本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

安永

YASUNAGA CORPORATION7271 · Standard · 輸送用機器

エンジン部品を主力とする自動車部品メーカー。コネクティングロッドやシリンダーヘッドなど鍛造・機械加工品を国内外で展開し、機械装置と環境機器で事業を多角化している。

概要

安永は1949年にミシン部品メーカーとして創業し、現在は自動車エンジン部品、工作機械、環境機器を三本柱とする製造企業である。三重県伊賀市に本社を置き、インドネシア、タイ、メキシコなどに生産拠点を持ち、2026年3月期の連結売上高は340億円である。同社は1996年に株式上場し、現在は東京証券取引所スタンダード市場に上場している。従業員数は連結で1,706名である。主要顧客にトヨタ自動車とToyota Motor Asiaが含まれる。

エンジン部品が連結売上の約76%を占める

当社グループはエンジン部品、機械装置、環境機器の三セグメントに加え、運輸・サービス事業を展開する。2026年3月期の連結売上高339億51百万円のうち、エンジン部品事業が257億21百万円(構成比75.8%)、環境機器事業が51億73百万円(同15.2%)、機械装置事業が43億12百万円(同8.2%)を占めた。エンジン部品事業はコネクティングロッド、シリンダーヘッド、シリンダーブロック、カムシャフトなどを扱い、トヨタ自動車やToyota Motor Asiaが主要顧客である。同事業は前年比12.4%の増収となり、スマートフォン向けベイパーチャンバー用ウィックシートの量産開始が寄与した。機械装置事業は工作機械やワイヤソーが伸び、10.2%増収で黒字化。環境機器事業はエアーポンプとディスポーザシステムが好調で12.6%増収となった。

インドネシア、タイ、メキシコに生産拠点を配置

安永グループは国内の本社工場に加え、海外に複数の生産・販売拠点を持つ。インドネシアの安永インドネシア㈱はエンジン部品とエアーポンプを製造し、タイの安永タイ㈱とメキシコの安永メキシコ㈱はエンジン部品を生産する。中国には上海安永精密切割機有限公司があり、ワイヤソーの販売・サービスを担う。米国には販売子会社の安永アメリカ㈱を置く。国内の子会社では、安永エアポンプ㈱が環境機器を、安永クリーンテック㈱がディスポーザシステムを手掛ける。また、安永運輸㈱が物流を、安永総合サービス㈱がビルメンテナンスなどを提供する。2024年12月には山東安永精密機械有限公司を清算し、韓国安永㈱は2022年12月に連結範囲から除外された。

売上高300億円台で推移する収益構造

安永の連結売上高は2010年代後半から300億円前後で推移している。2026年3月期は339億51百万円と前期比7.9%増加し、営業利益は22億15百万円(前期比192.3%増)、経常利益21億69百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は18億71百万円となった。過去には2021年3月期に26億円の純損失を計上するなど業績の振れが大きいが、2026年3月期は全セグメントで増収となり、利益水準も改善した。総資産は422億54百万円、自己資本比率は30%台と推定される。中期経営計画では2029年3月期に売上高450億円、営業利益41億円、ROE15%を目標とする。

中期経営計画で「グローバルニッチNo.1」を標榜

2026年5月、安永は第8次中期経営計画を公表した。計画期間は2026年度から2028年度までの3年間で、最終年度の2029年3月期に売上高450億円、営業利益41億円、ROE15%を目標とする。重点施策として、経営基盤の強化、グローバルニッチNo.1製品の拡大、新事業の創造の三つを掲げる。特に「微細形状加工技術」を「微匠」と命名し、その用途拡大による新事業創出を目指す。2025年8月にはスマートフォン向けベイパーチャンバー用ウィックシートの量産を開始しており、新収益源として期待される。また、鋳造事業は2025年10月に終了を決議し、事業ポートフォリオの見直しも進めている。

業界の中での役割は自動車エンジン向け鍛造部品・機械加工部品のサプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
340億円
営業利益
22億円
営業利益率
6.5%
純利益
19億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01自動車OEM・エンジンメーカー主力

コネクティングロッド、シリンダーヘッド、クランクシャフトなどのエンジン部品を製造販売。国内とインドネシア、タイ、メキシコの生産拠点からグローバルに供給し、米国では販売会社が顧客対応を行う。

主な製品・サービス5
コネクティングロッド
エンジン内部でピストンとクランクシャフトを連結する部品。高強度・軽量化が求められる。
シリンダーヘッド
エンジンの燃焼室を構成する部品。吸排気バルブや点火プラグを取り付ける。
クランクシャフト
ピストンの上下運動を回転運動に変換する主要部品。高精度な加工が要求される。
カムシャフト
吸排気バルブの開閉タイミングを制御する部品。エンジンの性能に直結する。
エキゾーストマニホールド
排気ガスをまとめて排気管に導く部品。耐熱性が要求される。

02自動車・産業機械メーカー準主力

トランスファーマシンやNC工作機械などの生産設備、リークテスト機や外観検査装置などの検査機器を製造販売。自社部品生産で培ったノウハウを活かし、機械装置の供給も行う。

主な製品・サービス4
トランスファーマシン
複数の加工工程を1台で行う自動加工機。大量生産向け。
ワイヤソー
金属や半導体をワイヤで切断する装置。精密切断が可能。
リークテスト機
製品の気密性を検査する装置。品質保証に不可欠。
外観検査装置
製品表面の欠陥を自動検出する装置。画像処理技術を活用。

03環境・医療・水産・住宅関連準主力

浄化槽用、医療健康機器用、燃料電池用など多用途のエアーポンプとディスポーザシステムを製造販売。安永エアポンプがエアーポンプ、安永クリーンテックがディスポーザの設計・施工・サービスを担う。

主な製品・サービス2
エアーポンプ
浄化槽や医療機器、燃料電池などに空気を送る装置。用途に応じた多様なモデルを展開。
ディスポーザシステム
生ゴミを粉砕して排水するシステム。設計から施工、サービスまで提供。

