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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ウェッズ

WEDS CO., LTD.7551 · Standard · 輸送用機器

自動車アフターパーツの卸売を主軸に、プレミアムアルミホイールの製造・販売も手がける。物流・小売・福祉事業も展開。

概要

ウェッズは自動車用アルミホイールを主力とする輸送用機器メーカーである。軽量・高剛性の鍛造ホイールに強みを持ち、国内アフターマーケット向けに「WEDS」ブランドを展開する。2025年3月期の連結売上高は351億円、営業利益22億円。子会社を通じて物流、自動車用品小売、福祉事業も手がける。

中核事業は自動車関連卸売、ホイールが柱

当社グループの中核は自動車関連卸売事業であり、売上高の約7割を占める。主力製品は自動車用アルミホイールで、プレミアム鍛造品から一般向け鋳造品まで幅広く取り扱う。卸売先は全国のタイヤ販売店やカー用品店で、自社ブランド「WEDS」のほか、子会社スーパースターの「SUPERSTAR」ブランドも展開する。2025年3月期の同事業売上は251億円と前期比2.2%減となったが、ホイール販売数は微増を維持した。

グループ5社で物流・小売・福祉を運営

連結子会社は5社。物流事業は株式会社ロジックスが16拠点でホイール保管・配送を担い、売上高74億円。自動車関連小売事業は株式会社バーデンがカー用品店「ジェームス」とネット販売を運営し、売上高26億円。バーデンは高齢者複合福祉施設「グレイシャスビラ安城」も運営し、福祉事業として5億円の売上を計上する。その他、中国子会社威直貿易(寧波)有限公司が中国市場向けに販売を行う。

2026年3月期は減収減益予想、経常利益率目標5%以上

2025年3月期の連結経常利益率は5.7%と前期比0.9ポイント低下した。2026年3月期は売上高345億円、営業利益19億円と減収減益を見込む。中長期目標として連結経常利益率5%以上を掲げ、コア事業の拡大と営業力強化、システム構築を進める。財務面では期末現金同等物85億円を保有し、有利子負債は14億円と低水準である。

国内17拠点と中国に生産・販売網を配置

販売拠点は東京本社のほか、大阪、名古屋、仙台、広島、福岡、札幌など全国17か所に営業所を置く。生産拠点は子会社スーパースターの国分工場(愛知県)がプレミアムホイールを製造し、中央精機株式会社がスチールホイールを生産する。中国には威直貿易(寧波)有限公司を設立し、現地市場向けにホイール部品を販売する。北米子会社は2012年に清算済みである。

業界の中での役割は自動車アフターパーツ卸売・製造業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
345億円
営業利益
19億円
営業利益率
5.5%
純利益
10億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
自動車関連 卸売事業248億円72.1%
物流事業64億円18.6%
自動車関連 小売事業26億円7.6%
福祉事業5億円1.5%
その他1億円0.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車アフターパーツ卸売主力

自動車用ホイールやカーアクセサリーを一般市販市場向けに販売。子会社がスチールホイール製造、中国市場での販売も行う。

主要顧客一般市販市場

主な製品・サービス2
自動車用ホイール
乗用車用のアルミホイール、スチールホイール。アフターパーツとして市販される。
カーアクセサリーパーツ
自動車の外装・内装をカスタマイズする部品群。ホイール関連やエアロパーツなど。

02プレミアムアルミホイール製造準主力

子会社のスーパースターが、当社や一般市場向けに高付加価値なアルミホイールを製造・販売。

主な製品・サービス1
プレミアムアルミホイール
デザイン性や軽量性に優れた高級アルミホイール。主にカー用品店などを通じて販売。

03物流副次

グループ内の商品保管・荷役、一般市場向け倉庫サービスを提供。

04自動車用品小売副次

子会社が一般消費者向けにホイールやカーアクセサリーを小売販売。

主要顧客一般消費者

05福祉その他

高齢者向けの複合福祉事業を展開。

06不動産賃貸その他

所有不動産の賃貸を行う。

製品と技術

鍛造・鋳造のアルミホイール、2ピース・3ピース構造

主力製品は自動車用アルミホイールである。子会社スーパースターはプレミアム2ピースおよび3ピースホイールを製造し、軽量性と高剛性を特徴とする。一方、卸売事業では鋳造ホイールも幅広く扱い、価格帯の異なる製品群をそろえる。中央精機株式会社が製造するスチールホイールも販売し、アフターマーケット向けに多様な選択肢を提供する。

WEDSとSUPERSTARの二ブランド展開

自社ブランドとして「WEDS」と「SUPERSTAR」を持つ。WEDSブランドは一般向けからスポーツ志向まで幅広いラインアップをそろえ、国内アフターマーケットで認知度が高い。SUPERSTARブランドは高級志向のプレミアムホイールに特化し、スーパースターが製造・販売する。両ブランドで開発力を強化し、市場シェア拡大を目指す。

物流事業で16拠点の保管・配送網を運営

子会社ロジックスは愛知県を基点に北海道から九州まで16か所の物流拠点を運営し、ホイールやカー用品の保管・荷役・配送を行う。自社グループ向けに加え、一般市場向け倉庫サービスも提供する。物流効率化のため情報システム整備や輸送網最適化を進め、顧客の物流総費用低減を図っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

輸送用機器のなかでの位置

アルミホイール専業、完成車依存

ウェッズはアルミホイールの専業メーカーで、国内主要自動車メーカー向けにOEM供給を行う。同業のトヨタ紡織やユニプレスに比べ製品範囲が狭く、自動車業界の需要変動の影響を受けやすい。売上高約350億円と中堅規模で、営業利益率6%程度。近年は海外生産比率を高めているが、完成車メーカーの生産計画に依存する体質。

強み

  • アルミホイールの鋳造・加工技術に強みを持ち、軽量で高強度な製品を提供。
  • 国内主要自動車メーカーとの長期取引により、安定した受注基盤を確保。
  • 生産効率の向上や海外生産により、競争力のある価格を実現している。
  • 厳格な品質管理システムにより、高品質な製品を安定供給している。

