概要
今仙電機製作所は1939年に名古屋市で創業した自動車部品メーカーである。シート機構、電装製品、電子製品の製造販売を中核とし、連結売上高約871億円(2026年3月期)、従業員2,596人。本社は愛知県犬山市。北米(米国・メキシコ)やアジア(中国・タイ・フィリピン・インド・インドネシア)に生産子会社を持つ。2020年にはテイ・エス テックと資本業務提携し、マツダとの合弁会社も設立している。
シート機構・電装・電子の3事業体制
当社グループの事業はシート機構製品、電装製品、電子製品の三つに大別される。シート機構製品はリクライニングアジャスタ(1965年生産開始)、スライドアジャスタ(1966年)、パワーシートアジャスタ(1985年)など。電装製品は自動車用ランプ(1954年)、リレー(1955年)から始まり、現在も供給する。電子製品はインバータなど次世代製品が中心で、マツダとの合弁会社Mazda Imasen Electric Driveが技術開発を担う。このほか、航空機用ワイヤーハーネス(東洋航空電子)、工作機械用ワイヤーハーネス(岐阜東航電)、福祉機器(今仙技術研究所)、画像・映像処理装置(シーマイクロ)を手がける。
日本・北米・アジアの3極体制で収益を稼ぐ
2026年3月期の連結売上高871億円のうち、日本が384億円(構成比44%)、北米が250億円(29%)、アジアが236億円(27%)を占める。日本は本社と国内工場(犬山、可児、岡山、春里、八百津など)を擁し、海外拠点からの開発費回収も利益に貢献。北米ではテネシー工場からオハイオ工場への生産移管や工場売却を完了し、構造改革を進めた。アジアでは中国(広州、武漢)とタイ、フィリピン、インド、インドネシアに拠点を持ち、インドでは生産能力拡大と現地ローカル向け拡販を継続する。テイ・エス テックとの協働によるグローバル拡販も推進中である。
14の子会社と2の関連会社で構成されるグループ
当社グループは当社、連結子会社14社、持分法適用関連会社2社で構成される。主な連結子会社として、東洋航空電子(1967年設立、航空機ワイヤーハーネス)、今仙技術研究所(1982年設立、福祉機器)、シーマイクロ(2011年取得、画像処理)がある。海外では1968年設立の台湾・今仙電機股份有限公司、1996年設立のイマセン フィリピン、1997年設立の米国・イマセン ビュサイラス、2001年の広州今仙電機、2003年のタイ法人、2007年のインド法人、2011年の武漢今仙電機、2012年のメキシコ法人、2014年のインドネシア法人を擁する。非連結子会社であったナイトは2026年3月に解散・清算手続き中である。
業界の中での役割は自動車部品サプライヤー(シート機構・電装、電子)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 日本 | 385億円 | 44.2% | 6億円 | 1.6% |
| 北米 | 250億円 | 28.7% | 5億円 | 2.0% |
| アジア | 237億円 | 27.2% | 10億円 | 4.2% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01自動車主力
シート機構・電装製品、電子製品を自動車メーカー向けに製造販売。国内外に生産拠点を展開。
主要顧客マツダ
- シート機構製品
- シートのスライド、リクライニングなどの機構部品。
- 電装製品
- スイッチ、センサーなど自動車の電装部品。
- 電子製品
- 電子制御ユニットなど。
02福祉機器副次
無動力歩行支援機、電動車いす、義手・義足などの福祉機器を製造販売。
- 無動力歩行支援機
- モーターを使わずに歩行を支援する機器。
- 電動車いす
- 電動で移動する車いす。
- 義手・義足
- 手や足を失った人のための補装具。
03航空機副次
航空機用ワイヤーハーネスを製造販売。
- 航空機用ワイヤーハーネス
- 航空機に使用される電線束。
04工作機械副次
工作機械用ワイヤーハーネスを製造販売。
- 工作機械用ワイヤーハーネス
- 工作機械に使用される電線束。
05情報機器その他
画像・映像処理装置を製造販売。
- 画像・映像処理装置
- 画像や映像を処理するための装置。
製品と技術
シート機構製品:リクライニングアジャスタからパワーシートまで
当社の主力製品群の一つが自動車用シート機構である。1965年にリクライニングアジャスタ、1966年にスライドアジャスタの生産を開始し、1985年には電動式のパワーシートアジャスタを投入した。現在では手動・電動の両タイプをそろえ、日本、北米、アジアの各拠点で生産・販売している。これらの製品は乗用車のシート調整機構として不可欠であり、完成車メーカーの仕様に応じて多様なバリエーションを供給する。
電装製品と電子製品:ランプ・リレーからインバータへ
電装分野では1954年に自動車用ランプ、1955年にリレーの生産で始まり、長年にわたり自動車の電装部品を供給してきた。電子分野では近年、次世代インバータ製品を中心に高付加価値製品への投資を継続している。マツダとの合弁会社Mazda Imasen Electric Driveは電子製品の技術開発と生産技術開発を担当し、将来の成長ドライバーとして位置づけられている。また、広州今仙電機や武漢今仙電機も電子製品の製造・販売に関与している。
その他事業:ワイヤーハーネス・福祉機器・画像処理
自動車部品以外にも多角化している。東洋航空電子は航空機用ワイヤーハーネスを、岐阜東航電は工作機械用ワイヤーハーネスを製造する。今仙技術研究所は電動車いすや義手・義足に加え、無動力歩行支援機「WPW」を開発・製造している。シーマイクロは画像・映像処理装置を手がける。これらの事業は売上高に占める割合は小さいが、グループ全体の技術基盤を支える役割を果たしている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
輸送用機器の時価総額近傍。太字が今仙電機製作所