04輸送・サービス業副次

エンジン部品などの輸送・梱包、ビルメンテナンス、工場清掃、社員給食などのサービス事業を展開。グループのサプライチェーンと福利厚生を支える。

製品と技術

コネクティングロッドを主力とするエンジン部品

エンジン部品事業は安永のコア事業であり、コネクティングロッド、シリンダーヘッド、シリンダーブロック、カムシャフト、クランクシャフト、フライホイルハウジング、エキゾーストマニホールド、ベアリングキャップなどを製造する。これらの部品は主に自動車エンジンに組み込まれ、トヨタ自動車やToyota Motor Asiaが大口顧客である。2026年3月期の同事業売上高は257億21百万円で、前年比12.4%増加した。安永はコネクティングロッドでグローバルニッチNo.1を目指し、北米市場での需要拡大や建機・農機向けの受注拡大にも取り組んでいる。2025年8月には、スマートフォン向けベイパーチャンバー用ウィックシートの量産を開始し、新たな収益源としている。

半導体・電子部品向けワイヤソーと検査装置

機械装置事業の代表製品はワイヤソーである。1974年に発表・1975年本格生産されたワイヤソーは、細いワイヤを往復運動させて半導体インゴットや各種材料を切断する装置で、高精度な切断を実現する。同事業は他にトランスファーマシン、NC工作機械、マイクロフィニッシャー、リークテスト機、外観検査装置、レーザセンサなどを手掛ける。2026年3月期の売上高は43億12百万円(前年比10.2%増)で、大型案件の受注により受注残高が35億58百万円と前年比219.5%増加した。安永は電子部品・半導体産業への取り組み強化を掲げ、ワイヤソーの製品力向上を図っている。

環境機器:エアーポンプとディスポーザシステム

環境機器事業は、安永エアポンプ㈱と安永クリーンテック㈱が中心となり、エアーポンプとディスポーザシステムを製造・販売する。エアーポンプは浄化槽用、医療健康機器用、燃料電池用、活魚輸送用、観賞魚用など多岐にわたる用途を持つ。ディスポーザシステムはマンションの新築向けが好調で、安永クリーンテックが設計・施工・サービスを提供する。2026年3月期の同事業売上高は51億73百万円(前年比12.6%増)、営業利益4億99百万円(同134.8%増)と大きく伸びた。海外では安永インドネシアがエアーポンプを製造し、北米向け販売も回復している。材料費高騰などの影響を受けにくい体制づくりを進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

輸送用機器のなかでの位置

自動車部品中堅、内需依存度高め

安永は輸送用機器セクターに属し、売上高319億円規模の中堅部品メーカーです。同セクターにはトヨタ紡織やユニプレスなど規模の大きな企業が存在し、業界内でのプレゼンスは限定的です。直近実績で営業利益率2.54%と収益性は低水準ですが、2026年3月期に6.47%への改善を見込みます。成長ドライバーは国内自動車生産の回復とコスト削減に依存しており、海外展開は限定的と推測されます。

強み

  • 2026年3月期に営業利益率6.47%へ改善見込み、コスト削減効果が寄与
  • 国内自動車生産に支えられ、一定の需要が見込める
  • 2025年3月期315億円から340億円へ増収計画
  • 特定部品に強みを持つ可能性あり、差別化要素

課題

  • 直近営業利益率2.54%と低く、競合に比べ劣後
  • 内需依存が高く、海外市場の成長を取り込めていない
  • トヨタ紡織など大企業との競争で規模の不利あり

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

輸送用機器の時価総額近傍。太字が安永

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17247ミクニ128億円10.5倍
27551ウェッズ117億円11.9倍
37277TBK116億円
47218田中精密工業113億円9.4倍
57213レシップホールディングス109億円8.9倍
67271安永104億円4.4倍
77236ティラド90億円10.3倍
87291日本プラスト90億円4.4倍
97264ムロコーポレーション89億円11.5倍
106042ニッキ77億円7.5倍
117297カーメイト68億円21.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 54件

ミシン部品メーカーとして創業し鋳造へ進出

1949年9月、㈱安永鉄工所を三重県上野市(現伊賀市)に設立し、家庭用ミシンのアームベッドの生産から事業を始めた。1953年3月には銑鉄鋳物の生産を開始し、同年7月には鋳造部門を分離独立させて㈱安永鋳造所を設立した。1960年には国内向け外販工作機械の生産を開始し、1963年4月には農業用機械エンジン部品及び自動車部品の生産に参入した。1967年2月には自動車エンジン部品の本格生産に乗り出し、同年3月には名張工場を建設してミシン部品生産設備を移管した。

ワイヤソーの開発とエアーポンプ生産開始

1970年7月、東京都千代田区に安永エンジニアリング㈱を設立し、技術開発体制を強化した。1972年5月にはエアーポンプの生産を開始し、環境機器分野へ進出。1974年6月には家庭用ミシンアームベッドの生産を中止し、同年9月にワイヤソーを発表した。ワイヤソーは1975年2月に本格生産を開始し、その後、半導体・電子部品切断用の精密加工機として成長する。1974年のミシン生産中止は、創業以来の主力製品からの撤退であり、自動車部品と新規事業への経営資源集中を意味した。

自動車部品工場の増強と商号変更

1982年11月、三重県上野市(現伊賀市)に西明寺工場を完成させ、自動車エンジン部品の専用工場として操業を開始した。1987年2月には検査測定装置の生産を開始し、機械装置事業の幅を広げた。1988年4月、社名を㈱安永鉄工所から㈱安永に変更。1989年11月には米国に合弁会社ゼネラル・プロダクツ・デラウェアー㈱を設立し、海外展開の第一歩を踏み出した。1993年10月には安永エンジニアリング㈱を、1994年4月には安永キャスティング㈱を吸収合併し、グループの再編を進めた。

