  • 売上高5,185億円と3期連続増収通年影響

    売上高は4724→5096→5185億円と増加、増収が利益を下支え

  • 予想PER12.8倍とPBR0.95倍の割安感継続影響

    株価3545円に対し予想PER12.8倍・PBR0.95倍、同業比で割安

  • 配当利回り3.13%で下値支援継続影響

    年間配当利回り3.13%、株価下落時の買い安心感

マイナスに働く材料7
  • 自動車市場の変動リスク

    景気変動による自動車生産台数の減少が、直接的な収益悪化につながる。

  • 競争激化と価格下落

    LEDの低価格化や新興メーカーの参入で、収益性が圧迫される可能性がある。

  • 技術革新への適応

    次世代技術の登場により、現在の主力技術が陳腐化する恐れがある。

  • 営業利益は前期比63億円減益の427億円通年影響

    営業利益490億円→427億円、営業利益率は9.62%から8.24%へ低下

  • 営業利益率が8.24%と前期から1.38pt低下決算発表後影響

    営業利益率は9.62%→8.24%、収益性が悪化する懸念

  • ROE7%の低さでPBR1倍割れが常態化継続影響

    ROE7%は資本効率が低く、PBR0.9455倍と1倍を下回る

  • 外国人保有31.14%の売り圧力不定影響

    外資比率31.14%、リスク回避局面で売りが膨らむ可能性

次の決算で確かめる点
車載LED売上高
主力事業の業績動向を直接示し、成長性と収益性を測る指標となる。
海外売上比率
海外展開の進捗を確認し、市場分散による成長の持続性を評価するため。
研究開発費比率
将来の製品競争力を左右する技術開発への投資状況を示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり111で、前期から+44.4%いまの株価に対する利回りは3.05%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥111
1株あたり
配当利回り
3.05%
いまの株価に対して
配当性向
34.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3640.3
2018年3月4525.045.8
2019年3月5011.143.1
2020年3月45−10.0139.6
2021年3月450.033.8
2022年3月5011.148.7
2023年3月500.034.5
2024年3月5510.047.4
2025年3月7230.968.1
2026年3月10444.434.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥111

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,694人。区分でいちばん多いのは外国法人31.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が54.6%を占め、残る45.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人34.133.331.631.826.831.1
金融機関39.840.741.637.241.130.1
事業法人12.011.916.216.223.124.3
個人・その他13.013.19.812.78.09.6
証券会社1.10.90.82.00.94.6
自己株式7.47.54.36.31.92.5
政府・自治体0.10.10.10.10.10.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01本田技研工業株式会社13.28
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)11.77
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.92
04日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)5.47
05STATE STREET BANK ANDTRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)3.13
06株式会社シティインデックスイレブンス3.02
07JPモルガン証券株式会社2.37
08全国共済農業協同組合連合会(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)2.25
09STATE STREET BANK ANDTRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.24
10BNYMSANV AS AGENT/CLIENTS LUX UCITS NON TREATY 1(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)2.20

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+130%、1株純資産は14期で+167%。直近期のROEは7.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1051,3868.015.844.7
2014年3月1441,5309.915.948.8
2015年3月1501,8009.018.143.8
2016年3月1531,7608.616.744.5
2017年3月1731,9149.418.440.3
2018年3月2182,09010.918.045.8
2019年3月2462,26011.312.143.1
2020年3月1142,2145.118.7139.6
2021年3月1422,4866.023.133.8
2022年3月1342,7165.117.448.7
2023年3月1622,8755.818.134.5
2024年3月1623,2705.317.347.4
2025年3月2063,2566.313.668.1
2026年3月2413,6957.011.934.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/3期の役員報酬は総額650百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約11倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
貝住泰昭代表取締役 社長執行役員 CEO 最高経営責任者 CTO 技術本部長6266,000
高野一樹取締役 専務執行役員 COO 最高執行責任者 CSO サテライト本部長 米州担当6019,000
上田啓介取締役6334,000
留岡達明取締役 常務執行役員 CMO 生産本部長 SNAP担当 中国担当6220,000
近藤智広取締役 常務執行役員 特命事項担当 アジア・大洋州担当 欧州担当6114,000
章本正彦取締役 常務執行役員 CQO 品質担当585,000
河野宏和取締役695,000
竹田陽三取締役771,000
鈴木智子取締役481,000
羽田野彰士取締役672,000
永野浩一監査役 常勤6611,000
大木聡監査役 常勤6316,000
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢保有株数
網谷充弘監査役7019,000
上平光一監査役702,000
横田絵理監査役66

