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日経平均64,167.87-158NYダウ53,061.95+295ドル円158.81+0NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+51毎時更新

明電舎

MEIDENSHA CORPORATION6508 · Prime · 電気機器

電力から自動車まで、重電技術で社会インフラと産業を支える総合電機メーカー。

概要

明電舎は、発電設備から変電・配電、鉄道車両用電気品、半導体製造装置向け電源、環境システムまでを手がける重電メーカーである。東京都品川区に本社を置き、連結売上高は約3,262億円(2026年3月期)、従業員約1万人を擁する。電力会社向けの変圧器やスイッチギヤ、鉄道事業者向けの電鉄システム、EV向け駆動システムなど、社会インフラの広い領域に製品を供給する。

電力会社向け重電機器とシステムの提供

電力インフラ事業は、発電機、変圧器、スイッチギヤ、避雷器などの重電機器を電力会社に供給する。発電・変電・配電システムの監視制御設備も手掛け、安定した電力供給を支える。2025年度のセグメント売上高は1,008億円で、前期比16.7%増となり過去最高を記録した。海外ではアメリカやシンガポールなどで需要が伸びており、変電事業の収益性改善も進んでいる。国内では電力会社向け設備更新需要が堅調で、防災・国土強靭化政策も追い風となっている。

鉄道・上下水道を支える社会システム

社会システム事業は、鉄道事業者向けの電鉄システム(変電設備・電力管理)や官公庁向け水インフラシステム(上下水道の監視制御・維持管理)を提供する。無停電電源装置も含まれる。2025年度売上高は1,045億円で、工事進行案件の進捗や海外プロジェクトの採算改善により増収増益となった。水インフラ事業では高収益案件の拡大が利益を押し上げている。セラミック平膜などの独自技術も有する。

モーター・EV・半導体向け産業電子モビリティ

産業電子モビリティ事業は、モーター、インバーター、EV駆動システム、真空コンデンサ、産業用PC、パルス電源、自動車試験装置、エレベーター用巻上機、無人搬送車などを半導体・自動車・エレベーターなど多様な産業向けに供給する。2025年度売上高は693億円で、EV事業の減収が響き営業利益は21百万円に留まった。一方、モビリティT&S事業は大口案件で増収増益、電動力ソリューションと電子機器は減益だった。

設備保守で安定収益を生むフィールドエンジニアリング

フィールドエンジニアリング事業は、電気設備の保守・点検・維持管理、予防保全、改良保全、更新計画などを提供する。2025年度売上高は570億円で、前期比15.0%増、3年連続で過去最高を更新した。保守需要の堅調さに加え、当年に売上計上される案件が増加したことが要因である。このセグメントはストック型ビジネスとして収益の安定化に寄与し、利益率と資本効率の向上に貢献している。

業界の中での役割は電力会社向け変電機器・発電設備、鉄道・水インフラ向けシステム、一般産業・自動車向け電動機・駆動システムのサプライヤー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
3,262億円
営業利益
271億円
営業利益率
8.3%
純利益
236億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01電力(発電・変電)主力

発電機、変圧器、スイッチギヤ、避雷器などの重電機器を電力会社に提供。発電・変電・配電システムの監視制御設備も手掛け、安定した電力供給を支える。

主な製品・サービス2
変圧器
電圧を変換する重電機器。発電所から需要家まで、電力網の各所で使用される。
スイッチギヤ
電力の開閉・保護を行う機器。高圧・特別高圧向けをラインナップ。

02社会インフラ(鉄道・上下水道・官公庁)主力

鉄道事業者向け電鉄システム(変電・電力管理)、官公庁向け水インフラシステム(上下水道の監視制御・維持管理)、無停電電源装置などを提供。社会インフラの安定運用に貢献。

主な製品・サービス2
電鉄システム
鉄道の電力供給・管理システム。変電設備やき電線の監視制御など。
水インフラシステム
上下水道のポンプ監視・制御システム。省エネ運転や遠隔監視を実現。

03一般産業・自動車(産業電子モビリティ)準主力

モーター、インバーター、EV駆動システム、真空コンデンサ、産業用PC、自動車試験装置などを半導体・自動車・エレベーターなど多様な産業向けに供給。研究開発用試験装置も手掛ける。

主な製品・サービス2
モーター
産業機械向けの誘導モーター・同期モーター。高効率・高信頼性が特徴。
EV駆動システム
電気自動車向けモーター・インバーター一体型駆動ユニット。小型・高効率。

04設備保守・メンテナンス(フィールドエンジニアリング)副次

電気設備の保守・点検・維持管理、予防保全、改良保全、更新計画などを提供。顧客設備のライフサイクル全般をサポート。

主な製品・サービス1
保守・点検サービス
変電設備や発電設備の定期点検・診断。設備の延命や効率改善を提案。

05不動産その他

ThinkPark Tower(東京都品川区)を中心としたビル賃貸事業。

06その他(計測器・材料等)その他

電気化学計測機器、電気絶縁材料の製造・販売、従業員福利厚生サービスなど。

製品と技術

変圧器とスイッチギヤ:電力網の要

変圧器は電圧を変換する重電機器で、発電所から需要家まで電力網の各所で使用される。明電舎は高圧・特別高圧向けの変圧器を中心に、電力会社や鉄道事業者に供給している。スイッチギヤは電力の開閉・保護を行う機器で、変電所やビル・工場の受変電設備に不可欠である。両製品ともSF6ガス不使用の環境配慮型製品の開発が進んでおり、海外規制強化に対応している。

鉄道車両用電鉄システム:安定輸送を支える

電鉄システムは鉄道の電力供給と管理を担うシステムである。変電設備やき電線の監視制御、回生電力の有効活用などを含む。明電舎は日本国内の鉄道事業者向けに高い信頼性を持つシステムを提供してきた。近年は海外プロジェクトにも展開しており、インド高速鉄道1号線など大型案件の受注実績がある。電力管理システムの省エネ化や遠隔監視機能の高度化も進めている。

EV駆動システムと真空コンデンサ:次世代モビリティ向け

EV駆動システムは電気自動車向けのモーターとインバーターを一体化した駆動ユニットで、小型・高効率が特徴である。明電舎は自動車メーカーに供給しているが、2025年度は搭載車種の販売台数減少により減収減益となった。一方、真空コンデンサ(VC)は半導体製造装置や放送機器向けに使われ、市況回復が期待されている。これらの製品は産業電子モビリティ事業の中核をなす。

監視制御設備と水インフラシステム:社会のインフラ監視

発電所や変電所の監視制御設備は、電力の需給バランスを遠隔で管理し、安定供給を支える。水インフラシステムは上下水道のポンプ監視・制御、省エネ運転、遠隔監視を実現するシステムである。明電舎は官公庁向けにこれらのシステムを納入してきた。セラミック平膜を用いた水処理技術も保有しており、社会システム事業の収益に貢献している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

社会インフラ向け重電で国内3位規模、海外比率低く内需依存

明電舎は社会インフラ向け重電機器を主力とし、発電・変電・鉄道など幅広い領域を手掛ける。国内市場では日立製作所や東芝などの大手が先行するが、同社は特定領域で高いシェアを持ち、電力系統向けの安定需要を享受している。同業他社と比較すると、キオクシアホールディングスやイビデンは半導体材料中心で業態が異なり、直接的競合は限定的。むしろ日清紡ホールディングスやパワーエックスなど新興領域の動きが今後の競争要因となる。売上高は緩やかな成長を見せ、営業利益率も改善傾向にあり、受注型ビジネスによる収益の安定性が特徴。ただし海外展開は遅れており、内需依存度が高い構造は課題。

強み

  • 発電から変電・鉄道まで社会インフラ向け製品を総合的に手掛け、顧客の多様な要望に対応可能。
  • 電力会社や鉄道会社など国内のインフラ投資に支えられ、景気変動の影響を受けにくい収益基盤を持つ。
  • 売上高・営業利益率とも直近3年で上昇しており、構造改革や高付加価値製品の効果が出ている。
  • パワーエックスなど新興企業との提携や研究開発により、再生可能エネルギー関連の成長を狙う。

課題

  • 売上の多くを国内に依存し、海外市場でのプレゼンスが高くなく、成長機会を逃す可能性がある。
  • 同業種だけでなく、半導体材料など異業種からの新規参入や技術革新で競争が激しくなる可能性。
  • 直近の営業利益率は1割未満であり、大手と比べて収益性が低く、価格競争に弱い面がある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

エネルギー・資源の時価総額近傍。太字が明電舎

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15021コスモエネルギーホールディングス7,041億円9.4倍
26302住友重機械工業6,759億円16.2倍
36269三井海洋開発6,301億円8.9倍
48088岩谷産業5,149億円10.6倍
51662石油資源開発4,945億円9.2倍
66508明電舎4,862億円20.5倍
79336大栄環境3,686億円23.1倍
81515日鉄鉱業2,688億円18.8倍
99793ダイセキ1,790億円19.3倍
102337いちご1,618億円9.7倍
118097三愛オブリ1,530億円16.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(エネルギー・資源)に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

個人経営の電気機械工場として発足した1897年

1897年12月、明電舎は東京都内で個人経営の電気機械工場として創業した。当初から電気機械の製造・販売を手掛け、1912年2月には大崎工場を創設して生産拠点を拡充した。1917年6月には資本金2,000千円の株式会社に組織変更し、法人としての体制を整えた。この時期の主な製品は発電機や変圧器などの重電機器であり、日本国内の電化の進展とともに事業を拡大した。

戦前の工場拡張と戦後復興期

1935年10月、名古屋工場を創設し、中部地方での生産能力を高めた。しかし第二次世界大戦による混乱を経て、戦後は復興が急務となった。1949年5月には東京・大阪・名古屋の各証券取引所に株式を上場し、同年6月には福岡証券取引所にも上場した。1950年代には甲府明電舎(1950年)やユニオンワニス(1951年)などの子会社を設立し、グループ体制の基礎を築いた。