海外拠点の拡充と株式上場

1995年5月、韓国に合弁会社㈱嶺南安永を設立。1996年2月にはインドネシアに安永インドネシア㈱を設立し、同年2月に大阪証券取引所市場第二部へ上場した。1998年4月に安永総合サービス㈱を設立し、同年10月には米国販売子会社安永アメリカ㈱を設立。2000年3月、米国の合弁会社株式を譲渡。2001年5月にはシンガポールに安永シンガポール㈱を設立。2002年6月には韓国の合弁会社株式を譲渡し、同年9月に中国上海市に上海安永精密切割機有限公司を設立した。この期間にアジア・北米への拠点拡充が進んだ。

事業分割によるグループ再編

2004年10月、会社分割によりワイヤソー事業をヤスナガワイヤソーシステムズ㈱に、検査測定装置事業をYASUNAGA S&I㈱に承継。2005年4月には環境機器事業を安永エアポンプ㈱に分割した。2006年2月、伊賀市にゆめぽりす工場を建設しエンジン部品工場として操業開始。2009年4月には分割した2社を吸収合併し、再び一体経営に戻した。2010年5月に安永クリーンテック㈱を設立し、ディスポーザシステム事業を承継。2011年3月に韓国安永㈱、2012年12月に安永タイ㈱を設立。2013年7月、大阪証券取引所と東京証券取引所の統合により東京証券取引所市場第二部に上場し、2014年6月に市場第一部に指定された。

プライム市場からスタンダード市場への移行と鋳造事業の終了

2015年6月、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行。同年7月にはメキシコに安永メキシコ㈱を設立した。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場へ移行したが、同年12月には韓国安永の株式過半数を譲渡。2023年10月にはプライム市場からスタンダード市場へ移行した。2024年12月、山東安永精密機械有限公司を清算。2025年8月にはスマートフォン向けベイパーチャンバー用ウィックシートの量産を開始し、同年10月には鋳造事業の終了を決議した。創業時の鋳造事業から撤退し、エンジン部品や新製品への集中を図る。

年表54件を開く

1940年代

  • 1949年9月㈱安永鉄工所を三重県上野市(現:伊賀市)に設立し、家庭用ミシンアームベッドを生産。

1950年代

  • 1953年3月銑鉄鋳物の生産開始。
  • 1953年7月商号変更鋳造部門を分離独立させ、㈱安永鋳造所(1988年9月、安永キャスティング㈱に商号変更)を設立。
  • 1959年8月農業用機械部品の生産開始。

1960年代

  • 1960年3月国内向け外販工作機械の生産開始。
  • 1963年4月農業用機械エンジン部品及び自動車部品の生産開始。
  • 1964年12月商号変更運輸部門を分離独立させ、緑運送㈱(1988年9月、安永運輸㈱に商号変更、現:連結子会社)を設立。
  • 1967年2月自動車エンジン部品の本格生産。
  • 1967年3月三重県名張市に名張工場建設。ミシンアームベッド生産設備を移管し操業開始。

1970年代

  • 1970年7月東京都千代田区に安永エンジニアリング㈱を設立。
  • 1972年5月エアーポンプの生産開始。
  • 1974年6月ミシンアームベッドの生産中止。
  • 1974年9月ワイヤソー発表。
  • 1975年2月ワイヤソーの本格生産。

1980年代

  • 1982年11月三重県上野市(現:伊賀市)に西明寺工場を完成させ、自動車エンジン部品工場として操業開始。
  • 1986年3月東京都墨田区に安永エンジニアリング㈱ビルの完成に伴い、同ビル内に東京事務所を設置。
  • 1987年2月検査測定装置の生産開始。
  • 1988年4月㈱安永鉄工所から㈱安永に商号を変更。
  • 1989年11月米国に合弁会社ゼネラル・プロダクツ・デラウェアー㈱を設立。

1990年代

  • 1993年10月M&A安永エンジニアリング㈱を吸収合併。
  • 1994年4月M&A安永キャスティング㈱を吸収合併。
  • 1995年5月韓国に合弁会社㈱嶺南安永を設立。
  • 1996年2月インドネシアに安永インドネシア㈱(現:連結子会社)を設立。
  • 1996年2月上場大阪証券取引所市場第二部へ上場。
  • 1998年4月安永総合サービス㈱(現:連結子会社)を設立。
  • 1998年10月米国に販売子会社、安永アメリカ㈱(現:連結子会社)を設立。
  • 1999年3月東京都墨田区の東京事務所を東京サービスセンターとし、東京事務所を東京都中央区に移転。

2000年代

  • 2000年3月米国の合弁会社ゼネラル・プロダクツ・デラウェアー㈱の全株式を譲渡。
  • 2001年5月シンガポールに安永シンガポール㈱を設立。
  • 2002年6月韓国の合弁会社㈱嶺南安永の全株式を譲渡。
  • 2002年9月中国上海市に上海安永精密切割機有限公司(現:連結子会社)を設立。
  • 2004年10月会社分割により、ワイヤソー事業(工作機械事業の一部)を新設子会社ヤスナガワイヤソーシステムズ㈱に承継。
  • 2004年10月会社分割により、検査測定装置事業を新設子会社YASUNAGA S&I㈱に承継。
  • 2005年4月会社分割により、環境機器事業を新設子会社安永エアポンプ㈱(現:連結子会社)に承継。
  • 2006年2月三重県伊賀市に建設したゆめぽりす工場が、エンジン部品工場として操業開始。
  • 2007年4月東京都中央区の東京事務所を閉鎖。
  • 2007年4月東京都墨田区の東京サービスセンターを安永東京センターに名称変更。
  • 2009年4月M&Aヤスナガワイヤソーシステムズ㈱及びYASUNAGA S&I㈱を吸収合併。

