本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

伊藤忠エネクス

ITOCHU ENEX CO.,LTD.8133 · Prime · 卸売業

カーライフから産業エネルギー、電力・ユーティリティ、ホームライフまで、多様なエネルギーサービスを提供する伊藤忠系エネルギー商社。

概要

伊藤忠エネクスは、伊藤忠商事グループの中核エネルギー商社である。1961年の設立以来、石油製品の販売を起点に事業を拡大し、現在はカーライフ、産業ビジネス、電力・ユーティリティ、ホームライフの4つの事業セグメントを展開する。2026年3月期の連結売上収益は8,512億円、従業員数は5,193人。全国に広がる供給網と顧客基盤を強みに、エネルギーと生活関連サービスを提供する。

4つの事業セグメントで構成される収益構造

伊藤忠エネクスは、カーライフ事業、産業ビジネス事業、電力・ユーティリティ事業、ホームライフ事業の4セグメントで事業を展開する。2025年度の売上収益構成比は、カーライフ事業が約68.7%と最大で、次いでホームライフ事業9.1%、産業ビジネス事業13.8%、電力・ユーティリティ事業8.4%となっている。各セグメントは燃料販売や電力供給、自動車販売など異なる顧客層を持ち、グループ全体でエネルギー需要の多様な側面をカバーする。

伊藤忠商事グループの一員としての位置づけ

当社は伊藤忠商事株式会社の連結子会社であり、総合商社のグループ企業としてエネルギー分野を担う。親会社である伊藤忠商事は、当社の株式を保有し、グループ内での取引・連携を進める。伊藤忠エネクスは、伊藤忠商事の石油内販子会社であった伊藤忠オイルの営業権を1990年に承継するなど、グループ内での役割を段階的に拡大してきた。また、グループ内の他企業との協業により、燃料調達や物流面でのシナジーを発揮している。

全国に広がる販売網と多様なチャネル

伊藤忠エネクスは、全国に約1,600カ所のSS(サービスステーション)ネットワークを持つ。また、子会社36社および持分法適用会社25社からなるグループ体制で、地域密着型の販売を展開する。カーライフ事業ではガソリンスタンド運営に加え、オートオークション事業や自動車販売も手掛ける。ホームライフ事業ではLPガス・都市ガスの販売網を持ち、約67万件の顧客に供給する。電力事業では法人向け販売と家庭向け小売の両方を展開する。

業界の中での役割はエネルギー及びカーライフ関連サービスの総合供給者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
8,512億円
営業利益
241億円
営業利益率
2.8%
純利益
161億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01カーライフ事業主力

ガソリン・軽油等の燃料販売、自動車販売、車関連商品・サービス、メンテナンス受託、オートオークション事業等、自動車ユーザーの多様なニーズに対応。

主な製品・サービス4
ガソリン・灯油・軽油・重油
自動車用燃料及び暖房用灯油等の販売。
自動車販売
新車・中古車の販売。
生活・車関連商品サービス
カー用品、保険、メンテナンス等の関連サービス。
オートオークション事業
中古車のオークション運営。

02産業ビジネス事業主力

アスファルト、船舶用燃料、石油製品輸出入、ターミナルタンク賃貸、法人向け給油カード、産業用ガス、ガス容器耐圧検査、AdBlue、リニューアブル燃料、GTL燃料、エネルギーサービス、PCB回収処理斡旋等、産業・流通の基盤を支えるエネルギー・環境商材を提供。

主な製品・サービス5
アスファルト
道路舗装等に使用されるアスファルトの販売。
船舶用燃料
船舶向け燃料油の販売。
産業用ガス
各種産業用ガスの販売。
AdBlue®
ディーゼル車の排ガス浄化用高品位尿素水。
リニューアブル燃料・GTL燃料
再生可能燃料及びガス・トゥ・リキッド燃料。

03電力・ユーティリティ事業準主力

発電事業、法人向け電力販売、再生可能エネルギー事業、自家消費型太陽光発電システム、家庭向け電力小売、熱供給関連事業、レンタカー事業、太陽光余剰電力買取サービス等を展開。

主な製品・サービス4
法人向け電力販売
事業所向け電力販売。
発電事業
自社発電所による電力供給。
再生可能エネルギー事業
太陽光等の再エネ発電事業。
熱供給関連事業
地域冷暖房等の熱供給サービス。

04ホームライフ事業準主力

LPガス・都市ガス販売、オートガス事業、再生可能エネルギー事業、家庭向け電力小売、住宅設備機器ECサイト事業等、家庭向けエネルギー及びスマートエネルギーサービスを提供。

主な製品・サービス4
LPガス・都市ガス
家庭向けLPガス及び都市ガスの販売。
オートガス
自動車用LPガスの販売。
家庭向け電力小売
一般家庭向け電力販売。
住宅設備機器ECサイト
住宅設備機器のオンライン販売。

製品と技術

カーライフ事業:燃料販売から自動車販売・オークションまで

カーライフ事業では、ガソリン・軽油・灯油・重油などの燃料販売を中核に、新車・中古車の販売、自動車メンテナンス、保険・カー用品販売、オートオークション事業を展開する。子会社のエネクスフリートや大阪カーライフグループ、日産大阪販売を通じて、個人から法人まで幅広い顧客に対応。オートオークションは中古車流通のプラットフォームとして機能する。2025年度の同事業売上収益は5,847億円。

産業ビジネス事業:アスファルト・船舶燃料・環境商材

産業ビジネス事業は、道路舗装用アスファルト、船舶用燃料、産業用ガス、AdBlue(高品位尿素水)、リニューアブル燃料、GTL燃料などを扱う。さらに、石油製品の輸出入、ターミナルタンク賃貸、法人向け給油カードサービス、PCB回収処理斡旋なども手掛ける。これらの商材は、建設・物流・製造業など産業インフラを支える。2025年度の売上収益は1,173億円。

電力・ユーティリティ事業:発電から小売・熱供給まで

電力・ユーティリティ事業は、自社発電所による発電事業、法人向け電力販売、再生可能エネルギー事業(太陽光発電など)、家庭向け電力小売、熱供給関連事業、レンタカー事業などを展開する。子会社のエネクス電力や東京都市サービスなどが事業を担う。自家消費型太陽光発電システムや太陽光余剰電力買取サービスも提供し、脱炭素化ニーズに対応する。2025年度の売上収益は713億円。

ホームライフ事業:LPガス・都市ガスとスマートエネルギー

ホームライフ事業は、家庭向けLPガス・都市ガスの販売を基盤に、オートガス(自動車用LPガス)、再生可能エネルギー事業、家庭向け電力小売、住宅設備機器のECサイト運営を手掛ける。子会社の伊藤忠エネクスホームライフやエコア、エネアーク、ジャパンガスエナジーが各地でサービスを提供。約67万件のガス顧客基盤を持ち、スマートメーターや省エネ機器の提案も行う。2025年度の売上収益は777億円。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

エネルギー卸売で国内大手、内需依存度高い

当社はエネルギー関連の卸売を主力とし、国内市場で一定の規模を持つ。しかし、直近の売上高は減少傾向にあり、営業利益率は3%未満と低水準にある。同業他社と比較しても、収益性の面では課題が残る。一方で、国内のエネルギー需要は安定しており、基盤は強固である。同業の高千穂交易はエレクトロニクス分野に強みを持ち、当社とは事業構成が異なる。今後は、エネルギー転換や環境規制への対応が求められる。

強み

  • エネルギー卸売で国内に広い顧客基盤を有し、安定的な需要を確保している。
  • 伊藤忠グループのネットワークを活かした安定供給と仕入れの強みがある。
  • 石油・ガスなどエネルギー関連商材を幅広く扱い、需要変動に柔軟に対応できる。
  • 全国に拠点を持ち、地域ごとのニーズにきめ細かく対応する体制を構築している。

課題

  • 営業利益率が3%未満で、コスト削減や高付加価値サービスの提供が課題。
  • エネルギー転換で既存事業の市場縮小が予想され、新事業の育成が必要。
  • 卸売業界は価格競争が激しく、差別化が難しく収益を圧迫する。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

