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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ユニバンス

UNIVANCE CORPORATION7254 · Standard · 輸送用機器

自動車部品と産業機械用変速機のメーカー。ユニット・部品の双輪で駆動系技術を核に展開。

概要

株式会社ユニバンスは、静岡県湖西市に本社を置く自動車部品・産業機械用変速機の専門メーカーである。1937年の創業以来、駆動系製品に特化し、2026年3月期の連結売上高は565億円、従業員数は1,512名。東京証券取引所スタンダード市場に上場(1963年)し、主要顧客にFord Motor Company、日産自動車、本田技研工業を持つ。

二つの事業セグメントで構成される収益構造

当社グループの事業は「ユニット事業」と「部品事業」の二本柱で構成される。2026年3月期のセグメント別売上高は、ユニット事業が374億43百万円(全体の66.2%)、部品事業が190億65百万円(同33.7%)である。ユニット事業はトランスミッションやトランスファー(四輪駆動装置)など完成ユニットを手掛け、部品事業はギヤやシャフトなどの個別部品を供給する。両事業とも国内外の自動車メーカー向けが主体だが、産業機械用変速機もユニット事業に含まれる。連結子会社7社のうち、株式会社遠州クロム(機能メッキ処理)や株式会社富士部品製作所は部品事業を、海外のユニバンスINC.、PT.ユニバンスインドネシア、ユニバンスタイランドCO.,LTD.は両事業を担う。

日本・北米・アジアに広がる生産拠点

国内では静岡県湖西市の本社工場を中核に、水窪工場、西浦工場などを保有する。海外では1995年に米国にユニバンスINC.を設立し、その後インドネシア(1996年)、タイ(2011年)、さらに米国にユニバンスアメリカINC.(2018年)を設立した。2025年4月には子会社の株式会社ウエストレイクと富士協同運輸株式会社が合併し、株式会社Kサービスとして物流・工場附帯サービスを提供する。生産拠点の特性に応じたプロセス設計と、為替変動への耐性を考慮したグローバル体制を構築している。

主要3社で売上の8割超を占める顧客集中

2026年3月期の販売実績において、Ford Motor Companyへの売上高が159億37百万円(構成比28.2%)、日産自動車株式会社が152億17百万円(同26.9%)、本田技研工業株式会社が106億57百万円(同18.9%)であり、これら3社で連結売上高の74.0%を占める。特にFord向けは前年比13.4%増と伸長し、北米市場での販売が収益を牽引する。一方で、特定顧客への依存度が高いため、各社の生産計画や電動化戦略の変化が経営に与える影響は大きい。

過去10年の収益は増減を繰り返す

2013年3月期の売上高642億円をピークに、2021年3月期には462億円まで減少した。その後回復に転じ、2026年3月期は565億円となった。営業利益は2025年3月期まで非開示だったが、2026年3月期は50億13百万円を計上。親会社株主に帰属する当期純利益は、2016年3月期に6億円の赤字、2020年3月期に36億円の赤字など変動が大きい。2026年3月期は9億23百万円の純利益だが、減損損失や環境対策引当金などの特別損失が影響した。財務体質としては、収益の安定性が課題と見られる。

業界の中での役割は自動車部品サプライヤー。トランスミッション部品やエンジン部品を自動車OEMに供給。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
565億円
営業利益
50億円
営業利益率
8.8%
純利益
9億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2021/3
事業売上構成比利益利益率
ユニット事業266億円57.6%
部品事業196億円42.4%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車部品主力

自動車のユニット(変速機関連)と部品(ギヤ、シャフトなど)を製造。国内外の自動車メーカーに供給し、駆動系の信頼性を支える。

主要顧客トヨタ自動車、日産自動車

主な製品・サービス2
ユニット製品
トランスミッションやディファレンシャルギヤなど、自動車の駆動系を構成する機能部品。
部品製品
ギヤ、シャフト、ケースなどの機械加工部品。精度と強度が要求される。

02産業機械用変速機準主力

工作機械や建設機械など産業機械向けの変速機を製造。高いトルク伝達効率と耐久性を提供。

主な製品・サービス1
変速機
産業機械の速度やトルクを調整するためのギヤボックス。

03その他副次

工場附帯サービスや物流、メッキ処理などの機能をグループ会社で提供。

製品と技術

自動車用トランスミッションとトランスファー

ユニット事業の主力製品は、自動車用のトランスミッション(変速機)とトランスファー(四輪駆動装置)である。特にトランスファーは2006年12月に生産累計600万台を達成しており、高いシェアを持つ。これらの製品は主に日産自動車、Ford Motor Company、本田技研工業向けに供給される。トランスミッションは1970年に専門工場を建設して以来、一貫生産体制を構築。近年は多段化やハイブリッド対応など技術の高度化が進んでおり、顧客の車種ごとに最適なユニットを開発・供給している。

産業機械用変速機と大型トラクター用パワーシフト

産業機械向けでは、1981年に生産を開始した10トンミキサー専用スピードリダクションユニットが代表製品である。また、1985年に開発した大型トラクター用パワーシフトトランスミッションは、米国スタイガー社への輸出を皮切りに、CNHインダストリアル社など海外の農業機械メーカーにも供給されている。これらの製品は高い耐久性と信頼性が求められる分野であり、当社の工作機械技術とギヤ加工技術を活かした差別化製品である。農業機械の大型化・自動化に対応した変速機の開発も進めている。

電動車向けリダクションギヤと今後の技術展開

2019年3月から生産を開始した電動自動車用e-Axle向けリダクションギヤは、モーターの回転を減速して駆動輪に伝える重要な部品である。電動化の進展に伴い、需要の拡大が見込まれる。当社は従来のエンジン車向け変速機で培ったギヤ加工・熱処理技術を応用し、高精度・低騒音のリダクションギヤを実現している。また、カーボンニュートラル対応として、既存技術の深化と新たな発想の融合による新規事業の創造を経営課題に掲げており、e-Axle以外の電動化製品への展開も視野に入れている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

輸送用機器のなかでの位置

自動車部品中堅、営業利益率改善傾向

ユニバンスは輸送用機器(自動車部品)の中堅メーカー。同業のトヨタ紡織やユニプレスは売上高が大きいが、ユニバンスは売上高500億円超で中規模。2025/3期の営業利益率7.42%、2026/3期は8.85%と改善見込み。トヨタグループのサプライヤーとして安定需要がある一方、収益性は業界平均並み。