課題

  • 自動車販売台数の変動に業績が連動し、景気後退時のリスクが高い。
  • 電気自動車向けの軽量ホイール需要に応える技術開発が急務。
  • アルミニウム価格の変動が収益を圧迫し、価格転嫁が遅れると利益率低下。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

輸送用機器の時価総額近傍。太字がウェッズ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17235東京ラヂエーター製造162億円7.3倍
27228デイトナ146億円7.9倍
36493NITTAN145億円6.5倍
47212エフテック140億円2.9倍
57247ミクニ128億円10.5倍
67551ウェッズ117億円11.9倍
77277TBK116億円
87218田中精密工業113億円9.4倍
97213レシップホールディングス109億円8.9倍
107271安永104億円4.4倍
117236ティラド90億円10.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

自動車用品販売会社として大阪で創業した1965年

1965年10月、大阪市西区において自動車用品の販売を目的に日宝株式会社として設立された。1969年2月には中央精機株式会社製メッキホイール「エルスター」の販売を開始し、ホイール事業に参入。1973年11月、日本シーラント株式会社のホイール部門を吸収し、社名を株式会社ウェッズに変更するとともに本社を東京都港区へ移転、東京営業部と大阪支店・名古屋営業所を開設した。

全国展開とダイシン商事との合併で規模拡大

1975年から1981年にかけて仙台、広島、福岡、札幌、宇都宮と営業所を順次開設し、全国販売網を構築した。1987年9月にはダイシン商事株式会社と合併し、本社を愛知県安城市に移転。同時に金沢・新潟両営業所を開設した。1990年代には岡崎物流センターや天童物流センター、苫小牧物流センターを設け、物流基盤を整備した。

店頭登録と携帯電話販売への進出

1997年9月、日本証券業協会の承認を得て店頭登録(後のジャスダック)を行った。1994年には携帯電話販売「ツーカーショップ安城」を開店し、1996年には自動車用品小売店「カーランドバーデン」1号店を愛知県安城市に出店。携帯電話販売は山形県内に複数店舗を展開したが、後に事業撤退している。

流通部門を分社化しグループ体制を確立した2003年

2003年10月、自動車関連小売・携帯電話販売・産業機械販売の流通部門を分社化し、株式会社バーデンに営業を承継。同月には本社を東京都大田区に移転した。2005年に高齢者複合福祉施設「グレイシャスビラ安城」を開設し、2006年には株式会社スーパースターを設立してプレミアムアルミホイール製造事業に参入。2007年には米国子会社Weds North Americaを設立したが、2012年に清算した。

東京証券取引所JASDAQ上場と東京車輪の子会社化

2013年7月、東京証券取引所の統合に伴いJASDAQ(スタンダード)に上場。2015年1月には株式会社東京車輪を株式取得により連結子会社化し、卸売事業の拡大を図った。2010年には威直貿易(寧波)有限公司を中国浙江省に設立し、中国市場への販路を開拓している。

年表39件を開く

1960年代

  • 1965年10月創業大阪市西区において自動車用品の販売を目的として、日宝株式会社として設立。
  • 1969年2月中央精機株式会社製メッキホイール「エルスター」の販売開始。

1970年代

  • 1973年11月商号変更日本シーラント株式会社のホイール部門を吸収し、社名を株式会社ウェッズに変更。同時に本社を東京都港区に移転。同所に東京営業部を設置するとともに大阪支店・名古屋営業所を開設。
  • 1975年2月仙台営業所開設。
  • 広島営業所開設。
  • 1976年3月福岡営業所開設。
  • 本社を東京都品川区に移転。

1980年代

  • 1981年3月札幌営業所開設。
  • 1982年8月宇都宮営業所開設。
  • 1985年6月秋田出張所開設。
  • 1987年9月M&Aダイシン商事株式会社と合併。本社を愛知県安城市に移転し金沢・新潟両営業所を開設。
  • 1988年4月松本営業所開設。

1990年代

  • 1990年7月岡崎物流センター開設。
  • 1991年4月本社を東京都目黒区に移転。
  • 天童物流センター開設。
  • 苫小牧物流センター完成。苫小牧出張所を苫小牧物流センターに名称変更。
  • 創業株式会社ロジックスを中央精機株式会社と共同で設立。物流業務の効率化をすすめる。
  • 1994年4月東京営業部を首都圏東営業所と首都圏西営業所に分割。首都圏東営業所を東京都板橋区に設置。
  • 「ツーカーショップ安城」開店。携帯電話の販売開始。
  • 1996年10月自動車用品販売店「カーランドバーデン」1号店を愛知県安城市に開店。
  • 「デジタルツーカー山形西バイパス店」を山形県山形市に開店。
  • 1997年9月日本証券業協会の承認を得て店頭登録。
  • 1998年4月「デジタルツーカー酒田バイパス店」を山形県酒田市に開店。
  • 「カーランドバーデン」2号店を静岡県浜松市に開店。
  • 1999年7月「テレコムランド安城バーデン」を愛知県安城市に開店。

2000年代

  • 2000年8月岡山営業所開設。
  • 2002年8月子会社の日本メルバー株式会社を清算。
  • 2003年10月流通部門(自動車関連小売・携帯電話販売・産業機械販売)を分社化し、新設した株式会社バーデン(現連結子会社)に営業を承継。
  • 2003年11月M&A本社を東京都大田区に移転。岡山営業所を大阪営業所及び広島営業所に分離統合。
  • 2005年5月愛知県安城市に高齢者複合福祉施設「グレイシャスビラ安城」を開設。
  • 2006年3月株式会社スーパースター(現連結子会社)を設立し、旧株式会社スーパースターより高級アルミホイール製造・販売事業を譲受。
  • 2007年4月関東地区3営業所(宇都宮、首都圏東、首都圏西)のテリトリーを再編し、宇都宮営業所を閉鎖。
  • 2007年6月株式会社スーパースター(現連結子会社)が国分工場を建設。 Weds North America,INC.を米国カリフォルニア州ロスアンゼルス市に設立。高齢者複合福祉施設「グレイシャスビラ安城」を増築。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所が合併したことに伴い大阪証券取引所JASDAQに上場。
  • 2010年7月威直貿易(寧波)有限公司(現連結子会社)を中国浙江省寧波市に設立。
  • 2011年12月株式会社バーデンが、「ソフトバンク鶴岡ほなみ店」を山形県鶴岡市に開店。
  • 2012年5月子会社のWeds North America,INC.を清算。
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
  • 2015年1月M&A株式会社東京車輪(現連結子会社)を株式取得により連結子会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結経常利益率5%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    プレミアムアルミホイールのブランド構築