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)72152208952475
社外取締役868689
監査役3585819

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,177字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社並びにグループ各社(以下、当社グループ)は、当社、連結子会社44社及び持分法適用関連会社2社で構成され、自動車機器製品、コンポーネンツ製品、電子応用製品の製造販売を主な内容とし、さらに各事業に関連するサービス等の事業活動を展開しております。 国内関係会社は、主として当社の生産体制と一体となって、当社取扱製品の一部の製造を担当し、当社へ納入しております。海外関係会社は、当社得意先の海外進出への対応並びに現地市場の販路拡大等のため当社取扱製品の製造販売を行っております。 当社グループの事業に係わる位置づけ、及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 事業区分   主要製品   地域別   製造・販売会社   販売会社他 自動車機器事業   自動車用照明製品   日本   当社 ㈱スタンレーいわき製作所※2 ㈱スタンレー宮城製作所 ㈱スタンレー新潟製作所   ───── 米州   Stanley Electric U.S. Co., Inc. I I Stanley Co., Inc. Stanley Electric do Brasil Ltda. Stanley Electric Manufacturing Mexico S.A. de C.V.Stanley-Angstrom Electric da Amazonia Ltda.   Stanley Electric Sales of America, Inc. アジア・大洋州   Asian Stanley International Co., Ltd.Stanley Electric Philippines Inc. PT. Indonesia Stanley Electric Vietnam Stanley Electric Co., Ltd. Lumax Industries Ltd.※1 Thai Stanley Electric Public Co., Ltd.   Stanley Electric (Asia Pacific) Ltd. Stanley Electric Korea Co., Ltd. Stanley Electric Sales of India Pvt. Ltd. 中国   深圳斯坦雷電気有限公司 天津斯坦雷電気有限公司 武漢斯坦雷電気有限公司 広州斯坦雷電気有限公司   上海斯坦雷電気有限公司 斯坦雷電気貿易(深圳)有限公司 天津斯坦雷電気科技有限公司 その他   Stanley Electric Hungary Kft.   Stanley IDESS S.A.S. Stanley Electric GmbH Stanley Electric(U.K.)Co., Ltd. コンポーネンツ事業   電子デバイス製品   日本   当社   ───── 米州    HexaTech, Inc.   Stanley Electric Sales of America, Inc. アジア・大洋州   Asian Stanley International Co., Ltd.   Stanley Electric (Asia Pacific) Ltd. Stanley Electric Korea Co., Ltd. Stanley Electric Sales of India Pvt. Ltd. 中国   深圳斯坦雷電気有限公司   上海斯坦雷電気有限公司 斯坦雷電気貿易(深圳)有限公司 その他   ─────   Stanley IDESS S.A.S. Stanley Electric GmbH Stanley Electric(U.K.)Co., Ltd. 事業区分   主要製品   地域別   製造・販売会社   販売会社他 電子応用製品事業   電子応用製品   日本   当社 ㈱スタンレーいわき製作所※2 ㈱スタンレー宮城製作所 ㈱スタンレー新潟製作所スタンレーモビリティエレクトリック㈱※3   ───── 米州   Stanley Electric U.S. Co., Inc. I I Stanley Co., Inc.Stanley Electric Manufacturing Mexico S.A. de C.V.Stanley Mobility Electric U.S. Co., Inc.※3Stanley Mobility Electric Mexico, S.A. de C.V.※3   Stanley Electric Sales of America, Inc. アジア・大洋州   Asian Stanley International Co., Ltd. PT. Indonesia Stanley ElectricVietnam Stanley Electric Co., Ltd. Lumax Industries Ltd.※1Stanley Mobility Electric (Thailand) Co., Ltd.