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6584三櫻工業 | 285億円 | 18.0倍 |
| 2 | 7018内海造船 | 271億円 | 8.9倍 |
| 3 | 7318セレンディップ・ホールディングス | 260億円 | 6.0倍 |
| 4 | 7317松屋アールアンドディ | 236億円 | 15.2倍 |
| 5 | 7266今仙電機製作所 | 229億円 | 8.7倍 |
| 6 | 7294ヨロズ | 229億円 | 10.3倍 |
| 7 | 6018阪神内燃機工業 | 199億円 | 27.1倍 |
| 8 | 7254ユニバンス | 196億円 | 18.9倍 |
| 9 | 7299フジオーゼックス | 192億円 | 8.8倍 |
| 10 | 7273イクヨ | 173億円 | 6.2倍 |
| 11 | 7122近畿車輛 | 167億円 | 10.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 44件
電気機械器具メーカーとして設立された1939年
1939年2月、愛知県名古屋市東区において、電気機械器具及び諸機械の製造販売を目的として株式会社今仙電機製作所を設立した。創業当初の主力は電気機械器具であったが、戦後間もない1947年には犬山工場を建設し、生産基盤を整えた。この時期はまだ自動車部品ではなく、汎用電気機械のメーカーとして出発した。
自動車部品への参入:ランプ・リレー・ウインドレギュレータ
1954年6月に自動車用ランプの生産を開始、続いて1955年3月には自動車用リレー、1958年6月には自動車用ウインドレギュレータの生産を始めた。さらに1960年11月に水島工場を建設、1965年11月にはリクライニングアジャスタ、1966年11月にはスライドアジャスタと、シート機構製品へ参入した。この時期に自動車部品メーカーとしての事業基盤を固めた。
子会社設立と工場拡張による生産体制の拡充
1962年9月に今仙工業(後のナイトビーム)を設立、同年11月には水島工場を分離独立させ水島電装(後のナイト電装)とした。1963年12月に名古屋工場、1967年6月に東洋航空電子、1968年9月に台湾・今仙電機、1970年6月にナイト(後のナイト精機)、1971年8月に広島工場を建設。子会社群と工網の拡大により、自動車部品の生産能力を高めた。
本社移転と吸収合併による事業再編
1979年2月に本社を愛知県犬山市に移転。1982年1月にナイト精機を吸収合併し可児工場とし、1993年10月にはナイト電装を吸収合併し岡山工場とした。また1982年4月に今仙技術研究所を設立し、福祉機器事業を開始。1985年11月には自動車用パワーシートアジャスタの生産を始め、シート機構の電動化に対応した。1995年4月には八百津工場を建設している。
海外展開の加速と株式上場
1996年7月にフィリピン法人、1997年4月に米国法人を設立。1996年12月に株式を店頭登録し、2001年9月に名古屋証券取引所市場第二部に上場、2002年9月に第一部指定、2003年2月に東京証券取引所市場第一部に上場した。2001年12月に広州今仙電機、2003年1月にタイ法人を設立し、中国・東南アジアでの生産拠点を拡大。2004年4月にはナイトビームを吸収合併し春里工場とした。
構造改革と新たな協業:2020年
2007年にインド法人、2011年に武漢今仙電機を設立。2011年11月にシーマイクロの株式を取得し電子事業を強化。2012年にメキシコ法人、2014年にインドネシア法人を設立し、グローバル展開をさらに進めた。2020年11月、テイ・エス テックと資本業務提携を結び、マツダとの合弁会社Mazda Imasen Electric Driveを設立。同時に東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場に移行し、構造改革と事業成長を両立するフェーズに入っている。
年表44件を開く
1930年代
- 1939年2月創業電気機械器具及び諸機械の製造販売を目的として、愛知県名古屋市東区に株式会社今仙電機製作所を設立
1940年代
- 1947年2月犬山工場建設
1950年代
- 1954年6月自動車用ランプの生産開始
- 1955年3月自動車用リレーの生産開始
- 1958年6月自動車用ウインドレギュレータの生産開始
1960年代
- 1960年11月水島工場建設
- 1962年9月創業今仙工業株式会社を設立(株式会社ナイトビームに商号変更)
- 1962年11月商号変更水島工場を分離独立させ、子会社水島電装株式会社を設立(ナイト電装株式会社に商号変更)
- 1963年12月名古屋工場建設
- 1965年11月自動車用リクライニングアジャスタの生産開始
- 1966年11月自動車用スライドアジャスタの生産開始
- 1967年6月子会社東洋航空電子株式会社設立(現・連結子会社)
- 1968年9月海外子会社今仙電機股份有限公司設立(現・連結子会社)
1970年代
- 1970年6月創業株式会社ナイト設立(ナイト精機株式会社に商号変更)
- 1971年8月広島工場建設
- 1979年2月本社を愛知県犬山市に移転
- 1979年12月子会社東洋航空電子株式会社が株式会社岐阜東航電設立(現・連結子会社)
1980年代
- 1982年1月M&Aナイト精機株式会社を吸収合併(現・可児工場)
- 1982年4月子会社株式会社今仙技術研究所設立(現・連結子会社)
- 1985年11月自動車用パワーシートアジャスタの生産開始
1990年代
- 1993年10月M&A子会社ナイト電装株式会社を吸収合併(現・岡山工場)
- 1995年4月八百津工場建設
- 1996年7月海外子会社イマセン フィリピン マニュファクチュアリング コーポレーション設立(現・連結子会社)
- 1996年12月株式を店頭登録銘柄として日本証券業協会に登録
