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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

アサックス

ASAX CO., LTD.8772 · Standard · その他金融業

不動産担保ローンを軸に、信用保証・不動産賃貸・販売を手掛ける。不動産価値を資金調達に活かす金融サービス企業。

概要

アサックスは、不動産担保ローンを中核事業とする金融サービス企業である。1969年に東京都中野区で創業し、2007年に東京証券取引所市場第二部に上場した。2026年3月期の営業収益は87億円、従業員数59名。担保価値の変動リスクを重視し、貸倒れを抑えたローコスト経営を基本方針としており、営業貸付金残高は1,120億円に達する。

四つの事業で構成される収益構造

当社グループは、不動産担保ローン事業、信用保証事業、不動産賃貸事業、不動産販売事業の四つを柱とする。主力は不動産担保ローン事業であり、営業収益の大部分を占める。信用保証事業では金融機関の不動産担保融資に対する保証を提供する。不動産賃貸事業では収益不動産を取得・賃貸・管理し、不動産販売事業では債権回収目的で不動産を取得・販売する。これらの事業を通じて収益基盤の多様化を図っている。

東京本社と米国子会社を含む拠点展開

本社は東京都渋谷区広尾に置く。首都圏では1995年に大宮支店(埼玉県さいたま市)を開設し、営業拠点を広げた。2023年には米国にASAX America, Inc.(連結子会社)を設立し、海外展開に乗り出した。国内では非連結子会社として株式会社フォーサイトを有する。また、その他の関係会社である株式会社フレキシブルとの資本関係はあるが、事業上の関係は薄い。

自己資本比率4割超の財務体質

2026年3月期末の総資産は1,302億円、純資産は528億円であり、自己資本比率は約40.5%と高い。負債の大半は金融機関からの借入(平均調達金利1.50%)で、社債やCPは発行していない。貸出金のうち事業者向けが75%を占め、平均約定利率は5.92%である。貸倒れを抑えた経営を徹底し、過去10年間の当期純利益はほぼ増加傾向にある。

業界の中での役割は不動産担保付き融資の提供者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
88億円
営業利益
58億円
営業利益率
65.9%
純利益
39億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
不動産担保ローン84億円96.6%
不動産賃貸3億円3.4%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01中小企業向け資金調達主力

不動産を担保に事業資金等の融資を行う。不動産の価値を評価し、資金調達手段を提供する。

主な製品・サービス1
不動産担保ローン
事業者が不動産を担保に融資を受ける商品。事業資金の調達手段として提供される。

02金融機関向け保証サービス準主力

金融機関が行う不動産担保融資に対し信用保証を提供。金融機関の融資リスクを軽減し、融資を促進する。

主な製品・サービス1
信用保証
金融機関の不動産担保融資に対する保証。借り手の債務不履行時に保証を行う。

03不動産賃貸・管理副次

収益不動産を取得し、オフィスや住宅として賃貸・管理。安定した収益源を目指す。

主な製品・サービス1
不動産賃貸
取得した収益不動産の賃貸。 賃貸収入による安定利益の確保を図る。

04不動産販売副次

債権回収を目的とした不動産の取得・販売。不良債権処理を支援する。

製品と技術

事業者向け貸付が75%を占める不動産担保ローン

主力商品は不動産担保ローンであり、2026年3月期末の貸付金残高は1,120億円にのぼる。内訳は事業者向けが839億円(75%)、消費者向け(有担保)が281億円(25%)である。事業者向けのうち、不動産賃貸業向けが283億円と最大のセクターを占める。平均約定利率は全体で5.92%、事業者向けは5.87%である。貸倒れリスクを抑えるため、担保評価を厳格に行っている。

金融機関向け信用保証事業

信用保証事業では、金融機関が行う不動産担保融資に対して保証を提供する。これにより、当社は直接貸付を行わずとも融資に関与し、保証料収入を得る。この事業は不動産担保ローン事業と隣接しており、融資ノウハウを活用できる。信用保証事業は収益の多様化に貢献している。

収益不動産の賃貸・管理を行う不動産賃貸事業

不動産賃貸事業では、収益不動産を取得し、事業用・居住用不動産の賃貸及び管理を行っている。これにより安定した賃貸収入を得るとともに、物件の価値維持・向上を図る。固定資産に計上される有形固定資産の多くは賃貸不動産であり、2026年3月期には67億円の残高がある。

債権回収を目的とした不動産販売事業

不動産販売事業は、債権回収を目的として不動産を取得し、販売する事業である。担保不動産の処分や不良債権処理に伴い取得した物件を売却することで、資金回収を図る。この事業は不動産担保ローン事業の信用リスク管理の一環として位置づけられ、貸倒損失の抑制に寄与している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他金融業のなかでの位置

金融サービスの独立系、高収益だが規模は零細

当社はその他金融業に分類され、売上高は約88億円と小規模。業界にはウェッジホールディングスやNEXYZ. Groupなどが存在し、当社は営業利益率が65%と著しく高いが、これは特殊要因による可能性があり、データ上の推移も不明瞭(2024年はnull、2025年null、2026年65.91%)である。売上高は増加傾向にあり、収益性は非常に高いが、規模が小さいため事業リスクが大きい。業界内での競争力は限定的で、特定のサービスに依存している可能性がある。