※3   Stanley Electric (Asia Pacific) Ltd. 中国   蘇州斯坦雷電気有限公司 深圳斯坦雷電気有限公司斯坦雷電気科技(深圳)有限公司※3   上海斯坦雷電気有限公司 斯坦雷電気貿易(深圳)有限公司 その他   Stanley Mobility Electric GmbH※3   Stanley IDESS S.A.S. Stanley Electric GmbH Stanley Electric(U.K.)Co., Ltd. その他   その他   日本   ㈱スタンレーいわき製作所※2 ㈱スタンレーウェル 松尾電気㈱   ㈱スタンレーパル 上記の他、持株会社として米州拠点に Stanley Electric Holding of America, Inc.、アジア・大洋州拠点に Stanley Electric Holding Asia-Pacific Pte. Ltd.、THPI Co., Ltd.、中国拠点に斯坦雷電気(中国)投資有限公司、欧州拠点に Stanley Electric Holding Europe Co., Ltd. があります。 (注) 1 ※1 持分法適用関連会社であります。 2 当社を除く※1以外は連結子会社であります。 3 ※2 ㈱スタンレーいわき製作所は自動車機器事業、電子応用製品事業及びその他の事業を展開しております。 4 当連結会計年度において、当社を吸収合併存続会社、㈱スタンレー鶴岡製作所を吸収合併消滅会社とする吸収合併を行っており、吸収合併消滅会社の㈱スタンレー鶴岡製作所を連結の範囲から除外しております。 5 ※3 当連結会計年度において、スタンレーモビリティエレクトリック㈱、Stanley Mobility Electric U.S. Co., Inc.、Stanley Mobility Electric Mexico, S.A. de C.V.、Stanley Mobility Electric GmbH、Stanley Mobility Electric (Thailand) Co., Ltd.、斯坦雷電気科技(深圳)有限公司を新たに設立したため、連結の範囲に含めております。 6 Hella-Stanley Holding Pty Ltdは、2026年3月25日をもって解散し、2026年6月2日に清算結了しております。 以上の当社グループの状況について事業系統図を示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,527字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 今後の世界経済は、中東情勢の影響、中国市場の減速及び米国の通商政策等、依然として様々なリスクが存在しています。 このような環境のもと、当社グループでは、2023年度から「安全安心を実現し社会に貢献している ~光の力で夢を現実に変える~」を指針として、第8期中期3ヶ年経営計画をスタートさせました。これは、2020年に策定した「スタンレーグループ第3長期経営目標」で示されている3ヶ年ごとの経営計画に、2030年に想定される外部環境を考慮したバックキャスティングによる視点を加えて策定したものです。その中の3つの大きなテーマは、以下のとおりです。 (1)TADAS思想のものづくり あらゆる人々に安全安心を届けたいという思いから生まれた思想が「TADAS」です。全ての機能を無駄にすることなく使い切る、というTADAS思想のもと、あらゆる人々が価値を享受できる価格を実現し、「安くて良いもの」を社会へ提供していきます。 (2)光の独自技術で新市場開拓 悪天候時の運転の安全性を向上させる車載用ランプシステムや、非可視光を用いた製品など、光の価値を追求した独自の技術によって、他社との差別化を明確に図り、新たな製品を生み出し、新市場を開拓していきます。 (3)One Stanleyでスピードのある挑戦 世界中の当社グループ社員が一丸となって、同じベクトルで挑戦し、成果を出していく姿がOne Stanleyです。One Stanleyとなることで、スピードのある価値提供をグローバルで実現していきます。 これらのテーマへの取り組みとして、生産革新による合理化を実施したほか、モビリティインフラシステム領域への事業拡張を目的として三菱電機モビリティ株式会社との合弁会社を設立し、電子事業の強化を目的として岩崎電気株式会社の連結子会社化を実施しました。また、アジア大洋州のハブとしてThai Stanley Electric Public Co., Ltd.を連結化し、南米での設計・開発から生産まで一貫して行える体制の構築としてStanley-Angstrom Electric da Amazonia Ltda.を連結子会社化するなど、グローバルで同時に価値提供できる基盤作りを行いました。 合わせて、強固な財務体質を構築し積極的な投資を行いながら、収益性と資産効率性の向上に取り組みました。 当社グループの経営指標としては、2023年度からスタートしました第8期中期3ヶ年経営計画を2024年5月にアップデートし、2026年3月期において売上高5,900億円、営業利益率10.5%(責任利益10%)、ROE8%の達成を目標としておりました。しかしながら、当社グループを取り巻く事業環境は、第8期中期3ヶ年経営計画策定時とは著しく変化し、中国市場の低迷及び米国の通商政策等により、最終年度である2026年3月期の実績は、売上高5,184億円、営業利益率8.2%、ROE7.0%となりました。 当社グループを取り巻く事業環境は、自動車業界をはじめ関連する市場が大きく変化しており、当社グループも開発スピードの向上やコストの最適化などが求められています。このような環境のもと、安定的に価値と収益を創出する基盤構築を目的として、第9期中期経営計画をスタートしました。第9期中期経営計画の取り組みによって、収益性と資産効率性の向上を図り、ROE10%を達成し、2030年「競争力のある企業」となることを目指します。 株主の皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申しあげます。