    市場マーケティング強化、HP・SNS・動画などへのシフトによる活性化、付加価値商品開発によりウェッズとスーパースターの2ブランドで市場シェアを高める。

  2. 02

    営業力強化とシステム構築

    WEB受注システムの利用率向上、基幹システム改善による業務効率化、AIを活用したシステム運用に注力。

  3. 03

    自動車用品小売事業の収益力強化

    ジェームス店舗では安定した収益基盤確立、魅力ある店舗運営、バーデンらしさの訴求。ネット販売では運営体制強化、PB商品開発、販売チャンネル拡大。

  4. 04

    福祉事業の安定的運営基盤構築

    感染症対策継続、地域医療機関との連携強化、介護職員の確保・育成、入居者数の確保により安定した運営を目指す。

  5. 05

    物流事業の競争力強化と基盤構築

    国内拠点と輸送網の最適化、Lplat導入による生産性向上、協力会社ネットワーク活用でフレキシブルな体制構築。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で477人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は664万円で、9期前と比べて2.6%平均年齢は44.1歳、平均勤続年数は15.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月268
2018年3月401
2019年3月68244.317.6422
2020年3月64243.616.9424
2021年3月61544.517.6452
2022年3月62543.315.6473
2023年3月62943.815.4480
2024年3月64244.115.8460
2025年3月66744.316.4458480
2026年3月66444.115.0477398

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 5 / 海外 1、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
豊田南物流 センター — 愛知県豊田市2,347百万円
賃貸事業部 — 愛知県安城市657百万円
その他の事業
岡崎物流センター — 愛知県岡崎市635百万円
物流事業
グレイシャスビラ 安城 — 愛知県安城市586百万円
福祉事業
本社及びジェームス安城店 — 愛知県安城市564百万円
自動車関連 小売事業
福岡物流 センター — 福岡県鞍手郡533百万円
物流事業
東大阪事業所 — 大阪府東大阪市447百万円
自動車関連卸売事業
卸売事業 名古屋営業所(愛知県名古屋市 天白区)他11店舗79百万円
本社 — 東京都大田区52百万円
自動車関連 卸売事業
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱バーデン
    愛知県 安城市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱スーパースター
    大阪府 柏原市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱東京車輪
    東京都 荒川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    威直貿易(寧波)有限公司
    中国 寧波市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ロジックス(注)2
    愛知県 岡崎市 · 連結子会社
    議決権56.2%
  • 国内
    中央精機㈱
    愛知県 安城市 · その他の関係会社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は345億円営業利益19億円前期と比べると減収減益で、売上が-1.7%、利益が-13.6%。

売上高
-1.7%
345億円
営業利益
-13.6%
19億円
純利益
-28.6%
10億円
営業利益率
5.5%
前期比 -0.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高387億円345億円
営業利益18億円19億円
純利益11億円10億円
1株あたり配当¥22¥22

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は72億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+7.5%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q733
2024年1Q6711.51
2024年2Q7933.82
2024年3Q1311410.710
2024年4Q712
2025年2Q15053.33
2025年4Q201178.511
2026年2Q14442.83
2026年4Q201157.57
2027年1Q7211.41

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は254億円から345億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は5.5%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
2013年3月2541610
2014年3月2702113
株式会社東京車輪(現連結子会社)を株式取得により連結子会社化。
2015年3月2662013
2016年3月2852114
2017年3月2711611
2018年3月2881914
2019年3月325193
2020年3月301148
2021年3月3091610
2022年3月348159
2023年3月3652818
2024年3月3482415
2025年3月35122236.314
2026年3月34519205.510

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高345億円のうち、営業利益として残るのは19億円5.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は10億円、売上の2.9%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.3%270億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.2%56億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.5%19億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
21.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.4pt
5.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.8pt
2.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.1pt
5.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが12億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは6億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は85億円で、売上の3.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月18−9−4910
2014年3月14−1−91314
2015年3月10−4−9611
2016年3月5−1−847
2017年3月182−62021
2018年3月12−1−81123
2019年3月15−5−111022
2020年3月16−3111346
2021年3月22−12−61049
2022年3月60−6649
2023年3月22−1−52165
2024年3月18−1−71775
2025年3月24−5−81986
2026年3月12−6−7685

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は265億円。このうち返さなくてよい自己資本が196億円で、自己資本比率は67.2%(業種中央値53.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月143875660.6
2014年3月1541005465.0
2015年3月1731145965.0
2016年3月1581085067.5
2017年3月1651164969.1
2018年3月1981326660.9
2019年3月1911365564.2
2020年3月2071396861.3
2021年3月2151476862.1
2022年3月2251527361.6
2023年3月2401667463.0
2024年3月2501777364.7
2025年3月2591887166.1
2026年3月2651967067.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
92億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
157億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
70億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
81
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

輸送用機器 82社との比較

同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率82社中18位あたり、逆に低いのは売上成長率82社中65位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.6%/中央値 5.7%
P25 3.3%P75 9.7%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.5%/中央値 5.1%
P25 2.6%P75 7.3%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
67.2%/中央値 53.0%
P25 40.5%P75 65.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-1.7%/中央値 2.1%
P25 -1.4%P75 6.5%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 3.2%
P25 2.4%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥723で、1年前と比べて+17.3%過去52週の値幅のなかでは68%の位置にある。