通信・電力・ガスの時価総額近傍。太字が伊藤忠エネクス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15805SWCC4,125億円21.0倍
29504中国電力3,955億円5.4倍
38174日本瓦斯3,424億円22.2倍
43048ビックカメラ3,294億円15.3倍
56622ダイヘン3,038億円20.6倍
68133伊藤忠エネクス2,730億円16.4倍
79505北陸電力2,210億円4.0倍
83167TOKAIホールディングス1,862億円16.2倍
93076あい ホールディングス1,665億円13.1倍
104784GMOインターネット1,483億円24.2倍
119533東邦瓦斯1,146億円14.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(通信・電力・ガス)に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

伊藤忠石油の分割により設立された1961年

1961年1月、伊藤忠商事と日本鉱業の協力関係を背景に、水島製油所の製品販売会社として設立された。資本金6千万円で発足し、社名は伊藤忠燃料株式会社であった。母体となったのは、1949年設立の西日本米油株式会社を前身とする伊藤忠石油株式会社であり、その一部門を分割する形で誕生した。設立当初から石油製品の販売に特化した事業モデルをとった。

上場と事業基盤の拡大(1970年代〜1980年代)

1971年4月に資本金10億円に増資。1977年4月には株式額面変更のため伊藤忠燃料株式会社と合併し、1978年2月に大阪証券取引所および東京証券取引所市場第2部に上場。1979年9月には両市場の第1部銘柄に指定された。この時期、石油販売の全国展開を進め、1983年6月には本店を大阪から東京へ移転した。1990年7月には伊藤忠商事の石油内販子会社・伊藤忠オイルの営業権と従業員を承継し、事業基盤を強化した。

社名変更と事業再編の2001年

2001年3月、社名を「伊藤忠燃料株式会社」から「伊藤忠エネクス株式会社」へ変更。同時に連結子会社18社の社名を変更し、「エネクス」ブランドを統一した。同年には都市ガス事業への参入を目的に大分県中津市のガス事業を承継。また、チコマート事業を分社化した株式会社チコマートの株式を売却し、事業の選択と集中を図った。2000年に吸収合併した西武石油商事の事業を統合し、東京西部支社を新設した。

グループ企業の統合と買収による事業拡大(2005年〜2008年)

2005年5月、タキガワエネクス(現・伊藤忠エネクスホームライフ)が瀧川産業から事業譲受。同年、小倉興産自動車整備(現・エネクスフリート)の株式取得、小倉興産エネルギーからの事業譲受によりフリート事業を拡大した。2007年4月には伊藤忠商事から目黒エネルギー販売の株式を取得。2008年9月には港南から石油販売事業を承継し、コーナンフリート株式を追加取得。同年、伊藤忠商事および伊藤忠ペトロリアムから会社分割により石油製品トレード・ロジスティックス事業を承継し、本店を港区芝浦に移転した。

年表29件を開く

1960年代

  • 1961年1月伊藤忠商事株式会社と、かねてから取引協力関係にあった日本鉱業株式会社が、水島に製油所を新たに建設し、石油業界に進出したのを機に、その製品を販売するために、伊藤忠商事株式会社の子会社である伊藤忠石油株式会社(1949年1月設立の西日本米油株式会社を、1951年4月に名称変更)を分割して当社を設立した。(資本金6千万円)
  • 1965年5月M&A大分九石販売株式会社(現、子会社株式会社九州エナジー)の株式取得

1970年代

  • 1970年3月M&A宇島酸水素株式会社(現、子会社伊藤忠工業ガス株式会社)の株式取得
  • 1971年4月資本金10億円に増資
  • 1977年4月M&A株式額面変更のため、大阪市東区釣鐘町2丁目36番地を本店とする伊藤忠燃料株式会社と合併
  • 1978年2月上場大阪証券取引所及び東京証券取引所の市場第2部に上場
  • 1979年9月大阪証券取引所及び東京証券取引所の市場第1部銘柄に指定される

1980年代

  • 1983年6月本店所在地を東京(旧大阪)へ変更

1990年代

  • 1990年7月伊藤忠商事株式会社の石油内販子会社伊藤忠オイル株式会社の営業権と従業員を承継
  • 1996年2月本店を東京都目黒区目黒一丁目24番12号へ移転
  • 1997年10月M&A更生会社である株式会社東海の株式取得
  • M&A西武石油商事株式会社の株式取得
  • 1998年4月創業「チコマート」事業を当社より分社し株式会社チコマートを設立
  • 1999年3月伊藤忠石油販売株式会社の株式を追加取得

2000年代

  • 2000年4月M&A当社は、西武石油商事株式会社を吸収合併し、東京西部支社を新設
  • 株式会社東海は、裁判所より更生手続き終結の決定を受ける
  • 2001年3月都市ガス事業への参画を目的とし、大分県中津市のガス事業を承継
  • 当社社名を「伊藤忠燃料株式会社」から「伊藤忠エネクス株式会社」へ変更、並びに連結子会社18社の社名を変更
  • 株式会社チコマートの株式を売却
  • 2002年2月シナネン株式会社(現、シナネンホールディングス株式会社)の株式を追加取得
  • 2004年4月支社制度を廃止し事業本部制度を導入する
  • 2005年5月タキガワエネクス株式会社(現、子会社伊藤忠エネクスホームライフ株式会社)は、瀧川産業株式会社から事業を譲受け営業を開始する
  • M&A小倉興産自動車整備株式会社(現、子会社エネクスフリート株式会社)の株式取得
  • 株式会社東海の株式を売却
  • 小倉興産エネルギー株式会社(現、子会社エネクスフリート株式会社)は、小倉興産株式会社から事業を譲受け営業を開始する
  • 2006年12月シナネン株式会社(現、シナネンホールディングス株式会社)の株式を一部売却
  • 2007年4月M&A伊藤忠商事株式会社から株式会社目黒エネルギー販売(現、子会社エネクスフリート株式会社)の株式取得 伊藤忠エネクスホームライフ九州株式会社は、株式会社イデックスガスと合併し、社名を株式会社エコア(現、子会社)に変更
  • 2008年9月港南株式会社から石油販売事業の承継、並びにコーナンフリート株式会社(現、子会社エネクスフリート株式会社)の株式を追加取得
  • 伊藤忠商事株式会社及び伊藤忠ペトロリアム株式会社から会社分割により石油製品トレード事業・石油製品ロジスティックス事業を承継 本店を東京都港区芝浦三丁目4番1号へ移転

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 当期純利益2030年度まで200億円以上
  • 実質営業キャッシュ・フロー450億円
  • ROE9.0%以上
  • 新規戦略投資(累計)2023~2030年度まで2,100億円
  • GHG排出量削減(2018年度比 Scope1,2)50%以上削減

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    現場力の強化

    既存事業の顧客基盤充実と収益性向上、グループコミュニケーション向上により総合力を高め現場力を強化する。

  2. 02

    投資実行の加速

    投資推進体制を構築し、新規戦略投資2,100億円を目標に積極的な投資を実行する。

  3. 03

    DX活用による現場力強化と新収益基盤構築

    中期経営計画 '25-'26では攻守にDXを活用して現場力を強化し、新規・戦略投資の実行と投資管理の高度化により、2030年目標達成に向けた新たな収益基盤を構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で5,193人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,001万円で、9期前と比べて+10.2%平均年齢は41.3歳、平均勤続年数は15.7年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月5,958
2018年3月5,613
2019年3月90840.014.05,619
2020年3月91540.813.45,583
2021年3月91740.913.55,558
2022年3月93741.314.15,641
2023年3月95341.715.75,461
2024年3月99441.816.05,365
2025年3月99141.014.85,191518
2026年3月1,00141.315.75,193464