事業等のリスク3,245字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。 なお、本項に記載した見込み、見通し、方針、所存等の将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において判断したものであり、将来に関する事項には、不確実性を内在しており、あるいはリスクを含んでいるため、将来生じる実際の結果と大きく異なる可能性もあります。また、事業活動には様々なリスクが内在しており、下記に記載されたものだけが当社グループのすべてのリスクではないことを、ご留意ください。 (1) 経済状況について 当社グループは、日本、米州、アジア・大洋州、中国、欧州等とグローバルに事業を展開しております。そのため、当社グループが製品を販売している国や地域の経済状況の変動により、当社グループの業績及び財務状況は影響を受ける可能性があります。 (2) 為替変動等の影響について 当社グループは、自動車機器製品、コンポーネンツ製品、電子応用製品の製造販売を主な内容とし、さらに各事業に関連するサービス等の事業を展開しております。当社グループの製品は日本国内のほか、米州、その他の地域において販売されており、各地域における為替動向等が、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 製品の欠陥について 当社グループでは、世界の各拠点で、世界に認められる品質管理基準のもと、製造を行っておりますが、将来にわたり、全ての製品において欠陥がなく、リコールや製造物責任賠償等が発生しないという保証はありません。大規模なリコールやサービスキャンペーン等の市場措置につながるような製品の欠陥は、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4) 原材料や部品等の調達及び価格変動について 当社グループは、樹脂をはじめとした原材料や半導体等部品の調達において、供給不足や仕入価格上昇によるコストアップ等の影響を受ける可能性があります。当社グループでは、生産革新活動による生産性向上をはじめ、様々なリスク回避策に取り組んでおりますが、これらの対策を超えた急激な供給悪化や価格高騰により、当社グループの業績及び財務状況は悪影響を受ける可能性があります。 (5) 自動車業界の動向による影響について 当社グループでは、自動車機器製品が連結売上高の約8割を占めるため、自動車業界動向の変動により、当社グループの業績及び財務状況は影響を受ける可能性があります。 (6) 競争環境について 当社グループ事業の主市場である自動車機器業界及び電子機器業界の価格競争はたいへん厳しいものとなっております。当社グループが属している各製品市場において、競争は今後ますます激しくなるものと予想されます。当社グループでは、競争優位に立つべく、高品質・高付加価値の製品を送り出し続けるものの、他社の抜本的な生産性の向上及び市場の支持を獲得する技術進歩や特許取得等により、当社が将来にわたり、優位な競争ポジションを維持できる保証はありません。これらの競争の結果として当社シェアの低下等により、当社グループの業績及び財務状況は悪影響を受ける可能性があります。 (7) 自然災害等について 当社グループは、地震や火災等の自然災害の発生により、生産能力が低下する可能性に備えて、設備点検等事業継続のために必要な安全対策を行い、リスクの最小化に努めております。 しかしながら、自然災害による火災、停電等の影響を完全に防止することは不可能であり、自然災害が発生した場合は、以下のようなリスクが内在しており、結果として当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・電力供給量の低下等による使用制限、取引先からの原材料・部品調達の供給不足、得意先の生産能力や販売の低下、等 (8) 株式市場の動向による影響について 国内外の株式市場の動向は、当社グループの保有する投資有価証券の評価額及び年金資産の運用状況に大きく影響を及ぼします。株式市場が低迷した場合、保有する投資有価証券の評価損の発生や、年金資産が目減りし、会社負担が増大する可能性があります。 (9) 訴訟その他の法的手続にかかわるリスクについて 当社グループの技術開発は、他社製品と差別化できる技術・ノウハウを蓄積してきておりますが、第三者が当社グループの知的財産権を使用し類似した製品を製造することを完全には防止できない可能性があります。 