強み

  • 売上高500億円超で安定した収基盤を持つ。
  • 営業利益率が7.4%→8.9%へ上昇傾向。
  • 主要顧客はトヨタ系列で安定した需要が見込める。
  • 同業のユニプレスなどと比較してさらなる成長余地あり。

課題

  • トヨタ紡織など巨人に対し規模で劣る。
  • 自動車業界の需要変動に業績が左右される。
  • 営業利益率10%未満と高収益とまでは言えない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

輸送用機器の時価総額近傍。太字がユニバンス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17318セレンディップ・ホールディングス260億円6.0倍
27317松屋アールアンドディ236億円15.2倍
37294ヨロズ229億円10.3倍
47266今仙電機製作所229億円8.7倍
56018阪神内燃機工業199億円27.1倍
67254ユニバンス196億円18.9倍
77299フジオーゼックス192億円8.8倍
87273イクヨ173億円6.2倍
97122近畿車輛167億円10.6倍
107256河西工業164億円17.1倍
117235東京ラヂエーター製造162億円7.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 47件

工作機械メーカーの協力工場として創業した1937年

1937年5月、名古屋市において鈴木一郎の個人経営により「富士鐵工所」が創業された。当初は株式会社大隈鐵工所の協力工場として、ギヤブランクやシャフト類の加工を行っていた。その後、時代の流れに伴い軍需品の生産を開始し、1944年4月には静岡県湖西市に工場を疎開、中島飛行機の協力工場として尾輪取付金具の製造に従事した。終戦により1945年8月に一時工場を閉鎖したが、同年10月には再開。戦災で被災した自転車を回収し、フレームを再製して全国自転車リヤカー組合に販売することで生き延びた。

ミシン部品から自動車部品へ転換した戦後復興期

1947年3月に有限会社富士鐵工所を設立し、鈴木一郎が初代社長に就任。当時盛況だったミシン部品の製造に転換し、自ら専用機を考案してシャトルフック(中釜)の専門メーカーとなる。トヨタミシンやリズムミシンに納入するとともに、インドやパキスタンへサービスパーツとして輸出も行った。1949年7月には日産自動車株式会社との取引を開始し、スターターシャフト部品の生産を始めた。これが自動車部品事業への本格的な参入の契機となり、1955年9月には株式会社富士鐵工所に組織変更。1959年4月には日産の増産に対応するため、現本社所在地に新工場を建設し、大幅な設備拡充を実施した。

株式上場とトランスミッション工場の建設で量産体制へ

1963年5月に東京証券取引所市場第二部へ上場。同年9月には富士協同運輸株式会社(現連結子会社)を設立し、物流機能をグループ化した。1968年6月に工作機専門工場、1970年11月にトランスミッション工場を完成させ、自動車用変速機の量産体制を整えた。1971年9月と1973年9月には静岡県磐田郡水窪町に水窪工場と西浦工場を建設し、生産能力を拡大。1973年8月にはトランスミッション実験室を完成させ、開発機能も強化した。この時期に、自動車部品メーカーとしての基盤が固まった。

農機用変速機の開発で北米市場を開拓した1980年代

1981年4月、10トンミキサー専用スピードリダクションユニットの生産を開始し、産業機械分野へ進出。1985年6月には大型トラクター用パワーシフトトランスミッションを開発し、米国スタイガー社への輸出を開始した。これにより農業機械向けトランスミッションの分野で存在感を高め、1992年9月には米国J Iケース社(現CNHインダストリアル社)と購買契約を締結。品質面でも1988年10月にデミング賞実施賞、1993年9月にPM優秀事業場賞を受賞し、高い製造技術を評価された。

社名変更と相次ぐ海外子会社設立でグローバル化を加速

1991年10月に社名を「株式会社フジユニバンス」に変更。1995年7月に米国子会社ユニバンスINC.、1996年3月にインドネシア子会社PT.ユニバンスインドネシアを設立した。1996年7月にISO9001認証取得、2002年11月にQS9000、2003年12月にISO14001を取得。2005年10月にはアイエス精機株式会社と合併し、社名を「株式会社ユニバンス」に変更した。2006年12月には四輪駆動装置トランスファーの生産累計600万台を達成。2011年4月にはタイにユニバンスタイランドCO.,LTD.を設立し、アジアでの生産体制を拡充した。

電動車向けe-Axleギヤ生産と新たな取引先開拓

2019年3月、電動自動車用e-Axle向けリダクションギヤの生産を開始し、電動化対応を本格化。2022年4月の東証市場区分見直しによりスタンダード市場に移行。同年8月にはトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ウエストバージニアとの取引を開始した。2025年4月には子会社の株式会社ウエストレイクと富士協同運輸株式会社が合併し、株式会社Kサービスが発足。2026年3月期の売上高は565億円に回復したが、国内拠点での生産調整や特別損失の計上など、変動の大きい経営環境が続いている。

年表47件を開く

1930年代

  • 1937年5月創業名古屋市において鈴木一郎の個人経営により「富士鐵工所」として創業発足し、当初工作機械メーカーの「株式会社大隈鐵工所」の協力工場としてギヤブランク及びシャフト類の加工を行っていたが、時代の流れと共に軍需品の生産を開始。

1940年代

  • 1944年4月静岡県湖西市に工場疎開し「中島飛行機」の協力工場として主に尾輪取付金具の製造に従事。
  • 1945年8月終戦のため一時工場閉鎖、同年10月再開し、戦災を被った自転車を回収し、フレームの再製を行い「全国自転車リヤカー組合」に販売。
  • 1947年3月創業「有限会社富士鐵工所」を設立し、鈴木一郎が初代社長として就任。当時盛況を極めたミシン部品の製作に転換し、専用機を自家考案して重要部品であるシャトルフック(中釜)の専門製作を行い「トヨタミシン」「リズムミシン」に納入、同時にインド及びパキスタン方面にサービスパーツとして輸出。
  • 1949年7月「日産自動車株式会社」との取引を始め、スターターシャフト部品の生産を開始。

1950年代

  • 1955年9月「有限会社富士鐵工所」を「株式会社富士鐵工所」に組織変更。
  • 1959年4月日産自動車株式会社の増産に伴い、即応体制整備のため、現本社所在地に新工場を建設し、人員及び機械設備等大幅に拡充。