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)61.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社14(国内 14 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
上越エネルギーサービス㈱ 新潟県上越市9,759百万円
電力・ユーティリティ
江田島ターミナル 広島県江田島市4,343百万円
産業ビジネス
南あわじソーラーファーム発電所等 兵庫県南あわじ市等4,302百万円
電力・ユーティリティ
防府エネルギーサービス㈱ 山口県防府市3,819百万円
電力・ユーティリティ
伊藤忠エネクス本社 東京都千代田区3,079百万円
全社
幕張新都心ハイテク・ビジネス地区熱供給センター 千葉県千葉市3,058百万円
電力・ユーティリティ
クルーゼ堺 大阪府堺市1,763百万円
カーライフ
府中日鋼町地区熱供給センター 東京都府中市1,706百万円
電力・ユーティリティ
銀座5・6丁目地区熱供給センター 東京都中央区1,689百万円
電力・ユーティリティ
福島店 大阪府大阪市1,647百万円
カーライフ
ほか9件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    伊藤忠商事株式会社(注)4
    東京都港区
    議決権55.8%
  • 国内
    エネクスフリート株式会社(注)3,5
    大阪市淀川区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社九州エナジー
    大分県大分市
    議決権100.0%
  • 国内
    大阪カーライフグループ株式会社
    大阪市西区
    議決権52.6%
  • 国内
    日産大阪販売株式会社(注)4,5
    大阪市西区
    議決権52.6%
  • 国内
    伊藤忠工業ガス株式会社
    東京都千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社エネクスライフサービス
    東京都千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    エネクス電力株式会社
    東京都千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    王子・伊藤忠エネクス電力販売株式会社
    東京都千代田区
    議決権60.0%
  • 国内
    東京都市サービス株式会社
    東京都中央区
    議決権66.6%
  • 国内
    伊藤忠エネクスホームライフ 株式会社
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社エコア
    福岡市博多区
    議決権51.0%
残りのグループ会社2社を開く
  • 株式会社エネアーク東京都千代田区50%
  • 株式会社ジャパンガスエナジー東京都千代田区20%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    南三陸沿岸国道事務所管内で使用する電気
    国土交通省 · 2025-11-28
    2.6億円
  • 調達
    最高裁判所ほかで使用する電気
    最高裁判所 · 2026-02-03
    1.9億円
  • 調達
    令和8年度 東京港湾合同庁舎他16庁舎における電気の需給
    財務省 · 2025-12-22
    1.5億円
  • 調達
    さいたま新都心合同庁舎1号館で使用する電気
    財務省 · 2025-09-16
    1.3億円
  • 調達
    令和6年度富山河川国道事務所外13箇所で使用する電気契約
    国土交通省 · 2024-05-30
    1.2億円
  • 調達
    仙台第3法務総合庁舎ほか41庁舎で使用する電気の調達
    法務省 · 2026-02-04
    1.1億円
  • 調達
    令和6年度仙台法務総合庁舎等において使用する電力の供給契約
    検察庁 · 2024-01-23
    1.1億円
  • 調達
    秋田河川国道事務所管内で使用する電気(高圧)
    国土交通省 · 2025-09-19
    9,489万円
  • 調達
    能代河川国道事務所管内で使用する電気(高圧)
    国土交通省 · 2025-09-29
    5,767万円
  • 調達
    高松国税総合庁舎外21税務署で使用する電気一式について
    国税庁 · 2016-01-22
    4,949万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は8,512億円営業利益241億円前期と比べると減収減益で、売上が-7.9%、利益が-10.4%。

売上高
-7.9%
8,512億円
営業利益
-10.4%
241億円
純利益
-5.8%
161億円
営業利益率
2.8%
前期比 -0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高8,512億円
営業利益245億円241億円
純利益165億円161億円
1株あたり配当¥68¥68

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は2,388億円、営業利益は117億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+11.2%、営業利益は+27.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q2,49030
2024年1Q2,147924.351
2024年2Q2,409672.838
2024年3Q2,538662.643
2024年4Q2,5397
2025年2Q4,3721272.978
2025年4Q4,8731422.993
2026年2Q4,1171122.769
2026年4Q4,3951292.992
2027年1Q2,3881174.995

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は8,646億円から8,512億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は2.8%。

決算期売上高兆円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月0.8612265
2014年3月0.9713871
2015年3月0.9412255
2016年3月0.7215075
2017年3月0.70193104
2018年3月0.74192110
2019年3月1.01194116
2020年3月0.90200121
2021年3月0.74200122
2022年3月0.94222132
2023年3月1.01230138
2024年3月0.96247139
2025年3月0.922692822.9171
2026年3月0.852412602.8161

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高8,512億円のうち、営業利益として残るのは241億円2.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は161億円、売上の1.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金89.3%7,602億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金8.2%694億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.8%241億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
10.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.4pt
2.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.5pt
1.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.0pt
9.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが451億円、投資CFが−149億円で、差し引きのフリーCFは302億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は219億円で、売上の0.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月228−24948−21181
2014年3月175−126−8949143
2015年3月343−204−121139162
2016年3月303−167−91136208
2017年3月178−147−1231227
2018年3月242−185−5857226
2019年3月254−134−159120187
2020年3月281−14−262267192
2021年3月402−1−245401348
2022年3月400−191−176209381
2023年3月348−32−377316320
2024年3月345−66−299279301
2025年3月317−283−19434139
2026年3月451−149−222302219

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は4,527億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,818億円で、自己資本比率は40.1%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月3,1598942,26528.3
2014年3月3,2109412,26929.3
2015年3月3,2919742,31729.6
2016年3月3,0411,0052,03633.1
2017年3月3,4461,0852,36131.5
2018年3月3,8261,1612,66530.3
2019年3月3,7441,2232,52132.7
2020年3月3,8771,2832,59433.1
2021年3月4,0831,3622,72133.4
2022年3月4,4701,4433,02732.3
2023年3月4,3301,5302,80035.3
2024年3月4,4431,6252,81836.6
2025年3月4,4221,7232,39439.0
2026年3月4,5271,8182,42240.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
219億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,439億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
2,422億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
63
/ 100
安定性自己資本比率27 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE284社中105位あたり、逆に低いのは売上成長率284社中273位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.1%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.8%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
40.1%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-7.9%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,336で、1年前と比べて+23.5%過去52週の値幅のなかでは95%の位置にある。

¥2,336-0.8%1ヶ月+14.3%1年+23.5%時価総額2,730億円
過去52週の値幅
安値¥1,760高値¥2,367

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.4倍
PER (会社予想)16.0倍
PBR1.41倍
配当利回り2.91%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で+3.31%と上昇。25日線(2058.52円)を約1.5%上回り、75日線(2003.47円)を約4%上回る。52週高値2205円から約5%下、52週安値1760円から約19%上。7月31日に2170円と直近高値を更新も、8月3日に2101円、4日に2043円と急落。その後8月6日に2090円と回復。出来高は7月後半に増加傾向、8月に入り減少も一定の売買。RSIは56.22とやや買い優勢。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 53/100)

PER14.69倍は業界平均17.82倍を下回り、予想PERも14.3倍と同水準で続く。PBR1.26倍は平均1.24倍とほぼ同等で、妥当な水準。ROE9.07%は平均と比較してやや低いが、安定的な収益を確保。配当利回り3.25%は平均2.96%を上回り、配当性向45.85%と高く株主還元は積極的。売上は減少傾向だが、利益は安定。総合的に見て、バリュエーションは業界平均と比較しておおむね妥当。配当利回りの高さが下支え。割安とまでは言えないが、割高でもない。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.4倍17.9倍
PER (予想)16.0倍
PBR1.41倍1.24倍
ROE9.1%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、エネルギー転換期における事業ポートフォリオの変革力。強気派は、グループの信用力と全国のSS網、電力小売りの拡大で、総合エネルギーサービス企業として成長できるとみる。配当利回り3.25%も魅力。一方、弱気派は、売上高が減少傾向(2023年10120億円→2026年8512億円予想)で、燃料需要の構造的な減少(自動車電動化)が逆風と指摘。利益率も低く、市況変動で業績が不安定。