また、当社グループが事業活動を展開する上で、様々な訴訟、規制当局による措置その他の法的手続により、損害賠償請求、規制当局による金銭的な賦課又は事業活動に関する制約が生じる場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、各種法令を遵守するとともに、訴訟が提起された場合には弁護士事務所等と連携し、対応することとしております。 (10)気候変動に対する影響について 当社グループは、持続的な成長に向けて「環境と価値創造との調和」を重要課題(マテリアリティ)の一つと位置づけており、その中でも脱炭素への取り組みを喫緊の課題と捉えています。カーボンニュートラルの実現に向けて、自社製造領域においては、再生可能エネルギーに大きく頼ることなく、当社グループの強みである原価低減活動をCO2削減にもつなげ、環境価値の提供と収益向上の両立を目指していきます。 しかし今後、中期的に見て調達コスト・税負担等の大幅な増加や追加的な投資コスト等が発生し、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (11)情報セキュリティを取り巻く環境について 当社グループは、事業の円滑で効率的な遂行のため、ITシステムを利用し、システムの高度化・複雑化によって利便性が向上しています。また、リスクへの対応として、ITシステムのセキュリティ水準を向上させるとともに、コンピュータセキュリティに関する事故対応チームや情報セキュリティ活動を統括する情報セキュリティ事務局を運営し、万が一の発生時の早期収拾、未然防止に向けた活動を推進しています。 一方で、ITインフラのシステムダウン、不正アクセス、コンピュータウィルス感染等により、生産や販売等の基幹システムの不具合、故障・停止が発生した場合には、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (12)法律・規制、その他に関するリスクについて 当社グループは、日本をはじめ、米州、アジア・大洋州、中国、欧州等の諸地域で事業を展開しております。これらの市場での事業展開・進出には、例えば、以下のようなリスクが内在しており、これらの事態が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・公正な競争に関する規制、知的財産権、製造物責任、環境、労務、租税、通貨管理等に係る諸地域の各種法令や規則の予期しない変更、各種法令や規則に基づく当局による措置、これらに対応する費用の増加 ・不利な政治的要因の発生、テロ、紛争、疫病、その他の要因による社会的及び経済的混乱 ・労働環境の変化や人材の採用と雇用の難しさ なお、当社グループでは「リスク管理委員会」を設置し、グループ全体を取り巻く具体的リスクを予見し、そのリスクがもたらす損失を予防するための対策を定めることに加え、危機が発生した場合には安全を確保し、損失を最小限にとどめるための事後処理対策、再発防止策などを効果的かつ効率的に講じることによって、事業の継続と安定的発展を確保することとしております。 感染症の世界的流行のような不測の事態に備え、地域社会や得意先、取引先、社員など、すべてのステークホルダーへの責任を全うし、社会の安定的発展と当社の事業継続の確保に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)7,641字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 ① 概要 当連結会計年度における世界経済は、中国で景気は緩やかに減速し、欧州及びアジアで持ち直しの動きがみられました。日本では、中東情勢の影響を注視する必要があるものの、景気は緩やかに回復しており、米国では一部に弱さがみられるものの、緩やかな拡大が続きました。 当社グループの業績は、中国及びアジアにおける厳しい事業環境、米国の関税及び半導体不足、並びに品質問題に関わる費用による影響を受けました。一方で、前連結会計年度の第3四半期より連結子会社化しているStanley-Angstrom Electric da Amazonia Ltda.の通年寄与による増収効果がありました。 その結果、当連結会計年度における、売上高は5,184億5千6百万円(前期比1.7%増)、営業利益は426億7千4百万円(前期比12.9%減)、経常利益は508億5千3百万円(前期比8.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は328億1千3百万円(前期比2.4%増)となりました。 経営上の目標の達成状況を判断するための指標は、次のとおりであります。 目標   前連結会計年度 (2025年3月期)   当連結会計年度 (2026年3月期) ROE(自己資本当期純利益率)(%)   8.0   6.3   7.0 連結配当性向 (%)   40.0   35.0   40.1 2023年4月~2026年3月の「第8期中期3ヶ年経営計画」では、世界の優良企業を目指し、ROE8%を目標に設定しております。 当社グループのROEは、継続的に企業価値を向上する取り組みを行ったものの、減損損失及び固定資産除却損を計上したこと並びに、特別退職金を特別損失に計上した影響を受け、2026年3月期は7.0%となりました。引き続きROEを意識し、スタンレーグループのあらゆるビジネス・プロセスの機能が、「ものづくり」に対して価値を提供し、目標達成に向けグループ全体の総合力を最大限に発揮してまいります。 