強み

  • 営業利益率65%強と高収益を実現。
  • 売上高が3期連続で増加。
  • 大手に属さない独自の事業展開。
  • 特定領域で高い競争力を有する。

課題

  • 売上高88億円と業界内で極めて小規模。
  • 営業利益率のデータ欠落が多く、実態が不明。
  • 特定ビジネスへの依存で変動リスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

その他金融業の時価総額近傍。太字がアサックス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18596九州リースサービス414億円9.2倍
27383ネットプロテクションズホールディングス397億円22.9倍
37198SBIアルヒ370億円20.4倍
48789フィンテック グローバル326億円7.8倍
55845全保連324億円18.5倍
68772アサックス296億円7.5倍
77191イントラスト261億円15.0倍
87187ジェイリース241億円9.7倍
94346NEXYZ.Group137億円8.5倍
107192日本モーゲージサービス92億円8.5倍
117320Solvvy88億円9.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 14件

自営業者向け貸付からスタートした1969年

1969年7月、東京都中野区で株式会社朝日企業として設立された。創業時の目的は自営業者及び個人顧客への事業資金等の貸付である。1970年3月には本店を中野区内で移転し、営業基盤を固めた。

商号変更と貸金業登録に至る1983年

1983年1月、商号を株式会社朝日不動産ローンに変更し、不動産担保ローン専門の金融機関としての色を強めた。同年12月には「貸金業の規制等に関する法律」の施行に伴い貸金業登録を行い、法的な枠組みの下で営業を開始した。

2社吸収合併と首都圏初支店の1995年

1995年3月、事業効率化のため、不動産担保ローン業を営む株式会社朝日不動産ローン(本社富山県)と不動産賃貸業の富士商事株式会社(同富山県)を吸収合併し、経営統合を果たした。同年5月には首都圏初の支店として大宮支店(埼玉県大宮市)を開設し、営業エリアを拡大した。さらに10月には本店を東京都中央区銀座に移転した。

東証上場と市場第一部指定を達成した2007年

2005年3月に本店を現在の東京都渋谷区広尾に移転した後、2007年2月に東京証券取引所市場第二部に株式を上場した。翌2008年3月には市場第一部銘柄に指定され、流通市場での評価を高めた。2015年9月には子会社として株式会社フォーサイト(現非連結子会社)を設立した。

市場区分変更と米国進出の2022年以降

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第一部からスタンダード市場に移行した。2023年5月には米国子会社ASAX America, Inc.を設立し、連結子会社としてグループに加えた。これにより、国際的な事業展開への布石を打った。

年表14件を開く

1960年代

  • 1969年7月創業自営業者、及び個人顧客への事業資金等の貸付を目的として株式会社朝日企業を設立

1970年代

  • 1970年3月本店移転(東京都中野区中野)

1980年代

  • 1983年1月商号変更商号を株式会社朝日不動産ローンに変更
  • 1983年12月「貸金業の規制等に関する法律」の施行に伴い、貸金業登録
  • 1984年8月本店移転(東京都新宿区四谷)

1990年代

  • 1995年3月M&A事業の効率化を図る目的で不動産担保ローン業を営んでいた株式会社朝日不動産ローン(本社富山県)及び不動産賃貸業を営んでいた富士商事株式会社(本社富山県)の2社を吸収合併し、経営統合を行う
  • 1995年5月首都圏で初の支店として大宮支店(埼玉県大宮市[現:さいたま市])を開設
  • 1995年10月本店移転(東京都中央区銀座)

2000年代

  • 2005年3月本店移転(東京都渋谷区広尾)
  • 2007年2月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2008年3月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定

2010年代

  • 2015年9月株式会社フォーサイト(現非連結子会社)を設立

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行
  • 2023年5月ASAX America, Inc.(現連結子会社)を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    ローコスト経営で着実な成長

    不動産担保ローン事業において、貸倒れを抑えたローコスト経営を堅持し、好不況にかかわらず着実な成長を目指す。

  2. 02

    収益基盤の多様化とノウハウ活用

    不動産担保ローン事業で培ったノウハウを活かし、信用保証事業や不動産賃貸事業など隣接事業を展開し、収益基盤の強化と多様化を図る。

  3. 03

    知名度向上によるブランド力強化

    インターネット広告や交通広告を中心にプロモーション活動を展開し、企業認知度およびブランド力の向上を図る。

  4. 04

    調達多様化と優良顧客開拓で企業体質強化

    金融機関取引拡大に加え市場からの直接調達など調達方法を多様化し、信用コストを抑えた優良な営業貸付金残高の積み上げにより財務安定性を高める。

  5. 05

    人材育成とコンプライアンス徹底

    企業行動憲章の制定や階層別研修を通じて、高い専門性と倫理観を備えたロイヤルティの高い人材を育成する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で59人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は893万円で、9期前と比べて+31.9%平均年齢は35.9歳、平均勤続年数は12.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2017年3月82
2018年3月84
2019年3月67731.18.483
2020年3月66931.08.482
2021年3月65232.29.674
2022年3月67032.810.270
2023年3月72833.911.163
2024年3月81734.611.164
2025年3月86435.311.857
2026年3月89335.912.259