2010年代

  • 2010年5月安永クリーンテック㈱(現:連結子会社)を設立。
  • 2010年9月安永クリーンテック㈱が、クリーンテック㈱のディスポーザシステム事業を吸収分割により承継。
  • 2010年10月創業中国山東省に山東安永精密機械有限公司を設立。
  • 2011年3月韓国に韓国安永㈱を設立。
  • 2012年12月タイに安永タイ㈱(現:連結子会社)を設立。
  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場の統合により東京証券取引所市場第二部へ上場。
  • 2014年6月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。
  • 2014年6月安永シンガポール㈱を解散。
  • 2015年6月監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行。
  • 2015年7月メキシコに安永メキシコ㈱(現:連結子会社)を設立。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場へ移行。
  • 2022年12月韓国安永㈱の株式の過半数を譲渡し、当社の連結の範囲から除外。
  • 2023年10月東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場へ移行。
  • 2024年12月山東安永精密機械有限公司を清算し、当社の連結の範囲から除外。
  • 2025年8月スマートフォン向けベイパーチャンバー用ウィックシートの量産開始。
  • 2025年10月鋳造事業の終了を決議。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2029年3月期まで450億円
  • 営業利益2029年3月期まで41億円
  • ROE(株主資本当期純利益率)2029年3月期まで15%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    経営基盤の強化

    挑戦的な企業風土の浸透、新システム構築による業務効率化・生産性向上、人的資本経営の推進、健康経営と働きがいのある職場環境の整備、地域社会への貢献を通じたブランディングに取り組む。

  2. 02

    グローバルニッチNo.1製品の拡大と充実

    国内外でのコンロッドシェア拡大、北米・アジア市場の拡大と生産能力増強。部品では自動車メーカーの外注化需要への対応、建機・農機等の受注拡大、海外生産拡大。機械装置では工作機械の拡販とストック収益確保、電子部品・半導体向けの強化。環境機器ではエアーポンプ・ディスポーザシステムの利益強化とシェア拡大、海外直販体制の再構築。

  3. 03

    新事業の創造(安永ならではの価値)

    微細形状加工技術「微匠」の用途拡大と新事業創出、ベイパーチャンバー用ウィックシートの受注拡大により、新たな収益源を育成する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,706人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は626万円で、9期前と比べて+4.2%平均年齢は43.0歳、平均勤続年数は19.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,694
2018年3月1,763
2019年3月60141.017.01,870
2020年3月61541.018.01,962
2021年3月57741.017.01,943
2022年3月59241.018.01,835
2023年3月56642.019.01,762
2024年3月59842.018.01,714
2025年3月59842.019.01,70347
2026年3月62643.019.01,706129

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
男性育休取得率122.2%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)69.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 4 / 海外 5、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社他 — 三重県伊賀市他563億円
全社
メキシコ ハリスコ州7,125百万円
エンジン部品
ゆめぽりす工場 — 三重県伊賀市2,365百万円
エンジン 部品
タイ ラヨーン県1,413百万円
エンジン部品
名張工場 — 三重県名張市1,405百万円
エンジン 部品
西明寺工場 — 三重県伊賀市1,224百万円
エンジン 部品
本社工場 — 三重県伊賀市1,007百万円
エンジン 部品
インドネシア セラン県832百万円
エンジン部品
安永東京センター — 東京都墨田区339百万円
機械装置
本社 — 東京都 墨田区90百万円
環境機器
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    安永エアポンプ㈱
    東京都 墨田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    安永クリーンテック㈱
    東京都 墨田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    安永運輸㈱
    三重県 伊賀市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    安永総合サービス㈱
    三重県 伊賀市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    安永インドネシア㈱(注)3
    インドネシア セラン県 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    安永タイ㈱(注)3
    タイ ラヨーン県 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    安永メキシコ㈱(注)3
    メキシコ ハリスコ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    安永アメリカ㈱
    米国 ミシガン州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    上海安永 精密切割機有限公司
    中国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は340億円営業利益22億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.9%、利益が+175.0%。

売上高
+7.9%
340億円
営業利益
+175.0%
22億円
純利益
+171.4%
19億円
営業利益率
6.5%
前期比 +3.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高370億円340億円
営業利益20億円22億円
純利益13億円19億円
1株あたり配当¥38¥38

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は78億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−1.3%、営業利益は−50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q916
2024年1Q7922.51
2024年2Q7811.31
2024年3Q8633.54
2024年4Q760
2025年2Q14710.71
2025年4Q16874.26
2026年2Q16384.96
2026年4Q177147.913
2027年1Q7811.30

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は340億円から340億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は6.5%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場の統合により東京証券取引所市場第二部へ上場。
2013年3月340−3−5
2014年3月31474
メキシコに安永メキシコ㈱(現:連結子会社)を設立。
2015年3月29631
2016年3月309−2−6
2017年3月340113
2018年3月3511713
2019年3月3802112
2020年3月3414−4
2021年3月293−6−26
2022年3月290−4−11
2023年3月3331313
2024年3月31966
2025年3月315892.57
2026年3月34022226.519

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高340億円のうち、営業利益として残るのは22億円6.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は19億円、売上の5.6%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金81.5%277億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.1%41億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.5%22億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
18.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.4pt
6.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.9pt
5.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+8.7pt
14.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが32億円、投資CFが−47億円で、差し引きのフリーCFは−15億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は68億円で、売上の2.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月18−247−638
2014年3月45−5412−942
2015年3月9−3210−2331
2016年3月14−1913−538
2017年3月22−20−5235
2018年3月29−1521451
2019年3月38−23−171548
2020年3月−5−2625−3142
2021年3月38−19−91950
2022年3月5−164−1145
2023年3月20−12−4851
2024年3月32−12−122062
2025年3月22−3823−1671
2026年3月32−4714−1568

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は423億円。このうち返さなくてよい自己資本が147億円で、自己資本比率は34.8%(業種中央値53.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月29810519335.4
2014年3月32010921134.2
2015年3月32111920237.1
2016年3月32910222731.1
2017年3月33410522931.5
2018年3月36711725032.0
2019年3月36012323734.1
2020年3月37311425930.5
2021年3月3108722328.1
2022年3月3178223525.9
2023年3月33710223530.2
2024年3月35110924231.1
2025年3月37111425830.7
2026年3月42314727634.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
68億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
79億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
27億円
在庫として抱えている分
負債合計
276億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
66
/ 100
安定性自己資本比率23 / 40
収益力営業利益率13 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