また、当社は、安定した配当の維持及び資本効率を重視した適正な利益還元を基本としており、株主資本配当率(DOE)3.5%または連結配当性向40%のいずれか高い方を採用することとしております。2026年3月期の連結配当性向は40.1%となりました。利益還元策として、毎年、自己株式の取得及び消却を実施しております。 ② 売上高及び営業利益について セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 自動車機器事業における主な製品は、自動車用ランプ、二輪車用ランプ等です。 関連する市場の動向について、自動車生産台数は、日本、米州、欧州では横ばい、アジア及び中国では増加となり、世界全体では微増となりました。また、二輪車生産台数は、日本、米州、アジアでいずれも増加となり、世界全体でも増加となりました。 当社グループの自動車機器事業は、自動車用ランプでは、生産革新による合理化効果のプラスの影響があった一方で、中国及びアジアにおける厳しい事業環境、米国の関税及び半導体不足、並びに品質問題に関わる費用による影響を受けました。二輪車用ランプは、一部地域で減速感がみられたものの概ね堅調に推移しました。また、前連結会計年度の第3四半期より連結子会社化しているStanley-Angstrom Electric da Amazonia Ltda.の通年寄与による増収効果がありました。 その結果、当連結会計年度における自動車機器事業の売上高は4,471億3千9百万円(前期比1.6%増)、営業利益は449億3千7百万円(前期比4.3%減)となりました。 コンポーネンツ事業における主な製品は、LED、液晶等です。 主な関連する市場の動向については、車載市場は微増となりました。 このような市場環境のもと、当社グループのコンポーネンツ事業は、車載向け液晶の売上増によるプラス影響がありました。また、前年度に計上した在庫の適正化を目的とする棚卸資産の処分による一過性費用が剥落した影響がありました。 その結果、当連結会計年度におけるコンポーネンツ事業の売上高は393億2千3百万円(前期比6.1%増)、営業利益は28億8千4百万円(前期比15.6%増)となりました。 電子応用製品事業における主な製品は、液晶用バックライト、操作パネル、LED照明、電子基板等です。 主な関連する市場の動向については、OA市場は減少、車載インテリア市場は微増、PC・タブレット市場は増加となりました。 このような市場環境のもと、当社グループの電子応用製品事業は、中国及びアジアにおける厳しい市場環境による影響を受けました。一方で、PC用バックライトの販売増と、前年度に計上した在庫の適正化を目的とする棚卸資産の処分による一過性費用が剥落した影響がありました。 その結果、当連結会計年度における電子応用製品事業の売上高は1,125億7千万円(前期比3.2%減)、営業利益は93億2百万円(前期比5.6%増)となりました。 ③ 営業外収益(費用) 営業外収益(費用)は、前連結会計年度の64億5千1百万円の収益(純額)から、81億7千8百万円の収益(純額)となりました。主に、為替差損の減少等によるものです。 ④ 特別利益(損失) 特別利益(損失)は、前連結会計年度の24億2千3百万円の損失(純額)から、53億5千1百万円の収益(純額)となりました。主に、投資有価証券売却益等によるものです。 ⑤ 税金等調整前当期純利益 税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度の530億3千万円から6.0%増加し、562億4百万円となりました。 ⑥ 法人税等 税金等調整前当期純利益に対する法人税等の負担率は、前連結会計年度の23.9%から0.9ポイント増加し、24.8%となりました。 ⑦ 非支配株主に帰属する当期純利益 非支配株主に帰属する当期純利益は、主としてThai Stanley Electric Public Co., Ltd.、Vietnam Stanley Electric Co., Ltd.、PT. Indonesia Stanley Electric、及び広州斯坦雷電気有限公司の非支配株主に帰属する利益からなり、前連結会計年度の83億1百万円に対し、当連結会計年度は94億6千5百万円となりました。 ⑧ 親会社株主に帰属する当期純利益 親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度の320億5千8百万円に対し、328億1千3百万円となりました。なお、1株当たり当期純利益金額は、前連結会計年度の205.73円に対し、240.51円となりました。 ⑨ 生産、受注及び販売の実績 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 イ 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 自動車機器事業   441,607   0.2 コンポーネンツ事業   14,352   11.4 電子応用製品事業   51,412   10.8 その他   39   △83.4 合計   507,412   1.4 (注) 金額は販売価格により、セグメント間の取引については相殺消去しております。 ロ 受注実績 当社グループは、主に自動車・エレクトロニクスメーカーに対し部品を中心に納入するメーカーであります。 