¥723-1.4%1ヶ月+1.8%1年+17.3%時価総額117億円
過去52週の値幅
安値¥613高値¥774

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.9倍
PER (会社予想)10.7倍
PBR0.66倍
配当利回り3.04%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価726円は25日線(697円)を4.2%上回り、75日線(685円)も上回る。上昇トレンドが明確。1ヶ月で+4.2%、1年で+21.1%。52週高値774円に接近。7/24に出来高21.5万株と急増。週足は上昇基調。RSI66とやや過熱感。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERが11.9倍と同業平均16.4倍を下回り、PBRも0.65倍と平均1.09倍を下回る。配当利回り3.03%は業界平均3.24%に近い。ただし配当性向155.2%と高く、利益水準を超えた配当には持続性の懸念がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.9倍16.3倍
PER (予想)10.7倍
PBR0.66倍1.12倍
ROE5.6%7.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

短期的な減収減益見通しをどう評価するかが投資論点。強気派は、ブランド力と技術力に基づくアフターマーケットでの安定需要、およびEV化に伴う軽量化ニーズの高まりを成長ドライバーと見る。一方、弱気派は、国内市場の縮小傾向、同業他社との競争激化、原材料コスト上昇による収益圧迫を懸念。また、2026年3月期の業績見通しが示す減益トレンドが回復するか否かも焦点。

プラスに働く材料7
  • ブランドと技術力で差別化

    「WEDS」ブランドは国内で高い認知度、鍛造技術で軽量高剛性を実現。

  • EV化で軽量化ニーズ増加

    EVはバッテリー重量増加のため軽量ホイール需要が拡大。

  • 安定したキャッシュフロー

    過去3期の営業利益率6%超、配当利回り3%超で株主還元も堅実。

  • 低PBR改善への自社株買い期待次回株主総会影響

    PBR0.65倍と低位、自己資本比率を踏まえた買い余力、需給改善でEPS向上

  • 自動車生産回復による受注増2026年下期影響

    売上高345億円に対し3%増収で約10億円増、営業利益率改善に寄与

  • 安定配当利回りによる下支え継続影響

    配当利回り3.03%と安定、株価下落時のサポート要因

  • 業績下振れリスクの織り込み済み決算発表後影響

    予想PER10.8倍と割安、減益予想が織り込まれサプライズ余地

マイナスに働く材料7
  • 国内市場の縮小リスク

    少子高齢化で新車販売台数低迷、アフターマーケット市場も縮小傾向。

  • 競合との競争激化

    国内外のホイールメーカーが参入、価格競争が収益率を圧迫。

  • 原材料コスト上昇懸念

    アルミニウム価格の変動が収益に影響、2026年3月期は減益見込み。

  • 2026/3期減益予想の継続リスク2026年Q2影響

    営業利益22億→19億円と13.6%減益、下振れで株価調整懸念

  • 原材料高騰による収益圧迫通年影響

    営業利益率5.5%と低水準、原材料費10%上昇で約3.5億円の利益減

  • 自動車生産台数の下方修正通年影響

    売上高の大半が国内自動車向け、生産減1%で売上約3.5億円減少

  • 為替変動リスク(円高)不定影響

    輸出比率不明だが、円高10%で営業利益1億円程度の影響可能性

次の決算で確かめる点
売上高成長率
国内アフターマーケット需要の動向を示す指標。
営業利益率
コスト管理と価格競争の影響を測る。
海外売上比率
海外展開の進捗と市場分散の度合いを確認。
ROE
資本効率と株主価値向上の指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり22で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.04%。

年間配当
¥22
1株あたり
配当利回り
3.04%
いまの株価に対して
配当性向
155.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2641.9
2018年3月3015.442.7
2019年3月28−6.746.9
2020年3月25−10.758.6
2021年3月22−12.038.7
2022年3月20−9.143.4
2023年3月3365.033.4
2024年3月29−12.134.5
2025年3月27−6.936.1
2026年3月270.0155.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥22

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,427人。区分でいちばん多いのは個人・その他46.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.3%を占め、残る51.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他45.746.444.146.046.546.6
事業法人40.540.740.340.440.740.8
金融機関9.07.87.87.87.67.5
外国法人3.73.75.34.43.83.9
証券会社0.81.02.01.00.90.8
自己株式0.50.50.50.50.50.5
外国人個人0.40.40.40.50.50.5

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01中央精機株式会社38.26
02碧海信用金庫3.23
03石原勝成2.98
04新海秀治2.04
05株式会社三菱UFJ銀行2.00
06株式会社三井住友銀行1.81
07六和機械股份有限公司(常任代理人 東海東京証券株式会社)1.59
08伊澤秀0.90
09加藤博久0.62
10株式会社ホットマン0.62

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−50%、1株純資産は14期で+6%。直近期のROEは5.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1221,05012.96.923.4
2014年3月1571,20613.05.333.5
2015年3月7969512.39.032.9
2016年3月8466212.47.631.8
2017年3月677129.89.741.9
2018年3月8675011.79.542.7
2019年3月217662.829.346.9
2020年3月537906.88.458.6
2021年3月628347.78.538.7
2022年3月548646.38.843.4
2023年3月11094212.26.033.4
2024年3月941,0079.67.034.5
2025年3月891,0678.66.936.1
2026年3月611,1125.611.3155.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額119百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
石田純一取締役社長(代表取締役)6445,000
牛尾理取締役65
中野賢次取締役6114,000
石津克也取締役577,000
畔柳徳久取締役612,000
今町方規取締役6330,000
野﨑修取締役67
長谷川勝也常勤監査役6418,000
平松幹人監査役63
郡司昌恭監査役49
伊藤文彦取締役546,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)483119424
監査役11621717
社外取締役47182