輸送用機器 82社との比較

同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り82社中1位あたり、逆に低いのは自己資本比率82社中72位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
14.4%/中央値 5.7%
P25 3.3%P75 9.7%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.5%/中央値 5.1%
P25 2.6%P75 7.3%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
34.8%/中央値 53.0%
P25 40.5%P75 65.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
7.9%/中央値 2.1%
P25 -1.4%P75 6.5%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.7%/中央値 3.2%
P25 2.4%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥802で、1年前と比べて+15.3%過去52週の値幅のなかでは23%の位置にある。

¥802-2.0%1ヶ月-17.1%1年+15.3%時価総額104億円
過去52週の値幅
安値¥639高値¥1,344

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)4.4倍
PER (会社予想)6.4倍
PBR0.56倍
配当利回り4.74%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月7日に794円と前日比-20.76%の急落。1ヶ月で-19.55%となり、25日移動平均線(965円)を-18%下回る。52週高値1,344円からは-41%の水準で、下降トレンドが明確。出来高は8月7日に800,500株と急増し、売り圧力が強い。RSIは33.25と弱含みが続く。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERが5.5倍と業界平均16.5倍を大きく下回り、PBRも0.70倍と割安。ROEは14.4%と高く、今期業績回復が期待される。配当利回り2.34%は業界平均2.80%を下回るが、配当性向23.9%と低く増配余地がある。ただし、過去の収益変動リスクには注意。

指標この会社業種平均
PER (実績)4.4倍16.3倍
PER (予想)6.4倍
PBR0.56倍1.12倍
ROE14.4%7.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は回復基調で2026年3月期増収増益見通し。PER5倍台、PBR0.7倍と割安。ROE14%超と資本効率は良い。強気派は割安さと収益改善を評価し、弱気派は成長鈍化や業界の構造的な課題を懸念。

プラスに働く材料7
  • PER5倍の極めて低い

    利益に対して株価が割安。

  • ROE14%と高い

    資本効率が良く、株主価値創出。

  • 営業利益率改善

    2025年2.54%→2026年6.47%。

  • 2026年3月期営業利益22億円へ大幅増益2026年3月期影響

    前年比+14億円(175%増)、営業利益率2.54%→6.47%に改善

  • 売上高340億円へ増収転換2026年3月期影響

    25/3期315億→26/3期340億と8%増収、新規受注か

  • PER5.5倍と割安感継続影響

    同業平均比低く、増益でさらに低下見込み

  • ROE14.4%と高収益体質継続影響

    PBR0.70倍は割安、利益成長で是正期待

マイナスに働く材料7
  • 業績変動リスク

    過去に減益局面あり。

  • 成長性不透明

    売上高はここ数年横ばい。

  • 業界競争激化

    自動車業界の変化に影響。

  • 2025年3月期営業利益8億円と低調2025年3月期影響

    売上高315億に対し利益率2.54%、固定費増か

  • 売上高の変動リスク継続影響

    過去2期319→315億と減少、受注変動大きい

  • 自動車業界の構造変化継続影響

    EVシフトで部品需要変化、対応遅れリスク

  • 外国人保有比率4.38%と低い継続影響

    浮動株少なく需給悪化時に下落リスク

次の決算で確かめる点
営業利益率
利益改善が継続するか。
ROE
資本効率の維持が重要。
売上高成長率
トップライン成長の有無。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり38で、前期から+76.9%いまの株価に対する利回りは4.74%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥38
1株あたり
配当利回り
4.74%
いまの株価に対して
配当性向
23.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月11
2018年3月1645.516.6
2019年3月160.022.3
2020年3月8−50.0
2021年3月80.0
2022年3月80.0
2023年3月1475.012.6
2024年3月12−14.316.4
2025年3月138.329.4
2026年3月2376.923.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥38

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,400人。区分でいちばん多いのは個人・その他66.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が23.3%を占め、残る76.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他52.054.657.073.378.366.4
自己株式7.57.57.520.420.420.4
事業法人22.722.723.115.114.617.3
証券会社2.10.92.10.90.86.0
金融機関22.120.016.69.65.95.9
外国法人1.11.71.11.00.34.3
外国人個人0.00.00.10.30.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01㈲YASNAG8.90
02㈱SBI証券3.62
03安永暁俊2.77
04浅井裕久2.74
05安永社員持株会2.11
06名古屋中小企業投資育成㈱1.89
07THE BANK OF NEW YORK MELLON 1400441.66
08浜口一之1.64
09小沼滋紀1.52
10㈱百五銀行1.24

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+515%、1株純資産は14期で+62%。直近期のROEは14.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−44880−4.9
2014年3月319133.515.026.4
2015年3月79960.885.2213.7
2016年3月−51855−5.5
2017年3月298793.356.8
2018年3月10698111.422.216.6
2019年3月1041,02710.313.322.3
2020年3月−35952−3.6
2021年3月−216727−25.7
2022年3月−92686−13.1
2023年3月10885014.19.512.6
2024年3月541,0595.813.316.4
2025年3月721,1056.76.629.4
2026年3月1821,42514.45.123.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/3期の役員報酬は総額174百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
安永暁俊取締役社長 代表取締役53359,600
堀江泰三常務取締役 事業本部長593,317
一柳功取締役 技術本部、環境機器事業担当53
小路貴志取締役(監査等委員)634,100
山本卓取締役(監査等委員)70
小坂純文取締役(監査等委員)68