- 1997年4月海外子会社イマセン ビュサイラス テクノロジー インク設立(現・連結子会社)
- 1999年5月岡山新工場建設
2000年代
- 2001年9月上場名古屋証券取引所市場第二部に上場
- 2001年12月海外子会社広州今仙電機有限公司設立(現・連結子会社)
- 2002年9月名古屋証券取引所市場第一部指定
- 2002年1月環境管理の国際規格ISO14001:1996取得
- 2003年1月海外子会社イマセン マニュファクチュアリング(タイランド)カンパニー リミテッド設立(現・連結子会社)
- 2003年2月上場東京証券取引所市場第一部に上場
- 2004年2月世界共通の品質管理・保証規格 ISO/TS16949:2002取得
- 2004年4月M&A子会社株式会社ナイトビームを吸収合併(現・春里工場)
- 2005年10月株式会社今仙電機製作所130%コールオプション条項付第一回無担保転換社債型新株予約権付社債を発行
- 2007年4月子会社株式会社九州イマセン設立
- 2007年11月株式会社今仙電機製作所130%コールオプション条項付第二回無担保転換社債型新株予約権付社債を発行
- 2007年11月海外子会社イマセン マニュファクチュアリング インディア プライベート リミテッド設立(現・連結子会社)
2010年代
- 2011年3月中国湖北省武漢市に武漢今仙電機有限公司設立(現・連結子会社)
- 2011年11月株式会社シーマイクロの株式を取得(現・連結子会社)
- 2012年7月海外子会社イマセン メキシコ テクノロジー エス エー デ シー ブイ設立(現・連結子会社)
- 2012年9月株式会社今仙電機製作所130%コールオプション条項付第三回無担保転換社債型新株予約権付社債を発行
- 2014年8月海外子会社ピーティー・イマセン パーツ インドネシア設立(現・連結子会社) IMASENグローバル開発・研修センター開設 ドイツ支店開設
2020年代
- 2020年11月創業テイ・エス テック株式会社と資本業務提携 マツダ株式会社とMazda Imasen Electric Drive株式会社を設立 東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場に移行
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2026年度まで860億円
- 営業利益率2026年度まで3.5%
- ROE2026年度まで4.0%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
シート電装・電子事業に集中
シート電装事業と電子事業の主要2事業に経営資源を集中し、競争力を高める。
- 02
9つの重点施策の実行
意思決定の迅速化、営業強化、競争力向上、北米・中国再編、調達構造再構築、収益力向上、資本コスト意識、グループシナジー、ESG経営の9施策を「倍速の経営スピード」で推進。
- 03
収益基盤の強化
国内工場再編、調達構造再構築、自動化・省人化投資により、外部環境に左右されにくい収益基盤を構築。
- 04
成長市場・分野への展開
インドでの生産拡大と現地ローカルメーカー向け拡販、テイ・エス テックとの協働によるグローバル拡販、電子事業での次世代インバータ等への投資を推進。
- 05
資本コストを意識した経営
収益力向上と資産の有効活用でキャッシュを創出し、成長投資と株主還元に充当、資本効率を向上。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で2,596人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は626万円で、9期前と比べて+6.3%。平均年齢は45.4歳、平均勤続年数は22.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 5,101 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 4,862 | — |
| 2019年3月 | 589 | 40.7 | 18.2 | 4,689 | — |
| 2020年3月 | 579 | 40.8 | 18.6 | 4,582 | — |
| 2021年3月 | 559 | 41.2 | 18.9 | 4,252 | — |
| 2022年3月 | 550 | 43.3 | 20.8 | 3,852 | — |
| 2023年3月 | 566 | 43.7 | 21.0 | 3,427 | — |
| 2024年3月 | 594 | 43.7 | 20.9 | 3,177 | — |
| 2025年3月 | 625 | 44.4 | 21.3 | 2,828 | 14 |
| 2026年3月 | 626 | 45.4 | 22.0 | 2,596 | 77 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は871億円、営業利益は20億円。前期と比べると減収増益で、売上が-7.6%、利益が+400.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 860億円 | 871億円 |
| 営業利益 | 30億円 | 20億円 |
| 純利益 | 23億円 | 25億円 |
| 1株あたり配当 | ¥32 | ¥32 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は215億円、営業利益は5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−10.8%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 255 | — | — | −18 |
| 2024年1Q | 241 | 0 | 0.0 | −9 |