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 2 / 海外 1、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
賃貸用不動産 — 東京都目黒区2,946百万円
賃貸用不動産 — 米国カリフォルニア州676百万円
賃貸用不動産 — 東京都渋谷区446百万円
本社 — 東京都渋谷区144百万円
賃貸用不動産 — 東京都品川区95百万円
賃貸用不動産 — 米国テキサス州61百万円
日本橋支店 — 東京都中央区23百万円
新宿支店 — 東京都新宿区5百万円
横浜支店 — 神奈川県横浜市西区2百万円
池袋支店 — 東京都豊島区1百万円
主な関係会社
  • 海外
    ASAX America, Inc.
    米国カリフォルニア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社フレキシブル
    東京都渋谷区 · その他の関係会社
    議決権34.6%
  • 国内
    株式会社フォーサイト
    東京都港区 · 非連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は88億円営業利益58億円前期と比べると増収増益で、売上が+17.3%、利益が+11.5%。

売上高
+17.3%
88億円
営業利益
+11.5%
58億円
純利益
+14.7%
39億円
営業利益率
65.9%
前期比 -3.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高98億円88億円
営業利益63億円58億円
純利益41億円39億円
1株あたり配当¥22¥22

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、営業収益は25億円、営業利益は17億円。

対象期間営業収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年4Q616
2019年4Q607
2020年4Q587
2021年4Q586
2022年4Q576
2023年4Q627
2024年4Q6811
2025年4Q7521
2026年4Q883135.221
2027年1Q251768.011

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、営業収益は54億円から88億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は65.9%。営業収益は4期、純利益は4期の連続増加。

決算期営業収益億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月543118
2014年3月553520
株式会社フォーサイト(現非連結子会社)を設立
2015年3月553621
2016年3月614126
2017年3月634227
2018年3月614327
2019年3月604328
2020年3月584126
2021年3月584127
2022年3月573925
ASAX America, Inc.(現連結子会社)を設立
2023年3月624328
2024年3月685133
2025年3月755234
2026年3月88586165.939

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

営業収益88億円のうち、営業利益として残るのは58億円65.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は39億円、売上の44.3%にあたる。営業利益率は業種中央値10.8%を上回る水準。

営業収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金34.1%30億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益65.9%58億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+55.1pt
65.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+36.5pt
44.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.9pt
7.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 10期分

2026年3月期は営業CFが−66億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは−69億円期末の手元現金は81億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2013年3月−34−55241
2014年3月90−2821
2015年3月−6205413
2016年3月−841019
2017年3月30−1−2623
2018年3月70−129
2019年3月34−1−3725
2020年3月−1902027
2021年3月300−156
2026年3月−66−37481

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,302億円。このうち返さなくてよい自己資本が528億円で、自己資本比率は40.6%(業種中央値24.7%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月59322936438.6
2014年3月58524633942.0
2015年3月65926339639.9
2016年3月69728441340.8
2017年3月69730639144.0
2018年3月72432939545.5
2019年3月71535236349.2
2020年3月76037338749.1
2021年3月78839539350.1
2022年3月83741442349.5
2023年3月1,01243657643.1
2024年3月1,09546363242.3
2025年3月1,18349169241.5
2026年3月1,30252877440.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
81億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
501億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
774億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
57
/ 100
安定性自己資本比率27 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他金融業 39社との比較

同じその他金融業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率39社中2位あたり、逆に低いのは配当利回り39社中32位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.5%/中央値 10.4%
P25 5.5%P75 18.5%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
65.9%/中央値 10.8%
P25 5.0%P75 22.2%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
40.6%/中央値 24.7%
P25 12.9%P75 44.0%
営業収益成長率上位前期からの売上の伸び
17.3%/中央値 10.7%
P25 4.5%P75 16.2%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.5%/中央値 3.7%
P25 2.7%P75 4.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥896で、1年前と比べて-0.1%過去52週の値幅のなかでは65%の位置にある。

¥896-0.4%1ヶ月+8.1%1年-0.1%時価総額296億円
過去52週の値幅
安値¥768高値¥966

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.5倍
PER (会社予想)7.2倍
PBR0.55倍
配当利回り2.46%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は898円と前日比8.32%上昇し、52週高値966円に接近。25日線832円、75日線822円を上回り、短期・中期トレンドは上向き。RSIは76.4と過熱域にあり、上昇ピッチが速い。出来高は8月6日に22500株と急増し、買いが殺到。年初来で27%上昇、需給改善が鮮明。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER6.93倍は業界平均17.31倍を大きく下回り、PBR0.52倍も平均1.77倍の3分の1以下。配当利回り2.65%は平均3.52%より低いが、ROE7.48%は安定。営業収益は増加傾向で、最終利益も増益。割安だが、配当利回りが業界平均を下回っており、株主還元の面では見劣りする。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.5倍17.4倍
PER (予想)7.2倍
PBR0.55倍1.81倍
ROE7.5%12.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、事業内容の透明性と収益の持続可能性です。強気派は、非常に高い営業利益率 (65.91%) や堅調な利益成長を評価し、効率的な事業モデルと考えます。また、低いPER (6.93) とPBR (0.52) が割安感を提供すると見ます。一方、弱気派は、事業の詳細な情報が少なく、リスクが見えにくいことを懸念します。また、このような高い利益率が一時的でないか、あるいは業界平均と比較して持続可能か疑問視します。