多角化と証券取引所への上場拡大

1957年には広島・札幌、1958年には京都の各証券取引所に株式を上場し、資金調達力を強化した。1961年には沼津工場を創設し、生産能力をさらに拡大。1965年には明電エンジニアリングを設立し、保守・サービス事業に進出した。この時期、国内の高度経済成長を背景に、電力・鉄道・産業向けの需要が拡大し、売上高を伸ばした。

東南アジアへの進出とグローバル化の始まり

1966年6月、タイにTHAI MEIDENSHA CO., LTD.を設立し、初の海外生産拠点を確保した。続いて1975年にはシンガポールにMEIDEN SINGAPORE PTE. LTD.を設立。1977年には太田工場、1978年には明電ソフトウエアや明電プラントなど国内子会社も相次いで設立した。1987年には英文社名をMEIDENSHA CORPORATIONに変更し、国際的な事業展開を本格化させた。

変電事業の再編と日本AEパワーシステムズの設立

2001年7月、明電舎は日立製作所、富士電機と共同で製造合弁会社「日本エーイーパワーシステムズ」(後の日本AEパワーシステムズ)を設立した。2002年10月には変圧器、遮断器、開閉装置などの変電事業を同社に会社分割し、重電分野での競争力向上を図った。この再編により、明電舎は事業の選択と集中を進め、コア事業へのリソース投入を強化した。

エンジニアリング子会社の統合と上場整理

2003年4月、明電エンジニアリング(1993年に東証二部上場、1995年に一部指定替え)を合併し、エンジニアリング事業本部を設置した。同時期、保守・サービス機能をグループ内に統合し、一貫した顧客サポート体制を構築。同年8月には札幌・福岡の両証券取引所への上場を廃止し、上場市場を整理した。2003年には米国子会社MEIDEN AMERICAも設立し、北米市場への足がかりを得た。

年表35件を開く

1890年代

  • 1897年12月創業個人経営の電気機械工場として発足

1910年代

  • 1912年2月大崎工場を創設
  • 1917年6月個人経営を資本金2,000千円の株式会社に組織変更

1930年代

  • 1935年10月名古屋工場を創設

1940年代

  • 1949年5月上場東京・大阪・名古屋の各証券取引所に株式を上場
  • 1949年6月上場福岡証券取引所に株式を上場

1950年代

  • 1950年3月創業㈱甲府明電舎を発足
  • 1951年11月商号変更㈱ユニオンワニス設立(1981年ユニオン化成㈱に、1992年明電ケミカル㈱に商号変更)
  • 1957年4月上場広島・札幌の両証券取引所に株式を上場
  • 1958年5月上場京都証券取引所に株式を上場

1960年代

  • 1961年4月沼津工場を創設
  • 1965年4月明電エンジニアリング㈱を設立
  • 1966年6月創業THAI MEIDENSHA CO., LTD.を設立

1970年代

  • 1972年11月明電興産㈱を設立
  • 1975年5月創業MEIDEN SINGAPORE PTE. LTD.を設立
  • 1976年7月商号変更明静電機㈱を設立(1992年に明電シスコン㈱に商号変更)
  • 1977年4月太田工場を創設
  • 1978年10月明電ソフトウエア㈱を設立
  • 1978年12月商号変更明電プラント㈱を設立(2003年に明電プラント&エンジニアリングに商号変更)

1980年代

  • 1983年6月明電環境サービス㈱を設立
  • 1987年6月商号変更英文社名をMEIDENSHA CORPORATIONに変更
  • 1987年7月明電商事㈱を設立

1990年代

  • 1993年2月上場明電エンジニアリング㈱ 東証二部に上場
  • 1995年2月本社事務所を東京都中央区に移転
  • 1995年9月明電エンジニアリング㈱ 東証二部から一部へ指定替え
  • 1998年3月創業MEIDEN ELECTRIC(THAILAND)LTD.を設立
  • 1998年12月明電板金塗装㈱を設立

2000年代

  • 2000年7月M&A明電興産㈱が、沼津明電興産㈱及び明電不動産㈱の2社を吸収合併
  • 2001年4月メックテクノ㈱を設立
  • 2001年7月商号変更当社、㈱日立製作所及び富士電機㈱の3社間で、製造合弁会社「㈱日本エーイーパワーシステムズ」を設立(2002年に㈱日本AEパワーシステムズに商号変更)
  • 2002年5月甲府工場を創設
  • 2002年10月変圧器、遮断器、開閉装置など変電事業を㈱日本AEパワーシステムズに会社分割
  • 2003年4月M&A明電エンジニアリング㈱と合併し、エンジニアリング事業本部を設置
  • 2003年7月創業MEIDEN AMERICA, INC.を設立
  • 2003年8月上場札幌証券取引所・福岡証券取引所への株式上場を廃止

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 受注高2027年度まで3,800億円
  • 売上高2027年度まで3,700億円
  • 営業利益2027年度まで250億円
  • ROE2027年度まで10.0%
  • ROIC2027年度まで8.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    製品戦略:生産能力増強とDX

    電力・電子分野の生産能力を増強(設備投資260億円以上)。DX加速により生産能力25%向上、リードタイム50%削減を目指す。環境対応製品の競争力強化(123kVエコタンク型VCB販売開始等)。

  2. 02

    事業戦略:海外市場開拓と価値提供の多角化

    変電・電鉄、半導体関連で海外新市場を開拓。既設機器情報のクラウド集約によるO&M支援や、EV試験サービスなど、機器販売を超えたサービス事業へ拡大。

  3. 03

    技術戦略:指向型研究の加速

    「エレクトロピア」実現に向け、直流&高周波、パワーケミトロニクス、デジタルツインO&Mの3領域でコア技術を獲得。CO2電解還元やSST、4Dデジタルツイン等の基礎研究を推進。

  4. 04

    経営基盤:グリーン戦略・人的資本・DX

    グリーン戦略では2030年度にScope1+2を50%削減(2019年度比)、2050年カーボンニュートラル達成。人的資本では新人事処遇制度の運用開始とエンゲージメント向上。社内DXでは基幹システム刷新(2028年度稼働予定)と生成AI活用を推進。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で10,082人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は811万円で、9期前と比べて+5.2%平均年齢は43.6歳、平均勤続年数は18.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月8,474
2018年3月8,995
2019年3月77142.018.29,297
2020年3月75341.917.99,599
2021年3月75143.018.99,647
2022年3月73743.118.99,923
2023年3月74343.319.09,816
2024年3月73543.418.99,810
2025年3月76143.918.99,886217
2026年3月81143.618.810,082269

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率95.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)72.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社19(国内 10 / 海外 9、うち連結子会社 19) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
沼津事業所 — 静岡県沼津市273億円
電力インフラ事業 社会システム事業 産業電子モビリティ事業 その他
本社事務所(東京都品川区)支社・支店・営業所等 — 大阪府大阪市 中央区他200億円
電力インフラ事業 社会システム事業 産業電子モビリティ事業 不動産事業 その他
太田事業所 — 群馬県太田市5,963百万円
電力インフラ事業 産業電子モビリティ事業 その他
本社等 — 中国4,547百万円
産業電子モビリティ事業
名古屋事業所 — 愛知県清須市3,429百万円
産業電子モビリティ事業 その他
本社等 — インド2,523百万円
電力インフラ事業
本社等 — 東京都 品川区等2,375百万円
その他
本社等 — シンガポール1,474百万円
電力インフラ事業
メンテナンス 拠点 — 兵庫県 尼崎市他1,198百万円
フィールドエンジニアリング事業 その他
本社等 — 山梨県 中央市541百万円
産業電子モビリティ事業
主な関係会社
  • 国内
    ㈱甲府明電舎
    山梨県 中央市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    明電プラントシステムズ㈱
    東京都 品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱明電エンジニアリング(注)4
    東京都 品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    明電ナノプロセス・イノベーション㈱
    東京都 品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エムウインズ
    東京都 品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    明電興産㈱
    東京都 品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    明電ケミカル㈱
    静岡県 沼津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    明電システム製造㈱
    静岡県 沼津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    明電システムソリューション㈱
    静岡県 沼津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    イームル工業㈱
    広島県 東広島市 · 連結子会社
    議決権45.8%
  • 海外
    MEIDEN ASIA PTE. LTD. (注)3
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    MEIDEN SINGAPORE PTE. LTD. (注)3
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社7社を開く
  • THAI MEIDENSHA CO., LTD.タイ76%
  • MEIDEN AMERICA, INC. (注)3米国100%
  • MEIDEN HANGZHOU DRIVE SYSTEMS CO., LTD. (注)3中国100%
  • TRIDELTA MEIDENSHA GmbHドイツ100%
  • MEIDEN T&D(INDIA) LIMITED (注)3インド100%
  • MEIDEN (HANGZHOU) DRIVE TECHNOLOGY CO., LTD. (注)3中国100%
  • VIETSTAR MEIDEN CORPORATION (注)3ベトナム100%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    小水力発電設備保守業務(鳴子ダム)
    国土交通省 · 2019-11-19
    5,700万円
  • 調達
    NEDO先導研究プログラムエネルギー・環境新技術先導研究プログラム再エネ大量導入を可能にするDCグリッド向け高効率スマートSSTの開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-07-01
    2,500万円
  • 調達
    長井ダム管理用発電設備保守業務
    国土交通省 · 2019-10-23
    2,000万円
  • 調達
    管理用発電設備調整作業(鳴子ダム)
    国土交通省 · 2019-07-26
    1,280万円
  • 調達
    風力発電設備保守業務(秋田)
    国土交通省 · 2019-08-22
    1,030万円
  • 調達
    風力発電設備保守業務(秋田)
    国土交通省 · 2018-08-31
    650万円
  • 調達
    風力発電設備点検整備
    国土交通省 · 2017-11-02
    580万円
  • 調達
    浸水予測精度向上のための下水管内水位観測業務
    国土交通省 · 2017-10-12
    270万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は3,262億円営業利益271億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.3%、利益が+26.0%。