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4131613734
監査等委員437379

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容893字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社9社で構成され、エンジン部品、機械装置、環境機器の製造販売とそれに関連する事業を展開しております。 各事業における当社グループ各社の位置付け及びセグメントとの関連等は、次のとおりであります。 セグメントの名称   事業の内容   事業における位置付け 主要な会社(当社との関係)   位置付け エンジン部品   コネクティングロッド、シリンダーヘッド、シリンダーブロック、カムシャフト、クランクシャフト、フライホイルハウジング、エキゾーストマニホールド、ベアリングキャップ、ラッシュアジャスター、ハウジングコンバーター、ドアヒンジ、微細形状加工箔ほかの製造販売   国内   当社   製造販売 海外   安永インドネシア㈱ (連結子会社)   製造販売 安永タイ㈱ (連結子会社)   製造販売 安永メキシコ㈱ (連結子会社)   製造販売 安永アメリカ㈱ (連結子会社)   米国における当社製品の販売 機械装置   トランスファーマシン、NC工作機械、マイクロフィニッシャー、リークテスト機、インバーター組立機、ワイヤソー、外観検査装置、レーザセンサ、電極活性化装置ほかの製造販売   国内   当社   製造販売 海外   上海安永精密切割機 有限公司 (連結子会社)   中国におけるワイヤソーの販売・サービス及び検査測定装置の販売・サービス等 環境機器   浄化槽用・医療健康機器用・燃料電池用・活魚輸送用・観賞魚用等の各種エアーポンプ、ディスポーザシステムほかの製造販売   国内   安永エアポンプ㈱ (連結子会社)   製造販売 安永クリーンテック㈱ (連結子会社)   ディスポーザシステムの設計・施工・サービス 海外   安永インドネシア㈱ (連結子会社)   エアーポンプの製造販売 その他   運送事業 ビルメンテナンス・工場清掃・社員給食ほか   国内   安永運輸㈱ (連結子会社)   エンジン部品等の輸送・梱包 安永総合サービス㈱ (連結子会社)   サービス事業 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,681字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、時の課題を敏感に受け止め、独創的な技術により価値ある製品を提供し、社会文化の豊かさに貢献することを使命としています。グローバルな競争環境の中で、社会・株主・顧客・従業員など全てのステークホルダーにとって企業価値を創造し続ける企業を目指しています。 (2) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、2026年度から2028年度までの3年間の事業戦略や数値目標を定めた、第8次中期経営計画(「グローバルニッチ No.1」の柱を太くする)を2026年5月14日付けで発表しております。 グローバルニッチNo.1製品数のさらなる拡大と新事業による新たな収益源の育成を目指し、以下の3つの項目を重点施策として取り組んでまいります ① 経営基盤の強化 ② 「グローバルニッチNo.1」製品のさらなる拡大と充実 ③ 安永ならではの価値の提供による新事業の創造 (3)目標とする経営指標 当社グループでは、企業価値の向上を目指すに当たり、売上高、営業利益率、ROE(株主資本当期純利益率)を重要な経営指標と位置づけ、その向上に取り組むとともに、財務体質の強化として有利子負債の削減と自己資本比率の向上にも取り組んでまいります。 第7次中期経営計画の勢いをさらに加速させ、2026~2028年度までを計画期間とする中期経営計画の目標として、最終年度の2029年3月期の主たる経営指標は、売上高450億円、営業利益41億円、ROE15%としております。 (4) 対処すべき課題 当社グループは企業理念のもと、『安永にしかできないこと グローバルニッチNo.1』を目指し、イノベーションを通じて事業活動に取組み、企業価値の向上とサステナブルな成長を遂げていくべく以下の項目を重点施策として取り組んでまいります。 ① 経営基盤の強化 ・「技術で世の中を驚かせてやろう!」「何か新しいことに挑戦しよう!」という価値観を全社に広げ、挑戦的な企業風土のさらなる浸透 ・新システム構築などによる業務効率化で、生産性向上を実現 ・個人の成長と組織の成長を両立する人的資本経営 ・職場環境の改善、健康経営の推進を図り、「働きがい」、「働きやすさ」を感じられる職場環境づくりを目指す ・地域社会への貢献(地域参加&支援、ウェルビーイングな取組)を通じて、愛される会社に向けたブランディング ② 「グローバルニッチNo.1」製品のさらなる拡大と充実 ・国内外でのコンロッドシェア拡大 ・北米市場、アジア市場の拡大と生産能力増強(部品、機械装置、環境機器) (部品) ・自動車メーカーの外注化需要への対応によるさらなる売上・シェア拡大 ・建機、農機、産機、マリン・レジャー用エンジン部品の受注拡大 ・海外での生産拡大、日系・米系自動車メーカーの現地調達・現地生産の需要取り込み ・北米における大型ディーゼル車両の新排ガス規制への対応 (機械装置) ・エンジン部品向け工作機械:自動車メーカーの増産に対応した工作機械の製造及び拡販 ・改造・メンテナンスサービスの強化によるストック収益確保 ・ワイヤソー、検査装置:成長が期待できる電子部品・半導体産業への取り組み強化、各要素技術のさらなる製品力の向上 (環境機器) ・エアーポンプ・ディスポーザシステムの利益強化とシェア拡大 ・材料費高騰や為替変動の影響を受けにくい体制づくり ・DX活用による業務の効率改善と高付加価値化 ・海外のグループ会社を活かした海外直販体制の再構築と販売エリアの拡大 ③ 安永ならではの価値の提供による新規事業の創造 ・微細形状加工技術を「微匠」と命名。その用途拡大によるさらなる新事業の創造 ・ベイパーチャンバー用ウィックシートの受注拡大
事業等のリスク3,281字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、財政状態等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 経済及び業界等の動向 当社グループの経営成績は、各製品を生産・販売している国・地域の経済状況の変動や取引先が属する産業の景気変動の影響を受ける可能性があります。特に世界的なインフレ圧力や金利水準の高止まりが続いた場合、顧客の設備投資意欲の減退やコスト負担の増加により、当社グループの受注及び収益性に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループの部品事業や機械装置事業の一部である工作機械は、自動車業界の生産及び設備投資等の動向や取引先メーカーの取引方針の影響を受けます。あわせて自動車の動力源が内燃機関を有さないものに変更された場合、自動車業界の生産や設備投資等の動向に関わらず影響を受ける可能性があります。機械装置事業のワイヤソーや検査測定装置は、電子・半導体業界等の設備投資動向の影響を受けます。環境機器事業は、住宅着工件数や浄化槽設置動向の影響を受けます。 なお、2026年3月期における主な販売相手先別の総販売実績に対する割合は、Toyota Motor Asia 13.1%、トヨタ自動車㈱10.8%となっております。 当社グループは、自動車関連に軸足を置きつつ、電子・半導体関連、住宅関連等多方面に事業を展開し、各業界と進出先各国の景気変動の影響を考慮して、グループ全体のバランスをとりながら事業を行っております。 (2) 技術革新及び競合 当社グループの事業は、技術的な進歩や技術革新の影響を受けます。