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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

百十四銀行

The Hyakujushi Bank,Ltd.8386 · Prime · 銀行業

香川県を中心とする地方銀行。銀行業務に加え、リース・クレジットカード・システム受託など周辺サービスも展開。

概要

百十四銀行は香川県高松市に本店を置く地方銀行である。1924年に高松百十四銀行と高松銀行の新設合併により設立され、預金・貸出を主力にリース、クレジットカード、信用保証、ICTソリューションなど多角的な金融サービスを提供する。香川県内で預金約5割、貸出約4割のシェアを持ち、2025年3月期の経常収益は900億円、純利益は137億円。従業員数は2,107人。

銀行業務を中核とする3つのセグメント

百十四銀行グループは「銀行業」「リース業」「その他事業」の3セグメントで構成される。銀行業では預金・貸出・為替を中心に、国際業務や船舶関連融資に強みを持つ。リース業は百十四リース株式会社が設備投資向けファイナンスリースを提供。その他事業には信用保証(百十四総合保証)、クレジットカード(百十四DCカード・百十四JCBカード)、事務受託(百十四ビジネスサービス)、ICTソリューション(百十四システムサービス)、人材派遣(百十四人材センター)、不動産賃貸管理(日本橋不動産)が含まれる。2025年3月期のセグメント別経常収益は、銀行業995億円、リース業79億円、その他事業57億円である。

香川県に根差した広域店舗網

百十四銀行は地元香川県において高い市場シェアを誇るが、営業基盤は四国全域や岡山県など広域瀬戸内圏に及ぶ。1950年には大阪支店、1952年には東京支店を開設し、現在は全国10都府県に店舗網を展開する。県外の顧客と香川県の顧客を結びつける取引も増加しており、この広域ネットワークを強みと位置づけている。国際業務ではニューヨーク支店(1999年廃止)や香港支店(1998年廃止)を経て、現在は上海駐在員事務所(2023年閉鎖)やシンガポール駐在員事務所(2022年閉鎖)を設置していたが、2023年にはベトナムに現地法人HYAKUJUSHI BUSINESS CONSULTING VIETNAM COMPANY LIMITEDを設立し、海外進出支援を強化している。

グループ子会社による非金融事業の拡充

百十四銀行は銀行業務に加え、グループ子会社を通じて多様なサービスを提供する。百十四リース(1974年設立)、百十四総合保証(1979年設立)、百十四ビジネスサービス(1980年設立)、百十四DCカード(1982年設立)、百十四システムサービス(1986年設立)、百十四人材センター(1989年設立)などが連結子会社として存在する。また、非連結子会社として百十四共創投資(2024年設立)や114事業承継・成長支援ファンド、114地域みらいデザイン(2025年設立)など、投資・コンサルティング領域にも進出している。これらの子会社群は、企業の成長支援や事業承継、地域活性化を目的としており、銀行単体では提供できないソリューションを補完している。

業界の中での役割は地域金融機関(銀行)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,086億円
経常利益
291億円
利益率
26.8%
純利益
189億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01銀行業主力

預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務など銀行業務を展開。香川県を中心に広域瀬戸内圏を営業基盤とする。

主な製品・サービス1
預金・貸出・為替
個人・法人向けの預金、融資、為替取引などの銀行サービス。

02リース業準主力

百十四リース株式会社がリース業務を行う。設備投資向けファイナンスリースなど。

主な製品・サービス1
リース
各種設備・機械のリースサービス。

03その他事業副次

信用保証業務(百十四総合保証)、クレジットカード業務(百十四DCカード、百十四JCBカード)、事務受託(百十四ビジネスサービス)、ICTソリューション(百十四システムサービス)、人材派遣(百十四人材センター)、不動産賃貸管理(日本橋不動産)など多様なサービスを提供。

主な製品・サービス5
信用保証
融資に係る信用保証サービス。
クレジットカード
クレジットカードの発行・加盟店管理。
ICTソリューション
システム開発・運用などのITサービス。
人材派遣
人材派遣サービス。
不動産賃貸・管理
不動産の賃貸・管理業務。

製品と技術

預金・貸出を基盤とする伝統的銀行業務

百十四銀行の主力は個人・法人向けの預金・貸出業務である。2025年3月末の総預金残高は4兆8,595億円、貸出金残高は3兆6,887億円。香川県内で高いシェアを持つことに加え、大阪・東京などの支店網を活かした広域営業が特徴。貸出は地元企業向けの事業性融資に加え、船舶関連融資に強みを持ち、造船会社や船主、運航会社との長期取引関係を築いている。資金運用収支は2025年3月期で510億円(国内業務部門429億円、国際業務部門81億円)であり、金利上昇による利ざや拡大が収益を押し上げている。預金では個人向け定期預金や普通預金、法人向け決済性預金を提供する。

国際業務と船舶関連融資の専門性

百十四銀行は1960年に外国為替業務を開始して以来、国際業務を強みの一つとして育成してきた。顧客の海外進出支援や外貨資金調達に加え、デリバティブを活用した為替リスクヘッジなどの高度なサービスを提供する。船舶関連融資は、参入障壁の高い専門分野であり、川上の造船会社から川下の運航会社までサプライチェーン全体をカバーする。この分野では長年の取引実績と審査ノウハウを蓄積し、揺るぎない顧客関係を構築している。2023年にはベトナムに現地法人を設立し、アジア地域でのビジネスサポートを強化。国際業務部門の資金運用収支は2025年3月期で81億円と前年から拡大した。

コンサルティングと投資で地域企業を支援する新領域

長期ビジョン2030で掲げる「総合コンサルティング・グループ」の実現に向け、百十四銀行は銀行業務の枠を超えたサービスを展開している。2024年には百十四共創投資株式会社を設立し、エクイティ投資を通じた経営改善や事業承継支援を開始。2024年7月には114事業承継・成長支援ファンド、2025年10月には114GENNAIイノベーションファンドを組成し、地域中堅・中小企業の成長を資金面から後押しする。また、2025年4月に設立した114地域みらいデザイン株式会社は、地域活性化事業を手掛ける。個人向けには野村證券との金融商品仲介業務提携を進め、2027年度からの新体制での営業開始を準備している。これらの取り組みは、人口減少や事業承継問題が深刻化する地域において、銀行の役割を拡大するものとなっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

銀行業のなかでの位置

地域銀行で中位、収益力向上が課題

当社は香川県を地盤とする第二地方銀行で、地銀中では中規模。同業のいよぎんHDやしずおかFGと比べ規模が小さく、収益性で劣る。2026/3期の売上高は1,086億円と増加見込みだが、低金利環境下での利ざや縮小や不良債権処理が課題。地域密着営業が強みだが、人口減少で貸出需要減退リスク。

強み

  • 四国・香川県中心に強固な顧客ネットワーク、中小企業との関係構築に優位。
  • 地元個人・法人から安定的に預金を集め、低コスト資金を確保。
  • 地方自治体との取引が多く、公金業務で安定収益を獲得。
  • 自己資本比率が健全で、M&Aやシステム投資の余力を保有。

課題

  • コア業務純益が低く、本業の収益力向上が急務、経費削減も課題。
  • 地盤地域の人口減少で融資先減少、貸出金増加が困難。
  • 低金利が続き利ざやが縮小、収益圧迫が長期化するリスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

銀行の時価総額近傍。太字が百十四銀行

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18550栃木銀行1,187億円13.6倍
28395佐賀銀行1,104億円12.9倍
37380十六フィナンシャルグループ997億円17.2倍
47389あいちフィナンシャルグループ959億円21.9倍
58336武蔵野銀行940億円18.1倍
68386百十四銀行890億円18.7倍
78551北日本銀行662億円14.8倍
88367南都銀行650億円18.1倍
98338筑波銀行614億円9.3倍
107322三十三フィナンシャルグループ559億円18.0倍
118558東和銀行519億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。

会社の歴史

沿革 48件

高松百十四銀行と高松銀行の合併で発足した1924年

百十四銀行の起源は1924年3月、株式会社高松百十四銀行と株式会社高松銀行の新設合併による設立である。その後、1928年に小豆島銀行、1934年に同盟銀行、1936年に松山銀行、1941年に多度津銀行、1943年に讃岐貯蓄銀行、1945年に高松信用組合の営業を相次いで譲受し、規模を拡大した。1948年6月には商号を株式会社百十四銀行に変更し、現在の名称となった。この間、1945年までに複数の金融機関を統合し、香川県内での地盤を固めた。

大阪・東京進出と外国為替開始で広がる戦後復興期

1950年9月に大阪支店、1952年5月に東京支店を開設し、営業エリアを関西・首都圏に拡大した。1960年5月には外国為替業務を開始し、国際業務への第一歩を踏み出した。1966年11月には本店を現在地の香川県高松市亀井町に新築移転。1972年10月には東京・大阪両証券取引所市場第二部に上場し、翌1973年8月には第一部に指定替えとなった。資金調達力の向上と同時に、地域銀行としての基盤を全国区へと押し上げた。

子会社設立とオンライン化でグループ経営を推進した1970~80年代

1974年4月に百十四リース株式会社を設立し、リース業に参入。1975年2月には全店オンラインシステムを完成させ、業務効率化を図った。1979年4月に百十四総合保証、1980年7月に百十四ビジネスサービス、1982年12月に百十四DCカード、1986年2月に西日本情報サービスセンター(現・百十四システムサービス)、1989年8月に百十四人材センターを設立。相次ぐ子会社設立により、銀行周辺業務をグループ化した。1984年11月にはオンラインシステムを更改し、1985年6月には商品有価証券売買業務を開始。1986年4月にはニューヨーク支店を開設(1999年2月廃止)し、海外拠点も設けた。

バブル崩壊後の再編と新たな金融サービスへの対応

1990年代に入り、1991年7月に事務センターを新築移転。1992年12月に香港支店開設(1998年12月廃止)、1994年1月に信託業務開始、1998年12月に投資信託の窓口販売開始、1999年2月にニューヨーク駐在員事務所開設(2002年2月閉鎖)と、新規業務に積極的に取り組んだ。2001年3月には四国貯蓄信用組合の事業を譲受し、預金・貸出基盤を強化。同年4月に損害保険、2002年10月に個人年金保険の窓口販売を開始。2007年5月には地銀共同化システムを稼働させ、システムコスト削減を図った。2007年4月には西日本JCBカードを連結子会社化し、クレジットカード事業を拡大。