売上高
+8.3%
3,262億円
営業利益
+26.0%
271億円
純利益
+27.6%
236億円
営業利益率
8.3%
前期比 +1.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高3,650億円3,262億円
営業利益330億円271億円
純利益250億円236億円
1株あたり配当¥157

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は734億円、営業利益は47億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+37.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1,02697
2024年1Q535−34−6.4−21
2024年2Q655101.55
2024年3Q649233.532
2024年4Q1,04096
2025年2Q1,201191.621
2025年4Q1,81019610.8164
2026年2Q1,311282.120
2026年4Q1,95124312.5216
2027年1Q734476.451

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,977億円から3,262億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は8.3%。売上は5期、純利益は4期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,9775940
2014年3月2,1627866
2015年3月2,30310569
2016年3月2,37410670
2017年3月2,2018257
2018年3月2,41810071
2019年3月2,45010177
2020年3月2,55711582
2021年3月2,3138573
2022年3月2,55010267
2023年3月2,7268871
2024年3月2,879134112
2025年3月3,0112152127.1185
2026年3月3,2622712798.3236

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高3,262億円のうち、営業利益として残るのは271億円8.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は236億円、売上の7.2%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金71.6%2,337億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.0%654億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.3%271億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
28.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.4pt
8.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.3pt
7.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+7.1pt
15.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが175億円、投資CFが−171億円で、差し引きのフリーCFは4億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は236億円で、売上の0.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月93−71−772275
2014年3月182−113−3969111
2015年3月112−88−532487
2016年3月226−105−58121144
2017年3月118−120−38−2100
2018年3月180−76−11210492
2019年3月144−81−3163124
2020年3月104−13737−33126
2021年3月146−131−1415131
2022年3月114−75−4339133
2023年3月137−105−2732141
2024年3月90−76714172
2025年3月355−91−145264291
2026年3月175−171−784236

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は3,737億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,785億円で、自己資本比率は46.8%(業種中央値61.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2,2465811,66525.4
2014年3月2,4846061,87824.0
2015年3月2,5556741,88125.9
2016年3月2,5506881,86226.5
2017年3月2,4767431,73329.6
2018年3月2,6458121,83330.3
2019年3月2,6568451,81131.5
2020年3月2,7049011,80332.2
2021年3月2,7919971,79434.6
2022年3月2,9091,0541,85535.1
2023年3月3,0741,1091,96535.1
2024年3月3,3481,2952,05337.8
2025年3月3,4131,4221,99140.7
2026年3月3,7371,7851,95146.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
318億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,108億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
102億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,951億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
78
/ 100
安定性自己資本比率31 / 40
収益力営業利益率17 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE224社中35位あたり、逆に低いのは自己資本比率224社中175位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
15.1%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.3%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
46.8%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.3%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.5%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥10,680で、1年前と比べて+89.8%過去52週の値幅のなかでは72%の位置にある。

¥10,680-5.2%1ヶ月-0.1%1年+89.8%時価総額4,862億円
過去52週の値幅
安値¥5,370高値¥12,760

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)20.5倍
PER (会社予想)19.4倍
PBR2.73倍
配当利回り1.47%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月21日に11480円と前日比2.23%高。7月下旬まで9000円前後で推移していましたが、7月31日に9620円へ急伸し、その後も上昇を続け8月17日には12660円まで上昇しました。ただし、8月18日以降は調整し、8月19日には11310円まで下落しましたが、20日・21日と反発しています。1ヶ月で26.3%上昇、1年で94.5%上昇と力強いトレンドです。52週高値12760円にはまだ届かず、RSIは66.49と過熱気味です。25日線(10249円)を大きく上回り、上昇トレンドは維持されています。出来高も増加しており、需給も良好です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは22.03倍で同業平均30.85倍を下回り割安。PBRは2.94倍と平均2.64倍をやや上回る。ROEは15.1%と高く、収益性が良い。配当利回りは1.37%で平均2.29%を下回るが、配当性向50.5%と利益の半分を配当に回しており、還元は積極的。予想PERは20.8倍と低下見込み。成長性を考慮すると、PERとPBRは妥当圏内。ただし配当利回りの低さが株主還元の弱み。業界平均と比べてバランスの取れた評価で、割安とも割高とも言えない。

指標この会社業種平均
PER (実績)20.5倍30.8倍
PER (予想)19.4倍
PBR2.73倍2.58倍
ROE15.1%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、脱炭素投資やデータセンター需要で受注が伸び、売上高・利益率の拡大が続くとみる。弱気派は、公共投資依存で案件が大型化しやすく、コスト増や納期遅延リスク、競争激化による採算悪化を懸念する。また、過去の業績変動が大きく、増益基調が持続可能か疑問視する。

プラスに働く材料7
  • 脱炭素投資で受注増

    再生可能エネルギー関連の系統安定化設備需要が拡大し、受注高が伸びている

  • データセンター向け電源

    AI需要でデータセンター建設が加速し、高品質電源の需要が増加

  • 利益率改善

    売上高の伸び以上に営業利益率が改善しており、採算の良い案件構成にシフト

  • 売上高・営業利益の2期連続増加通年影響

    売上高3262億円、営業利益271億円、前期比56億円増

  • 営業利益率8.31%に改善通年影響

    営業利益率7.14%→8.31%、+1.17pt

  • 純利益236億円と増益通年影響

    純利益185億円→236億円、前期比51億円増

  • 予想PER19.7倍と実績から改善決算発表後影響

    実績PER20.83倍に対し予想PER19.7倍

マイナスに働く材料7
  • 公共投資依存

    需要の多くが電力・鉄道の設備投資に左右され、景気や政策で変動しやすい

  • 競争激化

    海外勢や新興企業との価格競争で受注単価が下落する可能性がある

  • プロジェクトリスク

    大型案件でコスト超過や納期遅延が発生し、利益を圧迫する恐れ

  • 営業利益率8.31%と一桁台継続影響

    営業利益率8.31%、高収益化には時間がかかる

  • 株価1年80%高で反動リスク不定影響

    過去1年+80.26%、需給が過熱

  • 外国人持ち株比率33.32%と高め継続影響

    外国人保有33.32%、リスクオフ時の売り圧力

  • 配当利回り1.45%と低水準継続影響

    配当利回り1.45%、株主還元が薄い

次の決算で確かめる点
受注残高
将来の売上高の先行指標であり、需要の持続性を確認できる
営業利益率
案件採算の改善・悪化を測る指標で、増益の質を見る
海外売上比率
国内市場依存からの脱却度合いを示し、成長余地を占う

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり157で、前期から+27.6%いまの株価に対する利回りは1.47%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥157
1株あたり
配当利回り
1.47%
いまの株価に対して
配当性向
50.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4053.0
2018年3月4512.537.7
2019年3月450.027.8
2020年3月5011.1132.0
2021年3月48−4.030.5
2022年3月504.229.9
2023年3月500.050.2
2024年3月7550.050.8
2025年3月12364.072.9
2026年3月15727.650.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥157

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ8,692人。区分でいちばん多いのは外国法人33.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が47.7%を占め、残る52.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人16.216.022.825.328.133.3
金融機関41.044.535.436.332.331.5
事業法人20.820.420.819.818.516.3
個人・その他19.717.819.617.416.715.9
証券会社2.31.31.31.34.43.1
自己株式0.30.30.30.30.40.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)12.11
02STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)5.15
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.89
04住友電気工業株式会社4.78
05株式会社三井住友銀行3.95
06三井住友信託銀行株式会社2.42
07明電舎従業員持株会2.36
08住友生命保険相互会社2.33
09BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC/FIM/LUXEMBOURG FUNDS/UCITS ASSETS(常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.76
10HSBC-FUND SERVICES HSBC - 006 MF EFM(常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.65

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-08-21
    キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)
    新規の大量保有報告
    6.62%
    +1.10pt
  • 2026-07-07
    キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)
    新規の大量保有報告
    5.52%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+2836%、1株純資産は14期で+1432%。直近期のROEは15.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月182527.416.037.3
2014年3月2926311.315.827.7
2015年3月1511,45710.912.852.1
2016年3月1531,48810.416.748.7
2017年3月1271,6148.215.653.0
2018年3月1561,7689.213.137.7
2019年3月1691,8459.39.027.8
2020年3月1811,9209.69.0132.0
2021年3月1612,1288.015.030.5
2022年3月1482,2476.817.129.9
2023年3月1572,3786.812.250.2
2024年3月2472,7869.611.950.8
2025年3月4083,05913.910.672.9
2026年3月5213,85515.114.450.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額366百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
三井田健代表取締役 執行役員会長30,500
井上晃夫代表取締役 執行役員社長18,700
鈴木雅彦代表取締役 執行役員副社長15,000
安達博治社外取締役1,400
木下学社外取締役600
白井久美子社外取締役700
加藤誠治取締役(常勤監査等委員)4,300
林敬子社外取締役(監査等委員)1,800
黑田隆社外取締役(監査等委員)
西野敏哉社外取締役(監査等委員)400
中津久美子社外取締役(監査等委員)
吉田恵美社外取締役(監査等委員)

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)415511026566
社外取締役437379
取締役(社内)3363612
取締役(社内)1282828