プラスに働く材料7
  • 高い営業利益率

    65.91%の営業利益率は業界トップクラスで、コスト管理が優れている。

  • 低バリュエーション

    PER 6.93倍、PBR 0.52倍と割安な水準にある。

  • 増益傾向

    純利益が2023/3の28億円から2025/3に34億円へ増加している。

  • 26/3期純利益39億円と3期連続増益通年影響

    26/3期は売上高88億円、営業利益58億円、営業利益率65.91%、純利益39億円

  • PBR0.52倍と1倍未満で評価修正余地継続影響

    PBR0.52倍、ROE7.48%。資本効率改善が進めば株価の見直し余地がある

  • 配当利回り2.65%と安定的な株主還元継続影響

    配当利回り2.65%。PER6.93倍、純利益39億円と配当余力は十分

  • 営業利益率65.91%と高収益構造通年影響

    売上高88億円に対し営業利益58億円、営業利益率65.91%。高収益が続けば評価は高い

マイナスに働く材料7
  • 情報開示が不十分

    事業セグメントや収益構造の詳細が不明で、投資判断が難しい。

  • 利益率の持続性不明

    高い利益率が特殊要因による可能性があり、正常化リスクがある。

  • 流動性が低い可能性

    時価総額が273億円と小さく、出来高が少ないと売買に影響。

  • 時価総額273億円と小型株の流動性リスク継続影響

    時価総額273億円、外国人保有1.0%。大口売買で株価が変動しやすい

  • PER6.93倍は成長期待の低さ示す通年影響

    PER6.93倍、売上高88億円。成長が続かないと割安修正は進まない

  • 売上高88億円と小規模ゆえ業績ブレ継続影響

    売上高88億円、純利益39億円。主力事業の変動が業績に直結する規模

  • 外国人保有1%と需給の厚み不足継続影響

    外国人保有比率1.0%。他の大型株に比べ海外資金の流入が限定的

次の決算で確かめる点
営業収益の伸び率
事業の成長性を判断するため。
営業利益率の推移
高利益率が持続可能か監視するため。
自己資本比率
財務の健全性を確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり22で、前期から+10.0%いまの株価に対する利回りは2.46%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥22
1株あたり
配当利回り
2.46%
いまの株価に対して
配当性向
18.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1518.0
2018年3月150.018.0
2019年3月150.017.9
2020年3月150.018.9
2021年3月1820.022.1
2022年3月180.023.4
2023年3月180.021.2
2024年3月2011.120.1
2025年3月200.019.5
2026年3月2210.018.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥22

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ8,079人。区分でいちばん多いのは事業法人51.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.7%を占め、残る47.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人40.041.947.649.550.951.1
個人・その他44.245.945.445.645.845.9
金融機関5.04.63.42.71.51.6
外国法人10.07.01.71.41.11.0
証券会社0.80.61.90.80.70.4
自己株式0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社フレキシブル34.55
02草間 庸文28.50
03光通信株式会社7.51
04株式会社UH Partners 26.04
05諸藤 周平2.80
06株式会社山和2.34
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.60
08草間 康子0.82
09草間 裕子0.68
10草間 雄介0.68

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−27%、1株純資産は14期で−23%。直近期のROEは7.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1642,0828.210.318.3
2014年3月1852,2388.66.721.6
2015年3月647978.38.720.8
2016年3月788619.45.819.3
2017年3月839299.36.418.0
2018年3月839988.77.318.0
2019年3月841,0668.16.217.9
2020年3月801,1317.27.418.9
2021年3月811,1977.08.822.1
2022年3月771,2566.38.423.4
2023年3月851,3236.67.121.2
2024年3月1001,4057.37.920.1
2025年3月1031,4887.16.819.5
2026年3月1201,6017.56.918.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額133百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
草間庸文代表取締役 会長769,399,100
草間雄介代表取締役 社長 兼審査部長41225,000
池尻周平取締役 営業統括部長486,900
小林一成取締役 管理部門担当455,000
成田隆一取締役(監査等委員)55
林康司取締役(監査等委員)61
寺本敏之取締役(監査等委員)67
町田裕紀取締役(監査等委員)52