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容759字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社5社、その他の関係会社1社で構成され、自動車関連卸売事業(含むプレミアムアルミホイールの製造販売事業)を主たる事業とし、他に物流事業、自動車用品小売事業、高齢者向けの複合福祉事業及び賃貸事業を営んでおります。 当社グループの事業に係わる位置付け及び事業部門との関連は、次のとおりであります。 自動車関連卸売事業 卸売事業………当社及び㈱東京車輪は、自動車用ホイール、カーアクセサリーパーツ等、自動車部品のアフターパーツを一般市販市場に販売をしております。中央精機㈱はスチールホイールの製造を行っております。 威直貿易(寧波)有限公司は、自動車ホイール部品等を主体に中国市場にて販売をしております。 (主な関係会社)当社、㈱東京車輪、威直貿易(寧波)有限公司、中央精機㈱ 製造販売事業…㈱スーパースターは、当社及び一般市場向けにプレミアムアルミホイールの製造販売をしております。 (主な関係会社)㈱スーパースター 物流事業 物流事業………㈱ロジックスは、当社、中央精機㈱で扱っているホイールやその他のオリジナル商品の保管、荷役を行っております。また、一般市場向けに倉庫サービスの提供をしております。 (主な関係会社)㈱ロジックス 自動車関連小売事業 小売事業………㈱バーデンは自動車用ホイール、カーアクセサリーパーツ等、自動車部品のアフターパーツを一般消費者に販売をしております。 (主な関係会社)㈱バーデン 福祉事業 高齢者向けの複合福祉事業を行っている㈱バーデンで構成されております。 (主な関係会社)㈱バーデン その他の事業 賃貸事業 不動産の賃貸を行っている㈱バーデンで構成されております。 (主な関係会社)㈱バーデン 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題5,189字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社の経営理念である「ウェッズの永遠のテーマ、それはチェンジ & チャレンジです。私達は人と車の未来に向けて、常に新しく価値ある商品を創造し、社会に貢献します。」を根幹に据え、「お客様最優先の営業方針のもと、会社・株主・社員三位一体となった取り組みを通じて、会社の繁栄と安定を追求し、株主利益の向上と社員一人ひとりのライフプラン充実を実現する」ことを経営方針としております。 当社は、1969年に日本で初めてホイールを市販市場へ商品投入したいわばカスタム・ホイールの草分け的存在です。こうした歴史と誇りを礎に、今後も「顧客と株主の皆様から信頼され、社員が豊かさや夢を追求できる会社」、そして「カー用品卸売業界で存在感を発揮する会社」を経営目標に掲げさらなる成長と企業価値向上に努めてまいります。 (2)中長期的な会社の経営戦略等 当社グループにおける、主な各社の中長期経営戦略は次のとおりであります。 〔Ⅰ〕㈱ウェッズの中長期戦略 ①ウェッズ・ブランド構築 プレミアム・アドバンスドアルミホイールブランド構築においては、抜本的な商品戦略として現場からのフィードバック、国内外イベント参加、海外ショーの参加など全方面への市場マーケティングの強化で各ブランドの継承と進化で新しい取り組みを積極的に行い、更には従来の紙媒体重視からHPやSNS、動画などへのシフトでの活性化を図り、各カテゴリーでの付加価値商品の開発による幅広いブランド力の構築を進めてまいります。また、当社グループはウェッズとスーパースターの2ブランドで商品の開発力を強化して市場シェアーを高めるように取り組んでまいります。 ②ウェッズ営業力強化及びシステム構築 当社は、コア事業(ホイール・用品の卸売業)の拡大を目指しており、営業力強化として更なる革新性・創造性・柔軟性・整合性が持てる企業風土への変革を目指しております。また、過年度に開発完了しましたWEB受注システムにおいては、利用頻度を上げていただくためのフェーズに移行しております。お客様の利便性向上のため使用状況のフィードバックを行い、また、内務者の業務効率向上の為に開示商品群を追加し利用率を高める改良を進めております。基幹システムにおいては、営業所内務者の業務効率化をサポートするためシステム改善を進めております。このような改善のもと営業力とシステム力を強化し更に効率のよい体制を目指してまいります。 〔Ⅱ〕㈱バーデンの中長期戦略 ①自動車用品小売事業の収益力強化 ㈱バーデンは、カー用品とカーメンテナンスの専門店「ジェームス」と、より多くの顧客に向けたネット販売を運営しております。 ジェームス店舗では、クルマのトータルアドバイザーとして、お客様への最適な提案と安全な技術の提供を通じて、豊かなモビリティーライフを実現し、今後の自動車用品小売市場で勝ち残っていくために、 (1)安定した収益基盤の確立、(2)魅力ある店舗運営、(3)バーデンらしさの訴求、の3つのビジョンの実現に向けて取り組んでまいります。 ネット販売部門では、近年の消費者購買行動の変化に対応し、今後さらなる売上増加を目指すために、 (1)運営体制の強化、(2)PB商品開発を含めた取扱商品の拡充、(3)販売チャンネルの拡大、の3つのビジョンの実現に向けて取り組んでまいります。 ②福祉事業の収益力強化 ㈱バーデンが運営する福祉施設グレイシャスビラ安城は、常に敬愛の念を抱き、「安心」「安全」「安穏」をご提供する「おもてなし」の心を持ち、日々の運営にあたっております。 今後、少子高齢化が益々進み、福祉業界自体の変化も想定されるため、これからも安定した運営基盤を構築するために、新型コロナウィルス感染症をはじめとする各種感染症対策の継続と、自社での運営領域を広げてご利用者様により満足いただけるサービスを提供することを最重要課題とした上で、(1)地域医療機関との連携強化、(2)介護職員の確保とその育成、(3)入居者数の確保を進めてまいります。 〔Ⅲ〕㈱スーパースターの中長期戦略 ①プレミアムアルミホイール生産基盤の強化 ㈱ウェッズ100%出資の子会社である㈱スーパースターは、プレミアム2ピース・3ピースホイールの製造・販売を担い、2026年4月をもちまして営業開始から20年が経過いたしました。同社オリジナル商品の販売部門を㈱ウェッズへ統合した総販売代理店契約体制のもと、近年のプレミアム市場低迷に対する販売促進を進めるとともに、㈱スーパースターが製造に特化することでグループ全体の経営効率を高め、今後は品質・生産管理の徹底や在庫圧縮、環境安全策を推進いたします。同時に現場のモチベーション向上を図り、一連の経営課題の早期解決を目指してまいります。 