1960年代

  • 1960年7月創業「株式会社鈴木鐵工所」(後のアイエス精機株式会社)を創立し「鈴木自動車工業株式会社」(現:スズキ株式会社)の部品加工を中心に当社姉妹会社として発足し、浜松市小沢渡町に新工場を建設。
  • 1963年5月上場株式を東京証券取引所市場第二部へ上場。
  • 1963年9月「富士協同運輸株式会社」を設立。[現:連結子会社]
  • 1968年6月工作機専門工場を完成。

1970年代

  • 1970年11月トランスミッション工場完成。
  • 1971年9月静岡県磐田郡水窪町に水窪工場を建設し操業開始。
  • 1973年9月静岡県磐田郡水窪町に西浦工場を建設し操業開始。
  • 1973年8月トランスミッション実験室完成。

1980年代

  • 1981年4月10tミキサー専用スピードリダクションユニット生産開始。
  • 1985年6月大型トラクター用パワーシフトトランスミッションを開発、米国スタイガー社へ輸出開始。
  • 1988年10月デミング賞実施賞受賞。
  • 1989年10月「株式会社ウエストレイク」を設立。[現:連結子会社]

1990年代

  • 1991年7月「株式会社遠州クロム」の株式を取得。[現:連結子会社]
  • 1991年10月商号変更社名を「株式会社フジユニバンス」に変更。
  • 1992年9月米国JIケース社(現:CNHインダストリアル社)と購買契約を締結。
  • 1993年9月PM優秀事業場賞受賞。
  • 1995年7月アメリカ合衆国に子会社「ユニバンスINC.」を設立。[現:連結子会社]
  • 1996年3月インドネシア共和国に子会社「PT.ユニバンスインドネシア」を設立。[現:連結子会社]
  • 1996年7月ISO9001認証取得。
  • 1997年10月TPM優秀継続賞第1類受賞。
  • 1998年9月駆動力配分装置製造専門工場完成。

2000年代

  • 2002年11月QS9000認証取得。
  • 2003年12月ISO14001認証取得。
  • 2003年12月アイエス精機株式会社と包括的業務提携締結。
  • 2005年10月M&Aアイエス精機株式会社と合併し、社名を「株式会社ユニバンス」に変更。
  • 2006年11月ISO/TS16949認証取得。
  • 2006年12月四輪駆動装置「トランスファー」の生産累計600万台を達成。

2010年代

  • 2010年12月PT.ユニバンスインドネシア 第1工場増築。
  • 2011年4月タイ王国に子会社「ユニバンスタイランドCO.,LTD.」を設立。[現:連結子会社]
  • 2012年9月ユニバンスINC. 工場増築。
  • 2013年1月PT.ユニバンスインドネシア 第2工場完成。
  • 2014年6月PT.ユニバンスインドネシア 鍛造工場完成。
  • 2016年3月ユニバンスタイランドCO.,LTD. 新工場で量産開始。(ピントン3工業団地へ移転)
  • 2017年7月「株式会社富士部品製作所」の株式を取得。[現:連結子会社]
  • 2018年12月アメリカ合衆国に子会社「ユニバンスアメリカINC.」を設立。[現:連結子会社]
  • 2019年3月電動自動車用e-Axle向けリダクションギヤの生産開始。

2020年代

  • 2020年8月PT.ユニバンスインドネシア 第2工場増築。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第二部からスタンダード市場に移行。
  • 2022年8月「トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ウエストバージニア」と取引を開始。
  • 2025年4月M&A連結子会社「株式会社ウエストレイク」と「富士協同運輸株式会社」が合併し、「株式会社Kサービス」へ商号変更。[現:連結子会社]

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    既存事業の競争力向上と事業拡大

    既存資産の有効活用や生産拠点の特性に応じたプロセス設計によりものつくり競争力を向上させ、各拠点の自律経営を進める。市場変化に柔軟に対応し、価格競争力と商品力でソリューション提案を強化し、隣接市場への拡大も図る。

  2. 02

    新規事業の創造

    社会や顧客の課題を起点に、既存技術の深化と新たな発想を組み合わせて新たな提供価値の事業化を目指す。既存事業にとらわれない柔軟な視点で課題解決に取り組み、事業ポートフォリオの多様化と中長期的な成長基盤を構築する。

  3. 03

    企業基盤の強化

    カーボンニュートラル対応、業務プロセスの変革、人的資本の充実などを通じ、環境・社会・ガバナンスに配慮した事業運営を推進。経営判断と執行のスピードを高め、組織が自律的に行動できる体制を構築し、持続的な企業価値向上を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,512人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は692万円で、9期前と比べて+11.3%平均年齢は45.4歳、平均勤続年数は21.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,766
2018年3月1,862
2019年3月62242.219.11,865
2020年3月61941.918.71,834
2021年3月57942.319.21,656
2022年3月57643.419.61,623
2023年3月59744.020.51,577
2024年3月61544.720.81,546
2025年3月64444.120.21,518264
2026年3月69245.421.41,512331

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率64.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)71.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 5 / 海外 2、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
本社 — 静岡県湖西市4,878百万円
ユニット 部品
本社工場 — タイ王国2,230百万円
ユニット
本社工場 — 米国ケンタッキー州2,083百万円
ユニット 部品
本社工場 — インドネシア共和国2,010百万円
ユニット 部品
湖西工場 — 静岡県湖西市1,514百万円
ユニット 部品
浜松工場 — 静岡県浜松市中央区248百万円
部品
本社 — 静岡県湖西市152百万円
部品
本社工場 — 静岡県浜松市中央区70百万円
部品
本社工場 — 静岡県湖西市25百万円
その他
主な関係会社
  • 国内
    ㈱遠州クロム(注)1
    静岡県浜松市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱Kサービス(注)2
    静岡県湖西市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱富士部品製作所
    静岡県湖西市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ユニバンスINC.(注)3.4
    アメリカ合衆国ケンタッキー州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PT.ユニバンスインドネシア(注)3
    インドネシア共和国西ジャワ州 · 連結子会社
    議決権94.9%
  • 海外
    ユニバンスタイランドCO.,LTD. (注)3.5
    タイ王国チョンブリ県 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ユニバンスアメリカINC.
    アメリカ合衆国ミシガン州 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は565億円営業利益50億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.8%、利益が+25.0%。

売上高
+4.8%
565億円
営業利益
+25.0%
50億円
純利益
-69.0%
9億円
営業利益率
8.8%
前期比 +1.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高500億円565億円
営業利益30億円50億円
純利益20億円9億円
1株あたり配当¥20¥20