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)41051612130
社外取締役412123

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容493字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社アサックス)、連結子会社1社、非連結子会社1社及びその他の関係会社1社で構成されております。主な事業内容は、不動産担保ローン事業、信用保証事業、不動産賃貸事業及び不動産販売事業です。 (事業内容) 事業区分   事業内容 不動産担保ローン事業   不動産を担保とする事業資金等の融資を行っております。 信用保証事業   金融機関が行う不動産担保融資に対する信用保証事業を行っております。 不動産賃貸事業   収益不動産を取得し、事業用・居住用不動産の賃貸及び管理を行っております。 不動産販売事業   債権回収を目的とした不動産の取得、販売を行っております。 (事業系統図) (注)1.ASAX America, Inc.は重要性が増したため、当連結会計年度より連結の範囲に含めております。 2.株式会社フォーサイトは重要性が乏しいと判断し、非連結子会社としております。 3.その他の関係会社である株式会社フレキシブルは、当社グループとの事業上の関係が希薄であるため、事業系統図への記載を省略しております。
経営方針・対処すべき課題1,470字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)経営方針 当社グループが行っている不動産担保ローン事業は、不動産市況の影響を受けやすいため、担保価値の下落による貸倒リスクをいかに抑えていくかが重要となります。また、地価の上昇局面においては、ビジネスチャンスは広がりますが、反落した場合のリスクを常に意識した経営が必要です。 そのため、当社グループでは好況時、不況時にかかわらず、貸倒れを抑えたローコスト経営を堅持することで、着実な成長を続けていくことを基本方針としております。 (2)中長期的な会社の経営戦略 中長期に亘って当社グループが成長を続けていくためには、財務の健全性に加え、積極的な営業展開も必要不可欠です。 当社グループにおいては、不動産担保ローン事業を中心として、隣接事業である信用保証事業及び不動産賃貸事業を行い、収益基盤の多様化を図っております。 今後も、経営環境の変化に柔軟に対応するための体制を構築し、不動産担保ローン事業で培ったノウハウを活用した収益基盤の強化及び多様化を目指してまいります。 (3)経営環境及び対処すべき課題等 当社グループが行っている不動産担保ローン事業は不動産市況の影響を受けやすいため、その動向に留意する必要があります。本報告書提出日現在においては、雇用・所得環境の改善を背景に国内景気は緩やかな回復基調を維持しているものの、アメリカの通商政策の動向や中東情勢をはじめとする地政学リスクの高まり等、外部環境の急激な変化による景気下振れリスクから先行き不透明な状況が続いております。そのような経営環境ではありますが、従来からの基本方針である「債権の健全性」を重視し、貸倒れを抑えたローコスト経営を堅持することで、着実な成長を続けてまいります。 なお、当社グループが対処すべき課題は以下のとおりです。 ① 知名度向上による企業ブランド力の強化 当社グループはインターネット広告及び交通広告を中心にプロモーション活動を展開し、企業認知度及びブランド力の向上を図っております。今後につきましても、企業認知度及び商品の有用性の積極的なプロモーション活動を行い、企業ブランド力の強化を図っていく所存です。 ② 企業体質の強化 当社グループはお客様の企業採算に乗る金利での資金供給を経営の基本方針にしております。この方針に基づき、調達コストとお客様への貸出利率のバランスを取りつつ、優良な顧客の開拓を積極的に行い、信用コストを抑えた良質な営業貸付金残高の積み上げを行ってまいります。 資金調達面におきましては、金融機関との取引拡大に加え、市場から直接調達する等、調達方法の多様化により財務内容の安定性を高め、企業体質の強化を図ってまいります。 ③ 人材の育成 当社グループの財産は社員であり、当社グループが健全に成長していくためには、会社の経営理念をよく理解し、ロイヤルティが高い優秀な社員の育成が必須と認識しております。 そのため、社員の行動原理・原則を記した「企業行動憲章」の制定のほか、キャリアに応じた階層別研修を実施する等、人材育成の体制を構築しております。 このような体制の下、業務遂行に必要な知識や技術の習得及びコンプライアンスの徹底を図り、高い専門性と倫理観を兼ね備えた人材となるよう育成を行っております。
事業等のリスク5,285字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 以下に記載いたしました「事業等のリスク」は、当社グループが把握している情報に基づく想定及び見解を基に当社グループの事業展開上リスクとなる可能性があると考えられる主要な事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資家の投資判断上重要であると考えられる事項については、投資家への積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存です。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当社グループが判断したものです。 (1)市場環境の変化に関するリスク ① 不動産市況の変化に伴うリスク 当社グループの行う不動産担保ローンのビジネスモデルは不動産市況の影響を受けやすいため、不動産市況が悪化した場合、担保不動産の価格下落を受け新規の貸付が減少するリスクが高まることにより、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 貸付債権の悪化に伴うリスク 不動産市況が悪化して地価が下落した場合には、担保不動産の価値の目減りによって、債権の与信が悪化する可能性があります。当社グループは、貸付における厳格な与信判断及び途上与信管理における債権メンテナンス(担保不動産の再評価)に注力し、健全な債権内容の維持に努めております。 しかしながら、今後不動産市況が悪化した場合、担保不動産の価格下落による担保不足の貸付債権の増加リスク及び顧客の返済能力の低下による支払遅延リスクが高まることにより、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 貸倒リスクについて 当社グループの不動産担保ローンは、概ね1年から5年の期間でお客様に融資いたしております。担保物件の多くは居住用不動産ですが、景気動向、金利動向、地価動向等によって価額の影響を受けます。 また、担保の一部には収益不動産がありますが、同様に金利動向、賃貸の需給バランスによる賃料相場等により価額の影響を受けます。 原則として、商業不動産、大型不動産、特殊な用途の不動産等の需要が限定的な不動産は担保とせず、一顧客当りの平均貸付額は20,000千円台と小口分散を図っておりますが、不動産価額の変動によっては貸倒れが増加し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループの最近5事業年度における営業債権に係る貸倒引当金及び貸倒損失は以下のとおりです。 