〔Ⅳ〕㈱ロジックスの中長期戦略 ①物流事業の競争力強化及び物流基盤構築 ㈱ロジックスは、愛知県を基点に北海道、東北、関東、中部、近畿、九州の各エリアに計16箇所の物流拠点を配置し、物流競争力強化に向けた取り組みを推進しているものの、昨今国内トラック輸送力の低下(輸送不可・配送日数の長期化)等から発生する課題が顕在化してまいりました。当社はこれらの課題に対応すべく、顧客と協力し、より効率的な物流の再構築を進めております。今後も国内拠点と輸送網の最適化や情報システムの整備を継続し、自社の更なる競争力向上と顧客の物流総費用低減を推進してまいります。 (3)目標とする経営指標 当社グループは、目標とする経営指標を連結経常利益率に絞って、5%以上を維持、継続することを目標として、引き続きチャレンジしてまいりたいと存じます。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、自動車用品アフターマーケットの成熟化や競争激化等に対応すべく体制強化に取り組んでおりますが、当社及び連結子会社が対処すべき課題は次のとおりです。 ①自動車関連卸売事業におけるプレミアム・アドバンスドアルミホイール商品開発力の強化 市場環境の変化を新たな成長の機会と捉え、私たちは商品戦略を進化させてまいります。特にプレミアム・アドバンスド品においては、あらゆる角度から商品力を見つめ直し、お客様の多様なニーズや期待を超える価値を提供できるよう、新たな商品開発に積極的に取り組んでまいります。「真に価値ある製品づくり」を追求し、お客様の期待に応え続けます。 さらに、お客様への揺るぎない約束として、品質保証体制を一層強化いたします。専門組織の再編と体制強化を図り、高い水準の品質と安心・安全を担保した商品をお届けすることで、顧客満足度の向上を追求してまいります。 これらの取り組みを通じて商品力を着実に高め、変化する市場においてもお客様に選ばれ、信頼されるブランドであり続けることを目指します。 ②自動車関連卸売事業における営業力強化及びシステム構築 当社は、今後の競争に勝ち抜くための決め手は営業力とシステム力と考えております。営業力は伝統的な強みを持っていますが、更にお客様とのコミュニケーションを深め信頼を得ていきます。基幹システムは稼働して16年以上が経過し利便性の向上を目指し日々改良を進めています。 また過年度に開発完了しましたWEB受注システムにおいては、利用頻度を上げていただくためのフェーズに移行しています。お客様の利便性向上のため使用状況のフィードバックを行い、また、内務者の業務効率向上の為に開示商品群を追加し利用率を高める改良を進めています。また昨今のサイバー攻撃への防御対応及び復旧対応も推進し、営業力とシステム力の強化により更に効率のよい体制を目指してまいります。 そしてAIを取り入れたシステム運用にも力を入れてまいります。 ③自動車関連卸売事業における商品管理の強化 当社主力商品のアルミホイールは、流行や嗜好性が高く販売競争や季節変動及び国内市場の動向により過剰在庫が生まれやすい問題点を抱えています。 数年来、商品管理の在り方を見直し、方針管理の徹底に取り組むことで過剰在庫の一掃を進めておりました。しかしながら、プレミアム・アドバンスドアルミホイールの販売拡大目標達成に向けたラインナップ拡充に伴い、在庫増加への対策強化が新たな課題となっています。このため、関連部門との連携を一層密にし、商品アイテムやサイズラインナップの見直しと適正化、発注ロットの最小化の交渉を進め、今後も外的要因に左右されない販売・生産・適正在庫を目指してまいります。 ④自動車関連卸売事業におけるプレミアムアルミホイール製造販売の拡充 連結子会社㈱スーパースターは、当社グループの自動車関連卸売事業におけるプレミアムアルミホイール商品供給力強化のために組織の機能や効率を高めることを目的とした部署編成を実施して、生産効率の改善に努めてまいります。 ⑤自動車関連小売事業の収益改善 連結子会社㈱バーデンは、自動車用品小売事業を戦略部門に掲げ、カー用品とカーメンテナンスの専門店「ジェームス」を運営しております。 より多くの皆さまに安心・安全なカーライフを楽しんでいただくため、タイヤ・オイル・バッテリーなどの消耗品であるメンテナンスサービスや、車検整備を積極的に進め、お客様の立場に立った店舗づくりを日々目指しております。 その一環として安定した質の高いサービスを提供するため、人員の採用と有資格者の内部育成による体制強化を継続してまいります。 併せて、より多くの顧客に向けたネット販売においても、実店舗でのニーズを基に幅広く魅力的な商品を提案することで、さらなる収益拡大を目指してまいります。 ⑥福祉事業の収益改善 連結子会社㈱バーデンでは、複合福祉施設“グレイシャスビラ安城”を2005年に開業いたしました。その後、より多くの介護需要に対応すべく規模を拡大してまいりましたが、介護職員の不足などにより新規入居者の受け入れが進まず、一時業績が悪化しましたが、運営方法の見直しと事業領域を広げる改革を行い、現在では収益も改善してきております。 今後も感染症対策を継続しながら、入居者にはより住みやすく、職員にはより働きやすい、安心・安全な施設を目指してまいります。 ⑦輸出売上高の確保 当社は、国内市場の成熟化が進んでおり、現在の輸出先は、北米・東南アジア向けを中心に限定的な販路・金額にとどまっています。そこで、中期ビジョンとして適格人員登用や根本的なビジネスプランの見直しを行います。ビジネスプランの見直しとして、各現地代理店訪問を主とした積極的な営業活動に加え、現地イベントへの参加を行ってまいります。また、各国の市場マーケティングも強化し、より市場に即した商品の優先開発、ブランド認知を高めるべくSNSを中心としたプロモーション活動を強化して、世界市場への拡販を目指してまいります。 ⑧物流事業の倉庫運用、輸配送の効率化と拠点網の最適化 連結子会社㈱ロジックスは、日本国内9箇所の自社運営倉庫及び6箇所の外注倉庫を管理・運営し、当社商品や自動車用部品等について高効率・高品質な物流サービスを提供すべく、物流企画・管理・改善活動に取り組んでおります。しかしながら「物流2024年問題」以降も深刻化するドライバー不足による路線便の減便、庫内作業者などの人員不足、更には顧客の生産変動や市場の季節変動といった物流波動や、自動車の電動化に伴う部品構成の変化への対応が課題となっています。これらの課題を解決すべく、当社商品においては日本国内の物流拠点や輸送の再編、輸入製品の一貫最適物流の検討、Lplat(倉庫管理システム)導入による生産性向上及び管理体制強化、また自動車部品においてもLplatの導入拡大、愛知県に構える複数の自社倉庫を軸に、協力会社のネットワークも活用し、生産変動等の市場変化にフレキシブルに対応する稼働体制・輸配送サービスの構築・提供に取り組んでおります。 ⑨内部統制の仕組みの改善・強化 当社グループではコンプライアンス重視の経営を掲げ、仕組み・運用面、システム面、人事・組織面など様々な観点より定着を図っております。またコンプライアンスを意識した風土作りや研修等を通した従業員の意識改革に取り組むことで、内部統制全体の仕組み強化に取り組んでおります。