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は138億円、営業利益は11億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+24.3%、営業利益は+450.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1275
2024年1Q11121.83
2024年2Q139128.68
2024年3Q137139.512
2024年4Q141−5
2025年2Q283227.819
2025年4Q256187.010
2026年2Q280227.911
2026年4Q285289.8−2
2027年1Q138118.09

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は642億円から565億円へ88%に減った。直近期の営業利益率は8.8%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
PT.ユニバンスインドネシア 第2工場完成。
2013年3月64274
PT.ユニバンスインドネシア 鍛造工場完成。
2014年3月6461817
2015年3月6481818
2016年3月631−3−6
2017年3月6001−4
アメリカ合衆国に子会社「ユニバンスアメリカINC.」を設立。[現:連結子会社]
2018年3月58754
2019年3月599159
2020年3月563−12−36
2021年3月462−3−13
2022年3月4913328
2023年3月486118
2024年3月5284518
連結子会社「株式会社ウエストレイク」と「富士協同運輸株式会社」が合併し、「株式会社Kサービス」へ商号変更。[現:連結子会社]
2025年3月53940447.429
2026年3月56550538.89

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高565億円のうち、営業利益として残るのは50億円8.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は9億円、売上の1.6%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金80.4%454億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.8%61億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.8%50億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
19.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.8pt
8.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.1pt
1.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.4pt
3.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
9.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが64億円、投資CFが−27億円で、差し引きのフリーCFは37億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は113億円で、売上の2.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月15−496−3440
2014年3月61−39−112251
2015年3月36−37−7−144
2016年3月18−403−2225
2017年3月43−5219−935
2018年3月40−31−10934
2019年3月55−33−262228
2020年3月20−5936−3931
2021年3月29−385−928
2022年3月54−16−383830
2023年3月52−24−212837
2024年3月66−21−304552
2025年3月72−23−214980
2026年3月64−27−637113

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は488億円。このうち返さなくてよい自己資本が293億円で、自己資本比率は59.9%(業種中央値53.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月40516823741.1
2014年3月43218624643.1
2015年3月45520724845.6
2016年3月42518424143.4
2017年3月45819026841.5
2018年3月44419524943.6
2019年3月43919324643.8
2020年3月42315626737.0
2021年3月44316028336.1
2022年3月42918724243.5
2023年3月43120522647.7
2024年3月46424721753.2
2025年3月44926618259.3
2026年3月48829319559.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
113億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
173億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
195億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
88
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率18 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

輸送用機器 82社との比較

同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率82社中11位あたり、逆に低いのは配当利回り82社中62位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.3%/中央値 5.7%
P25 3.3%P75 9.7%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
8.8%/中央値 5.1%
P25 2.6%P75 7.3%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
59.9%/中央値 53.0%
P25 40.5%P75 65.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.8%/中央値 2.1%
P25 -1.4%P75 6.5%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.4%/中央値 3.2%
P25 2.4%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥837で、1年前と比べて+56.2%過去52週の値幅のなかでは79%の位置にある。

¥837+1.0%1ヶ月+4.6%1年+56.2%時価総額196億円
過去52週の値幅
安値¥543高値¥915

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.9倍
PER (会社予想)8.8倍
PBR0.56倍
配当利回り2.39%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は804円で、直近1カ月で1.23%下落。25日線(804.96円)とほぼ同水準。52週高値915円からは12.1%下落、52週安値542円からは48.3%上昇。7月16日に17,400株、7月22日に19,500株の出来高を記録し、株価は810円台まで上昇。以降は800円前後でのもみ合いが続く。RSIは51.09と中立圏で、方向感は乏しい。週足では8月6日から上昇傾向にあったが、8月20日に795円まで下落し、調整が入っている。出来高は低水準で、需給は薄い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERは18.18倍で業界平均16.66倍をやや上回るが、予想PER8.4倍と来期の大幅増益が見込まれる。PBR0.54倍と同平均1.13倍を大きく下回り、配当利回り2.49%は平均2.96%を下回る。ROEは3.3%と低いが、収益改善傾向にあり、割安と判断。両面性として、現状の収益力は弱いが今後の改善が期待される。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.9倍16.3倍
PER (予想)8.8倍
PBR0.56倍1.12倍
ROE3.3%7.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

自動車産業の電動化が進む中、駆動系部品の需要構造が変わりつつある。強気派は、電動車にも従来のシャフト技術が生きるとし、軽量化や高効率化のニーズで受注拡大を見込む。一方、弱気派は、EVではシャフトの本数が減るため中長期的に需要が縮小すると懸念。業績は増収増益計画だが、2026年3月期の純利益が急減する見通しで、その原因が経営上の課題か一時的要因かが焦点。

プラスに働く材料7
  • 電動車でも駆動系部品は必要

    EVにもシャフトは必要で、軽量化・高効率化の技術が生きる

  • 業績は増収基調

    売上高は2024年度528億円から2026年度565億円へ増加見込み

  • 営業利益率の改善計画

    営業利益率は7.4%から8.9%へ改善する計画

  • 営業利益50億円と前期比25%増2026年通期影響

    営業利益が40億円から50億円に増加。営業利益率も8.85%へ改善

  • 予想PER8.4倍の割安水準通年影響

    予想PER8.4倍と実績PER18.18倍から大幅に低下見込み

  • PBR0.54倍の純資産割れ継続影響

    PBR0.54倍と解散価値以下。株価が純資産を下回っている

  • 株価1年で51.7%上昇の好モメンタム継続影響

    前期比51.7%上昇。相場全体を上回る強さが続く

マイナスに働く材料7
  • EV化で需要減の懸念

    EVではシャフトの使用本数が減るため中長期的に市場縮小

  • 純利益の急減

    2026年3月期の純利益は9億円と前期から大幅減益の見通し

  • 依存先の集中リスク

    国内自動車メーカー中心の顧客構造で需要変動に弱い

  • 純利益が69%減の9億円に急減2026年通期影響

    純利益が29億円から9億円へ大幅減少。営業利益と逆行しており懸念

  • ROE3.3%と資本効率が低い継続影響

    ROE3.3%と低く、PBR0.54倍の水準も正当化しにくい

  • 売上高伸び率は前期比4.8%にとどまる2026年通期影響

    売上高が539億円から565億円に増えたが、伸び率は4.8%と低調

  • 配当利回り2.49%と株主還元は限定的継続影響

    配当利回り2.49%と平均的で、株価上昇でさらに低下する可能性

次の決算で確かめる点
EV向け部品の受注状況
電動化への対応度と今後の成長性を示す
海外売上比率
グローバル展開の進捗と需要分散の度合いを測る
営業利益率
収益性改善が計画通り進むか確認する
設備投資額
将来の生産能力や技術開発への投資意欲を判断