長期ビジョン2030と新たな成長領域への挑戦

2013年4月には日本橋不動産と百十四総合メンテナンスを合併し、不動産事業を集約。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場へ移行。2023年3月には「長期ビジョン2030」を策定し、「総合コンサルティング・グループ」への進化を掲げた。2023年7月にはベトナムに現地法人を設立し、海外進出支援を強化。2024年4月には百十四共創投資株式会社、同年7月には114事業承継・成長支援ファンド、2025年4月には114地域みらいデザイン、同年10月には114GENNAIイノベーションファンドを設立。投資・コンサルティング機能を拡充し、地域の中核企業育成や事業承継支援に注力している。

年表48件を開く

1920年代

  • 1924年3月創業株式会社高松百十四銀行と株式会社高松銀行との新設合併により、株式会社高松百十四銀行設立 1928年に小豆島銀行、1934年に同盟銀行、1936年に松山銀行、1941年に多度津銀行、1943年に讃岐貯蓄銀行、1945年に高松信用組合の営業を譲受

1940年代

  • 1948年6月商号を「株式会社百十四銀行」と変更

1950年代

  • 1950年9月当行、大阪支店開設
  • 1952年5月当行、東京支店開設
  • 1959年2月日本橋不動産株式会社(現・連結子会社)設立

1960年代

  • 1960年5月当行、外国為替業務開始
  • 1966年11月当行、本店を現在地に新築し、移転

1970年代

  • 1972年10月上場当行、東京・大阪証券取引所市場第二部に上場
  • 1973年8月上場当行、東京・大阪証券取引所市場第一部に上場
  • 1974年4月百十四リース株式会社(現・連結子会社)設立
  • 1975年2月当行、全店オンラインシステム完成
  • 1976年8月当行、担保附社債信託法に基づく受託業務開始
  • 1979年4月百十四総合保証株式会社(現・連結子会社)設立

1980年代

  • 1980年7月百十四ビジネスサービス株式会社(現・連結子会社)設立
  • 1982年12月株式会社百十四ディーシーカード(現・連結子会社)設立
  • 1984年11月当行、オンラインシステム更改
  • 1985年6月当行、商品有価証券売買業務開始
  • 1986年2月株式会社西日本情報サービスセンター(現 株式会社百十四システムサービス・連結子会社)設立
  • 1986年4月当行、ニューヨーク支店開設(1999年2月廃止)
  • 1988年4月創業百十四ソフトウェアサービス株式会社設立(2008年3月清算)
  • 1988年12月創業百十四大部代理店株式会社設立(2004年9月清算)
  • 1988年12月創業百十四福田代理店株式会社設立(1998年10月清算)
  • 1989年8月株式会社百十四人材センター(現・連結子会社)設立
  • 1989年10月創業百十四財田代理店株式会社設立(2022年6月清算)

1990年代

  • 1990年2月創業百十四財務(香港)有限公司設立(1999年3月清算)
  • 1990年10月創業百十四総合メンテナンス株式会社設立(2013年4月 日本橋不動産株式会社との合併により消滅)
  • 1991年7月当行、事務センター新築、移転
  • 1992年4月創業百十四ワークサポート株式会社設立(2013年6月清算)
  • 1992年12月当行、香港支店開設(1998年12月廃止)
  • 1993年1月当行、オンラインシステム更改
  • 1994年1月当行、信託業務開始
  • 1998年12月当行、投資信託の窓口販売開始
  • 1999年2月当行、ニューヨーク駐在員事務所開設(2002年2月閉鎖)

2000年代

  • 2001年3月当行、四国貯蓄信用組合の事業譲受け
  • 2001年4月当行、損害保険の窓口販売開始
  • 2002年10月当行、個人年金保険の窓口販売開始
  • 2005年11月当行、上海駐在員事務所開設(2023年4月閉鎖)
  • 2007年4月M&A株式の追加取得により、株式会社西日本ジェーシービーカード(現 株式会社百十四ジェーシービーカード・連結子会社)を連結子会社化
  • 2007年5月当行、地銀共同化システム稼働
  • 2008年1月創業Hyakujushi Preferred Capital Cayman Limited設立(2018年12月清算)

2010年代

  • 2013年4月M&A日本橋不動産株式会社と百十四総合メンテナンス株式会社を合併(存続会社:日本橋不動産株式会社)
  • 2013年7月当行、シンガポール駐在員事務所開設(2022年6月閉鎖)

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2023年7月創業HYAKUJUSHI BUSINESS CONSULTING VIETNAM COMPANY LIMITED設立
  • 2024年4月創業百十四共創投資株式会社設立
  • 2024年7月創業114事業承継・成長支援ファンド投資事業有限責任組合設立
  • 2025年4月創業114地域みらいデザイン株式会社設立
  • 2025年10月創業114GENNAIイノベーションファンド投資事業有限責任組合設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結ROE2028年度まで8%以上
  • 連結自己資本比率2028年度まで11.5%~12.5%
  • 単体コアOHR(コア業務粗利益ベース)2028年度まで55%程度
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2028年度まで350億円以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    人財価値創出への挑戦

    職員のエンゲージメント向上や多様な人材の活躍・成長を支援する環境整備を通じて、人財価値を高める取り組みを推進する。

  2. 02

    金融DX推進への挑戦

    デジタル技術を活用した業務効率化や新たな顧客サービスの提供により、地域社会のデジタル化を牽引する。

  3. 03

    地域経済成長への挑戦

    資金繰り支援、経営改善・事業再生支援、DXによる生産性向上支援などを通じて、地域企業の成長とウェルビーイングな社会の実現に貢献する。

  4. 04

    経営基盤強化への挑戦

    収益力向上と健全性確保を両立させ、持続可能な経営基盤を構築する。連結ROEや自己資本比率などの目標達成に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,107人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は721万円で、9期前と比べて+16.3%平均年齢は41.3歳、平均勤続年数は17.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2017年3月2,529
2018年3月2,480
2019年3月62039.416.62,396
2020年3月61439.516.32,349
2021年3月62540.016.72,283
2022年3月63040.517.12,235
2023年3月62440.917.52,179
2024年3月63641.217.82,147
2025年3月65441.217.82,125
2026年3月72141.317.72,107

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率18.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)53.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 8 / 海外 0、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
銀行業 — 香川県183億円
銀行業 — 香川県 高松市他4,344百万円
銀行業 — 香川県 高松市3,270百万円
その他 — 香川県 高松市他2,172百万円
銀行業 — 愛媛県1,973百万円
銀行業 — 岡山県1,430百万円
銀行業 — 高知県940百万円
銀行業 — 東京都689百万円
その他 — 東京都 中央区676百万円
銀行業 — 大阪府520百万円
ほか8件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    日本橋不動産㈱
    香川県 高松市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    百十四ビジネス サービス㈱
    香川県 高松市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱百十四人材センター
    香川県 高松市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱百十四システムサービス
    香川県 高松市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱百十四ジェー シービーカード
    香川県 高松市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱百十四ディー シーカード
    香川県 高松市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    百十四総合保証㈱
    香川県 高松市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    百十四リース㈱
    香川県 高松市 · 連結子会社
    議決権100.0%
国際子会社 (GLEIF登録 1社)
  • KYHyakujushi Preferred Capital Cayman Limited

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,086億円経常利益291億円前期と比べると増収増益で、売上が+20.7%、利益が+46.2%。

売上高
+20.7%
1,086億円
経常利益
+46.2%
291億円
純利益
+38.0%
189億円
利益率
26.8%
前期比 +4.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,165億円1,086億円
純利益210億円189億円
1株あたり配当¥70¥70

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、経常収益は412億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+102.0%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q17922
2024年1Q20437
2024年2Q19713
2024年3Q20920
2024年4Q21126
2025年2Q41767
2025年4Q48370
2026年2Q49489
2026年4Q592100
2027年1Q41262

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、経常収益は747億円から1,086億円へ1.5倍に増えた。経常利益率は14.6%から26.8%になった。経常収益は2期、純利益は3期の連続増加。

決算期経常収益億円経常利益億円経常利益率%純利益億円
日本橋不動産株式会社と百十四総合メンテナンス株式会社を合併(存続会社:日本橋不動産株式会社)
2013年3月74710914.659
2014年3月80621927.2112
2015年3月77618724.190
2016年3月81419624.1116
2017年3月90519421.496
2018年3月80815318.9102
2019年3月77210413.556
2020年3月76712015.677
2021年3月690537.726
2022年3月73115220.8117
HYAKUJUSHI BUSINESS CONSULTING VIETNAM COMPANY LIMITED設立
2023年3月84913315.792
百十四共創投資株式会社設立
2024年3月82114617.896
114地域みらいデザイン株式会社設立
2025年3月90019922.1137
2026年3月1,08629126.8189

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益1,086億円のうち、経常利益として残るのは291億円26.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は189億円、売上の17.4%にあたる。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金73.2%795億円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益26.8%291億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率
26.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.9pt
17.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.6pt
5.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−1,401億円、投資CFが1,909億円で、差し引きのフリーCFは508億円期末の手元現金は8,621億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高兆円
2013年3月71−745−220.10
2014年3月2,247−78−380.32
2015年3月−33−563−1600.24
2016年3月1,211163−710.37
2017年3月1,975−475−1530.51
2018年3月−2,3303,991−470.67
2019年3月1,530−75−1260.80
2020年3月746−2,497−250.62
2021年3月2,164274−240.86
2022年3月2,539−291−181.09
2023年3月−1,5222,270−321.16
2024年3月−925−166−291.05
2025年3月−1,307−941−380.82
2026年3月−1,4011,909−660.86

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は5.8兆円。このうち返さなくてよい自己資本が3,844億円で、自己資本比率は6.6%(業種中央値4.9%より厚い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2013年3月4.132,5143.885.7
2014年3月4.492,5694.245.3
2015年3月4.622,9554.326.0
2016年3月4.722,8204.445.6
2017年3月4.932,9314.635.6
2018年3月4.783,0364.476.1
2019年3月4.902,8664.615.8
2020年3月4.952,4984.705.0
2021年3月5.382,9175.085.4
2022年3月5.752,8435.464.9
2023年3月5.812,8115.534.8
2024年3月5.843,2925.515.6
2025年3月5.753,2835.435.7
2026年3月5.853,8445.466.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
2,185億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
5.5兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