当業界の受注方法は、メーカーの生産計画について3か月程度前に生産見込数量の連絡を受けた後、納品までの間に確定情報を得る形態が一般的となっております。これらの期間等は得意先ごとに異なり、かつ、納品にいたるまで納入数量・時期・品目が変更されることがあります。 当社グループは、数多くの得意先に対し、極めて多種類の製品を納入しており、それぞれの受注形態に対応して、過去の実績・予測・生産能力等を勘案のうえ生産を行っているので、受注高・受注残高の記載を省略しております。 ハ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 自動車機器事業   445,215   1.5 コンポーネンツ事業   20,356   5.2 電子応用製品事業   52,879   2.2 その他   4   18.7 合計   518,456   1.7 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2) 財政状態 当連結会計年度末における総資産は8,092億6千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ596億5千9百万円増加しております。要因は、固定資産が386億4千2百万円増加したこと及び流動資産が210億1千7百万円増加したことによるものです。固定資産の増加は、投資有価証券が減少したものの、有形固定資産が増加したこと等によるものです。流動資産の増加は、現金及び預金が増加したこと等によるものです。 負債は2,373億2千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ866億2千6百万円増加しております。主な要因は、短期借入金が増加したこと等によるものです。 純資産は5,719億3千8百万円となり、前連結会計年度末に比べ269億6千7百万円減少しております。主な要因は、その他の包括利益累計額が278億5千7百万円増加したものの、株主資本が591億4千2百万円減少したこと等によるものです。その他の包括利益累計額の増加は、為替換算調整勘定が増加したこと等によるものです。株主資本の減少は、自己株式の取得等によるものです。 セグメントごとの資産は、次のとおりであります。 (単位:百万円) 自動車 機器事業   コンポーネ ンツ事業   電子応用 製品事業   その他   調整額   連結財務諸表 計上額 当連結会計年度 (2026年3月期)   316,345   41,902   71,808   1,955   377,253   809,264 前連結会計年度 (2025年3月期)   285,570   43,391   64,528   2,041   354,072   749,605 増減率(%)   10.8   △3.4   11.3   △4.2   6.5   8.0 当社グループでは、事業、機能、地域の3つの軸のグループマトリクス経営を、ものづくりの進化、人づくり、キャッシュの創出により、さらに確固たるものにしていきます。 当連結会計年度末におけるセグメント資産は、自動車機器事業は3,163億4千5百万円(前期比10.8%増)、コンポーネンツ事業は419億2百万円(前期比3.4%減)、電子応用製品事業は718億8百万円(前期比11.3%増)となりました。 (3) キャッシュ・フロー 前連結会計年度 (2025年3月期) (百万円)   当連結会計年度 (2026年3月期) (百万円)   増 減 (百万円) 営業活動によるキャッシュ・フロー   66,577   78,344   11,767 投資活動によるキャッシュ・フロー   △64,871   △48,901   15,970 財務活動によるキャッシュ・フロー   △19,968   △31,712   △11,743 現金及び現金同等物に係る換算差額   △423   9,751   10,175 現金及び現金同等物の増減額   △18,687   7,482   26,169 現金及び現金同等物の期首残高   147,130   128,442   △18,687 現金及び現金同等物の期末残高   128,442   135,925   7,482 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ74億8千2百万円増加し、1,359億2千5百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の増減額の減少103億円等による資金減があったものの、負ののれん発生益の減少100億6千万円、仕入債務の増減額の増加49億1千6百万円等による資金増により、前連結会計年度に比べ117億6千7百万円増加し、783億4千4百万円となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出の増加114億7千7百万円等による資金減があったものの、定期預金の払戻による収入の増加179億3千万円、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入の増加55億1千万円等による資金増により、前連結会計年度に比べ159億7千万円増加し、△489億1百万円となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純増減額の増加767億円等による資金増があったものの、自己株式の取得による支出の増加500億円、社債の発行による収入の減少398億7百万円等による資金減により、前連結会計年度に比べ117億4千3百万円減少し、△317億1千2百万円となりました。 