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,448字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び国内子会社24社、国内関連会社2社、海外子会社20社、海外関連会社1社の合計48社で構成され、①電力インフラ事業セグメント、②社会システム事業セグメント、③産業電子モビリティ事業セグメント、④フィールドエンジニアリング事業セグメント、⑤不動産事業セグメント、⑥その他の6事業分野にわたって、製品の企画・開発から製造、販売、サービス等の事業活動を幅広く展開しております。 当社グループの事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 ① 電力インフラ事業セグメント 15社 電気を作り、送るための重電機器やシステムを電力会社等に提供する事業を行っております。主な製品・サービスは、発電機、変電製品(変圧器、スイッチギヤ、避雷器等)、発電・変電・配電システム、監視制御設備、水力発電設備、エネルギーシステムであります。 ・主な関係会社 ㈱エムウインズ、イームル工業㈱、MEIDEN SINGAPORE PTE. LTD.、MEIDEN ZHENGZHOU ELECTRIC CO., LTD.、TRIDELTA MEIDENSHA GmbH、MEIDEN T&D (INDIA) LIMITED ② 社会システム事業セグメント 14社 電気の需要家となる官公庁、鉄道事業者、民間企業等に、重電機器やシステムを提供する事業を行っております。主な製品・サービスは、発電・変電・配電システム、監視制御設備、無停電電源装置、電鉄システム、水インフラシステム、上下水道維持管理、セラミック平膜であります。 ・主な関係会社 明電プラントシステムズ㈱、明電システム製造㈱、明電システムソリューション㈱、MEIDEN ASIA PTE. LTD.、THAI MEIDENSHA CO., LTD. ③ 産業電子モビリティ事業セグメント 5社 半導体分野、一般産業分野及びEV向けコンポーネント製品や自動車産業向け研究開発用システムを提供する事業を行っております。主な製品・サービスは、モーター、インバーター、EV駆動システム、真空コンデンサ、産業用PC、パルス電源、自動車産業向け試験装置、エレベーター用巻上機、無人搬送車であります。 ・主な関係会社 ㈱甲府明電舎、明電機電工業㈱、MEIDEN HANGZHOU DRIVE SYSTEMS CO., LTD.、MEIDEN AMERICA, INC.、 MEIDEN (HANGZHOU) DRIVE TECHNOLOGY CO., LTD. ④ フィールドエンジニアリング事業セグメント 6社 電気設備の保守、点検、維持管理等の保守メンテナンス事業を行っております。主なサービスは、保守、点検、保全コンサルティング、予防保全、改良保全、維持管理及び運用管理、事後保全、総合診断、延命措置、更新計画であります。 ・主な関係会社 ㈱明電エンジニアリング、明電ファシリティサービス㈱ ⑤ 不動産事業セグメント 業務・商業ビルThinkPark Tower(東京都品川区大崎)を中心とした保有不動産の賃貸事業を行っております。 ⑥ その他 7社 電気化学計測機器や電気絶縁材料の製造・販売、従業員の福利厚生サービス等が含まれております。 ・主な関係会社 明電興産㈱、明電北斗㈱ (事業系統図)  以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題5,779字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)当社グループの目指す姿 当社グループは、企業理念である「より豊かな未来をひらく」のもと、「人」と「技術」を企業価値創造の中核に据え、社会と共に発展してまいりました。2030年のビジョンとして「サステナビリティ・パートナー」を掲げ、そこからバックキャストする形で6つのマテリアリティ(重要課題)を特定しており、当社グループの強みを最大限に活かせる4つの注力領域における事業活動を通じて課題解決に取り組んでおります。注力領域のうち「リニューアブルエナジー」及び「サステナブルインフラ」の領域では、お客様や社会課題に対して、ソリューションを通じた価値を提供します。また、「グリーンモビリティ」及び「スマートインダストリー」の領域では、製品技術及び生産技術をコアコンピタンスと位置づけ、これらを活かした価値を提供します。 図:価値創造を実現するための戦略について (2) 中期経営計画2027の進捗 ●業績の進捗と評価 「中期経営計画2027」(以下、「中計2027」)の初年度にあたる2025年度は、売上高が前期比8.3%増の3,261億94百万円、営業利益が前期比26.1%増の271億22百万円、ROEは15.1%となりました。いずれも当初計画を上回るとともに、売上高及び営業利益は過去最高を達成する結果となりました。受注高については、インド高速鉄道1号線を受注し、過去最高を記録した2024年度に次ぐ額となりました。 これらの背景には、電力インフラ事業を中心とした旺盛な需要環境に加え、これまで取り組んできた価格適正化やコスト削減の取組み等の成果や当初想定していたリスク要因の影響を最小限にすることで、社会インフラ事業の業績改善に繋がったことが挙げられます。さらに、保守・メンテナンス等のストック型ビジネスの収益拡大により、外部環境の変動に左右されにくく、利益率と資本効率(ROIC)が同時に向上する収益構造が確立されつつあります。 一方で、築き上げてきた収益基盤を維持し、更なる成長を実現していくためには、解決すべき課題も明確になっております。 第一の課題は、成長戦略の核となる「生産性向上の加速」であります。労働需給の逼迫に伴う人手不足は当社グループにおいても顕著であり、将来にわたって限られたリソースで旺盛な需要に確実に応えていくためには、抜本的な生産性向上が不可欠であります。DX推進による業務プロセス効率化は既に取り組んでおりますが、更に加速させ、生産能力の向上を図ります。 第二の課題は、「持続的な成長と従業員エンゲージメント向上の両立」であります。現場の一人ひとりの努力が当社グループの成長を支えており、急速な事業拡大により業務負担が増す場面でも、従業員がやりがいと誇りを持って働くことができる環境の整備は重要な経営課題であります。業績の成果を従業員に適切に還元することに加え、多様な働き方を尊重し、キャリア形成の支援や企業風土の改革といった「人的資本の強化」に注力することで、持続的な成長の実現を目指します。 市場環境の変化に加え、当社グループの各種取組みの成果及び工程面での改善が相乗的に寄与した結果、営業利益は計画を上回るペースで進捗しております。この傾向は、次連結会計年度においても継続するものと見込んでおります。一方で、外部環境については、引き続き不確実性を伴う状況であると認識しており、今後の事業環境の動向を注視していく必要があると考えております。 当社グループの中期経営計画は、成長投資、技術開発、人財戦略等を前提に、中長期的な視点で策定したものであり、現時点では各戦略目標の達成に向けた道半ばの段階にあると認識しております。今回の利益目標の早期達成をもって中期経営計画の終着点と捉えるのではなく、引き続き成長投資及び事業基盤の強化を着実に進めるとともに、次なる成長ステージに向けた戦略の検討を進めてまいります。 単年度の業績予想については、前事業年度実績を基礎としつつ、最新の事業環境及び足元の進捗状況を適切に見極めながら反映させる方針であります。 ●事業環境認識 中東情勢の緊迫化や中国による重要鉱物の輸出規制に伴うサプライチェーンリスクの顕在化等の地政学的リスク、急激な為替変動等は、引き続き当社グループの経営に影響を与え得る大きな不確実性要因であると認識しております。 このような事業環境のもと、電力インフラ事業においては、AI・データセンターの拡大、電動化の進展、再生可能エネルギー導入の加速を背景に、世界的な電力需要の増加が一層進展しております。これに伴い、設備更新や保守・サービスの需要は、当初の想定を上回る水準で推移することが見込まれており、当社グループにとって中長期的な成長機会であると考えております。 また、EVの出荷台数増加や真空コンデンサ(VC)市況の回復を見込む中で、これまで低迷していた一部の事業についても、段階的な改善が進むものと想定しております。 これらの事業環境及び足元の進捗状況を踏まえつつ、外部環境の不確実性を十分に考慮したうえで、次連結会計年度の業績計画として、受注高3,750億円、売上高3,550億円、営業利益290億円を設定しております。なお、本計画は1米ドル=150円の為替レートを前提としております。 2024年度実績   2025年度   2026年度予想   2027年度目標 目標   実績 受注高   3,835億円   3,400億円   3,582億円   3,750億円   3,800億円 売上高   3,011億円   3,350億円   3,261億円   3,550億円   3,700億円 営業利益(営業利益率)   215億円(7.1%)   200億円(6.0%)   271億円(8.3%)   290億円(8.2%)   250億円(6.8%) ROE   13.9%   10.0%   15.1%   ―   10.0% ROIC   8.2%   8.0%   9.4%   ―   8.0% ●中期経営計画2027の成長戦略と進捗状況 中計2027では、「製品」「事業」「技術」を成長戦略の柱に据えております。また、これらを支える経営基盤として、「グリーン戦略の深化」、「人的資本の強化」、「社内DXの加速」を着実に進展させることで、持続的な企業価値の向上を目指しております。 成長戦略1:製品(短期) 展開事項   目指すこと   2025年度の主な進捗・成果 電力・電子分野等の生産能力増設・増強   [国内]・変電・電子分野の生産能力 増強 (設備投資130億円以上)   ・変圧器工場の新建屋増築の投資を決定(2028年度稼働予定)。・真空コンデンサ(VC)の生産設備を増強(2027年度 より段階的に稼働予定)。 [海外]・各拠点の生産能力増強・ 再構築 (設備投資130億円以上)   ・変電機器工場(シンガポール)の移転及び拠点統合を決定(2028年度稼働予定)。 特長技術を活かした製品・システムのアップデート   ・環境対応製品の競争力強化   ・123kVエコタンク型真空遮断器(VCB)の開発が完了し、北米において販売を開始。・系統用電池システム向けパワーコンディショナ(PCS)新機種の販売を開始。 DXの加速による生産性向上・リードタイム削減   ・生産能力25%向上・リードタイム50%削減   ・生産システムのDX化の中で製品ごとの生産基準情報の整備を実施しており、量産製品ラインのうち代表機種の製造BOM(Bill of Material:工程部品表)の整備が完了。製造BOMの活用により、代表機種製造ラインの作業におけるボトルネックを把握し改善することで、生産性向上を実現。 成長戦略2:事業(中期) 展開事項   目指すこと   2025年度の主な進捗・成果 変電・電鉄、半導体関連における海外新市場の開拓   [海外インフラ]・環境対応製品等の特長製品の拡販や、信頼性・実績を活かした海外プロジェクト受注の獲得   <変電事業>・欧州市場向けの真空インタラプタ(VI)・真空遮断器(VCB)の開発仕様を決定。現地マーケティング体制構築による拡販活動を本格化。<鉄道事業>・インド高速鉄道1号線向け変電設備の出荷を開始。 [半導体関連]・技術・開発力の強化による北米新規顧客の獲得   ・品質強化による北米顧客からの新規開発案件を獲得。 