銀行業 79社との比較

同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率79社中12位あたり、逆に低いのはROE79社中51位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.3%/中央値 5.9%
P25 4.8%P75 8.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
6.6%/中央値 4.9%
P25 3.9%P75 5.6%
経常収益成長率前期からの売上の伸び
20.7%/中央値 21.1%
P25 15.1%P75 26.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.3%/中央値 2.3%
P25 1.8%P75 2.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,110で、1年前と比べて+157.8%過去52週の値幅のなかでは95%の位置にある。

¥3,110-1.7%1ヶ月+10.6%1年+157.8%時価総額890億円
過去52週の値幅
安値¥1,195高値¥3,205

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.7倍
PER (会社予想)16.7倍
PBR0.90倍
配当利回り2.25%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

前日比6.22%安の2940円。8月18日に3135円の高値をつけた後、急落。それでも25日線2881円は上回り、75日線2631円も大きく超える。年初来では+152.27%と大幅高で、52週高値3205円に接近中。1カ月では+4.37%と堅調を維持。金利上昇による銀行株への資金流入が続くが、急ピッチな上昇の反動も。出来高は増加傾向で、売り買い交錯。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PERは18.59倍で業界平均17.41倍とほぼ同水準。PBRは0.90倍で平均1倍を下回り、銀行業の特性上1倍未満は常態的で割安視できる。ROEは5.29%と低いが、銀行としては標準的。配当利回りは2.27%で平均2.32%とほぼ同等。経常収益は増加傾向で、収益改善が見込まれる。割安だがROEが低く、成長性は限定的。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.7倍17.5倍
PER (予想)16.7倍
PBR0.90倍1.01倍
ROE5.3%6.1%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

百十四銀行の投資論点は、金利上昇による利ザヤ改善と地域経済の回復が業績をけん引するか。強気派は、経常収益の拡大(2026年3月期は前期比+20%超)と純利益の増加基調を評価。金利上昇局面で貸出金利が上昇し、収益改善が続くとの見方。また、PBR0.9倍と改善傾向にあり、株価は1年で+159%と大幅上昇。一方、弱気派は、地域経済の先行き不透明感や、競争激化による貸出金利の低下リスクを懸念。また、金利上昇が逆に貸出需要を減退させる可能性も指摘。ROE5.3%と地方銀行としては平均的で、割高感があるとの声もある。

プラスに働く材料7
  • 収益の拡大

    2026年3月期経常収益1086億円、純利益189億円と予想。

  • 金利上昇の恩恵

    日銀の利上げで貸出利ザヤ改善が期待。

  • 株価の上昇トレンド

    1年間で159%上昇。市場の期待を反映。

  • 純利益189億円、前期比38%増益通期影響

    直近の純利益は189億円と前期137億円から38%増。過去1年の株価は159.6%上昇し増益を評価。

  • 売上高1086億円、成長が加速通期影響

    売上高は821→900→1086億円と3期連続増加。今期は前期比20.7%増と成長率が加速。

  • 予想PER16.6倍と実績18.6倍から改善見込み決算発表後影響

    実績PER18.59倍に対し予想PER16.6倍。来期の増益でバリュエーションは改善する見込み。

  • PBR0.8971倍から1倍回復への期待決算発表後影響

    PBRは0.8971倍と純資産を下回る。増益で簿価が上昇すれば1倍回復の可能性がある。

マイナスに働く材料7
  • 地域経済の減速

    四国の人口減少や企業の減少が貸出需要を縮小させるリスク。

  • 競争激化

    地銀間の競争で貸出金利が低下し、収益圧迫の可能性。

  • 割高感

    PER18.6倍と予想。上昇後の株価はバリュエーションが割高。

  • 1年で159.6%上昇、過熱による利益確定売り継続影響

    株価はこの1年で159.6%上昇。短期的な過熱感から利益確定売りが強まりやすい。

  • ROE5.29%と資本効率の低さ継続影響

    ROE5.29%は低水準。資本コストを下回るようだとPBR0.9倍から上昇できない。

  • 外国人保有16.94%の売りリスク継続影響

    外国人保有比率は16.94%と高く、リスク回避局面で売りが出やすい。

  • 配当利回り2.27%は投資妙味薄継続影響

    株価上昇で配当利回りは2.27%に低下。利回り目的の買いは後退し株価の支えが弱い。

次の決算で確かめる点
経常収益
収益の拡大が持続するか。
貸出金利
利ザヤ改善の動向を直接確認する指標。
不良債権比率
地域企業の業績悪化リスクを測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり70で、前期から+61.4%いまの株価に対する利回りは2.25%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥70
1株あたり
配当利回り
2.25%
いまの株価に対して
配当性向
36.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2026.1
2018年3月200.026.4
2019年3月12−38.152.6
2020年3月2061.634.2
2021年3月18−12.5124.0
2022年3月180.019.1
2023年3月197.126.3
2024年3月2320.029.1
2025年3月3661.132.1
2026年3月5961.436.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥70

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ22,661人。区分でいちばん多いのは金融機関28.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が54.5%を占め、残る45.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関33.234.231.129.029.228.3
個人・その他22.725.726.726.327.426.5
事業法人30.730.130.028.027.526.2
外国法人10.58.811.015.113.616.9
証券会社2.81.11.11.62.32.0
自己株式1.71.70.60.80.71.3

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.81
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.85
03日本生命保険相互会社2.20
04太平洋セメント株式会社(注)22.08
05百十四銀行従業員持株会2.03
06難波ホールディングス株式会社1.94
07日本ハム株式会社(注)31.76
08住友生命保険相互会社1.75
09株式会社ニコン1.51
10住友林業株式会社1.27

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+761%、1株純資産は14期で+339%。直近期のROEは5.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月197742.620.138.4
2014年3月377984.79.519.1
2015年3月309293.513.324.4
2016年3月398924.38.121.1
2017年3月339373.611.526.1
2018年3月3469,9493.610.426.4
2019年3月1899,7081.912.152.6
2020年3月2618,4612.97.534.2
2021年3月879,8930.919.4124.0
2022年3月992,4104.14.219.1
2023年3月792,4303.25.826.3
2024年3月842,8823.28.829.1
2025年3月1202,8884.27.232.1
2026年3月1663,3995.312.636.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/3期の役員報酬は総額421百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
綾田裕次郎取締役会長67214,000
森匡史取締役頭取(代表取締役)5910,000
豊嶋正和取締役 専務執行役員兼CCO (代表取締役)6328,000
多田和仁取締役 専務執行役員(代表取締役)5811,000
菅弘取締役 常務執行役員6110,000
岩根正明取締役 常務執行役員547,000
小田英城取締役 常務執行役員5811,000
岩瀬徹也取締役 常務執行役員585,000
佐久間達也取締役(監査等委員)6232,000
對馬敬生取締役(監査等委員)629,000
山田泰子取締役(監査等委員)68
藤本智子取締役(監査等委員)53
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢
小西範幸取締役(監査等委員)65
丸森康史取締役(監査等委員)68
鬼頭誠司取締役(監査等委員)63

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)10199845734234
取締役(社内)3404013
社外取締役539398