| 2024年2Q | 232 | −3 | −1.3 | −2 |
| 2024年3Q | 260 | 1 | 0.4 | 1 |
| 2024年4Q | 264 | — | — | 9 |
| 2025年2Q | 465 | −4 | −0.9 | 18 |
| 2025年4Q | 478 | 8 | 1.7 | 3 |
| 2026年2Q | 426 | 5 | 1.2 | 10 |
| 2026年4Q | 445 | 15 | 3.4 | 15 |
| 2027年1Q | 215 | 5 | 2.3 | 4 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は861億円から871億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は2.3%。純利益は3期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 861 | — | 36 | — | 18 |
| 海外子会社ピーティー・イマセン パーツ インドネシア設立(現・連結子会社) IMASENグローバル開発・研修センター開設 ドイツ支店開設 | |||||
| 2014年3月 | 1,103 | — | 61 | — | 47 |
| 2015年3月 | 1,120 | — | 40 | — | 9 |
| 2016年3月 | 1,201 | — | 27 | — | 9 |
| 2017年3月 | 1,103 | — | 20 | — | 16 |
| 2018年3月 | 1,173 | — | 34 | — | 29 |
| 2019年3月 | 1,186 | — | 37 | — | 25 |
| テイ・エス テック株式会社と資本業務提携 マツダ株式会社とMazda Imasen Electric Drive株式会社を設立 東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場に移行 | |||||
| 2020年3月 | 1,121 | — | 28 | — | 6 |
| 2021年3月 | 871 | — | −6 | — | −31 |
| 2022年3月 | 852 | — | 6 | — | −12 |
| 2023年3月 | 997 | — | 0 | — | −21 |
| 2024年3月 | 997 | — | 3 | — | −1 |
| 2025年3月 | 943 | 4 | 5 | 0.4 | 21 |
| 2026年3月 | 871 | 20 | 21 | 2.3 | 25 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高871億円のうち、営業利益として残るのは20億円で2.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は25億円、売上の2.9%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金90.4%787億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.2%63億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.3%20億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが19億円、投資CFが−17億円で、差し引きのフリーCFは2億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は170億円で、売上の2.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 73 | −62 | 8 | 11 | 76 |
| 2014年3月 | 85 | −61 | −2 | 24 | 105 |
| 2015年3月 | 71 | −45 | −6 | 26 | 135 |
| 2016年3月 | 76 | −41 | −48 | 35 | 121 |
| 2017年3月 | 42 | −26 | −35 | 16 | 97 |
| 2018年3月 | 72 | −35 | −26 | 37 | 109 |
| 2019年3月 | 76 | −36 | −35 | 40 | 113 |
| 2020年3月 | 77 | −30 | −28 | 47 | 135 |
| 2021年3月 | 30 | −27 | 46 | 3 | 188 |
| 2022年3月 | 35 | −35 | −13 | 0 | 185 |
| 2023年3月 | −8 | −20 | 0 | −28 | 159 |
| 2024年3月 | 10 | −12 | −50 | −2 | 112 |
| 2025年3月 | 28 | 45 | −50 | 73 | 144 |
| 2026年3月 | 19 | −17 | 13 | 2 | 170 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は811億円。このうち返さなくてよい自己資本が561億円で、自己資本比率は68.7%(業種中央値53.0%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 739 | 360 | 379 | 47.4 |
| 2014年3月 | 882 | 426 | 456 | 47.8 |
| 2015年3月 | 936 | 474 | 462 | 50.3 |
| 2016年3月 | 863 | 459 | 404 | 52.7 |
| 2017年3月 | 820 | 463 | 357 | 56.0 |
| 2018年3月 | 861 | 508 | 353 | 58.6 |