市場環境変化に合わせた価値提供手段の多角化   [データ活用ビジネス]・既設機器情報のクラウド集約を通じたO&M支援やオファリングビジネスによる価値提供   <クラウド基盤「MEIDEN CONNECT」の活用>・架線検測システムのクラウド対応により省スペースと異常の即時検知を実現し、新たに2社より契約内定を獲得。・設備劣化診断等保安業務を効率化するスマート保安サービスで本契約を獲得。 [事業領域の拡大]・機器システム販売を超えたサービス事業による価値 提供   <モビリティT&S事業>・EV分野にて包括的な試験サービスを提供するサービスプロバイダを目指し、新製品・開発品検証や共同実験・受託試験を実現する実験開発棟の構築・投資を決定(2028年度稼働予定)。 成長戦略3:技術(長期) 展開事項   目指すこと   2025年度の主な進捗・成果 指向型研究の加速   電気のチカラで自然と人が調和した「エレクトロピア」(電気×ユートピア)を実現するコア技術の獲得 ■重点領域・直流&高周波・パワーケミトロニクス (パワーエレクトロニクス ×電気化学)・デジタルツインO&M   <直流&高周波>・半導体式変圧器(SST):高圧高周波トランスの絶縁技術と高効率化技術をはじめとするコア技術の評価を実施。<パワーケミトロニクス>・CO2電解還元:CO2資源化技術の確立に向けた構成要素の製作と基礎実験を実施。<デジタルツインO&M>・4Dデジタルツイン&センシング:巡視点検業務の遠隔化と自律化実現に向けた個別コア技術の評価を実施。 成長を支える経営基盤 脱炭素化を加速する「グリーン戦略の深化」、人財の採用・育成・活躍の質を高める「人的資本の強化」、基幹システム刷新を中心とした「社内DXの加速」を中心に、将来の成長に向けた経営基盤を強化しております。 展開事項   目指すこと   2025年度の主な進捗・成果 グリーン戦略の深化   2030年度(2019年度比)     Scope1+2   50%削減 Scope3   30%削減 2050年カーボンニュートラル達成 ・名古屋・甲府地区における使用電力の調達につき、再生可能エネルギー100%を達成。 ・サプライヤ5社に対してScope3算定の支援を実施。 ・八竜風力発電所リプレース投資を決定(2029年度稼働予定)。 人的資本の強化 個を惹きつける組織と多様な人財が夢・志で重なり、共に成長する環境の実現 ・業務や役割に応じた処遇の実現を図るとともに、多様な働き方を踏まえた新たな人事処遇制度の運用を開始。 ・エンゲージメント向上に向け、役員・上司と従業員との対話を促進するとともに、管理職層のコミュニケーションを強化。 社内DXの加速 経営・業務情報を有機的に繋ぎ、より効果的・効率的な経営を推進 ・業務効率化を目指した業務基幹システム刷新を推進。業務仕様及びその仕様に基づく開発範囲の明確化が完了(2028年度稼働予定)。 ・DXの基盤となるデータ活用力を高めるため、基礎教育を実施。当社従業員約3,200名が受講。 ・生成AIの業務適用を目指した推進活動を展開。説明会、勉強会、体験学習、外部トレーニング等を計39回実施し、当社従業員延べ約2,300名が参加。 ● 資本コストや株価を意識した経営 当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値向上の実現に向け、資本コストや株価を意識した経営を重要な経営課題として位置付けております。一般的に、企業価値を示す指標であるPBR(株価純資産倍率)は「PBR=ROE(自己資本利益率)×PER(株価収益率)」により算出されることから、収益力・資本効率の向上によるROE改善と、将来成長に対する市場期待の向上によるPER改善の両面から企業価値向上に取り組んでおります。 中計2027で推進する「製品」「事業」「技術」の各成長戦略により、当社グループが長年にわたって培ってきた技術力と顧客基盤を活かし、収益基盤の強化と投資効率の向上を図るとともに、クラウド基盤「MEIDEN CONNECT」を活用したソリューション型ビジネスの拡大等を通じて、成長期待の向上を目指します。ROEを株主価値向上の主要指標、ROICを事業採算・投資効率管理の主要指標として運用し、ROE10%、ROIC8%を前提にするとともに、拡大する電力需要や脱炭素化の進展を着実に取り込むことで、目標水準を上回る成果の実現を目指します。 また、資本効率性の更なる向上に向けて、保有意義や合理性が認められなくなった遊休不動産や政策保有株式の順次売却を進めております。当連結会計年度は東京都品川区大崎二丁目における土地及び建物の譲渡を実施しました。 創出したキャッシュについては事業成長に向けた再投資を重視しつつ、キャッシュ・アロケーションの最適化を通じて、「成長による中長期的な株主価値の向上」と「安定的かつ継続的な配当の実施」を両立させながら長期的な株主価値向上に取り組んでおります。中計2027期間中は成長への投資を優先する方針としており、株主還元については、親会社株主に帰属する当期純利益の30%としております。
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会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 (1) リスクマネジメントの体制 当社グループでは、下図のとおりスリーラインモデルによるリスクマネジメント体制を構築しております。 用語の説明 第1ライン   工場や国内外関係会社を含む事業部門(=第1ライン)では、統制自己評価(Control Self-Assessment = CSA)を導入し、各部門が自らのリスクの抽出、評価、コントロールを実施しております。リスクの抽出にあたっては、網羅性を確保する観点から148項目にわたるリスク事例表を参考にしており、各部門が自ら抽出した重要リスクについて「影響度」と「発生可能性」を主眼に評価しております。 第2ライン   第2ラインは総務、法務、人事、経理・財務等の専門知識を持ったスタッフ部門で構成され、第1ラインが行っているCSAのモニタリングと支援を行っております。 第3ライン   内部監査部門(=第3ライン)は定期的な監査の実施により、第1ラインのCSAのサイクルや第2ラインのサポートが有効に機能しているかを検証しております。この内部監査の状況は随時、常務会・取締役会・監査等委員会及び主要な当社経営層に報告されております。 2.5ライン   内部統制推進部は、第1ライン・第2ラインを支援するとともに、第3ラインからの課題提起を第1ライン・第2ラインへ展開する役割を担っております。全社横断的にリスクマネジメント体制の整備・運用を支援・牽引する機能を有することから2.5ラインと位置づけております。 リスクマネジメント委員会   役付執行役員を委員とし、内部統制推進部が集約した全社重要リスクを審議する目的で年1回開催しております。委員会で経営レベルでの審議を行うことで、リスク選定の十全性とリスク対応の実効性向上を図っております。 BCM委員会   役付執行役員等を委員とし、当社グループの事業継続における基本的な方針や事業継続目標、災害時の対応についての「BCP基本方針書」を策定し、経営レベルでBCP方針や施策を審議・決定しております。内部統制推進部を事務局として年1回開催しております。 グループ会社内部統制委員会   国内関係会社の社長等を委員とし、各社のCSAの状況報告を受けるとともに、当社グループ全体の重要リスク情報を共有する目的で年2回開催しております。委員会では関係会社間のリスクディスカッションも実施して議論を深めております。 リスク対策分科会   リスクマネジメント委員会で深掘りが必要と判断した重要リスクについて、リスク対策分科会において課題の洗い出しや対策の立案を行っております。第1ライン・第2ラインの関係部門で構成し、検討結果は常務会へ報告のうえ、全社的な対応に繋げております。 (2) 全社重要リスク決定までのプロセス 第1ラインのCSAはすべての部門において年度ごとにリスクやそのコントロールの見直しが行われ、その結果を踏まえた翌年度のCSA進捗確認表を作成しております。 各部門で抽出された重要なリスクは「影響度」と「発生可能性」の二軸での評価に加えて、「リスクが顕在化する速度」や「リスク発生による影響期間」、「対策レベル」を加味して総合的に評価しております。 第1ラインのCSAによる各部門の重要リスク情報は、事業グループ単位のリスクディスカッションを経て内部統制推進部に集約されます。 さらに、スタッフ部門へのリスクヒアリングから抽出した第2ラインのリスク情報も加えて総合的な評価を行い、全社的に認識すべき重要リスクの一覧表を作成しております。リスクマネジメント委員会では、重要リスク一覧表をベースに経営レベルでの事業リスクの評価とコントロールの審議を実施しております。その結果は常務会・取締役会にも報告されております。 (3) 重要な事業リスク 上記の経営層による議論の結果、当社グループは本有価証券報告書に記載している事業に関し、投資者の判断に影響を及ぼす可能性のあるリスク事象をリスクカテゴリー別に分類し、以下のリスク事象一覧表に記載しております。 また、これらのリスクの内容とシナリオ及び対応策については、適宜取りまとめて以下(4)「重要な事業リスクの内容と対応策」に記述しております。 リスク事象一覧表 番号   リスク名称   リスク評価 影響度   発生可能性   リスクが顕在化する速度   リスク発生による影響期間 外部環境リスク 1-1   市場環境変化への認識・対応不足   大   高   中   中 1-2   自然災害の発生   大   中   速い   短い 1-3   サイバー攻撃   大   中   速い   短い 1-4   地政学リスク   中   高   速い   中 戦略リスク 2-1   人財の不足   大   高   速い   長い 2-2   経営方針、事業戦略に対するリスク   大   中   中   短い オペレーショナルリスク 3-1   設備等による生産停止リスク   大   高   中   中 3-2   品質の低下   大   高   中   中 3-3   労務管理・労働環境の悪化   大   中   速い   長い 3-4   労働災害のリスク   大   中   速い   短い 3-5   内部情報の流出、不正利用   大   中   速い   短い 3-6   調達リスク   大   中   中   中 コンプライアンスリスク 4-1   建設業法違反   大   中   中   中 4-2   独占禁止法違反・贈収賄   大   低   速い   長い 4-3   環境規制違反   大   低   速い   中 4-4   品質偽装・検査不正   大   低   中   長い (注)リスク評価は当社グループにおける多種のリスク事象を独自に評価したものであります。 (4) 重要な事業リスクの内容と対応策 上記(3)のリスク事象に関するリスクの内容とシナリオ及びリスク対応策は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在における当社グループの状況に基づく判断であります。 ① 市場環境変化への認識・対応不足(リスク事象一覧表 1-1) リスクの内容とシナリオ当社グループの製品・サービスに対する需要は、受注活動を行っている国または地域の社会情勢や経済動向の不確実性、法律・規制等の様々な影響を受けます。そのため、需要の減少や受注した案件の進捗遅延が、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 リスク対応策当社グループでは、外部専門機関などを活用し、国または地域の社会情勢や経済動向を注視しつつ案件の実現性や受注確度を見極めながら受注活動を行うとともに、規模の大きい案件については、法務・財務などのスタッフ部門で構成される事前審査会議を開催して情報整理やリスク評価を実施し、その情報をもとに経営の意思決定を行っております。