そのため、社会や市場での新技術の開発、新方式の採用、新製品の出現、ニーズの変化等により、当社取扱製品の急速な陳腐化や市場性の低下を招き、当社の経営成績に影響を与える可能性があります。 また、当社は高い技術力と高品質で高付加価値の製品を送り出すメーカーの一社であると考えておりますが、競合会社の台頭により、将来においても有効に競争できるという保証はありません。競合会社が競合製品をより低価格で導入し、市場におけるさらなる競争の激化が続く可能性があり、価格面での圧力又は激化する価格低減競争の環境下で収益性を保つことができない可能性があります。 なお、当社グループは、主力事業である部品事業と部品の加工専用機を手掛ける機械装置事業とのシナジー効果による新技術の導入やコスト低減、さらに研究開発部署による基礎研究や新技術・新事業創出に積極的に取り組んでおります。 (3) 製品の不具合 当社グループで生産する全ての製品に欠陥がなく、将来にリコールが発生しないという保証はありません。万一欠陥やリコールが発生した場合に備え、製造物責任保険に加入しておりますが、この保険が最終的に負担する賠償額を十分にカバーできるという保証はありません。従って、大規模な製品の欠陥は、当社グループの経営成績及び財政状態を悪化させる可能性があります。 なお、当社グループは、「全世界に通用する最高品質を追求します」をグループ基本方針の一つとし、総力をあげて品質課題に取り組んでおります。 (4) 原材料の調達 当社グループは、原材料・部品を複数のグループ外会社より調達しております。市況の変動による品不足さらには調達先の突発的な事故や経営問題などにより、原材料や部品の安定調達が困難となる可能性があります。このような場合、当社グループの生産に支障をきたす可能性があります。 さらに資源価格やエネルギー価格の高騰が長期化し、原価上昇分を販売価格に十分転嫁できない場合には、収益性が低下する可能性があります。 当社グループは、それら調達先と取引基本契約を結び、安定的な調達を図るよう努めております。また、突発的な事態に備え、同等品を複数の会社から調達できる体制整備に努めております。 (5) 為替変動及び金利変動 当社グループは、グローバルに取引を展開しており、事業を行う各地域の通貨価値の変動は、各地域における生産・調達・物流等のコストを増加させる可能性があり、コストの増加は、当社グループの価格競争力を低下させる可能性があります。また、海外関係会社の財務諸表を連結する際の円換算後の価値が、換算時の為替レート変動の影響を受ける可能性もあります。 なお、当社グループでは為替レート変動の影響を限定的にするため、その取引の大半を邦貨による取引としております。 また、当社は主に金融機関からの借入により資金調達をしております。金利上昇は支払利息の増加を招き、当社グループの経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6) 海外事業展開 当社グループは海外に成長機会を求め、現在5ヶ国、5拠点を設けています。 これらの海外での事業展開には、各国・地域の経済環境や景気の動向、予期しない法律又は規則の変更、経済安全保障政策の動向、移転価格税制等の国際税務問題、人材の確保、政変、地域紛争、災害の発生及び現地駐在員の安全確保等のリスクがあり、これらの事象が発生した場合に、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 リスクへの対応に当たっては、外務省、現地領事館等からの情報を適時入手し、本社と海外拠点において情報を共有し、安全確保に努めております。 また、資源価格の上昇による原材料や電力、物流価格の高騰等、想定されるリスクに対しては必要な対策を行ってまいります。 (7) 災害等の発生 当社グループは、地震等の自然災害の発生により生産拠点が損害を受ける可能性があります。万一、予想される南海トラフ巨大地震が発生した場合、国内生産拠点が三重県内に集中していることもあり、操業の中断、多額の復旧費用等により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、被害の影響を最小限に抑えるため、建物・設備等の耐震対策を完了し、さらに緊急地震速報システム及び携帯安否確認システムも導入しております。また、大規模地震の発生等を想定したBCP(事業継続計画)を策定し、重要事業の継続と復旧にかかる体制整備を図っております。 (8) 人材の育成・確保 当社グループが今後も継続的に成長していくためには、人材の育成・確保は最重要課題の一つであると考えております。 グローバルな事業活動を一層進める中で、グローバルに活躍できる人材の育成・確保が急務であります。また、従業員の高齢化に伴う生産性の低下や健康リスクへの対応、さらには技術やノウハウを継承する若手人材の育成も重要と考えております。これらが計画通りに進まなかった場合、長期的な視点から、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため当社では、積極的な採用活動、社員教育の充実、適材適所の人員配置、職場環境の改善等、社員の成長支援や働きやすい職場づくりに取り組んでおります。 (9) 情報セキュリティ 年々巧妙化するサイバー攻撃等の不正行為により、情報システム障害の発生や機密情報及び個人情報が外部に流出する可能性があります。その場合、事業活動の停止や社会的信用の低下等により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、企業活動を通じて得た情報資産を重要な経営資源と位置づけ、的確に管理運用するとともに、情報資産の安全性・信頼性を確保することが重要な責務であるとの認識に立ち、当社グループの情報セキュリティポリシーに基づき情報セキュリティ対策に継続的に取組んでおります。また、当社グループの情報セキュリティを確保するため、情報セキュリティ委員会を設け、全社的なマネジメント体制を整えるとともに、社員に対しては、標的型攻撃メールへの対応等の情報セキュリティ教育を実施しております。
経営成績の分析 (MD&A)4,493字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度の業績は、売上高339億51百万円(前年同期比7.9%増加)、営業利益22億15百万円(前年同期比192.3%増加)、経常利益21億69百万円(前年同期比131.0%増加)となりました。2026年3月期において繰延税金資産を追加計上し、法人税等調整額として△4億45百万円(△は利益)の計上等により親会社株主に帰属する当期純利益18億71百万円(前年同期比152.2%増加)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 なお、第1四半期連結会計期間より売上高をセグメント間の内部売上高を含む合計値に変更しております。それ に伴い増減率についても同様に比較した増減率に変更しております。セグメント間の内部売上高及び、営業利益の セグメント間取引消去については、(セグメント情報等)「セグメント情報」をご覧ください。 (エンジン部品事業) 国内新規ラインの本格稼働や北米市場の需要が継続していることに加え、海外子会社での販売が増加しました。 加えて、新製品のスマートフォン向けベイパーチャンバー用ウィックシートの本格量産開始もあったことで売上高、営業利益ともに増加しました。その結果、売上高257億21百万円(前年同期比12.4%増加)、営業利益18億77百万円(前年同期比269.0%増加)となりました。 (機械装置事業) 工作機械の販売が大幅に増加したことに加えて、改造・メンテナンスサービスの強化により売上高が増加しました。利益面でも採算性の改善に努めた結果、黒字を確保しました。その結果、売上高43億12百万円(前年同期比10.2%増加)、営業利益1億2百万円(前年同期は営業損失1百万円)となりました。 (環境機器事業) エアーポンプは国内向け及び北米向けの販売が回復するなど、海外向け販売が好調に推移しました。