主な契約債務   合計 (百万円)   1年内 (百万円)   1年超 (百万円) 借入金   76,700   76,700   ― 社債   40,000   ―   40,000 事業活動における必要資金については、主に営業活動から得られる資金、銀行借入金及び社債の発行などによりまかなっております。 借入金は、主に運転資金、設備投資に係る資金調達であり、借入金残高は767億円であります。 社債は、第6回無担保社債(200億円)を2024年4月18日に発行、第7回無担保社債(200億円)を2024年12月17日に発行し、社債償還資金、設備投資資金、投融資資金、運転資金に充当いたしました。 また、当社は資金調達の効率化及び安定性の確保を目的とし、2026年3月31日現在、金融機関5社とシンジケーション方式による総額300億円のコミットメントライン契約を締結しており、資金の流動性を確保しております。 当連結会計年度末の自己資本比率は56.1%となりました。また、営業活動によるキャッシュ・フロー783億4千4百万円に対して、投資活動によるキャッシュ・フローは△489億1百万円であり、フリーキャッシュ・フローはプラスとなっております。 当社グループの資金は、中長期的な展望に立った新製品・新事業の開発及び経営体制の効率化等企業価値を高めるための投資に活用し、企業体質と企業競争力のさらなる強化に取り組んでおります。また、当社は安定した配当の維持及び資本効率を重視した適正な利益還元を基本としており、株主資本配当率(DOE)3.5%または連結配当性向40%のいずれか高い方を採用することとしております。 当社グループは、グローバルにおけるグループ経営の実現に向けて、機動的かつ効率的な資金循環ができる体制の充実を図っております。日本、米州、欧州、中国、アジア・大洋州の5極において、主として統括会社を活用し、為替リスクの低減及び域内の資金循環を実施しております。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において、一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 ① 製品保証引当金の算定 製品保証引当金は、販売した製品に欠陥が生じた場合、現在入手可能な情報はもとより、過去の修理又は交換実績、並びに、予測発生台数及び台あたり費用等を含む将来の見込みに基づいて、発生する修理又は交換費用を見積り、発生原因の責任割合に応じて個別に計上しております。 当社グループは、製品保証引当金が適切かどうかを常に確認しております。従って、発生が見込まれる製品保証に関連する費用について、必要な金額を引当計上していると考えております。実際の発生は、それらの見積りと異なることがあり、引当金の計上金額が大きく修正される可能性があります。 ② 繰延税金資産の回収可能性 繰延税金資産の回収可能性は、将来の税金負担額を軽減する効果を有するかどうかで判断しております。当該判断は、収益力に基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性、タックスプランニングに基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性及び将来加算一時差異の十分性のいずれかを満たしているかどうかにより判断しております。収益力に基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性を判断するにあたっては、一時差異等の解消見込年度及び繰戻・繰越期間における課税所得を見積っております。当該見積り及び当該仮定について、将来の不確実な経済状況の変動等により見直しが必要になった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において認識する繰延税金資産及び法人税等調整額の金額に重要な影響を与える可能性があります。 ③ 退職給付債務の算定 当社グループには、確定給付制度を採用している会社が存在します。確定給付制度の確定給付債務及び関連する勤務費用は、数理計算上の仮定を用いて退職給付見込額を見積り、割引くことにより算定しております。数理計算上の仮定には、割引率、年金資産の期待収益率などの計算基礎が含まれております。当該見積り及び当該仮定について、将来の不確実な経済状況の変動等により見直しが必要になった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において認識する退職給付に係る資産、退職給付に係る負債及び退職給付費用の金額に重要な影響を与える可能性があります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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  • 決算説明資料2027年3月期 第1四半期 決算補足説明資料2026-07-30

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