また、プロジェクト管理を通じて、案件の進捗や採算状況をモニタリングする等、リスクの低減に努めております。 ② 自然災害の発生(同 1-2) リスクの内容とシナリオ自然災害の激甚化により、各種事業活動に支障をきたすリスクがあります。特に当社グループの主要な生産拠点は、関東から東海地方の南海トラフ地震の想定被災地域、又は沿岸地域等に立地しているため、大規模な地震が発生し津波、液状化等により生産拠点等が重大な損害を受け、生産設備の稼働が困難になった場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 リスク対応策当社グループでは、災害時における事業継続についての方針・施策を審議・決定する機関としてBCM委員会を設置しており、経営レベルでBCPの策定や維持・更新、対策の実施、点検・改善を推進するとともに、取組みを浸透させるための教育・訓練を実施しております。また、当社グループの国内外各拠点で防災対策・防災訓練を実施するとともに、生産拠点での事業影響度の分析も進めており、サプライチェーンも含めた実効的なBCPの整備・強化に取り組んでおります。 ③  情報セキュリティに関するリスク(同 1-3、3-5) リスクの内容とシナリオ近年、サイバー攻撃のリスクが高まっており、その手口も巧妙化しております。また、働き方の変化や情報機器の活用に伴う紛失や盗難等のリスクのほか、生成AIの活用に伴う新たなリスクも増加しております。マルウェア感染等を起因とする基幹システム停止による企業活動の中断、機密情報・個人情報漏洩や著作権侵害による多額の損害賠償責任の発生、社会的信用の失墜により当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 リスク対応策日々変化する脅威へ総合的に対応するため、情報セキュリティ委員会を設置し、全社横断的なセキュリティ体制を構築しております。お客様へ提供する製品・サービスの情報セキュリティ対策を強化する目的のPSIRT※1、社内の情報セキュリティを強化する目的のCSIRT※2、工場を統括するFSIRT※3、サプライチェーンのリスク低減を目指すPrSIRT※4を設置し、通常時の対策とインシデント発生時の対応のための専門チームを組織しております。各部門には情報セキュリティを担当するSIRTマネージャを配置して部門内での点検・改善や教育を継続的に実施しております。情報セキュリティリスクやインシデント発生時の迅速な対応を行うため、各部門との連携を促進する統括窓口を設置するとともに、課題抽出を目的としたワークショップを開催し、インシデント対応力の強化にも取り組んでおります。保有する個人情報や当社グループの技術・営業等の事業に関する機密情報等については、各種セキュリティ管理システムを導入し、不審メール訓練やe-learningなどの社内教育を通じて管理の徹底を図っております。また、情報機器端末の暗号化や資産管理の徹底等により、情報機器の活用に対応したリスク対策を強化しております。生成AIについては、業務の高度化・効率化のために活用を図りつつ、ガイドラインの策定や従業員教育の実施により適正な利用を進めております。※1 PSIRT  : Product Security Incident Response Team※2 CSIRT  : Computer Security Incident Response Team※3 FSIRT  : Factory Security Incident Response Team※4 PrSIRT : Procurement Security Incident Response Team ④ 地政学リスク  (同 1-4) リスクの内容とシナリオ近年、ロシア・ウクライナ情勢や中東情勢、米中の対立等、国際情勢が大きく変化しております。当社グループは主にASEAN、中国、インド、欧米等に生産拠点や営業拠点を有しておりますが、該当地域に影響が及ぶことで事業活動、生産活動に支障が生じる可能性があります。加えて、原材料の調達の停滞や価格高騰、国内からの輸出や技術者の派遣の制約等により当社グループの事業運営に影響が生じ、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 リスク対応策当社グループでは、外部専門機関等からの情報及びサポートを含め、海外各拠点における政治経済の状況、国際情勢や戦争等のリスク情報、法規制の変更等に関する情報を収集しており、各拠点の事業継続計画(BCP)構築に取り組んでおります。経済安全保障については専門の部門を設置して情報収集・分析と対策に取り組んでおります。事業継続に関わる危機や海外駐在員、現地従業員に関わる危機が想定される場合は、早期の情報収集により対策とそれに応じた体制を迅速に決定・構築することとしております。 ⑤ 人財に関するリスク(同 2-1、3-3) リスクの内容とシナリオ当社グループの経営戦略の実現にあたっては、多様な人財一人ひとりがその能力を最大限発揮することが不可欠であります。人財の獲得及び育成の停滞並びに人財流出等により必要な人員を確保できない場合には、技術・技能の継承が滞り、当社グループの競争優位性の低下を通じて、成長及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 リスク対応策当社グループは、人財を既存事業の着実な成長及び新たな価値創造への挑戦を支える重要な経営基盤と位置付け、事業を支える人財の確保・育成に加え、自律的に学び挑戦する人財の活躍、多様な人財が能力を最大限に発揮できる組織基盤及び企業風土の整備に取り組んでおります。これらの取組みについては、「第一部第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (3)戦略 ②未来へ挑む人財・企業風土づくり(人的資本) 」及び「第一部第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等 (1)人材戦略に関する基本方針等」においてその概要を記載しております。 ⑥ 経営方針・事業戦略に対するリスク(同 2-2) リスクの内容とシナリオ当社グループは、経営方針・事業戦略を中期経営計画として策定して事業展開を行っておりますが、市場環境や顧客動向の変化を適切に捉えられない場合、これらの方針・戦略が想定どおり機能しない可能性があります。その結果、不採算事業の継続、特定顧客への過度な依存による収益力の低下、投資回収の不能や減損、追加コストの発生等が生じ、当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 リスク対応策各事業グループの事業運営状況について、取締役会及び常務会による定期的なレビューを通じて進捗及び収益性を確認し、中期経営計画や事業計画との乖離が生じた場合には、速やかに対応を検討・実行できる体制を整えております。設備投資等の重要な投資案件については、事前の情報収集と収益性・回収可能性の検証を行うとともに、投資後も計画に対する進捗や成果を継続的にモニタリングし、必要に応じて投資内容の見直しや追加対応を行うことで、業績及び財政状態への影響の低減に努めております。 ⑦ 設備等による生産停止リスク(同 3-1) リスクの内容とシナリオ当社グループは社会インフラを支える製品の生産やお客様の事業を支えるサプライヤとして供給責任を負っていますが、その生産を行う建屋及び生産設備に関する投資や保全が十分に実施されない場合、設備の故障・不具合の増加や火災その他の重大事故の発生に繋がるおそれがあります。その結果、生産性の低下や生産活動の停滞・停止及び労働環境の悪化により製品の品質確保や安定供給ができず、納期遅延や追加対応コストの発生、顧客からの信用低下及び受注機会の逸失等に繋がるおそれがあります。 リスク対応策共通インフラを含む重要設備の老朽化リスクに対応するため、計画的な更新投資を継続的に実施するとともに、設備保全に関する仕組みの構築及び運用の定着を進めております。各工場については、個別に立案された設備更新計画及び設備投資計画の内容をもとに、故障や能力低下の兆候に迅速に応じた対応を行うことで、生産への影響の抑制に努めております。また、保全業務に係る帳票類の整備・共通化を進めるとともに、保全担当者の育成やOJTの実施、設備保有部門に対する教育を通じて、設備故障時の初動対応力及び保全能力の向上を図っております。さらに、設備の保全要否や保全周期等について基準の整備・標準化を進めるとともに、設備更新投資に関するヒアリングを通じて投資ニーズを把握し、計画的かつ効率的な設備保全・更新の推進に取り組んでおります。 ⑧ 品質の低下(同 3-2) リスクの内容とシナリオ当社グループは、お客様が求める品質を維持しつつ、製品を安定的に供給することが責務と考えておりますが、調達品や生産設備といった有形要因、技術力低下や技術継承不足といった無形要因によって品質が低下した場合、品質のみならず納期や生産性にも影響を与え、製品の競争力を喪失するリスクがあります。また、個別受注製品における設計・製造不良、工事案件における施工不良、EV用モーター等の量産製品においてはリコールや製造物責任につながる品質問題が発生した場合、製造原価の悪化や保険等ではカバーできない損害賠償の発生により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 リスク対応策当社グループでは、「社長品質方針」に基づき各種品質維持活動を展開しており、不良を「入れない」「作らない」「出さない」の視点で品質管理を徹底しております。主に生産部門で活用されているQRマップ(品質管理工程図)を技術部門にも適用し、品質の確保を図っております。リスク対応は「受入(外注・購入品)」と「社内工程」を重点テーマとして取り組んでおります。外注・購入品については、受入検査の強化や品質監査・指導を定期的に実施することで、サプライヤ管理の強化を図っております。社内工程については、人的要因の不良を防止する視聴覚教育や再発防止策の妥当性評価をすることで、不良発生の抑制を図っております。また、全社QA推進会議を継続的に開催し、不具合情報、品質活動の共有・水平展開等により品質向上活動を推進しております。 ⑨ 労働災害の発生(同 3-4) リスクの内容とシナリオ当社グループの生産現場や現地工事において重大な事故・災害により労働災害が発生した場合、当人及び職場への影響はもとより、行政処分を受け、当社グループの生産活動等に支障をきたす可能性があります。また、お客様施設において重大な事故を発生させた場合、お客様の事業活動にも影響を及ぼし、信用の失墜や施工遅延、指名停止や損害賠償の発生により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 リスク対応策当社グループでは、主要拠点に労働安全衛生マネジメントシステム(ISO45001)を導入し、安全衛生活動のPDCAサイクルにより継続的な改善を行っております。また、安全の施策として個人の危険感受性向上のため、安全体感教育を始めとする各種教育の実施、リスクの早期摘み取りとしてリスクアセスメント実施による環境の改善、ヒヤリハット活動による不安全箇所の改善及び過去の労働災害の風化防止として安全伝承館を用いた労働災害の再発防止教育等を継続して行い、労働災害の未然防止に努めております。 ⑩ 調達に関するリスク(同 3-6) リスクの内容とシナリオ 当社グループの製品・システムは多種多様な部品・部材等を使用しており、代替が困難なものもあります。