ディスポ― ザは新築マンション向けの販売が増加したことにより、環境機器事業は増収増益となりました。その結果、売上高51億73百万円(前年同期比12.6%増加)、営業利益4億99百万円(前年同期比134.8%増加)となりました。 (その他の事業) 当セグメントには、運輸事業及びサービス事業を含んでおります。 売上高7億30百万円(前年同期比4.4%減少)、営業利益47百万円(前年同期比116.6%増加)となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自  2025年4月1日   至  2026年3月31日)   前年同期比(%) エンジン部品   25,597   +12.3 機械装置   2,662   △24.3 環境機器   5,327   +14.0 合計   33,586   +8.4 (注)1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2 金額は、販売価格によっております。 3 その他の事業については、生産に該当する事項がないため、生産実績に関する記載はしておりません。 ② 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高 (百万円)   前年同期比 (%)   受注残高 (百万円)   前年同期比 (%) エンジン部品   25,200   +10.1   1,492   △23.5 機械装置   5,099   +69.4   3,358   +219.5 環境機器   2,319   +8.8   1,558   +35.5 合計   32,619   +16.3   6,409   +54.4 (注)1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2 機械装置事業の受注実績については、著しい変動がありました。これは大型案件の受注により増加したこと によるものであります。 3 環境機器事業のうち見込生産をしているものについては、上記の金額には含めておりません。 4 その他の事業については、役務又は商品等の受注から完了又は納品等までの所要時間が短いため、常に受注残高は僅少であり、期中の受注高と販売実績とがほぼ同額であるため記載を省略しております。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自  2025年4月1日   至  2026年3月31日)   前年同期比(%) エンジン部品   25,721   +12.4 機械装置   2,791   △24.7 環境機器   5,173   +12.6 その他   265   △8.0 合計   33,951   +7.9 (注)1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2 最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自  2024年4月1日   至  2025年3月31日)   当連結会計年度 (自  2025年4月1日   至  2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) Toyota Motor Asia   4,205   13.4   4,458   13.1 トヨタ自動車㈱   3,090   9.8   3,672   10.8 (2) 財政状態 当連結会計年度末における総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ51億12百万円(前年同期比13.8%)増加し、422億54百万円となりました。 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ9億77百万円(前年同期比4.7%)増加し、217億35百万円となりました。 この増加の主な要因は、未収消費税等の増加によるその他の増加8億64百万円等によるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べ41億34百万円(前年同期比25.2%)増加し、205億18百万円となりました。 この増加の主な要因は、有形固定資産の増加28億65百万円や退職給付に係る資産の増加7億41百万円等によるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ20億18百万円(前年同期比12.6%)増加し、180億29百万円となりました。 この増加の主な要因は、短期借入金の増加16億円や1年以内返済予定の長期借入金の増加3億37百万円等によるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べ2億4百万円(前年同期比2.1%)減少し、95億37百万円となりました。 この減少の主な要因は、リース債務の減少1億16百万円や繰延税金負債の減少64百万円等によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ32億98百万円(前年同期比29.0%)増加し、146億87百万円となりました。 この増加の主な要因は、利益剰余金の増加17億17百万円や為替換算調整勘定の増加8億45百万円等によるものであります。 この結果、自己資本比率は34.8%(前期は30.7%)、ROEは14.4%(前期は6.7%)となりました。当社グループでは、今後はさらなる健全な財務体質の維持、向上に努めてまいります。 (3) キャッシュ・フロー 当社グループの当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2億65百万円減少し、68億2百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果増加した資金は、32億8百万円(前年同期は21億84百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益18億44百万円、減価償却費17億89百万円等の増加要因によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果減少した資金は、46億85百万円(前年同期は37億60百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出46億26百万円等の減少要因によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果増加した資金は、13億75百万円(前年同期は22億57百万円の増加)となりました。これは主に、長期借入れによる収入32億50百万円、短期借入金の純増減額16億円等の増加要因、長期借入金の返済による支出29億44百万円等の減少要因によるものであります。 (4) 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要は主に、仕入のほか、製造費用、販売費及び一般管理費の営業費用であります。また、設備投資資金需要は主に、新設設備等の固定資産への設備投資であります。 運転資金及び設備投資資金につきましては、営業活動によって得られた自己資金及び金融機関からの借入を基本としております。また、グループの資金は、当社が一括管理を行っており、グループ全体の資金効率向上に努めております。 (5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 連結財務諸表の作成に当たって用いる会計上の見積りは、過去の実績や当該事象の状況を勘案して、合理的と考えられる方法に基づき行い、必要に応じて見直しを行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性によって異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。