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり20で、前期から+28.6%いまの株価に対する利回りは2.39%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥20
1株あたり
配当利回り
2.39%
いまの株価に対して
配当性向
11.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月6
2018年3月60.0
2019年3月833.3
2020年3月6−25.0
2021年3月2−66.7
2022年3月7250.03.9
2023年3月70.08.1
2024年3月1157.112.2
2025年3月1427.311.6
2026年3月1828.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥20

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,355人。区分でいちばん多いのは個人・その他57.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が32.8%を占め、残る67.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他61.361.763.560.260.857.8
事業法人27.124.824.724.725.124.3
自己株式11.011.011.011.011.010.8
外国法人1.04.31.53.82.58.7
金融機関8.48.07.98.28.38.5
証券会社2.11.32.13.02.80.7
外国人個人0.00.00.30.10.40.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01鈴木 一和雄9.45
02スズキ株式会社8.28
03大同特殊鋼株式会社8.12
04DBS BANK LTD 7001704.75
05ESG投資事業組合4.54
06株式会社静岡銀行4.09
07谷 典幸2.21
08INTERACTIVE BROKERS LLC2.13
09鈴木 真保2.07
10宮本 愛子1.85

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-19
    Be Brave株式会社 代表取締役 泉田和人
    新規の大量保有報告
    7.09%
    +1.01pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+123%、1株純資産は14期で+76%。直近期のROEは3.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月207952.514.117.5
2014年3月798919.44.110.5
2015年3月859929.03.915.6
2016年3月−29883−3.1
2017年3月−19909−2.1
2018年3月179301.918.8
2019年3月459254.87.0
2020年3月−171751−20.4
2021年3月−63769−8.3
2022年3月13689816.33.73.9
2023年3月389864.010.28.1
2024年3月851,1847.88.912.2
2025年3月1421,27911.52.711.6
2026年3月441,4023.318.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額108百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
鈴木一和雄取締役会長(代表取締役)792,211,000
谷典幸取締役副会長64518,000
髙尾紀彦取締役社長(代表取締役)内部監査室 担当5620,000
石川伸一郎取締役65
三好通生取締役(監査等委員)6829,000
森嶋正取締役(監査等委員)7816,000
山本あつ美取締役(監査等委員)493,000
松本直樹取締役(監査等委員)64
氏名役職

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)35496421
社外取締役5203235
取締役(社内)11832121