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容868字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当行及び当行の関係会社は、当行、連結子会社8社、非連結子会社5社(持分法非適用)及び関連会社2社(持分法非適用)で構成され、香川県を中心に広域瀬戸内圏を主要な営業基盤として、銀行業務等の金融サービス及び地域社会・お客さまに向けた各種コンサルティングサービスを提供しております。 当行及び当行の関係会社の事業に係わる位置づけは次のとおりであります。なお、事業の区分は「第5 経理の状況  1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 〔銀行業〕 当行の本店ほか支店、出張所等におきまして、当行グループの主力業務であります預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務などを行っております。 〔リース業〕 金融関連業務として、百十四リース株式会社がリース業務を行っております。 〔その他事業〕 金融関連業務として、百十四総合保証株式会社が信用保証業務を、株式会社百十四ディーシーカード及び株式会社百十四ジェーシービーカードがクレジットカード業務などを行っております。また、百十四ビジネスサービス株式会社が当行からの事務受託業務などを行っております。 非金融業務として、株式会社百十四システムサービスがICTソリューションを提供し、株式会社百十四人材センターが人材派遣業務を、日本橋不動産株式会社が不動産の賃貸・管理業務を行っております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (注)持分法非適用の非連結子会社5社(HYAKUJUSHI BUSINESS CONSULTING VIETNAM COMPANY LIMITED、百十四共創投資株式会社、114事業承継・成長支援ファンド投資事業有限責任組合、114地域みらいデザイン株式会社、114GENNAIイノベーションファンド投資事業有限責任組合)及び持分法非適用の関連会社2社(四国アライアンスキャピタル株式会社、Shikokuブランド株式会社)は上記事業系統図には含めておりません。
経営方針・対処すべき課題4,062字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当行グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当行グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 ① 経営理念 当行グループは、「お客さま・地域社会との共存共栄」「活気ある企業風土の醸成」「健全性の確保と企業価値の創造」を経営理念として掲げております。この経営理念のもと、お客さま、地域社会、株主さま、役職員すべてにとって価値のある企業であり続けるため、「健全性の確保」と「企業価値向上」の実現を通じて、真に信頼される銀行づくりに取り組んでまいります。 ② 行動指針 当行グループは、上記「経営理念」の実現に向け、役職員がステークホルダーの皆さま方とともに大切にしたい価値観や考え方を「百十四銀行 行動指針」として以下のとおり定めております。 ・対話を密にし、相互の信頼を深めます ・プロフェッショナルとして成長するための努力を惜しみません ・多様性(ダイバーシティー)を理解し、人権を尊重します ・環境の負荷軽減に努め、地域の活性化に貢献します ・ステークホルダーの期待を超える行動を実践します (2)経営環境及び対処すべき課題 当行グループは、地域金融機関として、創業以来、約150年の期間にわたり地域やお客さまに寄り添い、地域に密着した経営を実践してきたことで、地元香川県においては、預金で約5割、貸出で約4割の高いシェアを獲得しております。また、香川県以外にも1950年代に開設した大阪支店及び東京支店をはじめ、全国10都府県に店舗網を展開しております。県外のお客さまに香川県のお客さまを紹介する取引も順調に増加している等、この広域店舗網は当行グループの大きな強みとなっております。 その他にも、当行グループは、国際業務と船舶関連融資を強みとしております。国際業務については、お客さまの海外進出支援や外貨資金調達に加えて、デリバティブを用いたリスクヘッジ等手厚いサポート体制を構築しております。船舶関連融資は、審査や融資の手法が特殊であるため金融機関の参入は容易ではありませんが、当行グループは、こうした融資を古くから手掛けてきたことで、造船会社さま、船主さま、運航会社さま等、川上から川下に至るまでの幅広いお客さまと、揺るぎない信頼関係を築き上げております。 長期ビジョンに掲げる「総合コンサルティング・グループ」の実現に向け、幅広いコンサルティングメニューを取り揃えているほか、ベトナムに現地法人を設立し、法人のお客さまの海外進出ニーズに応え、専門性の高いサービスを提供しております。また、投資専門会社を通じたエクイティ投資を起点として、経営改善アドバイスや事業承継のサポートのほか、成長支援を通じた地域の中核企業の育成にも取り組んでいます。さらに、既存の銀行業務の枠にとらわれない事業展開で地域の活性化に貢献することを目的に地域活性化事業会社を設立しました。このような取組みを通じて、地域やお客さまが抱える課題解決に向けて伴走するための態勢の構築を進めております。加えて、個人のお客さまの資産形成支援のさらなる充実に向けて、野村證券株式会社との金融商品仲介業務における包括的業務提携を行い、2027年度の新たな体制のもとでの営業開始に向けて準備を進めております。今後も、こうした強みをさらに伸長させるとともに、新たな事業領域を開拓し、当行グループの競争優位性を高めてまいります。 一方、人口減少・超高齢化の進展に加え、地政学リスクの顕在化、インフレの進行、サイバー攻撃の高度化など、地域のサステナビリティに関わる課題は多様化・複雑化しており、経営環境は大きく変化しております。そのような環境下において当行グループが地域とともに持続的に成長するためには、長期的な視点で地域のサステナビリティに関する課題に積極的に取り組み、経営の持続可能性を高めていく必要があります。 また、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、当行グループを取り巻くリスクを発生した場合に当行の経営基盤を揺るがし得るリスクと、当行の経営の持続可能性向上に影響を及ぼし得るリスクに整理したうえで、これらを意識した経営につとめております。 このような経営環境や課題に対応するため、当行グループは2023年3月に「長期ビジョン2030」を策定いたしました。2026年度からはその第2フェーズとなる中期経営計画「だから、挑む。-地域の未来を、たしかなカタチに-」(2026年度~2028年度)を始動させ、地域の未来を見据えた戦略の遂行に取り組んでおります。 新中期経営計画のもと、資金繰り支援はもとより、経営改善・事業再生支援や、DX分野における生産性向上支援などを通じて、地域のウェルビーイングな社会の実現に取り組んでまいります。 ■「長期ビジョン2030」 [百十四グループマテリアリティ] 地域社会と百十四グループ双方のサステナビリティに対する影響度から、優先度の高い重要課題を抽出して下表のとおり「百十四グループマテリアリティ」を設定しております。これらのマテリアリティに取り組む先に見える方向性として「長期ビジョン」を描いております。 地域経済活性化への取組み   人生100年時代への対応 多様な人材が活躍・成長できる環境の整備   DXの実現と地域社会のデジタル化 気候変動等、環境課題への取組み   持続可能な経営基盤の構築 [長期ビジョン2030] 「総合コンサルティング・グループの進化により、地域のみんなとウェルビーイングな社会を創造する」というビジョンステートメントのもと、「ウェルビーイングな地域社会の創造(=環境・社会価値の創出)」を起点に「百十四グループの経営のサステナビリティ向上(=経済価値の向上)」の実現をめざしてまいります。 ■中期経営計画「だから、挑む。-地域の未来を、たしかなカタチに-」(2026年度~2028年度) [位置付け] 新中期経営計画は、「長期ビジョン2030の実現に向けて、総合コンサルティング・グループとしての“挑戦”を加速する期間」と位置付けております。注力すべき事業領域やエリアでの“競争優位となる領域”を見極め、“当行ならではの強み”を研ぎ澄ますことで、飛躍的な成長を実現してまいります。 [新中期経営計画の概要] 新中期経営計画では、「人財価値創出に挑戦」「金融DX推進に挑戦」「地域経済成長に挑戦」「経営基盤強化に挑戦」の4つの基本テーマを掲げております。人財価値の創出とDXによるビジネスの変革を起爆剤とし、地域ごとの特性に応じた「選択と集中」を実践するとともに、新たな領域での事業拡大・成長に向けて外部との協働・連携を活用するなど、新たな価値創出に挑戦してまいります。 [目標とする経営指標] 当行グループは、長期ビジョン2030の達成に向けた指標として、ステークホルダーのウェルビーイングを測る「ウェルビーイング指標」、当行グループのサステナビリティの高まりの度合を測る「経営基盤指標」、及び豊かな地域社会の実現に向けて地域基盤の持続可能性を測る「地域インパクト指標」の3つを、「サステナビリティ指標」として設定しております。 新中期経営計画においては、「ウェルビーイング指標」及び「経営基盤指標」について2028年度の達成目標を挑戦指標として設定するとともに、長期ビジョン2030における2030年度の目標もあわせて設定し、段階的な達成をめざしてまいります。「地域インパクト指標」については、長期ビジョン2030における目標を設定しております。 なお、長期ビジョン実現に向けた主要計数として設定しておりました「サステナビリティKPI」は、新中期経営計画の策定にあわせて「サステナビリティ指標」に見直したうえで、施策の策定・管理に取り組んでまいります。 前中期経営計画「創ろうイ・イ・ヨ♪」における経営上の目標及び達成状況は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容」に記載しております。また、長期ビジョン実現に向けた「サステナビリティKPI」の進捗状況は、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (1)サステナビリティ全般に関する取組み」に記載しております。 指標   中期経営計画(2028年度)   長期ビジョン(2030年度) 挑戦指標   サステナビリティ指標 ウェルビーイング指標 職員のエンゲージメントスコア   持続的向上   持続的向上 CO2排出量削減率-2013年度比-※1   カーボンニュートラル   カーボンニュートラル 「法人のお客さまアンケート」評価結果※2   持続的改善   持続的改善 個人のお客さまNPSスコア※3   持続的改善   持続的改善 経営基盤指標 連結ROE   8%以上   資本コストを上回るROE 連結自己資本比率   11.5%~12.5%   11.5%~12.5% 単体コアOHR(コア業務粗利益ベース)   55%程度   55%以下 親会社株主に帰属する当期純利益   350億円以上   - 地域インパクト指標 香川県内の景気動向指数(CI)   -   持続的改善 香川県内人口の社会増減率※4   -   持続的改善 ※1 Scope1,2、グループ合算 ※2 事業の課題が解決され、事業の成長を「実感している」と回答した先の割合 ※3 家族や友人等に、当行の商品やサービスを薦めたいと思う度合いをスコア化したもの ※4 1年間の社会増減数/基準年の10月1日現在人口×100
事業等のリスク4,365字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当行は、リスクを「経営理念の実現や経営戦略の遂行に影響を及ぼす不確実性」と認識しております。自行に損失を発生させる脅威としての側面のみならず、収益(リターン)の源泉となる機会としての側面も含めて一体的に捉えることで、事業活動への負の影響を回避・抑制しつつ、将来的な企業価値向上につなげるリスク管理に取り組んでおります。 これらのリスクのうち、以下のリスクを「トップリスク」として位置づけ、優先的に対応しております。 <トップリスク> 当行は、取り巻く環境や事業(経営戦略)の方向性に伴い発生し得るリスクのうち、顕在化した際の影響の大きさや、発生の蓋然性等をふまえ、取締役会において特に重要性が高く優先的に対応が必要と認識したリスクを「トップリスク」としております。 トップリスクを特定するにあたっては、発生した場合に当行の経営基盤を揺るがし得るリスクを「①当行経営の土台となるトップリスク」、当行の経営の持続可能性向上に影響を及ぼし得るリスクを「②当行の持続可能性向上に係るトップリスク」に分類し、それぞれについてリスク要因及びリスクシナリオを整理しております。 特定したトップリスクは、戦略の実現に向けて積極的に受け入れるリスクの種類・量(リスクアペタイト)と紐づけることで、戦略の遂行を通じたリスクの回避・抑制を図り、「事業戦略」と「リスク管理」の整合的かつ一体的な運営を行っております。 なお、特定したトップリスクは、年1回、サステナビリティ委員会の審議を経たうえで、取締役会において見直しの必要性を検討することとしております。 2026年3月開催の取締役会にて特定した「トップリスク」は以下のとおりです。 