| 2019年3月 | 842 | 507 | 335 | 59.8 |
| 2020年3月 | 806 | 499 | 307 | 61.5 |
| 2021年3月 | 823 | 496 | 327 | 59.9 |
| 2022年3月 | 802 | 498 | 304 | 61.7 |
| 2023年3月 | 829 | 489 | 340 | 58.5 |
| 2024年3月 | 812 | 513 | 299 | 62.6 |
| 2025年3月 | 783 | 530 | 253 | 67.3 |
| 2026年3月 | 811 | 561 | 250 | 68.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
輸送用機器 82社との比較
同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で82社中16位あたり、逆に低いのは売上成長率で82社中80位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,006で、1年前と比べて+34.4%。過去52週の値幅のなかでは79%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 8.7倍 |
| PER (会社予想) | 9.3倍 |
| PBR | 0.38倍 |
| 配当利回り | 3.18% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は902円で、25日移動平均線(904.48円)を0.3%下回る小動き。52週高値(1080円)から16.5%低く、52週安値(678円)から33%高い。先月-3.3%と下落。直近1日-1.1%。出来高5.8万株とやや増。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)。
PER7.8倍、PBR0.34倍、配当利回り2.96%は業界平均(PER16.2倍、PBR1.06倍、配当利回り2.82%)を下回る。ROE4.6%は低いが、今期予想PER8.3倍と依然低く、営業利益率の改善(0.42%→2.3%)が進めば更なる評価上昇余地あり。配当性向40.7%と余裕があるが、過去赤字実績がある点には注意。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 8.7倍 | 16.3倍 |
| PER (予想) | 9.3倍 | — |
| PBR | 0.38倍 | 1.12倍 |
| ROE | 4.6% | 7.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり32円で、前期から+35.0%。いまの株価に対する利回りは3.18%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 31 | — | 40.1 |
| 2018年3月 | 31 | 0.0 | 33.4 |
| 2019年3月 | 32 | 3.2 | 32.0 |
| 2020年3月 | 26 | −18.8 | 175.8 |
| 2021年3月 | 15 | −42.3 | — |
| 2022年3月 | 15 | 0.0 | — |
| 2023年3月 | 15 | 0.0 | — |
| 2024年3月 | 12 | −20.0 | 41.9 |
| 2025年3月 | 20 | 66.7 | 13.3 |
| 2026年3月 | 27 | 35.0 | 40.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥32
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ5,608人。区分でいちばん多いのは個人・その他で45.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が47.9%を占め、残る52.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 32.8 | 34.8 | 37.1 | 40.3 | 43.1 | 45.1 |
| 事業法人 | 44.0 | 43.8 | 42.6 | 42.4 | 41.6 | 42.8 |
| 自己株式 | 2.1 | 2.0 | 4.3 | 6.7 | 7.3 | 6.7 |
| 外国法人 | 3.0 | 4.2 | 5.3 | 4.9 | 7.0 | 5.7 |
| 金融機関 | 18.9 | 16.4 | 13.3 | 11.0 | 6.4 | 5.1 |
| 証券会社 | 1.2 | 0.8 | 1.7 | 1.3 | 1.9 | 1.2 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.0 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | テイ・エス テック株式会社 | 35.04 |
| 02 | IMASEN取引先持株会 | 4.42 |
| 03 | 今仙電機従業員持株会 | 2.65 |
| 04 | 株式会社三十三銀行 | 2.22 |
| 05 | INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社) | 1.87 |
| 06 | 水元 公仁 | 1.51 |
| 07 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 1.42 |
| 08 | 日本発條株式会社 | 1.36 |
| 09 | 松山 保臣 | 0.74 |