社会情勢や予期せぬ事情により部品不足や調達コストの増大等が発生し、安定的な供給が停滞した場合、生産、出荷の遅れや製品コストの増大により当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 リスク対応策 当社グループでは、調達管理の徹底を推進するとともに、適正在庫の確保を含めたサプライチェーン全体での供給体制の強化により、これらのリスクへの対応を行っております。 また、部品の仕様標準化を推進し、複数の調達先の確保等を通じて、安定的な調達活動の維持・強化に努めております。さらに、お取引先との持続的なパートナーシップ強化のため、2022年度から「明電グループサステナブル調達ガイドライン」を発行し、各種の支援活動等を通じて取引先との一層のコミュニケーションと協力関係の強化を図っております。 ⑪  コンプライアンスに関するリスク(同 4-1、4-2、4-3、4-4) リスクの内容とシナリオ 当社グループは、国内外の法令、慣習その他全ての適用されうる社会規範を遵守して事業活動を行っておりますが、それらに反する事象が発生した場合、法的制裁や社会的信用の失墜を伴う受注機会の減少により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 リスク対応策 当社グループでは、過去に発生させた独占禁止法違反の再発防止をはじめ、遵法意識の向上を図っており、法務部を事務局とするコンプライアンス委員会のもと、グループ全ての従業員に対して「企業行動規準」の周知徹底を図っております。 また、職場へのコンプライアンスマネージャーの配置、内部通報制度の整備やハラスメント相談窓口・品質不正相談窓口の設置など、違法行為や不適切行為の防止、早期発見及び解決を図る枠組みを整備しております。2025年9月にはSOSリスク未然防止相談窓口を新設し、違法行為・不正行為に繋がるおそれのある状況についても早期に拾い上げ、不正の未然防止に努めております。加えて、全グループ会社を対象としたコンプライアンス研修を継続的に実施し、独占禁止法、取適法、建設業法、個人情報保護法などの法令や贈収賄、品質不正防止など、幅広くコンプライアンス・倫理に関する意識向上を図っております。
経営成績の分析 (MD&A)9,122字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、2025年度(当連結会計年度)末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国の経済は、春闘における高水準の賃上げを背景に雇用・所得環境の改善が続き、政府による成長投資・危機管理投資の具体化に向けた動きが、景気の下支えの要因となりました。一方で、米国の関税政策の動向や中東情勢の緊迫化に伴う地政学リスク、これらを背景としたエネルギー価格上昇や原材料価格高騰などにより、先行きは依然として不透明な状況が続いております。 当社の関連する市場においては、国内電力市場では老朽設備の更新需要や防災・国土強靭化政策を背景とした需要が堅調に推移するとともに、海外先進国を中心に環境規制の強化によるSF6ガス不使用製品の需要が拡大するなど当社の事業に追い風となっております。一方で、自動車事業でのEVシフトの進展が一時的に鈍化しており、当社EV事業の業績に一定の影響を及ぼしました。 このような中、「中期経営計画2027」で掲げた方針に基づき、「成長&挑戦」の初年度として「製品」、「事業」、「技術」の3つの領域で戦略的に施策を展開してきました。また、成長戦略を支える経営基盤として、「グリーン戦略の深化」「人的資本の強化」「社内DXの加速」を推し進め、更なる価値創造基盤の強化にも努めてまいりました。 当連結会計年度(以下「当期」)の経営成績は、以下のとおりであります。 (単位:百万円) 2025年3月期実績   2026年3月期実績   増減額   増減率(%) 売      上      高   301,101   326,194   25,092   8.3 営   業   利   益   21,512   27,122   5,609   26.1 経   常   利   益   21,192   27,889   6,697   31.6 親会社株主に帰属する当期純利益   18,487   23,625   5,138   27.8 当期の営業利益は27,122百万円となり前連結会計年度(以下「前期」)と比較し5,609百万円増加しております。 当期の営業外損益につきましては、営業外収益が3,242百万円、営業外費用が2,475百万円となりました。 営業外収益の主な内訳は、受取利息及び配当金1,181百万円であります。営業外費用の主な内訳は、支払利息928百万円であります。この結果、経常利益は27,889百万円となり前期と比較して6,697百万円増加し、売上高経常利益率は8.5%となっております。 当期の特別損益につきましては、特別利益が6,451百万円、特別損失が3,521百万円となりました。 特別利益の主な内訳は、固定資産売却益5,391百万円、投資有価証券売却益967百万円であります。特別損失の主な内訳は、減損損失3,303百万円であります。 この結果、税金等調整前当期純利益は30,820百万円となり、法人税、住民税及び事業税、法人税等調整額合計で6,814百万円計上、及び非支配株主に帰属する当期純利益380百万円を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は23,625百万円となっております。また、1株当たり当期純利益は520円78銭、自己資本利益率は15.1%となっております。 ① 電力インフラ事業セグメント 売上高は前期比16.7%増の100,844百万円、営業利益は前期比4,596百万円改善の12,584百万円となり、売上高及び営業利益はいずれも過去最高となりました。 海外を主体とする変電事業については、アメリカ、シンガポールなどにおける需要の伸びや収益性改善の取組みにより、増収増益となりました。また、国内主体の電力エネルギー事業についても、電力会社向け案件の需要増を背景に、増収増益となりました。 ② 社会システム事業セグメント 売上高は前期比8.5%増の104,555百万円、営業利益は前期比1,057百万円改善の4,092百万円となりました。 社会システム事業は工事進行案件の予想を上回る進捗により増収増益となりました。電鉄事業においては、一部工事進行案件における前倒し需要や海外プロジェクトにおける採算の事後改善により、増収増益となりました。また水インフラ事業においては、売上はほぼ前年並みに推移しましたが、工事進行基準を適用した高収益性案件の拡大により利益が改善しました。 ③ 産業電子モビリティ事業セグメント 売上高は前期比3.8%減の69,308百万円となった一方、営業利益は前期比1,111百万円悪化の21百万円となりました。 モビリティT&S事業については、前年度に受注した大口案件の売上が順調に推移したことにより増収増益となりました。電動力ソリューション事業及び電子機器事業では、売上高はわずかな減少にとどまり、製品構成や設備稼働の変動に伴う利益率の低下により、営業利益は減少いたしました。EV事業は、当社製品を搭載する車種で販売台数の落ち込みにより減収減益となりました。 ④ フィールドエンジニアリング事業セグメント 売上高は前期比15.0%増の57,007百万円、営業利益は前期比2,742百万円改善の12,673百万円となりました。 保守サービスに関する堅調な需要が継続していることに加えて、当年度に売り上がる案件の増加により、3年連続で売上高及び営業利益が過去最高を更新し、継続的な増収増益を実現しました。 ⑤ 不動産事業セグメント 売上高は前期比0.1%減の3,233百万円、営業利益は29百万円悪化の1,413百万円となりました。 ⑥ その他 報告セグメントに含まれない事業において、売上高は前期比2.9%増の8,920百万円となった一方で、営業利益は前期比386百万円悪化の91百万円となりました。 (生産、受注及び販売の状況) ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前期比(%) 電力インフラ事業   97,691   115.6 社会システム事業   94,636   99.4 産業電子モビリティ事業   64,174   90.0 フィールドエンジニアリング事業   54,502   114.2 不動産事業   -   - その他   3,319   101.9 合計   314,324   104.1 (注) セグメント間取引につきましては、相殺消去しております。 ② 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前期比(%)   受注残高(百万円)   前期比(%) 電力インフラ事業   115,693   92.3   179,365   113.4 社会システム事業   116,351   99.0   181,382   112.3 産業電子モビリティ事業   64,507   76.2   30,062   86.9 フィールドエンジニアリング事業   55,256   112.5   19,550   108.2 不動産事業   3,195   99.9   248   118.1 その他   3,234   88.7   1,323   72.8 合計   358,239   93.4   411,933   110.0 (注) セグメント間取引につきましては、相殺消去しております。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前期比(%) 電力インフラ事業   100,295   117.4 社会システム事業   96,602   106.6 産業電子モビリティ事業   67,833   96.3 フィールドエンジニアリング事業   54,501   114.3 不動産事業   3,195   99.9 その他   3,766   101.4 合計   326,194   108.3 (注) セグメント間取引につきましては、相殺消去しております。 (2) 財政状態 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末(以下「前期末」)比32,321百万円(9.5%)増加し、373,668百万円となりました。 流動資産は、受取手形、売掛金及び契約資産の増加により、前期末比23,154百万円(10.7%)増加の240,271百万円となりました。 固定資産は、保有する上場株式の市場価値上昇に伴う投資有価証券の増加により、前期末比9,166百万円(7.4%)増加の133,396百万円となりました。 負債合計は、退職給付に係る負債の減少により、前期末比3,997百万円(2.0%)減少して195,136百万円となりました。 純資産合計は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上及びその他有価証券評価差額金の増加により、前期末比36,318百万円(25.5%)増加して178,531百万円となりました。 この結果、自己資本比率は前期末の40.7%から46.8%となりました。 (3) キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」)は、前連結会計年度末に比べ5,452百万円減少し、23,639百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は17,498百万円(前年同期は35,454百万円の獲得)となりました。 