リスク要因   リスクシナリオ(当行への影響) ①当行経営の土台となるトップリスク 経営リスク   BCPリスク   大規模災害、パンデミック、システム障害、その他業務継続を妨げる事象の発生   ・取引・サービスの停止・当行の物的及び人的資本の毀損・取引先の被災による与信費用の増加 オペレーショナルリスク   情報セキュリティリスク   サイバー攻撃の増加・高度化   ・取引・サービスの停止、顧客情報の流出・顧客からの信頼毀損 コンプライアンスリスク   役職員による犯罪、コンプライアンス違反の発生   ・法令違反等による行政処分・ステークホルダーからの信用失墜 金融犯罪の増加・複雑化   ・お客さまの特殊詐欺被害やスキミング被害の増加・マネー・ローンダリング防止態勢不芳等による行政処分・ステークホルダーからの信用失墜 ESGリスク   環境リスク   気候変動など環境問題の深刻化、生物多様性の重要性高まり   ・脱炭素や生物多様性への対応の遅れによる社会的な信頼低下・異常気象による取引先の事業停止・担保価値の低下による与信費用の増加・脱炭素の遅れによる取引先の業績悪化 社会的責任リスク   DE&I及び人権尊重の高まり、人材の流動化   ・従業員エンゲージメントの低下・人材確保の困難化 リスク要因   リスクシナリオ(当行への影響) ②当行の持続可能性向上に係るトップリスク 戦略リスク   市場変動リスク   金利ある世界における競争の激化   ・資産・負債構成の変化・貸出シェアの低下、スプレッドの縮小・イールドカーブ変化による損益影響 地政学リスク等を契機とした金融市場の急激な変動   ・市場の混乱(株価暴落等)に伴う有価証券評価損益の悪化 技術変革リスク   社会・経済のデジタルシフト加速、AI技術の進展   ・他行への資金流出・営業地域での当行の地盤低下(AIを活用しないことによる当行プレゼンス低下等) 成長機会リスク   地域経済の縮小、地域の少子化・高齢化、人口減少   ・取引先数の減少によるビジネス規模の縮小・人口減少による個人預金減少をはじめとした個人取引の縮小 業界の垣根を越えた包括連携及び他社職員の受け入れ   ・営業スタイル及びリスクが従来と異なる商品提供による顧客評価の低下・企業文化の異なる他社からの出向者受入れによる職員間の文化摩擦 事業領域の拡大   ・収益化の遅延に伴う損失の拡大 内向的・保守的な企業風土   ・従業員エンゲージメントの低下・人材流出 財務リスク   信用リスク   日本又は世界的な景気後退、インフレの進行   ・取引先の業績悪化による与信費用の増加 大口与信先の経営支援の長期化、業績不芳先の増加   ・経営支援コストの継続発生・支援先信用悪化による多額の与信費用発生 流動性リスク   顧客行動の変化   ・預金の調達コスト上昇、他行への流出 レピュテーションリスク   ガバナンスリスク   低い収益力(資本効率)及び生産性、グループガバナンスの実効性の欠如   ・当行グループの企業価値低下・市場での評価低下、当行株価の下落・株主総会議案の議決権反対比率の上昇 高い政策保有株式保有比率   ・市場での評価低下・株主総会議案の議決権反対比率の上昇・株価暴落時に多額の減損発生 なお、信用リスク(与信関係費用の増加等)及び市場リスク(有価証券評価損益の悪化、イールドカーブ変化による損益の変動等)については、一定の確率で将来被る可能性のある最大損失額(リスク量)の計測を行い、リスク量を自己資本の範囲内にコントロールすることで、経営体力に比して過剰なリスクテイクを行わないように管理を行っております。また、適宜、ストレステストを実施し、当行の健全性を確認しつつストレス時対応力の強化を図っていくことで、経営のレジリエンスを高めております。 <その他のリスク> (1) 自己資本比率に係るリスク 当行グループは、海外営業拠点を有していないため「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)」に定める国内基準における所要水準(4%)以上の自己資本比率を維持することが求められております。所要自己資本比率を下回った場合は、金融庁長官による早期是正措置が発動され、銀行業務の健全かつ適切な運営を確保するため、業務の全部若しくは一部の停止等の命令を受けることとなります。 当行グループは、信用リスクには「基礎的内部格付手法(FIRB)」を、オペレーショナル・リスクには「標準的計測手法」を採用し、自己資本比率を算定しております。これらの手法は、経済情勢や景気動向、取引先個社の業況悪化など外部要因・個社固有の要因の影響を受けやすいことから、複数のストレスシナリオを設定したストレステストを定期的に実施し、その結果の検証を通じて自己資本充実度の評価を行っております。また、当該結果はリスク管理方針等にも反映しております。現状、当行グループの自己資本比率は所要水準を大幅に上回っており、ストレス事象顕在化時においても十分な自己資本を有していることを確認しておりますが、必要に応じてリスクアセットのコントロールを行うなど、予期せぬ自己資本比率の低下を回避するための態勢を整備しております。 (2) 当行格付の引き下げリスク 格付機関による当行格付の引き下げ等が行われた場合には、当行グループは不利な取引条件での資金調達を余儀なくされる場合があります。その結果、当行グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。 このため、当行グループでは、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営環境及び対処すべき課題」における「■中期経営計画「だから、挑む。-地域の未来を、たしかなカタチに-」(2026年度~2028年度)」に記載のとおり、企業価値向上に向けた各種施策に取り組んでおります。 (3) 貸倒引当金等に係るリスク 当行グループは、貸倒れの急増が見込まれる場合には、将来の貸倒れに備えるため多額の貸倒引当金等を計上する可能性があります。その結果、当行グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。 このため、予想損失額を「第5 経理の状況」における「注記事項(重要な会計上の見積り)(貸倒引当金)」に記載の仮定を置いて算出し、将来の貸倒れに対応できる十分な貸倒引当金の計上を行っております。 (4) 年金債務に係るリスク 当行グループの年金資産の時価が下落した場合、年金資産の運用利回りが低下した場合、又は予定給付債務を計算する前提となる保険数理上の前提・仮定に変更があり退職給付債務が増加する場合、将来期間において認識される費用及び計上される債務が変動し、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。 (5)繰延税金資産に係るリスク 当行グループは、会計基準に基づき、一定の条件の下で、将来解消すると見込まれる会計上の利益と税法上の課税所得との差異を繰延税金資産として連結貸借対照表に計上しております。しかし、将来の課税所得の予測に基づいて繰延税金資産の一部又は全部の回収ができないと判断される場合や会計基準等の変更により繰延税金資産の計上額が制限される場合には、繰延税金資産は減額され、当行グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。 (6)固定資産の減損に係るリスク 当行グループは、営業拠点等の固定資産を保有しておりますが、今後の経済環境や不動産価格、その他地域銀行を取り巻く環境の変動によって、当該固定資産の収益性の低下又は損失が発生した場合、多額の償却(減損処理)が発生し、当行グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。 (7)デリバティブ取引に係るリスク 当行グループは、金利や為替相場等の変動リスクのヘッジ目的やお客さまに対する各種リスクヘッジ手段の提供のほか、一定の限度額の範囲で収益獲得等を目的にデリバティブ取引を行っておりますが、相場環境や取引相手の信用状況が大きく変動した場合、又は契約不履行が発生した場合、当行グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)21,545字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当行グループ(当行、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (預金業務) 当連結会計年度末の総預金残高は、前連結会計年度末比1,644億円増加して4兆8,595億円となりました。 (貸出業務) 当連結会計年度末の貸出金残高は、前連結会計年度末比1,820億円増加して3兆6,887億円となりました。 (有価証券) 当連結会計年度末の有価証券残高は、前連結会計年度末比1,347億円減少して1兆551億円となりました。 (損益) 当連結会計年度の経常収益は、前連結会計年度比185億49百万円増加して1,085億56百万円となりました。一方、経常費用は、前連結会計年度比93億24百万円増加して794億20百万円となりました。この結果、当連結会計年度の経常利益は、前連結会計年度比92億25百万円増加して291億35百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比51億57百万円増加して188億57百万円となりました。 なお、当連結会計年度におけるセグメントごとの業績は次のとおりであります。また、当行グループは、経常利益をセグメント利益としております。 ① 銀行業セグメント 経常収益は前連結会計年度比182億10百万円増加して995億91百万円となり、セグメント利益は前連結会計年度比91億70百万円増加して276億87百万円となりました。 ② リース業セグメント 経常収益は前連結会計年度比4億97百万円増加して79億66百万円となり、セグメント利益は前連結会計年度比1億37百万円増加して4億17百万円となりました。 ③ その他事業セグメント 経常収益は前連結会計年度比49百万円増加して57億41百万円となり、セグメント利益は前連結会計年度比28百万円減少して15億22百万円となりました。 (キャッシュ・フロー) 「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、前連結会計年度比93億67百万円減少し、1,400億67百万円のマイナスとなりました。 「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、前連結会計年度比2,849億60百万円増加し、1,908億50百万円のプラスとなりました。 「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、前連結会計年度比28億8百万円減少し、65億72百万円のマイナスとなりました。 これらの結果、「現金及び現金同等物」は前連結会計年度末比442億18百万円増加し、当連結会計年度末残高は8,621億19百万円となりました。 (生産、受注及び販売の実績) 銀行業における業務の特殊性から、該当する情報がないため記載しておりません。 (参考) (1) 国内・国際業務部門別収支 資金運用収支は、「国内業務部門」で429億0百万円、「国際業務部門」で81億9百万円となり、「合計」は前連結会計年度比92億25百万円増加し、510億10百万円となりました。 また、役務取引等収支の「合計」は、前連結会計年度比12億53百万円増加し、その他業務収支の「合計」は、前連結会計年度比6億31百万円の減少となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前連結会計年度   37,414   4,371   -   41,785 当連結会計年度   42,900   8,109   -   51,010 うち資金運用収益   前連結会計年度   40,198   16,004   183   56,019 当連結会計年度   52,463   16,586   959   68,090 うち資金調達費用   前連結会計年度   2,784   11,633   183   14,233 当連結会計年度   9,562   8,477   959   17,080 信託報酬   前連結会計年度   1   -   -   1 当連結会計年度   1   -   -   1 役務取引等収支   前連結会計年度   8,705   246   -   8,951 当連結会計年度   9,998   206   -   10,204 うち役務取引等収益   前連結会計年度   12,332   351   -   12,684 当連結会計年度   13,532   314   -   13,847 うち役務取引等費用   前連結会計年度   3,627   105   -   3,732 当連結会計年度   3,534   107   -   3,642 その他業務収支   前連結会計年度   △6,437   3,607   -   △2,829 当連結会計年度   △9,196   5,736   -   △3,460 うちその他業務収益   前連結会計年度   83   5,419   -   5,503 当連結会計年度   114   5,736   -   5,851 うちその他業務費用   前連結会計年度   6,521   1,811   -   8,333 当連結会計年度   9,311   -   -   9,311 (注) 1.「国内」、「海外」の区分に替えて、「国内業務部門」、「国際業務部門」で区分しております。 2.「国内業務部門」は円建取引、「国際業務部門」は外貨建取引であります。 ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は「国際業務部門」に含めております。 3.相殺消去額は、「国内業務部門」と「国際業務部門」の間の資金貸借に係る利息であります。 (2) 国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況 資金運用勘定においては、有価証券の減少などにより、平均残高は前連結会計年度比8億59百万円減少し、利回りは前連結会計年度比0.22ポイント上昇しました。 資金調達勘定においては、借用金の減少などにより、平均残高は前連結会計年度比135億57百万円減少し、利回りは前連結会計年度比0.05ポイント上昇しました。 ① 国内業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   5,304,469   40,198   0.75 当連結会計年度   5,288,333   52,463   0.99 うち貸出金   前連結会計年度   3,104,517   29,258   0.94 当連結会計年度   3,183,223   36,431   1.14 うち商品有価証券   前連結会計年度   4   0   4.56 当連結会計年度   2   0   5.64 うち有価証券   前連結会計年度   1,029,491   8,231   0.79 当連結会計年度   943,141   10,333   1.09 うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   301   1   0.33 当連結会計年度   191   1   0.59 うち預け金   前連結会計年度   843,798   2,337   0.27 当連結会計年度   802,691   4,547   0.56 資金調達勘定   前連結会計年度   5,161,664   2,784   0.05 当連結会計年度   5,133,102   9,562   0.18 うち預金   前連結会計年度   4,430,142   2,405   0.05 当連結会計年度   4,403,363   8,034   0.18 うち譲渡性預金   前連結会計年度   85,800   105   0.12 当連結会計年度   144,227   796   0.55 うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   1,933   9   0.49 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   33,745   100   0.29 当連結会計年度   47,583   256   0.53 うち借用金   前連結会計年度   608,984   143   0.02 当連結会計年度   537,927   444   0.08 (注) 1.「国内業務部門」は円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等を除いた円建取引であります。 2.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、銀行業以外の連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。 3.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度32,044百万円、当連結会計年度35,581百万円)を控除して表示しております。 ② 国際業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   527,287   16,004   3.03 当連結会計年度   578,916   16,586   2.86 うち貸出金   前連結会計年度   352,813   11,756   3.33 当連結会計年度   401,750   9,644   2.40 うち商品有価証券   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち有価証券   前連結会計年度   129,520   3,955   3.05 当連結会計年度   120,313   5,581   4.63 うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   2,795   140   5.03 当連結会計年度   3,716   151   4.08 うち預け金   前連結会計年度   36,989   56   0.15 当連結会計年度   48,241   246   0.51 資金調達勘定   前連結会計年度   525,162   11,633   2.21 当連結会計年度   576,518   8,477   1.47 うち預金   前連結会計年度   195,774   4,149   2.11 当連結会計年度   226,113   3,901   1.72 うち譲渡性預金   前連結会計年度   1,600   2   0.15 当連結会計年度   1,560   6   0.38 うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   9,557   436   4.57 当連結会計年度   2,035   71   3.52 うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   19,791   1,089   5.50 当連結会計年度   12,181   559   4.59 (注) 1.「国際業務部門」は外貨建取引であります。 ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は「国際業務部門」に含めております。 2.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しております。 3.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度303百万円、当連結会計年度327百万円)を控除して表示しております。 ③ 合計 種類   期別   平均残高(百万円)   利息(百万円)   利回り (%) 小計   相殺消去額 (△)   合計   小計   相殺消去額 (△)   合計 資金運用勘定   前連結会計年度   5,831,757   298,135   5,533,621   56,203   183   56,019   1.01 当連結会計年度   5,867,250   334,487   5,532,762   69,050   959   68,090   1.23 うち貸出金   前連結会計年度   3,457,331   -   3,457,331   41,015   -   41,015   1.18 当連結会計年度   3,584,974   -   3,584,974   46,075   -   46,075   1.28 うち商品有価証券   前連結会計年度   4   -   4   0   -   0   4.56 当連結会計年度   2   -   2   0   -   0   5.64 うち有価証券   前連結会計年度   1,159,012   -   1,159,012   12,186   -   12,186   1.05 当連結会計年度   1,063,455   -   1,063,455   15,915   -   15,915   1.49 うちコールローン 及び買入手形   前連結会計年度   3,096   -   3,096   141   -   141   4.57 当連結会計年度   3,908   -   3,908   153   -   153   3.91 うち預け金   前連結会計年度   880,788   -   880,788   2,393   -   2,393   0.27 当連結会計年度   850,932   -   850,932   4,793   -   4,793   0.56 資金調達勘定   前連結会計年度   5,686,826   298,135   5,388,690   14,417   183   14,233   0.26 当連結会計年度   5,709,621   334,487   5,375,133   18,040   959   17,080   0.31 うち預金   前連結会計年度   4,625,916   -   4,625,916   6,554   -   6,554   0.14 当連結会計年度   4,629,476   -   4,629,476   11,936   -   11,936   0.25 うち譲渡性預金   前連結会計年度   87,400   -   87,400   107   -   107   0.12 当連結会計年度   145,788   -   145,788   802   -   802   0.55 うちコールマネー 及び売渡手形   前連結会計年度   11,490   -   11,490   446   -   446   3.88 当連結会計年度   2,035   -   2,035   71   -   71   3.52 うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   33,745   -   33,745   100   -   100   0.29 当連結会計年度   47,583   -   47,583   256   -   256   0.53 うち借用金   前連結会計年度   628,775   -   628,775   1,233   -   1,233   0.19 当連結会計年度   550,109   -   550,109   1,004   -   1,004   0.18 (注) 1.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度32,348百万円、当連結会計年度35,909百万円)を控除して表示しております。 2.相殺消去額は、「国内業務部門」と「国際業務部門」の間の資金貸借に係る平均残高及び利息であります。 (3) 国内・国際業務部門別役務取引の状況 役務取引等収益は、前連結会計年度比11億63百万円増加して138億47百万円となりました。このうち、為替業務に係る収益は30億33百万円と全体の21.9%を占めております。 また、役務取引等費用は、前連結会計年度比90百万円減少して36億42百万円となりました。このうち、為替業務に係る費用は4億67百万円と全体の12.8%を占めております。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前連結会計年度   12,332   351   12,684 当連結会計年度   13,532   314   13,847 うち預金・貸出業務   前連結会計年度   2,220   157   2,378 当連結会計年度   2,912   115   3,028 うち為替業務   前連結会計年度   2,732   158   2,890 当連結会計年度   2,866   166   3,033 うち証券関連業務   前連結会計年度   1,508   -   1,508 当連結会計年度   1,796   -   1,796 うち代理業務   前連結会計年度   84   -   84 当連結会計年度   85   -   85 うち保証業務   前連結会計年度   292   34   327 当連結会計年度   274   31   306 役務取引等費用   前連結会計年度   3,627   105   3,732 当連結会計年度   3,534   107   3,642 うち為替業務   前連結会計年度   408   16   424 当連結会計年度   448   18   467 (注) 「国内業務部門」は円建取引、「国際業務部門」は外貨建取引であります。 ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は「国際業務部門」に含めております。 (4) 国内・国際業務部門別預金残高の状況 ○ 預金の種類別残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金合計   前連結会計年度   4,382,743   189,728   4,572,471 当連結会計年度   4,497,312   247,257   4,744,569 うち流動性預金   前連結会計年度   3,353,978   -   3,353,978 当連結会計年度   3,336,208   -   3,336,208 うち定期性預金   前連結会計年度   970,391   -   970,391 当連結会計年度   1,103,484   -   1,103,484 うちその他   前連結会計年度   58,372   189,728   248,101 当連結会計年度   57,619   247,257   304,876 譲渡性預金   前連結会計年度   120,969   1,600   122,569 当連結会計年度   113,822   1,130   114,952 総合計   前連結会計年度   4,503,712   191,328   4,695,040 当連結会計年度   4,611,134   248,387   4,859,521 (注) 1.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 2.定期性預金=定期預金 3.「国内業務部門」は円建取引、「国際業務部門」は外貨建取引であります。 ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は「国際業務部門」に含めております。 (5) 貸出金残高の状況 ① 業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別   前連結会計年度   当連結会計年度 金  額(百万円)   構成比(%)   金  額(百万円)   構成比(%) 国内(除く特別国際金融取引勘定分)   3,506,645   100.00   3,688,724   100.00 製造業   492,427   14.04   511,599   13.87 農業,林業   2,864   0.08   2,749   0.07 漁業   1,927   0.05   2,079   0.06 鉱業,採石業,砂利採取業   8,755   0.25   9,721   0.26 建設業   140,522   4.01   144,082   3.91 電気・ガス・熱供給・水道業   126,771   3.62   127,760   3.46 情報通信業   10,650   0.30   10,780   0.29 運輸業,郵便業   277,273   7.91   306,544   8.31 卸売業,小売業   322,996   9.21   334,032   9.06 金融業,保険業   331,312   9.45   339,684   9.21 不動産業,物品賃貸業   429,559   12.25   480,101   13.01 宿泊業   9,237   0.26   9,571   0.26 飲食業   14,155   0.40   13,590   0.37 医療・福祉   101,590   2.90   99,418   2.69 その他のサービス   136,053   3.88   131,170   3.56 地方公共団体   228,583   6.52   220,806   5.99 その他   871,955   24.87   945,026   25.62 特別国際金融取引勘定分   -   -   -   - 政府等   -   -   -   - 金融機関   -   -   -   - その他   -   -   -   - 合計   3,506,645   ―   3,688,724   ― (注)「国内」には、特別国際金融取引勘定分以外の「国際業務部門」を含めております。 ② 外国政府等向け債権残高(国別) 該当事項はありません。 (6) 国内・国際業務部門別有価証券の状況 ○ 有価証券残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前連結会計年度   197,555   -   197,555 当連結会計年度   189,541   -   189,541 地方債   前連結会計年度   404,825   -   404,825 当連結会計年度   337,617   -   337,617 社債   前連結会計年度   171,110   -   171,110 当連結会計年度   139,023   -   139,023 株式   前連結会計年度   139,124   -   139,124 当連結会計年度   173,242   -   173,242 その他の証券   前連結会計年度   150,108   127,208   277,317 当連結会計年度   102,921   112,832   215,754 合計   前連結会計年度   1,062,723   127,208   1,189,932 当連結会計年度   942,347   112,832   1,055,179 (注) 1.「国内業務部門」は円建取引、「国際業務部門」は外貨建取引であります。 ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は「国際業務部門」に含めております。 2.「その他の証券」には、外国債券を含んでおります。 (7) 「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況 連結会社のうち「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は、当行1社です。 信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表/連結) 資産 科目   前連結会計年度(2025年3月31日)   当連結会計年度(2026年3月31日) 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 有価証券   -   -   100   48.46 信託受益権   7   4.31   -   - 現金預け金   173   95.69   106   51.54 合計   181   100.00   206   100.00 負債 科目   前連結会計年度(2025年3月31日)   当連結会計年度(2026年3月31日) 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 金銭信託   181   100.00   206   100.00 合計   181   100.00   206   100.00 (注) 1.共同信託他社管理財産 前連結会計年度末 ―百万円、当連結会計年度末 ―百万円 2.元本補てん契約のある信託については、前連結会計年度末及び当連結会計年度末の取扱残高はありません。 (自己資本比率等の状況) (参考) 連結自己資本比率(国内基準)は、前連結会計年度末比1.08ポイント上昇して10.41%となりました。 自己資本比率につきましては、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。 また、当行は国内基準を適用しており、2025年3月末よりバーゼルⅢ基準にて自己資本比率を算出しております。 なお、2026年3月25日付で金融庁の承認を受け、2026年3月末より信用リスク・アセットの算出方法を標準的手法から基礎的内部格付手法に変更しております。オペレーショナル・リスク相当額の算出においては標準的計測手法を採用しております。 連結自己資本比率(国内基準) (単位:百万円、%) 2026年3月31日 1.連結自己資本比率(2/3)   10.41 2.連結における自己資本の額   268,143 3.リスク・アセットの額   2,573,528 4.連結総所要自己資本額   102,941 単体自己資本比率(国内基準) (単位:百万円、%) 2026年3月31日 1.自己資本比率(2/3)   9.78 2.単体における自己資本の額   248,373 3.リスク・アセットの額   2,537,210 4.単体総所要自己資本額   101,488 (資産の査定) (参考) 資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 なお、区分対象となる社債のうち、「その他有価証券」目的で保有しているものは、時価(貸借対照表計上額)で区分されております。 1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2.危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3.要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4.正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(百万円)   金額(百万円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   4,169   4,318 危険債権   25,464   31,835 要管理債権   17,306   13,908 正常債権   3,505,695   3,685,201 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当行グループの経営成績等の状況に関する分析・検討結果は次のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態の分析 イ.総預金・預り資産 当連結会計年度末の総預金残高は、個人及び公共預金が減少しましたが、法人預金が増加したことにより、前連結会計年度末比1,644億円増加して4兆8,595億円となりました。 前連結会計年度   当連結会計年度   増 減 (A)   (B)   (B)-(A) 総預金残高(連結)   百万円   4,695,040   4,859,521   164,481 総預金残高(単体)   百万円   4,711,240   4,877,230   165,990 個人預金   百万円   2,660,600   2,639,621   △20,979 法人預金   百万円   1,857,129   2,062,519   205,390 公共預金   百万円   193,511   175,089   △18,422 当連結会計年度末の預り資産残高は、投資信託、一時払保険及び金融商品仲介がいずれも増加したことにより、前連結会計年度末比588億円増加して4,358億円となりました。 前連結会計年度   当連結会計年度   増 減 (A)   (B)   (B)-(A) 預り資産残高   百万円   377,017   435,825   58,808 投資信託   百万円   137,614   175,394   37,780 一時払保険   百万円   229,621   248,821   19,200 金融商品仲介   百万円   9,780   11,608   1,828 ロ.貸出金 当連結会計年度末の貸出金残高は、公共向け貸出金が減少しましたが、法人向け及び個人向け貸出金が増加したことにより、前連結会計年度末比1,820億円増加して3兆6,887億円となりました。 前連結会計年度   当連結会計年度   増 減 (A)   (B)   (B)-(A) 貸出金残高(連結)   百万円   3,506,645   3,688,724   182,079 貸出金残高(単体)   百万円   3,512,819   3,697,736   184,917 個人向け貸出金   百万円   604,266   632,469   28,203 法人向け貸出金   百万円   2,679,970   2,844,461   164,491 公共向け貸出金   百万円   228,583   220,806   △7,777 ○金融再生法開示債権及びリスク管理債権の状況 当連結会計年度末の正常債権を除く金融再生法開示債権及びリスク管理債権は、前連結会計年度末比28億円増加して505億円となりました。また、総与信残高比率は、前連結会計年度末比0.01pt上昇して1.35%となりました。 前連結会計年度   当連結会計年度   増 減 (A)   (B)   (B) ― (A) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権額   百万円   4,885   4,801   △84 危険債権額   百万円   25,477   31,842   6,365 要管理債権額   百万円   17,306   13,908   △3,398 三月以上延滞債権額   百万円   151   266   115 貸出条件緩和債権額   百万円   17,155   13,641   △3,514 小計額   百万円   47,670   50,552   2,882 正常債権額   百万円   3,498,792   3,675,695   176,903 合計額   百万円   3,546,462   3,726,248   179,786 総与信残高比率   %   1.34   1.35   0.01 (注)上表の金額、比率は、部分直接償却後の計数であります。 ハ.有価証券 当連結会計年度末の有価証券残高は、株式が増加しましたが、債券及びその他の証券が減少したことにより、前連結会計年度末比1,347億円減少して1兆551億円となりました。 前連結会計年度   当連結会計年度   増 減 (A)   (B)   (B)-(A) 有価証券残高   百万円   1,189,932   1,055,179   △134,753 債券   百万円   773,491   666,183   △107,308 株式   百万円   139,124   173,242   34,118 その他   百万円   277,317   215,754   △61,563 (注)「その他」は投資信託・外国証券等であります。 ② 経営成績の分析 イ.経常収益 当連結会計年度の経常収益は、貸出金利息及び有価証券利息配当金の増加による資金運用収益の増加や、株式等売却益の増加によるその他経常収益の増加などにより、前連結会計年度比185億49百万円増加して1,085億56百万円となりました。 ロ.連結粗利益 当連結会計年度の連結粗利益は、その他業務利益が減少しましたが、資金利益及び役務取引等利益の増加などにより、前連結会計年度比98億48百万円増加して577億56百万円となりました。 ハ.経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度の経常利益は、連結粗利益の増加及び株式関係損益の増加などにより、前連結会計年度比92億25百万円増加して291億35百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比51億57百万円増加して188億57百万円となりました。 <連結損益計算書ベース>   前連結会計年度   当連結会計年度   増減(百万円) (百万円)(A)   (百万円)(B)   (B)-(A) 経常収益   90,007   108,556   18,549 連結粗利益   47,908   57,756   9,848 資金利益   41,785   51,010   9,225 信託報酬    1   1   0 役務取引等利益   8,951   10,204   1,253 その他業務利益   △2,829   △3,460   △631 うち外国為替売買益   5,406   5,061   △345 うち金融派生商品関係損益   △197   711   908 うち債券関係損益   △8,047   △9,237   △1,190 営業経費   33,337   35,477   2,140 一般貸倒引当金繰入額   △219   1,085   1,304 不良債権処理費用   4,821   6,733   1,912 株式関係損益   7,344   11,634   4,290 その他   2,597   3,041   444 経常利益   19,910   29,135   9,225 特別損益   △373   △404   △31 税金等調整前当期純利益   19,537   28,731   9,194 法人税、住民税及び事業税   5,700   9,752   4,052 法人税等調整額   136   120   △16 当期純利益   13,700   18,857   5,157 親会社株主に帰属する当期純利益   13,700   18,857   5,157 (注)連結粗利益=(資金運用収益-資金調達費用)+信託報酬+(役務取引等収益-役務取引等費用)+ (その他業務収益-その他業務費用) また、当連結会計年度におけるセグメントごとの分析は次のとおりであります。 このうち、「銀行業」は、当連結会計年度において、当行グループの経常収益合計(セグメント間内部経常収益控除前)の87%を占めており、最も重要なセグメントであると認識しております。 (ⅰ)銀行業セグメント 経常収益は貸出金利息の増加による資金運用収益の増加や、株式等売却益の増加によるその他経常収益の増加などにより、前連結会計年度比182億10百万円増加して995億91百万円となりました。