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容481字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社7社で構成され、自動車部品及び産業機械用変速機等の製造販売を主な内容とし、これらに関連する物流及びその他のサービス等の事業活動を展開しています。 当社グループの子会社は次のとおりです。 当社 株式会社ユニバンス 自動車部品の製造販売 (ユニット事業、部品事業) 子会社 株式会社遠州クロム 機能メッキ処理 (部品事業) 株式会社Kサービス 工場附帯及び物流サ-ビス (その他) 株式会社富士部品製作所 自動車部品の製造販売 (部品事業) ユニバンスINC. 自動車部品の製造販売 (ユニット事業、部品事業) PT.ユニバンスインドネシア 自動車部品の製造販売 (ユニット事業、部品事業) ユニバンスタイランドCO.,LTD. 自動車部品の製造販売 (ユニット事業) ユニバンスアメリカINC. 営業及び市場調査 (その他) 事業の系統図は次のとおりであります。 なお、2025年4月1日付で株式会社ウエストレイクと富士協同運輸株式会社が合併し、株式会社Kサービスへ商号変更しております。
経営方針・対処すべき課題2,739字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、1937年の創業以来、常にお客様第一を考え、最適な製品を提供し、競争力ある提案型企業を目指した経営活動を推進しております。創業の精神であります「常に今よりも高きものに」のもと、駆動系製品の専門メーカーとして「魅力ある商品」を創造し、お客様の期待を超えるパートナーを目指すとともに、企業理念である「わたくしたちは、人間尊重をもとに、たえまない革新を通じ、人々の幸せづくりに貢献します」を常に心がけ、事業活動を通じて社会課題を解決することで、産業界の発展と国際社会に貢献できることを経営の基本としております。 (2)中長期的な会社の経営戦略 中期経営戦略につきましては、持続的な成長と中期的な企業価値向上の実現に向け、Vision2030「ものつくりを通じたことつくりで社会に貢献する」の具現化をさらに進めてまいります。急速に進展する技術革新や市場ニーズの多様化、地政学リスクや経済不確実性の高まりなど、変化の大きい事業環境において勝ち残るため、挑戦と失敗からの学びを通じた成長を基軸に、1.「既存事業領域での競争力向上と事業の拡大」、2.「新規事業の創造」、3.「企業基盤の強化」に引き続き取り組んでまいります。 これらの施策の推進にあたっては、既存資産の有効活用と生産拠点の特性に応じた最適なプロセス設計を通じたものつくり競争力の向上に加え、市場環境や顧客ニーズの変化に柔軟に対応した提案型ビジネスの高度化を図ります。また、新たな価値創造に向けて既存技術の深化と新たな発想の融合を進め、事業ポートフォリオの多様化と中長期的な成長基盤の構築を推進してまいります。さらに、カーボンニュートラルへの対応や人的資本の充実、デジタル化の推進を含む企業基盤の強化を通じて、環境変化に強い事業運営体制の確立を目指します。加えて、迅速かつ的確な経営判断と執行を実現するため、組織の自律性を高め、スピード感ある意思決定と効率的な企業運営を一層推進してまいります。 今後もグローバルな視点で経営革新を進めるとともに、当社グループ一体となって社会価値の創出と企業価値の向上の両立を図ってまいります。 (3)優先的に対処すべき課題 企業の持続的な成長と中長期的な企業価値向上に向け、当社グループを取り巻く事業環境は引き続き大きな変化の局面にあります。気候変動への対応や脱炭素化に向けた取り組みが進展する一方で、自動車部品業界では車両電動化をはじめとする技術革新や市場ニーズの多様化が進んでいます。また、ウクライナおよび中東情勢の長期化による地政学リスクに加え、物価や賃金の上昇、通商政策の動向などにより、世界経済の先行きは引き続き不透明な状況にあります。 自動車部品業界を取り巻く技術革新や市場ニーズの多様化、需要構造の変化および不確実性が常態化する事業環境の下、当社グループが既存事業の競争力・収益性を維持・強化しつつ、将来に向けた新たな価値創造を継続的に実現していくためには、組織・業務の柔軟性、人材の成長、迅速な経営判断を可能とする企業基盤の強化が重要な経営課題であると認識しております。 当社グループは、こうした環境変化を前提として、創業の精神「常に今よりも高きものに」とVision2030「ものつくりを通じたことつくりで社会に貢献する」の実現を目指し、事業活動を通じた社会価値の創出と企業としての持続的な成長の両立を図っていく必要があると考えています。 このような認識のもと、変動の大きい事業環境においても企業価値の向上を実現していくため、当社グループは以下の三点を対処すべき課題として位置づけ、継続的に取り組んでまいります。 1.既存事業領域での競争力向上と事業の拡大 当社グループは、こうした事業環境の変化を踏まえ、既存資産の有効活用や生産拠点の特性に応じたプロセス設計を通じて、『ものつくり競争力の向上』と『各生産拠点における自律的な経営』を進め、既存商品の競争力および収益力の強化に取り組んでいます。また、市場環境や顧客ニーズの変化に柔軟に対応し得る体制のもと、競争優位性のある価格設定と商品力を基盤としたソリューション提案を推進するとともに、将来的な技術開発力の強化を視野に入れつつ、既存市場および隣接市場への拡大を図ってまいります。 2.新規事業の創造 当社グループが掲げる Vision2030「ものつくりを通じたことつくりで社会に貢献する」を持続的に実現していくためには、既存事業の強化にとどまらず、将来に向けた新たな価値創造の可能性を主体的に広げていくことが重要な経営課題と認識しています。 当社グループは、社会や顧客の課題を起点として、既存技術の深化や新たな発想を組み合わせることにより、新たな提供価値の事業化を目指しています。また、既存事業にとらわれない柔軟な視点のもとで課題解決に取り組む活動を並行して進めることで、事業ポートフォリオの多様化を図り、中長期的な成長に資する新規事業の創出に取り組んでまいります。 3.企業基盤の強化 当社グループは、カーボンニュートラルへの対応や業務プロセスの変革、人的資本の充実を含む基盤整備を通じて、環境・社会・ガバナンスに配慮した事業運営を推進するとともに、経営判断と執行のスピードを高め、組織が自律的に行動できる体制の構築を進めてまいります。これにより、事業環境の変化や不測の事態にも対応可能な企業基盤を整え、持続的な企業価値の向上を目指してまいります。 (対処すべき課題に共通する取り組みの考え方) 上記の諸課題に取り組むにあたり、当社グループは、これまでの中期経営計画のローリングを通じた検証を踏まえ、計画や方針を定めること自体ではなく、現場レベルにおいて自律的に行動を決定できる小さな活動体が「挑戦」「失敗」「学び」を繰り返すことを通じて、人材および組織が市場や顧客に対する価値創出を実現する構造へ変革していくことが重要であると認識しています。 当社グループは、こうした挑戦と失敗からの学びを通じた成長を重視し、各課題への取り組みを進めてまいります。 なお、推進にあたっては経営判断と執行のスピードアップにより効果的な企業運営を図るとともに、コーポレート・ガバナンスの充実を図り、透明性、健全性を更に高める活動の推進に努めてまいります。
事業等のリスク4,111字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、以下に記載するリスクは、当社グループが事業活動を行う上で、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主なものです。 当社グループは、事業活動を取り巻く外部環境および内部環境に内在するさまざまなリスクについて、全社的なリスクマネジメントの枠組みのもと、抽出・評価を行っています。そのうえで、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識したリスクについては、経営として優先的に管理すべきリスクとして継続的に対応を行っています。 以下に記載する「事業等のリスク」は、こうした全社的なリスクマネジメントの取組みを踏まえ、投資判断上重要と考えられる主なリスクを、その性質に応じて整理・記載したものであり、当社グループは、これらのリスクへの対応を「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載した各種施策を通じて進めております。なお、ここに記載されたリスクは、当社グループのすべてのリスクを網羅したものではなく、今後の事業環境や社会情勢の変化等により、新たなリスクが生じる可能性があります。文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月25日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1)自動車部品業界の構造変化、マルチパスウエイについて 当社グループは、自動車部品の製造・販売を主な事業としております。近年、自動車業界では、カーボンニュートラルの実現に向けた電動化が中長期的な方向性として示されている一方で、各国・地域の政策動向やインフラ整備の進捗、消費者の選好の違い等を背景に、内燃機関、電動化技術、ハイブリッド技術等が併存する形で車両技術の多様化が進展しています。また、使用環境や用途、価格帯等に応じて市場ニーズも多様化しており、自動車部品業界を取り巻く事業環境は複雑化しています。 