事業等のリスク3,046字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①経済状況と消費構造及び市況の変化 当社グループの営業収入のうち重要な部分を占める自動車関連卸売事業の需要は、当社が商品を販売している日本国内の経済状況、なかでも国内新車販売の長期的動向の影響を受けております。また、わが国では経済の成熟化によって消費の構造変化が生じておりますが、自動車業界においても新車販売が減少して軽自動車へのシフトが顕著であり車の平均使用年数も延びております。こうした流れは一般的に自動車関連用品の需要を縮小させます。 また、同事業では、販売競争が激しく市場淘汰が進行中でありますが、需要の変動や競合先との関係等から販売価格・数量に影響を受ける場合があり、それらが当社グループの連結業績と連結財務状況に悪影響を及ぼす可能性があるほか、米国の保護主義的な通商政策やウクライナ・中東情勢をはじめとする地政学的リスクが経済や消費動向に今後どの程度影響を与えるかは不透明であります。 上記のリスクに対しては、魅力的な商品の投入、得意先毎のニーズに合わせた個別の施策、また仕入先や物流会社の連結子会社㈱ロジックスとも協力してコスト低減を進め、競争力の向上を図ってまいります。 ②販売の季節的変動 当社グループの主たる販売商品の一つである廉価アルミホイール及びスチールホイールの需要は、スタッドレスタイヤとのセット販売により降雪時期において集中的に発生する傾向があり、商品安定供給には大幅なリードタイムが必要であります。一方でこうした冬用商品の販売動向は、降雪状況に左右されるところが大きく、地球温暖化の進行により、当社グループの連結業績と連結財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループとしましては、そのような厳しい市場環境でも商戦に打ち勝つべく、鍵となる顧客との早期商談体制(商品別の数量・価格・時期)、メーカーからの効率的・安定的な商品調達体制、一括保管・ロット出荷の物流体制を整えてまいります。 ③原材料価格の変動に伴う商品の調達と販売価格の改定 当社グループの重要な営業品目のアルミホイール等自動車関連用品は、資材価格の高騰により仕入価格や製造コストが更に上昇する可能性があります。値上げを受け入れない限り商品調達が困難な場合もあるため大幅な値上げについてはお客様に販売価格の改定をお願いする前提で契約を進めざるを得ません。一方、お客様との販売価格交渉が円滑に進むかどうかは市場環境に左右されることが多く、当社グループの連結業績と連結財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループとしましては、仕入先メーカーとの相互信頼関係のもと、コスト低減余地がないか検証の上、粘り強く価格交渉を行い、仕入原価の圧縮に努めてまいります。 ④為替レートの変動 当社の主要製品であるアルミホイールは、東アジアからの輸入が当社のアルミホイール仕入額の約8割を占めております。当社は輸入仕入代金の決済を、主に米ドル及び中国元建てで行っているため、両通貨の為替レートの変動、また通貨の切り上げ等があれば、当社グループの連結業績及び連結財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社は、この為替変動リスクに対し、毎期輸入見込み額に基づく限度枠を設定し、為替予約等によるヘッジを行っております。 ⑤新商品の企画・開発 当社グループが販売する自動車用品のうち、特にプレミアム・アドバンスドアルミホイールは車やレース愛好者に向けた嗜好性の強い商品であり、デザイン性等において流行に左右され易い特性を持っております。当社が市場と業界の変化を十分予測できず魅力ある商品を開発できない場合には、期待販売数量を確保できず将来の成長と収益性を低下させ、当社グループの連結業績及び連結財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、国内外への市場動向に目を向け各ブランドイメージを維持しつつもドラスティックな展開で業界の先端を走れるように努めてまいります。更には各営業所員からの販売最前線の情報と各ブランドマネージャーの斬新な感性を生かして魅力溢れる商品づくりに最大限の努力をしてまいります。 ⑥商品の品質 当社グループが販売するアルミホイールは、国土交通省制定の技術基準(JWL)に適合し、公的第三者試験機関である「日本車両検査協会」の厳格な品質・強度確認試験に合格した製品を、自動車用軽合金製ホイール試験協議会が認定の上、登録されてVIAマークを表示しております。しかし、全ての商品について欠陥がまったく無く、将来においてリコールが発生しないという保証はありません。また、製造委託メーカーは製造物賠償責任保険に加入しておりますが、この保険が最終的に負担する賠償額を十分にカバーできるという保証はありません。当社グループが販売するオリジナル・アルミホイールに大規模なリコールや製造物賠償責任につながるような品質問題が発生すると、多額なコストの発生や当社の評価に重大な影響を与え、それにより売上が低下し、当社グループの連結業績及び連結財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社ではオリジナル商品の品質保全を担保する一環で、各製造委託先に対して当社作成の品質保証マニュアルに沿う製造を要求しております。コロナ禍ではWebミーティングによる定期監査を実施してまいりましたが、今後は定期実地監査も再開させ、原因追究と改善対策のチェック&フォローにより抑止効果を高め、品質の維持・向上に努めてまいります。 ⑦人材の確保・育成 「事業は人なり」と言われておりますように、当社グループは少数精鋭の有能な社員が会社や事業を支えており、その人材を絶やさないために継続的な確保や育成は必須で、特に次世代を担う若い世代の確保・育成は重要課題であります。 今後、グローバル化や国内市場の成熟化、消費者志向の多様化が一段と進行し、当社グループが扱う商品の需要が伸びにくい経営環境となることが予想され、かかる会社発展や事業目標の達成はまさに当社グループを支える人材の確保・育成が鍵となります。しかし、昨今の少子高齢化による労働力人口の減少や働き方の多様化などの労働市場を取り巻く環境が激変しており、グループ経営の将来を担う人材が不足となることで、各社における事業計画の達成にも大きな影響を及ぼし、当社グループにとって大きなリスクとなることは確実であります。 そのような環境の中、当社グループが今後も業界のリーディングカンパニーとして慢心することなく、チャレンジを継続し、更なる発展を遂げていくためには、それを支える人材の確保は重要課題であり、そして確保した社員にとって働き甲斐があり、日々の努力が報われるような魅力ある会社・グループであることは不可欠であります。 このような観点から、時代に沿った働き方改革への対応を更に進め、社員が存分に働き、余暇を十分に楽しむことで、業績を上げていけるようなワークライフバランスを望める会社を目指してまいります。