| 10 | 森田 成之 | 0.73 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+16%、1株純資産は14期で+32%。直近期のROEは4.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 100 | 1,987 | 5.3 | 11.0 | 37.5 |
| 2014年3月 | 265 | 2,377 | 12.1 | 4.9 | 26.0 |
| 2015年3月 | 48 | 2,294 | 2.1 | 29.8 | 125.0 |
| 2016年3月 | 43 | 2,218 | 1.9 | 22.7 | 46.2 |
| 2017年3月 | 76 | 2,240 | 3.4 | 13.1 | 40.1 |
| 2018年3月 | 139 | 2,428 | 6.0 | 8.7 | 33.4 |
| 2019年3月 | 119 | 2,421 | 4.9 | 8.4 | 32.0 |
| 2020年3月 | 27 | 2,380 | 1.1 | 24.5 | 175.8 |
| 2021年3月 | −144 | 2,145 | −6.2 | — | — |
| 2022年3月 | −53 | 2,150 | −2.4 | — | — |
| 2023年3月 | −90 | 2,160 | −4.2 | — | — |
| 2024年3月 | −3 | 2,323 | −0.1 | — | 41.9 |
| 2025年3月 | 95 | 2,420 | 4.0 | 6.6 | 13.3 |
| 2026年3月 | 116 | 2,625 | 4.6 | 7.2 | 40.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額245百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 長谷川健一 | 代表取締役社長執行役員 最高経営責任者 内部統制推進室、シナジープロジェクト 統括 | 67 | 23,202 |
| 宮本秀幸 | 取締役常務執行役員 電子事業本部 本部長 | 65 | 19,989 |
| 萩元達也 | 取締役常務執行役員 管理本部 本部長 コンプライアンスオフィサー、ESG統括 | 56 | 1,225 |
| 堀部修一 | 取締役執行役員 シート・電装事業本部 本部長 リスクマネジメントオフィサー | 60 | 24,201 |
| 井上達嗣 | 取締役執行役員 管理本部 副本部長 経理・経営企画、関係会社 統括 | 54 | 7,437 |
| 亀山恭一 | 取締役 | 68 | 4,674 |
| 村山隆平 | 取締役 | 67 | 2,214 |
| 浜崎佳子 | 取締役 | 64 | 1,601 |
| 奥田朋近 | 常勤 監査役 | 60 | 5,046 |
| 岩本靖雄 | 常勤 監査役 | 61 | 8,751 |
| 久志本修一 | 監査役 | 62 | 2,141 |
| 岡野英生 | 監査役 | 66 | 588 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 137 | 16 | 14 | 168 | 24 |
| 社外取締役 | 6 | 39 | — | — | 39 | 7 |
| 監査役 | 2 | 38 | — | — | 38 | 19 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,310字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,841字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,185字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,742字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第89期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-19
- 半期報告書半期報告書-第89期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第88期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-23
- 半期報告書半期報告書-第88期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第87期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-25
- 四半期報告書四半期報告書-第87期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第87期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-08
- 四半期報告書四半期報告書-第87期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第86期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-22
- 四半期報告書四半期報告書-第86期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第86期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-08
- 四半期報告書四半期報告書-第86期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-09
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