このような不確実性に対し、当社グループが市場ニーズや技術動向を適切に捉え、顧客が求める製品・技術を十分に提供できない場合には、競争力の低下を招き、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (対処すべき課題との接続) 当社グループは、本リスクを事業環境の構造的変化に起因する重要な経営課題と捉え、市場ニーズの多様化や技術進展に柔軟に対応できる事業体制の構築を通じて、既存事業領域での競争力向上と事業の拡大、ならびに中長期的な成長に向けた新たな事業機会の創出に取り組んでいます。 (2)自然災害について 当社グループは、東海地区に本拠地を有しており、地震をはじめとする自然災害が発生した場合には、人命への影響に加え、設備の損壊、操業の中断、物流の停滞等により、事業活動に影響を受ける可能性があります。また、広域的かつ大規模な自然災害が発生した場合には、自動車産業全体の生産や供給に影響が及ぶことも想定され、その結果として当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (対処すべき課題との接続) 当社グループは、本リスクを事業継続および安定的な製品供給に関わる重要な経営課題と捉え、企業基盤の強化に向けた取組みの一環として、自然災害の発生を前提に、防災委員会を通じて初動対応を行うとともに、事業継続に影響を及ぼしうる事象への対応が重要であると認識しています。 (3)原材料・部品等の購入について 当社グループの事業活動においては、原材料および部品の多くをグループ外の取引先から調達しており、サプライチェーンの安定性は事業継続上、重要な要素となっています。近年においては、地政学的リスクの高まりや国際物流の不安定化、自動車部品業界における再編の進展等を背景に、原材料および部品の調達環境は複数の外部要因が重なり合う形で構造的に不確実性を増しており、その変動が常態化する傾向が見られます。また、原材料価格やエネルギー価格の変動、人件費の上昇等も継続的な課題となっています。 このような調達環境の変化により、必要な原材料や部品を安定的かつ適正な条件で調達できない場合や、調達コストが上昇した場合には、生産活動や収益性に影響を及ぼし、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (対処すべき課題との接続) 当社グループは、本リスクを事業継続および競争力確保に関わる重要な経営課題と捉え、サプライチェーン全体を踏まえた柔軟な事業運営を通じて、既存事業領域での競争力向上および企業基盤の強化に取り組んでいます。 (4)製品の品質について 当社グループは、自動車部品メーカーとして、製品の品質を単なる製品特性として捉えるのではなく、顧客満足の度合いを形成する重要な要素の一つと認識しています。このため、品質マネジメントシステムに基づき、市場や顧客から得られる情報を踏まえながら、製品および業務プロセスの継続的な改善に取り組んでいます。また、品質管理体制の有効性を確保するため、第三者機関による審査を受けるなど、継続的な改善を行っています。 しかしながら、設計上または製造工程上の問題等により、万一、顧客の期待に十分応えられない品質上の問題が発生した場合には、顧客からの信頼低下や補償費用の発生等を通じて、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、設計上または製造工程上の問題等により、万一品質不具合や製品トラブルが発生した場合には、リコールや補償費用の発生、顧客からの信頼低下等を通じて、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (対処すべき課題との接続) 当社グループは、顧客満足の向上を支える品質を重要な経営要素の一つと位置づけ、既存事業領域での競争力向上と事業の拡大を支える観点から、企業基盤の強化に取り組んでいます。 (5)情報セキュリティについて 当社グループの事業活動は、設計・生産・調達・販売等の各プロセスにおいて情報システムへの依存度が高まっており、情報セキュリティは事業運営の前提となる重要な要素となっています。特に、基幹システムやグループ内外との情報連携の高度化が進む中で、情報資産を安全管理することに加え、正確かつ安定的に利用できる状態を確保することが、当社グループの事業遂行や経営判断に影響を及ぼす要因となっています。 近年においては、サイバー攻撃が日々高度化・巧妙化しており、不正アクセスや情報漏えいに加え、システム障害や業務停止等を引き起こすリスクも高まっています。 当社グループでは、これらのリスクに対する対応力の強化を進めてきておりますが、事業のデジタル化が進展する中においては、情報の完全性や可用性が十分に確保されない場合、迅速かつ的確な意思決定や業務遂行が阻害され、事業活動の効率や競争力に影響を及ぼす可能性があります。 万一、情報セキュリティ上の問題が発生した場合には、業務の停止や重要情報の漏えい、顧客からの信頼低下等を通じて、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (対処すべき課題との接続) 当社グループは、情報セキュリティを事業継続および価値創造を支える重要な経営課題の一つと捉え、企業基盤の強化に向けた取組みの一環として、情報資産の保護とともに、情報の完全性および可用性を重視し、事業環境やリスクの変化を踏まえながら、継続的な見直しと対応を行っています。 (6)コンプライアンスについて 当社グループは、法令および社内ルールの遵守にとどまらず、社会の常識や倫理を踏まえた誠実な行動を通じて、従業員、取引先、顧客、地域社会等のすべてのステークホルダーから信頼される企業活動を行うことが、持続的な事業運営の前提であると認識しています。このため、全社的なリスクマネジメント体制のもと、法令違反に限らず、ハラスメントや人権に関する問題を含めたコンプライアンス上のリスクについて、継続的な把握と見直しを行っています。 また、これらの取組みを形式的な対応にとどめることなく、経営と現場が課題認識を共有し、問題の未然防止や早期把握、被害の最小化につながる状態を意図的に維持していくことが重要であると考えています。 事業活動の過程においては、これらのコンプライアンス上のリスクが顕在化した場合に、損害賠償の発生や社会的信用の低下等を通じて、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (対処すべき課題との接続) 当社グループは、コンプライアンスを、企業基盤を支える重要な経営課題の一つと捉え、ステークホルダーから信頼され、選ばれ続ける企業であるための基盤強化の一環として、継続的な対応を行っています。 (7)経済情勢について 当社グループの事業は、主として北米、日本、アジア地域を中心とするグローバルな自動車市場の動向に影響を受けています。近年においては、世界的な物価・賃金上昇の継続、金融政策の動向、地政学的リスクの顕在化に加え、通商政策の変更等を背景に、複数の外部要因が重なり合う形で世界経済の先行きに対する不透明感が高まっており、その不確実性は引き続き高い水準で推移しています。これらの経済環境の変化は、自動車市場の需要動向や顧客の生産計画に影響を及ぼす可能性があります。 このような経済情勢の変動により、当社グループの製品需要が変動した場合や、調達コスト・人件費等が上昇した場合には、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 なお、米国通商政策が事業および業績に与える影響については、先行き不透明であり現時点で適切に見積もることが困難であるため、当社グループの業績予想には織り込んでおりませんが、必要に応じて対応などを検討してまいります。
経営成績の分析 (MD&A)5,295字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)経営成績等の状況の概要及び分析・検討内容 当連結会計年度における当社グループを取り巻く経営環境につきましては、ウクライナを巡る状況が膠着する中、イランを含む中東地域において武力衝突を含む情勢が一段と緊迫化し、原材料価格やエネルギー価格は高止まりする状況が続きました。また、米国では関税政策を巡り方針の変更や見直しが相次いだことから、世界経済の不透明感は一層高まりました。 このような環境の中、当社グループの当連結会計年度における売上高は、主に、一部顧客のエネルギー関連コスト高騰を背景とした最終需要減速に伴う生産調整により、日本拠点において売上減少影響を受けたものの、米国追加関税発動前の駆け込み需要による売上増加や、タイバーツに対する円安に伴う為替換算影響、原材料価格上昇に対する販売価格是正の進展等の影響により、565億42百万円となり、前年同期に比べ26億26百万円(4.9%)の増加となりました。 利益面におきましては、賃上げによる労務費と仕入コストの増加等の減益影響がありましたが、売上増加に加え、円安による為替影響や収益改善活動による利益増加影響により、営業利益は50億13百万円(前年同期比24.4%の増加)、経常利益は52億63百万円(前年同期比19.8%の増加)となりました。しかしながら、当社において事業の収益性の低下が見られたことによる生産設備等の減損損失16億22百万円、また連結子会社である株式会社遠州クロムの工場敷地内における土壌および地下水汚染への対応(注)に関連し、将来の当工場敷地での操業終了に伴い不要となる資産の減損損失3億10百万円と土壌修復工事方法の変更による追加の支払い見込み額等を環境対策引当金繰入額として6億67百万円、また当社が保有する投資有価証券に対する評価損5億16百万円を、それぞれ特別損失に計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は9億23百万円(前年同期比68.7%の減少)となりました。 (注) 前々連結会計年度において、当社連結子会社である株式会社遠州クロム(浜松市)の工場敷地内で地下水汚染の自主調査を行った結果、環境省令に定める基準値を超える特定有害物質(六価クロム)が検出されました。当該調査の結果については浜松市に報告し、2023年12月2日付けで公表されております。前連結会計年度においては、行政当局および専門家の指導の下、汚染地下水の流出防止対策を行い、2025年2月13日浜松市に「措置完了届」を提出し、受領されました。今後も引き続き近隣住民・事業者の安心安全を最優先とし、昨今頻発する自然災害への対策についても検討を重ね、行政当局および専門家の指導を仰ぎながら恒久的な土壌修復を行ってまいります。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 <ユニット事業> 売上高は、主に、一部顧客のエネルギー関連コスト高騰を背景とした最終需要減速に伴う生産調整により、日本拠点において売上減少影響を受けたものの、アジア拠点において米国追加関税発動前の駆け込み需要による売上増加や、タイバーツに対する円安に伴う為替換算影響、原材料価格上昇に対する販売価格是正の進展により、374億43百万円(前年同期比5.5%の増加)となりました。セグメント利益につきましては、日本拠点での操業度低下による利益減少影響はありましたが、アジア拠点での操業度向上や為替影響により52億6百万円(前年同期比24.1%の増加)となりました。 <部品事業> 売上高は、主に米国拠点における顧客の好調な販売に伴う売上増加により、190億65百万円(前年同期比3.7%の増加)となりました。セグメント利益につきましては、米国拠点における販売増加に伴う操業度向上や工程改善活動による利益増加影響はあったものの、日本拠点における賃上げによる労務費と仕入れコストの増加等により2億19百万円の損失(前年同期は1億79百万円の損失)となりました。 <その他> セグメント利益につきましては、19百万円の利益(前年同期比116.6%の増加)となりました。 (2)生産、受注及び販売の実績 ①生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) ユニット事業(千円)   37,468,524   105.3 部品事業(千円)   19,087,134   103.9 報告セグメント計(千円)   56,555,659   104.8 その他(千円)   33,167   103.6 合計(千円)   56,588,826   104.8 (注)金額は販売価格並びに製品原価によっております。 ②受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) ユニット事業(千円)   37,835,513   107.8   2,719,842   116.8 部品事業(千円)   19,268,848   105.4   1,700,882   113.6 合計(千円)   57,104,361   107.0   4,420,725   115.6 (注)金額は販売価格によっております。 ③販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) ユニット事業(千円)   37,443,760   105.5 部品事業(千円)   19,065,649   103.7 報告セグメント計(千円)   56,509,409   104.9 その他(千円)   33,167   103.6 合計(千円)   56,542,577   104.9 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) Ford Motor Company   14,051,348   26.1   15,937,811   28.2 日産自動車㈱   14,965,944   27.8   15,217,306   26.9 本田技研工業㈱   10,007,895   18.6   10,657,590   18.8 CNH Industrial   4,796,471   8.9   3,862,701   6.8 (3)財政状態の概要及び分析 (資産) 当連結会計年度末における総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ39億8百万円増加し、488億円となりました。これは主に、現金及び預金が33億35百万円、投資有価証券が14億11百万円、売掛金が12億94百万円増加したことによるものです。 (負債) 当連結会計年度末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べ12億56百万円増加し、195億5百万円となりました。これは主に、環境対策引当金が6億20百万円、繰延税金負債が4億55百万円、支払手形及び買掛金が3億31百万円増加したことによるものです。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ26億51百万円増加し、292億95百万円となりました。これは主に、為替換算調整勘定が9億84百万円、その他有価証券評価差額金が9億40百万円、利益剰余金が6億10百万円増加したことによるものです。 (4)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物の残高(以下「資金」という。)は113億14百万円となり、前連結会計年度末と比べ33億35百万円の増加となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は64億35百万円(前年同期比10.3%の減少)となりました。 資金の主な増加要因は、減価償却費30億76百万円、税金等調整前当期純利益21億24百万円、及び減損損失19億62百万円です。資金の主な減少要因は、法人税等の支払額11億75百万円、及び売上債権の増加9億98百万円です。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は26億91百万円(前年同期比17.7%の増加)となりました。 これは主に、有形固定資産の取得による支出21億32百万円と投資有価証券の取得による支出5億75百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は6億30百万円(前年同期比70.0%の減少)となりました。 これは主に、配当金の支払3億11百万円と長期借入金の返済による支出2億71百万円によるものです。 (5)資本の財源及び資金の流動性について 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、材料購入費用のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、増産対応及び新規製品受注対応のための設備投資によるものであります。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。 当連結会計年度末における借入金およびリース債務を含む有利子負債の残高は6億40百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は113億14百万円となっております。 (6)経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、売上高営業利益率を経営指標とし、当社グループ一丸によるグローバルな企業価値向上に取り組んでおります。当連結会計年度における売上高営業利益率は、前年同期に対して1.4ポイント改善し、8.9%となりました。 (7)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。 連結財務諸表の作成に際し、当連結会計年度末日における資産・負債の報告数値及び当連結会計年度における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りは、過去の実績や当社グループを取り巻く環境等に応じて合理的と考えられる方法により計上しておりますが、見積り特有の不確実性があるために実際の結果は異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しておりますが、下記の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定が重要であると考えております。 (固定資産の減損) 当社グループは、固定資産の減損に係る回収可能性の評価にあたり、当社については事業の種類別セグメントを基準に、連結子会社は会社別に資産のグルーピングを行い、収益性が著しく低下した資産グループについて、固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することとしております。 (繰延税金資産) 当社グループは、繰延税金資産の計上にあたり、将来の利益計画に基づいて課税所得を見積り、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。なお、当該課税所得を見積るにあたって、前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、繰延税金資産及び税金費用が変動する可能性があります。 (製品保証引当金) 「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。 (環境対策引当金) 「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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