第53期 (2022年3月期)   第54期 (2023年3月期)   第55期 (2024年3月期)   第56期 (2025年3月期)   第57期 (2026年3月期) 貸倒引当金 (千円) (貸倒引当率)   86,300 (0.11%)   98,000 (0.11%)   105,500 (0.11%)   113,400 (0.11%)   124,100 (0.11%) 貸倒償却額 (千円) (貸倒償却率)   - (-)   - (-)   - (-)   - (-)   - (-) 営業債権 期末残高 (千円)   78,224,473   88,641,883   95,378,759   102,583,893   112,014,265 (注)1.貸倒引当率=営業債権に係る貸倒引当金/営業債権期末残高 2.貸倒償却額=営業債権に係る貸倒引当金目的取崩額+貸倒損失額 3.貸倒償却率=貸倒償却額/営業債権期末残高 ④ 競争の変化に伴うリスク 当社グループの主要事業である不動産担保ローン事業には、対象とする不動産の価値判断や顧客リスク判断等のノウハウが必要であり、他業種からの参入、或いは同業種からの当市場への参入は少なからず困難が伴うものと考えております。 しかしながら、今後、他業種、或いは金融機関を含む同業種からの当市場への参入により顧客獲得競争が激化し、優良顧客の獲得が十分にできなかった場合又は優良顧客を奪われた場合は、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 業界全般及び当社グループに対するネガティブな報道に伴うリスク 当社グループ及びローン業界に対するネガティブな報道や悪質な風評等により、それが事実であるか否かに拘らず、契約解消の増加や顧客の減少などにより、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)法的規制について 当社グループの不動産担保ローン事業は、「貸金業法」、「利息制限法」及び「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」(以下「出資法」という。)の適用を受けております。 当社グループは、コンプライアンスを経営の最重要課題の一つとして、社内規程の整備や役員及び従業員への啓蒙活動を通じて、その強化に取り組んでおります。しかしながら、当社グループの役員及び従業員の故意又は過失により法令違反が発生した場合は、お客様との信頼関係を損なう可能性があります。また、法人として法令違反があった場合は、監督当局から業務の制限や停止等の命令並びにお客様からの当社グループに対する訴訟の提起及び損害賠償支払いの発生等により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ① 貸金業法の業務規制に伴うリスク 当社グループは「貸金業法」第3条に基づき、1983年12月20日付で関東財務局の貸金業登録を受け、3年ごとに更新登録を行っております(登録番号 関東財務局長(15)第00035号)。この貸金業登録により各種の業務規制と、これらの規制に違反した場合の行政処分(業務の全部又は一部の停止並びに貸金業登録の取り消し等)並びに罰則等の措置が設けられております。 更に、「貸金業法」の施行に当たって、監督官庁である金融庁が定める「貸金業者向けの総合的な監督指針」及び日本貸金業協会が定める「貸金業の業務運営に関する自主規制基本規則」の適用も受けており、貸金業法における行動指針が定められております。 当社グループは「貸金業法」、「貸金業者向けの総合的な監督指針」及び「貸金業の業務運営に関する自主規制基本規則」の遵守を徹底しており、現時点において法令に抵触する事実はないものと認識しておりますが、今後何らかの理由により当社グループ並びに当社グループの役員及び従業員が法令に抵触した場合、業務の全部若しくは一部の停止が命ぜられ、又は登録が取消され、当社グループの事業活動に支障を来たすとともに、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、今後の法律改正等による業務規制の変更等で業務が制限された場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 貸付金利の規制に伴うリスク 「出資法」は段階的に上限金利の引き下げが行われ、当事業年度末現在における上限金利は出資法は年20%、利息制限法は年15%(貸付元本額により年20%~15%。当社グループの場合は貸付元本額が1百万円を超過しますので、利息制限法で規定されている年15%以下の金利が上限として適用されます。)となっております。 当社グループは既に上限金利以下で貸付を行っており、当社グループの業績に特段の影響は生じないものと考えておりますが、今後更なる上限金利の引き下げが行われた場合は、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)顧客情報の管理に関するリスク 当社グループの不動産担保ローン事業は、「個人情報の保護に関する法律」及び「個人情報の保護に関する法律施行令」、更に金融庁告示による「金融分野における個人情報保護に関するガイドライン」及び「金融分野における個人情報保護に関するガイドラインの安全管理措置等についての実務指針」の適用を受けており、当社グループは同法等における個人情報取扱事業者に該当し、個人情報の適正な利用・管理が義務付けられております。 当社グループは「個人情報保護および安全管理に関する取扱規程」及び「個人情報保護および安全管理に関する運用細則」を制定し、社内管理体制を整備するとともに、システム面においても、データの管理、アクセス権の制限等、セキュリティの強化を図ってまいりました。同時に、コンプライアンス体制を強化し社員一人一人の意識を高める啓蒙活動を通じて個人情報や機密情報の管理の周知徹底を図っております。当社グループは上記法令等の遵守を徹底しており、現時点において法令に抵触する事実はないものと認識しております。 しかしながら、万一、何らかの理由により個人情報の漏洩又は同法に違反した場合には、同法による制裁を受けるだけではなく、社会的信用を失墜することになり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)資金調達について ① 資金調達状況 当社グループは、営業貸付金を中心とした事業運営全般に対して必要となる資金については、銀行をはじめとした金融機関からの借入により資金調達を行っておりますが、当社グループの主要な借入先である金融機関が当社グループへの貸出方針を変更しないという保証はありません。 当社グループは現状では資金の調達が著しく困難ではないものと考えておりますが、今後金融市場の不安定化が生じた場合には、資金調達費用の増加や、必要資金の調達が困難となるおそれがあり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 金利上昇によるリスク 当社グループは、市場金利の動向を常時注視し、資金調達コストと営業貸付金の金利水準のバランスを調整しながら金利上昇によるリスクを管理しておりますが、市場金利について想定外の急変動があった場合は、資金調達コストの上昇等により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 資金調達に係る財務制限条項について 当社グループの借入の一部には、財務制限条項が付されているものがあります。現状ではこれに抵触する可能性は低いものと認識しておりますが、今後何らかの事由により事業環境が激変し、財務制限条項に抵触した場合には、期限の利益を喪失し、当該借入を一括返済することとなり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)システムリスク及びオペレーショナルリスク 当社グループは、「情報セキュリティ基本方針」及び「業務処理パソコンおよび情報システム管理規程」等によるシステムリスク管理の基本方針に基づき、システム障害やコンピューターの不正使用等に関するセキュリティの強化に努めております。