プラスに働く材料7
  • グループシナジー

    伊藤忠グループの総合力で、法人顧客や調達面で強みを発揮

  • 安定した配当

    配当利回り3.25%、連続増配の実績と自己資本比率の安定

  • エネルギー事業の多角化

    電力小売りや再生可能エネルギーなど新領域への展開が進む

  • 2026/3期営業利益241億円計画の上振れ着地決算発表後影響

    前期営業利益269億円に対し241億円の減益予想。上振れで通期計画を達成すれば予想PER14.3倍の割安感が強まる。

  • 配当利回り3.25%の高水準を活用した還元策次回株主総会影響

    配当利回り3.25%は高く、純利益161億円予想でも減配余地は小さい。

  • ROE9.07%改善によるPBR1.26倍の再評価継続影響

    ROEが9%台から10%に改善すれば、PBR1.26倍はさらに上がる可能性がある。

  • 外国人持ち株比率12.42%の上昇余地不定影響

    外国人保有比率は12.42%と低位。上昇すれば株主構成が変化し需給が締まる。

マイナスに働く材料7
  • 燃料需要の減少

    自動車の電動化や省エネでガソリン需要が長期的に減少

  • 市況依存の業績

    原油価格や為替の変動で利益が大きく振れる

  • 売上高の減少傾向

    売上高は10120億円から8512億円(2026/3予想)と減少予想

  • 2期連続減収で売上高8,512億円通年影響

    前期9,245億円から7.9%減収。販売数量低迷が続けば営業利益241億円も下振れる。

  • 営業利益率2.83%への低下通年影響

    前期2.91%から0.08ポイント低下。売上高8,512億円に換算すると約7億円の減益要因。

  • 純利益161億円と2期連続減益決算発表後影響

    前期171億円から10億円減益の予想。増益トレンドから反転し、利益成長期待が後退する。

  • 株価1年+5.4%後の利益確定売り不定影響

    株価は1年間で+5.4%上昇。外部環境悪化時には利益確定売りで下押しされやすい。

次の決算で確かめる点
ガソリン販売量
主力の燃料小売りの動向を示すため
電力小売り契約数
新規事業の成長性を測る指標
営業利益率
収益構造の改善度を確認するため
原油価格動向
仕入れコストに直結するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり68で、前期から+6.5%いまの株価に対する利回りは2.91%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥68
1株あたり
配当利回り
2.91%
いまの株価に対して
配当性向
45.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3276.5
2018年3月4025.094.2
2019年3月425.059.9
2020年3月444.871.0
2021年3月5013.695.3
2022年3月48−4.0106.8
2023年3月504.258.3
2024年3月548.065.9
2025年3月6214.862.4
2026年3月666.545.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥68

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ17,312人。区分でいちばん多いのは事業法人56.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が69.0%を占め、残る31.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人56.454.254.254.856.456.7
個人・その他17.118.718.618.117.817.5
外国法人10.612.412.312.011.112.4
金融機関15.113.513.713.813.512.4
自己株式3.33.33.33.33.33.3
証券会社0.71.31.11.31.21.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01伊藤忠商事株式会社53.85
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.87
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.79
04伊藤忠エネクス取引先持株会2.42
05NORTHERN TRUST CO. (AVFC)RE FIDELITY FUNDS (常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.73
06日本生命保険相互会社1.32
07伊藤忠エネクス従業員持株会1.21
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.71
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.71
10JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.55

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+148%、1株純資産は14期で+103%。直近期のROEは9.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月577917.59.783.3
2014年3月638337.89.460.5
2015年3月498625.820.4133.9
2016年3月668907.513.771.4
2017年3月929609.910.076.5
2018年3月981,0299.810.294.2
2019年3月1021,0839.78.759.9
2020年3月1071,1379.67.971.0
2021年3月1081,2079.210.195.3
2022年3月1171,2789.48.8106.8
2023年3月1231,3559.39.258.3
2024年3月1231,4408.812.865.9
2025年3月1521,52810.210.662.4
2026年3月1421,6109.114.045.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額439百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
田畑信幸代表取締役 社長5882,000
西村邦夫取締役兼常務執行役員 カーライフ部門長兼 株式会社WECARS担当役員5415,000
渡辺聡取締役兼執行役員 CFO兼CCO兼 コーポレート部門長6213,000
山田哲也取締役60
佐伯一郎取締役7432,000
森川卓也取締役663,000
佐藤智恵取締役561,000
德田省三取締役71
須田亮平常勤監査役632,000
今沢恭弘常勤監査役6225,000
岩本昌子監査役53
梶山園子監査役58
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
細川昭子59

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)12189752629024
監査役5777715
社外取締役4454511
社外監査役327279