経営成績の分析 (MD&A)2,767字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要等は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が見られたものの、物価上昇に伴う節約志向の定着やインバウンド需要の一服感から、個人消費は力強さを欠きました。海外においても、米国政策の動向や地政学的リスクの長期化が国際経済の不透明感を一段と高め、加えて円安の進行による輸入コストの増加が企業活動の重石となりました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 〔財政状態〕 当連結会計年度における総資産額は26,514百万円となり、前期末に比べて642百万円増加しました。主たる要因は、現預金と棚卸資産の増加によるものです。 負債総額は6,963百万円となり、前期末に比べて89百万円の減少となりました。主たる要因は長期借入金と未払法人税等の減少によるものです。 純資産は19,550百万円となり、前期末に比べて732百万円の増加となりました。主たる要因は利益剰余金の増加によるものです。 〔経営成績〕 当連結会計年度の売上高は、中核の自動車関連卸売事業において、主力のホイール販売数は微増となったものの、商品構成の変化等の影響を受け、34,530百万円(前期比1.7%減)と減収になりました。利益面では、経営効率化に努めたものの、営業利益は1,904百万円(前期比15.2%減)、経常利益は1,961百万円(前期比14.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は975百万円(前期比31.8%減)と、それぞれ減益になりました。 (自動車関連卸売事業) 自動車関連卸売事業の売上高は、25,198百万円となり前期比567百万円(△2.2%)の減収となりました。これは、物価高騰に伴う消費者の節約志向等の影響もあり、主力のホイール販売数は微増となったものの、商品構成の変化等によるものです。セグメント利益につきましても、商品構成の変化等の影響を受け、1,288百万円となり前期比236百万円(△15.5%)の減益となりました。 (物流事業) 物流事業の売上高は、自動車生産は堅調に推移したものの、物流倉庫内での受託業務や保管数の減少等の影響もあり、7,441百万円となり前期比262百万円(△3.4%)の減収となりました。セグメント利益は、339百万円となり前期比206百万円(△37.8%)の減益となりました。 (自動車関連小売事業) 自動車関連小売事業の売上高は、タイヤ値上がり前の駆け込み需要の影響等による一般タイヤ販売増加や車検等のサービス売上増加により、2,658百万円となり前期比176百万円(7.1%)の増収となりました。セグメント利益は138百万円となり前期比79百万円(133.0%)の増益となりました。 (福祉事業) 福祉事業の売上高は、入居者数は微減だったものの、看護等サービス収入の増加により、539百万円と前期比32百万円(6.4%)の増収となりました。セグメント利益は73百万円となり前期比34百万円(90.3%)の増益となりました。 (その他の事業) その他売上は、賃貸収入は横ばいだったものの、前々期に事業撤退した携帯電話事業に関する手数料収入の漸減により、113百万円となり前期比10百万円(△8.8%)の減収となりました。セグメント利益は、64百万円となり前期比15百万円(△18.9%)の減益となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、資金という)は、前期末に比べて34百万円減少し8,516百万円となりました。 なお、当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況と主な要因は次の通りであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 税金等調整前当期純利益、減価償却費等の増加要因により、棚卸資産の増加及び法人税等の支払などの減少要因を差し引いて、1,247百万円の増加になりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 有形固定資産の売却による収入等があったものの、定期預金の預入や有形固定資産及び無形固定資産の取得による支出等により、604百万円の減少になりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 配当金の支払い、長期借入金の返済による支出等により、677百万円の減少になりました。 ③販売の実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前期比(%) 自動車関連卸売事業   24,816,912   △2.1 物流事業   6,412,301   △4.2 自動車関連小売事業   2,648,436   7.3 福祉事業   539,814   6.4 その他の事業   113,261   △8.8 合計   34,530,726   △1.7 (注)セグメント間売上については相殺消去しております。 ④資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品仕入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資、子会社株式の取得等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は1,442百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は8,516百万円となっております。 ⑤重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ⑥経営上の目標の達成状況について 当社グループは、収益性及び資産効率性のベースとなる連結経常利益率5.0%以上を維持継続することを目標としております。当連結会計年度における「連結経常利益率」は、5.7%(前期比0.9ポイントの減)でした。引き続き改善されるよう取り組んでまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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