しかしながら、外部からの不正アクセスや火災、回線故障等の障害を受けた場合、コンピューターシステムの損害規模によっては当社グループの業務に支障を来たし、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループではコンプライアンス体制の整備、強化に努めておりますが、当社グループの役員及び従業員が正確な事務処理を怠ることや、事故・不正等を起こすことによる損失の発生等により業務遂行に支障を来たすおそれがあり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)イベントリスク 当社グループは当事業年度末現在、東京都、神奈川県、米国カリフォルニア州の全6拠点で事業活動を行っており、テロや災害等が発生した場合、事業活動の全部又は一部を休止せざるを得なくなるおそれがあります。その結果、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)人材の育成と確保 当社グループの不動産担保ローン事業は、金融と不動産に関する専門的な知識を必要とするため、キャリアに応じた階層別研修や外部講師を招いての定期的な講習の実施等、採用した人材の育成に注力しております。しかしながら、採用した人材が十分に戦力となり得ない場合や、優秀な人材が採用できない場合、又は外部に流出した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)自然災害について 当社グループの営業店舗は東京都を中心とする首都圏に集中しております。したがって、この地域で大規模な地震や台風等による風水害が発生した場合、又は他地域において発生した大規模な地震や風水害等においても、その直接的、間接的影響により正常な営業活動を行うことができなくなる可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,679字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度及び前連結会計年度末との比較分析は行っておりません。 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりです。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調を維持しました。一方で、アメリカの通商政策の動向や中東情勢をはじめとする地政学リスクの高まり等、外部環境の急激な変化による景気の下振れリスクから先行きは依然として不透明な状況が続いております。 不動産金融市場においては、都心近郊における住宅地・商業地の地価水準は堅調に推移しているものの、今後については前述のリスクや物価上昇、金融資本市場の変動等が不動産の流動性や価格に与える影響を注視していく必要があります。 イ.財政状態 (a)資産の部 当連結会計年度末の資産合計は、130,180,783千円となりました。 流動資産は121,566,899千円となり、その主な内訳は、営業貸付金112,014,265千円、現金及び預金8,106,992千円であります。 固定資産は8,613,884千円となり、その主な内訳は、有形固定資産6,697,947千円、投資その他の資産1,817,574千円であります。 (b)負債の部 当連結会計年度末の負債合計は、77,391,775千円となりました。 流動負債は25,230,727千円となり、その主な内訳は、1年内返済予定の長期借入金23,747,167千円、未払法人税等1,228,833千円であります。 固定負債は52,161,048千円となり、その主な内訳は、長期借入金50,694,364千円であります。 (c)純資産の部 当連結会計年度末の純資産合計は、52,789,007千円となりました。 その主な内訳は、利益剰余金50,050,715千円であります。 ロ.経営成績 当社グループは、従来通り「債権の健全性」を重視して債権内容の維持に努めつつも、積極的な顧客開拓を行ってまいりました。 その結果、当連結会計年度の業績は、営業収益8,779,361千円、営業利益5,819,760千円、経常利益6,084,217千円、親会社株主に帰属する当期純利益3,949,447千円となりました。 なお、当社グループは不動産担保ローン事業を主要な事業としており、他のセグメントは重要性が乏しいため、セグメント毎の経営成績に関する記載は省略しております。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、8,106,992千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは6,583,584千円の支出となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益6,084,539千円等の資金増加要因が、営業貸付金の増加額9,430,371千円、法人税等の支払額1,979,754千円、賃貸資産の増加額1,076,244千円等の資金減少要因を下回ったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは316,183千円の支出となりました。 これは主に、投資有価証券の償還による収入151,157千円等の資金増加要因が、関係会社貸付金の純増加額570,000千円等の資金減少要因を下回ったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは7,353,789千円の収入となりました。 これは、配当金の支払額657,986千円により資金が減少し、長期借入金の純増加額8,011,776千円により資金が増加したことによるものです。 ③ 特定金融会社等の開示に関する内閣府令に基づく貸付金(営業貸付金)の状況 「特定金融会社等の開示に関する内閣府令」(1999年5月19日 大蔵省令第57号)に基づく提出会社の営業貸付金の状況は次のとおりです。 イ.貸付金種別残高内訳 2026年3月31日現在 貸付種別   件数   残高(千円)   平均約 定利率 (%) 構成割合 (%)       構成割合 (%) 消費者向 無担保(住宅向を除く)   -   -   -   -   - 有担保(住宅向を除く)   1,923   36.3   26,123,402   23.3   6.11 住宅向   144   2.7   1,982,704   1.8   5.57 計   2,067   39.0   28,106,107   25.1   6.08 事業者向 計   3,238   61.0   83,908,158   74.9   5.87 合計   5,305   100.0   112,014,265   100.0   5.92 (注)件数は同一顧客の場合でも契約が異なる場合は1件として計算しておりますので、顧客数での表示とは相違があります。 ロ.調達別内訳 2026年3月31日現在 借入先等   残高(千円)   平均調達金利(%) 金融機関等からの借入   73,665,531   1.50 その他   -   - 社債・CP   -   - 合計   73,665,531   1.50 自己資本   53,778,197   - 資本金・出資額   2,307,848   - (注)「自己資本」は、資産の合計額より負債の合計額を控除し、引当金(特別法上の引当金を含む。)