主な収入は、税金等調整前当期純利益30,820百万円、減価償却費11,174百万円であり、主な支出は、売上債権の増加額14,125百万円、法人税等の支払額7,699百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は17,134百万円(前年同期は9,065百万円の使用)となりました。 主な支出は、有形及び無形固定資産の取得による支出15,241百万円によるものであり、主な収入は、有形固定資産の売却による収入6,090百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は7,785百万円(前年同期は14,536百万円の使用)となりました。 主な支出は、長期借入金の返済による支出7,246百万円、配当金の支払額6,114百万円であり、主な収入は、長期借入れによる収入4,550百万円であります。 (資本の財源及び資金の流動性に係る情報) 当連結会計年度における資金調達は、主として借入金及びコマーシャル・ペーパーをもって行いました。調達においては、長期・短期のバランスと安定性を考慮し、長期の借入も実施しております。 その結果、借入金、コマーシャル・ペーパー及び社債の残高は、前期比161百万円減少の44,404百万円となりました。 また、当連結会計年度末のコミットメントラインは40,000百万円で設定されております。 (4) 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは、「中期経営計画2027」(以下、「中計2027」)を「ニーズに対応した着実な成長」と「未来に向けた変化・挑戦」を両立する3年間として位置づけております。中計2027では既存事業の持続的な成長と非連続的な成長の両方を実現することを目指し、「製品」「事業」「技術」を成長戦略の柱に据えて、これらを支える経営基盤として、「グリーン戦略の深化」、「人的資本の強化」、「社内DXの加速」を着実に進展させることで、持続的な企業価値の向上を目指しております。 中計2027の初年度にあたる2025年度は、当初計画を上回るとともに、売上高、営業利益のいずれも過去最高を達成することができ、売上高326,194百万円、営業利益27,122百万円、ROE15.1%となりました。この達成の背景には、電力インフラ事業を中心とした旺盛な需要環境に加え、これまで取り組んできた価格適正化やコスト削減の取組み等の成果が現れ、社会インフラ事業の業績改善に繋がったことがあります。さらに、保守・メンテナンス等のストック型ビジネスの収益拡大により、外部環境の変動に左右されにくく、利益率と資本効率(ROIC)が同時に向上する収益構造が確立されつつあります。 当連結会計年度の投資の状況につきましては、設備投資18,082百万円、研究開発13,473百万円となりました。設備投資については、大型変圧器用試験エリアの拡張や乾燥炉の改修といった変圧器工場の既存生産ラインの増強をはじめ、生産能力の向上を図る投資とともに、沼津事業所全体の排水設備や空調追加設置等の工場のインフラ・職場環境改善に向けた投資を行いました。また、その他の工場においても2026年度以降の稼働に向け、生産能力増強に関する投資を着実に進めております。研究開発については後記「第2 事業の状況 6 研究開発活動」に記載のとおりであります。 当社を取り巻く経営環境としては、米国関税の発動、中国による重要鉱物の輸出規制に伴うサプライチェーンリスクの表面化や中東情勢の緊迫化に伴う地政学リスク、急激な為替変動等が、経営上の大きな不確実性要因となっております。このような環境下においても、AI・データセンターの拡大、電動化の進展、再生可能エネルギーの導入拡大を背景とした世界的な電力需要の高まりや、設備更新需要、保守サービス需要の拡大等により、当社の成長に繋がる機会が継続すると捉えております。一方、EV市場の成長鈍化など事業分野によっては慎重な見極めが必要な状況も継続しております。このような環境の動向に注視しながら、今後も持続的な価値創造に向けて、更なる変化への対応力を高めながら中計2027の取組みを加速してまいります。 2026年度以降の単年度計画につきましては、以下の2026年度当初計画のように前年度実績を基礎としつつ、最新の事業環境および足元の進捗状況を適切に見極めながら、業績予想に反映させていく方針であります。 指標   2025年度(当初計画)   2025年度(修正発表)   2025年度(実績)   2026年度(当初計画)   2027年度(目標) 受注高 (百万円)   340,000   345,000   358,239   375,000   380,000 売上高 (百万円)   335,000   325,000   326,194   355,000   370,000 営業利益 (百万円)   20,000   24,000   27,122   29,000   25,000 経常利益 (百万円)   20,000   24,500   27,889   29,000   25,000 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)   14,000   20,500   23,625   22,000   17,500 ROE (%)   -   -   15.1   -   10.0 ROIC (%)   -   -   9.4   -   8.0 営業利益率 (%)   6.0   7.4   8.3   8.2   6.8 自己資本額(百万円)   -   -   174,889   -   - 自己資本比率 (%)   -   -   46.8   -   - (5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 この連結財務諸表の作成にあたって、連結貸借対照表上の資産、負債の計上額、及び連結損益計算書上の収益、費用の計上額に影響を与える見積りを行う必要があります。 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 なお、連結財務諸表の作成に当たり採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表」の(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)に記載しております。 ① 固定資産の減損及び投融資の評価 当社グループは、有形固定資産及び無形固定資産について、見積耐用年数にわたり、主として定率法又は定額法により償却しております。これらの有形固定資産及び無形固定資産について、帳簿価額が回収できない可能性を示す事象や状況の変化が生じた場合に、減損の判定を行っております。減損が生じていると判断した場合、当該資産の帳簿価額が回収可能価額を上回る金額を、減損損失として計上しております。 回収可能価額は、使用価値と正味売却価額のうち、いずれか高い金額としております。使用価値の算定においては、見積り将来キャッシュ・フローを、貨幣の時間価値及び資産固有のリスクを反映した割引率を用いて現在価値に割り引いて算出しております。 なお、一部の子会社の買収時に発生したのれんの価値算定においては、過去実績、収益と費用の予測、将来の市場の成長度合、経営者により承認された事業計画の実現可能性度合、適切な市場における比較対象等の前提条件を使用しております。また、割引率の算定にあたっては、独立した外部の評価機関を利用しております。 これらの前提条件の見積りに関する評価は合理的であると判断しておりますが、予測不能な前提条件の変化等により回収可能価額の評価に関する見積りが変化した場合には、更に減損損失の計上が必要となる可能性があります。 また、会計上の見積り及び仮定については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」をご参照ください。 ② 繰延税金資産 当社グループは、将来の課税所得の見込みにより、回収可能と判断した部分につきましては評価性引当額を認識しておらず、繰延税金資産を計上しております。 繰延税金資産の回収可能性を評価するに際しては、過去実績、将来の課税所得及びタックス・プランニング等を考慮し、慎重に検討しておりますが、予測不能な前提条件の変化等により回収可能性の評価に関する見積りが変化した場合には、繰延税金資産の修正が必要となる可能性があります。 ③ 受注損失引当金 当社グループは、受注契約に係る将来の損失に備えるため、翌連結会計年度以降の損失発生見込額を計上しております。実際の発生原価が見積りと異なる場合、引当金の追加計上が必要となる可能性があります。 ④ 製品保証引当金 当社グループは、納入した製品の無償補修費用の支出に備えるため、無償補修費用を個別に見積り算出した額を計上しております。実際の補修費用が見積りと異なる場合、引当金の追加計上が必要となる可能性があります。 ⑤ 退職給付に係る負債 従業員の退職給付債務及び費用は、割引率、昇給率、退職率、死亡率、長期期待運用収益率等の前提条件を用いた年金数理計算により見積られます。特に割引率及び長期期待運用収益率は、退職給付債務及び費用を決定する上で重要な前提条件であります。 割引率は、測定日時点における従業員への給付が実行されるまでの予想平均期間に応じた優良債券の利回りに基づき決定しております。長期期待運用収益率は、債券及び株式等の投資対象資産グループ別の長期期待運用収益の加重平均に基づき決定しております。 当社グループは、年金数理計算上用いられる前提条件と方法は適切であると判断しておりますが、前提条件と実際の結果が異なる場合、又は前提条件の変更がある場合には、当社グループの退職給付債務及び費用に影響を与える可能性があります。 なお、割引率及び長期期待運用収益率がそれぞれ0.5%変動した場合の連結財務諸表への影響は以下のとおりであります。 退職給付費用   退職給付債務 割引率   0.5%上昇   87百万円の減少   1,708百万円の減少 0.5%低下   96百万円の増加   1,845百万円の増加 長期期待運用収益率   0.5%上昇   21百万円の減少   ― 0.5%低下   21百万円の増加   ― ⑥ 工事契約に係る収益認識 工事契約に係る収益のうち、一定の期間にわたり充足される履行義務については、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を一定の期間にわたり認識しております。履行義務の充足に係る進捗率の見積りの方法は、主として発生原価に基づくインプット法によっております。 工事契約に係る収益認識は、工事原価総額の見積りにより収益及び損益の額に影響を与えます。工事原価総額の見積りは当初は実行予算によって行っております。実行予算作成時には、作成時点で入手可能な情報に基づいた仕様や材料価格について仮定を設定し、作業効率等を勘案して各工事毎に詳細に積み上げることによって工事原価総額を見積ります。着工後は、プロジェクト毎に実際の発生原価と対比して適時・適切に工事原価総額の見直しを行っております。 工事原価総額の見積りに用いられる前提は適切であると判断しておりますが、想定していなかった原価の発生等により工事進捗度が変動した場合は、工事契約に係る収益及び費用の修正が必要となる可能性があります。 また、会計上の見積り及び仮定については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」をご参照ください。

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開示資料

出典

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