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,037字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社企業グループは、当社、当社の親会社(伊藤忠商事株式会社)及び当社の子会社36社、持分法適用会社25社により構成され、当社グループの事業セグメントごとの取扱商品又はサービスの内容及び主要な関係会社名は次のとおりであります。なお、次の事業区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 6.セグメント情報」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 事業 セグメント   取扱商品又はサービスの内容   主要な関係会社名 カーライフ事業   あらゆるカーライフニーズにお応えし、自動車と共に快適に暮らせる社会の実現を目指しております。 ガソリン、灯油、軽油、重油、電力、自動車販売、生活・車関連商品サービス、メンテナンス受託サービス、オートオークション事業   エネクスフリート㈱ ㈱九州エナジー 大阪カーライフグループ㈱ 日産大阪販売㈱ 産業ビジネス事業   アスファルトや船舶用燃料、環境商材まで、産業や流通の基盤を支える様々なエネルギーをお届けしております。 アスファルト、船舶用燃料、石油製品輸出入、ターミナルタンク賃貸、法人向け給油カード、産業用ガス、ガス容器耐圧検査、AdBlue®(※)、リニューアブル燃料、GTL燃料、エネルギーサービス事業、PCB回収処理斡旋   伊藤忠工業ガス㈱ 電力・ ユーティリティ事業   省エネルギーと快適性、経済性を追求し、電力関連事業・熱供給事業を推進しております。 発電事業、法人向け電力販売事業、再生可能エネルギー事業、自家消費型太陽光発電システム、家庭向け電力小売事業、熱供給関連事業、レンタカー事業、太陽光余剰電力買取サービス   ㈱エネクスライフサービス エネクス電力㈱ 王子・伊藤忠エネクス電力販売㈱ 東京都市サービス㈱ ホームライフ事業   LPガスから電力や多彩なスマートエネルギーまで快適で豊かで安心なライフスタイルをご提案しております。 LPガス・都市ガス販売事業、オートガス事業、再生可能エネルギー事業、家庭向け電力小売事業、住宅設備機器ECサイト事業   伊藤忠エネクスホームライフ㈱ ㈱エコア ㈱エネアーク ㈱ジャパンガスエナジー (※)AdBlue®(アドブルー®)とは、ディーゼル車の排気ガスを分解して無害化する際に使われる世界標準の高品位尿素水です。 (®AdBlue(®アドブルー)はドイツ自動車工業会(VDA)の商標登録です。)
経営方針・対処すべき課題1,010字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは、中期経営計画「ENEX2030 '23-'24」で掲げる「1.現場力の強化」、「2.投資実行体制の進 化」、「3.組織・人材の強化」を中心に取組んでまいりました。現状並びに今後の経営環境を踏まえ、当社グループが対処すべき課題は以下のとおりです。 ・「現場力の強化」 ・「投資・戦略投資の実行」 当社グループは、「くらしの原動力を創る」をコンセプトとした2030年の目指す姿の実現に向け、現場力を強化し、新たな案件の発掘・開発を進めるとともに、投資体制の強化・向上を図り、積極的に投資を推進することで、生活や産業へ多様なエネルギー・サービスを提供し、更なる成長・変革へ挑戦してまいります。 中期経営計画『ENEX2030』概要(2023-2030) (1)目指す方向性 ① 現場力の強化 ・既存事業における顧客基盤の更なる充実と収益性の向上 ・グループ・コミュニケーション向上、総合力を高め、現場力強化 ② 投資実行の加速 ・投資推進体制の構築による投資の加速 ・新規戦略投資2,100億円 (2)ENEX2030 経営目標 〈財務指標〉 ① 当期純利益200億円以上 ② 実質営業キャッシュ・フロー450億円 ③ ROE9.0%以上 ④ 新規戦略投資(2023~2030年度累計)2,100億円 〈非財務指標〉 ① GHG排出量50%以上削減(2018年度比 Scope1.2) ② 女性採用比率30%以上 ③ 女性管理職比率10% ④ 男性育休取得率80%以上 中期経営計画『ENEX2030 '25-'26』概要(2025-2026) (1)位置づけ :攻守にDXを活用し、現場力を強化する。新規・戦略投資の実行や投資管理の高度化により、 ENEX2030達成に向けた新たな収益基盤の構築を図る。 (2)主な取組:① 現場力の強化 ② 新規・戦略投資の実行 (3)ENEX2030 '25-'26 経営目標 〈財務指標〉 ① 当期純利益毎期160億円 ② 実質営業キャッシュ・フロー毎期380億円 ③ ROE毎期9.0%程度 ④ 新規・戦略投資累計500億円 〈株主還元〉 「累進配当」及び「連結配当性向40%以上を強く意識」を掲げております。
事業等のリスク7,192字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業には、国内事業基盤の縮小などによる長期的かつ緩やかに影響を受けるリスクや、自然災害など比較的短期的な影響に留まると思われるリスクが存在しますが、取り巻く様々なリスクに対応するため、管理体制及び管理手法の整備により、リスクを統括的かつ個別的に管理しております。また、経営の諮問機関としてリスクマネジメント委員会を設置し、経営に重大な影響を及ぼすリスクの洗い出し、分析、対策、発生・顕在化の予防・周知といったリスクマネジメントを実施しながら、継続的に管理を強化することでリスクの軽減を図っております。 これらを前提として、特に重要なリスクとして以下9項目を選定し、現時点において影響度が大きいと思われるリスクの発生可能性及び対応策を記載しております。なお、文中の将来に関する事項は、別段の表示がない限り、当社が有価証券報告書提出日現在において判断したものです。 (1)事業基盤縮小によるリスク (2)商品・原材料調達価格の変動によるリスク (3)環境規制によるリスク (4)情報セキュリティ及び情報システムに関するリスク (5)自然災害によるリスク (6)固定資産減損によるリスク (7)投資に関するリスク (8)人材確保に関するリスク (9)コンプライアンスに関するリスク (1)事業基盤縮小によるリスク 影響度   発生可能性 中   高 ①リスク内容 当社グループは日本国内を中心とした石油製品販売、LPガス・産業用ガス販売、電力販売、熱供給、車両販売等のビジネスを展開しております。これに対し、近年発生している国内人口の減少による顧客減少や省エネルギー化、電気自動車の増加等により、取扱商品の販売量減少等の影響を受け、この傾向は今後も継続的に変わらないものと想定されるため、何ら対策を講じない場合には、毎年一定の減収が続くことが見込まれます。 ②対応策 当社グループの対応策として、“現場力を強化する”ことで既存事業における顧客基盤の更なる充実を図り、2023年4月より投資実行のプロフェッショナル組織として「投資戦略室」を設置し、投資案件の遂行力を強化することで、新規事業や新たな顧客基盤の獲得を推進しております。また、事業ごとに事業基盤縮小への対応策を検討・実行しており、その中でも重要性の高いものは以下のとおりです。 事業   対応策 カーライフ事業   ・販売店との連携を強化し、地域生活者のニーズを汲み取ることによる系列CSの収益基盤強化 ・販売数量減に伴う収益減に備え、M&Aによる自動車関連事業の拡大 ・環境商材の取組 産業ビジネス事業   ・アドブルーやリニューアブル燃料等、今後成長が見込まれる環境配慮型商材の販売及び導入推進、LNG、アンモニア、水素等、石油代替燃料となる次世代エネルギーへの取組による収益拡充 ・産業ガスの容器再検査事業強化と周辺事業領域への拡大 電力・ユーティリティ事業   ・IT活用やTERASELブランド構築による、電力小売事業の営業活動の強化 ・代理店網を活用した営業基盤の拡充 ホームライフ事業   ・国内外M&AによるLPガス顧客数の維持・拡大 ・小売販売事業の効率的な運用及びその機能の提供先拡大 ・顧客基盤へのクロスサービスによる顧客の離脱防止 ・LPWA(※)等のIT活用による業務効率化とコスト削減 (※)LPWA(=Low Power Wide Area)とは、消費電力を抑えて遠距離通信を実現する通信方式です。顧客のガスメーターに専用機器を設置しLPWAを用いることで、検針や配送の合理化を進めております。 (2)商品・原材料調達価格の変動によるリスク 影響度   発生可能性 中   中 ①リスク内容 当社グループでは石油製品、LPガス、電力の取引において、以下の商品・原材料調達価格の変動によるリスクを有しております。 (a)石油製品 石油製品は、主にガソリン、灯油、軽油、重油、アスファルト、GTL燃料の取扱いがあり、その取引においては、市況動向を考慮したうえで買越及び売越ポジションを持つことがあります。その結果、商品バランス(※)が生じ、市況変動によって当社グループの売買損益に影響を及ぼす可能性があります。 (※)商品バランスとは売約残と買約残の差のことであり、売約残とは販売先と契約して未だに引渡ししていない固定価格の売り契約残及び先物取引の売り建玉のことです。また、買約残とは仕入先と契約して未だに引き取りをしていない固定価格の買い契約残及び先物取引の買い建玉、現物在庫のことです。 (b)LPガス LPガスは、一般家庭や業務用店舗等への小売販売を中心に取扱いがあり、LPガス輸入価格が変動した場合、主として顧客の軒先に設置されている容器内の在庫(軒先在庫)や一部のグループ会社で保有している在庫単価も影響を受け、当社グループの売買損益に影響を及ぼす可能性があります。 なお、市況価格はCP(※)との相関が高くなっております。 (※)CP(Contract Price)とは、LPガスの最大の輸出国であったサウジアラビアが1994年10月から導入した、輸入国の取引先と交わす契約価格。世界のLPGスポット落札価格・世界市場の相場・有力情報誌の市況情報を参考に、サウジアラビアの国営企業であるサウジアラムコ社の価格決定委員会にて決定されます。現在はMB(Mont Belvieu=米国テキサス州モントベルビュー市場での取引価格)を織り込んだ価格フォーミュラを導入しており、以前に比べCPによる価格影響は弱まっているものの、現在もLPガス輸入価格の主要指標となっております。 (c)電力 電力(小売)は、法人及び一般消費者向けに販売しております。