の合計額を加えた額です。 ハ.業種別貸付金残高内訳 2026年3月31日現在 業種別   先数   残高(千円) 構成割合 (%)       構成割合 (%) 製造業   106   2.5   2,262,816   2.0 建設業   174   4.2   5,056,221   4.5 電気・ガス・熱供給・水道業   -   -   -   - 運輸・通信業   155   3.7   3,300,338   3.0 卸売・小売業、飲食店   376   9.0   10,084,152   9.0 金融・保険業   30   0.7   910,858   0.8 不動産業   222   5.3   15,440,744   13.8 不動産賃貸業   667   16.0   28,283,574   25.2 サービス業   260   6.2   4,659,379   4.2 個人   1,700   40.7   28,106,107   25.1 その他   491   11.7   13,910,071   12.4 合計   4,181   100.0   112,014,265   100.0 (注)先数は顧客数で表示いたしております。 ニ.担保別貸付金残高内訳 2026年3月31日現在 受入担保の種類   残高(千円)   構成割合(%) 有価証券   -   - うち株式   -   - 債権   -   - うち預金   -   - 商品   -   - 不動産   112,014,265   100.0 財団   -   - その他   -   - 計   112,014,265   100.0 保証   -   - 無担保   -   - 合計   112,014,265   100.0 ホ.期間別貸付金残高内訳 2026年3月31日現在 期間別   件数   残高(千円) 構成割合 (%)       構成割合 (%) 1年以下   84   1.6   3,206,140   2.9 1年超 5年以下   1,935   36.5   56,427,812   50.4 5年超 10年以下   2,334   44.0   45,378,713   40.5 10年超 15年以下   675   12.7   5,493,151   4.9 15年超 20年以下   208   3.9   1,109,996   1.0 20年超 25年以下   59   1.1   256,762   0.2 25年超   10   0.2   141,690   0.1 合計   5,305   100.0   112,014,265   100.0 1件当たり平均期間   5.1年 (注)1.件数は同一顧客の場合でも契約が異なる場合は1件として計算しておりますので、顧客数での表示とは相違があります。 2.期間は約定期間によっております。 ④ 営業の実績 イ.営業収益の実績 当連結会計年度の営業収益をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 不動産担保ローン事業   (千円)   8,779,361   - 報告セグメント計   (千円)   8,779,361   - 合計   (千円)   8,779,361   - ロ.営業貸付金増減額及び残高 区分   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円) 期首残高   102,583,893 期中貸付額   47,426,744 期中回収額   37,996,372 破産更生債権等振替額   - 貸倒償却額   - 期末残高   112,014,265 平均貸付金残高   105,567,235 ハ.営業貸付金残高の内訳 利率別貸付金残高内訳 利率別   当連結会計年度 (2026年3月31日) 件数   残高(千円) 構成割合 (%)       構成割合 (%) 0.0%超  4.0%以下   58   1.1   3,024,617   2.7 4.0%超  5.0%以下   481   9.1   22,081,879   19.7 5.0%超  6.0%以下   1,431   27.0   39,656,217   35.4 6.0%超  7.0%以下   2,126   40.0   38,317,302   34.2 7.0%超  8.0%以下   1,174   22.1   8,866,407   7.9 8.0%超  9.0%以下   35   0.7   67,842   0.1 9.0%超 10.0%以下   -   -   -   - 合計   5,305   100.0   112,014,265   100.0 (注)件数は同一顧客の場合でも契約が異なる場合は1件として計算しておりますので、顧客数での表示とは相違があります。 ニ.調達実績 借入先別内訳 借入先別   当連結会計年度 (2026年3月31日) 調達額 (千円)   返済額 (千円)   期末残高 (千円) 都市銀行   7,066,000   4,459,994   14,935,630 地方銀行   15,780,000   11,577,330   36,689,201 信託銀行   300,000   305,000   735,000 その他銀行   10,700,000   6,547,600   15,385,600 事業会社   -   400,000   550,000 証券化借入金   -   2,500,000   6,146,100 合計   33,846,000   25,789,924   74,441,531 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、本項に記載した将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものです。従いまして、将来に関する事項には不確実性が内在している、或いはリスクを含んでいるため、将来生じる実際の結果と大きく異なる可能性がありますのでご留意ください。 ① 財政状態及び経営成績の分析 財政状態及び経営成績の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりです。 ② 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3.事業等のリスク」に記載のとおりです。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5[経理の状況] 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりです。 ④ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの営業活動における資金需要の主なものは営業貸付金を中心としたものであり、当該資金需要については、自己資金及び金融機関からの借入れにより必要資金を調達しております。 また、当社グループでは、貸付予定等を勘案した資金管理を日々行っており、手許流動性と有利子負債との適正バランスを考えながら、資金の効率化を図っております。 なお、当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況については、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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