また、経常費用は、資金調達費用の増加などにより、前連結会計年度比90億40百万円増加して719億4百万円となりました。この結果、セグメント利益は前連結会計年度比91億70百万円増加して276億87百万円となりました。 (ⅱ)リース業セグメント 経常収益はリース料収入の増加などにより、前連結会計年度比4億97百万円増加して79億66百万円となりました。また、セグメント利益は、前連結会計年度比1億37百万円増加して4億17百万円となりました。 (ⅲ)その他事業セグメント 経常収益は保証業務などで増加したことなどにより、前連結会計年度比49百万円増加して57億41百万円となりました。また、セグメント利益はその他経常費用が増加したことなどにより、前連結会計年度比28百万円減少して15億22百万円となりました。 ニ.中期経営計画及び経営目標の達成状況 中期経営計画「創ろうイ・イ・ヨ♪」(2023年度~2025年度)の各重点戦略の取組状況及び最終年度に設定している経営目標の達成状況は以下のとおりであります。 [中期経営計画の達成状況] 「長期ビジョン2030」の実現に向けた第1フェーズと位置付けている中期経営計画では、「非金融領域の拡大」と「金融サービスの高度化」を通じて「総合コンサルティング・グループ」としての機能の進化に取り組んでまいりました。その結果、下表のとおり、経営目標についてはいずれも達成することができました。 〔経営目標に対する実績〕 2022年度前中計   2023年度(1年目)   2024年度(2年目)   2025年度(最終年度) 実績   経営目標 親会社株主に帰属する当期純利益   91億円   96億円   137億円   188億円   135億円以上 連結自己資本比率   9.10%   9.12%   9.33%   10.41%   9.0%程度 単体OHR(業務粗利益ベース)   76.1%   74.9%   71.6%   62.9%   65.0%程度 重点戦略1   総合コンサルティング・グループの進化 ・当行グループの総力を結集し、地域課題の解決や法人のお客さまへのコンサルティング強化、個人のお客さまへのライフステージに応じたきめ細やかなサポートを通じて、総合コンサルティング・グループの進化を加速させてまいりました。 ・2025年度は、地方公共団体や地域の皆さまとの連携を深め、従来の銀行業務の枠組みを超えた事業展開を通じて地域全体の活性化に貢献するため、地域活性化事業会社「114地域みらいデザイン株式会社」を設立しました。リサーチ・コンサルティング事業や地域デザイン事業を通じて、産学官をつなぐプラットフォームとして地域の持続的な発展に貢献してまいります。また、地域の中核企業育成と社会課題の解決をめざし、先端技術を活用するスタートアップ企業に投資する「114GENNAIイノベーションファンド」を設立しました。 ・個人のお客さまに対しては、人生100年時代における豊かなライフプランニングの実現に向けて、職域セミナーや休日相談会の開催等に積極的に取り組むとともに、地域の未来を担う若年層の金融リテラシー向上を支援する金融教育活動や特殊詐欺等の被害防止に向けた啓発活動にも継続的に取り組みました。また、2025年3月に基本合意を公表した野村證券株式会社との包括的業務提携については、12月に最終契約を締結しました。今後、野村證券株式会社と預り資産業務を再編し、「アセットコンサルティング部」を新設します。両社の専門性を融合した資産形成・承継の一貫支援により、お客さまの生涯にわたるファイナンシャル・ウェルネスの実現に貢献してまいります。 重点戦略2   職員のウェルビーイング向上 ・働きがいと働きやすさを両立することで、職員のウェルビーイングの最大化を図り、お客さまや地域が抱える課題の解決に熱意と気概をもって取り組む人材の育成に注力してまいりました。こうした取組みにあたっては、組織として職員の能力を最大限に引き出すマネジメントと、職員一人ひとりが自律的に挑戦・成長できるエンパワーメントを両輪として推進しております。 ・2025年度は、AIによる評価バイアス補正機能を備えた360度評価ツール「GROW」を導入しました。本人・上司・同僚・部下による多面的評価を通じて、職員の気質・特性・コンピテンシーを客観的に可視化し、人材ポートフォリオを構築することで、個々の強みを活かしたタレントマネジメントと最適な育成・配置の実現をめざします。また、職員自らがキャリアを切り拓くエンパワーメントの観点から、「ポストチャレンジ制度」や「シニアチャレンジ制度」に加え、定年後も意欲ある人材が活躍できる環境整備として「セカンドチャレンジ制度」を新設するなど、年齢にかかわらず意欲・能力の高い人材が活躍できる場の創出に取り組んでおります。さらに、女性活躍推進の取組みとして、2025年4月には当行初となる女性執行役員2名(2026年4月にはさらに1名登用し、3名)を登用しました。多様な人材がそれぞれの能力を最大限に発揮できる組織風土の醸成に引き続き取り組んでまいります。 ・職員の健康保持とワークライフバランスの向上を目的として、終業から次の始業まで11時間の休息時間を確保する「勤務間インターバル制度」を導入したほか、健康経営の推進により「健康経営優良法人2026(ホワイト500)」に3年連続で認定されました。 ・また、経営方針や経営戦略への理解を深めることを通じて仕事への熱意や職場への愛着を高めることを目的に、頭取と若手職員が直接対話する「タウンホールミーティング」を開催したほか、中堅職員を対象とした「ミニタウンホールミーティング」を全16回実施しました。マネジメントと現場が双方向で対話することで、職員一人ひとりの主体性と当事者意識を高め、全行的なエンゲージメントの向上と組織の一体感醸成を図りました。 重点戦略3   生産性の飛躍的向上 ・デジタルを活用した業務プロセス改革とチャネル戦略の高度化を通じて生産性を向上させ、戦略の遂行に必要な人員と時間の創出に取り組んでまいりました。 ・2025年度は、事業性融資における電子契約サービスや稟議書作成支援システムの活用等、各種業務のデジタルシフトを継続して推進してまいりました。また、業務の効率化と独創性向上を目的に、セキュリティを確保したクローズド環境において行内環境に適合した「生成AIチャットサービス」を2025年8月より導入しました。職員が日常業務における文書作成・要約・添削、情報整理、アイデア創出などに幅広く活用することで、業務品質の向上と生産性の飛躍的向上を図っております。さらに、「キャッシュレス納付推進プロジェクト」を開始し、税務署・自治体と連携した官民一体の取組みによりお客さまの税務処理DX化を支援するとともに、行内の税金収納関係業務の削減につなげてまいります。 ・お客さまの利便性向上に向けては、「114バンキングアプリ」において、お客さまから多くのご要望をいただいていた振込予約の取消機能や利用明細の確認・ダウンロード機能などの新機能を追加し、サービス環境の充実を図りました。また、店頭タブレットの機能拡充を継続して進めるとともに、生活基盤プラットフォーム「ペンリィ」と連携した住所変更サービスを開始するなど、店頭とデジタルチャネルの双方においてお客さまの利便性向上に取り組んでおります。 重点戦略4   持続可能な経営基盤の構築 〔政策保有株式について〕 ・政策保有株式は、価格変動リスクの抑制や資本効率等の観点から、保有先との十分な対話を経たうえで、削減を進めることを基本方針としております。 ・また、保有する全ての上場株式を対象として、保有意義及び経済合理性の検証を行っており、保有意義を確認のうえ、経済合理性については当行が中長期的にめざす定量指標を基準として検証を実施しております。基準を下回り将来的にも当行の企業価値向上に貢献しないと判断した場合は、保有先の十分な理解を得たうえで削減を進めます。 ・この方針のもと、中期経営計画の3年間で簿価残高60億円の削減を計画し、2025年度末時点における削減実績は96億円と目標を達成しました。 〔FIRBの導入によるリスク管理の高度化について〕 ・信用リスク管理の高度化に向け、バーゼル規制に基づくFIRB(基礎的内部格付手法)を導入し、銀行内部の信用格付を用いて貸出資産等の信用リスクをより精緻に評価するとともに、リスクの変化を自己資本比率へ適切に反映させる態勢を構築しました。 ・今後も経営の健全性を維持し、当行の持続的な企業価値の向上につとめるとともに、お客さま並びに地域社会の持続的な発展に貢献してまいります。 〔気候変動等、環境課題への取組みについて〕 ・持続可能な地域社会の実現に向けては、2050年のカーボンニュートラルを見据えた脱炭素・循環型社会への取組みを推進しております。お客さまの脱炭素化支援として、CO2排出量の算定・管理を可能とする「CO2排出量可視化サービス」の提供を開始したほか、太陽光発電設備の環境価値をJ-クレジット化し地域の脱炭素化を促進する「オリーブ・ゼロカーボンプロジェクト」を立ち上げるなど、地域全体の脱炭素化に向けた支援サービスの拡充を図っております。こうした取組みや気候変動に関する積極的な情報開示が評価され、環境情報開示の国際的な非営利団体であるCDP(Carbon Disclosure Project)の気候変動評価において、最高評価である「Aリスト」に選定されました。 その他   地域活性化の取組み ・地域金融機関として、地域の活性化を自らの課題として捉え、地域社会を取り巻く様々な課題解決に主体的かつ長期的に取り組むことで、地域の成長を自らの成長につなげるサステナビリティ経営を実践しております。 ・2025年度は、2028年の創業150周年を記念し、42社の地元企業の協力を得て、こどもたちが職業・社会体験できる「Out of KidZania inかがわ」を開催しました。地方銀行による本イベントの主催は全国初の取組みであり、次世代を担うこどもたちへの職業体験を通じて、地域経済への理解促進と地元定着をめざします。また、「知られざる県産品 地元認知度UP!応援プロジェクト」第2弾として、瀬戸内国際芸術祭の夏会期に合わせ「東かがわ市・白下糖」をテーマに実施しました。東かがわ市内の飲食店のご協力のもと、白下糖を活用した喫茶メニューを提供し、地域の魅力を発信しました。今後も、県産品振興を通じた地域活性化に貢献してまいります。 ・さらに、地方公共団体の財源確保や域外のお客さまによる地方創生プロジェクトへの貢献機会を創出する企業版ふるさと納税についても、香川県内の新たな自治体との連携を加えるなど連携先を拡大しながら、継続的に取り組んでおります。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析 「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、貸出金の増加等により、1,400億67百万円のマイナスとなり、前連結会計年度比では93億67百万円減少しました。 「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、有価証券の売却及び償還等により、1,908億50百万円のプラスとなり、前連結会計年度比では2,849億60百万円増加しました。 「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、配当金の支払い及び自己株式の取得等により、65億72百万円のマイナスとなり、前連結会計年度比では28億8百万円減少しました。 これらの結果、「現金及び現金同等物」は8,621億19百万円となり、前連結会計年度末比442億18百万円増加しました。 前連結会計年度   当連結会計年度   増減(百万円) (百万円)(A)   (百万円)(B)   (B)-(A) 営業活動によるキャッシュ・フロー   △130,700   △140,067   △9,367 投資活動によるキャッシュ・フロー   △94,110   190,850   284,960 財務活動によるキャッシュ・フロー   △3,764   △6,572   △2,808 現金及び現金同等物の期末残高   817,900   862,119   44,218 ④ 資本の財源及び資金の流動性についての情報 当行グループは、地域の皆さまよりお預け入れいただいた預金を資金調達の原資とし、貸出金や有価証券等にて資金運用を行っております。また、外貨資金等については、必要に応じて市場等から調達しております。資金調達・運用の状況については、定期的にモニタリングし、必要に応じて対応を検討するALM態勢を整備しております。 重要な資本的支出は、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりであります。主なものとして電子計算機等の設備投資82億99百万円を予定しており、うち54億73百万円を翌連結会計年度以降に自己資金での支払を予定しております。 また今後の経営戦略として、環境関連施策を含むサステナビリティ経営の推進及び中長期的な成長戦略に向けた投資や、職場環境改善及びDX・GX対応に向けた設備導入等による業務効率化に向けた投資なども積極的に行っていく方針であります。 株主還元につきましては、安定的な利益還元に配慮しつつ、内部留保の充実度合い、利益の状況及び経営環境等を総合的に判断したうえで、配当を実施していく予定であります。 今後予定している資本的支出及び株主還元は、主に自己資金にて対応する予定であります。 ⑤ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当行グループは、銀行業を中心に事業展開しており、主要業務は貸出業務であります。融資契約により発生した貸出金が総資産に占める割合は概ね6割であり、この貸出金を基準に算定される「貸倒引当金」は、当行の損益に与える影響が大きいため、重要な会計上の見積りとしております。 貸倒引当金の算定方法等につきましては、「第5  経理の状況」における「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(5)貸倒引当金の計上基準」、及び「注記事項(重要な会計上の見積り)(貸倒引当金)」に記載のとおりであります。 <損益に与える影響> 正常先   貸倒引当金に与える影響額 予想損失率±0.01%の変動   ±3億円 (注)貸倒引当金算定において、影響額が大きい正常先について記載しております。

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出典

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