当社グループは、自社発電、相対契約、日本卸電力取引所等から電力を調達しておりますが、発電燃料価格や電力市場取引価格に急激な変動が生じた場合には、当社グループの売買損益に影響を及ぼす可能性があります。 ②対応策 (a)石油製品 石油製品は仕入価格に連動する販売価格を設定し、原則的には価格変動リスクを負わないビジネスモデルとなっております。加えていき過ぎた買越及び売越ポジション、商品先物・先渡契約等のデリバティブ取引を抑制するため、「商品バランス管理規程」を策定し、その中で商品バランス枠及び組織ごとに損失限度額を設定し、管理しております。これらは、商品取扱い部門の主管部署において所定の時期に損益状態のモニタリングを実施し、管理部門でその状態を確認する等、不測の損失を最小限に抑える体制を構築しております。 (b)LPガス CP等と連動する販売価格フォーミュラを設定し、顧客への価格転嫁を図ることで、価格変動リスクの抑制を図っております。一部のグループ会社で保有する在庫の評価損益が期間損益に与える影響は避けられませんが、中長期的な視点では価格変動による損益は、経営に大きな影響を与えるものでなく、一過性のものとして判断しております。 (c)電力 当社グループでは、電力調達に関して、大手電力会社とのアライアンス、自社電源の活用や電力先物取引市場を通じたデリバティブ取引等を活用することに加え、販売面でも仕入価格の変動を適正に反映した燃料費調整制度を導入する等、電力市場取引価格や発電燃料価格の変動リスクの抑制を図っております。今後も引き続き、係る価格変動リスクの影響を受けにくい電力供給体制を構築・運用してまいります。 (3)環境規制によるリスク 影響度   発生可能性 中   中 ①リスク内容 近年地球温暖化の一因とされる温室効果ガスの排出量は増加の一途をたどっており、世界的にも気候変動への危機感が高まっております。今後、世界各地での炭素税の導入やその他環境関連法規制が制定・強化された場合、当社グループの事業活動が制限される可能性や、事業の再編成を強いられる可能性があり、それらのリスクが現実化した場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②対応策 本項目は、「第2 事業の状況 2サステナビリティに関する考え方及び取組 (5)気候変動への対応」の中で記載しております。 (4)情報セキュリティ及び情報システムに関するリスク 影響度   発生可能性 中~大   低~中 ①リスク内容 当社グループは、お客さまからの石油製品・LPガス・電力等の受注や請求書の発行、ホームページを通じた様々な情報発信等において、情報資産の適切な管理並びに高い情報セキュリティレベルの確保を重要項目と認識し、関連規程を整備のうえ、役員・従業員への教育、啓蒙活動を行うとともに、セキュリティの点検活動を実施しております。また、IT環境においては安全に利用可能なシステムの整備やネットワークの監視強化を実施するとともに、発生したセキュリティ事案に対し速やかに対応できるよう対策強化に取組んでおります。 しかしながら、サイバー攻撃等は年々巧妙化しているとともに、外部から予期せぬ不正アクセス、コンピューター・ウイルス侵入等による機密情報・個人情報の漏洩、設備の損壊・通信回線のトラブル等による情報システムの停止等のリスクを完全に回避できるものではなく、事業活動の継続に支障をきたす可能性があります。また、信用失墜、多額の賠償請求等により当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②対応策 当社グループの事業活動において、情報システムや情報ネットワークの重要性は増しており、デジタル戦略部が中心となって、その構築・運用にあたっては適切な内部統制手続きを整備し、伊藤忠商事株式会社とも連携しながら十分なセキュリティ確保に努めております。具体的には情報管理に係る基本方針や情報管理規程・ルール等の整備を行うとともに、社内会議や社内イントラネット、eラーニング等を通じ、当社グループ従業員への周知・教育と情報管理体制の徹底を図っております。そのうえで、システムやネットワークの冗長化、ウイルス対策、モバイルパソコンのデータレス化、ペーパレス環境の整備等、システム障害やセキュリティリスクの低減に向けた仕組みの導入を推進するとともに情報漏洩賠償責任保険への加入をしております。また、顧客情報・個人情報を含む機密情報の管理・取扱いについても、当社グループの個人情報保護ポリシーを定め、個人情報取扱いに関する目的や管理方法をステークホルダーに広く周知しております。 (5)自然災害によるリスク 影響度   発生可能性 中   低 ①リスク内容 当社グループは国内全域に事業展開しており、CS(給油所)、石油・ガス・アスファルト基地、ガス・熱供給設備、発電所、自動車販売店舗等の有形固定資産・投資不動産(内、IFRS第16号適用による使用権資産含む。)を有しております。国内に広範囲な大規模自然災害(地震、台風、水害等)が発生した場合、その資産毀損が当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、被災エリアでの当社及び顧客の事業活動の停止に伴う事業の縮小及び収益の低下、当社グループの従業員の被災による人的資本に対する損害等が生じるリスクを有しております。 ②対応策 (a)設備毀損対策 当社グループが保有する資産は日本全国各地に分散保有しており、自然災害によって毀損するリスクも分散されております。また、保有設備の耐震構造については、関連法令等に示される耐震基準に従い建設、維持しており、これまでの大規模自然災害においても、大きな被害は生じておりません。 さらに、保険付保による対策を講じており、火災保険については大部分の設備に付保しております。一方、地震保険については、経済性も考慮し、石油基地、アスファルト基地等一部の設備への付保としております。 (b)事業継続 当社ではあらゆる地域で大規模災害が生じた場合に備え、全国の各エリア及び各グループ会社で事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)を策定しております。BCPの実効性を高めるため、各種訓練を定期的に実施しております。また、本社が壊滅的な被害を負った際、本社の代替業務を遂行する代替拠点(広島・福岡)訓練も実施しております。 訓練で洗い出された課題を整理し、課題解決に向けた対策の検討及び対策実行計画を立て、現行のBCPの更なる磨き上げに繋げるための取組みを実施しております。また、事業継続マネジメント(BCM:Business Continuity Management)の運用に向けて体制の構築・推進担当者向けの研修等、BCPの実効性を高めるための取組みを実施しております。 (当社グループのBCP体制) 当社の経営理念である「社会とくらしのパートナー」としての責務を果たすため、当社グループでは事業継続の脅威となる大規模な自然災害によるエネルギーの供給停止や通信の遮断、物流の寸断等の不測の事態が発生した場合に備え、策定したBCP基本方針に基づき、体制整備に努めております。 ■当社グループの事業継続に向けた基本方針 ・ 人命尊重を最優先とする。 ・ 従業員とその家族の安全を確保したうえで、「社会とくらしのパートナー」として可能な限り当社取扱製品の販売とサービスの提供に努める。 ・ 地域社会と協力して二次災害の防止・被災地の復旧・復興支援を行う。 ・ 本計画と社内規程及びマニュアルの整合性を確保し、継続的改善に努める。 ■BCP体制図 当社グループでは、非常時の事業継続に迅速に対応するために、災害対策本部、各エリアのグループ会社災害対策本部、各部門の2階層としており、的確に情報収集ができる体制としております。 (6)固定資産減損によるリスク 影響度   発生可能性 中   高 ①リスク内容 当社グループは事業活動の一環として、店舗用不動産、エネルギー供給設備、発電用設備等を保有、賃借しております。これらの資産価値や収益性が事業リスクの顕在化によって低下した場合、減損処理が必要となり、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②対応策 当社グループが保有する固定資産は複数事業、日本全国に分散していることから、一定のポートフォリオ効果によるリスク分散がなされております。 固定資産取得時には、厳格な「投資基準」を適用し、重要性の高い一定金額以上の案件については、関係部署による十分な審議を行い、計画の妥当性、投下資金回収の実現性を審査したうえで、経営会議又は取締役会に上程する等、投資判断に誤りがないよう努めております。 投資実行後は、定期的なモニタリングを通じて、不採算・低効率資産の改善策を策定・実行し、改善に努めるとともに、EXITルールによる資産の処分や入替えを行う仕組みも構築しております。 (7)投資に関するリスク 影響度   発生可能性 大   低~中 ①リスク内容 当社グループは、国内外において事業に対する投資活動を行っておりますが、事業環境の変化や投資先の業績停滞等に伴い、期待した収益が上げられない場合や投資先の収益低下、投資の回収可能性が低下する場合には、投資の全部又は一部が損失となる、追加の資金拠出を余儀なくされる、あるいは売却先が見つからず、当社グループが希望する時期・方法で撤退できなくなる可能性があります。また、ガバナンス不全等により投資先から適切な情報を入手できないこと等により、適切な経営判断または対応が遅れ、当社グループに不利益が生じる可能性があります。 ②対応策 当社グループは、(6)固定資産減損によるリスクの対応策に記載のとおり、投資実行時に「投資基準」を適用して案件審査や意思決定を行うとともに、投資後も主管部署による定期的な投資のレビューを行っております。また、事業会社に対する定期的なモニタリングを通じて、投資先のガバナンスの強化に努めております。 (8)人材確保に関するリスク 影響度   発生可能性 中   中 ①リスク内容 当社グループでは、既存事業の高度化及び拡大や新たな事業領域の開拓等に対応できる高度な知識・スキル・経験を持った人材の確保・育成が不可欠であると考えております。 しかしながら、少子高齢化に伴う労働人口の減少、労働市場における人材流動化等により、そのような人材の確保・育成が計画どおりに進まない場合には、将来的に競争力が低下し、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②対応策 本項目は、「第4 提出会社の状況 5従業員の状況等(1)人材戦略に関する基本方針等」の中で記載しております。 (9)コンプライアンスに関するリスク 影響度   発生可能性 中~大   低~中 ①リスク内容 当社グループが事業を営むうえで関連する法令、規制は多岐に亘ります。 法令に抵触した場合のほか、予期せぬ法令・規制の制定や改廃等が行われた場合には、追加費用等の負担の増加や法令・規制違反に対する行政処分、当社グループの社会的信用の低下等により、事業活動の継続に支障をきたす可能性があるほか、当社グループの経営成績にも影響を及ぼす可能性があります。 ②対応策 本項目は、「第4 提出会社の状況 4コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要 ④企業統治に関するその他の事項 (a)b.コンプライアンス」の中で記載しております。
経営成績の分析 (MD&A)8,716字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度において、組織変更に伴い報告セグメントの区分方法を見直した結果、従来は報告セグメントに配分していなかった持分法適用会社について、その区分を「カーライフ事業」へ変更しております。 なお、このセグメント変更に伴い、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分により組替えて表示しております。 当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日)における日本経済は、日本銀行の段階的な利上げに伴う金利上昇や、為替市場における急激な変動が顕著となりました。さらに、中東情勢を始めとした地政学的リスクの影響による原油価格の大きな変動、及び国内株式市場の乱高下など、複数の要因が複雑に絡み合うことで、経済全体の先行きについては依然として不透明な状況が続いております。 当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりであります。 (単位:百万円) 前期 2024年度   当期 2025年度   増減 資産合計   442,150   452,690   10,540 負債合計   239,403   242,155   2,752 資本合計   202,747   210,535   7,788 売上収益   924,481   851,235   △73,246 営業活動に係る利益   26,896   24,146   △2,750 当社株主に帰属する当期純利益   17,102   16,058   △1,044 (a)財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末比105億4千万円増加し、4,526億9千万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末比27億5千2百万円増加し、2,421億5千5百万円となりました。 当連結会計年度末の資本合計は、前連結会計年度末比77億8千8百万円増加し、2,105億3千5百万円となりました。 (b)経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上収益は8,512億3千5百万円(前期比7.9%の減少)、営業活動に係る利益は241億4千6百万円(前期比10.2%の減少)、当社株主に帰属する当期純利益は160億5千8百万円(前期比6.1%の減少)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 カーライフ事業の売上収益は5,847億4千7百万円(前期比7.2%の減少)、営業活動に係る利益は98億5千1百万円(前期比14.1%の減少)、当社株主に帰属する当期純利益は52億1千1百万円(前期比7.6%の減少)となりました。 産業ビジネス事業の売上収益は1,173億3千1百万円(前期比12.8%の減少)、営業活動に係る利益は60億5百万円(前期比12.9%の減少)、当社株主に帰属する当期純利益は48億2千7百万円(前期比6.3%の減少)となりました。 電力・ユーティリティ事業の売上収益は713億8千3百万円(前期比8.0%の減少)、営業活動に係る利益は44億3千5百万円(前期比23.7%の減少)、当社株主に帰属する当期純利益は25億6千9百万円(前期比23.9%の減少)となりました。 ホームライフ事業の売上収益は777億7千4百万円(前期比5.5%の減少)、営業活動に係る利益は28億5千2百万円(前期比12.8%の増加)、当社株主に帰属する当期純利益は29億3百万円(前期比1.0%の減少)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 (単位:百万円) 前期 2024年度   当期 2025年度   増減 営業活動による キャッシュ・フロー   31,709   45,071   13,362 運転資金等の増減   △10,387   7,367   17,754 実質営業キャッシュ・フロー (※1)   42,096   37,704   △4,392 投資活動による キャッシュ・フロー   △28,334   △14,922   13,412 預け金の増減-純額   -   △3,000   △3,000 実質投資キャッシュ・フロー (※2)   △28,334   △11,922   16,412 フリー・キャッシュ・フロー   3,375   30,149   26,774 財務活動による キャッシュ・フロー   △19,431   △22,188   △2,757 現金及び現金同等物の増減額   △16,056   7,961   24,017 為替相場の変動による現金及び 現金同等物への影響額   26   32   6 連結除外に伴う現金及び 現金同等物の減少額   △142   -   142 現金及び現金同等物の期末残高   13,931   21,924   7,993 (※1)営業活動によるキャッシュ・フローから、運転資金等(営業債権の増減、棚卸資産の増減、営業債務の増減、その他-純額) を除いたものです。 (※2)投資活動によるキャッシュ・フローから、親会社グループへの預け金に係る影響額を除いたものです。 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して79億9千3百万円増加の219億2千4百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は450億7千1百万円となりました。主な要因は、税引前利益260億1千5百万円、 減価償却費及び償却費217億9千1百万円、運転資金等の増減による収入73億6千7百万円、法人所得税の支払額76億5千7百万円によるものです。なお、営業活動によるキャッシュ・フローは前期比で133億6千2百万円増加しております。また、実質営業キャッシュ・フローにつきましては前期比で43億9千2百万円減少しております。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当社グループでは、投資戦略に基づき常に資本効率を意識した投資を進めております。 投資活動により支出した資金は149億2千2百万円となりました。主な要因は、投資の取得による支出20億7千4百万円、有形固定資産及び投資不動産の取得による支出134億8千7百万円、無形資産の取得による支出20億3千1百万円によるものです。なお、投資活動によるキャッシュ・フローは前期比で134億1千2百万円増加してお ります。また、実質投資キャッシュ・フローにつきましては前期比で164億1千2百万円増加しております。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当社グループでは、企業価値向上に向けグループ全体での財務活動の効率化を目指し、グループ金融制度(※ )により財務マネジメントを強化しております。 財務活動により支出した資金は221億8千8百万円となりました。主な要因は、リース負債の返済による支出104億7千6百万円、当社株主への配当金の支払額73億4千4百万円、非支配持分への配当金の支払額33億4百万円に よるものです。なお、財務活動によるキャッシュ・フローは前期比で27億5千7百万円減少しております。 (※)グループ金融制度とは、グループ間で資金を融通しあうことで資金管理・調達コストを効率化する制度です。 ③生産、受注及び販売の実績 当社グループの一部会社において、受注による製品の生産を行っているものの、これらの会社の生産実績及び受注実績の連結売上原価、連結売上収益に対する割合がそれぞれ僅少であるため、生産実績及び受注実績については記載しておりません。また、仕入実績は、販売実績と概ね連動しているため記載を省略しております。なお、販売実績については「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 6.セグメント情報」をご参照ください。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a)経営成績等 a.財政状態 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度末比100億6千8百万円増加し2,104億8千7百万円となりました。その主要因は、現金及び現金同等物が増加したことによるものであります。 (非流動資産) 当連結会計年度末における非流動資産の残高は、前連結会計年度末比4億7千2百万円増加し2,422億3百万円となりました。その主要因は、持分法で会計処理されている投資等が増加したことによるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は、前連結会計年度末比37億6千7百万円増加し1,677億6千1百万円となりました。その主要因は、営業債務が増加したことによるものであります。 (非流動負債) 当連結会計年度末における非流動負債の残高は、前連結会計年度末比10億1千5百万円減少し743億9千4百万円となりました。その主要因は、退職給付に係る負債が減少したことによるものであります。 (資本) 当連結会計年度末における資本の残高は、前連結会計年度末比77億8千8百万円増加し2,105億3千5百万円となりました。その主要因は、利益剰余金の増加等によるものであります。 b.経営成績 (売上収益) 当連結会計年度における売上収益は、前連結会計年度に比して732億4千6百万円減少し、8,512億3千5百万円となりました。主要因は、石油製品価格下落に伴う販売価格の減少等によるものであります。 (売上総利益) 売上総利益は、前連結会計年度に比して34億5千2百万円減少し、909億7千1百万円となりました。主要因は、カーライフ事業の新車・中古車販売台数及び台当たり粗利益減少によるものであります。 (営業活動に係る利益) 営業活動に係る利益は、前連結会計年度に比して27億5千万円減少し、241億4千6百万円となりました。主要因は、経費削減及び資産売却等があったものの、売上総利益の減益に加え、前期における太陽光発電所等に係る一過性利益の反動によるものであります。 (税引前利益) 税引前利益は、前連結会計年度に比して21億5千8百万円減少し、260億1千5百万円となりました。主要因は、営業活動に係る利益の減益によるものであります。 (当社株主に帰属する当期純利益) 当社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比して10億4千4百万円減少し、160億5千8百万円となりました。主要因は、税引前利益の減益によるものであります。なお、当社株主に帰属する当期純利益は計画を達成することができました。 (b)経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの経営成績に影響を与える大きな要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 (c)経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは2023年4月に2023~2030年度までの8ヵ年を対象とする中期経営計画「ENEX2030」を策定し、2025~2026年度の2年間においては、当社株主に帰属する当期純利益(計画:2025年度160億円、2026年度165億円)、実質営業キャッシュ・フロー(計画:毎期380億円)、ROE(計画:2025年度、2026年度9.0%以上)、新規・戦略投資累計額(計画:500億円)を財務指標として位置づけておりました。当社グループの当連結会計年度における当社株主に帰属する当期純利益は161億円、実質営業キャッシュ・フローは377億円、ROEは9.1%、新規・戦略投資累計額は108億円となりました。 (d)セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.カーライフ事業 (単位:百万円) 前期 2024年度   当期 2025年度   増減 売上収益   629,976   584,747   △45,229 営業活動に係る利益   11,469   9,851   △1,618 当社株主に帰属する当期純利益   5,638   5,211   △427 資産合計   183,434   182,538   △896 [CS事業]CS数は前期末より50ヵ所減少し、1,496ヵ所となりました。石油製品の販売数量は前期を下回りました。 [自動車関連事業]自動車ディーラー事業を行っている子会社の大阪カーライフグループ㈱において、新車・中古車ともに販売台数は前期を下回りました。 (ⅰ)財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、営業債権減少等により前連結会計年度末比8億9千6百万円減少し1,825億3千8百万円となりました。 (ⅱ)経営成績 売上収益は5,847億4千7百万円(前期比7.2%の減少)となりました。 営業活動に係る利益は98億5千1百万円(前期比14.1%の減少)、当社株主に帰属する当期純利益は52億1千1百万円(前期比7.6%の減少)となりました。これは主に、自動車ディーラー事業における新車・中古車販売台数の減少及び台当たり粗利益の減少によるものです。 b.産業ビジネス事業 (単位:百万円) 前期 2024年度   当期 2025年度   増減 売上収益   134,567   117,331   △17,236 営業活動に係る利益   6,892   6,005   △887 当社株主に帰属する当期純利益   5,151   4,827   △324 資産合計   61,944   65,130   3,186 [アスファルト販売事業]新たな商権獲得等により、販売数量は前期を若干上回りました。 [船舶燃料販売事業]外航船向け取引の一部縮小により、販売数量は前期を下回りました。 (ⅰ)財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、有形固定資産の増加等により前連結会計年度末比31億8千6百万円増加し651億3千万円となりました。 (ⅱ)経営成績 売上収益は1,173億3千1百万円(前期比12.8%の減少)となりました。これは主に、原油価格下落に伴う販売価格の下落や外航船向け取引の一部縮小に伴う販売数量の減少によるものです。 営業活動に係る利益は60億5百万円(前期比12.9%の減少)、当社株主に帰属する当期純利益は48億2千7百万円(前期比6.3%の減少)となりました。これは主に、産業ガス販売事業が好調に推移したものの、前期に好調であった需給オペレーションの反動によるものです。 c.電力・ユーティリティ事業 (単位:百万円) 前期 2024年度   当期 2025年度   増減 売上収益   77,602   71,383   △6,219 営業活動に係る利益   5,813   4,435   △1,378 当社株主に帰属する当期純利益   3,376   2,569   △807 資産合計   84,463   86,185   1,722 [電力小売事業]低圧の販売数量は前期並みとなりましたが、高圧販売において新規契約の獲得が順調に進んだことにより販売数量全体では前期を上回りました(※1)。なお、当社グループ全体の電力小売顧客件数は約318千件(前期末比約7千件増加)となりました。 [熱供給事業(※2)]販売熱量は前期を若干下回りました。 (ⅰ)財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、持分法適用会社からの取込利益増加等により前連結会計年度末比17億2千2百万円増加し861億8千5百万円となりました。 (ⅱ)経営成績 売上収益は713億8千3百万円(前期比8.0%の減少)となりました。 営業活動に係る利益は44億3千5百万円(前期比23.7%の減少)、当社株主に帰属する当期純利益は25億6千9百万円(前期比23.9%の減少)となりました。これは主に、前期に計上された大規模太陽光発電所に係る一過性利益計上の反動等によるものです。 (※1)電力小売事業の販売数量は高圧・低圧ともに取次数量を含みます。 (※2)熱供給事業とは、熱源プラントから複数の建物、オフィスビル等に、冷房・暖房等に使用する冷水・温水を導管で供給する事業です。 d.ホームライフ事業 (単位:百万円) 前期 2024年度   当期 2025年度   増減 売上収益   82,336   77,774   △4,562 営業活動に係る利益   2,528   2,852   324 当社株主に帰属する当期純利益   2,931   2,903   △28 資産合計   70,932   69,218   △1,714 [LPガス事業]直売顧客軒数は、約568千軒と前期末から約7千軒の減少となりました。LPガス販売数量は前期を若干下回りました。 (ⅰ)財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、現金及び現金同等物の減少等により前連結会計年度末比17億1千4百万円減少し692億1千8百万円となりました。 (ⅱ)経営成績 売上収益は777億7千4百万円(前期比5.5%の減少)となりました。これは主に、LPガス輸入価格の下落により販売価格が前期を下回ったことによるものです。 営業活動に係る利益は28億5千2百万円(前期比12.8%の増加)となりました。これは主に、利幅の改善及び営業活動の効率化に伴う経費削減等によるものです。当社株主に帰属する当期純利益は29億3百万円(前期比1.0%の減少)となりました。これは主に、持分法適用会社におけるLPガス輸入価格の下落に伴う在庫影響によって、前期比で持分法による投資損益が減少したことによるものです。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (a)キャッシュ・フロー 「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (b)資金需要 当社グループでは主な資金需要として、事業活動における短期運転資金に加え、各事業の成長と設備・維持を目的とした投資活動における設備資金等があります。 中期経営計画『ENEX2030』の8ヵ年においては新規・戦略投資に2,100億円、設備・維持に係る投資を700億円、計2,800億円の投資を計画しております。 2026年度の投資計画につきましては「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりであります。 (c)財務政策 当社グループでは、コア事業から得られたキャッシュ・フローをもとに周辺事業の拡大、新規・戦略投資を積極的に推進してまいります。また、企業価値向上に向けたグループ全体での財務マネジメントの強化のため、グループ金融制度(※)を推進しており、グループ全体での財務活動の効率化、バランスの取れた資産ポートフォリオの形成、事業間のシナジーが創出できる体制の構築を目指しております。 当社グループにおける調達に当たっては、短期運転資金につきましては、金融機関からの短期借入又は短期社債(電子CP)の発行による調達を基本としており、設備資金等につきましては、金融機関からの長期借入又は社債による調達を基本としております。 当面の資金調達余力につきましても、潤沢な現金及び現金同等物に加え、十分な当座貸越枠並びに社債(CP)発行枠を確保しております。また、これまでも健全な水準を維持してきたネットDERは△0.11倍となっており、実質無借金となっております。 (※)グループ金融制度とは、グループ間で資金を融通しあうことで資金管理・調達コストを効率化する制度です。 信用格付 当社は、資金調達を円滑に行うため株式会社日本格付研究所(JCR)から格付を取得しております。 (付与日2025年8月27日) 格付 長期発行体格付   AA-(安定的) コマーシャル・ペーパー   J-1+ ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第312条の規定によりIFRS会計基準に準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針 4.見積り及び判断の利用」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。